JP2008540438A5 - - Google Patents

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JP2008540438A5
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Claims (196)

  1. 以下の化学式IA、化学式IB、化学式IC又は化学式IDの化合物であって:
    Figure 2008540438
    式中:
    Wは、OR’、SR’、N(R’)、CHF又はCHFであり;
    及びRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、窒素、硫黄又は酸素から独立して選択される0〜3個の追加のへテロ原子を有する場合により置換される3〜8員の単環式飽和又は部分不飽和環を形成し;R及びRが一緒になって形成する環はそれぞれ、場合により且つ独立して、1つ以上の置換可能な炭素、窒素又は硫黄原子において、z個の独立した−Rで置換され、zは0〜5であり;
    yは0〜5であり;
    3aは、水素又はX−Rであり、式中、XはC−Cアルキリデン鎖であり、ピリジニル環に直接結合している炭素原子を除いたXの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;Rは、−R’、=O、=NR’、ハロゲン、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)又は−OPO(R’)から独立して択され;
    各R3b、R3c、R及びRは独立してQ−Rであり;Qは、結合、又はC−Cアルキリデン鎖であり、Qの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;各Rは、−R’、ハロゲン、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)又は−OPO(R’)から独立して選択され;
    各Rは独立して、水素又は場合により置換されるC1−6脂肪族基であり;
    各R’は独立して、水素;又は場合により置換されるC1−6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり;或いはR及びR’、2個のR、又は2個のR’は、それらが結合する原子と一緒になって、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する場合により置換される3〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式又は二環式環を形成するが;
    但し:
    i) 化学式I−Dにおいて、R3a、R3b及びR3cが水素であり、且つR及びRが窒素原子と一緒になって4−モルホリニル環を形成する場合、WはSR’(式中、R’はメチル又は1H−ベンズイミダゾール−2−イルである)でないものとし;
    ii) 化学式I−Aにおいて、R3a、R3b及びR3cが水素であり、且つR及びRが窒素原子と一緒になって4−モルホリニル環を形成する場合、Wは、R及びフェニル環と一緒になって、
    Figure 2008540438
    でないものとし;
    iii) 化学式I−Bにおいて、yが0であり、R3a及びR3bが何れも水素であり、且つR及びRが一緒になって4−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イルを形成する場合、R3cは−NRCO−R又は−NRCOR’でないものとする、
    化合物;或いはその薬学的に許容される塩。
  2. 及びRが一緒になって、以下のアゼチジニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  3. 及びRが一緒になって、以下のピロリジニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  4. 及びRが一緒になって、以下のピペリジニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  5. 及びRが一緒になって、以下のピペラジニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  6. 及びRが一緒になって、以下のモルホリニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  7. 及びRが一緒になって、以下のチオモルホリニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  8. 及びRが一緒になって、以下のアゼパニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  9. 及びRが一緒になって、以下のアゾカニル環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  10. 及びRが一緒になって、以下の環(ii)又は(jj):
    Figure 2008540438
    [式中、
    は、−N−、−CH−NH−、又は−CH−CH−NH−であり;
    及びnはそれぞれ独立して0〜3であるが、但し、m+nは2〜6であるものとし;
    は0〜2であり;
    zは0〜4であり;
    各RXXは、水素;C1−6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり;RXXは、w個の独立した−R11によって場合により置換され、wは0〜3であるが;
    但し、両方のRXXが同時に水素でないものとし;
    YYは、水素、−COR’、−COR’、−CON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−P(O)(OR’)、−P(O)OR’、又は−PO(R’)であり;
    各R11は独立してQ−Rであり;Qは、結合、又はC−Cアルキリデン鎖であり、Qの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;各Rは、−R’、ハロゲン、=O、=NR’、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)、又は−OPO(R’)から独立して選択され;
    各Rは独立して、水素又は3個までの置換基を有するC1−6脂肪族基であり;各R’は独立して、水素;又はC1−6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり;R’は4個までの置換基を有し;或いはR及びR’、2個のR、又は2個のR’が、それらが結合する原子と一緒になって、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する場合により置換される3〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式又は二環式環を形成する]
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  11. 一方のRXXが水素であり、他方のRXXが水素でない、請求項10に記載の化合物。
  12. 両方のRXXが水素でない、請求項10に記載の化合物。
  13. が0である、請求項10に記載の化合物。
  14. が1である、請求項10に記載の化合物。
  15. が2である、請求項10に記載の化合物。
  16. 及びnがそれぞれ1である、請求項10に記載の化合物。
  17. 及びnがそれぞれ2である、請求項10に記載の化合物。
  18. 及びnがそれぞれ3である、請求項10に記載の化合物。
  19. XXがC1−6脂肪族基であり、RXXが、w個の独立した−R11によって場合により置換され、wが0〜3である、請求項10〜18の何れか1項に記載の化合物。
  20. XXが、w個の独立した−R11によって場合により置換されるC−Cアルキル基であり、wが0〜3である、請求項10〜19の何れか1項に記載の化合物。
  21. XXがC−Cアルキル基である、請求項10〜20の何れか1項に記載の化合物。
  22. XXが、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり;RXXが、w個の独立した−R11によって場合により置換され、wが0〜3である、請求項10に記載の化合物。
  23. XXが、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環であり;RXXが、w個の独立した−R11によって場合により置換され、wが0〜3である、請求項10に記載の化合物。
  24. XXが、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり;RXXが、w個の独立した−R11によって場合により置換され、wが0〜3である、請求項10に記載の化合物。
  25. YYが、水素、−COR’、−COR’、−CON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−P(O)(OR’)、−P(O)OR’、又は−PO(R’)である、請求項10〜24の何れか1項に記載の化合物。
  26. YYが水素である、請求項25に記載の化合物。
  27. YYが、−COR’、−COR’、−CON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−P(O)(OR’)、−P(O)OR’、又は−PO(R’)である、請求項25に記載の化合物。
  28. Rが水素である、請求項10〜27の何れか1項に記載の化合物。
  29. RがC−Cアルキルである、請求項10〜27の何れか1項に記載の化合物。
  30. Rがメチル、エチル、プロピル又はブチルである、請求項10〜27の何れか1項に記載の化合物。
  31. YYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項10に記載の化合物。
  32. が0であり、RYYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項10に記載の化合物。
  33. YYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項10に記載の化合物。
  34. が0であり、RYYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項10に記載の化合物。
  35. 及びRが一緒になって以下の環:
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  36. XXがC−Cアルキルである、請求項35に記載の化合物。
  37. XXが、メチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル又はt−ブチルである、請求項35に記載の化合物。
  38. 及びRが一緒になって、以下の環(kk):
    Figure 2008540438
    [式中:
    は−N−又はCHであり;
    及びnはそれぞれ独立して0〜3であるが、但し、m+nは2〜6であるものとし;
    は0〜2であるが、但し、GがNである時、pは0でないものとし;
    は0又は1であり;
    zは0〜4であり;
    Spは、結合又はC−Cアルキリデンリンカーであり、2個までのメチレン単位は、場合により且つ独立して、−O−、−S−、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO−、−OCO−、−NR’CO−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’−、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−SO−、−SO−、−NR’−、−SONR’−、−NR’SO−、又は−NR’SONR’−によって置換され;
    環Bは、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和、部分不飽和又は芳香族の単環式複素環であって、該環Bは、w個の独立した−R12によって場合により置換され、wは0〜4であり;
    各R12は独立してQ−Rであり;Qは、結合又はC−Cアルキリデン鎖であり、Qの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;各Rは、−R’、ハロゲン、=O、=NR’、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)又は−OPO(R’)から独立して選択され;
    各Rは独立して水素、又は3個までの置換基を有するC1〜6脂肪族基であり;各R’は独立して水素;又はC1〜6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり、R’は4個までの置換基を有し;或いはR及びR’、2個のR、又は2個のR’は、それらが結合する原子と一緒になって、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する場合により置換される3〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式又は二環式環を形成する]
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  39. がNである、請求項38に記載の化合物。
  40. がCHである、請求項38に記載の化合物。
  41. が0である、請求項38〜40の何れか1項に記載の化合物。
  42. が1である、請求項38〜40の何れか1項に記載の化合物。
  43. が2である、請求項38〜40の何れか1項に記載の化合物。
  44. が0である、請求項38〜43の何れか1項に記載の化合物。
  45. が1である、請求項38〜43の何れか1項に記載の化合物。
  46. が1であり、qが1である、請求項38に記載の化合物。
  47. がCHであり、pが0であり、qが1である、請求項38に記載の化合物。
  48. 及びnがそれぞれ1である、請求項38に記載の化合物。
  49. 及びnがそれぞれ2である、請求項38〜48の何れか1項に記載の化合物。
  50. Spが、−O−、−S−又は−NR’−から選択される、請求項38〜49の何れか1項に記載の化合物。
  51. Spが−O−である、請求項38〜50の何れか1項に記載の化合物。
  52. Spが−NR’−である、請求項38〜50の何れか1項に記載の化合物。
  53. Spが−NH−である、請求項38〜50の何れか1項に記載の化合物。
  54. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和、部分不飽和又は芳香族の単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R12によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項38〜53の何れか1項に記載の化合物。
  55. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R12によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項38〜54の何れか1項に記載の化合物。
  56. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R12によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項38〜55の何れか1項に記載の化合物。
  57. が0である、請求項38〜56の何れか1項に記載の化合物。
  58. 環Bがテトラヒドロフラニルある、請求項38〜57の何れか1項に記載の化合物。
  59. Spが結合、O又は−O−CH−であり;pが1であり;Rが水素であり;n及びmが何れも同時に1又は2である、請求項38に記載の化合物。
  60. Rが水素である、請求項38〜59の何れか1項に記載の化合物。
  61. RがC−Cアルキルである、請求項60に記載の化合物。
  62. Rがメチル、エチル、プロピル又はブチルである、請求項60に記載の化合物。
  63. 及びRが一緒になって、以下の化学式(kk−i)又は化学式(kk−ii):
    Figure 2008540438
    の環を形成する、請求項1に記載の化合物。
  64. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R12によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項63に記載の化合物。
  65. Rが水素である、請求項63又は64の何れか1項に記載の化合物。
  66. Rが水素であり、環Bがテトラヒドロフラニルである、請求項65に記載の化合物。
  67. Spが結合、−O−又は−O−CH−である、請求項63〜66の何れか1項に記載の化合物。
  68. 及びRが一緒になって、以下の環(II):
    Figure 2008540438
    [式中:
    及びnはそれぞれ独立して0〜3であるが、但し、m+nは2〜6であるものとし;
    zは0〜4であり;
    Spは、−O−、−S−、−NR’−、又はC−Cアルキリデンリンカーであり、2個までのメチレン単位は、場合により且つ独立して、−O−、−S−、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO−、−OCO−、−NR’CO−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’−、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−SO−、−SO−、−NR’−、−SONR’−、−NR’SO−、又は−NR’SONR’−によって置換されるが、但し、Spは、炭素以外の原子を介してカルボニル基に結合しているものとし;
    環Bは、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和、部分不飽和又は芳香族の単環式複素環であって、該環Bは、w個の独立した−R13によって場合により置換され、wは0〜4であり;
    各R13は独立してQ−Rであり;Qは、結合又はC−Cアルキリデン鎖であり、Qの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;各Rは、−R’、ハロゲン、=O、=NR’、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)又は−OPO(R’)から独立して選択され;
    各Rは独立して水素又は3個までの置換基を有するC1〜6脂肪族基であり;各R’は独立して水素;又はC1〜6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり、R’は4個までの置換基を有し;或いはR及びR’、2個のR、又は2個のR’は、それらが結合する原子と一緒になって、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する場合により置換される3〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式又は二環式環を形成する]
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  69. Spが、−O−、−S−又は−NR’−から選択される、請求項68に記載の化合物。
  70. Spが−O−である、請求項68又は69の何れか1項に記載の化合物。
  71. Spが−O−CH−である、請求項68に記載の化合物。
  72. Spが−NR’−である、請求項69に記載の化合物。
  73. Spが−NH−である、請求項69に記載の化合物。
  74. Spが−NH−CH−である、請求項68に記載の化合物。
  75. 及びnがそれぞれ1である、請求項68〜74の何れか1項に記載の化合物。
  76. 及びnがそれぞれ2である、請求項75に記載の化合物。
  77. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和、部分不飽和又は芳香族の単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R13によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項68〜76の何れか1項に記載の化合物。
  78. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R13によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項77に記載の化合物。
  79. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R13によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項68〜76の何れか1項に記載の化合物。
  80. が0である、請求項68〜79の何れか1項に記載の化合物。
  81. 環Bがテトラヒドロフラニルである、請求項68〜80の何れか1項に記載の化合物。
  82. Spが結合、O又は−O−CH−であり;Rが水素であり;n及びmが何れも同時に1又は2である、請求項68に記載の化合物。
  83. Rが水素である、請求項68〜83の何れか1項に記載の化合物。
  84. RがC−Cアルキルである、請求項68〜83の何れか1項に記載の化合物。
  85. Rがメチル、エチル、プロピル又はブチルである、請求項84に記載の化合物。
  86. zが0である、請求項68〜85の何れか1項に記載の化合物。
  87. 環Bが、O、S又はNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員の飽和単環式複素環であって、該環Bが、w個の独立した−R13によって場合により置換され、wが0〜4である、請求項68〜76の何れか1項に記載の化合物。
  88. 及びRが一緒になって、以下の環(mm):
    Figure 2008540438
    [式中:
    及びnはそれぞれ独立して0〜3であるが、但し、m+nは2〜6であるものとし;
    は、1〜2であり;
    YZは、w個の独立した−R14によって場合により置換されるC−C脂肪族基であり、wは0〜3であり;
    各R14は、独立してQ−Rであり;Qは、結合、又はC−Cアルキリデン鎖であり、Qの2個までの非隣接メチレン単位は、場合により且つ独立して、−NR−、−S−、−O−、−CS−、−CO−、−OCO−、−CO−、−COCO−、−CONR−、−NRCO−、−NRCO−、−SONR−、−NRSO−、−CONRNR−、−NRCONR−、−OCONR−、−NRNR−、−NRSONR−、−SO−、−SO−、−PO−、−PO−、−OP(O)(OR)−又は−POR−によって置換され;各Rは、−R’、ハロゲン、=O、=NR’、−NO、−CN、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)又は−OPO(R’)から独立して選択され;
    各Rは独立して水素又は3個までの置換基を有するC1〜6脂肪族基であり;各R’は独立して水素;又はC1〜6脂肪族基;窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜3個のへテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式環;又は窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜5個のへテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の二環式環系であり、R’は4個までの置換基を有し;或いはR及びR’、2個のR、又は2個のR’は、それらが結合する原子と一緒になって、窒素、酸素又は硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する場合により置換される3〜12員の飽和、部分不飽和又は完全不飽和の単環式又は二環式環を形成する]
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  89. が1である、請求項88に記載の化合物。
  90. が2である、請求項88に記載の化合物。
  91. 及びnがそれぞれ1である、請求項87〜90の何れか1項に記載の化合物。
  92. 及びnがそれぞれ2である、請求項87〜90の何れか1項に記載の化合物。
  93. 及びnがそれぞれ3である、請求項87〜90の何れか1項に記載の化合物。
  94. YZが、w個の独立した−R14によって場合により置換されるC−Cアルキルであり、wが0〜3である、請求項88〜93の何れか1項に記載の化合物。
  95. YZが、w個の独立した−R14によって場合により置換されるC−Cアルキル基であり、wが0〜3である、請求項94に記載の化合物。
  96. YZがC−Cアルキル基である、請求項94に記載の化合物。
  97. Rが水素である、請求項87〜96の何れか1項に記載の化合物。
  98. RがC−Cアルキルである、請求項87〜96の何れか1項に記載の化合物。
  99. Rがメチル、エチル、プロピル又はブチルである、請求項98に記載の化合物。
  100. 及びRが一緒になって、以下の環(nn):
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  101. が−N−である、請求項100に記載の化合物。
  102. が−CH−NH−である、請求項100に記載の化合物。
  103. が−CH−CH−NH−である、請求項100に記載の化合物。
  104. YYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項100〜103の何れか1項に記載の化合物。
  105. が0であり、RYYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項100〜104の何れか1項に記載の化合物。
  106. 及びRが一緒になって、以下の環(pp):
    Figure 2008540438
    を形成する、請求項1に記載の化合物。
  107. YYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項106に記載の化合物。
  108. が0であり、RYYが水素であり、一方のRXXが水素であり、他方のRXXがC−Cアルキルである、請求項100〜107の何れか1項に記載の化合物。
  109. WがOR’である、請求項1〜108の何れか1項に記載の化合物。
  110. WがOHである、請求項109に記載の化合物。
  111. WがSR’である、請求項1〜110の何れか1項に記載の化合物。
  112. WがSHである、請求項111に記載の化合物。
  113. WがN(R’)である、請求項1〜110の何れか1項に記載の化合物。
  114. WがNHR’である、請求項113に記載の化合物。
  115. WがNHである、請求項114に記載の化合物。
  116. WがCHF又はCHFである、請求項1〜110の何れか1項に記載の化合物。
  117. WがCHFである、請求項116に記載の化合物。
  118. WがCHFである、請求項116に記載の化合物。
  119. zが0〜5である、請求項1〜118の何れか1項に記載の化合物。
  120. zが1〜3である、請求項119に記載の化合物。
  121. zが1〜2である、請求項120に記載の化合物。
  122. zが1である、請求項121に記載の化合物。
  123. が独立して、ハロゲン、CN、NO、−N(R’)、−CHN(R’)、−OR’、−CHOR’、−SR’、−CHSR’、−COOR’、−NRCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−COR’、−NHCOOR’、−SOR’、−SON(R’);又はC−C脂肪族、アリール、ヘテロアリール、脂環式、複素脂環式、アリールC−Cアルキル、ヘテロアリールC−Cアルキル、脂環式C−Cアルキル又は複素脂環式C−Cアルキルから選択される場合により置換される基である、請求項1〜122の何れか1項に記載の化合物。
  124. が独立して、Cl、Br、F、CF、CH、−CHCH、CN、−COOH、−N(CH、−N(Et)、−N(iPr)、−O(CHOCH、−CONH、−COOCH、−OH、−CHOH、−NHCOCH、−SONH、−SO(CHCH、−SOCH(CH、−SON(CH、−SOCHCH、−C(O)OCHCH(CH、−C(O)NHCHCH(CH、−NHCOOCH、−C(O)C(CH、−COO(CHCH、−C(O)NHCH(CH、−C(O)CHCH;又は−ピペリジニル、ピペリジニル(piperizinyl)、モルホリノ、C1〜4アルコキシ、フェニル、フェニルオキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、−CHシクロヘキシル、ピリジル、−CHピリジル、又は−CHチアゾリルから選択される場合により置換される基である、請求項123に記載の化合物。
  125. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼチジン−1−イル(aa)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、−NRSOR’、−NRCOOR’、又は−NRCOR’である、請求項1に記載の化合物。
  126. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼチジン−1−イル(aa)であり、zが1であり、Rが−NRSOR’である、請求項125に記載の化合物。
  127. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼチジン−1−イル(aa)であり、zが1であり、Rが−NRCOOR’である、請求項125に記載の化合物。
  128. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼチジン−1−イル(aa)であり、zが1であり、Rが−NRCOR’である、請求項125に記載の化合物。
  129. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピロリジン−1−イル(bb)であり、zが1又は2であり、Rが、Cl、Br、F、CF、CH、−CHCH、−OR’、又は−CHOR’である、請求項1に記載の化合物。
  130. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペリジン−1−イル(cc)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、Cl、Br、F、CF、CH、−CHCH、−OR’、−CHOR’、−NRSOR’、−NRCOOR’、又は−OCON(R’)である、請求項1に記載の化合物。
  131. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペリジン−1−イル(cc)であり、zが1であり、Rが、F、CF、CH、−CHCH、−OR’、又は−CHOR’である、請求項130に記載の化合物。
  132. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペリジン−1−イル(cc)であり、zが1であり、Rが−NRSOR’である、請求項130に記載の化合物。
  133. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペリジン−1−イル(cc)であり、zが1であり、Rが−NRCOOR’である、請求項130に記載の化合物。
  134. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、−SOR’、−CON(R’)、−SON(R’)、−COR’、又は−COOR’である、請求項1に記載の化合物。
  135. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1であり、Rが−SOR’である、請求項134に記載の化合物。
  136. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1であり、Rが−COOR’である、請求項134に記載の化合物。
  137. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1であり、Rが−CON(R’)である、請求項134に記載の化合物。
  138. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1であり、Rが−SON(R’)である、請求項134に記載の化合物。
  139. 及びRが一緒になって、場合により置換されるピペラジン−1−イル(dd)であり、zが1であり、Rが−COR’である、請求項134に記載の化合物。
  140. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、−SOR’、−CON(R’)、−SON(R’)、−COR’、又は−COOR’である、請求項1に記載の化合物。
  141. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1であり、Rが−SOR’である、請求項140に記載の化合物。
  142. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1であり、Rが−COOR’である、請求項140に記載の化合物。
  143. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1であり、Rが−CON(R’)である、請求項140に記載の化合物。
  144. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1であり、Rが−SON(R’)である、請求項140に記載の化合物。
  145. 及びRが一緒になって、場合により置換されるモルホリン−1−イル(ee)又はチオモルホリン−1−イル(ff)であり、zが1であり、Rが−COR’である、請求項140に記載の化合物。
  146. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、−SOR’、−CON(R’)、−SON(R’)、−COR’、又は−COOR’である、請求項1に記載の化合物。
  147. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1であり、Rが−SOR’である、請求項146に記載の化合物。
  148. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1であり、Rが−COOR’である、請求項146に記載の化合物。
  149. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1であり、Rが−CON(R’)である、請求項146に記載の化合物。
  150. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1であり、Rが−SON(R’)である、請求項146に記載の化合物。
  151. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゼパン−1−イル(gg)であり、zが1であり、Rが−COR’である、請求項146に記載の化合物。
  152. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1又は2であり、少なくとも1個のRが、−SOR’、−CON(R’)、−SON(R’)、−COR’、又は−COOR’である、請求項1に記載の化合物。
  153. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1であり、Rが−SOR’である、請求項152に記載の化合物。
  154. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1であり、Rが−COOR’である、請求項152に記載の化合物。
  155. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1であり、Rが−CON(R’)である、請求項152に記載の化合物。
  156. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1であり、Rが−SON(R’)である、請求項152に記載の化合物。
  157. 及びRが一緒になって、場合により置換されるアゾカン−1−イル(hh)であり、zが1であり、Rが−COR’である、請求項152に記載の化合物。
  158. yが0〜5である、請求項124〜157の何れか1項に記載の化合物。
  159. yが0である、請求項158に記載の化合物。
  160. yが1〜3である、請求項158に記載の化合物。
  161. yが1〜2である、請求項160に記載の化合物。
  162. yが1である、請求項161に記載の化合物。
  163. が独立して、ハロゲン、CN、NO、−N(R’)、−CHN(R’)、−OR’、−CHOR’、−SR’、−CHSR’、−NRCOR’、−CON(R’)、−S(O)N(R’)、−OCOR’、−COR’、−COR’、−OCON(R’)、−NR’SOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’,−P(O)OR’、−PO(R’)、−OPO(R’);又はC−C脂肪族、アリール、ヘテロアリール、脂環式、複素脂環式、アリールC−Cアルキル、ヘテロアリールC−Cアルキル、脂環式C−Cアルキル、又は複素脂環式C−Cアルキルから選択される場合により置換される基である、請求項124〜162の何れか1項に記載の化合物。
  164. が独立して、Cl、Br、F、CF、Me、Et、CN、−COOH、−NH、−N(CH、−N(Et)、−N(iPr)、−O(CHOCH、−CONH、−COOCH、−OH、−OCH、−OCHCH、−CHOH、−NHCOCH、−SONH、−SONHC(CH、−OCOC(CH、−OCOCHC(CH、−O(CHN(CH、4−CH−ピペラジン−1−イル、OCOCH(CH、OCO(シクロペンチル)、−COCH、場合により置換されるフェノキシ、又は場合により置換されるベンジルオキシである、請求項163に記載の化合物。
  165. がFである、請求項164に記載の化合物。
  166. がOR’である、請求項163に記載の化合物。
  167. がOHである、請求項166に記載の化合物。
  168. 以下の化学式I−A−i、化学式I−B−i、化学式I−C−i又は化学式I−D−i:
    Figure 2008540438
    [式中、R、R、R3a、R3b及びR3cは、化学式I−A、化学式I−B、化学式I−C及び化学式I−Dに関して請求項1に定義した通りである]
    を有する、請求項1に記載の化合物、或いはその薬学的に許容される塩。
  169. 3aが水素である、請求項168に記載の化合物。
  170. 3aがX−Rである、請求項168に記載の化合物。
  171. XがC−Cアルキリデンである、請求項170に記載の化合物。
  172. XがC−Cアルキリデンである、請求項170に記載の化合物。
  173. Xが−CH−である、請求項170に記載の化合物。
  174. が、−R’、−OR’、−SR’、−N(R’)、−NR’COR’、−NR’CON(R’)、−NR’COR’、−COR’、−COR’、−OCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−SOR’、−SOR’、−SON(R’)、−NR’SOR’、−NR’SON(R’)、−COCOR’、−COCHCOR’、−OP(O)(OR’)、−P(O)(OR’)、−OP(O)OR’、−P(O)OR’、−PO(R’)、又は−OPO(R’)から独立して選択される、請求項170に記載の化合物。
  175. がR’である、請求項174に記載の化合物。
  176. 3bが水素である、請求項168に記載の化合物。
  177. 3cが水素である、請求項168に記載の化合物。
  178. 3bが及びR3cが何れも同時に水素である、請求項168に記載の化合物。
  179. 3b及びR3cがそれぞれ独立して、ハロゲン、CN、NO、−N(R’)、−CHN(R’)、−OR’、−CHOR’、−SR’、−CHSR’、−COOR’、−NRCOR’、−CON(R’)、−OCON(R’)、−COR’、−NHCOOR’、−SOR’、−SON(R’);又は、C−C脂肪族、アリール、ヘテロアリール、脂環式、複素脂環式、アリールC−Cアルキル、ヘテロアリールC−Cアルキル、脂環式C−Cアルキル、又は複素脂環式C−Cアルキルから選択される場合により置換される基である、請求項168に記載の化合物。
  180. 3b及びR3cがそれぞれ独立して、Cl、Br、F、CF、−OCF、Me、Et、CN、−COOH、−NH、−N(CH、−N(Et)、−N(iPr)、−O(CHOCH、−CONH、−COOCH、−OH、−OCH、−OCHCH、−CHOH、−NHCOCH、−NHCOCH(CH、−SONH、−CONH(シクロプロピル)、−CONHCH、−CONHCHCH;又は−ピペリジニル、ピペリジニル(piperizinyl)、モルホリノ、フェニル、フェニルオキシ、ベンジル又はベンジルオキシから選択される場合により置換される基である、請求項179に記載の化合物。
  181. 各R3b及びR3cが独立して、ハロゲン、CN、場合により置換されるC−Cアルキル、OR’、N(R’)、CON(R’)、又はNRCOR’である、請求項179に記載の化合物。
  182. 3b及びR3cがそれぞれ独立して、−Cl、−CH、−CHCH、−F、−CF、−OCF、−CONHCH、−CONHCHCH、−CONH(シクロプロピル)、−OCH、−NH、−OCHCH、又は−CNである、請求項181に記載の化合物。
  183. 3b及びR3cが、−Cl、−CH、−CHCH、−F、−CF、−OCF、−CONHCH、−CONHCHCH、−CONH(シクロプロピル)、−OCH、−NH、−OCHCH、又は−CNから独立して選択される、請求項182に記載の化合物。
  184. 3b及びR3cが、−Cl、−CH、−CHCH、−F、−CF、−OCF、−OCH、又は−OCHCHから独立して選択される、請求項183に記載の化合物。
  185. 各R3b及びR3cが−CON(R’)又は−NRCOR’である、請求項168に記載の化合物。
  186. 以下の化学式IA−ii、化学式IB−ii、化学式IC−ii及び化学式ID−ii:
    Figure 2008540438
    [式中、R、R、R3b及びR3cは、化学式I−A、化学式I−B、化学式I−C及び化学式I−Dに関して請求項1に定義した通りである]
    の化合物から選択される、請求項1に記載の化合物。
  187. 3a及びR3cの一方が水素である、請求項186に記載の化合物。
  188. 3b及びR3cが何れも同時に水素である、請求項186に記載の化合物。
  189. 以下の化学式:
    Figure 2008540438
    から選択される、請求項1に記載の化合物。
  190. 請求項1〜189の何れか1項に記載の化合物、及び薬学的に許容されるアジュバント又は担体を含む、薬学的組成物。
  191. 急性、慢性、神経障害性又は炎症性の疼痛、関節炎、偏頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、ヘルペス性神経痛、全身性神経痛、癲癇又は癲癇状態、神経変性障害、精神障害、例えば不安及びうつ病、ミオトニー、不整脈、運動障害、神経内分泌障害、運動失調、多発性硬化症、過敏性腸症候群、失禁、内臓痛、骨関節痛、ヘルペス後神経痛、糖尿病性神経障害、脊髄根痛、坐骨神経痛、背部痛、頭頚部痛、重度又は難治性疼痛、侵害受容性疼痛、突破性疼痛、術後疼痛又は癌性疼痛から選択される疾患、障害又は状態を処置するか、又はその重症度を低下させるための請求項190に記載の薬学的組成物
  192. 前記疾患、状態又は障害が電圧ゲート性ナトリウムチャネルの活性化又は過剰活性に関与している、請求項191に記載の薬学的組成物
  193. 前記疾患、状態又は障害が急性、慢性、神経障害性又は炎症性の疼痛である、請求項192に記載の薬学的組成物
  194. 前記疾患、状態又は障害が脊髄根痛、坐骨神経痛、背部痛、頭部痛又は頚部痛である、請求項192に記載の薬学的組成物
  195. 前記疾患、状態又は障害が重度又は難治性疼痛、急性疼痛、術後疼痛、背部痛又は癌性疼痛である、請求項192に記載の薬学的組成物
  196. 前記疾患が大腿癌性疼痛;非悪性慢性骨疼痛;慢性関節リューマチ;骨関節炎;脊髄狭窄;神経障害性下部背部痛;顔面筋疼痛症候群;線維筋肉痛;側頭下顎関節疼痛;慢性内蔵痛、例えば腹部;膵臓;IBS疼痛;慢性頭痛;偏頭痛;緊張性頭痛、例えば群発性頭痛;慢性神経障害性疼痛、例えばヘルペス後神経痛;糖尿病性神経障害;HIV関連神経障害;三叉神経痛;シャルコー−マリエ歯部神経障害;遺伝性感覚神経障害;末梢神経損傷;疼痛性神経腫;異所性近位遠位放電;神経根障害;化学療法誘導神経障害性疼痛;放射線療法誘導神経障害性疼痛;乳房切除後疼痛;中枢痛;脊髄損傷疼痛;卒中後疼痛;視床性疼痛;複合的局所疼痛症候群;幻想痛;難治性疼痛;急性疼痛、急性術後疼痛;急性筋骨格疼痛;関節痛;機械的下部背部痛;頚部痛;腱炎;損傷/運動痛;急性内臓痛、例えば腹痛;腎盂腎炎;虫垂炎;胆嚢炎;腸閉塞;ヘルニア等;胸部痛、例えば心臓痛;骨盤痛;腎仙痛;急性産科痛、例えば陣痛;帝王切開痛;急性炎症、熱傷及び外傷性疼痛;急性間欠性疼痛、例えば子宮内膜症;急性帯状疱疹疼痛;鎌状赤血球貧血;急性膵臓炎;突破性疼痛;口腔顔面疼痛、例えば複鼻腔疼痛、歯痛;多発性硬化症(MS)疼痛;うつ病における疼痛;らい病疼痛;ベーチェット病疼痛;有痛脂肪症;静脈炎疼痛;ギヤン−バレー疼痛;脚部痛及び運動時踵部痛;ハグルンド症候群;皮膚紅痛症;ファブリー病性疼痛;膀胱及び泌尿器疾患、例えば尿失禁;過剰活性膀胱;疼痛性膀胱症候群;間質性膀胱炎(IC);又は前立腺炎から選択される、請求項192に記載の薬学的組成物
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