JP2008509566A - 圧電(ピエゾ)トランス - Google Patents
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Abstract
圧電材料を有する、基板付きの圧電(ピエゾ)トランスが提供される。
圧電材料は、基板の入力部分(1)では、第1の軸線に沿って極性付けられており、基板の出力部分(2)では、第1の軸線に対して垂直方向の第2の軸線に沿って極性付けられている。入力部分と出力部分との間の移行領域内では、圧電材料の極性の方向が、第一の軸線に沿った極性から徐々に第2の軸線に沿った極性の方に変化する。
圧電材料は、基板の入力部分(1)では、第1の軸線に沿って極性付けられており、基板の出力部分(2)では、第1の軸線に対して垂直方向の第2の軸線に沿って極性付けられている。入力部分と出力部分との間の移行領域内では、圧電材料の極性の方向が、第一の軸線に沿った極性から徐々に第2の軸線に沿った極性の方に変化する。
Description
本発明は、圧電(ピエゾ)トランスに関する。
ローズタイプの圧電(ピエゾ)トランスは、例えば、刊行物米国特許第 2974296 号明細書から公知である。このトランスでは、入力部分内でのセラミック内の電気極性は、トランスの出力部分内での極性に対して垂直方向に配向されている。
本発明が解決すべき課題は、損失の少ない圧電(ピエゾ)トランスを提供することにある。
圧電材料を有する基板を有しており、圧電材料は、基板の入力部分では、第1の軸線に沿って極性付けられており、基板の出力部分では、第1の軸線に対して垂直方向の第2の軸線に沿って極性付けられている圧電(ピエゾ)トランスが提供される。入力部分と出力部分との間に移行領域が設けられており、移行領域内では、圧電材料の極性は、当該極性の方向が、第1の軸線に沿った極性から徐々に第2の軸線に沿った極性の方に変化する。
移行領域内では、電気的な極性の方向が、入力部分内での0°から出力部分内での90°の方に徐々に変化する。このように、徐々に変化させるために、1変形実施例では、入力部分内での各内部電極が、相互に異なった長さを有する2つのグループに分割されている。各内部電極の各長さの差は、トランスの入力部分内での圧電(ピエゾ)層の厚みよりも大きい。
トランス内での入力電圧の高さが、圧電(ピエゾ)セラミックの保磁力のある電場に相応する限界値を超過した場合に生起することがある。この保磁力のある電場は、圧電(ピエゾ)セラミックの電気的な極性の方向を変える電界強度として定義される。
トランス内のセラミックの極性付けが解消されるのを阻止するために、有利には、(極性付けプロセス後)トランスの入力電圧の極性を、トランスの極性付けプロセス中印加される電圧の極性と同じであるようにされる。このために、入力部分での電圧発生器の電気的アースと、出力部分での整流器の電気的アースは、極性付けプロセス中電気的アースと接続された圧電(ピエゾ)トランスの各電極と接続されている。
有利な1変形実施例では、ローズタイプのラミネートされた圧電(ピエゾ)トランスが提供される。トランスは、矩形状の棒の形式の基板を有している。基板は、機械的に相互に結合された少なくとも2つの部分、つまり、入力部分(1次側)と出力部分(2次側)を有している。
入力部分は、厚み方向に極性付けられた複数の圧電層を有している。各圧電層は、有利には、セラミックを有している。各圧電層間に、第1の内部電極と第2の内部電極が設けられている。第1の各内部電極は、相互に導電接続されて、第1のグループを形成している。第2の各内部電極は、相互に導電接続されて、第2のグループを形成している。第1の各内部電極及び第2の各内部電極は、有利には、交互の列順序で設けられている。
出力部分は、長手方向軸線に沿って極性付けられており、その際、出力電極は、例えば、圧電(ピエゾ)トランスの本体の端面に設けられている。
入力部分内での各内部電極の2つのグループは、トランス本体の端面に設けられた出力電極に対して異なった間隔を有している。この差は、入力部分内の個別セラミック層の厚みよりも大きい。出力電極に対して比較的短い間隔の各内部電極のグループは、極性付けプロセス中、電気的アースと導電接続される。
出力電極に対して比較的短い間隔の各入力電極のグループは、1変形実施例では、電圧発生器のアース端子と接続され、この電圧発生器は、入力電圧のパルスを発生し、このパルスは、極性付けプロセス中の電圧と同じ極性を有している。
出力電極は、出力電圧の直流電圧成分が、極性付けプロセス中の電圧と同じ極性を有しているように、整流器と接続するとよい。
以下、本発明の圧電(ピエゾ)トランス及び圧電(ピエゾ)トランスを備えた装置について、図示(但し、精確な尺度の図ではなく略図にすぎない)の実施例を用いて詳細に説明する。その際:
図1は、ローズタイプの多層式圧電(ピエゾ)トランスの実施例を示す図、
図2は、図1の圧電(ピエゾ)トランスを備えた電気回路の等価回路の略図であり、圧電(ピエゾ)トランスと電圧発生器及び整流器との接続部を示す図である。
図1は、ローズタイプの多層式圧電(ピエゾ)トランスの実施例を示す図、
図2は、図1の圧電(ピエゾ)トランスを備えた電気回路の等価回路の略図であり、圧電(ピエゾ)トランスと電圧発生器及び整流器との接続部を示す図である。
図1は、ローズタイプ(薔薇の花びら状)の積層された圧電(ピエゾ)トランスの実施例を示す。トランスの基板は、機械的に相互に結合された2つの部分、つまり、入力部分1と出力部分2を有している。
入力部分1内には、第1の外側電極6を用いて相互に結合された第1の平行な内部電極3と、第2の外部電極7を用いて相互に結合された第2の平行な内部電極4とが設けられている。第1の内部電極3は、第1のグループを形成し、第2の内部電極4は、第2のグループを形成する。出力部分2は、出力部分の第2の端面に設けられた、第3の外部電極5を有している。
入力部分内に設けられた各圧電層は、厚み方向に沿って極性付けられており、他方、出力部分は、トランス本体の長手方向軸線に沿って極性付けられている。矢印は、圧電セラミック内の電気極性の方向を示す。
外側電極6及び7は、トランス本体の第1の端面上に設けられている。
第1のグループの各内部電極3は、第3の外部電極5に対して間隔l2を有しており、第2のグループの各内部電極4は、第3の外部電極5に対して間隔l1を有している。間隔l1と間隔l2との差は、トランスの、この部分内で、電気的な極性の方向が、0°〜90°の範囲内で徐々に入力部分から出力部分に変化するようにされている。極性の方向が徐々に変化することによって、入力部分と出力部分との間の接合部に機械的な応力が生じ、この応力値は、内部電極3及び4が出力電極5に対して同じ間隔を有しているトランス内で生じる機械的な応力の値よりも遙かに小さい。
第1のグループの各内部電極3は、第3の外部電極5に対して間隔l2を有しており、第2のグループの各内部電極4は、第3の外部電極5に対して間隔l1を有している。間隔l1と間隔l2との差は、トランスの、この部分内で、電気的な極性の方向が、0°〜90°の範囲内で徐々に入力部分から出力部分に変化するようにされている。極性の方向が徐々に変化することによって、入力部分と出力部分との間の接合部に機械的な応力が生じ、この応力値は、内部電極3及び4が出力電極5に対して同じ間隔を有しているトランス内で生じる機械的な応力の値よりも遙かに小さい。
図2は、ローズタイプの圧電(ピエゾ)トランスと外部回路との接続を示す。電圧発生器の高電圧出力接続部(点8)は、入力部分の第1の内部電極3と接続されている。入力部分の第2の内部電極4は、電気的なアースと接続されている。トランスの入力電圧のパルスの極性は、極性付け中の電圧の極性と同じである。トランスの出力電極5と接続されている整流器9の出力側の極性は、同様に、トランスの出力部分2の極性付け中の電圧と同じである。電気接続部の極性を、そのように選択する際、トランスに比較的高い電圧が印加されると、圧電セラミックがトランス内で極性付けされるのが解消される。
所定のトランスは、図示の実施例に限定されるものではない。例えば、1次側と2次側を取り替えてもよい。
Claims (8)
- 圧電(ピエゾ)トランスにおいて、
圧電材料を有する基板を有しており、前記圧電材料は、前記基板の入力部分(1)では、第1の軸線に沿って極性付けられており、前記基板の出力部分(2)では、前記第1の軸線に対して垂直方向の第2の軸線に沿って極性付けられており、
前記入力部分と前記出力部分との間の移行領域内では、前記圧電材料の極性は、当該極性の方向が、前記第一の軸線に沿った極性から徐々に前記第2の軸線に沿った極性の方に変化するようにしたことを特徴とする圧電(ピエゾ)トランス。 - 入力部分(1)は各入力電極(3,4)を有しており、出力部分(2)は少なくとも1つの出力電極(5)を有しており、
一方の極性の入力電極(4)の接合領域側の各端は、他方の極性の各入力電極(3)の各端よりも、出力側電極(5)側から小さな間隔(l1)を有している請求項1記載の圧電(ピエゾ)トランス。 - 入力部分(1)は、各入力電極(3,4)として、基板内に設けられた複数の内部電極を有しており、
出力部分(2)は、出力電極(5)として、前記基板の表面に設けられた外部電極だけを有している請求項2記載の圧電(ピエゾ)トランス。 - 異なる極性の各入力電極(3,4)の、出力電極(5)からの各間隔(l1,l2)の差は、隣接する2つの入力電極(3,4)間の間隔よりも大きい請求項2又は3記載の圧電(ピエゾ)トランス。
- 各入力電極を、出力電極に対して比較的短い間隔でアース端子と接続する請求項2〜4迄の何れか1記載の圧電(ピエゾ)トランスの極性付け方法。
- 各入力電極を、出力電極に対して比較的短い間隔で電圧発生器のアースと接続する請求項2〜4迄の何れか1記載の圧電(ピエゾ)トランスを作動する方法。
- 電圧発生器は、変圧器の極性付けのために用いられる電圧と同じ極性の電圧を発生するようにする請求項6記載の方法。
- 出力電極に、整流器を接続し、該整流器の出力電圧が、出力部分の極性付けの際に使用された電圧の極性に等しいようにする請求項6又は7記載の方法。
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