JP2008526407A - シリンジのピストンヘッドをシリンジポンプの押し子に固定するための保持装置 - Google Patents

シリンジのピストンヘッドをシリンジポンプの押し子に固定するための保持装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、シリンジのピストンヘッドをシリンジポンプの押し子(2)に固定するための保持装置(1)であって、該保持装置の軸周りに回転するピニオン(33,38)とそれぞれ一体であるアーム(31,36)を備えており、前記ピニオンはまた並進移動することができ、この並進運動によって、対応するアームを、アームが「閉じた」状態、すなわち、前記押し子(2)に「押しつけられた」状態となる静止位置と、アームが「開いた」状態、すなわち、前記押し子(2)から「離れている」状態となる開位置との間で駆動し、ただし、前記並進は、回転に先立って、開位置へ向かって又は逆に静止位置へ向かっての運動の際に行われるものであり、前記保持装置がさらに制御部材(10)と、制御部材(10)の動きを並進運動の形で少なくとも一方のピニオン(33)に伝達することにより制御部材(10)の動きの一部を変換する手段(20)と、制御部材(10)の動きを回転運動の形で少なくとも一方のピニオン(33)に伝達することにより制御部材(10)の動きの一部を変換する手段(20)を有している形式の保持装置(1)に関する。本発明の装置では、制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の並進運動に変換して伝達する前記手段(20)が並進を阻止される。

Description

本発明は、シリンジのピストンヘッドをシリンジポンプの押し子に固定するための保持装置であって、該装置の軸周りに回転するピニオンとそれぞれ一体であるアームを備えており、前記ピニオンはまた並進移動することができ、この並進運動によって、対応するアームを、アームが「閉じた」状態、すなわち、前記押し子に「押しつけられた」状態となる静止位置と、アームが「開いた」状態、すなわち、前記押し子から「離れている」状態となる開位置との間で駆動し、ただし、前記並進は、回転の前に、開位置へ向かって又は逆に静止位置へ向かっての運動の際に行われるものであり、前記保持装置がさらに制御部材と、制御部材の動きを並進運動の形で前記ピニオンの少なくとも一方に伝達することにより制御部材の動きの一部を変換する手段と、制御部材の動きを回転運動の形で前記ピニオンの少なくとも一方に伝達することにより制御部材の動きの一部を変換する手段とを有している形式の保持装置に関する。
医療分野ではシリンジポンプの使用は周知である。シリンジポンプは基本的に、シリンジのシリンダを固定するための装置と、管理された方式で患者に液剤を投与するために所定の速度でシリンダ内のピストンを押すための装置とから成る。さらに、サイホニング現象を回避するためには、シリンダヘッドをシリンジポンプの押し子に固定しておくことが好ましい。時折、シリンジの下方に減圧が生じることがある。ピストンが固定されていなければ、シリンジの内容物が部分的に又は完全に排出されることにより、あまりに速いペースで患者に薬剤液が投与される危険性があり、劇的な結果をもたらしかねない。
これに対しては様々な解決手段が提案されている。例えば、EP 1 279410 A1からは、シリンジの軸に対して垂直に可動なエレメントを有する手動式保持装置が公知である。この可動部材は三日月形をしており、この三日月形の内側の弧にはV字形のスリットが設けられている。可動部材をポンプの筐体に引き戻すと、ピストンヘッドの稜がV字形のスリットに入り込み、このようにしてピストンヘッドが押し子に保持される。この解決手段は、シリンジヘッドが可動部材のV字形スリットとすでに位置合わせされていることを要する。
現行の別の解決手段では、保持手段は2つのアームから構成されている。シリンジのピストンヘッドに対して平行なこれらのアームは、シリンジの主軸に対して平行にピボット軸に取り付けられている。シリンジをシリンジポンプにセットする際には、これらのアームを外側に向かって旋回させて開き、ピストンヘッドを押し子に接触させ、アームが閉位置に戻るようにアームを緩める。こうして、ピストンヘッドはアームと押し子との間に固定される。
これでは、アームは決まった太さのシリンジヘッドしか有効に固定することができない。言い換えれば、対応するシリンジポンプは1つのメーカーの1つのタイプのシリンジにしか利用できず、それもこれらのシリンジがすべて同じ太さのヘッドをもっていることを条件とした上でのことである。この旋回アームをより太いピストンヘッドと共に使用することはアームが閉じないため不可能である。一方、より細いピストンヘッドと共に使用することは危険である。というのも、非常に弱いサイホン作用でも、特に非常に低い速度で投与される液剤に対しては、重大な結果を招くことがありうるからである。
それゆえ、旋回して開くだけでなく、さらに、シリンジ軸に沿った並進運動に追随するアームが存在している。したがって、これらのアームはピストンヘッドの太さに適応することができる。レバーを押すことで、まず、アームを押し子から離れさせるアームの並進が生じ、つぎに、アームを外側に向かって旋回させてアームを互いに開かせるアームの回転運動が生じる。ピストンヘッドがいったん押し子に接すると、レバーが放され、アームはシリンジのピストンロッドに触れるまで閉じ、つづいて、シリンジのピストンヘッドに触れるまで押し子の方へ後退する。
このような保持装置は、例えば、US 6,428,509 B1から公知である。この装置はアームの旋回を生じさせる第1の旋回機構とアームの並進を生じさせる第2の機構とを有している。旋回機構は基本的に直列に配置された3つの歯車から構成されており、第1の歯車は駆動レバーの回転運動を第1のアームと一体である第2の歯車に伝達し、第2の歯車は回転運動を第2のアームと一体である第3の歯車に伝達する。並進機構では、アームの回転軸が駆動プレートに押し当てられており、駆動プレートの他方の面には突出部がある。駆動レバーは勾配のある制御プレートと一体であり、駆動プレートの突出部は制御プレートの勾配のある側に支えられている。レバーを旋回させると、この制御プレートは前記突出部が勾配に接するまで移動するので、駆動プレートの下方移動、ひいては、アームを押し子から離すアームの並進運動が生じる。駆動プレートは、ある一定の距離に達すると、後ろに戻ることができずその位置に留まるように、フックによって固定される。駆動レバーが後方に戻されると、アームが閉じる。駆動プレートを保持していたフックが外れて、駆動プレートが押し子の方向へ戻ることができるようになり、駆動プレートと共にアームが駆動されるのは、レバーの旋回の最終段階においてのみである。この装置は特に複雑であり、多数の部品を必要とする。
EP 1 066 846 A1からは、旋回及び並進の可能なアームを備えた別の保持装置が公知である。各アームは歯車をもった軸に取り付けられており、歯車には中心から放射状に溝が設けられている。電気モーターに間接的に結合された歯車は中心放射状突起を備えている。このモーター歯車は第1のアームの歯車と共働することを目的としており、第1の歯車の放射状突起は第2の歯車の中心放射状溝に入り込んでいる。モーター歯車はまた、モーター歯車の回転運動を第2のアームの歯車に伝達する伝達歯車とも共働する。第2のアームの歯車は、同じく中心放射状溝にモーター歯車の放射状突起が入り込んではいるものの、噛み合うことはないように位置決めされている。ただし、モーター歯車は内側に雌ねじの切られたリングに取り付けられている。リング自体は、外側にねじ切りを有し且つ一方の端部にモータと共働する歯車を備えた中空のロッドに取り付けられている。この中空ロッド内には、フランジによって終端されたロッドが、その自由端を介して、モータと共働する歯車とは逆側から入り込んでいる。このロッドは中空ロッド内で自由に回転することができるが、並進はブロックされる。モーター歯車の並進運動はこのアセンブリによって可能になる。モーター歯車の放射状突起はアームの歯車の放射状溝に噛み合うので、この並進運動はモーター歯車と共にアームの歯車を駆動する。並進運動は、一方ではモータと共働する歯車によって、他方ではフランジによって制限されている。バネの遊びがモーター歯車の回転を犠牲にして並進を優遇するので、回転はモーター歯車がもはや並進移動することができなくなければ開始することができない。ここでも、メカニズムは多数の部品を要し、その構想も著しく複雑である。
さらに、US 2004/0116893からは、その実施形態のうちの1つにおいて、ラジアル面内でアダプタの中心に向かって旋回することのできる3つのアームを備えたシリンジのシリンダを保持する装置が公知である。しかしながら、これらのアームは軸方向には移動することができない。
したがって、本発明の課題は、冒頭に述べた機構において、必要な部品数をより少なくしてより簡単な構想の機構を提供することである。本発明の別の課題は、摩擦といくつかの部品が動けなくなる危険性とを制限するために、並進させられなければならない部品の数を減らすことである。
この課題は、本発明による装置にしたがって、制御部材の動きの一部を少なくとも1つのピニオンの並進運動に変換して伝達する手段が並進が阻止されるようにすることにより解決される。このようにして、並進運動は歯車と一体であるピニオンに限定されるので、部品が動けなくなる危険性は低減される。
本発明の1つの有利な実施形態では、制御部材の動きの一部を少なくとも1つのピニオンの並進運動に変換して伝達する手段は、制御部材の動きの一部を少なくとも1つのピニオンの回転運動に変換して伝達する手段に換えられる。したがって、部品数が著しく低減される。
部品数の低減という観点からは、一方のピニオンの回転が他方のピニオンの逆向きの回転を引き起こすように、アームと一体であるピニオンを互いに噛み合わせるとよい。こうすることで、第1のピニオンに対する回転運動を反転させるために、第2のピニオンと制御部材の動きの一部を少なくとも1つのアームの回転運動に変換して伝達する手段との間に補助的なピニオンを挿入する必要はなくなる。
アームと一体であるこれらのピニオンを一体的に並進させるためには、一方のピニオンの側面にフランジを取り付けるとよい。こうして、これらピニオンのうちの一方が並進運動を受けたとき、このピニオンは他方のピニオンを戻り方向と同様にアームから離れる方向にも駆動する。
本発明の1つの有利な実施形態では、制御部材の動きの一部を少なくとも1つのピニオンの並進運動に変換して伝達する手段と制御部材の動きの一部を少なくとも1つのピニオンの回転運動に変換して伝達する手段とが螺旋状の歯列から構成されている。この歯列の螺旋形状により、歯列を動かしたときに、この歯列と共働する歯列に並進運動と回転運動を同時に与えることが可能となる。簡潔性とスペースの節約のために、螺旋状歯列はピニオンの一部分に、とりわけ、ピニオンのこの一部分の内側に向かって取り付けるとよい。
変換・伝達手段と共働するピニオンにこの変換・伝達手段の螺旋状歯列に適合した螺旋状歯列を設け、これら2つの螺旋状歯列が相互に共働するようにすると有利である。補助的な部品を挿入しなくてもよいように、これら2つの歯列が互いに直接噛み合うようにすることが望ましい。
簡単のため、アームと一体の2つのピニオンに逆向きの螺旋状歯列を設けることが好ましい。言い換えれば、変換・伝達手段の歯列と共働するピニオンの螺旋状歯列は、変換・伝達手段による並進運動の伝達にも、第2のアームと一体である第2のピニオンの回転運動の伝達にも役立つ。実際、制御部材の回転運動の影響を受けた螺旋ピニオンの螺旋状歯列の回転運動は、この螺旋ピニオンと共働する第1のアームのピニオンの並進及び回転運動を生じさせる。一方、この第1のアームと一体であるピニオンはこの並進及び回転運動を第2のアームと一体である第2のピニオンに伝達する。
過度の摩擦を防ぐとともに並進と回転との間の均衡を保証するために、螺旋状歯列は有利にはおよそ45°傾斜している。
開方向においては回転よりも前に並進が行われ、静止位置への戻り方向においては並進よりも前に回転が行われることを保証するために、少なくとも一方のピニオンを離れた位置に押しやるためのプッシャ手段が設けられており、この手段は有利には押しバネから構成されており、このプッシャ手段の作用は、ピニオンの回転運動に対して、アームの開方向及び離反方向におけるピニオンの並進運動を促進するのに十分なほど強い。したがって、螺旋ピニオンが回転すると、このピニオンと噛み合ったピニオンは押しバネの作用により有利には並進運動を行い、それとともに他方ピニオンの、したがってまたアームの並進を引き起こす。この並進運動が終わると、螺旋ピニオンの回転運動が続き、この回転運動によって、噛み合ったピニオンの回転運動が引き起こされ、アームが開かれる。制御部材が放されると、押しバネはまず噛み合ったピニオンの並進を妨げて回転を強制することにより、他方のピニオンを駆動し、アームの閉運動を生じさせる。アームがシリンジのピストンロッドに当接するか、アームの端部が互いに触れると、噛み合ったピニオンの回転が阻止され、並進運動のみが可能となる。この後退運動はアームがシリンジのピストンヘッド又はシリンジポンプの押し子に当接するまで続く。
保持装置を静止位置に又はこの端位置に可能な限り最も近い位置に復帰させる目的で、保持装置を静止位置に呼び戻すための呼び戻し手段が設けられており、アーム(31,36)はこの位置において最も閉じた状態となり、押し子に可能な限り最も近くなる。良好な動作を保証するため、制御部材が無動作のときには保持装置が静止位置に戻るように、呼び戻し手段の作用は有利にはプッシャ手段の作用よりも優先する。
制御部材は外部制御レバーおよび/またはシリンジポンプにより制御される伝達手段と一体であってよい。こうして、保持装置を手動であれ自動であれ駆動することが可能となる。
保持装置が開位置と静止位置との間の中間位置にブロックされたままであっても、制御部材を静止位置に戻すことのできるようにするための手段が設けられていると有利である。こうすることで、保持装置がピストンヘッドを保持していて、完全な静止位置に戻ることができないのに、制御部材が静止位置に戻った場合に、保持装置が損傷するのを防ぐことができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例を示す。
図1は、本発明による保持装置の分解図を示しており、
図2は、閉位置にある保持装置の背面図を示しており、
図3は、図2の装置の透視図を示しており、
図4は、開位置にある保持装置の背面図を示しており、
図5は、図4の装置の透視図を示しており、
図6は、図2による閉位置にある保持装置の断面図を示しており、
図7は、図4による開位置にある保持装置の断面図を示している。
本発明による保持装置(1)は、実質的に、制御部材(10)、変換・伝達装置(20)、及びアームに運動を伝える機構(30)の3つの基本要素から構成されている。アームを除いた前記機構のアセンブリはカバー(2)と底部(3)とから形成されたハウジングの中に収納されている。
アーム(31,36)はシリンジの軸に平行な軸(32,37)の上にそれぞれ配置されている。各アームは螺旋状歯列をもったピニオン(33,38)を備えている。これらのピニオンの歯列は有利には45°傾斜している。2つのピニオン(33,38)はアセンブリと共働するように構想されたものであるから、それらの歯列の傾斜は互いに逆向きである。これら2つのピニオン(33,38)を一体的に並進させるために、2つのピニオンのうちの一方、ここでは上ピニオン(38)の2つの側面にフランジ(39,40)が設けられている。したがって、下ピニオン(33)の歯の側面はこの2つのフランジ(39,40)の間に位置し、これにより上ピニオン(38)は下ピニオン(33)と同時に移動させられる。
さらに、アーム(31,36)は、したがってまた回転軸(32,37)も、アーム(31,36)の自由端が触れ合う「閉」位置(図3)とアーム(31,36)が最大限に離れた「開」位置(図5)との間で(2つのピニオン(33,38)が噛み合うため)逆向きに旋回することができる。アーム(31,36)はピニオン(33,38)の相対回転の作用により1つの位置から別の位置へ移る。言い換えれば、下ピニオン(33)を回転させることで、上ピニオン(38)を回転させることができ、それによってアーム(31,36)が開閉する。
アーム(31,36)の回転軸(32,37)は、ハウジング(2,3)内で、ハウジング(3)の底部に実現された円筒状キャビティ(4,5)の中に収められている。アーム(31,36)はハウジングのカバー(2)に実現された対応する開口部を通っている。円筒状キャビティ(4,5)と、対応する開口部は、ピニオン(33,38)が互いに噛み合うように配置されている。アーム/回転軸(31/32,36/37)のアセンブリはハウジングの中で「押しつけられた」位置(図6参照)と「突き出た」位置(図7参照)との間をスライドすることができる。上記の「押しつけられた」位置において、アーム(31,36)は押し子に、つまり、ハウジングのカバー(2)に押しつけられた、又はほぼ押しつけられた状態にある。図示されたケースでは、回転軸はハウジングの底部(3)の円筒状キャビティ(4,5)の中に差し込まれており、ピニオン(33,38)は、例えば円筒状キャビティ(4,5)の端部である第1のストッパに支持されている。「突き出た」位置では、アームは押し子から最も離れた位置にある。このことは、ピニオン(33,38)が例えばハウジングのカバー(2)である第2のストッパに支持されていることから分かる。バネ(34)は下回転軸(32)を「突き出た」位置に押し戻す作用を有している。
変換・伝達機構(20)は実質的に螺旋状歯列(21)をもつ下螺旋ピニオンから構成されている。この歯列はピニオン(33,38)の歯列と同じく有利には45°傾斜している。螺旋状歯列(21)は下アーム(31)の下ピニオン(33)と共働するためのものである。螺旋状歯列(21)は、中心部にアーム(31,36)を支える回転軸(32,37)が自由に通れるほどの大きさのスロット(25)をもつ支持体(22)の上に配置されている。こうして、非常にコンパクトな装置が得られる。支持体(22)は、螺旋状歯列(21)の反対側に、制御部材(10)を受け入れるためのリング(23)を備えている。変換・伝達機構はこのリング(23)の軸を中心として旋回する。このリングは、2つの端位置の間を旋回することができると同時に並進を阻止されるように、ハウジング(2,3)の中に収納されている。バネ(24)は変換・伝達機構を静止位置に維持する又は戻す作用を有している(図2参照)。この位置はアーム(31,36)の「押しつけられた」「開いた」位置に相当する。制御部材(10)がバネ(24)の作用を妨げるほど強い回転運動を変換・伝達装置に伝達すると、この回転運動がリング(23)を介して支持体(22)に伝達され、最終的には螺旋状歯列(21)に伝達される。この螺旋状歯列(21)はアーム(31,36)の「突き出た」「閉じた」位置に相当する端位置まで移動する。バネ(24)は有利にはハウジング(2)と螺旋状歯列(21)の近傍点との間に配置される。
制御部材(10)はレバー(11)及び/又はシリンジポンプ自体により制御される制御棒(12)から成っていてよい。したがって、装置を手動で駆動するか又は自動で駆動するかを選択することが可能である。両方のケースにおいて、制御部材(10)と伝達リング(23)とは、保持装置が完全な静止位置に戻らないように、すなわち、アームが完全に閉じて押し子に完全に押しつけられた状態にならないように、結合されている。このために、制御棒(12)はリング(23)と完全には一体でない。制御棒は一定の遊びを残す開口部(25)の中で軸回転することができる。なお、この遊びについては後で説明する。
本発明の保持装置は以下のように動作する:静止位置では、バネ(24)が螺旋状歯列(21)を静止位置に戻すように作用する。下ピニオン(33)は、上ピニオン(38)が円筒状キャビティ(5)の開口部に押しつけられるのと同じように、円筒状キャビティ(4)の開口部に押しつけられるように、螺旋状歯列と噛み合っている。バネ(34)は確かに下ピニオン(33)を「突き出た」位置に押し戻す作用を有しているが、この押しバネ(34)の力はその作用が呼び戻しバネ(24)の作用よりも弱くなるように選定されている。したがって、ピニオン(33,38)はアーム(31,36)が押し子(2)に押しつけられる位置において阻止される。この位置で、アーム(31,36)は「閉じた」位置にある、すなわち、その自由端は互いに触れ合っている(図3参照)。
制御部材(10)が呼び戻しバネ(24)の作用とは逆の方向に旋回すると、螺旋状歯列はアームに向かって回転する(例えば図2及び4を参照)。螺旋状歯列はこの螺旋状歯列と噛み合った下ピニオン(33)を駆動する。押しバネ(34)はピニオン(33)を軸方向に「突き出た」位置へと押し戻す作用を有している。ピニオン(21,33)の歯列の螺旋形状により、螺旋ピニオン(21)の回転運動は下ピニオン(33)の並進運動に変換するか、又は、回転運動を下ピニオン(33)に伝達されることが直ちに分かる。下ピニオンの歯が螺旋状歯列へ向かってスライドすることに起因する摩擦力よりも押しバネの作用が強くなるように、押しバネ(34)の力を選定すれば、並進運動を回転運動に優先させることができる。したがって、下ピニオン(33)はハウジングのカバー(2)などのストッパに達するまで回転軸に沿って並進することになる。
この位置に達すると、螺旋ピニオンの回転運動はもはや並進運動に変換され得なくなる。したがって、回転運動として下ピニオン(33)に伝達される。それゆえ、下ピニオン(33)はまず並進運動を行い、それから回転運動を行う。したがって、下ピニオンと一体である下アーム(31)は「突き出た」位置に達するまで押し子(2)から離され、そのあとで閉位置から「開いた」位置まで動かされる。
上ピニオン(38)は、下ピニオンの歯をフランジ(39,40)が囲んでいるために下ピニオン(33)と一体的に並進するので、初めに同じ並進運動に従い、そのあとで同じ回転運動に従うが、方向は逆である。したがって、上アーム(36)はまず押し子から離れ、そのあとで下アーム(31)の運動とは逆方向で閉位置から離れる。
制御部材が静止位置に戻ると、バネ(24)は螺旋ピニオン(21)を静止位置に戻そうとし、それにより螺旋ピニオン(21)は(図2及び4に関して)上方向に回転させられる。バネ(34)がピニオン(33)を「突き出た」位置に維持しようとすることにより、螺旋ピニオン(21)の回転が下ピニオン(33)の回転を、したがってまた相応して上ピニオン(38)の回転を生じさせる。これにより、アーム(31,36)は、シリンジのピストンロッドに当たるまで(ピストンロッドが十分に太ければ)、又は、自由端が「閉じた」位置において互いに触れ合うまで、閉位置に戻ることになる。これら両方のケースにおいて、ピニオン(33,38)の回転運動はブロックされる。それゆえ、螺旋ピニオン(21)の回転運動は、押しバネ(34)の作用に抗して、螺旋ピニオン(21)に対する下ピニオン(33)の並進運動に変わる。この並進運動の結果、アームはシリンジのピストンヘッドに当たるまでハウジング(2)の中に戻る。正確には静止位置とは一致しないこの位置で、螺旋ピニオンの回転はブロックされる。したがって、装置の損傷を防ぐために、保持装置自体がその静止位置にない場合でも、制御部材(10)をその静止位置に戻すことができるように、伝達リング(24)に遊びを持たせることが好ましい。制御装置が、例えばシリンジのピストンヘッドを外すために、新たな回転運動を始めても、この回転運動の初段階は螺旋ピニオンには、したがってまたアームには影響を与えない。
このように、本発明による装置は非常に少数の部品しか有しておらず、またこれらの部品のうちの極少数しか並進運動を受けない。したがって、本発明による装置は格段に信頼性が高く、使用時にも頑丈であり、従来技術による装置に比べて、製造コストを低くすることができる。
螺旋ピボット(21/22)の代わりに、回転運動は受けないが、その主平面に平行な並進運動は受ける平面状の螺旋状歯列を設けることも可能である。同様に、螺旋状歯列(21)をピボット(22)の内側に向かって配置するのではなく、アームと一体のピニオンをピボット(22)の外側に配置することにより外側に向かって配置することも可能である。しかし、このような装置は前述の装置よりもコンパクトでなくなる。
本発明による保持装置の分解図を示す。 閉位置にある保持装置の背面図を示す。 図2の装置の透視図を示す。 開位置にある保持装置の背面図を示す。 図4の装置の透視図を示す。 図2による閉位置にある保持装置の断面図を示す。 図4による開位置にある保持装置の断面図を示す。
符号の説明
1 保持装置
2 ハウジングのカバー
3 ハウジングの底部
4 下側の円筒状キャビティ
5 上側の円筒状キャビティ
10 制御部材
11 手動制御レバー
12 自動制御棒
20 変換・伝達装置
21 螺旋状歯列
22 支持体
23 リング
24 呼び戻しバネ
25 スロット
30 運動伝達装置
31 下アーム
32 下回転軸
33 下ピニオン
34 押しバネ
36 上アーム
37 上回転軸
38 上ピニオン
39 フランジ
40 フランジ

Claims (13)

  1. シリンジのピストンヘッドをシリンジポンプの押し子(2)に固定するための保持装置(1)であって、該保持装置の軸周りに回転するピニオン(33,38)とそれぞれ一体であるアーム(31,36)を備えており、前記ピニオンはまた並進移動することができ、この並進運動によって、対応するアームを、アームが「閉じた」状態、すなわち、前記押し子(2)に「押しつけられた」状態となる静止位置と、アームが「開いた」状態、すなわち、前記押し子(2)から「離れている」状態となる開位置との間で駆動し、ただし、前記並進は、回転に先立って、開位置へ向かって又は逆に静止位置へ向かっての運動の際に行われるものであり、前記保持装置がさらに制御部材(10)と、制御部材(10)の動きを並進運動の形で少なくとも一方のピニオン(33)に伝達することにより制御部材(10)の動きの一部を変換する手段(20)と、制御部材(10)の動きを回転運動の形で少なくとも一方のピニオン(33)に伝達することにより制御部材(10)の動きの一部を変換する手段(20)を有している形式の保持装置(1)において、制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の並進運動に変換して伝達する前記手段(20)が並進を阻止されることを特徴とする保持装置。
  2. 制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の並進運動に変換して伝達する前記手段(20)が制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の回転運動に変換して伝達する前記手段(20)に交換された、請求項1記載の保持装置。
  3. アーム(31,36)と一体である前記ピニオン(33,38)は、一方のピニオン(33)の回転が他方のピニオン(38)の逆向きの回転を引き起こすように噛み合わされている、請求項1又は2記載の保持装置。
  4. 前記ピニオンの一方(38)は前記2つのピニオン(33,38)を一体的に並進させるためのフランジ(39,40)を側面に備えている、請求項1から3のいずれか1項記載の保持装置。
  5. 制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の並進運動に変換して伝達する前記手段(20)と制御部材(10)の動きの一部を少なくとも一方のピニオン(33)の回転運動に変換して伝達する前記手段(20)は、有利には、1つのピニオン(22)に取り付けられた螺旋状歯列(21)から構成されている、請求項1から4のいずれか1項記載の保持装置。
  6. 前記変換・伝達手段(20)と共働するピニオン(33)は前記変換・伝達手段(20)の螺旋状歯列(21)に適合した螺旋状歯列を備えており、これら2つの螺旋状歯列(21,33)は相互に共働し、有利には、互いに噛み合っている、請求項1から5のいずれか1項記載の保持装置。
  7. アームと一体である前記2つのピニオン(33,38)は逆向きの螺旋状歯列を備えている、請求項1から6のいずれか1項記載の保持装置。
  8. 前記螺旋状歯列はおよそ45°傾斜している、請求項5から7のいずれか1項記載の保持装置。
  9. 前記ピニオンの少なくとも一方(33)を離れた位置まで押しやるためにプッシャ手段が設けられており、該プッシャ手段は有利には押しバネ(34)から構成されており、前記ピニオン(33,38)の回転運動に対して、アーム(31,36)の開方向及び離反方向における前記ピニオン(33,38)の並進運動を促進する作用を有している、請求項1から8のいずれか1項記載の保持装置。
  10. 前記保持装置を静止位置に又はこの端位置に可能な限り最も近い位置に呼び戻すために呼び戻し手段が設けられており、アーム(31,36)は静止位置に可能な限り最も近い前記位置において最も閉じた状態となり、押し子(2)に可能な限り最も近くなる、請求項1から9のいずれか1項記載の保持装置。
  11. 前記呼び戻し手段(24)の作用は、制御部材が無動作のときには前記保持装置が静止位置に戻るように、前記プッシャ手段(34)の作用よりも優先する、請求項9又は10記載の装置。
  12. 前記制御部材(10)は外部制御レバー及び/又はシリンジポンプにより制御される伝達手段と一体である、請求項1から11のいずれか1項記載の保持装置。
  13. 前記装置が開位置と静止位置との間の中間位置でブロックされたままであっても、前記制御部材を静止位置に戻すことができるようにするための手段が設けられている、請求項1から12のいずれか1項記載の保持装置。
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