JP2008506272A - フリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法 - Google Patents

フリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は、フリップチップ型窒化物系発光素子とその製造方法に関し、窒化物系発光素子は、 n型クラッド層と、活性層及びp型クラッド層が順次に積層されており、p型クラッド層上に形成された反射層と、p型クラッド層と反射層との間に反射層を構成する物質の拡散を抑制させることができる透明導電性素材で形成された少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層と、を備える。このようなフリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法によれば、p型クラッド層とのオーミック接触特性が改善され、発光素子のパッケージングの際、ワイヤーボンディング効率を及び収率を高めることができ、低い非接触抵抗及び優れた電流−電圧特性により素子の発光効率及び素子寿命を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法に関し、より詳細には、発光効率を向上させることができる電極構造を有するフリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法に関する。
窒化物系化合物半導体、例えば、青色・緑色及び紫外線を出す窒化ガリウム(GaN)半導体を利用した発光ダイオードまたはレーザーダイオードのような発光素子を具現するためには、半導体と電極とのオーミック接触構造が非常に重要である。現在、商業的に利用可能な窒化ガリウム系発光素子は、絶縁性サファイア(Al23)基板上に形成される。
このような窒化ガリウム系発光素子は、トップエミット型発光ダイオード(top-emitting light emitting diodes:TLEDS)とフリップチップ発光ダイオード(flip-chip light emitting diodes:FCLEDS)とに分けられる。
トップエミット型発光ダイオードは、p型クラッド層と接触しているオーミック電極層を介して光が出射されるように形成される。
また、トップエミット型発光素子は、低いホール濃度を有するp型クラッド層の薄膜特性から起因する低い電流注入(current injection)及び電流広がり(current spreading)のような劣悪な電気的特性は、透明で、且つ低い面抵抗(sheet resistance)値を有するオーミック接触電極を開発することによって、発光素子の問題点を克服することができる。
このようなトップエミット型発光素子は、一般的にニッケル(Ni)金属のような遷移金属(transition metal)を基本とする金属薄膜構造として酸化した半透明のニッケル(Ni)/金(Au)の金属薄膜が広く用いられている。
ニッケル(Ni)金属を基本とする金属薄膜は、酸素(O2)雰囲気で熱処理し、約10-3〜10-4Ωcm2の非接触抵抗を有する半透明オーミック接触層(semi-transparent ohmic contact layer)を形成するものと報告されている。
このような低い非接触抵抗は、500℃〜600℃の温度範囲、酸素(O2)雰囲気で熱処理する際に、p型窒化ガリウムとニッケル(Ni)との界面にp型半導体酸化物であるニッケル酸化物(NiO)が島(island)形状に形成されている金(Au)の間及び上層部に形成されていて、ショットキー障壁の高さ(Schottky barrier height:HBT)を減少させるようになり、窒化ガリウムの表面近くに多数キャリアであるホール(hole)を容易に供給し、窒化ガリウムの表面近くでの実効キャリア濃度(effective carrier concentration)を増加させる。他方では、ニッケル(Ni)/金(Au)をp型窒化ガリウムに接触した後に熱処理する場合、Mg−H金属間化合物(complex)を除去して、窒化ガリウムの表面でマグネシウム(Mg)ドーパント(dopant)濃度を増加させる再活性化(reactivation)過程を通じてp型窒化ガリウムの表面でこのような実効キャリア濃度が1019以上となるようにして、p型窒化ガリウムと電極層(金を含む酸化ニッケル層)との間にトンネリング(tunneling)伝導を起こし、オーミック伝導特性を示すものと理解されている。
ところが、ニッケル/金で形成される半透明の電極薄膜を利用したトップエミット型発光ダイオードは、光利用効率が低いため、大容量及び高輝度の発光素子を具現することが難しい。
最近、大容量及び高輝度の発光素子を具現するために、高反射層素材として注目されている銀(Ag)、銀酸化物(Ag2O)、アルミニウム(Al)を利用したフリップチップ方式の発光素子の開発に対する必要性が提起されている。
ところが、これらの反射用金属は、高い反射効率を有するため、一時的に高い発光効率を提供することはできるが、小さい仕事関数(work function)値を有する特性に起因して、低抵抗値を有するオーミック接触の形成が難しいため、素子寿命が短く、窒化ガリウムとの接着性が劣化し、素子の安定した信頼性を提供することができないという問題点がある。
これについてさらに詳細に説明すれば、まず、アルミニウム(Al)金属は、低い仕事関数値を有し、熱処理の際に、比較的低い温度でも容易に窒化物(AlN)を形成するので、p型窒化ガリウムとのオーミック接触を形成することが難しい。
次に、銀(Ag)は、良質のオーミック接触を形成し、高い反射率を有するが、熱的不安定性に起因して薄膜形成工程を通じて良質の薄膜を形成することが難しいという問題点を有する。すなわち、銀(Ag)薄膜は、熱的不安定に起因して熱処理初期段階で集塊(agglomeration)現象が発生し、熱処理最終段階では空隙(void)、ヒロック(hillock)及び島(island)形状に変化し、電気及び光学的特性を劣化させる。
最近、発光素子の使用分野を自動車のバックライト(back light)、家庭用照明などのように大面積及び大容量の高輝度発光素子に拡大するために、低い非接触抵抗値を有し、且つ高い反射率を提供するオーミック接触層を開発するための研究が活発に進行されている。
Mensz et al.グループは、非特許文献1において2層構造としてニッケル(Ni)/アルミニウム(Al)及びニッケル(Ni)/銀(Ag)構造を提案したが、この構造は、オーミック接触の形成が難しいため、発光ダイオード作動時、高い作動電圧に因る多くの熱発生を引き起こすという問題点を有する。
また、最近、Michael R. Krames et al.グループでは、特許文献1においてニッケル(Ni)/銀(Ag)及び金(Au)/酸化ニッケル(NiOx)/アルミニウム(Al)電極構造を研究開発したと報告した。ところが、この構造もやはり接着性が劣化し、乱反射に起因して発光効率が低下するという短所を有する。
electronics letters 33(24)pp.2066 米国特許公開第2002/0171087A1号明細書
本発明は、前述のような問題点を改善するためになされたもので、その目的は、熱的に安定し、且つ高い信頼性を有する良質のオーミック接触電極を適用して、優れた電気的特性を有するフリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子は、n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子において、前記p型クラッド層上に形成された反射層と、前記p型クラッド層と前記反射層との間に、前記反射層を構成する物質の拡散を抑制させることができる透明導電性素材で形成された少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子は、前記p型クラッド層と前記透明導電性薄膜層との間に形成された界面改質層をさらに備える。
本発明の第3実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子は、前記界面改質層と前記透明導電性薄膜層との間に形成された挿入金属層をさらに備える。
本発明の第4から第6実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子は、n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子において、前記p型クラッド層上に界面改質層と少なくとも1つの透明導電性薄膜層とを積層繰り返し単位として積層されたマルチオーミック接触層と、前記マルチオーミック接触層上に反射物質で形成された反射層と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明に係るフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法は、n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、(イ)基板上に前記n型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に、少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層を形成する段階と、(ロ)前記透明導電性薄膜層に反射層を形成する段階と、(ハ)前記反射層を含む構造体を熱処理する段階と、を含む。
好ましくは、前記(イ)段階を進行した後、前記反射層形成の前に熱処理する段階をさらに含む。
また、本発明の他の実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法は、n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、(イ)基板上に前記n型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に界面改質層を形成する段階と、(ロ)前記界面改質層上に透明導電性素材で少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層を形成する段階と、(ハ)前記透明導電性薄膜層上に反射層を形成する段階と、(ニ)前記(ハ)段階を経て形成された構造体を熱処理する段階と、を含む。
好ましくは、前記(ロ)段階を進行した後、前記反射層の形成の前に熱処理する段階をさらに含む。
好ましくは、前記透明導電性薄膜層の形成の前に、前記界面改質層上に、挿入金属層を形成する段階をさらに含む。
また、本発明のさらに他の実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法は、n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、(イ)基板上にn型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に、界面改質層と少なくとも1つの透明導電性薄膜層とを積層繰り返し単位として積層し、マルチオーミック接触層を形成する段階と、(ロ)前記マルチオーミック接触層上に反射層を形成する段階と、(ハ)前記(ロ)段階を経て形成された構造体を熱処理する段階と、を含む。
好ましくは、前記(イ)段階を進行した後、前記反射層の形成の前に前記マルチオーミック接触層を熱処理する段階をさらに含む。
本発明に係るフリップチップ型窒化物系発光素子及びその製造方法によれば、p型クラッド層とのオーミック接触特性が改善され、発光素子のパッケージングの際に、ワイヤーボンディング効率及び収率を高めることができ、低い非接触抵抗及び優れた電流−電圧特性により素子の発光効率及び素子寿命を向上させることができるという長所を提供する。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子を示す断面図である。
図1に示したように、フリップチップ型窒化物系発光素子は、基板110、バッファ層120、n型クラッド層130、活性層140、p型クラッド層150、透明導電性薄膜層170、及び反射層180が順次に積層された構造となっている。参照符号190は、p型電極パッドであり、200は、n型電極パッドである。 ここで、基板110からp型クラッド層150までが発光構造体に該当し、p型クラッド層150 上に積層された透明導電性薄膜層170が、オーミック接触構造体に該当する。
基板110は、サファイア(Al23)、シリコンカーバイド(SiC)、シリコン(Si)、及びガリウム砒素(GaAs)のうちいずれか1つで形成されることが好ましい。
バッファ層120は省略してもよい。
バッファ層120からp型クラッド層150までの各層は、第3族窒化物系化合物の一般式であるAlxInyGazN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦x+y+z≦1)で表される化合物の中から選択されたいずれの化合物を基本として形成され、n型クラッド層130及びp型クラッド層150は、該当ドーパントが添加される。
また、活性層140は、単層またはMQW層など公知の多様な方式で構成されることができる。
一例として、窒化ガリウム(GaN)系化合物半導体を適用する場合、バッファ層120は、GaNで形成され、n型クラッド層130は、GaNにn型ドーパントとしてSi、Ge、Se、Teなどが添加されて形成され、活性層は、InGaN/GaN MQWまたはAlGaN/GaN MQWで形成され、p型クラッド層150は、GaNにP型ドーパントとしてMg、Zn、Ca、Sr、Baなどが添加されて形成される。
n型クラッド層130とn型電極パッド200との間には、n型オーミック接触層(不図示)を介在することができ、n型オーミック接触層は、チタン(Ti)とアルミニウム(Al)とが順次に積層された層構造など公知の多様な構造を適用することができる。
p型電極パッド190は、ニッケル(Ni)/金(Au)または銀(Ag)/金(Au)が順次に積層された層構造を適用することができる。
各層の形成方法は、電子ビーム蒸着器、PVD(physical vapor deposition)、CVD(chemical vapor deposition)、PLD(plasma laser deposition)、二重型の熱蒸着器(dual-type thermal evaporator)スパッタリング(sputtering)などにより形成すればよい。
オーミック接触構造体として適用された透明導電性薄膜層170は、後続工程を通じて形成される反射層180の素材である物質がp型クラッド層150に広がることを抑制させて、これらの物質に対する拡散障壁として機能することができると共に、高い透光度及び伝導度を提供することができる素材で形成される。
また、透明導電性薄膜層170は、p型クラッド層150の実効キャリア濃度を高めることができ、p型クラッド層150をなしている化合物のうち窒素以外の成分と優先的に反応性が良い物質が適用される。例えば、GaN系化合物を主成分とする発光素子の場合、透明導電性薄膜層170は、窒素よりガリウム(Ga)に対して優先的に反応する物質が適用される。
この場合、一例として、窒化ガリウム(GaN)を主成分とするp型クラッド層150の場合、前述した特性を有する透明導電性薄膜層170によりp型クラッド層150と透明導電性薄膜層170との反応によりp型クラッド層150の表面にガリウム空孔(vacancy)を形成するようになる。この際、p型クラッド層150に形成されるガリウム空孔は、p型ドーパントとして作用するので、p型クラッド層150と透明導電性薄膜層170との反応によりp型クラッド層150表面の実効キャリア濃度を増加させるようになる。
また、透明導電性薄膜層170は、好ましくは、p型クラッド層150の表面に残留して、界面でキャリア流れに障害物の役目をする自然酸化層であるガリウム酸化物(Ga23)を還元させて、ショットキー障壁の高さと幅を減少させることができる物質が適用される。
このような条件を満足させることができる透明導電性薄膜層170の素材として、透明導電性酸化物(TCO)または透明導電性窒化物(TCN)を適用することができる。
前記透明導電性酸化物は、インジウム(In)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、及びランタン(La)の中から選択された少なくとも1つ以上の成分と酸素とが結合された物質を適用することができる。
また、透明導電性窒化物は、低い面抵抗値及び高い光透過度を有する少なくともチタン(Ti)と窒素(N)を含有して形成されたものを含み、一例として、チタン窒化物(TiN)及びチタン窒化酸化物(Ti−N−O)のいずれか1つを挙げることができる。
透明導電性酸化物または透明導電性窒化物に電気的特性を向上させるために、元素周期律表の金属のうち少なくとも1つ以上の元素をドーパントとして添加することができる。
好ましくは、透明導電性酸化物または透明導電性窒化物に添加されるドーパントの添加比率は、0.001から20重量%の範囲内で適用する。ここで、重量%は、添加される物質相互間の重量比率をいう。
透明導電性薄膜層170の素材は、適用しようとする発光素子の用途に応じて仕事関数(work function)値と、面抵抗値(sheet resistance)を考慮して選択すればよい。
透明導電性薄膜層170の厚さは、適切な光透過度及び電気伝導性を有するように1ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成されることが好ましい。
上記のような透明導電性薄膜層170は、単層で形成されてもよく、2層以上の複層で形成されてもよい。その一例が図5に示されている。
反射層180は、反射率が高い素材、例えば、銀(Ag)、銀酸化物(Ag2O)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、チタン(Ti)、ロジウム(Rh)、マグネシウム(Mg)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、及び白金(Pt)の中から選択された少なくともいずれか1つ以上の物質で形成される。
本発明のさらに他の側面によれば、反射層170は、銀(Ag)を主成分として、銀(Ag)に、アルミニウム(Al)、銀酸化物(Ag2O)、亜鉛(Zn)、チタン(Ti)、ロジウム(Rh)、マグネシウム(Mg)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、白金(Pt)、及びイリジウム(Ir)の中から選択された少なくとも1つ以上の元素を約5重量%(5Wt%)以下含有されるように形成した合金または固溶体で形成される。このような銀(Ag)系合金は、銀(Ag)単独成分が有している劣悪な接着性及び熱的不安定性を改善させて、優れた接触性及び熱的耐久性を有するだけでなく、高い光反射率をそのまま維持する。
反射層180は、所望の反射率を提供できるように、100ナノメートルから1000ナノメートルの厚さを有する厚膜で形成される。反射層180は、前述した素材で蒸着した後、熱処理することが好ましい。
このような構造の発光素子において透明導電性薄膜層170は、前述した素材で形成した後、酸素または空気雰囲気で適切な温度で熱処理すれば、高い光透過度、すなわち400ナノメートルの波長帯で90%以上の透過率を有し、低い面抵抗値(単位面積当たり10Ω以下)を有する透明導電性物質になると同時に、p型クラッド層150の表面上に残留していて、界面でキャリア流れに障害物の役目をする自然酸化層であるガリウム酸化物(Ga23)を還元させて、ショットキー障壁(Schottky barrier)の高さ(height)と幅(width)を減少させ、オーミック接触の形成に有利なトンネリング(tunneling)効果を誘発して電気的特性を向上させ、100%に近接した光透過度を有する。
また、透明導電性薄膜層170は、前述した物質で反射層180が形成される時、前記反射層をなす物質がp型クラッド層150に拡散/接触されることを抑制する。
図2は、本発明の第2実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子を示す断面図である。前記実施形態に示された構成要素と同じ機能をする構成要素には、同じ参照符号を付す。
図2に示したように、発光素子は、基板110、バッファ層120、n型クラッド層130、活性層140、p型クラッド層150、界面改質層160、透明導電性薄膜層170及び反射層180が順次に積層された構造となっている。
界面改質層160は、p型クラッド層150と透明導電性薄膜層170とのオーミック接触を向上させるために適用される。
界面改質層160は、高い電気伝導度を有し、且つ800℃以下の温度及び酸素、窒素またはアルゴンなどの様々なガス雰囲気で熱処理する時、容易に導電性ナノ相(nano phase)酸化物粒子に分解されたり、透明導電性薄膜層を形成すると同時に、p型クラッド層150の上部に薄く形成された自然酸化層である酸化ガリウム(Ga23)を還元させたり、導電性酸化物に変化させることができる物質を適用する。
このような条件を有する界面改質層160用素材は、以下のような多様な材料の中から選択可能である。
(1)インジウム(In)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、銀(Ag)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及びパラジウム(Pd)の中から選択されたいずれか1つの元素、前記元素の中から選択された少なくとも1つの元素を含む合金、及び固溶体。
(1−1)前記成分中のインジウム、インジウムを主成分として添加元素が添加された合金、または固溶体のうちいずれか1つで形成されることが好ましい。この際、前記界面改質層に適用される素材としてインジウムに添加される添加元素は、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上を含む。前記インジウムに対して添加される前記添加元素の添加比は、特に限定されるものではなく、0.001から50重量%である。
(1−2)前記成分中のスズ、スズを主成分として添加元素が添加された合金または固溶体のうちいずれか1つで形成されることが好ましい。この際、前記界面改質層に適用される素材としてスズに添加される添加元素は、インジウム(In)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上を含む。前記スズに対して添加される前記添加元素の添加比は、特に限定されるものではなく、約0.001から約50重量%である。
(2)P型透明導電性酸化物
界面改質層160は、p型クラッド層150との間に形成されるショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができるように、p型クラッド層150の上部に形成されるp型透明導電性酸化物の正孔(hole)濃度が1015から1018/cm3の値を提供できる物質を適用する。
(2−1)前記P型透明酸化物の例としては、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、及びベリリウム(Be)を含む第2族元素の中から選択された少なくとも1つの元素で形成された2元系または3元系酸化物が好ましい。
(2−2)前記P型酸化物の例としては、Ag2O、CuAlO2、SrCu22、LaMnO3、LaNiO3、Inx1-xの中から選択されたいずれか1つの酸化物が好ましい。
前記酸化物には、p型透明導電性酸化物の濃度及び仕事関数を調節すると同時に、ショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができるように、p型ドーパントを適宜添加することができる。
また、上記のようなp型透明導電性酸化物以外に、p型クラッド層150との間に形成されるショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができるように、p型クラッド層150の上部に形成される透明導電性ナノ相粒子または薄膜層の電子濃度が1015から1017/cm3の値を提供できる物質を適用することができる。
(2−3)前記物質のうちインジウム系酸化物、スズ系酸化物、または亜鉛系酸化物が好ましい。
前記インジウム系酸化物は、好ましくは、主成分であるインジウム酸化物(In23)に、インジウム酸化物の濃度及び仕事関数値を調節することができると同時に、ショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができる添加元素が添加される。このような添加元素として、ガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を挙げることができる。
前記スズ系酸化物は、好ましくは、スズ酸化物の濃度及び仕事関数値を調節することができると同時に、ショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができる添加元素がさらに添加されることが好ましい。このような添加元素として、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を挙げることができる。
前記亜鉛系酸化物は、好ましくは、亜鉛酸化物の濃度及び仕事関数値を調節することができると同時に、ショットキー障壁の高さ及び幅を減少させることができる添加元素がさらに添加されることが好ましい。このような添加元素として、インジウム(In)、スズ(Sn)、ガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を挙げることができる。
この際、前記主成分に対する前記添加元素の添加比は、特に限定されるものではなく、約0.001から約50重量%である。ここで、重量%は、添加される物質相互間の重量比率をいう。
前述したような素材で構成される界面改質層160は、熱処理時、容易に導電性ナノ相酸化物に分解されたり、キャリア(carrier)が量子的にトンネリングすることができる薄膜層を形成できる0.1ナノメートルから100ナノメートルの厚さで形成されることが好ましい。
透明導電性酸化物170は、前述した素材で形成すればよい。
このような構造のマルチオーミック接触層及び反射層180は、200℃以上の温度で発生する表面退化(surface degradation)現象が防止され、酸化に安定し、且つ高い反射率をそのまま有しているので、高効率の発光素子を具現することができる。
以下、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る構造を有する発光素子を製造する過程を図1及び図2を参照して説明する。
まず、基板110上にバッファ層120、n型クラッド層130、活性層140及びp型クラッド層150を順次に形成する。
その後、n型電極パッド200を形成するための空間を確保するために、p型クラッド層150からn型クラッド層130の一部までエッチングし、メサ(MESA)構造を形成する。
次に、図1の構造を適用する場合、p型クラッド層150上に透明導電性薄膜層170を単独で形成し、図2の構造を適用する場合、界面改質層160及び透明導電性薄膜層170を順次に形成する。
透明導電性薄膜層170または界面改質層160及び透明導電性薄膜層170は、電子ビーム蒸着器、PVD(physical vapor deposition)、CVD(chemical vapor deposition)、PLD(plasma laser deposition)、二重型の熱蒸着器(dual-type thermal evaporator)スパッタリング(sputtering)など公知の蒸着方法により順次に形成すればよい。
また、蒸着温度は、20℃から1500℃の範囲内で、蒸着器内の圧力は、大気圧または10-12トールを適用する。
p型クラッド層150上に透明導電性薄膜層170または、界面改質層160及び透明導電性薄膜層170を形成した後、 酸素を含む気体雰囲気、すなわち酸素雰囲気又は空気雰囲気で構造体を熱処理することが好ましい。
熱処理時、反応器内の温度は、100℃から800℃で10秒から3時間行う。
その後、透明導電性薄膜層170上に反射層180を形成する。反射層180は、前述した蒸着方式により蒸着すればよい。
反射層180を形成した後、反射層180の接着力及び熱的安定性を向上させるために、真空、窒素及びアルゴンのうちいずれか1つの雰囲気で反応器内の温度を100℃から800℃にして10秒から3時間構造体を熱処理する。
実験によれば、反射層180の熱処理時に、前述した真空、窒素及びアルゴン以外の雰囲気で処理すれば、特性が劣化することを確認した。
図3は、本発明の第3実施形態に係るフリップチップ型窒化物系発光素子を示す断面図である。前記実施形態に示された構成要素と同じ機能をする構成要素には、同じ参照符号を付す。
図面を参照すれば、フリップチップ型発光素子は、基板110、バッファ層120、n型クラッド層130、活性層140、p型クラッド層150、界面改質層160、挿入金属層165、透明導電性薄膜層170及び反射層180が順次に積層された構造となっている。
ここで、界面改質層160、挿入金属層165、及び透明導電性薄膜層170がマルチオーミック接触層に該当する。
挿入金属層165は、界面改質層160と透明導電性薄膜層170との間に形成されている。
挿入金属層165は、熱処理時、容易に透明な導電性酸化物に変態すると同時に、界面改質層160または後続工程でその上部に形成される透明導電性薄膜層170の電気または光学的特性を調整できる金属を適用することが好ましい。
好ましくは、挿入金属層165は、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、スズ(Sn)、ニッケル(Ni)、マグネシウム(Mg)、ガリウム(Ga)、銅(Cu)、ベリリウム(Be)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)及びモリブデン(Mo)の中から選択された少なくとも1つ以上の成分で形成される。
挿入金属層165は、前述した素材を用いて複層で形成されることができることはもちろんである。
好ましくは、挿入金属層165は、1ナノメートルから100ナノメートルの厚さで形成される。
以下、本発明の第3実施形態に係る構造を有する発光素子を製造する過程を図3を参照して説明する。
まず、基板110上にバッファ層120、n型クラッド層130、活性層140及びp型クラッド層150を順次に蒸着し、発光構造体を形成する。
その後、n型電極パッド190を形成するための空間を確保するために、p型クラッド層150からn型クラッド層130の一部までエッチングし、メサ(MESA)構造を形成する。
次に、p型クラッド層150上に界面改質層160、挿入金属層165、及び透明導電性薄膜層170を順次に形成したマルチオーミック接触層を形成する。
界面改質層160、挿入金属層165及び透明導電性薄膜層170は、電子ビーム蒸着器、PVD(physical vapor deposition)、CVD(chemical vapor deposition)、PLD(plasma laser deposition)、二重型の熱蒸着器(dual-type thermal evaporator)スパッタリング(sputtering)など公知の蒸着方法により順次に形成すればよい。
また、界面改質層160から透明導電性薄膜層170を順次に形成するために適用される蒸着温度は、20℃から1500℃の範囲内で、蒸着器内の圧力は、大気圧または約10-12トールで行う。
また、界面改質層160から透明導電性薄膜層170まで形成した後、熱処理過程を進行することが好ましい。
熱処理は、反応器内の温度を100℃から800℃で真空又は様々なガス雰囲気で約10秒から3時間行う。
熱処理時、反応器内に投入されるガスは、窒素、アルゴン、ヘリウム、酸素、水素、及び空気のうち少なくとも1つ以上の気体を適用することができる。
熱処理後、透明導電性薄膜層170上に前述した素材で反射層180を形成する。
反射層180は、前述した蒸着方式により蒸着すればよい。
反射層180を形成した後、反射層180の接着力及び熱的安定性を向上させるために前述した方法により構造体を熱処理する。
これとは異なって、p型クラッド層150上に界面改質層160から反射層180まで順次に蒸着した後、構造体に対して熱処理を一度だけ行うことができる。
実験によれば、透明導電性薄膜層170まで形成した後、1次熱処理を行い、反射層180の形成後に2次熱処理を行う場合、マルチオーミック接触層の光透過度がさらに上昇し、反射層180の反射率が増加することを確認した。
以下、本発明の第4及び第5実施形態に係る構造を有する発光素子を製造する過程を図1及び図5を参照して説明する。
図4は、本発明の第4実施形態に係るフリップチップ型発光素子を示す断面図である。
図4に示したように、フリップチップ型発光素子は、基板210、バッファ層220、n型クラッド層230、活性層240、p型クラッド層250、マルチオーミック接触層260及び反射層270が順次に積層された構造となっている。参照符号280は、p型電極パッドであり、290は、n型電極パッドである。
マルチオーミック接触層260を除いた他の構成は、実施例1とほぼ同様であるため、これらの構成に対する詳細な説明を省略し、以下では、前記マルチオーミック接触層260について説明する。
マルチオーミック接触層260は、界面改質層260a/透明導電性薄膜層260bを単位として繰り返し積層されて形成される。このような繰り返し積層構造の一例が図4に示されている。
図4に示したように、マルチオーミック接触層260は、第1界面改質層260a/第1透明導電性薄膜層260b/第2界面改質層260c/第2透明導電性薄膜層260dが順に積層されて形成される。
第1界面改質層260a及び第1透明導電性薄膜層260bは、前述した本発明の第1実施形態から第3実施形態の界面改質層160及び透明導電性薄膜層170と同様に形成することができる。
第2界面改質層260cは、熱処理時、第1透明導電性薄膜層260bまたは後続工程を通じて形成される第2透明導電性薄膜層260dから酸素を供給され、第2界面改質層260cが透明導電性酸化薄膜層を形成すると同時に、第1及び第2透明導電性薄膜層260b、260dのキャリア濃度をさらに高める機能を行う。
第2界面改質層260cに適用される素材は、面抵抗を低減するために、第1界面改質層260aの成分と同一に適用されてもよく、又は異なって適用されてもよい。
第1及び第2界面改質層260a、260cの各々は、熱処理時、容易に導電性ナノ相粒子に分解及び酸化され得る厚さである0.1ナノメートルから100ナノメートルの厚さで形成することが好ましい。
また、第1透明導電性薄膜層260b及び第2透明導電性薄膜層260dは、前述した素材で形成し、面抵抗を低減するために、第1透明導電性薄膜層260bの成分と第2透明導電性薄膜層260dの成分とが互いに同一に適用されてもよく、異なって適用されてもよい。
また、第1透明導電性薄膜層260b及び第2透明導電性薄膜層260dの各々は、前述したように、1ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成する。
一方、さらに他のマルチオーミック接触層が適用された発光素子が図5に示されている。前記実施形態に示された構成要素と同じ機能をする構成要素には、同じ参照符号を付す。
図5に示したように、マルチオーミック接触層260は、第1界面改質層260a/第1透明導電性薄膜層260b/第2透明導電性薄膜層260dが順次に積層されて形成されている。
ここで、積層繰り返し単位は、第1界面改質層260a/第1透明導電性薄膜層260b/第2透明導電性薄膜層260dとなる。
このような構造のマルチオーミック接触層260において、第1界面改質層260a/第1透明導電性薄膜層260b/第2透明導電性薄膜層260dは、前述した素材及び方法により形成すればよい。
以下、本発明の第4及び第5実施形態に係る構造を有する発光素子を製造する過程を図1及び図5を参照して説明する。
まず、基板210上にバッファ層220、n型クラッド層230、活性層240及びp型クラッド層250を順次に蒸着し、発光構造体を形成する。
その後、n型電極パッド290を形成するための空間を確保するために、p型クラッド層250からn型クラッド層230の一部までエッチングし、メサ(MESA)構造を形成する。
次に、発光構造体のp型クラッド層250上にマルチオーミック接触層260を形成する。
マルチオーミック接触層260の各層は、 電子ビーム蒸着器、PVD(physical vapor deposition)、CVD(chemical vapor deposition)、PLD(plasma laser deposition)、二重型の熱蒸着器(dual-type thermal evaporator)スパッタリング(sputtering)など公知の蒸着方法により形成すればよい。
また、マルチオーミック接触層260の各層を順次に形成するために適用される蒸着温度は、20℃から1500℃の範囲内であり、蒸着器内の圧力は、大気圧から約10-12トールで行う。
また、マルチオーミック接触層260を形成した後に、熱処理(annealing)過程を進行することが好ましい。
熱処理は、反応器内の温度を100℃から800℃にして、真空または様々なガス雰囲気で10秒から3時間程行う。
熱処理時、反応器内に投入されるガスは、窒素、アルゴン、ヘリウム、酸素、水素、及び空気のうち少なくとも1つ以上の気体を適用することができる。
熱処理後、マルチオーミック接触層260上に前述した素材で反射層270を形成する。
反射層270は、前述した蒸着方式により蒸着すればよい。
反射層270を形成した後、構造体を反射層270の接着力及び熱的安定性を向上させるために、前述した方法により熱処理する。
これとは異なって、p型クラッド層250上にマルチオーミック接触層260及び反射層270を順次に形成した後、熱処理を一度だけ行うこともできる。
実験によれば、マルチオーミック接触層260を形成した後、1次熱処理を行い、反射層270の形成後、2次熱処理を行う場合、マルチオーミック接触層260の光透過度がさらに上昇し、反射層270の反射率が増加することを確認した。
前述したような本発明に係る工程で製作された発光素子の特性を測定した実験結果が図6及び図7に示されている。
図6は、p型クラッド層の上部にAg/ITOを順次に積層した後、330から530℃、空気雰囲気で熱処理を行った後に製作された発光素子に対して電流−電圧特性を測定したグラフである。
図7は、p型クラッド層の上部にAg/ITOを順次に積層した後、330から530℃、空気雰囲気で熱処理を行った後、アルミニウム反射層を蒸着し、330℃の真空で熱処理して得られた電流−電圧特性を測定したグラフである。
図6及び図7の比較から明らかなように、アルミニウムで反射層180をさらに形成し、熱処理した構造が電流−電圧駆動特性を向上させることが分かる。
本発明の第1実施形態に係る発光素子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る発光素子を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る発光素子を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る発光素子を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る発光素子を示す断面図である。 反射層が省略された構造の発光素子に対する電流−電圧特性を測定した結果を示すグラフである。 本発明に係る発光素子の電流−電圧特性を測定した結果を示すグラフである。

Claims (37)

  1. n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子において、
    前記p型クラッド層上に形成された反射層と、
    前記p型クラッド層と前記反射層との間に、前記反射層を構成する物質の拡散を抑制可能な透明導電性素材で形成された少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層と、
    を備えることを特徴とするフリップチップ型窒化物系発光素子。
  2. 前記透明導電性薄膜層は、透明導電性酸化物及び透明導電性窒化物のいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項1に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  3. 前記透明導電性酸化物は、インジウム(In)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、及びランタン(La)の中から選択された少なくとも1つ以上の成分と酸素とを含んで形成されることを特徴とする請求項2に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  4. 前記透明導電性窒化物は、少なくともチタン(Ti)と窒素(N)とを含有して形成されたものを含むことを特徴とする請求項2に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  5. 前記透明導電性窒化物は、チタン窒化物(TiN)及びチタン窒化酸化物(Ti−N−O)のいずれか1つであることを特徴とする請求項4に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  6. 前記透明導電性薄膜層は、1ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成されることを特徴とする請求項1に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  7. 前記反射層は、銀(Ag)、銀酸化物(Ag2O)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、チタン(Ti)、ロジウム(Rh)、マグネシウム(Mg)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、白金(Pt)、及びイリジウム(Ir)の中から選択された少なくとも1つの物質、前記選択された少なくとも1つの物質を含む合金、又は固溶体のうちいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項1に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  8. 前記反射層は、100ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成されることを特徴とする請求項1に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  9. 前記p型クラッド層と前記透明導電性薄膜層との間に形成された界面改質層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  10. 前記界面改質層は、インジウム(In)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、銀(Ag)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)及びパラジウム(Pd)の中から選択されたいずれか1つの元素、前記元素の中から選択された少なくとも1つの元素を含む合金、及び固溶体のうちいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  11. 前記界面改質層は、インジウム、インジウムを主成分として添加元素が添加される合金、または固溶体のうちいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  12. 前記界面改質層に適用される素材としてインジウムに添加される添加元素は、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項11に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  13. 前記インジウムに対して添加される前記添加元素の添加比は、0.001から50重量%であることを特徴とする請求項12に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  14. 前記界面改質層は、スズ、スズを主成分として添加元素が添加された合金、または固溶体のうちいずれか1つで形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  15. 前記界面改質層に適用される素材としてスズに添加される添加元素は、インジウム(In)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項14に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  16. 前記スズに対して添加される前記添加元素の添加比は、0.001から50重量%であることを特徴とする請求項15に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  17. 前記界面改質層は、P型透明導電性酸化物で形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  18. 前記界面改質層は、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、及びベリリウム(Be)を含む第2族元素の中から選択された少なくとも1つの元素で形成された2元系または3元系酸化物が含有されて形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  19. 前記界面改質層は、Ag2O、CuAlO2、SrCu22、LaMnO3、LaNiO3、及びInx1-xの中から選択されたいずれか1つの酸化物が含有されて形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  20. 前記界面改質層は、前記酸化物にp型ドーパントがさらに添加されて形成されることを特徴とする請求項18又は19に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  21. 前記界面改質層は、インジウム系酸化物、スズ系酸化物、または亜鉛系酸化物であることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  22. 前記インジウム系酸化物は、インジウム酸化物(In23)を主成分とし、添加元素としてガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を含んで形成されることを特徴とする請求項21に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  23. 前記スズ系酸化物は、スズ酸化物(SnO2)を主成分とし、添加元素として亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を含んで形成されることを特徴とする請求項21に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  24. 前記亜鉛系酸化物は、亜鉛酸化物(ZnO)を主成分とし、添加元素としてインジウム(In)、スズ(Sn)、ガリウム(Ga)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タングステン(W)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、及びランタン(La)元素系列金属の中から選択された少なくとも1つ以上の成分を含んで形成されることを特徴とする請求項21に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  25. 前記界面改質層の前記主成分に対する前記添加元素の添加比は、0.001から50重量%であることを特徴とする請求項22から24のいずれか一項に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  26. 前記界面改質層は、0.1ナノメートルから100ナノメートルの厚さで形成されることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  27. 前記界面改質層と前記透明導電性薄膜層との間に形成された挿入金属層をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  28. 前記挿入金属層は、亜鉛(Zn)、インジウム(In)、スズ(Sn)、ニッケル(Ni)、マグネシウム(Mg)、ガリウム(Ga)、銅(Cu)、ベリリウム(Be)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)、及びモリブデン(Mo)の中から選択された少なくとも1つ以上の成分で形成されることを特徴とする請求項27に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  29. 前記挿入金属層は、1ナノメートルから100ナノメートルの厚さで形成されることを特徴とする請求項27に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子。
  30. n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子において、
    前記p型クラッド層上に界面改質層と少なくとも1つの透明導電性薄膜層とを積層繰り返し単位として積層されたマルチオーミック接触層と、
    前記マルチオーミック接触層上に反射物質で形成された反射層と、
    を備えることを特徴とするフリップチップ型窒化物系発光素子。
  31. n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、
    (イ)基板上に前記n型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に、少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層を形成する段階と、
    (ロ)前記透明導電性薄膜層に反射層を形成する段階と、
    (ハ)前記反射層を含む構造体を熱処理する段階と、
    を含むことを特徴とするフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  32. 前記(イ)段階を進行した後、前記反射層形成の前に熱処理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  33. n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、
    (イ)基板上に前記n型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に界面改質層を形成する段階と、
    (ロ)前記界面改質層上に透明導電性素材で少なくとも1つ以上の透明導電性薄膜層を形成する段階と、
    (ハ)前記透明導電性薄膜層上に反射層を形成する段階と、
    (ニ)前記(ハ)段階を経て形成された構造体を熱処理する段階と、
    を含むことを特徴とするフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  34. 前記(ロ)段階を進行した後、前記反射層の形成の前に熱処理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  35. 前記透明導電性薄膜層の形成の前に、前記界面改質層上に挿入金属層を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  36. n型クラッド層とp型クラッド層との間に活性層を有するフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法において、
    (イ)基板上にn型クラッド層、活性層及びp型クラッド層が順次に積層された発光構造体の前記p型クラッド層上に、界面改質層と少なくとも1つの透明導電性薄膜層とを積層繰り返し単位として積層し、マルチオーミック接触層を形成する段階と、
    (ロ)前記マルチオーミック接触層上に反射層を形成する段階と、
    (ハ)前記(ロ)段階を経て形成された構造体を熱処理する段階と、
    を含むことを特徴とするフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
  37. 前記(イ)段階を進行した後、前記反射層の形成の前に前記マルチオーミック接触層を熱処理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載のフリップチップ型窒化物系発光素子の製造方法。
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