JP2008522063A - 下見板システム及び下見板組立体を提供する関連手段 - Google Patents

下見板システム及び下見板組立体を提供する関連手段 Download PDF

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Abstract

重なり合うサイディングを固定する下見板システムであって、固定ブロック(5)を挿入するスロット(4)を有する第1の下見板(7)を備え、固定ブロック(5)は、重なり部で最も内側の下見板を通る釘(45)を受容し、固定ブロックは、重なり部で、最も外側の下見板の溝(12)の中に入る。
【選択図】図2

Description

本発明は、下見板システム及び下見板組立体を提供する関連手段に関する。
特に、本発明は、限定するわけではないが、建築構造の外表面に使用する下見板システムに関し、本システムは、キット形式で据付けに供給することができる。
下見板システムについては、様々な形態が当業内で知られている。普通、下見板は、自然の風雨に対する保護を与え、内部の居住者に保温の手段を与える目的で、家屋又は建物の外側を覆うために使用される。
ニュージーランドの典型的な下見板システムは、家屋又は建物の枠構造に固定され、個々のパネルは、パネルが外向き及び下向きに角度を有するように、水平に、相補的に、重ね合わせた構成で、枠柱に固定される。このような下見板の使用は、このシステムが低コストの構造を提供した結果、普及した。時が経ち、下見板システムの変化は、依然として低コストの建築方法の利益を有しつつ、美的で魅力的な家屋の外装を与えることができるようになった。
特許文献1及び特許文献2は、当業における典型的な下見板固定システムを示す。特許文献1は、建物等のサイディング又はパネルシステムを示す。これらに説明されたシステムは、パネル板を覆う薄い被膜又はフレキシブルなプラスチック材料を取り入れている。フレキシブルなパネルは、二重溝及び相補的な固定用細長片を使用して、露出しない縁部又は領域で互いに固定される。露出しない領域で各パネル板を固定することは、二重溝及び固定ブロック手段を利用することにより行われ、重なる縁部は、重ねられる縁部に対して配置される。壁柱への直接固定は、重ねられるパネルの頂縁部に釘を使用して行われる。
特許文献2は、同様の重ね合わせ構造を利用する下見板システムを更に示すが、パネルの最も内側の縁部は、伝統的に行われているように枠柱に釘で打ち付けられる。係合するパネルの表面は(パネル縁部の重ね合わせ領域で)、向き合った側部に溝を有し、組立てられた押え木を収容するために使用され、位置決めされ、配置され、パネルの両面は、相互に近接したパネルを配置する係合固定手段を形成する。パネルの上縁部は、このように重なり合う領域で隠されて、家屋構造物に釘付けされる。
上述の両方の例において、説明された下見板システムは、一般的なシステムの経済性及び組立の利便性から外れる、ある程度の複雑さを依然として招いている。例えば、特許文献1では、2つの独立した相補的な溝をパネル板に加工する必要がある。更に、各パネル板は、各パネル板を覆う薄い被膜及び/又はフレキシブルなプラスチック材料でその後覆われる。この構造は、顧客の要求により他の利点を提供することができるが、しかし、要素の組立と準備の両方に追加された複雑さは、顧客に対して総合コストを増加させる。
この構造は、特許文献2で説明される下見板システムに同様にあてはまる。この発明は、相補的な押え木システムを使用し、重ね合わせ及び相補的な下見板パネルは、ともに相補的で固定目的のため係合する、溝及び押え木を必要とする。この構成は、個々のパネルの更なる加工及び準備を伴い、エンドユーザに追加コストを発生する。
米国特許3866378号 米国特許2276170号
従って、本発明の目的は、現在の下見板システムの上述の不利益に取り組み、及び/又は公衆に有益な選択を少なくとも提供する、家屋、居住構造、建築構造の外側の据付けにコスト効果のある下見板組立体及び/又はシステムを提供することである。
第1の特徴において、本発明は、複数の水平に延びる下見板を、下見板で覆われる構造物に対して部分的に重ね合わせて固定する、下見板システムであって、この下見板システムが、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から離れる、長手方向に延びる第2の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
を有する第1の下見板(以下で「より上側の下見板」という)と、
前述の上側の下見板の第3の面の内部に設けられ、第3の面に沿って長手方向に延びるスロットと、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から離れ、第1の下見板の第3の面と部分的に重なる、長手方向に延びる第2の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
を有する第2の下見板(以下で「より下側の下見板」という)と、
を備え、
貫通ファスナーを受容するために取付けられる固定ブロックであって、この固定ブロックが、前述のより下側の下見板の第2の面の上側縁部に係合又は近接し、前述のファスナーによって、下見板で覆われる前述の構造物に固定され、前述の固定ブロックが、前述のより上側の下見板を下見板で覆われる前述の構造物に固定するために、前述のスロットに挿入される、
下見板システムである。
前述のファスナーは、前述のより下側の下見板を、下見板で覆われる前述の構造物に固定するために、前述のより下側の下見板を貫通することができることが好ましい。
表面の彫り込みが、前述の下見板の第2の面に施され、下見板の第2の面に沿って長手方向に延び、前述の固定ブロックが、前述の表面の彫り込み部で、前述のより下側の下見板に配置されることが好ましい。
複数の固定ブロックが、前述の下見板の各々に沿って個別の位置に設けられることが好ましい。
単一の固定ブロックが、前述のスロットの略全長部分に延びることが好ましい。
前述の固定ブロックは、前述のファスナーが延びることができる貫通穴を備えることが好ましい。
前述のファスナーは、釘であることが好ましい。
前述の釘は、使用時に、前述の固定ブロックの表面と同一面に着座し、前述のより下側の下見板を貫通することが好ましい。
前述のより下側の下見板の第1の面は、下見板で覆われる前述の構造物に対して同一面に着座することが好ましい。
前述のより下側の下見板の第2の面は、前述のより上側の下見板の第3の面に対して同一面に着座することが好ましい。
前述のより下側の下見板の前述の表面の彫り込みは、前述のより下側の下見板の最上部の長手方向縁部に、又は前述の長手方向縁部の近くに設けられることが好ましい。
前述のより上側の下見板の前述のスロットは、前述のより上側の下見板の最下部の長手方向に延びる縁部の近くに設けられることが好ましい。
配置において、前述のより上側の下見板及びより下側の下見板の重なり合う領域に、隙間が略存在しないことが好ましい。
前述の固定ブロックは、プラスチック製の固定ブロックであることが好ましい。
前述の固定ブロックは、木製の固定ブロックであることが好ましい。
前述の固定ブロックは、この固定ブロックの横断面と同一の連続した横断面の、細長い部材から分離していることが好ましい。
前述のスロットは、切削された上側長手方向に延びるスロット壁を備え、前述の固定ブロックが、前述の長手方向に延びるスロット壁に接触して着座するための上側表面を備えることが好ましい。
前述の長手方向に直角な垂直横断面における前述の固定ブロックは、前述のスロットが水平方向に動くのを妨げる態様でこのスロットに係合するための表面を備えることが好ましい。
前述の表面は、前述の固定ブロックの上向きに面し、構造物に面した表面であることが好ましい。
更なる特徴において、本発明は、上述の下見板システムを外装として有する、建物である。
更なる特徴において、本発明は、以上に記載され、添付図面に示される、下見板システムである。
更なる特徴において、本発明は、以上に記載され、添付図面に示される下見板システムによって覆われた、建物である。
前述の下見板が所定の場所に据付けられる場合に、前述の固定ブロックは、第2の下見板に係合することが好ましい。
前述の固定ブロックは、第1の下見板が一旦この固定ブロックに係合した場合に、第1の下見板が前述の構造物から外向きに動くことを妨げるように、第1の下見板のスロットに挿入されることが好ましい。
更なる特徴において、本発明は、
より上側の下見板をより下側の下見板に係合させることによって構造物を覆う方法であって、
前述のより上側の下見板が、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から離れる、長手方向に延びる第2の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
前述の上側の下見板の第3の面の内部に設けられ、第3の面に沿って長手方向に延びるスロットと、
を備え、
前述のより下側の下見板が、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から離れ、第1の下見板の第3の面と部分的に重なる、長手方向に延びる第2の面と、
使用時に、下見板で覆われる前述の構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前述の構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
を備え、
前述のより上側の下見板のスロットに固定ブロックを挿入することによって、
固定ブロックが、前述のより下側の下見板を通る貫通ファスナーによって、前述のより下側の下見板の第2の面の上側縁部に係合又は近接し、前述のより下側の下見板を、前述の固定された構造物に保持する、方法である。
本発明はまた、大雑把に言うと、本出願の明細書に、個別に又は全体的に参照され、示された、部品、要素、及び形状であり、これらの部品、要素又は形状のいずれか2つ以上の全ての組み合わせであり、本明細書で特定の整数が言及された場合には、その部分は、本発明に関連する技術の分野において同等であるとして知られており、これらの同等として知られたものは、それぞれ個別に説明されるのと同様に、本発明に含まれると考えられる。
本発明の好ましい実施例は、添付図を参照して以下に説明される。
本発明の最も好ましい実施例は、図1から図3に示される。
図1(a)は、本発明による下見板又は下見板パネル7の一部の斜視図を示す。下見板7は、普通、その全長にわたって一定した断面を有する、成形した木製部材である。このような下見板7は、建物の外側に向けられた外面27を有する。この外面は、下塗り及び塗装をされ、雨、風、冷気が建物の中に入ることをある程度防止する、露天表面を備える。下見板7は、相互に重なり合う態様で、建物の枠組み構造物9に係合する。外面27は、略平面であるが、このようになっているので、垂直方向には向いていない。外面27は、垂直方向とはわずかに角度を有し、下見板7は、特別な外形をしばしば備え、下見板7を建物の構造物9に強固に固定しつつ角度をつけることができる。下見板7は、外面27に対して角度を有する傾斜面28を備える。傾斜面28は、建物の構造物9の一部に対して同一面で着座する。
例えば図3(b)に示すように、下側の下見板6は、上側縁部30及び下側縁部40を有する。上側縁部30は、上側下見板7の下側縁部40の近くに置かれる。同様に、上側下見板7は、上側下見板8の下側縁部の近くに置かれる上側縁部30を有する。下見板間の重なり合いは、重なり部分の部材が下見板の上側縁部30の両側を構造物9に固定し、下見板の下側縁部40をすぐ下の下見板の上側縁部に固定するように、設けられる。下見板の相互のこのような固定は、固定ブロック1の利用によって行われる。
下見板それぞれは、固定ブロック1を配置する目的で、上側縁部30及び下側縁部40の両方で、スロット又は溝を備えることによって修正される。下見板パネル7の上側縁部では、第1の溝表面12が下見板の長さに沿って外表面に加工される。図1(a)及び図1(b)は、この構造を切り欠き部として示すが、下見板の最上部の縁部に接近して埋め込まれた明確な溝とすることもできる。或は、溝は、建物構造物の壁柱に対応し、固定ブロック1のユニットを受け入れる、各パネル7の長さに沿って中心を繰り返し間隔で設けた有限長さの窪み又は切り欠き部とすることができる。
下見板7に対する更なる修正は、下側縁部で下見板7の内側の対面に、下見板7の全長に沿って延びて加工された第2の溝4である。同様に、窪みは、第1の溝のように、溝又は切り欠きとすることができる。溝はまた、第1の溝に使用されたような溝に相当する、各下見板7の長さに沿って繰り返しの間隔で中央に設けた有限長さの窪み又は切り欠き部とすることができる。
図1(a)はまた、下見板7の頂縁部を表面12で建物の構造物9に固定するために使用される固定ブロック1を示す。固定ブロック1はまた、上側下見板パネル7又は8の内部下側縁部を配置し固定するために使用される基本要素である。図1(a)は,下見板7の内部下側縁部に関連する相補的な第2の溝4と係合するために必要な方向を示す。固定ブロック1の挿入は、図1(b)に示され、下見板7は、固定ブロック1に配置され組立てられる。図1(a)及び図1(b)の両方は、本発明の下見板の内面に向って見た斜視図を示す。この図は、固定ブロックが下見板7の下側の内部の縁部に与えられた第2の溝に係合する方向と手段を、よく見えるように示している。
本発明の最も好ましい実施例により、固定ブロック1は、有限の長手方向長さの(下見板の細長い方向と一直線にされた)ブロックで、全長が一定の断面のブロックである。このブロックは、第1の細長い表面12Aを備え、細長い表面12Aは、本発明の下見板システムを組立てる場合に、第1の溝12の内部表面の近くに位置する。固定ブロック1は、下見板7の長さに等しくして、下見板の全長に延びることができることが理解されよう。この実施例では、固定手段45(釘、ねじ等)を受容する穴5は、固定ブロック1の長さに沿って繰り返し長さ又は独立の長さとすることができる。更なる実施例では、水分が上側下見板の下側から外装システムに入ろうとするとき、侵入する水分に対する抵抗が増すように、更なる耐水性を与えるさらに確実なシールとして、更なる実用性を確立する。
固定ブロック1の断面は、組立時は、第1の細長い表面から、外側に突き出し、下見板7の下側の縁部の第2の溝4内に入るための表面10を形成する。この突き出しは、第2の溝4内に固定するために、上向きと下向きであることが好ましい。固定ブロック1はまた、下見板7の上側外縁部の第1の溝12内の内面に適切な接触を与える断面とし、断面の突き出しを第2の溝4によって適切に係合するようにさせることができる。固定ブロック1の突出し部の断面を、下見板7の下側縁部内の第2の溝4の断面に対して相補的にするのが好ましい。固定ブロック1の突出し部の相補的な形態と第2の溝4は、重なり合うパネルの適切な配置と固定が行われるようにする。
図2は、本発明により複数の下見板が好ましく固定された斜視図を示す。図示のように、下見板が固定された位置で、組立箇所を通る断面の切断を示している。図2に示すのは、下見板が枠柱に関して配置され固定される方法と手段である。この固定は、図1(a)に示すように、穴5を通る釘45(図4参照)又は同様の固定具を使用して行われることが好ましい。図2から、固定ブロック1が、下側に重なりの縁部を有する下見板を、下側パネルの上側縁部に対してどのように固定するかが容易に理解され、一方、下見板の重なり合う縁部を固定し、底部から頂部への簡単な組立を行うことが容易に理解される。
図2に示される図を更に図3に示す。図3(b)は、本発明により組立てられた2つの下見板6、7が、普通の家屋の枠構造の枠柱9に固定される図を示す。下見板7は、固定ブロック1が使用された位置で内部組立配置が更によく見えるように切断されている。最も下側の下見板6は、固定ブロック1を見えるようにしており、図3(a)に固定ブロック1を更に示している。本発明によるパネル板の組立順序はまた、図3(b)に示され、図3(b)では、最上部の下見板8が、矢印で示された方向に従って下側の下見板7と組立てられる前の状態で示されている。
図2及び3により、本発明による下見板の組立の容易さがわかる。組立は、基準を確立するために最も下側の下見板を家屋の枠構造の基部に据付けることから始まり、この基準から、重なり構造の組立及び形成を始める。一旦最下部の下見板が適切にレベル出しされた後は、固定ブロック1は、設けられた穴5を通る釘45又は同様の手段を使用して各枠柱9に固定される(図4に示す)。各ケースにおいて、固定ブロック1は、表面12に配置され、枠柱9に釘打ちされ、パネルの上側縁部の両側を枠柱9に固定される。一旦下見板が、その長さに渡って全枠柱9の配置部に取付けられると、後の重なり合うパネルは、内部表面28が下側下見板の上に枠柱9に対して近接するように、挿入配置することができる。この表面の角度は、表面2が家屋の垂直側面となす外向きの突き出し(角度)に直接関係することがわかる。
固定ブロック1の最上部表面が下見板の内側の内溝4の最上面の下向き表面に対して安定して着座するように、パネルを垂直方向に下げるのに更なる操作が必要となる可能性がある。一旦配置したら、更なる固定ブロック1を、次の(上側の)下見板に係合するように適切な枠柱9の位置に固定する操作を、繰り返す。
本明細書で説明したファスナー即ち侵入ファスナーは、釘とすることができ、又はその代わりにねじとしても良い。
本明細書において表面に関して使用した用語「面する」とは、平行表面に限らないことが理解されなければならない。このような表面に対する法線は、他の表面又は他の表面の平面に対して突き出し、他の表面に対して平行でない方向にでも突き出す可能性があることが理解されなければならない。
単一の下見板パネルの斜視図で、パネル取付け内部の角度から見た図である。 単一の下見板パネルの斜視図で、固定ブロックとの係合関係を説明する図である。 組立てられた複数の下見板の斜視図で、内部の組立形状を示す切断部分を示した図である。 本発明により固定された固定ブロックを拡大して示す図で、図3(b)と同一箇所の図である。 本発明によりパネルを枠組みに取付けた組立体の図で、組立箇所の切断断面を示し、家屋の構造物に取付けられ、組立てられた状態の、パネルの組立体を切断して示す図である。 組立てられた複数の下見板の断面図で、内部の組立形状を示す断面部分を示す図である。

Claims (25)

  1. 複数の水平に延びる下見板を、下見板で覆われる構造物に対して部分的に重ね合わせて固定する、下見板システムであって、前記下見板システムが、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から離れる、長手方向に延びる第2の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
    を有する第1の下見板(以下で「より上側の下見板」という)と、
    前記上側の下見板の前記第3の面の内部に設けられ、前記第3の面に沿って長手方向に延びるスロットと、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から離れ、前記第1の下見板の前記第3の面と部分的に重なる、長手方向に延びる第2の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
    を有する第2の下見板(以下で「より下側の下見板」という)と、
    を備え、
    貫通ファスナーを受容するために取付けられる固定ブロックであって、前記固定ブロックが、前記より下側の下見板の前記第2の面の上側縁部に係合又は近接し、前記ファスナーによって、下見板で覆われる前記構造物に固定され、前記固定ブロックが、前記より上側の下見板を下見板で覆われる前記構造物に固定するために、前記スロットに挿入される、
    下見板システム。
  2. 前記ファスナーが、前記より下側の下見板を、下見板で覆われる前記構造物に固定するために、前記より下側の下見板を貫通することができる、請求項1に記載のシステム。
  3. 表面の彫り込みが、前記下見板の第2の面に施され、前記下見板の第2の面に沿って長手方向に延び、前記固定ブロックが、前記表面の彫り込み部で、前記より下側の下見板に配置される、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 複数の固定ブロックが、前記下見板の各々に沿って個別の位置に設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の下見板システム。
  5. 単一の固定ブロックが、前記スロットの略全長部分に延びる、請求項1又は4のいずれか1項に記載の下見板システム。
  6. 前記固定ブロックが、前記ファスナーが延びることができる貫通穴を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の下見板システム。
  7. 前記ファスナーが釘である、請求項1から6のいずれか1項に記載の下見板システム。
  8. 前記釘が、使用時に、前記固定ブロックの表面と同一面に着座し、前記より下側の下見板を貫通する、請求項7に記載の下見板システム。
  9. 前記より下側の下見板の前記第1の面が、下見板で覆われる前記構造物に対して同一面に着座する、請求項1から8のいずれか1項に記載の下見板システム。
  10. 前記より下側の下見板の前記第2の面が、前記より上側の下見板の前記第3の面に対して同一面に着座する、請求項1から9のいずれか1項に記載の下見板システム。
  11. 前記より下側の下見板の前記表面の彫り込みが、前記より下側の下見板の最上部の長手方向縁部に、又は前記長手方向縁部の近くに設けられた、請求項1から10のいずれか1項に記載の下見板システム。
  12. 前記より上側の下見板の前記スロットが、前記より上側の下見板の最下部の長手方向に延びる縁部の近くに設けられた、請求項1から11のいずれか1項に記載の下見板システム。
  13. 配置において、前記より上側の下見板及びより下側の下見板の重なり合う領域に、隙間が略存在しない、請求項1から12のいずれか1項に記載の下見板システム。
  14. 前記固定ブロックが、プラスチック製の固定ブロックである、請求項1から13のいずれか1項に記載の下見板システム。
  15. 前記固定ブロックが、木製の固定ブロックである、請求項1から13のいずれか1項に記載の下見板システム。
  16. 前記固定ブロックが、前記固定ブロックの横断面と同一の連続した横断面の、細長い部材から分離した、請求項1から15のいずれか1項に記載の下見板システム。
  17. 前記スロットが、切削された上側長手方向に延びるスロット壁を備え、前記固定ブロックが、前記長手方向に延びるスロット壁に接触して着座するための上側表面を備える、請求項1から16のいずれか1項に記載の下見板システム。
  18. 前記長手方向に直角な垂直横断面における前記固定ブロックが、前記スロットが水平方向に動くのを妨げる態様で前記スロットに係合するための表面を備える、請求項1から17のいずれか1項に記載の下見板システム。
  19. 前記表面が、前記固定ブロックの上向きに面し、構造物に面した表面である、請求項18に記載の下見板システム。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載の下見板システムを外装として有する、建物。
  21. 請求項1から19のいずれか1項に記載され、添付図面に示される、下見板システム。
  22. 請求項1から16のいずれか1項に記載され、添付図面に示される下見板システムによって覆われた、建物。
  23. 前記下見板が所定の場所に据付けられる場合に、前記固定ブロックが、前記第2の下見板に係合する、請求項1から19のいずれか1項に記載の下見板システム。
  24. 前記固定ブロックが、前記第1の下見板が一旦前記固定ブロックに係合した場合に、前記第1の下見板が前記構造物から外向きに動くことを妨げるように、前記第1の下見板のスロットに挿入される、請求項1から19のいずれか1項に記載の下見板システム。
  25. より上側の下見板をより下側の下見板に係合させることによって構造物を覆う方法であって、
    前記より上側の下見板が、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から離れる、長手方向に延びる第2の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
    前記上側の下見板の前記第3の面の内部に設けられ、前記第3の面に沿って長手方向に延びるスロットと、
    を備え、
    前記より下側の下見板が、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第1の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から離れ、前記第1の下見板の前記第3の面と部分的に重なる、長手方向に延びる第2の面と、
    使用時に、下見板で覆われる前記構造物から突き出し、依然として下見板で覆われる前記構造物に面する、長手方向に延びる第3の面と、
    を備え、
    前記より上側の下見板のスロットに固定ブロックを挿入することによって、
    固定ブロックが、前記より下側の下見板を通る貫通ファスナーによって、前記より下側の下見板の前記第2の面の上側縁部に係合又は近接し、前記より下側の下見板を、前記固定された構造物に保持する、
    方法。
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