JP2008543205A - 無線通信装置用の改良型ダイバーシティアンテナアセンブリ - Google Patents

無線通信装置用の改良型ダイバーシティアンテナアセンブリ Download PDF

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop

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Abstract

無線通信装置用のアンテナアセンブリ(AA)が、(i)平衡モードで使用する際に第1電流を伝送し、かつ/あるいは、接地面(GP)に対する不平衡モードで使用する際に、受信した無線信号からの第2電流を伝送するように構成された少なくとも1つのループアンテナ(LA)を具えたアンテナ構造と、このアンテナ構造(LA)に結合され、少なくとも第1及び第2状態におかれるように構成され、第1状態では第1電流または第2電流を伝送し、第2状態では、第1電流及び第2電流を別個に、あるいは混合して同時に伝送する電流抽出手段(A1)とを具えている。

Description

(発明の分野)
本発明はアンテナの領域に関するものであり、より詳細には、移動電話機、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA:Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)、ラップトップ型コンピュータ、携帯AM/FM受信機、または他の無線ナビゲーション装置(例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム))のような無線通信装置(受信機及び/または送信機)において使用される、波長に比べて小さいサイズを有するアンテナアセンブリに関するものである。
大部分の種類の無線通信装置において使用されるアンテナアセンブリは、電気ダイポール(双極子)アンテナまたは磁気ダイポールアンテナ(ループアンテナとも称する)のいずれかを具えている。
(発明の背景)
当業者に知られているように、電気ダイポールアンテナは一般に、送信される無線信号の水平偏波(90°回転させると垂直偏波)を受信することを意図され、磁気ダイポールまたはループアンテナは一般に、送信される無線信号の垂直(90°回転させると水平)偏波を受信することを意図されている。
無線通信装置が移動中である際には、周囲環境は、多重信号経路(またはマルチパス(多経路))と通常称されることをもたらす。
特定位置については、これらの多重信号経路は信号欠落を誘発し、このことは、選定したしきい値より低い信号対雑音比(SNR:Signal-to-Noise Ratio)を伴う。この状況は、伝統的な寸法を有する室内のいくつかの「フェージング(フェーディング)」位置において頻繁に現われる。これらのフェージング位置では、電界が最小である際に磁界は最大であり、そしてその逆である。
このフェージングの問題を回避するために、アンテナアセンブリにダイバーシティを導入することが提案されている。こうしたダイバーシティは、異なる種類の2つのアンテナを組み合わせることによって得ることができる。
こうした組合せは通常、アンテナ間に一般にλ/4に等しい距離の間隔をとることを必要とし、ここにλは信号波長である。(テレビジョン送信に使用されるような)比較的低周波数の(移動電話機のような)小型無線装置にとっては、アンテナ間の距離に関する要求を順守することはできない。
接地面に結合されたPIFA(Planar Inverted-F Antenna:逆F字形アンテナ)または折り畳みモノポール(単極)または他のループアンテナのようなアンテナ構造も提案されている。これらのアンテナ構造では、(アンテナの入口における差動信号から生じる)平衡電流と(アンテナと接地面との間の共通電圧から生じる)不平衡電流とが混合される。特定の場合には、この電流混合が問題となるが、ダイバーシティの目的では、平衡モード及び/または不平衡モードを抽出することが好ましい、というのは、これらのモードはフェージングに対して異なる挙動を有するからである。
従って、本発明の目的はこの状況を改善することにある。
(発明の概要)
この目的のために、本発明は、無線通信装置用のアンテナアセンブリを提供し、このアンテナアセンブリは:
平衡モードでは第1電流を伝送するために使用され、かつ/あるいは、接地面に対する不平衡モードでは、受信した無線信号からの第2電流を伝送するために使用される少なくとも1つのループ型のアンテナ(即ち、ループアンテナまたはスロットアンテナ、以下ループ型アンテナと称する)を具えたアンテナ構造と;
前記アンテナ構造に結合され、少なくとも第1状態及び第2状態におかれるように構成され、前記第1状態では、前記第1電流または前記第2電流を伝送し、前記第2状態では、前記第1電流と前記第2電流とを別個に、あるいは混合して同時に伝送する電流抽出手段とを具えている。
平衡モードは磁界(H)に対して敏感であり、(ループ型のアンテナのような)磁気ダイポールによって得ることができるのに対し、不平衡モードは電界(E)に敏感であり、(ホイップ型のアンテナのような)電気ダイポールによって得ることができる。
本発明によるアンテナアセンブリは、別個に、あるいは組合せで考えられる追加的特徴を含むことができ、特に:
好適例の第1ファミリーでは、(i)前記ループ型アンテナを、接地面に接続して前記第1電流(平衡モード)を伝送するように構成することができ、(ii)前記アンテナ構造はさらに、前記第2電流(不平衡モード)を伝送するように構成された電気ダイポールアンテナを具えることができ、そして(iii)前記電流抽出手段が、(前記ループ型アンテナのそれぞれ第1及び第2終端に結合された第1及び第2入力、及び前記第1電流を伝送するための出力を有する)第1増幅手段と、(それぞれ、前記電気ダイポールアンテナの終端及び前記接地面に結合された第1及び第2入力、及び前記第2電流を伝送するための出力を有する)第2増幅手段とを具えることができ;
好適例の第2ファミリーでは、前記電流抽出手段が、(i)スイッチング手段と(ii)増幅手段とを具えることができ、(i)前記スイッチング手段は、それぞれ前記接地面及び前記ループ型アンテナの第1終端に結合された第1及び第2端子を具え、前記ループ型アンテナを前記接地面から切り離すための開状態(第1状態を規定する)、及び前記ループ型アンテナを前記接地面に接続するための閉状態(第2状態を規定する)におかれるように構成され、(ii)前記増幅手段は、それぞれ前記ループ型アンテナの第2終端及び前記接地面に結合された第1及び第2入力、及び前記スイッチング手段が閉状態にある際には前記第1及び第2電流を混合して伝送し、前記スイッチング手段が開状態にある際には前記第2電流を伝送するための出力を有し;
前記アンテナ構造はさらに、前記増幅手段の前記第1入力に接続され、前記第2電流(不平衡モード)を伝送するように構成された終端を具えた電気ダイポールアンテナを具え;
好適例の第3ファミリーでは、前記電流抽出手段が同調回路を具えることができ、この同調回路は、(i)第1状態を規定する平衡状態、及び第2状態を規定する不平衡状態におかれ、(ii)それぞれ前記ループ型アンテナの第1及び第2終端、及び前記接地面に結合された第1、第2及び第3端子、及び前記同調回路が前記平衡状態にある際には前記第1電流を伝送し、前記同調回路が前記不平衡状態にある際には前記第1電流と前記第2電流とを混合して伝送するように構成された第1出力を具え;
前記同調回路は、(i)前記第1及び第3端子に結合された第1可変容量手段と、(ii)前記第2及び第3端子に結合された第2可変容量手段と、(iii)第1増幅手段とを具えることができ、前記第1増幅手段は、それぞれ前記第1または第2端子、及び前記第3端子に結合された第1及び第2入力、及び前記同調回路が前記平衡状態にある際には前記第1電流を伝送し、前記同調回路が前記不平衡状態にある際には前記第1電流と前記第2電流とを混合して伝送するための第1出力を規定する出力を有し;
前記同調回路はさらに第2増幅手段を具えることができ、この第2増幅手段は、それぞれ前記第3端子及び前記接地面に結合された第1入力及び第2入力、及び前記同調回路の状態にかかわらず前記第2電流を伝送するように構成された前記同調回路の第2出力を規定する出力を有し;
前記アンテナ構造はさらに、前記ループ型アンテナにおける、前記同調回路が前記平衡状態にある際に0の電位が存在する位置に接続された電気ダイポールアンテナを具え(て前記不平衡モードの効果を増加させ、従ってその効率を増加させ)ることができ;
前記ループ型アンテナの変形例は、(i)(前記同調回路の前記第1端子に接続された第1終端、及び第2終端を有する)中心導体と、(前記同調回路の前記第2端子に接続された第1終端、及び第2終端を有する)周囲導体とを有する同軸ケーブル製の第1部分と、(ii)第1終端、及び前記周囲導体の前記第1終端付近で前記周囲導体に接続された第2終端を有する導体製の第2部分とを具えることができる。さらに、前記同調回路は、(i)前記中心導体の前記第2終端及び前記導体製の第2部分の前記第1終端に接続された第1部分と、前記周囲導体の前記第2終端に接続された第2部分を具えた可変容量手段と、(ii)それぞれ前記中心導体の前記第1終端及び前記周囲導体の前記第1終端に接続された第1及び第2入力、及び前記第1電流を伝送するための(前記同調回路の第1出力を規定する)出力を有する第1増幅手段と、(iii)それぞれ前記周囲導体の前記第1終端及び前記第3端子に結合された第1及び第2入力、及び前記第2電流を伝送するための(前記同調回路の第2出力を規定する)出力を有する第2増幅手段とを具えることができ;
前記アンテナ構造はさらに、前記周囲導体の前記第2終端に接続されたアンテナ構造を具えることができる。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の図面を参照した実施例の詳細な説明を検討すれば明らかになる。
図面は本発明を完全にする役割をするだけでなく、必要ならばその規定に寄与する役割もすることができる。
(好適な実施例の詳細な説明)
本発明は、波長に比べて小さいサイズを有する、無線通信装置用のダイバーシティアンテナを提供することを目標とする。
以下の説明では、無線通信装置が移動電話機、例えばGSM(Global System for Mobile Communication:欧州のディジタル携帯電話方式)またはDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications:欧州のディジタルコードレス電話の規格)電話機であるものと考える。無線通信装置は例えば、通信装置を具えたラップトップ型コンピュータまたはPDA、または携帯AM/FM受信機、あるいは(GPSのような)他の無線ナビゲーション装置とすることもできる。
最初に図1A及び1Bを参照して、本発明によるアンテナアセンブリの実施例を説明する前に、接地面GPに接続されたループアンテナLAを具えたアンテナアセンブリにおける平衡電流及び不平衡電流の発生を想起する。なお重要なこととして、本発明はあらゆるループ型アンテナ、即ちループアンテナ及びスロットアンテナに適用される。
導入部分で述べたように、PIFA、折り畳みモノポール、または接地面GPを有するループアンテナLAのようなアンテナ構造は、平衡電流Ibと不平衡電流Iuとを混合(または重畳)して伝送することができる。
図1Aに示すように、平衡電流Ibはアンテナの入口(acとbdとの間)における差動信号に対応するのに対し、図1Bに示すように、不平衡電流Iuは、ループアンテナLAと接地面GPとの間(即ちabとcdとの間)の共通電圧に対応する。平衡電流Ibはループ内をcからdに流れる電流であるのに対し、不平衡電流Iuは左から右の単方向に流れる電流であり、(Iu/2に等しい)2つの部分に分かれ、そしてループアンテナLAの(接地面GPに接続された)終端では0に減少する。換言すれば、接地面に関連するループ回路は、平衡電流(または信号)Ibと不平衡電流(または信号)Iuとが重畳されるアンテナである。
本発明によるアンテナアセンブリは、少なくとも1つのアンテナ構造、及びこのアンテナ構造に結合された電流抽出手段を具えている。
このアンテナ構造は、少なくとも1つのループ(型)アンテナLAを具え、このループアンテナは、第1(または平衡)電流Ibを伝送するための平衡モード、及び/または受信した無線信号からの第2(または不平衡)電流Iuを伝送するための、接地面に対する不平衡モードを用いることができる。
電流抽出手段は少なくとも第1状態及び第2状態におかれるように構成され、第1状態では、電流抽出手段は第1電流Ibまたは第2電流Iuを伝送し、第2状態では、電流抽出手段は第1電流Ib及び第2電流Iuを別個に、あるいは混合して同時に伝送する。
図2に、アンテナアセンブリの第1実施例を示す。この第1例では、アンテナ構造がループアンテナLA及び電気ダイポールアンテナEDAを具えている。
ループアンテナLAは、接地面GPに接続され、第1(平衡)電流Ibを伝送するように構成されている。ループアンテナLAは、第1増幅手段A1のそれぞれ第1及び第2入力端子に結合された第1及び第2終端を具え、第1増幅手段A1の出力は第1電流Ibを伝送するように構成されている。
電気ダイポールアンテナEDAは第2(不平衡)電流Iuを伝送するように構成されている。電気ダイポールアンテナEDAは、第2増幅手段A2の第1入力に結合された終端を具え、第2増幅手段A2は、接地面GPに接続された第2入力、及び第2電流Iuを伝送するように構成された出力も具えている。
第1及び第2増幅手段A1、A2は上記電流抽出手段の少なくとも一部分を構成する。これらは低雑音(ローノイズ)型の増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)であることが好ましい。この場合には、そして図2に示すように、第1及び第2増幅手段A1、A2の各々が整合(マッチング)回路MC1またはMC2に結合されることが好ましく、これらの整合回路の出力が、電流抽出手段の第1または第2出力O1、O2を規定する。
ループアンテナLAが2つの電界成分(例えばEx,Ey)、及び1つの磁界成分(例えばHz)を受けることを考えれば、電気ダイポールアンテナEDAは2つの磁界成分(例えばHx,Hy)及び1つの電界成分(例えばEz)を受ける。従って、これら2つのアンテナLA及びEDAの組合せは、互いに近くても、信号が組み合わさった際のダイバーシティを提供する。
この第1実施例では、電流抽出手段を次の2つの状態の一方におくことができる:
電流抽出手段が第1電流Ibまたは第2電流Iuを、第1出力O1または第2出力O2上に伝送する第1状態、及び、
電流抽出手段が第1電流Ib及び第2電流Iuを同時かつ別個に、それぞれ第1出力O1及び第2出力O2に伝送する第2状態。
図3に、アンテナアセンブリAAの第2実施例を示す。この第2実施例では、アンテナ構造は、第1及び第2終端を有するループアンテナLAのみを具えている。
電流抽出手段は、スイッチング手段(スイッチ)SW及び(増幅器のような)第1増幅手段A1を具えている。
第1増幅手段A1は、それぞれループアンテナLAの第2終端及び接地面GPに結合された第1及び第2入力を具えている。
スイッチSWは、それぞれ接地面GP及びループアンテナLAの第1終端に結合された第1及び第2端子を具えている。スイッチング手段SWは次の2つの状態をとることができる:
スイッチSWがループアンテナLAを接地面から切り離す(第1状態を規定する)開状態、及び、
スイッチSWがループアンテナLAを接地面に接続する(第2状態を規定する)閉状態。
スイッチSWが閉状態にある際には、ループアンテナLAは閉回路を規定する。従って、第1増幅器A1は第1電流Ib及び第2電流Iuを混合してその出力上に伝送し、この出力が第1出力O1を規定する。
スイッチSWが開状態にある際には、ループアンテナLAは遮断される。従って、ループアンテナLAの接地面GPに関連する部分のみが働き、電気ダイポール(双極子)として作用する。従って、第1増幅器A1は第2電流Iuのみをその出力上に伝送し、この出力が第1出力を規定する。
不平衡モードを効率的に受け入れるために、スイッチSWは、ループアンテナLAの放射抵抗に比べて低い抵抗損失を誘発する必要がある。こうしたスイッチSWは機械的スイッチ、EMR(ElectroMechanical Relay:電気機械的リレー)、またはMEMS(Micro ElectroMechanical System:微小電気機械システム)とすることができる。
図4に、アンテナアセンブリAAの第3実施例を示す。この第3実施例は、図3に示す第2実施例の変形である。より詳細には、この第3実施例は第2実施例のあらゆる要素、及び追加的な電気ダイポールアンテナRDAを具えている。
電気ダイポールアンテナEDAは終端を具え、この終端はループアンテナLAの第2終端に接続されていることが好ましい。
ループアンテナLAをスイッチSWによって(その開状態で)接地面GPから切り離すことは、アンテナ構造を電気ダイポールに等しくする。
この第3実施例の動作は第2実施例の動作と同一であるが、不平衡モードの受け入れは電気ダイポールアンテナEDAの存在によって改善され、このことは電気ダイポールをより長くする。
図5に、アンテナアセンブリAAの第4実施例を示す。この第4実施例では、アンテナ構造は、第1及び第2終端を有するループアンテナLAのみを具えている。
電流抽出手段は、第1状態を規定する平衡状態または第2状態を規定する不平衡状態のいずれかにおかれるように構成された同調回路TCを具えている。
この同調回路TCは概略的に示し、主として第1可変容量手段C1及び第2可変容量手段C2、及び第1増幅手段A1を具えている。
第1可変容量手段C1は例えば同調キャパシタとすることができる。第1可変容量手段C1は電流抽出手段の第1及び第3端子に結合され、これらの第1及び第3端子はそれぞれ、ループアンテナLAの第1終端及び接地面GPに結合されている。
第2可変容量手段C2は、例えば同調キャパシタとすることができる。第2可変容量手段C2は、電流抽出手段の第2及び第3端子に結合され、これらの第2及び第3端子はそれぞれ、ループアンテナLAの第2終端及び接地面に結合されている。
第1増幅手段A1は低雑音型の増幅器とすることができる。第1増幅手段A1は、電流抽出手段のそれぞれ第2(または第1)端子及び第3端子に結合された第1及び第2入力、及び電流抽出手段の第1出力O1を規定する出力に結合されている。
同調回路TCの平衡状態は、第1可変容量手段C1の容量(キャパシタンス)と第2可変容量手段C2の容量とが等しい状況に相当する。(図6Aに示す)この場合には、同調回路TCはループアンテナLAに接続された差動構造を規定する。電位V=0ボルトへの接続はループアンテナLAを変化させない。従って、(第3端子を通した)接地面GPの第1及び第2可変容量手段間への接続、あるいは、ループの最上部における接続は、ループアンテナLAによる平衡モード(Ib)の受け入れに影響しない。従って、平衡モード(Ib)の受け入れは、図5及び図6Aに示すように、V+とV−との間の差動増幅器A1でも、V+と0(V0)またはV−と0(V0)との間の単一増幅器でも行うことができる。
高い入力インピーダンスを有する第1増幅手段A1は可変容量手段C1及びC2の容量に影響しない。
同調回路TCがこの平衡状態にある際には、第1増幅手段A1の第1出力O1は第1電流Ibを伝送する。
同調回路TCの不平衡状態は、第1同調キャパシタ(可変容量手段)C1の容量と第2同調キャパシタの容量とが互いに異なる状況に相当する。この場合を図6Bに示す。
例えば、第2同調キャパシタC2の容量が第1同調キャパシタC1の容量より小さく、かつ|V−|>|V+|である。極端な状況は、第1同調キャパシタC1及び第2同調キャパシタC2の一方の容量が他方に比べて非常に小さい際に現われる。このことはループアンテナLAのノード(節点)を接地するのと等価である。
同調回路TCがこの不平衡状態にある際には、第1増幅手段A1の第1出力O1は第1電流Ibと第2電流Iuとを混合(または重畳)して伝送する。
上述した第2及び第4実施例では、アンテナアセンブリAAは平衡電流及び不平衡電流を同時かつ別個に伝送することはできない。このことは、ループアンテナLAが常に、同調回路TCの第3端子を通して接地面GPに接続されている、ということことから生じる。しかし、以下に説明する他の実施例は、平衡電流及び不平衡電流の両方を別個に、あるいは混合して同時に伝送することができる。
図7に、アンテナアセンブリAAの第5実施例を示す。この第5実施例は図5及び6に示す第4実施例の変形である。より詳細には、この第5実施例は第4実施例のあらゆる要素及び第2増幅手段A2を具え、第2増幅手段A2は同調回路TCの第3端子と接地面GPとの間に挿入されている。
第2増幅手段A2は、それぞれ同調回路TCの第3端子及び接地面GPに結合された第1及び第2入力、及び同調回路TCの第2出力O2を規定する出力を具えている。この第2増幅手段A2は低雑音型の増幅器とすることができる。
同調回路TCが、前に図5及び6Aを参照して規定した、同調キャパシタC1及びC2の等容量(C)に相当する平衡状態にある際には、第1増幅手段A1は第1(平衡)電流Ibのみを伝送する。実際には、その第1入力を通して0電位(V=0)に接続された第2増幅手段A2は平衡モードに影響しない。さらに、第2増幅手段A2は接地面GPをその第2入力上に、キャパシタC/2(ここにCは平衡状態における同調キャパシタC1及びC2の容量である)と直列の配線をその第1入力上に見るので、第2増幅手段A2は不平衡電流Iuをその出力O2上に伝送する。
図8に、アンテナアセンブリAAの第6実施例を示す。この第6実施例は、図7に示す第5実施例の平均である。より詳細には、この第6実施例は第5実施例の各要素、及び追加的な電気ダイポールアンテナEDAを具えている。
この電気ダイポールアンテナEDAは、ループアンテナLAのある部分に接続されたアンテナで構成され、同調回路TCが平衡状態にある際に、この部分に0の電位(V=0)が存在する。こうした構成により、平衡モードは変化しない。
この第6実施例の動作は第5実施例の動作と同一であるが、不平衡モードの抽出は、電気ダイポールアンテナEDAの存在により改善される。
図9に、図7及び8に示すアンテナアセンブリを意図した同調回路TCの詳細例を示す。
この例では、同調回路TCは次のものを具えている:
第1同調キャパシタC1及び第2同調キャパシタC2;
第2同調キャパシタC2の第2端子に直列接続され、例えば約0.5pFの容量を有する第3同調キャパシタC3で構成される第1整合回路MC1;
第1整合回路MC1に直列接続され、かつ第1同調キャパシタC1と第2同調キャパシタC2との間に位置する第3端子に接続された第1増幅手段A1。この第1増幅手段A1は、例えばBF1202で参照されるような高抵抗低雑音増幅器であることが好ましい;
さらに、
上記第3端子及び接地面GPに接続され、例えば、約3pF(例えば)に等しい容量を有する第4同調キャパシタC4、及び例えばそれぞれ約13nH、16nH及び20nHに等しいインダクタンスを有する3つのインダクタL1、L2及びL3で構成される第2整合回路MC2;
(例えば約1nFに等しい容量を有する)第5同調キャパシタC5を通して第2整合回路MC2に直列接続され、かつ接地面GPに接続された第2増幅手段A2。この第2増幅手段A2は低抵抗の低雑音増幅器であることが好ましい。
上述した容量及びインダクタンスの値は非限定的な例として挙げるに過ぎない。選択した用途に応じた他の多くの値の組合せが考えられる。さらに、他の種類の整合回路も考えられる。
図10に、アンテナアセンブリAAの第7実施例を示す。この第7実施例では、アンテナ構造は、2つの部分P1及びP2で作られたループアンテナLAのみを具えている。
電流抽出手段は、可変キャパシタ手段C1、第1増幅手段A1、及び第2増幅手段A2で構成される同調回路TCを具えている。
第1増幅手段A1は、同調回路TCのそれぞれ第1及び第2端子を規定する第1及び第2入力、及び同調回路TCの出力O1を規定する出力を有する差動低雑音増幅器であることが好ましい。
第2増幅手段A2は、同調回路TCのそれぞれ第3及び第2端子を規定する第1及び第2入力、及び同調回路TCの第2出力O2を規定する出力を有する単一低雑音増幅器であることが好ましい。同調回路TCの第3端子、従って第2増幅手段A2の第1入力は接地面GPに接続されている。
ループアンテナLAの第1部分P1は、ループの約半分を規定する同軸ケーブルで構成される。この同軸ケーブルP1は伝統的に、周囲導体PCによって包囲される中心導体CCで構成される。
中心導体CCは、同調回路TCの第1端子に接続された第1終端、及び可変容量手段C1の第1(右側)部分に接続された第2終端を具えている。
周囲導体PCは、同調回路TCの(従って第1増幅手段A1及び第2増幅手段A2の)第2端子に接続された第1終端、及び可変容量手段C1の第2(左側)部分に接続された第2終端を具えている。
ループアンテナLAの第2部分は、ループのおよそ後半部分を規定する第2導体CRで構成される。この導体CRは、可変容量手段C1の第1(右側)部分に接続された第1終端、及び周囲導体PCの第1終端付近に接続された第2終端を具えている。
同調回路TCは、ループアンテナLAを選定した周波数に同調することを可能にする。
同調回路TCの状態にかかわらず、第1増幅手段A1は第1電流Ibをその(第1)出力O1上に伝送し、第2増幅手段A2は第2電流Iuをその(第2)出力O2上に伝送する。
第2増幅手段A2がループアンテナLAの同調キャパシタンスを見る第5及び第6実施例とは逆に、この第7実施例では、不平衡モードが同調キャパシタンスに影響されない、というのは、第2増幅手段A2は周囲導体PCの第1終端に接続されているからである。従って、第2増幅手段A2は単に、電気ダイポールを規定する通常のホイップアンテナを見る。
図11に、アンテナアセンブリAAの第8実施例を示す。この第8実施例は、図10に示す第7実施例の変形である。より詳細には、この第8実施例は第7実施例のあらゆる要素、及び追加的な電気ダイポールアンテナEDAを具えている。
電気ダイポールアンテナEDAは、周囲導体PCの第2終端に接続された終端を具えている。こうした構成により平衡モードは変化しない。
この第8実施例の動作は第7実施例の動作と同一である。前に説明したように、電気ダイポールアンテナEDAは不平衡モードの効率を改善することを可能にする。
本発明は、単に例として上述したアンテナアセンブリの実施例に限定されず、請求項に記載の範囲内で当業者が考案することのできるすべての代案実施例を包含する。
図1A及び1Bは、接地面に接続されたループアンテナを具えたアンテナアセンブリにおける平衡及び不平衡電流の発生を図式的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第1実施例を概略的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第2実施例を概略的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第3実施例を概略的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第4実施例を概略的に示す図である。 図6A及び6Bは、同調回路がそれぞれ平衡状態及び不平衡状態にある際の、図5に示すアンテナアセンブリの同調ループアンテナ及び同調回路内の電位を示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第5実施例を概略的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第6実施例を概略的に示す図である。 図7及び8に示すアンテナアセンブリ用を意図した同調回路の詳細例を示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第7実施例を概略的に示す図である。 本発明によるアンテナアセンブリの第8実施例を概略的に示す図である。

Claims (10)

  1. 平衡モードで使用される際に第1電流を伝送し、かつ/あるいは、接地面に対する不平衡モードで使用される際に、受信した無線信号からの第2電流を伝送するように構成された少なくとも1つのループ型アンテナを具えたアンテナ構造と;
    前記アンテナ構造に結合され、少なくとも第1状態及び第2状態におかれるように構成され、前記第1状態では前記第1電流または前記第2電流を伝送し、前記第2状態では、前記第1電流及び前記第2電流を別個に、あるいは混合して同時に伝送する電流抽出手段と
    を具えていることを特徴とするアンテナアセンブリ。
  2. 前記アンテナアセンブリが接地面を具え、
    前記アンテナ構造が、
    前記接地面に接続され、前記第1電流を伝送するように構成された前記ループ型アンテナと;
    前記第2電流を伝送するように構成された電気ダイポールアンテナと
    を具え、
    前記電流抽出手段が、
    前記ループ型アンテナの第1終端に結合された第1入力、前記ループ型アンテナの第2終端に結合された第2入力、及び前記第1電流を伝送するための出力を有する第1増幅手段と;
    前記電気ダイポールアンテナの終端に結合された第1入力、前記接地面に結合された第2入力、及び前記第2電流を伝送するための出力を有する第2増幅手段と
    を具えていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナアセンブリ。
  3. 前記アンテナアセンブリが接地面を具え、
    前記電流抽出手段が、
    前記接地面に結合された第1端子及び前記ループ型アンテナの第1終端に結合された第2端子を具えて、前記ループ型アンテナを前記接地面から切り離すための第1状態を規定する開状態、及び前記ループ型アンテナを前記接地面に接続するための第2状態を規定する閉状態におかれるように構成されたスイッチング手段と;
    前記ループ型アンテナの第2終端に結合された第1入力、前記接地面に結合された第2入力、及び前記スイッチング手段が前記閉状態にある際には前記第1電流と前記第2電流とを混合して伝送し、前記スイッチング手段が前記開状態にある際には前記第2電流を伝送する出力を有する増幅手段と
    を具えていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナアセンブリ。
  4. 前記アンテナ構造が、前記増幅手段の前記第1入力に接続されて前記第2電流を伝送するように構成された電気ダイポールアンテナも具えていることを特徴とする請求項3に記載のアンテナアセンブリ。
  5. 前記アンテナアセンブリが接地面を具え、
    前記電流抽出手段が、
    第1状態を規定する平衡状態、及び第2状態を規定する不平衡状態におかれるように構成され、かつ前記ループ型アンテナの第1終端に結合された第1端子、前記ループ型アンテナの第2終端に結合された第2端子、前記接地面に結合された第3端子、及び第1出力を具えた同調回路を具え、前記第1出力は、前記同調回路が前記平衡状態にある際には前記第1電流を伝送し、前記同調回路が前記不平衡状態にある際には前記第1電流と前記第2電流とを混合して伝送するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナアセンブリ。
  6. 前記同調回路が、
    前記第1端子及び前記第3端子に結合された第1可変容量手段と;
    前記第2端子及び前記第3端子に結合された第2可変容量手段と;
    前記第1端子または前記第2端子に結合された第1入力、前記第3端子に結合された第2入力、及び前記同調回路が前記平衡状態にある際には前記第1電流を伝送し、前記同調回路が前記不平衡状態にある際には前記第1電流と前記第2電流とを混合して伝送する前記第1出力を規定する出力と
    を具えていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナアセンブリ。
  7. 前記同調回路がさらに、
    前記第3端子に結合された第1入力、前記接地面に結合された第2入力、及び前記同調回路の状態にかかわらず前記第2電流を伝送するように構成された出力を有する第2増幅手段を具えていることを特徴とする請求項6に記載のアンテナアセンブリ。
  8. 前記アンテナ構造がさらに、
    前記ループ型アンテナにおける、前記同調回路が前記平衡状態にある際に0の電位が存在する位置に接続された終端を具えた電気ダイポールアンテナを具えていることを特徴とする請求項7に記載のアンテナアセンブリ。
  9. 前記ループ型アンテナが、
    前記第1端子に接続された第1終端、及び第2終端を有する中心導体と、前記第2端子に接続された第1終端、及び第2終端を有する周囲導体とを具えた同軸ケーブル製の第1部分と;
    第1終端、及び前記周囲同体の前記第1終端の付近に接続された第2終端を有する導体製の第2部分と
    を具え、
    前記同調回路が、
    前記中心導体の前記第2終端、及び前記導体製の第2部分の前記第1終端に接続された第1部分と、前記周囲導体の前記第1終端に接続された第2部分とを具えた可変容量手段と;
    前記中心導体の前記第1終端に接続された第1入力、前記周囲導体の前記第1終端に接続された第2入力、及び前記第1電流を伝送する前記第1出力を規定する出力を有する第1増幅手段と;
    前記周囲導体の前記第1終端に結合された第1入力、前記第3端子に接続された第2入力、及び前記第2電流を伝送する前記同調回路の第2出力を規定する出力を有する第2増幅手段と
    を具えていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナアセンブリ。
  10. 前記アンテナ構造がさらに、
    前記周囲導体の前記第2終端に接続された終端を具えた電気ダイポールアンテナを具えていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナアセンブリ。
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