JP2008523952A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)終端の末端基を有する非共役のジエンの単量体の使用を含む、ゴルフボールを形成するためのエラストマーの組成物又はそれの構成成分が、開示される。その組成物は、増加させられた圧縮(即ち、軟度)及び弾力性の向上させられた組み合わせを呈示する成形された生産物を生産する。

Description

本開示は、ゴルフボールを生産するためのエラストマーの組成物又はそれらの成形された構成成分に関係する。
長年にわたって、ゴルフボールは、三つの異なるグループに類別されてきた。これらのグループは、すなわち、ワンピース又はユニタリーボール、糸巻きボール、及び、マルチピースボールである。
ワンピースボールは、典型的には、エラストマーのような、成形可能な材料の固体の塊から形成されるが、それは、望まれた、必要な程度の硬度、耐久性、などを発現させるために、硬化させられてしまったものである。そのワンピースボールは、一般に、そのボールの内部と外部との間の同じ全体的な組成を所有する。ワンピースボールは、例えば、米国特許第3,313,545号明細書(特許文献1);米国特許第3,373,123号明細書(特許文献2);及び米国特許第3,384,612号明細書(特許文献3)に記述されたものである。
糸巻きボールは、それが、糸が巻かれたコアを形成するために、固体又は半固体の中心のまわりの伸張の下で加硫されたゴムの糸を巻くことによって生産されるので、頻繁に“スリーピースボール”と称されてきたものである。そして、その糸が巻かれたコアは、強靱な保護の材料の単層又は多層のカバリングに囲い込まれる。相対的に最近まで、糸巻きボールは、多くの特性のおかげで、多数の熟練した低いハンディキャップのゴルファーによって望まれた。
例えば、そのスリーピースボールの糸巻きボールは、相対的に柔軟な及び可撓性のものである、バラタ又はバラタ様のカバーを利用することで、先に生産された。衝撃の際に、それは、高いスピンを生じさせるクラブの表面に対して圧縮する。その結果として、ボールがグリーンとの接触で不意に“かむ”又は停止することを引き起こすドロー又はフェード又はバックスピンを生じさせるためには、糸が巻かれたコアを一緒に柔軟な及び可撓性のバラタのカバーは、経験を積んだゴルファーに、飛行中のボールを制御するためのスピンを適用するための能力を提供する。その上、そのバラタのカバーは、低いハンディキャップのプレイヤーに対して軟らかい“フィール”を生じさせる。作業性、感触、などの、このようなプレイ能力の性質は、ショート・アイアンのプレイ及び低いスウィングのスピードにおいて特に重要なものであると共に、高度に熟練したプレイヤーによって顕著に開拓される。
しかしながら、スリー・ピースの糸巻きボールは、製造する立場及びプレイ能力の立場の両方から、数個の不都合を有する。この点において、糸で巻かれたボールは、要求された生産ステップの数及び適切な真円度、速度、跳ね返り、“クリック”、“フィール”、及び同様のものを達成するために各々の段階で果たされるのでなければならない注意深い制御のおかげで、製造することが、相対的に困難なものである。
加えて、軟らかい糸で巻かれた(スリー・ピース)ボールは、そのボールのスピンを故意に制御することができないあまり熟練してない及び/又は高いハンディキャップのゴルファーによる使用のために、良好に適合させられたものではない。例えば、あまり熟練してないゴルファーによるサイドスピンの故意でない適用は、フッキング又はスライシングを生じさせる。そのサイドスピンは、飛行距離を低減するのみならず、そのボールにわたるゴルファーの制御を低減する。
同様に、バラタの利益にもかかわらず、バラタでカバーされたボールは、打ち違えるとすれば、簡単に“カットされる”及び/又は損傷させられる。その結果として、バラタ又はバラタを含有するカバーの組成物で生産されたゴルフボールは、相対的に短い寿命を呈示し得る。この負の性質の結果として、バラタ及びそれの合成の代替物、トランス−ポリイソプレン、及び樹脂のブレンドは、本質的に、ゴルフボールの製造業者の選びのカバーの材料として、アイオノマーの樹脂及びポリウレタン類のような他のエラストマーを含む材料によって、取り替えられてきたものである。
他方では、マルチ・ピースのソリッドゴルフボールは、固体の弾力性のあるコア及びそのコアに成形された異なるタイプの材料を用いる単一の又は多数の層を有するカバーを含む。そのコアは、また、一つ又はより多くの層を含むことができる。加えて、一つ又はより多くの中間の層をもまた、そのコアとそれらカバー層との間に含めることができる。
異なるタイプの材料及び異なる構築の組み合わせを利用することによって、マルチピースのソリッドゴルフボールは、今、スリーピース糸巻きボールによって生じさせられた有益な性質に調和する及び/又はそれらを凌駕するために、設計されてきたものである。加えて、それらマルチピースソリッドゴルフボールは、それらスリー・ピース糸巻きボールと関連させられる、製造する困難性、などを所有するものではない。
そのワンピースゴルフボール及びマルチピースソリッド(非糸巻き)ボールのソリッドコアは、しばしば、ポリブタジエン及び架橋させられる他のゴムのようなエラストマーの材料の組み合わせから形成される。これらの材料は、適切な圧縮及び弾力性のボール又はコアを提供するために、高い圧力及び温度の下で成形される。そのカバー又はカバー層は、典型的には、それらカバーに靭性及びカット耐性を分与する適切な量のアイソマーの樹脂を含有する。追加のカバーの材料は、合成のバラタ、ポリウレタン類、及び、ポリウレタン類などとのアイオノマーのブレンドを含む。
結果として、幅広い種類のマルチピースソリッドゴルフボールは、今、個々のプレイヤーのゲームに適合するために、商業的に入手可能なものである。本質においては、異なるタイプのボールが、様々なスキルの水準を適合するために、具体的に設計されてきたと共に設計されているものである。その上、改善されたゴルフボールは、材料及び製造する工程における技術的な進歩と共に、ゴルフボールの製造業者によって、連続的に生産されているものである。
この点において、ゴルフボールのコア又は中心のエラストマーの組成は、それが、そのボールの数個の特性(即ち、プレイ能力、耐久性、など)に影響を及ぼすという点で、重要なものである。加えて、そのエラストマーの組成は、重量、圧縮、などを含む、そのコア及びその全体的なゴルフボールの両方へ多数の望ましい性質をもまた提供する一方で、そのゴルフボールへ弾力性を提供する。
ゴルフボールの性質を改善することの連続的な重要性のおかげで、知られた組成にわたって、改善された性質、圧縮及び/又は弾力性の特に改善された組み合わせを呈示するエラストマー組成物を形成することは、有益なことであるであろう。これは、ここに開示された開発の目的の一つである。
米国特許第3,313,545号明細書 米国特許第3,373,123号明細書 米国特許第3,384,612号明細書
本開発は、留意された一般的な目的を満足すると共に、一つの態様において、ゴルフビールを生産するためのポリブタジエンゴムの組成物又はそれの成形された構成部品を提供する。その結果として生じるゴルフボール又はゴルフボールの構成部品は、圧縮及び弾力性の向上させられた組み合わせを呈示する。このようなゴルフボール又はゴルフボールの構成部品を生産するための方法は、また、ここに含まれる。
及び、さらに別の態様において、ここに開示されるのは、硬化させられたポリブタジエンゴムの組成物から形成されたコアの構成部品を含むゴルフボールである。二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)終端の末端基を有する一つの又はより多くの非共役ジエンの単量体は、結果として生じる成形された生産物の圧縮及び弾力性(即ち、C.O.R.)の組み合わせを増加させるために、その組成物に含まれる。そのゴルフボールは、一つ又はより多くのコア、そのコアの構成部品に配置された中間の又はカバーの層をさらに含む。
さらなる態様においては、本開発は、ポリブタジエン、ポリブタジエン類の混合物、又は、一つ若しくはより多くの他のエラストマーとのポリブタジエンの混合物、及び、一つ又はより多くの硬化剤から形成された球状の成形されたゴムの構成部品を含むゴルフボールを提供する。それら硬化剤は、不飽和のカルボン酸の金属の塩及び有機の過酸化物のような架橋性の開始剤を含む。それら硬化剤は、それら分子の主鎖などを架橋させるために、そのポリブタジエンゴムへとブレンドされる。その組成物にまた含まれるのは、二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する非共役ジエンの単量体である。それら非共役ジエンの単量体は、約8個から約12個までの炭素基を含む、約5個から約12個までの炭素基を含む。材料の組み合わせは、成形されたとき、増加させられた圧縮及び/又は弾力性のような、特性の改善された組み合わせを呈示するゴルフボールを生産する。
追加の態様において、ここに開示された開発は、成形されたゴルフボール又は成形されたコアのようなゴルフボールの構成部品を形成するための組成物に関する。その組成物は、ポリブタジエン、ポリブタジエンの混合物、又は、ポリブタジエン及び他のエラストマーの混合物から選択されたベースエラストマー、不飽和のカルボン酸の金属の塩のような硬化剤、並びに、有機の過酸化物のような架橋性の開始剤、並びに、二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する非共役ジエンの単量体を含む。好ましくは、そのポリブタジエンは、約5,000から約1,000,000の重量平均の分子量を有すると共に、その非共役ジエンの単量体は、1,7−オクタジエン;1,9−デカジエン、及び1,2,4−トリビニルシクロヘキサンからなる群より選択される。その組成物は、充填剤、脂肪酸、ペプチド類、金属酸化物、及びそれらの混合物からなる群より選択された一つの又はより多くの修飾する処方成分をもまた含むことができる。
本開示は、ゴルフボール又は、ゴルフボールの構築に利用された成形されたコア又は中心の構成部品のような、それの成形されたゴルフボールの構成部品を生産するための改善されたエラストマーの組成物に関係する。
ポリブタジエンに基づいたエラストマーへの二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する非共役ジエンの単量体の添加が、成形されたゴルフボールの構成部品、及び/又は、圧縮及び/又は弾力性の向上させられた組み合わせを呈示するものを組み込むゴルフボールの生産物を、生産することは、確かめられてきたことである。
本開発の組成物は、ポリブタジエン類、それらの混合物、又は、他のエラストマー類とのポリブタジエン類の混合物からなる群より選択されたポリブタジエンに基づいたエラストマー、一つの又はより多くの架橋剤、及び、二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する非共役ジエンの単量体を含む。それら非共役ジエンの単量体は、1,7−オクタジエン、1,9−デカジエン、及び、1,2,4−トリビニルシクロヘキサンを含むが、しかし、それらに限定されるものではない。その組成物においてもまた自由選択で含まれるのは、追加の硬化剤又は補助物質、加工の添加剤、二次的なペプチド類、充填剤、補強剤、脂肪酸、金属酸化物、などのような一つの又はより多くの修飾する処方成分である。そのポリブタジエンは、好ましくは、約50,000から約500,000までを含む、約50,000から約1,000,000までの重量平均の分子量、及び、約20から約100までのムーニー(Mooney)粘度を有する。それらポリブタジエンの組成物へのそれら非共役ジエンの単量体の添加が、その成形された生産物の圧縮及び/又は弾力性を向上させることは、見出されてきたことである。
本開示の組成物を含むゴルフボールは、ワンピースの、ツーピースの、又は多層のボールであることができる。このようなゴルフボールの非限定的な例は、ポリブタジエンのゴムを含むワンピースのボールを含む。あるいは、本開発のポリブタジエンゴムを含むコアの組成物から形成されたコア及びそのコアのまわりに配置されたカバーを備えたツーピースのボールを、見出すことができる。ポリブタジエンゴムを含むコアの組成物から形成されたコア、マントル又は中間の層、及び、そのマントルまわりに配置されたカバーを備えたマルチピースのボールをもまた、形成することができる。多層のボールをもまた、形成することができるが、そこにおいて、そのボールは、多層のコアを含むが、そこでは、その多層のコアの一つの又はより多くの層が、本開示と一致したポリブタジエンゴムを含むコアの組成物から形成される。加えて、この開発の組成物をもまた、スリーピース又は糸巻きのボールの内側の中心又は成形されたコアを生産するために、利用することができる。
この点においては、ユニタリーゴルフボール又は成形されたポリブタジエンのコア若しくはより高い弾力性を備えた他の構成部品を備えたゴルフボールの構築は、実質的に同じ又はより低い圧縮、即ち、軟度を有する一方で、望まれた多数の例にある。成形されたコアの構築が、望まれるとき、そのコアの損傷は、(望まれるのであれば)所望のボールの直径マイナスカバー層又は中間の層の厚さに基づいて、決定される。そのコアは、一般に、約1.0から1.6インチまで、好ましくは約1.40から1,60インチまで、及び、より好ましくは、約1.470から約1.575インチまで、の直径を有する。加えて、そのコアの重量は、仕上げられたゴルフボールが、1.620オンスのU.S.G.A.の重量の上限に接近して近づくように、調節される。その成形されたコアは、0.800よりも大きい、好ましくは0.805よりも大きい、及び、より好ましくは0.810よりも大きい、弾力性(C.O.R.)、及び、0.0880よりも大きい、好ましくは0.0900よりも大きい、及び、より好ましくは0.0950よりも大きい、圧縮(Instron)を呈示する。コアの圧縮及び弾力性の最適な組み合わせは、この開発によって、さらに呈示される。
ゴルフボールの性能に伴われた二つの主要な性質は、弾力性及び圧縮である。弾力性は、弾力性の係数(C.O.R.)、即ち、衝撃の前におけるものに対する直接的な衝撃の後における弾性的な球体の相対的な速度の比である定数の“e”によって決定される。結果として、その反発の係数(“e”)は、0から1まで変動することができると共に、1は、完璧に又は完全に弾性的な衝突に等価なものであると共に0は、完璧に又は完全に非弾性的な衝突に等価なものである。
弾力性(C.O.R.)は、クラブヘッドのスピード、軌跡の角度、及びボールの構成(即ち、ディンプルのパターン)のような追加の因子と一緒に、一般に、ボールが打たれたとき飛行することになる距離を決定する。クラブヘッドのスピード及び軌跡の角度は、製造業者によって簡単に制御可能なものではない因子であるので、製造業者の間で関心のある因子は、そのボールの反発の係数(C.O.R.)及び表面の構成である。
ソリッドコアのボールにおける反発の係数(C.O.R.)は、その成形されたコアの及びそのカバーの組成の関数である。糸巻きのコアを含有するボール(即ち、液体又は固体の中心、弾性的な巻き糸、及びカバーを含むボール)において、その反発の係数は、その中心の及びそのカバーの組成のみならずまたそれら弾性的な巻き糸の組成及び張力の、関数である。
その反発の係数は、その入って来る速度に対するその出て行く速度の比である。この適用の例においては、ゴルフボールの反発の係数は、一般に鉛直の硬い平坦な鋼のプレートに対して125±1フィート毎秒(fps)のスピードで水平にボールを推進させると共に電子的にボールの入ってくる及び出て行く速度を測定することによって、測定された。スピードは、Ohler Mark 55 弾道学的なスクリーンの対と共に、測定されたが、それらは、対象がそれらを通過するとき、タイミングパルスを提供する。それらスクリーンは、36インチだけ分離されると共に、その跳ね返りの壁から25.25インチ及び61.25インチに位置させられる。そのボールのスピードは、(36インチにわたるそのボールの平均のスピードとして)その跳ね返りの壁への道筋でスクリーン1からスクリーン2までパルスを計時することによって測定されたと共に、そのとき、その出口のスピードが、スクリーン2からスクリーン1まで、その同じ距離にわたって計時された。その跳ね返りの壁は、それを発射した砲の縁を外すためには、そのボールがわずかに下方に跳ね返ることを可能にするために、鉛直な平面から2度傾斜させられた。
上に指示したように、その入って来るスピードは、125±1fpsであるべきである。さらには、C.O.R.と前進の又は入ってくるスピードとの間の相関が、研究されてきたものであると共に、あたかもそのボールが正確に125.0fpsの入って来るスピードを有したかのように、そのC.O.R.が、報告されるように、補正が、±1fpsの範囲にわたってなされてきたものである。
その反発の係数は、全ての商業的なゴルフボールにおいて、そのボールが、全米ゴルフ協会(United States Golf Association)(U.S.G.A.)によって規制された仕様内にあるものであるとすれば、注意深く制御されるものでなければならない。この線に沿って、U.S.G.A.の規格は、U.S.G.A.の機械で試験されたとき、75°Fの雰囲気で255フィート毎秒を超過する“規制”ボールが、初期の速度(即ち、そのクラブのスピード)を有することができないことを指示する。ボールの反発の係数が、そのボールの初期の速度に関係させられるので、向上させられたプレイ能力(即ち、スピン、など)を生じさせるために軟度(即ち、硬度)の余るほど十分な程度を有する一方で、初期の速度におけるU.S.G.A.の限界に接近して近づくために、十分に高い反発の係数を有するボールを生産することは、高度に望ましいことである。
上に指し示されたように、圧縮は、ゴルフボールの性能に伴われた別の重要な性質である。そのボールの圧縮は、打撃する際のそのボールのプレイ能力及び生じさせられた音又は“クリック”に影響を及ぼすことができる。同様にして、圧縮は、特にチッピング及びパッティングの際に、そのボールの“フィール”(即ち、硬い又は軟らかい応答性の感触)に影響を及ぼすことができる。
その上、圧縮それ自体が、ボールの距離の性能にほとんど関係を有するものではない一方で、圧縮は、打撃する際のそのボールのプレイ能力の影響を及ぼすことができる。そのクラブの面に対するボールの圧縮の程度及びそのカバーの軟度は、その結果として生じたスピン率に強く影響する。典型的には、より軟らかいカバーは、より硬いカバーよりも高いスピン率を生じさせることになる。加えて、より硬いコアは、より軟らかいコアよりも高いスピン率を生じさせることになる。これは、衝撃で硬いコアが、軟らかいコアよりも大いにより大きい程度までそのクラブの面に対してそのボールのカバーを圧縮することに役に立つと共にそれによってクラブ面におけるそのボールのより多い“グラブ及びその後のより高いスピン率”に帰着するという理由のためである。事実上、そのカバーは、相対的に非圧縮性のコアとクラブヘッドとの間で圧迫される。より軟らかいコアが、使用されるとき、そのカバーは、より硬いコアが使用されるときよりも大いにより少ない圧縮応力の下にあると共に、従って、懇ろにはそのクラブ面に接触することがない。これは、より低いスピン率に帰着する。
ゴルフボールの取引に利用された用語“圧縮”は、一般に、圧縮性の負荷にさらされたときゴルフボールがこうむる全体的なたわみを定義する。例えば、圧縮は、打撃する際のゴルフボールの形状における変化の量を指し示す。ツーピース又はマルチピースのソリッドボールにおける固体のコアの技術の開発は、糸が巻かれたスリーピースボールに対する比較において、圧縮の大いにより多くの精密な制御を可能にしてきたものである。これは、固体のコアのボールの製造においてたわみ又は変形の量が、それらコアを作る際に使用された化学式によって精密に制御されるという理由のためである。これは、糸巻きスリーピースボールとは異なるが、そこにおいては、圧縮が、弾性的な糸の巻き付ける工程によって部分的に制御される。このように、ツーピース及び多層の固体のコアのボールは、糸が巻かれたスリーピースボールのような糸巻きコアを有するボールよりも大いにより多くの整合する圧縮の読み取りを呈示する。
過去において、PGA圧縮は、ゴルフボールに与えられた0から200までのスケールに関係した。PGA圧縮の値が、より低いものであるほど、打撃する際のそのボールの感触は、より柔らかいものである。実際には、トーナメントの質のボールは、およそ40から110までの、及び好ましくは、およそ50から100までの、圧縮の格付けを有する。
その0から200までのスケールを使用することでPGA圧縮を決定する際に、規格の力が、そのボールの外部の表面に適用される。たわみを呈示するものではない(たわみについて0.0インチ)ボールは、200に格付けされると共に、一インチの2/10(0.2インチ)のたわませるボールは、0に格付けされる。たわみにおける一インチの0.001毎の変化は、圧縮における1ポイントの降下を表す。その結果として、0.1インチ(100×0.001インチ)たわませるボールは、100のPGA圧縮の値(即ち、200から100まで)を有すると共に、0.110インチ(110×0.001インチ)たわませるボールは、90のPGA圧縮(即ち、200から110まで)を有する。
圧縮の決定において支援するためには、数個のデバイスが、産業によって用いられてきた。例えば、PGA圧縮は、上側の及び下側のアンビルを備えた小さい圧搾機の形態でつくられた装置によって、決定される。その上側のアンビルは、200ポンドの金型のばねに対して静止してあると共に、その下側のアンビルは、クランク機構の手段によって、0.300インチを通じて可動なものである。それの開放位置において、それらアンビルの間の間隙は、1.780インチであると共に、そのボールの挿入のために0.200インチのクリアランスを可能にする。その下側のアンビルが、そのクランクによって上昇させられると、それは、その上側のアンビルに対してそのボールを圧縮するが、このような圧縮は、その下側のアンビルの少なくとも0.200インチのストロークの間に起こると共に、そして、そのボールは、その上側のアンビルに負荷をかけるが、それは、次には、そのばねに負荷をかける。そのアンビルが、0.100インチよりも多く、そのボールによってたわませられる(より少ないたわみが、単純に、ゼロの圧縮とみなされる)とすれば、その上側のアンビルの平衡のポイントは、ダイヤルマイクロメーターによって測定されると共に、そのマイクロメーターのダイヤルにおける読み取りは、そのボールの圧縮と称される。実際には、トーナメントの質のボールは、およそ80から100までの圧縮の格付けを有するが、それは、その上側のアンビルが、合計で0.120から0.100インチまで、たわまされたことを意味する。直径において1.680インチよりも小さいゴルフボールの構成部品(即ち、中心、コア、マントルで包まれたコア、など)は、利用されるとき、金属のシムが、1.680インチであるように、それらシム及びその構成部品の組み合わせられた直径を生じさせるために、含められる。
PGA圧縮を決定するための例を、OK Automation,Sinking Spring,PA(正式には、Atti Engineering Corporation of Newark,NJ)によって生産されたゴルフボールの圧縮試験機を利用することによって、示すことができる。OK Automationによって生産された圧縮試験機は、その製造業者によって提供された較正のばねに対して較正される。この試験器によって得られた値は、200の値を、その装置上のダイヤルインジケーターの二つの回転によって指示されたように測定することができるとはいえ、0から100までの範囲にわたることもある数によって表現された任意の値に関係する。その得られた値は、圧縮性の負荷にさらされたときゴルフボールがこうむるたわみを定義する。そのAttiの試験装置は、下側の可動なプラットフォーム及び上側の可動なばねで負荷がかけられたアンビルからなる。そのダイヤルインジケーターは、尺度が、ばねで負荷がかけられたアンビルの上方への移動であるように、搭載される。試験されるものであるゴルフボールは、その下側のプラットフォームに置かれるが、そして、それは、固定された距離だけ上昇させられる。そのゴルフボールの上側の部分は、そのばねで負荷がかけられたアンビルと接触して入ると共にそれに圧力をはたらかせる。圧縮されるものであるゴルフボールの距離に依存するが、その上側のアンビルは、そのばねに対して上方へ押しつけられる。
また、代替のデバイスが、圧縮を決定するために、用いられてきた。例えば、出願人は、それらゴルフボールの様々な構成部品(即ち、コア、マントルカバーボール、仕上げられたボール、など)の圧縮を評価するために、Riehle Bros.Testing Machine Company,Philadelphia,Pennsylvaniaによって元来生産された、変更されたRiehle Compression Machineをもまた利用する。そのRiehleの圧縮デバイスは、Atti又はPGAの圧縮試験機の200ポンドのばね定数をまねるために設計された負荷の下で一インチの千分の一で変形を決定する。このようなデバイスを使用することで、61のRiehleの圧縮は、0.061インチの負荷の下でのたわみに対応する。
さらには、追加の圧縮デバイスが、また、ゴルフボールの圧縮を監視するために、利用されることもある。設定された関係又は式を通じてPGA又はAttiの圧縮に相関する又は対応するために、Whitney Tester,Whitney Systems,Inc.,Chelmsford,Massauchusetts、又は、Instron Device,Instron Corporation,Canton,Massachusettsのような、これらのデバイスは、設計されてきたものである。
ここにおいて使用されたように、カバーの“Shore D硬度”は、測定が、プラークよりもむしろ、成形されたカバーの湾曲した表面でなされることを除いて、ASTMD−2240と一致して一般に測定される。さらには、そのカバーのShore D硬度は、そのカバーが、そのコアに残留する一方で、測定される。硬度の測定が、ディンプルが作られたカバーになされるとき、Shore D硬度は、そのディンプルが作られたカバーのランドのエリアで測定される。
“ムーニー単位”は、未加工の、又は加硫されてない、ゴムの可塑性を測定するために使用された任意の単位である。ムーニー単位での可塑性は、212°F(100℃)の温度でゴムを含有すると共に二回転毎分で回転する容器における円板において、任意のスケールで測定された、トルクに等しいものである。
ムーニー粘度の測定、即ち、ムーニー粘度[ML1+4(100℃)]は、ここにおいては参照によって組み込まれた、規格ASTM D−1646に従って定義される。ASTM D−1646において、そのムーニー粘度が、真の粘度ではないが、しかし、剪断する応力の範囲にわたる剪断するトルクの尺度であることは、述べられたことである。また、ムーニー粘度の測定は、ここにおいてはまた参照によって組み込まれた、Vanderbilt Rubber Handbook,13th Ed.,(1990),pages 565−566に記載されたものである。一般に、ポリブタジエンゴムは、約25から約65までの、212°Fで測定された、ムーニー粘度を有する。ムーニー粘度を測定するための機器は、Monsanto Mooney Viscometer,Model MV 200のような商業的に入手可能なものである。別の商業的に入手可能なデバイスは、Shimadzu Seisakusho Ltd.によって作られたムーニー粘度計である。
当業者によって理解されることになるように、重合体は、様々な定義の分子量に従って、特徴付けられることもある。“数平均分子量”Mは、
Figure 2008523952
:のように、定義されるが、そこでは、その総和の限界は、i=1からi=無限までであると共に、そこでは、Nは、分子量Mを有する分子の数である。
“重量平均分子量”Mは、
Figure 2008523952
:のように定義されるが、そこでは、N及びMは、上に注をつけたものと同じ意味を有する。
“Z平均分子量”Mは、
Figure 2008523952
:のように定義されるが、そこでは、N及びMは、上に注をつけたものと同じ意味を有すると共にa=2である。Mは、溶融された重合体の加工する特性の示度を与えるより高い次数の分子量である。
“Mpeak”は、最も一般的なフラクション又は試料の、即ち、最も大きい占有率を有する、分子量である。
これらの様々な尺度の分子量を考慮することは、検討中の重合体の分子量の分布又はむしろ“広がり”の示度を提供する。
重合体の分子量分布の程度の一般的な指標は、それの“多分散性”P:
Figure 2008523952
である。
多分散性は、“分散性”ともまた称されるが、それら重合体の鎖が、同じ程度の重合を共有する程度の示度をもまた提供する。その多分散性が、1.0であるとすれば、そのとき、全ての重合体の鎖は、同じ程度の重合を有するものでなければならない。重量平均分子量が、常に、数平均分子量に等しい又はそれよりも大きいものであるので、多分散性は、定義によって、1.0に等しい又はそれよりも大きいものである。
ここにおいて使用されたように、用語“phr”は、合計のエラストマーの又はゴムの混合物の100重量部に相対した、エラストマーの又はゴムの混合物における特定の構成成分の重量部の数を指す。
本開発は、ワンピースゴルフボールのような、成形された球体、マルチピースのゴルフボール用の成形されたコア、又は、スリーピース若しくは糸で巻かれたゴルフボール用の成形されたコア若しくは中心を生産するためのエラストマーのゴムの組成物に向けられる。一つの又はより多くの追加のコアの層は、また、一つの又はより多くのカバー層によって後に続けられたコアの構成部品のまわりに配置されることもある。加えて、一つの又はより多くの中間の層は、また、存在することもある。
この開発と一致して、成形されたコアのような、その成形された構成部品は、少なくとも一つの硬化剤及び二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する一つの又はより多くの非共役ジエンの単量体を含有するポリブタジエンの組成物を含む。それら非共役ジエンの単量体は、約5個から約12個までの炭素基及び約8個から約10個までの炭素基を含む、約5個から約20個までの炭素基を含有する。それら非共役ジエンの単量体の追加が、その結果として生じる成形された生産物のある一定の性質の組み合わせを向上させることは、見出されてきたことである。
それら硬化させられたコアによって提供されたさらなる利点は、このようなコアが、相対的に軟らかいものである、即ち、相対的に低い圧縮を有する、依然として高い弾力性を呈示する、即ち、従来のコアと関連させられた跳ね返りに対応するものよりも高い降下の跳ね返りを表示することである。
その組成物に含まれたベースエラストマーが、ポリブタジエンの材料であることは、好適なことである。ポリブタジエンは、それが、それらゴルフボールに相対的に高い反発の係数を分与するという理由のために、特に有用なものであることが、見出されてきたものである。ポリブタジエンを、過酸化物のようなフリーラジカルの開始剤を使用することで、硬化させることができる。好適なベースエラストマーの重量平均分子量についての広い範囲は、約50,000から約100,000までである。そのベースエラストマーの分子量についてのより好適な範囲は、約50,000から約500,000までである。そのコアの組成物用のベースエラストマーとして、高いシス−1,4−ポリブタジエンは、好ましくは、用いられる、又は、他のエラストマーとの高いシス−1,4−ポリブタジエンのブレンドが、また利用されることもある。最も好ましくは、約100,000から約500,000までの重量平均分子量を有する高いシス−1,4−ポリブタジエンが、用いられる。
本開発のコアの組み立て品における使用のための一つの好適なポリブタジエンは、少なくとも90%の、及び、好ましくは、Dow Chemical,Franceから現今入手可能なCariflex(R) BR−1220;及びBayer,Orange,Texasから現今入手可能なTaktene(R) 220のような、96%よりも大きい、シス−1,4の含有率を特徴とする。
例えば、Cariflex(R) BR−1220のポリブタジエン及びTaktene(R) 220のポリブタジエンが、単独で、別のものとの組み合わせで、又は、他のポリブタジエン類との組み合わせで、利用されることもある。一般に、これらの他のポリブタジエン類は、約25から65又はより高いところまでの範囲におけるムーニー粘度を有する。BR−1220及びTaktene(R) 220の一般の性質は、以下に述べられたものである。
A.Cariflex(R) BR−1220のポリブタジエンの性質

物理的な性質:
ポリブタジエンゴム
シス1,4含有率−最小97%−99%
安定化剤のタイプ−非汚染性
合計の灰分−最大0.5%
比重−0.90−0.92
色−透明な、澄んだ、明るい琥珀色
湿気−最大0.3% ASTM(R)1416.76ホットミルの方法
重合体のムーニー粘度−(35−45 Cariflex(R))(ML1+4 @212°F)
90%硬化−10.0−13.0
多分散性 2.5−3.5

分子量のデータ 試行1 試行2
80,000 73,000
220,000 220,000
550,000
peak 110,000

B.Taktene(R) 220のポリブタジエンの性質

物理的な性質:
ポリブタジエンゴム
シス1,4含有率(%)−典型的な98%
安定化剤のタイプ−非汚染性 1.0−1.3%
合計の灰分−最大0.25
未加工の重合体のムーニー粘度−35−45 典型的な40
(ML1+4’@212度F/212°F)
比重−0.91
色−透明な−ほとんど無色のもの(最大15APHA)
湿気%−最大0.3% ASTM(R)1416−76ホットミルの方法

生産物 相対的に低いものから中間のムーニー粘度の非汚染性の溶液

記述 重合させられた、高いシス−1,4−ポリブタジエンゴム。

未加工の重合体 性質 範囲 試験方法
性質 ムーニー粘度
1+4(212°F) 40.5 ASTM(R) D1646
揮発性の物質(重量%) 最大0.3 ASTM(R) D1416
合計の灰分(重量%) 最大0.25 ASTM(R) D1416

硬化(1)(2)
特性
最小のトルク
(dN.m) 9.7 2.2 ASTM(R) D2084
(lbf.in) 8.6 1.9 ASTM(R) D2084
最大のトルク
(dN.m) 35.7 4.8 ASTM(R) D2084
(lbf.in) 31.6 4.2 ASTM(R) D2084
1(分) 4 1.1 ASTM(R) D2084
t’50(分) 9.6 2.5 ASTM(R) D2084
t’90(分) 12.9 3.1 ASTM(R) D2084

他の生産物の性質 典型的な値
特徴
比重 0.91
安定化剤のタイプ 非汚染性

(1)160℃,1.7Hz(100cpm)、1度のアーク、マイクロダイのMonsantoの流動計
(2)ASTM(R)D3189MIMの混合させられた化合物で決定された硬化の特性

TAKTENE(R) 220 100(質量部)
酸化亜鉛 3
ステアリン酸 2
IRB#6ブラック(N330) 60
ナフテン系オイル 15
TBBS 0.9
硫黄 1.5

*この仕様は、Bayer Corp.,Orange,Texas,U.S.A.によって製造された生産物を指す。

本開発との使用に適切な高いムーニー粘度のポリブタジエンの例は、Shell Chimie of Franceからの、Cariflex(R) BCP820を含む。このポリブタジエンが、より高いC.O.R.の値を呈示するコアを生産するとはいえ、従来の設備を使用することで加工することは、若干困難なことである。この好適なポルブタジエンの性質及び特性は、以下に述べられたものである。
(BR−1202Jとしてもまた知られた)Shell Chimie BCP 820の性質
性質 値
ムーニー粘度(近似の) 70−83
揮発分の含有率 最大0.5%
灰分の含有率 最大0.1%
シス1,4−ポリブタジエンの含有率 最小95.0%
安定化剤の含有率 0.2から0.3%まで
多分散性 2.4−3.1

分子量のデータ: 試行1 試行2
110,000 111,000
300,000 304,000
680,000
peak 175,000

さらなるポリブタジエン類の例は、Enichem,Polimeri Europa America,200 West Loop South,Suite 2010,Houston,TX 77027からのNeo Cis 40及びNeo Cis 60のような、ネオジムに基づいた触媒を使用することによって得られたもの、並びに、Bayer Co.,Pittsburgh,PAからのCB−22、CB−23、及びCB−24のような、ネオジムに基づいた触媒を使用することによって得られたものを含む。これらのポリブタジエン類の性質は、以下に与えられる。
A.Neo Cis 40及び60の性質
未加工の重合体の性質
ミクロ構造
1,4シス(典型的な) 97.5%
1,4トランス(典型的な) 1.7%
ビニル(典型的な) 0.8%
揮発性の物質(最大) 0.75%
灰分(最大) 0.30%
安定化剤(典型的な) 0.50%
100℃でのムーニー粘度,ML 1+4 38−48及び60−66

化合物の性質(典型的な)
145℃での加硫
引っ張り強さ,35’硬化 16MPa
伸張,35’硬化 440%
300%弾性率,35’硬化 9.5MPa

B.CB−22の性質

試験 結果 仕様
1.ムーニー粘度
ML1+4 100 Cel/ASTM(R)−シート
ML1+1 最小 58 最小58ME
最大 63 最大68ME
中央値 60 58−68ME
2.灰分の含有率
DIN 53568
灰分 0.1 最大0.5%
3.揮発性の物質
加熱 3時間/105Cel
重量における喪失 0.11 最大0.5%
4.有機酸
Bayer Nr.18
酸 0.33 最大1.0%
5.シス−1,4の含有率
IR分光法
シス1,4 97.62 最小96.0%
6.加硫の挙動
Monsanto MDR/160Cel
DIN 53529
後の化合物
ts01 3.2 2.5−4.1分
t50 8.3 6.4−9.6分
t90 13.2 9.2−14.0分
s’最小 4.2 3.4−4.4dN.m
s’最大 21.5 17.5−21.5dN.m
7.情報を与えるデータ
加硫 150Cel 30分
引っ張り 約15.0
破断時の伸張 約450
300%伸張時の応力 約9.5

C.CB−23の性質

試験 結果 仕様
1.ムーニー粘度
ML1+4 100 Cel/ASTM(R)−シート
ML1+4 最小 50 最小46ME
最大 54 最大56ME
中央値 51 46−56ME
2.灰分の含有率
DIN 53568
灰分 0.09 最大0.5%
3.揮発性の物質
DIN 53526
重量における喪失 0.19 最大0.5%
4.有機酸
Bayer Nr.18
酸 0.33 最大1.0%
5.シス−1,4の含有率
IR分光法
シス1,4 97.09 最小96.0%
6.加硫の挙動
Monsanto MDR/160Cel
DIN 53529
後の化合物 最小96.0
ts01 3.4 2.4−4.0分
t50 8.7 5.8−9.0分
t90 13.5 8.7−13.5分
s’最小 3.1 2.7−3.8dN.m
s’最大 20.9 17.7−21.7dN.m
7.環を伴った加硫の試験
情報を与えるデータ
引っ張り 約15.5
破断時の伸張 約470
300%伸張時の応力 約9.3

D.CB−24の性質

試験 結果 仕様
1.ムーニー粘度
ML1+4 100 Cel/ASTM(R)−シート
ML1+4 最小 44 最小39ME
最大 46 最大49ME
中央値 45 39−49ME
2.灰分の含有率
DIN 53568
灰分 0.12 最大0.5%
3.揮発性の物質
DIN 53526
重量における喪失 0.1 最大0.5%
4.有機酸
Bayer Nr.18
酸 0.29 最大1.0%
5.シス−1,4の含有率
IR分光法
シス1,4 96.73 最小96.0%
6.加硫の挙動
Monsanto MDR/160Cel
DIN 53529
後の化合物
ts01 3.4 2.6−4.2分
t50 8.0 6.2−9.4分
t90 12.5 9.6−14.4分
s’最小 2.8 2.0−3.0dN.m
s’最大 19.2 16.3−20.3dN.m
7.情報を与えるデータ
加硫 150Cel 30分
引っ張り 約15.0
破断時の伸張 約470
300%伸張時の応力 約9.1

代替のポリブタジエン類は、Bayer Co.,Pittsburgh,PAによって製造された商業的に入手可能なBUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムを含む、かなり高いムーニー粘度のポリブタジエン類を含む。BUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムは、一般に、相対的に高い純度及び明るい色のものである。BUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムの低いゲルの含有率は、スチレンにおけるほとんど完全な溶解度を保証する。BUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムは、相対的に高いシス−1,4の含有率を有する。好ましくは、各々のBUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムは、少なくとも96%のシス−1,4の含有率を有する。加えて、各々のBUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムは、好ましくは約38から約52までの、相対的に一定の固体のムーニー粘度の値の範囲を維持する一方で、好ましくは約42mPaXsから約170mPaXsまでの、異なる溶液の粘度を呈示する。BUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムは、好ましくは、約12%よりも少ないビニル含有率、より好ましくは約2%のビニル含有率を有する。この点においては、以下には、商業的に入手可能なBUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴム及びその溶液の粘度並びに各々のBUNA7 CBシリーズのポリブタジエンゴムのムーニー粘度の列挙がある。
BUNA(R) CBシリーズのポリブタジエンゴムの溶液の粘度及びムーニー粘度
Figure 2008523952
性質
Figure 2008523952
Figure 2008523952
上に注を付けたポリブタジエンゴムに加えて、BUNA CB 10のポリブタジエンゴムは、本開発の組成物に含まれることが、また非常に望ましいものである。BUNA CB 10のポリブタジエンゴムは、相対的に高いシス−1,4の含有率、復元、摩耗、及び屈曲亀裂に対する良好な抵抗性、良好な低い温度の可撓性、並びに高い弾力性を有する。BUNA CB 10のポリブタジエンゴムは、好ましくは、約12%よりも少ない、より好ましくは約2%又はより少ない、ビニルの含有率を有する。以下に列挙されるのは、BUNA CB 10のポリブタジエンゴムの性質の概要の記述である。
BUNA(R) CB 10のポリブタジエンゴムの性質
Figure 2008523952
本開発に利用されたベースエラストマーをもまた、他のエラストマーと混合することができる。これらは、ある一定の望まれたコアの性質を生じさせるために、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、SBRゴム(スチレン−ブタジエンゴム)、及び、他のものを含む。
また、そのベースエラストマーと共に含まれるものは、二つの又はより多くのビニル(CH=CH−)の終端の末端基を有する一つ又はより多くの非共役ジエンの単量体である。それら非共役ジエンの単量体は、約5個から約12個までの炭素基及び約8個から約10個までの炭素基を含む、約5個から約20個までの炭素基を含有する。それらジエンの単量体は、直鎖の及び非直鎖の非共役の単量体の両方を含む。
このような非共役ジエンの単量体の例は、1,7−オクタジエン及び1,9−デカジエンである。これらの組成物の特性は、以下に述べられたものである。

A 1,7−オクタジエン
分子の構造
Figure 2008523952
CASの番号 [3710−30−3]
14
C=CH(CHCH=CH
式量 110.2g/mol
密度 0.74
融点 −70
沸点 114−121
引火点 9
屈折率 1.421−1.423

B.1,9−デカジエン
分子の構造
Figure 2008523952
CASの番号 [1647−16−1]
1018
C=CH(CHCH=CH
式量 138.25
密度 0.75
沸点 169
引火点 41
屈折率 1.432−1.434
これらの組成物は、Degussa Corporation,Parsippany,New Jersey;Fisher Scientific,Fisher Chemicals 1 Reagent Lane Fairlawn,NJ 07410;Aldrich,1001 West Saint Paul Avenue,Milwaukee, WI 53233;GFC Chemical Inc.,Powell,Ohio;及び他の化学的な源から商業的に入手可能なものである。
ここにおける使用に適切な非直鎖の非共役ジエンの単量体の例は、1,2,4−トリビニルシクロヘキサンを含む。この組成物の性質のいくつかは、後に続くようなもの:
名前:1,2,4−トリビニルシクロヘキサン
Casの名前:シクロヘキサン,1,2,4−トリエテニル−
Casの番号:2855−27−8
式:C1218
構造:
Figure 2008523952
である。
この組成物は、他の化学物質の供給業者の中でDegussa及びAldrichでもまた入手可能なものである。
ここにおける使用に適切な追加の非共役ジエンの単量体は、ジビニルグリコール(C10)及びジシクロペンタジエン(C1012)を含むが、しかし、それらに限定されるものではない。
それら非共役ジエンの単量体は、エラストマーの各々100部当たり約0.5から約4.0重量部までの及び約1.0から約3.0重量部までのを含む、エラストマーの各々100部当たり約0.1から約6.0重量部までの量でコアの組成物に含まれる。
本開発のエラストマーの組成物の硬化剤は、選択された単数又は複数のカルボン酸及び亜鉛、マグネシウム、バリウム、カルシウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、カドミウム、鉛、スズ、及び同様のもののような金属の酸化物又は炭酸塩の反応生産物である。好ましくは、亜鉛、マグネシウム、及びカルシウムのような多価の金属の酸化物が、使用されると共に、最も好ましくは、その酸化物は、酸化亜鉛である。
本コアの組成物における有用性を見出す不飽和のカルボン酸の例示的なものは、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、ソルビン酸、及び同様のもの、並びに、それらの混合物である。好ましくは、その酸の構成成分は、アクリル酸又はメタクリル酸のいずれかである。通常、ジアクリル酸亜鉛(ZDA)のような、そのカルボン酸の塩の約15から約50重量部までの、及び好ましくは、約17から約35重量部までが、そのコアの組成物におけるエラストマーの構成成分の100部当たりに含まれる。それら不飽和のカルボン酸及びそれらの金属塩は、一般に、そのエラストマーのベースに可溶なものであるか、又は、容易に分散可能なものである。このような商業的に入手可能な硬化剤の例は、Sartomer Company,Inc.,502 Thomas Jones Way,Exton,PAから入手可能なアクリル酸亜鉛類及びジアクリル酸亜鉛類を含む。
本開発のエラストマーの組成物に含まれたフリーラジカル開始剤は、硬化のサイクルの間に分解するいずれの知られた重合開始剤(共架橋剤)でもある。ここにおいて使用されたような用語フリーラジカル開始剤@は、そのエラストマーのブレンド及び不飽和のカルボン酸の金属塩の混合物に加えられたとき、その不飽和のカルボン酸の金属塩によるそれらエラストマーの架橋を促進する、化学物質を指す。存在する選択された開始剤の量は、重合開始剤としての触媒の活性の要件によってのみ、必然的に決められる。適切な開始剤は、過酸化物、過硫酸塩、アゾ化合物、及びヒドラジド類を含む。容易に商業的に入手可能なものである過酸化物は、一般に、エラストマーの各々の100部当たり、約0.1から約10.0重量部までの量で、及び好ましくは、約0.3から約3.0重量部までの量で、本開発において便利に使用されるが、そこにおいては、その過酸化物は、40%の水準の活性な過酸化物を有する。
本開発の目的のための適切な過酸化物の例示的なものは、ジクミルペルオキシド、n−ブチル=4,4’−ビス(ブチルペルオキシ)バレラート、1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジ−t−ブチルペルオキシド、及び2,5−ジ−(t−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン、及び同様のもの、並びに、それらの混合物である。使用された開始剤の合計の量が、望まれた具体的な最終生産物及び用いられた特定の開始剤に依存することで、変動することになることは、理解されることであると思われる。
このような商業的に入手可能な過酸化物の例は、Atochem,Lucidol Division,Buffalo,New Yorkによって製造された且つ販売されたペルオキシケタール、LupercoTM 230又は231 XL、及び、Akzo Chemie America,Chicago,Illinoisによって製造された且つ販売されたペルオキシケタール、TrigonoxTM 17/40又は29/40である。LupercoTM 231 XL及びTrigonoxTM 29/40の一時間の半減期は、約112℃であると共に、LupercoTM 230 XL及びTrigonoxTM 17/40の一時間の半減期は、約129℃である。LupercoTM 230 XL及びTrigonoxTM 17/40は、n−ブチル=4,4−ビス(t−ブチルペルオキシ)バレラートであると共に、LupercoTM 231 XL及びTrigonoxTM 29/40は、1,1−ジ(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンである。
より好ましくは、Akzo Nobel of Chicago,IllinoisからのTrigonoxTM 42−40Bは、本開発において使用される。最も好ましくは、この過酸化物の固体の形態が、使用される。TrigonoxTM 42−40Bは、tert−ブチル=ペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノアートである。この試剤の液体の形態は、TrigonoxTM 42Sの呼称の下でAkzoから入手可能なものである。
上の過酸化物の重合の試剤と共に使用することができる好適な共同剤は、ジアクリル酸亜鉛(ZDA)、ジメタクリル酸亜鉛(ZDMA)、トリメチロールプロパントリアクリラート、及び、トリメチロールプロパントリメタクリラート、最も好ましくは、ジアクリル酸亜鉛を含む。他の共同剤が、また用いられることもあると共に当技術において知られたものである。
本開発のエラストマーのポリブタジエンの組成物は、また、自由選択で、一つの又はより多くのハロゲン化された有機の硫黄化合物を含むことができる。好ましくは、そのハロゲン化された有機の硫黄化合物は、以下の式:
Figure 2008523952
のハロゲン化されたチオフェノールであるが、そこにおいては、R−Rは、ハロゲンの基、水素、アルキル基、チオール基、又はカルボキシル化された基であることができる。少なくとも一つのハロゲン基が、含まれる、好ましくは3−5個の同じハロゲン化された基が、含まれる、及び、最も好ましくは、5個の同じハロゲン化された基が、その化合物の部分である。このようなフルオロ−、クロロ−、ブロモ−、及びヨード−チオフェノール類の例は、ペンタフルオロチオフェノール;2−フルオロチオフェノール;3−フルオロチオフェノール;4−フルオロチオフェノール;2,3−フルオロチオフェノール;2,4−フルオロチオフェノール;3,4−フルオロチオフェノール;3,5−フルオロチオフェノール;2,3,4−フルオロチオフェノール;3,4,5−フルオロチオフェノール;2,3,4,5−テトラフルオロチオフェノール;2,3,5,6−テトラフルオロチオフェノール;4−クロロテトラフルオロチオフェノール;ペンタクロロチオフェノール;2−クロロチオフェノール;3−クロロチオフェノール;4−クロロチオフェノール;2,3−クロロチオフェノール;2,4−クロロチオフェノール;3,4−クロロチオフェノール;3,5−クロロチオフェノール;2,3,4−クロロチオフェノール;3,4,5−クロロチオフェノール;2,3,4,5−テトラクロロチオフェノール;2,3,5,6−テトラクロロチオフェノール;ペンタブロモチオフェノール;2−ブロモチオフェノール;3−ブロモチオフェノール;4−ブロモチオフェノール;2,3−ブロモチオフェノール;2,4−ブロモチオフェノール;3,4−ブロモチオフェノール;3,5−ブロモチオフェノール;2,3,4−ブロモチオフェノール;3,4,5−ブロモチオフェノール;2,3,4,5−テトラブロモチオフェノール;2,3,5,6−テトラブロモチオフェノール;ペンタヨードチオフェノール;2−ヨードチオフェノール;3−ヨードチオフェノール;4−ヨードチオフェノール;2,3−ヨードチオフェノール;2,4−ヨードチオフェノール;3,4−ヨードチオフェノール;3,5−ヨードチオフェノール;2,4−ヨードチオフェノール;3,4−ヨードチオフェノール;3,5−ヨードチオフェノール;2,3,4−ヨードチオフェノール;3,4,5−ヨードチオフェノール;2,3,4,5−テトラヨードチオフェノール;2,3,5,6−テトラヨードチオフェノール;及びそれらの金属塩、並びにそれらの混合物を含むが、しかし、それらに限定されるものではない。その金属塩は、亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、及びリチウムの塩であることもある。
ペンタクロロチオフェノール又はペンタクロロチオフェノールの金属の塩は、好ましくは、本開発に含まれる。例えば、Rheim Chemie of Trenton, NJのRD 1302を、それに含めることができる。RD 1302は、高いシスのポリブタジエンゴムにおけるZnPCTPの75%のマスターバッチである。
他の適切なペンタクロロチオフェノール類は、Dansof PTMの呼称の下で、Dannier Chemical,Inc.,Tustin,CAから入手可能なものを含む。Dansof PTMの製品の仕様は、以下に述べられたもの:
化合物の名前 ペンタクロロチオフェノール
同義語 (PCTP)
CAS# n/a
分子式:CClSH
分子量:282.4
等級:Dansof P
純度:97.0%(HLPCによる)
物理的な状態:易流動性の粉末
外観:明るい黄色から灰色まで
含水率(K.F.)<0.4%
乾燥する際の喪失(重量%):<0.4%
粒子の大きさ:80個のメッシュ
である。
ペンタクロロチオフェノールの分子の構造は、以下の
Figure 2008523952
:に表される。
ペンタクロロチオフェノールの代表的な金属の塩は、Dansof ZTMの呼称の下でDannier Chemical,Inc.によって販売されたペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩(ZnPCTP)である。この材料の性質は、後に続くようなもの:
化合物の名前 ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩
同義語 Zn(PCTP)
CAS# n/a
分子式:
分子量:
等級:DR 14
純度:=99.0%
物理的な状態:易流動性の粉末
外観 白まがい/灰色
臭気:無臭のもの
含水率(K.F.)<0.5%
乾燥する際の喪失(重量%):<0.5%
メッシュの大きさ:100
比重 2.33
である。
ペンタクロロチオフェノール又はそれの金属の塩は、そのベースエラストマーの100重量部を基礎として、0.01から5.0重量部まで、好ましくは0.1から2.0重量部まで、より好ましくは0.5から1.0重量部までの量で、そのコアの材料へ加えられる。
前述のものに加えて、充填剤の材料を、そのボールの重量及び密度を制御するために、その開発の組成物に用いることができる。それら組成物に組み込まれる充填剤は、微細に分割された形態に、典型的には、一般に約20メッシュよりも少ない、好ましくは、約100メッシュの米国規格のサイズよりも少ない、大きさに、あるべきである。好ましくは、その充填剤は、約0.5から約19.0までの比重を備えたものである。用いられることもある充填剤の例は、例えば、シリカ、粘土、タルク、マイカ、石綿、ガラス、ガラス繊維、バライト(硫酸バリウム)、石灰石、リトボン(硫化亜鉛−硫酸バリウム)、酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化亜鉛、メタケイ酸カルシウム、炭化ケイ素、珪藻土、粒状の炭素質の材料、マイクロバルーン、アラミド繊維;コットンフロック、セルロースフロック、及びレザー繊維のみならず、高い分子量のポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマーの樹脂、及び同様のもののような粒状の合成のプラスチックを含む。また、チタン、タングステン、アルミニウム、ビスマス、ニッケル、モリブデン、銅、真鍮、及びそれらの合金のような粉末化された金属が、充填剤として使用されることもある。
用いられた充填剤の量は、主として、それらの組成物から作られたゴルフボールの重量についての重量制限の関数である。この点においては、充填剤の量及びタイプは、望まれたゴルフボールの特性並びにそのコアの組成物における他の処方成分の量及び重量によって決定されることになる。全体的な目的は、U.S.G.A.によって述べられた1.620オンス(45.92グラム)の最大のゴルフボールの重量に接近して近づくことである。
また、その開発の組成物は、脂肪酸のような、ゴム及び成形する技術において知られた様々な加工の補助物質を含むこともある。一般に、約10個の炭素原子から約40個の炭素原子までを有する、好ましくは、約15個の炭素原子から約20個の炭素原子までを有する、遊離の脂肪酸が、使用されることもある。使用されることもある脂肪酸は、ステアリン酸及びリノール酸を、それらの混合物のみならず、含む。その開発の組成物に含まれたとき、その脂肪酸の構成成分は、100部のエラストマー当たり約1重量部からの量で、好ましくは、100部のエラストマー当たり約2重量部の量で、100部のエラストマー当たり約5重量部まで、存在するものである。用いられることもある加工の補助物質の例は、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、塩基性のステアリン酸鉛、二塩基性の亜リン酸鉛、ジブチルスズジラウラート、ジブチルスズジマレアート、ジブチルスズメルカプチドを、ジオクチルスズ及びスタンナンのジオールの誘導体のみならず、含む。
また、着色する顔料が、その開発の組成物に含められることもある。有用な着色する顔料は、例えば、二酸化チタンを含むが、それの存在は、ワンピースゴルフボールの表面を塗装する動作を単純化する。いくつかの場合には、着色する顔料は、例えば、ボールを打ち飛ばす範囲における使用が意図されたワンピースゴルフボールのようなものを塗装する必要性を除去する。
加えて、本開発のコアの組成物は、金属酸化物、脂肪酸、及びジイソシアナート、並びにポリプロピレンの粉末の樹脂を含むが、しかし、それらに限定されるものではない、いずれの他の適切な及び相溶性の修飾する処方成分をも含有することもある。
また、様々な活性化物質が、本開発の組成物に含められることもある。例えば、酸化亜鉛及び/又は酸化マグネシウムは、そのポリブタジエンについての活性化物質である。その活性化物質は、それらゴム(phr)の構成成分の100重量部当たり約2から約50重量部までの、好ましくは、それらゴムの100重量部当たり少なくとも3から5重量部の、範囲にわたることができる。
より高い比重の充填剤が、そのコアの比重量の限界にかなう限りは、そのコアの組成物へ加えられることもある。そのコアの組成物に含められた追加の充填剤の量は、主として、重量制限によって必然的に決められると共に、好ましくは、100部のゴム当たり約0から約100重量部までの量で含められる。挽き砕かれたフラッシュ充填剤が、組み込まれることもあると共に、好ましくは、圧縮成形からの過剰のフラッシュからのメッシュで挽き砕かれた中央のストックである。それは、そのコストを低下させると共に、そのボールの硬度を増加させることもある。
また、ジイソシアナート類が、自由選択で、それらコアの組成物に含められることもある。利用されたとき、それらジイソシアナート類は、100部のゴムに基づいた約0.2から約5.0重量部までの量で含められる。適切なジイソシアナート類の例示的なものは、4,4’−ジフェニルメタン=ジイソシアナート、及び、当技術において知られた他の多官能性のイソシアナート類である。
さらには、米国特許第4,844,471号明細書に述べられたジアルキルスズ二脂肪酸、米国特許第4,838,556号明細書に開示された分散剤、及び、米国特許第4,852,884号明細書に述べられたジチオカルバマート類が、また、本開発のポリブタジエンの組成物の中へ組み込まれることもある。このような添加剤の具体的なタイプ及び量は、ここにおいては参照によって組み込まれる、上で識別された特許に述べられたものである。
その開発の組成物から形成された、ゴルフボール又はそれの成形された構成部品は、ゴムの産業において使用された従来の混合する及び配合する手順によって、なされることもある。例えば、それら処方成分は、例えば、その組成物が、通常約5から20分までの期間にわたって、均一であるまで、二本ロールミル又はBANBURY7混合機を使用することで、懇ろに混合されることもある。構成成分の追加の順序は、重大なことではない。好適なブレンドする順序は、後に続くようなものである。
そのエラストマー、ヘキサメチレンチオ硫酸ナトリウム(DHTS)、(望まれるのであれば)そのハロゲン化されたチオフェノール、充填剤、亜鉛の塩、金属酸化物、脂肪酸、並びに、(望まれるのであれば)その金属のジチオカルバマート、(望まれるのであれば)界面活性物質、及び(望まれるのであれば)スズ二脂肪酸は、BANBURY7混合機のような密閉式の混合機において、約7分間でブレンドされる。混合する間の剪断の結果として、その温度は、約200EFまで上昇する。そして、その開始剤及びジイソシアナートが、加えられると共に、その混合することは、その温度が約220EFに到達するまで連続させられるが、そこでは、そのバッチが、二本ロールミルへ放出されると共に、約一分間混合させられると共に、外部へシート状にされる。その混合することは、望ましくは、その組成物が、それら様々な構成成分のブレンドの間に発端の重合の温度に到達することがないような様式で、行われる。
その組成物を、多種多様な成形する技術、例.射出、圧縮、又はトランスファー成形のいずれの一つによっても、コアの構造へと形成することができる。そのコアが、圧縮成形されるとすれば、そのシートは、そのとき、Apig@へとローラーでならされると共に、そのとき、BARWELL7予備成形具に置かれると共に、スラグが、生じさせられる。それらスラグは、そのとき、約14分間に約320EFで圧縮成形にかけられる。成形した後に、それら成形されたコアは、約4時間の間に室温で、又は、約一時間の間に冷水中で、冷却される。
通常、その組成物の硬化性の構成成分は、それの硬化と同時に果たされた組成物の成形と共に、約275EFから約350EFまでの程度、好ましくは及び通常では、約290EFから約325EFまで、における上昇させた温度で、その組成物を加熱することによって、硬化させられることになる。その組成物が、加熱することによって硬化させられるとき、加熱することに要求された時間は、通常では短いもの、一般には、使用された特定の硬化剤に依存することで、約10から約20分まで、であることになる。重合体用のフリーラジカル硬化剤に関係する当業者は、いずれの具体的なフリーラジカル剤とでも最適な結果を果たすために要求された硬化時間及び温度に対する調節に精通したものである。
成形した後で、そのコアは、型から取り除かれると共に、その表面は、それらカバーする材料に対するそれの付着を容易にするために、処理されることもある。表面の処理を、コロナ放電、オゾン処理、サンドブラストをかけること、及び同様のもののような、当技術において知られた数個の技術のいずれによっても、果たすことができる。好ましくは、表面処理は、研削砥石と共に研削する(芯なし研削する)ことによって果たされるが、それによって、その成形されたコアの薄い層が、1.28から1.63インチまで、好ましくは約1.37から約1.600インチまで、及び、最も好ましくは、1.585インチの直径を有する丸いコアを生産するために、取り除かれる。あるいは、それらコアは、表面の処理無しで、成形されたような状態で使用される。
一つの又はより多くのカバー層を、当技術において知られた手順と一致して本コアのまわりに設けることができる。そのカバーの組成物は、その結果として生じるゴルフボールについての望まれた性質に依存することで、変動することもある。カバーを形成するためのいずれの知られたカバーの組成物をも、使用することができる。ここにおいて参照によって全体的に組み込まれた、米国特許第6,290,614;6,277,921;6,220,972;6,150,470;6,126,559;6,117,025;6,100,336;5,779,562;5,688,869;5,591,803;5,542,677;5,368,304、5,312,857、及び5,306,760号明細書は、本開発と一致したゴルフボールを形成することに適切な、カバーの組成物、層、及び、性質を開示する。
多層のゴルフボールにおいて、そのコアは、その上におけるカバーする材料の少なくとも一つの層を提供することによって、ゴルフボールへと転換される。その又はそれらのカバー層の厚さは、望まれた全体的なボールの大きさに依存性のものである。しかしながら、カバーの厚さにおける典型的な範囲は、約0.005から約0.250インチまで、好ましくは、約0.010から約0.090インチまで、及び、より好ましくは、約0.015から約0.040インチまでである。
この点においては、本開発を、幅広い多種多様な大きさのゴルフボールを形成する際に使用することができる。U.S.G.A.は、競技のゴルフボールの大きさが、直径で少なくとも1.680インチであるのでなければならないことを、必然的に決めるが、しかしながら、いずれの大きさのゴルフボールをも、レジャーのゴルフのプレイ用に使用することができる。
さらには、それらゴルフボールの好適な直径は、約1.680インチから約1.800インチまでである。そのより好適な直径は、約1.680から約1.780インチまでである。約1.680から約1.760インチまでの直径は、最も好適なものである。1.700インチより上の直径を備えた必要以上に大きいゴルフボールは、また、この開発の範囲内にある。
そのカバー又はその多層のカバーの層は、一般に、同じ樹脂の組成物から形成されることもある、又は、類似の硬度を備えた異なる樹脂の組成物から形成されることもある。例えば、一つのカバー層は、別の層が、エチレン及びアクリル酸のアイオノマーから形成される一方で、エチレン及びメタクリル酸のアイオノマーの樹脂から形成されることもある。一つの又はより多くのカバー層は、ポリアミド類若しくはポリアミド−ナイロン共重合体又はそれらの均質なブレンドを含有することもある。さらには、ポリウレタン類、Pebax(R) ポリエーテルアミド類、Hytrel(R) ポリエステル類、天然の又は合成のバラタ類、及び/又は、熱硬化性のポリウレタン類/ポリ尿素類を、使用することができる。好ましくは、そのカバーの組成物は、アイオノマーのブレンド、ポリウレタン/ポリ尿素、又は、それらのブレンドである。それら層を目視で区別するためには、様々な着色剤、金属のフレーク、リン様の、蛍光性の染料、蛍光性の顔料、などを、その樹脂に組み込むことができる。
そのカバーされたゴルフボールを、当技術において知られた数個の方法のいずれの一つでも、形成することができる。例えば、その成形されたコアは、ゴルフボールの型の中央に置かれることもあると共に、そのアイオノマーの樹脂を含有するカバーの組成物は、約40°Fから約120°Fまでの型の温度である時間の周期の間に空間に射出されると共に保持される。
あるいは、そのカバーの組成物は、約300°Fから約450°Fまでで、滑らかな表面にされた半球状の殻へと、射出成形されることもあるが、あるコア及び二つのこのような殻は、ディンプルが作られたゴルフボールの型に置かれると共に約200°Fから約300°Fまでの程度における温度で一体化される。
そして、生産されたゴルフボールは、塗装されると共にしるしが付けられるが、塗装することは、噴霧する技術によって果たされる。
本開発は、後に続く例によって、さらに例証されるが、それにおいては、具体的な処方成分の部は、重量によるものである。本開発が、それら例に限定されるものではないと共に、様々な変化及び変更が、本開発において、それの主旨及び範囲から逸脱することなく、なされることもあることは、理解されることである。
例1
数個の球体のコアの構成部品が、以下に述べられた処方(全ての量は、他の方法で指示されない限り、重量部である):を利用することで、生産された。
Figure 2008523952

マスターブレンド:
CB10 70
Neo Cis 60 30
Zn酸化物 19.4
Znステアリン酸塩 16
ZDA 29
Trig 42/40 1.25
165.65

Dansof Zは、Dannier Chemical,Inc.,Tustin,CAから入手可能なペンタクロロチオフェノールの亜鉛の塩(Zn PCTP)である。
RD 1302は、Rhein Chemie,Trenton,NJからのZn PCTPマスターバッチである。それは、高い−シスのポリブタジエンゴムにおけるZn PCTPの75%のマスターバッチである。
Duralink DHTSは、Flexsys America,Akron,Ohioから入手可能な1,6−ビス(チオ硫酸塩)、二ナトリウム塩、二水和物である。
5Nes因子は、Instrom圧縮及び弾力性(C.O.R.)の測定の総和を取ると共にこの値に1000を乗算することによって、決定される。それは、より軟らかいが、しかし、より弾力性のあるコアの最適な組み合わせを表す。

それら結果は、高い溶液の粘度/高い直線性のポリブタジエンの材料(即ち、CB 10、など)への1,7−オクタジエンの追加が、より軟らかい、より弾力性のあるコアを生産したことを指し示した。例えば、処方1A(対照)に対する比較で処方1Fを参照のこと、そこにおいては、圧縮及び弾力性の特性の向上させられた組み合わせが、Nes因子のパラメーターによって留意されたように、生じさせられる。
例2
数個の異なるタイプのポリブタジエン類(CB 10、Necodene 60、及びNeo Cis 60)及びジアクリル酸亜鉛(ZDA)が、ステアリン酸亜鉛などの量を変動させるのみならず、1,7−オクタジエンを含有するものを含む様々な処方へ加えられた。これらの処方の結果は、以下に:与えられる。
Figure 2008523952

ZDAは、Sartomerから入手可能な、SR 416、修飾されたZDAである。

それら結果は、1,7−オクタジエンの追加が、そのコアのNes因子(即ち、圧縮及びC.O.R.の組み合わせ)を増加させたことを指し示した。対照(即ち、2A)に対する比較で処方2Eを参照のこと。
例3
変動する量の異なる非共役ジエン類が、Cariflex 1120/Neo Cis 60のコアの処方へ加えられたと共に、後に続く特性が、留意された。
Figure 2008523952

Claims (25)

  1. ポリブタジエン及び他のエラストマーとのポリブタジエンの混合物からなる群より選択されたベースエラストマー、不飽和のモノカルボン酸の少なくとも一つの金属の塩、フリーラジカル開始剤、並びに、非共役ジエンの単量体を含む組成物から成形された、ゴルフボール、又はそれの構成成分。
  2. 前記非共役ジエンの単量体は、1,7−オクタジエン、1,9−デカジエン、及び1,2,4−トリビニルシクロヘキサンからなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ポリブタジエンは、約50,000から約1,000,000までの重量平均分子量及び約20から約100までのムーニー粘度を有する、請求項1に記載の組成物。
  4. 充填剤、ペプチド類、脂肪酸、金属酸化物、及びそれらの混合物からなる群より選択された修飾する処方成分をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記非共役ジエンの単量体は、前記ゴルフボール又はそれのゴルフボールの構成成分の弾力性及び圧縮の組み合わせを向上させる、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記組成物は、100重量部のエラストマーに基づいた約0.5重量部から約6.0重量部までの前記非共役ジエンの単量体を含む、請求項2に記載の組成物。
  7. 前記組成物は、約0.50重量部から約4.0重量部までの前記非共役ジエンの単量体を含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 前記組成物は、100重量部のエラストマーに基づいた約1.0重量部から約3.0重量部までの前記非共役ジエンの単量体を含む、請求項1に記載の組成物。
  9. 前記非共役ジエンの単量体は、約5個から約20個の炭素基を含む、請求項1に記載の組成物。
  10. 前記非共役ジエンの単量体は、約5個から約12個の炭素基を含む、請求項1に記載の組成物。
  11. 前記非共役ジエンの単量体は、約8個から約12個の炭素基を含む、請求項1に記載の組成物。
  12. 前記組成物は、また、ハロゲン化された有機の硫黄化合物を含む、請求項1に記載の組成物によって生産されたゴルフボール又はゴルフボールの構成成分。
  13. 有機硫黄又は有機硫黄金属塩の材料をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  14. 当該組成物は、ポリブタジエン及び他のエラストマーとのポリブタジエンの混合物より選択されたベースエラストマーを含み、該ポリブタジエンは、約50,000から約500,000までの重量平均分子量を有すると共に、当該組成物は、α,β−エチレン性で不飽和のモノカルボン酸の少なくとも一つの金属の塩、フリーラジカル開始剤、及び、二つの又はより多くの終端の末端基を有する非共役ジエンの単量体を含む、ゴルフボール又はゴルフボールの構成成分を形成するための組成物。
  15. 前記非共役ジエンの単量体は、1,7−オクタジエン;1,9−デカジエン、及び1,2,4−トリビニルシクロヘキサンからなる群より選択される、請求項14に記載の組成物。
  16. 前記非共役ジエンの単量体は、1,7−オクタジエンである、前記請求項14に記載の組成物。
  17. 前記非共役ジエンの単量体は、1,9−デカジエンである、前求項15に記載の組成物。
  18. 充填剤、脂肪酸、ペプチド類、金属酸化物、及びそれらの混合物より選択された修飾する処方成分をさらに含む、請求項14に記載の組成物。
  19. 前記非共役ジエンの単量体は、前記ゴルフボール又は成形されたゴルフボールの構成成分の圧縮及び軟度を向上させる、請求項14に記載の組成物。
  20. 前記組成物は、100重量部のエラストマーに基づいた約0.1重量部から約6.0重量部までの前記非共役ジエンの単量体を含む、請求項14に記載の組成物。
  21. 前記組成物は、100重量部のエラストマーに基づいた約0.10重量部から約3.0重量部までの前記非共役ジエンの単量体を含む、請求項14に記載の組成物。
  22. 前記ゴルフボールの構成成分は、ゴルフボール中心、コア、マントル、若しくはカバー、又は、それらの層である、請求項14に記載の組成物。
  23. 有機硫黄又は有機硫黄金属塩の材料をさらに含む、請求項14に記載の組成物。
  24. 前記有機硫黄は、ペンタクロロチオフェノールである、請求項23に記載の組成物。
  25. 前記有機硫黄の金属塩は、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩である、請求項23に記載の組成物。
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