JP2008534183A - 歯冠外アタッチメントおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

この歯冠外アッタチメントは、歯の補綴物に結合される雌型部材65と、自然歯またはインプラントに固定でき、かつ隣接部51を有する雄型部材とを含んでいる。該隣接部は、両長手方向側面の各々に少なくとも一つの長手方向溝20または長手方向リブとを有し、これらに、雌型部材の対応する長手方向リブ30または長手方向溝が係合して確実な結合が行なわれる。隣接部は、また少なくとも一つのの咬合側に向いた支承面を有し、該支承面には雌型部材の支持面が支えられる。雌型部材はハウジングを含み、このハウジングと共に、雌型部材の長手方向リブ30または長手方向溝と支持面とが一体部材として構成されている。

Description

本発明は、請求項1の前段部分に記載された歯冠外アッタチメント(付加物)および該アッタチメントを製造する方法に関するものである。
多くの異なる種類のアッタチメントが公知であるが、概して、歯冠内アッタチメントでは、雄型部分が自然歯またはインプラント内に固定され、歯冠外アッタチメントの場合には、本願のように、雄型部分が自然歯またはインプラントに固定されるという違いがある。歯冠内アッタチメントと異なり、歯冠外アッタチメントを用いると、歯の解剖学的形状またはインプラントの外径が増大する。歯冠外アッタチメントは、この場合、自然歯への侵襲性を最小にする任意選択肢をなしている。
前記種類の歯冠外アッタチメントは、本出願人による、例えば特許明細書EP−0298901−B1およびEP−0659063−B1に開示されている。これらのアッタチメントの利点の一つは、ターンとも呼ばれる鋳造被着によってアッタチメントに結合されるスタビライザが不要なことである。しかし、アッタチメントに加わる過度に高い応力は、歯またはインプラントの歯冠と、歯の補綴物との間に望ましくない相対運動を生じさせ、最悪の場合には、雄型部材の破壊に至ることもある。
特許出願DE−19619786−A1に開示された前記種類の別のアッタチメントでは、雄型部材と雌型部材とが互いに嵌め合わされ、ねじり固定される。回転運動を吸収するために、歯の補綴物は弓形の剪断力散逸アームを骨格状補強部材の一体部分として含む。この剪断力散逸アームは、雄型部材と雌型部材との別の部材として設計され、V字形切欠きに係止される。この切欠きは、比較的製造が難しく、また工業規模での再生産はいっそう難しい。更に、付加的な剪断力散逸アームを備えることにより、結果として比較的複雑な構造が生じ、これによって、歯の補綴物は製造が難しく費用のかかるものとなる。
このような先行技術から出発して、本発明が目的とすることは、前記欠点を除去し、前記種類のアッタチメントを改良することによって、剪断力散逸アームを付加する必要なしに、より大きい応力負荷を支持できるようにすることである。
この目的を達成するアッタチメントが、請求項1に記載されている。その他の請求項には、本発明によるアッタチメントの好適形態と、該アッタチメントを製造する方法が記載されている。
以下、図面を見ながら本発明の好適例について説明する。
実施例1
図1および図2から判るように、雄型部材10には、例えば歯冠に固定(鑞接)でき、かつウエブ12を介して頭部13に結合された隣接部11が含まれている。隣接部11の二つの長手方向側面21a,21cの各々に長手溝を備え、該二つの長手溝が、雌型部材の挿入方向に延び、咬合面上で互いに接続され、咬合支承面を形成する。安定化溝20が、これによって形成される。安定化溝20は、隣接部11の長手方向側面21aから、上側、すなわち咬合側21bを経て、隣接部11の他方の長手方向側面21cまで延在している。
図1のA−A線に沿った断面では、安定化溝20が、事実上U字形輪郭を有し、丸い横断面を有しており、この丸い横断面は、好ましくは安定化溝20に沿って事実上一定であるのが好ましい。安定化溝20の横断面は、事実上部分円形であるのが好ましく、その弧の長さは円周の半分未満である。ウエブ12の両側に位置する隣接部11の平らな側は、雌型部材25のための付加的な当接面14を形成している。
頭部13は事実上円筒形であり、ウエブ12と頭部13とは咬合側に斜面15を有する。図1に示されているように、頭部13の直径とウエブ12の厚さとは、隣接部11の厚さ未満である。A−A線に沿った断面での隣接部11の断面積は、したがって、A−A線断面と平行に延びる、ウエブ12または頭部13の断面積より大である。
図3〜図5には、歯の補綴物に結合される雌型部材25が示されている。この雌型部材は、前側と下側が開いたハウジングとして構成されている。このハウジングは、長手方向側面31a,31c、すなわち頬側または唇側が閉じられ、かつ舌側または口蓋側が閉じられていることで、安定的な形状を形成している。ハウジングの咬合側31bと後ろ側も閉じられている。雌型部材25は、空所26を有し、空所の形状は、頭部13、ウエブ12、当接面14、安定化溝20の各表面と事実上相補的な面によって画成されている。特に、雌型部材は、当接面27を含み、前端には安定化リブ30を含んでいる。該安定化リブは、雌型部材25の一方の長手方向側面31aから咬合側31bを経て他方の長手方向側面31cまで延在している。
とくに図3から判るように、安定化リブ30は、安定化溝20と同様に、U字形輪郭を有する。雄型部材10と雌型部材25とが互いに結合されると、安定化リブ30が安定化溝20に係合して、確実な連結が行なわれる。
図6および図7に見られるように、摩擦部材35は、事実上、延長部36を有する横方向に開いた管状スリーブとして構成されている。摩擦部材35は、プラスチック製で、雄型部材10と雌型部材25との相互作用時に公差の補償を可能にする。摩擦部材35は、またアッタチメントに応力負荷が加わった場合に、減衰効果を発揮する。更に、摩擦部材35の厚さを適宜に選択することによって、雌型部材25を雄型部材10から分離して、補綴物を除去するのに要する力の調節が可能になる。アッタチメントを動かす方法は、例えば特許出願EP−0659063−B1に開示されている。
図9および図10から判るように、アッタチメントが一緒に結合されると、雌型部材25は、その安定化リブ30が安定化溝20と係合し、当接面14,27が互いに対向する。摩擦部材35は、頭部13を取り囲み、延長部36がウエブ12に当て付けられる。
雄型部材10と雌型部材25との寸法公差は、応力が加わらない状態では、雌型部材25が安定化溝20に支持され、ウエブ12または頭部13には支持されないように選択されている。
図1および図2に示された雄型部材10の隣接部11は隣接凹面38を備え、該凹面は、例えば鑞接で歯冠に結合させることができる。
実施例2、3
図11〜図14には、雄型部材の二つの変形例10´、10´´が示されている。これらの変形例は、例えば鋳造またはレーザー処理によって歯冠に結合される。図11〜図14には、図1および図2の部材に対応する部材が、同じい符記号で示されている。雄型部材10´,10´´は、雌型部材25および摩擦部材35と共に用いて、アッタチメントを形成できる。
図11および図12から判るように、鋳造被着がなされる雄型部材10´の隣接部11´は、端面に二つの長手方向スロット40を有する凹状の隣接面39を有する。
図13および図14から判るように、レーザー処理で結合可能な雄型部材10´´の隣接部11´´は、端面に平坦な隣接面41を含み、該隣接面が、事実上U字形の縁斜面42に隣接している。
実施例4
本発明によるアッタチメントの別の実施例が図15〜図29に示されている。図15〜図18に示されている雄型部材50は、雄型部材10´とは、頭部53の咬合領域55とウエブ52とが丸い外面を有する点で大きく異なっている。頭部53とウエブ52とは、雄型部材50の下部領域、すなわち基部領域がオメガ形の断面を有する。頭部53の咬合領域55は、事実上球形を有する。ウエブ52は、丸形横断面の溝形状を有し、この溝が、事実上U字形で、ウエブ52の一方の長手方向側面から、咬合側を経て、ウエブ52の他方の長手方向側面まで延在している。安定化溝20および安定化リブ30の丸形構成に加えて、ウエブ53と咬合領域での頭部53との丸形構成も、補綴物の嵌め合いを容易にする。更に、ウエブ52と頭部53の丸形構成は、摩擦部材57の損傷の危険性を低減化する。
図17から判るように、雄型部材50の底面56は斜面をなし、雄型部材50の中心へ向って鈍角でテーパー形状になっている。雄型部材50が口腔内に固定されると、斜面56により、例えばデンタルフロスによる清掃が容易になる。
安定化溝20を有する隣接部51は、雄型部材10´と似た構成を有する。特に、図15から判るように、頭部53の直径とウエブ52の厚さとは、隣接部51の厚さ未満なので、安定化溝20の領域の横断面は、ウエブ52と頭部53との領域の横断面よりも大きい。
雄型部材50は、鋳造によって固定するように設計されている。この目的のために、隣接部51は、端面に設けたU字形の鋳造被着スロット59と凹状隣接面58とを有する。被着スロット59は、隣接部51の一方の長手方向側面から、咬合側を経て、隣接部51の他方の長手方向側面まで延在している。図11および図12に示した二つの長手方向スロット40を有する実施例と比較した場合の鋳造被着スロット59の利点は、鋳造被着面が、隣接部51の他の表面によって、より明確に画成され、それによって、より正確な鋳造が可能になる。咬合側にまで延びる鋳造被着スロット58により、見た目のよさを高めることもできる。
隣接部51は、端面のところを、所望の固定方法に応じて、図1、図12、図14に示すように構成することもできる。
図19〜図23に示す雌型部材65は、前側と下側とが開いたハウジングとして構成されている。この雌型部材51は空所66を有し、該空所内には、ウエブ52と、頭部53と、摩擦部材75とを受容できる。空所66に隣接して、雌型部材65は、摩擦ねじ74を受容するのに役立つ事実上円筒形の空所67を有する。雌型部材65の前端には安定化リブ30が備えられ、該リブは、雌型部材65の一方の長手方向側面から咬合側を経て他方の長手方向側面まで延在し、かつ雄型部材50の安定化溝20と係合可能である。
雌型部材65は丸い外形を有するので、かどのある外径より体積が小さく、このため補綴物内で占める空間もより小さい。雌型部材65の外側には、基部領域に凹部68が設けられ、これらの凹部により、歯の補綴物内でのグリップが確実に改善されるため、雌型部材65がプラスチック製補綴物から引き抜かれるのが防止される。雄型部材50同様に、底面69は雌型部材65の中心に向って傾斜している。
図24〜図28には、摩擦部材75として役立つプラスチック製インサートを種々の方向から見た図が示されている。この摩擦部材75はハウジングとして構成され、その内面は、頭部53およびウエブ52の外面と事実上相補的である。したがって、摩擦部材75は、上側、すなわち咬合側に、当接面76を備え、アッタチメントが組み立てられた場合に、この当接面が頭部53およびウエブ52の上側に当て付けられる。摩擦部材75の厚さは事実上一定である。摩擦部材75の外面は、したがって、頭部53およびウエブ52と同様な、U字形溝77と球形円蓋部78とを有する。該円蓋部は突出部79を有し、突出部には摩擦ねじ74が作用できる。突出部79は円錐形に構成してもよい。
摩擦部材75は、少なくとも中央部に、長手方向のスリット80を有するので、摩擦ねじ74の動きに応じて拡張と縮小が可能であり、それにより雌型部材65に対して対応する圧力を加えることができる。このため、アッタチメントの対応する動きが可能になる。摩擦部材75は、長手方向スリット80と平行な別のスリットを設けることができる。摩擦部材の簡略化した変形例として、摩擦部材を、図6〜図8に示すようなオメガ形断面を有する管状スリーブとして構成することもできる。
図29は、組み立て済みのアッタチメントの斜視図であるが、雌型部材65と摩擦部材75とは断面で示してある。図に見られるように、安定化リブ30が安定化溝20に係合している。摩擦ねじ74は、下側から、すなわち基部側から雌型部材75の空所67内へ挿入されている。摩擦ねじは円錐形ヘッド74aを有するので、ねじ操作によって突出部79に作用する力を増減できる。
実施例5
図30〜図33には、雄型部材の別の実施例50´が示されている。頭部53、ウエブ52、安定化溝20は、第4実施例の雄型部材50の各部と対応している。雌型部材と摩擦部材としては、雌型部材65と摩擦部材75とを使用できる。雄型部材50´と、雌型部材65と、摩擦部材75(存在する場合)とが、インプラントに固定可能な歯冠外アッタチメントを形成する。
隣接部51´は、インプラント90に固定するための穴86を有する丸い頭部85を含んでいる。丸い頭部85は、球形外面を有する。穴86は、短冊形の貫通穴の形式を有する。
図34〜図37に示された雄型部材50´は、ねじ89により柱状インプラント90に固定されている。短冊穴86は一定の遊びを有するため、雄型部材50´とインプラント軸線との間の角度を限定された範囲内で調節可能である。
インプラント90には別の部材を取り付けることもできる。例えば、バーを取り付けて、バーとアッタチメントとを有する保持器を形成し、該保持器に自由端ブリッジ(いわゆる延長橋義歯)を固定することができる。例えば国際特許出願WO 02/062257 A1には、種々の可能なバー構成が記載されている。
実施例6
図38〜図42に示した実施例は、雄型部材の隣接部111と雌型部材125の対応領域とが第1実施例とは別の設計になっている点で、第1実施例とは大きく異なっている。図1〜図10に示した部材と等しい部材には、等しい符号が付されている。特に図38と図42から判るように、隣接部111は、両長手方向側面に各々長手方向リブ120を含み、雌型部材125の対応長手溝130にリブ120が係合して、形状接続が形成されている。長手方向リブ120と長手方向溝130とは雌型部材125の挿入方向に延び、各々が丸形の横断面を有する。長手方向リブ120に隣接して、上側の隣接部111は咬合側に向いた支承面121を含み、該支承面上には雌型部材125の支持面131が支えられる。支承面121と支持面131とは平らな面である。
実施例7
図43〜図46に示した実施例は、雄型部材110´の隣接部111´と雌型部材125´の対応領域とが第1実施例とは別の設計になっているので、第1実施例とは大幅に異なっている。図1〜図10に示した部材と等しい部材には、等しい符号が付されている。隣接部111´は両側に長手方向溝120´を含み、該溝は、隣接部111´の下端の手前で終わっている。各側に、この結果、咬合側に向いた支承面121´をとなる段状部が形成される。雌型部材125´は二つの長手方向リブ130´を含み、該リブが、対応長手方向溝120´と係合する。長手方向の溝120´とリブ130´とは、それぞれ丸い横断面を有する。長手方向リブ130´の下側は支持面131´を形成し、該支持面が支承面121´に載置される。支承面121´と支持面131´とは平らな面である。
以上に開示したアッタチメントの利点は次の通りである。
雌型部材は、長手方向リブ/溝および連続的な安定化溝/リブにより、横方向に保持され、咬合側が支持される結果、剛性結合が生じ、頬/唇および舌/口蓋の動作に加えて、咬合側にも、この剛性結合が作用する。これによって、雄型部材と雌型部材との結合が改善され、特にその結果、大きなねじり力が作用しても、雄型部材と雌型部材間の相対運動が生じることがない。特に、咬合方向の支持により、雌型部材と雄型部材の相互傾斜を生じさせがちな傾斜運動が確実に吸収できる。雄型部材と雌型部材との結合の改善により、例えばDE 196 19 786 A1に開示されたような付加的な剪断力散逸アームが不要になる。雌型部材は、剪断力散逸アームの機能を果たすように設計されている。
この結合は、隣接部のところで、つまり雄型部材の最大横断面を有する部分で行われるように構成されている。雌型部材は、したがって雄型部材の最大断面領域で支持されることができ、他方、頭部とウエブの応力負荷は低減される。これによって、アッタチメント部材の磨耗も低減され、雄型部材の破壊強さが増す。このアッタチメントの荷重支承能力の増大は、また雌型部材が隣接部に支持されるため歯冠またはインプラントの直近に位置する結果、雄型部材へのてこ作用が最小化されるためでもある。
長手方向溝/リブおよび安定化溝/リブが丸形に構成されていることで、一方では、補綴物の挿入が容易になり、他方では、結合が容易になり、かつ例えばDE−19619786−A1に記載されている結合よりも正確に再現可能になる。
雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´および雌型部材25,65,125,125´は、プレハブ式に製造でき、その目的で、これらの部材は口内耐久性のある材料で作られる。これらの材料の例としては、チタン、貴金属等の金属、特に自硬化貴金属合金、ステンレス鋼、セラミック、プラスチック、ガラス繊維強化母材が挙げられる。雌型部材25,65,125,125´のみをプレハブ式にして、雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´は、ロストワックス用プラスチック材料製として、口内で使用する雄型部材を鋳造で製造できる。
雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´は、また歯のCAD/CAMシステム(Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturing−System)を用いた製造にも適する。特に、丸い外表面を有する第4および第5の実施例による雄型部材50,50´は、その種の製造形式に適する。
歯のCAD/CAMシステムには、患者の口腔内の単数または複数の残存歯その他の領域の幾何形状を記録でき、対応するデジタルデータを生成可能なスキャナと、製造すべき対象をスキャンされたデータに基づいてソフトウエア・モデルにできるソフトウエア付きコンピュータ(CAD−領域)と、ソフトウエア・モデルに基づいて対象を製造するコンピュータ制御式装置(CAM−領域)とが含まれている。スキャニングは、直接に患者に対し、または印象から作られたモデルに対して行うことができる。この装置に使用可能な種々の生成的な製造方法が知られている。
チップ−成形法:例えば切削および/または旋削および/または研削(工作物ブランクから材料除去によって目的物を製造する)。
ワックスによる印象(熱可塑性滴材により目的物を形成する)。
ステレオ・リソグラフィ(レーザービームによる液相の重合)。
焼結:特にレーザーによる焼結(粉体の融解と凝固)。
ガルバニック・コーティング。
3D−プリント法(結合材による粉体の凝固)。
歯のCAD/CAMシステムは、基礎材料から、歯冠、歯冠キャップ、ブリッジ、ブリッジ構造物のいずれかと一体の雄型部材を製造するのに有効に使用できる。図47は、歯冠キャップ95と、頭部53・ウエブ52・安定化溝20を有する雄型部材との一体部材の例を示している。雌型部材65と摩擦部材−すなわち閉鎖形状またはオメガ字形状の管状スリーブ75または35−とは、アッタチメントの形成に使用するのに理想的である。
セラミック、チタン、金属、プラスチックガラス繊維強化母材のいずれかでの製造は、CAD/CAMシステムの製造方法に従って行うことができる。セラミックでの製造の場合の利点は、従来の雄型部材の場合、例えば歯石や研磨剤を包含するために生じる摩耗が、事実上防止される点である。
製造すべき形状に相応のデータの入力を容易にするために、図48に示した雄型部材に似た基本形式の雄型部材50´´のデータが、歯のCAD/CAMシステムのソフトウエア−ライブラリに記憶される。この基本形式50´´は、頭部53と、ウエブ52と、一定形状の安定化溝20と、安定化溝に隣接し、ソフトウエアにより位置決めおよび/または調節可能な位置決め部96とを含んでいる。例えば、図47に示した部材を製造するには、残存歯の幾何形状がスキャンされ、歯冠キャップが、スキャンされた残存歯に基づいてソフトウエアによりモデル化され、図48による雄型部材の基本形状50´´が、ソフトウエア−ライブラリからロードされて、位置決め部材96が、歯肉上方の適正な高さに、歯槽縁に沿った適正な角度で、補綴物の挿入方向に配置されるように位置決めされ、必要な場合にはソフトウエアによりモデル化される。次いで、コンピュータは、ソフトウエア・モデルからCAD−データファイルをコンパイルして装置を制御し、装置が歯冠キャップ65と一体に雄型部材を製造する。この例と等しい形式で、歯冠キャップの代わりに、歯冠、ブリッジ、ブリッジ構造物も、雄型部材と一体に製造できる。
基本形状50´´は、必要とあれば、共通の工業用CADシステムに適応させ個別化することができ、最終的には、歯のCAD/CAMシステムのソフトウエア・ライブラリに組み込むことができる。
以上に説明した実施例から、当業者は、特許請求の範囲に記載された本発明の枠を逸脱することなしに、数多くの変更態様を得ることができよう。
例えば、雄型部材10の隣接部11の隣接面は、雄型部材を自然歯またはインプラントに接着剤接合できるように構成できる。この変形例と一緒に、雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´は、一つの雄型部材装置を形成し、この装置には、現在最も重要な結合方法および加工方法が網羅されている。すなわち、雄型部材のロストワックス鋳造、プレハブ式雄型部材の鋳造による装着、鑞接による装着、レーザーによる装着、位相合わせ接合(電気スポット溶接)、接着剤接合のいずれか、歯冠、歯冠キャップ、ブリッジまたはブリッジ構造物と一緒のCAD/CAM方式による製造、インプラントへの直接ねじ付け等。雌型部材25,65,125,125´は、加工のどの変形例の場合にも、対応幾何形状に構成することにより、同時的に使用するのが理想的である。
第1実施例の場合、摩擦部材75の突出部79のような突出部を有するねじ動作式の摩擦部材を、摩擦部材35の代わりに使用することもできる。第4実施例の場合には、摩擦部材75の突出部79、雌型部材65の空所67、摩擦ねじ74を除去し、その代わりに、摩擦部材75の厚さを相応に選択することによってアッタチメントの動作を実現することも可能である。拘束的な保持力を得るために、摩擦部材35または75の内側に隆起部を設けて、この隆起部が、組み立て時に雄型部材の対応スロットにスナップ嵌入するようにできる。
雌型部材25,65,125,125´と雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´とを一緒にボルト止めするために、ボルト機構を備えるか、または該部材を一緒にねじ止めするために、ねじ機構を備えることも可能である。雌型部材25,65,125,125´の形状は、雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´に適合させることができ、その場合には、摩擦部材35,75は不要となる。
一般的にいって、雌型部材25,65,125,125´を変更して、例えば、雄型部材10,10´,10´´,50,50´,110,110´との種々の結合機能(摩擦式、拘束式、ねじ止め式、ボルト止め式、関節式等)を満たすことで、一つの雌型部材システムを形成することも可能である。
また、雄型部材10,10´,10´´,50,50´に安定化リブを備え、雌型部材25,65,125,125´に安定化溝を備えるようにすることもでき、および/または雄型部材10,10´,10´´,50,50´と雌型部材25,65とに、それぞれ一方の長手方向側面から咬合側を経て他方の長手方向側面まで延在しる二つ以上の安定化溝またはリブを設けることもできる。
第6と第7の実施例の場合には、長手方向のリブ120,130´を長手方向溝として、長手方向身溝130,120´を対応する長手方向リブとして構成でき、および/または雄型部材110,110´と雌型部材125,125´とに三つ以上の長手方向溝またはリブを備えるようにすることも可能である。
本発明によるアッタチメントの雄型部材第1実施例の平面図(実施例1)。 図1に示した雄型部材の側面図。 本発明によるアッタチメントの雌型部材第1実施例の前面図。 図3に示した雌型部材の側面図。 図3の雌型部材を基部側から見た斜視図。 本発明によるアッタチメント第1実施例の摩擦部材の平面図。 図6の摩擦部材の側面図。 図6の摩擦部材を上方から見た斜視図。 第1実施例による組み立て済みアッタチメントをIX−IXに沿って切断した断面図。 第1実施例の組み立て済みアッタチメントの斜視部分断面図。 本発明によるアタッチメント第2実施例の雄型部材の平面図(実施例2)。 図11に示した雄型部材の斜視図。 本発明によるアッタチメント第3実施例の雄型部材の平面図(実施例3)。 図13の雄型部材の斜視図。 本発明によるアッタチメント第4実施例の雄型部材の平面図(実施例4)。 図15の雄型部材の側面図。 図15の雄型部材の前面図。 図15の雄型部材の斜視図。 本発明によるアッタチメント第4実施例の雌型部材を下方から見た図。 図19の雌型部材の前面図。 図19の雌型部材の側面図。 図19の雌型部材を基部側から見た斜視図。 図19の雌型部材を上方から見た斜視図。 本発明によるアッタチメント第4実施例の摩擦部材の平面図。 図24の摩擦部材の側面図。 図24の摩擦部材の前面図。 図24の摩擦部材を上方から見た斜視図。 図24の摩擦部材を基部側から見た斜視図。 第4実施例によるアッタチメントを組み立てた状態で示す斜視部分断面図。 本発明によるアッタチメント第5実施例の雄型部材の側面図(実施例5)。 図30の雄型部材の側断面図。 図30の雄型部材の平面図。 図30の雄型部材の斜視図。 図30の雄型部材を取り付けたインプラントの側面図。 図34の構成体の側断面図。 図34の構成体の平面図。 図34の構成体の斜視図。 本発明によるアッタチメント第6実施例を下方から見た図(実施例6)。 図38のアッタチメントの側面図。 図38のアッタチメントを上方から見た斜視図。 図38のアッタチメントを下方から見た斜視図。 雌型部材と摩擦部材とを断面で示した図40同様の図。 本発明によるアッタチメント第7実施例の平面図(実施例7)。 図43のアッタチメントの側面図。 図43のアッタチメントの斜視図。 雌型部材と摩擦部材とを断面で示した図45同様の図。 本発明によるアッタチメントの雄型部材を有する歯冠の斜視図。 ソフトウエアによるモデル化用の雄型部材の基本形状を示す斜視図。

Claims (14)

  1. 歯の補綴具に結合されるべき雌型部材(25,65,125,125´)と、
    自然歯またはインプラント(90)に固定可能であり、かつ隣接部(11,11´、11´´,51,51´111,111´)を含む雄型部材(10,10´,10´´、50,50´,110,110´)とを有する歯冠外アッタチメントにおいて、
    長手方向両側面の各隣接部には、雌型部材の対応長手方向リブ(30,130´)または長手方向溝(130)が係合して形状接続を形成する少なくとも一つの長手方向溝(20,120´)または長手方向リブ(120)と、雌型部材の支持面(131,131´)が載置される、咬合側に向いた少なくとも一つの支承面(20,121,121´)とが含まれ、
    前記雌型部材にはハウジングが含まれ、該ハウジングが、雌型部材の長手方向リブ(30,130´)または長手方向溝(130)および支持面(131,131´)と一体形成されていることを特徴とする歯冠外アッタチメント。
  2. 雄型部材(10,10´,10´´、50,50´)の前記支承面が支承溝または支承リブとして構成され、これらが、雄型部材の二つの長手方向溝または長手方向リブと一緒に安定化溝(20)または安定化リブを形成し、該溝またはリブが隣接部(11,11´,11´´,51,51´)の一方の長手方向側面(21a)から、隣接部の咬合側(21b)を経て、隣接部の他方の長手方向側面(21c)まで延在しており、
    雌型部材の前記支持面が支持リブまたは支持溝として構成され、該リブまたは溝が前記支承溝または支承溝と互いに形状接続され、また
    該リブまたは溝が、好ましくは、雌型部材(25,65)の二つの長手溝または長手リブと共に安定化リブ(30)または安定化溝を形成し、
    前記安定化リブが、雌型部材の一方の長手方向側面(31a)から、雌型部材の咬合側を経て、雌型部材の他方の長手方向側面(31c)まで延在している請求項1に記載された歯冠外アッタチメント。
  3. 前記安定化溝(20)と安定化リブ(30)とが丸形断面を有し、該丸形断面が安定化溝または安定化リブに沿って事実上一定である請求項2に記載された歯冠外アッタチメント。
  4. 前記雄型部材(110´)の前記長手方向溝(120´)または雌型部材が段状に構成され、これによって支承面(121´)が形成され、および/または雄型部材(120)の隣接部(111)の上側が支承面(121)を形成している請求項1に記載された歯冠外アッタチメント。
  5. 好ましくは咬合側に雄型部材(50,50´)上に載せられる着座面(76)を含む摩擦部材(35,75)が、雄型部材(10,10´,10´´、50,50´,110,110´)と雌型部材(25,65,125,125´)との間に配置される請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  6. 前記ハウジングが、雄型部材(10,10´,10´´、50,50´,110,110´)の頭部(13,53)を収容する空所(26,66)を含む請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載されたアッタチメント。
  7. 前記隣接部(51´)が、インプラント(90)に固定するための少なくとも一つの穴(86)を有する丸形の頭部を含む請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  8. 前記雄型部材(10,10´,10´´、50,50´,110,110´)が、鋳造に適したロストワックス材料製であり、および/または
    前記隣接部(11,11´,11´´,51,51´)が、雄型部材を歯またはインプラントに付加鋳造、付加鑞接、付加レーザー処理、接着、ねじ付けのいずれかによって固定するための隣接面(38−42)を含む請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  9. 前記ハウジングが、長手方向リブ(30,130´)または長手方向溝(130)の設けられている側で閉じられる請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  10. 前記雄型部材(10,10´,10´´,50,50´,110,110´)が頭部(13,53)を有し、かつ
    雄型部材の前記長手方向溝(20,120´)または長手方向リブ(120)の方向に延びる切断面(A−A)で切断された隣接部(11,11´,11´´,51,51´,111,111´)の横断面部が、前記断面と平行な面で切断された頭部の横断面部より大である請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載された歯冠外タッチメント。
  11. 前記雄型部材(10,10´,10´´,50,50´,110,110´)および/またはハウジングが、基部側に斜面(56,69)を有する請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  12. 雄型部材(10,10´,10´´,50,50´,110´)または雌型部材(125)の前記長手方向溝(20,120´,130)が、好ましくは事実上部分円形の丸形断面を有する請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメント。
  13. 前記雄型部材(10,10´,10´´,50,50´,110,110´)が歯のCAD/CAM−システムによって製造される請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載された歯冠外アッタチメントの製造方法。
  14. 前記CAD/CAM−システムが、雄型部材(10,10´,10´´,50,50´,110,110´)を歯冠、歯冠キャップ(95)、ブリッジまたはブリッジ構造物と一体に製造するのに使用される請求項13に記載された歯冠外アッタチメントの製造方法。
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