JP2008536050A - 蒸気タービン設備の構成要素、蒸気タービン設備および蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法 - Google Patents
蒸気タービン設備の構成要素、蒸気タービン設備および蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008536050A JP2008536050A JP2008505854A JP2008505854A JP2008536050A JP 2008536050 A JP2008536050 A JP 2008536050A JP 2008505854 A JP2008505854 A JP 2008505854A JP 2008505854 A JP2008505854 A JP 2008505854A JP 2008536050 A JP2008536050 A JP 2008536050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- steam turbine
- layer
- lining
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/08—Cooling; Heating; Heat-insulation
- F01D25/14—Casings modified therefor
- F01D25/145—Thermally insulated casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/28—Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2220/00—Application
- F05D2220/30—Application in turbines
- F05D2220/31—Application in turbines in steam turbines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2230/00—Manufacture
- F05D2230/20—Manufacture essentially without removing material
- F05D2230/23—Manufacture essentially without removing material by permanently joining parts together
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/20—Heat transfer, e.g. cooling
- F05D2260/231—Preventing heat transfer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49229—Prime mover or fluid pump making
- Y10T29/49236—Fluid pump or compressor making
- Y10T29/49245—Vane type or other rotary, e.g., fan
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
蒸気タービン設備の高温蒸気を受ける構成要素(10、20、30、40)に、大きな耐熱強度と大きな機械的強度を同時に与えるために、構成要素(10、20、30、40)は、高温蒸気室(1)に面する高温側面(3)に、構成品(23)上に設けられたライニング(7)を有し、このライニング(7)は構成品(23)の輪郭面(5)に合わされている。新構想によれば、ライニング(7)は多数の成形部材(27)を有し、各成形部材(27)はそれぞれ、少なくとも1個の金属層(11)と少なくとも1個のセラミック層(13)とで形成された金属・セラミック複合層(9)を有している。セラミック層(13)は特に断熱層として用いられる。金属層(11)は特に支えとして、あるいは摩耗および/又は腐食を防護するためにも用いられる。
Description
本発明は、高温蒸気室に面し輪郭面とライニングとを有する高温側面を備えた高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素に関する。また本発明は、蒸気タービン設備および蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法に関する。
蒸気タービン設備は、通常、蒸気タービン自体および蒸気タービン周辺機器から成っている。その周辺機器は、特に、高温蒸気を蒸気タービンに供給するためおよびそこから排出するために使われる。タービンの高温蒸気(過熱蒸気)は、入口側周辺機器を通して、高温高圧でタービン車室に供給される。次いで高温蒸気はタービンの入口室に供給される。その入口室は、主にタービンへのボイラの接続部と、車室内ないしタービンロータにおける最初の翼との間を延びている。蒸気タービンにおいて高温蒸気が作動媒体として冷却および膨張しながらタービン翼に沿って導かれ、その熱エネルギおよび運動エネルギを利用して、タービンロータを駆動する。その回転は発電機を駆動するためおよびそこで電流を発生するために利用される。膨張済み冷却済みの作動媒体は、膨張済み冷却済み蒸気の形態で出口側周辺機器において例えば復水器を介して再循環される。
かかる蒸気タービン設備の効率を高めるために、作動媒体、即ち、高温蒸気の特に圧力と温度を高める必要がある。それは、特にタービン設備の周辺機器、入口室、タービン設備の車室部位あるいはタービンロータ部位の大きな熱的負荷を受ける構成要素に利用された材料に、多くの追加的負荷あるいは増大された負荷をかける結果となる。というのは、高い運転温度の場合、例えば材料と作動媒体との化学反応のために酸化率が増大し、そのために、多量にスケールを発生させる。これは好ましくなく、それぞれの構成要素あるいは後置接続された構成品の特に漏れ止め性能について種々の問題を引き起こす。
この問題を解決するために、従来、特にタービン設備の周辺機器、入口室およびタービン設備の車室部位あるいはタービンロータ部位において、配管構成要素および/又は管寄せ構成要素に対して高級材料を利用することで対処していた。しかし、その構成要素の高温は、一般に、許容機械応力を下げる結果にもなり、これはまた、その構成要素自体にだけでなく、他の構造的固定部にも高級材料を採用することを条件づける。
その高級材料は、コスト的に高価であるだけでなく、その加工および利用についても経費がかかる。蒸気タービン設備の構成要素に対する冷却原理は基本的に知られているが、設備の総効率を犠牲とする。
従ってこのために、一部で、特に大きな熱的負荷を受ける構成要素に絶縁体を設けることで対処していた。その絶縁体は従来、例えば配管、ボイラあるいは周辺機器の管寄せにおいて、被覆微粉末が熱的に噴射される吹付け法(溶射法)において設けられている。
そのほかに、周辺機器の構成要素の高温蒸気室に面する高温側面に断熱織物を設けることが知られている。かかる断熱材料は、一般に、大きな厚さの層で設けられ、原理的には適しているであろう。もっとも、運転温度および運転圧力がより高くなると、構成要素内および/又は構成要素表面上における蒸気流の流れ特性が、例えば流速に基づいて、攻撃的であるので、上述の断熱材料が十分強固でなくなり、短時間経過後に早くも例えば腐食、他の摩耗および/又は酸化によって損傷され、および/又は剥離される。この作用は、材料を脆くするか、いずれにしても応力を生じさせる熱的衝撃負荷により一層強められる。剥離された絶縁材料は、作動媒体の流れの中に到達し、タービン設備の周辺機器並びにタービンにおいて腐食破壊を一層増大させる。
高い断熱特性と高い摩耗強度を同時に有するライニング(内張り)が望まれる。従来において、断熱層の厚さの増大による断熱性の向上は、上述したように、機械的強度を低下させる。断熱層の厚さ減少による機械的強度の向上は、他方で、断熱性が厚さ低下と共に同様に減少するので、耐熱性を低下させる。
ここで本発明の課題は、高温蒸気の増大された温度・圧力パラメータでも、特に600℃より高い温度および/又は250バールより高い圧力でも、構成要素の熱的強度および機械的強度が同時に有利に向上される、高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素、蒸気タービン設備並びに蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法を提供することにある。
構成要素に関する課題は、本発明により、冒頭に述べた形式の構成要素において、ライニングが構成要素の高温側面の部位に配置され、輪郭面に合わされた複数の成形部材によって形成され、各成形部材がそれぞれ、少なくとも1個の金属層と少なくとも1個のセラミック層とを備えた金属・セラミック複合層として形成されていることによって解決される。
本発明は、高温蒸気を受ける高温蒸気室から構成要素の表面を物理的に分離することが基本的に有利である、という考えから出発し、即ち、本発明は、構成要素の高温側面の輪郭面にライニング(内張り)を設ける、ということから出発している。しかし本発明はまた、従来技術と異なり、効率を増大するために高い圧力・温度パラメータ、特に、600℃より高い温度および/又は250バールより高い圧力の作動媒体にライニングが曝されるとき、そのようなライニングの厚さのために構成要素の強度がかなり制限されることを認識している。熱絶縁体の厚さ増大に伴って、その熱絶縁作用は増大するが、上述したように、特に熱衝撃負荷時にその機械的強度が低下する。ライニングの厚さ低下に伴って、熱絶縁作用が低下し、高温高圧のために高い流速と高い反応度を有する作動媒体の影響下において機械的強度が増大する。本発明はこの矛盾を、高温側面に金属・セラミック複合層を有する輪郭面が合わされた複数の成形部材の形態のライニングの採用によって解決する。
金属層とセラミック層で形成された金属・セラミック複合層の場合に大きな層厚が得られるという本発明の第1の観点が明らかになった。複合層の各層は互いに材料結合的に特に緊密に結合されているのが有利である。しかし複合層は、ねじ、差込みあるいはリベットのような方法でも結合できる。即ち、上述の複合層の場合、機械的強度が低下することなしに、ライニングの熱絶縁作用が高められる。新構想によるライニングは、種々の変形例において特に耐摩耗性と耐食性を有する。
さらに、構成要素の寸法に応じて輪郭面上に複数の成形部材の形態でライニングを設置することが、ライニングの機械的強度を増大するだけでなく、高温面側におけるライニングの良好な接合も保証し、さらに、高温領域および高圧領域における変動する温度負荷および圧力負荷からに影響を受けにくい、という本発明の第2の観点が明らかになった。タービン車室において、例えばタービン設備の入口室において並びに配管構成要素および/又は管寄せ構成要素において、そのしばしば屈曲して近寄れない形態のために、プラズマ溶射法あるいは他の熱的噴射法が、輪郭面が合わされた多数の成形部材の形態の特に有利な公知のライニングよりも信頼性が乏しいことが、新たに分かった。その成形部材は、好適には、それ自体が、例えば輪郭面にぴったり合うように穹状にされ、湾曲され、あるいは曲げられて輪郭面に合わされている。これは特に小形の構成要素において有利である。特に大形の構成要素の場合には、成形部材自体を平形にすることができる。それにもかかわらず、例えば輪郭面のとびとびの箇所に十分小さな成形部材を設けることによって、ライニングを輪郭面に合わせることができる。
新構想に応じて上述の両観点の組合せを意図したライニングによって、従来の上述した欠点は解消される。構成要素の高温側面における機械的、熱的および化学的負荷は、新構想に応じたライニングによって低減される。これによって、高い作動媒体パラメータに対して現存の材料を採用する可能性、あるいはパラメータが同じである場合にコスト的に有利な材料を利用する可能性が生ずる。
さらに、特に構成要素の内部における断熱、内側から外側への温度勾配の最小化、熱損失流の最小化および化学的抵抗特に耐食性が従来に比べて向上されることが確認されている。この利点および他の利点は特に本発明の有利な発展形態によって拡大される。これらの発展形態は、新構想に応じて高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素を実現する従属請求項から理解できる個々の方式を与える。
第1の実施態様では、セラミック層が金属層より高温側面の近くに置かれている。これは、金属層がセラミック層の保持、固定および対向支持として用いられるという利点を有する。即ち、実際に、金属層は複合層の内部でセラミック層に対する支え層として用いられる。これは、特に増大された作動媒体パラメータの枠内で大きな機械的負荷において、複合層の全体としての機械的強度を高める。また、セラミック層の背面に設置された金属層はより僅かな腐食作用しか受けない。
第2の実施態様では、金属層がセラミック層より高温側面の近くに置かれている。この場合、金属層は複合層の内部で特にセラミック層に対する摩耗防護体および/又は腐食防護体として用いられる。即ち、セラミック層は、特に高い流れパラメータの場合、流れによってより僅かにしか機械的に負荷されない。
第3の実施態様では、セラミック層が互いに直接隣接する第1金属層と第2金属層との間に配置されることによって、上述の両実施態様の利点が統合される。ここでは、低温側における第1金属層の支持特性が、高温側面における第2金属層の防食特性と組み合わされる。
基本的には第4の実施態様として、金属層を互いに直接隣接する第1セラミック層と第2セラミック層との間に配置することもできる。この場合、金属層は、内部支え層として用いられ、同時に、セラミック層によって、特に高温側面において化学的負荷および特に腐食負荷に対して防護される。
4つの実施態様のどれが有利であるかは個々の具体的利用に際して決定される。新構想の枠内で、即ち、機械的、熱的および化学的負荷から防護する複合層を備え、輪郭面に合わされた形成部材の枠内で、2mmより大きな複合層厚さを有するライニングが実現できることが明らかになっている。この厚さは、特に構成要素が600℃より高い温度および250バールより高い圧力の高温蒸気を受ける場合に、従来のライニングの場合には熱衝撃による影響がより大きくなる厚さ範囲である。
上述の4つすべての実施態様は、従属請求項から理解でき、以下図に示した実施例を参照して詳細に説明する。
本発明は特に上述した様式の構成要素を備えた蒸気タービン設備に関する。特にその構成要素は、蒸気タービン設備の蒸気タービンの周辺機器における配管構成要素および/又は管寄せ構成要素として利用されることが有利である。また、その構成要素を蒸気タービン設備の蒸気タービンの車室部分特に入口室に利用することも有利である。この関連自体において入口室は配管構成要素と見なされる。
同様に、高温側面に金属・セラミック複合層を備えたライニング成形部材が蒸気タービンのロータ部位および翼部位に利用されることも有利である。
製造方法に関する本発明の課題は、高温蒸気室に面し、且つ、輪郭面を有する高温側面を備えた高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素の製造方法において、本発明により、
− 構成要素の構成体が予め用意され、
− ライニングを形成する多数の成形部材が設けられることにより、ライニング が設置され、その場合、
− 輪郭面に合わされた成形部材が利用され、
− 金属・セラミック複合層が高温側面に向けて輪郭面の形状に応じて設けられ 、
− 複合層が、少なくとも1個の金属層と少なくとも1個のセラミック層で形成 されている、
ことによって解決される。
− 構成要素の構成体が予め用意され、
− ライニングを形成する多数の成形部材が設けられることにより、ライニング が設置され、その場合、
− 輪郭面に合わされた成形部材が利用され、
− 金属・セラミック複合層が高温側面に向けて輪郭面の形状に応じて設けられ 、
− 複合層が、少なくとも1個の金属層と少なくとも1個のセラミック層で形成 されている、
ことによって解決される。
本発明の実施例が、以下に図を参照して、蒸気タービンにおける配管を例に説明されている。さらに本発明は明らかに、蒸気タービン設備の周辺機器の他の構成要素に対しても適し、例えば管寄せ特に出口管寄せあるいは蒸気タービン設備のボイラにも適している。図から、ここで明確に述べられていないような実施例についても、例えば車室の入口室の構成要素あるいは蒸気タービンのロータや翼についても適用可能であることがわかる。説明のために用いるこの図は、概略的におよび/又は僅かに歪めた形で描かれている。図から直接理解できる教示を補足するには、関連従来技術を参照されたい。
図1Aは、蒸気タービン周辺機器の配管あるいは蒸気タービンに高温蒸気を供給する入口室の形をした配管構成要素10を示し、蒸気タービンは図示されていない。その部品は例えば9〜12%Cr鋼材料で作られる。その配管構成要素10は高温蒸気室1に面する高温側面3を有し、この高温側面3は輪郭面5とライニング(内張り)7を有している。ライニング7は図3に示された多数の成形部材27の形状で輪郭面5上に形成され、そのライニング7は図1Aに断面図で示され、成形部材27については図3に透視図で詳細に示されている。
図1Aには詳細に示されていないライニング7の成形部材27は、ライニングの断面図が示しているように、アーチ状輪郭面5のアーチ形状に合わされている。即ち、成形部材27は実質的に輪郭面5のように湾曲され、輪郭面5に対して平行に延び、配管構成要素10の高温側面3の側に置かれている。高温側面3において成形部材27は金属・セラミック二重複合層9を有している。この複合層9は正確には1個の金属層11と1個のセラミック層13で形成されている。特に、金属層11とセラミック層13は互いに緊密に材料結合されている。
配管構成要素10の図1Aに示された実施例において、高温側面3は、配管構成要素10の構成体23の輪郭面5に直に金属・セラミック複合層9を有している。この複合層9はそれ自体機械的に輪郭面5に取り付けられている。これは、製造工程において、例えばダウエルピン継手、ねじ継手あるいは溶接継手によって行われる。ライニング7は複合層9から成っている。つまり、蒸気タービンの周辺機器において1000℃以下の温度範囲に対して、成形部材は厚さが2mmより大きな複合層9で形成されることが明らかに分かる。これは、通常の断熱層を大きく越えた寸法であるが、それでも、複合層9が熱的および機械的に非常に強固であることを示している。通常のライニングの形状の断熱層はプラズマ溶射あるいは蒸着されるが、そのような厚さに作ることはできず、新構想の枠内において相応の成形部材で可能とされる十分な機械的強度を持つことはできないであろう。
複合層9の材料と多孔率と厚さとに依存する有利な断熱作用を得ることができ、その複合層9はそれぞれの利用の枠内で目的に適って形成される。
金属層11がセラミック層13より高温側面3の近くに置かれていることによって、耐食性がかなり向上される。さらに、金属層11はセラミック層13に対する保持作用あるいは固定作用もする。金属層はここでは、セラミック層を担持するために適したニッケル基合金あるいは他の時効性合金から成る鋼板の形をした耐熱鋼板材料が利用される。複合層9の製造工程において、複合層9はセラミック層13に、境界層15に緊密結合が生ずるように、容易に接着され、あるいは他の方法で取り付けられる。セラミック層に対する材料として、特に小さな熱伝導率のセラミック、例えば酸化ジルコンを基礎とするセラミックが特に有利である。セラミック層は熱絶縁のために用いられる。これは目的に適って適当な耐圧材料でも形成される。この実施例において、セラミック層・金属層の緊密結合を省くこともできる。複合層を得るために、金属層が鋼板成形部材の形態で次の緩く置かれたセラミック成形部材の上に押し付けられ、そのセラミック成形部材を押圧力によって輪郭面上に保持することができる。
この実施例のここでは図示されていない変形例として、金属・セラミック・金属・複合層の形のサンドイッチ構造にすることもできる。即ち、図1Aの変形例において、補強のために、鋼板層の形の他の金属層が、セラミック層13の背面に輪郭面5上に直に当てて配置される。輪郭面5とセラミック層13との間に位置するかかる鋼板は、図示された金属層11に比べて、運転状態における低い温度レベルのために、低級合金の鋼板材料で製造でき、これは価格的に有利である。高温側面3に直に面する鋼板は高級鋼板材料で作られる。
図1Bに、本発明の構想に基づく配管構成要素20の類似した第2実施例が示されている。なお図1Bにおいて図1Aに相当する部品にそれと同一符号を付け、それについての重複説明を避ける。図1Aにおける配管構成要素10の第1実施例と異なって、図1Bにおける第2実施例の場合、セラミック層13が金属層11より高温側面3の近くに置かれている。その両層11、13は互いに境界面15で材料結合され、あるいは場合によっては単にかみ合い結合することもできる。
ここでは、高温側面3は、輪郭面5との間にスペーサ空間17を形成した状態で、金属・セラミック複合層9を有し、即ち、構成品23と複合層9は互いに間隔を隔てられている。スペーサ空間17は冷却材供給路19の形態に形成され、空洞である。図1Bにおける配管構成要素20の第2実施例における複合層9は、冷却材特に冷却蒸気によって背面を洗流される。即ち、ライニング7は複合層9のほかに、冷却材供給路によって形成された冷却ジャケットでも形づけられている。
冷却ジャケットの異なった形態を図2Aと図2Bを参照して説明する。その場合も、本質的に同じ機能の部品に同じ符号が付されている。
図2Aは、ここでは流入路の形態の配管構成要素30の第3実施例を示している。そのセラミック層13は薄い断熱層として金属層11上に形成されている。このようにして、高温蒸気室1から高温蒸気によって構成体23に入る熱量が制限される。さらに、図2Aの第3実施例30において、金属・セラミック複合層9が複数の孔21を備えている。他の場合には空洞のスペーサ空間17が冷却材供給路19として使われ、その場合、冷却材は孔21を通って高温蒸気室1に流出し、これにより、断熱層として形成されたセラミック層13の上に冷却境界層が形成され、これは追加的断熱効果を有する。ここでは、金属層11とセラミック層13に孔21が配置されている。その代わりにあるいはそれに加えて、セラミック層13は、そこを通って冷却材が高温蒸気室1に流出できる複数の細孔も有するようにすることもできる。
図2Bに第4実施例として、図2Aに示された第3実施例の変形例の配管構成要素40が示されている。ここでも本質的に同じ符号が利用されている。配管構成要素40の第4実施例はスペーサ空間17を有し、このスペーサ空間17には多孔性材料および/又は網状材料29が詰められている。これは特に多孔性セラミックあるいは繊維材料例えばガラス繊維や金属繊維から成る網である。スペーサ空間17におけるこのように形成された支持装置は、幾分柔軟であるのが有利であり、複合層9を有利に支える。図2Aの配管構成要素30の第3実施例におけるようなスペーサ空間17並びに図2Bにおける支持装置が詰められたスペーサ空間17は、成形体27で形成された複合層9を構成体23から有利に切り離している。このようにして、ライニング7は、例えば過渡的運転過程において特に配管構成要素で生ずる熱的不安定による機械的振動を特に大きく減衰する。
構成体23と形成部材27の類似した切り離しは、図1A、図1Bに関連して述べたサンドイッチ構造でも達成できる。配管構成要素10の第1実施例の変更形態では、輪郭面5とセラミック層13との間の図示されていない補助金属層が、補助的保持あるいは固定対向層の機能を有する。このようにして、配管構成要素10の複合層9の構成体23への直接的な結合が、不安定状態において、例えば熱的不安定時において減衰される。
かかるサンドイッチ構造あるいは例えば図2Bで述べた支持装置が、配管構成要素10又は40の運転安全性をかなり高める。
実施例10、20、30、40において、すべてのライニング7は溶接継手25によって構成体23に取り付けられている。その代わりにあるいはそれに加えて、ねじ、リベット、クランプあるいは止めピンなどのような他の結合様式も利用できる。また、成形部材27が1個ごとあるいは数個ごとに網により互いに結合されることも有利である。この網は例えば金属製であり、セラミック層13に焼結される。これによって、成形部材は互いに網掛け結合され、良好に保持される。その網は好適には輪郭面5に固定される。
図3は、ライニング7が輪郭面5上に多数の成形部材27の形態で形成された配管構成要素10、20、30、40を透視図で示している。各成形部材27は構成体23の部位における輪郭面5に合わされている。
製造方法の特に有利な実施例において、まず、配管構成要素10、20、30、40の構成体23が用意される。その後、ライニング7を形成する多数の成形部材27が設けられることにより、ライニング7が設置され、その場合、輪郭面が合わされた成形部材27が利用され、金属・セラミック複合層9が高温側面3に向けて、輪郭面5の形状に応じて設けられる。
図1A、図1B、図2A、図2Bに関連して述べたように、複合層を形成するために、金属層とセラミック層が互いに材料結合あるいはかみ合い結合される。成形部材27自体は、製造工程において、必要に応じてねじ止めないし接着され、あるいは上述の図に関連して示しているように、溶接継手25によって溶接される。上述の接合過程は、それが成形部材27の組立性を容易にし、不安定な熱的過程に対して成形部材27の機械的強度を改善するので有利である。
蒸気タービン設備の高温蒸気を受ける構成要素10、20、30、40に大きな耐熱性並びに大きな機械的強度を同時に与えるために、その構成要素10、20、30、40は、高温蒸気室1に面する高温側面3に、構成体23上に設けられ構成体23の輪郭面5に合わされたライニング7を有している。新構想により、ライニング7は多数の成形部材27を有し、各成形部材27が、少なくとも1個の金属層11と少なくとも1個のセラミック層13で形成された金属・セラミック複合層9を有している。セラミック層13は特に断熱層として用いられる。金属層11は特に支えとして、あるいは摩耗および/又は腐食に対する防護のために用いられる。
1 高温蒸気室
3 高温側面
5 輪郭面
7 ライニング(内張り)
9 複合層
10 構成要素
11 金属層
13 セラミック層
20 構成要素
27 成形部材
30 構成要素
40 構成要素
3 高温側面
5 輪郭面
7 ライニング(内張り)
9 複合層
10 構成要素
11 金属層
13 セラミック層
20 構成要素
27 成形部材
30 構成要素
40 構成要素
Claims (18)
- 高温蒸気室(1)に面し輪郭面(5)とライニング(7)とを有する高温側面(3)を備えた高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素(10、20、30、40)において、
ライニング(7)が、構成要素(10、20、30、40)の高温側面(3)の部位に配置され、輪郭面(5)に合わされた複数の成形部材(27)によって形成され、各成形部材(27)がそれぞれ、少なくとも1個の金属層(11)と少なくとも1個のセラミック層(13)とを備えた金属・セラミック複合層(9)として形成されていることを特徴とする蒸気タービン設備の構成要素。 - セラミック層(13)が金属層(11)より高温側面(3)の近くに置かれていることを特徴とする請求項1に記載の構成要素(図1B、図2B)。
- 金属層(11)がセラミック層(13)より高温側面(3)の近くに置かれていることを特徴とする請求項1に記載の構成要素(図1A、図2A)。
- セラミック層が、互いに直接隣接する第1金属層と第2金属層との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の構成要素。
- 高温側面(3)が輪郭面(5)上に直に金属・セラミック複合層(9)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の構成要素(図1A)。
- 高温側面(3)が、輪郭面(5)との間にスペーサ空間(17)を形成した状態で、金属・セラミック複合層(9)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の構成要素(図1B、図2A、図2B)。
- スペーサ空間(17)が冷却材供給路(19)の形で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の構成要素(図1B、図2A、図2B)。
- 金属・セラミック複合層(9)が、複数の細孔および/又は孔(21)を有していることを特徴とする請求項6又は7に記載の構成要素(図2A、図2B)。
- スペーサ空間(17)が、多孔性材料および/又は網状材料で詰められていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の構成要素(図2B)。
- 複数の成形部材のうちの1個あるいは数個が、特に輪郭面に固定するために利用される網によって結合されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の構成要素。
- 構成要素が、特に配管、管寄せ特に出口管寄せ、ボイラから成るグループにおける配管構成要素および/又は管寄せ構成要素(10、20、30、40)であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の構成要素。
- 請求項1ないし11のいずれか1つに記載の構成要素(10、20、30、40)を有することを特徴とする蒸気タービン設備。
- 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の構成要素が、蒸気タービン設備の蒸気タービンの周辺機器における配管構成要素および/又は管寄せ構成要素(10、20、30、40)として利用されることを特徴とする構成要素の利用。
- 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の構成要素が、蒸気タービン設備の蒸気タービンの特に入口室における車室部分として利用されることを特徴とする構成要素の利用。
- 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の構成要素が、蒸気タービン設備の蒸気タービンのロータおよび/又は翼の部分として利用されることを特徴とする構成要素の利用。
- 600℃より高い温度および250バールより高い圧力の高温蒸気を受けることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1つに記載の構成要素の利用。
- 高温蒸気室(1)に面し輪郭面(5)を有する高温側面(3)を備えた高温蒸気を受ける蒸気タービン設備の構成要素(10、20、30、40)の製造方法において、
− 構成要素の構成体(23)が予め用意され、
− ライニング(7)を形成する複数の成形部材(27)が設けられることによ り、ライニング(7)が設置され、その場合、
− 輪郭面に合わされた成形部材(27)が利用され、
− 金属・セラミック複合層(9)が高温側面(3)に向けて輪郭面(5)の形 状に応じて設けられ、
− 複合層(9)が、少なくとも1個の金属層(11)と少なくとも1個のセラ ミック層(13)で形成されている、
ことを特徴とする蒸気タービン設備の構成要素の製造方法。 - 成形部材が、ねじ、溶接、ろう付け、接着、差込みあるいはリベットによって設けられることを特徴とする請求項15に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP05008207A EP1712745A1 (de) | 2005-04-14 | 2005-04-14 | Komponente einer Dampfturbinenanlage, Dampfturbinenanlage, Verwendung und Herstellungsverfahren |
PCT/EP2006/060664 WO2006108746A1 (de) | 2005-04-14 | 2006-03-13 | Komponente einer dampfturbinenanlage, dampfturbinenanlage, verwendung und herstellungsverfahren |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008536050A true JP2008536050A (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=35589323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008505854A Pending JP2008536050A (ja) | 2005-04-14 | 2006-03-13 | 蒸気タービン設備の構成要素、蒸気タービン設備および蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8137063B2 (ja) |
EP (2) | EP1712745A1 (ja) |
JP (1) | JP2008536050A (ja) |
CN (1) | CN101155973B (ja) |
PL (1) | PL1869292T3 (ja) |
WO (1) | WO2006108746A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016520754A (ja) * | 2013-05-21 | 2016-07-14 | ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. | 熱遮蔽体を有する圧縮機および運転方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2022951A1 (de) * | 2007-08-08 | 2009-02-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Turbinengehäuses sowie Turbinengehäuse |
EP2112334A1 (de) * | 2008-04-21 | 2009-10-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Außengehäuse für eine Strömungsmaschine |
US20100061847A1 (en) | 2008-09-09 | 2010-03-11 | General Electric Company | Steam turbine part including ceramic matrix composite (cmc) |
EP2187004A1 (de) * | 2008-11-13 | 2010-05-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Innengehäuse für eine Strömungsmaschine |
EP2224167A1 (de) * | 2009-02-25 | 2010-09-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Gehäuse einer Gasturbine |
EP2696028A1 (en) * | 2012-08-06 | 2014-02-12 | Siemens Aktiengesellschaft | A turbomachine component for hot gas path of a gas turbine |
US20140119886A1 (en) * | 2012-10-31 | 2014-05-01 | General Electric Company | Turbine cowling system |
EP2871330A1 (de) * | 2013-11-07 | 2015-05-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Strömungsmaschine mit einer Beschichtung, Verwendung eines Kunststoffes zur Beschichtung und Verfahren zum Beschichten einer Strömungsmaschine |
DE102018212222A1 (de) * | 2018-07-23 | 2020-01-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinengehäuse sowie Verfahren zum Herstellen eines Turbinengehäuses |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528543B1 (ja) * | 1970-10-23 | 1977-03-10 | ||
JPS6024839U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | いすゞ自動車株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤの断熱構造 |
JPS61257466A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気タービンブレード |
JPS6338565A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-19 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | セラミツクス被膜の強化方法 |
JPS63129102A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-06-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐エロ−ジヨン性蒸気タ−ビンブレ−ド |
JPH0387379A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-12 | Hitachi Ltd | 環境遮断用耐熱壁を備えた地上機器 |
JPH0571303A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Toshiba Corp | セラミツクス耐熱壁構造 |
JPH07260151A (ja) * | 1993-12-18 | 1995-10-13 | Abb Patent Gmbh | セラミック製の内張りを有する燃焼室 |
EP1475567A1 (de) * | 2003-05-08 | 2004-11-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Schichtstruktur und Verfahren zur Herstellung einer Schichtstruktur |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528543A (en) | 1975-07-10 | 1977-01-22 | Toshiba Corp | High frequency heating method |
US4550562A (en) * | 1981-06-17 | 1985-11-05 | Rice Ivan G | Method of steam cooling a gas generator |
JPS5969516A (ja) | 1982-10-12 | 1984-04-19 | Fuji Denshi Kogyo Kk | クランクシヤフト |
DE3843663A1 (de) * | 1988-12-23 | 1990-06-28 | Gruenzweig & Hartmann Montage | Waermedaemmung fuer heisse gase fuehrende gussbauteile |
EP0925426A1 (de) * | 1996-09-04 | 1999-06-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinenschaufel, welche einem heissen gasstrom aussetzbar ist |
JPH1088368A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-07 | Toshiba Corp | 遮熱コーティング部材およびその作製方法 |
US6224339B1 (en) * | 1998-07-08 | 2001-05-01 | Allison Advanced Development Company | High temperature airfoil |
DE10117128A1 (de) * | 2001-04-06 | 2002-10-10 | Alstom Switzerland Ltd | Verfahren zur Herstellung von Verbundaufbauten zwischen metallischen und nichtmetallischen Materialien |
JP4031631B2 (ja) * | 2001-10-24 | 2008-01-09 | 三菱重工業株式会社 | 遮熱コーティング材及びガスタービン部材並びにガスタービン |
-
2005
- 2005-04-14 EP EP05008207A patent/EP1712745A1/de not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-03-13 WO PCT/EP2006/060664 patent/WO2006108746A1/de not_active Application Discontinuation
- 2006-03-13 EP EP06708745A patent/EP1869292B1/de not_active Not-in-force
- 2006-03-13 US US11/918,304 patent/US8137063B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-03-13 CN CN2006800116707A patent/CN101155973B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2006-03-13 PL PL06708745T patent/PL1869292T3/pl unknown
- 2006-03-13 JP JP2008505854A patent/JP2008536050A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528543B1 (ja) * | 1970-10-23 | 1977-03-10 | ||
JPS6024839U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | いすゞ自動車株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤの断熱構造 |
JPS61257466A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気タービンブレード |
JPS6338565A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-19 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | セラミツクス被膜の強化方法 |
JPS63129102A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-06-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐エロ−ジヨン性蒸気タ−ビンブレ−ド |
JPH0387379A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-12 | Hitachi Ltd | 環境遮断用耐熱壁を備えた地上機器 |
JPH0571303A (ja) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Toshiba Corp | セラミツクス耐熱壁構造 |
JPH07260151A (ja) * | 1993-12-18 | 1995-10-13 | Abb Patent Gmbh | セラミック製の内張りを有する燃焼室 |
EP1475567A1 (de) * | 2003-05-08 | 2004-11-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Schichtstruktur und Verfahren zur Herstellung einer Schichtstruktur |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016520754A (ja) * | 2013-05-21 | 2016-07-14 | ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. | 熱遮蔽体を有する圧縮機および運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8137063B2 (en) | 2012-03-20 |
WO2006108746A1 (de) | 2006-10-19 |
EP1712745A1 (de) | 2006-10-18 |
CN101155973B (zh) | 2010-05-19 |
CN101155973A (zh) | 2008-04-02 |
EP1869292A1 (de) | 2007-12-26 |
PL1869292T3 (pl) | 2013-05-31 |
US20090041578A1 (en) | 2009-02-12 |
EP1869292B1 (de) | 2013-01-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008536050A (ja) | 蒸気タービン設備の構成要素、蒸気タービン設備および蒸気タービン設備の構成要素の利用と製造方法 | |
KR101260922B1 (ko) | 증기 터빈의 하우징 및 증기 터빈을 위한 열적 배리어코팅의 이용 | |
US7175387B2 (en) | Seal arrangement for reducing the seal gaps within a rotary flow machine | |
US8142163B1 (en) | Turbine blade with spar and shell | |
EP1367223B1 (en) | Ceramic matrix composite gas turbine vane | |
JP4378436B2 (ja) | 高性能エンジン用燃焼室及びノズル | |
US7070390B2 (en) | Component with internal damping | |
CA2772227C (en) | Component for a turbomachine and method for manufacturing such a component | |
US6652228B2 (en) | Gas turbine blade and gas turbine | |
JP2006052725A (ja) | 耐熱性ベーンアッセンブリ | |
JP2004003477A (ja) | セラミック製タービンシュラウド | |
JPH1037701A (ja) | 熱負荷されるターボ機用ブレード | |
EP2492448A2 (en) | Sealing Device And Method For Providing A Seal In A Turbine System | |
EP3056817B1 (en) | Additively manufactured combustor thermal shield and corresponding manufacturing method | |
WO2015057288A1 (en) | Gas turbine engine with liquid metal cooling | |
JP2009150382A (ja) | 断熱型フランジボルト | |
US20170218768A1 (en) | Blade of a turbomachine having blade root thermal insulation | |
US8109719B2 (en) | Annular component | |
JP6990967B2 (ja) | ターボ機械用の複合シール | |
US8444152B2 (en) | Spring seal assembly and method of sealing a gap | |
EP2434104A2 (en) | Steam Turbine Valve Having Integral Pressure Chamber | |
JP2012525534A (ja) | 真空ポンプ | |
US20100209733A1 (en) | Hot Gas-Guided Component of a Turbomachine | |
EP3052763B1 (en) | A nonmetallic airfoil with a compliant attachment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101130 |