JP2008517394A - キーパッドセキュリティ装置 - Google Patents

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Abstract

キーパッドセキュリティ装置(10)は、ビューイング開口(26)とアクセス開口(30)とを有する囲い(14)を備える。囲い(14)は、ビューイング開口(26)を通してキーパッドを見ることができると共にアクセス開口(30)を通してユーザによりキーパッドにアクセス可能であるように、そのキーパッドを少なくとも部分的に取り囲み、ビューイング開口は、キーパッドのユーザの視点からはキーパッドを明確に見ることができるように且つユーザ以外の者の視点からはキーパッドを見ることができないように構成されたセキュリティ窓(36)を含み、該セキュリティ窓(36)は、屈折レンズを含む。

Description

本発明は、データ入力キーパッドのセキュリティに関する。本発明は、具体的には、ATM(Automated Teller Machines:現金自動預入支払機)、小売店のチップ・アンド・ピン(Personal Identification Number:個人識別番号)EPOS(Electronic Point Of Sale:電子決済販売時点管理)システム、およびPED(PIN Entry Devices:PIN入力装置)に装着されるデータ入力用のキーパッドのセキュリティに関するが、これらに限定されない。
近年、キャッシュカードの不正使用によるATMからの現金引き出しに関連した犯罪が増加している。このような犯罪を実行するには、犯罪者は、一般に、キャッシュカードの有効化に必要とされるPINと共に、そのカードの正当なユーザに関する詳細な情報を得る必要がある。PINは、正当なユーザがATMを使用しているときに、複数の方法で得ることができる。犯罪者は、単純に、ユーザの傍に立ち、ユーザがPINを入力しているのを観察することができる。この行為は、通常、ショルダーサーフィンと呼ばれる。PINを得るための、より巧妙な手段は、ATMの近くに、キーパッドを見ることができるカメラを配置することである。小売業環境で増加しつつある販売時点管理用のPIN入力装置でも、同様のセキュリティ上の問題が存在している。
本発明にしたがって、キーパッドセキュリティ装置が提供される。キーパッドセキュリティ装置は、ビューイング開口およびアクセス開口を有する囲いを備え、囲いは、ビューイング開口を通してキーパッドを見ることができると共にアクセス開口を通してユーザによりキーパッドにアクセス可能であるように、そのキーパッドを少なくとも部分的に取り囲み、ビューイング開口は、キーパッドのユーザの視点からはキーパッドを明確に見ることができるように且つユーザ以外の者の視点からはキーパッドを見ることができないように構成されたセキュリティ窓を含み、セキュリティ窓は、屈折レンズを含む。
キーパッドの囲いは、キーパッドを遮蔽して、ユーザによるキー操作が観察されないようにする。セキュリティ窓は、ユーザに対しては、使用前および使用中の両方でキーパッドを観察できるようにするが、ユーザの傍に立つ者に対しては、ユーザによるキー操作をセキュリティ窓を通して観察できないようにする。セキュリティ窓は、また、例えばキーパッドの近く、囲いの外側に配置されたカメラがユーザによるキー操作を遠隔的に観察することを防ぐ。
セキュリティ窓は、ビューイング開口を通して視線軸をキーパッドに到達させるように、該ビューイング開口内に配置される。したがって、視線軸の方向からキーパッドを見ようとして自分の位置をこの視線軸に合わせた者は、キーバッドを明確に見ることができる。もし、視線軸以外の軸の方向からセキュリティ窓を通してキーパッドを見ようとすると、セキュリティ窓は、キーパッドを部分的にまたは全体的に歪ませて、または不明瞭にして見せる。視線軸は、セキュリティ窓にほぼ垂直であってよい。視線軸は、セキュリティ窓およびキーパッドにほぼ垂直であってよい。セキュリティ窓は、その方向からキーパッドを明確に、且つ歪みなくまたは不明瞭にされることなく見ることができる複数の視線軸を有してよい。このような複数の軸は、キーパッドを明確に見ることができる視線通路を定めることができる。
一実施形態において、セキュリティ窓は、セキュリティ窓を通してユーザに観察されるときのキーパッドの見え方を使用にあたって変化させるレンズを含むことができる。好ましい一実施形態では、レンズは、拡大レンズである。レンズは、それを通して見えるもの
を拡大しおよび歪ませる両方の機能を有することが好ましい。レンズは、1.3から1.8までの間の屈折率を有することが好ましい。より好ましくは、レンズは、1.4から1.7までの間の屈折率を有する。レンズは、1.45から1.65までの間の屈折率を有してよい、または1.47から1.61までの間の屈折率を有してよい。一実施形態では、レンズは、アクリルで製造され、1.47から1.51までの間の屈折率を有してよい。あるいは、レンズは、塩化ビニルで製造され、1.52から1.56までの間の屈折率を有してよい。別の一実施形態では、レンズは、ポリエチレンで製造され、1.49から1.53までの間の屈折率を有してよい。更に別の一実施形態では、レンズは、ポリカーボネートで製造され、1.57から1.61までの間の屈折率を有してよい。
レンズは、フレネルレンズ等であってよい。フレネルレンズという用語は、所望の画像変更特性を実現するために表面にテクスチャ加工を施されたレンズを対象として含むものとする。テクスチャ加工は、レンズの形状から得られるレンズの画像変更特性を向上させる、または補う、またはその両方が可能である。セキュリティ窓には、キーパッドの1つまたは複数のキーにそれぞれ揃えられた複数のレンズを設けてよい。セキュリティ窓は、視線軸または視線通路の方向からはキーパッドを見えるようにするが視線軸に一致しない軸または視線通路に含まれない軸の方向からはキーパッドを不明瞭にする画像を含んでよい。画像は、セキュリティ窓の上または中に設けてよい。例えば、画像は、セキュリティ窓の表面にエッチングまたは他の方法で施されてよい。あるいは、画像は、セキュリティ窓内に組み込まれてよい。このような一実施形態では、画像は、ホログラフィ像であってよい。
セキュリティ窓は、ポリカーボネート等のプラスチック材料またはガラス等のガラス質材料からなる単一の部材を含んでよい。セキュリティ窓は、層構造であってよい。このような一実施形態では、セキュリティ窓は、レンズを間に挟んだ上側および下側の平面部材を含んでよい。平面部材は、互いと、およびレンズとほぼ同じ形状を有してよい。セキュリティ窓は、囲いを製造する過程でその囲いに組み込まれてよく、例えば、プラスチック材料から囲いを成形する過程でその囲いに組み込まれてよい。あるいは、セキュリティ窓は、囲いから取り外し可能であってよい。セキュリティ窓は、したがって、例えば損傷を受けた、または傷ついた場合に交換することができる。
囲いは、キーパッドを少なくとも部分的に取り囲むように構成された壁を含んでよい。囲いは、あるいは、キーパッドを少なくとも部分的に取り囲むように構成された複数枚の壁を含んでよい。アクセス開口は、壁または複数枚の壁の1枚に設けられた開口によって定められてよい。あるいは、アクセス開口は、2枚の壁の間に設けられた隙間または空間によって定められてよい。該壁または各壁には、キーパッドを見えないようにしつつ囲いに光を入らせるように構成された窓が提供されてよい。該窓は、キーパッドを見えないようにするために、半透明の、つや消しされた、不透明の、または他の処理を施された光沢のある窓を含むことが好ましい。該壁または各壁は、キーパッドを付けた、すなわち取り付けた底面の壁であってよい。このような場合、セキュリティ窓は、該壁または各壁に取り付け可能な部材に含まれてよい。
囲いは、追加のアクセス開口を設けられてよい。使用にあたって、この追加のアクセス開口は、キーパッドの装着先である装置の一特徴に揃えられてよい。例えば、追加のアクセス開口は、ATMの紙幣供給スロットに揃えられてよい。追加のアクセス開口の存在によって、ユーザは、囲いを通して紙幣供給スロットにアクセスすることが可能になる。したがって、囲いは、紙幣供給スロットから供給される紙幣への不正なアクセスを阻止する遮蔽機能を紙幣供給スロットに付与できることがわかる。好ましくは、追加のアクセス開口は、ユーザが囲いを通して容易にアクセスできるように、キーパッドのアクセス開口と反対側の囲いの部分に設けられる。
ビューイング開口は、壁または複数枚の壁の上に覆いかぶさる囲いの部分に設けられることが好ましい。好ましくは、ビューイング開口は、キーパッドの平面にほぼ平行な平面に揃えられる。
以下では、添付の図面を参照にして本発明の実施形態が説明される。
先ず、図1および図2を参照すると、図1および図2には、概して10で表される、本発明にしたがったキーパッドセキュリティ装置が示されている。装置10は、基板12と、囲い14と、頂板16と、ビューイング窓構成18とを備える。基板12は、例えば鋼等の材料の薄板で形成され、ATMの前面に装着される形状に構成される。基板12は、ATMのデータ入力キーパッド(不図示)より大きいサイズおよび形状に構成された開口20を設けられる。なお、開口20は、基板12がATMに装着されたときに、キーパッドが開口20を通して完全にアクセス可能であるように、基板12の中に配置されることが理解される。
囲い14は、鋼またはアルミニウム合金等の材料の1枚の薄板で形成され、橋渡し部分24によって接合された1対の相隔たれた側壁22を含む。橋渡し部分にビューイング開口26が設けられる一方で、各側壁22の基部には横方向に広がるつば28が設けられる。基板12の開口20は、基板12と同一平面上につば28を収容できるような大きさに構成される。なお、囲い14は、従来の打ち抜き加工およびプレス加工によって都合よく形成されてよい。側壁22および橋渡し部分24の向きは、装置10がATMに装着されたときにユーザが手を入れることができるアクセス開口30を定める。囲いは、また、アクセス開口の反対側で側壁22と橋渡し部分24との間に広がると共に本明細書において以下後壁と称される別の壁が随意に設けられてよい。
頂板16は、鋼等の材料の薄板で形成される点、および使用にあたって囲い14を突き出させるような開口32を設けられる点で、基板12と同様の構成を有する。頂板の開口32は、頂板16が囲いのつば28に覆いかぶさるような大きさおよび形状に構成される。ビューイング窓構成18は、裏当て板34とセキュリティ窓36とを含む。裏当て板34およびセキュリティ窓36は、それらが外れないような方式で囲いのビューイング開口に装着可能である。裏当て板34は、自身を通してATMキーパッドを見せられるように十分に透明である。裏当て板24は、例えばポリカーボネート等のプラスチック材料で形成されてよい。あるいは、裏当て板は、強化ガラスで製造されてよい。セキュリティ窓36は、特定のユーザ視野位置からはATMキーパッドを見ることができるように且つそれ以外のユーザ視野位置からはATMキーパッドを見ることができないように構成される。セキュリティ窓36の動作は、後ほど詳述される。
組み立てられた状態の装置10が、図2に示される。使用にあたって、装置10を装着されたATMを使用しようとするユーザは、ATMに近づき、従来の方式でカードを挿入する。PINの入力を促されると、ユーザは、自分の手をアクセス開口30から挿入し、ビューイング開口26を通してATMキーパッドを見えるように自身の体勢を整える。使用者以外の者は、囲いの側壁22、随意の後壁、およびセキュリティ窓36の存在ゆえに、キーパッドを見ることができない。
図3および図4を参照すると、図3および図4には、概して40で表される、本発明にしたがったキーパッドセキュリティ装置の別の一実施形態が示される。装置40は、1対の基板42,44と、囲い46と、カバー部材48と、セキュリティ窓52を含むサポート50とを備える。基板42,44は、ATMのキーパッド領域に装着可能であり、それぞれ、キーパッドへのアクセスを可能にする開口43,45を設けられる。基板42,4
4は、例えば鋼等の材料の薄板で形成される。囲い46は、例えば鋼等の材料の薄板で形成され、1対の側壁54と、後壁56とを含む。各壁54,56には、開口58が設けられる。カバー部材48は、囲い46の形状に沿う形に形成された、例えばポリカーボネート等のプラスチック材料の薄板を含む。カバー部材48は、囲いの壁54,56の開口58を覆うような形で囲い46に装着可能である。カバー材料48は、不透明であると同時に、光を通過させて囲い46の内部およびキーパッドを照らすのに十分な透明性を有するが、自身を通してキーパッドを見ることができないように構成される。カバー部材48は、例えば、つや消しされる、または微細なひび入りの光散乱表面処理を施されてよい。
サポート50は、枠部分60と、1対の脚62とを含む。枠部分60は、壁54,56に境界を定められた囲い46の上側領域に収まるような大きさおよび形状に構成される。脚62は、側壁54に収まり、ユーザがATMキーパッドにアクセスできるアクセス開口64を定めるように構成される。セキュリティ窓52は、枠部分60に組み込まれ、サポート50およびカバー部材48は、外れにくい方式で囲いに収納可能である。セキュリティ窓52は、特定のユーザ視野位置からはATMキーパッドを見ることができるように且つそれ以外のユーザ視野位置からはATMキーパッドを見ることができないように構成される。
組み立てられた状態の装置40が、図4に示される。使用にあたって、装置40を装着されたATMを使用しようとするユーザは、ATMに近づき、従来の方式でカードを挿入する。PINの入力を促されると、ユーザは、自分の手をアクセス開口64に挿入し、セキュリティ窓52を通してATMキーパッドを見ることができるように自身の体勢を整える。使用者以外の者は、囲いの側壁54,56およびセキュリティ窓52の存在ゆえに、キーパッドを見ることができない。
前述のように、セキュリティ窓36,52は、特定の視野位置からはキーパッドを明確に見ることができるように且つ他の位置からはキーパッドを見ることができないように構成される。一実施形態では、セキュリティ窓36,52は、特定の角度からペイン36,52を覗いたときにはキーパッドを拡大して見せる一方で他の角度から覗いたときにはキーパッドを歪んで見せるレンズを含んでよい。図5は、キーパッド72と、本発明にしたがった装置10,40とを有するATM70の概略図である。装置10,40は、例えばフレネルレンズ等の拡大レンズ74を設けられる。装置10,40の上方には、レンズ74にほぼ対応する断面積を有する視線通路76が定められる。視線通路内にあって且つレンズ74およびキーパッド72にほぼ垂直に走る軸78の方向からレンズ74を通してキーパッド72を見ると、図6に示されるように、キーパッド全体の拡大像を見ることができる。もし、レンズおよびキーパッドに垂直でなく且つ視線通路から逸れて走る軸80の方向からキーパッド72を見ようとすると、キーパッド72の歪んだ像が呈示される。観察されうる見え方の幾つかの例が、図7および図8に示される。図7では、キーパッド72のうち、0キーを含む下側の部分が不明瞭になっているのに対し、図8では、キーパッド72のうち、1キー、2キー,および3キーを含む上側の部分が不明瞭になっている。
セキュリティ窓は、レンズ以外の他の形態をとってよい。例えば、セキュリティ窓は、キーパッドのユーザからはキーパッドを見えるようにする一方でその正当なユーザ以外の視線の角度からはキーパッドを見えなくするような画像を、ペインの中または上に保持していてよい。例えば、セキュリティ窓は、装置の正当なユーザのための隠されたホログラフィ像を含んでよい。別の一実施形態では、セキュリティ窓は、キーパッドのキーに揃えられた複数の窓を含んでよい。各窓は、レンズ、保持された画像、またはこれら2つの組み合わせを含んでよい。
図9を参照すると、図9には、概して82で表される、セキュリティ装置の代替の一実
施形態が示されている。前述の実施形態と共通する特徴は、同様の参照符号で表される。装置82は、橋渡し部分24によって接合された1対の相隔たれた側壁22を有する囲いを備える。橋渡し部分24内には、セキュリティ窓(不図示)を中に保持するためのビューイング開口26が設けられる。壁22および橋渡し部分24は、装置82がキーパッドの上に装着されたときにユーザが自分の手を入れることができるアクセス開口30を定める。囲いは、成形工程によって、強化プラスチック材料で一体成形される。あるいは、囲いは、例えばアルミニウム合金等の金属で形成されてよい。セキュリティ窓は、その成形中に囲いに組み込まれてよい。あるいは、セキュリティ窓は、その成形後に囲いに取り付けられてよい。
装置82は、更に、橋渡し部分24の端に沿って、アクセス開口30と反対の側に複数の相隔たれた穴84を設けられる。穴84は、囲いに取り囲まれた空間に光を取り入れる一方で、キーパッドがこれらの穴を通して直接見えることのないようにする。壁22および橋渡し部分24は、囲いと反対の側に、別の追加のアクセス開口85を定めることが理解される。特定の構成を持つATMでは、紙幣を供給するスロットがキーパッドの前面に且つやや上方に配置される。このような構成では、ユーザは、キーパッドへのPINの入力に使用されるのと同じ手で、供給された紙幣を取ることができる。追加のアクセス開口85の提供は、紙幣を供給するスロットを装置82全体で遮った状態でユーザが紙幣にアクセスすることを可能にし、したがって、ATMのユーザ以外の者に紙幣がひったくられる事態を阻止することができる。
図10は、概して86で表される、チップ・アンド・ピンキーパッド88用に構成された本発明にしたがったセキュリティ装置を示している。前述の実施形態と共通する特徴は、同様の参照符号で表される。装置は、基部92と、1対の相隔たれた側壁22と、その間に広がる橋渡し部分24とを有する囲い90を備える。橋渡し部分24は、セキュリティ窓(不図示)を中に保持するためのビューイング開口26を含む。図示された実施形態では、基部92と、側壁22と、橋渡し部分24とは、プラスチック材料で一体成形される。セキュリティ窓は、囲い90にその成形中に組み込み可能であると好都合である。
囲い90の片側にはアクセス開口30が設けられ、その反対側には追加のアクセス開口94が設けられる。アクセス開口30は、ユーザがキーパッド88にアクセスすることを可能にし、追加のアクセス開口94は、ユーザまたは窓口係が必要に応じてキーパッド88にチップカードを挿入することを可能にする。橋渡し部分24は、キーパッド全体を見せることなく周辺光を囲い92に入れることを可能にする複数の穴96を設けられる。
図11は、図10の装置に類似したセキュリティ装置98を示し、これらに共通する特徴は、同様の参照符号で表される。装置98は、より大きいビューイング開口26を設けられる点、および採光穴を含まないという点で異なる。装置98は、可撓性の柄100に取り付けられ、この柄100は、更に、装置98を販売場所に取り付け可能にする脚102に接続される。
次に、図12および図13を参照すると、図12および図13には、概して104で表される、本発明にしたがったセキュリティ装置の別の一実施形態が示される。前述された実施形態と共通する特徴は、同様の参照符号で表される。装置104は、図9を参照にして説明された装置に類似している。装置104は、橋渡し部分24によって接合された1対の相隔たれた側壁22を有する囲いを備える。橋渡し部分24の中には、セキュリティ窓(不図示)を中に保持するためのビューイング開口26が設けられる。側壁22および橋渡し部分24は、囲いがキーパッドの上に装着されたときにユーザが自分の手を入れることができるアクセス開口30を定める。囲い82は、成形工程によって、強化プラスチック材料で一体成形される。あるいは、囲い82は、鋳造工程によって、アルミニウム合
金等の金属で製造されてよい。セキュリティ窓は、囲いにその成形中に組み込まれてよい。あるいは、セキュリティ窓は、囲いにその製造後に取り付けられてよい。
囲いは、更に、ビューイング開口26の周りに、複数の相隔たれた穴84を設けられる。穴84は、囲い82に取り囲まれた空間に光を取り入れる一方で、キーパッドがこれらの穴を通して直接見えることのないようにする。壁22および橋渡し部分24は、囲いと反対の側に、別の追加のアクセス開口85を定めることが理解される。特定の構成を持つATMでは、紙幣を供給するスロットがキーパッドの前面に且つやや上方に配置される。このような構成では、ユーザは、キーパッドへのPINの入力に使用されるのと同じ手で、供給された紙幣を取ることができる。追加のアクセス開口85の提供は、紙幣を供給するスロットを装置82全体で遮った状態でユーザが紙幣にアクセスすることを可能にし、したがって、ATMのユーザ以外の者に紙幣がひったくられる事態を阻止することができる。
囲いは、ある程度の光を透過させると同時にビューイング開口26を取り囲む壁22および橋渡し部分24を通してキーパッドが見えることのないようにする半透明のプラスチック材料で成形されることが好ましい。プラスチック材料の半透明性は、もし、小型カメラ等の何かが囲いの内側表面に取り付けられている場合等に、ATMのユーザまたはオペレータがそれを容易に発見できるようにする。囲いの内側表面には、更に、小型カメラ等の装置を取り付け困難にするために、テクスチャ加工を施されてよい。例えば、囲いの内側表面を波状にしてよい、すなわち囲いの内側表面に畝を付けてよい。
装置104は、適切な固定手段によってATMに取り付けられてよい。図示された実施形態では、各側壁22の底縁106は、対応するATMの開口部に通すための突起108を設けられる。突起108には、ナットを受けられるようにネジ山をつけてよい。あるいは、各側壁22の下縁に、適切な固定手段を通すためのつばを設けてよい。
装置104は、ビューイング開口26およびセキュリティ窓36を、キーパッドと完全に一致することのないようにATMに取り付けられてよい。図13は、ビューイング開口26と、セキュリティ窓36と、キーパッド110との間のこのような配置の一例を示している。ビューイング開口26およびセキュリティ窓36の上縁112は、キーパッド110のキーの上一列116の下縁114に揃えられる。この不一致の配置は、ATMキーパッド110のユーザが、セキュリティ窓36を通してキーパッド110の全体を見ることができる一方で、ユーザの視点に対応する位置以外の位置からキーパッドを見ようとする者が、ユーザの肩越しであれ、またはATMの上方もしくは近くに取り付けられたカメラを介して遠隔的にであれ、セキュリティ窓36を通してキーパッド110の全体を見ることができないように保証する。
次に、図14を参照すると、図14には、概して118で表され、現在小売店で使用されているタイプの電子決済POSチップ・アンド・ピンキーパッドPED88用に構成された装置が示される。装置118は、図10および図11を参照に説明された装置に類似し、これらに共通する特徴は、同様の参照符号で示される。
装置118は、基部92と、1対の相隔たれた側壁22とを有する囲い120を備える。基部92および側壁22は、1片の材料で形成される。例えば、基部92および側壁22は、成形工程によって、プラスチック材料で形成されてよい。あるいは、囲いは、アルミニウム合金等の金属で製造されてよい。側壁22の上縁122間に広がるのは、ビューイング開口26を定める枠124であり、その中には、セキュリティ窓(不図示)が取り付けられてよい。枠124は、ヒンジ126によって、枢動可能な方式で一方の側壁22に結合され、他方の壁22と枠124との間には、図示された位置に枠124を保持する
ための留め具構成(不図示)が設けられてよい。
囲い120の前面にはアクセス開口30が設けられ、背面には追加のアクセス開口94が設けられる。ここで言う「前面」とは、ユーザに最も近い側のキーパッド88の縁を基準にして解釈される。アクセス開口30は、ユーザがキーパッド88にアクセスすることを可能にし、追加のアクセス開口94は、ユーザまたは窓口係が必要に応じてキーパッド88のカード受けスロットにチップカードを挿入することを可能にする。枠124およびセキュリティ窓は、矢印128で示される方向に枢動可能である。なお、枠124およびセキュリティ窓は、上向きに且つキーパッド88から離れる方向に枢動可能である点が理解される。セキュリティ窓は、したがって、キーパッド88を見るユーザの視線から外れる方向に移動されてよい。これは、ユーザがセキュリティ窓を通してキーパッドを見ることが困難である場合に必要となる。セキュリティ窓は、また、キーパッド88の上面にあるスロットにPINカードを挿入可能にするように移動されてよい。カードを挿入された後、セキュリティ窓は、ユーザがPINを打ち込むための位置に戻すことができる。
囲い120の基部92は、支柱、すなわち基台136に取り付けられる。基部92は、矢印138で示されるように基台136に対して回転可能であると共に矢印140で示されるように基台136に対して枢動可能であるように取り付けられる。基部92は、囲い120およびキーパッド88をまるごと取り外してユーザに手渡すことができるように、取り外し可能な方式で取り付けられる。
なお、枠124は、他の手段によって、移動可能な方式で囲い120の壁に結合されてもよい点が理解される。例えば、枠124は、摺動可能な方式で囲い120の一方または両方の壁22に取り付けられてよい。代替の一実施形態では、枠124は、完全に取り外し可能であってよい。
図15は、概して130で表され、現在小売店で使用されているタイプの電子決済POSチップ・アンド・ピンキーパッド88用に構成された別の一実施形態が示される。装置130は、図10、図11、および図14を参照に説明された装置に類似し、これらと共通する特徴は、同様の参照符号で示される。
装置130は、基部134および湾曲した側壁22を有する、側面の開いた囲い132を備える。囲い132は、基台136に取り付けられる。基部134および側壁22は、1片の材料で形成される。例えば、基部134および側壁22は、成形工程によって、プラスチック材料で形成されてよい。側壁22の上縁122から広がるのは、ビューイング開口26を定める枠124であり、その中には、セキュリティ窓(不図示)が取り付けられてよい。枠124は、ヒンジ126によって、枢動可能な方式で側壁22の上縁122に結合される。
囲い120の前面にはアクセス開口30が設けられ、背面には追加のアクセス開口94が設けられる。アクセス開口30は、ユーザがキーパッド88にアクセスすることを可能にし、追加のアクセス開口94は、ユーザまたは窓口係が必要に応じてキーパッド88のカード受けスロットにチップカードを挿入することを可能にする。枠124およびセキュリティ窓は、矢印128で示される方向に枢動可能である。なお、枠124およびセキュリティ窓は、上向きに且つキーパッド88から離れる方向に枢動可能である点が理解される。セキュリティ窓は、したがって、キーパッド88に対するユーザの視線から外れる方向に移動されてよい。これは、ユーザがセキュリティ窓を通してキーパッドを見ることが困難である場合に必要となる。
なお、枠124は、他の手段によって、移動可能な方式で囲い132の壁に結合されて
もよい点が理解される。例えば、枠124は、摺動可能な方式で囲い132の壁22に取り付けられてよい。代替の一実施形態では、枠124は、完全に取り外し可能であってよい。
装置130には、基部134に装着されることによって図14に示されたものと同じような囲い132を構成する追加の壁部材(不図示)が設けられてよい。キーパッド88を囲い132から取り外してユーザに手渡すことができるように、その追加の壁部材は取り外されてよく、且つ枠124は図15に示された位置まで枢動されてよい。
以上に説明された本発明の実施形態の囲いは、暗い場所でキーパッドを照らすように動作可能である照明手段を含むように構成されてよい。照明手段は、また、セキュリティ窓を通して囲いから光を出射させるように構成されてよい。このように方向付けられた光は、キーパッド上で為されるキー操作がカメラ等によって捕らえられるのを阻止することができる。
上述された本発明の実施形態は、ATM、およびEPOSのPIN入力装置すなわちPEDに装着されるキーパッドに言及したものである。本発明は、幾つか例を挙げると、セキュリティドアの入力キーパッドおよび警報システムのコマンドキーパッド等の他のキーパッドと併用されてよいことがわかる。本発明にしたがった装置は、その初期製造時にキーパッドに装着されてよい、またはより大きな装置へのキーパッドの初期組み入れ時にキーパッドに装着されてよい。あるいは、本発明にしたがった装置は、より大きな装置に既に組み入れられたキーパッドに後から取り付けられてよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったセキュリティ装置の分解斜視図である。 図1の装置を組み立てた状態の斜視図である。 本発明の別の一実施形態にしたがったセキュリティ装置の分解斜視図である。 図3の装置を組み立てた状態の斜視図である。 ATMに装着された、本発明にしたがった装置の概略側面図である。 本発明にしたがった装置を通したATMキーパッドの見え方である。 本発明にしたがった装置を通したATMキーパッドの見え方である。 本発明にしたがった装置を通したATMキーパッドの見え方である。 本発明にしたがったセキュリティ装置の囲いの斜視図である。 本発明にしたがったセキュリティ装置のEPOSタイプの斜視図である。 本発明にしたがったセキュリティ装置のEPOSタイプの斜視図である。 本発明にしたがったATMキーパッドセキュリティ装置の斜視図である。 図12の装置のセキュリティ窓がキーパッドに対してとる配置の側面図である。 別のEPOS/PEDタイプのセキュリティデバイスの斜視図である。 別のEPOS/PEDタイプのセキュリティデバイスの斜視図である。

Claims (32)

  1. ビューイング開口とアクセス開口とを有する囲いを備え、
    前記囲いは、前記ビューイング開口を通してキーパッドを見ることができると共に前記アクセス開口を通してユーザにより前記キーパッドにアクセス可能であるように、該キーパッドを少なくとも部分的に取り囲み、
    前記ビューイング開口は、前記キーパッドのユーザの視点からは該キーパッドを明確に見ることができるように且つ該ユーザ以外の者の視点からは該キーパッドを見ることができないように構成されたセキュリティ窓を含み、
    前記セキュリティ窓は、屈折レンズを含む、
    キーパッドセキュリティ装置。
  2. 前記レンズは、1.3から1.8までの間の屈折率を有する、請求項1に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  3. 前記レンズは、アクリルで製造され、1.47から1.51までの間の屈折率を有する、請求項2に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  4. 前記レンズは、塩化ビニルで製造され、1.52から1.56までの間の屈折率を有する、請求項2に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  5. 前記レンズは、ポリエチレンで製造され、1.49から1.53までの間の屈折率を有する、請求項2に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  6. 前記レンズは、ポリカーボネートで製造され、1.57から1.61までの間の屈折率を有する、請求項2に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  7. 前記レンズは、フレネルレンズである、請求項1から請求項6のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  8. 前記セキュリティ窓は、所定の視線軸の方向からは前記キーパッドを見えるようにするが前記視線軸に一致しない軸の方向からは前記キーパッドを不明瞭にする画像を含む、請求項1から請求項7のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  9. 前記画像は、前記セキュリティ窓の上または中に設けられる、請求項8に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  10. 前記画像は、前記セキュリティ窓の表面にエッチングまたは他の方法で施される、請求項9に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  11. 前記セキュリティ窓は、単一の部材を含む、請求項1から請求項10のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  12. 前記セキュリティ窓は、層構造である、請求項1から請求項10のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  13. 前記セキュリティ窓は、前記屈折レンズと支持部材とを含む、請求項12に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  14. 前記セキュリティ窓は、開放可能な方式で前記ビューイング開口に固定される、請求項
    1から請求項13のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  15. 前記セキュリティ窓は、前記ビューイング開口と一体に形成される、請求項1から請求項13のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  16. 前記囲いは、プラスチック材料で形成される、請求項1から請求項15のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  17. 前記囲いは、少なくとも部分的に半透明である、請求項16に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  18. 前記囲いの内部は、装置の取り付けを阻止するために、少なくとも部分的にテクスチャ加工を施される、請求項1から請求項17のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  19. 前記囲いは、前記囲いの内部に周辺光を取り入れるように構成された少なくとも1つの窓開口を含む、請求項1から請求項18のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  20. 前記囲いは、前記キーパッドを少なくとも部分的に取り囲むように構成された壁を含む、請求項1から請求項19のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  21. 前記囲いは、前記キーパッドを少なくとも部分的に取り囲むように構成された複数枚の壁を含む、請求項20に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  22. 前記セキュリティ窓は、前記囲いに取り付けられた枠内に保持される、請求項1から請求項21のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  23. 前記枠は、前記囲いに対して可動である、請求項22に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  24. 前記枠は、枢動可能な方式で前記囲いに取り付けられる、請求項23に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  25. 前記枠は、摺動可能な方式で前記囲いに取り付けられる、請求項23に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  26. 前記囲いは、前記第1のアクセス開口に揃えられた追加のアクセス開口を設けられる、請求項1から請求項25のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  27. 前記第1の開口は、前記囲いの前面に設けられ、前記追加のアクセス開口は、前記囲いの背面に設けられる、請求項26に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  28. 前記囲いは、キーパッド装置を受けるように構成された基部を含む、請求項1から請求項27のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置。
  29. 前記基部は、前記囲いを取り付け部材に取り付けるための取り付け構成を設けられる、請求項28に記載のキーパッドセキュリティ装置。
  30. キーパッドと、
    紙幣を供給する開口と、
    請求項1から請求項27のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置と、
    を備える現金自動預入支払機。
  31. 請求項26または請求項27に従属する場合に、前記追加のアクセス開口は、前記紙幣を供給する開口に揃えられる、請求項30に記載の現金自動預入支払機。
  32. キーパッドと、
    請求項1から請求項29のいずれかに記載のキーパッドセキュリティ装置と、
    を備える販売時点管理データカードピン入力装置。
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