JP2008529252A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 石英ガラス製の球と、この球の石英ガラス材料内に少なくとも一部が埋め込まれた金属製電極ロッドとが設けられた電気ランプにおいて、
   前記石英ガラス材料に接触する前記電極ロッドの表面の少なくとも主要部に、実質的に長手方向の溝が設けられていることを特徴とする電気ランプ。
2. 前記電極ロッドの前記金属材料は、少なくとも７０重量％のタングステンを含むことを特徴とする請求項１記載のランプ。
3. 前記溝の深さは、１μｍより大、好ましくは２μｍと３０μｍの間、より好ましくは３μｍと２０μｍの間、更に好ましくは５μｍと１０μｍの間であることを特徴とする請求項１又は２記載のランプ。
4. 前記溝の深さに対する幅の比（幅／深さ）が４未満、好ましくは２未満、より好ましくは１未満であることを特徴とする請求項１乃至３の何れか１項記載のランプ。
5. 前記電極ロッドの横断面における溝の数は、ｍｍを単位として測定された電極ロッドの直径の１０〜４０００倍、好ましくは１００〜２０００倍、より好ましくは２５０〜１０００倍であることを特徴とする請求項１乃至４の何れか１項記載のランプ。
6. 前記電極ロッドの横断面内にて、前記溝は（３６０／ｎ）°±（３６０／２ｎ）°（ここでｎは前記横断面における溝の数である）の角度に円周方向に分布していることを特徴とする請求項１乃至５の何れか項記載のランプ。
7. 前記電極ロッドの長手方向軸線と前記溝との間の角度は、２０°未満、好ましくは１０°未満、より好ましくは４°未満であることを特徴とする請求項１乃至６の何れか１項記載のランプ。
8. 前記ランプは高圧ガス放電ランプであることを特徴とする請求項１乃至７の何れか１項記載のランプ。
9. 前記電極ロッドは、前記ランプの前記石英ガラス製の球の前記ピンチシール部分内に存在することを特徴とする請求項１乃至８の何れか１項記載のランプ。
10. 前記レフレクタには、前の請求項のうちのいずれか１つに記載のランプが設けられていることを特徴とするランプとレフレクタとのユニット。
11. 石英ガラス製の球と、この球の石英ガラス材料内に少なくとも一部が埋め込まれた金属製電極ロッドが設けられた電気ランプを製造する方法において、
    前記石英ガラス材料内に前記電極ロッドを埋め込む前に、前記石英ガラス材料に接触する前記電極ロッドの表面の少なくとも主要部に、実質的に長手方向の溝を設けることを特徴とする電気ランプを製造する方法。