以下において、本発明は典型的な機器を用いて説明されるが、本発明はこの方法を実施する機器には限定されない。グラフィックユーザインターフェースを使用するための機器、種々のプログラミング技術、方法は、常に発展している。このことは、本発明に付加的な変更を要求する可能性がある。この理由により、すべての用語と表現は、本発明を限定することなく説明することのみを意図するものであるから、広く解釈されるべきである。
図1は、グラフィックユーザインターフェース、すなわちディスプレイを備えた機器を示す単純化したブロック図である。機器のより詳細な構造は、実際の発明に関係なく、したがって、ここでより詳細に説明する必要はない。この分野で通常の知識を有する者にとって、機器がほかの機能や構造をも備えることは明らかである。機器は、グラフィックユーザインターフェースを備えたどのような機器であってもよい。本発明が適用可能な種々の機器の例としては、PDA機器(パーソナルディジタルアシスタント)、パームトップ、従来型のコンピュータ、種々の移動体通信機器及び電話、MP3プレーヤ又はDVD/CDプレーヤなど種々のポータブルプレーヤ、ゲーム機、実験機器、手術室などの良好な衛生状態が必要とされる場所で使用される端末及び対応する計測器、インターネットキオスク、切符販売機、現金自動預け払い機などが挙げられる。
図1の例における機器1は、中央演算処理装置2(CPU)、メモリ3(MEM)、I/O(入力/出力)システム4を備えている。すべての必要なデータは、機器のメモリ3に保存されている。メモリ3は、例えば、ROMからなる読み込み専用の記憶部分と、RAM(ランダムアクセスメモリ)メモリ及び/又はフラッシュメモリからなる書き込み記憶部分を備えている。I/Oシステム4を用いて、機器は、例えば、機器に応じて、ユーザとほかの機器及び/又はネットワークと通信する。ユーザインターフェース5は、I/Oシステム4の部分であるが、ユーザと通信するために必須のグラフィックユーザインターフェースなどのインターフェース、すなわち制御手段、任意のポインタ(ポインタを有する別個の制御手段は図示せず)、本発明によるセレクタ5−1を有するディスプレイ5を備えている。インターフェースは、さらにキーボード、ラウドスピーカー、及び/又はマイクロフォンを含んでいてもよい。機器の種類に応じて、種々のユーザインターフェースコンポーネントがあってもよく、その数は様々であってもよい。種々の機器コンポーネントから受信されたデータは、中央演算処理装置(CPU)へ送信され、それは受信したデータを要求された方法で処理、すなわち本発明の種々の実施形態による機能を実行する。
本発明は、実質的にすべての種類のディスプレイに適用でき、用いられるディスプレイの種類は本発明の実施に無関係である。機器のディスプレイは、例えば、タッチスクリーン、又はカーソルに基づく選択を利用するスクリーンであってもよい。制御手段はそのポインタと同様に(その両方とも図示せず)、ディスプレイの種類に依存し、必要な場合は、従来技術による制御手段とポインタの組み合わせ、又はいくつかの制御手段及び/又はグラフィックスクリーン上の希望するオブジェクトを指してオブジェクトを選択するためのポインタの組み合わせのうちの、いかなる種類であってもよい。したがって、制御手段は、例えば、タッチスクリーンでもタッチセンシティブパネルであってもよく、ここで、ユーザの指又は別個のスタイラスは、ポインタとして機能し、例えば、ロールマウス、トラックスティック、ナビゲーションコントローラ(例えば、5方向ナビゲーションコントローラ)、特定のキーなどキーボードの一部、選択バー、ジョグダイアル、又はジョイスティックは、そのポインタとしてスクリーン上に見えるカーソルを有する。上記の制御手段とポインタは例示にすぎず、本発明を限定するものではない。制御手段はまた、未来の制御手段のような、別の種類の制御手段であってもよい。制御手段の動作とポインタを通じたディスプレイとの相互作用は、当業者によく知られており、実際の発明とは関係がない。この理由により、その動作原理について、ここではより詳細に説明しない。
ユーザインターフェース5は、セレクタ5−1を備えており、それは、1つ以上のセクタ又はセクタ部分を含んでいる。図2Aから2Gは、種々のセレクタ5−1の例を示す。セレクタ5−1は、スクリーンから隠すことができてもよく、使用しないときに隠れるように設定されてもよく、或いは、セレクタは常時、スクリーンに留まっていてもよい。セレクタ5−1は、スクリーン領域の全体をカバーしてもよく、その一部のみをカバーしてもよい。セレクタ5−1はまた、その真下の文字が読めるように、或いは、例えば映像と干渉しないように、部分的又は全体的に透明であってもよいが、完全に非透明であってもよい。
図2Aから2Gは、種々のセレクタの例を示している。最も単純には、本発明によるセレクタは、選択要素を備えた少なくとも1つのセクタ又はセクタ部分を備えており、セクタ又はセクタ部分は、別のセクタ又はセクタ部分に対して拡大縮小可能である。セクタ5−11とは、任意形状のセレクタのサブエリア又はブロックのことをいう。好ましくは、中心角がセレクタに対して決定可能である。セレクタ5−1は、好ましくは、幾何パターン(例えば、正方形、長方形、円、三角形、楕円、半円、菱形、六角形)の外周形状に基づく一部であって、例えば、アルファベットや数字などの各選択要素5−12がそれ自体のセクタを有するようにセクタに分割された対応する外周又は外周部分であり、各セクタは拡大縮小可能であり、ほとんどのセクタは同じ中心を有している。換言すると、セクタ又はその一部は、セレクタ形状に関係なく、その必要性や用途により要求されたセクタ5−11の数に分割されることができる。外周構造は、単一の選択要素を選択するために必要とされる選択動作の数を最小化することができるという長所を有するが、セレクタは外周構造である必要はない。外周構造の別の長所は、すべてのセクタが、比較的、人間の中心視領域の中央、すなわち視野の中央(人が目をセレクタに向けたときの)に保たれることである。その場合、セクタは正確な視野の領域にとどまり、セレクタは視覚の視野中で最大限に利用される。セレクタのセクタが拡大縮小されたときであっても望ましい拡大縮小領域にとどまるということは、最大外周長、セクタの角度の和又は特定の中心に関連したいくつかのセクタの角度の和、セレクタの最大直径又は最大半径、セレクタの最大長、最大幅又は最大表面積、などのサイズや形状に関連して、1つ以上の属性、すなわち、制限値を決定することによって本発明において実現される。スクリーン上で必要なセレクタのサイズと表面積を決定するために、セレクタについての最小長、最小直径など、ほかの制限値も決定することができる。単数又は複数の制限値は、セレクタが拡大縮小されるときの拡大縮小領域を決定するために用いられる。
相互に拡大縮小されるセクタが共通の中心を有することによって、拡大縮小アルゴリズムがシンプルに保たれるという利点が提供される。シンプルなアルゴリズムは実行が容易であり、多くのメモリや大きな演算能力は必要とされず、したがって、機器の演算能力について大きな要求は課せられない。
各選択要素がそれ自体、拡大縮小可能なセクタを有することによって、選択が容易になるという利点が提供され、例えば、制御手段の正確な焦点合わせにそれほど依存せず、同じセクタ内の異なる記号の間の選択をどのように実行するかという問題の解決策は不要である。拡大縮小が可能なおかげで、セレクタのセクタのサイズによってセレクタ中の選択要素の数は決して制限されないが、その理由は、待機モードにおいて、ポインタの位置によってセクタが拡大縮小されるからであり、すなわち、選択される可能性のあるセクタが選択するのに十分な大きさになるように、可能性のある選択によってセクタが拡大縮小されるからである。
選択要素5−12とは、単一の文字、数字、図形、又は対応するアプリケーション、ファイル又はプログラムを起動及び動作させるために指されるアイコンのような、任意の選択可能な要素又はオブジェクトのことをいう。選択要素はまた、メニュー又はメニューの一部であってもよい。選択要素はまた、ひとまとまりの文章の行/番号のような文書の構成要素であってもよい。換言すると、文書の構造は、セレクタの手段によって表示されることができ、セレクタを使用して文書中に移動させることができる。選択要素として何が用いられるかということと、それらがセクタ中にどのように位置しているかということは、本発明には関係ない。選択要素の順番は、ユーザの好みによって変更できる。それらは、出現頻度によって、重要性の順番に、アルファベット順に、などで配置されてもよい。
セレクタはまた、図2A、2D及び2Gに示されるように、複数のセクタ又は一つのセクタに分割されていない一つの部分又は複数の部分5−13を備えていてもよい。実施に応じて、ユーザは、図2Aと2Dのセクタの様々な半径に値を与えてもよく、したがって、スクリーンに表示されたセレクタのサイズを調節してもよい。図2Aは、ポインタがIのセクション5−11にあるときの選択モードのセレクタを示しており、セクタは待機モードのときと同じサイズを有している。図2Dの例はまた、セレクタのセクタが2以上の異なった外周上に位置することができ、その外周は(図2Dの場合のように)同じ形状を有する必要がないことを示している。図2Dは、さらに、セレクタはまた、それが外周形状を有していたとしても、外周の一部のみを備えていてもよいことを示している。セレクタはまた、ほかのセクタから分離したセクタを備えてもよく(図示せず)、それは、拡大縮小してもしなくてもよい。分離したセクタは、例えば、受話器の画像であってもよい。セレクタはまた、例えば図2Eに示されているように、埋め込まれた選択外周を備えていてもよく、或いは、選択外周は、下位の外周に分割されてもよい。セクタは同じサイズである必要はなく、同じ形状である必要さえない。これは図2Cに示されており、ここではセクタ5−11はセクタ5−11’よりも大きく異なった形状を有している。
セクタのサイズは、例えば、セクタ中の選択要素が選択される確率に基づいて決定されてもよい。これは図2Fに示されている。図2Fはまた、どのようにしてセレクタが、共通の中心を有するがスクリーン上に見える選択要素がこれを決して表示していないセクタへ分割可能であるかを示している。図2F中で破線によって示されたセクタは、実際のセクタにおいては見えず、したがって、スクリーン上にはない。
図2Gは、本発明が決してセレクタの外観のデザインを限定するものではないが、例えばグラフィックテーマに従って仕立てられてもよいことを示している。
セレクタはまた、任意の数のモードスイッチ5−14を備えていてもよいが、これは選択されるオブジェクトの間のモードを切換えるものである。例えば、スイッチは、大文字を小文字、或いはその反対に変更できる。分離したモードスイッチの代わりに、モードは、選択が始まる方向にしたがって選択されてもよい。例えば、図2G中のセクタのモードは、選択が外周の外側から始まったときは「小文字」、選択が円の中央、すなわち外周の内側から始まったときは「大文字」であってもよい。
図3Aと3Bは、2つの異なる実施形態による選択モードにおける図2Aのセレクタを示すことによって、拡大縮小における上述の制限値の影響を示したものである。図3Cは、選択モードにおける図2Bのセレクタを示したものである。図3Aと3Bに示される例においては、すべてのセクタが拡大縮小されると考えられる。図3Cにおいては、いくつかのセクタのみが拡大縮小される。換言すると、図示されるセレクタの拡大縮小の規則は異なっている。いくつかのセクタが、拡大縮小されるセクタの下に隠されるように見えるような程度に拡大縮小されることも実現可能である。本発明の一実施例において、セレクタは、セクタが事前に設定した制限値未満に縮小することに対応して、選択要素を隠すように構成されてもよい。
図3Aと3Bにおいて、ユーザは番号1を選択しようとしており、制御手段/ポインタを番号1のセクタに移動させたが、それはこのように拡大した。図3Aの例においては、セレクタの表面積は一定のままであり、セクタは、選択されなかったセクタが相互に同じ比率でサイズが減少するように拡大縮小する。図3Bの例においては、セレクタの表面積は一定ではなく選択時に増加するが、セレクタの外側の外周の長さは一定のままである。また、図3Bの例において、ほかのセクタはそれらが等しく小さくなるように拡大縮小する。図3Cの例において、ユーザは番号0を選択しようとしており、制御手段/ポインタをセクタ0の方へ移動させたが、それはこのように拡大した。また、図3Cの例において、セレクタの表面積は一定のままであり、いくつかのセクタのみ、すなわち三角形の同じ内側の辺に限定されたセクタは、選択されなかったセクタが相互に同じ比率で減少するように拡大縮小するが、ほかのセクタのサイズは一定のままである。
図3A、3B及び3Cの目的が、異なった制限値(属性)と拡大縮小の規則の影響を説明するためだけであることが強調されるべきことである。当業者にとって、種々の制限値と拡大縮小の規則が存在し、それらがたとえ、いままで以上に詳しく説明されなかったとしても使用されることができることは、自明である。
図4は、セレクタの一実施形態の動作を示すフローチャートである。図4の例では、待機モード(ステップ401)から開始し、それは、ポインティング手段のポインタが作動(ステップ402)したことが検出されたときに終了する。作動は、例えば、ユーザが選択を開始したときに検出される。どのようにポインティング手段とポインタの作動と、特定の場所へのそれらの移動が検出されるのかということは、当業者に自明であるばかりでなく、本発明とは無関係である。
ポインタが移動(ステップ403)したとき、セレクタ上のポインタの位置はステップ404で決定される。どのように特定の場所へのポインタの移動が検出され、どのようにその位置が決定されるのかということは、当業者に自明であるばかりでなく、本発明とは無関係である。セレクタのセクタは、ポインティング手段の位置にしたがって一斉に拡大縮小(ステップ405)し、例えば、セクタはポインティング手段の後退に応答して縮小し、ポインティング手段のセクタへの接近に応答して拡大する。セクタは、拡大縮小アルゴリズムにしたがって、セレクタが予め決められた一つ又は複数の制限値によって規定された領域の内側にとどまるように、拡大縮小される。セクタのサイズが変化すると、選択要素のサイズも好ましくは変化する。さらに、セレクタは、選択要素、または、ポインティング手段が近づく選択要素を強調表示してもよく、或いは、例えば、それ/それらの色を変化させてもよい。
選択要素が移動後に選択された場合(ステップ406)は、選択された選択要素及び/又はセレクタが用いられるアプリケーションにしたがって、動作が継続(ステップ407)する。例えば、セレクタによって文字が打ち込まれることになる場合は、選択された選択要素はスクリーン上に表示されることになる文字に追加され、その後、例えば、待機モードが再開する。他方、プログラムが開始されることになる場合、又は、目的がそれ自身のセレクタを有する下位のメニューレベル移動することになる場合は、下位の選択レベル、それはそれ自身のセレクタを有してもよい、への移動が起こる。プレーヤが関係する場合、ユーザがこのオプションを選択したときには、つぎの要素の先頭への移動が可能である。しかし、どのようにして実際に選択が実行され、選択後に何がなされるのかは、本発明に無関係である。
移動後に選択がされなかった場合(ステップ406)と、選択が完了してないが継続している場合は、ステップ403、404、405が繰り返され、すなわち、セレクタはポインタが移動したそれぞれの時間のポインタの位置にしたがって拡大縮小する。選択が完了した場合は、スタイラスは、例えば、もはや制御手段に触れず、セレクタは待機モード(ステップ401)に戻る。
図4に示されたステップは絶対的な時間的順序ではなく、それらは与えられた順番から逸脱した順番で実行されてもよく、同時に実行されてもよい。いくつかのステップは省略されてもよく、装置上で実行される定義/設定によって置換されてもよい。ほかの機能が、記載されたステップの間に行なわれてもよく、それらと同時に行われてもよい。例えば、文字が書かれるとき、一つの文字などの選択される要素は、セクタのセレクタに加えて、実際の選択が行われる前に書き込みカーソルの現在の位置に強調表示されるようにして示されてもよい。
図5は、拡大縮小アルゴリズムの擬似コードを示し、それは本発明によるセレクタに用いることができるが、このアルゴリズムに本発明は限定されない。図5の例は、スクリーン上のポインタの位置が入力として用いられる単純な線形のバージョンである。入力は、例えば、二次元座標系のxy座標として与えられ、ラジアンが角度の単位として用いられる。この例において、距離は角度としての距離を意味し、例えば、水平軸の右向きの方向と垂直軸の上向きの方向の間の距離は90度、すなわちラジアンとしてπ/2である。
擬似コードのパート501は、セクタが縮小して拡大縮小の間に消滅するのを防止する初期設定を含んでいる。擬似コードのパート502は、ポインタの位置に関連して各セクタのサイズを計算するために用いられる実際のアルゴリズムを含み、パート503は、スクリーン上のセレクタをポインタの位置に基づいた状況に対応するように更新することを含む。図5の拡大縮小アルゴリズムにおいて、各セクタの中心角は、はじめにセクタの選択された先端角(sectorDistance)と比較され、その後、それから反対の値が得られ(sectorDiff)、関係するセクタの拡大縮小ファクターとして用いられる。セクタの合計された「幅」又は「角度」が制限値によって決められた拡大縮小領域を満たすように、この拡大縮小ファクターは、すべてのセクタの拡大縮小ファクターの和(sectorSum)と比例している。この例において、拡大縮小領域は全円周であり、70%が拡大縮小され、30%が最小セクタサイズとなる。
円の半径は上述の拡大縮小アルゴリズム中で拡大縮小されずそれは一定のままであるにもかかわらず、すなわち、メニューによって使用されるスクリーンの表面積は一定のままであるにもかかわらず、当業者にとって円の半径が拡大縮小において変更されてもよいことは自明である。しかしながら、全体のメニューがスクリーン内にとどまり、その一部が消滅してユーザがメニューのコンテンツを感知することをより困難にしないように、制限値によって拡大縮小領域を制限することは好都合である。
本発明は装置が一つのみのセレクタからなる例によって上で説明されたが、当業者にとって、装置が数個の異なったセレクタを備えていてもよいことは自明であり、その中で装置の用途を考慮して最も自明なものは、ユーザにより使用されるセレクタ(すなわち、アプリケーションを対象としたセレクタ又はその下位のセレクタ)又はユーザにより選択されるセレクタである。セレクタは、つぎのスクリーン上に表示されることになるセレクタがこれまでのセレクタから選択されたセクタに従属するように、ある段階に同時に移る、階層的メニューの一部であってもよい。さらに、当業者にとって、各セレクタがそれ自体の拡大縮小アルゴリズムを有してもよいことは自明である。
本発明による機能を実行する装置は、ディスプレイ、制御及び処理手段、任意のポインタなどの従来技術のグラフィックユーザインターフェースにおいて必要とされる手段に加えて、制御手段の動きに応答して選択要素を含むセクタを拡大縮小するための手段を備えている。より正確には、それは、上述の実施例の少なくとも一つを実行するための手段を備えている。グラフィックユーザインターフェースを備えた現存の装置は、本発明による機能において用いることのできるプロセッサとメモリを備えている。本発明を実施するために必要とされるすべての変更と設定は、拡張又は更新されたソフトウェアルーチンとして、アプリケーションズサーキット(ASIC)によって、及び/又は、さもなければ現存の装置、特にグラフィックユーザインターフェースを設定することによって、実行されてもよい。ソフトウェア/ソフトウェアルーチン/アプレットは、装置によって読み込み可能な任意のデータ記憶手段上に記憶されてもよく、又は、それから装置へ取り込み可能であってもよい。
当業者にとって、技術が進歩すると、発明概念がさまざまな方法で実施される可能性があることは自明である。したがって、本発明とその実施例は、上述の例に限定されず、請求の範囲内で変更可能である。