JP2008522660A - 多用途の会議用空間、テーブル配置、および表示装置構成 - Google Patents
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Abstract
支持部と、実質的に平坦な天板表面を形成しており、該平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、少なくとも第1および第2の実質的に直線状の縁部分を含み、該第2の縁部分が該第1の縁部分に対して実質的に60°未満の角度を形成している少なくとも1つのテーブル天板部材と、それぞれ前記第1および第2の縁部分に隣接かつ実質的に平行に配置され、それぞれが前記天板部材の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向いている少なくとも第1および第2の表示スクリーンと、を備える会議用アセンブリ。
Description
関連出願への相互参照
該当せず。
該当せず。
連邦政府支援の研究または開発に関する記載
該当せず。
該当せず。
本発明は、空間レイアウト、テーブル構成、および表示装置構成の改善に関係し、さらに具体的には、さまざまな大きさの集団の会議の要件をサポートするために、多数のさまざまなやり方に設定できる空間、テーブル、および表示装置の集合体に関する。
人々が共通の目標を共有して、そのような目標に向かって協働するならば、同じ目標に向かって同じ人々が別個に作業する場合に比べ、典型的にはより速くかつより効率的に目標が達成されることは、周知の事実である。多くの場合、大きな集団に属する人々がさまざまな長所の組を有すること、および目標の達成に必要とされるタスクを特定し、大きな集団のうちでそれらタスクの達成に特に適した特有の長所を有する特定の人々にタスクを割り当てることで、共通の目標を最も効率的かつ最も効果的に達成できることも、周知の事実である。さらに、共通の目標の達成にさまざまな段階が関係していること、および各段階における共同作業およびコミュニケーションの程度がさまざまであることも、広く認められている。
例えば、共通の目標の達成の第1段階においては、大きな集団のうちの少なくとも1人、多くの場合には複数の者が、その大集団によって達成されるべき目標について自身の展望を明確に示す。第2に、1人以上の者が目標についての自身の展望を明確に示した後で、それらの展望が大集団に属する人々と共有される。大集団の人々が、それらの個々の展望を批評的に検討し、全ての利点および課題が明らかにされる。集団の人々によって、集団の全てのメンバーがそれに向かって作業することに同意できる1つの共通の目標が決定される。共通の目標が集団のメンバーによって受け入れられた後、集団は、この共通の目標を達成するために完了すべき個々のタスクを特定および承知し、大集団のうちでそれらタスクの達成に最も適している人々の部分集団またはチーム(例えば、2つ、3つ、4つ、など)を特定する。
第3に、タスクが小さなチームへと割り当てられた後で、それら小さなチームは、割り当てられたタスクの完了に眼を向けつつ、それらタスクに自身の特有のスキルを適用する。ここで、上記の上位のプロセスを再び繰り返して、チームの各メンバーがチームのタスクのうちのさまざまな一部分を引き受けるようにしてもよい。
第4に、各チームがそれぞれに割り当てられたタスクについて並行して作業をしている最中に、大きな集団は定期的に集まって各チームによる進捗を検討し、共通の目標または種々のチームの向かう方向の修正、チームのメンバーの変更、などを行う。
第5に、全てのチームが割り当てられたタスクを完了すると、集団全体が再び集まり、タスクの完了まで様相および最終結果を伝え合うことによって共通の目標を達成する。
人々によって実行される特定の種類の活動またはタスクの効率および効果が、人々がそれらの活動を行う環境に密に関係していることは、オフィスの設計者の間では以前から知られている。例えば、以前は、個人の見方の共有ならびに集団の共通の目標の検討および特定などといった人々の大集団の間での協働作業は、私的な個人空間(例えば、個室事務室または仕切られた空間)から離れた大きな専用かつ秘密の会議用の空間または部屋において最もうまく実行されることが、一般に認められている。共通の空間が会議に専用とされている場合、人々は、集団の特定のメンバーまたは特定の一部のメンバーに関係することがない比較的中立な場所に集まることができる。空間がおおむね秘密である場合、空間内の人々は、新規な共通の目標およびそれらの目標を達成する新規なやり方をもたらすことが多い自由なアイデアおよび考え方を共有できる可能性が高い。
さらに、大きな集団がアイデアおよび情報について協働する場合、協働を容易にするために使用される典型的なリソース(すなわち、環境向上)として、大きなテーブル、周囲の椅子、および何らかの種類の視覚的補助が挙げられる。テーブルは、会議の出席者が紙資料、ラップトップ、および/またはメモをとるためのメモ用紙を配置するための便利な位置を有するように設けられる。一般に、コミュニケーションにおいて視覚的なキュー(queue)がきわめて重要であることが、認識されている。例えば、第1の者が第2の者に考え方を説明する場合、第1の者は、通常は、説明の最中に第2の者の表情(例えば、渋面、びっくりした顔つき、など)および体の動き(すなわち、うなずき、首振り、など)を観察することによって、第2の者が考え方を理解しているか否か、考え方に同意しているか否か、コメントまたは他の関連のアイデアを差し挟みたいと考えているのか否か、などを推し測ることができる。同様に、第3の者がこの説明を聞いている場合、この第3の者は、第2の者の表情および体の動きを見ることができるのであれば、やはりプレゼンテーションに対する第2の者の反応を推し測り、必要であれば有用なコメントを差し挟むことができ、あるいは第2の者が第1の者に同意できない様子であるならば、第1の者に対して気楽に情報または観点を尋ねることができる。この理由のため、多くの会議用テーブルは、周囲を取り巻く人々が少なくともテーブルの他の人々への或る程度の直接の視線を有し(すなわち、テーブルの天板が円形、楕円形、などであってよい)、したがってどのようにアイデアが受け入れられているのか、アイデアが理解されているか否か、ならびに他の者が関連のアイデアおよびコメントを差し挟もうとしているのか否かを、視覚的に推し測ることができるように構成されている。
さまざまな補助として、例えば、イーゼルに取り付けた大きな紙パッド、大きなホワイトボード、大型テレビ、大型のフラットパネル電子表示スクリーン、スクリーンとプロジェクタ、などを挙げることができる。視覚的な補助が使用される場合、会議の出席者が補助を使用するとき、提示される情報を会議に参加している他の者が見ることができるように、通常は会議用の空間において見晴らしのよい位置または重要な位置に配置される。例えば、電子表示装置が使用されている公知の構成においては、表示装置が、会議用テーブルの片側に会議用テーブルから離れて配置され、会議用空間を少なくとも部分的に画定している壁に取り付けられている。ここで、テーブルに位置する全ての会議出席者が表示画面を見ることができるよう、画面が、典型的にはテーブルの天板の高さよりもかなり上方(例えば、画面の下縁が少なくとも1フィート)の高さに取り付けられる。
他の例として、小さなチームに割り当てられたタスクについての作業など、小さな集団の活動が、テーブル、椅子、および多くの場合には視覚的補助(例えば、紙パッド、ホワイトボード、電子表示スクリーン、など)を含む小さな秘密の空間または部屋において最もうまく実行されることが、広く認められている。これらの空間のテーブルは、通常は、チームのメンバーがアイデアの共有および協働のためにより親密に位置するよう、より大きな会議用空間に含まれるテーブルに比べて小さい。やはり、秘密の空間は、自由なアイデアおよび考え方の共有を促進し、タスクを効果的かつ効率的に完了する革新的なやり方をもたらすことが多い。
1つの他の例として、集団の目標の達成を助けるために或る時点においては個人が別個に作業する必要があること、および個人作業の実行にとって最良の空間が、パーソナルコンピュータなどを利用できる個室事務室または仕切られた空間であることが、広く認められている。例えば、集団のために個人的見方を確認する場合、あるいは大きなタスクの完了または共通の目標の達成に必要とされる細部について作業する場合、個人の作業は、私用の専用の個人空間において最もうまく行われることが多い。
集団の目標の達成に必要とされる全ての種類の活動に最もうまく対応するため、大部分のオフィスは、現在のところ、大きな会議用空間、比較的小さい会議用空間、および個人の私用の空間(例えば、執務室)を含む少なくとも3つの異なる種類の空間を含むように構成されており、それらの空間のそれぞれが、その空間において実行される可能性が高い活動に適したテーブルまたは机、1つ以上の椅子、および視覚的補助、コンピュータ、などといった他のリソースを含む。すなわち、人々の集団が種々の空間の間を流動するという考え方であり、目標およびタスクの検討および決定、ならびに協働タスクの実行のために会議用の空間に集まり、細部に関する活動を完了するために個人の空間へと離れる。
3つの異なる種類の空間へと物理的に分割されたオフィスが一般的であり、協働作業の促進に関していくつかの利点を有することは明白であるが、これらの種類の空間は、いくつかの重要な欠点も有すると考えられる。第1に、大きな会議用の部屋において出席者間のコミュニケーションを促進するようなやり方でテーブル、椅子、および視覚的補助を配置すべく苦労しても、最終的な結果が、コミュニケーションに好ましくない影響を及ぼす構成となることも多い。例えば、電子表示装置が、大きな会議用テーブルの一端において壁へと取り付けられる場合、テーブルに位置する多数の出席者は、視覚的補助によって提示される情報を眺めるために椅子を回転させなければならず、或る場合には椅子を完全に反対向きにしなければならない。さらに、或る場合には、出席者が、表示装置によって提示される情報を他の出席者の視界を妨げることなく眺めるために、会議用テーブルの縁から離れるように椅子を動かさなければならないかもしれない。ここで、全ての出席者が、表示画面に向かっておおむね1つの方向を向いている場合、出席者らは、他の出席者と容易にアイコンタクトを行うことができず、あるいは他の出席者からの他の視覚的キューを観察することができず、したがって考え方が理解されているのか否か、他の出席者がコメントを差し挟もうとしていないかどうか、あるいは提示された情報に同意しているのか否かを、判断することができない。視覚的キューの欠如がコミュニケーションの有効性を目に見えて損なうことは明らかである。
他の場合として、出席者が、情報を提示するために会議用空間の壁に取り付けられた表示画面の隣など会議用空間において重要な位置または見晴らしのよい位置へと移動する場合、空間内の動態が変化する。この目的のため、或る出席者が空間内の見晴らしのよい位置へと移動するとき、同格の者の間の協働の1つから一時的に集団のリーダーの役割を担う1人の出席者によるプレゼンテーションへと動態が変化する。集団の1人のメンバーが情報を提示するために空間内の見晴らしのよい位置をとるとき、会議の他の出席者は、提示される情報、アイデア、および考え方についてあまり批評的でなくなる傾向にあり、したがってアイデアの交換が抑えられる傾向にあると考えられる。
さらに他の場合として、壁に取り付けられた表示装置などによって情報を提示する者が、たとえプレゼンテーションの最中に会議用テーブルに着席したままであるとしても、依然としてテーブルの人々の少なくとも何人かは、表示スクリーンに向かって椅子を回転させなければならず、あるいは提示される情報を眺めるために情報提示者から視線をそらして画面へと向けなければならない。椅子が情報提示者から離れるように回転させられ、あるいは視線が情報提示者からそらされる場合、情報提示者は、視覚的なキューを検知するという可能性を失う。
第2に、大きな集団、小さなチーム、および個人の活動、ならびにこれらの活動を促進する空間の間の移動が、理論的には流動的であると仮定される一方で、実際には、そのような運動は、通常は中断されてまとまりがない。この点に関し、大きな集団の人々は、共通の目標およびそれらの目標を達成するためのタスクが特定され、タスクが最初にチームのメンバーへと割り当てられるときに活動的になることが多いが、会議から離れると、出席者らが集中を失い、共通の目標または目標達成のために割り当てられたタスクを疑い始め、および/または共通の目標およびタスクと無関係の他の活動に注意を向け始めることも多い。要約すると、大きな集団が割り当てられたタスクの達成のために散会するとき、勢いが失われてしまう。
第3に、電子式の表示スクリーンは、集団および人々のチームの間で情報を共有するために好都合であるが、現在のところ、そのような表示装置は比較的高価であり、通常はただ1つの会議用空間に専用である。この理由のため、大型の表示装置を、それに関するコストを正当化できる大きな集団によって使用される大きな会議空間に設けることができるが、多くの場合には、そのような表示装置は、小さな会議用空間には設けられない。代わりに、小さな空間においては、協働を促進するために、ホワイトボードや大きな紙パッドなどといったより安価な視覚的補助が設けられることが多い。
大型の表示装置(例えば、テレビなど)が、2つ以上の異なる会議用空間の間での移動を可能にすべく車輪付きの台車に設けられている場合、この種の表示装置は、可動であるにもかかわらず多くの場合には、それらが大きいこと、表示装置を駆動するためにコンピュータなどへと接続する必要があること、などの理由で、1つの空間内の1つの位置に配置され、空間の間を動かされることはない。
第4に、多くの人々は、大きな集団、特には集団の他のメンバーが別の相違するアイデアを有する可能性があり、集団の何人かのメンバーが比較的強い個性を有すると考えられる集団において、アイデアおよび考え方を共有することが困難であると感じる。実際、多くの人々は、大きな集団と比べ、1人の個人との間により迅速に信頼感を作り上げることができるため、最良の協働作業はペア(すなわち、2人からなる集団)において生じるということを示唆する少なくともいくつかの研究が存在している。したがって、目標、タスク、および個人の能力が大きな集団の会議において検討されるとき、さまざまな価値ある見方、提案、およびコメントを有する多数の人々が、自分自身を表現せず、それらの利益なしで、多くの場合には集団の全メンバーの完全な同意なくして、目標およびタスクが設定されることも多い。大集団の会議および小さなチームの会議を反復することで、この問題の影響を最小限にすることができるが、多くの場合、大集団および小集団ならびに関連の空間の間の流動性の欠如が、会議の出席者らにこのような解決策を差し控えさせ、むしろ集団は、全てのアイデアが表現されるという利益なしに、かつ集団の目標への完全な賛成なしに、前進することになる。
第5に、それぞれが1種類の用途(例えば、大きな会議、小さなチームの会議、または個人の私用)に専用である多数の異なる空間を用意することは、比較的高価につき、比較的充分に使用されない空間をもたらすことが多い。例えば、多くの場合において、企業は情報の共有のために大きな会議用の空間を定期的に必要とすると考えられるが、多くの場合、そのような大きな会議用の空間は、通常の業務の時間の90%超において使用されないままとなる。
第6に、人々に複数回の散会および集合を要求し、異なる空間の間で活動の流れを切断するように要求することは、一連の思考を断ち切ることになり、一般的には目標達成へと向かう勢いを衰えさせる。目標の達成が遅れると、多くの場合、仕事は失敗に終わる。
上述の問題の少なくともいくつかに対する1つの解決策は、大きな会議用の空間に複数の比較的小さなテーブルアセンブリを設け、テーブルアセンブリを集めて大きな会議用テーブルを形成でき、あるいは分離させて小さなチームの大きさの分離会議セッションを促進できるようにすることにある。これらの場合には、必要とされるあらゆる目的に合わせてアセンブリを容易に配置し直すことができるよう、テーブルをキャスターなどに取り付けることができる。さらに、これらの場合には、所望に応じて隣り合うテーブルの天板を固定して大きなテーブル構成を形成するために、或る種のリンク機構が設けられることが多く、個々のテーブルの天板が互いに対して動くことがないよう、キャスターに或る種のブレーキ機構が設けられることが多い。ブレーキ機構は、分離セッションを促進すべくテーブルの天板を分離させた後で、個々のテーブルアセンブリを所定の位置に固定するためにも使用される。ここでは、ただ1つの空間を、複数の小さなテーブルを含むただ1つのテーブル配置の周囲での大きな会議を促進するため、あるいはテーブルアセンブリを物理的に分離させることによって2つ以上の小さな会議を促進するために、広く使用することが可能である。
さらに、複数のテーブルを、ただ1つの空間において一連の大小の会議の流動性を維持するために使用することができ、目標の設定およびタスクの完了に向かうより大きな前進を、より短い時間で達成することができる。例えば、小さなテーブルを集めて大きな会議用テーブルの天板の構成を形成することで、大きな会議を行うことができる。その後に、テーブルを分離させて、より小さな分離セッションを実行することができ、続いてテーブルを再び集め、小さな集団の情報をさらに共有するため、さらに別の大きな会議セッションを実行することが可能である。
残念なことに、複数テーブルのアセンブリは、上述の問題のうちのいくつかに対応しているが、このようなアセンブリは、他の問題には対処していない。例えば、複数テーブルのアセンブリは、提示される情報を眺めるために会議の出席者らが会議の他の出席者から離れるように体を向けなければならず、あるいは視覚的補助を使用する出席者が見晴らしのよい位置に位置することで他の出席者からの批評およびコメントが少なくなってしまうという大型の表示画面または他の視覚的補助の位置に関する問題には対処していない。
他の例として、複数テーブルのアセンブリは、分離セッションが行われるときに複数の小さな会議用のテーブル構成のそれぞれに電子表示装置を用意することに関する問題に対処していない。実際、大きな会議用の空間にただ1つの電子表示装置が設けられている場合、分離セッションが行われるときに、或る時点においてこのただ1つの表示装置を使用することができるのは、分離セッションのうちの1つのメンバーだけである。
さらに他の1つの例として、個々のテーブルアセンブリを、分離セッションを促進すべく大きな会議用空間においてさまざまな位置へと移動させることができるが、そのようなテーブル間の物理的な距離は、いかなる種類の視覚的な障壁(例えば、或る種の仕切りシステムの垂直壁)も存在しないならば、人々に大きな空間内の他の領域に対して秘密または少なくとも半秘密の空間にいるという感覚を与えるためには不充分である。大きな集団におけるアイデアの共有の場合と同様、多くの人々は、秘密性が疑われる空間においてはアイデアの共有に困難を感じる。
さらに、大きな会議および小さな分離セッションの両者を促進すべく分離するテーブルアセンブリが用意される場合でも、複数の分離セッションを促進すべくテーブルを別個に使用することを妨げるいくつかの要因が存在すると考えられる。第1に、比較的高価である電子表示スクリーンが、個々のテーブルアセンブリのそれぞれにおいて使用されるようになっていないため、別個のテーブルを使用する分離セッションを妨げている。第2に、秘密性の疑わしさに関する問題が、分離セッションを促進すべくテーブルアセンブリを分離させることを妨げている。第3に、テーブル間のリンク機構の切り離し、キャスターのブレーキ機構の解除、など、会議室内の各所にテーブルを配置し直すために必要とされる作業が、それらのテーブルの配置変更に対する強力な妨げとして機能する。この妨げは、テーブルをもとの大きなテーブル配置へと再構成するために追加のタスク(例えば、テーブルを再び整列させ、ブレーキ機構を固定し、リンク機構を再接続する、など)を完了しなければならない場合に、顕著になる。また、この妨げは、ブレーキ機構の固定および解除が、そのような造作の使用が多くのユーザにとって日常的でないがために、ユーザにとって完全には直感的でない場合、あるいはそのような行為のためにユーザが固定および解除の作業を実行すべくテーブルの天板の下へと潜り込まなければならない場合に、さらに顕著になる。
テーブルアセンブリの再構成に関する作業が理解されず、あるいは煩わしいと判断される場合、複数のテーブルアセンブリからなる構成の周囲での大きな会議の後に、小さな分離セッションを行うとき、会議の参加者は、テーブル配置を分解する代わりに、単純に会議用の空間を離れて個人の執務室で、あるいは他の小さな会議用の空間(すなわち、会議専用の他の部屋)において、小さなチームの会合を行う。したがって、汎用のテーブル構成の準備に係わる追加の費用にもかかわらず、そのようなテーブル構成が、意図する目的に使用されない。
上述の問題のうちのいくつかに対する他の1つの解決策は、会議出席者のそれぞれにラップトップを用意し、ラップトップの表示画面を介して出席者へと情報を提示することである。ここでは、出席者は、提示される情報を眺めるために会議用テーブルから離れるように向きを変える必要がなく、それぞれの出席者が、提示される情報を妨げられることなく眺めることができる。さらに、出席者が小さな分離セッションを促進すべく別れるとき、各出席者がチームのメンバーとの協働のために自身のラップトップの表示画面を有する。
ラップトップによる会議情報の共有における1つの問題は、出席者らが、他の参加者らとの視覚的コンタクトを行う代わりに、彼らのラップトップの情報に集中してしまう点にある。さらに、情報が1人の出席者によって提示されるとき、他の出席者が、自身が他の出席者との間で共有したいと考える他の情報を配置するために、ラップトップを使用したいと望むことが多い。プレゼンテーションの情報がラップトップによって提示されている場合、プレゼンテーションを行っている者以外の出席者は、自身のラップトップを他の目的に使用することができない。
したがって、全ての会議出席者が視覚的補助、特には表示スクリーンによって提示される情報を明瞭かつおおむね妨げられることなく視認できる新たな会議用の構成を有することが、好都合であると考えられる。さらに、テーブルの各部分を大きな出席者集団または小さな出席者集団に対応すべくさまざまな向きに容易に配置できる会議用の構成を有することが、好都合であると考えられる。さらには、情報の共有のために表示スクリーンを会議用空間内の複数の位置において使用することができ、少なくともいくつかの場合には会議用空間の外でも使用することができ、表示装置の移動を容易にする支持構造によってきわめて簡単かつ直感的な移動を可能にする会議用の構成を有することが、好都合であると考えられる。
少なくとも2つの表示装置を、会議用テーブルの天板のおおむね対向する縁に配置でき、きわめて好都合なやり方で情報を共有するために天板の周囲の会議出席者らによって使用できることを、確認した。この目的のため、表示装置をテーブル天板のおおむね対向する縁に位置させて、それぞれの表示装置に同じ情報を提示することで、会議の出席者らは、表示装置の少なくとも一方によって提示される情報を観察するために、おおむね会議用テーブルから離れるように向きを変える必要がない。代わりに、出席者らは、提示される情報を観察するために、テーブルの一部分を横切って目を向けるだけでよい。
表示スクリーンを縁に配置することで、出席者らが、他の出席者からの視覚的キューを確認するために他の参加者らを直接眺めることができ、縁に位置するスクリーンの1つに提示される情報を見るために視野を最小限にそらすだけでよいことも、確認した。さらに、情報の提示者が情報提示の最中に会議用テーブルに着席したままでよいため、どの出席者が情報の提示を行っているかにかかわらず、同格同士のコミュニケーションおよび協働の感覚を維持することができる。また、情報提示中の出席者が、他の出席者とのやりとりの際に、縁に位置する表示スクリーンのうちの任意のいずれかを参照できるため、情報提示者が、相手となる任意の出席者の方をおおむね向きつつ、依然としてスクリーンのうちの少なくとも1つにおおむね向くことができる。
さらに、テーブルアセンブリの少なくとも一部分を、分離セッションを促進すべくテーブルを2つ以上の部位へと容易に分割できるようにするレールに取り付けることができることを、確認した。ここで、テーブルの各部位をレールへと取り付け、各部位がレールに沿ってスライドして分かれるようにすることで、使用が容易かつ簡単であるきわめて直感的な分割テーブルの構成を形成することができる。ここで、少なくともいくつかの場合には、別個の表示スクリーンを、テーブルの各部位の少なくとも1つの縁に隣接して配置することができ、各部位が分離されたとき、表示装置のそれぞれ1つを、分離セッションの情報共有を容易にするため分離された部位の1つにおいて使用することが可能である。
上記に一致し、本発明の少なくともいくつかの実施形態は、支持部と、実質的に平坦な天板表面を形成している少なくとも1つのテーブル天板部材と、を備える会議用アセンブリであって、前記少なくとも1つの天板部材が、前記平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、前記少なくとも1つの天板部材が、第1および第2の角、該第1および第2の角の間を延びる第1の縁、ならびに該第1および第2の角の間を延びる第2の縁を形成しており、前記第1の縁が、前記第1の角に近接する少なくとも1つの実質的に直線状の部分、および前記第2の縁からおおむね離れるように凸状に外向きに曲がる少なくとも1つの湾曲部を含み、前記第2の縁が、前記第1の縁からおおむね離れるように凸状に外向きに曲がる少なくとも1つの湾曲部を含む会議用アセンブリを含む。ここで、前記第2の縁も、少なくとも1つの実質的に直線状の部分を含むことができる。いくつかの場合には、前記第2の縁の実質的に直線状の部分が、前記第2の角に近接している。
いくつかの場合には、前記少なくとも1つの天板部材が、前記第1および第2の縁を形成する少なくとも第1および第2の天板部材を含む。いくつかの場合には、前記第1および第2天板部材が、それぞれ前記第1および第2の縁を形成している。いくつかの場合には、前記第1および第2の縁が外側縁であり、前記第1の天板部材が、前記第1および第2の角の間を延びる該第1の天板部材の外側縁に対向する内側縁を形成し、前記第2の天板部材が、前記第1および第2の角の間を延びる該第2の天板部材の外側縁に対向する内側縁を形成している。さらに、いくつかの場合には、前記第1および第2の天板部材の内側縁が、実質的に直線状であり、前記第1の天板部材の内側縁が、前記第2の天板部材の内側縁に平行である。さらに、いくつかの場合には、前記支持部が、前記第1および第2の天板部材の少なくとも一方の前記第1および第2の天板部材の他方に対する運動を容易にしている。ここで、支持部が少なくとも1つのレールを含んでもよく、前記第1および第2の天板部材の他方に対して移動すべく支持される前記第1および第2の天板部材の少なくとも一方を、前記レールに沿ってスライド運動するように前記レールへと取り付けることができる。さらに、いくつかの実施形態においては、前記第1および第2の天板部材のそれぞれが、前記少なくとも1つのレールへと、該レールに沿ってスライド運動するように取り付けられる。さらには、前記第1および第2の天板部材のそれぞれを、前記第1および第2の天板部材の内側縁に実質的に平行な軌跡に沿って運動するように、前記レールへと取り付けることができる。
いくつかの場合には、前記第1および第2の天板部材を、前記第1および第2の天板部材の内側縁がそれらの長さ寸法の実質的に全体にわたって隣接している組み合わせ配置、ならびに前記第1の天板部材の内側縁の少なくとも一部分が前記第2の天板部材の内側縁の少なくとも一部分から離れている離間配置を含む少なくとも2つの並置状態に、前記レールに沿って配置することができる。さらに、いくつかの場合には、前記第1および第2の天板部材のそれぞれが、天板部材の内側縁に平行な軌跡に沿い、前記レールに沿ってスライドする。いくつかの実施形態においては、前記第1の縁の直線状の部分が、前記第1および第2の天板部材が前記離間配置にあるときに、前記第1および第2の天板部材が前記組み合わせ配置にあるときに比べて、前記第2の角により近い。
いくつかの場合には、前記第1の縁の直線状の部分が、前記第1および第2の天板部材が前記組み合わせ配置にあるときに、前記第1および第2の天板部材が前記離間配置にあるときに比べて、前記第2の角により近い。ここで、いくつかの場合には、アセンブリが、少なくとも1つの表示スクリーンをさらに含み、該スクリーンが、前記第2の縁の方向をおおむね向きつつ、前記第1の縁の少なくとも1つの実質的に直線状の部分に沿って位置している。さらに、いくつかの場合には、表示スクリーンが下縁を含み、該下縁が、前記第1の縁の直線状の部分に近接している。いくつかの場合には、表示スクリーンが、少なくとも高さ18インチ×幅24インチである。さらに、いくつかの場合には、表示スクリーンが、前記第1の縁の直線状の部分に取り付けられている。
他の場合には、前記支持部が第1の支持部であり、アセンブリが、前記第1の縁に隣接して表示スクリーンを別個独立に支持する第2の支持部をさらに含む。ここで、前記第2の支持部は、表示スクリーンを運ぶための車輪を含むことができる。いくつかの場合には、前記第2の支持部が、レールおよびアームアセンブリを含み、該アームアセンブリが、前記スクリーンを前記レールに沿って移動するように前記レールへと取り付けている。いくつかの場合には、前記第2の縁が、該第2の縁に近接する少なくとも1つの実質的に直線状の部分を備え、前記表示スクリーンが第1の表示スクリーンであり、アセンブリが、少なくとも第2の表示スクリーンをさらに含み、該第2の表示スクリーンが、おおむね前記第1の縁の方向を向きつつ、前記第2の縁の直線状の部分に沿って位置している。
特に好都合な構成においては、前記第1および第2のスクリーンが、反対の方向を向いている。ここで、前記第1および第2のスクリーンが、互いに対向してもよい。
いくつかの場合には、アセンブリが、前記第1および第2の縁の直線状の部分にそれぞれ配置された少なくとも第1および第2の表示スクリーンをさらに含む。いくつかの場合には、前記第1および第2の表示スクリーンが、それぞれ前記第2および第1の縁をおおむね向いている。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、長さ寸法を有する支持レールと、実質的に平坦な天板表面を形成するとともに、第1および第2の角の間を延びる内側縁と前記第1および第2の角の間を延びる外側縁とを含み、前記長さ寸法に平行な軌跡に沿ってスライド運動するよう、前記レールの第1の側に、前記内側縁を前記レールに近接させつつ、前記レールによって支持されている第1のテーブル天板部材と、実質的に平坦な天板表面を形成するとともに、第1および第2の角の間を延びる内側縁と前記第1および第2の角の間を延びる外側縁とを含み、前記レールの第2の側に、前記内側縁を前記レールに近接させつつ、前記レールによって支持されている第2のテーブル天板部材と、を備える会議用アセンブリをさらに含む。
ここで、前記第2の天板部材を、前記レールの長さ寸法に平行な軌跡に沿ってスライド運動するよう、前記レールによって支持することができる。いくつかの場合には、アセンブリが、前記第1のテーブル天板の外側縁に隣接して位置する少なくとも第1の表示スクリーンをさらに含む。さらに、いくつかの場合には、アセンブリが、前記第2のテーブル天板の外側縁に隣接して位置する少なくとも第2の表示スクリーンをさらに含む。
さらに、少なくともいくつかの実施形態は、支持部と、実質的に平坦な天板表面を形成しており、該平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、少なくとも第1および第2の実質的に直線状の縁部分を含み、該第2の縁部分が該第1の縁部分に対して実質的に60°未満の角度を形成している少なくとも1つのテーブル天板部材と、それぞれ前記第1および第2の縁部分に隣接かつ実質的に平行に配置され、それぞれが前記天板部材の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向いている少なくとも第1および第2の表示スクリーンと、を備える会議用アセンブリを含む。
さらに、いくつかの実施形態は、支持部と、実質的に平坦な天板表面を形成しており、該平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、おおむね対向する少なくとも第1および第2の縁部分を含む少なくとも1つのテーブル天板部材と、前記第1および第2の縁部分にそれぞれ近接して位置する第1および第2の前面を含む少なくとも第1および第2の表示スクリーンと、を備える会議用アセンブリであって、前記第1および第2の表示スクリーンのそれぞれが、前記天板部材の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向いており、前記第1の表示スクリーンが第1の方向を向いており、前記第2の表示スクリーンが第2の方向を向いており、該第2の方向が前記第1の方向とおおむね反対である会議用アセンブリを含む。
いくつかの場合には、前記第1および第2のスクリーンのそれぞれが、下縁を含み、該第1および第2のスクリーンの下縁が、前記第1および第2の縁部分に隣接している。いくつかの場合には、前記第1および第2のスクリーンの下縁が、前記第1および第2の縁部分に直接に隣接している。いくつかの場合には、前記少なくとも1つの天板部材が、少なくとも第1および第2の天板部材を含み、該第1の天板部材が前記第1の縁を形成し、該第2の天板部材が前記第2の縁を形成し、前記支持部が、少なくとも前記第1の天板部材を前記第2の天板部材に対して動くように支持している。いくつかの場合には、前記支持部がレールを含み、前記第1および第2の天板部材のそれぞれが、レールの長さ寸法に沿ったスライド運動のために、前記レールへと取り付けられている。
少なくともいくつかの実施形態は、支持部と、実質的に平坦な天板表面を形成しており、該平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、おおむね対向する少なくとも第1および第2の縁部分を含む少なくとも1つのテーブル天板部材と、前記テーブル天板表面の上方に前記テーブル天板表面と実質的に平行に位置しており、前記テーブル天板の第1および第2の縁部分をそれぞれ過ぎて外へと延びている少なくとも第1および第2のレール部材と、前記第1および第2のレール部材にそれぞれ沿って移動するように取り付けられた少なくとも第1および第2の表示スクリーンと、を備える会議用アセンブリであって、前記表示スクリーンのそれぞれを、前記第1および第2の表示スクリーンがそれぞれ前記第1および第2のレール部材に沿った第1の場所にあって前記テーブル天板を横切って実質的に反対方向を向いている第1の使用位置、ならびに前記第1および第2の表示スクリーンがそれぞれ前記第1および第2のレール部材に沿った第2の場所にある少なくとも第2の位置に、前記レール部材の一方によって支持できる会議用アセンブリを含む。
さらに、いくつかの実施形態は、少なくとも第1および第2の異なる空間において使用するための表示装置アセンブリを含み、このアセンブリが、第1および第2の空間を少なくとも部分的に分割する少なくとも1つの壁を備え、該壁が開口を形成しており、前面視認面および取り付け具を含むフラットパネル表示装置が、少なくとも部分的に前記開口内に位置しており、前記取り付け具が、少なくとも前記前面視認面が前記第1の空間において視認可能になる第1の位置と当該表示装置が前記第2の空間において視認可能になる第2の位置との間の移動のために前記フラットパネル表示装置を支持している。
いくつかの場合には、前記取り付け具が、少なくとも1つのレールを含み、前記表示装置が、前記第1および第2の空間の間のスライド移動のために、前記少なくとも1つのレールによって支持されている。いくつかの場合には、前記表示装置が、前記第1および第2の位置の間のスライド移動のために、前記少なくとも1つのレールによって支持されている。いくつかの場合には、前記表示装置が、枢支軸を中心として回転運動するように枢支アセンブリによって支持されており、該枢支アセンブリが、前記レールによって支持されている。いくつかの場合には、前記枢支軸が垂直である。いくつかの場合には、前記レールが第1のレールであり、前記取り付け具が、前記第1のレールの下方に前記第1のレールに対して平行に離れている第2のレールをさらに含み、前記表示装置が、前記第1および第2の空間の間のスライド移動のために、前記第1および第2のレールによって支持されている。いくつかの場合には、前記レールが、前記開口を通って前記第1の空間から前記第2の空間へと延びている。いくつかの場合には、前記取り付け具が、前記開口内に取り付けられた枢支アセンブリを含み、前記表示装置が、前記第1および第2の位置の間の回転運動のために、前記枢支アセンブリによって支持されている。いくつかの場合には、前記表示装置が前記第1の位置にあるとき、該表示装置の少なくとも一部分が前記開口内に位置し、前記表示装置が前記第2の位置にあるとき、該表示装置の少なくとも一部分が前記開口内に位置する。いくつかの場合には、前記少なくとも1つの壁が、対向する第1および第2の壁表面を含み、前記表示装置が前記第1および第2の位置のそれぞれにあるとき、前記前面視認面が前記第1および第2の壁表面に実質的に平行である。いくつかの場合には、前記枢支アセンブリが、扉表面を含む扉アセンブリを含み、前記表示装置が前記扉表面に取り付けられている。
いくつかの実施形態は、空間の可変使用を容易にする会議用の構成を含み、この構成が、少なくとも1つの第1の空間壁を含む空間壁構造であって、該第1の空間壁が、第1および第2の空間の間に開口を形成するとともに、該開口に隣接する第1の空間壁表面を含む空間壁構造と、前面視認面および対向する後面ならびに前記第1の空間壁表面によって支持された取り付け具を含むフラットパネル表示装置と、を備え、前記取り付け具が、前記フラットパネル表示装置を、少なくとも前記後面が前記第1の主壁表面に近接しかつ前記前面視認面が前記第1の空間において視認可能である第1の位置と、前記前面が前記第2の空間に面して前記第2の空間において視認可能である第2の位置との間の移動のために支持している。
さらに、少なくともいくつかの実施形態は、空間の可変使用を容易にする会議用の構成を含み、この構成が、主空間を画定している空間壁構造であって、少なくとも開口を少なくとも部分的に形成している第1の空間壁を含む空間壁構造と、前記少なくとも1つの開口内に第1のアルコーブ空間を形成している第1のアルコーブ壁構造と、前記主空間の上方に支持され、第1および第2の端部を含み、該第1の端部が前記第1のアルコーブ空間に近接している少なくとも1つのレールと、前面視認面を備える第1のフラットパネル表示装置と、を含み、該表示装置が、前記前面視認面を前記主空間において視認できる前記主空間内の第1の位置と、前記第1のアルコーブ空間に近接して該第1のアルコーブ空間において視認できる第2の位置との間の移動のために、前記レールに接続されている。
本発明のこれらの目的、利点、および態様、ならびの他の目的、利点、および態様が、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明においては、詳細な説明の一部を構成する添付の図面を参照するが、添付の図面には、本発明の好ましい実施形態が示されている。そのような実施形態は、必ずしも本発明の技術的範囲の全てを代表しているわけではなく、したがって本発明の技術的範囲の解釈においては、添付の特許請求の範囲が参照される。
本発明の1つ以上の具体的な実施形態を、以下で説明する。工学または設計のプロジェクトなど、そのような実際の実施例の開発においては、或る実施例から他の実施例までさまざまでありうるシステム関連またはビジネス関連の制約への準拠など、開発者の特有の目標を達成するために、実施例に特有の多数の決定を行わなくてはならないことを、理解すべきである。また、そのような開発における労苦が、複雑であって時間のかかるものであるかもしれないが、本明細書の開示の利益を受ける当業者にとっては、設計、製造、および製作の日常の取り組みにすぎないことを、理解すべきである。
ここで図面を参照すると、図面においてはいくつかの図を通して同様の参照番号が同様の要素に対応しており、さらに具体的には、図1〜図4を参照し、本発明の第1の実施形態が、会議用テーブルアセンブリ11、複数の椅子(そのうちの4つが番号14、16、17、および19によって特定されている)、および2つのフラットパネルビデオ表示装置アセンブリ(番号20aおよび20bによって特定されている)を備える典型的な会議用の構成10の文脈において説明される。
この第1の典型的な実施形態において、表示装置アセンブリ20aおよび20bは同一であり、したがって説明を簡単にするという観点において、ここでは表示装置アセンブリ20aの特定の様相のみを詳しく説明する。図2〜図4を参照すると、表示装置アセンブリ20aは、フラットパネルハウジング構造32と、ハウジング構造32の内部に取り付けられた表示スクリーン34とを含む。表示装置アセンブリ20aは、1つ以上のコンピュータ、テレビまたはケーブル受信器、ビデオ会議設備、など、任意の形式の駆動システムに接続することができる。以下では、特にそうではないと示さない限り、会議の出席者らが、表示装置20aおよび20bによって提示される情報を制御するために、ラップトップコンピュータ13、15、などを使用するものと仮定する。
図2に示されているように、表示スクリーン34は、幅寸法Wおよび高さ寸法Hを有する。さまざまな幅および高さが考えられるが、本発明の少なくともいくつかの実施形態においては、スクリーン34が、少なくとも2フィートの幅Wおよび少なくとも2フィートの高さHを有する。特に好都合な実施形態においては、スクリーン34が、少なくとも3フィートの幅Wおよび少なくとも3フィートの高さHを有する。以下では、表示装置アセンブリ20aおよび20bを、アセンブリ20aおよび20bと称し、あるいは単に表示装置20aおよび20bと称する。
図1に最もよく示されているように、テーブルアセンブリ11は、おおむね楕円形の木の葉形状を有するテーブル天板部材12を含み、木の葉形状が、両端に第1および第2の角22および24を形成するとともに、第1および第2の角22および24の間をそれぞれ延びる第1および第2の縁26および28を含む。第1の縁26は、第1の角22に近接する実質的に直線状の部位26aと、直線部26aから第2の角24へと延びる湾曲部26bとを含み、湾曲部26aが、おおむね第2の縁28から離れるように凸状に外へと曲がっている。同様に、第2の縁28は、第2の角24に近接する実質的に直線状の部位28aと、直線部28aから第1の角22へと延びる湾曲部28bとを含み、湾曲部28bが、おおむね第1の縁26から離れるように凸状に外へと曲がっている。図示の実施形態においては、直線縁部分26aおよび28aの長さ寸法は同一であり、表示スクリーン34の幅寸法W(再び図2を参照)と実質的に同じである。
図示はされていないが、テーブルアセンブリ11は、天板部材12に加え、天板部材12をアセンブリ22の周囲で椅子14、16、18、などに着席した会議出席者による使用に適した通常のテーブル天板高さに支持するために、下方に或る種の支持構造をさらに含む。例えば、椅子が通常の着席高さである場合には、天板部材12は、高さ28〜31インチの間に位置できる。他の例として、椅子がスツールの高さである場合には、天板部材12は、スツールの高さに応じて35〜44インチの間の高さに位置できる。天板部材12の下方の支持構造は、いくつかの脚、台座、キャスター付きの台座、などを含むことができる。
さらに図1〜図4を参照すると、本発明の第1の実施形態によれば、表示装置20aおよび20bが、直線縁部分26aおよび28aに隣接して配置されており、したがって表示スクリーン34が実質的に反対の方向を向いているが、互いにオフセットされている。重要なことに、表示装置20aおよび20bは、それぞれ縁部分26aおよび28aに直接隣接して、表示スクリーン34の下縁がテーブル天板部材12の上面の高さまたは直上(例えば、8インチ以内)にあるように位置している(詳しくは図2、図3、および図4を参照)。
図4を参照すると、本発明の少なくともいくつかの実施形態においては、ブラケット42と複数のボルト44および46とを含む表示装置支持アセンブリ40が設けられている。ブラケット42は、水平部材48と、部材48の同じ側へと部材48に対して実質的に直角に延びる2つのリブまたは延長部50および52を備えるチャネル形成構造とを含む。リブ50および52は、間に表示装置20aの下端をぴったりと受け入れるチャネル51を形成するように形状および寸法付けられている。水平部材48は、自体を貫く複数の開口を形成している。同様に、リブ50も、自体を貫く複数の開口(図示されていない)を形成している。
ブラケット40をテーブル天板12へと取り付けるために、リブ52が直線縁部分26aに隣接し、かつリブ50および52によって形成されるチャネル51が上向きに開くように、ねじ46が水平部材48によって形成された開口を貫いて配置され、テーブル天板部材12の下面56に収容される。表示装置20aをブラケット40へと取り付けるために、表示装置20aは、下端がリブ50および52によって形成されるチャネルに収容されるように配置される。その後、ボルトまたはねじ44が、リブ50によって形成された開口を貫いて配置され、表示装置20aの下部の背中側の表面へと延び、表示装置20aをブラケット42に対して剛に保持する。
さらに図1〜図4を参照すると、表示装置20aおよび20bを直線縁部分26aおよび28aの付近に取り付けた後で、椅子14、16、18、などが、湾曲縁部分26bおよび28bの周囲に配置される。会議の活動の際、出席者らがテーブル天板部材12の周囲の椅子のうちのそれぞれ1つに位置した状態で、出席者のうちの任意の1人が情報を提示するときに、提示すべき情報を、テーブル12の両端の両方の表示装置20aおよび20bに提示できると考えられる。ここで、情報が比較的大きな形式で表示され、かつテーブルの縁(例えば、26aまたは26b)に提示されるため、椅子14、16、18、などに位置する全ての出席者が、少なくとも一方、多くの場合には両方の表示装置20aおよび20bの情報について、明瞭かつおおむね妨げられることのない視野を有する。例えば、図1〜図3を参照すると、椅子14に着席している出席者について、この出席者は、表示装置20aの情報を眺めるために視野60によって示される方向に沿って視覚を向けることができ、あるいは、表示装置20bによって提示される情報を眺めるために番号62によって示される視野に沿って視覚を向けることができる。
さらに、テーブル12の周囲の座席に対する表示装置20aおよび20bの向きゆえ、会議の参加者が、話し合いの最中に他の出席者に向かって種々の方向に椅子を回転させるとき、出席者の向く方向にかかわらず、出席者は、表示装置20aおよび20bの少なくとも一方に提示される情報について、比較的良好な視界を依然として有する。例えば、椅子16の出席者が、表示装置20aおよび20bによって情報を提示しつつ、椅子14の出席者と話し合いをしていると仮定する。ここで、椅子14の出席者は、椅子16の情報提示中の出席者とのアイコンタクトを行うとき、番号64によって示される視野に沿って視界を向ける一方で、表示装置20aに提示される情報を眺めるためには、視野60によって示されるように視野をわずかに変化させるだけでよい。同様に、さらに図1を参照すると、椅子18の出席者が、表示装置20aおよび20bによって情報を提示しており、かつ椅子14の出席者と話し合いをしているとき、椅子14の出席者は、椅子18の情報提示中の出席者とのアイコンタクトを行うために、番号66によって示される方向に沿って視野を向けることができ、表示装置20bによって提示される情報を観察するためには、視野62によって示されるようにわずかに視野を変化させるだけでよい。同様のやり方で、椅子14の出席者が、図1に示されているように椅子14のすぐ右の椅子19の出席者と情報について議論するとき、椅子14の出席者が、表示装置20bによって提示される情報を眺めるために、簡単に視線をわずかにそらすことができる一方で、椅子19の出席者は、表示装置20aによって提示される情報を眺めるために、注意をわずかにそらすだけでよい。
ここで、天板部材12に対する表示装置20aおよび20bの好都合な位置に関し、いくつかのコメントを提示する。第1に、人々はテーブルの周囲で他の人々とコミュニケートすることに慣れているため、テーブルの縁に直接配置された表示装置から情報を得ることは、比較的自然であると考えられている。
第2に、表示装置がテーブルの縁に隣接してテーブルの縁の上方におおむね持ち上げられている場合、スクリーンが、テーブル天板部材12の周囲の会議出席者とほぼ同じ高さにある。したがって、出席者が他の出席者から表示装置20aまたは20bの一方へと注意をそらすとき、視野がわずかに変化すると考えられる一方で、水平方向の視角は、おおむね変わらないままである(すなわち、出席者は、他の出席者の観察から表示装置20aまたは20bの一方の観察へと変化するために、視界を上方または下方へと向け直す必要がない)。
第3に、情報を共有するために表示装置20aおよび20bが使用されるとき、全ての会議出席者が着席したままであるため、出席者のうちの1人または一部が他の出席者と比較してより見晴らしのよい位置(例えば、部屋の正面)をとることがなく、アイデアの共有がはるかに開放的なものになる。
第4に、湾曲したテーブルの縁26bおよび28bによれば、全ての出席者が両方の表示装置20aおよび20bを良好に眺めることができるようにしつつ、テーブルの天板面を他の会議資料を広げるために充分に大きくすることができる。
第5に、湾曲した縁26bおよび28bは、出席者らを誘引し、周囲に集まるように促す。
第6に、出席者らは、天板部材12のおおむね情報の空間から離れるように体を向けることなく、他の出席者を互いに目にすることができ、かつ表示装置20aおよび20bのいずれかを眺めることができる。
好都合な視線を、図1に示した椅子14の出席者について上述したが、テーブル天板部材12の周囲のそれぞれの椅子のそれぞれの出席者が、情報を提示するとき、他の出席者によって提示される情報を眺めるとき、および他の参加者を観察し、あるいは他の参加者とアイコンタクトを行うときに、同様の好都合な視野を有することを、理解すべきである。
縁に向けられたスクリーンという考え方は、上述の図1〜図3に関して説明した好都合なテーブル形状に加え、他のテーブル天板形状の文脈においても好都合である。例えば、図5を参照すると、円形のテーブル天板部材72、第1および第2の表示装置20aおよび20b、ならびに複数の椅子(特に、番号74、76、および78によって特定されている椅子など)を含む他の会議用の構成70が示されている。ここでは、表示装置20aおよび20bを丸い天板72の縁に隣接して取り付ける代わりに、表示装置20aおよび20bが、縁の付近においてテーブル天板72の上に載せられ、反対方向を向いて互いに面している。やはり、会議の出席者らは、表示装置20aおよび20bのそれぞれについて、明瞭かつ妨げのない視線をおおむね有する。例えば、椅子74の出席者は、種々の方向を見るときに、おおむねテーブル天板部材72から離れるように向くことなく、表示装置20aおよび20bのそれぞれに表示された情報を眺めることができる。さらに、それぞれの出席者が、テーブル天板部材72の周囲の他の出席者のそれぞれについて、おおむね明瞭であって妨げのない視線を有する。さらに、出席者らのそれぞれが、他の出席者らとのアイコンタクトを行うことができ、かつ出席者らに対する表示装置の配置ゆえ、表示装置20aまたは20bの一方に提示された情報を眺めるために比較的素早くかつ妨げなく視野を変化させることができる。例えば、椅子74の出席者は、視野80に沿って視界を向けることによって椅子78の出席者とアイコンタクトを行うことができ、次いで、視野82によって示されるようにわずかに視界を向け直して、表示装置20bに提示された情報を眺めることができる。
他の典型的な会議用の構成86が、図6に示されており、対称的な木の葉形状のテーブル天板88、第1および第2の表示装置20aおよび20b、ならびに複数の椅子(3つがまとめて番号90によって特定されている)を含む。テーブル天板88は、対向する第1および第2の角92および94、ならびに角92および94の間の距離を横切る縁96および98を含む。第1の縁96が、第1の角92に近接する第1のおおむね直線状の部位96a、第2の角94に近接する第2のおおむね直線状の部位96b、ならびに第1および第2の直線部96aおよび96bの間の湾曲部96cをそれぞれ含む。湾曲部96cは、第2の縁98からおおむね離れるように、凸状に外へと曲がっている。同様に、第2の縁98は、第2の角94に近接する第1のおおむね直線状の部位98a、第1の角92に近接する第2のおおむね直線状の部位98b、ならびに第1および第2の直線部98aおよび98bの間の延びる湾曲部98cをそれぞれ含む。湾曲部98cは、第1の縁96から離れるようにおおむね凸状に外へと曲がっている。
図示のとおり、表示装置20aおよび20bは、直線縁部分96aおよび98aに隣接して配置されており、したがっておおむね反対方向を向いているが、互いにわずかにオフセットされている。ここでは、上述した2つの会議用構成の例と同様に、表示装置20aおよび20bが、表示スクリーンの下縁がテーブル天板の高さまたはそのわずかに上方(例えば、8インチ以内)にあるように位置している。
わずか3つの典型的なテーブル形状を上述したが、本発明が、少なくとも2つの表示スクリーンがテーブル天板の高さまたはそのわずかに上方に位置し、かつテーブル天板の縁に隣接または近接して位置している構成において、他にも多数のテーブル天板形状を意図していることを、理解すべきである。例えば、他の形状として、正方形、矩形、長円形、などを挙げることができる。
2つの表示装置をテーブル天板のおおむね対向する縁に隣接して配置して含むように意図している会議用の構成に加えて、3つ、または4つ以上の表示スクリーンをテーブルの縁に隣接して配置して含む他の構成も考えられる。この目的のため、他の1つの典型的な会議用の構成100が、図7に示されており、テーブル天板部材102、第1、第2、および第3のフラットパネル表示スクリーン20a、20b、および20c、ならびに複数の椅子106、108、110、112、114、および116を含む。ここで、テーブル天板部材102は、互いに対して120°の角度を形成している3つのおおむね直線状の縁120、122、および124を含むとともに、3つの湾曲縁126、128、および130をさらに含み、個々の湾曲縁が、隣接するそれぞれ2つの直線縁部分の間に位置している。それぞれの湾曲縁は、図示のとおり、おおむね他の2つの湾曲縁に向かって凹状に内側へと曲がっている。
表示装置20a、20b、および20cが、表示装置の備える表示スクリーンが天板102に向かって面し、天板102に対して直角であり、かつ下縁をおおむね天板102のわずかに上方または天板102に隣接させるように、それぞれ直線縁部分120、122、および124に隣接して配置されている。図示の構成においては、2つの椅子が、それぞれの湾曲縁126、128、および130に隣接して配置されている。例えば、椅子106および108が、湾曲縁126に隣接している。
さらに図7を参照し、椅子106の会議出席者が、表示装置20a、20b、および20cを介して情報を提示しつつ、椅子110の出席者へと直接話しかけていると仮定する。ここで、椅子106の情報提示中の出席者は、椅子110の出席者と直接のアイコンタクトを行うことができ、かつ表示装置のうちの1つを眺めるために、表示装置20cに向かって容易かつ迅速に視線を向け直すことができる。同様に、椅子110の出席者は、椅子106の出席者と会話およびアイコンタクトを行うとき、表示装置20aに表示された情報を眺めるために、迅速かつ容易に視線を偏向することができる。椅子106および110の出席者が、表示された情報について会話を行っているとき、椅子112の出席者は、おおむね椅子106の出席者へと耳を傾けつつ、表示装置20aの情報を観察することができ、あるいはおおむね椅子110の出席者の方を向きつつ、表示装置20cの情報を観察することができる。同様に、椅子108の出席者が、表示装置20aまたは20cのいずれかに表示された情報を観察でき、あるいは所望であれば表示装置20bに表示された情報を観察できる一方で、椅子114および116の出席者は、椅子106の出席者が話しているときには表示装置20aに表示された情報を観察でき、椅子110の出席者が話しているときには表示装置20cに表示された情報を観察することができる。
次に図8を参照すると、典型的な会議用の構成150が示されており、テーブル天板部材152、4つの表示装置20a、20b、20c、および20d、ならびに複数の椅子(4つの椅子が、まとめて番号154によって特定されている)を含む。本実施形態においては、天板152が、8つの実質的に直線状の側縁部分156、158、160、162、164、166、168、および170を備えるおおむね八角形である。これらの側縁のうちの4つの側縁156、160、164、および168は、同一の長さ寸法を有し、この長さ寸法が、表示装置のうちの1つ(例えば、20a)のスクリーン34のうちの1つの幅寸法W(再度、図2を参照)と実質的に同様である。残りの4つの側縁158、162、166、および170は、スクリーンの幅寸法Wよりも長い同一の長さ寸法を有する。図8に示されているように、表示装置20a、20b、20c、および20dのそれぞれが、縁156、160、164、および168のそれぞれに隣接して、表示スクリーンをテーブル天板部材152の反対側の縁に向けつつ配置されている。ここでもやはり、すでに説明した会議用の構成と同様、椅子154の会議出席者が、他の出席者についておおむね明瞭かつ妨げのない眺めを有するとともに、表示装置20a、20b、20c、および20dのうちの少なくとも1つ、多くの場合には2つ以上によって提示される情報についても、おおむね明瞭かつ妨げのない眺めを有する。
表示装置をテーブルの縁に隣接して支持するために、少なくともいくつかの実施形態において、図4に関して説明したブラケットのような縁取り付けのブラケットを使用することができるが、他の支持アセンブリも考えられる。例えば、図示はされていないが、上方に表示スクリーンを支持すべくテーブル天板の縁に隣接して位置する単純な表示装置スタンドを、設けることができると考えられる。さらに、少なくともいくつかの実施形態においては、或る時点において上述のように表示装置をテーブルの縁に隣接して容易に配置できる一方で、他の時点においては、別の様相での使用または保管のために表示装置をテーブルの縁から離れるように動かすことができるよう、支持用のアセンブリを、テーブルの縁に対する表示スクリーンの移動を容易にすべく設けることができると考えられる。例えば、ここで図9を参照すると、少なくともいくつかの実施形態においては、表示装置を会議用テーブルの天板の周囲での情報の共有を促進するために上述のように使用することができ、あるいは他の目的のために他の場所へと動かすことができるよう、表示装置20aなどの表示装置を会議室などにおいて動かし、さらに具体的にはテーブルの縁182に向かって動かし、テーブルの縁182から離れるように動かすために、カート180を設けることができると考えられる。
カート180は、特に、基部184、車輪またはキャスター(まとめて、番号186によって特定されている)、および支持用の平板部材188を含む。基部184は、4つの下部角を含むおおむね箱形の形状である。それぞれの車輪またはキャスター186が、下方の床に沿った移動のために基部184を上方に支持すべく、基部184の下部角のそれぞれの付近に取り付けられている。平坦な部材188は、基部184の上部に取り付けられ、おおむね平坦かつ水平な表面190を形成している。平坦な部材188は、特に、平坦な縁192を含む。基部部材184、車輪186、および上部部材188からなる組み合わせの高さは、このカートアセンブリが使用されるテーブル天板部材200の高さと同様である。表示装置20aが上面190に配置され、矢印202によって示されるように、テーブルの縁182に向かって移動可能であり、かつテーブルの縁182から離れるように移動可能である。
次に図10を参照すると、会議用空間230内に位置するテーブルアセンブリ222、2つのフラットパネル表示装置20aおよび20b、ならびに2つの可動カート180aおよび180bを含む会議用の構成220が示されている。会議用空間230は、後方の壁236と、後方の壁236によって隔てられたおおむね平行な第1および第2の横壁238および240とを含む。横壁238および240のそれぞれが、それぞれ側方の壁面242および244を形成している。図示の構成においては、テーブル222が、側方の壁面242および244の間の中程に位置しており、2つの脚または台座構造232および234と、天板部材224とを含む。台座232および234が、天板部材224を上方に、椅子(図示されていない)との使用に適したテーブル天板高さに支持している。天板部材224は、それぞれ側方の壁面244および242に面する対向する第1および第2の直線縁226および228を含む。上記の例に一致する図10に示されているような構成において、カート180aおよび180bを、特に好都合な情報の共有のために表示装置20aおよび20bを縁228および226に隣接する位置へと移動させるために、使用することができる。他の時点では、テーブル222を別の様相で使用することができ、あるいは表示装置20aおよび/または20bを別の様相で使用することができるよう(例えば、横壁238および240の付近での分離セッションまたは補足的セッションを促進するために)、表示装置20aおよび/または20bを縁228および226から離して、それぞれ側方の壁面242および244におおむね当接するように移動させるために、カート180aおよび180bを使用することができる。
ここで図11〜図14を参照すると、他の典型的な会議用の構成250が示されており、会議用空間内でのスクリーンの移動を容易にするスクリーン支持アセンブリを含む。この目的のため、構成250は、テーブルアセンブリ252、第1および第2の表示装置20aおよび20b、複数の椅子(2つがまとめて番号254によって特定されている)、レールアセンブリ256、ならびに第1および第2の支持アームアセンブリ258aおよび258bを含む。
レールアセンブリ256は、第1および第2の柱260および262、ならびにレール270を含む。柱260および262のそれぞれは実質的に同様であり、したがって説明を簡単にするという目的において、ここでは柱260のみを詳しく説明する。柱260は、反対向きの上端266および下端264を含む細長い剛な部材である。柱260は、レール270が柱260の上部に柱260に対して直角に取り付けられたとき、通常の身長の者が頭部のすき間を心配することなくレール256の下方を容易に歩くことができるような長さ寸法を有する。柱260および262は、間に位置する会議用空間271の両側において、柱260および262が上端266を同様の高さに位置させて実質的に垂直方向を向くように、床構造265へと取り付けられている。
さらに図11〜図14を参照すると、レール270は、第1および第2の端部272および274を柱260および262の上端(例えば、図12の266)に取り付けて含む細長い剛な部材であり、柱260および262の間の距離を横断している。任意の種類の公知の機械的な取り付け構造を、レール部材270を柱260および262へと取り付けるために使用することができる。特に図14を参照すると、レール270は、平行な上部および下部側面276および278ならびに平行な横側面280および282を含むおおむね直線的な断面を有する。レール270は、側面276,278、280、および282のそれぞれにそれぞれのT溝271、273、275、および277を、おおむねレールの全長にわたって形成している。
再び図11〜図13を参照すると、テーブルアセンブリ252が、楕円形の天板部材284と、第1および第2の台座または脚構造286および288とを含む。台座286および288が、床構造265に位置し、上方に天板部材284を椅子254との使用に適したテーブル天板高さに支持している。天板部材284は、対向する第1の端部290および第2の端部292を含む。図示の構成において、テーブルアセンブリ252は、柱260および262の間の中央に位置している。
図12を参照すると、支持アームアセンブリ258aおよび258bのそれぞれは同一であり、したがって説明を簡単にするという目的において、ここではアセンブリ258aのみを詳しく説明する。また、図14を参照すると、アセンブリ258aは、滑走アセンブリ298および延長アーム300を含む。滑走アセンブリ298は、基部部材302ならびに基部部材302から上方に延びる第1および第2の剛な横部材304および306を含む。横部材304および306は、レール部材270の表面280および282の間の幅よりもわずかに大きい空間寸法によって隔てられている。アクセル310が部材304から部材306に向かって延び、ローラ車314が、水平軸301を中心として回転するようにアクセル310へと取り付けられている。同様に、アクセル312が部材306から部材304に向かって延び、ローラ車316が、水平軸301を中心として回転するようにアクセル312へと取り付けられている。車314および316は、T溝277および275にすき間を有しつつ収容できるように寸法付けられている。第3のアクセル308が、部材304および306の間を基部部材302から上方に延びており、第3のローラ車320が、軸301に対して直角である垂直軸303を中心として回転するように、アクセル308へと取り付けられている。車320は、T溝273にすき間を有しつつ収容されるように寸法付けられている。
アーム300は、上端330および下端332を含む細長い剛な部材である。少なくともいくつかの実施形態においては、上端330が基部部材302へと剛に取り付けられ、下端332がブラケット334(再び図12を参照)へと剛に取り付けられ、次いでブラケット334が、表示装置20aの背面へと取り付けられている。
再び図12および図14を参照すると、支持アームアセンブリ258aが、ローラ車314、316、および320をそれぞれT溝277、275、および273に位置させることによってレール部材270へと取り付けられている。ここで、ローラ314および316が、アームアセンブリ258aおよびアームアセンブリ258aに取り付けられた表示装置20aを吊り下げの様相で保持するために、横方向のT溝277および275の上向きの表面に載せられている。第3のローラ車320が、アームアセンブリ258aおよびアームアセンブリ258aに取り付けられた表示装置20aの横方向の揺れを低減するため、下部のT溝273の側面の一方に接触している。
上述のように表示装置20aを支持するアームアセンブリ258aによれば、アームアセンブリ258aおよびアームアセンブリ258aに取り付けられた表示装置20aを、レール部材270の長さに沿って移動させることができ、さらに具体的には、図11および図12に示されているようにテーブルの縁に隣接した第1の使用位置と、表示装置20aが梁260に隣接している図13に示されているように第2の保管位置または使用位置との間で、移動させることができる。同様に、アーム258bおよびアーム258bに取り付けられた表示装置20bを、図12および図13にそれぞれ示されているように第1および第2の使用位置の間で移動させることができる。
表示装置20aおよび20bが頭上のレール270に取り付けられているとき、少なくともいくつかの場合において、表示装置20aおよび20bをテーブル天板部材284の上方の被支持位置へと動かすことができるよう、表示装置20aおよび20bの下端をテーブル天板部材284のすぐ上方に位置させることができ、他の場合には、表示装置20aおよび20bの下端を天板部材284のわずかに下方に位置させることができる。
本発明の他の態様によれば、情報の共有を促進するために、2つ以上の表示装置をおおむね反対方向を向いているテーブル天板の縁に配置することが好ましいが、少なくともいくつかの実施形態においては、背景情報を掲示するため、あるいは重要であるが会議出席者にとって目下の焦点ではない情報を掲示するために、会議出席者が眺めることができる追加の背景表示装置を有することも、好都合であると考えられる。この目的のため、少なくともいくつかの場合には、背景表示装置アセンブリまたはスクリーンを、テーブルの縁に配置した表示装置から「軸外」に配置することができると考えられる。例えば、再び図11を参照すると、表示装置20aおよび20bがテーブルアセンブリ252の両端に位置しているが、追加のより大きな表示装置20cおよび20dを、おおむね表示装置20aおよび20bの間かつレール部材270と平行に、テーブルの縁から離れた位置に取り付けまたは支持することができる。ここで、適当であれば、表示装置20cに提示される情報を、テーブルアセンブリ252の表示装置20cの反対側に位置する会議出席者らが眺めることができ、表示装置20dに提示された情報を、アセンブリ252の表示装置20dの反対側に位置する出席者らが眺めることができる。
ここでは、軸外の表示装置を、図11〜図13に示されているような柱260および262ならびにレール270を含む実施形態に関して説明したが、軸外の表示装置が、ブラケットが縁の表示装置をテーブルの縁へと直接取り付けている実施形態、テーブルの縁に対する表示装置の移動または表示装置の支持のためにカートが使用されている実施形態、など、本明細書の全体において説明される本発明の任意の実施形態において使用可能であることを、理解すべきである。この点に関し、軸外の表示装置が、図示および説明される他のさまざまな構成において示されている(例えば、図10の表示装置20c、図21の表示装置20cおよび20d、図20の表示装置20cおよび20d、などを参照)。
表示装置(特には、フラットパネル表示装置)が会議用空間において移動できるように取り付けまたは支持されている本発明のさらなる一態様によれば、1つ以上の表示装置を、大きな空間内の小さな空間に専用の表示スクリーンとして機能させ、さらに少なくともいくつかの場合には、出席者の小集団によって使用される小さな空間を実質的に閉鎖すべく大きな空間内の物理的な障壁として機能または動作させることによって、大きな会議用空間での分離セッションを促進するために使用できると考えられる。例えば、少なくともいくつかの場合には、再び図14を参照し、実質的に垂直な支持軸350を中心とする表示装置20aの回転を容易にするために、延長部材300を基部部材302へと回転可能に取り付けできると考えられ、さらには/あるいは表示装置20aを延長部材300へと回転可能に取り付けできると考えられる。図示はされていないが、相対的な回転を容易にするために、任意の種類の機械的な構造を、基部部材302とアーム300との間、および/またはアーム300と表示装置20aの後部に取り付けられたブラケット334との間に設けることができる。
ここで、図11および図13に示されているように、表示装置20aを、柱262に面するのではなくて、柱260に面するように、支持軸350(図14を参照)を中心にして回転させることができる。その後、表示装置20aを、想像線および標識20a’で示されているテーブル天板284のおおむね上方の位置へと移動させることができる。同様に、表示装置20bを、柱260に面するのではなくて柱262に面するように回転させることができ、次いで標識20b’によって示されているテーブル天板部材284の中央部のおおむね上方の位置まで、レール部材270に沿って移動させることができる。図11に最もよく見られるように、上述のように表示装置を位置させると、図示の表示装置20a’の左方の会議出席者らは、テーブルアセンブリ252の左端において分離セッションを促進するために表示装置20a’を使用することができる。同様に、図示の表示装置20b’の右方の出席者らは、図示のとおりテーブルアセンブリ252の右端において分離セッションを促進するために表示装置20b’を使用することができる。この場合、表示装置20a’および20b’が、テーブルアセンブリ252の両側で行われる分離セッションの間の物理的な障壁として機能する。
図示はされていないが、他の代案として、再び図11を参照すると、表示装置20a’が軸外の表示装置20cに面するとともに、テーブルアセンブリ252の上半分におおむね面するよう、表示装置20a’を90°回転させることができる。同様に、表示装置20b’を、表示装置20b’が軸外の表示装置20dおよびテーブルアセンブリ252の下半分におおむね面するように90°回転させることができ、表示装置20b’の縁が表示装置20a’の手前側の縁に隣接するまで、レール270に沿ってスライドさせることができる。この場合、表示装置が、テーブルアセンブリ252の上半分および下半分の間の障壁として機能し、分離セッションを促進するためにテーブルアセンブリ252の上半分および下半分に隣接する出席者によって別個に使用可能である。
図11〜図13に示されているように直線状の梁またはレール部材を設ける代わりに、本発明の少なくともいくつかの実施形態においては、会議用空間内の好都合な位置へと表示装置を移動させて、比較的大きな会議セッションおよびより小さな分離セッションを促進することができる非直線のレール部材を使用できると考えられる。例えば、ここで図15〜図17を参照すると、テーブルアセンブリ362、3つの円形レール部材364、366、および368、6つの表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380、ならびに6つの椅子382、384、386、388、390、および392を含む本発明のさらに別の会議用構成360が示されている。図示はされていないが、テーブルアセンブリ362は、天板部材394をおおむね水平方向に支持するため、天板部材394の下方に台座または脚構造を含み、さらにレール部材364、366、および368を頭上(例えば、図11〜図13に示した高さと同様の高さ)に支持するために、図11〜図13に示した柱と同様の柱が設けられている。
テーブル天板部材394は、角が実質的に丸められたおおむね三角形の形状を有する。円形のレール部材364、366、および368は、1つのレール部材の外側レール部分をテーブル天板394の丸められた角のそれぞれのおおむね上方に位置させつつ、テーブル天板394の上方に支持されている。椅子(例えば、382、384、など)は、テーブル天板394の直線縁部分に沿って配置されている。
図17を参照すると、典型的なレール部材364が、図14に関して上述した造作と同様の造作を有する断面を有する円形のレール部分を含む。さらに具体的には、レール部材364が、全長にわたって側方ならびに上部および下部のT溝を形成している。それぞれの表示装置アセンブリ(例えば、370、372、など)が、この場合には、表示装置20aが支持アームアセンブリが取り付けられるレールに対して平行となるように取り付けられる(すなわち、表示装置20aが、図14に示した支持軸303を中心として90°回転させられる)点を除き、図14に示したアセンブリと同様の表示装置および取り付けアームアセンブリを含む。ここで、表示装置アセンブリ370および372は、表示装置370および372が部材364の対向する部位を向くように、レール部材364へと取り付けられる。同様に、表示装置374および376は、表示装置374および376がレール部材366の対向する部位を向くように、レール部材366へと取り付けられ、表示装置アセンブリ378および380は、表示装置378および380がレール部材368の対向する部位を向くように、レール部材368へと取り付けられる。
上述のように組み立てられた構成の構成部品によれば、少なくとも1つの有用な構成において、表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380の全てを、図15に最もよく示されているように、表示装置がテーブル天板部材394の丸められた縁に隣接して、対向するテーブル天板部材394の直線部分をおおむね向くように、関連のレール部材364、366、および368を巡って回転させることができる。この相対的な向きにおいて、構成360は、椅子382、384、386、388、390、および392に位置する6人の会議出席者の全ての間での情報の共有に、特に有用である。ここで、椅子382および384の出席者が、アセンブリ374および376に組み合わせられた表示装置を容易に眺めることができ、椅子390および392の出席者が、アセンブリ370および372に組み合わせられた表示装置を容易に眺めることができ、椅子386および388の出席者が、アセンブリ378および380に組み合わせられた表示装置によって提示される情報を容易に眺めることができることを、理解すべきである。
図16を参照すると、2人の会議出席者のための比較的小さな1つの分離セッションおよび4人の会議出席者のための比較的大きな第2の分離セッションを促進するため、表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380を、アセンブリ378および380に組み合わせられた表示装置が天板部材394の1つの丸められた縁におおむね面する一方で、アセンブリ370、372、374、および376に組み合わせられた表示装置が、天板部材394の直線縁398の1つにおおむね向かってアセンブリ378および380に組み合わせられた表示装置の方向と反対の方向におおむね面するように、テーブル天板部材394のおおむね上方の位置へとレール部材364、366、および368に沿ってスライドさせることができる。ここで、椅子382および392を、アセンブリ378および380に組み合わせられた表示装置の容易な視認を促進する位置へと動かすことができる一方で、椅子384、386、388、および390が、アセンブリ370、372、374、および376に組み合わせられた表示装置の容易な視認を促進する位置へと動かされる。図16に示されているように構成されたとき、表示装置アセンブリ(例えば、370、372、など)が、おおむね番号361が付された線に沿ってテーブル天板部材394の異なる部位の間の障壁を形成することを、理解すべきである。
図15または図16のどちらにも示されていないが、構成360の構成部品を、単純に表示装置アセンブリ370および372を、丸められた縁400におおむね面するようにレール部材364を巡って移動させ、アセンブリ374および376を、それらに組み合わせられた表示装置が丸められた縁402におおむね面するようにレール部材366を巡って移動させるだけで、3つの比較的小さな分離セッションを促進するように向け直すことが可能である。ここで、それぞれが丸められた縁400、402、および404の異なる1つに隣接する3つの分離セッションを、促進することが可能である。
さらに、アセンブリ370、372、374、376、378、および380に組み合わせられた表示装置が、図13および図14に関して上述したように垂直軸を中心として回転可能に取り付けられているときには、少なくともいくつかの場合において、それぞれの表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380を、表示装置をレール部材364、366、および368上に適切に配置することで、個人の手続きのために別個に使用することが可能である。例えば、図16Aにおいて、アセンブリ370、372、374、376、378、および380が、配置されたとおりの椅子(例えば、382、384、など)に位置する出席者らによる個人の作業を可能にする一構成に配置されている。
次に図18および図19を参照すると、さらに別の典型的な会議用構成410が示されており、図15および図16の会議用構成360に類似している。構成410と構成360との間の主たる相違は、構成410が、おおむね三角形の形状のテーブル天板部材394を含む代わりに、レール部材364、366、および368によって画定される円形とおおむね同じ形状を有する3つの円形のテーブル天板部材412、414、および416を含む点にある。ここで、テーブル天板412、414、および416は、縁が互いに隣接しておおむね三角形のテーブル構成を形成するように、配置されている。レール部材364、366、および368は、一般に上方から見たときにテーブル天板の縁を囲むように、天板412、414、および416の上方に取り付けられている。
表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380は、図15および図16に関して上述した同じ様相でレール部材364、366、および368に沿ってスライド移動するように、レール部材364、366、および368へと取り付けられている。椅子(2つがまとめて番号420によって特定されている)が、会議出席者のためにテーブル天板部材412、414、および416の縁に沿って用意されている。
図18に示されているように、表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380は、表示装置アセンブリのそれぞれが当該表示装置アセンブリの取り付け先でない2つのレール部材におおむね面するような位置へと、レール部材364、366、および368に沿って移動可能である。例えば、表示装置アセンブリ370および372を、アセンブリ370がレール部材366におおむね面し、アセンブリ372がレール部材368におおむね面するような位置へと、移動させることができる。上述の様に配置された表示装置アセンブリによれば、出席者らがテーブル天板部材412、414、および416のそれぞれを使用し、比較的大きな会議を促進することができる。
図19を参照すると、3つの小さな分離セッションを促進するために、表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380を、表示装置アセンブリに組み合わせられた表示装置が当該表示装置アセンブリの取り付け先でない2つのレール部材からおおむね離れるように向く位置へと、レール部材364、366、および368に沿って移動させることができる。そのように配置されたとき、この構成の椅子(例えば、420)を、出席者らの小さな集団が情報を共有するために別個かつ専用の表示装置アセンブリの組を使用することができるように、テーブル天板の縁の周囲に再配置することができる。やはり、表示装置アセンブリ370、372、374、376、378、および380が小さな分離セッションを促進するように配置されたときに、表示装置が、会議出席者らの小集団のために表示スクリーンを提供するだけでなく、小集団の間の障壁ももたらすことを、理解すべきである。
本発明の少なくともいくつかの実施形態のさらなる一態様によれば、大きな会議用の空間において1つ以上の小さな分離セッションを促進するために、表示装置を全般的な会議用空間において会議用テーブルの縁から離れて他の位置へと動かすように支持することができると考えられる。この目的のため、ここで図20を参照すると、少なくとも1つの実施形態においては、表示装置20aを隣接するテーブル天板の縁426から離れるように動かしたときに、表示装置が会議用空間の壁または他の種類の障壁428から離間したままであって、表示装置20aと壁428との間に追加の椅子などを持つことができるよう、頭上のレール部材を会議用テーブルの天板部材424の少なくとも1つの縁を過ぎて延伸させることができる。例えば、図20においては、間に小さな丸テーブル434を備える2つのラウンジ式の椅子430および432が、会議用空間の壁428に隣接して配置され、対面のテーブル天板の縁426から離間している。ここで、表示装置20aを、縁426から離れて壁428へと向かうように矢印440によって示される方向に沿って移動させることができ、表示装置が壁428を向いてラウンジ椅子430および432におおむね面するように、矢印442によって示されるとおり180°回転させることができる。表示装置20aがこのように配置されるとき、2人の会議出席者が、テーブル天板424からおおむね移動した空間において2人による小さな分離セッションを促進するために、椅子430および432ならびに表示装置20aを使用することができ、ここで表示装置20aは、アイデアの提示を可能にするとともに、分離セッションの出席者とおおむね大きな会議用空間560の中の他の者との間に、物理的な障壁を形成している。
図20には、レール部材270の第2の端部の壁576、578、および580によって形成されたさらなる比較的小さな分離領域または空間444が示されている。やはり、2つの椅子446および448ならびに小さな丸テーブル450が、空間444に設けられている。ここでは、空間444での小さな分離セッションを促進するために、表示装置20bが、表示装置20aに関して上述した様相と同様の様相で、空間444に隣接する位置へと動かされ、180°にわたって回転する。
他の実施形態においては、表示装置をテーブルの天板の縁から離れた位置に支持するために図20の直線レール状のレール部材270を使用する代わりに、テーブルの天板の縁から離れかつテーブルの天板に対してさまざまな向きにある分離セッションを可能にする輪郭付けられたレール部材すなわち非直線のレール部材を使用することができると考えられる。この目的のため、ここで図21および図22を参照すると、特にテーブルアセンブリ455と、Z字形のレール部材458と、第1および第2の表示装置20aおよび20bと、複数の会議用椅子(2つがまとめて番号462で特定されている)と、4つの分離セッション用椅子464、466、468、および470と、2つの分離セッション用テーブル472および474とを含む他の好都合な会議用の構成460が示されている。テーブルアセンブリ455は、対向する丸められた縁454および456を有する楕円形の天板部材452を含む。さらに、アセンブリ455は、天板部材452を椅子462との使用に適したテーブル天板高さに支持する脚または台座構造457および459を含む。
レールアセンブリ458は、直線状の中央部480ならびに2つの端部部分482および484を含む。端部部分482および484は、中央部480の両端から反対方向に延び、中央部480と直角を形成している。再び図14を参照し、さらに図21を参照すると、それぞれのレール部分480、482、および484が、それぞれのレール表面にT溝を形成しているレール部270に類似している。レール部分480のT溝は、部位482のT溝へと開き、さらに部位484のT溝へと開いており、したがって滑走アセンブリの車輪またはローラが、1つのレール部分から隣のレール部分へと移動することができる。ここで、必要であれば、滑らかな動作を保証するためにレール部分480、482、および484の交差の場所においてT溝に追加のすき間を設けることができ、あるいは必要であれば、滑らかな滑り運動を保証するために、直線部分480、482、および484の間に図18および図19に示したレールと同種の湾曲したレール部分を設けることができる。
図22に最もよく示されているように、レールアセンブリ458は、下方の床から上方へと延びる柱に取り付けられる代わりに、天井486から下方へと延びる柱488および490によって天井486に取り付けられている。アセンブリ458は、中央のレール部材480がテーブル天板部材452の長さに沿ってテーブル天板部材452に整列し、端部のレール部材482および484がテーブル天板部材452の長さ寸法に対して実質的に直角に延在するように、取り付けられている。
ラウンジ式の椅子464および466ならびにテーブル472が、レール部材482の遠位端に隣接して配置されている。同様に、椅子468および470ならびにテーブル474が、レール部材484の遠位端に隣接して配置されている。表示装置20aおよび20bならびに関連の支持アームが、レールアセンブリ458に沿ってスライド運動でき、かつ支持軸303(再び図14を参照)を中心として回転運動できるように、レールアセンブリ458へと取り付けられている。
上述した構成の構成部品において、さらに図21および図22を参照すると、表示装置20aおよび20bを、テーブル天板部材452の周囲に集められた椅子462の会議出席者らによって使用されるよう、テーブル天板の対向する縁454および456に隣接して配置することができる。より小さな2人による分離セッションを促進するために、表示装置20aおよび20bを、それぞれレール部材482および484の遠位端に隣接するまで、それぞれ矢印492および494によって示されているようにレールアセンブリ458に沿って動かすことができ、支持軸303を中心としておおむね180°にわたって回転させることができる。表示装置のこれらの位置は、想像線で図示されて、標識20a’および20b’によって指し示されている。やはり、表示装置20a’および20b’は、椅子464および466ならびに椅子468および470を使用している分離セッションの出席者に情報を共有するために好都合なスクリーンを提供するとともに、分離セッションの出席者と大きな会議用空間との間に障壁を提供している。
次に、図23を参照すると、非直線のレールアセンブリ502を含む1つのさらなる典型的な会議用構成500が示されている。ここで、アセンブリ502は、中央レール部材504ならびに第1および第2の端部レール部材506および508を含む。本実施形態においては、構成500が、壁510、512、514、および516を含む会議室において使用され、壁510、512、514、および516が、おおむね直線状の会議用空間590を形成しており、一般に、対向する壁514および516が、対向する壁510および512よりも長い。楕円形の天板部材518を含むテーブルアセンブリが、会議用空間590のおおむね中央に、対向する丸められた縁520および522の間の長さが空間590を画定している長い方の壁514および516に実質的に平行であるように配置されている。中央レール部材504は、柱524および526によって天井(図示されていない)から会議用空間590の上方に取り付けられ、したがってレール部材504は、テーブル天板部材518の上方に位置し、壁部材514および526と平行であり、壁部材510から対向する壁部材512まで延びている。端部レール部材506および508は、中央部材504の両端から壁部材514および516に向かっておおむね反対方向に延びており、中央部材504と約45°の角度を形成している。第1の端部レール部材506の遠位端が、壁514に隣接する柱530によって天井に取り付けられている。同様に、端部レール部材508が、壁516に隣接して天井から下方に延びる柱532によって、天井に取り付けられている。やはり、部材504、506、および508は、図14に示したレール部材270の断面と同様の断面を有し、表示装置20aおよび20bを支持する支持アームアセンブリが比較的容易に部材504、506、および508の間を滑走または移動できるよう、レール部材504によって形成されるT溝が、レール部材506および508によって形成されるT溝へと開いている。
上述のとおりに配置された構成の構成部品において、さらに図23を参照すると、表示装置20aおよび20bを、天板部材518の周囲に集まった出席者らの間の比較的大きな会議セッションを促進するために、テーブルの対向する縁520および522に隣接して配置することができる。表示装置20aおよび20bを天板部材518の周囲で使用する必要がないとき、これらの表示装置を、テーブルの縁520および522から離れるように移動させて、保管位置に配置することができ、あるいはテーブル天板部材518から離れた他の用途のために配置することができる。例えば、表示装置20aを、壁510に向かって矢印540で示される方向に動かし、想像線で図示されて標識20a’によって示されている壁510に当接する保管位置または他の使用位置に位置させることができる。あるいは、表示装置20a’を、標識20a’によって示されている位置から、壁514に向かってレール部材506に沿い、矢印542によって示されている方向に沿って移動させることができ、表示装置がレール部材506に隣接する2人による小さな分離セッションを促進すべく配置された椅子544および546におおむね面するよう、標識20a’’によって示される位置へと約180°にわたって回転させることができる。さらに、表示装置20a’’を、保管または壁514に隣接した使用のために、標識20a’’によって示されている位置から、壁514に当接する標識20a’’’によって示される位置へと、矢印548によって示される方向に沿って移動および回転させることができる。
ここでは詳しくは説明されていないが、表示装置20bを、壁512に当接させて配置でき、壁516に当接させて配置でき、あるいは分離セッション用の椅子550および552の組に対するいくつかの異なる位置のいずれかに配置できるよう、表示装置20aに関して上述し、かつ図23に複数の想像線による表示装置の表現によって示した同様の様相で動かすことが可能である。
本発明の少なくともいくつかの実施形態の他の態様によれば、会議用空間の壁を、大きな会議または会合の空間および比較的小さな分離会議の空間の両方を容易にするために特別に、構成できると考えられる。この点に関し、再び図20を参照すると、少なくともいくつかの実施形態において、会議の壁560、562、564、および565が、会議用テーブルと会議用テーブルに隣接して使用される複数(例えば、8つ)の椅子とを収容する比較的大きな会議用空間508をおおむね画定することができる。さらに、追加の壁が、大きな会議用空間560を形成している壁560、562、564、および565のうちの1つ以上の開口へと広がるアルコーブまたは小空間を形成することができる。例えば、図20において、壁570、572、および428が、壁564に形成された開口610にアルコーブまたは分離空間574を形成しており、椅子430および432ならびに分離セッション用テーブル434が収容されている。同様に、図20において、壁576、578、および580が協働し、椅子446および448ならびに分離セッション用テーブル450を収容するため、壁566に形成された開口611へと延びる第2のアルコーブ空間444を画定している。これらのアルコーブまたは分離空間574および444は、おおむね会議出席者の組が大きな会議用空間560から離れて協議を形成できるようにし、それらの閉じられた性質ゆえ、大きな空間において比較的秘密な感覚をもたらしている。
壁の構造が分離セッションを促進している第2の典型的な実施形態が、図23に示されている。図23において、比較的大きな会議用の空間590が、壁510、512、514、および516によって形成されており、アルコーブ空間592および594が、大きな会議用空間590の対向する角の開口へと延びている。ここでは、例えば、さらなる壁596、598、600、および602が、壁510および514の間の角にアルコーブ空間592を形成しており、壁596が壁514に直交し、壁602が壁510に直交して壁510の中へと延び、壁600が壁510に平行であって、壁598が壁514に平行である。同様に、さらなる壁(標識なし)が、壁512が壁516へと接近する角に設けられ、分離空間594を形成している。
アルコーブ空間592および594を形成している壁構造は、椅子の組を2人のコミュニケーションに特に好都合な角度に収容している。さらに具体的には、例えば、椅子544および546を、椅子の出席者が2人のコミュニケーションに特に好都合な角度であると認識されている互いに対する90°の角度に向けられるように、空間592に配置することができる。空間592および594の椅子の組の向きについて、90°ではないが依然としておおむね約90°の範囲にある角度(例えば、60〜120°)も考えられる。
少なくともいくつかの実施形態においては、表示装置および壁がアルコーブにおいて分離セッションが行われるときにさらなる秘密の感覚をもたらすべく相乗的な様相で機能できるように、表示装置の支持レールアセンブリを、分離セッション用アルコーブを含む会議室の壁に対して設計および配置できると考えられる。この目的のため、少なくとも1つの実施形態においては、分離セッション用のアルコーブ空間444および574がレール部材270の両端に位置している図20を再び参照し、レール部材270に、両側のアルコーブ空間574および444へと延び、あるいは少なくともこれらの空間へと開く開口610および611まで延びる長さを有することができる。この場合、表示スクリーン20aが、空間574に隣接する位置まで動かされて、空間574に面するように回転させられたとき、椅子430および432の分離の出席者は、情報の共有のために、壁570、572、および428、ならびに表示装置20aが実質的に空間574を囲んでいる比較的秘密な空間を有する。同様に、表示装置20bは、さらなる分離セッションのために、壁576、580、および578と協働して空間444を実質的に囲むことができる。
再び図23を参照すると、表示装置20a’’がアルコーブ空間592に隣接して位置するとき、表示装置20a’’ならびに壁596、598、600、および602が協働し、分離セッションを促進すべくアルコーブ空間592を大きな会議用空間590から遮断する。
図20および図23に関して説明したような分離セッション用アルコーブを形成してなる壁構造を設けることに関係する利点は、表示装置が他の移動用支持構造によって支持されている他の会議用の構成の文脈においても得ることができる。この目的のため、例えば、図24および図25を参照すると、さらに別の典型的な会議用の構成620が示されており、壁構造622と、対向する第1および第2の直線縁部分626および628を有するテーブル天板部材624を含むテーブルアセンブリ621と、会議用の椅子(そのうちの2つが、まとめて番号630によって特定されている)と、表示スクリーン20a、20b、20c、および20dと、分離セッション用の椅子632、634、636、および638と、分離セッション用のテーブル640および642とを含む。ここで、壁構造622は、2つの長くて実質的に平行な側壁642および646と、2つの実質的に平行な端壁644および648とを含み、壁642、644、646、および648が、直線で構成された比較的大きな会議用空間654をおおむね形成している。さらに、壁構造622は、図23に関して上述した様相と同種の様相で、大きな会議用空間654の対向する角にアルコーブまたは分離空間650および652を形成するさらなる壁を含む。
分離セッション用の椅子632および634ならびにテーブル640は、分離空間650に配置されている。同様に、椅子636および638ならびにテーブル642は、分離空間652に配置されている。天板部材624を含むテーブルが、大きな会議用空間654のおおむね中央に配置され、椅子630が、直線縁部分626および628沿いを除いて、テーブルの周囲に配置されている。
本実施形態においては、さらに図24および図25を参照し、さらには図9を参照すると、表示装置20a、20b、20c、および20dが、空間654内での移動のために車輪付きのカートによって支持されている。上述した構成のうちの少なくともいくつかに一致して、表示装置のうちの少なくとも2つの表示装置20aおよび20bを、図24および図25に示されているように天板部材624での会議を促進するために直線縁部分626および628に隣接して配置することができる。ここで、図24に示されているように、表示装置20cおよび20dを、軸外の眺めのために壁642および646に寄せて配置することができる。表示装置20aおよび20bをそれぞれ縁626および628に隣接させた状態で、表示装置20cを、椅子632および634の出席者の間での2人による分離セッションを促進するために、矢印660によって示されているとおり標識20c’によって示されている位置へと動かすことができる。同様に、椅子632および634の出席者らが、分離セッションを促進するための第2の表示スクリーンを必要とする場合、表示装置20dを、分離セッションを促進すべく矢印662によって示されている方向に沿って空間650に隣接する標識20d’によって示されている位置へと動かすことができる。図24および図25に示されているように、2つの表示装置が角のアルコーブ空間(例えば、650)に隣接して配置される場合、一方の表示装置20c’を、椅子634の分離セッション出席者に直接面するように配置できる一方で、他方の表示装置20d’が、椅子632の出席者に直接面するように配置される。
同様に、表示装置20aおよび20bを、空間652での分離セッションを促進すべく空間652に隣接する位置へと動かすことができる。あるいは、任意の表示装置20a〜20dを、2つのアルコーブ空間650または652のいずれかにおいて分離セッションを促進するために使用することができ、任意の表示装置を、大きな会議を促進するために天板部材624とともに使用することができる。
本発明の少なくとも1つのさらなる態様によれば、上述したような会議用テーブルを、テーブル天板部材が2つ以上の天板部材を含むテーブルアセンブリであって、これらの天板部材を、比較的大きな会議を促進すべくまとめて配置でき、かつ会議用空間での分離セッションを促進すべく分離させることができるテーブルアセンブリによって置き換えできると考えられる。この目的のため、少なくともいくつかの実施形態においては、テーブル天板部材をテーブル天板高さに支持するための支持構造が、テーブル天板部材の下方にレールアセンブリを含むことができ、このレールアセンブリによって個々の部材を、天板を比較的大きな会議を促進するためにまとめて使用することができる少なくとも第1の位置と、天板が少なくとも比較的分離しており、分離セッションを促進するために使用することができる第2の位置との間で、レールアセンブリに沿ってスライド可能にできると考えられる。
上記コメントに一致し、ここで図26〜図32を参照すると、典型的な分離テーブルの会議用構成670が示されており、第1および第2の天板部材672および674と、支持構造676と、第1および第2の随意による表示装置678および680と、複数の会議用の椅子(そのうちの2つが、図24において番号682で示されている)とを含む。
天板部材672および674のそれぞれは、実質的に同様の構成および形状を有し、したがって説明を簡単にする目的で、ここでは部材672のみを詳しく説明する。部材672は、第1の長い直線縁684と、第2の短い直線縁686と、第3のおおむね湾曲した縁688とを含む剛かつ平坦な部材である。直線縁686および684は、互いに直角であって、協働して角を形成している。湾曲縁688は、縁686に対して実質的に直角かつ縁686に隣接する直線縁部分690と、直線縁部分690から縁686と反対の縁684の端部まで延びる湾曲縁部分692とをおおむね含む。湾曲部分692は、おおむね直線縁部分684から離れるように凸状に外向きに湾曲している。
さらに図26〜図29を参照すると、支持構造676は、レール部材696と、固定脚柱部材698および700と、滑走アセンブリ711および713と、可動脚アセンブリ710、712、714、および716とを含む。固定脚部材698および700のそれぞれは、床構造720へと剛に固定され、床構造720から垂直上方に延びている。レール部材696が、脚部材698および700の上端へと、レール部材698が実質的に水平であるように任意の適切な様相で取り付けられている。レール部材698は、図14に関して上述したレール部材と同様の直線状のレール部材であり、すなわち4つの別個のレール部材表面276、278、280、および282のそれぞれに、個々のT溝が形成されている。
4つの滑走アセンブリ711(図示されていない)が、天板部材672の下面に取り付けられ、4つのアセンブリ713(図27を参照)が、整列した様相で天板部材674の下面に同様に取り付けられている。それぞれの滑走アセンブリは、同様に構成されて同様の様相で動作するため、ここではアセンブリ711のうちの1つのみを、詳しく説明する。典型的なアセンブリ711は、縁684に隣接して天板部材672の下面に取り付けられ、下面からおおむね直角に延びるブラケット702を含む。ブラケット702の長さに沿ったほぼ中程において、アクセル780が、おおむね縁684の方向に天板部材672と平行に延びている。すき間を有しつつT溝721内に収容されるように寸法付けられたローラ車782が、水平軸729を中心として回転するようにアクセル780へと取り付けられている。ブラケット702の遠位端の付近において、ブラケット702は、もう1つのローラ車776が垂直軸708を中心として回転するように取り付けられる凹所704を形成している。車776は、その表面が凹所704から出て、隣接のブラケット702の表面を過ぎて延在するように、寸法付けられて凹所704に取り付けられている。
天板部材672をレール部材696へと取り付けるために、ローラ776および782によって天板672が片持ち梁の様相でおおむね支持されるよう、ローラ782がT溝721内に配置され、ローラ776が、溝721に隣接するレールの外表面280に受け止められる。同様に、天板部材674をレール696へと取り付けるときは、ローラ784および786が、天板部材674を片持ち梁の様相で支持する。レール696ならびにアセンブリの組711および713によって支持される他に、天板部材672および674は、脚構造710、712、などによっても支持され、したがってローラとレールとの間の拘束はあまり存在しない。他の種類および構成の滑走アセンブリも考えられる。
それぞれの脚アセンブリ710、712、714、および716は、同様の構成および動作を有するため、説明を簡単にする目的で、ここではアセンブリ710のみを詳しく説明する。アセンブリ710は、上端792および下端794を有する剛な脚部材790を含む。上端792が、縁686および690によって形成される部材672の角の付近において、天板部材672の下面に剛に取り付けられている。部材790の下端には、キャスターまたはローラ800が取り付けられている。脚アセンブリ714が、湾曲縁部分692の付近において部材672の下面に取り付けられている。脚アセンブリ712および716は、脚アセンブリ710および714に関して上述した位置と同種の位置において、部材674の下面に取り付けられている。
本実施形態において、表示装置20aおよび20bは、それぞれ部材672および674と一緒に移動するよう、図4に関して上述したブラケットと同様のブラケットによって、天板部材672および674の短い直線縁(例えば、図26の686)へと取り付けられるものと仮定される。
再び図26〜図29を参照すると、少なくとも1つの幾何学的配置においては、天板部材672および674を、長い直線縁(例えば、684)が整列するようにレール部材696上で移動させることができる。この幾何学的配置において、天板部材672および674を、比較的大きな会議を促進するためにまとめて使用することができ、出席者らの椅子682が、部材672および674の湾曲縁688に沿って配置される。
会議の出席者らが、さらなる検討を促進するために2つの小さな集団へと分離することを望む場合、図30を参照すると、テーブル天板部材672および674を、矢印810および812によって示されている反対の方向にレール696に沿ってスライドさせて、表示装置20aおよび20bの間の距離を大きくすることができる。天板部材672および674のスライド運動の際、これらの天板部材は、容易に動かすことができるようローラ車776、772、784、および786(再び図29を参照)、ならびに脚アセンブリ710、712、714、および716の底部のキャスター800によって支持される。天板部材672および674が図30に示されているように引き離された後、椅子682を、表示装置20aおよび20bの隣での2つの分離セッションを促進するために、分離させたテーブルアセンブリの両側に再配置することができる。ここで、表示装置20aおよび20bの間の距離、ならびにそれぞれの表示装置20aおよび20bに対する椅子682の幾何学的配置が、分離セッションの出席者について、表示装置の一方によって提示される情報への集中および他方の表示装置によって提示される情報からの隔離を助ける。
次に図31を参照すると、表示装置20aおよび20bが遠く離れるようにテーブル天板部材672および674を引き離す代わりに、少なくともいくつかの実施形態においては、別個の分離セッションを促進するために、部材672および674を、表示装置20aおよび20bが互いに近接するように、矢印675および677によって示された反対の方向にスライドさせることができると考えられる。この場合、2つの別個の分離セッションのために専用の表示装置がもたらされることに加え、表示装置が、2つの分離セッションの間に物理的な障壁をもたらし、セッションの出席者らにより秘密な感覚を提供する。
次に図32および図33を参照すると、さらなる分離テーブルの会議用構成830が示されており、第1および第2のテーブル天板部材832および834と、支持構造836と、第1および第2の随意による表示装置20aおよび20bと、複数の椅子(2つが、まとめて番号838で特定されている)とを含む。ここで、構成830は、いくつかの例外を除いて図26〜図31に関して上述した構成に類似している。第1に、天板部材832および834が、上述の部材672および674の形状とは異なる形状を有する。さらに、部材672および674が、レール696に沿って表示装置20aおよび20bに実質的に直交する方向にスライドするように構成されていたのに対し、図32および図33においては、天板部材832および834が、支持構造836の一部を形成するレールに沿って、表示装置20aおよび20bに実質的に平行な方向に、矢印840および842によって示される反対の向きにスライドする。ここで、天板部材832および834を、比較的大きな会議を促進するために、図32に示されているように互いに隣接して位置させることができ、あるいは比較的小さな分離セッションを促進するために、図33に示されているように分離させることができる。ここで、テーブル天板部材832および834が引き離されているにもかかわらず、表示装置20aおよび20bは比較的近くに位置しており、したがって2つの別個の分離セッションのメンバーが、他方の分離セッションの出席者らによって使用されている表示装置を、よりよく眺めることができる。
少なくともいくつかの実施形態においては、分離テーブルを、壁構造と、表示装置の位置と、テーブルの並置とがさらなる相乗効果がもたらされるように選択される壁構造および追加の表示装置を有する会議用空間の文脈に配置することができる。この目的のため、例えば、ここで図34および図35を参照すると、図26〜図31に関して上述したものと同様の分離テーブルアセンブリ670を、対向する平行な側壁848および850を含み、おおむね軸外の表示装置20cおよび20dがそれぞれ壁848および850に取り付けられている会議用空間846に配置することができる。図34および図35に示した構成において、表示装置20aおよび20bは、テーブル天板部材672および674の縁に取り付けられる代わりに、キャスター付きのカート(再び図9の180を参照)によって支持されており、したがって表示装置20aおよび20bを、天板部材とは別個に移動させることができる。
ここで、テーブルアセンブリ670は、図35に示されているように、天板部材672および674が分離されるとき、それらの反対側の角が軸外の表示装置20cおよび20dの縁に隣接するように、方向および寸法付けられている。そのように位置するとき、表示装置20aに隣接する分離セッションの出席者らは、情報を共有するために表示装置20aおよび軸外の表示装置20cの両者を使用することができる。同様に、表示装置20bに隣接する分離セッションの出席者らは、第2の分離セッションを促進するために表示装置20bおよび表示装置20dの両者を使用することができる。
上述の分離テーブルの構成は、テーブルの天板部材または部位が対称または同一に形状付けられているテーブルの文脈において説明されているが、分離される天板部材または部位が同一に形状付けられてはいない本発明の少なくともいくつかの実施形態を考えることができる。例えば、図36および図37を参照すると、他の典型的な会議用の構成850が示されており、第1および第2の分離天板部材852および854を有するテーブルアセンブリと、第1、第2、および第3の表示スクリーン20a、20b、および20cと、複数の会議用の椅子(そのうちの2つが、まとめて番号856によって特定されている)とを含む。ここで、天板部材852および854が、比較的大きな会議を促進するためにまとめて配置されるとき、組み合わせられた部材252および254の外縁が、角が丸められた三角形をおおむね画定し、直線縁部分858、860、および862が、隣接する2つの丸められた角のそれぞれの間に存在している。部材852が、第1および第2の直線縁部分858および860、ならびに両者の間の湾曲部分859を含む。部材854は、直線縁部分862と、その両端への丸められた縁部分861および863を含む。さらに、部材852および854は、それぞれ長い直線縁864および866を含み、これらの長い直線縁が互いに隣接している。
第1、第2、および第3の表示スクリーン20a、20b、および20cが、それぞれ直線縁部分854、860、および862に隣接して配置されている。ここでは、表示装置(例えば、20a)が、図4に関して図示および上述したブラケットと同種のブラケットによって、直線縁部分に取り付けられると仮定する。
図36を参照すると、天板部材852および854を、それらの長い直線縁864および866を隣接および整列させて図示のように配置することができる。2つの分離セッションを促進するために、天板部材852および854を、下方のレール部材(図示されていない)に沿って反対方向へと、図37の配置構成が達成されるまでスライドさせることができる。この場合、表示装置20aおよび20bが、一方の分離セッションを促進するために使用される一方で、表示装置20cが、第2の分離セッションを促進するために使用される。
上述した分離テーブル式の実施形態は、テーブルの天板を制限された軌跡に沿って案内する支持レールをテーブル天板部材の下方に含む構成の文脈において説明されているが、少なくともいくつかの実施形態においては、テーブル天板部材の移動および再構成を容易にするため、分離するテーブル天板のために他の種類の支持構造を設けることができると考えられる。例えば、図38〜図40を参照すると、それぞれが天板部材872、874、876、および878ならびにそれらの下方の支持構造を含む4つのテーブルアセンブリと、4つのフラットパネル表示スクリーン20a、20b、20c、および20dと、複数の椅子(そのうちの2つが、まとめて番号880で特定されている)とを含む典型的な会議用の構成870が示されている。
天板部材872、874、876、および878、ならびに関連の支持構造は、実質的に同一であるため、説明を容易にするという目的において、ここでは天板部材872およびその間連の支持構造のみを詳しく説明する。天板部材872は、3つの直線縁部分882、884、および886と3つの丸い縁部分888、890、および892とを含むおおむね三角形の形状を有する。直線縁部分886および884が、おおむね直角を形成しており、直線縁部分882および884が、約45°の角度を形成しており、直線縁部分882および886も、約45°の角度を形成している。湾曲縁部分890が、直線縁部分884および886の間に形成され、湾曲縁部分888が、直線縁部分882および884の間に形成され、湾曲縁部分892が、直線縁部分882および886の間に形成されている。
図39を参照すると、天板部材872は、3つの脚アセンブリ894、896、および898によって支持されており、脚アセンブリのそれぞれは、実質的に同一である。脚アセンブリ894は、上端および下端を有する剛な細長い脚部材900を含み、上端が部材872の下面に剛に取り付けられ、下端に移動を容易にするため車輪またはキャスター902が取り付けられている。
表示装置20a、20b、20c、および20dが、それぞれ天板部材872、874、876、および878のそれぞれの直線縁部分(例えば、882)であって、当該天板部材の他の2つの直線縁部分(例えば、884および886)によって形成される直角に対向している直線縁部分へと、取り付けられている。本実施形態においては、表示装置(例えば、20a)が、図4に示して上述したブラケットと同様のブラケットによって、天板部材(例えば、872)の縁へと取り付けられるものと仮定される。
使用時、テーブル天板部材872、874、876、および878を、図38に最もよく示されているように、それらの直角の角が集まるように集合させて、全ての表示装置20a、20b、20c、および20dがテーブル構成の中央を向いている八角形形状をおおむね形成することができる。ここで、椅子880を、会議の出席者らを受け入れるために表示装置の間に配置することができる。やはり、上述した実施形態の場合と同様、このテーブル構成の周囲の出席者らは、情報を共有することができるとともに、縁に取り付けられた表示装置のうちの少なくとも1つ、多くの場合には2つ以上によって提示される情報を、おおむね妨げられることなく眺めることができる。
分離セッションを促進するために、テーブル天板部材272、274、276、および278を、会議用の空間を巡って移動させ、配置し直すことができる。1つの典型的な配置変更が、図40に示されており、天板部材872および874が一緒のままであって、表示装置20aおよび20bを1つの分離セッションを促進するために使用することができ、天板部材876および関連の表示装置20cを、第2の分離セッションを促進するために使用することができ、天板部材878および表示装置20dが、第3の分離セッションを促進するために会議用の空間内の別の位置へと移動させられている。
次に図41および図42を参照すると、さらなる一典型的な会議用の構成910が示されており、対向する空間画定壁914および916によって少なくとも部分的に画定されている会議用空間912と、他の構成部品の中でも特に第1〜第4のテーブル天板部材918、920、922、および924を含むテーブル構成と、第1〜第4の表示装置20a、20b、20c、および20dと、複数の会議用椅子(そのうちの2つが、まとめて番号926によって特定されている)とを含む。構成910においては、表示装置20cおよび20dが、反対方向を向くように壁914および916にそれぞれ取り付けられている。
天板部材918および922は、それぞれ2つの長縁および2つの短縁を有する同様の矩形の形状を有する。天板部材920および924のそれぞれは、1つの短縁と、短縁に平行な1つの長縁と、2つの側縁とを有するひし形の形状である。ここで、矩形の部材918および922のそれぞれの短縁は、ひし形形状の天板部材920および924のそれぞれの長縁の長さのほぼ半分である。したがって、矩形の部材918および922の長縁が接合されるとき、組み合わせられた矩形の部材918および922の短縁は、ひし形形状の部材920および924のそれぞれの長縁にほぼ等しい長さを有する。
表示装置20aが、天板部材924の短縁に取り付けられている。同様に、表示装置20bが、天板部材920の短縁に取り付けられている。ここで、表示装置20aおよび20bは、図4に関して図示および上述したブラケットと同様のブラケットによって、天板部材924および920の縁へと取り付けられるものと仮定される。
図示はされていないが、本実施形態においては、矩形の天板部材918および922が、部材918および922を会議用の空間912において移動させることができるよう、下方にキャスターまたは車輪を含む脚アセンブリ(再び図39を参照)の上部に取り付けられるものと仮定される。少なくともいくつかの実施形態においては、ひし形の部材920および924を、移動せぬように取り付けることができ、代わりに車輪またはキャスターを含まない台座式の支持を下方に有することができる。他の実施形態においては、部材920および924のための支持構造の底部に、車輪またはキャスターを設けてもよい。
さらに図41および図42を参照すると、矩形の天板部材918および922を、ひし形の部材920および924の間に配置して、表示装置20aおよび20bが両端に位置して互いを向いている比較的大きな会議用テーブルアセンブリを形成することができる。ここで、椅子926を、比較的大きな会議を促進するために、天板部材918、920、922、および924の周囲に配置することができる。この場合、表示装置20cおよび20dは、会議用テーブルアセンブリに対して軸外にあり、軸外の目的のために使用することが可能である。
小さな分離セッションを促進するために、矩形の天板部材918および922を引き離し、その縁が図41に最もよく示されているように軸外の表示装置20cおよび20dに近接するまで、それぞれ壁914および916に向かって移動させることができる。この場合、4つのテーブル天板部材918、920、922、および924のそれぞれを、分離セッションを促進するために別個に使用することができ、それぞれを表示スクリーン20a、20b、20c、および20dのそれぞれ1つとともに使用することができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態のさらなる一態様によれば、ただ1つの表示装置を、表示装置を少なくとも第1および第2の異なる位置または向きの間で移動させることができる支持構造へと取り付けでき、表示装置を、壁構造によって少なくとも部分的に画定されている第1または第2の異なる空間(壁構造によってこれら第1および第2の空間の間の開口が画定されている)のいずれか一方において、情報を提示するために使用できると考えられる。例えば、再び図20を参照し、さらに図43および図44を参照すると、大きな会議用空間560を少なくとも部分的に形成している壁566によって形成された開口611にアルコーブ空間444が形成されている1つの典型的な実施形態において、第1および第2の表示装置20eおよび20fを、アーム支持具930および932によってアルコーブ空間444の両側に取り付けることができる。ここで、アーム支持具930および932が、関連の表示装置20eおよび20fを、少なくとも2つの異なる位置にそれぞれ支持できると考えられる。図20および図43に示されている第1の位置においては、表示装置20eおよび20fが、壁566に隣接して壁566におおむね平行であり、おおむね大きな会議用空間560において使用可能である。第2の位置においては、表示装置20eおよび20fが、アーム930および932によって回転させられ、おおむね図20(図44も参照)において想像線で示されて20e’および20f’が付されている位置へと動かされ、表示装置がアルコーブ空間444へと面している。ここで、アーム930および932は、適切に配置されたときにスクリーンの表面全体をアルコーブ空間444の内側から観察できるよう、表示スクリーンの全体がアルコーブの角で遮られることがないように、充分に長くなくてはならない。この位置において、表示装置20eおよび20fを、おおむね空間444内の分離の出席者らによって使用することができ、大きな会議用空間560の者によって使用することはできない。あるいは、図44に示されているように、表示装置20fを、アルコーブ444内の出席者によって使用される位置へと動かす一方で、表示装置20eを、壁566に寄せたままにすることができる。
図示はされていないが、アルコーブ空間444に隣接する2つの位置の間の移動のために表示装置を支持する他の支持構造も、考えることができる。例えば、表示装置20eおよび20fのそれぞれを、図20に示した2つの位置の間の移動のために、アルコーブ空間444に隣接する縁に沿って蝶番状に取り付けることができる。他の例として、軌道またはレール部材(図14を参照)を天井構造へと取り付けることができ、レール部材が壁566に沿って延び、表示装置20eおよび20fが、レール部材に沿った滑走および少なくとも180°にわたる回転のために、レール構造に取り付けられる。
さらに他の1つの実施形態によれば、フラットパネル表示スクリーンを、第1および第2の異なる空間を画定している壁の開口を通って移動するように、レールへと取り付けることができる。例えば、少なくともいくつかの実施形態において、表示装置を、会議出席のために到着する会議出席者を歓待すべく会議用の部屋または空間の外で使用でき、かつ会議出席者らの間での情報の共有のために会議用の空間において使用できるようにすることが考えられる。
上述のコメントに一致する1つの典型的なシステムが、図45に示されており、開口934が第1および第2の空間938および940を分割する壁936に形成されている場合に、第1の空間938と第2の空間940との間の移動のために第1および第2のレール942および944に取り付けられた表示装置20aを含む。この例では、第1の空間938が、会議用の空間の外側の歓待用の空間であり、空間940が、会議室内の会議用の空間であると仮定されている。レール942および944は、分割壁936に直交する壁936に取り付けられている。さらに図46を参照すると、上部のレール942は、縁943および945を形成する上部および下部のチャネルを有する細長い剛な部材である。ブラケット947および949が、レール942の両端を壁946へと取り付けている。下部レール944は、ほぼ120°の角度で互いに向かって斜めに下る2つの表面を有する上向きのチャネル949を形成している。レール944は、両端においてブラケット952(図46には1つだけが示されている)によって壁946に取り付けられている。
さらに図45および図46を参照すると、上部の滑走アセンブリ955が、表示装置のハウジング32の上縁の中央位置から上方に延びる剛な延長部材957と、部材957から側方に同じ方向に延びている少なくとも2つのアクセル959および961と、水平軸(標識なし)を中心として回転するようにアクセルへと取り付けられたローラ車963および965とを含む。車963および965は、間にレール942が収容されるように離間している。
ここで、2つのアクセル959および961ならびに関連の車輪のみが、図46には示されているが、さらなる安定をもたらすために、4つ以上のアクセルおよび関連の車輪が設けられている実施形態も考えられ、あるいは2つ以上の上部滑走アセンブリ955が表示装置のハウジング32の上面に沿って離間して設けられている実施形態も考えられる。
下部滑走アセンブリ971は、表示装置のハウジング32の下面から下方へと延びる剛な延長部材973と、約120°の角度を形成しつつ部材973からおおむね反対方向に延びている2つのアクセル975および977と、約120°の角度を形成する軸を中心として回転するようにアクセル975および977へと取り付けられた2つのローラ車979および981とを含む。
レール942および944は、表示装置20aならびに滑走アセンブリ955および971を間におおむね収容できるように、壁946へと取り付けられる。さらに具体的には、車輪979および981がチャネル949に収容されたとき、上部の車輪963および965の間の空間が、レール942に整列する。表示装置20aを第1および第2の空間の間の移動のためにレールに支持する他の表示装置の取り付け構成も、考えられる。
再び図45を参照すると、第1の位置において、表示装置20aは、歓待用の空間938に位置しており、空間940での会議に出席すべく到着する会議出席者らを歓待し、これから行われる会議についての情報を提供するために使用することができる。出席者らの到着後かつ空間940での会議の前に、表示装置20aを、図45に想像線で示されて20a’が付されているように、開口934を通って会議用の空間940へと、レール942および944に沿って移動させることができる。
次に図47および図48を参照すると、スクリーンが、スクリーンを2つの別個の空間において使用すべく2つの異なる空間の間で動かすための支持構造に取り付けられている他の実施形態が示されている。ここでは、表示装置20aを図45および図46に関して上述したように2つの空間の間の移動のためにレールへと取り付ける代わりに、表示装置20aが、扉960の内側表面に取り付けられている。扉960は、歓待用の空間960を会議用の空間964から分割する分割壁952によって形成された開口において、図47に示されている開放位置と図48に示されている閉鎖位置との間の回転のために、蝶番によって取り付けられている。ここで、扉960が図47に示した開放位置にある状態で、出席者らが会合のために到着するとき、やはり出席者らを表示装置20aによって歓待することができるとともに、行われようとしている会議に関する情報を提示することができる。ひとたび全ての出席者が会議のために到着すると、扉960を図48に示されているように閉じることができ、次いで情報を、会議用空間964内において表示装置20aによって提示することができる。
次に図49〜図52を参照すると、表示装置の支持構造が、表示装置を2つの別個の空間において使用することができるようにしているさらに他の一実施形態970が示されている。ここでは、壁972が、第1の空間974を第2の空間976から分割しており、開口978が、第1および第2の空間974および976の間に形成されている。開口970は、表示装置20aが壁972に沿って整列したときに開口978が実質的に閉じられるように、表示装置20aを収容すべく寸法付けられている。
特に図52を参照すると、本実施形態においては、柱980および982が、表示装置20aの一部を構成しているハウジングの上端および下端から上方および下方へと延びており、開口978に取り付けられた枠部材999によって形成された枢支穴993および997または凹所に受け入れられている。このように取り付けられたとき、表示装置20aは、柱980および982を貫く実質的に垂直な支持軸986を中心として回転可能である。
さらに図49〜図52を参照すると、1つの向きにおいて、表示装置20aが、壁972に実質的に平行に位置して開口978を閉じるとともに、第1の空間974に情報を提示するため、表示スクリーンを第1の空間974へと向けている。表示装置20aが図48に示されているように位置しているとき、表示装置20aを、支持軸986(再び図51を参照)を中心にして図49に示されているように約180°にわたって回転させることができ、その結果として表示装置20aが、第2の空間976において使用されるべく第2の空間976へと面する。ここで、やはり図48〜図51に示されている構成を、第1および第2の空間が会議室の外側の歓待用の空間および会議室内の会議用の空間である場合に、好都合に使用することができる。
本発明について、さまざまな変更および代案となる形態が容易に可能であるが、特定の実施形態を、図面において例として示し、本明細書において詳しく説明した。しかしながら、本発明が、開示された特定の形態に限られるわけではないことを、理解すべきである。例えば、いくつかの表示装置支持レールを、床からの柱によって支持されるものとして示し、他の表示装置支持レールを天井から下方へと延びる柱によって支持されるものとして示したが、レール部材を支持するために、どちらの支持構造も使用可能であり、実際のところ書棚の上などといった他の構造も使用可能であることを、理解すべきである。さらに、上述のいくつかの態様は、他の態様とは別個に進歩的であると考えられる。例えば、テーブルの対向する縁に隣接している縁配置の表示装置は、分割テーブルの考え方とは別個に進歩的であると考えられ、その逆も同じである。
さらに、上述の天板のいずれも、種々の分割線に沿ってスライド移動できるように分割可能である。例えば、図6において、木の葉状の天板88を、さらなる利点を伴う分割テーブルの構成をもたらすために、図示の3つの想像線のいずれかに沿って分割することが可能である。
このように、本発明は、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の精神および範囲に含まれる全ての変形物、均等物、および代替物を包含するものである。
11 会議用テーブルアセンブリ
14、16、17、19 椅子
20a、20b フラットパネルビデオ表示装置アセンブリ
32 フラットパネルハウジング構造
34 表示スクリーン
13、15 ラップトップコンピュータ
14、16、17、19 椅子
20a、20b フラットパネルビデオ表示装置アセンブリ
32 フラットパネルハウジング構造
34 表示スクリーン
13、15 ラップトップコンピュータ
Claims (43)
- 支持部、
実質的に平坦な天板表面を形成しており、該平坦な表面を実質的に水平にして前記支持部によって支持されており、少なくとも第1および第2の実質的に直線状の縁部分を含み、該第2の縁部分が該第1の縁部分に対して実質的に60°未満の角度を形成している少なくとも1つのテーブル天板部材、および
それぞれ前記第1および第2の縁部分に隣接かつ実質的に平行に配置でき、それぞれが前記天板部材の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向いている少なくとも第1および第2の表示スクリーン
を備える会議用アセンブリ。 - 前記第2の直線状の縁部分が、前記第1の縁部分と30°未満の角度を形成している、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第2の直線状の縁部分が、前記第1の縁部分と平行である、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第2の表示スクリーンが、前記第1の表示スクリーンに面している、請求項3に記載のアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのテーブル天板部材が、前記第1および第2の縁部分にそれぞれ隣接する第1および第2の角を形成している、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記テーブル天板部材が、前記第1の直線状の縁部分と前記第2の角との間に凸状に外向きに曲がる第1の湾曲縁部分を形成し、かつ前記第2の直線状の縁部分と前記第1の角との間に凸状に外向きに曲がる第2の湾曲縁部分を形成している、請求項5に記載のアセンブリ。
- 前記テーブル天板部材が、少なくとも第3の実質的に直線状の縁部分を形成しており、該第3の縁部分が、前記第1の縁部分に対して実質的に60°未満の角度を形成しており、少なくとも第3の表示スクリーンが、前記テーブル天板の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向けられ、前記第3の縁部分に実質的に平行に配置されてさらに含まれる、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第1、第2、および第3の表示スクリーンが、前記第1、第2、および第3の縁部分に直接に隣接している、請求項7に記載のアセンブリ。
- 前記第2の縁部分が、前記第3の縁部分に対して実質的に60°の角度を形成し、かつ前記第1の縁部分に対して実質的に60°の角度を形成している、請求項7に記載のアセンブリ。
- 前記テーブル天板部材が、少なくとも第3および第4の実質的に直線状の縁部分を形成しており、該第3の縁部分が、前記第1の縁部分に対して60〜120°の間の角度を形成し、該第4の縁部分が、前記第1の縁部分に対して60〜120°の間の角度を形成しており、少なくとも第3および第4の表示スクリーンが、それぞれが前記テーブル天板の天板表面の少なくとも一部分を横切るように向けられ、それぞれ前記第3および第4の縁部分に実質的に平行に配置されてさらに含まれる、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の縁部分が平行であり、前記第3および第4の縁部分が平行であり、前記第3の縁部分が前記第1の縁部分と90°の角度を形成している、請求項10に記載のアセンブリ。
- 前記第1、第2、および第3の表示スクリーンが、前記第1、第2、および第3の縁部分に直接に隣接している、請求項10に記載のアセンブリ。
- 前記テーブル天板部材が、前記第1および第2の縁部分の間を延びる第3の縁部分、ならびに前記第1および第2の縁部分の間を延びる第4の縁部分を含み、
少なくとも第3の表示スクリーンが、前記第3の縁部分の付近にさらに含まれる、請求項1に記載のアセンブリ。 - 前記第3の表示スクリーンが、前記第3の縁部分に直接に隣接して配置されている、請求項13に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、それぞれ前記第1および第2の縁部分に直接に隣接しており、前記第3の表示スクリーンが、前記第3の縁部分から離れている、請求項13に記載のアセンブリ。
- 前記第3の表示スクリーンが、前記第3の縁部分から少なくとも5フィート離れている、請求項15に記載のアセンブリ。
- 少なくとも第4の表示スクリーンをさらに備え、前記第1および第2の表示スクリーンが、それぞれ前記第1および第2の縁部分に直接に隣接して位置し、前記第3および第4の表示スクリーンが、それぞれ前記第3および第4の縁部分から離れている、請求項13に記載のアセンブリ。
- 前記第3および第4の表示スクリーンが、それぞれ前記第3および第4の縁部分から少なくとも5フィート離れている請求項17に記載のアセンブリ。
- 前記第3の表示スクリーンが、前記第1の表示スクリーンと60〜120°の間の角度を形成し、前記第4の表示スクリーンが、前記第1の表示スクリーンと60〜120°の間の角度を形成している、請求項17に記載のアセンブリ。
- 前記第3および第4の表示スクリーンが、前記第1および第2の表示スクリーンよりも大きい、請求項17に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、フラットパネル表示スクリーンである、請求項1に記載のアセンブリ。
- それぞれの表示スクリーンが、少なくとも高さ18インチ×幅24インチである、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、前記第1および第2の直線状の縁部分に隣接する支持部によって支持されている請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記支持部が、第1の支持部であり、表示スクリーンを前記第1の縁に隣接して別個独立に支持する第2の支持部がさらに含まれる、請求項1に記載のアセンブリ。
- 前記第2の支持部が、表示スクリーンを運ぶための車輪を含む、請求項24に記載のアセンブリ。
- 前記第2の支持部が、レールおよびアームアセンブリを含み、該アームアセンブリが、前記スクリーンを前記レールに沿って移動するように前記レールに取り付けている、請求項24に記載のアセンブリ。
- 前記第2の支持部が、前記テーブル天板部材の上方に前記テーブル天板部材に実質的に平行に位置する少なくとも第1および第2のレール部材を含み、前記少なくとも第1および第2のレール部材が、前記テーブル天板の第1および第2の縁部分をそれぞれ過ぎて外へと延びる遠位端を含み、
前記第1および第2の表示スクリーンが、それぞれ前記第1および第2のレール部材に沿って移動するように取り付けられており、前記表示スクリーンのそれぞれを、前記第1および第2の表示スクリーンが前記第1および第2のレール部材に沿った第1の場所にあって前記テーブル天板を横切って実質的に反対方向を向いている第1の使用位置、ならびに前記第1および第2の表示スクリーンがそれぞれ前記第1および第2のレール部材に沿った第2の場所にある少なくとも第2の位置に、前記レール部材の一方によって支持できる、請求項24に記載のアセンブリ。 - 前記第1および第2のレール部材が、単一のレール部材の一部分を形成している、請求項27に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、前記レール部材上で前記第1の位置にあるとき、該第1および第2の表示スクリーンが、前記テーブル天板の第1および第2の直線状の縁部分に近接している、請求項27に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、前記レール部材上で前記第1の位置にあるとき、該第1および第2の表示スクリーンが、前記テーブル天板の第1および第2の縁部分に直接に隣接している、請求項27に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが前記第2の位置にあるとき、該表示スクリーンが、それぞれ前記第1および第2の縁部分から離れている、請求項30に記載のアセンブリ。
- 前記テーブル天板の第1の縁部分から離れている少なくとも第1の空間画定壁構造をさらに含み、前記第1の表示スクリーンが前記第2の位置にあるとき、該第1の表示スクリーンが前記第1の空間画定壁構造に近接している、請求項31に記載のアセンブリ。
- 前記第1の表示スクリーンが、さらに垂直軸を中心として少なくとも途中まで回転するように前記第1のレール部材に取り付けられており、該第1の表示を、該表示装置が前記第1の空間画定壁構造に面する第3の位置にさらに配置することができる、請求項32に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の表示スクリーンが、反対の方向を向いている、請求項1に記載のアセンブリ。
- 長さ寸法を有する支持レール、
実質的に平坦な天板表面を形成するとともに、第1および第2の角の間を延びる内側縁と前記第1および第2の角の間を延びる外側縁とを含み、前記長さ寸法に平行な軌跡に沿ってスライド運動するよう、前記レールの第1の側に、前記内側縁を前記レールに近接させつつ、前記レールによって支持されている第1のテーブル天板部材、および
実質的に平坦な天板表面を形成するとともに、第1および第2の角の間を延びる内側縁と前記第1および第2の角の間を延びる外側縁とを含み、前記レールの第2の側に、前記第2の天板部材の内側縁を前記レールに近接させつつ、前記レールによって支持されている第2のテーブル天板部材
を有する会議用アセンブリ。 - 前記第2の天板部材が、前記レールの長さ寸法に平行な軌跡に沿ってスライド運動するよう、前記レールによって支持されている、請求項35に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の天板部材の内側縁が、実質的に直線状である、請求項36に記載のアセンブリ。
- 前記第1および第2の天板部材の内側縁が、実質的に平行であり、かつ前記テーブル天板の可動の軌跡に対して実質的に平行である、請求項37に記載のアセンブリ。
- 前記第1のテーブル天板部材の下方にあって前記内側縁から離れた場所において前記第1のテーブル天板部材を支持している少なくとも1つの支持構造
をさらに含む、請求項35に記載のアセンブリ。 - 前記支持構造が、スライド運動の際の前記第1の天板部材の移動を容易にするため、下端に車輪、キャスター、およびローラのうちの少なくとも1つを含む、請求項37に記載のアセンブリ。
- 前記第1のテーブル天板の外側縁に隣接して位置する少なくとも第1の表示スクリーン
をさらに含む、請求項35に記載のアセンブリ。 - 前記第2のテーブル天板の外側縁に隣接して位置する少なくとも第2の表示スクリーン
をさらに含む、請求項41に記載のアセンブリ。 - 前記第1および第2の表示スクリーンが、実質的に反対方向を向いている、請求項42に記載のアセンブリ。
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