JP2020519082A - ミリ波アンテナ - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つのミリ波共振周波数を有する平衡平面アンテナは、接地面、第1および第2のアンテナ素子、第2のアンテナ素子を接地面に接続するアーム、第1のアンテナ素子に接続されて第1のアンテナ素子に無線周波数を供給するための給電線、および第1のアンテナ素子を接地面に接続するバランを具備する。接地面、第1のアンテナ素子、第2アンテナ素子、アーム、給電線、およびバランは、各々が基板上に配置され、且つ同一平面上にある。

Description

本開示の技術は、一般には電子デバイス用のアンテナに関し、より具体的には、ミリ波周波数をサポートするアンテナに関する。
3Gおよび4Gのような通信規格が現在広く使用されている。5G通信をサポートするインフラストラクチャがまもなく配備されると思われる。5Gを活用するためには、モバイル電話などの携帯電子デバイスを適切な通信コンポーネントで構成することが必要とされる。これらのコンポーネントには、10GHzから100GHzに亘るミリ(mm)波範囲の1以上の共振周波数を有するアンテナが含まれる。多くの国において、利用可能な5Gミリ波周波数は28GHzおよび39GHzであると考えられる。このスペクトルは周波数が連続的でない。従って、もしモバイルデバイスが複数のミリ波周波数での動作をサポートすべきであれば、前記アンテナは目的の周波数(複数)をサポートする必要があるであろう。このタイプのアンテナは、時にはマルチモードアンテナと呼ばれ、また複数帯域(マルチバンド)のアンテナであり得るであろう。
また、波長が非常に短いため、複数のアンテナをアレイ状で使用することによって性能が向上する可能性がある。アレイアンテナは、正しい位相整合の下では潜在的なアンテナ利得を提供するが、困難な課題も加わる。この位相整合によってアンテナ放射はビームに狭められ、当該ビームを基地局へと指向させることができる。前記アレイのアンテナ素子は、幅広いパターン、良好な偏波、低いカップリング、および低い接地電流を有するべきである。提案されている28GHzおよび39GHz周波数のデュアル帯域アンテナについて、これらの特性を達成することは困難な挑戦である。
ミリ波周波数において、従来のアンテナはモバイルデバイスのシャーシ(ハウジング)に強力な表面波を引き起こし、これはアンテナ素子から放出される放射パターンを歪ませる可能性がある。この歪みは動作性能の低下を導き、且つアンテナアレイアプリケーションを妨げる可能性がある。この現象は、波長に関するシャーシの電気的サイズが、前記放出される信号の波長よりもはるかに大きいために発生する。
図1は、この現象の影響を受ける従来のミリ波アンテナ10の一部を示している。アンテナ10は平面アンテナであり、プリント回路基板(Printed Circuit Board:PCB)のような基板14上に配置された接地面12を含んでいる。当該アンテナは、接地面12の縁部に隣接して、基板14上に配置された単一のアンテナ素子16を含んでいる。アンテナ素子16は、これも基板18上に配置された給電線18によって給電される。給電線18およびアンテナ素子16は、マイクロストリップラインであってよい。給電線18の一部は、図示のように、接地面12に形成されたノッチ20の中に配置される。給電線18は、接続点22においてRF信号を供給する構成要素に接続されるが、これは図1における三角形のアイテムにより概略的に表されている。RF信号を供給するコンポーネントは、電力増幅器の出力、またはチューニングもしくはインピーダンス整合回路の出力である。RF信号を供給するコンポーネントは、基板14の別の層または別個の基板上に配置されてもよい。
アンテナ素子16に対する接地面12の縮尺感のために、図2には、接地面12、給電線18およびアンテナ素子16の全体が示されている。図2はまた、28GHzでの動作中に誘導される表面電流を示している。この表面電流は、アンテナ素子16が存在する接地面12の縁に沿って伝播する。図3は対応する放射パターンを示しており、これはアレイ用途では望ましくない比較的強いサイドローブを示している。
本開示は、1以上の5Gミリ波動作周波数をサポートするバラン構造を備えた、平衡平面アンテナを記載する。デュアル帯域動作のために寄生素子が追加される場合がある。これらの素子はPCB上の1つの金属層の中に形成され、例えば28GHz帯域と多重共振35〜42GHz帯域をカバーするように配置される。放出パターンは、広いカバレッジアングルおよび良好なバランスを有することができる。
本開示の態様によれば、平面アンテナは、少なくとも1つのミリ波共振周波数を有し、また基板上に配置された接地面と、基板上に配置された第1のアンテナ素子と、基板上に配置された第2のアンテナ素子と、基板上に配置されたアームであって、前記第2のアンテナ素子を前記接地面に接続するアームと、基板上に配置され且つ前記第1のアンテナ素子に接続された給電線であって、無線周波数の信号を前記第1のアンテナ素子に供給するための給電線と、前記基板上に配置され且つ前記第1のアンテナ素子を前記接地面に接続するバランであって、前記アンテナを電気的に平衡化させるバランを含み、ここでの前記接地面、前記第1のアンテナ素子、前記第2のアンテナ素子、前記アーム、前記給電線および前記バランは同一平面上にある。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記給電線は、不平衡のコプレーナ導波路である。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記給電線の一部は、前記接地面に形成されたノッチの中に配置される。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記給電線に隣接するバランの縁部は、前記ノッチの対応する第1の縁部と同一直線上にある。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記給電線に隣接する前記アームの縁部は、前記ノッチの対応する第2の縁部と同一直線上にある。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記アンテナ素子(複数)の長手軸(複数)は同一直線上にある。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記第1のアンテナ素子の第1の端部は前記給電線に接続される。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記バランは、前記給電線と前記第1のアンテナ素子の自由遠位端との間で、前記第1のアンテナ素子に接続される。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記第2のアンテナ素子の第1の端部は前記アームに接続される。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記第1のアンテナ素子の前記第1の端部は、前記第2のアンテナ素子の前記第1の端部に隣接している。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記アンテナは更に、前記基板上で前記第1および前記第2のアンテナ素子に隣接し且つ平行に配置された寄生素子を含み、前記寄生素子は、前記ミリ波周波数範囲内の第2の共振周波数を前記アンテナに追加する。
前記アンテナの1実施形態によれば、寄生素子は、少なくとも1つのミリ波共振周波数の帯域幅を増加させる。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記少なくとも1つのミリ波共振周波数は約28GHzであり、前記第2の共振周波数は約39GHzである。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記アームは線形であり、前記第2のアンテナ素子を前記接地面に相互接続する他の素子は存在しない。
前記アンテナの1実施形態によれば、前記バランは線形であり、前記第1のアンテナ素子を前記接地面に相互接続する他の素子は存在しない。
本開示の1態様によれば、電子デバイスは前記平衡平面アンテナと、前記アンテナに動作可能に結合された通信回路とを含み、当該通信回路は無線周波数信号を生成するように構成され、当該無線周波数信号は別のデバイスとの無線通信の一部として放出されるために前記アンテナに供給される。
構造的配置においてバランスが取れており且つ平面的である前記開示されたアンテナは、製造が容易であり、モバイルデバイスの消費電力が小さく、アレイにおいて実施でき、また前記モバイルデバイスのシャーシに低表面電流を誘導する。その結果、前記アンテナから放出される放射パターンには望ましい特性があり、ミリ波動作をサポートすることができる。
従来技術によるアンテナ構成の表現である。 図1のアンテナ構成の別の表現であり、当該アンテナにおいて誘導される表面電流を示している。 図1〜2のアンテナの放射パターンである。 本開示によるアンテナを含んだ電子デバイスの概略図である。 本開示によるアンテナ配置の表現である。 図5のアンテナ配置の別の表現であり、当該アンテナにおいて誘導される表面電流を示している。 図5〜6のアンテナの放射パターンである。 図5〜6のアンテナの動作特性のプロットである。 本開示による別のアンテナ配置の表現である。 図9のアンテナの動作特性のプロットである。 図9のアンテナのそれぞれの共振周波数における表面電流の表示である。 図9のアンテナのそれぞれの共振周波数における表面電流の表示である。 図9のアンテナのそれぞれの共振周波数での放射パターンである。 図9のアンテナのそれぞれの共振周波数での放射パターンである。 図9のアンテナのそれぞれの共振周波数での放射パターンである。
次に、図面を参照して実施形態を説明するが、全体を通して、同様の参照番号は同様の要素を指称するために使用される。図は必ずしも縮尺通りではないことが理解されるであろう。1つの実施形態に関して記載および/または図示される特徴は、他の1以上の実施形態において、および/または前記他の実施形態の特徴と組み合わせて、またはその代わりに、同じ方法または類似の方法で使用され得るものである。
以下では、添付の図面との関連において、モバイル電話のようなモバイル端末と共に使用できるアンテナ構造の種々の実施形態を記載する。図は1つのアンテナを示しているが、前記モバイル端末は、ビーム成形または掃引用途のために、アンテナのアレイを含み得ることが理解されるであろう。
図4を参照すると、前記開示されるアンテナの典型的な環境が示されている。この典型的な環境は、より一般的にはモバイル電話またはスマートフォンと称されるモバイル無線電話として構成された電子デバイス24である。電子デバイス24は、ユーザ機器またはUEと呼ばれることもある。電子デバイス24は、モバイル無線電話、タブレットコンピューティングデバイス、コンピュータ、ゲームデバイス、物のインターネット(Internet of Things:IoT)デバイス、メディアプレーヤーなどであり得るが、これらに限定されない。典型的な電子デバイス24の更なる詳細については以下で説明する。
図示のように、電子デバイス24は、無線通信をサポートするためのアンテナ26を含んでいる。更に図5を参照すると、アンテナ26の一部が示されている。アンテナ26は、平面平衡ダイポールアンテナである。対照的に、図1のアンテナは、不平衡アンテナである。
アンテナ26は、プリント回路基板(PCB)等の基板30上に配置された接地面28を含んでいる。当該アンテナは、基板30上に配置された第1のアンテナ素子32および第2のアンテナ素子34を含んでいる。図示の実施形態におけるアンテナ素子32、34の合計の電気的長さは、アンテナ26の共振周波数の半波長である。アンテナ素子32、34は、接地面28の隣接する縁部36と同一直線上にあり、平行な長手軸を有するマイクロストリップラインであってよい。図示の実施形態において、アンテナ素子32、34は、接地面28の端部36から1/4波長の電気的距離だけ離間している。この物理的距離は、望ましい共振周波数に応じて変化するであろう。
第1のアンテナ素子32は、第2のアンテナ素子34の第1の端部40(近位端とも呼ばれる)に隣接した第1の端部38(近位端とも呼ばれる)を有する。第1の端部38の反対側に、第1のアンテナ素子32は、自由な第2の端部42(遠位端とも呼ばれる)を有する。同様に、第2のアンテナ素子34は、第1の端部40の反対側に自由な第2の端部44(遠位端とも呼ばれる)を有する。
第1のアンテナ素子32の第1の端部38は、同じく基板30上に配置された給電線46に接続され、当該給電線46によって給電される。給電線46はマイクロストリップラインであり、不平衡コプレーナ導波路(Unbalanced Coplanar Waveguide:CPW)である。理解されるように、CPWが形成されるのは、それが一対の疑似接地面から分離される導体だからである。給電線46は、1波長の長さであり得る。給電線46の一部(例えば、波長の約4分の3の長さの部分)は、接地面28に形成されたノッチ48の中に位置する。給電線46は、接続点50において、RF信号を供給する構成要素に接続される。接続点50は、図4において三角形のアイテムによって概略的に表される。RF信号を供給するコンポーネントは、電力増幅器の出力、またはチューニング回路もしくはインピーダンス整合回路の出力である。RF信号を供給するコンポーネントは、基板30の別の層または別個の基板上に配置されてよい。
バラン52は、接地面28と第1のアンテナ素子32とを相互接続する。バラン52は、その幾何学的形状および第1のアンテナ素子32に対する位置により、広帯域バランと見なされ得る。典型的な実施形態において、約30GHzの中心周波数におけるアンテナ動作のために、前記バランは1.3mm×0.75であってよい。加えて、同じ中心周波数において、前記バランは、高度のインピーダンス整合を得るために、給電線46から0.15mm離間していてよい。バラン52は、基板30上に配置される。バラン52は、好ましくは給電線46に隣接して、第1の端部38と第2の端部42の間で前記第1のアンテナ素子に接続する。
バランは、給電線46からの不平衡信号(例えば、接地に対して作用する信号)を、アンテナ26のポールにおいて、平衡信号(例えば、接地が無関係な場合に互いに対して作用する2つの信号)に変換する。従って、バラン52は、不平衡CPWを平衡ダイポールアンテナに伝達するように構成されると見なすことができる。バランにより、給電線46の導体の電流の大きさが等しくなり、アンテナ素子32、34の位相が逆になり、不平衡電流はゼロになる。図示の実施形態のバラン52は、長さが1/4波長であるが、1/4波長の奇数倍であってもよい。
導体(本明細書ではアーム54とも呼ばれる)は、接地面28と第2のアンテナ素子34とを相互接続する。アーム54は、第2のアンテナ素子34の第1の端部40に接続される。アーム54は、第2のアンテナ素子34と接地面28との間の導電経路として機能する。しかし、第2のアンテナ素子34が給電線46によって直接給電されず、その代わりに第1のアンテナ素子34を通して給電されるので、アーム54はバラン52としては働かない。
1実施形態において、第1のアンテナ素子32の第1の端部38に最も近いバラン52の縁部は、給電線46が位置するスロット48の対応する縁部と同一直線上にある。同様に、第2のアンテナ素子34の第1の端部40に最も近いアーム54の縁は、給電線46が位置するスロット48の対応する縁と同一直線上にある。他の配置も可能であり得るが、バラン52への給電線46の間隔がインピーダンス整合に影響を与える可能性がある。
前記アンテナ26の構成は、アーム54を介して接地面28に接続された第2のアンテナ素子34と、バラン52を介して接地面28に接続された第1のアンテナ素子32とをもたらす。その結果、典型的には、アンテナ素子32、34と接地面28との間には電位差がなく、接地面28に電流は誘導されない。
接地面28、アンテナ素子32、34、給電線46、バラン52およびアーム54は、基板30上に配置された導電材料(例えば、銅、他の導電金属または他の導電材料)の同一平面モノリシック層から作製されてよい。別の実施形態では、種々のアンテナ26部分は、基板30上に共面配置で配置される別個の、しかし相互接続された金属要素から作製されてよい。
1つのアンテナ26のみが図示されているが、アンテナアレイを形成するために、複数の同様に構成されたアンテナ26が存在し得ることが理解されるであろう。前記アレイのアンテナは、互いに同一平面上にあってもよく、および/または同一の接地面28またはそれぞれの接地面に接続されてもよい。
アンテナ素子32、34に対する接地面28の縮尺感のために、図6は、接地面28全体、アンテナ素子32、34、給電線46(図6では番号なし)、バラン52(図6では番号なし)およびアーム54(図6では番号なし)を示す。図6はまた、28GHzで動作中に誘導される表面電流をも示している。図7は、対応する放射パターンを示している。図8は、アンテナ26の周波数に亘るS(1,1)パラメータのプロットである。破線のボックスで強調されているように、共振周波数は約28GHzに現れる。
図9を更に参照すると、アンテナの別の実施形態が示されている。この実施形態において、アンテナ(ここでは参照番号56で引用される)は、図5のアンテナ26と同じ構造配置を有するが、寄生素子58が追加されている。理解されるように、寄生素子58は、RF信号で駆動されない素子である。1実施形態において、寄生素子58は、アンテナ26の他の素子には電気的に接続しないが、受動共振器として機能して、第2の共振モードを確立する。寄生素子58は、追加の共振周波数を導入するために追加され、従って、アンテナ56をマルチ帯域アンテナにする。図示の実施形態において、寄生素子58は、基板30上に配置されたマイクロストリップラインである。寄生素子58は、接地面28、アンテナ素子32、34、給電線46、バラン52およびアーム54を含む他のアンテナ56コンポーネントと同一平面上にある。寄生素子58の長手軸は、アンテナ素子32、34の長手軸に対して平行である。1実施形態において、寄生素子58はアンテナ素子32、34から4分の1波長だけ離間しているが、前記電気的距離はインピーダンス整合を最適化するように調節することができる。図示の実施形態における寄生素子58は、長さが半波長であり、また第1のアンテナ素子32と第2のアンテナ素子34の間の隙間の中央に位置してよい。
共振周波数は、寄生素子58の長さ、または寄生素子58のアンテナ素子32、34からの距離の一方または両方を調整することによって制御できる。追加の動作帯域をサポートする共振周波数の数を増やすために、寄生素子58に平行に、且つ接地面28に対して寄生素子58から半径方向外側に向けて、基板30上に追加の寄生素子を加えることができる。
曲線60において、図10は、アンテナ56のための周波数に対するS(1,1)パラメータのプロットを示す。図10はまた、比較のために、曲線62において、アンテナ26のための周波数に対するS(1,1)パラメータのプロットをも示している。アンテナ26と同様に、破線ボックス64で強調されているように、アンテナ56の約28GHzに共振周波数が現れる。破線のボックス66で強調されているように、高共振モードもまた確立される。この高共振モードは、36GHz付近および39GHz付近にピークを有している。アンテナ26の性能(曲線62で表される)と比較して、28GHzでのアンテナ56の帯域幅が広がり(例えば、破線のボックス64内の曲線60と62の部分で示されるように)、マルチ帯域共振が実現される。他の周波数は、アンテナ26のコンポーネントの寸法をスケーリングすることによりサポート可能である。
図11は、28GHzでのアンテナ56の表面電流を示し、図12は、39GHzでのアンテナ56の表面電流を示している。図11〜12において、電流分布は、アンテナ26が複数の周波数でどのように動作するかを示している。図13は、28GHzでの対応する放射パターンを示している。図14は、36GHzでの対応する放射パターンを示している。図15は、39GHzでの対応する放射パターンを示している。図13〜図15から、表面波がバランにより抑制されるため、アンテナ26の放射パターンは強いサイドローブを持たないことがわかる。これは、アレイの実施にとって望ましい特性である。
理解されるように、上記の開示は、望ましい放射パターンを有するミリ波帯域での5G通信をサポートするように構成可能な、マルチ帯域平衡アンテナ構造を記載している。平衡アンテナモードは、マルチ帯域共振モードをサポートする広帯域バランを使用して実現される。また、アンテナ構造は平面構造で具現化され、これは製造が比較的容易であり、且つ典型的にスペース制約が問題となるモバイル電子デバイスにおいて過剰なスペースを消費しない。
図4に戻ると、無線(ワイヤレス)通信のためにアンテナ26を使用する、携帯電話としての典型的な実施形態における電子デバイス24の概略ブロック図が示されている。1実施形態において、アンテナ26は、携帯電話ネットワークの基地局との通信をサポートするが、他の無線通信(例えばWiFi通信であるが、これに限定されない)をサポートするために使用されてもよい。WiFi通信、ブルートゥース通信、ボディエリアネットワーク(Body Area Network:BAN)通信、近距離無線通信(Near Field Communications:NFC)、並びに3Gおよび/または4G通信など、他のタイプの通信をサポートするために、追加のアンテナが存在してもよい。
電子デバイス24は、電子デバイス24の全体的な動作を担う制御回路68を含んでいる。制御回路68は、オペレーティングシステム72および様々なアプリケーション74を実行するプロセッサ70を含んでいる。オペレーティングシステム72、アプリケーション74、および保存されたデータ76(例えば、オペレーティングシステム72、アプリケーション74、およびユーザファイルに関連するデータ)は、メモリ78に保存される。オペレーティングシステム72およびアプリケーション74は、実行可能な論理ルーチン(例えば、コード行、ソフトウェアプログラム等)の形態で実現でき、当該実行可能な論理ルーチンは電子デバイス24の非一時的コンピュータ可読媒体(例えばメモリ78)に保存され、且つ制御回路68によって実行される。
制御回路68のプロセッサ70は、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)、マイクロコントローラ、またはマイクロプロセッサであってよい。プロセッサ70は、電子デバイス24の動作を実行するために、制御回路68内のメモリ(図示せず)および/またはメモリ78のような別個のメモリに保存されたコードを実行する。メモリ78は、例えば、バッファ、フラッシュメモリ、ハードドライブ、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、または他の適切なデバイスの1以上であり得る。典型的な構成において、メモリ78には、長期データ記憶用の不揮発性メモリ、および制御回路68のシステムメモリとして機能する揮発性メモリが含まれる。メモリ78は、データバスを介して制御回路68とデータを交換することができる。メモリ78と制御回路68との間には、付随する制御ラインおよびアドレスバスも存在し得る。メモリ78は、非一時的なコンピュータ可読媒体と見なされる。
図示のように、電子デバイス24は、電子デバイス24が種々の無線通信接続を確立することを可能にする通信回路を含んでいる。典型的な実施形態において、当該通信回路には無線回路80が含まれる。無線回路80は、1以上の無線周波数トランシーバを含んでおり、またアンテナ26および電子デバイス24の他のアンテナに動作可能に接続される。電子デバイス24が、2以上の無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)に亘って、および/または2以上の無線周波数帯域に亘って、2以上の標準またはプロトコルを使用して通信できるマルチモードデバイスである場合、無線回路80は、1または2以上の無線トランシーバ、チューナー、インピーダンス整合回路、並びにサポートされている様々な周波数帯域および無線アクセステクノロジーに必要なその他のコンポーネントを表す。無線回路80にサポートされる典型的なネットワークアクセス技術には、セルラー回線交換ネットワーク技術およびパケット交換ネットワーク技術が含まれる。無線回路80は更に、ブルートゥースインターフェースおよび/またはボディエリアネットワーク(BAN)インターフェースを介するなど、別の電子デバイスを用いてローカル無線通信に直接使用される任意の無線トランシーバおよびアンテナを表す。
電子デバイス24は更に、ユーザに対して情報を表示するためのディスプレイ82を含む。ディスプレイ82は、ビデオ回路84によって制御回路68に結合されてよく、前記ビデオ回路84はビデオデータを、ディスプレイ82を駆動するために使用されるビデオ信号に変換する。ビデオ回路84は、任意の適切なバッファ、デコーダ、ビデオデータプロセッサ等を含み得る。
電子デバイス24は、電子デバイス24の動作を制御するために、ユーザ入力を受信するための1以上のユーザ入力86を含むことができる。典型的なユーザ入力86には、タッチスクリーン機能のためにディスプレイ82に重層され、またはその一部であるタッチ感応性入力88、および1以上のボタン90を含まれるが、これらに限定されない。1以上の運動センサ92(例えば、ジャイロセンサ、加速度計など)のような、他のタイプのデータ入力が存在してもよい。
電子デバイス24は更に、音声信号を処理するための音響回路94を含むことができる。音響回路94には、電子デバイス24で実行される音声操作(例えば、電話をかけ、音声を出力し、音声を捕捉するなど)を可能にする、スピーカ96およびマイクロフォン98が結合される。音響回路94は、任意の適切なバッファ、エンコーダ、デコーダ、アンプなどを含むことができる。
電子デバイス24は更に、充電式バッテリ102を含んだ電源ユニット100を含むことができる。電源ユニット100は、前記電子デバイス24から外部電源への接続がない場合に、バッテリ102から電子デバイス24の様々な構成要素に動作電力を供給する。
電子デバイス24はまた、様々な他のコンポーネントを含むこともできる。例えば、電子デバイス24は、ケーブルを介して別のデバイス(例えば、コンピュータ)またはアクセサリに動作可能に接続するために、または外部電源から電力を受け取るために、電気コネクタの形態の1以上の入出力(Input/Output:I/O)コネクタ(図示せず)を含むことができる。
別の典型的なコンポーネントは、電子デバイス24を振動させるように構成されたバイブレータ104である。別の典型的なコンポーネントは、写真またはビデオを撮影するための、またはビデオ電話で使用するための1以上のカメラ106であることができる。別の例としては、電子デバイス24の位置の決定を支援するために、全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)受信機のような位置データ受信機108が存在してもよい。電子デバイス24はまた、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)カードスロット110を含むことができ、その中にはSIMカード112が収容される。スロット110は、電子デバイス24とSIMカード112との間の動作可能な接続を確立するために、任意の適切なコネクタおよびインターフェースハードウェアを含んでいる。
特定の実施形態を示して説明してきたが、他の当業者は、本明細書を読んで理解したときに、添付の特許請求の範囲に含まれる均等物および改変物を想起するであろうことが理解される。

Claims (16)

  1. 少なくとも1つのミリ波共振周波数を有する平面アンテナ(26)において、
    基板(30)上に配置された接地面(28)と、
    前記基板上に配置された第1のアンテナ素子(32)と、
    前記基板上に配置された第2のアンテナ素子(34)と、
    前記基板上に配置されて、前記第2のアンテナ素子を前記接地面に接続するアーム(54)と、
    前記基板上に配置されて、前記第1のアンテナ素子に接続された給電線(46)であって、前記第1のアンテナ素子に無線周波数信号を供給するための給電線と、
    前記基板上に配置されて、前記第1のアンテナ素子を前記接地面に接続するバラン(52)であって、前記アンテナを電気的に平衡化させるバランとを具備し、
    前記接地面、第1のアンテナ素子、第2のアンテナ素子、アーム、給電線およびバランが同一平面上にある平面アンテナ。
  2. 前記給電線が不平衡同一平面導波路である、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記給電線の一部が、前記接地面に形成されたノッチ(48)の中に配置される、請求項1〜2の何れか1項に記載のアンテナ。
  4. 前記給電線に隣接する前記バランの縁部が、前記ノッチの対応する第1の縁部と同一直線上にある、請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記給電線に隣接する前記アームの縁部が、前記ノッチの対応する第2の縁部と同一直線上にある、請求項3〜4の何れか1項に記載のアンテナ。
  6. 前記アンテナ素子の長手軸が同一直線上にある、請求項1乃至5の何れか1項に記載のアンテナ。
  7. 前記第1のアンテナ素子の第1の端部が前記給電線に接続されている、請求項6に記載のアンテナ。
  8. 前記バランは、前記給電線と前記第1のアンテナ素子の自由遠位端との間で前記第1のアンテナ素子に接続される、請求項7に記載のアンテナ。
  9. 前記第2のアンテナ素子の第1の端部が前記アームに接続される、請求項6乃至8の何れか1項に記載のアンテナ。
  10. 前記第1のアンテナ素子の前記第1の端部が前記第2のアンテナ素子の前記第1の端部に隣接する、請求項9に記載のアンテナ。
  11. 前記第1および前記第2のアンテナ素子に隣接し且つこれら素子に対して平行に前記基板上に配置された寄生素子(58)を具備し、前記寄生素子は、前記ミリ波周波数範囲内の第2の共振周波数を前記アンテナに加える、請求項1乃至10の何れか1項に記載のアンテナ。
  12. 前記寄生素子は、前記少なくとも1つのミリ波共振周波数の帯域幅を増加させる、請求項11に記載のアンテナ。
  13. 前記少なくとも1つのミリ波共振周波数が約28GHzであり、前記第2の共振周波数が約39GHzである、請求項11〜12の何れか1項に記載のアンテナ。
  14. 前記アームが直線状であり、他の素子は前記第2のアンテナ素子を前記接地面に相互接続しない、請求項1乃至13の何れか1項に記載のアンテナ。
  15. 前記バランが直線状であり、他の素子は前記第1のアンテナ素子を前記接地面に相互接続しない、請求項1乃至14の何れか1項に記載のアンテナ。
  16. 請求項1乃至15の何れか1項に記載の平衡平面アンテナと、
    前記アンテナに動作可能に結合された通信回路(80)とを具備し、前記通信回路は、前記アンテナに供給されて別のデバイスとの無線通信の一部として放出される無線周波数信号を生成するように構成される電子デバイス(24)。
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