JP2008508689A - 電気プラグ及びその取付け方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】内部導体、外部導体92、及びその間に絶縁体を有するケーブル20用の、ケーブル及びプラグリセプタクル10の間に自動車用駆動電力を伝送するためのプラグ12は、プラグをプラグリセプタクルに接続する差込み領域64と、ケーブルをプラグに接続するケーブル領域66とを囲むハウジング62を有する。絶縁体スリーブ68は、差込み領域からケーブル領域まで延びる溝を外被の態様で取り囲み、ケーブルに接続された内部導体要素88をケーブル領域から溝内へ導入できる。支持スリーブ70は、絶縁体スリーブを囲み、差込み領域で絶縁体スリーブに、ケーブル領域でハウジングにそれぞれ機械的に接続される。ケーブルに接続された外部導体要素90は、絶縁体スリーブ及び支持スリーブ間の第1キャビティ内に導入可能である。プラグリセプタクルのシールド要素42は、差込み領域で支持スリーブを取り囲む第2キャビティ72内に導入可能である。

Description

本発明は、電気プラグ、このプラグに取り付けるために設けられたケーブル、及びケーブルにプラグを取り付ける方法に関する。
本願の目的のために、電気プラグ及び電気プラグリセプタクルは、一方ではケーブルにしっかりとすなわち永久的に接続することが意図され、他方で相手部品と好適には分離可能なプラグ・ソケット接続を形成することが意図された電気部品である。ここで、プラグの相手部品とはプラグリセプタクルを指し、プラグリセプタクルの相手部品とはプラグを指す。プラグは、ケーブルをプラグリセプタクルに単独で接続するよう作用する好適には個別部品である。プラグリセプタクルは他方で、任意の所望の装置のハウジング内に組み込んでもよい。或いは、プラグリセプタクルは、プラグ用のケースであってもよい。
特に電気工学において、多数の異なるプラグ及びプラグリセプタクルが公知である。これらプラグ及びプラグリセプタクルは、可能な最も広い範囲の電圧、電流、周波数及びデータ速度で電力及び電気信号のうち一方又は両方を伝送するよう機能する。さらに、プラグ及びプラグリセプタクルは他の機能も果たす。高湿、汚染、又は化学的に酷な環境に対して、プラグ及びプラグリセプタクルは、プラグ及びプラグリセプタクル内へ周囲媒体の貫通及びその腐食又は導電性付着物の形成を防止する封止(シーリング)要素を具備する。ねじ又はラッチ等の固定要素は、プラグ・ソケット接続が機械的張力又は振動に晒される場合であっても強固なプラグ・ソケット接続を保証する。
用途及び使用条件が極めて広い範囲であるため、幅広く最適化されたプラグ及びプラグリセプタクルが存在する。
プラグ及びプラグリセプタクル用の比較的新しい使用分野は、電気駆動自動車における駆動力の伝送である。この駆動力は、例えば蓄電バッテリ又は燃料電池等のエネルギー貯蔵手段と、例えば四象限コンバータ等のパワーコンバータとの間、及び後者と駆動モータとの間を一方向又は両方向を交互に伝送されなければならない。エネルギー貯蔵手段とパワーコンバータとの間は、電力が実質的に直流電圧及び直流電流の形態で伝送される。パワーコンバータと駆動モータとの間は、電力が例えば三相電流の形態で伝送される。パワーコンバータでの変換は好適には、パルス幅変調によって生ずる。特にパワーコンバータ及びモータの間の電力伝送時における交流電圧及び交流電流の成分は、電磁干渉信号の放出を招くおそれがある。電磁干渉信号は、自動車の内部及び外部の他の電気及び電子システムに支障を来たすおそれがある。干渉信号の放出はラインを設けることにより防止される。電力は、このラインを介してシールドに伝送される。これは電磁両立性(EMC)を確保すると共に、周囲領域にいる個人の健康への害の危険を最小にする。
電動駆動の自動車は、試作品又は短期のモデルの形態のみで最近まで存在していた。この理由により、電力伝送の領域に使用されてきたプラグ及びプラグリセプタクルは容易に利用可能であるプラグ及びプラグリセプタクルであるが、堅牢であるが極めて複雑な構造により大部分が識別される。従って、これらプラグ及びプラグリセプタクルは複雑であり、製造及び取付けに費用がかかる。
電気駆動自動車が連続大量生産の世界に入ると、電力伝送の領域におけるプラグ及びプラグリセプタクルの需要も変化しつつある。プラグ及びプラグリセプタクルは、自動車の全耐用期間にわたり堅牢で長期間の誤動作の無い機能を確保しなければならないばかりでなく、製造及び取付けが簡単で安価でなければならない。
従って、本発明は、電気プラグ、電気プラグ配置、プラグに取り付けることを意図したケーブル、及びより簡単且つ安価にプラグを製造しケーブルをプラグに取り付けることを可能にする、ケーブルへのプラグの取付け方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、請求項1及び9に従った電気プラグ、請求項6に従った電気プラグ配置、請求項16に従ったケーブル、及び請求項19に従った方法により達成される。
本発明の好適な発展形は従属請求項に定義される。
本発明は、以下の技術的思想に基づいている。すなわち、内部導体及び外部導体を有するケーブルにプラグを取り付ける際、最初に、プラグの内部導体要素をケーブルの内部導体に接続し、プラグの外部導体要素をケーブルの外部導体に接続した後のみに、外部導体要素から内部導体要素を電気的に絶縁するために外部及び内部導体要素間に絶縁体スリーブが導入される。絶縁体スリーブは、好適にはプラグにしっかりと接続され、特にプラグハウジングと一体に構成される。絶縁体スリーブの導入は、内部導体に接続された内部導体要素、及び外部導体に接続された外部導体要素のプラグハウジングへの挿入と同時に実行される。或いは、ケーブルの内部導体に接続された内部導体要素、及びケーブルの外部導体に接続された外部導体要素は、内部導体要素及び外部導体要素間に導入される前に、プラグハウジングへ挿入される。
このようなプラグ及びケーブルの取付けを可能にするために、電気プラグは、互いに内部に配置されると共に差込み(plug-in)方向に対してプラグの前端で共に接続された絶縁スリーブ及び支持スリーブを具備する。支持スリーブは、差込み方向に沿って後退した領域でプラグハウジングに接続されている。このため、プラグは、外被の態様で絶縁体スリーブにより囲まれた連続溝を具備する。この連続溝には、ケーブルに接続された内部導体要素を差込み方向に沿って後端からプラグに挿入することができる。この内部導体要素は次に、プラグリセプタクルにより電気的に接触するために、差込み方向に沿って前端からアクセス可能である。絶縁体スリーブ及び支持スリーブの間には、第1の、好適には少なくともほぼ外被状のキャビティが配置されている。第1キャビティは差込み方向に対してプラグの後端に向かって開放するので、ケーブルに接続された外部導体要素を第1キャビティ内へ導入することができる。支持スリーブは、差込み方向に対してプラグの前端に向かって開放する第2キャビティにより囲まれる。プラグがプラグリセプタクルに接続されると、第2キャビティはプラグリセプタクルのシールド要素を収容する。
シールドは好適には第2キャビティ内に配置されることにより、支持スリーブをほぼ完全に取り囲むという利点がある。支持スリーブの開口を保護し、シールド及びシールド要素間を導電接続するために、シールド又はシールド要素に複数の第1コンタクト要素が設けられる。プラグがプラグリセプタクルに接続される際にプラグリセプタクルのシールド要素と接触するために、シールドに1個以上の第2コンタクト要素が設けられる。
或いは、プラグはシールドを具備せず、むしろ支持スリーブ内に1個以上の開口を具備するだけである。外部導体要素に取り付けられ、特に外部導体要素と一体に構成された1個以上のコンタクト要素は、プラグがプラグリセプタクルに接続される際にプラグリセプタクルのシールド要素と接触するために、これらの開口を通過する。
本発明は加えて、内部導体及び外部導体を各々有する複数のケーブル用に、電気プラグの場合には複数のシールド要素を設けるという技術思想に基づく。各シールド要素は、プラグがプラグリセプタクルに接続される際に、1本のケーブルのシールドとプラグリセプタクルの1個のシールド要素との間を個別に導電接続する。本発明に従ったプラグの上述した構造は、対応する複数のシールドケーブルに対して複数の個別シールド要素を有するこのようなプラグに特に適する。
本発明はさらに、複数のケーブル用の電気プラグの場合に、2個又は対応する複数のカバー部材からなるカバーを設けるという技術思想に基づく。複数のカバー部材は、いずれ1本の丸いケーブルを把持し、ケーブル及びプラグハウジング間を封止間隙するために封止を維持する。これらカバー部材は好適には、例えば互いに係止するカバーウエブ及びカバー溝等の保持手段により共に保持される。カバー部材が同形状を呈し、プラグ上に互いに対称的に配置されると特に利点がある。ここで意味する対称操作には、例えば180°の回転、又は隣接する2本のケーブル間の間隔による変位がある。
本発明の利点は、プラグの構造を非常に簡単にすると共にプラグの取付け費用を低減し、同時に良好な機械的及び電気的特性をプラグに与えることである。ハウジングは、支持スリーブ及び絶縁体スリーブと一体構造であるという利点がある。最初に、例えば圧着接続により、内部導体要素がケーブルの内部導体に接続されると共に外部導体要素がケーブルの外部導体に接続される点で、取付けが非常に簡単化される。このように準備されたケーブルはプラグへ簡単に導入され、好適にはラッチ接続部が所定位置で保持する。
本発明によるプラグの製造は、ケーブル及びハウジング間の封止を維持するカバーは、保持手段により共に保持された2個以上のカバー部材からなる点で、さらに簡単化される。カバーのこのモジュラ構造は、2個の同形カバー部材を1個のプラグに使用することができるので、製造コストを低減する。さらに、個別のカバー部材が適当に構成されている場合、同じカバー部材が異なる数のケーブル用のプラグと共に使用することができる。
好適には、本発明に従ったプラグは、内部導体要素をプラグにロックする固定要素をさらに具備する。この固定要素は、内部導体要素がラッチ接続部により意図されたようにプラグと共に保持されると、意図された位置のみをとるように構成される。
さらに、固定要素は好適には、異なる構成の固定要素のみがプラグを複数の異なるプラグリセプタクルの選択された1個に一致させるというコード化の機能を担う。この任意事項は、プラグ・ソケット接続が混同されないことを保証するものである場合、特に利点がある。これは、例えば同様の電気的及び機械的要求事項のため、自動車の多数の場所で同じプラグが使用されるが、各プラグが多数のプラグリセプタクルの1個とのみ一致すべき場合である。プラグリセプタクルは異なって構成され、いくつかの異なる固定要素の一つを選択することにより、各プラグは1個のプラグリセプタクルに一致する。固定要素とは別に、他の部品はプラグ全てについて同等であるので、これら部品は大量に従って経済的に製造することができる。特に、種々のコード化構成用の成形金型交換キットは、固定要素の製造用に、より小さい比較的簡単な成形金型に導入される必要がある。
自動車の駆動電力の電気伝送用の使用に加えて、本発明はまた、自動車の他の用途又は他の分野の使用にも適する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態をより詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な一実施形態に従ったプラグリセプタクル10及びプラグ12を示す概略平面図である。ここで、図を見ている方向は、差込み方向且つケーブルがプラグ12に導入される方向に対応する。図示の平面図において、プラグリセプタクル10は、四隅の各々に貫通孔14が設けられているほぼ矩形を呈する。貫通孔14により、プラグリセプタクル10は例えば、パワーコンバータ、或いはバッテリ又は燃料電池等のエネルギー貯蔵手段のハウジングに取り付けることができる。
図示の平面図において、プラグ12は、ほぼ楕円形である外部輪郭を呈する。とりわけ、輪郭は4個の円弧状部からなっており、それぞれ対向する2個の円弧状部が同じ半径を有し、又は2個の円弧状部及び2本の直線からなる。或いは、輪郭はほぼ楕円の形態を呈する。一辺において、プラグコネクタ12の図示された平面の輪郭が広がっている。この点、プラグ12は、プラグリセプタクル10のラッチ部材16に接続するためのラッチばね100を有する。この接続は、図7を参照して詳細に後述する。
図示された平面図において、さらにキャップ18が見える。キャップ18の機能は、図4及び図5を参照して詳細に後述する。各キャップ18と同心状であるのは、プラグ12に取り付けられたケーブル20の断面である。
図1は、図の平面に直交する3断面B−B,A−A,S−Sをさらに示す。後述する図5ないし図7は、これら3平面に沿った断面を示す。
図2は、板22に取り付けられたプラグリセプタクル10を示す概略分解斜視図である。板22は個別部品の形態をとってもよく、又は電気装置のハウジングと一体構造であってもよい。板22は、好適には内部ねじが設けられた開口24を具備する。プラグリセプタクル10は、各貫通孔14を通って開口24内にねじを通すことにより、板22上に取り付けられる。
プラグリセプタクル10はほぼ矩形の板からなり、頂上に第1カラー26を、底に第2カラーをそれぞれ有する一体構造である。
第1カラー26は、図1に図示されたプラグ12の断面と形状が同じである。ラッチ部材16は第1カラー26の外側に取り付けられる。第2カラーは、図2では第2カラーを完全に取り囲むシール部材28により隠されている。板22は、プラグリセプタクル10が板22に取り付けられる際に第2カラー及びシール部材28が係合する溝30を具備する。
プラグリセプタクル10はさらに、板22の方へ第2カラーを超えて突出する2個の筒状スリーブ32と一体構造である。板22は、プラグリセプタクル10が板2に取り付けられる際にプラグリセプタクル10のスリーブ32が係合する2個のスリーブ受容開口34を有する。板22のスリーブ受容開口34を貫通する2個のフェライト部材36が、スリーブ32を取り囲むために設けられる。絶縁板38が、板22と嵌め合う際に板22の所定位置にフェライト部材36を保持する。
図3は、プラグリセプタクル10、板22、フェライト部材36、絶縁板38及び別の部品を通る概略垂直断面図である。第1カラー26の内側には、シールド要素42が配置された2個の円筒状案内部材40の形態のプラグリセプタクル10が形成されている。各シールド要素42は好適には金属板から形成され、その上部が同様に円筒形状を呈する。シールド要素の円筒形状は、プラグリセプタクル10の対応する案内部材40の壁に当接して載置される。各シールド要素42の上縁44は、若干外側に広がっている。下部において、各シールド要素42は、下部周囲に配置された多数のコンタクトばね46を有する。各コンタクトばね46は、開口48を貫通してプラグリセプタクル10の底に向かって板22のスリーブ受容開口34内に突出し、その縁に当接して載置される。板22が導電性の場合、コンタクトばね46はシールド電位を板22に伝える。各シールド要素42は、保持リング50により上述の位置に保持される。各保持リング50は、絶縁板38及び第1カラー26と一体に形成されたスリーブ32の上端を取り囲む。スリーブ32は周囲ラッチ縁を有し、保持リング50はラッチ接続部により周囲ラッチ縁に共に保持される。
導電性材料、とりわけ金属からなるコンタクトピン52は、各シールド要素42と同心状に配置される。絶縁キャップ54はコンタクトピン52の上端に取り付けられる。コンタクトピン52及びシールド要素42間の半径方向の距離は、人間の指の直径より小さい。このため、絶縁キャップ54はコンタクトピン52用の感電の危険に対する保護を提供するので、法又は規格により多くの分野で定められているように、プラグリセプタクル10に対する指の接触の安全性を提供する。各コンタクトピン52の下端は1個のスリーブ32内に配置され、例えば嵌め合い、ラッチ接続部又は接着剤接合によりその位置に固定される。各コンタクトピン52は下端に穴56をさらに有し、この穴により、電線をコンタクトピン52に取り付けることができる。
2個の信号コンタクト58の下端は、信号リードに接続するために絶縁板38を貫通して突出する。信号コンタクト58の上端60は、第1カラー26の内壁及び案内部材40間に配置される。プラグ12は、後の図を参照してより詳細に説明するが、プラグ12がプラグリセプタクル10に接続される際に信号コンタクト58の上端60を短絡する。信号コンタクト58、特にその上端60の配置は、プラグ12がプラグリセプタクル10から分離する際、プラグリセプタクル10、コンタクトピン52及びシールド要素42間の接触が遮断される前に、信号コンタクト58間の短絡が遮断されることを保証する。
信号コンタクト58は、例えば自動車の上述したパワーコンバータを使用して、プラグリセプタクル10及びプラグ12を介した電力伝送を制御する、図示していない装置に接続される。この装置は、信号コンタクト58が短絡される、すなわちプラグリセプタクル10がプラグ12に接続される場合のみに、電圧がコンタクトピン52に印加され、又は電流が流れるよう設計されるので、プラグリセプタクル10がプラグ12に接続されていない場合にはプラグリセプタクル10又はコンタクトピン52に印加される電圧が無いことを保証する。プラグリセプタクル10が配置された回路が、プラグリセプタクル10からのプラグ12の分離により遮断されず、むしろ事前に遮断されることをさらに保証する。このため、コンタクトピン52におけるアーク放電及びその結果生ずる磨耗が防止される。この機能は、インタロック機能としても知られている。
図4は、図1のプラグ12の概略分解斜視図である。プラグ12は、差込み方向に対して前方に配置された差込み領域64で図1に関連して示された楕円断面を呈する。差込み方向に関して後方に配置されたケーブル領域66において、ハウジング62は、平行に配置された2個の管を有する。ハウジング62の一辺には、差込み領域64にラッチばね100が設けられている。このラッチばね100は、プラグリセプタクル10のラッチ部材16とラッチ接続するために設けられる。
ハウジング62の内側には、2個の絶縁体スリーブ68及び2個の支持スリーブ70が配置されている。一方の絶縁体スリーブ68及び一方の支持スリーブ70は互いに同軸状に配置され、図4に見える前端で互いに連結されているので、絶縁体スリーブ68及び支持スリーブ70間に第1外被状キャビティが現れる。支持スリーブ70は、差込み領域64内で第2キャビティ72に取り囲まれる。ウエブ74は、支持スリーブ70間の第2キャビティ72に配置される。
各第2キャビティ72内にシールド76が導入される。各シールド76は、前端縁の近傍の周囲に均等に分布した第1ばねコンタクト78を有するほぼ筒状金属板要素からなる。これら第1ばねコンタクト78は、プラグ12がプラグリセプタクル10に接続される際に、プラグリセプタクル10のシールド要素42と接触するために設けられている。各シールド76は、その周囲に均等に分布した内側を向いた複数の第2ばねコンタクト80をさらに具備する。第2ばねコンタクト80の機能については後述する。シールド76のばね部材82は、支持スリーブ70に関してシールド76を所定位置に保持するために設けられる。
プラグシール部材84は、シールド76の前部の第2キャビティ72に挿入し、プラグ12及びプラグリセプタクル10が相互接続される際に周囲の影響からプラグ12及びプラグリセプタクル10の内部を保護するために設けられる。
シールドケーブル20はプラグ12内に挿入するために設けられる。ケーブルシール部材86及びカバー18は各ケーブル20上を引かれる。内部導体要素88は、各ケーブル20の内部導体に圧着されるか又は接続される。各内部導体要素88は、その前端に開口を有し、プラグ12がプラグリセプタクル10に接続される際にプラグリセプタクル10のコンタクトピン52を収容し導電接触するために設けられる。外部導体要素90は、各ケーブル20の露出した外部導体92に圧着されるか又は接続される。圧着の場合、露出した外部導体92は好適には内側圧着スリーブ上に引き戻されるので、圧着後、内側圧着スリーブ及び外部導体要素90間に挟まれる。
内部導体要素88及び外部導体要素90は、互いに同軸状に配置される。これら導体要素がハウジング62内に導入されると、絶縁体スリーブ68は、内部導体要素88及び外部導体要素90間の外被状キャビティ内に位置するようになる。絶縁体スリーブ68は好適には、ケーブル20の内部導体及び露出した外部導体92間に配置された絶縁体と重なる。
前端において、各内部導体要素88はその外周に溝94を有し、内部導体要素88がプラグ12のハウジング62内に導入完了されると、ロック部材108(図6参照)が溝94に係止する。プラグ12のハウジング62及び内部導体要素88間のこの接続は、それぞれ固定要素96により共にロックされる。固定要素96はプラグ12を捕捉する。
図5は、プラグリセプタクル10及びプラグ12を通るB−B平面(図1参照)に沿った垂直断面を概略的に表す。図2、図3及び図4に既に示されたプラグリセプタクル10及びプラグ12の特徴に加え、この図5は、内部導体要素88及び外部導体要素90間で絶縁体スリーブ68がどのように配置されているかを特に明瞭にする。また、支持スリーブ70が外部導体要素90及びシールド76間にどのように配置されるかをも見ることができる。第2ばねコンタクト80は、支持スリーブ70の開口98を貫通して突出すると共に外部導体要素90に接触する。互いに嵌ると、ケーブルシール部材86は、ハウジング62及びケーブル20の間の空間のケーブル領域66にカバー18により保持される。
図6は、A−A平面(図1参照)に沿ったプラグリセプタクル10の垂直断面を概略的に表す。前の図に関して既に説明した特徴に加え、この図6は、相互に対向する2個の捕捉ばね102及びハウジング62の対応する捕捉要素104間の捕捉接続により、カバー18が所定位置に保持されていることを示す。さらに、図6は、折り返されて内側圧着スリーブ106及びシールド要素90間で潰された外部導体92を示す。
支持スリーブ70上にシールド76を保持するために、シールド76のばね部材82が支持スリーブ70の対応する開口にどのように係止するかをさらに見ることができる。第1ばねコンタクト78は、プラグ12のシールド76及びプラグリセプタクル10のシールド要素42の間に導電接続部を形成する。ロック部材108は内部導体要素88の溝94に係止する。固定要素96はロック部材108及び外部導体要素90間のキャビティを埋めることによりこの捕捉接続部をロックするので、接続部の解除の結果生じ得るロック部材108の撓みを防止する。
図7は、プラグ12を通るS−S平面(図1参照)に沿った垂直断面を概略的に表す。前の図に関して既に説明した特徴に加え、この図7は、プラグリセプタクル10のラッチ部材16及びプラグ12のラッチばね100間の捕捉接続部を示す。プラグ12に実装された弾性短絡コンタクト110も見ることができる。この短絡コンタクト110は、図示のプラグ12がプラグリセプタクル10に接続されると信号コンタクト58の上端60を短絡する。
図8は、プラグリセプタクル10及びプラグ12を通るG−G平面(図5参照)に沿った水平断面を概略的に表す。プラグ12のハウジング62は第1カラー26上を引かれる。プラグ12のラッチばね100の下端を通る断面が見える。この図8はまた、プラグリセプタクル10のシールド要素42がプラグリセプタクル10の案内部材40内にどのように配置されているかを示す。信号コンタクト58は、案内部材40を相互接続する壁112上に配置されている。壁112とは反対側のウエブ74の垂直縁には、開放溝が形成されている。短絡コンタクト110は溝内に実装されている。絶縁体スリーブ68及び支持スリーブ70の交わった下端もまた図示されている。さらに、固定要素96がそれぞれ2部分で示される。
図9は、プラグリセプタクル10及びプラグ12を通るH−H平面(図5参照)に沿った水平断面を概略的に表す。前の図に関して既に説明したプラグリセプタクル10及びプラグ12の特徴に加え、この図9は支持スリーブ70の開口98を特に示す。シールド76の第2ばねコンタクト80は、開口98を介して外部導体要素90に接触する。
図10は、図1ないし図9を算用して説明した上述の実施形態の変形例に従ったプラグ12の概略分解図である。この変形例は、プラグが3本のケーブル20の接続用に設計されている点で異なっている。さらに、プラグリセプタクル10及びプラグ12間のラッチ接続部の代わりに、ほぼ矩形のU形状鐙要素の形態の挿入補助具114が設けられている。この鐙要素の端部は、共通軸の周りを回転するようにプラグ12のハウジング62に接続される。
プラグ12を対応するプラグリセプタクルに接続する際、最初に図示の位置に対して90度だけ挿入補助具114を回す。プラグ12がプラグリセプタクルに一旦取り付けられると、挿入補助具114は図示の位置へ旋回し、挿入補助具114の突起116がラック・ピニオン方式でプラグリセプタクルの対応する構造に係止する。挿入補助具114の旋回運動は、プラグ12がプラグリセプタクルに向かって引かれる。挿入補助具114が図示の位置に配置されると、プラグ12は意図したようにプラグリセプタクルと接続完了する。
図11は、本発明の第2実施形態に従ったプラグリセプタクル10及びプラグ12の概略平面図である。プラグリセプタクル10はほぼ矩形の板を有し、板の各隅には例えばプラグリセプタクル10を電気装置に取り付けるためのスルーホール14が設けられている。図の見方はケーブル20に平行であり、図11では断面で示されている。ケーブル20は、同形で対称配置された2個のカバー部材118で形成されたケーブルカバーにより取り囲まれる。各カバー部材118はカバーウエブ120及びカバー溝122を有する。カバー部材118の一方のカバーウエブ120は、2個のカバー部材118が共に保持され互いに支持するように別のカバー部材118のカバー溝122にそれぞれ係止する。プラグリセプタクル10のラッチ部材16は、プラグ12をプラグリセプタクル10に取り付けるよう作用する。
図11は、A−A平面、B−B平面及びE−E平面をさらに示す。図12ないし図14はこれらの平面に沿った断面を概略的に示す。
図12は、本発明の第2実施形態に従ったプラグリセプタクル10及びプラグ12を通るA−A平面(図11参照)に沿った断面を概略的に示す。プラグリセプタクル10は、プラグ12と対面する頂上に第1カラー26を、底に2個のスリーブ32を有する。プラグリセプタクル10と個別部品であっても電気装置のハウジングの一部であってもよい板22との間に、シール部材28が設けられる。
2本のコンタクトピン52がプラグリセプタクル10と平行に配置されている。コンタクトピン52の上端は第1カラー26の内側に配置される。コンタクトピン52の下端はスリーブ32内に配置される。コンタクトピン52は、好適にはスリーブ32を完全に充填し、スリーブ32内でラッチ接続部等により保持される。コンタクトピン52はその下端に穴56をさらに有し、これらの穴56により、電線が例えばねじ取付けによりコンタクトピン52に接続することができる。
プラグ12はハウジング62を有する。ハウジング62は、差込み領域64において差込み方向に対して前方に配置される。差込み領域64において、プラグリセプタクル10と共にプラグ・ソケット接続部を形成してもよい。ハウジング62は、図11の平面図でも見ることができるほぼ楕円の断面を呈する。プラグリセプタクル12の差込み方向に対して後方の反対側端部のケーブル領域66において、ハウジング62の断面は、ほぼ8の字、すなわち互いに接触する2個の縁の形態を呈する。換言すると、ケーブル領域66において、ハウジング62はそれぞれほぼ円形断面の2個の融合平行管の形態を呈する。
ケーブル領域において、カバー部材118からなるケーブルカバーは、ハウジング62上に引かれる。各カバー部材118は、ハウジング62の2個の管状部の一方の上にカバーの態様で引かれる。カバー部材118はそれぞれ、各ケーブル20及びハウジング62の間の環状キャビティにケーブルシール部材86を保持する。ケーブル20間の距離を小さくし、プラグ12の全体寸法を小さくすることを可能にするため、各カバー部材118は、他のカバー部材118と対面する一辺に開口138(図14参照)を有する。これにより、2個の融合円からなるハウジング62の上述した断面が可能になる。
プラグシール部材84は、ハウジング62とプラグリセプタクル10のケーブル20との間のハウジング62の内側に配置される。内部導体要素88は、圧着等により各ケーブル20の内部導体に導電的且つ機械的に接続される。差込み方向に対して前端、又はプラグリセプタクル10に対面する端部に、各内部導体要素88は、プラグリセプタクル10に向かって開口を有する。この開口は、プラグリセプタクル10のコンタクトピン52を受容するよう設計される。さらに、各内部導体要素88は、外周の前端に溝94を有する。
プラグ12の差込み領域64において、内部導体要素88はそれぞれ支持スリーブ70内に配置されている。固定要素96は2個の支持スリーブ70上に引かれる。固定要素96の突起124は、支持スリーブ70の対応する第1及び第2凹部126に係止する。各突起124は、支持スリーブ70の2個の凹部に関連する。突起124が第1凹部126に係止すると、固定要素96は仮ロック位置にある。固定要素96の突起124が第2凹部128に係止すると、固定要素96は後述するロック位置に配置される。
図12は、C−C断面平面、D−D断面平面、E−E断面平面及びG−G断面平面をさらに示す。対応する断面図は図13ないし図17に示される。
図13は、本発明の第2実施形態に従ったプラグリセプタクル10及びプラグ12を通るB−B平面(図11及び図12参照)に沿った水平断面を概略的に示す。カバーロック要素102とプラグ12のハウジング62の対応するカバーロック部材104とにより、各カバー部材118が、対向する2辺にそれぞれ取り付けられるのが見られる。ハウジング62に導体要素88を保持するために、支持スリーブ70に形成されたロック部材108が導体要素88の溝94にどのように係止するのかをさらに見ることができる。
図示のロック位置において、固定要素96はロック部材108の外側に載置されるので、溝94から外側へ撓むことによりロック部材108がロック解除状態になることを防止する。固定要素96が仮ロック位置にあると、ロック部材108は、固定要素96の凹部130内へ外側に撓めることができる。それ故、固定要素96の仮ロック位置では、内部導体要素88及びロック部材108間の接続及び同様の接続解除が可能でなる。
図14は、E−E平面(図11及び図12)に沿ったプラグリセプタクル10及びプラグ12を通る垂直断面を概略的に示す。図11ないし図13に関連して既に説明した構造に加えて、図14もまた、プラグリセプタクル10のラッチ部材16とプラグコネクタ12のハウジング62上のラッチばね100の間の接続を示す。この接続により、プラグ12はプラグリセプタクル10上に保持される。さらに、カバー部材118の上述した開口138は、他のキャップ部材に対面する一辺に見える。
図15は、本発明の第2実施形態に従ったプラグリセプタクル10及びプラグ12を通るC−C平面(図12参照)に沿った水平断面を概略的に示す。図11ないし図14に関連して既に上述した構造に加えて、図15は、プラグリセプタクル10の第1カラー26上の2個の外部ウエブ132を示す。これらの外部ウエブ132は差込み方向に平行に配置され、プラグ12のハウジング62の対応するカラー溝134に係止する。このため、プラグリセプタクル10に対するプラグ12のねじれを効果的に防止する。このねじれは、ハウジング62及び第1カラー26の楕円断面及び不可避の弾性により生じ得るものであり、プラグリセプタクル10及びプラグ12間のプラグシール部材84(図12ないし図14参照)の機能を損なうおそれがある。
また、支持スリーブ70間の領域に空間が残り、プラグリセプタクル10及びプラグ12の断面の展開に対する自由度を与えることも明確である。本実施形態において、内部ウエブ136は、差込み方向と平行にプラグリセプタクル10の第1カラー26の内側に配置される。プラグ12は対応する形状を示すので、プラグリセプタクル10内に導入することができる。プラグリセプタクル10上の内部ウエブ136又は対応する形状は異なって配置され又は寸法に設定され、異なる形状が与えられる。プラグ12は相応の形状に形成され、コード化機能が得られるので、複数の異なるプラグ12のうち1個のみが複数の異なるプラグリセプタクル10から選択された1個のプラグリセプタクルに一致する。
本発明の利点は、プラグ12側において、固定要素96を適当に形成することのみによりコード化機能を得ることができることである。従って、プラグ12のうち所与の1個がプラグリセプタクル10のうち所与の1個のみに一致することが保証されるなら、ハウジング62はプラグリセプタクル10に適合する必要は無く、固定要素96のみが適合する必要がある。これは実際には、ハウジング62が多数製造されるので、異なる場所で異なる目的に2個以上のプラグ12に経済的に使用されることを意味する。さらに、実質的に複雑でない固定要素96がより少ない数の異なる形状で製造される。次に、プラグ12を取り付ける際に、プラグ12が例えばエネルギー源及びパワーコンバータ間のケーブル用に、又はパワーコンバータ及び駆動モータ間のケーブル用に設けられるかどうかによって、固定要素96の対応する1個が、プラグ12と接続されるべきプラグリセプタクル10と排他的に一致する複数の異なる固定要素から選択される。
図16は、本発明の第2実施形態に従ったプラグ12を通るD−D平面(図12参照)に沿った水平断面を概略的に示す。この図示は、カバー溝122に係止するカバーウエブ120により共に保持された2個のカバー部材118を示す。さらに、図16はカバーロック要素102を示す。カバー部材118は、カバーロック要素102によりプラグ12のハウジング62に保持される。上述したように、ハウジング62は、図示のケーブル領域66で断面が示され、実質的に接触し若干重なった2個の円形リングからなる。ケーブル20及びケーブルシール部材86は、ハウジング62の内側に配置される。
図17は、プラグリセプタクル10及びプラグ12を通るG−G平面(図12参照)に沿った水平断面を概略的に示す。図11ないし図16に関連して既に上述した構造に加えて、図17は、内部ウエブ136が設けられた第1カラー26の構成との相互作用で固定要素96のコード化機能を示す。さらに、図17は、スリーブ70上のロック部材108、及びロック部材108が固定要素96によりどのようにロックされるかを示す。
図1ないし図10及び図11ないし図17に関連して上述した本発明の2つの実施形態は、種々の点で異なる。第1実施形態はシールド付ケーブル用に設計され、シールド電位はプラグ12及びプラグリセプタクル10により伝えられる。別体のケーブルカバーがケーブル20用に設けられ、これらケーブルカバーはケーブルシール部材86を所定位置に保持する。さらに、第1実施形態は、上述したインタロック機能用の信号コンタクト58を有する。第2実施形態は、シールドの無いケーブル用に設けられる。ケーブルシール部材86は対称的な2個のカバー部材118からなるケーブルカバーにより所定位置に保持され、保持手段により共に保持され、互いに支持する。さらに、第2実施形態は、固定要素96によりプラグ12側に設けられたコード化機能を提供する。加えて、第2実施形態には、プラグリセプタクル10に対するプラグ12のねじれを防止する外部ウエブ132及びカラー溝134が設けられる。これら構造の各々は、他の実施形態と有利に且つ容易に結合することができることは極めて明白である。
図10において説明した第1実施形態の変形例に関連して既に説明したように、本発明は3本以上のケーブルを有するプラグ12及びプラグリセプタクル10にも容易に適用できる。このことはまた、第2実施形態においても正しい。上述した第2実施形態において、2個のカバー部材118は同形状を呈し、図11及び図16の平面に対して、カバー部材118間の点の周囲に点対称に配置されている。3本以上のケーブル用のプラグ12、又は2本のケーブルを有するプラグ12の場合、ケーブルカバーは互いに同形であり、2本のケーブルの間隔により差込み方法と直交する並進移動に対して対称配置される。これは、例えば各カバー部材118が各辺にカバーウエブ120及びカバー溝122を有するので、各辺で別のカバー部材118と接続可能であることを意味する。
図示の両実施形態において、ハウジング62、支持スリーブ70及び絶縁体スリーブ68は、好適には一体構造である。第1実施形態の特別な利点は、ハウジング62が絶縁材料、とりわけプラスチック材料から製造でき、シールド電位がシールド要素90及びシールド76によりプラグリセプタクル10に伝わるので、例えば金属化の態様の導電性コーティングが不要であるという事実にある。いかなる導電性コーティングも要さず、ハウジング62がプラスチック材料から製造できることは特に経済的である。
本発明の多くの特徴は、さらに単一導体のシールド又は非シールドケーブルのみのために設計されたプラグリセプタクル10及びプラグ12に容易に適用可能である。
図18は、本発明の別の実施形態に従った、プラグ12をケーブル20に取り付ける方法のフローチャートを概略的に示す。
第1工程140では、内部導体要素88が、プラグ12に取り付けるために設けられた全ケーブル20の内部導体に接続される。この工程は好適には圧着により行われる。第2工程142では、外部導体要素90が各ケーブル20の露出した外部導体92に接続される。この工程も好適には圧着により行われる。第3工程144では、絶縁体スリーブ68が、内部導体要素88及び外部導体要素90の間に導入される。第4工程146では、ケーブル20が、内部導体要素88及び外部導体要素90と共にプラグ12又はハウジング62内へ挿入される。第3工程144及び第4工程146は好適には同時に行われる。或いは、第3工程144は第4工程146の前又は後に行われる。
第5工程148では、複数の異なるプラグリセプタクル10から選択されたプラグリセプタクル10にプラグ12を適合させるために、複数の異なる固定要素96から固定要素が選択される。第6工程150では、固定要素96がプラグ12に接続され、同時に内部導体要素88がプラグ12にロックされる。
外部導体要素90を露出した外部導体92に接続する第2工程142は好適には、以下の工程からなる。最初に、ケーブル20のシールドの直径が決定される。この直径によっては、次に、適当な直径を有する内側圧着スリーブ106(図6参照)又は適当な直径を有する外側圧着スリーブが選択される。選択された内側圧着スリーブ又は外側圧着スリーブは、次に、ケーブル20の露出した外部導体92と共に外部導体要素90を圧着するために使用される。この手順により、異なる直径を有するケーブル20に対して同じ外部導体要素90を使用することができるという利点がある。
本発明の第1実施形態に従ったプラグ及びプラグリセプタクルの概略平面図である。 第1実施形態のプラグリセプタクルを示す概略分解斜視図である。 第1実施形態のプラグリセプタクルを示す概略断面図である。 第1実施形態のプラグを示す概略分解斜視図である。 第1実施形態のプラグを示す概略断面図である。 第1実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第1実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第1実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第1実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第1実施形態の変形例に従ったプラグを示す概略分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に従ったプラグの概略平面図である。 第2実施形態のプラグを示す概略断面図である。 第2実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第2実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第2実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第2実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 第2実施形態のプラグを示す別の概略断面図である。 本発明の別の実施形態に従った方法を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10 プラグリセプタクル
12 プラグ
20 ケーブル
42 シールド要素
62 ハウジング
64 差込み領域
66 ケーブル領域
68 絶縁体スリーブ
70 支持スリーブ
72 第2キャビティ
76 シールド
78 第1ばねコンタクト
86 ケーブルシール部材
88 内部導体要素
90 外部導体要素
92 外部導体
96 固定要素
98 開口
118 カバー部材
120 カバーウエブ
122 カバー溝
132 外部ウエブ
134 カラー溝
138 開口

Claims (23)

  1. 内部導体、外部導体(92)、並びに前記内部導体及び前記外部導体の間に絶縁体を有するケーブル(20)用の、該ケーブル及びプラグリセプタクル(10)の間に自動車用の駆動電力を伝送するための電気プラグ(12)であって、
    該プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続できる差込み領域(64)と、前記ケーブル(20)を前記プラグ(12)に接続できるケーブル領域(66)とを取り囲むハウジング(62)と、
    前記差込み領域(64)から前記ケーブル領域(66)まで延びる溝を外被の態様で取り囲み、前記ケーブル(20)に接続された内部導体要素(88)を前記ケーブル領域(66)から前記溝内へ導入できる絶縁材料製の絶縁体スリーブ(68)と、
    外被の態様で前記絶縁体スリーブ(68)を取り囲み、前記差込み領域(64)で前記絶縁体スリーブ(68)に機械的に接続され、前記ケーブル領域(66)で前記ハウジング(62)に機械的に接続された支持スリーブ(70)と、
    前記絶縁体スリーブ(68)及び前記支持スリーブ(70)間の第1キャビティであって、前記ケーブル(20)に接続された外部導体要素(90)を導入可能な第1キャビティと、
    前記差込み領域(64)で前記支持スリーブ(70)を取り囲み、前記プラグリセプタクル(10)のシールド要素(42)を導入可能な第2キャビティ(72)と
    を具備することを特徴とする電気プラグ。
  2. 前記支持スリーブ(70)内の開口(98)と、
    前記第2キャビティ(72)内に配置され、前記プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続する際に前記プラグリセプタクル(10)のシールド要素(42)に接触するよう設計された第1ばねコンタクト(78)を有するシールド(76)とをさらに具備し、
    前記支持スリーブ(70)内の前記開口(98)は、前記シールド(76)に取り付けられた第2ばねコンタクト又は前記外部導体要素(90)が前記開口(98)を通って突出し、前記第1キャビティ内に挿入された前記外部導体要素(90)及び前記シールド(76)の間に導電接続が形成されるように設計されることを特徴とする請求項1記載の電気プラグ。
  3. 前記ケーブル(20)に接続されると共に前記第1キャビティ内に挿入される前記外部導体要素(90)に接続されたコンタクト要素が、前記プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続する際に前記開口(98)を通ってプラグリセプタクル(10)のシールド要素(42)に接触するように設計された、前記支持スリーブ(70)内の開口(98)をさらに有することを特徴とする請求項1記載の電気プラグ。
  4. 前記ハウジング(62)、前記絶縁体スリーブ(66)及び前記支持スリーブ(70)が一体構造であることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1記載の電気プラグ。
  5. 前記第1キャビティ内に筒状のシールド要素(90)が導入可能であることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項記載の電気プラグ。
  6. 請求項1ないし5のうちいずれか1項に従って平行に配置された複数の前記電気プラグを有する電気プラグ配置であって、
    前記プラグは共通ハウジング(62)を有することを特徴とする電気プラグ配置。
  7. 内部導体及び外部導体をそれぞれ有する複数のケーブル(20)用の、該複数のケーブル(20)及びプラグリセプタクル(10)間に自動車用の駆動電力を伝送するための電気プラグ(12)であって、
    該プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続できる差込み領域(64)と、前記ケーブル(20)を前記プラグ(12)に接続できるケーブル領域(66)とを取り囲むハウジング(62)と、
    複数のシールド(76)であって、該シールド(76)の各々は、前記プラグ(12)が前記プラグリセプタクル(10)に接続される際に、前記ケーブル(20)の各一と前記プラグリセプタクル(10)の複数のシールド要素(42)の各一の間に導電接続を形成するように設計された複数のシールド(76)と
    を有することを特徴とする電気プラグ。
  8. 前記ハウジング(62)は、絶縁プラスチック材料又は他の絶縁材料からなることを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項記載の電気プラグ又は電気プラグ配置。
  9. 第1内部導体を有する第1ケーブル(20)及び第2内部導体を有する第2ケーブル(20)用の、該ケーブル及びプラグリセプタクル間に自動車用の駆動電力を伝送するための電気プラグ(12)であって、
    該プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続できる差込み領域(64)と、前記ケーブル(20)を前記プラグ(12)に接続できるケーブル領域(66)とを取り囲むハウジング(62)と、
    前記第1ケーブル又は前記第2ケーブルの前記内部導体に接続するための第1及び第2の内部導体要素(88)と、
    前記プラグ(12)に取り付けられた前記ケーブル(20)及び前記ハウジング(62)間の間隙を封止するためのケーブルシール部材(86)と、
    該ケーブルシール部材(86)を前記ハウジング(62)上の所定位置に保持するためのカバーとを具備し、
    該カバーは、それぞれ前記ケーブル(20)のうち1本の周囲を把持することを意図されると共に前記ケーブルシール部材(86)を前記ケーブル(20)上の所定位置に保持する2個のカバー部材(118)を有することを特徴とする電気プラグ。
  10. 前記2個のカバー部材(118)を共に保持する保持手段(120,122)をさらに有することを特徴とする請求項9記載の電気プラグ。
  11. 前記保持手段は、互いに係合する、1個の前記カバー部材(118)上のカバーウエブ(120)と、他のカバー部材(118)のカバー溝とを有することを特徴とする請求項10記載の電気プラグ。
  12. 前記2個のカバー部材(118)は同形状であり、前記プラグ(12)上に互いに対称的に配置されていることを特徴とする請求項9ないし11のうちいずれか1項記載の電気プラグ。
  13. 前記カバー部材(118)の各々はカップの形態を呈し、前記ケーブルシール部材(86)及び前記ハウジング(62)上を引かれ、他のカバー部材(118)に対面する辺に横方向の開口(138)を有することを特徴とする請求項9ないし12のうちいずれか1項記載の電気プラグ。
  14. 前記プラグ又は前記プラグ配置は、前記差込み方向に直交する差込み領域が楕円断面を呈することを特徴とする請求項1ないし13のうちいずれか1項記載の電気プラグ又は電気プラグ配置。
  15. 前記差込み領域に前記差込み方向と平行に配置され、前記プラグリセプタクル(10)に対する前記プラグのねじれを防止するために、前記プラグ(12)を前記プラグリセプタクル(10)に接続する際に前記プラグリセプタクル(10)のカラー溝(134)に係止する外部ウエブ(132)をさらに有することを特徴とする請求項14記載の電気プラグ又は電気プラグ配置。
  16. 請求項1ないし8のうちいずれか1項記載のプラグに取り付けるためのケーブルであって、
    内部導体と、
    外部導体と、
    前記内部導体及び前記外部導体間の絶縁体と、
    前記ケーブル(20)の前記内部導体に接続され、前記絶縁体スリーブ(68)の前記溝内に導入することを意図された内部導体要素(88)と、
    前記ケーブル(20)の前記外部導体に接続され、前記第1キャビティ内に導入することを意図された外部導体要素(90)と
    を具備することを特徴とするケーブル。
  17. 前記内部導体要素(88)は、圧着接続により前記ケーブル(20)の前記内部導体に接続され、
    前記外部導体要素(90)は、圧着接続により前記ケーブル(20)の前記外部導体(92)に接続されていることを特徴とする請求項16記載のケーブル。
  18. 請求項16又は17記載のケーブル(20)を有することを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項記載の電気プラグ。
  19. プラグ(12)が、ケーブル(20)及びプラグリセプタクル(10)の間を自動車用の駆動電力を伝送するために設けられた、ケーブルにプラグを取り付ける方法であって、
    a)内部導体要素(88)を前記ケーブル(20)の内部導体に接続する工程(140)と、
    b)外部導体要素(90)を前記ケーブル(20)の外部導体に接続する工程(142)と、
    c)前記内部導体に接続された前記内部導体要素(88)と前記外部導体に接続された前記外部導体要素(90)の間に絶縁体スリーブ(68)を導入する工程(144)と、
    d)前記内部導体に接続された前記内部導体要素及び前記外部導体(92)に接続された前記外部導体要素(90)を前記プラグ(12)のハウジング(62)内に挿入する工程と
    を具備することを特徴とするケーブルへのプラグの取付け方法。
  20. 前記c)工程及び前記d)工程は同時に実行されることを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 前記プラグ(12)内に固定するために前記プラグ(12)に前記内部導体要素(88)をラッチする工程と、
    前記内部導体要素(88)のラッチ接続をロックする固定要素(96)を前記プラグ(12)にラッチする工程(150)と
    をさらに具備することを特徴とする請求項19又は20記載の方法。
  22. 前記固定要素のラッチ工程(150)に先立って実行される、複数の異なる前記プラグリセプタクルから選択されたプラグリセプタクル(10)に前記プラグ(12)を一致させるために複数の前記固定要素から1個の固定要素を選択する工程(148)をさらに具備することを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記外部導体要素(90)を前記外部導体(92)に接続する工程(142)は、
    前記ケーブル(20)の前記外部導体の直径を決定する工程と、
    前記外部導体の直径によって内側圧着スリーブ又は外側圧着スリーブを選択する工程と、
    前記外部導体要素を、前記外部導体及び選択された前記内側圧着スリーブ又は前記外側圧着スリーブと共に圧着する工程と
    を具備することを特徴とする請求項19ないし22のうちいずれか1項記載の方法。
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