JP2008512314A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 食品を支持するための中央部（３）と、食品を横方向に包含するための前記中央部（３）から延在する少なくとも１つの周辺部（４）とを有する本体（２）を備え、前記中央部（３）および前記周辺部（４）が共に同じ可食性材料で形成される、可食性食品容器であって、
   前記周辺部（４）が、異なる力学的強度を有する１つまたは複数の取外し可能領域（５）を有し、これにより使用者が、このような１つまたは複数の取外し可能領域（５）を分離および除去するのを容易にする、可食性食品容器において、
   当該１つまたは複数の取外し可能領域（５）が、当該中央部（３）の密度に対して異なる密度を有し、それにより、容器が望ましくない領域において割れる危険を避けることが出来ることを特徴とする、可食性食品容器。
2. 当該中央部（３）が、当該１つまたは複数の取外し可能領域（５）より高い密度を有することを特徴とする、請求項１に記載の容器。
3. 当該１つまたは複数の取外し可能領域（５）が、当該中央部（３）と異なる厚みを有することを特徴とする、請求項１に記載の容器。
4. 当該本体（２）が、当該中央部（３）と当該１つまたは複数の取外し可能領域（５）との間の結合縁部に、少なくとも１つの切取り線（６）を有することを特徴とする、請求項１に記載の容器。
5. 当該中央部（３）が、実質的に平坦な、円の形状を有し、当該周辺部（４）が、実質的に環状の形状を有することを特徴とする、請求項４に記載の容器。
6. 当該周辺部（４）が、別の切取り線（６’）を有することを特徴とする、請求項５に記載の容器。
7. 当該別の切取り線（６’）が、放射状に延在することを特徴とする、請求項６に記載の容器。
8. 当該別の切取り線（６’）が、円弧に沿って延在することを特徴とする、請求項６に記載の容器。
9. 当該別の切取り線（６’）が、多角形形状（７）を画定することを特徴とする、請求項６に記載の容器。
10. 当該多角形形状（７）が、三角形であることを特徴とする、請求項９に記載の容器。
11. 当該周辺部（４）が、当該中央部（３）より大きい平均の厚みを有することを特徴とする、請求項３に記載の容器。
12. 当該中央部（３）が、上方面に実質的に液体不浸透性の層を有することを特徴とする、請求項１から１１のいずれか１つに記載の容器。
13. 請求項１から１２のいずれか１つに記載の可食性食品容器を製造する方法であって、
    ａ）可食性製品の練り粉を用意するステップと、
    ｂ）所定量の前記練り粉を伸ばして広げて、少なくとも１つのシート状の円板を形成するステップと、
    ｃ）中央部（３）、および前記中央部（３）の周辺に配置される周辺部（４）を有し、前記中央部（３）の力学的強度に対して異なる力学的強度を有する１つまたは複数の取外し可能領域（５）が形成され、これにより使用者が前記取外し可能領域（５）を分離および除去するのを容易にする半完成品を得るために、少なくとも１度前記円板を成形するステップと、
    ｄ）前記半完成品を少なくとも１度調理するステップと
    を含む方法において、
    当該１つまたは複数の取外し可能領域（５）が、当該中央部（３）の密度に対して異なる密度を有し、それにより、容器が望ましくない領域において割れる危険を避けることが出来ることを特徴とする方法。
14. 当該成形するステップｃ）が、当該少なくとも１度の調理するステップｄ）の前に、当該中央部（３）でのみ行われる少なくとも１度の加圧動作を含むことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
15. 当該方法が、当該調理するステップｄ）の後、当該中央部（３）でのみ行われる別の加圧動作を含むことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
16. 当該成形するステップｃ）が、当該少なくとも１度の調理するステップｄ）の後、当該中央部（３）でのみ行われる少なくとも１度の加圧動作を含み、当該少なくとも１度の調理するステップｄ）が、部分的に調理するステップであることを特徴とする請求項１３に記載の方法。
17. 当該方法が、当該加圧動作の後、当該半完成品の調理を完了することを含むことを特徴とする請求項１６に記載の方法。
18. 当該少なくとも１つの加圧動作が、当該少なくとも１つの調理するステップｄ）と同時に行われることを特徴とする請求項１４に記載の方法。
19. 当該調理するステップｄ）が、当該中央部（３）を熱せられたプラテンに宛がって接触加熱すること、および当該周辺部(４)を空気加熱することを含むことを特徴とする請求項１８に記載の方法。