JP2008546366A - 端子箱 - Google Patents

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Abstract

通信回線に使用するための端子箱(24b)。端子箱(24b)は、ベース(32b)及び蓋(34b)を含む。ベースは、実質的に中空のコアを定める成型された二重壁構造である。ベース(32b)は対向する上部壁及び下部壁及び対向する終端壁(68b)、並びに上部壁及び下部壁及び終端壁(68b)の間に拡がる背部壁を含む。蓋(34b)は、上部壁に可動的に連結される。少なくとも1つの対向する終端壁(68b)の一部は、通信回線ポート(70b)を形成する圧縮された二重壁領域を定める。

Description

通信ケーブルは、遍在しており、広大なネットワーク全体を通じてあらゆる種類のデータの配信に有用である。より大きいデータ量が送信されるようになって、光ファイバーケーブルの使用が急速に増えているが、通信ケーブルには、(典型的に銅の)ツイストペア導線及び同軸ケーブルのような導電性ケーブルが含まれる。
電気通信ケーブルは、一般に、例えば、プロバイダ・ソースから、家庭及び企業のようなエンドユーザに及んでいる。この通信ケーブルの範囲は、しばしばネットワークと称される。通信ケーブルが複数のネットワークを経由するにつれて、データがネットワークの「枝路」に分布されるように、ケーブルを周期的に開くこと、及びケーブルに接合又は伝送することが必要である。ネットワークが個別の家庭、企業、オフィスなどに届くまで、枝路は更に分布されてもよい。分布された線は、しばしば、引き込み線又は分布線と称される。ケーブルが開かれる各ポイントでは、ケーブル内の通信回線を保護するために、例えば、スプライスクロージャなど、何らかのタイプのクロージャを備える必要がある。技師が顧客へサービスを提供するためケーブルに便利にアクセスができるように、クロージャは、ケーブルに容易に及び繰り返してアクセスできるようにすることが好ましい。
ケーブルクロージャを有するケーブル端及びケーブルに対する接続引き込み線のための付随する端子箱は、公知である。これらの端子には、ケーブルスプライスのようなケーブルが開かれるのと同じ場所で、ケーブルクロージャ及び接続引き込み線のための端子箱を有するものがある。
ネットワークにおけるデバイスの接続性は、ネットワークの通信ケーブルの接続及び分岐に依存する。特に既存のネットワークに関連するものとして、さまざまな他の枝路が、現在の枝路が考察される領域中に存在してもよい。従って、現在、枝路を配置したい領域が、既にスプライスクロージャ及び端子箱で占められていてもよい。既存のスプライスクロージャ及び端子箱に隣接して、端子箱を追加して備えることができるのが望ましい。多くの場合、この種のデバイスに許容される空間は制限される。例えば、ストランドから懸架されるスプライスクロージャ及び端子箱のために、ストランドの下で利用可能な垂直空間は、30.5cm(12インチ)程度の短い長さに限定される可能性がある。
上記に留意して、新規及び既存の通信網の拡大に有用な端子箱を有する懸架端子が望ましい。特に、既存のスプライスクロージャと選択的に並んで懸下可能であり、強くて、軽量で、アクセスが容易であり、並びに光ファイバーケーブル及び導電性通信ケーブルと互換性のある多様な大きさの端子箱を提供する、通信回線及び他のケーブル端子とともに有用な、懸架端子が非常に望ましい。
本発明の一態様は、通信回線に使用される端子箱を提供する。1つの実施形態において、端子箱はベース及び蓋を含む。ベースは、対向する上部壁と下部壁及び対向する終端壁、並びに上部壁及び下部壁及び終端壁の間に拡がる背部壁と終端壁を含む。更に、ベースは実質的に中空のコアを定める成型された二重壁構造を含む。蓋は、上部壁に可動的に連結される。少なくとも1つの対向する終端壁の一部は、通信回線ポートを形成する圧縮された二重壁領域を定める。
本発明の上記の概要は、本発明の各図示の実施形態又はすべての実施を説明しようとするものではない。下記の図面及び発明を実施するための最良の形態は、これらの実施形態をより具体的に例示する。
以下の発明を実施するための最良の形態では、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照し、本発明を実施することができる特定の実施形態を例として示す。この点に関して、「上部」、「下部」、「前部」、「後部」「リーディング」、「トレーリング」などのような方向に関する用語が、記載されている図の方向に関して使われる。本発明の実施形態の構成要素は多くの異なる方向に置かれ得るので、方向に関する用語は、説明のために使われるものであって、決して限定するものではない。他の実施形態を使用してもよく、また本発明の範囲から逸脱することなく構造上又は論理上の変更を成してもよいことが理解されるものである。従って、以下の詳細説明は、制限する意味で理解されるべきではなく、本発明の範囲は、付随する請求項によって定義される。
本発明の1つの実施形態に従って、図1Aは、通信回線(図示せず)に使用される、懸架端子20の後面斜視図を例示する。懸架端子20は、ハンガー22及び端子箱24aを含む。ハンガー22は、パネル26及びパネル26から伸びるショルダー28を定める。1つの実施形態において、パネル26は、そこから伸びるアーム44を含み、ストレインリリーフ・ガイドループ46を備えるアーム44は、端子箱24aから出る引き込み線(図示せず)を支持するように構成される。1つの実施形態において、パネル26は、少なくとも1つの圧縮二重壁領域104を含み、下記の図5を参照して、より完全に記載される。
ショルダー28に関してであるが、1つの実施形態においてショルダー28は、サービス動作の間、端子箱24aにアクセスする際に役立つ開位置保持機構を提供する際に端子箱24aと連動する複数のラッチレセプタ30を含む。加えて、1つの実施形態において、懸架端子20は、ストランド204(図11)から吊り下げられ、及び懸架端子20をぶらさげ易いように、ブラケットハンガー40が設けられ、ショルダー28において定められるブラケット取付領域42に連結される。
端子箱24aは、パネル26及び蓋34aにつながるように構成されたベース32aを含む。1つの実施形態において、蓋34aは、ベース32aに可動的に連結又はヒンジ結合され、1つ以上の開位置と閉位置との間で移動可能である。蓋34aは、少なくとも1つのラッチ36(図12に最もよく図示)を含む。組立の際、蓋34aが開位置にある時(例えば、図12参照)、端子箱24aは、蓋34aのラッチ36の少なくとも1つが、ショルダー28の複数個のラッチレセプタ30の少なくとも1つと係合するように、パネル26につながれる。判断の基準として、及び図1Aの方向では見えないが、蓋34aの2つのラッチ36は、ラッチレセプタ30の最も外側の2つに連結する。蓋34aを開位置に維持するために用いるラッチ36及びラッチレセプタ30の数は、蓋34aのサイズ及び重量によって異なる。
端子箱24aのベース32aは、ケーブルポート70a(つまり、通信回線ポート)を定める終端壁68a(1つ図示)を更に定める。1つの実施形態において、端子箱の終端壁68aの各々は、端子箱24aが2つのケーブルポート70aを有するようにケーブルポート70aを定める。図1Aに示されるように、1つの実施形態において、ケーブルポート70aは、終端壁68aの領域の50%未満まで拡がる。ハンガー22は、終端壁68aに制約なくアクセスできるように構成され、従って、実質的に終端壁68aの全体に拡がるケーブルポート70aを含むケーブルポート70aの様々なサイズと互換性を持つ。1つの例示的実施形態において、端子箱のいずれも、いかなる適切な又は所望の長さにも形成できるが、端子箱24aは、対向する終端壁68aとの間に約55.9cm(22インチ)の長さを定める。
図1Bは、本発明の別の実施形態による懸架端子60の後面斜視図を例示するが、その際端子箱24bの長さは図1に示される端子箱24aの長さより短い。図1Bにおいて、端子箱24bの長さは、ハンガー22の長さと実質的に等しい。この点について、図1Aの実施例を参照して記載されたように、ハンガー22は、終端壁68b及び付随するケーブルポート70bへのアクセスを妨げることなく端子箱24bに連結する。図1Bの実施例におけるケーブルポート70bは、図1Aの実施例におけるケーブルポート70aより大きく、終端壁68bの領域の50%以上を占める。判断の基準として、及び図1Bの方向では見えないが、図12に最適に及び具体的に例示されるように、蓋34bのセンターラッチ36は中央に配置されたラッチレセプタ30に連結される。1つの例示的実施形態において、端子箱24bは、対向する終端壁68bとの間に、他の長さでも構わないが、約31.8cm(12.5インチ)の長さを定める。
図1Cは、端子箱24cの長さがハンガー22の長さより実質的に長く、端子箱24cを懸架するために1つ以上のハンガー22が使用されるような、本発明の別の実施形態による懸架端子80の後面斜視図を例示する。これを考慮すると、端子箱24cは、上記の図1Aにおいて記載された端子箱24aと非常に類似しており、ベース32c及び蓋34cは「より長い」点を除けばベース32a及び蓋34aに類似している。1つの実施形態において、端子箱24cは、約55.9cm(22インチ)より長い長さを有する。端子箱24cの長さの選び方によって1本、2本、又は3本以上のハンガーが懸架端子80をストランド204(図11)から懸架するために使用できることを理解すべきであるが、懸架端子80は、端子箱24cに連結される一対のハンガー22を含む。懸架端子80がストランドから懸架される通信回線で使用できるように、複数のブラケットハンガー40が、ストランドに沿って懸架端子80の重量を支えるために設けられている。図1A及び1Bの実施形態のように、ハンガー22は端子箱24cを支え、ベース32cの一方の終端壁68cに形成されたケーブルポート70cに無制限のアクセスを提供する。
ハンガー22及び端子箱24a〜24c(一般に、及び以下端子箱24と呼ぶ)は、意図されたアプリケーションに適切な、いかなる所望の大きさであってもよい。1つの実施形態において、端子箱24は様々な長さで設けられ、ハンガー22は、端子箱24の1つ以上のサイズで使用できる標準又は「汎用」サイズを有する。端子箱24の長さはハンガー22より長くてもよく(図1Aの端子箱24a、及び図1Cの端子箱24c)、ハンガー22の長さ(図1Bの端子箱24b)とおよそ同じであってもよく、又はハンガー22の長さより短くてもよい。1つの実施形態において、ハンガー22は、15.2cm(6インチ)〜45.7cm(18インチ)の範囲の長さを有する。1つの実施形態において、端子箱24は、15.2cm(6インチ)〜121.9cm(48インチ)の範囲の長さを有する。別の実施形態において、端子箱24は、121.9cm(48インチ)、又はより長い長さを有する。1つの実施形態において、ハンガー22及び端子箱24は各々単独で高さを有し、つながれた構成では、約30.5cm(12インチ)を下回る。1つの実施形態において、ハンガー22は、10.2cm(4インチ)〜15.2cm(6インチ)の範囲の高さを有する。
説明を明確に及び容易にするために、並びに図1A〜1Cの様々な実施形態を考慮しながら、以下の説明では、(上で使用された英数字の識別子と異なり)同様な番号をつけられた要素はその数字の部分によってのみ参照する。例えば、端子箱24a〜24cは一般に端子箱24と呼ばれ、ベース32a〜32cは一般にベース32として参照され、蓋34a〜34cは一般に蓋34と呼ばれる。一般にこれら端子箱は多くの共通性を持つが、上記の特定の端子箱24a〜24cには様々な違いが含まれることを理解すべきである。
図2及び3は、端子箱24に取付ける前のハンガー22を例示する。図3に最もよく示されるように、パネル26は縦方向に沿って距離D1離れた対向端116、118を定める。1つの実施形態において、ショルダー28は、長手方向に距離D2伸び、ここでD2は、ショルダー28がパネル26の対向端116、118を越えて伸びるように、D1より大きい。別の実施形態では、D2はD1にほぼ等しい。1つの実施形態において、D1は約30.5cm(12インチ)であり、D2は約35.6cm(14インチ)である。1つの実施形態において、ショルダー28は、パネル26から取付表面100の方へおよそ直角に伸びる。別の実施形態では、ショルダー28は、パネル26から端子箱24を適切に受けるように選択された、直角でない方向に伸びる。
1つの実施形態において、ショルダー28は、下面112の反対側に上面110、及び上面110と下面112の間に拡がる面114を定める。この点に関して、下面112は、パネル26の取付面100に隣接している。ここで図3を参照すると、懸架端子20、60、80が組立てられるときに、取付面100は端子箱24のベース32に連結される。図3に例示されるように、パネル26の外面102は、取付面100の反対側に形成され、アーム44は、外面102から伸びる。
図3に最もよく示されるように、位置合わせ機構115はショルダー28の下面112及びパネル26の取付面100の接合部に形成される。1つの実施形態において、位置合わせ機構115は、ハンガー22から伸び、端子箱24(図示せず)における凹部に係合するように形成された隆起部又は他の突起を含む。別の実施形態では、位置合わせ機構115は、端子箱24(図示せず)上に形成される突起を受けるようにハンガー22に形成された凹部を含む。いずれにせよ、位置合わせ機構115は、端子箱24をハンガー22に対して正しく位置合わせし、懸架端子の組立て/取付けを単純化する。他の実施形態において、位置合わせ機構115は、取付面100に対して、必ずしも中央ではなくこれに沿う他の位置に配置される。
上に導入されたラッチレセプタ30は、ショルダー28の面114から伸びることが示される。1つの実施形態において、及び図2の付加的な参照によって、ラッチレセプタ30は、上面110及びショルダー28の面114の両方から伸びる。いずれにせよ、ラッチレセプタ30は、蓋34が開位置にあるとき、ラッチ36(図12)を受けるように構成及び配置されたラッチ凹部120を定める。
図4は、図2の線4―4に沿った懸架ハンガー22の断面図を例示する。図のように、補強されたブラケット取付領域42はボルト孔103を定め、横断面はボルト孔103及びブラケット取付領域42を通る面である。1つの実施形態において、パネル26及びショルダー28は各々、ハンガー22が実質的に中空のコア134を定める成型された二重壁構造を定めるように、内壁130及び外壁132を定める。1つの実施形態において、外壁132は、ブラケット取付領域42を補強する圧縮二重壁領域を形成するために、内壁130に圧縮及び成型される。特に、ショルダー28は、少なくとも1つの隆起部125を含む溝付きブラケット取付領域42を定める。溝付きブラケット取付領域42、及びより詳しくは隆起部125は、ハンガーブラケット40のハンガー22に対する回転を防止する。
1つの実施形態において、ボルト孔103は、ブラケット取付領域42の表面に対して斜めであるか、又は角度がつけられる(すなわち、ボルト孔103は、ブラケット取付領域42の表面に対して垂直に形成されない)。ハンガー22の成型された2重壁構造のパネル26及びショルダー28の両方について、同時に外壁132を内壁130に向けて折りたたむ結果、ボルト孔103は斜め方向に向けられる。このように、ハンガー22の成型二重壁構造の壁は、1つ以上の軸に沿って単一の処理ステップで折りたたまれる。例えば、パネル26に対して、外壁132は、パネル26の水平軸に沿って、内壁130の方へ折りたたまれ、またショルダー28に対して、外壁132は、垂直軸に沿って内壁130の方へ折りたたまれ、従って、ボルト孔103はブラケット取付領域42に対して、約45度斜めになる結果となる。
図5は、図2の線5―5に沿った、圧縮された二重壁領域104の中央を通る断面とともに、ハンガー22の断面図を示す。上述の通り、ハンガー22は、実質的に中空のコア134を定める成型された二重壁構造を含む。パネル26に沿った補強された領域は、(図4の補強されたブラケット取付領域42と同様に)外壁132が圧縮されて、内壁130につながれるときに形成され、このようにして圧縮された二重壁領域104が形成される。1つの実施形態においては、加熱プラテン又は押型を使用して、外壁132を単一の処理ステップで熱可塑的に変形させて内壁130に熱溶接する。
取付表面100に隣接した圧縮された二重壁領域104は、端子箱24がハンガー22に連結する領域のハンガー22の剛性を増加させる。このように組立てられると端子箱24は、位置合わせ機構115(位置合わせ隆起部として示される)を介して、ハンガー22に対して中央に位置合わせされ、端子箱24内部で接続される要素は、圧縮された二重壁領域104がなければ発生する可能性がある、ずれ及び変形から保護されるように、取付面100に対してしっかりと固定される。
本明細書の課題を解決するための手段において使用されるとき、「圧縮された二重壁領域」という語は、圧縮された二重壁領域の厚みが、構造を定める任意の一重壁の厚みの2倍に限定されることを意味するものではないが、その特定の領域において、実質的な中空構造から実質的な中空でない構造に折りたたまれる、ハンガー22のような二重壁構造の領域を指す。すなわち、本発明のいくつかの態様において、圧縮された二重壁の領域は、ある範囲の厚みを有する1つの壁、又は個別のまたおそらく重なりを有する範囲の厚みを有する一対の壁を含むことができる。圧縮処理の間に十分な圧力が印加される場合、圧縮された二重壁領域の厚みは、圧縮された壁の厚みの合計と等しくなる可能性、又は圧縮された壁の厚みの合計より少なくなる可能性がある。
図6は、本発明の1つの実施形態による、通信回線において有用な、一般的な、開かれた端子箱24の背部平面図を例示する。判断の基準として、端子箱24a及び24cも同様に造られるが、図6の端子箱24は、図1Bに例示されたものと同じ端子箱である。上記に留意して、ベース32は、上部壁140及び下部壁142、対向する終端壁68、並びに上部壁140及び下部壁142及び終端壁68の間に拡がる背部壁147を含む。1つの実施形態において、蓋34は、上部壁140に可動的に連結され、少なくとも1つの対向する終端壁68の一部は、通信回線ポート70を形成する圧縮された二重壁領域148(図7に関して下記で更に詳述する)を定める。
1つの実施形態において、及び図1Bを付加的に参照して、ベース32の背部壁147は、パネル26の取付面100(図3)に連結され、ベース32は、端子箱24をパネル26に合わせるように構成される位置合わせ機構150を含む。1つの実施形態において、位置合わせ機構150は、ベース32において形成され、取付面100に形成された突出した位置合わせ隆起部115(図5)を受けるように適合された位置合わせ凹部である。しかしながら、位置合わせ機構150は代わりに、ベース32に形成される位置合わせ隆起部であって、取付面100に形成される位置合わせ凹部に連結するように適合され得ることを理解すべきである。
端子箱24は締金151を備えるが、締金151は、蓋34を掴み、開位置へ移動させ、並びに締金受部232(図12)に結合して蓋34を閉位置に維持することを可能にする。いずれにせよ、蓋34が閉位置にあるとき、端子箱24は、蓋34をベース32に固定するクロージャ手段を備え、別の実施形態では、端子箱24は蓋34とベース32との間にロック機構を備える。この目的で、ベース32は終端壁68から伸びる第1のベースタブ152a、及び終端壁68から伸びる第2のベースタブ152bを含む。蓋34は、蓋34の縁部から伸びる第1の蓋タブ154a、及び蓋34が閉位置にあるとき、一般に蓋タブ154aに対向する、蓋34の縁部から伸びる第2の蓋タブ154bを含む。
堅固なクロージャを容易に実現するために、ベースタブ152aは分離可能なペグ156aを備え、ベースタブ152bは分離可能なペグ156bを備える。これと同様の方法で、蓋タブ154aは分離可能なペグ158aを備え、蓋タブ154bは分離可能なペグ158bを備える。1つの実施形態において、蓋34をベース32に固定する際、第1の分離可能なペグ156a及び156bは、しっかりとまた着脱可能に第2の分離可能なペグ158a及び158bと組み合わされる。別の実施形態では、端子箱24の取付時に、分離可能なペグ156a及び156b並びに分離可能なペグ158a及び158bの各々は、(例えば、技師により万能ナイフで)選択的に切り離され、ベースタブ152a、152b及び蓋タブ154a、154bにロック用の穴(図示せず)を形成される。その結果、南京錠を使って蓋34を閉位置においてベース32にしっかりと施錠できるようにすることができる。
閉位置にあるとき、蓋34はベース32に可動的に連結され、蓋タブ154a、154bの一部はベースタブ152a、152bの一部からオフセットされるように構成される。このようにして、蓋タブ154a、154b及びベースタブ152a、152bの相互に対向する部分は、ベース32から蓋34を回して開けるために使用できる。すなわち、蓋タブ154a、154b及びベースタブ152a、152bの露出オフセット部分に適用された対抗力によって、蓋34をカチッとはまるまで回してベース32から離れるように、閉位置において、蓋タブ154a、154bは、蓋タブ154a、154bの一部がベースタブ152a、152bの下方に伸びるようにベースタブ152a、152bから(及び、同様に、ベースタブ152a、152bの一部が蓋タブ154a、154bの上方に伸びるように)オフセットされる(例えば、縦方向の位置合わせに関するオフセット)。
図7は、図6の線7―7に沿ったケーブルポート70の領域の終端壁68を通るベース32の断面図を例示する。1つの実施形態において、端子箱24は、内壁144及び外壁146を有する二重壁構造として形成される。1つの実施形態において、内壁144及び外壁146は、成型工程の間に一緒に圧縮されて、圧縮二重壁領域148を形成する。図7において、ケーブルポート70の領域における終端壁68の一部は、二重壁領域148へと圧縮される。取付けの際に、技師は、圧縮された二重壁領域148を穿孔することによって、端子箱24のベース32にアクセスできる。1つの実施形態において、圧縮された二重壁領域148で形成された孔は、(本明細書に参照により組み込まれる2004年8月11日出願の米国特許出願番号第10/916,332号に記載されるように)ケーブルポート70に入る通信回線をシールする「ポートアダプタ」を受けるように構成される。
図1Bを付加的に参照して、図7は少なくとも1つの対向する終端壁68の少なくとも一部が、通信回線ポート(ケーブルポート)70の形成のために構成される壁領域148を定めることを例示する。1つの実施形態において、対向する終端壁68の1つ又は両方の約50%は、壁領域148を定める。別の実施形態では、実質的に、対向する終端壁68の1つ又は両方の全体が、ケーブルポート70の形成のために構成される壁領域148を定める。また別の実施形態では、対向する終端壁68の一方又は両方の一部分以上が、各々ケーブルポート70の形成のために構成される圧縮された二重壁領域148と実質的に類似した複数の領域を定める。
1つの実施形態において、図8〜10を参照して、及び図1Aの端子箱24aにおいて特に例示されるように、端子箱24は通気性端子箱からなることができ、及び1つ以上の通気口50を含むことができる。通気口50は、ベース32から伸びるおよそ半球形の突起160を含む。この点に関して、半球形の突起160は、ベース32内への開口部162を定めるために開口するように構成される。この目的で、半球形の突起160の部分Pは、通気口50に開口部162を備えるために、選択的に除去される。1つの実施形態において、部分Pは10度〜170度の範囲で半球形の突起160に沿って拡がり、好ましくは、部分Pは45度〜135度の間に拡がり、及びより好ましくは、部分Pは半球形の突起160に沿って約90度拡がるが、このようにベース32に空気循環のための開口部162を備えながら、端子箱内に入らないように雨をはじく。一般に通気口50及び特に突起部160が、例示された半球形状以外の形状を有することができることはいうまでもない。別の実施形態において、突起160は適切であれば、円錐形状、ピラミッド形状、円錐台形状、截頭ピラミッド形状、又は他のいかなる所望の形状も有することができる。
図9に最もよく示されるように、1つの実施形態において通気口50は通気性の端子箱24に飛散物が入ることを妨げる多孔質スクリーン164を含む。スクリーン164は、アニュラリング165によって位置が保持される。1つの実施形態において、多孔質スクリーン164は、水性液体をはじくことに適した疎水性スクリーンである。例えば、スクリーン164の一態様では、スクリーン164を通して空気の通路を提供し、スクリーン164を通して水分が入ることを阻止する多孔性に形成される疎水性の高分子材料を含む。スクリーン164は、処理中にポリマー添加物の添加により、又はスクリーン164への(例えば、浸漬又は噴霧による)疎水性コーティングの適用により、疎水性にすることができる。いずれにしても、スクリーン164は通気口162を通した換気を可能にする一方で、ベース32に飛散物が入るのを防止する。別の実施形態では、スクリーン164は、通気性の端子箱24から省略される。
図10は、端子箱の通気口50の別の実施形態の拡大図を例示するが、例えば、大きさを縮小した開口部184のように、突起160が、いかなる所望の形状及び大きさの開口部でも提供できるようにトリムできることを示す。判断の基準として、開口部184は、図9に示される開口部162より実質的に小さい(すなわち、除去された表面セグメントは、図9の部分Pより実質的に少ない)。この点に関して、突起160の一部が(例えば、技師によって)後で選択的に除去されて所望の形状及び大きさの開口が定まるように、通気口50が(すなわち、通気性のない)無処置の突起160を備えることができることを理解すべきである。例えば、取付けの間、技師は、端子箱24a(図1A)が取付けられる特定の環境のための取付仕様を満たす通気口162、184が適切な大きさになるように選択された、突起160の一部を選択的に除去できる。
また、図8〜10に示されるように、端子箱24は、端子箱24にアクセスポイントを追加するために下部壁142及び背部壁147上に複数の圧縮された二重壁領域190を備える。圧縮された二重壁領域190は、例えば、端子箱24から出る引き込み線又は端子箱24に入るアース線のために使用されてもよい。圧縮された二重壁領域148に関して上述したように、技師は、圧縮された二重壁領域190を用具を使って穿孔することによって、端子箱24の内部にアクセスすることができる。
図11は、本発明の1つの実施形態による、通信回線に有用な懸架端子システム200の透視図を例示する。懸架端子システム200はストランド204に連結するスプライスクロージャ202を含み、一対の懸架端子60がスプライスクロージャ202に隣接して配置される。当然のことながら、図11で懸架端子60が使用されるのは例示のためだけであって、本明細書で記載するさまざまな懸架端子のいずれかを代表するものである。スプライスクロージャ202に入る通信回線(図示せず)が選択的に接合され、通信回線の使用において端子箱24の方に向くように、懸架端子60は、スプライスクロージャ202に隣接して配置される。
この目的で、各懸架端子60はハンガーブラケット40を介してストランド204に連結されたハンガー22、及びハンガー22に連結された端子箱24を含む。この点に関して、複数の端子箱24は、各々、通信回線を受けるために端子箱24の端に定められる少なくとも1つの通信回線ポート70(すなわち、ケーブルポート)を定める。特に、パネル26が通信回線ポート70に直接、妨害されずにアクセスできるように、ハンガー22はスプライスクロージャ202に隣接する端子箱24を支持し、維持する。2つの懸架端子60が図12に示されるが、単一の懸架端子60がスプライスクロージャ202に隣接して配置されることは理解されよう。あるいは、図12ではスプライスクロージャ202の各側に懸架端子60を例示しているが、複数の懸架端子60がスプライスクロージャ202の一方又は両方の側に配置されることが可能である。
使用においては、懸架端子60は、1つ以上の場所に信号を配布するために回線が「接合される」位置で通信ケーブル(図示せず)の通信回線を囲むために使用される。例えば、本発明の一態様は、ネットワークへの次のルーティングのためにスプライスクロージャ202から懸架端子60に伸びる通信回線の枝路を有する、スプライスクロージャ202内に維持される接合された通信ケーブルを備える。「接合される」という表現は、本明細書で使用されるとき、1つ以上の場所への配布のために、通信ケーブルの信号がルーティングされるいかなる方法も当然のことながら含み、意図されることに注意しなければならない。実際には、通信ケーブルは、接合、分割、分流(tapped)、連結されることなどがある。例えば、通信ケーブルは、複数のデータ線を含むことができる。予め決められた位置で、ケーブルは接合され、複数のデータ線の1本以上からの信号がメインケーブルからルーティングされる。これは、例えば、電話網で起こる可能性があるが、この場合、主線又は「幹線」通信ケーブルは地域を通って(though)ルーティングされ、周期的に1本以上の個別のデータ線がネットワークの「枝路」に分布される。ネットワークが個別の家、企業、事務所などに到達するまで、枝路は更に分布されてもよい。分布される線は、引き込み線又は分散線(distribution line)と呼ばれることが多い。
光ファイバー通信ケーブルの例では、ケーブルは、複数のバッファチューブを含んでもよく、各バッファチューブは複数の個別の光ファイバーを含む。ケーブルに沿ったさまざまな位置で、ケーブル内の全ての光ファイバーではないが、1本以上のバッファチューブの光ファイバーを分岐することが望ましい場合もある。バッファチューブの個別の光ファイバーは、対応する引き込み線に直接接合されてもよく、又は個別の光ファイバーは、1本のファイバー内の信号が1本より多くの引き込み線に配布されるように、例えば、スプリッタ又はカップラーを用いて、分割することができる。ここで、本明細書において記載されている懸架端子は、導電性(すなわち、銅の)ケーブル、ツイストペア導線、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、並びに同じ端子内の同軸ケーブル及び光ファイバーケーブルのような、これらの組み合わせを含む、一般の通信ケーブルに使用できる点に留意する必要がある。各タイプの通信ケーブルは、信号をケーブルから引き込み線へとルーティングするための、対応するデバイス及び方法を有し、それらのデバイス及び方法の各々は「接合(splices)」及び「中に接合(splicing into)」に対する参照に当然のことながら含まれ、意図される。
上記に留意して、図12は、図1Bに示される「すぐに使用できる」懸架端子60の正面の透視図を例示し、本発明の1つの実施形態による短い端子箱24bの蓋34bの断面図を含む。端子箱24bの背部壁147は、いかなる適切な取付手段によっても、ハンガー22につながれる。端子箱24b及びハンガー22が別々の装置として形成される場合、端子箱24bの背部壁147をハンガー22に連結するための適切な手段として、例えば、接着剤、リベット、小ねじ、ボルト、熱溶接、音波溶接などが挙げられる。別の実施形態では、端子箱24b及びハンガー22は、別々の装置としてよりも、一体型統合構造として形成される。
蓋34bは、端子箱24bに、ほこり、水、虫などの進入を制限するためのラビリンス式封止を形成する嵌合隆起部222及び対応する溝224を含む、端子箱24bの縁に沿って定められた端/開口つぎ目220に沿って開く。通常、蓋34bは、ヒンジ226に沿ってベース32bに、回転可能に接続される。1つの実施形態において、ヒンジ226は、圧縮成型されたヒンジである。すなわち、ヒンジ226は、ベース32b及び蓋34bで一体に形成されるリビングヒンジである。好ましくは、端子箱24bは、蓋34bの開位置と閉位置間における反復周期動作を可能にするオレフィン(例えば、ポリエチレン)のような適切な耐久性高分子材料から成型される。1つの実施形態において、ヒンジ226は、ベース32b及び蓋34bの成型時に、一体に形成される。この目的で、端子箱24bは、例えば、吹込成型品、射出成型などのような任意の従来技術によって形成されてもよい。
特定の環境において、蓋34bは、ベース32bに頑丈に固定される。例えば、蓋タブ154aは、閉位置において、蓋34bを固定するためにベースタブ152aと連結する分離可能なペグ158aを含む。1つの実施形態において、分離可能なペグ158aは、対向するベースタブ152a及び(図示されないが、ベースタブ152bに設けられている分離可能なペグ156bと実質的に同様である)分離可能なペグで、蓋34bをベース32bに固定するために「ロックする」。
分離可能なペグ158aを「ロック解除」、又は別の方法で蓋34bをロック解除の後、蓋34bを回転させてベース32bから分離し、続いてラッチ36をラッチ凹部120に連結させて開位置の蓋34bを固定することで、端子箱24bへのアクセスが容易になる。特に、端子箱24bは、ハンガー22に対して、蓋34bが開かれるときに、ベース32bへの視界が実質的に妨害されないように向けられる。これは、ハンガー22の位置に対してヒンジ226を選択的に位置決めすることによって、より具体的には、ラッチレセプタ30に対してヒンジ226を選択的に位置決めすることによって達成される。
サービス操作の間、蓋34bをヒンジ226に関して開位置に回し、ラッチ36をラッチ凹部120に連結することによって開位置において固定される。この点に関して、ラッチ36及びラッチ凹部120は組み合わされて「開位置保持」ラッチを形成し、サービス技師が通信回線(図示せず)を接合、分離するためにベース32b(及びケーブルポート70b)にアクセスできるようにする。1つの実施形態において、組立て時に、蓋34bの1つのラッチ36は(図12に図示されるように)3つのラッチレセプタ30の中央のものと嵌合して、蓋を開位置に保持するように、蓋34bは1つのラッチ36を定め、ハンガーショルダー28は3つのラッチレセプタ30を定める。別の実施形態では、蓋は2つのラッチを含み、ハンガーのショルダーは、組立て時に、蓋の2つのラッチが蓋を開位置に保持するため、ラッチレセプタの最外部の2つと嵌合するように3つのラッチレセプタを定める。この目的で、ハンガー22及び端子箱24bを形成する材料は、十分な可撓性、弾力性、及び耐久性があり、ラッチ36がラッチ凹部120と反復的に係合する(すなわち、係合及び分離する)ことができる。更に、蓋34b及びベース32bは、蓋34bが閉位置に「カチッとはまる」ようにできる、それぞれに協同する締金151と締金受部232を含む。
強くて、軽量で、アクセスが容易で、導電性通信ケーブルと互換性を持つ一方、光ファイバーケーブルの特定の要求に対処する、通信回線及び他のケーブル端子に有用な懸架端子が説明された。パネルを定める少なくとも1つのハンガー及びパネルから伸びているショルダー、並びに端子箱がハンガーのパネルに連結されるベース及び蓋を含む端子箱、を含む懸架端子の各種実施形態が説明された。更に、端子箱の蓋が開かれてハンガーのラッチレセプタに対して開位置に保持される開位置保持ラッチが説明された。上述の開位置保持ラッチは、端子箱内部への便利で容易なアクセスを可能にする。通気口を備えたベースを含む、通気性のさまざまな端子箱が説明された。通気口は、スクリーンを備えるものとそうでないものがある。加えて、上述のハンガーは、懸架されたストランドに沿って端子箱を支持及び維持し、端子箱の一端に定められる単一壁通信回線ポートに、直接アクセスすることを容易にする。使用の間、ハンガーのブラケット取付領域は、(懸架ストランドへの連結用)ブラケットハンガーを固定する圧縮された二重壁領域を備え、ハンガーに対してハンガーブラケットが回転することを防止する。
本明細書において特定の実施形態が例示及び説明記載されてきたが、本発明の範囲を逸脱することなく、多様な代替及び/又は同等の実施態様が特定の実施形態と置き換えられ得ることは、当業者には明白であろう。本出願は、本明細書で説明された特定の実施形態のいかなる翻案又は変形をも包含すべく意図されている。従って、本発明が請求項及びその同等物によってのみ限定されることを、意図するものである。
本発明の実施形態は、以下の図面を参照することによってよりよく理解される。図面の要素は、相互に対して必ずしも同じ縮尺ではない。類似の参照番号は、対応する類似の部品を示す。
本発明の1つの実施形態による、ハンガー及び端子箱を含む懸架端子の後面斜視図を例示する。 本発明の1つの実施形態による、ハンガー及び短い端子箱を含む懸架端子の後面斜視図を例示する。 本発明の1つの実施形態による、端子箱に連結する2本のハンガーを含む懸架端子の後面斜視図を例示する。 本発明の1つの実施形態による、ショルダー及びショルダーから伸びるパネルを含む懸架ハンガーの後面斜視図を例示する。 本発明の1つの実施形態による、図2の懸架ハンガーの正面透視図を例示しており、パネルの取付面を例示する。 図2における線4―4に沿った懸架ハンガーの断面図を例示しており、断面は本発明によるブラケット取付領域の1つの実施形態を例示する。 図2における線5―5に沿った懸架ハンガーの断面図を例示しており、断面は本発明による圧縮二重壁領域の1つの実施形態を例示する。 本発明の1つの実施形態による、開いた端子箱の裏側の平面図を例示する。 図6における線7―7に沿った端子箱の断面図を例示しており、断面は本発明の1つの実施形態による通信回線ポートを例示する。 図1Aに示される端子箱通気口の拡大図を例示する。 図8における線9―9に沿った通気口の断面図を例示するが、本発明の1つの実施形態による通気スクリーンを含む。 本発明による、端子箱通気口の別の実施形態の拡大図を例示する。 本発明の1つの実施形態による、スプライスクロージャ及び2台の懸架端子を含む懸架端子システムを例示する。 図1Bに示される懸架端子の正面透視図を例示するが、本発明の1つの実施形態による短い端子箱の蓋の断面図を含む。

Claims (15)

  1. 通信回線に使用される端子箱であって、
    対向する上部壁及び下部壁及び対向する終端壁、並びに該上部壁及び下部壁及び終端壁の間に拡がる背部壁を含むベースであって、実質的に中空のコアを定める成型された二重壁構造を含むベースと、
    少なくとも1つの対向する終端壁の一部が、通信回線ポートを形成する圧縮された二重壁領域を定める、上部壁に可動的に連結された蓋と
    を含む端子箱。
  2. 前記圧縮された二重壁の領域が、通信回線ポートを形成する単一の厚みの壁である、請求項1に記載の端子箱。
  3. 前記圧縮された二重壁領域が、通信回線ポートを形成する2倍の厚みの壁である、請求項1に記載の端子箱。
  4. 前記圧縮された二重壁領域が、密封された通信回線ポートを形成する、請求項1に記載の端子箱。
  5. 前記少なくとも1つの対向する終端壁の約50%が、通信回線ポートの形成のために構成される、圧縮された二重壁領域を定める、請求項1に記載の端子箱。
  6. 前記少なくとも1つの対向する終端壁の実質的に全部が、通信回線ポートの形成のために構成される、圧縮された二重壁領域を定める、請求項1に記載の端子箱。
  7. 前記ベースが少なくとも1つの通気口を備える、請求項1に記載の端子箱。
  8. 前記少なくとも1つの通気口が、ベースから伸びるおよそ半球形の突起を含み、半球形の突起の少なくとも一部が、ベース内への通気口を定めるために開口するように構成された、請求項7に記載の端子箱。
  9. 前記開口部の上に配置されたスクリーンを更に含み、該スクリーンは、蓋が閉位置においてベースに連結されたとき、飛散物が端子箱に入るのを妨げるように構成された、請求項8に記載の端子箱。
  10. 前記スクリーンが、水性液体をはじくことに適した疎水性スクリーンである、請求項9に記載の端子箱。
  11. 前記少なくとも1つの通気口が、ベースから伸びる概略半球形の突起を含み、該概略半球形の突起が、ベースへの通気路を備える開口部を定める、請求項7に記載の端子箱。
  12. ベースの対向する終端壁の少なくとも1つから伸びるベースタブと、
    閉位置において、蓋がベースに連結され、蓋タブがベースタブに可動的に連結される蓋の縁部から伸びる蓋タブと
    を更に含む、請求項1に記載の端子箱。
  13. 閉位置において、前記蓋はベースに連結され、蓋タブの一部はベースタブからオフセットされ、前記ベースタブの一部は、相互に対向する蓋タブ及びベースタブの部分が蓋を回転させてベースから外すことができるように、該蓋タブからオフセットされる、請求項12に記載の端子箱。
  14. 前記ベースタブは第1のロック穴を定め、前記蓋タブは第2のロック穴を定め、更に蓋が閉位置にあるとき、蓋はベースに連結され、ベースタブ及び蓋タブのロック穴は位置合わせされて、ロックを受けるように構成される、請求項12に記載の端子箱。
  15. 前記ベースタブは第1の分離可能なペグを定め、前記蓋タブは第2の分離可能なペグを定め、分離可能なペグのそれぞれは、ベースタブにそれぞれ第1のロック穴を定めて、蓋タブに第2のロック穴を定めるために選択的に取り外し可能であって、更に分離可能なペグの分離時及び蓋が閉位置にあるとき、蓋はベースに連結され、ベースタブ及び蓋タブのロック穴は位置合わせされて、ロックを受けるように構成される、請求項12に記載の端子箱。
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