JP2015015167A - シールドコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】電線を保持する際に隙間が生じることを防ぐことができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1は、シールド電線2及び雌端子部25を保持する雌ハウジング5と、シールド電線2及び雌ハウジング5を挿通させて保持する導電性のシールドシェル6と、を備えて構成され、シールドシェル6は、シェル本体61と、シェル蓋材62と、シェル本体61とシェル蓋材62とを固定する固定部63と、を有して構成され、シェル蓋材62には、シールドコネクタ1の接続方向Xに沿ってシェル本体61に向かって突出した突出部623が形成され、シェル本体61には、突出部623を受け入れるとともに、シールド電線2及び雌ハウジング5の保持方向Zから当接可能な受入部615が形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】シールドコネクタ1は、シールド電線2及び雌端子部25を保持する雌ハウジング5と、シールド電線2及び雌ハウジング5を挿通させて保持する導電性のシールドシェル6と、を備えて構成され、シールドシェル6は、シェル本体61と、シェル蓋材62と、シェル本体61とシェル蓋材62とを固定する固定部63と、を有して構成され、シェル蓋材62には、シールドコネクタ1の接続方向Xに沿ってシェル本体61に向かって突出した突出部623が形成され、シェル本体61には、突出部623を受け入れるとともに、シールド電線2及び雌ハウジング5の保持方向Zから当接可能な受入部615が形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、電線及び該電線の先端に固定された端子金具を保持するとともに、相手側コネクタに接続されるシールドコネクタに関する。
従来、電子機器等の接続対象物に電力を供給する際には、電力を供給する電線の端部と接続対象物の端部に設けられたコネクタ同士が嵌合して接続されており、その接続のためのシールドコネクタが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシールドコネクタは、電線と、電線の一端部を保持するハウジングと、電線及びハウジングを保持するアウタケースと、を備え、アウタケースは、シールドシェルと、シールドシェルとは反対側から電線及びコネクタを保持するシェルホルダと、を有して構成され、シールドシェルに電線及びハウジングが挿通され、シールドシェル及びシェルホルダの幅方向の中央付近にそれぞれ設けられた固定部において、固定具を用いてシールドシェルとシェルホルダとを螺合して固定することにより、電線及びハウジングが保持される。
しかしながら、特許文献1に記載の従来のシールドコネクタは、シールドシェルとシェルホルダとを固定する固定具を電線及びハウジングの収容空間に挿通させて固定すると、電線及びコネクタを避けて固定する必要がある。そこで、固定部をアウタケースの外側に設けてシールドシェルとシェルホルダとを固定することにより、電線及びコネクタを避ける必要が無くなるが、シールドシェルとシェルホルダとを固定する力が偏るため、シールドシェルとシェルホルダとの間に隙間が生じやすくなり、アウタケースによる電磁波の遮蔽性が低下するという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、電線を保持する際に隙間が生じることを防ぐことができるシールドコネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のシールドコネクタは、電線及び該電線の先端に固定された端子金具を保持するとともに相手側コネクタに接続されるシールドコネクタであって、前記電線及び前記端子金具を保持するハウジングと、前記電線及び前記ハウジングを内周面側に挿通させて保持するシールド部材と、を備えて構成され、前記シールド部材は、第一シールド部材と、第二シールド部材と、該シールド部材の外周面側に設けられて、前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とを固定する固定部と、を有して構成され、前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とは、前記相手側コネクタと接続する接続方向に沿って組み付けられて、前記電線及び前記ハウジングを前記接続方向に直交する保持方向両側から挟んで保持し、前記第一シールド部材及び前記第二シールド部材の一方には、前記接続方向に沿って他方に向かって突出した突出部が形成され、他方には、前記突出部を受け入れるとともに前記保持方向から該突出部と当接可能な受入部が形成され、前記固定部は、前記第一シールド部材に連続して形成される第一固定部と、前記第二シールド部材に連続して形成される第二固定部と、前記第一固定部と前記第二固定部とを固定する固定具と、を有して構成されることを特徴とする。
本発明によれば、第一シールド部材及び第二シールド部材の一方には、接続方向に沿って突出した突出部が形成され、他方には、突出部を受け入れるとともに突出部と当接可能な受入部が形成されていることから、第一シールド部材と第二シールド部材とを固定する力が偏って第一シールド部材及び第二シールド部材の一方が他方から浮きあがろうとしても、突出部が受入部に当接して浮き上がらなくなり、第一シールド部材と第二シールド部材との間に隙間が生じることを防止することができる。
また、請求項1に記載のシールドコネクタにおいて、前記第一シールド部材の前記接続方向前方側には、筒状に形成されて前記ハウジングの外周面を覆う筒部が形成され、前記突出部は、前記第二シールド部材に形成され、前記受入部は、前記筒部の内周面に設けられることが好ましい。
このような構成によれば、第一シールド部材に形成された筒部の内周面に受入部が形成され、第二シールド部材には突出部が形成されることから、第二シールド部材の突出部を筒部の内周面に当接させて第二シールド部材の浮き上がりを防止することができ、簡易な構造によって第一シールド部材と第二シールド部材との間に隙間が生じることを防止することができる。
また、請求項1又は2に記載のシールドコネクタにおいて、前記固定部は、前記接続方向に直交する幅方向の一方側に設けられ、前記突出部は、前記電線及び前記ハウジングを挟んだ前記幅方向の両側に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、第一シールド部材と第二シールド部材とを固定する固定部が幅方向の一方側に設けられており、固定具により固定したときに、幅方向の他方側において第一シールド部材と第二シールド部材との間に隙間が生じやすくなる。しかし、電線及びハウジングを挟んだ幅方向両側に突出部が設けられているため、隙間が生じやすい幅方向において第一シールド部材及び第二シールド部材の一方が他方から浮き上がらなくなり、第一シールド部材と第二シールド部材との間に隙間が生じることをより確実に防止することができる。
以上のような本発明のコネクタによれば、固定部において第一シールド部材と第二シールド部材とを固定した際に、突出部が受入部に当接して浮き上がらなくなることから、第一シールド部材と第二シールド部材との間に隙間が生じることを防止することができ、シールド部材の遮蔽性を保つことができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜5を参照して説明する。本実施形態のシールドコネクタ1は、図1,2に示すように、ワイヤハーネスを構成する二本のシールド電線2及びシールド電線2の先端に固定された雌端子部25を保持するとともに、図示しない電気機器に接続された雄端子部31を収容する機器側コネクタ3に接続されるものである。また、シールドコネクタ1と機器側コネクタ3とは、固定具であるボルト4により、それぞれユニットケースUに固定される。本実施形態におけるシールドコネクタ1は、例えば、バッテリ、モータ、及び、インバータ等を備えた車両において、これらの電気機器同士を電気的に接続する。
シールドコネクタ1は、シールド電線2及び雌端子部25を保持する絶縁樹脂製の雌ハウジング5と、シールド電線2及び雌ハウジング5を挿通させて保持する導電性のシールドシェル6と、を備えて構成されている。なお、本実施形態において、シールドコネクタ1が機器側コネクタ3と接続する方向を接続方向Xとし、矢印Xで示す。また、接続方向Xと直交するシールドコネクタ1の幅方向を矢印Yで示し、シールドシェル6よるシールド電線2及び雌ハウジング5の保持方向は矢印Zで示す。接続方向Xにおける機器側及びハーネス側は図1,2に示す通りとし、矢印Z方向における上下は、図1を基準とする。
二本のシールド電線2は、幅方向Yを配列方向として並んで設けられ、複数の素線を撚った撚線等からなる導体21と、導体21の周囲を覆う絶縁性の合成樹脂等からなる内部絶縁被覆22と、内部絶縁被覆22の周囲に設けられる編組等の導体からなるシールド部23と、シールド部23の周囲を覆う絶縁性の合成樹脂等からなる外部絶縁被覆24と、をそれぞれ有して構成された同軸ケーブルである。シールド電線2のうちシールドコネクタ1に収容される部分には、導体21の先端に接続される雌端子部25と、外部絶縁被覆24の外側に設けられてシールドシェル6内への水の浸入を防ぐパッキン26と、シールド部23とパッキン26とを加締めて固定する環状のシールドパイプ27と、ゴム等の弾性材料から全体筒状に形成されるとともにシールド電線2と雌ハウジング5との間をシールするシール部材28と、が設けられている。シールドパイプ27はシールド部23と電気的に接続され、接続部材として機能する。
機器側コネクタ3は、絶縁樹脂によって一体に形成された雄ハウジング30を備え、雄ハウジング30は、雄端子部31が挿通される挿通部32と、ユニットケースUに固定される第二接続固定部33と、を有して形成されている。また、雄ハウジング30は、接続方向Xのハーネス側においてはシールドシェル6の内側に沿うとともに、機器側においてはユニットケースUの後述する開口部U1に沿った形状及び寸法を有して形成されている。
ユニットケースUは、電気機器を収容する導電性の筐体であって、全体が電気的に接地されている。また、ユニットケースUは、機器側コネクタ3を取り付けるための開口部U1が形成されるとともに、第一接続固定部613及び第二接続固定部33に対応した位置においてねじ切り加工されている。
雌ハウジング5は、図2,3に示すように、略直方体状に形成されて後述するシールドシェル6の第一収容部6aに沿った外側形状を有するとともに、接続方向Xの機器側に設けられて、コネクタ3の雄端子部31を受け入れて接続される接続部51と、接続方向Xのハーネス側からシールド電線2を導出させる電線導出部52と、接続部51と電線導出部52とに亘って接続方向Xに沿って延びる四面の外周面部53と、を有して形成されている。四面の外周面部53のうち、後述するシェル本体61のリブ616が形成された面と当接する外周面部53aには、接続方向Xに沿ってハーネス側の端部まで設けられて、シェル本体61のリブ616をハーネス側の端部まで受け入れる溝部54が形成されている。
シールドシェル6は、図3,4に示すように、シェル本体61と、シェル蓋材62と、シェル本体61とシェル蓋材62とを固定する固定部63と、を備えて構成され、シェル本体61とシェル蓋材62とはZ方向を対向方向とする一対のシールドシェルとして機能するとともに、雌ハウジング5を収容する第一収容部6aと、シールド電線2及びシールドパイプ27を収容する第二収容部6bと、を形成する。
シェル本体61は、図3,4に示すように、組み付け時に雌ハウジング5の外周面に当接する筒状の筒部611と、筒部611のハーネス側から延びてシールド電線2に当接する本体側電線保持部612と、ユニットケースUに固定するための第一接続固定部613と、後述する機器側コネクタ3の第二接続固定部33に沿った切欠き614と、後述するシェル蓋材62の突出部623を受け入れる受入部615と、シェル本体61の内周面側からシェル蓋材62側に立設して、接続方向Xの機器側に沿って第一収容部6a内に延びたリブ616と、を有して形成されている。第一接続固定部613は、筒部611の機器側の端部に設けられている。受入部615は、図5に示すように、筒部611の内周面に連続して設けられ、XY平面に沿った当接面部615aを有して形成され、当接面部615aは後述するシェル蓋材62の突出部623に当接可能である。
シェル蓋材62は、図3,4に示すように、第二収容部6b側においてシールド電線2のZ方向上側に当接する上面部621と、上面部621からZ方向下側に延びる一対の側面部622と、一対の側面部622からそれぞれ接続方向Xの機器側に向かって突出する突出部623と、を有して形成されている。
固定部63は、機器側コネクタ3の第二接続固定部33と接続方向Xに対向する幅方向Yの一方側かつシールドシェル6の外周面側に設けられ、シェル本体61に連続して形成される本体側固定部631と、シェル蓋材62に連続して形成される蓋側固定部632と、本体側固定部631と蓋側固定部632とを固定する固定具であるボルト633と、を有して構成されている。本体側固定部631と蓋側固定部632には、それぞれ、ボルト633を保持方向Zの上側から挿通する挿通穴634,635が形成され、挿通穴634はねじ切り加工され、挿通穴635は貫通している。
次に、シールドコネクタ1の組立方法の一例を説明する。
まず、シールド端子26、シールドパイプ27、シール部材28、及び、雌端子部25が取り付けられたシールド電線2を雌ハウジング5に挿通させ、シールド電線2を電線導出部51から導出させる。
次に、このような雌ハウジング5の溝部54にシェル本体61のリブ616を併せて、雌ハウジング5及びシールド電線2をシェル本体61における第一収容部6a及び第二収容部6bに収容し、シェル蓋材62を図3の矢印A方向に回転させて、シェル蓋材62の突出部623をシェル本体61の受入部615に接続方向Xのハーネス側から挿入するようにして、シェル蓋材62を組み付ける。さらに、蓋側固定部632の挿通穴635から本体側固定部631の挿通穴634にボルト633を挿通させて螺合し、本体側固定部631と蓋側固定部632とを固着することにより、シェル蓋材62とシェル本体61とを固定する。ボルト633を用いて螺合することにより、固定部63が設けられた幅方向Yの反対側において、シェル蓋材62がシェル本体61から浮き上がろうとする場合があるが、シェル蓋材62の突出部623がシェル本体61の受入部615の当接面部615aに当接する。
次に、シールドコネクタ1と機器側コネクタ3とを接続するとともにユニットケースUに固定する方法の一例を説明する。
まず、機器側コネクタ3をユニットケースの開口部U1に挿通するとともに、電気機器の雄端子部31を挿通部32に挿通させ、第二接続固定部33をボルト4によってユニットケースUに固定する。次に、シェル本体61の切欠き614を第二接続固定部33に合わせつつ雄ハウジング30がシールドシェル6の内側に沿うように、シールドコネクタ1と機器側コネクタ3とを接続し、雌端子部25に雄端子部31を挿通して電気的に接続する。さらに、第一接続固定部613をボルト4によってユニットケースUに固定することで、接続が完了する。
シールドシェル6がユニットケースUに接触するとともに、シールドシェル6の収容部3b側の内面においてシールドパイプ27に当接し、シールドパイプ27がシールド部23と電気的に接続されていることで、ユニットケースU、シールドシェル6、シールドパイプ27、及び、シールド部23は等電位、即ち、接地電位となり、ユニットケースU内、第一収容部6a、第二収容部6b、及び、導体21はシールドされ、外部に電磁波が漏洩すること及び外部から電磁波が侵入することが防がれている。
以上のような本実施形態によれば、シェル蓋材62には、接続方向Xの機器側に突出した突出部623が形成され、シェル本体61には、突出部623を受け入れる受入部615が設けられ、受入部615には、突出部623と保持方向Zから当接可能な当接面部615aが形成されていることから、固定部63を固着してシェル本体61とシェル蓋材62とを固定する際に、固定する力が偏ってシェル蓋材62がシェル本体61から浮きあがろうとしても、突出部623が受入部615の当接面部615aに保持方向Z下側から当接して浮き上がらなくなり、シェル本体61とシェル蓋材62との間に隙間が生じることを防止することができる。従って、シールドシェル6の遮蔽性を保つことができる。
また、受入部615は、筒部611の内周面に連続して設けられていることから、突出部623を受け入れる受入部615を新たに設けることなく、簡易な構造によってシェル本体61とシェル蓋材62との間に隙間が生じることを防止することができ、シールドシェル6の遮蔽性を保つことができる。
また、シェル本体61とシェル蓋材62とを固定する固定部63は、機器側コネクタ3の第二接続固定部33と対向する幅方向Yの一方側に設けられており、ボルト633により固定したときに、幅方向Yの他方側において、シェル本体61とシェル蓋材62との間に隙間が生じやすくなる。しかし、シェル蓋材62の一対の側面部622にそれぞれ突出部623が設けられていることから、幅方向Yにおいてシェル蓋材62が浮き上がらなくなり、シェル本体61とシェル蓋材62との間に隙間が生じることをより確実に防止することができ、シールドシェル6の遮蔽性を保つことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、シェル本体61に受入部615が設けられ、シェル蓋材62に突出部623が形成されていたが、シェル本体61及びシェル蓋材62のいずれか一方に突出部623が形成され、他方に受入部615が形成されていればよく、シェル本体61に突出部623が形成され、シェル蓋材62に受入部615が設けられていてもよい。
また、受入部615はシェル本体61の筒部611の内周面に連続して設けられていたが、突出部623が受け入れられるとともに、保持方向Zに当接可能に形成されていればよく、受入部615がシェル本体611の外周面側に設けられていてもよい。
また、突出部623は、シェル蓋材62の側面部622から突出して形成されていたが、保持方向Zから受入部615に当接可能に形成されていればよく、例えばシェル蓋材62の上面部621に形成されるなど、側面部622とは異なる位置に形成されてもよい。また、突出部623は、一対の側面部622からそれぞれ突出して形成されていたが、さらに別の位置に加えて設けられていてもよい。なお、突出部623が形成される位置や数が前記実施形態と異なる場合は、受入部615も突出部623に対応する位置に設けられる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 シールドコネクタ(コネクタ)
2 シールド電線(電線)
3 機器側コネクタ(相手側コネクタ)
5 雌ハウジング(ハウジング)
6 シールドシェル(シールド部材)
25 雌端子部(端子金具)
61 シェル本体(第一シールド部材)
62 シェル蓋材(第二シールド部材)
63 固定部
611 筒部
615 受入部
623 突出部
2 シールド電線(電線)
3 機器側コネクタ(相手側コネクタ)
5 雌ハウジング(ハウジング)
6 シールドシェル(シールド部材)
25 雌端子部(端子金具)
61 シェル本体(第一シールド部材)
62 シェル蓋材(第二シールド部材)
63 固定部
611 筒部
615 受入部
623 突出部
Claims (3)
- 電線及び該電線の先端に固定された端子金具を保持するとともに相手側コネクタに接続されるシールドコネクタであって、
前記電線及び前記端子金具を保持するハウジングと、前記電線及び前記ハウジングを内周面側に挿通させて保持するシールド部材と、を備えて構成され、
前記シールド部材は、第一シールド部材と、第二シールド部材と、該シールド部材の外周面側に設けられて、前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とを固定する固定部と、を有して構成され、
前記第一シールド部材と前記第二シールド部材とは、前記相手側コネクタと接続する接続方向に沿って組み付けられて、前記電線及び前記ハウジングを前記接続方向に直交する保持方向両側から挟んで保持し、
前記第一シールド部材及び前記第二シールド部材の一方には、前記接続方向に沿って他方に向かって突出した突出部が形成され、
他方には、前記突出部を受け入れるとともに前記保持方向から該突出部と当接可能な受入部が形成され、
前記固定部は、前記第一シールド部材に連続して形成される第一固定部と、前記第二シールド部材に連続して形成される第二固定部と、前記第一固定部と前記第二固定部とを固定する固定具と、を有して構成されることを特徴とするシールドコネクタ。 - 前記第一シールド部材の前記接続方向前方側には、筒状に形成されて前記ハウジングの外周面を覆う筒部が形成され、
前記突出部は、前記第二シールド部材に形成され、
前記受入部は、前記筒部の内周面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。 - 前記固定部は、前記接続方向に直交する幅方向の一方側に設けられ、
前記突出部は、前記電線及び前記ハウジングを挟んだ前記幅方向の両側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141443A JP2015015167A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | シールドコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141443A JP2015015167A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | シールドコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015015167A true JP2015015167A (ja) | 2015-01-22 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013141443A Pending JP2015015167A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | シールドコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015015167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3758159A1 (en) | 2019-06-25 | 2020-12-30 | Yazaki Corporation | Connector |
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2013
- 2013-07-05 JP JP2013141443A patent/JP2015015167A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3758159A1 (en) | 2019-06-25 | 2020-12-30 | Yazaki Corporation | Connector |
US11101604B2 (en) | 2019-06-25 | 2021-08-24 | Yazaki Corporation | Connector |
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