JP2008524527A5

JP2008524527A5 -

Info

Publication number: JP2008524527A5
Application number: JP2007546890A
Authority: JP
Filing date: 2005-12-14
Publication date: 2009-02-05
Anticipated expiration: 2025-12-14

Claims

冷却液の流れを制御するために用いられる１つ以上の開口部を開閉するサーモスタット装置であって、
ハウジングと、
上記ハウジングと相互に固定された第１固定部材と、
可動できるように、上記ハウジングと接合された第１可動部材と、
上記固定部材を貫通しており、上記可動部材が第１の位置に存在するとき流路は閉じられ、冷却液は上記ハウジングから出ることを妨げられ、上記可動部材が第２の位置に存在するとき流路は開かれ、冷却液は上記ハウジングから出ていくように、上記固定部材に対する上記可動部材の動きに応じて開閉する流路と、
上記第１の位置と上記第２の位置との間で上記可動部材を動かすため、該可動部材と結合しており、バイメタルである温度反応部材と、を備えることを特徴とするサーモスタット装置。
上記バイメタルは、巻線状に形作られていることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
内燃機関と組み合わされていることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記第１固定部材は、少なくとも第１開口部を規定し、
上記第１可動部材は、少なくとも第２開口部を規定し、
上記バイメタルは、少なくとも部分的に第１開口部を第２開口部にあわせるため、温度変化に応じて、上記少なくとも１つの可動部材を作動させ、移動させることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記可動部材と上記第１固定部材とが円盤形状で平行していることを特徴とする請求項４に記載のサーモスタット装置。
上記バイメタルの運動を上記第１可動部材に伝達するように、上記第１可動部材を上記バイメタルと接続するシャフトをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記第１可動部材と上記第１固定部材との間における相対的な位置を規定し、上記第１可動部材と上記第１固定部材との間における定接点を確定するため、上記シャフトの端部に留め具をさらに備えることを特徴とする請求項６に記載のサーモスタット装置。
上記留め具は、上記第１可動部材と上記第１固定部材との間における接点に対し、精度よくトルクを与えるオートロック式ナットであることを特徴とする請求項７に記載のサーモスタット装置。
上記第１可動部材と上記第１固定部材とを互いに向かうように付勢する、少なくとも１つの弾性体をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記第１固定部材がピンを備え、上記第１可動部材が上記第１可動部材の回転運動量を制御する複数の協働隣接部を備えることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記第１可動部材の第１隣接部は、エンジン冷却液の温度上昇に応じて、上記円盤形状の可動部材の多数の開口部を、上記固定された部材の多数の開口部に合わせるように、その回転運動を止めることを特徴とする請求項１０に記載のサーモスタット装置。
上記第１可動部材の第１隣接部は、エンジン冷却液の温度低下に応じて、上記第１可動部材の多数の開口部と上記第１部材の多数の開口部とが合わせられる前に、その回転運動を止めることを特徴とする請求項１０に記載のサーモスタット装置。
第２可動部材をさらに備え、
冷却液の圧力によって、上記第１可動部材または上記第２可動部材が、開いた位置または閉じた位置に付勢されないように、上記第１固定部材を流れる冷却液の流れを制御するために、
上記第１可動部材は、上記第１固定部材の少なくとも２つの開口部にて、選択的に開閉し、
上記第２可動部材は、上記第１固定部材の少なくとも２つの開口部にて、選択的に開閉することを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記第１固定部材は、２つ以上の開口部を有する、固定されたハウジングを備え、
上記第１可動部材は、１つ以上の開口部を密封する内部回転部と、内部回転部によって密封される開口部と同じ数の開口部を密封する外部回転部とを備え、
上記内部回転部および上記外部回転部を、上記温度反応部材に接続するシャフトを備えることを特徴とする請求項１に記載のサーモスタット装置。
上記温度反応部材は電気または電子の検知装置に配置され、少なくとも１つの回転部を所望の位置に回転させるために、電気モータ、電気ソレノイド、または電磁気装置を制御することを特徴とする請求項１４に記載のサーモスタット装置。
上述した温度を検知する機構は、密封している機構を、エンジン冷却液の温度上昇に応じて、一方向へ動かし、温度低下とともに、それとは反対の方向へ動かすことを特徴とする請求項１４に記載のサーモスタット装置。
上記エンジン冷却液の圧力が、サーモスタット装置の正常な動作に対して、影響、あるいは重要な影響を与えないことを特徴とする請求項１４に記載のサーモスタット装置。
ハウジングに組み込まれた２つ以上の開口部を開閉するサーモスタット装置であって、
バイメタルに限定されるようなものではない、温度検知機構の動作によって、
一方の開口部はハウジング内部から密封され、他方の開口部はハウジング外部から密封されることを特徴とするサーモスタット装置。
冷却液の流れを制御する開口部を開閉するために、上記温度検知機構から要求されたトルクが、冷却液の圧力によって影響を受けないことを特徴とする請求項１８に記載のサーモスタット装置。
エンジン冷却液の流れを制御するための迂回路を組み合わせたサーモスタット装置であって、
エンジンとラジエータとの間に伸びた第１流路を選択的に確立する、第１の協働部材の組と、
冷却液を、ラジエータを通さずにエンジンへ戻す迂回路である第２流路を選択的に確立する、第２の協働部材の組と、
上記第１の協働部材の組と上記第２の協働部材の組とに接合されており、冷却液の温度が予め定められた温度を下回る場合、上記第１流路を閉じるとともに上記第２流路を開け、予め定められた温度を上回る場合、上記第１流路を開けるとともに上記第２流路を閉めるように、冷却液の温度変化に応じて、第１流路と第２流路とを選択的に確立する、温度反応部材と、を備えることを特徴とするサーモスタット装置。
冷却液の流れを制御するサーモスタット装置であって、
エンジンとラジエータとの間に伸びた第１流路を選択的に確立する、第１の協働部材の組と、
上記第１の協働部材の組と接合されており、冷却液の温度が予め定められた温度を下回る場合、上記第１流路を閉じ、予め定められた温度を上回る場合、上記第１流路を開けるように、冷却液の温度変化に応じて、第１流路を選択的に確立する、温度反応部材と、を備えることを特徴とするサーモスタット装置。