JP2008509604A - 漏れ電流を減少させるためのエンハンスドパスゲート構造 - Google Patents
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Abstract
低電圧システムで使われるエンハンスドパスゲート構造が示されており、そのエンハンスドパスゲート構造では、該構造がターン「OFF」したのときの漏れ電流を最小化しつつ、該パスゲート構造の動作スピードは最大化されている。一つの装置では、パスゲート構造のVTは、特別なプロセス次元にしたがって組み立てられた他のトランジスタのVTと比較して、増大している。加えて、パスゲート活性化電圧が、パスゲート構造以外の回路構成に供給される公称電圧よりも高くなるよう、パスゲート活性化電圧がパスゲート構造に印加される。
Description
本発明は、集積回路デバイスに関し、特に、そのようなデバイスに使われ得るパスゲート構造に関する。
集積回路デバイス内の最も遍在する構造の一つは、単一トランジスタ・パスゲートである。この単一トランジスタ・パスゲートは、スイッチ、マルチプレクサ、論理機能(例えば、パス・トランジスタ論理)、そして、三状態可能な回路のためのゲート機構(例えば、バッファとドライバ)を(単一で、または他の回路と組み合わせて)実現するのに一般的に使われる。いくつかの集積回路デバイスでは、単一トランジスタ・パスゲートは、回路構成の有意な部分の要因となる。例えば、プログラム可能論理デバイスの場合、単一トランジスタ・パスゲートは、プログラム可能相互接続回路構成の一部としてデバイス全体を通じて広く使われる。
典型的な単一トランジスタ・パスゲートの動作は、NMOSパスゲートの記述によって簡潔に説明され得る(当業者によって理解されるように、動作の類似の原理がPMOSパスゲートに適用される)。ゲート端子VGATEとソース端子VSOURCEとの間のポテンシャルの差が閾値電圧VTを超えるか否かによって、NMOSパスゲートは「開」スイッチまたは「閉」スイッチとして動作する。(当該技術分野でよく知られるように、MOSデバイスの「ソース」端子と「ドレイン」端子の間に物理的な違いはない。NMOSトランジスタのソース端子はより低い電圧を持つ端子である。)VGATE−VSOURCEがVTより小さいとき、NMOSパスゲートは「カットオフ」状態にあり、したがって「開」スイッチとして振舞う。VGATE−VSOURCEがVTより大きいとき、NMOSパスゲートは導通状態にあり、したがって「閉」スイッチとして振舞う。
当該技術分野で知られているように、VTはMOSトランジスタにとって個別の値ではない。それは、基板バイアスや準閾値伝導のような、二次の効果の変化によって影響を受ける値の範囲と考えられ得る。しかしながら、本発明の原理の説明を簡略化するために、VTは、ここでは、範囲の中の値ではなく、むしろ個別の値であるかのように議論される。
デバイスの幾何学的寸法を小さくしていく現在の傾向(例えば、0.18μmプロセスを0.13μm、90nm、それ以下に小さくする)と、その結果として、VTと同程度のレベルに近い、より低い動作電圧(例えば、供給電圧、バイアス電圧、など)が使用されることから、トランジスタ・パスゲート構造の、漏れ電流を最小化しつつ、比較的高スピードで機能する能力は、克服するには困難なデザインハードルである。
さらには、デバイスの寸法を小さくし、その結果としてより低動作電圧を使用するこの傾向は、スピード(例えば、パスゲート・トランジスタがターンONするための応答時間)と、デバイスの寸法が大きくその結果としてより高い動作電圧を使用していたときにかつて経験したことのない漏れ電流(例えば、ターンOFFになったときのパスゲート・トランジスタを通過する電流)との間に、デザイン・トレードオフを生み出す。すなわち、もしも従来のデザイン技術がより小さな寸法に適用されたなら、高速パスゲート動作は高漏れ電流を引き起こし、その一方で低漏れ電流は低速パスゲート動作と共に起こる。高漏れ電流は望ましくない。これは、それが過剰な熱、パワー損失、より乏しいパフォーマンスを引き起こすからである。
寸法を小さくすることに関連するもう一つの問題は、結果として引き起こされるより低い動作電圧の使用である。このより低い動作電圧は、典型的には集積回路構成に供給される公称電圧であり、例えば集積回路構成の中の設定可能メモリセル(例えば、SRAM)のような、ある特定の回路構成が適切に動作するのに不十分であり得る。例えば、供給電圧が減少するにつれて、(一つの論理状態からもう一つへと)セルを反転するのに必要な臨界電荷が減少するので、ソフト−エラー率が増大する。
本発明は、低電圧システムに使用するためのエンハンスドパスゲート構造に関連する。本発明の原理に従って、パスゲート構造の高速動作を保持しながら同時に、漏れ電流を減少させるための様々な技術が示される。ここに記述される技術はNMOSパスゲートを使って説明されるが、それらは容易にPMOS構造にも当てはめられる。
一つの装置では、パスゲート構造のVTを他の構造(例えば、論理トランジスタ)のVTより高くし、かつ公称電圧(例えば、「低」システム電圧)より高いパスゲート活性化電圧をパスゲート構造のゲートに印加することにより、漏れ電流は減少し、かつ高速動作は保持される。パスゲート構造のVTを増加させることによって実現される利点は、パスゲート構造がターンOFFしたとき、それが漏れ電流を減少させることである。パスゲート活性化電流は、たとえVTをパスゲート構造以外の他の構造のVTの割合で増加させても、パスゲート構造を望みのスピードで十分動作させ得る。
パスゲート活性化電圧は公称電圧よりも高いので、該活性化電圧を供給する電源は、SRAMのようなコンフィギュアラブルなメモリセルにパワーを与えるのに使われ得る。公称電圧よりも高い電圧で、コンフィギュアラブルなメモリセルにパワーを供給することは、ソフト−エラー率を減少させる。これは、高電圧がセルを反転させるのに必要な臨界電荷を増大させるからである。
本発明のさらなる特徴と、その性質と様々な利点とは、添付した図面と以下の発明の詳細な記述とからさらに明らかになる。
本発明の原理の議論を単純化する目的で、ここで述べられる技術および実施形態は、NMOSパスゲートに焦点を当てている。しかしながら、ここで説明されている原理は、PMOSパスゲートを含む同様な装置に当てはめることができる。
ここで定義されるように、公称電圧は、プログラム可能論理デバイスのような集積回路を通じて優勢的に使われている電圧のことであり、典型的には「低」電圧と関連する。公称電圧は、しばしば、システム電圧またはコア回路構成電圧と呼ばれる。
ここで定義されるように、公称閾値電圧は、集積回路構成(例えばプログラム可能な論理デバイス)に含まれる、本発明によるパスゲート・トランジスタ以外のトランジスタの閾値電圧のことである。公称のVTは、ある特別なプロセス(例えば90nmプロセス)を用いて作られたトランジスタ(例えば、論理トランジスタ)のVTに、その特別なプロセスに従って通常に作成されないVTを作ろうと試みることなしに、なり得る。
図1は、本発明の原理にしたがって、NMOSパスゲートの高速動作を維持しつつ、漏れ電流を減少させる一つの装置を示している。図1に示されている装置では、NMOSパスゲート100のVTは、特別なプロセス次元(例えば90nmプロセス)に従って作製された他のトランジスタよりも高い公称VTを持つように作製されている。NMOSパスゲート100のゲートに印加される電圧VGATEは、公称電圧よりも高い。VGATEは、ここではしばしばパスゲート活性化電圧と呼ばれる。いくつかのデザインでは、使用されるプロセスと、VINとVGATEとの間の電圧の差、または、VOUTとVGATEとの間の差とによって、例えばゲート酸化物破壊を防ぐようゲートに印加される電圧を信頼できるように取り扱うために、NMOSパスゲート100は、厚い酸化物デバイスのような高電圧耐性トランジスタとなり得る。
本発明の目的のために、VGATEは静的なバイアス電圧または動的な信号になり得る。一つの実施形態では、図1に示されるように、パスゲート活性化電圧は、様々な供給源104のどれかから導出され得る。その様々な供給源104は、例えば、公称電圧よりも高い電圧が供給される専用の外部ピン、I/Oピン(例えば、公称電圧よりも高い電圧を供給する外部供給源から供給される制御/データ信号)、または、正のI/O供給電圧VDD−I/O(例えば、コア回路構成とI/O回路構成とが分離され電源を持ち、かつVDD−I/Oが公称電圧よりも高いとき)である。
その他の実施形態では、応用によって、パスゲート活性化電圧は、電荷ポンプと電圧変換器(例えば、DC/DC、AC/DCなど)のような様々な電圧ブースティング/コンバージョン回路構成のどれかによって、生成され得る。他の実施形態では、パスゲート活性化電圧は、SRAMセルのようなメモリセルによって与えられ得る。
パスゲート活性化電圧が公称電圧を超える程度は、トランジスタのタイプやゲート酸化厚さのようないくつかの要因によって変化し得ることが理解される。パスゲート活性化電圧が、予め定められた電圧だけ公称電圧を超えることが、さらに理解される。例えば、予め定められたパーセンテージが、様々な要因によって、約1パーセントから約200パーセントまでの範囲を取り得る。
このパスゲート活性化電圧のパスゲート構造のゲートへの適用は、望みのパスゲート動作スピードが得られることを保証する。
半導体プロセスは大きさを減少させ続けるので、VTは減少し続けている。当該技術分野で知られているように、VTの減少は、「OFF」状態の間の漏れ電流の増加を結果として引き起こす。従って、本発明の原理にしたがって、パスゲートとして使われるこれらの特定のトランジスタの閾値電圧を増加させることは好ましい。
これを達成させるための一つの装置が図2に示されている。図2は、二つのトランジスタが異なる閾値電圧で組み立てられている、代表的な集積回路デバイス20の一部を模式的に示している。図2に示されるとおり、トランジスタ200はパスゲート構造以外の何かとして動作するように設定されていて、関連するVTがVN(公称のVT)と等しくなるように作製され得る。もう一つの別のトランジスタ201は、パスゲートとして動作するように設定されており、VNより予め定められたパーセンテージだけ高い関連するVTを持つように作製され得る。
上述の予め定められたパーセンテージは以下の範囲をとる。約1パーセントから約200パーセント、約1パーセントから約100パーセント、約1パーセントから約50パーセント、約5パーセントから約45パーセント、約10パーセントから約40パーセント、約15パーセントから約35パーセント、約20パーセントから約30パーセント、約1パーセントから約30パーセント、約5パーセントから約30パーセント、約10パーセントから約30パーセント、約20パーセントから約40パーセント、約25パーセントから約35パーセント、約30パーセントから約50パーセント。
公称閾値電圧を超えた閾値電圧のいかなる増加も、漏れ電流の最小化を助け、本発明の原理に従うことが理解される。したがって、本発明はここに数え上げられたパーセンテージに制限されるものではないことが理解される。
図2に示される装置をさらに詳しく述べると、図3は集積回路デバイス30の一部を示している。該集積回路デバイス30は異なるセクション301/302/303に分割され、与えられたセクション内の全てのトランジスタは、他のセクションのトランジスタのものとは異なり得る特定の閾値電圧で組み立てられている。例えば、セクション301とセクション302とは、それぞれ、(例えば、相互接続スイッチとマルチプレクサを構成するために使われている)パスゲートが高度に集中したルーティング・ネットワークになっている。したがって、セクション301とセクション302とにおけるトランジスタは、他のセクション303のトランジスタのものより高いVTで組み立てられている。
この代わりとして、あるいはこれに加えて、低VTトランジスタを選択的に組み立てるために、図4と図5は、NMOSパスゲート400が作り込まれている井戸405のバイアス電圧VBIASを制御することにより、公称より高いVTが達成され得る装置を図示している。本発明の目的のために、NMOSパスゲート400は、基板520にバイアスをかける電圧と異なる電圧にバイアスされることが可能な井戸405内に組み立てられることが望ましい。図5に示される具体的な実施形態では、例えば、三重井戸プロセスは、p−井戸405がp−基板520から分離してバイアスをかけられることを可能とし、これにより、NMOSパスゲート400のVTが、ソースとバルクとのポテンシャルの差VSBの関数として調節されることを可能とする。ただし、VSBは、図5で示される装置では、VBIASに依存する。NMOSトランジスタのためのVTとVSBとの間の関係は、当業者にはよく知られていることであるが、以下のように表現される。
VT=Vt0+γ[sqrt(VSB+2ΦF)−sqrt(2ΦF)]
(ただし、Vt0はVSBがゼロのときの閾値電圧、gはボディ−エフェクト定数、ΦFは井戸のドーピングに関連した項である。)したがって、NMOSパスゲート400のVTは、井戸405のバイアス電圧VBIASを、NMOSパスゲート400のソース端子に現れる電圧レベルより低い電圧に設定することで正のVSBを生成することにより、増加され得る。本発明の目的のためには、バイアスにソース/ドレイン401/402とp−井戸405との間の接合を順方向にバイアスするように、VBIASは低過ぎてはならない。
VT=Vt0+γ[sqrt(VSB+2ΦF)−sqrt(2ΦF)]
(ただし、Vt0はVSBがゼロのときの閾値電圧、gはボディ−エフェクト定数、ΦFは井戸のドーピングに関連した項である。)したがって、NMOSパスゲート400のVTは、井戸405のバイアス電圧VBIASを、NMOSパスゲート400のソース端子に現れる電圧レベルより低い電圧に設定することで正のVSBを生成することにより、増加され得る。本発明の目的のためには、バイアスにソース/ドレイン401/402とp−井戸405との間の接合を順方向にバイアスするように、VBIASは低過ぎてはならない。
本発明の原理にしたがって、VBIASは、NMOSパスゲート400を含む集積回路デバイスに対して内部のものであっても外部のものであってもよい、様々なソース、およびバイアス生成スキーム500のうちのいずれのものからでも導出され得る。このようなソース500は、外部ピン、電荷ポンプ、電圧参照、電圧分割器、レベル−シフタ、制御/フィードバック回路構成、などを含み得る。いくつかのデザインでは、VBIASは、集積回路デバイス上で使われる供給電圧のどれかと対応し得る、または対応し得ない、静的電圧として与えられ得る。他のデザインでは、VBIASのために動的電圧を使うことが好ましい。ただし、このVBIASは制御回路によって供給され得、その制御回路は、プロセスの変化、温度、電圧、電流、またはそれらの組み合わせといった、様々パラメータのいずれかの関数であり得、変動するVBIASを生成する。その結果、NMOSパスゲート400のVTは、公称より高いゲート電圧と結合したとき、例えば、高速パスゲート動作と漏れ電流の減少との間のトレードオフを最適化する高VTを達成するためにフィードバック・ループにて変更させられ得る。
図6Aと図6Bとは、本発明にしたがって構成されたパスゲート構造のパフォーマンスの特徴と、パスゲートとして使われない他のトランジスタのパフォーマンスの特徴とを比較するグラフである。これらの両方共、与えられたプロセス次元にしたがって、組み立てられている。図6Aと図6Bの両方は、与えられたプロセス次元に対する、供給電圧(線610)における具体的傾向を示している。図6Aと図6Bとは、本発明によるパスゲート構造以外のトランジスタの公称閾値電圧VTNの具体的傾向を示している。図6Aと図6Bは、また、本発明によるパスゲート構造の公称より高い閾値電圧VTN+を例示的に示している。次の点に注意を要する。プロセス次元が減少するに従い、供給電圧が減少する。さらに次の点に注意を要する。プロセス次元が減少するに従いVTNは減少するが、一方、VTN+はVTNよりも、様々なプロセス次元(例えば、プロセス次元が0.13μmより小さい)に対して予め定められたパーセンテージだけ高い。なおさらに次の点に注意を要する。図6Aと図6Bに示された傾向の一部は破線を有する。これらの破線は一般的に、将来のプロセス次元で得られ得る、電圧、漏れ電流、および、周波数の期待される値を表している。
特に図6Aを見ると、VTNを有するトランジスタの漏れ電流(線612)が、VTN+を有するパスゲート・トランジスタの漏れ電流(線614)と、与えられたプロセスについて、比較されている。「大きな」プロセス(例えば、0.13μmプロセスより大きい)では、パスゲート構造の閾値電圧は、公称閾値電圧よりも高い必要はない点に注意を要する。したがって、これが、図6Aと図6Bが、図の左側に広がるVTN+「円」を示さない理由である。図に示されるように、「大きな」プロセス次元にしたがって組み立てられたトランジスタの漏れ電流は低く、該トランジスタはVTNの閾値電圧を有する。しかしながら、プロセス次元が減少するに従い、VTNを有するトランジスタの漏れ電流は劇的に上昇するが、VTN+を有するトランジスタの漏れ電流は比較的低く留まる(すなわち、漏れ電流は、公称閾値電圧を有するトランジスタによって経験される漏れ電流に比べて減少される)。
図6Bを見ると、VTNまたはVTN+を有し、公称電圧またはパスゲート活性化電圧で駆動させられているトランジスタの周波数が比較されている。線620は、VTNを有し公称電圧で駆動させられているトランジスタで達成される「理想的な」動作スピードを表している。しかしながら、このスピードは、図6Aの線612によって指摘されるように、高漏れ電流を犠牲にした上で達成される。線630は、VTN+を有するトランジスタのスピード・プロフィールを表しているが、公称ゲート電圧で駆動されている。図6Bに示すように、線630のスピードは、より小さなプロセス次元では理想的なものより実質的に少ない。しかしながら、VTN+を有しパスゲート活性化電圧(例えば、公称電圧よりも高い電圧)で駆動させられる、本発明によるパスゲート・トランジスタのスピードを表す、線640は、線620の理想的なスピードと実質的に整合し、それと同時に、比較的低い漏れ電流を有することから利益を得る。
本発明の原理にしたがって構成され得る上述のパスゲート構造10/201/40は、特に、プログラム可能な論理デバイスのような集積回路デバイスに役に立ち、このデバイスでは、パスゲート構造が、プログラム可能なルーティングとスイッチングとを可能にするために相互接続スイッチとして使われる。図7は、具体的なプログラム可能な論理デバイス70の単純化されたブロック図であり、このデバイスでは、本発明の原理にしたがって構成されたパスゲート構造を使っている相互接続スイッチが容易に使われ得る。プログラム可能論理デバイス70は、行と列の二次元配列に適切に配置された複数のプログラム可能論理710の領域と、論理領域710と様々なI/O構造780の間で信号を運ぶための、水平方向730と垂直方向735の相互接続導体のプログラム可能ネットワークとを含む。相互接続導体730/735のネットワークにおいて、信号は、あるデザインでは、マルチプレクサを成すためにグループ化され得る相互接続スイッチ700を介してプログラム可能にルーティングされ得る。いくつかの実施形態では、プログラム可能論理デバイス70は、例えばメモリ構造、乗算器/累算器ブロック、算術論理ユニット、マイクロプロセッサ等の、機能ブロック750の様々な中のいずれかを含み得る。機能ブロック750は、ある特殊な機能を実現するように設定された専用の構造、またはその代わりに、それらはユーザープログラム可能/リコンフィギュアラブルな構造で有り得る。
図8は、相互接続スイッチ700が、相互接続導体730/735のネットワークにおいてプログラム可能論理デバイス70の中で信号をルーティングするために、どのように使われ得るかをより詳細に例示している。本発明の原理を例示するために、プログラム可能論理デバイス70内部の信号源/目的地は、論理領域710、機能ブロック750、I/O構造780、または、プログラム可能論理デバイス70内の他の回路構成のいずれかになり得る。図8で概要を例示されているように、信号は、任意の与えられた供給源から任意の与えられた目的地までの経路が相互接続スイッチ700を使って決定され得る。これにより、信号ソース710/750/780/等の出力リード725上に供給された信号は、多重化あるいは切り替えられて、相互接続導体730/735のネットワーク(その中で、相互接続スイッチ700はまた一つの相互接続導体からもう一つへとプログラム可能に接続するために使われ得る)上へ送られ、該相互接続導体730/735のネットワークから、信号が、最終的に、多重化され、あるいは切り替えられて信号目的地710/750/780/等の入力リード720上へ導かれる。図8に示されるように、相互接続導体730/735のネットワークの電気的特性は、「ブラックボックス」抽象化で抵抗820とコンデンサ821a/bの鎖として表され得る。
図8にまた示されているのは、本発明の原理にしたがって上述のエンハンスドパスゲート構造を使って構成され得る、相互接続スイッチ700の一つの実施形態である。図8に例示されるように、相互接続スイッチ700はスイッチング機能としてパスゲート10/201/40のいずれかを含み得る。いくつかの実施形態では、一対のインバータ801aと801bが、「ハーフ−ラッチ」PMOSトランジスタ802に沿って、入力信号と出力信号のバッファリングを提供するために含まれ得る。ハーフ−ラッチPMOSトランジスタ802は、パスゲート10/201/40を横切っての電圧降下から回復するために使われ得る。
図9は、本発明の原理にしたがって上述のエンハンスドパスゲート構造を使って構成され得る、相互接続スイッチ900のもう一つの実施形態を示している。図9に示されるように、相互接続スイッチ900は、デュアル・パスゲート・スイッチング機能として使うために、二つのパスゲート10/201/40を含み得る。もし望むなら、スイッチ900は入力信号と出力信号とをバッファするために、インバータ901aと901bとを含み得る。ハーフ−ラッチPMOSトランジスタ910は、デュアル・パスゲート・スイッチング機構を横切る電圧降下を補償するために含まれ得る。相互接続スイッチ900は、決まった場所に使われるか、または、図7の相互接続スイッチ700と混ぜ合わせられることが理解される。
図10は、本発明の原理に従ってパスゲート・トランジスタ700/900を駆動させるために、メモリセル1010の使用を採用している集積回路1000の一部を表している。メモリセル1010は、SRAMセルのように設定可能なramセルであり得る。パスゲート・トランジスタ700/900は、前述のエンハンスドパスゲート構造のどれかであり得る。
図10にまた示されているのは、メモリセル1010に結合されている、公称より高い電圧源VCCXである。前に議論したとおり、公称より高い電圧は、電荷ポンプ、電圧レベラ、または同様のものから生成され得た、公称供給電圧より高い供給電圧を提供する分離されたI/Oピンによって供給され得る。。
公称より高い電圧でメモリセル1010にパワーを供給することで実現される有利な点は、それがソフト−エラーの可能性を減少させることである。メモリセル内に保存された論理状態が不注意にも変化したとき、ソフト−エラーは発生する。ソフト−エラーは、例えば、メモリセルの電荷を変化させることでシリコンの動作を崩壊させるサブ−アトミック粒子(しばしば、アルファ粒子または中性子線と呼ばれる)によって引き起こされ得る。ソフト−エラーは、また、メモリセルのクロス−カップリングによっても引き起こされ得る。供給電圧(例えば公称電圧)が減少し続けるにつれて、ソフト−エラー率は増加する。これは、供給電圧が減少するにつれて、セルを反転させるのに必要な臨界電荷が減少するからである。したがって、VCCXの印加は、公称電圧とは対照的に、メモリセル1010を比較的低いソフト−エラー率で動作させ得るようにする供給電圧を与える。
したがって、メモリセル1010とパスゲート・トランジスタ700/900の間で相互作用が生み出される。これは、VCCXが、ソフト−エラーを最小化させるに十分な電圧を供給するからであり、また、予め定められた動作スピードでパスゲート・トランジスタを駆動させるために十分だからである(すなわち、VCCXは、少なくとも、パスゲート活性化電圧に等しい)。すなわち、メモリセル1010は、VCCXにより供給された電圧(例えば、パスゲート活性化電圧)をパスゲート・トランジスタ700/900のゲートに印加することで、選択的にパスゲート・トランジスタ700/900を駆動させる。したがって、公称より高い電圧でメモリセル1010にパワーを供給することの有利な点は、メモリセル1010がパスゲート700/900を必要な電圧で駆動することを可能にすると同時に、不注意な反転を防ぐ。
図11は、前述のエンハンスドパスゲート構造のいずれかを用いている、集積回路デバイス1190(例えば、プログラム可能論理デバイス)が、どのようにシステム1100の中で使われているかを示している。システム1100は以下の部品の一つ以上を含み得る。それらは、様々な周辺デバイス1102、I/O回路構成1103、プロセッサ1104、メモリ1105である。これらの部品は、システム・バス1101により共に結合され得、エンド−ユーザー・システム1107に含まれる回路基板1106上に置かれ得る。
システム1100は広い様々な応用において使われ得る。例えば、コンピュータ・ネットワーキング、データ・ネットワーキング、計測器、ビデオ・プロセッシング、デジタル信号プロセッシング、または、プログラム可能または再プログラム可能論理を用いる有利さが望まれる他のいかなる応用などである。本発明の原理に従って構成されたパスゲート構造を用いる集積回路デバイス90は、様々な異なる論理機能を行うために使用され得る。例えば、集積回路デバイス1190は、プロセッサまたはプロセッサ1104と協力して動作するコントローラとして、設定され得る。集積回路デバイス1190は、また、システム1100の共有されているリソースのアクセスを調停するアービターとして使用され得る。さらにもう一つの例として、集積回路デバイス1190は、プロセッサ1104とシステムの他の部品の一つとの間のインターフェイスとして設定され得る。
様々な技術が、本発明の原理に従って構成されたパスゲート構造を用いる集積回路デバイス1190を実現するために使われ得る。さらに、本発明は、一回限りのプログラム可能および再プログラム可能デバイスの両方に適用できる。
したがって、集積回路デバイスのためのエンハンスドパスゲート構造が示されていると理解できる。当業者は、本発明が、説明のため表されているものであって限定のために表されたものではない記載された実施形態以外でも実施され得ることを理解し、また本発明は続くクレームによってのみ限定されることを理解するであろう。
Claims (28)
- プログラム可能な論理デバイスであって、該プログラム可能な論理デバイスが、
複数の論理ブロックの配列と、
複数の相互接続ラインと、
該複数の相互接続ラインを介して該複数の論理ブロック間で論理信号をプログラム可能にルーティングする複数のスイッチとを備え、該複数のスイッチが、該プログラム可能な論理デバイスにおける他のトランジスタの閾値電圧よりも高い閾値電圧を有する複数のパスゲート・トランジスタを含み、該複数のパスゲート・トランジスタが、該プログラム可能な論理デバイスにおける他のトランジスタに印加される電圧よりも高いパスゲート活性化電圧で選択的に活性化される、プログラム可能な論理デバイス。 - 前記パスゲート活性化電圧以上のメモリセル供給電圧を用いてパワーが供給される複数のメモリセルをさらに備える、請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記メモリセルが、前記パスゲート・トランジスタに前記パスゲート活性化電圧を選択的に供給する、請求項2に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記メモリセルがSRAMセルである、請求項2に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記メモリセル供給電圧が、プログラム可能な論理デバイス上で、レベル−シフタ、電荷ポンプ、参照電圧生成器、電圧分割回路、または、入力/出力ピンによって供給される、請求項2に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記パスゲート・トランジスタのうちの少なくとも一つが、他のトランジスタの閾値電圧よりも高い前記閾値電圧を持つように組み立てられている、請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記パスゲート・トランジスタのうちの少なくとも一つが半導体トランジスタであり、該半導体トランジスタは、ゲート井戸領域と、該ゲート井戸領域を該半導体トランジスタの他の領域に対してバイアスするための接続とを備え、それにより、非パスゲート・トランジスタの閾値電圧よりも高い電圧レベルに閾値電圧を設定する、請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- 前記パスゲート・トランジスタがNMOSトランジスタである、請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイス。
- プロセッシング回路構成と、
該プロセッシング回路構成に結合されたシステムメモリと、
該プロセッシング回路構成と該システムメモリとに結合されたプログラム可能な論理デバイスであって、請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイスと
を備えるデジタル・プロセッシング・システム。 - 請求項1に記載のプログラム可能な論理デバイスが搭載されたプリント回路基板。
- 公称閾値電圧を有するトランジスタの第一のセットであって、該第一のセットの各トランジスタが公称電圧によって選択的に活性化される、トランジスタの第一のセットと、
該公称閾値電圧よりも予め定められたパーセンテージだけ高いパスゲート閾値電圧を有するパスゲート・トランジスタのセットであって、各パスゲート・トランジスタが、該公称電圧を超えるパスゲート活性化電圧によって選択的に活性化される、パスゲート・トランジスタのセットと
を備える集積回路。 - 前記予め定められたパーセンテージが約1パーセントから約200パーセントまでの範囲にある、請求項11に記載の集積回路。
- 前記予め定められたパーセンテージが約5パーセントから約40パーセントまでの範囲にある、請求項11に記載の集積回路。
- 前記予め定められたパーセンテージが約10パーセントから約35パーセントまでの範囲にある、請求項11に記載の集積回路。
- 前記予め定められたパーセンテージが約15パーセントから約30パーセントまでの範囲にある、請求項11に記載の集積回路。
- 前記公称電圧が前記集積回路に提供される供給電圧である、請求項11に記載の集積回路。
- 前記パスゲート活性化電圧を供給するパスゲート活性化電圧源をさらに備える、請求項11に記載の集積回路。
- 前記パスゲート活性化電圧源が、前記集積回路上で、レベル−シフタ、電荷ポンプ、参照電圧生成器、電圧分割回路、または、入力/出力ピンによって提供される、請求項17に記載の集積回路。
- 前記パスゲート活性化電圧以上のメモリセル供給電圧によりパワーが供給される少なくとも1つのメモリセルをさらに備え、該少なくとも一つのメモリセルは、少なくとも一つのパスゲート・トランジスタと結合され、かつ、少なくとも一つのパスゲート・トランジスタにパスゲート活性化電圧を選択的に供給するように動作する、請求項11に記載の集積回路。
- 前記メモリセルがSRAMセルである、請求項19に記載の集積回路。
- 前記パスゲート・トランジスタがNMOSトランジスタである、請求項11に記載の集積回路。
- 論理ブロックの配列と、
複数の相互接続ラインと、
該相互接続ラインを介して該論理ブロック間で論理信号をプログラム可能にルーティングする複数のスイッチとを備え、各スイッチが少なくとも一つの前記パスゲート・トランジスタを含む、請求項11に記載の集積回路。 - プロセッシング回路構成と、
該プロセッシング回路構成に結合されたシステムメモリと、
該プロセッシング回路構成と該システムメモリとに結合された集積回路であって、請求項11に記載の集積回路と
を備えるデジタル・プロセッシング・システム。 - 請求項11に記載の集積回路が搭載されたプリント回路基板。
- 前記プリント回路基板に搭載されたボードメモリであって、前記集積回路デバイスに結合されているボードメモリをさらに備える、請求項24に記載のプリント回路基板。
- 前記プリント回路基板に搭載されたプロセッシング回路構成であって、前記集積回路デバイスに結合されているプロセッシング回路構成をさらに備える、請求項25に記載のプリント回路基板。
- プログラム可能な論理デバイスであって、該プログラム可能な論理デバイスが、
該プログラム可能な論理デバイスに供給されている低電圧よりも高い電圧を供給する高電圧電源と、
該高電圧電源と結合されたコンフィギュアラブルなメモリセルと、
ゲート端子と入力端子と出力端子とを有するパスゲート・トランジスとを備え、該ゲート端子は該コンフィギュアラブルなメモリセルに結合されており、該パスゲート・トランジスタは、該プログラム可能な論理デバイスにおける他のトランジスタの閾値電圧よりも高い閾値電圧を有し、該パスゲート・トランジスタは、該ゲート端子に高電圧を印加することにより選択的に活性化される、プログラム可能な論理デバイス。 - 前記コンフィギュラブルなメモリセルがSRAMセルである、請求項28に記載のプログラム可能な論理デバイス。
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