JP2008533391A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 乗物変速機のための電磁気による比例的な圧力調整バルブ（１）において、
   少なくとも、コイル（５）と、アーマチュア（６）と、アーマチュア棒（７）とを有する磁石部（２）と、
   少なくとも、第一閉鎖要素（８）および第二閉鎖要素（９）を有する液圧部（３）と、
   を少なくとも備え、
   閉鎖要素（８，９）を開けたり、および／または、閉めたりするために、アーマチュア棒（７）と第一閉鎖要素（８）との間に、第一閉鎖要素（８）に固定連結されたタペットロッド（１２）が設けられ、
   アーマチュア棒（７）は、弾性要素（４）によって、タペットロッド（１２）に連結される、
   ことを特徴とするバルブ（１）。
2. 弾性要素（４）は、アーマチュア棒（７）とピックアップ要素（２０）との間に固定されることを特徴とする請求項１によるバルブ（１）。
3. 弾性要素（４）がバネからなる請求項１または２のいずれかによるバルブ（１）。
4. 第一閉鎖要素（８）は、第一閉鎖表面（Ａ＿１）に平面座部（１０）を形成し、
   第二閉鎖要素（９）は、第二閉鎖表面（Ａ＿２）に球状座部（１１）を形成することを特徴とする請求項１乃至３のいずれかによるバルブ（１）。
5. 第一閉鎖要素（８）は、その第一閉鎖表面（Ａ＿１）に対向する側に、座部表面（１３）を有し、
   円筒形の空間は、平面座部（１０）から第二閉鎖要素（９）に向かって延びており、
   第二閉鎖要素（９）は、バルブ（１）に電力が加えられていない状態で閉じられ、このときの座部表面（１３）と第一閉鎖表面（Ａ＿１）の間の間隙に相当する重複
   

   

   は、円筒形の空間の直径に相当するバルブ（１）の名目幅（ＮＷ）の７分の１より大きくなり、
   第二閉鎖表面（Ａ＿２）は、前記重複の２倍に相当する直径を有する円形表面より大きくなり、
   タペットロッド（１２）の直径（ｓ）は、開口（２１）の直径（ｂ）の０．７倍より小さくなり、第二閉鎖表面（Ａ＿２）が当該開口（２１）の前面部を形成する、
   ことを特徴とする請求項４に記載された電磁気による比例的な圧力調整バルブ（１）。
6. 請求項５に記載された電磁気による比例的な圧力調整バルブ（１）によって消費部を調整するための方法であって、
   圧力ｐが、電磁気による比例的な圧力調整バルブ（１）によって消費部で与えられ、
   与えられる圧力Ｐは、比例的な圧力調整バルブ（１）に適用される特に１５０ｍＡから２００ｍＡの領域内にある第一電流アンペア数Ｉ＿１まで変わらず、特に０barになっており、
   この第一電流アンペア数Ｉ＿１に達すると、圧力ｐが第一圧力値（ｐ＿１）まで、特に０barから０．２bar〜０．７barまでの突発的な変化（１７）を生じ、
   当該突発的な変化（１７）の後は、圧力ｐが累進的（progressivem）な行程を有するｐ／Ｉ特徴線に従って変化することを特徴とする方法。
7. ｐ／Ｉ特徴線（１６）の勾配は、圧力の突発的変化（１７）の後、低いアンペア数の領域（１８）で０から４．０bar/Aとなり、中間および高いアンペア数の領域（１９）で１６bar/Aまでになることを特徴とする請求項６による方法。
8. 第一圧力値（ｐ＿１）が、消費部の充満圧に相当することを特徴とする請求項６または７のいずれかによる方法。
9. 消費部が、自動車クラッチのものであることを特徴とする請求項６乃至８のいずれかによる方法。