JP2008522930A - リフト装置に関する改良 - Google Patents

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Abstract

本発明は、改良されたフォークリフト爪の形態のリフト装置(1)の装置及び製造に関する。リフト装置は、上面(4)と、下面(5)と、ヒール及び先端(9)とを有する少なくとも1つのリフト爪(3)を含む。上面は、略平坦であり、下面は、リフト爪のヒールからリフト爪の先端まで略テーパ状である。下面のテーパは、爪の長さに沿ってテーパの角度の少なくとも3つの縮小部(6、7、8)を含む。上面は、リフト装置の配置及び操作についてリフト装置のオペレータを補助するために、潜在的にコード化された窪部を含む。リフト装置は、爪によって持ち上げられるパレット等のような対象物に対するフォークリフト爪の衝撃を緩和して、パレット及び製品に対する損傷の低減を支援しかつフォークリフトの操作の安全性を高める緩衝装置(13)と共に使用するように適合される。
【選択図】図6c

Description

技術分野
本発明は、リフト装置に関する改良を対象とする。
特に、本発明は、改良されたフォークリフト爪の装置及び製造に関する。さらに、フォークリフト爪は、爪によって持ち上げられるパレット等のような対象物に対するフォークリフト爪の衝撃を和らげるための装置と組み合わせて使用される。
フォークリフト爪は、パレット及び製品に対する損傷の低減を支援し、フォークリフトの操作の安全性を高めると予想される。さらに、フォークリフト爪が緩衝装置と組み合わせて使用される場合、パレット及び製品に対する損傷の低減がさらに高められることが予想される。
しかし、本発明は、この分野以外の用途を有することが可能であることを理解すべきである。
背景技術
フォークリフト及びパレットジャッキは、パレット上に、ドラム等内に包装又は収容された製品を周りに移動するために、広範囲の産業で使用される非常に一般的な装置である。
フォークリフトは、持ち上げて移動するための荷物の下に挿入することができる前部の動力操作式のフォーク状プラットホームを有する小型産業用車両である。フォーク状プラットホームは、重い荷物の下に滑らせられ、次に、材料を倉庫、出荷集積所等に移動して積み重ねるために持ち上げられる。フォークは鋼製である。
パレットジャッキは、フォークリフトの手動バージョンである。パレットジャッキのハンドルは、ポンプ機構として動作し、爪を昇降するために空圧装置又は油圧装置の使用に依存する。パレットのストリンガの間に挿入し又はそこから引き抜くために、爪が下げられ、次に、パレットを周りに移動するために持ち上げられる。
フォークリフト及びパレットジャッキの両方は、多くの製造、運搬及び倉庫作業における不可欠な装置部分となっている。例えば、米国の家庭用製品の約90%がパレットで出荷されている。このようなパレットは、製造、運搬及び倉庫作業中に複数回移動し、積み重ね、また積み重ねからばらす必要がある。
荷物材料の取扱い効率(及びコスト)を決定する際、3つの要素が重要である。これらの要素は、包装、パレット、及び材料取扱い装置である。パレット及び包装は、ユニット全体の荷重性能を決定するシステムとして機能する。大部分の製品では、製品を一体化し、保護し、また運搬するために使用されるパレット及び包装は、相当のコスト割合を示す。
したがって、大部分の会社は、ユニット全体の荷重コストを節約する包装及びパレット設計の修正には多くの方法があるので、包装の開発又はパレット設計の改良に著しい資源を使っている。初期の頃、パレットを製造するために、耐久デッキボード及びストリンガと高品質のくぎが使用された。現在のパレットは、1つ又は2つの走行後に破損することが頻繁である著しく多様なトリムダウン設計の混合である。ユニット荷重の圧倒的部分については、パレット価格の低減が製品損傷、追加の保護包装、及び取扱いの増大による労働のような他の要因を押し上げるので、最も低価格のパレットが、常に最も低コストのパレットでないことは明らかである。
この場合、材料取扱い装置の衝撃が重要になる。特に、フォークリフトの衝撃を過小評価すべきでない。フォークリフト事故及びパレットと製品に対する損傷は、フォークリフト用途のあまり望ましくない要因の一部である。フォークリフト爪の衝撃に起因する破損したストリンガによるパレットは、積載された製品を損傷から保護する点でそれほど有効でなく、パレットの交換は組織上のコストをしばしば必要とする。いくつかの行動的、機械的、運転上の作業場設計及びこれらの要因に寄与する積載特性があるが、フォークリフト爪の設計は、直面する多くの問題の要因である。しかし、フォークリフト爪設計の修正はほとんど強調されていない。
より耐久性にし、かつフォークリフト爪による影響を受けにくくするために、パレットの変更が行われている。例えば、あるパレットは可塑性材料から製造されることさえある。1つのこのような設計は、フォークリフト爪の進入の際に爪が通路内により適切に方向付けられるように、プラットホームリブ上の偏向手段を含む。
本発明は、潜在的に実現可能ないくつかの用途を有するが、本発明が開発された製品取扱いの材料取扱い装置の構成要素に対する改良の提供に関する。より詳しくは、本発明は、既存のフォークリフト爪設計に関連する問題に関わり、またユーザに対する利点を増すために既存のフォークリフト爪設計に代替物を提供することによって作業場の安全性の向上に対するものであり、本発明が開発された。
さらに、本発明は、パレットの構造に対するフォークリフト爪及び関連する構造体の鈍い衝撃を最小にする要求に関し、本発明の追加の特徴が開発された。
したがって、上記の目的を念頭に、
a)デッキボード又はストリンガそれ自体を損傷することなく、ストリンガの間にフォークリフト爪をより容易に挿入することを可能にし、及び/又は
b)パレット及び/又は荷物に対するフォークリフト爪の位置及び向きをフォークリフト運転者がより明瞭に見ることを可能にする手段を含み、及び/又は
c)製造が比較的容易かつ費用効率的であり、
及び/又は
d)パレット構造に対するフォークリフト爪の衝撃をさらに緩和するための手段を含むことができ、及び/又は
e)フォークリフトの静止時及びその運転中にフォークリフト爪の視認性を高めることによって、同様に作業場の安全性を高めるように設計されたフォークリフトのリフトシステムを有することが有用であろう。
上に提案したフォークリフトのリフト装置の利点のすべてでないとしても、少なくともいくつかが発明により提供されることが有利であろう。したがって、本発明の目的は、上記の問題を考慮して、これらの複数の問題に取り組む少なくとも1つの解決方法を提供することである。
同様に、本発明の別の目的は、有用な選択又は代わりのシステムを社会に少なくとも提供することである。
本発明の別の形態及び利点は、一例としてのみ与えられる引き続く説明から明らかになるであろう。記載した実施形態に対する変更が可能であり、本発明の範囲内に含まれるであろうことを理解すべきである。
発明の開示
本明細書の目的に関し、フォークリフトという用語は、持ち上げて移動するための荷物の下に挿入することができる前部の作動可能なフォーク状プラットホームを有する任意の装置を意味しかつ含む。本発明の説明は動力式フォークリフト車両により多く関係するが、本発明はまた、パレットジャッキ及び同様に作動可能な油圧式/空圧式のリフト装置に関する適用を有する。
さらに、本出願は、フォークリフト爪を参照して記載されるが、構想の様々な形態が他の形態のリフト装置に適用可能であることを理解すべきである。
典型的なフォークリフトは、変速機及び駆動伝達系を通して動力供給される車輪を有する原動機であるトラックを含み、原動機は、内燃機関(LPG、ガソリン又はディーゼル)又はバッテリ電源の電動機に依存する。フォークリフトはまた、荷重を補償するために必要な機械の後部に取り付けられる重質量の鉄であるカウンタウェイトを含む。電気フォークリフトでは、大きな鉛蓄電池それ自体がカウンタウェイトとして機能することが可能である。フォークリフトは、支点の簡単な原理で又は運動場シーソーのように作動する。フォーク上の重量は、カウンタウェイト及びフォークリフトの重量によって釣り合わせられなければならない。支点又は旋回軸は駆動車軸である。フォークリフトは、荷重に関し、特定の最大重量及び特定の前方の重心で評価される。この情報は、製造業者によって提供されるネームプレートに典型的に配置され、荷重はこれらの仕様を超えてはならない。
オペレータは、関連のキャビンに着座する。キャビンは、典型的に開放しており、支柱によって支持された金属製ルーフを備えるケージのようなオーバヘッドガードアセンブリによって境界付けられ、このアセンブリは、落下する破片からオペレータを保護するのに役立つ。キャビンは、オペレータが着座する席と、機械を制御するためのペダル及びスイッチとを含む。同様に、荷物が後方に移動することを防止するため、キャリッジに取り付けられたラックのような延長部である荷物バックレストがある。
フォークリフトトラックは、典型的に、約1トンを持ち上げるように設計されるが、より大きなまたより小さな機械が存在する。フォークリフトは、有蓋貨車、コンテナバン、及び狭い通路のような限定された領域で動作するために物理的に小さくかつコンパクトでなければならない。さらに、フォークリフトは、オペレータ及び保守要員の両方に十分な作業空間を提供しなければならない。フォークリフトは、最大の荷重を取り扱い、それらを安全に積み重ね、また低いオーバーヘッドクリアランスを有する領域で操作するためになお垂直の最小の荷重、及び縮めた高さを有しなければならない。フォークリフトは、空であるか又は積載されているにしろ、傾斜を処理できなければならない。
フォークリフトのマストは、フォークリフト爪を介して荷物の上げ、下げ、及び傾斜の作業を行う垂直アセンブリである。マストは、油圧操作され、昇降操作のため及び横方向安定性のためにシリンダと相互ロックレールとから構成される。フォークリフトのキャリッジは、マストに沿ってチェーンによって移動される平坦な1つ又は複数の金属プレートを備える。
フォーク(ブレード又は爪としても知られる)を昇降する制御に加えて、オペレータは、地面に向かってブレードを傾けて、フォークから滑り落ちる危険がある荷物の傾向を補償するためにマストを傾斜することができる。傾きはまた、水平でない地面で動作する限定機能を提供する。ある機械では、サイドシフトの特徴は、爪及びバックレストが横方向に移動することを可能にし、これにより、荷物のより容易な精密配置が可能である。樽又は小樽を取り扱うための把持アタッチメントも、荷物を掴むトングを操作するための制御部を有する。
フォーク又は爪は、荷物に係合するL字形の部材である。フォークの背部の垂直部分は、フック又はラッチ手段によってキャリッジに取り付けられ、前部の水平部分は荷物内に又はその下に挿入される。
適用される用途に応じて、いくつかの利用可能なフォークリフト爪設計がある。標準のテーパ又はパレットフォークは、スキッド又はパレットを捕捉するために使用されるすべてのテーパの内で最も普及しているテーパである。通常、テーパは、先端から16インチ〜24インチに始まり、3/8インチの先端で終わる。一方で、全テーパ爪は、フォークのヒールに始まり、3/8インチの先端で終わる先端に延びるテーパを有する。この設計は、合板又はダンボール箱の下に入るのに優れている。全テーパ研磨及びチゼルポイント爪は、全テーパ爪と同じであるが、1/8インチの先端を有し、合板用途に主に使用される。
さらに、フォークリフト及びフォークリフト爪に使用するために設計されたいくつかのアタッチメントがある。例えば、フォークリフト延長部/エクステンダは、トレーラトラック及び様々に構成されたペレットへの積載をより容易にする追加の長さをフォークリフト爪に提供する。しかし、エクステンダは荷重の重心を移動させ、これにより、持ち上げ可能な重量が制限される。フォークリフト延長部又は爪(フォーク)エクステンダは、2つの構造で設計される。これらはむき出しの爪エクステンダ及びローラ状の爪エクステンダである。
クレーンブームアタッチメントにより、嵩高なもの、不規則形状の対象物を取取り扱うことができる可動クレーンジブにフォークリフトを変換し、保守作業の有益な補助となる。クレーンブームは、標準リフト機構で昇降される。
ドラムハンドリングアタッチメントにより、フォークリフトトラックによって充填された55ガロンのドラムを取り扱うことができる。1つの種類のドラムハンドリングアタッチメントは、取り扱われるべきドラムを挟む特別な形状の離間した一連のフォークから構成される。このようなアタッチメントのあるものは、一度に、2つ以上の充填ドラムを取り扱うことができる。第2の種類は、フォークリフトのフォークに装着され、またサイドレールから構成され、このレールから、特別な設計のフックが前後部で吊設される。アタッチメントは、フックがドラムリムの上方の位置に落ちるまで、ドラムの上方で下げられる。このアタッチメントは、一度に、2つの充填ドラムを取り扱うことができる。第3の種類は垂直に操作され、一度に、1つの充填ドラムを取り扱う。
同様に、ストリンガ、スキッド及びブロックタイプのパレットを含むある範囲のパレットがある。ストリンガパレットは、上方及び下方のデッキボードを有し、ストリンガにノッチが設けられるならば側面におけるフォークリフト進入(部分的な4方向の進入)のみを可能にするように設計される。ストリンガにノッチが設けられない場合、パレットジャッキ及びフォークリフトは2つの端部でのみ進入でき、「2ウェイ」と呼ばれる。ブロックパレットは、フォークリフト及びパレットジャッキの両方について、4つの全側面の完全なアクセスを提供する(4ウェイ全部)。スキッドパレットは、底部デッキボードのないストリンガパレットである。
大部分のパレットは、外部ストリンガ側面と面一なデッキボード端部と面一に製造される。他のパレットは、外部パレットストリンガを通過して張り出すデッキボードの長さであるパレットウィングを含んでもよい。パレットストリンガはデッキボード支持部として機能する。デッキボードの曲げ強度及び剛性は、ストリンガの間のフリースパンによって部分的に決定される。48×40インチのパレットが1 1/2インチの幅のストリンガを有する場合、ストリンガの間のデッキボードスパンは、17 3/4のインチ((40−3(1.5))/2)である。外部ストリンガが2インチ(2インチのウィング)に挿入される場合、パレットは、なお48×40インチの寸法であるが、デッキボードスパンは今や15 3/4インチに過ぎない。デッキボードは、典型的に、頂部及び底部のパレットデッキにわたって均一に離間し、包装の重要な部分を支持し、かつフォークリフトによる製品損傷を防止するために必要とされる。大部分のフォークリフト爪の長さは40〜46インチである。爪先端位置のデッキボードは、爪先端の損傷を低減する。
デッキボードを追加することは、通常、デッキボードの厚さを増すほど費用効率的でないが、いくつかの製品用途では最善の解決方法である。より多いデッキボードカバーは、フォークリフトから製品をより良く保護し、強度、剛性及び耐久性を高め、また様々な製品サイズをより良く支持する。追加のデッキボードを加えることは、パレット価格を高くし、保護包装の可能な節約及び製品設計変更の機会と比較すべきである。
ノッチは、パレット側面のフォークリフト爪の進入を可能にする。多くの場合、ノッチはデフォルトで特定される。ノッチは、強度及び耐久性を低減するが、パレット価格を高くする。
パレットはまた、無垢木材、合板、波状成形紙、プラスチック、及び金属を含むある範囲の材料から製造される。代わりのパレット材料(非木製)は、過去10年に相当の市場占有率を獲得したが、木製パレットがパレット市場のなお約90%を構成している。通常、木製パレットは、適切な性能を提供し、かつ所定の市場で容易に入手できる経済的に最も魅力的な用材種から製造される。しかし、製造される大部分の木材パレットは、「生(green)」水分又は40〜60%の水分を有する。他のパレットは、窯で乾燥されたパレット用材として利用可能な軟材を使用して作製してもよい。優れたパレットは、ほとんど任意の種類から製造できるが、密度及び衝撃抵抗に従って、各々の種類の強度を高めかつ弱点を最小にするために、パレット仕様を調整する必要がある。
残念ながら、パレットを移動して、積み重ねる際にフォークリフトを使用することは、しばしば、パレットデッキボード、ストリンガ及びパレットに積載された製品に対する損傷をもたらす。ストリンガが破損したパレットは、製品をそれほど保護しない可能性があり、また破損したパレットは使用に不適切であり、交換を必要とし、組織のコストとなる。
フォークは、それらの方形縁部及び典型的に長い角状設計のため、パレット、製品及び包装に対しこのような損傷を引き起こす。このことは、全テーパのフォークリフト爪設計に特に当てはまる。さらに、フォークリフト爪が、パレットのストリンガの間に進入するために配置されているとき、フォークは、ほとんど地面に触れ、パレットに係合するときにパレットの底部前部に頻繁に当たる。
さらに、フォークを見ることは困難である。フォークは黒色鋼から製造され、またフォークリフトのオペレータが、パレットに近づくときにフォークリフト爪の先端がどこにあるかを容易に確認することは一般に困難であり、パレットは暗くなった領域にある可能性があるか、あるいはここでは容易に操作する余地がほとんどない。フォークリフト爪を容易に見ることが困難であることは、作業場の安全性の問題にもなる。
このような問題及び実際的な考慮を念頭に、本発明が考案された。
本発明の一形態によれば、リフト装置であって、該リフト装置が、上面と下面とを含む少なくとも1つのリフト爪を含み、上面が略平坦であり、下面が、リフト爪のヒールからリフト爪の先端まで略テーパ状であり、また下面のテーパが、爪の長さに沿ってテーパの角度の少なくとも3つの縮小部を含むことを特徴とするリフト装置が提供される。
本発明の他の形態によれば、リフト装置が使用される機械の構造と係合するように適合されるバックレストを含む略上述のようなリフト装置が提供される。
本発明の他の形態によれば、爪の下面の長さに沿ったテーパの角度の少なくとも3つの縮小部が、爪の長さに沿って均等に離間している、略上述のようなリフト装置が提供される。
本発明の他の形態によれば、爪の下面の長さに沿ったテーパの角度の少なくとも3つの縮小部が、爪の先端に向かって配置される、略上述のようなリフト装置が提供される。
本発明の他の形態によれば、爪の先端に最も近いテーパの角度が、爪がその最も低いレベルに位置付けられるときに爪の先端が、爪が載置している表面の上方よりも立ち上げられるような程度である、略上述のようなリフト装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態において、リフト爪の長さに沿ったテーパの角度縮小部により、爪がその最も低いレベルに着座しているときでも、爪の先端がパレットの底部の前部板よりもなお高いように、先端における爪のより小さな角度が得られる。このように、テーパの縮小により、フォークリフト爪のヒールの強度が提供され、さらに、先端がパレットの下方デッキボード又は他の下方の構造特徴部に衝突することなしに、パレットのストリンガの間の容易な挿入のために先端が位置決めされることが保証される。パレット構造に対する爪の打撃の低減により、これらの領域のパレットに対するあり得る損傷を低減する。
さらに、テーパの角度の縮小部は、爪の長さの3分の1毎に実質的に配置されることが好ましい。しかし、他の実施形態では、テーパの角度縮小部は、爪の長さに沿って様々に配置してもよい。
好ましい実施形態では、爪の長さに沿って3つの角度縮小部があるが、縮小部の数及び箇所は、爪の構造及びそれが設計される用途に応じて変更してもよい。
本発明の他の形態によれば、リフト爪の下面が実質的に丸みを帯びている、略上述のようなリフト装置が提供される。
本発明の他の形態によれば、リフト爪の先端が実質的に丸みを帯びている、略上述のようなリフト装置が提供される。
好ましくは、爪はまた、丸みを帯びた先端を有する。フォークリフトがパレットに向かって駆動されまた鋭角で操縦されるときに、爪の丸みを帯びた先端がパレット構造ストリンガの周りでかつ上方で円滑に回るので、丸みを帯びた先端は平坦な又は方形端の先端よりも好ましい。
好ましくは、爪は、それがパレットに接触するときにパレットの木材の縁部の引き裂き又は破砕の可能性を最小にするために、爪の底部、先端及び縁部に対し丸みを帯びた形状を有する。むしろ、丸みを帯びた縁部は、爪がパレットの木製又はプラスチック製の構造の周りで又は上方で回ることを可能にし、また木製パレットの場合、折れたパレット木材からの裂片が製品内にまたその上に方向付けられる可能性を最小にすることができる。
本発明の他の形態によれば、リフト爪の上面が窪部を含む、略上述のようなリフト装置が提供される。
前述したように、フォークリフトのリフト爪は、リフト爪が製造される鋼が黒色のため、様々な状態で見ることが困難である。爪が受ける使用の結果、爪を塗装することによって爪の視認性を高める任意の試みも、材料が非常に速く擦れ落ちるので短命であろう。したがって、従来の設計の爪は視認するようにすることが非常に難しい。
ある作業領域及び倉庫は暗く、したがって、オペレータにとって、爪がどこに置かれているかを見ることは困難である。したがって、好ましくは、本発明の形態は、様々な窪部が、爪の上面、下面、側面又は先端ならびに爪のバックレスト部分の1つ以上をフライス加工して形成されることである。窪部は、直線、ジグザグ、スポットホール、又は必要とされる任意の他の形状でもよい。さらに、窪部は、表面の又はそれに沿った特定の点に配置されたパターンで表してもよく、また任意の深さでよい。さらに、窪部は、高視認性の彩色を含むことが好ましい。
突出部が、持ち上げられるパレット又は他の荷物に引っ掛かって、パレット又は荷物に対する損傷の可能性を高めるので、爪は突出部と対照的に窪部を含むことが好ましい。さらに、窪部を有することは、パレット構造が窪部に触れないので、窪部に使用されるすべての色がこすれ落ちる可能性が小さいことを意味する。
上面の窪部は、爪の長さの視覚認識をフォークリフトのオペレータに提供するために、直線ストリップとして表してもよい。このようなストリップは、爪の下にまたバックレストの上に延在させてもよい。ストリップは、パレット内への爪の配置を判断するための視覚線をオペレータに提供するために連続的であることが好ましい。
さらに、ストリップに適用される色コーディングがあり得る。例えば、爪の外側縁に向かって配置されたストリップは、爪の内側縁及び外側縁の視覚認識を提供するために異なる色、例えば緑及びオレンジでもよい。
色は、フォークリフト席から高視認性を有することが好ましく、したがって、個人の色盲の場合を考慮すると、いくつかの色は他の色よりも好ましいであろう。
さらに、窪部は、円形の窪部等を含むことが可能である。窪部は、パターンで配置して、任意のストリップ又はジグザグの窪部と同じようにカラーコード化してもよい。しかし、使用時、このような窪部は、直線ゲージと対照的に水平ゲージを提供して、パレットが爪に対してどの程度遠くに配置されているかの判断をオペレータに可能にするために使用してもよい。このことは、異なる幅のパレットに関連する可能性があり、この場合、パレットを持ち上げるときに適切な支持をパレットに提供するために必要な距離だけ、パレットを通して爪を通過させるが、爪の先端によって包囲構造又はパレットに損傷をもたらすほどに延在させないことが重要である。
本発明の好ましい実施形態において、中心線窪部が含まれる。好ましくは、この中心線は、高視認性のための反射塗料又はテープを有する。爪の高視認性は、オペレータにとってだけでなく、フォークリフトが作動しているかもしれない領域の他の任意の個人にとっても重要である。このことは、近づいてくるフォークリフトの音が周囲の雑音によって消される可能性がある騒音の多い環境で特に重要である。著しく良く見えるフォークリフト爪を有することは、作業場の安全性の向上に貢献する。
本発明の他の形態によれば、リフト装置を製造する方法であって、該リフト装置が少なくとも1つのリフト爪を含み、該リフト爪が上面と下面とを含み、上面が略平坦であり、下面が、リフト爪のヒールからリフト爪の先端まで略テーパ状であり、また下面のテーパが、爪の長さに沿ってテーパの角度の少なくとも3つの縮小部を含むことを特徴とするリフト装置を製造する方法が提供される。
本発明の他の形態によれば、少なくとも1つの伸縮アームを含む、本明細書に略記載したようなリフト装置と共に使用するための緩衝装置が提供される。
本発明と共に使用するための緩衝装置は、少なくとも1つの伸縮アームを含むことが好ましい。伸縮アームは少なくとも2つの部分を含む。外側部分は、バックプレートまたフォークリフト爪の近傍のフォークリフトの部分に取付け可能である。少なくとも1つの内側伸縮部分は、外側部分よりも小さく、またそれから伸長する。緩衝装置は、フォークリフトの油圧システムへの接続を介して動作可能であるか、あるいはばね動作等が可能である。少なくとも2つ、好ましくは3つの伸縮アームが採用される。
ばね動作式システムを参照すると、圧力を内側伸縮部分に印加することにより、弾性手段の変位が引き起こされ、次に、これにより緩衝装置の2つのサイドアームの摺動運動が行われ、スプリンガとの接触から内側部分に印加される荷重の変位も引き起こされる。
緩衝装置は、フォークリフト爪に先行してパレットのけた又はスプリンガに適用されるように設計される。ばね動作式バージョンでは、最初に、パレットの中央のけた又はスプリンガが、中央に位置決めされた伸縮アームをスプリンガに対し方向付けるフォークリフト圧力によって適用される荷重を引き受けるであろう。次に、中央アームの内側伸縮部分が、伸縮して外側部分に押入されるであろう。次に、2つのサイド伸縮アームが、パレットのサイドスプリンガに適用されるとき、荷重が、中央スプリンガから外側スプリンガに伝達される。次にパレットを通して爪を方向付けるとき、注意が必要である。
油圧システムは同様な方法で動作するが、フォークリフトの油圧装置への接続によって操作されるであろう。
パレットの相対的な位置及びその荷重を基準として、緩衝装置を適切に位置決めし、検出して、緩衝装置の操作を開始するために、電子フォトアイも使用可能である。フォトアイは、フォークリフトの爪がパレット内の途中にあるとき、油圧ポンプに係合するように設定される。フォトアイはまた、到達位置についてオペレータに警告するために、ブザー又は同様の可聴信号発生器に連結してもよい。
好ましくは、フォークの間の距離を狭めることが必要な場合、緩衝装置が作動されないようにまた突出する緩衝装置がフォーク爪を押し出さないようにフォトアイをターンオフできるように、フォトアイがスイッチ操作される。
緩衝装置は、パレットが次のデッキボードを打つまで、パレットが押されて戻されることによってパレットの前部デッキボードへの損傷を最小にするように設計され、典型的にパレットの背後に10〜25mm離間される。むしろ緩衝装置は、前部デッキボードよりもむしろ圧力が印加されるパレットのスプリンガを支えることによってパレット上の荷物を保護する。
多数スプリンガのパレットに使用するために、上のシステムのいずれかが適合可能である。
理解できるように、パレット構造及び製品荷物に対しフォークリフトによって引き起こされる損傷は、本発明を使用することによって低減することが可能である。改良されたリフト装置を使用して、パレットに対する損傷の約25%の低減が達成可能であると推定され、またリフト装置が緩衝装置と組み合わせて使用される場合、この低減を80%まで増加させることが可能である。
理解できるように、本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態の変更を行うことができる。
本発明の様々な異なる実施形態、使用、及び用途が存在することをさらに理解すべきである。
本発明をより良く説明し、かつ規定するために、本発明の特定の実施形態が一例としてのみ与えられる。しかし、一実施形態の説明が本発明の範囲を限定すると理解すべきではない。
本発明のさらなる形態は、一例としてのみ、また添付図、表及び説明を参照して与えられる次の詳細な説明から明らかになるであろう。
発明を実行する最良の形態
図1〜図6d及び実施例を参照すると、一般に矢印1で示したリフト装置が提供され、該リフト装置はバックレスト2と、少なくとも1つのリフト爪3とを含み、該リフト爪は上面4と下面5とを含む。上面4は略平坦であり、下面5は、リフト爪のヒールからリフト爪の先端9まで略テーパ状である。リフト装置は、下面5のテーパが爪の長さに沿って6(平坦)から、7(小さな角度)への、8(大きな角度)へのテーパの角度の少なくとも3つの縮小部を含むことにより特徴付けられる。バックレストは、リフト装置が使用される機械の構造と係合するように適合される。
リフト爪の下面5、縁部及び先端9は、実質的に丸みを帯びている。フォークリフトがパレットに向かって駆動されまた鋭角で操縦されるときに、爪の丸みを帯びた先端及び下面がパレット1aの構造ストリンガの周りでかつ上方で円滑に回り、また爪がパレットに接触するときにパレットの木材の縁部の引き裂き又は破砕の可能性を最小にし、したがって、折れたパレット木材からの裂片が製品内にまたその上に方向付けられる可能性も最小にするので、丸みを帯びた形状は平坦な形状又は方形よりも好ましい。
リフト爪の上面4は、窪部8を含む。前述したように、フォークリフトのリフト爪は、リフト爪が製造される鋼が黒色のため、様々な状態で見ることが困難である。したがって、窪部8は、爪の上面、下面、側面又は先端ならびに爪のバックレスト部分の1つ以上をフライス加工して形成される。窪部は、直線、ジグザグ、スポットホール、又は必要とされる任意の他の形状でもよい。さらに、窪部は、表面の又はそれに沿った特定の点に配置されたパターンで表してもよく、また任意の深さでよい。さらに、窪部は、高視認性の彩色を含むことが好ましい。
上面の窪部は、爪の長さの視覚認識をフォークリフトのオペレータに提供するために、図面に示したような直線ストリップとして表してもよい。このようなストリップは、爪の下にまたバックレストの上に延在させてもよい。ストリップは、パレット内への爪の配置を判断するための視覚線をオペレータに提供するために連続的であることが好ましい。
さらに、ストリップに適用される色コード化があり得る。例えば、爪の外側縁に向かって配置されたストリップ8aは、爪の内側縁及び外側縁の視覚認識を提供するために異なる色、例えば緑及びオレンジでもよい。
色は、フォークリフト席から高視認性を有することが好ましく、したがって、個人の色盲の場合を考慮すると、いくつかの色は他の色よりも好ましいであろう。
さらに、窪部は、図6dに示したように、円形の窪部等8bを含むことが可能である。窪部は、パターンで配置して、任意のストリップ又はジグザグの窪部と同じようにカラーコード化してもよく、また直線ゲージと対照的に水平ゲージを提供して、パレットが爪に対してどの程度遠くに配置されているかの判断をオペレータに可能にするために使用してもよい。このことは、異なる幅のパレットに関連する可能性があり、この場合、パレットを持ち上げるときに適切な支持をパレットに提供するために必要な距離だけ、パレットを通して爪を通過させるが、爪の先端によって包囲構造又はパレットに損傷をもたらすほどに延在させないことが重要である。
本発明の好ましい実施形態において、中心線の窪部8cが含まれる。好ましくは、この中心線は、高視認性のための反射塗料又はテープを有する。爪の高視認性は、オペレータにとってだけでなく、フォークリフトが作動しているかもしれない領域の他の任意の個人にとっても重要である。このことは、近づいてくるフォークリフトの音が周囲の雑音によって消される可能性がある騒音の多い環境で特に重要である。著しく良く見えるフォークリフト爪を有することは、作業場の安全性の向上に貢献する。
さらに、図7〜図9は、リフト装置1に使用するための緩衝装置13を示している。緩衝装置は少なくとも1つの伸縮アーム13を含む。伸縮アームは少なくとも2つの部分を含む。外側部分14は、バックプレートまたフォークリフト爪の近傍のフォークリフトの部分に取付け可能である。少なくとも1つの内側伸縮部分15は、外側部分よりも小さく、またそれから伸長する。緩衝装置は、フォークリフトの油圧システムへの接続を介して動作可能であるか、あるいはばね動作等が可能である。少なくとも2つ、好ましくは3つの伸縮アームが採用される。
図8に示したようなばね動作式システムを参照すると、圧力を内側伸縮部分15に印加することにより、弾性手段15aの変位が引き起こされ、次に、これにより緩衝装置の2つのサイドアーム14の摺動運動が行われ、スプリンガとの接触から内側部分に印加される荷重の変位も引き起こされる。
図9a〜図9cは、フォークリフト爪に先行してパレットのけた又はスプリンガに適用されるように設計される緩衝装置の操作を示している。ばね動作式バージョンでは、最初に、パレットの中央のけた16又はスプリンガが、中央に位置決めされた伸縮アームをスプリンガに対し方向付けるフォークリフト圧力によって適用される荷重を引き受けるであろう。次に、中央アームの内側伸縮部分が、伸縮して外側部分に押入されるであろう。次に、2つのサイド伸縮アームが、パレットのサイドスプリンガ16aに適用されるとき、荷重が、中央スプリンガから外側スプリンガに伝達される。次にパレットを通して爪を方向付けるとき、注意が必要である。
油圧システムは同様な方法で動作するが、フォークリフトの油圧装置への接続によって操作されるであろう。
パレットの相対的な位置及びその荷重を基準として、緩衝装置を適切に位置決めし、検出して、緩衝装置の操作を開始するために、電子フォトアイ17も使用可能である。フォトアイは、フォークリフトの爪がパレット内の途中にあるとき、油圧ポンプに係合するように設定される。フォトアイはまた、到達位置についてオペレータに警告するために、ブザー又は同様の可聴信号発生器に連結してもよい。
好ましくは、フォークの間の距離を狭めることが必要な場合、緩衝装置が作動されないようにまた突出する緩衝装置がフォーク爪を押し出さないようにフォトアイをターンオフできるように、フォトアイがスイッチ操作される。
緩衝装置は、パレットが次のデッキボードを打つまで、パレットが押されて戻されることによってパレットの前部デッキボードへの損傷を最小にするように設計され、典型的にパレットの背後に10〜25mm離間される。むしろ緩衝装置は、前部デッキボードよりもむしろ圧力が印加されるパレットのスプリンガを支えることによってパレット上の荷物を保護する。
本明細書に使用される「備える」という用語は、限定的に使用されると考えるべきでないことも理解すべきである。したがって、「備える」という用語は、排他的な組の品目を表わさないし、規定もせず、他の構成要素及び品目がリストに加えられる可能性を含む。本明細書はまた、従来技術に関する本発明者の理解に基づいている。従来技術の説明は、従来技術の真の状態の正式な開示であると見なされるべきでなく、むしろ、本発明を開発するときに本発明者の考え及び関心にもたらされた考慮を指すものとして見なされるべきである。
本発明の形態について一例としてのみ説明してきたが、本明細書に記載されかつ添付の特許請求の範囲に規定されるような本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に対するまたそれからの修正、追加及び変更をなし得ることを認識すべきである。
図面の簡単な説明
本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及び本発明の爪の概略側面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及び本発明の爪の概略側面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略側面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略側面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略頂面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略頂面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略底面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略底面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略端面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略端面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略正面図である。 本発明の用途を説明するための標準フォークリフト爪及びパレットを基準とする本発明の爪の概略正面図である。 本発明のリフト爪の概略正面斜視図である。 本発明のリフト爪の概略底面斜視図である。 本発明の油圧式緩衝装置の概略斜視図である。 本発明のばね動作式緩衝装置の概略図である。 本発明の緩衝装置の操作の概略図である。 本発明の緩衝装置の操作の概略図である。 本発明の緩衝装置の操作の概略図である。

Claims (44)

  1. 上面と下面とを含む少なくとも1つのリフト爪を含み、該リフト爪がヒールと先端とを含み、前記上面が略平坦であり、前記下面が、前記リフト爪のヒールから前記リフト爪の先端まで略テーパ状であるリフト装置であって、
    前記下面のテーパが、前記爪の長さに沿ってテーパの角度の少なくとも3つの縮小部を含む、
    ことを特徴とするリフト装置。
  2. 前記リフト装置が、前記リフト装置が使用される機械の構造と係合するように適合されるバックレストを含む、
    請求項1に記載のリフト装置。
  3. 前記爪の下面の長さに沿った前記テーパの角度の前記少なくとも3つの縮小部が、前記爪の長さに沿って離間している、
    請求項1に記載のリフト装置。
  4. 前記爪の下面の長さに沿った前記テーパの角度の前記少なくとも3つの縮小部が、前記爪の長さに沿って均等に離間している、
    請求項3に記載のリフト装置。
  5. 前記爪の下面の長さに沿った前記テーパの角度の前記少なくとも3つの縮小部が、前記爪の先端に向かって配置される、
    請求項3に記載のリフト装置。
  6. 前記爪の下面の長さに沿いかつ前記爪の先端に最も近い前記テーパの角度が、前記爪が表面に略平行の高さで載置するように下げられたときに、前記爪の先端が、前記爪が載置している表面よりも上方に立ち上げられる程度である、
    請求項4又は5に記載のリフト装置。
  7. 前記リフト爪の下面の断面が実質的に丸みを帯びている、
    請求項6に記載のリフト装置。
  8. 前記リフト爪の先端が実質的に丸みを帯びている、
    請求項6に記載のリフト装置。
  9. 前記リフト爪の上面、前記リフト爪の下面、前記リフト爪の側面、前記リフト爪の先端、前記リフト爪のバックレスト部分のうちいずれか1つ以上が窪部を含む、
    請求項6に記載のリフト装置。
  10. 前記窪部が、直線、ジグザグ、スポットホール、又は前記窪部の他の好ましい形状を含む好ましい形状をなす、
    請求項9に記載のリフト装置。
  11. 前記窪部が、前記表面の又はそれに沿った特定の点に配置された好ましいパターンの任意の1つ以上で表されるか、あるいは任意の深さであるようにされる、
    請求項10に記載のリフト装置。
  12. 前記窪部が、高視認性及び反射性の色又は材料の一方又は両方を含む、
    請求項11に記載のリフト装置。
  13. 前記リフト装置のオペレータ又は前記リフト装置の近傍の人々が、対象物を持ち上げるときに前記爪の挿入長さの視覚的評価を行うことを可能にするために、及び/又は、持ち上げられるべき対象物の下の前記爪の配置を判定するための視覚線をオペレータに提供するために、前記窪部の形状及び前記リフト爪における前記窪部の配置と組み合わせて使用される前記高視認性及び反射性の色又は材料の一方又は両方が、好ましいコードに従うように選択される、
    請求項12に記載のリフト装置。
  14. 前記リフト装置のオペレータ又は前記リフト装置の近傍の人々が、前記爪の内側縁又は外側縁の視覚的評価を行うことを可能にするために、前記窪部の形状及び前記リフト爪における前記窪部の配置と組み合わせて使用される前記高視認性及び反射性の色又は材料の一方又は両方が、好ましいコードに従うように選択される、
    請求項12に記載のリフト装置。
  15. 前記リフト装置が、前記リフト爪によって持ち上げるために対象物が準備されているときに動作可能な緩衝装置を含む、
    請求項12に記載のリフト装置。
  16. 前記緩衝装置が少なくとも1つの伸縮アームを含む、
    請求項15に記載のリフト装置。
  17. 前記伸縮アームが少なくとも2つの部分を含む、
    請求項16に記載のリフト装置。
  18. 前記伸縮アームの少なくとも2つの部分の一方が、前記リフト装置のバックレストの部分に取付け可能な外側部分であるか、あるいは前記リフト装置が使用される機械の構造と係合するように適合されるが、前記リフト爪の近傍に配置される、
    請求項17に記載のリフト装置。
  19. 前記伸縮アームの少なくとも2つの部分の他方が、前記外側部分から伸長する少なくとも1つの内側伸縮部分である、
    請求項17に記載のリフト装置。
  20. 前記伸縮アームの少なくとも2つの部分が、前記リフト装置が使用される前記機械の動力システムへの接続、又は前記機械の動力システムから独立した機械システム、のうち任意の1つ以上を介して動作可能である、
    請求項18又は19に記載のリフト装置。
  21. 前記伸縮アームの少なくとも2つの部分が、油圧、空圧又は弾性手段によって動作可能である、
    請求項20に記載のリフト装置。
  22. 前記伸縮アームの弾性動作が、ばね動作式システムに依存する、
    請求項21に記載のリフト装置。
  23. 前記緩衝装置が、少なくとも2つ、好ましくは3つの伸縮アームを含む、
    請求項22に記載のリフト装置。
  24. 3つの伸縮アームが採用される場合、外側の伸縮アームが中央の伸縮アームの両側に配置された状態で、前記中央の伸縮アームが配置される、
    請求項23に記載のリフト装置。
  25. 3つの伸縮アームが採用される場合、持ち上げられるべき対象物との接触を介した前記中央の伸縮アームの内側伸縮部分への荷重の適用により、前記伸縮アームの外側部分内への前記伸縮アームの内側部分の伸縮が行われる、
    請求項24に記載のリフト装置。
  26. 3つの伸縮アームが採用される場合、前記中央の伸縮アームの伸縮により、次に、前記2つの外側伸縮アームに荷重が印加され、補完的な伸縮運動がその中で行なわれ、かつ、前記中央の伸縮アームに印加された圧力が変位される、
    請求項25に記載のリフト装置。
  27. 荷重が、前記緩衝装置の伸縮アームと、前記リフト爪によって持ち上げられるべき前記対象物の部分との接触を介して印加される、
    請求項26に記載のリフト装置。
  28. 持ち上げられるべき前記対象物がパレットである場合、荷重が、前記フォークリフト爪に先行する、前記緩衝装置の伸縮アームと前記パレットのけた又はスプリンガとの接触を介して印加される、
    請求項27に記載のリフト装置。
  29. 前記緩衝装置が、持ち上げられるべき前記対象物を基準とする前記緩衝装置の位置決め及び操作を可能にするための検出手段を任意選択的に含む、
    請求項28に記載のリフト装置。
  30. 前記検出手段が可聴信号発生器に連結されて、到達位置についてオペレータに警告する、
    請求項29に記載のリフト装置。
  31. 前記検出手段が操作スイッチを含む、
    請求項29に記載のリフト装置。
  32. リフト装置を製造する方法であって、該リフト装置が少なくとも1つのリフト爪を含み、該リフト爪が上面と下面とを含み、該リフト爪がヒールと先端とを同様に含み、前記上面が略平坦であり、
    a)前記下面のテーパが、前記爪の長さに沿って前記テーパの角度の少なくとも3つの縮小部を含むように、前記リフト爪のヒールから前記リフト爪の先端まで略テーパ状であるように前記下面を製造するステップと、
    b)前記リフト装置が使用される機械の構造と係合するように適合されるバックレストを製造するステップと、
    を含むリフト装置を製造する方法。
  33. 前記リフト爪の下面及び前記リフト爪の先端の一方又は両方が実質的に丸みを帯びている、
    請求項32に記載のリフト装置を製造する方法。
  34. 前記リフト爪の表面及び/又は前記リフト爪のバックレスト部分のうちいずれか1つ以上が窪部を含む、
    請求項33に記載のリフト装置を製造する方法。
  35. 前記窪部が、高視認性及び反射性の色又は材料の一方又は両方を含む、
    請求項34に記載のリフト装置を製造する方法。
  36. 前記リフト装置が、前記リフト爪によって持ち上げるために対象物が準備されているときに動作可能な緩衝装置を含む、
    請求項35に記載のリフト装置を製造する方法。
  37. 請求項1〜31のいずれか1項に記載のリフト装置に使用するための緩衝装置を製造する方法であって、
    a)少なくとも2つの部分、外側部分と、少なくとも1つの内側伸縮部分とを含む少なくとも1つの伸縮アームを製造するステップと、
    b)前記リフト爪の近傍で、前記リフト装置のバックレストの部分に前記外側部分を取り付けるステップと、
    c)前記外側部分から伸長するように前記内側伸縮部分を構成するステップと、
    d)機械的手段の操作を介して又は前記リフト装置が使用される前記機械の動力システムへの接続を介して前記外側部分内に伸縮するように、前記内側伸縮部分を適合させるステップと、
    を含む緩衝装置を製造する方法。
  38. 請求項1〜31のいずれか1項に記載のリフト装置と共に使用するための緩衝装置を製造する方法であって、
    a)少なくとも2つの部分、外側部分と、内側伸縮部分とを含む少なくとも1つの伸縮アームを製造するステップと、
    b)前記リフト装置が使用される機械の構造であるが前記リフト爪の近傍に配置される機械の構造と係合するように、前記外側部分を適合させるステップと、
    c)前記外側部分から伸長するように前記内側伸縮部分を構成するステップと、
    d)機械的手段の操作を介して又は前記リフト装置が使用される前記機械の動力システムへの接続を介して前記外側部分内に伸縮するように、前記内側伸縮部分を適合させるステップと、
    を含む緩衝装置を製造する方法。
  39. 前記緩衝装置が任意選択的に検出手段を含む、
    請求項36又は37に記載のリフト装置と共に使用するための緩衝装置を製造する方法。
  40. 前記緩衝装置がスイッチ手段を含む、
    請求項36又は37に記載のリフト装置と共に使用するための緩衝装置を製造する方法。
  41. 対象物を持ち上げるために使用されるリフト装置と共に使用するための緩衝装置であり、
    該緩衝装置が少なくとも1つの伸縮アームを含み、
    該緩衝装置が、少なくとも2つの部分、外側部分と、内側伸縮部分とを含む少なくとも1つの伸縮アームを含み、
    前記外側部分が、前記リフト装置の構造と及び/又は前記リフト装置が使用される機械の構造であるが前記リフト爪の近傍に配置される機械の構造と係合するようにされ、
    前記内側伸縮部分が前記外側部分から伸長するように構成され、
    前記内側伸縮部分が、機械的手段の操作を介して又は前記リフト装置が使用される前記機械の動力システムへの接続を介して前記外側部分内に伸縮するようにされる緩衝装置であって、前記リフト装置によって前記対象物に引き起こされる損傷を低減するように前記伸縮アームを操作する、
    ことを特徴とする緩衝装置。
  42. 包含される実施例及び添付図を参照して本明細書に略記載したようなリフト装置。
  43. 包含される実施例及び添付図を参照して本明細書に略記載したようなリフト装置を製造する方法。
  44. 包含される実施例及び添付図を参照して本明細書に略記載したようなリフト装置と共に使用するための緩衝装置を製造する方法。
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