JP2008522169A - 改善された検査結果有効性を提供するラテラルフロー検査デバイス - Google Patents
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Abstract
発明は、検査結果が不確定であろうか否かを表示する少なくとも1つの表示手段及び/または検査結果が読取可であることを表示する少なくとも1つの手段を備える、改善された検査結果有効性を提供するラテラルフロー検査デバイスに関する。発明はさらに、そのようなラテラルフロー検査デバイスの使用及びそのようなラテラルフロー検査デバイスを作成するための方法に関する。
Description
本発明は、検査結果が不確定であろうか否かを表示する少なくとも1つの表示手段及び/または検査結果が読取可であることを表示する少なくとも1つの表示手段を備える、改善された検査結果有効性を提供するラテラルフロー検査デバイスに関する。本発明はさらにそのようなラテラルフロー検査デバイスの使用及び作成方法に関する。本発明は結果読取時間を変える方法にも関する。
近年管内診断法(IVD)業界はメンブレンベースラテラルフロー検査の開発に多大な努力を払ってきた。そのような検査は診療分野及び非診療分野のいずれにも用途があることがわかった(非特許文献1)。この検査フォーマットの診療上の有用性は150より多くの様々な検体について示され、今ではこれらの多くが市場で入手できる診断法製品のターゲットになっている(非特許文献2)。そのようなデバイスの広汎な用途は非特許文献1及び3に概説されている。
メンブレンベースラテラルフロー検査デバイス、例えば高速フロー免疫クロマトグラフ検査デバイスは、試料パッド、共役パッド、捕捉試薬を導入するメンブレン及び吸収パッドを一般に含む、多くのコンポーネントで構成される(図1を見よ)。実施において、ユーザは患者試料(通常は尿または全血)を試料パッド上に施す。試料は次いで試料パッドを流過して、検出試薬を放出する共役パッドに入り、そこで検出試薬と混合する。この混合物はメンブレン面内を流れて、そこで検査及び対照試薬と結合する。混合物が試薬と結合して検査線を形成すると、陽性結果が示される。検査線の色強度は試料内の検体の濃度に比例する。検査線及び対照線をこえて流れる過剰な試料は吸収パッドに吸い取られる。
診断目的のためのメンブレンベースラテラルフロー検査デバイスは扱いが容易であり、したがって専門家ユーザ、例えば医療スタッフを楽にするだけでなく、非専門家ユーザ、例えばほとんどの患者が扱うことも可能になる。
しかし、メンブレンベースラテラルフロー検査デバイスの使用にともなう1つの重大な問題は雰囲気の湿度である。高速検査コンポーネントのほとんどは極めて吸湿性が高く、特にニトロセルロースメンブレンは水分を強力に吸収し、周囲条件と数秒内に平衡する。この結果、偽陽性(または偽陰性)結果が生じ得る。よって、高い相対湿度による好ましくない保管条件及び/または使用条件が検査結果の有効性に影響し得る。したがって、検査結果が不確定であろうか否かを表示するラテラルフロー検査デバイスを利用できるようになれば有益であろう。
特許文献1は飲料内の薬物の存在を検出するための、例えば検査ストリップの形態の、検査デバイスを開示している。その目的のため、検査デバイスは、毛管作用によって液体を受け入れることができるパッド及び検査目的の物質を検出することができる化学試薬、例えば金共役及び抗体、に浸された第2のパッドを備える。抗体技術を使用する場合、検査ストリップはさらに、抗体−金共役錯体を検出する検査抗体線を含む反応メンブレンを有する。第2のパッドはさらに化学試薬、例えば対照金共役及び対照抗体、並びに検査成分が正しく働いていることを表示するための対照線形態を有することが好ましい。一実施形態において、検査ストリップは、検査デバイスが湿っているかあるいは水分または使用により役に立たなくなっていれば変色する水分検出器領域を有する。
特許文献2は生物学的液体試料内の注目する検体の存在を検出するための検査ストリップを開示している。検査ストリップは、液体試料が対照ゾーンをわたって移動するときに試料と接触すると洗い流され得る着色材料、例えば青色コバルト塩を含む対照ゾーンを有する。これにより、ユーザはストリップが正常に機能していることを確定的に知らされる。さらに、対照ゾーンのための吸湿色の使用により、使用前の湿気への何らかの暴露の表示が、そのような暴露の結果として対照ゾーンの色が、例えば乾燥形態における青から含水形態における茶に、変わるであろうから、可能になるであろう。注目する検体は、例えばHIV-1またはHIV-2に対抗する、抗体、ホルモン、例えばhCG、あるいは微生物とすることができる。
特許文献3は反応に際して着色生成物を生じる効果がある色素形成物質を用いて唾液内のアミラーゼを判定するためのデバイスを開示している。さらに、反応領域通過後に、試料が水和表示物質、例えば硫酸銅または塩化コバルトを含む検出領域を通過することが開示されている。検出領域の水和が完全である場合、検査結果を判定するために反応領域が点検される。検出されるべき例示的検体はHIV-1またはHIV-2に対して特異な免疫グロブリンである。
特許文献4は、例えば妊娠検査に有用な分析検査デバイスを開示している。その目的のため、検体はhCGとすることができる。対照ゾーンは、あるとすれば、デバイスがはたらいたという無関係の信号をユーザに伝えるためだけに設計することができる。あるいは、対照ゾーンは含水すると変色または発色する無水試薬、例えば無水硫酸銅を、含有することができる。
特許文献5は、検体検出が基づく免疫反応によっては発生されない試料存在信号の発生手段を備える検定デバイスを開示している。一実施形態において、信号発生手段は濡れると可視特性が変化を受ける変色材料を有する。生じた着色材料は、十分な液体試料が吸い取られたこと、すなわち検出反応が正しく機能できることの可視表示を与える。検定デバイスは、検定デバイスに存在する1つまたはそれより多くの試薬が機能していることを表示できる対照信号を発生するように適合された対照信号発生手段を検体検出領域の下流に有することが好ましい。最後に、表示窓の局所分離が開示されている。
別の問題は、検体の存在または不在を表示する分析反応がいつ完了し、したがって結果がいつ読取可になったかをユーザが知らなければならないことである。世界中のIVD市場において現在入手できる高速フロー免疫クロマトグラフ検査デバイスの全てにおいて、例えば包装インサートによって、「x分後に結果を読み取って下さい」のような指示がユーザに与えられる。したがって、最終消費者はタイマーまたは時計の使用を強いられるであろうし、余計な道具が必要となることは多かれ少なかれ面倒であり得る。しかし、さらに重大な問題は、そのような外部時間測定は検査デバイスで進行している実分析反応とは全く関係がないから、不正確な時間判定のリスクがあることである。分析反応がまだ完了していないか、さらには反応生成物が既に分解しているときの結果の読取は偽の結果を生じ得る。したがって、読取時間に関して内部対照を備えるラテラルフロー検査デバイスを利用できるようになれば有益であろう。
特許文献6はタイマー機能を備える水性試料内の検体を判定するための検定デバイスを開示している。その目的のため、液体塗布ゾーンに塗布された液体がいつ時間インジケータに到達したかを、水性試料によって水和されたときの可視変色によって表示するための時間インジケータが検出ゾーンの下流に配置される。例示的表示物質は二塩化コバルト六水和物である。さらに、水和できる表示物質は、デバイスの保存寿命を短くする、デバイスへの水分の漏れがあるとインジケータ物質が変色するであろうから、検定デバイスが使用可能であることの検査としても役立ち得る。特許文献6に開示される検定デバイスのタイマー機能は水性試料による水和による変色に基づく。言い換えれば、変色時間はあらかじめ定められた距離を試料が移動するに必要な時間に基づき、したがって変色は試料塗布後のあらかじめ定められた時間におこるであろう。この概念は、検出領域の変色が完全な水和を表示したときに検査結果が読み取られるべきであることを開示している特許文献3(上記)によっても知られている。したがって、外部時間対照と同様に、特許文献6及び特許文献3に開示される構成は実分析反応に対するいかなる内部関係も提供せず、さらに、反応の性質に強く依存する結果読取時間に関するフレキシビリティは全く与えられない。
英国特許第2383130号明細書
国際公開第98/22824号パンフレット
米国特許第5714341号明細書
米国特許第5602040号明細書
欧州特許第1376131号明細書
米国特許出願公開第2002/001852号明細書
ジェイ・チャンドラー(J. Chandler),エヌ・ロビンソン(N. Robinson),ケイ・ホワイティング(K. Whiting),「金ベース高速検査における偽信号処理(Handling False Signals in Gold-Based Rapid Test)」,IVD Technology,2001年,第7巻,第2号,p.34〜45 http://www.devicelink.com/ivdt/archaive/01/03/002.html
ティー・シー・ティソーン(T. C. Tisone)等,「高速フロー診断法のための画像解析(Image Analysis for Rapid-Flow Diagnostics)」,IVD Technology,1999年,第5巻,第5号,p.52〜58 http://www.devicelink.com/ivdt/archaive/99/09/010.html
ジェイ・チャンドラー,ティー・ガーミン(T. Gurmin),エヌ・ロビンソン,「高速検査における金の場所(The Place of Gold in Rapid Tests)」,IVD Technology,2000年,第6巻,第2号,p.37〜49 http://www.devicelink.com/ivdt/archaive/00/03/004.html
本発明の課題は、有効性が改善された検査結果をもたらすラテラルフロー検査デバイスを提供することである。さらに詳しくは、本発明の課題は適切な結果読取時間に関して改善された利便性及び信頼性が得られるラテラルフロー検査デバイスを提供することである。
本発明の課題は、検査結果が確定的であろうか否かを少なくとも1つの表示手段101が表示する、表示手段を備えるラテラルフロー検査デバイスによって解決される。
本発明の課題は、検査結果が読取可であることを少なくとも1つの表示手段102が表示する、表示手段を備えるラテラルフロー検査デバイスによっても解決される。
本発明の課題は、検査結果が確定的であろうか否かを少なくとも1つの表示手段101が表示し、検査結果が読取可であることを少なくとも1つの表示手段102が表示する、表示手段を備えるラテラルフロー検査デバイスによっても解決される。
本発明の一実施形態において、検査デバイスはさらに、少なくとも1つの表示手段103(すなわち対照線領域)及び/または少なくとも1つの表示手段104(すなわち検査線領域)を有する。
本発明の一実施形態において、検査デバイスは高速フロー免疫クロマトグラフ検査デバイスである。
本発明の一実施形態において、表示手段101は検査結果が湿気のために不確定であろうか否かを表示する。
本発明の一実施形態において、表示手段101は結果読取時間が終了したことを表示する。
本発明の一実施形態において、表示手段101及び102は単一の表示手段で実現される。
本発明の一実施形態において、表示手段101及び/または102は水分子と接触すると変色する少なくとも1つの湿度表示材料を有する。
本発明の一実施形態において、表示手段101及び/または102はさらに湿度表示材料の成分として少なくとも1つの変色強調添加剤を有する。
本発明の一実施形態において、湿度表示材料は雰囲気の相対湿度が、30%,40%,50%及び/または60%をこえたときに変色する。
本発明の好ましい実施形態の1つにおいて、湿度表示材料は雰囲気の相対湿度が40%をこえたときに変色する。
本発明の一実施形態において、湿度表示材料は、30%,40%,50%及び/または60%より高い相対湿度にさらされた直後の1時間以内に変色する。
本発明の好ましい実施形態の1つにおいて、湿度表示材料は40%より高い相対湿度にさらされた直後の1時間以内に変色する。
本発明の一実施形態において、湿度表示材料は、塩化コバルト、塩化銅、ヨウ化鉛及び/またはその他の湿度表示化合物を含む群から選ばれる。
本発明の一実施形態において、検査デバイスは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)抗原、ヘリコバクターピロリ菌抗体、HIV抗体、ヒトルトロピン(hLH)、ヒトホリトロピン(hFSF)、C反応性タンパク、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、インフルエンザA型ウイルス、インフルエンザB型ウイルス、アデノウイルス、ロタウイルス、クレアチンキナーゼMBイソエンザイム(CK-MB)、ミオグロブリン、クラミジア菌、マラリア病原体、前立腺特異抗原(PSA)、α-フェトプロテイン(AFP)、癌胎児性抗原(CEA)、結核(TB)病原体、ブルセラ菌、トロポニンC、トロポニンI、トロポニンT、トキソプラズマ菌、風疹ウイルス、サルモネラ菌、チンパンジーサルモネラ菌、リステリア菌、マリファナ、メタンフェタミン、モルヒネ、アンフェタミン、コカイン、フェンシクリジン、バルビタール、メタドン、オキシコドン、エタドン、等を含む群から選ばれる少なくとも1つの検体の検出及び定量化のための表示手段を備える。
本発明の一実施形態において、検体は、尿、全血、血清、血漿、精液、月経液、羊水、脊髄液及び滑液を含む群から選ばれる体液内に存在する。
本発明の一実施形態において、検体は、細胞培養上澄み液、細胞抽出液及び組織抽出液を含む群から選ばれる、溶液、懸濁液または分散液内に存在する。
本発明の一実施形態において、検体は、環境試料、天然産品及び工業製品を含む群から選ばれる合成溶液及び抽出液内に存在する。
本発明の一実施形態において、検査デバイスはさらに、検査結果が読取可であることを表示する、及び/または結果読取時間が終了したことを表示する第2の表示手段102を備える。
本発明の一実施形態において、第2の表示手段102が有する表示材料は、ソルバトクロミック化合物、pH表示剤、発色反応剤及びこれらの混合物から選ばれる。
本発明の一実施形態において、検査デバイスは検査ストリップの形態にある。
本発明の課題はさらに、検査結果が不確定であろうか否かを表示する少なくとも1つの表示手段101を備える、少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためのラテラルフロー検査デバイスの使用によって解決される。
本発明の課題はさらに、検査結果が読取可であることを表示する少なくとも1つの表示手段102を備える、少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためのラテラルフロー検査デバイスの使用によって解決される。
本発明の課題はさらに、検査結果が不確定であろうか否かを少なくとも1つの表示手段101が表示し、検査結果が読取可であることを少なくとも1つの表示手段102が表示する表示手段を備える、少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためのラテラルフロー検査デバイスの使用によって解決される。
本発明の一実施形態において、使用は、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)抗原、ヘリコバクターピロリ菌抗体、HIV抗体、ヒトルトロピン(hLH)、ヒトホリトロピン(hFSF)、C反応性タンパク、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、インフルエンザA型ウイルス、インフルエンザB型ウイルス、アデノウイルス、ロタウイルス、クレアチンキナーゼMBイソエンザイム(CK-MB)、ミオグロブリン、クラミジア菌、マラリア病原体、前立腺特異抗原(PSA)、α-フェトプロテイン(AFP)、癌胎児性抗原(CEA)、結核(TB)病原体、ブルセラ菌、トロポニンC、トロポニンI、トロポニンT、トキソプラズマ菌、風疹ウイルス、サルモネラ菌、チンパンジーサルモネラ菌、リステリア菌、マリファナ、メタンフェタミン、モルヒネ、アンフェタミン、コカイン、フェンシクリジン、バルビタール、メタドン、オキシコドン、エタドン、等を含む群から選ばれる少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためである。
本発明の課題はさらに、
(1)少なくとも1つの湿度表示材料を調製する工程、
(2)前記湿度表示材料を表示手段101及び/または102に与える工程、
を含む、ラテラルフロー検査デバイスの作成方法によって解決される。
(1)少なくとも1つの湿度表示材料を調製する工程、
(2)前記湿度表示材料を表示手段101及び/または102に与える工程、
を含む、ラテラルフロー検査デバイスの作成方法によって解決される。
本発明の一実施形態において、作成方法に用いられる湿度表示材料は、塩化コバルト、塩化銅及びヨウ化鉛化合物を含む群から選ばれる。
本発明の一実施形態において、作成方法はさらに、
(1)少なくとも1つの金放出パッドを調製する工程であって、
(a)1%塩化金溶液を調製する工程、
(b)4%クエン酸三ナトリウム溶液及び/または溶液内の金コロイド粒径に応じて別の還元溶液を調製する工程、
(c)金コロイド溶液を調製する工程、
(d)1%炭酸カリウム溶液を調製する工程、
(e)1%ポリエチレングリコール溶液を調製する工程、
(f)安定化バッファを調製する工程、
(g)ホウ酸塩バッファを調製する工程、
(h)蔗糖溶液を調製する工程、
(i)特異抗体または特異抗原を工程(c)の金コロイド溶液と共役する工程、
(j)放出ファイバパッドを工程(i)の共役溶液に浸し、乾燥させる工程、
(k)シートを8mm幅のストリップに切断する工程、
を含む工程、
(2)少なくとも1つの抗体及び/または抗原がプリントされたニトロセルロースメンブレンを調製する工程であって、
(a)適する抗体及び/または抗原の希釈バッファを調製する工程、
(b)ニトロセルロースメンブレン上に抗体及び/または抗原をスプレイプリントし、乾燥させる工程、
(c)ニトロセルロースメンブレンブロック液を調製する工程、
(d)ニトロセルロースメンブレンをブロックし、乾燥させる工程、
を含む工程、
(3)少なくとも1つの試料パッドを調製する工程であって、
(a)適する試料パッドバッファを調製する工程、
(b)試料パッドを工程(a)のバッファに浸し、乾燥させる工程、
を含む工程、
(4)少なくとも1つの吸収表示パッドを調製する工程であって、パッド上に表示カード材料のストリップを積層する工程を含む、工程、
(5)貼付及び切断する工程であって、
(a)抗体及び/または抗原がプリントされたニトロセルロースメンブレンをビニル裏地上に貼り付ける工程、
(b)金共役ストリップを貼り付ける工程、
(c)吸収パッドを貼り付ける工程、
(d)試料パッドを貼り付ける工程、
(e)プラスチックハウジング及び検査フォーマットに依存する適切な幅のストリップに貼付カードを切断する工程、
を含む工程、
(5)集成する工程であって、
(a)工程(5e)のストリップと試料フィルタを集成してプラスチックハウジングの下部部品にする工程、
(b)プラスチックハウジングの上部部品側面上に雰囲気湿度表示片を貼り付ける工程、
(c)プラスチックハウジングの上部部品と下部部品を結合する工程、
(d)蓋を結合する工程、
(e)乾燥剤入りのパウチに検査デバイスを挿入し、パウチを封止する工程、
を含む工程、
を有してなる。
(1)少なくとも1つの金放出パッドを調製する工程であって、
(a)1%塩化金溶液を調製する工程、
(b)4%クエン酸三ナトリウム溶液及び/または溶液内の金コロイド粒径に応じて別の還元溶液を調製する工程、
(c)金コロイド溶液を調製する工程、
(d)1%炭酸カリウム溶液を調製する工程、
(e)1%ポリエチレングリコール溶液を調製する工程、
(f)安定化バッファを調製する工程、
(g)ホウ酸塩バッファを調製する工程、
(h)蔗糖溶液を調製する工程、
(i)特異抗体または特異抗原を工程(c)の金コロイド溶液と共役する工程、
(j)放出ファイバパッドを工程(i)の共役溶液に浸し、乾燥させる工程、
(k)シートを8mm幅のストリップに切断する工程、
を含む工程、
(2)少なくとも1つの抗体及び/または抗原がプリントされたニトロセルロースメンブレンを調製する工程であって、
(a)適する抗体及び/または抗原の希釈バッファを調製する工程、
(b)ニトロセルロースメンブレン上に抗体及び/または抗原をスプレイプリントし、乾燥させる工程、
(c)ニトロセルロースメンブレンブロック液を調製する工程、
(d)ニトロセルロースメンブレンをブロックし、乾燥させる工程、
を含む工程、
(3)少なくとも1つの試料パッドを調製する工程であって、
(a)適する試料パッドバッファを調製する工程、
(b)試料パッドを工程(a)のバッファに浸し、乾燥させる工程、
を含む工程、
(4)少なくとも1つの吸収表示パッドを調製する工程であって、パッド上に表示カード材料のストリップを積層する工程を含む、工程、
(5)貼付及び切断する工程であって、
(a)抗体及び/または抗原がプリントされたニトロセルロースメンブレンをビニル裏地上に貼り付ける工程、
(b)金共役ストリップを貼り付ける工程、
(c)吸収パッドを貼り付ける工程、
(d)試料パッドを貼り付ける工程、
(e)プラスチックハウジング及び検査フォーマットに依存する適切な幅のストリップに貼付カードを切断する工程、
を含む工程、
(5)集成する工程であって、
(a)工程(5e)のストリップと試料フィルタを集成してプラスチックハウジングの下部部品にする工程、
(b)プラスチックハウジングの上部部品側面上に雰囲気湿度表示片を貼り付ける工程、
(c)プラスチックハウジングの上部部品と下部部品を結合する工程、
(d)蓋を結合する工程、
(e)乾燥剤入りのパウチに検査デバイスを挿入し、パウチを封止する工程、
を含む工程、
を有してなる。
本発明の別の実施形態の1つにおいて、上記工程(4)の吸収表示パッドの調製は、代りに、吸収パッドに適切な化学薬品溶液を含浸させることによるか、あるいはその溶液をパッド上にスプレーすることによる、湿度表示材料溶液の塗布を含む。
本発明の課題はさらに、本発明にしたがうラテラルフロー検査デバイスが備える表示手段102が、検査結果が読取可であるか、及び/または結果読取時間が終了したことを表示するまでの時間を変化させる方法によって解決される。
本発明の一実施形態において、時間の変化範囲は約1分から約60分である。
本発明の一実施形態において、結果読取時間を変化させる方法は様々な濃度の湿度表示材料の使用を含む。
本発明の一実施形態において、結果読取時間を変化させる方法は様々な濃度の変色強調添加剤の使用を含む。
本明細書に用いられるような術語「表示手段」は、例えば分析反応生成物を表示することによる、検体の検出の表示に適する手段を指すことができる。そのような表示は、放射能または蛍光により、視覚的または聴覚的に伝達することができる。
水分子と接触すると変色する「湿度表示材料」は、長年知られている湿度を定量的に検出するための無機化合物を含む。そのような検出材料は、相対湿度の変化が決定的に重要な医療分野においても用途があった。そのような検出材料により、相対湿度のいかなる変化も容易に検出することによって封止パッケージの状態の目視検査が可能になる。しかし、湿度を検出及び表示するための別の物理的または化学的方法が考えられる。
湿度表示材料としてはたらく無機化合物の例は、塩化コバルト、塩化銅またはヨウ化鉛化合物である。塩化コバルト(II)は青紫色(CoCl2・H2O)とピンク色(CoCl2・6H2O)の間で変わる様々な色をもつ水和物を形成する。塩化銅は水分子が存在すると茶色から空色に変わる。KPbI3の溶液は、水が存在すると錯体が分解して金色のPbI2になることから、フィルタ紙に含浸して微量の水を検出するために用いられてきた。
本発明を実現するため、特殊なカード上の湿度表示スポットの形態で、及び/または、適切な化学薬品溶液による吸収パッドの含浸及び/または吸収パッド上への化学薬品溶液のスプレーによって、湿度表示材料を塗布することができる。
湿度表示の感度は異なる量の湿度表示材料の量及びその溶液の濃度のそれぞれを変えて塗布することよって変えることができる。さらに、好ましい感度にしたがって湿度表示材料の種類を選択することができる。好ましい感度に関して特殊なカードの厚さ及び場所を選択することもできる。
検査結果が読取可であることの表示は、検査されるべき試料の体積及び特性の変化によって調整することができる。さらに、金放出パッドを用いることができ、その材料、場所及び長さを変えることができる。ニトロセルロースメンブレンを用いる場合、ブロック手法を適用することができる。試料パッド、吸収パッドまたはメンブレンの、材料、場所及び長さの変化も用いることができる。
「読取可」は、分析反応は完了しているが、反応生成物はまだ分解していない、時間を指す。
実施例1:塩化コバルトを用いる本発明の検査デバイスの動作
図3を参照する。表示手段201(=湿度表示穴)及び表示手段202(=結果読み取り時間表示穴)はともに表示材料として塩化コバルトを有し、必要に応じて、変色強調要件を満たすためのその他の添加剤を含む。表示手段202は表示手段203(=対照線領域)及び204(=検査線領域)とともに、試料塗布窓に塗布された試料にそれぞれが接触するように、構成される。対照的に、表示手段201は、例えば流体流通による、試料との物理的接触は考えられていない。したがって、表示手段201及び表示手段202は、例えば40%をこえる、高い雰囲気相対湿度を表示することができるが、試料が表示手段204及び203を通過し、よって反応が完了して検査結果が読取可であることは表示手段202だけが表示できる。
図3を参照する。表示手段201(=湿度表示穴)及び表示手段202(=結果読み取り時間表示穴)はともに表示材料として塩化コバルトを有し、必要に応じて、変色強調要件を満たすためのその他の添加剤を含む。表示手段202は表示手段203(=対照線領域)及び204(=検査線領域)とともに、試料塗布窓に塗布された試料にそれぞれが接触するように、構成される。対照的に、表示手段201は、例えば流体流通による、試料との物理的接触は考えられていない。したがって、表示手段201及び表示手段202は、例えば40%をこえる、高い雰囲気相対湿度を表示することができるが、試料が表示手段204及び203を通過し、よって反応が完了して検査結果が読取可であることは表示手段202だけが表示できる。
上述したような塩化コバルトデバイスによって与えられる情報を以下に列挙する(「ピンク」が斑点領域で表され、「青」が斜線ハッチング領域で表され、「ピンク/紫帯」が黒帯で表される、図3も見よ)。
(a) 表示手段201: ピンク
表示手段202: ピンク
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(b) 表示手段201: ピンク
表示手段202: 青
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(c) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(d) 表示手段201: 青
表示手段202: 青
結果: 確定
コメント: 検査デバイスは問題なく使用できる;
(e) 表示手段201: ピンク
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: 無変化
結果: 陰性;
(f) 表示手段201: ピンク
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
(g) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: 無変化
結果: 陰性;
(h) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: ピンク/紫帯
結果: 陽性。
表示手段202: ピンク
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(b) 表示手段201: ピンク
表示手段202: 青
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(c) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(d) 表示手段201: 青
表示手段202: 青
結果: 確定
コメント: 検査デバイスは問題なく使用できる;
(e) 表示手段201: ピンク
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: 無変化
結果: 陰性;
(f) 表示手段201: ピンク
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
(g) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: 無変化
結果: 陰性;
(h) 表示手段201: 青
表示手段202: ピンク
表示手段203: ピンク/紫帯
表示手段204: ピンク/紫帯
結果: 陽性。
実施例2:塩化銅を用いる本発明の検査デバイスの動作
図4を参照する。表示手段は次のように識別される:301=湿度表示穴;302=結果読み取り時間表示穴;303=対照線領域;及び304=検査線領域。実施例1の検査デバイスとは対照的に、本検査デバイスは湿度表示材料として塩化コバルトの代りに塩化銅を有する。
図4を参照する。表示手段は次のように識別される:301=湿度表示穴;302=結果読み取り時間表示穴;303=対照線領域;及び304=検査線領域。実施例1の検査デバイスとは対照的に、本検査デバイスは湿度表示材料として塩化コバルトの代りに塩化銅を有する。
上述したような塩化銅検査デバイスによって与えられる情報を以下に列挙する(「空色」が縦線ハッチング領域で表され、「茶」が正方格子領域で表され、「ピンク/紫帯」が黒帯で表される、図4も見よ)。
(a) 表示手段301: 空色
表示手段302: 空色
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(b) 表示手段301: 空色
表示手段302: 茶
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(c) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(d) 表示手段301: 茶
表示手段302: 茶
結果: 確定
コメント: 検査デバイスは問題なく使用できる;
(e) 表示手段301: 空色
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: 無変化
結果: 陰性;
(f) 表示手段301: 空色
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
(g) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: 無変化
結果: 陰性;
(h) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
実施例3:hCG抗原検出のための本発明の検査デバイスの使用
以下のパラメータを考慮に入れることで1〜2分以内に変色する:
吸収パッドを40%湿度表示試薬に浸す(または3点40%スポット層);
低毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、十分な試料体積、等の使用による高流量システムコンポーネント;
プリントされた高濃度抗体。
表示手段302: 空色
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(b) 表示手段301: 空色
表示手段302: 茶
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(c) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
結果: 不確定
コメント: 新しいデバイスによる再検査が必要;
(d) 表示手段301: 茶
表示手段302: 茶
結果: 確定
コメント: 検査デバイスは問題なく使用できる;
(e) 表示手段301: 空色
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: 無変化
結果: 陰性;
(f) 表示手段301: 空色
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
(g) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: 無変化
結果: 陰性;
(h) 表示手段301: 茶
表示手段302: 空色
表示手段303: ピンク/紫帯
表示手段304: ピンク/紫帯
結果: 陽性;
実施例3:hCG抗原検出のための本発明の検査デバイスの使用
以下のパラメータを考慮に入れることで1〜2分以内に変色する:
吸収パッドを40%湿度表示試薬に浸す(または3点40%スポット層);
低毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、十分な試料体積、等の使用による高流量システムコンポーネント;
プリントされた高濃度抗体。
実施例4:H.ピロリ菌抗原検出のための本発明の検査デバイスの使用
以下のパラメータを考慮に入れることで10分以内に変色する:
吸収パッドを60%湿度表示試薬に浸す(または40%スポット);
適する高毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、少バッファ体積、等の使用による低流量システムコンポーネント。
以下のパラメータを考慮に入れることで10分以内に変色する:
吸収パッドを60%湿度表示試薬に浸す(または40%スポット);
適する高毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、少バッファ体積、等の使用による低流量システムコンポーネント。
実施例5:HIV抗体検出のための本発明の検査デバイスの使用
以下のパラメータを考慮に入れることで15分以内に変色する:
吸収パッドを60%湿度表示試薬に浸す(または50%スポット);
適する高毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、少バッファ体積、等の使用による極低流量システムコンポーネント。
以下のパラメータを考慮に入れることで15分以内に変色する:
吸収パッドを60%湿度表示試薬に浸す(または50%スポット);
適する高毛管上昇ニトロセルロースメンブレン、少バッファ体積、等の使用による極低流量システムコンポーネント。
実施例6:可変結果読取時間を提供する検査デバイス
表示手段202(=結果読取時間表示穴)及び検査デバイスは、結果読取時間の可変幅の最大化を可能にする多くの様々な仕様で構成することができる。表示材料の様々な濃度及び組成並びに結果読み取り時間表示穴及び検査デバイス自体の様々なフォーマットのいずれによっても様々な結果読取時間を達成することができる。様々な構成の使用により、例えば、1分から30分より長く、好ましくは60分より長い時間範囲の、可変結果読取時間を測ることができる極めてフレキシブルな検出システムの設計が可能になる。例えば、結果読取時間は1,5,10,15,20,20,45または60分とすることができるが、1分から60分の間の他のいかなる時間も同様に考えられる。必要な結果読取時間の最大変化幅は、様々な反応時間を必要とする検定反応の性質の違いから導かれる。
表示手段202(=結果読取時間表示穴)及び検査デバイスは、結果読取時間の可変幅の最大化を可能にする多くの様々な仕様で構成することができる。表示材料の様々な濃度及び組成並びに結果読み取り時間表示穴及び検査デバイス自体の様々なフォーマットのいずれによっても様々な結果読取時間を達成することができる。様々な構成の使用により、例えば、1分から30分より長く、好ましくは60分より長い時間範囲の、可変結果読取時間を測ることができる極めてフレキシブルな検出システムの設計が可能になる。例えば、結果読取時間は1,5,10,15,20,20,45または60分とすることができるが、1分から60分の間の他のいかなる時間も同様に考えられる。必要な結果読取時間の最大変化幅は、様々な反応時間を必要とする検定反応の性質の違いから導かれる。
表示材料の様々な濃度により様々な応答時間が得られるであろう。すなわち、低濃度では湿度に迅速に応答するであろうが、高濃度では緩やかな応答が得られるであろう。表示材料の濃度を変えることによって、変色を開始させるための所望の相対湿度を選ぶことができる。
真の(1つまたはそれより多くの)表示化合物に加えて、表示材料は様々な添加剤を含むことができる。例えば、吸湿性添加剤で表示材料の湿度への感度を調整することができる。そのような吸湿性添加剤は変色を強調する添加剤とすることができる。変色を薄める別の添加剤も考えることもできる。そのような添加剤の種類及び組成を添加剤の濃度とともに調整することによって、変色の時間を変えることができる。
様々なフォーマットの結果読取時間手段を、例えば、検査デバイス上に配置された1つまたはそれより多くの層、例えばパッドによるか、または溶液収容キャビティによって、実現することができる。さらに、様々な寸法及び特性を有するラテラル免疫クロマトグラフ検査デバイスのコンポーネント(例えば、試料パッド、金放出パッド、吸収パッド、ニトロセルロースメンブレン及び血液フィルタまたはガーゼ)が、吸収パッド内に与えることができる表示材料に試料が到達するに必要な時間に影響する。これらのコンポーネントを調整することによって、表示材料の色が変化するまでの時間を変えることができる。
試料の特性及び量も試料流量に影響し、したがって必要に応じる吸収パッド及び表示材料に到達するに必要な時間に影響するであろう。
実施例7:結果読取時間終了可変性を提供する検査デバイス
必要に応じて、結果読取のための時間が終了したことを表示するために適切な変色時間内に表示物質は洗い流されなければ(消失しなければ)ならない(「色が消えた後は結果を読み取るな」)。したがってこの表示機能は、実施例6で説明したタイマー機能とともに用いることができ、あるいは独立に用いることができる、別の内部タイマー機能を提供する。
必要に応じて、結果読取のための時間が終了したことを表示するために適切な変色時間内に表示物質は洗い流されなければ(消失しなければ)ならない(「色が消えた後は結果を読み取るな」)。したがってこの表示機能は、実施例6で説明したタイマー機能とともに用いることができ、あるいは独立に用いることができる、別の内部タイマー機能を提供する。
(実施例6で概説したような)結果読取時間の設定を調整する手段と同様に、消失時間を変えるために、表示材料の様々な濃度、様々な添加剤及び添加剤濃度並びに様々なフォーマットを用いることができる。低濃度の表示材料は高濃度の表示材料より迅速に洗い流されるであろう。例えば、定着添加剤は表示材料洗い流しのための時間に影響するであろう。添加剤の種類、組成及び濃度を調整することにより、色を消す(変える)時間を変えることができる。
実施例8:1つより多くの結果読取時間機能を提供する検査デバイス
必要に応じて、第2のタイマー機能を用いることができ、第2のタイマー表示材料はソルバトクロミック化合物、pH表示剤または発色反応剤あるいはこれらの混合物とすることができる。第2のタイマー機能は第1のタイマー機能と同じ領域に配置することができ、あるいは別の領域に配置することができる。単一領域に2つのタイマー機能がある場合、2つまたはそれより多くの表示化合物の混合物を用いることができる。第2の内部タイマー信号は新しい色の出現によるか、変色によるか、または色消失によって認識することができる。
必要に応じて、第2のタイマー機能を用いることができ、第2のタイマー表示材料はソルバトクロミック化合物、pH表示剤または発色反応剤あるいはこれらの混合物とすることができる。第2のタイマー機能は第1のタイマー機能と同じ領域に配置することができ、あるいは別の領域に配置することができる。単一領域に2つのタイマー機能がある場合、2つまたはそれより多くの表示化合物の混合物を用いることができる。第2の内部タイマー信号は新しい色の出現によるか、変色によるか、または色消失によって認識することができる。
1 試料パッド
2 共役パッド
3 検査ゾーン
4 対照ゾーン
5 吸収パッド
6 接着剤
7 プラスチック裏地
2 共役パッド
3 検査ゾーン
4 対照ゾーン
5 吸収パッド
6 接着剤
7 プラスチック裏地
Claims (25)
- 表示手段を備えるラテラルフロー検査デバイスにおいて、
少なくとも1つの表示手段(101)が、検査結果が不確定であろうか否かを表示し、
少なくとも1つの表示手段(102)が、検査結果が読取可であることを表示する、
ことを特徴とする検査デバイス。 - 少なくとも1つの対照線領域(103)及び/または少なくとも1つの検査線領域(104)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の検査デバイス。
- 前記検査デバイスが高速フロー免疫クロマトグラフ検査デバイスであることを特徴とする請求項1または2に記載の検査デバイス。
- 前記表示手段(101)が、湿度のために前記検査結果の有効性が不確定であろうか否かを表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記表示手段(102)が、検査読取時間の終了を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記表示手段(101)及び(102)が、単一の表示手段によって実現されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記表示手段(101)及び/または(102)が水分子と接触すると変色する少なくとも1つの湿度表示材料を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記表示手段(101)及び/または(102)が少なくとも1つの変色強調添加剤をさらに有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記湿度表示材料が、雰囲気の相対湿度が40%をこえると変色することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記湿度表示材料が、40%より高い相対湿度にさらされた直後の1時間以内に変色することを特徴とする請求項9に記載の検査デバイス。
- 前記湿度表示材料が、塩化コバルト、塩化銅及びヨウ化鉛化合物を含む群から選ばれることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記検査デバイスが、hCG抗原、ヘリコバクターピロリ菌抗体及びHIV抗体を含む群から選ばれる少なくとも1つの検体の検出及び定量化のための表示手段を備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記検体が、尿、全血、血清、血漿、精液、月経液、羊水、脊髄液及び滑液を含む群から選ばれる体液内に存在することを特徴とする請求項1から12に記載の検査デバイス。
- 前記検体が、細胞培養上澄み液、細胞抽出液及び組織抽出液を含む群から選ばれる、溶液、懸濁液または分散液内に存在することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 検査結果が読取可であることを表示し、及び/または検査読取時間が終了したことを表示する、第2の表示手段(102)をさらに備えることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 前記表示材料が、ソルバトクロミック化合物、pH表示剤、発色反応剤及びこれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項15に記載の検査デバイス。
- 前記検査デバイスが検査ストリップの形態にあることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載の検査デバイス。
- 少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためのラテラルフロー検査デバイスを使用する方法において、前記検査デバイスが表示手段を備え、
少なくとも1つの表示手段(101)が、検査結果が不確定であろうか否かを表示し、
少なくとも1つの表示手段(102)が、検査結果が読取可であることを表示する、
ことを特徴とする方法。 - hCG抗原、ヘリコバクターピロリ菌抗体及びHIV抗体を含む群から選ばれる少なくとも1つの検体の検出及び定量化のためであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- ラテラルフロー検査デバイスの作成方法において、
(1)少なくとも1つの湿度表示材料を調製する工程、及び
(2)表示手段(102)及び/または(102)に前記湿度表示材料を与える工程、
を有してなることを特徴とする方法。 - 前記湿度表示材料が、塩化コバルト、塩化銅及びヨウ化鉛化合物を含む群から選ばれることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 請求項1から14のいずれか1項記載のラテラルフロー検査デバイスに備えられる表示手段(102)において、検査結果が読取可であることを表示するまで及び/または結果読取時間が終了したことを表示するまでの時間を変化させる方法。
- 前記時間変化範囲が約1分から約60分であることを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 請求項7及び9から11のいずれか1項記載の湿度表示材料の様々な濃度での使用を含むことを特徴とする請求項22または23に記載の方法。
- 請求項8に記載の変色強調添加剤の様々な濃度での使用を含むことを特徴とする請求項22から24のいずれか1項記載の方法。
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