JP2008515149A - 減少した水分保持力を有する炭素支持触媒 - Google Patents

減少した水分保持力を有する炭素支持触媒 Download PDF

Info

Publication number
JP2008515149A
JP2008515149A JP2007533533A JP2007533533A JP2008515149A JP 2008515149 A JP2008515149 A JP 2008515149A JP 2007533533 A JP2007533533 A JP 2007533533A JP 2007533533 A JP2007533533 A JP 2007533533A JP 2008515149 A JP2008515149 A JP 2008515149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
surface area
supported catalyst
carbonaceous substrate
catalyst according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007533533A
Other languages
English (en)
Inventor
スリニバス ボレパリ,
アンダーソン オー. ドットソン,
サンケット デサイ,
ジョージ エー. ジョイス,
ケビン ダブリュー. ハスコック,
ロドニー エル. タイラー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Columbian Chemicals Co
Original Assignee
Columbian Chemicals Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Columbian Chemicals Co filed Critical Columbian Chemicals Co
Publication of JP2008515149A publication Critical patent/JP2008515149A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • B01J23/42Platinum
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/92Metals of platinum group
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
    • B01J21/18Carbon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/92Metals of platinum group
    • H01M4/925Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers
    • H01M4/926Metals of platinum group supported on carriers, e.g. powder carriers on carbon or graphite
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/96Carbon-based electrodes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)

Abstract

高い金属装填率、広い電気化学的活性表面積および良好な水管理特性を有する炭素支持触媒のための構成物が開示される。一つの局面では、本発明は、炭素質サブストレートおよび分散された金属を含む炭素支持触媒であって、炭素質サブストレートが少なくとも0.5の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比および少なくとも100m/gの窒素表面積を有する炭素支持触媒に関する。本発明は炭素支持触媒に関する。一つの局面では、触媒は燃料電池応用のためである。

Description

(関連出願の引用)
本出願は2004年9月24日に出願された米国仮特許出願第60/613,064号および2005年3月30日に出願された米国特許出願第11/093,858号への優先権を主張するものであり、両出願は本明細書においてその全体を参考として援用する。
(発明の背景)
(発明の分野)
本発明は炭素支持触媒に関する。一つの局面では、触媒は燃料電池応用のためである。
(背景)
燃料電池は、化学反応のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。ポリマー電解質膜燃料電池(polymer electrolyte membrane fuel cell)(PEMFC)は、電極触媒(カソードおよびアノード)の間に配置されるプロトン伝導性ポリマー膜電解質を有する。電極触媒は、電極で望まれる電気化学的反応を誘起するために使用される。電極触媒は、典型的には炭素質サブストレート上に支持された貴金属であり、例えば炭素触媒上に支持された白金黒または白金などがある。電極触媒は典型的には、電極触媒粒子のスラリーを電解質表面にコートすることによって、電極/電解質インターフェースに組み込まれる。
水素燃料などの燃料を、アノード電極触媒/電解質インターフェースを通して送り込む場合、電気化学的反応が起き、プロトンと電子を発生する。電気伝導性のアノードは、外部の回路に接続されており、これは電子を運び電流を生じる。
ポリマー電解質は、典型的にはプロトン伝導体であり、アノードで発生したプロトンは電解質を通ってカソードまで移動する。カソードでは、プロトンは電子および酸素と結合して水を与える。
燃料電池触媒金属(典型的には白金)は、非常に高価であるので、触媒を規定に従って作るのに使用される金属1グラム当たりで最高の金属表面積を達成するのが望ましい。数種の周知である、炭素支持体上に金属をデポジットする技術が存在する。例えば、支持体を、塩化白金酸の水溶液に分散し、乾燥し、そして水素にさらし得る。
伝統的に、伝導性のカーボンブラック(例えば、Columbian Conductex(登録商標)975またはCDX−975など(Columbian Chemicals,Marietta、GAから入手可能))が、燃料電池触媒支持物として使用されてきた。燃料電池応用では、触媒支持物材料は電気伝導性があることが要求される。他の応用では、電気伝導性は必ずしも必要とされない。その上、カーボンブラック粒子表面上への貴金属のデポジションでは、典型的に、理にかなった広い表面積を有する(200m/gを超える)カーボンブラックの使用を必要とする。これは、絶対的要求ではなく、必要とされる表面積は、望まれる金属装填率に比例する。例えば、カーボンブラック触媒上の20重量%の白金は、同様にして調製されたカーボンブラック触媒上の50%の白金よりも、より狭い利用可能炭素表面積しか必要としない。高い金属装填率(例えば50%)を達成するためには、典型的な慣例は、Ketjen black(Ketjen EC−300またはEC−600(Ketjen Black International,Japanより入手可能))などの大表面積炭素材料を使用することである。より高い金属装填率の電極触媒の使用は、望まれる量の金属を電極層中に達成するのにより少ない電極触媒材料の使用を許容し、そしてそれゆえ、より薄い電極層を許容する。
大表面積カーボンブラックは、小さい主粒子サイズを有する、極度に細かいカーボンブラックを製造することか、または様々な程度の孔隙率を示す多孔性のカーボンブラックを製造することかによって達成し得る。孔隙率を記載し得る一つの方法は、電子顕微鏡表面積対窒素表面積の比(ratio of Electron Microscopy Surface Area to Nitrogen Surface Area)(EMSA/NSA)であり、より多孔性のカーボンブラックは、より低い比を有する。残念ながら、Ketjen blackなどの高多孔性カーボンブラックはまた、より低多孔性のカーボンブラックよりも、水をより容易に、そしてより大きな程度吸収する。水の取りこみおよび保持は、電池を水浸しにし、気体の反応物の輸送が減少されまたは抑制されるので、燃料電池では問題になり得る。
それゆえ、当該分野においては、本明細書において下で定義される高い電気化学的活性表面積値もまた提供し、そして同時に水浸になり得る、水保持の問題も回避する一方、高い金属装填率を維持する燃料電池電極触媒を製造する必要がある。
(発明の概要)
一つの局面では、本発明は、炭素質サブストレートが少なくとも0.5の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比および少なくとも100m/gの窒素表面積を有する、炭素質サブストレートおよび分散された金属を含む炭素支持電極触媒に関する。
さらに別の局面では、本発明は、本発明の炭素支持電極触媒を含む触媒燃料電池に関する。
追加の利点が、一部分、続く説明の中に、そして一部分、説明から明白であるようにして、または下に記載する局面の実施によって知り得るようにして、示される。下に説明される利点は、特に添付の特許請求の範囲において示される要素および組み合わせによって、実現されそして得られる。先行する一般的説明および続く詳細な説明の両方とも例示的および説明的なもののみであり、限定なものではないことが理解されるべきである。
(発明の詳細な説明)
本発明の化合物、構成物、物品、デバイスおよび/または方法が開示されそして説明される前に、下に説明される局面は特定の合成方法、または特定の触媒(これらはもちろん変化し得るので)に限定されないことが理解されるべきである。本明細書において使用される用語法は、特定の局面を説明する目的のためのみに使用され、限定する意図はないことも理解されるべきである。
開示される方法および構成物のために使用し得、開示される方法および構成物と共に使用し得、開示される方法および構成物の調製において使用し得、開示される方法および構成物の産物である材料、化合物、構成物および成分が開示される。これらおよび他の材料が、本明細書において開示され、そして、次のことが理解される。即ちこれらの材料またはプロセスの組み合わせ、部分集合、相互作用、群などが開示される場合、これらの化合物またはプロセスのそれぞれの様々な個々のおよび集合の組み合わせおよび入れ替えの特定の言及が明確には開示され得ない間、それぞれは本明細書において明確に予期されそして意図されることである。
本明細書および続く特許請求の範囲において、多数の用語に言及がなされるが、これらは以下の意味を有すると定義される。
本明細書および添付の特許請求の範囲において用いられるときは、単数形の「a」、「an」および「the」が、文脈が明らかに別なふうに規定しない限り、複数の指示対照を含むことには注意がなされなければならない。かくして、例えば、「a metal」への言及は金属の混合物を含み、「a base」への言及は2種以上の塩基の混合物を含む、などである。
「随意の(optional)」または「随意に(optionally)」は、続いて記載される事象または状況が起こり得るかまたは起こり得ないかであり、記載は、事象または状況が起こる例および起こらない例を含むことを意味する。
範囲は、本明細書においては、「約(about)」一方の特定の値から、および/または「約(about)」別の特定の値まで、のように表現され得る。このような範囲が表現される場合、別の局面は、一方の特定の値からおよび/または他方の特定の値までを
含む。同様に、先立つ語の「約(about)」を使用することによって、値が近似として表現される場合、特定の値が別の局面を形成することが理解される。それぞれの範囲の端点は、他方の端点に関して意味のあるものである場合および、他方の端点とは独立して意味のある場合の両方があることがさらに理解される。
成分の重量パーセントは、特に反対に述べられない限り、成分が含まれる処方物または構成物の総重量に基づく。
「金属」は、本明細書において使用されるときは、例えば、一つ以上の、貴金属(precious metal)、貴金属(noble metal)、白金族金属、白金、上記のどれかの合金もしくは酸化物、または遷移金属もしくは上記のどれかの酸化物を含む構成物であり得る。本明細書において使用される時は、燃料電池または他の触媒作用において起こる反応ための触媒として作用するのは「金属(metal)」である。この金属はCO含有汚染物質に耐性があり得、そして直接メタノール燃料電池にも使用され得る。
「炭素質の(carbonaceous)」は、元素状態で存在する炭素から実質上成る固体の材料を言う。「炭素質材料」は、限定されるわけではないが、i)単一の定義できる構造を有する炭素質化合物;またはii)炭素質粒子の集合体であって、集合体は必ずしも、単位の、繰り返す、および/または定義できる構造または集合の程度を有さない集合体を包含することを意図する。
「カーボンブラック」は、伝導性のブドウ状の炭素で、例えば触媒支持物として使用される。
「支持物」または「炭素支持物」は、金属または触媒材料を分散させる炭素質材料を言う。
「粒状の(particulate)」は、ばらばらの粒子の材料を意味する。
「X線回折」(XRD)とは、材料の結晶学的特性、特に本明細書において使用される場合は、分散された金属粒子のサイズを決定する分析方法である。
「NSA」または「窒素表面積(Nitrogen Surface Area)」は、ASTM D6556による、窒素吸着によって得られる平均表面積測定値を言う。このように、本明細書において報告されるときは、NSAは、炭素質材料の平均値に言及している。
「EMSA」または「電子顕微鏡表面積(Electron Microscopy Surface Area)」は、ASTM D3894による、透過型電子顕微鏡によって得られる平均表面積測定値を言い、これは表面孔隙率は要因として入れない。このように、本明細書において報告されるときは、EMSAは、炭素質材料の平均値に言及している。EMSAは、粒子サイズに逆比例して関係づけられ、孔隙率に関係しない。
「ECSA」または「電気化学的活性表面積(Electrochemically Active Surface Area)」は、触媒の、接近可能金属表面積の電気化学的測定値である。
本発明は、金属デポジションのために利用可能な表面積に基づいて、非従来型のカーボンブラックおよび他の炭素質材料の触媒支持物としての使用を説明している。上記のように、普通の慣行は、大表面積炭素支持物を使用して、触媒上での高い金属装填率を達成するものである。このアプローチはまた、残念なことに、捜し求めていたより広い表面積が、Ketjen blackなどの高多孔性支持物の使用を通して得られる場合、燃料電池中の水管理の問題を生ずる。利用可能カーボンブラック表面積が限られているため、対応する白金属の電気化学的活性表面積(ECSA)の増加は生じないが、白金などの金属を同様の装填率で(例えば50%)、従来型のカーボンブラック支持物(例えばConductex(登録商標)975)上にデポジットすることは可能である。その結果、当産業は、触媒を従来型の支持物上でより低い装填率(典型的には40%以下)で使用するか、または多孔性の大表面積支持物を使用し悪化する水管理問題に耐えるかの二つの選択に直面している。本発明は、以前は利用できなかった良好な金属分散を伴う高い金属装填率、高いECSA値および良好な水管理特性を許容する炭素支持物の利用を用いる。
(表面積測定技術)
炭素質材料の従来型の表面積測定は、窒素表面積(NSA)技術(ASTM D6556)を通して実行される。
電子顕微鏡表面積(EMSA)(ASTM D3849)は、さらに別の技術で、炭素質材料、そして特に、カーボンブラックの表面積が測定され得る。カーボンブラックの透過型電子顕微鏡写真を分析するのにソフトウェアアルゴリズムが使用される。
NSAでは、炭素質材料の粒子サイズおよび孔隙率の両方が考慮に入れられるが、ところがEMSAでは、孔隙率とは独立に粒子サイズを考慮に入れる。
(表面被覆度/利用可能表面積)
触媒支持物として使用される所定のカーボンブラックでは、所定の量の金属をデポジットできる能力は、炭素の利用可能表面積(EMSAによって決定される)に依存する。所定の金属粒子サイズでは、金属装填率が増加するにつれて、金属によって被覆される炭素表面のパーセンテージもまた増加する。小さな金属粒子をデポジットするのは、およそ30パーセントを超える被覆レベルでは、本質的に難しくなる。50%の白金装填率で2nmの粒子を従来型の炭素支持物(Conductex(登録商標)975)上にデポジットする場合、およそ35%のConductex(登録商標)975表面が被覆される。対照的に、同様の装填率で2nm粒子の場合には、Raven(登録商標)3600 Ultra carbon black(Columbian Chemicals Company,Marietta,GAから入手可能)の表面のおよそ18%しか、そしてKetjen EC−600炭素の表面のおよそ12%しか被覆しない。図1は、これら3種の炭素の間で金属装填率/表面被覆率の関係を、2nm白金粒子で比較するものである。
(EMSA、NSAおよびEMSAのNSAに対する比)
炭素表面積測定技術および表面被覆値を説明したので、EMSAのNSAに対する関係を分析することが重要である。EMSAとNSAの間の差は、典型的に、所定のカーボンブラック表面に固有の孔隙の量の指標である。これはEMSAのNSAに対する比としてもまた表現され得、より高い値はより低い孔隙率を示し得、そしてより大きなパーセンテージのNSA表面積が金属被覆のために利用可能であり得る。
本発明の様々な局面において、本発明の炭素質サブストレートは、少なくとも0.5、少なくとも0.6、少なくとも0.7、0.5から0.95までまたは0.7から0.85までのEMSA/NSA比を有する。他の局面においては、炭素質サブストレートは、0.5から1.0までのEMSA/NSA比を有し、例えば0.5、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、0.8、0.85、0.9、0.95、0.99または1.0が使用され得る。
本発明の様々な局面において、本発明の炭素質支持物は、少なくとも100m/g、少なくとも200m/gまたは200m/gから1400m/gまでの窒素表面積を有する。本発明の他の局面においては、炭素質支持物は、100m/gから1400m/gまでの窒素表面積を有し、例えば100、150、200、220、240、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、950、1000,1100、1200、1300または1400m/gが使用され得る。
本発明の一つの局面においては、本発明の炭素質サブストレートは、少なくとも80m/gのEMSAを有する。本発明の他の局面においては、炭素質サブストレートは、80m/gから500m/gまでのEMSA値を有し、例えば、80、90、100、120、150、180、200、250、300、250、400または500m/gが使用され得る。望まれるEMSAに、理論的上限はない。EMSA値は理論的にNSA値よりも高くなり得ないので、最高のEMSA/NSA比は1.0である。
本発明の別の局面では、炭素質サブストレートは、0.7から0.85までのEMSA/NSA比、200m/gから400m/gまでのNSA、140m/gから340m/gまでのEMSAを有する。
本発明の別の局面では、炭素質サブストレートは、0.73から0.83までのEMSA/NSA比、205m/gから301m/gまでのNSA、150m/gから250m/gまでのEMSAを有する。
例1は、種々の炭素支持物上で得られる表面積測定値を詳述する。Columbian’s Raven(登録商標)3600 Ultraは、従来型の支持物(Conductex(登録商標)975)と同様なNSA値を有する一方、これはより低い孔隙率を有し、そしてそれゆえより多くの量の利用可能外部表面積を有する。別の局面では、これはどちらの従来型炭素支持物よりも高いEMSA/NSA比を有する。このより高い比は、高い電気化学的表面積値を維持する一方で、支持物表面上での高装填率の金属を分散するより高い能力を提供する。
例2は、種々の電極触媒で得られるECSA値を記載する。支持物表面上に白金粒子をデポジットした後、この値は、触媒活性のために利用可能な金属表面の量を表す。Conductex(登録商標)R975のような従来型の支持物上では、ECSAは、金属装填率が増加するにつれ(特に40%を超えると)、実質上落ちる。Ketjen black触媒は、50%の金属装填率でも高いECSA値を維持するが、しかし燃料電池のパフォーマンスを妨げ得る重要な水管理問題をもたらす。高いEMSA/NSA比を有する支持物を使用することによって、水管理問題を持ち込むことなしに、高いECSA値(例えばKetjen blackなどの大表面積多孔性炭素上で得られるものとほぼ等価の)を維持するより高い装填率を達成し得る。
(孔隙率および水取り込み)
上記のように、水管理問題は、多くの触媒環境において、特に燃料電池において、有害であり得る。本発明の種々の局面において、炭素質サブストレートは、約10%より少ない、8%より少ない、7%より少ないまたは6%から7%までの最高水分吸収率(全て70℃下でおよび0.9の水分圧下で)を有する。
(炭素質材料)
炭素質支持物材料は、典型的に、低不純物、低元素硫黄濃度および理にかなった電気伝導性の、従来からの必須燃料電池触媒特性を有する。
炭素質材料は、電気的に伝導性の炭素でありそして「理にかなって広い」表面積を有する、どんな粒子状の、実質上炭素質の材料でもあり得る。例えば、カーボンブラック、グラファイト、ナノカーボン、フラーレン、フラーレン材料、細かく分割された炭素またはこれらの混合物を使用し得る。炭素質サブストレートを、スルホン化基などで、置換し得る。このようなスルホン化基で置換したカーボンブラックが、WO2003/100889に示されている(この公開物は、その全体をおよびそのスルホン化基置換カーボンブラックの教示を、本明細書において参考として援用する)。
(カーボンブラック)
炭素質材料はカーボンブラックであり得る。本発明におけるカーボンブラックの選択は、本明細書において説明される望まれる結果を達成するために、重要である。窒素表面積(NSA、ASTM D6556)が約100m/g〜約1400m/gの、例えば約100、150、200、220、240、250、300、350、400、450、500、550、600、650、700、750、800、850、950、1000、1100、1200、1300または1400m/gのカーボンブラックが使用され得る。一つの局面では、250m/gの表面積を有するカーボンブラックを使用し得る。カーボンブラックは、金属分散のために有効な粉末度(小さい粒子サイズ)を有することが好ましい。カーボンブラックは気体拡散のために有効な構造を有することが好ましい。
EMSA値(ASTM D3849)が約80m/g〜約500m/gの、例えば、約80、90、100、120、150、180、200、250、300、250、400または500m/gのカーボンブラックを使用し得る。一つの局面では、EMSAが80m/gのカーボンブラックを使用し得る。
EMSAのNSAに対する比(EMSA/NSA)が少なくとも0.5であるカーボンブラックを、比が好ましくは0.6以上のカーボンブラックを、最も好ましくは0.7以上であるカーボンブラックを使用し得る;例えば、EMSA/NSA比が約0.5、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、0.8、0.85、0.9、0.95、0.99または1.0のカーボンブラックを使用し得る。
カーボンブラックは、本発明の構成物の約0重量%より多い量〜約100重量%であり得、例えば、約2、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、96または97重量%であり得る。カーボンブラックは、構成物の約1重量%〜約90重量%であり得、例えば約2、5、10、12、15、17、20、22、25、27、30、32、35、37、40、42、45、47、50、52、55、57、60、62、65、67、70、72、75、77、80、82、85、87または88重量%であり得る。カーボンブラックは、構成物の約40重量%〜約90重量%であり得、例えば、約41、44、46、50、51、54、56、60、61、64、66、70、71、74、76、80、81、84、86または89重量%であり得る。カーボンブラックは、本発明の構成物の約50重量%〜約80重量%であり得、例えば、約53、54、55、57、58、60、63、65、67、68、70、73、75、77、78または79重量%であり得る。
当業者は、カーボンブラック粒子が、主として粒子および集合体のサイズ、集合体形態、グラファイトの秩序の程度および粒子の表面の化学的性質によって決まる物理学的および電気伝導性特性を有していることを正しく認識する。
そしてその上、高度に結晶質のまたは高度にグラファイチックな粒子の伝導性は、より無定形の粒子の伝導性よりも高い。一般的に、どのカーボンブラック粒子の形態も、本発明の実施に適切であり、サイズ、構造およびグラファイトの秩序の程度の特定の選択は、カーボンブラックに望まれる物理学的および伝導性の要求に依存する。
当業者は、容易に、特定の応用のために適切なカーボンブラックを選択し得る。
種々のカーボンブラックが、市販のものが入手可能である(例えば、Columbian Chemical Company、Atlanta,GA)。本発明の一つの局面では、カーボンブラックはRaven(登録商標)3600 Ultraである。Raven(登録商標)3600 Ultraは130の平均オイル吸収数(ASTM D2414)を有し;11nmの平均主粒子サイズ(ASTM D3849)を有し;0.3%の平均元素硫黄含有量(燃焼法を経て)を有し;1.5%の平均揮発性物質含有量(950℃下で15分の条件でのカーボンブラックの損失によって測定される)を有し;257
/g±10m/gのNSAを有し;および200m/g±10m/gのEMSAを有する。
本発明の別の局面では、カーボンブラックは9nmから13nmまでの平均主粒子サイズを有し;247m/gから267m/gまでの窒素表面積を有し;190m/gから210m/gまでの電子顕微鏡表面積を有する。
(他の炭素質材料)
粒子状の炭素質材料は、カーボンブラック以外の材料であり得る。本発明における他の炭素質材料の選択は重大ではない。電気伝導性炭素でありそして「理にかなって広い」表面積を有する、どんな実質上炭素質の材料でも、本発明において使用され得る。例えば、グラファイト、ナノカーボン、フラーレン、フラーレン材料、細かく分割された炭素またはこれらの混合物を使用し得る。
炭素質材料は、金属分散に有効な細かさを有することが好ましい。炭素質材料は、気体拡散のために有効な構造を有することが好ましい。
当業者は、特定の応用のための炭素質材料を容易に選択し得た。種々の炭素質材料が、市販のものが入手可能である。
炭素質材料は、本発明の構成物の約0重量%より多い量〜約100重量%であり得、例えば、約2、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、96または97重量%であり得る。炭素質材料は、構成物の約1重量%〜約90重量%であり得、例えば約2、5、10、12、15、17、20、22、25、27、30、32、35、37、40、42、45、47、50、52、55、57、60、62、65、67、70、72、75、77、80、82、85、87または88重量%であり得る。炭素質材料は、構成物の約40重量%〜約90重量%であり得、例えば、約41、44、46、50、51、54、56、60、61、64、66、70、71、74、76、80、81、84、86または89重量%であり得る。炭素質材料は、本発明の構成物の約50重量%〜約80重量%であり得、例えば、約53、54、55、57、58、60、63、65、67、68、70、73、75、77、78または79重量%であり得る。
(金属/金属イオンの供給源)
本発明の構成物または触媒は、さらに金属を含む。金属は上で定義される。金属は例えば、白金、イリジウム、オスミウム、レニウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、バナジウム、クロミウム、またはこれらの混合物、またはこれらの合金であり得る。一つの局面では、金属は白金である。
上で定義されるように、金属は、触媒として有効な金属の合金または酸化物でもあり得る。
金属の形態および/またはサイズが、単位質量あたり可能な最大の金属の表面積を提供するのが望まれる。金属粒子のサイズを、この目的を達成するために、可能な限り小さく保つことが望まれる。一般的に、当該分野では、燃料電池での使用中焼結のために、平均金属粒子サイズは、およそ2nm〜約6nmで終わる。約2nmより小さいサイズが、よりよいパフォーマンスを提供し得る。
金属の量は、どんな量でもあり得る。金属の量は、有効な触媒量であり得る。当業者は、望まれるパフォーマンスのために有効な量を決定し得る。
金属は構成物の約2%〜約80%であり得、例えば、約3、5、7、8、10、12、13、15、17、20、22、25、27、30、32、35、37、40、42、45、47、50、52、55、57、60、62、65、67、70、72、75または78%であり得る。金属は構成物の約2%〜約60%であり得、例えば、約5、7、10、12、15、20、25、30、35、40、45、50、55または57%であり得る。金属は構成物の約20%〜約40%であり得、例えば約22、25、30、35または38%であり得る。金属を、構成物上に、例えば構成物の表面上に、均等に分配し得る。
当業者は、特定の応用のために構成物中で使用される金属を容易に選択し得た。種々の金属が、市販のものが入手可能である。
金属を、炭素質サブストレート上におよび/または中に均等に分配しまたは分散し得る。
一つの局面では、金属粒子はナノ結晶形態である。別の局面では、炭素質サブストレート上に分散された金属粒子は、狭い粒子サイズ分布を有する。
(金属の添加/メタライジング)
金属を炭素質材料に添加して、本発明の炭素支持触媒を製造する。金属をメタライジングによって添加し得、そしてこのような技術は当業者に周知である。例えば、もし金属が白金であるならば、プラチニゼーションの一つの方法が以下に説明される。金属の供給源は、サブストレート上に有効に分散し得そしてその後有効な金属状態へと還元し得る、どんな形態でもあり得る。
炭素質分野の技術者は、本発明の炭素支持触媒はどのようにして作るのか知っている。一つの局面では、本発明の炭素支持触媒を作製する方法は、炭素質材料をメタライジングするどんな従来技術の方法でもあり得る。このような工程は例えば、米国特許第4,081,409号明細書;米国特許第5,316,990号明細書;米国特許第5,759,944号明細書;および米国特許第5,767,036号明細書に開示されている(これらの文書は、本明細書においてその全体を参考として援用する)。
本発明の別の局面では、本発明の炭素支持触媒を作製する方法は、
a.炭素質サブストレート、金属イオンの供給源、塩基、および金属イオンのための還元剤を混合し混合物を形成するステップであって、炭素質サブストレートは少なくともおよそ0.5の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比およびすくなくとも100m/gの窒素表面積を有するステップ;
b.少なくとも炭素質サブストレート上で金属イオンの金属への実質的な還元を引き起こすのに十分な温度まで、ステップ(a)の混合物を加熱するステップ;および
c.ステップ(b)の生成物を洗浄し乾燥するステップ
を含む工程であり得る。
この工程の一つの局面では、炭素質サブストレートおよび金属イオンの供給源を最初に混合し、続けて塩基および還元剤を添加する。
(プラチニジング)
プラチニジング剤を、炭素質材料に白金を添加するのに使用し得る。種々のプラチニジング剤が当該分野で公知である。これらのプラチニジング剤は、容易に市販のものが入手可能であるか、または当業者に公知である方法によって容易に合成される。望まれる応用のための適切なプラチニジング剤の選択は、当業者によって容易に決定される。一般的に、望まれる金属を含有する何かのものが使用され得、例えば、金属を含有する何かの塩または有機−化合物が使用され得る。使用し得るプラチニジング剤の例としては、例えば、しかしこれらに限られるわけではないが、塩化白金酸、硝酸白金、ハロゲン化白金、シアン化白金、硫化白金、有機白金塩、またはこれらの組み合わせなどの白金塩が挙げられる。望まれる応用のためのプラチニジング剤の量は、当業者によって容易に決定され得る。炭素支持物上へ金属をデポジットするまたは沈殿させる標準的方法が、当該分野では周知である。
続く例は、当業者に対し、本明細書において説明されかつ主張される化合物、構成物、物品、デバイスおよび/または方法がどのようにして作られかつ評価されるのかについての完全な開示および説明を提供するために示され、純粋に例示的であることを意図しており、そして本発明者がその発明とみなすものの範囲を限定する意図はない。数字(例えば、装填率、表面積など)に関する正確さを確保するために努力がなされたが、しかし多少の誤差および偏差は申し開きされるべきである。別なふうに指示されない限り、パーセントは重量パーセントである。
(例1)
窒素表面積(NSA、ASTM D6556)および電子顕微鏡表面積(EMSA、ASTM D3849)を用いて、種々の炭素支持物上の表面積測定値を得た。結果は下の表Iに示されている。Raven(登録商標)3600 Ultraの他の分析データは:平均オイル吸収数、130(ASTM D2414);平均主粒子サイズ、11nm(ASTM D3849);平均元素硫黄含有量、0.3%(燃焼法を経て);平均揮発性物質含有量、1.5%(950℃下で15分の条件でのカーボンブラックの損失によって測定される)である。
Figure 2008515149
(例2)
燃料電池電極触媒を、種々の炭素支持物を用いて、従来の金属沈殿技術によって、下の表IIに列挙される、種々の金属装填率で調製した。電気化学的利用可能表面積の測定を、以下の手順によって次に行った。
表IIに列挙されるそれぞれの電極触媒について、およそ200mgの乾燥触媒を小さなバイアルに量り取ることによって、インクを調製した。触媒の重量のおよそ8.6倍に相当する、脱イオン蒸留水を加えた。同じ重量のNafion(1100当量重量、5%溶液、Sigma Aldrich、Milwaukee、Wisconsinから入手可能)溶液をその後加えた。結果として生じた混合物をおよそ20分間攪拌し、続けて10分間超音波処理し、続けてその後20分間の攪拌ステップに入った。
電極はあらかじめ調製したインクから、あらかじめ少なくとも10分間110℃下で乾燥してあった、1個の既知重量のカーボン複写紙(およそ5×1.5cm)の両面上へインクをスプレーすることによって調製した。被覆された紙を空気中で乾燥し、続けて110℃下でおよそ10〜20分間乾燥し、この後紙を再び重量測定した。
電極(被覆された紙)をボトル中に設置し、そして2M CHOH(Sigma Aldrich、Milwaukee、Wisconsinより入手可能)で被った。溶液および電極を含むボトルを、真空室(周囲の温度下の真空オーブンもまた使用し得る)中に設置し、電極表面に泡が観察されなくなるまで真空を適用した。電極を、次に、取り除き、そして脱イオン蒸留水で洗浄した。
洗浄した電極を、次にAg/AgCl/Cl基準電極および金電極ホルダーを含む電気化学電解槽に設置した。この電極は、電気化学電解槽の作用電極として扱った。サイクリックボルタンメトリーを以下の条件下で行った:電位掃引は基準電極に対して−0.25Vから+1.0Vまでで、走査速度は15mV/sec、1走査あたり5サイクルである。ボルタンメトリーを繰り返し、そして再現性がある場合、最終サイクルを電気化学的活性表面積を計算するのに使用した。
電気化学的活性表面を計算するために、電気2重層領域から電位走査レージ(potential scan rage)の最後のピークまでの、カソディック走査で通過した総電荷を積分した。表面積を次に以下の等式によって計算した:
ECSA(m/g)=通過した電荷(c)*100/210/白金重量(g)。同じアプローチを、アノディック走査(最初のピークから2重層領域まで)から電荷および表面積を積分しかつ計算するのに使用した。アノディックおよびカソディック表面積数を、次に平均した。このテクニックからの調製した触媒に関する結果が表IIに列挙されている。
Figure 2008515149
(例3)
水吸着等温物を、上で言及した3種の炭素支持物(Ketjen EC−600の代わりにKetjen EC−300を使用した例外があるが)について70℃下で取得した。全ての触媒未装填の(未メタライズの)支持物について、燃料電池の条件を近似する、0.9の水分圧(P/P)下で、最高値を得た。従来型の支持物(Conductex(登録商標)975)の最高吸収は7.51%であった、ところが一方Ketjen black(EC−300)のそれは、その高度に多孔性の表面のため38.8%であった。高いEMSA/NSA比を有する、Raven(登録商標)3600 Ultra支持物は、より従来型支持物と似た成果をあげ、6.37%の最高水分吸収率を有した。Ketjen EC−300blackは、Ketjen EC−600よりも、わずかに小さい孔隙率を有し、そしてそれゆえより低い水吸収率を有することが予想されることは注目すべきである。
(例4)
8gの50%白金装填率のRaven(登録商標)3600 Ultra触媒のサンプルを以下の工程に従って調製し得る:
(a)4gのRaven(登録商標)3600 Ultraカーボンブラック(Columbian Chemicals Company、Marietta、GAから入手可能)を500mlの蒸留水を含む容器に加える;
(b)続けて、カーボンブラックを十分に湿らせかつ分散させるために攪拌する;
(c)4gの白金と等価の塩化白金酸(VWR、West Chester、PAから入手可能)を、結果生じる混合物に加え、続けて攪拌する;
(d)300mlの2.0N水酸化ナトリウム溶液(VWR、West Chester、PAから入手可能)を結果生じた混合物へ加え、続けて攪拌する;
(e)反応容器から上清(supernate)をデカントする;および
(f)混合物を、水素の気流を流すことによって乾燥し、250℃および500℃の間の温度まで加熱する。
本出願書類中いたるところで、種々の出版物が引用される。本明細書において説明される化合物、構成物および方法をより十分に記載するために、これらの出版物の開示は、その全体を本明細書において参考として、この出願書類の中へ援用する。
種々の変更形態および変形形態を、本明細書において説明される化合物、構成物および方法に対してなし得る。本明細書において説明される化合物、構成物および方法の他の局面は、本明細書および本明細書において開示される化合物、構成物および方法の実行の考慮から明らかである。本明細書および実施例は例示のものとして考えることが意図される。
本明細書に組み込まれおよび本明細書の一部を構成する、添付の図は、下に説明されるいくつかの局面を例示する。等しい数字は図を通して同じ要素を表す。
図1は、種々のPt装填率で球状2nm白金粒子を用いて覆った場合の、Conductex(登録商標)975、Raven(登録商標)3600 Ultra、およびKetjen EC−600の炭素表面のパーセント被覆率を比較するグラフである。仮定としては:CB密度=1.8、2nm Pt粒子、21.45g/ccの密度を有する単分散系Pt球である。密集したPt球の単層は、表面のπ/(2*√(3))、または90.7%を超えない部分を「被覆」し得る(カーボンブラック粒子に比較してPt球が極めて小さくなる限界に対して計算した)。

Claims (23)

  1. 炭素質サブストレートおよび分散された金属を含む炭素支持触媒であって、該炭素質サブストレートが少なくとも0.5の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比および少なくとも100m/gの窒素表面積を有する、炭素支持触媒。
  2. 前記炭素質サブストレートが0.5から0.95までの窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比を有する、請求項1に記載の炭素支持触媒。
  3. 前記炭素質サブストレートが少なくとも0.6の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比を有する、請求項1または2に記載の炭素支持触媒。
  4. 前記炭素質サブストレートが少なくとも0.7の窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比を有する、請求項1または2に記載の炭素支持触媒。
  5. 前記炭素質サブストレートが0.7から0.85までの窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比を有する、請求項1に記載の炭素支持触媒。
  6. 前記炭素質サブストレートが少なくとも200m/gの窒素表面積を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  7. 前記炭素質サブストレートが200m/gから1400m/gまでの窒素表面積を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  8. 前記炭素質サブストレートが少なくとも80m/gの電子顕微鏡表面積を有する、請求項1〜7のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  9. 前記炭素質サブストレートが80m/gから500m/gまでの電子顕微鏡表面積を有する、請求項1〜7のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  10. 前記炭素質サブストレートが0.7から0.85までの窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比、200m/gから400m/gまでの窒素表面積、および140m/gから340m/gの電子顕微鏡表面積を有する、請求項1に記載の炭素支持触媒。
  11. 前記炭素質サブストレートが0.73から0.83までの窒素表面積に対する電子顕微鏡表面積の比、205m/gから301m/gまでの窒素表面積、および150m/gから250m/gの電子顕微鏡表面積を有する、請求項1に記載の炭素支持触媒。
  12. 前記炭素質サブストレートがカーボンブラックを含む、請求項1〜11のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  13. 前記炭素質サブストレートが置換カーボンブラックを含む、請求項1〜11のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  14. 前記炭素質サブストレートがスルホン化カーボンブラックを含む、請求項1〜11のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  15. 前記炭素質サブストレートが70℃下で0.9の水分圧下で10%より少ない最高水分吸収率を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  16. 前記炭素質サブストレートが70℃下で0.9の水分圧下で8%より少ない最高水分吸収率を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  17. 前記炭素質サブストレートが70℃下で0.9の水分圧下で7%より少ない最高水分吸収率を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  18. 前記炭素質サブストレートが70℃下で0.9の水分圧下で6%からおよそ7%までの最高水分吸収率を有する、請求項1〜14のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  19. 前記炭素質サブストレートがRaven(登録商標)3600 Ultraカーボンブラックである、請求項1〜18のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  20. 前記炭素質サブストレートが、9nmから13nmまでの平均主粒子サイズ;247m/gから267m/gまでの窒素表面積;および190m/gから210m/gの電子顕微鏡表面積を有するカーボンブラックを含む、請求項1および請求項13〜19のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  21. 前記金属が白金を含む、請求項1〜20のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  22. 前記触媒が燃料電池触媒である、請求項1〜21のいずれかに記載の炭素支持触媒。
  23. 請求項1〜22のいずれかに記載の炭素支持触媒を含む触媒燃料電池。
JP2007533533A 2004-09-24 2005-09-15 減少した水分保持力を有する炭素支持触媒 Withdrawn JP2008515149A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US61306404P 2004-09-24 2004-09-24
US11/093,858 US20060068987A1 (en) 2004-09-24 2005-03-30 Carbon supported catalyst having reduced water retention
PCT/US2005/032652 WO2006036544A2 (en) 2004-09-24 2005-09-15 Carbon supportet catalyst having reduced water retention

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008515149A true JP2008515149A (ja) 2008-05-08

Family

ID=35636859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007533533A Withdrawn JP2008515149A (ja) 2004-09-24 2005-09-15 減少した水分保持力を有する炭素支持触媒

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20060068987A1 (ja)
EP (1) EP1807203A2 (ja)
JP (1) JP2008515149A (ja)
KR (1) KR20070063532A (ja)
CA (1) CA2581472A1 (ja)
TW (1) TW200626241A (ja)
WO (1) WO2006036544A2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195834B2 (en) * 2002-05-23 2007-03-27 Columbian Chemicals Company Metallized conducting polymer-grafted carbon material and method for making
US7459103B2 (en) 2002-05-23 2008-12-02 Columbian Chemicals Company Conducting polymer-grafted carbon material for fuel cell applications
US7241334B2 (en) * 2002-05-23 2007-07-10 Columbian Chemicals Company Sulfonated carbonaceous materials
BR0311227A (pt) * 2002-05-23 2008-01-29 Columbian Chem material de carbono enxertado com polìmero condutor para aplicações em células de combustìvel
KR20050014828A (ko) 2002-05-23 2005-02-07 콜롬비안케미컬스컴파니 연료 전지 용도를 위한 술폰화된 전도성중합체-그라프트된 탄소 물질
US7390441B2 (en) * 2002-05-23 2008-06-24 Columbian Chemicals Company Sulfonated conducting polymer-grafted carbon material for fuel cell applications
US20060272991A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 BAGLEY David System for tuning water to target certain pathologies in mammals
US7554815B2 (en) * 2006-05-31 2009-06-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Resilient clip for circuit board
GB0614909D0 (en) * 2006-07-27 2006-09-06 Johnson Matthey Plc Catalyst
US11939477B2 (en) 2014-01-30 2024-03-26 Monolith Materials, Inc. High temperature heat integration method of making carbon black
US10138378B2 (en) 2014-01-30 2018-11-27 Monolith Materials, Inc. Plasma gas throat assembly and method
US10370539B2 (en) 2014-01-30 2019-08-06 Monolith Materials, Inc. System for high temperature chemical processing
CN105940774A (zh) 2014-01-31 2016-09-14 巨石材料公司 等离子体炬的设计
MX2017009981A (es) 2015-02-03 2018-01-25 Monolith Mat Inc Sistema generador de negro de humo.
EP3253904B1 (en) 2015-02-03 2020-07-01 Monolith Materials, Inc. Regenerative cooling method and apparatus
CN111601447A (zh) 2015-07-29 2020-08-28 巨石材料公司 Dc等离子体焰炬电力设计方法和设备
CN108290738A (zh) 2015-09-09 2018-07-17 巨石材料公司 圆形多层石墨烯
KR102385213B1 (ko) 2015-09-14 2022-04-08 모놀리스 머티어리얼스 인코포레이티드 천연 기체로부터 제조된 카본 블랙
US11492496B2 (en) 2016-04-29 2022-11-08 Monolith Materials, Inc. Torch stinger method and apparatus
WO2017190045A1 (en) 2016-04-29 2017-11-02 Monolith Materials, Inc. Secondary heat addition to particle production process and apparatus
EP3592810A4 (en) 2017-03-08 2021-01-27 Monolith Materials, Inc. SYSTEMS AND METHODS FOR THE PRODUCTION OF CARBON PARTICLES WITH HEAT TRANSFER GAS
JP2020517562A (ja) 2017-04-20 2020-06-18 モノリス マテリアルズ インコーポレイテッド 粒子システムと方法
CA3074223A1 (en) * 2017-08-28 2019-03-07 Monolith Materials, Inc. Conductive additives and uses thereof
CN111278767A (zh) * 2017-08-28 2020-06-12 巨石材料公司 用于颗粒生成的系统和方法
CA3116989C (en) 2017-10-24 2024-04-02 Monolith Materials, Inc. Particle systems and methods

Family Cites Families (80)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3279935A (en) * 1963-06-11 1966-10-18 Ashland Oil Refining Company Oxidation of carbon black
US3433660A (en) * 1965-06-24 1969-03-18 Cabot Corp Spray drying carbon black
US3442679A (en) * 1966-06-27 1969-05-06 Cabot Corp Sulfonated carbon blacks
US3519452A (en) * 1967-03-09 1970-07-07 Cabot Corp Sulfonated carbon black pigmented compositions
US3528840A (en) * 1967-11-15 1970-09-15 Huber Corp J M Sulfonated carbon black
US4014844A (en) * 1970-06-26 1977-03-29 Agence Nationale De Valorisation De La Recherche (Anvar) Process for grafting polymers on carbon black through free radical mechanism
US3870841A (en) * 1972-10-02 1975-03-11 Exxon Research Engineering Co Flexible polymeric compositions comprising a normally plastic polymer sulfonated to about 0.2 to about 10 mole % sulfonate
US3853933A (en) * 1974-01-14 1974-12-10 Gen Electric Continuous process for producing polysiloxane oils utilizing a carbon black catalyst
US4241112A (en) * 1978-08-08 1980-12-23 Akopian Leonid A Method for applying polymer coating composition
US4237323A (en) * 1979-06-08 1980-12-02 Aliev Sakhib M O Method for preparing α-naphthol
US4734227A (en) * 1983-09-01 1988-03-29 Battelle Memorial Institute Method of making supercritical fluid molecular spray films, powder and fibers
US4582731A (en) * 1983-09-01 1986-04-15 Battelle Memorial Institute Supercritical fluid molecular spray film deposition and powder formation
US4552786A (en) * 1984-10-09 1985-11-12 The Babcock & Wilcox Company Method for densification of ceramic materials
US4610938A (en) * 1985-07-24 1986-09-09 Electric Power Research Institute Acid fuel cell
US4737384A (en) * 1985-11-01 1988-04-12 Allied Corporation Deposition of thin films using supercritical fluids
US4731408A (en) * 1985-12-20 1988-03-15 Polaroid Corporation Processable conductive polymers
US4714569A (en) * 1986-07-22 1987-12-22 Toska Co., Ltd. Process for preparing conductive coating composition
US4880711A (en) * 1987-11-16 1989-11-14 International Fuel Cells Corporation Ternary fuel cell catalyst containing platinum and gallium
FR2628431B1 (fr) * 1988-03-11 1992-01-10 Rhone Poulenc Chimie Nouveaux polyesters sulfones greffes, leur procede de preparation et leur application a l'encollage des fils et fibres textiles
US5009854A (en) * 1988-08-31 1991-04-23 Columbian Chemicals Company Axial reactor with coaxial oil injection
US5093439A (en) * 1989-10-19 1992-03-03 Ohio State University Research Foundation Processes for preparation of sulfonated polyaniline compositions and uses thereof
ES2049014T3 (es) * 1989-12-11 1994-04-01 Ciba Geigy Ag Procedimiento de tintura del cuero.
US5068161A (en) * 1990-03-30 1991-11-26 Johnson Matthey Public Limited Company Catalyst material
US4970093A (en) * 1990-04-12 1990-11-13 University Of Colorado Foundation Chemical deposition methods using supercritical fluid solutions
US5356538A (en) * 1991-06-12 1994-10-18 Idaho Research Foundation, Inc. Supercritical fluid extraction
EP0536915B1 (en) * 1991-10-08 1999-05-26 Americhem, Inc. Process for preparing an intrinsically conductive polymer and articles of a thermoplastic polymer blend containing it
JPH05144444A (ja) * 1991-11-25 1993-06-11 Toshiba Corp 燃料電池およびそれに用いる電極の製造方法
US5250163A (en) * 1991-11-27 1993-10-05 The Ohio State University Research Foundation Proton concentration sensor/modulator for sulfonated and hydroxylated polyaniline electrodes
US5639441A (en) * 1992-03-06 1997-06-17 Board Of Regents Of University Of Colorado Methods for fine particle formation
US5498372A (en) * 1992-08-14 1996-03-12 Hexcel Corporation Electrically conductive polymeric compositions
US6132645A (en) * 1992-08-14 2000-10-17 Eeonyx Corporation Electrically conductive compositions of carbon particles and methods for their production
US5334292A (en) * 1992-08-17 1994-08-02 Board Of Regents, The University Of Texas System Conducting polymer films containing nanodispersed catalyst particles: a new type of composite material for technological applications
US5589108A (en) * 1993-12-29 1996-12-31 Nitto Chemical Industry Co., Ltd. Soluble alkoxy-group substituted aminobenzenesulfonic acid aniline conducting polymers
US5595689A (en) * 1994-07-21 1997-01-21 Americhem, Inc. Highly conductive polymer blends with intrinsically conductive polymers
US5548060A (en) * 1994-08-08 1996-08-20 Penn State Research Foundation, Inc. Sulfonation of polyphosphazenes
IL116379A (en) * 1994-12-15 2003-12-10 Cabot Corp Aqueous inks and coatings containing modified carbon products
US5571311A (en) * 1994-12-15 1996-11-05 Cabot Corporation Ink jet ink formulations containing carbon black products
US5554739A (en) * 1994-12-15 1996-09-10 Cabot Corporation Process for preparing carbon materials with diazonium salts and resultant carbon products
IL116376A (en) * 1994-12-15 2001-03-19 Cabot Corp Aqueous ink jet ink compositions containing modified carbon products
IL154538A (en) * 1994-12-15 2009-12-24 Cabot Corp The reaction of carbon black with diazonium salts, the resulting carbon black products
US5683829A (en) * 1995-05-22 1997-11-04 Sarangapani; Shantha Redox promoters for methonol fuel cells
JP3373712B2 (ja) * 1995-07-14 2003-02-04 三菱化学株式会社 カーボンブラック
US5606724A (en) * 1995-11-03 1997-02-25 Idaho Research Foundation, Inc. Extracting metals directly from metal oxides
US5707432A (en) * 1996-06-14 1998-01-13 Cabot Corporation Modified carbon products and inks and coatings containing modified carbon products
US5837045A (en) * 1996-06-17 1998-11-17 Cabot Corporation Colored pigment and aqueous compositions containing same
US5928419A (en) * 1996-10-07 1999-07-27 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Surface-treated organic pigment and process for the production thereof
US5789027A (en) * 1996-11-12 1998-08-04 University Of Massachusetts Method of chemically depositing material onto a substrate
US5976233A (en) * 1996-11-13 1999-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Water-based pigment ink, and ink-jet recording method and instruments using the same
EP0850932B1 (fr) * 1996-12-30 2009-07-22 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Sels d'anions hétérocycliques, et leurs utilisations comme matéreiaux à conductin ionique
US5939334A (en) * 1997-05-22 1999-08-17 Sharp Laboratories Of America, Inc. System and method of selectively cleaning copper substrate surfaces, in-situ, to remove copper oxides
WO1999009223A1 (en) * 1997-08-20 1999-02-25 Idaho Research Foundation, Inc. Method for dissociating metals or dissociating metal compounds
US5993996A (en) * 1997-09-16 1999-11-30 Inorganic Specialists, Inc. Carbon supercapacitor electrode materials
US5871671A (en) * 1997-10-14 1999-02-16 Monsanto Company Intrinsically conductive polymer/plasticizer blends with enhanced conductivity
US6548202B2 (en) * 1998-03-06 2003-04-15 Ballard Power System, Inc. Carbon-supported catalysts for fuel cells
JP4250249B2 (ja) * 1998-04-01 2009-04-08 キヤノン株式会社 インクジェット用インク、インクカートリッジ、記録ユニット、インクセット、画像記録方法及び画像記録装置
EP1024524A2 (en) * 1999-01-27 2000-08-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Deposition of dielectric layers using supercritical CO2
US6117581A (en) * 1999-03-15 2000-09-12 Ford Global Technologies, Inc. Fuel cell electrode comprising conductive zeolite support material
FR2791580B1 (fr) * 1999-04-02 2001-05-04 Centre Nat Rech Scient Procede pour l'enrobage de particules
US6478987B1 (en) * 1999-09-20 2002-11-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Proton conducting polymer, method for producing the same, solid polymer electrolyte and electrode
US6280871B1 (en) * 1999-10-12 2001-08-28 Cabot Corporation Gas diffusion electrodes containing modified carbon products
US6399202B1 (en) * 1999-10-12 2002-06-04 Cabot Corporation Modified carbon products useful in gas diffusion electrodes
WO2001043215A1 (en) * 1999-12-10 2001-06-14 Nitto Denko Corporation Fuel cell
JP3744424B2 (ja) * 2000-02-23 2006-02-08 セイコーエプソン株式会社 顔料分散液の製造方法とその方法により得られた顔料分散液、及びこれを用いたインクジェット記録用インク
US7507687B2 (en) * 2000-03-22 2009-03-24 Cabot Corporation Electrocatalyst powders, methods for producing powder and devices fabricated from same
US6599356B2 (en) * 2000-06-28 2003-07-29 Seiko Epson Corporation Method for manufacturing pigment dispersed liquid, and pigment dispersed liquid, and ink for ink-jet printer recording using said pigment dispersed liquid
ATE495890T1 (de) * 2000-07-06 2011-02-15 Cabot Corp Druckplatten mit modifizierten pigmentprodukten
US6451375B1 (en) * 2001-01-05 2002-09-17 International Business Machines Corporation Process for depositing a film on a nanometer structure
US20030022055A1 (en) * 2001-04-11 2003-01-30 Jameel Menashi Fuel cells and other products containing modified carbon products
JP2002331739A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
US6863391B2 (en) * 2001-05-10 2005-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Liquid composition, ink set, method of forming a colored section on recording medium and ink-jet recording apparatus
US7241334B2 (en) * 2002-05-23 2007-07-10 Columbian Chemicals Company Sulfonated carbonaceous materials
BR0311227A (pt) * 2002-05-23 2008-01-29 Columbian Chem material de carbono enxertado com polìmero condutor para aplicações em células de combustìvel
US7390441B2 (en) * 2002-05-23 2008-06-24 Columbian Chemicals Company Sulfonated conducting polymer-grafted carbon material for fuel cell applications
US7195834B2 (en) * 2002-05-23 2007-03-27 Columbian Chemicals Company Metallized conducting polymer-grafted carbon material and method for making
KR20050014828A (ko) * 2002-05-23 2005-02-07 콜롬비안케미컬스컴파니 연료 전지 용도를 위한 술폰화된 전도성중합체-그라프트된 탄소 물질
US7459103B2 (en) * 2002-05-23 2008-12-02 Columbian Chemicals Company Conducting polymer-grafted carbon material for fuel cell applications
JP4673623B2 (ja) * 2002-08-16 2011-04-20 猛央 山口 燃料電池用電極及びそれを用いた燃料電池、並びにそれらの製造方法
TWI312353B (en) * 2002-12-26 2009-07-21 Ind Tech Res Inst Polymer chain grafted carbon nanocapsule
US7601425B2 (en) * 2003-03-07 2009-10-13 The Curators Of The University Of Missouri Corrosion resistant coatings containing carbon
US20060042957A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-02 Chunzhi He Ion removal from particulate material using electrodeionization process and devices therefor

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006036544A2 (en) 2006-04-06
TW200626241A (en) 2006-08-01
WO2006036544A3 (en) 2006-06-01
US20060068987A1 (en) 2006-03-30
CA2581472A1 (en) 2006-04-06
EP1807203A2 (en) 2007-07-18
KR20070063532A (ko) 2007-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008515149A (ja) 減少した水分保持力を有する炭素支持触媒
Yang et al. Pt-on-Pd bimetallic nanodendrites stereoassembled on MXene nanosheets for use as high-efficiency electrocatalysts toward the methanol oxidation reaction
Qin et al. Ultrathin IrRu nanowire networks with high performance and durability for the hydrogen oxidation reaction in alkaline anion exchange membrane fuel cells
Yao et al. Fiber-like nanostructured Ti 4 O 7 used as durable fuel cell catalyst support in oxygen reduction catalysis
Qin et al. A novel IrNi@ PdIr/C core–shell electrocatalyst with enhanced activity and durability for the hydrogen oxidation reaction in alkaline anion exchange membrane fuel cells
Jiang et al. Direct immobilization of Pt–Ru alloy nanoparticles on nitrogen-doped carbon nanotubes with superior electrocatalytic performance
EP2441108B1 (en) Method for producing electrode catalyst for fuel cell
Esfahani et al. Exceptionally durable Pt/TOMS catalysts for fuel cells
US20090004552A1 (en) Nanowire supported catalysts for fuel cell electrodes
US8252485B2 (en) Electrocatalyst compositions and processes for making and using same
Brouzgou et al. CO tolerance and durability study of PtMe (Me= Ir or Pd) electrocatalysts for H2-PEMFC application
US7557057B2 (en) Method for preparation of highly dispersed supported platinum catalyst
Jiang et al. Highly dispersed Pt–Ni nanoparticles on nitrogen-doped carbon nanotubes for application in direct methanol fuel cells
Wang et al. Cobalt nanoparticles intercalated nitrogen-doped mesoporous carbon nanosheet network as potential catalyst for electro-oxidation of hydrazine
Chen et al. Durability and activity study of single-walled, double-walled and multi-walled carbon nanotubes supported Pt catalyst for PEMFCs
Xie et al. Cobalt–platinum intermetallic composite loaded on pyridinic N-enriched carbon for acidic hydrogen evolution catalysis with ultralow overpotential
Chen et al. Characterization and electrocatalytic properties of PtRu/C catalysts prepared by impregnation-reduction method using Nd2O3 as dispersing reagent
Li et al. Electrodeposition of Pt-Ni nanoparticles on graphene as an electrocatalyst for oxygen reduction reaction
Tello-Casas et al. Surface-enriched Pd/C electrocatalysts with a low load of Pt prepared by surface redox reactions for the oxygen reduction reaction
WO2018116586A1 (ja) 金属担持触媒
Baranov et al. Comparative study of Pt-based catalysts supported on various carbon supports for solid polymer electrolyte electrochemical systems
CN112510217B (zh) 一种碳负载铂钇催化剂及其制备方法和应用
Natarajan et al. Homogeneous platinum deposition on chemically modified carbon nanostructures as catalysts for PEMFCs
RU2695999C1 (ru) Способ получения катализаторов с наноразмерными частицами платины и ее сплавов с металлами
KR20220075640A (ko) 금속 산화물 입자 코어 및 백금족 전이금속 쉘을 포함하는 코어-쉘 구조의 복합입자 및 이를 포함하는 전기화학반응 전극소재

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202