JP2003024155A - テーブルシステム - Google Patents

テーブルシステム

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JP2003024155A
JP2003024155A JP2001217823A JP2001217823A JP2003024155A JP 2003024155 A JP2003024155 A JP 2003024155A JP 2001217823 A JP2001217823 A JP 2001217823A JP 2001217823 A JP2001217823 A JP 2001217823A JP 2003024155 A JP2003024155 A JP 2003024155A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 コラボレーション形態でのオフィスワー
クに使用して好適なことは勿論、従来型の個々のテーブ
ルとしても利用できるテーブルシステムを提供するこ
と。 【解決手段】 円形乃至は円形に近い平面形状の天板1
を有して移動可能に形成したコアテーブルAと、該コア
テーブルAの周囲に配置できると共に、移動可能に形成
した複数台のサイドテーブルBがあり、前記各テーブル
A,Bを個々に移動して任意の位置で使用する一方、前
記コアテーブルAを中心に置きその周囲に各サイドテー
ブルBを配置して使用するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数種類の天板形状
を持つ複数台のテーブルを組合せて一つにまとまったテ
ーブル形態に集合させて使用したり、各テーブルを分離
して個々に使用することもできるテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のオフィスにおける執務環境は、急
速なOA化の進展やパソコン等を使用した情報交換手段
の拡張に伴い、従来型のデスクや椅子を室内に固定的に
配置した形態や、テーブルや椅子を固定的に配置した会
議室での執務形態や業務形態に大きな変化が現れるよう
になった。
【0003】その典型例としては、複数のメンバーによ
りある業務(テーマ)を遂行する場合、当該メンバーが
常に一緒の場所に居て一つのテーブルで討議をしたり、
個々の作業を行うのではなく、メンバー全員が集合して
テーマに関する情報等を検討するときには、一堂に会
し、個々人が分担する作業については、各人がそれぞれ
の作業スペースにおいて執務を行うという、いわゆるコ
ラボレーション(Collaboration)といわれる形態での
業務遂行形態である。
【0004】このような業務遂行形態を採る場合、既存
のオフィス家具を利用すると、例えば各メンバーがパー
ソナルユースのテーブルを一箇所に持寄ったり、会議室
や打合せコーナーを使って全メンバーで情報の交換や討
議などを行い、個々のメンバーの分担業務は、各人の個
人用デスク等に資料等を持返って業務を行うといった形
態となる。
【0005】しかし、上記のような業務形態では、パー
ソナルユースのテーブルを夫々に持ち寄って形成される
各テーブルの天板によるスペースは、個々のテーブルの
天板スペースでしかないため、例えば全員で見なければ
ならない資料などの開示などをするための共通スペース
が造れないという問題がある。この点は、従来タイプの
会議室を利用した場合においても、ほぼ同様である。
【0006】また、個々人が持ち寄るパーソナルユース
のテーブルは、元来、個人使用のために設計,デザイン
されているため、これを集合してもメンバー全員が互に
向き合った形、例えば、環状になるようにテーブルを配
置するには、余計な配置スペースを必要とすることとな
り、この面での合理性に欠ける。また、パーソナルユー
スのテーブルはもともと一人用であるため、このテーブ
ルを使って少人数とはいえ、複数の者が席に着いて打合
せ等を行うには、テーブルの形態、或は、天板スペース
から見ても不向きでもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
ないわゆるコラボレーション形態でのオフィスワークに
対応できていない現状のオフィス家具に鑑み、特に、コ
ラボレーション形態でのオフィスワークに使用して好適
なことは勿論、従来型の個々のテーブルとしても利用で
きるテーブルシステムを提供することを、その課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明テーブルシステムの構成
は、円形乃至は円形に近い平面形状の天板を有して移動
可能に形成したコアテーブルと、該コアテーブルの周囲
に配置できると共に、移動可能に形成した複数台のサイ
ドテーブルがあり、前記各テーブルを個々に移動して任
意の位置で使用する一方、前記コアテーブルを中心に置
きその周囲に各サイドテーブルを配置して使用するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】上記構成の本発明テーブルシステムでは、
各テーブルの移動を容易にするため各テーブルの脚下端
にはキャスタ等による移動手段を具備させる。また、こ
のテーブルシステムでは、サイドテーブルは少なくとも
3台あることが望ましいが、4台又はそれ以上であって
もよい。サイドテーブルの台数は、コアテーブルの天板
の大きさ、並びに、サイドテーブルの天板の大きさと平
面形状を適宜に設定することにより、任意の台数で使用
することが可能になる。更に、サイドテーブルは、その
天板の高さをコアテーブルの天板の直下に余り隙間なく
入る高さに形成し、また、その天板に折畳み構造のもの
を使用すると、不使用時の格納などにおいて有利にな
る。
【0010】上記のような具体的な態様例に鑑みると、
本発明テーブルシステムのより具体的な構成として、次
の構成を採ることができる。即ち、サイドテーブルは、
その天板の平面形状を、左右方向の向う側と手前側の辺
が緩やかな円弧状乃至はその曲率半径と同じか近似した
半径の多角形状をなすように形成すると共に、前記曲率
半径を、コアテーブルの天板の曲率半径とほぼ同心をな
す曲率半径をなすように形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て、図を引用して説明する。説明に先立ち、各図の説明
をする。図1〜図3は本発明テーブルシステムにおける
コアテーブルの一例を示す図で、図1はコアテーブルの
右半を断面にした平面図、図2は図1のテーブルの正面
図、図3は図1のテーブルの右側面図、図4〜図7は本
発明テーブルシステムに用いるサイドテーブルの一例を
示す図で、図4はそのサイドテーブルの右半を断面にし
た平面図、図5は図4のテーブルの正面図、図6は図4
のテーブルの右側面図、図7は図4のテーブルの天板を
折畳んだ右側面図、図8〜図10は本発明テーブルシステ
ムに用いるワゴン型載置台(以下、ワゴンという)の一
例を示す図で、図8はそのワゴンの上半を断面にした平
面図、図9は正面図、図10は右側面図、図11〜図13は図
1〜図10により示したコアテーブル、サイドテーブル、
ワゴンを組合せ状態例を説明するための図で、図11はそ
の平面図、図12は図11の正面図、図13は右側面図、図14
〜図20は、それぞれ本発明テーブルシステムにおけるテ
ーブルの配置態様例とその使用状態を示す第一例から第
七例のそれぞれの平面図である。
【0012】図1〜図3において、本発明テーブルシス
テムに使用する一例のコアテーブルAは、次の構成を具
備している。1はこのテーブルAにおける円形の天板
で、その下面の3箇所が120°ピッチで配置される3本
の脚2,3,4により支持されている。各脚2〜4は、
下端に移動手段の一例として自在キャスタ2a,3a,4aを
具備すると共に、各脚2,3,4の間が、図の例では天
板1の中心側に向って凹陥弯曲した凹面に形成した、一
例としてパンチングメタル製のガード部材5,6,7に
より連結されている。なお、ガード部材5〜7の弯曲の
半径は、コアテーブルAの天板1の半径とほぼ同じ半
径、具体的には後述するサイドテーブルBにおける天板
21の辺21aの半径とほぼ同半径に形成されている。ま
た、天板1の下面においては、前記ガード部材5〜7に
囲まれた内部側に、天板1の上などで使用するパソコン
等の電源線や通信線(図示せず)などの余長部分を収容
処理するワイヤリング用の2枚の棚板8,9が設けられ
ている。8aは配線挿通のため棚板8に形成した切欠であ
る。
【0013】上記コアテーブルAの天板1においては、
この天板1の上面をその外周形状に沿った内側の全面を
適宜凹陥した平面1aに形成すると共に該凹陥平面1aの中
に、中心に回転軸10を凸出形成した薄い円板状の回転体
(図示せず)を配置し、この回転体の上に、前記軸10に
その中心穴(図示せず)が挿入される平面円形状のいわ
ゆるホワイトボード11を載置することにより、コアテー
ブルAの使用者が該テーブルAの周囲から前記ホワイト
ボード11を自由に回転できるように形成されている。11
aはこのボード11を回転させるための手掛かり穴であ
る。ここで、前記ホワイトボード11は、その裏面を通常
の化粧ボード仕様に形成しており、従って、当該ボード
11の表裏を反転させて天板1の上で使用したり、或は、
天板1から取外して前記手掛かり穴11aを適宜立壁面の
掛具等に引掛けて吊下げ、立面タイプのホワイトボード
やピンナップボードなどとして利用することもできる。
なお、上記ホワイトボード11は、図示しないが、直接、
平板状に形成された天板1の上に回転可能に配設する形
態で設けてもよい。この場合、天板1と前記ボード11に
おいて、回転軸とその軸に挿入される穴は、両部材1,
11に相対的に形成されれば足りる。
【0014】本発明テーブルシステムにおいて、コアテ
ーブルAの天板1は上記例の円形に限られるものではな
く、例えば円に近い半径の六角形や八角形などの多角形
であってもよい。また、脚2〜4も、上記例では3本で
あるが4本以上設けることも可能である。ここで、ガー
ド部材5〜7が凹状に弯曲しているのは、後に述べるサ
イドテーブルBとの干渉を避けるためであるが、ガード
部材5〜7がサイドテーブルBの天板21の辺21aと同等
の半径で凹状に弯曲形成されていると、使用者は上記ガ
ード部材5〜7に沿ってサイドテーブルBを配置できる
ことを視覚的に把握できる利点があるから、コアテーブ
ルAとサイドテーブルBとの様々な態様での組合せ配置
をスムーズに行う上で、効果的である。なお、ガード部
材5〜7はコアテーブルAに必らず設けなければならな
い部材ではない。また、移動手段は自在キャスタ2a〜4a
以外のもの、例えばボールキャスタやスライダ(滑り
子)などの場合もある。
【0015】上記の構成のコアテーブルAに対し、本発
明システムでは、従来のパーソナルユーステーブルに代
わるものとして、サイドテーブルBに、一例として次の
ように構成を具備したものを用いる。以下、図4〜図7
によりサイドテーブルBの構成例について説明する。図
示したサイドテーブルBにおいて、21は平面からみてほ
ぼレモン或はラクビーボールの平面投影形状をなす天板
で、ここでは図4における天板21の上,下辺21a,21b
が、先に述べたコアテーブルAの天板1の半径よりも大
きな半径を持つ辺であって、両辺21a,21bが上下で対称
的に形成されている。なお、この上,下辺21a,21bも、
その曲率に沿うものであれば、多角形の辺状に形成する
こともできる。また、天板21の左右エンドは、カットさ
れた形状とすることもある。天板21の上,下辺21a,21b
が対称的に形成されていることにより、このテーブルB
の使用時の着席位置に方向性がなくなる。また、この点
はコアテーブルとの組合せにおいても同様である。
【0016】22は前記天板21において、その裏面の長さ
方向(図4の左右)に配置した横フレームで、図示した
例ではこのフレーム22の左右の側端に、当該天板21の起
伏(水平,垂直)機構22a,22bを具備すると共に、該機
構22a,22bに連結された左右の1本脚23,24が設けられ
ている。25は前記横フレーム22の略中央部位、即ち、天
板21の裏面センターから垂下させて設けたセンター脚支
柱で、その下端には、図4の天板21の前後方向に延びた
水平な足26,27が設けられている。左右の1本脚23,24
の下端と天板21の中央下部に位置した足26,27の外側端
には、自在キャスタ23a,24a,26a,27aが設けられてい
る。
【0017】28は左,右の1本脚23,24とセンター脚支
柱25とを、それらの上部において結合する梁状の結合部
材、29は天板の折畳,組立て用の操作軸で、横フレーム
22と平行に設けられて起伏機構22a,22bに結合されてお
り、以上の天板21から操作軸29までの各部材により、サ
イドテーブルBの一例が形成されている。ここで、サイ
ドテーブルBの天板21の高さは、コアテーブルAの天板
1に対し、当該天板1の下面直下に余り隙間を作らずに
進入できる高さに予め設定されていることが好ましい。
【0018】上記のコアテーブルAとサイドテーブルB
は、そのサイドテーブルBの天板21の平面形状、並び
に、天板21の高さ(天板1よりも低い)、及び、左右の
1本の脚23,24とセンター脚25の下部に設けた足26,27
の配置形態(具体的には、天板21の下に平面から見て略
十字状をなすような配置)と、コアテーブルAの3本の
脚2〜4の配置形態によって、図14に例示するように、
1台のコアテーブルAを中心にして、その周囲に図示し
た例では3台のサイドテーブルBを環状に並べる。この
ような配置形態例を採ると、あたかも、3台のサイドテ
ーブルBの3枚の天板21が形成する略環状をなす大きな
1枚の天板の中心に、コアテーブルAの天板1が、その
天板1の厚さ分程度高くなった、いわば会議テーブルや
打合せテーブルのような形態が創成される。
【0019】本発明では、上記のような1台のコアテー
ブルAと3台のサイドテーブルBの配置形態において、
例えばプロジェクタや資料などを載せる台として、図8
〜図10により説明する載置台機能を有するワゴンCを使
用するので、次にこのワゴンCについて説明する。
【0020】ワゴンCは、図8に例示するように、平面
から見て横長で異形の略三角形乃至は四角形状をなす天
板31と、この天板31における三角形の頂点側の下(図8
の左側)に配置した逆T字状をなす脚32と、三角形の底
辺側の下(図8の右側)に配した2本の脚33,34と、前
記3本の脚32〜34に支持されて高さ方向の中間部に設け
た棚35を具備して形成されている。なお、脚32はその下
部に設けた足36,37の外端部に、また、脚33,34はそれ
らの下端に、自在キャスタ36a,37a、同33a,34aを具備
している点は、先のテーブルA,Bの場合と同様である
が、天板31の高さは、前記コアテーブルAの天板1より
も高く位置するように調整して形成されている。このワ
ゴンCにおいては、天板31を2本の脚33,34の上端部に
起伏可能に結合すると共に、脚32を天板31の裏面に対し
折畳み可能にすることにより、天板31を折畳み構造にす
ることもある。この場合、脚33,34の下端には、折畳み
時の自立のために水平に延びた足(図示せず)を設け
る。
【0021】上記のように形成される2種類のテーブル
A,BとワゴンCは、夫々の天板1,21,31の高さ違い
などの要因によって、図11〜図13に例示する形態例をも
ってコアテーブルAに対して配設することができる。そ
して、これらのテーブルA,BとワゴンCとは、各天板
1,21,31の高さ違いのほか、夫々の天板1,21,31を
支える夫々の脚の配設形態によって、サイドテーブル
B,ワゴンCをコアテーブルAの周囲に配置しても、各
構成部材が干渉することなく、図11〜図13に例示するよ
うな各天板1,21,31の上下関係、並びに、各天板を支
えた夫々の脚同士の関係において、互に干渉するいこと
なく配置できるので、本発明テーブルシステムでは、図
14〜図20に例示したような平面配置形態を展開でき、夫
々の配置状態において、様々な業務や作業などに利用す
ることができる。以下、図14〜図20により利用形態例に
ついて説明する。
【0022】図14は、1台のコアテーブルAと3台のサ
イドテーブルBを用いた本発明テーブルシステムの第一
例の使用態様を示す模式的平面図で、この図では、中心
に位置したコアテーブルAの天板1の周囲に、3台のサ
イドテーブルBが略120度間隔で並べられることによ
り、各サイドテーブルBの天板21の辺21aが、コアテー
ブルAにおける3本の脚2,3,4、並びに、ガード部
材5,6,7といずれも干渉することなく配置されてい
る。
【0023】このレイアウトにおいて、三名のメンバー
M1〜M3はそれぞれコアテーブルAの天板1に十分に手が
届くので、当該コアテーブルAの天板1の上に共通資料
等を置き、夫々のサイドテーブルBに着いた3名のメン
バーM1,M2,M3がコアテーブルAの天板1の上の資料を
互に扱ったり、見たりしながら、夫々のサイドテーブル
Bの天板21の上で、自分のパソコンなどに記録したりノ
ートに記帳するなど、必要な作業を行うことができる。
また、コアテーブルAの天板1には、回転可能なホワイ
トボード11が設けられているので、各メンバーM1〜M3
は、当該ボード11を回転させてその向きを自由に変え、
ここでの打合せなどに必要な内容(テーマなど)をこの
ボード11に描いたり、このボード11を天板1から取外し
てその手掛かり穴11aにおいて壁面などに吊って使用す
ることにより、共同作業や打合せなどに入る、といった
作業態様を採ることができる。
【0024】図15は、図14と同じレイアウトに配置した
本発明テーブルシステムを、6人のメンバーM1〜M6によ
り使用できる本発明テーブルシステムの第二例を示した
ものである。図15のレイアウト並びにメンバーM1〜M6の
配置においても、各メンバーは、コアテーブルAの天板
1、並びに、その上のホワイトボード11に余裕を以て手
が届くので、図14に示した例の場合と同様の共同作業な
どを行うことができる。
【0025】上記のように、本発明テーブルシステムで
は、同じレイアウトのテーブルA,Bの配置により、3
名〜6名までの人員(メンバー)が、中心のコアテーブ
ルAの天板1を利用し乍ら、その周りに環状に配置した
3台のサイドテーブルBにおける各天板21の上で所要の
作業などを行うことができる。これは、サイドテーブル
Bの天板21の平面形状が略レモン状乃至はラクビーボー
ル状をなしているので、これをコアテーブルAの周囲に
環状に配置すると、環状に並べた3台のサイドテーブル
Bの天板21があたかも一枚の環状天板のようになるから
である。
【0026】また、各サイドテーブルBの天板21の上、
或は、コアテーブルAの天板1の上でパソコン等のOA
機器、或は、各種のレコーダ等を使用する場合、それら
の電源用,通信用の配線は、床などから切欠8aを経由す
るなどしてコアテーブルAの棚8,9の上に引込み、ガ
ード部材5〜7と天板1の間の隙間から天板1の上に引
出して使用する。なお、前記ガード部材5〜7のうち、
少なくとも1枚はコアテーブルAのガード部材5〜7の
支持部、例えば、脚2〜4に対して着脱自在又は開閉自
在に設け、前記棚8又は9に載置されることがあるサー
バ等の機器類の出入れやメンテナンスが行い易いように
形成されている。
【0027】図16は、図14,図15に示した本発明テーブ
ルシステムの2組を、1台のサイドテーブルBを共有す
る形態で、並列配置した本発明テーブルシステムの第三
例を示す平面図である。このレイアウトを採ると、2台
のコアテーブルA,Aを2つの中心とする略長円形をな
す4台のサイドテーブルBの配置を実現できる。このレ
イアウト例においては、2台のコアテーブルA,Aの間
に位置した共用サイドテーブルBの天板21が、その辺21
a,21bが対称的であることにより2台のコアテーブル
A,Aの間に生じる隙間を整然と埋める作用をする。
【0028】図17は、図14,図15に示したレイアウト例
と同じ1台のコアテーブルAと3台のサイドテーブルB
を使用するが、各サイドテーブルBの配置態様を、各天
板21における上辺1aの右半側をコアテーブルAの天板1
の下に位置付けた本発明テーブルシステムにおける第四
のレイアウト例を示すものである。
【0029】コアテーブルAに対して図17のようなサイ
ドテーブルBの配置形態を採ると、3名のメンバーM1〜
M3は、図14,図15の例に比べ、よりコアテーブルAに近
い位置に着くことができると共に、各メンバーM1〜M3の
両脇に位置した2台のサイドテーブルB,Bの天板21,
21の一部も自分用のスペースとして利用することができ
る。各サイドテーブルBのコアテーブルAに対する偏位
レイアウトは、図17の場合とは逆向きにすることもでき
る。
【0030】図18は、1台のコアテーブルAを使用し
て、ここでは3名のメンバーM1〜M3が打合せなどを行う
場合を示した本発明テーブルシステムの第五例である。
図19は1台のサイドテーブルBを利用して3名のメンバ
ーM1〜M3による打合せなどを行う場合を例示した本発明
テーブルシステムの第六例である。サイドテーブルBは
その天板21の上,下辺21a,21bが対称形であるので、メ
ンバーM1〜M3の着席位置に方向性がなく、使いやすい。
【0031】図18の例では、コアテーブルAは、円形天
板1の下に3本の脚2,3,4が設けられ、各脚2〜4
の間に凹陥弯曲したガード部材5〜7が設けられた形態
であるので、各脚2〜4の間に、夫々に担当者が着け
ば、小振りの天板1のコアテーブルAであっても、3名
で利用することができる。また、図19の例では、サイド
テーブルBが略レモン状をなす平面形状の天板21を持
ち、天板下に垂下して設けられる脚23〜25と足26,27
が、着席メンバーM1〜M3の夫々の脚に干渉することがな
いように、天板21下面の左右側端と中央部とを設けられ
ているので、図19のような着席形態を実現できるのであ
る。
【0032】図20は、1台のコアテーブルAを中心に配
し、このテーブルAに対して、3台のサイドテーブルB
を平面から見て円弧状をなすように展開した状態でレイ
アウトした本発明テーブルシステムの第七例で、各サイ
ドテーブルBの天板21の前方側(上辺21aの側)に位置
したホワイトボードやスクリーン等の表示物(図に表れ
ず)に向って、各人M1〜M6が対面的に位置できるように
各テーブルA,Bを配置したものである。
【0033】本発明テーブルシステムでは、上述したレ
イアウト例において、例えばプロジェクターやスキャナ
等の機器を使用する場合には、図8〜図10に例示した専
用のワゴンCを用いると、各サイドテーブルBやコアテ
ーブルAの天板1,21の利用できる面積を減少させたり
機能を損うことがない。この場合、ワゴンCはコアテー
ブルAに対して、図11〜図13で例示した形態でレイアウ
トする。このレイアウトにおいてワゴンCは、その天板
31が前方側を逆T字状の1本脚32により、後方を2本の
脚33,34で支持しているので、例えば、1台のコアテー
ブルAの周囲に、図14,図15のように3台のサイドテー
ブルBが環状配置されていても、2台のサイドテーブル
Bの境界部位からコアテーブルAに対し図11の平面態様
でのレイアウトが可能である。この結果、コアテーブル
Aに対してサイドテーブルBがどのような態様で配置さ
れていても、ワゴンCは、そのサイドテーブルBと干渉
することなくコアテーブルAに対して自由にレイアウト
することができるのである。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、二種以上
の高さ違いの天板を有するテーブルであって、コアにな
る一のテーブルの天板の平面形状が円形乃至はその近似
形状であると共に、他のテーブルの天板形状を、前記コ
アテーブルの周囲に配置したとき、全体として大きな円
形天板と同等形状になるように形成して、当該テーブル
をサイドテーブルとし、前記各テーブルを適宜に組合せ
たり、単独で使用できるテーブルシステムを形成したの
で、複数の担当者が集合して共同作業をしたり、時には
分散して個々の作業等を行うといった、いわゆるコラボ
レーション形態で逐行されるオフィス業務にきわめて好
適である。
【0035】本発明では、複数台のサイドテーブルをコ
アテーブルを中心として環状に配置したとき、各サイド
テーブルの天板の一部がコアテーブルの天板の下に重な
るように、コアテーブルとサイドテーブルの夫々の天板
の平面形状と高さとを設定したので、両テーブルを集合
したときあたかも大形の円形天板を有する1台のテーブ
ルのように使用することができ、従って、複数メンバー
による共同作業に特に好適である。
【0036】また、上記の各テーブルは、天板と脚とを
主要部材として形成され、かつ、夫々の脚にキャスタ等
による移動手段を具備しているので、オフィス内で手軽
かつ容易に移動させることができ、従って、共同作業の
メンバーが集合したり、個々のメンバーが離散した態様
で逐行されるコラボレーション形態の作業に効率よく対
応することが出来る。
【0037】更に、サイドテーブルの天板を折畳み構造
にしたものでは、不使用時の格納や保管などのスペース
の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コアテーブルの平面図。
【図2】図1のテーブルの正面図。
【図3】図1のテーブルの右側面図。
【図4】サイドテーブルの右半を断面にした平面図。
【図5】図4のテーブルの正面図。
【図6】図4のテーブルの右側面図。
【図7】図4のテーブルの天板を折畳んだ右側面図。
【図8】ワゴンの平面図。
【図9】ワゴンの正面図。
【図10】ワゴンの右側面図。
【図11】コアテーブル、サイドテーブル、ワゴンを組合
せた状態を説明するための平面図。
【図12】コアテーブル、サイドテーブル、ワゴンを組合
せた状態を説明するための正面図。
【図13】コアテーブル、サイドテーブル、ワゴンを組合
せた状態を説明するための右側面図。
【図14】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第一例平面図。
【図15】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第二例平面図。
【図16】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第三例平面図。
【図17】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第四例平面図。
【図18】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第五例平面図。
【図19】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第六例平面図。
【図20】本発明テーブルシステムにおけるテーブルの配
置態様とその使用例を示す第七例平面図。
【符号の説明】
A コアテーブル B サイドテーブル C ワゴン 1 コアテーブルAの天板 2,3,4 脚 2a,3a,4a キャスタ 5,6,7 ガード部材 8,9 棚板 10 回転軸 11 ホワイトボード 11a 手掛かり穴 21 サイドテーブルBの天板 22 横フレーム 23,24 1本脚 25 センター脚支柱 26,27 足 23a,24a,26a,27a 自在キャスタ 28 梁状結合部材 31 ワゴンCの天板 32 逆T字状の脚 33,34 三角形の底辺側の下の脚 35 棚 36,37 脚32の下部の足 33a,34a,36a,37a 自在キャスタ M1〜M6 メンバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形乃至は円形に近い平面形状の天板を
    有して移動可能に形成したコアテーブルと、該コアテー
    ブルの周囲に配置できると共に、移動可能に形成した複
    数台のサイドテーブルがあり、前記各テーブルを個々に
    移動して任意の位置で使用する一方、前記コアテーブル
    を中心に置きその周囲に各サイドテーブルを配置して使
    用するようにしたことを特徴とするテーブルシステム。
  2. 【請求項2】 サイドテーブルは、その天板の高さをコ
    アテーブルの天板の直下に入る高さに形成した請求項1
    のテーブルシステム。
  3. 【請求項3】 複数台のサイドテーブルは、コアテーブ
    ルを中心に置いてその脚に沿って集合すると、各サイド
    テーブルの天板の外縁が全体として平面略円形状をなし
    て連なるように形成した請求項1又は2のテーブルシス
    テム。
  4. 【請求項4】 サイドテーブルは、その天板の平面形状
    を、向う側の辺と手前側の辺が緩やかな円弧状乃至はそ
    の半径と同等乃至は近似した半径の多角形状をなすよう
    に形成すると共に、前記半径を、コアテーブルの天板の
    半径とほぼ同心をなす大きな半径に形成した請求項1〜
    3のいずれかのテーブルシステム。
  5. 【請求項5】 コアテーブルより高い天板と該天板を支
    持した脚を有すると共に、前記脚のうち天板の一側を1
    本の脚により支持するように形成した載置台となるワゴ
    ンを、前記コアテーブルの周囲に配置するか、又は、適
    宜の場所に配置して使用するようにした請求項1〜3の
    いずれかのテーブルシステム。
  6. 【請求項6】 サイドテーブルは、天板を折畳み構造に
    形成した請求項1〜5のいずれかのテーブルシステム。
  7. 【請求項7】 各テーブル及び載置台となるワゴンは脚
    にキャスタ等による移動手段を設けた請求項1〜6のい
    ずれかのテーブルシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2503926A (en) * 2012-07-13 2014-01-15 Robert James Wade-Smith A table having a first table top for a first set of users and a second, relatively moveable table top for a second set of users
WO2018055836A1 (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 コクヨ株式会社 ホワイトボード及びホワイトボードシステム

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