JP2002345565A - 机装置 - Google Patents

机装置

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JP2002345565A
JP2002345565A JP2001160938A JP2001160938A JP2002345565A JP 2002345565 A JP2002345565 A JP 2002345565A JP 2001160938 A JP2001160938 A JP 2001160938A JP 2001160938 A JP2001160938 A JP 2001160938A JP 2002345565 A JP2002345565 A JP 2002345565A
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Yoshinari Horikawa
義成 堀川
Tomohiko Tasaka
朋彦 田阪
Isao Hosoe
勲夫 細江
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Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
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Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机天板の外周側に沿った任意の位置にサービ
スコア3を配置できるようにして作業効率を向上させ
る。 【解決手段】 机天板2の下面に基端をボルト等にて固
定した複数の支柱6を、平面視において机天板2の外周
縁2aに沿って適宜間隔で、且つ外周縁2aより外側
(半径外側)にて立設させる。この複数の支柱6の上端
間に平面視円弧状でガイドレール状の受け具7を連結す
る。受け具7の平面部7cには、その長手方向に適宜間
隔にて取付け孔8等の装着部を備え、棚板状のサービス
コア3をこの受け具7の円周方向の任意の箇所に取付け
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適作業領域の位
置選択や、作業集中、会話(対話)等のための位置選択
が可能で、且つレイアウトの変更もし易い机装置の構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平4−357904
号公報において、オフィス空間の有効利用を図り、作業
可能領域を広げて作業効率を向上させるため、平面視が
六角形状の六角天板を有する机と、該机と同じ高さで平
面視が矩形状の補助天板を有するサイド机との組み合わ
せからなるシステム机であって、複数(4つ)の六角天
板を、各六角天板の外周辺のうち一辺同士を突き合わせ
る一方、サイド机の補助天板を前記六角天板の一側辺に
沿わせて配置することが開示されている。
【0003】この構成によれば、平面視において、六角
天板の内周側に位置して椅子に着座した人を中心とし、
その人の手が略届く円弧状の作業範囲が、前記六角天板
とそれに隣接して配置した補助天板との領域内に納ま
る。従って、前記補助天板の箇所に事務作業用の物品、
例えば、プリンタ、コンピュータにおけCRT表示装置
や液晶表示装置、ファイルホルダ等を載置できる。
【0004】また、4つの補助天板を矩形状に隣接配置
し、それに沿って六角天板をその外周辺同士が突き合う
ように当接して配置すれば、前記作業可能領域が互いに
接近したものでありながら、六角天板上のデッドスペー
スが少なくなり、且つ対向島配列であっても個々人のワ
ークスペースの独立性を確保できる。さらに、一つの六
角天板の外周辺側に来客者用の椅子等をおくことで、ミ
ーティングスペースとすることができるというものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
作業環境は情報化によりコンピュータ等の電子機器の操
作が多くなり、且つ多様化しているため、これらの機器
や書類等を載置しておく箇所(サービスコア)を纏めて
おくことが望ましいが、前記従来の机天板では物品がば
らばらの箇所に散らばっており、机天板上が乱雑になる
という問題があった。しかも、前記六角天板を有する机
の場合には、前記人の手が略届く円弧状の作業範囲より
外側に角状のデッドスペースが存在するため、当該六角
天板を挟んで対話(コミュニケーション)をはかるとき
の距離が長い箇所と短い箇所とができ、また外側の角部
の机天板に対峙して着座することに違和感がある。
【0006】さらに、前記情報機器を使う等して作業に
集中しているときに、人との対話の環境に迅速に切り換
え、且つ机天板の広い面積をその環境に合わせた位置に
変位させることが困難であった。
【0007】本発明はこれらの従来の問題点に鑑みなさ
れたものであって、机天板の前に座る人(作業者)を中
心にして作業への集中と対話の良好性を確保し、且つ作
業と対話への環境を迅速に変更にできるようにし、さら
に、人のテリトリー(縄張り、領域)を最小にしたもの
でありながら、デッドスペースを少なくできる机装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の机装置は、平面視で略半円
状の机天板の下面または机天板の複数の脚体から、机天
板の外周縁より外側に立設した複数の支柱に、平面視で
前記机天板の外周縁に略沿う円弧状の受け具を固定し、
該受け具にサービスコアを摺動可能又は着脱可能に装着
したことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明の机装置は、平面視
で略半円状の机天板の下面に、平面視で当該机天板の外
周縁に略沿う円弧状のガイドレールを設け、該ガイドレ
ールに沿って摺動自在かつ離脱不能に装着した受け具の
上端を机天板の外周縁より上方に臨ませ、該受け具にサ
ービスコアを装着したことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の机装置において、前記サービス
コアは、机天板の上面側に対するサービス提供部を有す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明に係る机装置の第1
実施形態の斜視図、図2は図1のII−II線矢視断面図、
図3は第2実施形態の要部断面図、図4は第3実施形態
の要部断面図、図5は第4実施形態の平面図、図6は図
5のVI−VI線矢視要部拡大断面図である。
【0012】図1〜図5に示すように、本発明の机装置
1は、平面視略半円状の机天板2と、その外周縁の近傍
に配置させるサービスコア3とから構成されている。図
5に示すように、平面視において、机天板2の外周縁2
aは中心Oから半径R1の略半円周であり、机天板2の
内周縁のうち中央部は半径R2(<R1)の略半円周の
凹縁部2bに形成され、前記中心Oの近傍位置に作業者
の身体が配置されるとき、前記凹縁部2bは身体の外周
に当たらないように形成されている。実施形態では、机
天板2の外周縁2aの半径R1は略600mm〜800
mm程度であり、好ましくは750mmである。凹縁部
2bの半径R2は350mm程度に設定されている。
【0013】図1に示すように、本発明に係る机装置1
では、机天板2は左右一対の脚体4、4に支持されたも
のであり、脚体4は脚柱4aと平面視バナナ状(略円弧
状)の水平足4bとからなり、この水平足4bは、平面
視において、前記机天板2の外周縁2aの内径側で略沿
うように配置され、各水平足4bの下面には複数のキャ
スタ5が取付けられている(第1実施形態から第4実施
形態まで共通)。そして、平面視において前記中心Oの
まわりに回動可能に構成されている。
【0014】平面視で略半円状の机天板2の下面または
机天板2の複数の脚体4から、机天板の外周縁2aより
外側に立設した複数の支柱に、平面視で前記机天板の外
周縁に略沿う円弧状の受け具を固定し、該受け具にサー
ビスコア3を摺動可能又は着脱可能に装着した実施形態
は種々考えられる。
【0015】第1実施形態は、図1及び図2に示すよう
に、机天板2の下面に基端をボルト等にて固定した複数
の支柱6が、平面視において机天板2の外周縁2aに沿
って適宜間隔で、且つ外周縁2aより外側(半径外側)
にて立設させる。この複数の支柱6の上端間に平面視円
弧状でガイドレール状の受け具7を連結する。該受け具
7は、平面視で、前記机天板2の外周縁2aの半径より
若干小さい半径の内周縁7aと、若干大きい外周縁7b
とを有し、剛性を高めるため、前記内周縁7aや外周縁
7bのいずれか一方又は双方を下向きに屈曲させなる等
してリブを設けている。受け具7の平面部7cには、そ
の長手方向に適宜間隔にて取付け孔8等の装着部を備
え、棚板状のサービスコア3をこの受け具7の円周方向
の任意の箇所に取付けするものである。例えば、受け具
7の下面側からビス(図示せず)を取付け孔8を介して
上向きに突設し、サービスコア3の下面に固着(締着)
しても良い。サービスコア3には、前述のように、プリ
ンタ、コンピュータにおけCRT表示装置や液晶表示装
置、ファイルホルダ等の事務作業用の物品9を載置で
き、サービス提供部となる。
【0016】図3は第2実施形態を示し、左右一対の脚
体4、4の各脚柱4bに支柱10の基端をビス11など
にて固定し、該各支柱10を、机天板2の外周縁2aの
外側(半径外側)にて立設し、この二つの支柱10、1
0の上端間を平面視円弧状でガイドレール状の受け具1
2に連結する。その場合、各支柱10の取付け強度を向
上させるため、支柱10と机天板2の下面とを補強金具
13にて連結しても良い。さらに、脚体4が存在しない
中途箇所では、第1実施形態のような支柱6を立設し、
支柱6、10間を受け具12にて連結すれば、より剛性
が高まりサービスコア3を強固に支持できる。受け具1
2の上端に断面コ字状等のレール部12aに形成して板
状のサービスコア3の下端の逆L字状等の摺動係合部3
aを着脱可能に嵌め入れて水平方向にのみ移動可能とな
るように構成することが好ましい。この構成により、サ
ービスコア3を机天板2の外周縁2aの上側の近傍で任
意の左右位置に移動させることができる。
【0017】前記第1及び第2実施形態では平面視円弧
状でガイドレール状の受け具7、12は机天板2の表面
(上面)より高い位置に配置されていたが、これら受け
具7、12を机天板2の下面より下方に配置する。その
場合、前記受け具は机天板2の外周縁2aより内径側に
配置して良い。水平板状のサービスコア3の下面に設け
た支柱状のブラケット(図示せず)が机天板2の外周縁
2aの外側を通り、該ブラケットの基端を、前記受け具
に摺動自在に装着する形態であっても良い。
【0018】図4に示す第3実施形態では、側面視コ字
状の支柱14の下端水平足部14aを左右の各脚体4の
水平足部4aにボルト15止めし、2つの支柱14は机
天板2の外周縁2aの外側(半径外側)にて立設し、縦
方向の中途部は補強金具16にて机天板2の下面にビス
固定する。左右両支柱14、14の上端水平アーム部1
4b上端間を平面視円弧状でガイドレール状の受け具1
7にて連結するこの受け具17に板状のサービスコア3
を水平方向のみ摺動可能に装着するのである。この実施
形態においても、脚体4が存在しない中途箇所では、第
1実施形態のような支柱6を立設し、支柱6、14間を
受け具17にて連結すれば、より剛性が高まりサービス
コア3を強固に支持できる。
【0019】図5及び図6は、第4実施形態を示し、前
記机天板2の下面のうち外周縁2aに近い箇所に沿って
平面視で円弧状で断面下向きコ字状のガイドレール20
を埋め込む。そして、板状のサービスコア3の下面を支
持する側面視コ字状の受け具21の下端の水平足21a
には上向きの軸に枢支された複数の回転コロ22を前記
ガイドレール20内に転動可能に挿入する一方、受け具
21の垂直部21bは机天板2の外周縁2aに接近させ
て立設し、外周縁2aに摺接する摩擦係数の小さいスラ
イダ23を垂直部21bに張設しておく。また、垂直部
21bに高さ位置調節可能に設けたブラケット24に
は、横向き軸に枢支した回転コロ25を机天板2の上面
に当接し、前記回転コロ22とで机天板2を厚さ方向に
挟んだ状態で、受け具21が脱落不能となり、且つ前記
ガイドレール20に沿って平面視で円弧状にのみ移動可
能に構成する。この受け具21の上端に板状のサービス
コア3を固定しておけば、受け具21ごと、サービスコ
ア3の位置を机天板2の外周縁2aの任意の箇所に移動
できることになる。なお、上側の回転コロ25が机天板
2の上面に露出して見苦しい場合には、カバー体26を
受け具21またはサービスコア3の下面から突出させ
て、回転コロ25を覆うようにすれば良い。前記回転コ
ロ25に代えて、球体等の転動体としても良いし、摩擦
係数の小さい摺動体であっても良い。
【0020】前記いずれの構成でも、作業者の好みまた
は作業内容に応じて、サービスコア3を机天板2の外周
縁2aの上側の近傍で任意の左右位置に移動させること
ができるから、このサービスコア3上に必要な物品9を
載置しておけば良い。
【0021】次に、本発明に係る机装置1の作用効果
を、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)に示す
配置例を参照しながら説明する。サービスコア3を机天
板2の外周縁2aの方向(円周方向)の任意の位置に設
けた机装置1は、上述のように一対の脚体4、4はその
下端のキャスタ5、5の箇所で水平回動するので、平面
視において、机天板2の回動中心近傍(机天板2の内径
側の凹縁部2b)にて回転可能な椅子40に着座する人
H0を中心にして観察するとき、図7(a)では、机天
板2の左右方向の中央の外周側にサービスコア3を配置
した状態で、人H0はサービスコア3と正面で対面する
ことになり、このサービスコア3に設けた各種サービス
物品(液晶表示装置等のモニター30)等と対面してキ
ーボード31等への入力作業に集中することができる。
【0022】また、椅子40に着座する人H0は机天板
2の内径側の凹縁部2bの箇所に位置が規定され、略半
円状の机天板2の上面の全ての箇所に手が届く範囲にな
り、作業がし易くなる。しかも、サービスコア3に前記
モニター30等の各種サービス物品をまとめ、且つ机天
板2の外周縁に近い側に沿わせて配置することで、机天
板2上が前記物品で占領されず、広く使えると共に作業
に集中することもできるのである。
【0023】そして、好ましい第4実施形態としてのサ
ービスコア3を、図7(b)または図7(c)のよう
に、机天板2の左または右方向に30度乃至40度程度
位置変更させると、前記人H0の視野に大きな変化を与
えることができ、例えば、図7(b)の状態では、前記
モニター30は人H0の正面に対して右方向に偏り、机
天板2の正面にはサービスコア3がなく右側に偏った位
置となるので、当該サービスコア3の物理的障害及び視
野的障害を避けて、その机天板2の外周のうち略中央部
から左側の広い範囲で、人H1と対面して打ち合わせ等
の対話を行うことができる。また、キーボード41の位
置を机天板2の右にずらし、モニター30の向きを左に
変えて、入力作業も同時にこなすことができる。
【0024】図7(c)の場合には、サービスコア3の
位置を机天板2の外周縁2aの円周方向中央からを右に
略30度ずらせた位置にセットしたもので、その机天板
2の外周のうち略中央部から右側にて人H1と対面して
対話することができる。また、キーボード31の位置を
机天板2の左にずらし、モニター30の向きを右に変え
て、入力作業も同時にこなすことができる。このように
して、右利きの人や左利きの人という作業者の個人的特
性に対応して机天板上の作業空間を適切に選択すること
ができる。
【0025】しかも、机天板2の外周が平面視にて円弧
状であるから、当該机天板2の内径側に位置する人H0
の手が届く範囲が机天板2の上面の全範囲で略一定とな
り、サービスコア3と人H0との距離が遠くなり過ぎた
り、近づき過ぎたりすることがなく作業を円滑に実行で
きる。
【0026】本発明の机装置1を複数配列する場合、例
えば図8(a)で説明すると、前記サービスコア3を挟
んで複数(実施形態では3つ)の机天板2の外周縁が隣
接することになるので、机天板2の回転中心Oからサー
ビスコア3の内外径の平均値の部分までの距離が常に一
定の半径R0となり、各机天板2の内径側に位置(着
座)する人H0は前記回転中心Oの近傍に位置するの
で、当該人H0は、直径2×R0の円形の領域71(図
8(a)で一点鎖線で示す)で囲まれたことになる。換
言すると、各机天板2の内径側に着座する人H0と、隣
接する机天板2の内径側に着座する人H0との間に、直
径2×R0のテリトリー(縄張り、領域)が確保される
ことになる。
【0027】そして、人のテリトリーバランス(領域の
均衡性)、人間中心の最適動作空間を考慮すると、この
直径2×R0を1500mm〜1600mm程度に設定
することが好ましく、且つ最小限となるのである。
【0028】そして、本発明の机装置1を複数配置する
とき、前記円形の領域71にてテリトリーバランスを確
保しつつ、且つ各机天板2の水平回動できるスペースを
確保しながら、レイアウトの任意性(自由性)や柔軟性
も保証できる。例えば、図8(a)では、3つの机装置
1を平面視で三角状に配置したものであり、図8(b)
では4つの机装置1を平面視で平行四辺形(菱形)状に
配置したものであり、図8(c)は波形状に配列したも
のを示す。
【0029】これらのレイアウトにおいて、例えば、図
8(a)のように3つのサービスコア3を中心に挟んで
3つの机天板2を平面視で三角状に配置すると、互いに
サービスコア3が物理的障害となって、作業に集中でき
る。他方、図8(b)の配列において、複数のサービス
コア3にて隔てられて対峙して向き合う2人の人H0、
H0同士は、当該サービスコア3の物理的障害のために
対話が困難であり、作業に集中することができる。他
方、前記サービスコア3の存在しない側で隣接する机天
板2、2同士では、各机天板2に対する人の向きが同じ
であれば、互いに視線を気にすることなく、作業に集中
できるものでありながら、いずれか一方もしくは双方の
椅子に座る人H0の向きを変えて、2人の人H0、H0
が対面するように向き合うようにして至極簡単に対話を
はかることができる。
【0030】平面視円弧状の受け具7(12、17)を
波形状に配列した図8(c)では、同一形状の受け具7
(12、17)を利用して複数の机天板2を簡単、且つ
無理なく接続することができる。このレイアウトにおい
ても、サービスコア3の配置位置を机天板2の外周縁2
aに沿った方向の適宜位置にセットすることができる。
【0031】前記各実施形態においてサービスコア3は
水平板状のものばかりでなく、容器状、縦板状等の任意
の形態を採用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の机装置は、平面視で略半円状の机天板の下面ま
たは机天板の複数の脚体から、机天板の外周縁より外側
に立設した複数の支柱に、平面視で前記机天板の外周縁
に略沿う円弧状の受け具を固定し、該受け具にサービス
コアを摺動可能又は着脱可能に装着したことを特徴とす
るものである。このように構成することにより、ユーザ
ーの好みや作業の種類等に応じて、平面視円弧状の受け
具のうち、前記外周縁に略沿った方向の任意の位置に、
サービスコアを配置でき、作業環境を簡単に変更できる
という効果を奏する。また、机天板の外周が平面視で円
弧状であり、この外周縁に略沿うように受け具を配置し
たから、机天板の内径側に位置する作業者側から受け
具、ひいてはサービスコアまでの距離が机天板の左右両
側、中央のいずれの箇所でも略同じになり、作業者の手
がサービスコアに届き易くなり、作業効率が向上すると
いう効果を奏する。さらに、机天板の外周縁の半径寸法
を所定の寸法に設定することにより、人のテリトリーバ
ランス(領域の均衡性)及び人間中心の最適動作空間を
確保しつつ、複数の机装置を配置するレイアウトの任意
性(自由性)や柔軟性も保証できるという効果を奏す
る。
【0033】請求項2に記載の発明の机装置は、平面視
で略半円状の机天板の下面に、平面視で当該机天板の外
周縁に略沿う円弧状のガイドレールを設け、該ガイドレ
ールに沿って摺動自在かつ離脱不能に装着した受け具の
上端を机天板の外周縁より上方に臨ませ、該受け具にサ
ービスコアを装着したことを特徴とするものである。こ
の構成によっても、請求項1に記載の発明による効果を
奏する他、サービスコアに搭載されたOA機器等に対す
る作業を集中させるように作業者が対峙したり、対話の
ためにサービスコアの位置を左右に変更させて、机天板
の外周側に位置する人に対面するというように、作業者
の視野に大きな変化を与えことが容易となり、対話に関
して視野的障害や物理的障害を除くことも至極簡単にで
きる。また、ガイドレールが机天板の下面に設けられて
いるから、ガイドレールが見えず、机装置の美観が向上
するという効果も奏する。
【0034】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の机装置において、前記サービス
コアは、机天板の上面側に対するサービス提供部を有す
るものであるから、請求項1または請求項2に記載の発
明による効果に加えて、サービスコアにOA機器等のサ
ービス物品を搭載または載置することにより、机天板上
を広く使うことができる。しかも、サービスコアに各種
サービス物品をまとめ、且つ机天板の外周縁に近い側に
沿わせて配置することで、机天板上が前記物品で占領さ
れず、広く使えると共に作業に集中することもできるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る机装置の第1実施形態の斜視図で
ある。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】第2実施形態の要部断面図である。
【図4】第3実施形態の要部断面図である。
【図5】第4実施形態の平面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視要部拡大断面図である。
【図7】作業の種類による机天板とサービスコアとの配
置関係を示す平面図であり、(a)は机天板の左右方向
の略中央部にサービスコアを配置した平面図、(b)は
机天板の右寄りにサービスコアを配置した平面図、
(c)は机天板の左寄りにサービスコアを配置した平面
図である。
【図8】(a)は3つの机装置を平面視三角状に配置し
た平面図、(b)は4つの机装置を平面視菱形状に配置
した平面図、(c)は複数の机装置を波形状に配置した
平面図である。
【符号の説明】
1 机装置 2 机天板 2a 外周縁 2b 凹縁部 3 サービスコア 4 机天板の脚体 5 キャスタ 6、10 支柱 7、12、17、21 受け具 8 取付け孔 20 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田阪 朋彦 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 (72)発明者 細江 勲夫 イタリア国 20144 ミラノ市 ヴィア ヴォゲーラ11 Fターム(参考) 3B053 NP02 NP03 NQ08 NQ10 NR00 NR01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視で略半円状の机天板の下面または
    机天板の複数の脚体から、机天板の外周縁より外側に立
    設した複数の支柱に、平面視で前記机天板の外周縁に略
    沿う円弧状の受け具を固定し、該受け具にサービスコア
    を摺動可能又は着脱可能に装着したことを特徴とする机
    装置。
  2. 【請求項2】 平面視で略半円状の机天板の下面に、平
    面視で当該机天板の外周縁に略沿う円弧状のガイドレー
    ルを設け、 該ガイドレールに沿って摺動自在かつ離脱不能に装着し
    た受け具の上端を机天板の外周縁より上方に臨ませ、該
    受け具にサービスコアを装着したことを特徴とする机装
    置。
  3. 【請求項3】 前記サービスコアは、机天板の上面側に
    対するサービス提供部を有することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の机装置。
JP2001160938A 2001-05-29 2001-05-29 机装置 Withdrawn JP2002345565A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013094282A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Okamura Corp 棚板取付構造
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