JP5694110B2 - 歯科インプラントシステム - Google Patents

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Description

この発明は、請求項1前段に記載の歯科インプラントシステムに関する。
近隣の歯に影響あるいは障害を及ぼさない歯科補綴部材を歯科インプラントシステムの支援によって提供し得ることが古くから知られている。歯科インプラントは顎骨内にネジ付けられ、歯科インプラントシステムに対して安定的な固定を確実に提供する。
この歯科インプラントシステムは従来の歯科インプラントに加えて歯科補綴を形成するための歯科補綴部材を含み、前記歯科補綴部材が患者の1本あるいは複数の隣接する歯に典型的に適合する形状を有する。
歯科補綴部材と歯科インプラントとの間の固定のために結合を提供するための1個あるいは2個の成形あるいは造形部材を使用することが知られている。前記の成形あるいは造形部材は歯科インプラントに近接していてコネクタと呼称され、殆どの場合噛み合い結合方式によって歯科インプラントに結合される。コネクタに対して歯科補綴部材が直接的に接続するか、またはいわゆるアバットメントがコネクタと歯科補綴部材との間に延在する。前記アバットメントはしばしば、歯科医補綴部材に対して点的な負荷を生じさせることがないよう発生した咀嚼圧力を吸収かつ分散させることができるように、円錐台形状あるいは円錐形状の構造を有する。
コネクタと歯科インプラントとの間の結合を提供するために、コネクタ内に貫通孔を設けてその中にネジを通し、前記ネジを歯科インプラントの対応するネジ穴にネジ付けて前記歯科インプラントと前記コネクタとの固定的な結合を提供することが知られている。
歯科インプラント内へのコネクタの結合をさらに改善するために歯科インプラント内に延伸しているコネクタの部分を同様に円錐台形に形成することも提案されている。しかしながら、この解決方式によれば円錐傾斜角度が緩やかな場合でもコネクタが強く固定される傾向にあるため、コネクタを一旦取り外す必要がある場合に分離性が悪くなる。
歯科インプラントシステムは一般的に需要が増加している。その理由は少なくとも一部において、(特に若い)患者が例えばブリッジの準備のために必要となるように歯科補綴の準備として隣接歯の健康な天然歯構成要素を損傷するあるいは除去することをしばしば拒否するためである。従って特に若年の患者は歯科インプラントシステムの提供を好む。
この種の歯科インプラントシステムは中年あるいは若年層においても既に実施されているが、他方で歯科インプラントシステムの耐久性と機能的ならびに外観的な持続性の全てに対する要求性能が常に高まっている。このことは一方で、万一変色が発生した場合に再度骨の損傷を伴うことなく歯科補綴部材を必要に応じて交換することが要望されることを意味する。他方では、例えば咀嚼時に発生するような集中的な交替負荷においても歯科インプラントシステム全体の強度が高くなるような耐久性の要求も高まっている。
一方、歯科インプラントシステムは需要の増加のためコスト面も重要になっており、すなわち一方で可能な限り低い製造コストと他方では耐久性を実現することが要望され、その際さらに美観的な側面も無視することはできない。米国特許出願公開第2004/0076924号A1明細書により二部品式のアバットメントを有した歯科インプラントシステムが知られており、それによれば下方の部品が実質的にコネクタとして作用する。この解決方式によればコネクタと歯科インプラントとの間の嵌合固定のため回転ずれに強い結合が可能になる。しかしながら、特に交替負荷に際してコネクタに強い負担がかかり、疲弊あるいは破損する危険性がある。また、特に歯肉収縮に際しての美観的な印象もあまり良くない。
米国特許出願公開第2004/0076924号A1明細書
従って本発明の目的は、製造コストを顕著に増加させることなく長期的な美観的印象の視点においても改善され、それにもかかわらず歯科補綴部材の確実かつ恒久的な固定を可能にする、請求項1前段に記載の歯科インプラントシステムを提供することにある。
前記の課題は本発明に従って請求項1によって解決される。従属請求項には好適な追加構成が示されている。
本発明によれば少なくとも部分的な歯科インプラント内へのコネクタの延伸によってコネクタが自己的に保護されその結果負荷がより小さくなることが好適である。コネクタを挿通する既知の方式のネジによってコネクタに圧力が付加される。そのことによってコネクタを少なくともカラーと呼ばれるその外周部に関して例えば酸化ジルコニウム等の金属、複合材料、あるいはプラスチック材料等の美観的に有効な材料から製造することが驚くほど簡便な方式で可能になる。この解決方式は、従来の技術においては大きな交替負荷の結果コネクタの脆性破壊が生じ得るため以前は排除されていた。
アバットメントについては酸化ジルコニウムあるいはその他のセラミック材料の使用が長く知られている。しかしながらこのことはコネクタの材料とは全く無関係であり、すなわちコネクタは通常歯科インプラント内あるいは歯科インプラント上で歯科インプラントシステムを支承するよう作用する純粋に機械的な応力受容要素であり、また一般的にアバットメントは移植に際して既に歯肉縁部の上方に位置し、歯科補綴部材において通常要望される透光性の金属による半透明効果が金属製のアバットメントによって阻害され得る点を除けばその位置で美観的な側面が常に重要な役目を果たすためである。
本発明によればさらに歯肉収縮の場合でも例えば30年超にわたってコネクタによる美観的な問題を危惧する必要がないことが極めて好適である。歯科インプラントは通常顎骨内に完全にネジ込まれ、ボーンレベルインプラントとしては顎骨から突出して延在しない。それに接続して本発明に従って歯肉色あるいは歯色を有するコネクタのカラーが設けられ、その結果美観的に障害とならない。
それにもかかわらず、本発明によれば一方で歯科インプラントと他方でアバットメントおよび/または歯科補綴部材との間の確実な固定を極めて効率的な方式で達成することができ、加えて歯科インプラントの嵌合要素と協働作用して回転ずれを防止する取り付けを確立するための嵌合要素をコネクタの外周に設ける点もセラミックあるいは複合材料によるコネクタの実現と矛盾することがない。
本発明によれば円錐形の断片に代えてコネクタのカラーの両側に円筒形の断片が延在することが極めて好適である。それによって強固な固定が生じることが除外され、従って数年経った後でも取り外し可能性が容易に確立される。円錐性はコネクトの上側部分を二段階式に形成することによって類似させ、その部分は連続する2つの円筒形部分から形成され、その直径が上方に向かって小さくなる。
コネクタの第2の部分が円形からは逸脱した外形を有していれば極めて好適である。それによって歯科インプラント内におけるコネクタの確実かつ形状安定的な固定が可能になる。しかしながら、回転方向における微調整を容易に可能にするために円形の外形を採用することも可能であり、従ってその際コネクタならびにクラウンの角度位置はコネクタを挿通したネジによって固定される位置によって決定される。
好適な実施形態によれば、コネクタが歯科補綴部材と同じ材料、特に酸化ジルコニウム、ガラスセラミック、チタン、複合材料あるいはプラスチックから形成され、特にコネクタと歯科補綴部材が金属非含有であるとともに実質的に同じ熱膨張係数を有する。
別の好適な追加構成によれば、コネクタの第2の部分が円形から逸脱した外郭対称形を有するか、少なくとも1本の突起部を備えるか、または歯科補綴部材がコネクタに対して回転することを防止するような輪郭を有する。
別の好適な追加構成によれば、コネクタの縦軸に平行に延在するカラーの最大高度(H)が0.3mmないし10mm、特に0.5mmないし4mmとなる。
別の好適な追加構成によれば、カラーの外径がコネクタの第2の部分と同じ方向において円錐形である。
別の好適な追加構成によれば、カラーと第2の部分の間の移行領域が正方形に形成されるか、少なくとも部分的に1mmないし5mmの半径を有するように形成されるか、および/または円錐形の外周面を有する。
別の好適な追加構成によれば、第2の部分の外面および/または歯科補綴部材の一内面が塑形表面を有し、特に切下げを含む。
別の好適な実施形態によれば、歯科補綴部材がアバットメントおよび/またはクラウンを含む。
別の好適な実施形態によれば、歯科インプラント上へのコネクタの固定、コネクタとアバットメントの固定、またはコネクトとアバットメントとクラウンの固定がネジの作用によって実施され、その際ネジの頭がコネクタ上またはアバットメント上またはクラウン上に支承される。
別の好適な実施形態によれば、コネクタとアバットメント、および/またはアバットメントとクラウンが既知に方式の接着あるいははんだ付けによって相互に結合される。
別の好適な実施形態によれば、アバットメントあるいはクラウン、またはアバットメントとクラウンが中央貫通孔あるいは挿通窪みを含み、それを介してネジ用の工具が少なくとも部分的に挿通可能である。
別の好適な実施形態によれば、アバットメントが酸化ジルコニウム、ガラスセラミック、チタン、複合材料あるいはプラスチックから形成され、またコネクタの第2の部分およびクラウンはガラスセラミック、酸化ジルコニウム、複合材料あるいはプラスチックから形成される。
別の好適な実施形態によれば、少なくともコネクタのカラーが薄い色被覆を有するか、または少なくとも部分的に浸透染色される。
別の好適な実施形態によれば、カラーの外面がアバットメントあるいはクラウンの外輪郭と円滑に接続する。
別の好適な実施形態によれば、コネクタを形成する酸化ジルコニウムが100μg/cm未満の溶解度、および/または800MPa超の二軸曲げ強度、および/または5MPam1/2以上の破壊靭性を有する。
別の好適な追加構成によれば、歯科インプラントシステムが歯科インプラントと歯科補綴部材とコネクタならびに半径方向外側に突立する周回式のカラーを含んでなり、その際カラーの色、特にコネクタの色が少なくとも歯色あるいは歯肉色に相当し、少なくとも前記カラーに接続するコネクタの一部分が歯科補綴部材内に延伸し、前記一部分がその前記一部分が挿入される歯科補綴部材の実用上存在し得る最小の高さより大きい長さを製造に際して有し、前記部分は場合によってかつ必要に応じて所要の長さに短縮可能である。
本発明のその他の詳細、特徴ならびに種々の利点は、添付図面を参照しながら以下に記述する実施例の説明によって理解される。
本発明に係る歯科インプラントシステムの一実施例を組み立て前において示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムの別の実施例を示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムのさらに別の実施例を示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムのさらに別の実施例を示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムのさらに別の実施例を示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムのさらに別の実施例を示した概略図である。 本発明に係る歯科インプラントシステムの一実施形態、すなわちコネクタのカラーを示した部分詳細図である。 図7の実施例の変更例を示した概略図である。 図7の実施例の別の変更例を示した概略図である。 図7の実施例のさらに別の変更例を示した概略図である。
個々の図面は本発明に係る歯科インプラントシステムの実施例を概略的に示している。
図1の歯科インプラントシステム10は概略的に示されているように歯科補綴部材12を含んでいる。歯科補綴部材12は例えば図1に示されているようにその露出部分に人工門歯の形状を有することができる。歯科補綴部材は既知の方式で窪み14を備えることができる。
本発明によれば特殊な形状ならびに特殊な構造を有するコネクタ24が設けられる。コネクタ24は基本的に3つの部分に分割される。それには歯科インプラント28内に突出するよう適宜に形成された第1の部分26とカラー30と第2の部分32が含まれる。3つの部品全てが円筒形状であるとともに本発明に従って好適には非円錐形であるが特殊な特徴を有している。コネクタは酸化ジルコニウム、チタン、ガラスセラミック、複合材料、またはプラスチックから形成することができる。
第1の部分26はその位置の円筒に非円形の外形をもたらす嵌合要素34を含む。前記の嵌合要素34は歯科インプラント28内の対応する窪み部に正確に適合する。コネクタ24を歯科インプラント28内に挿入する間に、カラー30がその下方の第1の接続面をもって歯科インプラント28の上面に接合する。カラー30の外径は、歯科インプラントの接続部40上でその外径に相当する。それによってカラー30と接続部40の間の円滑な接続が可能になる。
コネクタ24は少なくともカラー30の領域あるいはその外面が歯色または歯肉色のいずれかを有する材料から形成される。コネクタ24は全体的に酸化ジルコニウム等のセラミック材料から形成することが好適であるが、複合材料、プラスチック、またはチタンから形成することも可能であり、特に後者の場合カラー30の外側領域に歯色あるいは歯肉色が付与される。
コネクタ24の第2の部分32はそれ自体2個の部品に分割される。それは第1の円筒形断片42と第2の円筒形断片44を含む。第1の円筒形断片42は第2の円筒形断片44に比べて大きな直径を有する。カラー30と第1の円筒形断片42と第2の円筒形断片44の直径の連続を考慮すると、個別には円筒形を採用するにもかかわらず擬似的な円錐形が形成される。
前記の方式によってコネクタ24がその第1の部分26をもって容易に歯科補綴部材12の対応する窪み24内に適合してそこで一体的に接合する。
角度位置を固定するために2個の対向する嵌合要素36および37が窪み14と第2の部分32内に設けられる。
他方、円滑な接続とはカラー30の直径が歯科補綴部材12の下端部22の直径に相当することを意味する。同時に、図1の実施例において円筒形に設計されているカラー30の直径が歯科インプラント28の接続部40上においてその直径に相当する。
既知の方式によって歯科インプラント28はその外周上にネジ山50を備えており、それが顎骨への固定の作用を成す。
本発明に係る歯科インプラントシステム10を提供するために、まずネジ山50を備えた歯科インプラント28が既知の方式で顎骨内に挿入される。これは、例えばコネクタ24の嵌合要素34に適合する先端上の嵌合要素を備えたスクリューレンチを使用して実施することができる。
歯科インプラント28は嵌合窪みの下に雌ネジ山を有している。前記雌ネジ山はネジ52の雄ネジ山に適合する。ネジ52はコネクタ24の貫通孔58を貫通するように設計される。歯科インプラント28が固定された後、ネジ52がコネクタ24を介して挿入される。図1の例示的な実施形態において、ネジ52は歯科インプラント28の雌ネジ山内にねじ込まれ、従ってそのネジのネジ頭部54がコネクタ24の第2の部分32上あるいは必要に応じて既知の方式の窪み内に接合し、コネクタ24を歯科インプラント28内に安定的かつ特に回転を防止するように保持する。
その後、図示された例示的な実施形態おいてはクラウンとされている歯科補綴部材12がその窪み14をもってネジ52とコネクタ24からなる構成ユニット上に載置され、例えばはんだ付けあるいは接着等の適宜な方式でそこに固定される。
図1の実施例によれば、歯科インプラントシステムまたは歯科補綴システムがアバットメント無しで実施され、コネクタ24がその第2の部分32をもって直接的に歯科補綴部材の窪み14内に進入し、そのため窪み14が適宜に対応して形成されるべきであることが理解される。
本発明によれば、コネクタ24は酸化ジルコニウム等の半透明性の材料から形成することが好適である。意外なことにチタン等の材料をコネクタとして使用する必要はなく、このことはコネクタ24が第1の部分26をもって例えば同様にチタンから形成することができる歯科補綴部材12内に安定的に装着されるためであると理解されよう。
図2によれば、同様にアバットメント16を備えていない歯科インプラントシステムが実施される。この実施例は、上面と窪み14との間に延在する貫通孔56をクラウン12が有する点において図1の実施例と異なっている。前記の貫通孔56はネジ52をネジ付けあるいは解除するための工具を収容するために適した直径を有するが、その際その直径は工具の柄よりも顕著に大きくなるようには選択されない。ネジ52が締め付けられた後、貫通孔56は既知の方式によって適宜な充填材あるいは密封材を用いて閉鎖され、その際貫通孔56は唇側ではなく前歯の舌側で終止することが好適である。
図3の実施例はアバットメント16を有する点において図1および図2の実施例と異なっている。従って窪み14がそれに対応して異なった方式で形成される。
アバットメント16は窪み14の形状に対応して形成され、例えば僅かに円錐形に延在して窪み14内に適合する。
後の完成状態においてアバットメント16と歯科補綴部材12は例えば歯科セメント等の適宜な媒体によって相互に結合される。アバットメント16ならびに歯科補綴部材は共にセラミックから形成されるが、好適には酸化ジルコニウム等の極めて硬質のセラミックから形成され、その際二ケイ酸リチウムセラミック材料を歯科補綴部材12として使用するか、または例えばプラスチックあるいは複合材料を使用することができる。
既知の方式によってアバットメント16はその下部領域に接続円錐部18を備える。前記接続円錐部18はその上端部20上において歯科補綴部材12の下端部22の直径に相当する直径を有し、従ってその位置において円滑な接続が形成される。
窪み46を包囲しているアバットメント16の残りの壁厚は極めて小さく図示されているが、実用上において所要の強度および安定性を確保するために前記の壁厚を広範囲に適応させ得ることが理解される。
ネジ52を収容するために貫通孔あるいは窪み58がアバットメント16内に設けられる。図3の実施例によれば、貫通孔58はネジ頭部54よりもいくらか大きく設計されており、従ってネジ52はアバットメント16内を自由に通過することができる。組み立てのためにコネクタ24がアバットメント16の窪み46内に挿入されネジ52とコネクタ24からなるユニットがネジ52の作用によって歯科インプラント28に固定される。本発明によれば必要に応じてネジ52を取り外すことによって前記結合を解除させ得るようにすることが好適である。その後、既知の方式によって歯科補綴部材12がアバットメント16に固定される。アバットメント16は予め突出ユニットに接着することが好適である。
図4の実施例において、アバットメント16は貫通孔58を備えていてその直径がネジ52のシャフトよりも幾らか大きくされるが、ネジ頭部54よりは小さくされる。この実施例においてはネジ52がアバットメント16も固定し、従って歯科インプラント28とコネクタ24とアバットメント16とネジ52からなる予め組み立てられた固定式のユニットが得られ、その上にクラウンを固定することができる。
ネジ頭部54を収容するために貫通孔58に続いて幾らか大きな窪み60がアバットメント16の上部に設けられ、従ってネジ頭部54を低没した状態でアバットメント16内に収容することができる。
図5の実施例は基本的に図2の実施例と図4の実施例の組み合わせからなる。図4の実施例と異なって、クラウン12を貫通するとともにネジ頭部54のための工具の挿入を可能にする貫通孔56が設けられる。
図6にはさらに別の変更例が示されている。この実施例においてアバットメント16は設けられず、コネクタ24がクラウン12の窪み14内に直接的に収容される。クラウン12は貫通孔56を備えそれがネジ頭部54をその上部に収容する。しかしながら、窪み14から顕著に上方において貫通孔56は縮小された直径を有しており、その直径はネジ52のネジ頭部54の直径より小さいがネジ52の軸の直径よりは大きくなる。そのためネジ頭部54はクラウン12内においてアバットメント上あるいは係止面62上に係合し、従ってネジ52を締め付けることによってクラウンあるいは歯科補綴部材12とネジ52とコネクタ24と歯科インプラント28とからなるユニットがネジ固定される。アバットメントあるいは係止面62を図6に示されているものよりも著しく大きく選択し、従ってネジ頭部54を支承するために著しく多い量の材料をクラウン12内に設けることもできることが理解される。
図1ないし図6の実施例において、コネクタ24のカラー30は本発明に従って平坦な円筒形状に形成され、すなわち外表面が歯科インプラントシステム10の軸66に沿って延在する。本発明においては特にアバットメント16あるいはクラウン12に対して、また特に歯科インプラント28に対してカラー30の円滑な接続が望まれることが理解される。図7ないし図10には、カラー30の外周の好適な構成が示されている。図7の実施例によれば、カラー30がその外周面に関して円錐形に設計される。コネクタ24はそれの第1の部分26上において第2の部分32に比べて大きな外径を有するが;それらの両方の部分に比べてカラー30が著しく突出する。しかしながら、外表面70の円錐角度が極めて大きく選択されて例えば45°となりまたカラー30の高さHが略突出度合に相当するため、突出度合74および75はこの実施例において略同等となる。これはカラー30の直径の1/10から1/3までに相当する。
図7にはクラウン12内における第1の部分26の収容が示されている。アバットメント16内においても図3、図4、および図5と同様に接続円錐部18を有する収容を提供し得ることが理解される。
本発明によれば、第1の部分26とカラー30の間の接続が曲線的であることが極めて好適である。図7によれば、突出度合74に略相当する半径を有する曲線あるいはフィレット72がその位置に設けられる。
図8にはコネクタ24の別の実施形態が示されている。この実施例においてカラー30が図7の実施例に比べて著しく小さな高さHを有する。その高さは図7のものに比べて約1/3となり、従って突出度合74の1/3のサイズとなる。
コネクタ24の別の実施形態が図9に示されている。この実施例においてカラー30はその外表面70上において球面状あるいは凸形状に設計され、基本的にクラウン12の凸形状性の延伸を外側に有する。カラー30はここでもフィレット72を介して第1の部分26に接続する。球面性のためカラーはその下端上において区切れ無しで第2の部分32に接続する。この実施例においてカラー30の外表面70は図7および図8の実施例に比べてより大きく傾斜しており;軸66に対する平均的な傾斜は約60°までとなる(図6参照)。
図10には、コネクタ24のカラー30の外表面70のさらに大きな傾斜が示されている。この実施例においてはカラー30の高さもより小さくなり、図7および図9の実施例のカラーの高さHの約1/2である。それによって図6の軸66に対する外表面70の傾斜角度がさらに急になり、その角度は図示された実施例において約70°となる。
本発明の変更された実施形態においては第2の部分32の構造を最適化することが提供される。第1の実施形態においてコネクタ24の第2の部分32は少なくとも部分的に円錐形状に先が細くなる方式で延在する。それに代えて、段階式に先を細くすることもできる。別の極めて好適な実施形態においては第2の部分32が図示されたものと比べて顕著に延長される。これは歯科補綴部材12の高さの0.4倍に相当する高さで延在するか、または歯科補綴部材12よりも大きな高さで延在する。この解決方式によれば、歯科補綴部材12が取り付けられる前に部分32を短縮することができる。この実施形態は在庫コストの大幅な低減の利点を提供することもできる。全く異なった高さの歯をカバーする場合でも、コネクタ24は単一の高さのみで保持すれば良い。
歯科補綴材全体に極めて良好な支承を提供するために、咀嚼面の領域において第2の部分が連通するようにすることも考えられる。(場合によってアバットメント16を使用して)歯科補綴部材12が固定された後に第2の部分が所要の長さに縮小され、閉鎖されるとともに咀嚼面が形成される。
10 歯科インプラントシステム
12 歯科補綴部材
14 窪み
16 アバットメント
18 接続円錐部
20 上端部
22 下端部
24 コネクタ
26 第1の部分
28 歯科インプラント
30 カラー
32 第2の部分
34 嵌合要素
36,37 嵌合要素
40 接続部
42,44 円筒形断片
46 窪み
50 ネジ山
52 ネジ
54 ネジ頭部
56,58,60 貫通孔
62 係止面
66 軸
70 外表面
72 フィレット

Claims (22)

  1. 歯科インプラント(28)と、
    歯科補綴部材と、
    中央貫通孔あるいは連通路(38)ならびに半径方向に突出する周回状のカラー(30)からなるコネクタ(24)と、
    前記中央貫通孔あるいは連通路(38)を連通するネジ(52)を備えてなり、
    前記ネジによって少なくとも前記コネクタ(24)を前記歯科インプラント(28)に固定的に結合することができ、
    少なくとも前記カラー(30)の色が少なくとも歯色あるいは歯肉色に相当し、
    前記カラー(30)に接続するコネクタ(24)の第1の部分(26)が歯科インプラント(28)内に延伸し、
    前記カラー(30)に接続するコネクタ(24)の第2の部分(32)は歯科補綴部材内に延伸し、かつ
    前記コネクタ(24)の第2の部分(32)は、連続する2つの円筒形部分に分割され、該円筒形部分の直径は、前記カラー(30)の一側から外方に向かって小さくなるように形成する歯科インプラントシステム。
  2. 少なくとも前記カラー(30)の色と前記コネクタ(24)の色とが少なくとも歯色あるいは歯肉色に相当する請求項1に記載の歯科インプラントシステム。
  3. 前記コネクタ(24)が歯科補綴部材と同じ材料(12)から形成され、コネクタ(24)と歯科補綴部材(12)が実質的に同じ熱膨張係数を有することを特徴とする請求項1または2に記載の歯科インプラントシステム。
  4. 前記歯科補綴部材と同じ材料(12)が酸化ジルコニウム、ガラスセラミック、チタン、複合材料あるいはプラスチックである請求項3に記載の歯科インプラントシステム。
  5. 前記コネクタ(24)と前記歯科補綴部材(12)とが金属非含有である請求項3または4に記載の歯科インプラントシステム。
  6. 前記コネクタ(24)の第2の部分(32)が円形から逸脱した外郭対称形を有するか、少なくとも1本の突起部を備えるか、または歯科補綴部材がコネクタ(24)に対して回転することを防止するような輪郭を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  7. 前記コネクタ(24)の縦軸(66)に平行に延在するカラー(30)の最大高度(H)が0.3mmないし10mmであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  8. 前記最大高度(H)が0.5mmないし4mmである請求項7に記載の歯科インプラントシステム。
  9. 前記カラー(30)の外径がコネクタ(24)の第2の部分(32)と同じ方向において円錐形であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  10. 前記カラー(30)と第2の部分(32)の間の移行領域が直角に形成されるか、少なくとも部分的に1mmないし5mmの半径を有するように形成されるか、および/または円錐形の外周面を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  11. 前記第2の部分(32)の外面および/または歯科補綴部材(12)の一内面が塑形表面を有することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  12. 前記第2の部分(32)の外面および/または前記歯科補綴部材(12)の一内面が切下げを含む請求項11に記載の歯科インプラントシステム。
  13. 前記歯科補綴部材がアバットメントおよび/またはクラウンを含むことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  14. 前記歯科インプラント(28)上へのコネクタ(24)の固定、コネクタ(24)とアバットメント(16)の固定、またはコネクタ(24)とアバットメント(16)とクラウン(12)の固定がネジ(52)の作用によって実施され、その際ネジの頭がコネクタ(24)上またはアバットメント(16)上またはクラウン(12)上に支承されることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  15. 前記コネクタ(24)とアバットメント(16)、および/またはアバットメント(16)とクラウン(12)が既知に方式の接着あるいははんだ付けによって相互に結合されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  16. アバットメント(16)あるいはクラウン(12)、またはアバットメント(16)とクラウン(12)が中央貫通孔あるいは挿通窪み(56)を含み、それを介してネジ(52)用の工具が少なくとも部分的に挿通可能であることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  17. アバットメント(16)が酸化ジルコニウム、ガラスセラミック、チタン、複合材料あるいはプラスチックから形成され、またコネクタ(24)の第2の部分(32)およびクラウン(12)はガラスセラミック、酸化ジルコニウム、複合材料あるいはプラスチックから形成されることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  18. 少なくともコネクタ(24)のカラー(30)が薄い色被膜を有するか、または少なくとも部分的に浸透染色されることを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  19. 前記カラー(30)の外面(70)がアバットメント(16)あるいはクラウン(12)の外輪郭と円滑に接続することを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  20. 前記コネクタ(24)を形成する酸化ジルコニウムが100μg/cm未満の溶解度、および/または800MPa超の二軸曲げ強度、および/または5MPam1/2以上の破壊靱性を有することを特徴とする請求項1ないし19のいずれかに記載の歯科インプラントシステム。
  21. 歯科インプラント(28)と、
    歯科補綴部材と
    コネクタ(24)ならびに半径方向外側に突立する周回式のカラー(30)を含んでなり、
    その際前記カラー(30)の色が少なくとも歯色あるいは歯肉色に相当し、
    少なくとも前記カラー(30)に接続するコネクタ(24)の一部分(32)が歯科補綴部材(12)内に延伸し、
    前記一部分(32)がその前記一部分(32)が挿入される歯科補綴部材の実用上存在し得る最小の高さより大きい長さを製造に際して有し、
    前記一部分(32)は場合によってかつ必要に応じて所要の長さに短縮可能である歯科インプラントシステム。
  22. 前記カラー(30)の色と前記コネクタ(24)の色とが少なくとも歯色あるいは歯肉色に相当する請求項21に記載の歯科インプラントシステム。

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