JP2008540970A - 2重クラッチギアボックス - Google Patents
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Abstract
本発明は、エンジンに連結するクラッチ(C1、C2)にそれぞれが接続される2つの一次シャフト(2、4)および少なくとも1つの二次シャフト(10)を有するギアボックスに関し、各一次シャフト(2、4)は、直接使用時にギアボックスの2つのギアを構成する2つの比の関与によって、二次シャフト(10)に回転可能に連結することができる。本発明は、一次シャフトが、補助シャフト(30)上に配列された2つの伝達リンク(T1、T2)の関与によって、共通の回転方向に沿って互いに回転可能に連結されることができ、それぞれの伝達リンクが、単一の同期スリーブ(16、22)の関与によって実施され、第1の伝達リンク(T1)が、第1の一次シャフト(2)の回転によって第2の一次シャフト(4)の減速を提供し、第2の伝達リンク(T2)が、第2の一次シャフト(4)のより大きな減速を提供することを特徴とする。
Description
本発明は、自動車の変速システムに使用されるギアボックスに関する。
ある種の知られている2重クラッチを有する自動ギアボックスは、乾燥状態でまたはオイル内で動作することができるクラッチを介してエンジンのシャフトにそれぞれが連結する2つの入力一次シャフトを含む。各一次シャフトは、エンジンから受ける運動を、以下、速度と呼ぶ減少速度をそれぞれ規定する種々の減速比で、駆動ホイールに対してギアボックスの出力に連結する1つまたはいくつかの二次シャフトに伝達する。一方の一次シャフト上および他方の一次シャフト上に交互に配列される速度増加を増大するシーケンスにおいて行われる、運動の同期後のピニオンのクラッチ動作によって、各速度が関与する。
車両の静止状態からの始動は、一方の一次シャフトに連結する最大の減速を与える比を関与させ、次に、このシャフトを駆動する第1クラッチを徐々に締め付けてトルクを伝達することによって行われる。第1の比から第2の比へのシフトは、第2の一次シャフト上に配列された第2の比を関与させ、次に、第2クラッチを閉じるのと同時に第1クラッチを開くことによって実施され、エンジントルクは第1の比から第2の比へ連続的に伝達される。他の速度のシフトは、同様にしてトルク伝達を断絶することなく達成され、それが、良好な快適さと高い性能を提供する。
クラッチコマンドおよびギアシフト装置は、エンジンおよび車両の動作ならびに運転者の要求に関する情報を用いる制御ユニットによって制御されるアクチュエータを含む。
この種のギアボックスの改良が、文献DE−A1−10015336に記載されている。エンジンの運動は、2つのクラッチによって、同じ軸上に配列された2つの一次シャフトに伝達され、各一次シャフトは2つの比によって二次シャフトを駆動して4つの速度を達成することができる。横にずれた補助シャフトは、パワートランスファを支持し、所与の減速に関して2つの一次シャフトに回転可能に連結することができ、同期装置に作用する滑りスリーブがパワートランスファに関与する。一次シャフトのクラッチが閉じると、運動は、パワートランスファによって他の一次シャフトに伝達され、次に、比の中の1つによって二次シャフトに伝達され、パワートランスファの減速は使用される比の中の1つと組み合わされて、さらなる速度が達成される。
このパワートランスファは、車両の静止状態からの始動の場合に第1速になる第1の比の減速を増加させ、第6速になる最後の比の速度増加を増大させるのに使用される。
しかし、比の範囲の両側に2つの速度を単に追加することによるこの装置は、さらなる可能性をほとんど提供せず、また、より速い速度のセットによって速度の数をある程度密に増加させることが望まれる現代の実現化の要求をほとんど満たさない。さらに、低い速度をある程度間隔をあけて維持することが望まれる。
本発明は特に、これらの欠点を回避し、上述した問題に対する単純、効率的、かつ費用効率の高い解決策を提供することを目的とする。その対象は、トルクを断絶することなく、いくつかの速度変更を達成するギアボックスであり、それは、ピニオンの数の低減、良好なコンパクトさ、およびコストの低減を維持しながら、広い範囲の速度選択を提供する。
そのために、本発明は、エンジンの第1および第2の連結クラッチにそれぞれ連結する、共有軸を使用する第1の一次シャフトおよび第2の一次シャフト、ならびに、ギアボックスの出力装置に連結する少なくとも1つの二次シャフトを含み、第2の一次シャフトは、第1の比および第3の比の関与によって二次シャフトに回転可能に連結することができ、第1の一次シャフトは、第2の比および第4の比の関与によって二次シャフトに回転可能に連結することができ、直接使用されるこれらの比は、ギアボックスの4つの速度を達成し、その順序の結果として、出力要素の速度の益々大きな速度増加を連続的に達成するギアボックスにおいて、一次シャフトは、それぞれが単一の同期スリーブの関与によって起動される2つのパワートランスファの関与によって同じ回転方向に従って共に回転可能に接続されることができ、第1パワートランスファは、第1の一次シャフトの回転から第2の一次シャフトの減速を達成し、第2パワートランスファは、第2の一次シャフトのより大きな減速を達成することを特徴とするギアボックスを提供する。
本発明によるギアボックスの主要な利点は、4つの比によって直接提供される4つの速度範囲の始めと最後にさらなる速度を追加することを可能にし、種々の比と組み合わせてパワートランスファを数回使用することによって、良好なコンパクトさと少ない部品数数を維持しながら、十分なギア範囲で一連の速度を達成することを可能にすることである。
第2パワートランスファは、好ましくは、第1パワートランスファによって提供される減速より少なくとも2倍大きい減速を提供する。
2つのパワートランスファは、通常、第4の比と組み合わされて、それぞれ、回転速度の大きな増加を提供する第1の付加的な速度および第1の速度より大きな速度増加を提供する第2の付加的な速度を達成する。
第1の付加的な速度から第2の付加的な速度への間接シフトの場合、直接使用される第4の比による一時的な動作のために、エンジントルクが一方のクラッチから他方へ切り換わることができ、次に、第1パワートランスファが解放され、第2パワートランスファが関与し、最後に、エンジントルクが、逆順となってクラッチ間で元に切り換わり、エンジンは、駆動トルクを駆動ホイールに常時供給することができる。
付加的な第1の速度から付加的な第2の速度への直接シフトの場合、トルクを伝達するクラッチはまた、開くことができ、次に、第1パワートランスファが解放され、第2パワートランスファが関与し、最後に、同じクラッチが再び閉じる。
直接使用される第4の比または付加的な第1の速度から付加的な第2の速度へのシフトは、運転者がスロットルを開放したときに、所与の車両速度から達成されることができる。
2つのパワートランスファは、通常、第1の比と組み合わされて、それぞれ、大きな減速を提供する付加的な第1の速度、および第1の速度より大きな減速を提供する付加的な第2の速度を達成する。
車両が、直接使用される第1の比で走行し、車両の速度が所与の閾値よりも減少するときに、付加的な第1の速度が関与することができ、車両がほとんど停止しているときに、付加的な第2の速度が関与する。
一方、第3の比は、第1パワートランスファと組み合わせて使用されて、直接使用される第2の比と直接使用される第3の比との間の付加的な中間の速度が提供され、第2の比から中間の速度へのシフトプロセスは、第3の比が関与する動作と、同時でかつ少なくとも部分的な、第2の一次シャフトのクラッチの閉鎖および第1の一次シャフトのクラッチの開放によって、エンジンのトルクが第1の一次シャフトから第2の一次シャフトへ切り換わる動作と、第1の一次シャフトの減速比が解放される動作と、パワートランスファが関与する動作と、最後の、同時に起こる第1クラッチの閉鎖および第2クラッチの開放によって、エンジンのトルクが、第2の一次シャフトから第1の一次シャフトへと元に切り換わる動作とを連続的に含む。
本発明の特徴によれば、長手方向の孔を含む外部の一次シャフトは、第1の比および第3の比の駆動ピニオンを支持し、外部の一次シャフトを貫通して進む第2の内部の一次シャフトは、第2の比および第4の比の駆動ピニオンを支持する。
補助シャフトによって支持され、かつ、パワートランスファの関与を達成する同期スリーブは、外部の一次シャフトと横方向に一列に並んでいることができる。
第2の比の駆動ピニオンは、補助シャフトを駆動するために使用されることができ、第3の比の駆動ピニオンは、場合によって第2パワートランスファを達成するのに使用されることができる。
変形として、ギアボックスは、第1の比および第3の比によって駆動される第1の二次シャフトおよび第2の比および第4の比によって駆動される第2の二次シャフトを含むことができる。
特別な設計によれば、ギアボックスは、エンジンの端部に軸方向に固定され、このシステムは、車両のフロント駆動ホイール間に横置きされる。
別の特別な設計によれば、二次シャフトは、一次シャフトと軸方向に一列に並んでいる。
本発明のよりよい理解、ならびに、いくつかの他の特徴および利点の明確なビジョンは、例として与えられ、また、添付図面を参照して実施される、以降の詳細な説明を読むことから引き出されるであろう。
図1は、クラッチC1およびC2を駆動する図示しない動力部からの運動を受け取るギアボックス1を示しており、ギアボックスは、共通軸と一致して配列された、長手方向の孔を含む中空または外部一次シャフト2を駆動する第1クラッチC1と、第1クラッチに並置された、外部一次シャフト2の内部を貫通する第2の中実または内部一次シャフト4を駆動する第2クラッチC2とを含む。二次シャフト10は、一次シャフトによってもたらされる運動を受け取り、その運動を、通常はギアボックスに含まれる差動システムに接続される出力ピニオン6を介して車両の駆動ホイールに伝達する。この出力ピニオン6は、クラッチ側の二次シャフト10の端部に配置される。
内部一次シャフト4は、二次シャフト10に支持される駆動ピニオン12に噛み合う、内部一次シャフト4に接続される駆動ピニオン11を含む、比Iと呼ばれる第1の比を介して、および、二次シャフトに同様に支持される駆動ピニオン14に噛み合う駆動ピニオン13を含む、比IIIと呼ばれる第3の比を介して、二次シャフト10を駆動することができる。従動ピニオンと二次シャフト10との間に軸方向に配置され、かつ、端部に同期装置およびクラッチ装置を含む滑りスリーブ16の変位を通じて従動ピニオンを二次シャフト10に接続することによって、これらの比の各々が関与する。
外部一次シャフト2もまた、二次シャフト10に支持される駆動ピニオン18に噛み合う、外部一次シャフト2に接続される駆動ピニオン17を含む、比IIと呼ばれる第2の比を介して、および、二次シャフトに同様に支持される駆動ピニオン20に噛み合う駆動ピニオン19を含む、比IVと呼ばれる第4の比を介して、二次シャフト10を駆動することができる。従動ピニオンと二次シャフト10との間に軸方向に配置される滑りスリーブ22の変位を通じて従動ピニオンを二次シャフト10に接続することによって、これらの比の各々が関与する。
I、II、IIIおよびIVとして示す4つの二次シャフト比は、連続的に逓減する減速を達成し、二次シャフト10に益々速い速度を与える。
一次シャフト2、4に向かって横方向にずれた平行な補助シャフト30は、比IIIの駆動ピニオン13に噛み合って補助シャフト30に接続されるピニオン32を備えて形成される一対のピニオンを介して内部一次シャフト4に常時回転可能に接続される。この補助シャフト30は、滑り同期スリーブ40の変位によって補助シャフト30に相互依存することができるピニオン34と、外部一次シャフト2に接続された別のピニオン36とを含む一対のピニオン34、36を含む、T1として示す第1パワートランスファを支持する。
パワートランスファT1の関与によって、2つの一次シャフトは回転可能に接続され、このT1接続の2対のピニオン13、32および34、36の比は、内部一次シャフト4の速度が、比T1と呼ばれる比に従って外部一次シャフト2の速度に関して減少するように選択される。
ギアボックス1は、さらに、一対のピニオン42、44を含むT2として示される第2パワートランスファを含み、ピニオン44は外部一次シャフト2に接続され、ピニオン42は滑りスリーブ40を介して補助シャフト30に回転可能に接続されることができる。
外部一次シャフト2の回転によって始動する場合、パワートランスファT1およびT2の対のピニオン34、36および42、44は、パワートランスファT2が補助シャフト30に生じさせる速度が、パワートランスファT1が生じさせる速度に比べて低い速度であるように選択される。すなわち、内部一次シャフト4を駆動するパワートランスファT2は、パワートランスファT1に比べてより高い減速を達成する。
補助シャフト30上で、ピニオン48は、ピニオン42のハブによって支持され、滑りスリーブ46を介して補助シャフトに接続されることができ、このピニオン48は、比Iの駆動ピニオン11にそれ自体が噛み合う、回転自在のシャフト上に搭載されるピニオン50と噛み合う。エンジンからもたらされる運動は、クラッチC1、対のピニオン44、42によって、次に、ピニオン48、50、および11によって伝達されて、バックギア比を供給する二次シャフト10の走行方向の反転を達成する。
ピニオンは、以下の順序でクラッチC1、C2から始まって軸方向に配列される。すなわち、少なくとも部分的に出力ピニオン6と横方向に一列に並んだパワートランスファT1の対のピニオン34、36、間にスリーブ22が取り付けられた比IIとその次の比IV、第2パワートランスファT2の対のピニオン42、44、間にスリーブ16が取り付けられた比Iとその次の比IIIの順序である。
スリーブ40、46は、それぞれスリーブ22、16と横方向におおよそ一列に並んでいるが、一次シャフト2、4と、一方で二次シャフト10、他方で補助シャフト30との間の横方向の距離は、適度に小さくすることができ、スリーブは、ある程度大きな外径を持つが、対のピニオンによって直接接続される2つの隣接するシャフト上に配列されないことが留意される。
図2の表は、図1のギアボックスの動作を示し、1〜9で示す速度を示す第1欄60、クラッチC1が関与する比を示す第2欄62、およびクラッチC2が関与する比を示す第3欄64を含む。
第1速は、比IとパワートランスファT2を関与させることによって稼動状態になり、次に、クラッチC1が徐々に閉じられ車両を始動させ、トルクが、2つの比、パワートランスファT2と比Iによって連続的に伝達される。
第2速のシフトは、クラッチC2を閉じると同時にクラッチC1を開けることによって外部一次シャフト2から内部一次シャフト4へエンジントルクを徐々に切り換えることによって行われる。比Iは、エンジンの比である内部一次シャフト4の速い速度の場合を除いて関与したままである。シフトの終了時に、パワートランスファT2を解放することができる。トルクの断絶の無いこのシフトは、連続した線で表に示される。
第3速へのシフトの場合、比IIが関与し、次に、エンジントルクがクラッチC1からクラッチC2へ徐々に切り換わる。シフトの終了時に、比Iを解放することができる。
第4速へのシフトは、比IIIの関与によって準備され、次に、エンジントルクがクラッチC2からクラッチC1へ一時的に切り換わる。次に、比IIが解放され、パワートランスファT2が関与し、最後に、エンジントルクがクラッチC2からクラッチC1へと反対に戻って切り換わる。次に、内部一次シャフト4の減速に関して、比IIIが使用される。
比IIIを介した一時的なシフトは、第4速に達することになるエンジン速度以上のエンジン速度を維持するようにクラッチC2の滑りを制御することによって達成することができる。エンジントルクがクラッチC2からクラッチC1へと元に切り換わると、エンジン速度の同期がクラッチC2によって以前に終了していない場合、クラッチC1はエンジン速度の同期を終了することができる。
こうして、速度シフトは、エンジン速度の安定しかつ連続した減少によって漸進的であり、比IIIを介した一時的なシフトは、運転者によって知覚されず、エネルギーを消費し車両にブレーキをかけることになるエンジンフライホイールの速度の低下とそれに続く上昇によって、性能は低下しない。
第5速のシフトは、滑りを維持しながらクラッチC2を締め付けることによって、一時的に比IIIにトルクを加えることで行われ、次に、パワートランスファT2が解放され、トルクはクラッチC2からクラッチC1へと元に切り換わる。同様に、クラッチC2の滑りは、エンジン速度の安定しかつ連続した降下を達成することを可能にする。
直接使用される比IIIに相当する第6速のシフトは、クラッチC1からクラッチC2にトルクを切り換えることによって行われる。直接使用される比IVに相当する第7速のシフトは、比IVを関与させることによって、および、クラッチC2からクラッチC1にトルクを切り換えることによって実施される。
第8速のシフトは、パワートランスファT1を関与させ、次に、クラッチC1からクラッチC2にトルクを切り換えることによって行われる。比IVは、パワートランスファT1が直列である状態で使用され、この場合、エンジンの速度に関して外部一次シャフト2の速度増加を与える。
エンジンの速度に関して外部一次シャフト2のより大きな速度増加を与えるパワートランスファT2と共に比IVを使用する第9速は、いくつかの方法でシフトされることができる。
第1の方法は、ホイールにエンジントルクを加え続けることによって第7速から直接得られるものであり、パワートランスファT2が関与し、次に、エンジントルクがクラッチC1からクラッチC2に切り換わる。第2の方法は、クラッチC2からクラッチC1への切り換えによって第7速を一時的に経由することによって、ホイールにエンジントルクを加え続けることによって第8速から達成され、次に、パワートランスファT1が解放され、パワートランスファT2が関与し、エンジントルクがクラッチC1からクラッチC2へと元に切り換わる。この場合、第7速を通じた一時的なシフトは、エンジン速度の増加をもたらし、これらの速度間の差が減少し、かつ、大きな速度増加を提供するこれらの比が、一般にある程度低いエンジン回転速度と共に使用されるため、エンジン速度の増加が制限される。
第8速から第9速へシフトする第3の方法は、トルクが断絶された状態で行なうことができ、クラッチC2が開き、パワートランスファT1が解放され、パワートランスファT2が関与し、次に、クラッチC2が閉じる。
この最後の速度の特別な使用は、十分に速い車両速度を有する2つの以前の速度から始まって運転者がスロットルを開放するときに、エンジンの回転速度、したがってその制動力を減少させるためにパワートランスファを関与させることにある。このギアのシフトは、エンジントルクが存在しない状態で起こるため、運転者によって知覚されないであろう。スロットルに関する最初の要求において、ギアボックスは第7速に戻って十分な牽引力を与え、次に、必要であれば、牽引トルクを断絶せずに第8速に戻る。
速度のシフトダウンもまた、トルクを断絶することなく、動作の順序を逆にすることによって達成される。第5速から第4速への(または第4速から第3速への)シフトは、一時的に比IIIを使用し、エンジントルクは、クラッチC2の滑りを制御することによってクラッチC1からクラッチC2に切り換えられて、エンジン速度が、第4速(または第3速)に関して達するであろう速度を超えることなく、エンジン速度の連続上昇が達成される。次に、パワートランスファT1(またはT2)が解放され、パワートランスファT2(または比II)が関与し、最後に、トルクが、クラッチC2からクラッチC1へと元に切り換わる。
ギアボックス1は、第9速または第8速から始まるいくつかの速度を、第7速に進むためにいずれの比にも関与することなく、次に、第6速へのシフティングに対して1回の関与によって、そして最後に、第5速、第4速、または第3速へのシフトに対して1回だけの関与によって、迅速にシフトダウンすることを可能にする。
表に破断線で示す第7速から第2速への直接的なシフトもまた、比Iの1回の関与しか必要とせず、クラッチC1からクラッチC2への切り換えによって実施される。さらに、ある速度で運転中に、運転者の要求の可能性に応じて、1つまたは複数の速度をシフトダウンするのに使用されることになる比を予測して関与させ続けて、シフトダウンが起こった場合にシフト時間を低減することが可能である。
ギアボックスのギア範囲は興味深い。例えば1.15〜1.30に含まれる、パワートランスファT1の減少比についてのある程度低い値、および比IIIと比IVとの速度差についての同様の値を選択することによって、第5速と第8速との間で、ある程度密な一連の差が達成される。第3速と第4速との間の差ならびに第2速と第3速との間の差は、より大きな値を持って自由に選択される。
第1速と第2速との間で、例えば1.40〜1.80に含まれる減速比を持つパワートランスファT2は、大きな差を達成する。さらに、第5速または第8速は、一連のより速い速度についての差を制限するパワートランスファT2によって、値の差が同様に与えられる2つの速度の中間に適合する。
このギアボックス1は、利用可能な長さを制限する、車両内でホイール間を横切って設置されるエンジンの端部に搭載されるのに特に適し、スリーブおよびピニオンの数の減少によって、ギアボックス1に短い軸方向長さを提供する。ギアボックスは、4つの同期スリーブと単一の出力シャフトだけを使用することによって、最大9つの速度とバックギアを達成することができ、2つの速度について少なくとも1つのスリーブと2つの出力シャフトを必要とする従来の解決策と比較して、単純、コンパクトな、かつ費用効率の高い実現策を示す。
図3に示すギアボックス101に関して、比IIおよびIVは、クラッチC1によって駆動される内部一次シャフト102上に配列され、一方、比IおよびIIIは、クラッチC2によって駆動される外部一次シャフト104上に配列され、したがって、2つのクラッチの位置は、図1と比較して逆になっている。クラッチから引き続いて軸方向に、出力ピニオン106、間に制御スリーブ116を備える比IおよびIII、次に、間に制御スリーブ122を備える比IIおよびIV、を有する。
補助シャフト130は、一対のピニオン150、152によって内部一次シャフト102に回転可能に接続され、これらのピニオンは、これらのシャフトにそれぞれ接続され、かつ、軸方向にギアIIとIIIとの間に配置される。その減速比は、他のギアボックス比とは無関係に選択することができる。
補助シャフト130は、外部一次シャフト104に接続される第2ピニオン136に噛み合う滑り同期スリーブ154を介して相互依存させることができるピニオン134を支持する。これらのピニオンは、軸方向にクラッチと第1の比Iとの間に、少なくとも部分的に一列に並んで配列される。このピニオン134に関与することによって、2つの対の連続するピニオン152、150および134、136の減速比の積に等しい減速比T1に従って、同じ方向に回転する2つの一次シャフト間でパワートランスファT1が達成される。
補助シャフト130は、第3の比IIIの駆動ピニオン113に噛み合う滑り同期スリーブ156を介して相互依存させることができる別のピニオン142を支持する。理想的には、ピニオン156に関与することによって、2つの対の連続するピニオン152、150および142、113の減速比の積に等しい減速比T2に従って、同じ方向に回転する2つの一次シャフト間でパワートランスファT2が達成される。
パワートランスファT2に関与するスリーブ156はまた、ピニオン148を支持する補助シャフト130にピニオン148を回転可能に接続することによって、バックギアRに関与するために使用される。このピニオン148は、比Iの駆動ピニオン111にそれ自体が噛み合う回転自在のピニオン144に噛み合い、付加的なピニオン144の介在が走行方向の逆転を達成する。
図4に示すギアボックス161は、図3のギアボックスと類似しているが、内部一次シャフト102による補助シャフト130の駆動が異なり、その駆動は、補助シャフト130に接続されるピニオン150に噛み合う比IIの駆動ピニオン117によって達成される。駆動ピニオン117は、比IIと補助シャフト130の駆動とのために共通であり、ピニオンが少なくなり、ギアボックスが軸方向に短くなる。
他方、パワートランスファT2の比は固定されており、比IIとIIIとの比の差におおよそ等しい。しかし、補助シャフト130と一次シャフト102、104との間の距離を変更することによって、この比の調整パラメータが得られる。
パワートランスファT1、T2の位置は交換でき、そのため、バックギアRの同期スリーブ156は、パワートランスファT1に関与するために使用される。しかし、外部一次シャフト104に接続されるピニオン136は、この場合、より大きな直径を有することになり、特に出力ピニオン106に関してそのレイアウトを確定することができる。
パワートランスファT1の同期スリーブ154は、軸方向においてクラッチと被制御ピニオン134との間で補助シャフト130の端部に配置され、かつ、出力ピニオン106と横方向に一列に並んでおり、これがギアボックスの軸方向長さを増加させない利点を有することが留意される。
さらに、補助シャフト130は、内部一次シャフト102の駆動ピニオン117を超えて軸方向に存在せず、したがって、他のシャフトより短く、ギアボックスの後ろに自由空間を残し、いくつかの部品、特に車両本体の部品をより容易に設置することを可能にする。この短いシャフトは、軽量で、あまり費用がかからず、かつ屈曲が低減され、ギア列の効率および動作ノイズを改善することを可能にする。
この他に、補助シャフトは、一次シャフトに接続されるだけであり、その位置は、シャフト間の距離を維持しながら円の弧に従って変わることができ、そのレイアウトに役立つ。
ギアボックス101、161の他の利点は、最も大きな力を伝達する最も小さな比Iの駆動ピニオン111が、クラッチに隣接して配置される一次シャフトの支持軸受に最も近い外部一次シャフト104上に配置されることである。
図示しない変形によれば、補助シャフト130に接続されるピニオン150は、第2の比IIの駆動ピニオン117に噛み合い、補助シャフトによって支持される第2パワートランスファT2のピニオン142は、外部一次シャフト104に接続されるピニオンに噛み合う。こうして、外部一次シャフト104に接続される2つのパワートランスファT1、T2の2つのピニオンは、小さな直径を有することができ、特に、出力ピニオン106に関してそのレイアウトに役立つ。
図5および図7は、2つのパワートランスファT1、T2を有するギアボックスによって達成可能な2つの組合せの例を示し、図6および図8は、図5および図7からそれぞれ実現可能な、速度の減少値の一部の例を示す。
図5は、先のギアボックスの動作モードを示し、欄160は、1〜7として示す7つの速度と、2−として示す速度を含み、第2欄162は、開状態が0で閉状態が1の、クラッチC1の状態であり、第3欄164はクラッチC2の状態であり、第4欄166は、関与する比およびパワートランスファである。
第1速は、パワートランスファT2と組み合わせた比Iを使用して、この比に連結した一次シャフトの大きな速度減少を提供し、車両の停止からの始動に使用される。第2速から第5速へは、比IからIVを直接的に使用する。第6速は、パワートランスファT1と組み合わせた比IVを使用して、この比に連結した一次シャフトの回転速度増加を提供し、第7速はまた、パワートランスファT2と共に比IVを使用して、より大きな速度増加を提供する。これらの2つの最後の比のシフトは、図2について述べたシフトと同様に行なうことができる。
2−として示す付加的な速度は、第1速と第2速との間に挿入され、パワートランスファT1と組み合わせて比Iを使用し、第1速よりも小さい速度減少を提供する。破断線で示すこの速度へのシフトは、パワートランスファT1を関与させ、次にクラッチC2からクラッチC1へトルクを切り換えることによって、第2速から実施される。
この付加的な2−速の考えられる使用は次の通りである。車両が、第2速で走行しており、停止には達しないかなりの速度減少中に、たとえば、車両が町の交差路において10km/時間で曲がるとき、従来のギアボックスの設計者は、第1速にシフトバックする案か第2速に留まる案のいずれかを選択する。第1速にシフトバックする案は、長い同期時間とかなり高い回転速度でのエンジンのブーストを必要とし、遅く、第1速と第2速との減少差が与えられると不快であり、さらに、しばらくして、第2速に再びシフトされる。
この最後の場合、エンジン回転速度が過剰に減少し、エンジンの回転がますます不規則になり、それが、不快となり、かつ、エンジンおよびその部品に損傷を与える可能性がある場合、回転速度を十分に高く維持するために、クラッチC2の滑りを予定することを余儀なくさせる。そのため、クラッチで浪費されるエネルギー、加熱および磨耗は、速度差が大きいのと同様に高い。さらに、トルクが増大しない。
2−速度は魅力的であり、小さな差によって許容される迅速でかつ快適なシフトは、第2速よりも減少した速度を提供し、クラッチC2の滑りの減少によって同様に実施されることができるある種の操作を可能にする。車両がさらに速度を落とし、ほとんど停止状態に達している場合、停止からの次の始動を準備するために、第1速が関与する。他方、運転者が加速する場合、減速比の差がある程度低いため、第2速へのシフトは円滑に実施され、2−速は、第1速へのシフトによって生じる時間損失無しに、第2速によるのに比べて大幅な車両加速が可能になる。
ある程度ゆっくりした第2速での走行中、クラッチC2からクラッチC1へトルクを瞬時に切り換えることによって、要求がある場合に強い加速を迅速に提供するという予測によってパワートランスファT1を関与させることが可能である。この迅速な対応は、たとえば、別の車両を回避するために交差路の迅速な走行が必要とされるときの安全事項である。
さらに、この2−速はまた、滑る道路上のような特別な状況において車両の始動速度であることができ、ホイールに供給されるトルクの減少が、スピンの危険を減らす。
図6は、図5に示す動作モードの実現例を示し、欄170は、速度の減少値を示し、欄172は、各速度間の差を示し、第1速から最後の速度までの総合の差を一番下に示す。好ましくは、第1速から第6速に向かって、差が徐々に減少する。そうするために、パワートランスファT2は、第1速と第2速との差(1.50)より大きいな減速比(1.60)を有する。
さらに、パワートランスファT2の減速比(1.60)は、パワートランスファT1の減速比(1.22)の2倍より大きく、第5速と第6速との差と比べてより大きな第6速と第7速との差をもたらし、最後の速度が、非常に減少した速度になり、消費を減少させるためのある程度ゆっくりしたエンジン回転によって迅速に走行することが可能になる。
図7は、変形として、パワートランスファT1と直列の比IIIを使用する付加的な速度、第4速を含んだ、8つの速度を有する動作モードを示す。第3速から第4速へのシフトは、図2に示すように直接使用される比IIIの一時的な使用を含み、比IIIを関与させた後に、クラッチC2を締め付けることによって比IIIにトルクを一時的に加えることによって達成され、次に、比IIが解放され、パワートランスファT1が関与し、トルクがクラッチC2からクラッチC1へと元に切り換わる。第4速を使用するときに達することになる回転速度より下がることなく、ギアシフト中にエンジン速度の安定しかつ連続した降下を達成するために、クラッチC2上で滑りを維持することができる。
しかし、パワートランスファT1と組み合わせてだけ使用される比IIIは、クラッチC2の摩擦エネルギーを制限することを可能にする。
図8は、図7に示す動作モードの実現例を示す。第5速と第6速との差(1.23)は、パワートランスファT1の減速比にほぼ等しく、第4速から第7速へ向かうほぼ一定の一連の差を達成することを可能にすることが留意される。
図6について、パワートランスファT2の減速比(1.59)を、パワートランスファT1の減速比の2倍より大きくすることができ、前の3つの差と比べて、第7速と第8速との間のより大きな差をもたらし、非常に減少した最後の速度が達成される。
より多くの速度が、第1速から8より大きくてもよい最後の速度への総合の差を増加させることや、非常に減少した第1速または非常に増大した高い速度を達成することを可能にする。さらに、より近接した速度を達成することも可能である。
図9に示すギアボックス201は、以下の変形を含む。2つの二次シャフト210、211は、それぞれ、横方向に一列に並んだ出力ピニオン206、207に接続され、内部一次シャフト102は、軸方向に並んだ2つの駆動ピニオン117、119を有する。
第1出力シャフト210は、比IおよびIIIを達成するために、同期スリーブ116が間にある状態で2つの従動ピニオン112、114を支持するだけである。同様に、第2出力シャフト211は、軸方向に並んだ2つの従動ピニオン218、220を支持するだけであり、同期スリーブ222は、出力ピニオン207に隣接して並ぶ2つのピニオンの外側にずれる。スリーブ222から最も離れた従動ピニオン220は、スリーブの軸方向端の前にある同期要素に接続するために、ピニオンに対向する、従動ピニオン218を貫通し、次にスリーブ222を通って進むハブを含む。同期要素は、外側を通って半径方向に進むスリーブ222の一部によって迂回されて、二次シャフト211への回転接続のために、このスリーブをスプライン223に接続することを可能にする。
この変形は、各二次シャフトについて1つのスリーブと2つの従動ピニオンを含むだけであり、剛性シャフトを備えて軸方向に非常に短く、車両内により容易に設置することができ、エンジンの横置きを可能にする。
図10は、エンジンシャフトと一列に並んだ出力二次シャフト358を有し、先に規定した動作モードに従って動作することができるギアボックスを示す。
クラッチから軸方向に、2つのパワートランスファT1、T2を達成するために、クラッチC1によって駆動される外部一次シャフト350と中実の補助シャフト354を回転可能に接続する一対のピニオン360、362、2つのパワートランスファT1、T2をそれぞれ実現する2対のピニオン390、392および394、396であって、これらの対の間に軸方向に設置されたスリーブ398の制御によって、クラッチC2によって駆動される内部一次シャフト352を中実の補助シャフト354に接続することができる2対のピニオン390、392および394、396が見出される。ピニオン396は、中実の補助シャフト354を囲む中空の補助シャフト356に接続される。
比IIIを達成するために、スリーブ374は、内部一次シャフト352の端を出力二次シャフト358の端に回転可能に接続することができ、対のピニオン370、372は、Iとして示す比を達成するために、スリーブ374の制御によって、中空の補助シャフト356を二次シャフト358に回転可能に接続することができる。
Rとして示すバックギア比を達成するために、スリーブ368は、ピニオン386を他の中実の補助シャフト354に回転可能に接続することができ、このピニオン386は、回転自在のシャフト上に搭載されるピニオン390を通じて、二次シャフト358に接続されるピニオン388に噛み合う。そして、最後に、2対のピニオン376、378および380、382は、これらの対の間に軸方向に設置されたスリーブ384の制御によって中実の補助シャフト354を二次シャフト358に回転可能に接続することができる。
パワートランスファT1、T2は、内部一次シャフト325を外部一次シャフト350に回転可能に接続することを可能にし、パワートランスファT2は、パワートランスファT1が与える速度に比べて、内部一次シャフト352に対してより低い速度を与える。こうして、クラッチC1を使用することによって、比IおよびIIIについて可能な2つの速度減少があり、また、クラッチC2を使用することによって、比IIおよびIVについて可能な2つの速度増加がある。
示された種々の変形について、パワートランスファT1、T2は、単一のスリーブの移動によって関与し、このことが、制御を単純化し、かつコストを低減することが留意される。
一般的に言えば、比とトランスファとの組合せを変更することによって他の変形を達成することができ、各比の3倍を使用することによって全部で12速を達成することができ、速度シフトは、トルクの断絶の有無にかかわらず達成される。クラッチは、乾燥状態でまたはオイル内で作動する、種々の技術を使用することができる。各クラッチは、それ自体にねじり振動減衰デバイスを含むことができる、または、単一のダンパデバイスをクラッチとエンジンとの間の上流に搭載することができる。
本発明の興味深い応用は、軽量車、商用車、4輪駆動車、または農業車のような種々の車両について実現可能である。
Claims (15)
- エンジンに連結する第1クラッチ(C1)および第2クラッチ(C2)にそれぞれ連結する、共有軸を使用する第1の一次シャフト(2、102、350)および第2の一次シャフト(4、104、352)、ならびに、ギアボックスの出力装置に連結する少なくとも1つの二次シャフト(10、110、358)を含み、前記第2の一次シャフト(4、104、352)は、第1の比(I)および第3の比(III)の関与によって二次シャフト(10、110、210、358)に回転可能に連結することができ、前記第1の一次シャフト(2、102、350)は、第2の比(II)および第4の比(IV)の関与によって二次シャフト(10、110、210、358)に回転可能に連結することができ、直接使用されるこれらの比は、ギアボックスの4つの速度を達成し、その順序の結果として、前記出力要素の速度の益々大きな速度増加を連続的に達成するギアボックスにおいて、前記一次シャフトは、それぞれが単一の同期スリーブ(16、22、116、122、222、398)の関与によって起動される2つのパワートランスファ(T1、T2)の関与によって同じ回転方向に従って共に回転可能に接続されることができ、前記第1パワートランスファ(T1)は、前記第1の一次シャフト(2、102、350)の回転から前記第2の一次シャフト(4、104、352)の減速を達成し、前記第2パワートランスファ(T2)は、前記第2の一次シャフト(4、104、352)のより大きな減速を達成することを特徴とするギアボックス。
- 前記第2パワートランスファ(T2)は、前記第1パワートランスファ(T1)によって提供される減速より少なくとも2倍大きい減速を提供することを特徴とする請求項1に記載のギアボックス。
- 前記2つのパワートランスファ(T1、T2)は、前記第4の比(IV)と組み合わされて、それぞれ、回転速度の大きな増加を提供する第1の付加的な速度、および前記第1の速度より大きな速度増加を提供する第2の付加的な速度を達成することを特徴とする請求項1または2に記載のギアボックス。
- 前記付加的な第1の速度から前記付加的な第2の速度への間接シフトの場合、直接使用される前記第4の比(IV)による一時的な動作のために、エンジントルクが一方のクラッチ(C2)から他方(C1)へ切り換わり、次に、前記第1パワートランスファ(T1)が解放され、前記第2パワートランスファ(T2)が関与し、最後に、エンジントルクは逆順となってクラッチ間で元に切り換わり、前記エンジンは、駆動トルクを駆動ホイールに常時供給することができることを特徴とする請求項3に記載のギアボックス。
- 前記付加的な第1の速度から前記付加的な第2の速度への直接シフトの場合、トルクを伝達するクラッチ(C2)が開き、次に、前記第1パワートランスファ(T1)が解放され、前記第2パワートランスファ(T2)が関与し、最後に、同じクラッチ(C2)が再び閉じることを特徴とする請求項3に記載のギアボックス。
- 前記直接使用される第4の比IVまたは前記付加的な第1の速度から前記付加的な第2の速度へのシフトが、所与の車両速度から始動する場合、運転者がスロットルを開放したときに達成されることを特徴とする請求項5に記載のギアボックス。
- 前記2つのパワートランスファ(T1、T2)は、前記第1の比(I)と組み合わされて、それぞれ、大きな減速を提供する付加的な第1の速度、および前記第1の速度より大きな減速を提供する付加的な第2の速度を達成することを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- 前記車両が、前記直接使用される第1の比(I)で走行し、前記車両の速度が所与の閾値よりも減少するとき、前記付加的な第1の速度が関与し、さらに前記車両がほとんど停止しているときに、前記付加的な第2の速度が関与することを特徴とする請求項7に記載のギアボックス。
- 前記第3の比は、前記第1パワートランスファ(T1)と組み合わせて使用されて、前記直接使用される第2の比(II)と前記直接使用される第3の比(III)との間の付加的な中間の速度が提供され、前記第2の比(II)から前記中間の速度へのシフトプロセスは、前記第3の比(III)が関与する動作と、同時でかつ少なくとも部分的な、前記第2の一次シャフト(4、104、352)のクラッチ(C2)の閉鎖および前記第1の一次シャフト(2、102、350)のクラッチ(C1)の開放によって、前記エンジンのトルクが前記第1の一次シャフト(2、102、350)から前記第2の一次シャフト(4、104、352)へ切り換わる動作と、前記第1の一次シャフト(2、102、350)の減速比(II)が解放される動作と、前記パワートランスファ(T1)が関与する動作と、最後の、同時に起こる前記第1クラッチ(C1)の閉鎖および前記第2クラッチ(C2)の開放によって、前記エンジンのトルクが、前記第2の一次シャフト(4、104、352)から前記第1の一次シャフト(2、102、350)へと元に切り換わる動作と、を連続的に含むことを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- 長手方向の孔を含む前記外部の一次シャフト(2、104)は、前記第1の比(I)および前記第3の比(III)の駆動ピニオンを支持し、前記外部の一次シャフトを貫通して進む前記第2の内部の一次シャフト(4、102)は、前記第2の比(II)および前記第4の比(IV)の駆動ピニオンを支持することを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- 補助シャフト(30、130)によって支持され、かつ、前記パワートランスファ(T1、T2)の関与を達成する前記同期スリーブ(40、154、156)は、前記外部の一次シャフト(2、104)と横方向に一列に並んでいることを特徴とする請求項10に記載のギアボックス。
- 前記第2の比(II)の駆動ピニオン(117)は、補助シャフト(30、130)を駆動するのに使用され、前記第3の比(III)の駆動ピニオン(113)は、前記第2パワートランスファ(T2)を達成するのに使用できることを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- 前記第1の比(I)および前記第3の比(III)によって駆動される第1の二次シャフト(210)、および前記第2の比(II)および前記第4の比(IV)によって駆動される第2の二次シャフト(211)を含むことを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- エンジンの端部に軸方向に固定され、このシステムは、車両のフロント駆動ホイール間に横置きされることを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
- 前記二次シャフト(358)は、前記一次シャフト(350、352)と軸方向に一列に並んでいることを特徴とする先の請求項のいずれか1項に記載のギアボックス。
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