JP2008539296A - オレフィンガソリンの脱硫方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、硫黄含有量が低く、オレフィン含有量が制御されたモーターガソリンを製造する方法であって、オレフィン仕込原料のオリゴマー化工程(工程i))と、工程(i)で生じた分枝オレフィンモーターガソリンを硫黄およびオレフィンを豊富に含むモーターガソリンと混合することからなる工程(ii)と、前記混合物の水素化脱硫の工程(iii)と、上記のようにして形成されたHSを分離する工程(iv)とを包含する方法に関する。

Description

新しい環境規制を満足する改質ガソリンの製造には、硫黄含有量の大幅な低減が必要である。現在および将来の環境基準により、欧州共同体内において、精油業者は、ガソリンプール中の硫黄含有量を、2005年には50ppm以下の値に、2009年1月1日には10ppmに低減させることを強いられる。さらに、欧州の精油業者は、オレフィン化合物含有量に関する基準をも満足させなければならず、これは、2000年から18容積%未満である。
精油業者内で用いられるガソリンベースの中で、分解ガソリンは、市販ガソリン中の硫黄およびオレフィンの大きな比率を与える。用語「分解ガソリン」は、コーキング装置、ビスブレーキング装置またはスチームクラッキングまたは流動接触分解(FCC)装置からの留分であって、その沸点の範囲が典型的には5個の炭素原子を含む炭化水素の沸点から約250℃にわたるものを意味する。
接触分解ガソリンはガソリンプールの容積で30〜50%を構成し得るものであり、これは、高いオレフィンおよび硫黄含有量を有している。改質ガソリン中の硫黄の90%超が、一般的に、接触分解からのガソリンに起因する。ガソリン、主としてFCCガソリンの脱硫は、それ故に、これらの基準を満足させる際に明らかに重要である。
接触分解ガソリンの水素化処理または水素化脱硫は、当業者にとって通常である条件下に行われる場合に、留分の硫黄含有量を低減させ得る。しかしながら、当該方法は、水素化処理条件下でのオレフィンの大きな比率さらには全部の水素化または飽和に起因して留分のオクタン価の非常に大きな降下を引き起こすという大きな不利益点を有する。
それ故に、基準に合ったレベルにオクタン価を維持しながらFCCガソリンを大幅に脱硫し得る方法が提案された。当該方法は、大きなオクタン価の喪失を誘導するオレフィンのパラフィンへの水素化を制限しながら硫黄含有化合物をHSに転換することを目的とする選択的水素化脱硫の原理に主として基づいている。例えば、特許文献1には、水素化脱硫の間のオクタン価の喪失を最小限にしながら現行の硫黄含有量の基準を満たすオレフィンガソリンを製造し得るガソリンの選択的脱硫の方法が記載されている。
さらに、3〜6個の炭素原子を含有するオレフィンを含む炭化水素フラクションから高いオクタン価を有するガソリンを製造するオリゴマー化法が開発された。当該方法では、仕込原料中に存在するオレフィンを、高オレフィン価を有する6〜12個の炭素原子を含有するイソオレフィンにオリゴマー化し得る酸触媒が用いられる。当該方法は、高オクタン価を有し、かつ、硫黄が激減させられたガソリンを製造し得る。しかしながら、このようなガソリンは、ほぼ100重量%のオレフィンである。
3〜6個の炭素原子を含有するオレフィンをオリゴマー化することによってガソリンを製造する工業的方法が多数あり、これらは、非特許文献1に記載される。
さらに、特許文献2には、オクタン価の大きな喪失なくオレフィンガソリンを脱硫する方法であって、硫黄含有ガソリンからの8〜12個の炭素原子を含有するイソオレフィンガソリンの製造およびそのイソオレフィンガソリンの選択的水素化脱硫に基づいて、オクタン価の喪失のない脱硫ガソリンを製造するものが提案されている。しかしながら、当該方法は、酸触媒上で、高いかもしれない終留点を有する硫黄含有オレフィンガソリンを処理することを必要とし、これは、前記触媒の安定性に有害な影響を及ぼし、その失活を引き起こし得る。酸触媒の安定性に有害な影響を及ぼし得る化合物、例えば、硫黄含有化合物、多不飽和化合物および窒素含有化合物の存在は、一般的にガソリンの重質フラクション、特に、7〜12個の炭素原子を含有するオレフィンを主として含有するフラクションにおいて濃縮される。
仏国特許発明第2797639号明細書 国際公開第2005/019391号パンフレット シー・マーシリー(C Marcilly)著、「Catalyse acido-basique」、Technip出版、第2巻,p.475−495
(発明の要約)
本発明は、硫黄含有量が少なく、かつ、オレフィン含有量が制御されたガソリンを製造する方法であって、
・ 仕込原料中に存在するオレフィンのオリゴマー化を引き起こし得る条件下にオレフィン仕込原料を酸触媒と接触させて、分枝オレフィンガソリンを生じさせることからなる第1工程i)と、
・ 工程i)において生じた分枝オレフィンガソリンを、硫黄およびオレフィンを豊富に含むガソリンと混合することからなる工程ii)と、
・ このようにして構成された混合物を水素の存在下に水素化脱硫触媒上で処理して、仕込原料中に存在する硫黄をHSに転換し、かつ、オレフィンを少なくとも部分的に水素化する工程iii)と、
・ 形成されたHSを分離する工程iv)と
を少なくとも包含する方法に関する。
本発明の関連において、用語「分枝オレフィンガソリン」は、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも60重量%、より好ましくは少なくとも65重量%の分枝オレフィンを含むガソリンを意味する。これらの分枝オレフィンの中で、イソオレフィンが主として存在するが、唯一の存在ではない。
(発明の詳細な説明)
本発明は、硫黄含有量が低く、オレフィン含有量が制御されたガソリンの製造計画に関する。生じたガソリンはまた高いオクタン価を有する。
オレフィンを豊富に含む炭化水素留分、好ましくは、1分子当たり3〜6個の炭素原子を含有する炭化水素(C−C留分(すなわちC、C、CおよびC留分の混合物)とも称する)を主として(すなわち、少なくとも40重量%、好ましくは少なくとも70重量%、より好ましくは少なくとも90重量%)含有するものが酸触媒上で処理されて、オリゴマー化反応、例えば二量化および/または三量化を介して、より大きな数の炭素原子を含むガソリンを生じさせる。最も短いオレフィンを含有する炭化水素フラクションを酸触媒上で処理するだけであることが有利である。7個以上の炭素原子を含有する炭化水素を含有するオレフィンフラクションは、酸触媒を不活性化し得る化合物、例えば、塩基性窒素含有化合物、硫黄含有化合物、多不飽和化合物等を濃縮する。さらに、7個以上の炭素原子を含有するオレフィンは、オリゴマー化によって、14個を超える炭素原子を含有する分枝オレフィンを形成するが、これは、重質過ぎてガソリン留分に組み込まれ得ない。
さらに、オレフィンフラクションのオリゴマー化によって生じた分枝オレフィンガソリンは、三量化反応に由来し、かつ、12個超の炭素原子を含有する重質オリゴマー化産物を含有し得る。有利には、この重質フラクションは分離されて、不飽和産物およびあらゆる多不飽和産物が濃縮され、その後に、C−C12留分が水素化される。重質C12+フラクションは、通常、蒸留によって分離される。重質C12+フラクションは、航空燃料(灯油(kerosene)とも呼ばれる)または軽油(gas oil)のベースとしての性能を向上させるために水素化処理装置または水素化装置において処理され得る。
こうして得られたオリゴマー化ガソリンは、好ましくは、1分子当たり5〜12個の炭素原子を含有する炭化水素(C−C12留分)を主として含む。
前記オレフィンリッチな炭化水素留分(オレフィン仕込原料とも称される)は、好ましくは、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも60重量%、より好ましくは少なくとも70重量%のオレフィンを含むオレフィンガソリンである。
オリゴマー化セクション(工程i))において処理されるオレフィン仕込原料は、接触分解、コーキングまたはスチームクラッキング装置に由来していてもよい。仕込原料は、工程i)の前に、多不飽和化合物、硫黄含有化合物および窒素含有化合物の量を低減させるために予備処理工程を経ることが一般的に好ましい。これらの予備処理は、前記触媒のサイクル時間を最大にし得る。
仕込原料中に存在するジオレフィンは、重合とガム状物形成によって触媒の不活化を引き起こし得る。多不飽和化合物は、石油化学適用の性能向上のために抽出され得る。この抽出は、一般的に、極性溶媒を用いる液−液抽出または抽出蒸留によって行われる。例えば、ブタジエンは、スチームクラッキングに由来するC留分から、アセトニトリル、フルフラールまたは他の極性溶媒等の溶媒を用いて抽出され得る。別の可能性は、選択的水素化によってジオレフィンをオレフィンに転換することからなる。オレフィンをオリゴマー化するために用いられる酸触媒の耐用期間を最大にするために、オリゴマー化装置に入る仕込原料中の多不飽和化合物の量は、好ましくは1重量%未満、より好ましくは0.5重量%未満である。
窒素含有化合物は、通常、塩基性の性質を有し、そのため、触媒の酸点を中和する。C−C留分中に存在し得る第1の塩基性化合物はアミンである。窒素含有化合物は、もし前記仕込原料中に存在すれば、水洗または酸洗浄工程により、または、FR-A-2 850 113に記載されるような選択的水素化工程により抽出され得る。抽出されるべき窒素含有化合物は、アミン等の酸点を中和することによって酸触媒を不活化することが知られる塩基性窒素含有化合物だけではない;非塩基性窒素含有化合物、例えば、ニトリルもまた、酸触媒の不活化を引き起こし得る。
しかしながら、本発明者らは、ニトリル等の非塩基性窒素含有化合物も、アミン等の塩基性化合物に転換されて、次いで、酸点を中和し得る所定条件下の時に酸触媒の不活化を引き起こし得ることを観察した。
−C留分中に存在する硫黄含有化合物は、主としてチオールである。チオールは、酸触媒上でオレフィンと反応して、塩基性の性質を有するスルフィドを形成し得る。形成されたスルフィドは、それ故に、酸触媒の活性を劣化させ得る。
チオールは、ジスルフィドの形態でそれらを抽出するための抽出的酸化処理、例えば、MEROX法(商標)を用いてまたは、チオエステル化反応による金属触媒上でのオレフィンへの付加によってそれらをより重質にすることによって除去され得る。オリゴマー化装置についてのオレフィン仕込原料中のチオールまたはスルフィドの形態の硫黄含有化合物の量は、好ましくは100重量ppm未満、より好ましくは50重量ppm未満である。
仕込原料がチオフェン類、より特定的にはチオフェンまたはメチルチオフェンを含有する場合、これらの化合物は、オレフィンC−C留分中に存在するオレフィンの一部と反応して、より重質のアルキル化チオフェン化合物を形成し得る。それ故に、これらの化合物は、場合によっては、簡単な蒸留によって分枝オレフィンガソリンから除去され得る。
工程i)において用いられる触媒は、酸触媒であり、好ましくは、担持された無機酸、例えば、シリカ上のリン酸、ポリマー(例えばイオン交換樹脂)上のスルホン酸、鉱物酸化物(例えばアルミナ、無定形シリカアルミナまたはゼオライト)によって構成される群から選択されるものである。
生じさせられるべき化合物は、それらのオクタン価を最大にするための分枝されていなければならない。この目的のため、高度に分枝した分子の拡散を可能にするのに十分に大きい平均細孔径を有する酸触媒が好ましくは用いられる。用いられる酸触媒は、好ましくは0.5nm超、より好ましくは0.7nm超の平均細孔径を有する。好ましくは、無定形シリカアルミナまたはイオン交換樹脂が用いられる。
触媒が無定形シリカアルミナである特定の場合、オレフィン仕込原料を触媒と接触させる前にオレフィン仕込原料を乾燥させて、100ppm未満、好ましくは50ppm未満の水を含む仕込原料を得ることが好ましい。反応器が操作される際の温度は50〜250℃、HSVは0.5〜5h−1であり、圧力は反応混合物が反応器内で液相に維持されるようにされる。
オリゴマー化工程に由来する分枝オレフィンガソリンは、90重量%超のオレフィンを含有する。オレフィン含有量を低減させるために、このガソリンは、部分的に水素化されなければならない。硫黄リッチかつオレフィンリッチな分解ガソリンの脱硫と一緒に、このガソリン、好ましくはC−C12フラクションを水素化することが特に有利であることが発見された。分枝オレフィンガソリンは、それ故に、脱硫されるべき分解ガソリンと混合される(工程ii))。
分枝オレフィンガソリンと分解ガソリンの共処理は、同一の反応セクションにおいて2種のガソリンベースが処理されることを可能にし、これにより、精製における出資が制限される。さらに、驚くべきことに、これらの2種の留分の共処理が、水素化脱硫と水素化工程の間のオレフィンの水素化と関連するオクタン価の喪失を制限し得ることが発見された。
分枝オレフィンガソリンおよび分解ガソリンによって構成される混合物は、それ故に、水素化脱硫工程において処理される(工程iii))。この混合物は、2種のガソリンの総計に対して、好ましくは少なくとも5重量%、より好ましくは少なくとも10重量%、非常により好ましくは少なくとも15重量%の分枝オレフィンガソリンを含む。
分解ガソリンから5または6個の炭素原子を含有するオレフィンを含有する軽質フラクションを抽出することが有利である。このフラクションは、チオールの形態の飽和硫黄含有化合物を本質的に含有し、それ故に、厳格な脱硫処理を必要としない。チオールは、主として、2種の方法で抽出され得る。分解ガソリンは、選択的水素化およびチオエステル化反応器、例えば、FR−A−2 797 639において記載されるものにおいて処理され、次いで、5および場合によっては6個の炭素原子を含有する炭化水素を含むが、硫黄を含まない軽質フラクションを分離するように蒸留され得る。別の解決法は、当業者に知られる、チオールが選択的に抽出されることを可能にする抽出的MEROX(商標)タイプの方法で軽質フラクションを処理することからなる。
水素化脱硫工程は、処理されるべきガソリンの混合物を、硫黄含有有機化合物をHSに転換し得る触媒上で水素と接触させることにより行われる。しかしながら、選択的水素化脱硫を示す方法を用いてオレフィンの水素化度を制御し得る触媒および操作条件を用いることが有利である。
水素化脱硫反応器の操作条件は、オレフィンガソリンを選択的に脱硫するために典型的に用いられるものである。例えば、220〜350℃の温度が用いられ、圧力は、好ましくは0.1〜5MPa、より好ましくは1〜3MPaである。
空間速度(毎時の触媒の容積当たりの脱硫されるべき液体ガソリンの容積として表される;HSV)は、好ましくは約0.5〜20h−1、より好ましくは1〜10h−1、非常に好ましくは2〜8h−1である。
脱硫されるべきガソリンの流量に対する水素流量の比は、好ましくは50〜800リットル/リットル、より好ましくは100〜400リットル/リットルである。
水素化脱硫反応器は、少なくとも1種の水素化脱硫触媒を含有し、該水素化脱硫触媒は、好ましくは、少なくとも1種の第VIII族元素および少なくとも1種の第VIB族元素を多孔質担体上に担持されて含む。
第VIII族元素は、好ましくは、鉄、コバルトまたはニッケルである。第VIB族元素は、好ましくは、モリブデンまたはタングステンである。酸化物として表される第VIII族元素の量は、好ましくは0.5〜15重量%、より好ましくは0.7〜10重量%である。第VIB族元素の量は、好ましくは1.5〜60重量%、より好ましくは2〜50重量%である。
多孔質担体は、好ましくは、シリカ、アルミナ、炭化ケイ素およびこれらの構成要素の混合物によって構成される群から選択される。
オレフィンの水素化を制御するために、アルミナを含む担体を用いることが有利であり、好ましくは少なくとも70重量%、より好ましくは少なくとも80重量%がアルミナであり、比表面積は、200m/g未満、好ましくは150m/g未満、より好ましくは100m/g未満である。
硫化前の触媒の多孔度は、平均細孔径が好ましくは20nm超、より好ましくは20〜100nmであるようにされる。第VIB族金属の表面密度は、好ましくは担体の面積(m)当たり前記金属の酸化物が2×10−4〜40×10−4g、より好ましくは4×10−4〜16×10−4g/mである。
第VIB族および第VIII族元素は硫化された形態で水素化脱硫に活性であるので、触媒は、一般的に、硫化工程を経た後に、処理されるべき仕込原料と接触させられる。一般的に、前記硫化は、固体を熱処理することによって達成され、該処理の間、それは、硫化水素を生じさせ得る分解可能な硫黄含有化合物と接触させられる。あるいは、触媒は、硫化水素を含むガス流と直接的に接触させられ得る。この工程は、現場外または現場、すなわち、水素化脱硫反応器の内側または外側で行われ得る。
場合によっては、仕込原料との接触前に、硫化された触媒はまた、ごくわずかではない量、好ましくは2.8重量%以下の量の炭素を沈着させる炭素沈着工程を経る。この炭素沈着工程は、触媒の水素化活性を優先的に阻害することにより触媒の選択性を向上させることを目的とする。非常に好ましくは、沈着炭素の量は、0.5〜2.6重量%である。この炭素沈着工程は、触媒硫化工程の前、その後またはその最中に行われ得る。
選択的水素化脱硫は、本明細書における上記のような1種の触媒を含む1つの反応器において行われ得る。しかしながら、一連の複数種の触媒を用いて、場合によっては、複数の反応器においてこの工程を行うことが有利であり得る。
本発明の特定の実施形態において、水素化脱硫終了工程は、工程iii)と工程iv)の間に挿入されて、触媒、好ましくは第VIII族元素から選択される少なくとも1種の元素を含み、アルミナ、シリカ等の多孔質担体上に担持されるものの存在下に行われ得る。第VIII族元素の量は、好ましくは1〜60重量%、より好ましくは2〜20重量%である。金属は、金属体の形態で導入され、次いで、使用前に硫化される。この終了工程は、主として、第1の脱硫工程からの流出物中に含まれる飽和硫黄含有化合物、例えば、チオール、スルフィドを分解するために行われる。それが存在する場合、終了工程は、好ましくは、脱硫工程のための温度より高い温度で行われる。
本発明の別の特定の実施形態において、終了工程は、少なくとも1種の第VIII族元素および1種の第VIB族元素を多孔質担体上に担持されて含む水素化脱硫触媒上で行われ得る。
第VIII族元素は、好ましくは、鉄、コバルトまたはニッケルである。第VIB族元素は、好ましくは、モリブデンまたはタングステンである。酸化物として表される、第VIII族元素の量は、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは0.7〜5重量%である。第VIB族金属の量は、好ましくは1.5〜50重量%、より好ましくは2〜20重量%である。
多孔質担体は、好ましくは、シリカ、アルミナ、炭化ケイ素またはこれらの構成要素の混合物によって構成される群から選択される。オレフィンの水素化を最小にするために、比表面積が200m/g未満、好ましくは150m/g未満、より好ましくは100m/gであるアルミナをベースとする担体を用いることが有利である。
硫化前の触媒の多孔度は、好ましくは、平均細孔径が20nm超、好ましくは20〜100nmであるようにされる。
第VIB族金属の表面密度は、好ましくは、担体の面積(m)当たり前記金属の酸化物2×10−4〜40×10−4g、好ましくは4×10−4〜16×10−4g/mである。
この終了工程における触媒の触媒活性は、第1の水素化脱硫触媒(工程iii))の触媒活性の好ましくは1〜90%、さらには1〜70%、好ましくは1〜50%である(転化に関して測定される)。存在する場合、この終了工程は、好ましくは、第1の脱硫工程の温度より高い温度で行われる。
脱硫工程は、一般的に、反応器に沿う昇温を制御するための冷却帯域と称される冷流体注入帯域によって分離された複数の触媒床を含み得る触媒の固定床を有する反応器において行われる。
水素化脱硫工程の終了時に、ガソリンは、冷却され液化させられる。硫黄含有有機化合物を転換することに由来するHSは、過剰の水素と共にガソリンから分離される(工程iv))。ガソリン中に溶解させられたHSは、好ましくは、ストリッピングによって除去される。
(実施例1(比較))
a)分枝ガソリンの製造
α1で示される、接触分解装置からのオレフィンC留分(その特徴は表1に示される)が、Axensによって販売され、参照IP501を有する無定形シリカアルミナからなる酸触媒上で処理された。さらに、この留分は、3ppmの硫黄および1ppmの窒素を含んでいた。操作条件は次の通りであった:温度は140℃であり、HSVは1h−1であり、圧力は6MPaであった。反応生成物は蒸留されて、ブテンの反応に由来する6〜12個の炭素原子を含む二量体および三量体が回収された。生じたガソリン(α2で示される)は、90重量%超のオレフィンを含んでおり、そのオレフィンの90重量%超は分枝オレフィンであり、90.1のオクタン価(モーター法オクタン価とリサーチ法オクタン価の平均をとることによって計算される)を有していた。この平均は、一般的に、FONと称される。このガソリンは、それ故に、本発明において記載される分枝オレフィンガソリンであった。
Figure 2008539296
このα2ガソリンは、本発明に合致しない水素化法を用いて、ニッケルをアルミナ上に担持されて含有する水素化触媒の存在下に水素化され、オレフィンの一部が水素化され、水素化されたガソリンを、18%に制限された全体的なオレフィン含有量を有する市販ガソリンの混合物に組み込むことが可能であった。
部分的水素化後に得られたα3ガソリンは、45容積%のオレフィンを含んでおり、90.5のFONオクタン価を有していた。それ故に、オレフィンガソリンの水素化は、オクタン価についてほとんど効果を有していなかった。
b)脱硫された接触分解ガソリンの製造
810ppmの硫黄を含有し、60〜170℃のカットポイントを有し、FONオクタン価が86.4である接触分解ガソリンβ1が、酸化物の%として表される2.5重量%のコバルトおよび12重量%のモリブデンを、比表面積が145m/gであるアルミナ担体上に含有する水素化脱硫触媒上で処理された。ガソリンは、以下の条件下に脱硫された:温度は280℃であり、圧力は2MPaであり、HSVは3h−1であり、脱硫されるべきガソリンの流量に対する水素の流量の比は300リットル/リットルであった。生じた脱硫ガソリンβ2は12ppmの硫黄、19.8容積%のオレフィンを含んでおり、そのFONオクタン価は82.2であった。
c)ガソリンの混合
2.5リットルのガソリンα3および7.5リットルのガソリンβ2が混合されて、ガソリンプールへの導入のためのガソリンが生じさせられた。生じたガソリンδ1は、26.1容積%のオレフィン、10ppmの硫黄を含んでおり、そのFONオクタン価は84.2であった。
(実施例2:本発明に合致する)
実施例1に記載された方法を用いて得られた、2.5リットルの分枝オレフィンガソリンα2および7.5リットルのガソリンβ1が混合され、次いで、水素化脱硫触媒上で処理された。水素化脱硫触媒は、実施例1におけるものと同じであった。ガソリンは、以下の条件下に脱硫された:温度は280℃であり、圧力は2MPaであり、HSVは3h−1であり、脱硫されるべきガソリンの流量に対する水素の流量の比は300リットル/リットル(ガソリン)であった。生じた脱硫ガソリン(δ2)は、25.9容積%のオレフィン、9ppmの硫黄を含んでおり、FONオクタン価は85であった。
分枝オレフィンガソリンおよび分解ガソリンの同時水素化脱硫(実施例2)は、それ故に、2種のガソリンが別々に水素化される場合(実施例1)より良好なFONオクタン価を有する脱硫ガソリンを生じさせることができる。

Claims (16)

  1. 硫黄含有量が低く、かつ、オレフィン含有量が制御されたガソリンを製造する方法であって、
    ・ 仕込原料中に存在するオレフィンのオリゴマー化を引き起こし得る条件下に、1分子当たり3〜6個の炭素原子を含有する炭化水素を主として含有するガソリンを酸触媒と接触させて、分枝オレフィンガソリンを生じさせることからなる第1工程i)と、
    ・ 工程i)において生じさせられた分枝オレフィンガソリンを、硫黄およびオレフィンを豊富に含むガソリンと混合することからなる工程ii)と、
    ・ 水素の存在下に水素化脱硫触媒上で前記のようにして構成された混合物を処理して、仕込原料中に存在する硫黄をHSに転換し、オレフィンを少なくとも部分的に水素化する工程iii)と、
    ・ 形成されたHSを分離する工程iv)と
    を少なくとも包含する、方法。
  2. 工程i)において得られた分枝オレフィンガソリンは蒸留されて、1分子当たり5〜12個の炭素原子を含有する炭化水素を主として含有する留分が回収される、請求項1に記載の方法。
  3. 工程i)において処理されるガソリンは、前記工程の前に予備処理工程を経て、多不飽和化合物、硫黄含有化合物および窒素含有化合物の量が低減させられる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 工程i)において処理されるガソリンは、100ppm未満、好ましくは50ppm未満のチオールまたはスルフィドの形態の硫黄を含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 工程i)において用いられる触媒は、シリカ上のリン酸、ポリマー(イオン交換樹脂等)上のスルホン酸等の担持無機酸、アルミナ、無定形シリカアルミナまたはゼオライト等の鉱物酸化物によって構成される群から選択される酸触媒である、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 用いられる酸触媒は、無定形シリカアルミナタイプのものであり、0.5nm超の平均細孔径を有する、請求項5に記載の方法。
  7. 用いられる酸触媒は、イオン交換樹脂である、請求項5に記載の方法。
  8. 水素化脱硫工程iii)は、220〜350℃の温度、好ましくは0.1〜5MPaの圧力、約0.5〜20h−1の空間速度、50〜800リットル/リットルの脱硫されるべきガソリンの流量に対する水素の流量の比で行われる、請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 水素化脱硫触媒は、少なくとも1種の第VIII族元素および少なくとも1種の第VIB族元素を多孔質担体上に担持されて含む、請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 酸化物として表される、第VIII族元素の量は、0.5〜15重量%であり、第VIB族元素の量は、1.5〜60重量%である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記担体はアルミナを含み、200m/g未満の比表面積を有する、請求項9または10に記載の方法。
  12. 第VIB族金属の表面密度は、担体の面積(m)当たり金属の酸化物2×10−4〜40×10−4グラムである、請求項9〜11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 水素化脱硫触媒は、硫化工程を経た後に、処理されるべき仕込原料と接触させられる、請求項9〜12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 水素化脱硫の終了工程が、工程iii)と工程iv)の間に入れられる、請求項1〜13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記終了工程において用いられる触媒は、第VIII族元素から選択され、多孔質担体上に担持される少なくとも1種の元素を含む触媒である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記終了工程において用いられる触媒は、第1の水素化脱硫触媒の触媒活性の1〜70%の触媒活性を有する、請求項14に記載の方法。
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