JP2009001300A - 給油装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの給油口が曲がっている自動車へも効率的な給油をすることができ、ほぼ満タンになった燃料タンクに油を溢れさせることなく継ぎ足し給油をすることができる給油装置を提供する。
【解決手段】給油制御装置(17)はノズルスイッチ(12)のオン信号を受けて、ポンプ(5)を駆動するモータ(4)を起動し、流量制御弁(6)を全開にして大流量の給油を実行し、給油ノズル(10)に設けられた液面センサが液を検知して給油が停止すると流量制御弁(6)の弁開度を制御して各種の給油態様を実行し、ノズルスイッチ(12)のオフ信号を受けてポンプ(5)を駆動するモータ(4)を停止する様に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車へ燃料油を給油する給油装置で、特に顧客自身が給油をするセルフサービスの給油所で有効に機能する給油装置に関する。
給油所の作業員ではなく、顧客自身が給油をするセルフサービスの給油所が普及している。
セルフサービスの給油所では給油に不慣れな顧客自身が給油をするため、給油ノズルの弁の開度の微調整が難しい。そのために、自動車の燃料タンクの給油口が曲がっている場合に、吐出量が多いと、跳ね返る油を液面センサが検知して何度も給油が停止し、給油効率が悪かった。
また燃料タンクがほぼ満タンになった後に継ぎ足し給油をする場合に、吐出量が多いと油を溢れさせることがある。
特許文献1に示す給油装置は、給油ノズルに設けた液面センサが液を検知すると流量を絞って給油をしている。
このものは有効であるが、給油初期に液面センサが液を検知した場合の対処がない。そのため、燃料タンクの給油口が曲がっている自動車への効率的な給油をすることができない。
特公平1−30718号公報
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、燃料タンクの給油口が曲がっている自動車へも効率的な給油をすることができ、ほぼ満タンになった燃料タンクに対しても、油を溢れさせることなく、継ぎ足し給油をすることができる給油装置を提供することを目的としている。
本発明の給油装置は、給油管(3)にポンプ(5)、流量制御弁(6)、及び流量計(8)を介装し、給油管(3)に給油ホース(9)を接続し、給油ホース(9)の先端に液面センサを有する給油ノズル(10)を設け、給油ノズル(10)のノズル掛け(11)にノズルスイッチ(12)を設け、流量計(8)の流量信号から演算された給油量を給油量表示器(13)へ表示する給油制御装置(17)を設けた給油装置(1)において、給油制御装置(17)はノズルスイッチ(12)のオン信号を受けて、ポンプ(5)を駆動するモータ(4)を起動し、流量制御弁(6)を全開にして大流量の給油を実行し、給油ノズル(10)に設けられた液面センサが液を検知して給油が停止すると流量制御弁(6)の弁開度を制御して各種の給油態様を実行し、ノズルスイッチ(12)のオフ信号を受けてポンプ(5)を駆動するモータ(4)を停止する。
本発明において、前記給油制御装置(17)は、大流量の給油を実行中に一定給油量以内で給油停止が2回生じると流量制御弁(6)を中開にして中流量の給油を実行し、中流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁(6)を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁(6)を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されているのが好ましい(図5のタイムチャート図)。
また、本発明において、前記給油制御装置(17)は、大流量の給油を実行中に一定給油量まで給油されると流量制御弁(6)を中開にして中流量の給油を実行し、中流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁(6)を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁(6)を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されているのが好ましい(図6、図7のタイムチャート図)。
さらに、前記給油制御装置(17)は、大流量の給油を実行中に一定給油量範囲内で給油停止となると流量制御弁(6)を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁(6)を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されているのが好ましい(図8、図9のタイムチャート図)。
上述した構成を具備する本発明によれば、次に列挙するような優れた作用効果を奏する。
(1) 始めに大流量の給油が実行され、次に中流量の給油が実行され、更に小流量の給油が実行され、最後に微流量の給油が実行されるので、給油が効率的に行われ、溢れさせることなく満タンまで給油することができる。
(2) 大流量の給油を実行中に一定給油量以内で給油停止が2回生じると、自動車の燃料タンクの給油口の形状が大流量の給油に向いていないと判断して中流量の給油を実行するので、各種の形状の給油口にも効率的に給油をすることができる。
(3) 大流量の給油を実行中に一定給油量まで給油されると中流量の給油を実行するので、液面センサが液を検知して給油停止となるまでに多くの給油が行え、給油時間を短縮することができる。
(4) 大流量の給油を実行中に一定給油量範囲内で給油停止となると小流量の給油を実行するので、自動車の燃料タンクがほぼ満タンになった後の給油による溢れを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の給油装置の模式図である。図1において、給油装置1のハウジング2内には、図示しない貯油タンクに接続された給油管3が配設され、給油管3にはモータ4で駆動されるポンプ5、流量制御弁6、及び流量パルス発信器7を有する流量計8が介装されている。
給油管3に接続された給油ホース9の先端には給油ノズル10が設けられ、給油ノズル10はノズル掛け11に掛けられ、ノズル掛け11にはノズルスイッチ12が設けられている。
なお給油ノズル10は、吐出管に設けられた液面センサが液を検知すると自動的に閉じるもので、所謂オートノズルである。
さらにハウジング2には、給油量表示器13、バイク給油表示器14、発声器15、データ入力器16、及び給油制御装置17が設けられている。
図2のブロック図に示すように、ノズルスイッチ12からオン・オフ信号が給油制御装置17へ入力し、流量パルス発信器7から流量信号が給油制御装置17へ入力し、データ入力器16から設定信号が給油制御装置17へ入力する。
そして、給油制御装置17から、モータ4へ起動・停止信号が出力され、流量制御弁6へ弁開度信号が出力され、給油量表示器13へ給油量表示信号が出力され、発声器15へ給油案内信号が出力され、バイク給油表示器14へ点灯・消灯信号が出力する。
図3は、流量制御弁6の一例の模式図である。
図3において、主流路21は給油管3に接続され、主流路21に介装された主弁22はバネ23により閉付勢されている。
主弁22の上流側の主流路21と、主弁22の弁室24は、細管25で接続されている。この細管25には、絞り26及び電磁弁27が介装されている。
また、主弁22の弁室24と主弁22の下流側の主流路21は、細管28で接続されている。そして細管28には、絞り29及び電磁弁30が介装されている。
電磁弁27、30を開いたときの細管25の流量は、細管28の流量より多くなるように、絞り26、29が設定されている。
細管28に側路した細管31は、停電時等に主弁22を開くもので、細管31に介装された開閉弁32を手動で開けば、主弁22を液圧で開くことができる。
このように構成された流量制御弁6で、電磁弁27を閉じて電磁弁30を開くと、弁室24内の液は細管28を介して主流路21へ流出し、バネ23の力に抗して主弁22が主流路21の液圧で開く。
そして電磁弁30を閉じて電磁弁27を開くと、弁室24には細管25を介して主流路21の液が流入し、バネ23の力と相俟って主弁22が閉じる。
また電磁弁27、30を同時に開くと、細管25を介して弁室24に流入する液は、細管28を介して弁室24から流出する液より多いので、主弁22がゆっくり閉じる。
さらに、電磁弁27、30を同時に閉じると、弁室24内の液は閉じ込められ、主弁22を所望の弁開度に保持することができる。
次に図4、図5に基づいて、給油装置の動作を説明する。
給油装置1の給油エリアに自動車を停止し、ノズル掛け11から給油ノズル10を外してノズルスイッチ12からオン信号が入力すると(ST1)、ステップST2において、給油制御装置17は給油量表示器13に表示されていた前回の給油量を帰零し、モータ4へ起動信号を出力する。モータ4によりポンプ5は駆動され(図5のa)、そして電磁弁27、30が開き(図5のa)、流量制御弁6の主弁22(図3)を一旦閉じて、基本状態となる。
給油ノズル10を自動車の給油口に挿入し、給油ノズル10の弁を開くと(図5のb)、流量制御弁6へ全開信号が出力され(ST2)、電磁弁27が閉じる(図5のb)。
これにより、30リットル/分の給油量で給油が開始される。
給油管3内の燃料油は、ポンプ5、流量制御弁6、流量計8、及び給油ホース9を介して、給油ノズル10から自動車の燃料タンク内へ給油される。
そして給油制御装置17は、流量計8の流量パルス発信器7の流量信号を演算し、演算した給油量を給油量表示器13に表示する。
給油量が一定量(例えば20リットル)になる前に液面センサが液を検知して給油ノズル10の弁が閉じると(図5のc)、給油制御装置17は、流量信号の不存在から給油停止を検知し(ST3のY)、流量制御弁6へ閉信号を出力する(ST4)。流量制御弁6は、閉信号を受けて電磁弁27を開き(図5のc)、主弁22を閉じる。
この時点の給油量が一定量以内、例えば2リットル以内であり(ST5がY)、給油ノズル10の弁が開くと(図5のd)、流量制御弁6へ全開信号を出力する(ST6)。
ノズル10の弁が開いて全開信号を受信した流量制御弁6では、電磁弁27を閉じ(図5のd)、主弁22が開く。これにより、流量制御弁6は、30リットル/分の全開状態となる。
そして、30リットル/分の給油量で給油が再開される。
給油量が20リットルになる前に給油ノズル10の弁が再び閉じると(ST7がY:図5のe)、給油制御装置17は流量制御弁6を閉じる(ST8:図5のe)。
この時点の給油量が2リットル以内であり(ST9がY)、その状態で給油ノズル10の弁が開かれると(図5のf)、流量制御弁6へ中開信号を出力する(ST10)。
給油ノズル10の弁が開き(図5のf)、中開信号が出力されると、流量制御弁6において(図3参照)電磁弁27が閉鎖し(図5のf)、流量制御弁6の主弁22が開く(図5のf)。その後、所定のタイミングで電磁弁30を閉じれば(図5のg)、流量制御弁6は中開の状態(例えば20リットル/分の給油が可能な状態)となる。
給油ノズル10の弁が閉じると(ST11がY:図5のh)、流量制御弁6は閉じ(図5のh)、発声器15を作動して(ST12)、「給油が停止しました。溢れに注意して下さい。」という様な音声を出す。
給油ノズル10の弁が開くと(図5のi)、給油制御装置17は流量制御弁6へ小開信号を出力する(ST13)。
小開信号が出力されると、流量制御弁6において(図3参照)、電磁弁27を閉鎖し(図5のi)、主弁22を開く。その後、所定のタイミングで電磁弁30を閉じることにより(図5のj)、流量制御弁6は、小開の状態(例えば15リットル/分の給油が可能な状態)となる。
これにより、15リットル/分の流量で給油が再開される。
給油ノズル10の弁が閉じると(ST14のY、図5のk)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力して流量制御弁6を閉じ(図5のk:ST15)、発声器15を作動して「給油が停止しました。溢れに注意して下さい。」と発声する(ST15)。
給油ノズル10の弁が開くと、流量制御弁6へ微開信号を出力する(ST16)。
微開信号を受けた流量制御弁6において、電磁弁27を閉じる(図5のl)。その後、所定のタイミングで電磁弁30を閉じることにより(図5のm)、流量制御弁6は、微開(例えば8リットル/分)の給油状態となる。
これにより、8リットル/分の流量で給油が再開される。
ここで、通常の給油においては、図5のm以降において、給油ノズル10の弁が閉じ(図5のn)、給油ノズル10の弁が開き(図5のl)、所定のタイミングで電磁弁30を閉じて微開(例えば8リットル/分)の給油状態とせしめる(図5のm)、という処理が、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けるまで繰り返される。
いわゆるプリセット給油の場合においては、給油ノズル10の弁が再び閉じると(ST17、図5のn)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力し、流量制御弁6を閉じ(図5のn〜p)、発声器15を作動して、「給油が終わりました。精算をして下さい」と発声する(ST18)。そして、ステップST19に進む。
給油が終わり、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けて、ノズルスイッチ12がオフすると(ST19がY)、給油制御装置17はモータ4へ停止信号を出力し(ST20)、ポンプ5を駆動していたモータ4が停止して(図5のp)、給油作業が終わる。
このように、図示の実施形態に係る給油装置は、始めに大流量の給油が実行され、次に中流量の給油が実行され、更に小流量の給油が実行され、最後に微流量の給油が実行されるので、給油が効率的に行われ、溢れさせることなく満タンまで給油することができる。
そして、大流量の給油を実行中に一定給油量以内で給油停止が2回生じると、自動車の燃料タンクにおける給油口の形状が大流量の給油に向いていないと判断して、中流量の給油を実行する。そのため、自動車における各種の形状の給油口に対して、効率的に給油をすることができる。
ステップST3で給油停止となる前に、給油量が一定量(例えば20リットル)になると(ST21)、給油制御装置6は、自動車の燃料タンクの空き容量が少なくなり、流量を減少した方が良いと判断し、ステップST10以下を実行する。
給油制御装置17は、図6のタイムチャート図に示すように、給油を制御する。すなわち、30リットル/分の大流量で給油が始まり、給油が停止することなしに20リットルまで給油されると、20リットル/分の中流量での給油となり、給油停止で15リットル/分の小流量での給油となり、再び給油停止すると8リットル/分の微流量で給油される。
8リットル/分の微流量で給油された後、通常の給油においては、給油ノズル10の弁が閉じ(図5のn)、給油ノズル10の弁が開き(図5のl)、所定のタイミングで電磁弁30を閉じて微開(例えば8リットル/分)の給油状態にする(図5のm)、という処理が、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けるまで繰り返される。
いわゆるプリセット給油の場合においては、給油ノズル10の弁が再び閉じると(図5のn)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力し、流量制御弁6を閉じ(図5のn〜p)、発声器15を作動して、「給油が終わりました。精算をして下さい」と発声する。
このように、大流量の給油を実行中に一定給油量まで給油されると、中流量の給油を実行するので、液面センサが液を検知して給油停止となるまでに、多量の給油を実行することが出来る。そのため、給油時間を短縮することができる。
ステップST7で給油停止となる前に、給油量が一定量(例えば20リットル)になると(ST22)、給油制御装置6は、自動車の燃料タンクの空き容量が少なくなり、流量を減少した方が良いと判断し、ステップST10以下を実行する。
給油制御装置17は、図7のタイムチャート図に示すように、30リットル/分の大流量で給油が始まり、一回だけの給油停止で20リットルまで給油されると、20リットル/分の中流量での給油となり、次の給油停止で15リットル/分の小流量での給油となり、再び給油停止すると8リットル/分の微流量で給油される。
8リットル/分の微流量で給油された後、通常の給油においては、給油ノズル10の弁が閉じ(図5のn)、給油ノズル10の弁が開き(図5のl)、所定のタイミングで電磁弁30を閉じて微開(例えば8リットル/分)の給油状態にする(図5のm)、という処理が、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けるまで繰り返される。
いわゆるプリセット給油の場合においては、給油ノズル10の弁が再び閉じると(図5のn)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力し、流量制御弁6を閉じ(図5のn〜p)、発声器15を作動して、「給油が終わりました。精算をして下さい」と発声する。
この場合においても、大流量の給油を実行中に一定給油量まで給油された場合に中流量の給油を実行するので、液面センサが液を検知して給油停止となるまでに多くの給油を行うことが出来て、給油時間を短縮することができる。
ステップST5において、給油量が2リットル以上である場合、換言すれば、1回目の給油停止時に既に2リットル以上給油されている場合には、給油制御装置6は、自動車の燃料タンクの空き容量が少なくなり、流量を減少する方が良いと判断し、ステップST13以下を実行する。
給油制御装置17は、図8のタイムチャート図に示すように、30リットル/分の大流量で給油が始まり、一回目の給油停止時に給油量が2リットル以上であると、15リットル/分の小流量での給油となり、再び給油停止すると8リットル/分の微流量で給油される。
8リットル/分の微流量で給油された後、通常の給油においては、給油ノズル10の弁が閉じ(図5のn)、給油ノズル10の弁が開き(図5のl)、所定のタイミングで電磁弁30を閉じて微開(例えば8リットル/分)の給油状態にする(図5のm)、という処理が、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けるまで繰り返される。
いわゆるプリセット給油の場合においては、給油ノズル10の弁が再び閉じると(図5のn)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力し、流量制御弁6を閉じ(図5のn〜p)、発声器15を作動して、「給油が終わりました。精算をして下さい」と発声する。
この場合には、大流量の給油を実行中に、一定給油量範囲内で給油停止となると小流量の給油を実行するので、自動車の燃料タンクがほぼ満タンになった後の給油によって、油が溢れてしまうことを防止できる。
ステップST9で給油量が2リットル以上である場合、換言すれば、2回目の給油停止時に既に2リットル以上給油されている場合には、給油制御装置6は、自動車の燃料タンクの空き容量が少なくなり、流量を減少した方が良いと判断して、ステップST13以下を実行する。
給油制御装置17は、図9のタイムチャート図に示すように、30リットル/分の大流量で給油が始まり、一回目の給油停止時に給油量が2リットル以下であると30リットル/分の大流量で給油が再開し、2回目の給油停止時の給油量が2リットル以上でであると、15リットル/分の小流量での給油となり、再び給油停止すると8リットル/分の微流量で給油される。
8リットル/分の微流量で給油された後、通常の給油においては、給油ノズル10の弁が閉じ(図5のn)、給油ノズル10の弁が開き(図5のl)、所定のタイミングで電磁弁30を閉じて微開(例えば8リットル/分)の給油状態にする(図5のm)、という処理が、給油ノズル10をノズル掛け11に掛けるまで繰り返される。
いわゆるプリセット給油の場合においては、給油ノズル10の弁が再び閉じると(図5のn)、給油制御装置17は流量制御弁6へ閉信号を出力し、流量制御弁6を閉じ(図5のn〜p)、発声器15を作動して、「給油が終わりました。精算をして下さい」と発声する。
この様に、大流量の給油を実行中に、一定給油量範囲内で給油停止となると小流量の給油を実行する様にすれば、自動車の燃料タンクがほぼ満タンになった後において、給油による溢れを防止することができる。
なおバイクへの給油については、データ入力器16からバイク給油を設定すると、給油制御装置17は、バイク給油表示器14を点灯し、流量制御弁6を小開(例えば10リットル/分)の給油可能状態に保持する。バイクへは小流量で給油されるので、バイクの小さい燃料タンクに対しても、油を溢れさせることを未然に防止できる。
図示の実施形態にかかる給油装置によれば、給油効率及び安全性が高い給油装置となり、特にセルフサービス用の給油装置として好適に実施できる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
本発明の給油装置の模式図。 給油装置の制御関係のブロック図。 流量制御弁の一例を示す模式図。 給油装置の制御の態様を示すフロー図。 給油装置の制御の態様を示すタイムチャート図。 給油装置の制御の態様を示すタイムチャート図。 給油装置の制御の態様を示すタイムチャート図。 給油装置の制御の態様を示すタイムチャート図。 給油装置の制御の態様を示すタイムチャート図。
符号の説明
1・・・給油装置
2・・・ハウジング
3・・・給油管
4・・・モータ
5・・・ポンプ
6・・・流量制御弁
7・・・流量パルス発信器
8・・・流量計
9・・・給油ホース
10・・・給油ノズル
11・・・ノズル掛け
12・・・ノズルスイッチ
13・・・給油量表示器
14・・・バイク給油表示器
15・・・発声器
16・・・データ入力器
17・・・給油制御装置
21・・・主流路
22・・・主弁
23・・・バネ
24・・・弁室
25、28、31・・・細管
26、29・・・絞り
27、30・・・電磁弁
32・・・開閉弁

Claims (4)

  1. 給油管にポンプ、流量制御弁、及び流量計を介装し、給油管に給油ホースを接続し、給油ホースの先端に液面センサを有する給油ノズルを設け、給油ノズルのノズル掛けにノズルスイッチを設け、流量計の流量信号から演算された給油量を給油量表示器へ表示する給油制御装置を設けた給油装置において、給油制御装置は、ノズルスイッチのオン信号を受けてポンプを駆動するモータを起動し、流量制御弁を全開にして大流量の給油を実行し、給油ノズルに設けられた液面センサが液を検知して給油が停止すると流量制御弁の弁開度を制御して各種の給油態様を実行し、ノズルスイッチのオフ信号を受けてポンプを駆動するモータを停止する様に構成されていることを特徴とする給油装置。
  2. 前記給油制御装置は、大流量の給油を実行中に一定給油量以内で給油停止が2回生じると流量制御弁を中開にして中流量の給油を実行し、中流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されている請求項1に記載の給油装置。
  3. 前記給油制御装置は、大流量の給油を実行中に一定給油量まで給油されると流量制御弁を中開にして中流量の給油を実行し、中流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されている請求項1又は2の何れかに記載の給油装置。
  4. 前記給油制御装置は、大流量の給油を実行中に一定給油量範囲内で給油停止となると流量制御弁を小開にして小流量の給油を実行し、小流量の給油を実行中に給油停止となると流量制御弁を微開にして微流量の給油を実行する様に構成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の給油装置。
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