JP2008506084A - 複合ロータリーシールアセンブリ - Google Patents

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Abstract

回転するシャフトと静止面との間にシールを形成するための複合シールアセンブリ。この複合シールアセンブリは、第1および第2の軸方向に隣接する環状シール要素を含む。第1および第2のシール要素はそれぞれ、第1および第2のシール要素とシャフトとの間に個々のシールを形成するようシャフトに当接するシーリング縁部を含む。静止ハウジングは、第1および第2のシール要素を収容すると共に、静止固定シールを形成するよう静止面と係合し、その一方で、それと共に動的シールを形成するようシール要素と係合する可撓領域を付随的に提供する。

Description

本発明は、静止ハウジング部材に対してシャフトあるいはロッドをシールするためのシールアセンブリに関する。特に本発明は、回転シャフトと静止ハウジングとの間にシールを形成するための複合シールアセンブリに関する。
この出願は、2004年7月12日に出願された米国特許出願シリアルNo.10/889,246号の利益を主張する。その内容は、この引用によって本明細書に組み込まれる。
既存のシーリングアセンブリは、流体密シールを形成するために、たとえば機械装置内のような、さまざまな周囲状況および環境において使用されている。シーリングアセンブリは、たいてい、固定機械ハウジング内に設置されかつそこから突出する回転シャフトあるいはロッドの周囲に配置される。
既存のシーリングアセンブリは、概して、弾性素材からなるシーリング要素と、回転するシャフトに対してこのシーリング要素を付勢するためのスプリングまたはその他の弾性付勢要素とを具備してなる。付勢要素は、流体密シールを形成するために、シーリング要素をシャフトとシーリング係合状態となるよう付勢する。
だが、こうしたシーリングアセンブリは、さまざまな欠陥および不都合な点を抱えている。たとえば、スプリングは、通常、シールされる機械装置の内部流体すなわちプロセス流体にさらされるが、これは潜在的にスプリングを劣化させ、潜在的にスプリングの破損を引き起こす可能性がある。さらに、スプリングまたは他の可動式付勢要素は、時間の経過に伴って、その弾性的付勢特性を消失しがちであり、これはシール効率を低下させる。
従来型シールアセンブリの別な欠点は、弾性シーリング要素の損耗特性が劣っていることである。シーリング要素が損耗するので、このシーリング要素によって付与される、シャフトに対する半径方向シーリング力の大きさが低下し、それに付随してシーリング要素のシーリング効果が低下する。シーリング特性のこの予期される劣化によって、シーリング要素の頻繁なモニタリング、交換および/または調整が必要となる。それゆえ、この交換および調整作業によって、シールアセンブリを利用するシステムは頻繁に休止時間が必要となり、これによって全般的なシステムのシーリング効率が低下し、したがってコストが増大する。
本発明の一つ以上の具体的な目的は、ある程度は自明であり、そしてある程度は図面ならびに以下の説明から明白となるであろう。
本発明の複合シールアセンブリは、回転シャフトと静止装備品との間に流体密シールを提供(形成)するよう適応させられかつ構成されている。本シールアセンブリは、極めて有効な静的シールを形成する相対的に静止した部材と、本シールアセンブリが回転するシャフトに当接するとき流体密シールを動的に確実なものとする可動式のフレキシブルな部材とを利用する。本発明のシールアセンブリは、それゆえ複合構造を有し、ここで本アセンブリの異なる部分は異なる素材から形成されており、静止装備品に対してあるいはその内部に設けるための動的および静的シーリング機能を最適に形成する。特に本複合シールアセンブリは、シャフトに対して動的流体密シールを形成するための可動式シールコンポーネント(たとえば可撓領域)と係合する第1および第2の軸方向に隣接する環状シール要素と、シール要素を収容すると共に静止装備品に対して静的流体密シールを形成するための静止ハウジングとを含む。本シールアセンブリの一部の動的特性によって、本アセンブリは、シャフトに心振れや偏心などが生じている間に、シャフトと共に流体密シールを維持することが可能となる。
本発明の一態様によれば、シャフトと静止装備品との間に流体密シールを形成するための複合シールアセンブリが提供される。この複合シールは、第1の環状シーリング要素とシャフトとの間にシールを形成するようシャフトに当接するための第1の動的シーリング面を含む第1の環状シーリング要素と、その内部で第1の環状シーリング要素を受けるための圧縮可能な環状溝を半径方向内側端部に含む静止ハウジングとを具備してなる。静止ハウジングは、静止装備品と当接するための静的シーリング面を半径方向外側端部に含む。
本発明の別な態様によれば、複合シールは、第1の環状シーリング要素とシャフトとの間にシールを形成するようシャフトと接触するための第1の動的シーリング面を含む第1の環状シーリング要素と、第1の動的シーリング面をシャフトと接触するよう付勢するために半径方向荷重を作用させる静止ハウジングとを具備してなる。
本発明の別な態様によれば、複合シールは、静止装備品に対して静的シールを形成するための半径方向外面を含む外側ハウジング部材と、締まり嵌めによって外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材とを具備してなる。外側ハウジング部材および内側ハウジング部材は協同して、シャフトに対するシーリングのための動的シーリング面を含む動的シーリング要素を収容するための間隙を形成する。
本発明の別な態様によれば、シャフトをシールする方法が提供されるが、この方法は、静止ハウジングに形成された環状間隙内に環状シーリング要素を嵌め込むステップと、環状シーリング要素の動的シーリング面をシャフトと接触状態となるよう付勢するステップとを具備する。
本発明のさらに別な態様によれば、複合シールは、外側ハウジング部材と、動的シーリング要素を収容するための間隙を形成するよう外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材とを具備してなる。外側ハウジング部材は第1の境界面において割られており、そして内側ハウジング部材は、第1の境界面と互い違いに配置された第2の境界面において割られている。
本発明の上記ならびにその他の特徴および利点は、図面(同じ参照数字は全図を通して同じ構成要素を意味する)と関連付けられた以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。図面には本発明の原理を示すが、これは一定の率で拡縮したものではなく、相対的寸法を示しているに過ぎない。
本発明は、回転シャフト、往復動ロッド、あるいはその他の好適なデバイスに対して取り付けるための複合シールアセンブリを提供するものである。以下、図示する実施形態と関連付けて本発明について説明する。当業者には、本発明がさまざまな用途および形態で実施でき、しかもその用途に関して、ここで説明する特定の実施形態には特に限定されないことは明らかであろう。
本明細書で用いた「シールアセンブリ」および「シーリングアセンブリ」との用語は、さまざまな形式のシーリングアセンブリを包含するものであり、これには、単一シール、割り(split)シール、同軸シール、スパイラルシール、そしてその他公知のシールおよびシーリングアセンブリ様式ならびに構成が含まれる。
「シャフト」との用語は、それに対してシールを取り付けることができる、機械式システム、油圧式システムあるいは空気圧式システムにおける適当なデバイスを意味するものであり、シャフト、ロッドおよびその他公知のデバイスを含む。
本明細書で用いた「軸方向の」および「軸方向に」との用語は、シャフトの軸線と概ね平行な方向を意味する。本明細書で用いた「半径方向の」および「半径方向に」との用語は、シャフトの軸線と概ね直交する方向を意味する。「流体」との用語は、液体、気体およびその組み合わせを意味する。
本明細書で用いた「軸方向内側(内部)」との用語は、本シールアセンブリを採用する機械式システム、油圧式システムあるいは空気圧システムに近い静止装備品およびシールアセンブリの一部分を意味する。逆に、本明細書で用いた「軸方向外側(外部)」との用語は、機械式システム、油圧式システムあるいは空気圧システムから離れた静止装備品およびシールアセンブリの一部分を意味する。
本明細書で用いた「半径方向内側(内部)」との用語は、シャフト近傍のシールアセンブリの一部分を意味する。逆に、本明細書で用いた「軸方向外側(外部)」との用語は、シャフトから遠く離れたシールアセンブリの一部分を意味する。
本明細書で用いた「静止装備品(stationary equipment)」、「静止面」および「グランド」との用語は、シールが固定されるシャフトまたはロッドを収容する適当な静止(固定)構造体を含むものとして用いている。
本発明の内容によるシールアセンブリ10の代表的実施形態を図1A、図1B、図2および図3に示す。シールアセンブリ10は好ましくは図2および図3に示すように回転シャフト18あるいはロッドを中心として同心状に配置され、そして、機械式システム、油圧式システムあるいは空気圧式システム(以後、機械式システム)と関連付けられたグランドすなわち静止装備品58内に形成される環状溝53内に配設されることになる。シャフト18は軸線30に沿って延在し、そしてハウジング内に部分的に設けられている。図示されたシールアセンブリ10を採用する機械システムが稼働している間、シャフト18はシステム静止装備品内で回転するか、あるいはそれに対して軸線30に沿って往復動作する。シールアセンブリ10は複数のシーリング要素12,14,22,32を含み、これら要素は互いに協同して、静止装備品とシャフト18との間に流体シーリングおよび漏れ防止路をもたらすよう構成されており、これによって機械システムから流体が漏れ出すのが抑止されるようになっている。
図1A、図1B、図2および図3に示すように、シールアセンブリ10は、シャフト18に対して動的シーリングを付与(形成)するために、第1の環状シール要素12と、この第1の環状シール要素12に軸方向に隣接する第2の環状シール要素14とを含む。シールアセンブリ10はさらに、シール要素12,14を収容すると共に、機械システム、油圧システムあるいは空気圧システムのグランドすなわち他の静止部材に対して静的シーリングを付与(形成)するためのシール部材22および32を含む。組み立てられた際、シールアセンブリ10のシール部材は協同して、シール要素とシャフトとの間に、シール要素と他のシール部材との間にシーリングを、そして当該アセンブリと、機械式、油圧式あるいは空気圧式システムとの間にシーリングをもたらす。シールアセンブリ10のシール部材は好ましくは、締まり嵌めによって一つに保持されるが、当業者には、シール部材あるいはシールアセンブリ部材の組み立て、嵌め込み、固定および保持のために適当な手法を用いることができることは明白であろう。
図3に示すように、各シール要素12,14は、半径方向内側環状シーリング面62および64を有するリングからなり、このシーリング面62,64はそれぞれシャフト18と係合して、シールアセンブリ10の第1および第2の動的流体シールを形成する。図示する実施形態では、シールアセンブリ12,14は実質的に矩形断面を有し、これによってシーリング面62,64は実質的に直線状にかつシャフトの外面に対して平行に延在し、かつ残りの面は互いにかつシーリング面62,64に対して実質的に垂直に延在するようになっている。当業者には、シャフト18と一つ以上の動的流体シールを形成するためにシール要素12,14が適当なサイズおよび形状を持つことが可能であることは明白であろう。たとえば、図示したシーリング面62,64は平坦であるが、このシーリング面62,64は、流体シールを形成するようシャフト18に当接するのに適した、いかなる適切な形状を有していてもよい。シールアセンブリ10の残りのシール部材22および32(すなわち静止ハウジング23)に対して、取り外し可能であってかつ交換可能なシール要素12,14を採用する重大な利点は、シーリング面62,64が損耗したときにシール要素12,14を容易に取り外して、交換したり修理したりできることである。
図示した静止ハウジング23(図2、図3および図4に示す)は、外側ハウジングすなわちシーリング部材22と、内側ハウジングすなわちシーリング部材32とを具備してなり、両者は協同して、その間に、第1および第2の環状シール要素12,14を収容する。組み立てられたとき、外側ハウジング部材22と内側ハウジング部材32とは、静止ハウジング23の半径方向内側端部において環状間隙200を形成するが、この間隙200はシール要素12,14を収容しかつ保持するようなサイズならびに形状のものである。内側ハウジング部材32は動的シール要素12,14に半径方向荷重を加えて、環状シーリング面62および64をシャフト18と接触状態となるように押しやる。外側ハウジング部材22は内側ハウジング部材22に嵌まり込み、それを捕らえ、すなわち保持し、そして溝53内に配されたとき、その外面において静止装備品に対する静的シーリングを提供する。静止ハウジング部材22,32間の間隙200に配置された際には、以下でより詳しく説明するように、第1の環状シール要素12および第2の環状シール要素14は、広範囲な運転条件のもとで、シャフト18とシーリング係合状態となるよう半径方向に付勢される。
図5および図6にはそれぞれ外側ハウジング部材22および内側ハウジング部材32の断面を示す。図5に示すように、外側ハウジング部材22は実質的にJ字形断面を有し、内側ハウジング部材32の環状突出部34をその内部に収容するための環状溝24を形成している。外側ハウジング部材22は、軸方向前側アーム26と、環状溝24によって軸方向前側アーム26から離間させられた軸方向後側アーム28とを具備してなる。軸方向後側アーム28は、好ましくは、J字形断面をなすよう軸方向前側アーム26よりも短いものである。
軸方向前側アーム26は外面262を具備してなるが、これは、軸方向前側を向く半径方向に延在する面からなる。図示する実施形態では、外面262はシールアセンブリ10の半径方向内側に向って先細となっている。軸方向前側アーム26はまた内面264を含む。内面264は軸方向後側を向く半径方向に延在する面からなるが、これは溝24の側壁を形成している。軸方向前側アーム26は、このアーム26の内面264と外面262とを連結する底面266を有していてもよい。図示する実施形態では、外面262は内面264に向って先細となっており、これによって比較的小さな底面266を得ている。これに代えて、外面262を内面262に直接、中間底面266を介在させずに連結してもよい。本発明の他の実施形態では、外面262は実質的に真っ直ぐにすなわち内面264から離れて延在しており、これによって比較的大きな底面266が形成される。当業者には、外側ハウジング部材22のアーム26がさまざまな形状を有していてもよいことは明白であろう。
外側ハウジング部材22の軸方向後側アーム28は、内側ハウジング部材32を収容するために軸方向前側アーム26よりも実質的に短い。軸方向後側アーム28は、溝24の第2の側壁を形成している、軸方向前側を向く半径方向に延在する面284を具備してなる内面284によって画定される。軸方向後側アーム28の外面282は、半径方向に延在する軸方向後側を向く面を具備してなる。半径方向内側底面286は内面284と外面282とを連結しており、しかもシャフト18の長手方向軸線と実質的に平行にかつ内面284および外面282に対して実質的に垂直に延在している。底面286は、以下で説明するように、内側ハウジング部材32の軸方向に延在する面266と当接すなわち係合するよう構成されている。
外側ハウジング部材22はさらに、溝24を形成するよう、軸方向前側アーム26と軸方向後側アーム28とを連結する連結部29を含む。連結部29は、半径方向に延在する側壁264,284間に延在すると共に両者を連結する、軸方向に延在する半径方向内面294によって形成される。連結部29はさらに、軸方向に延在する半径方向外面296によって形成される。外面296は、システム20の静止装備品すなわちグランド(パッキン押え)の静止面と静的シールを形成するよう構成されている。静止装備品の表面に対するシールアセンブリ10のシーリングを促進するOリングを受けるための任意選択の溝を外面296上に設けることができる。これに代えて、外面298を、図示するように外面296から延在する突起298a,298b間に形成することができる。この突起は流体密シールを形成するよう、溝53の壁に対して密着するよう構成されている。これに代えて、外側溝298を彫設したり、刻設したり、食刻したり、切削加工したり、あるいはそれ以外の手法で外面296に形成できる。当業者には、外側ハウジング部材22と静止面(たとえば静止装備品すなわちグランド)との間に静的シールを形成するためには、いかなる適当な手段でも使用可能であることは明白であろう。
当業者には、外側ハウジング部材22が図示の配置様式および形状に限定されないことは明白であろう。たとえば、アーム26,28の位置および向きを逆にすることができ、この場合には、短い軸方向後側アーム28として説明した構成要素を、より長い軸方向前側アーム26の軸方向前側に代替的に設けることができる。これに代えて、溝24を形成する両方のアーム26,28は実質的に同じ長さを有していてもよい。その他の形態もまた可能である。
図6を参照すると、内側ハウジング部材32は、外側ハウジング部材22と協同して、両者の間にシール要素12,14を収容するよう構成されている。図示するように、内側ハウジング部材32は、溝24内に収容されるよう構成された半径方向外側環状突出部34と、本体部36(これは外側ハウジング部材のアーム26と協同して、シール要素12および14を収容するための間隙200を形成する)とを含む。内側ハウジング部材32はまた、シール要素を収容するべく間隙200を選択的に変形させると共に、シール要素12,14に半径方向内向きの力を加えるための可撓領域38を含む。
環状突出部34は好ましくは摩擦嵌合によって溝24内で保持されるようなサイズならび大きさとされるが、当業者には、本発明の内容に従って、内側および外側ハウジング部材の接合のために、いかなる適当な手段でも使用可能であることは明白であろう。環状突出部34と溝24との間の締まり嵌めによって、内側ハウジング部材32と外側ハウジング部材22との間に流体シールがもたらされる。
図示する突出部34は矩形状のものであるが、当業者には、この突出部34および関連する溝24はいかなる適当なサイズ、形状、形態を有していてもよいことは明白であろう。図示するとおり、突出部は、上記溝の側壁264に当接するよう構成された前側壁342と、半径方向内側を向く面294に当接するよう構成された上面壁348(これは軸方向に延在すると共に半径方向外側を向く)と、上記溝の側壁284に当接するよう構成された背面壁344とを具備してなる。図示する溝24の形状を補うために、壁342および344は上面壁348に対して実質的に直交するよう延在しているが、当業者には、突出部34および関連する溝24がいかなる適当な相補的形状を有していてもよいことは明白であろう。
図示する実施形態における内側ハウジング部材32の軸方向後側本体部36は、外側ハウジング部材22と内側ハウジング部材32とが組み合わされたとき、それによって得られる静止ハウジング20が半径方向に延在する中央面に関して実質的に対称であるよう構成される。本体部36は、アーム28の底面286に当接するよう構成された軸方向に延在する壁366と、外側ハウジング部材の軸方向前側アーム26の外面262に対して実質的に相補的であってもよい外面362とを含む。本体部36の半径方向に延在する内側壁364は内面264の半径方向下側部分と協同し、シール要素12,14を収容するための間隙200を形成する。図示する実施形態では、外面362は実質的に円弧形状であり、かつ壁366から間隙200に向って軸方向ならびに半径方向内側に先細となっている。静止ハウジングが組み立てられた際、内側ハウジング部材32の外面362は、外側ハウジング部材の後方外面282と整列する。図示するように、軸方向に延在する底面366が、アーム26の軸方向に延在する底面266に対応して外面362から延在しており、かつ外面362と内面364とをつないでいる。
内側ハウジング部材32は、静止ハウジング23が組み立てられた際に、間隙200と環状突出部34との間に、そして本体部36と外側ハウジング部材の軸方向前側アーム26との間に、すなわちシールアセンブリ10の軸方向ならびに半径方向中央領域に、可撓領域38を形成する。可撓領域38は、ハウジングがシール要素12,14を収容すると共にそれに対して半径方向の力を加えることを可能とするよう構成されている。図示する可撓領域38は、軸方向に延在する溝382と、間隙200の半径方向外側境界を形成している任意選択の突出部386とつながっているフレキシブルアーム384とを含む。可撓領域38の構造は図示する実施形態に限定されるものではなく変更が可能であり、すなわちシール要素12,14に加えられる任意選択の大きさの半径方向の力を提供するのに、あるいはシール要素12,14に加えられる半径方向の力の大きさを変化させるのに十分な適当な形状を有するよう構成できる。
溝382は、本体部36と外側ハウジング部材の軸方向前側アーム26との間で延在しており、しかもそれは突出部34とフレキシブルアーム384との間に形成されている。軸方向に延在する溝382は、環状突出部34の底面を形成している軸方向に延在する第1の壁382aと、本体部から延在すると共に任意の距離だけ第1の壁282aから離間した軸方向に延在する第2の壁382bと、第1の壁382aと第2の壁382bとをつなぐ第3の壁382cとによって形成される。第2の壁382bは、フレキシブルアーム384および突出部386の上面を形成している。溝382の第3の壁382cは、本体部36の半径方向に延在する面を形成している。
突出部386は、軸方向前側アーム26から、半径方向に延在する第1の間隙201によって、そして本体部36から、半径方向に延在する第2の間隙202によって離間している。フレキシブルアーム384は、突出部386の上側部分を第2の間隙202上で本体部36に対して連結している。突出部386の連結にフレキシブルアーム384を用いたことにより(この突出部386は、さもなければ、外側ハウジング部材22と内側ハウジング部材32の残部との間に浮遊する)、突出部386は静止ハウジング20の残部に対して動的に動けるように、そして使用時には間隙200を選択的に圧縮するようになっている。したがって、シールアセンブリ10は溝内で静的シールとして機能し、一方、付随的に動的シーリング特性をもたらす。これは、可撓領域38が、シール要素12,14とシャフト18との間のシーリング関係に適合するように、かつ/または同関係を維持するように動的に動くときに生じる。この動的シーリング構造によって、シールアセンブリ10は、さもなければシーリングアセンブリとシャフトとの間の流体シールに悪影響を与えるかあるいはそれを破壊するであろう、流体および機械的乱れに対処することが可能となっている。
図示する実施形態では、外側ハウジング部材の外面に対して作用する力は、内側ハウジング部材32と外側ハウジング部材22との間の接触面でシーリング力へと変換される。このようにして静止ハウジング23は単一のユニットとして扱うことができ、そして漏れが阻止される。
図3および図4を参照すると、緩んだ状態では、間隙200の軸方向幅Wは、シーリング要素12,14の組み合わされた幅W'よりも僅かに小さい。可撓領域38は、間隙200が変形してシーリング要素12,14を収容することを、そして間隙200がシーリング要素12,14の周りで圧縮されて、その中でシーリング要素12,14を固定すなわち保持することを可能とする。
図2および図3に示すように、シール10が組み立てられたとき、シーリング要素12,14は静止ハウジング23の半径方向内側端部を経て突出し、シーリング面62,64がシャフト18に当接し、それに対して密着(シール)することを可能とし、これに対して静止ハウジング20はシャフト18から離間しており、それと直接接触することはない。このようにして、シール要素12,14はシャフト18と共に動的シール面を提供するよう回転でき、一方、静止ハウジング23は静止状態のままであり、グランドあるいはその他の静止面に対する静的シーリングをもたらす。
稼働中、シール要素12,14の第1の環状シーリング縁部62と第2の環状シーリング縁部64とはシャフト18の外面に当接し、一方、外側ハウジング部材22の外面または外面上のシールは静止装備品の外側静止面に当接して、この静止装備品とシャフト18との間に流体シールをもたらす。非変形状態でのシール10の組み合わされた半径方向長さは、好ましくは静止ハウジングとシャフトとの間の距離よりも小さくなるよう選択され、これによって可撓領域38は任意の量だけ動的に圧縮されて、シール縁部62,64において弾性的な順応性に富む半径方向内向きシーリング力を提供する。半径方向のシーリング力は協同して、シーリング縁部62および64をシャフト18と係合状態となるよう押しやることで、シールアセンブリ10とシャフト18との間に流体シールをもたらす。このようにして、本発明のシールアセンブリ10は稼動中に流体密シールをもたらす。典型的な慣例によれば、半径方向の荷重は周方向に1インチ当り約1ポンドのオーダーとすることができるが、通常はシャフト速度に反比例して変更可能である。他のタイプのシーリング構造とは対照的に、本発明のシールアセンブリ10は、通常、シールがはみ出す心配がない。なぜなら、シャフトは比較的低速で動くからである。当業者には、これが問題とならないことは明白であろう。
本発明の一実施形態によれば、シールアセンブリ10は、動的および静的シーリングを促進するために、さまざまな素材を利用した複合構造体から形成可能である。各シール部材12,14,22および32に用いられた素材の種類は一つ以上の因子に依存するが、この因子としては、シャフト速度、流体の種類、流体の温度、表面仕上げ、コスト、シールされる流体の圧力、特定素材のPV(圧力および速度)係数などが挙げられる。選択された素材は、好ましくは、シール10の寿命を最大にするために摩損を最小限に抑える。部材12,14,22,32はまた、シーリングを促進するために異なる硬度値を有することもできる。当業者ならば、先の考察に基づき適当な素材を選択できるであろう。慣例によれば、シール部材22および32は同一あるいは異なる素材から形成できる。同様に、シール要素12および14は同一のあるいは異なる素材から形成でき、好ましくは同一の素材から形成され、これはシール部材22および32に用いられる素材と異なっていても異なっていなくてもよい。
第1および第2のシール要素12および14は、好ましくは、面速度および磨耗要件に基づき選択される。たとえばシーリング要素12,14を形成する素材は、好ましくは、低速から高速の動作を可能とする。適当な素材としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)および超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)素材が挙げられる。好ましい実施形態によれば、シール要素12,14を形成する素材はポリアミドを含むPTFEからなり、これは公知のフィラーが添加されたTEFLON(登録商標)を含み得るが、当業者には、その他適当な素材が使用可能であることは明白であろう。
静止ハウジング部材22および32は、ハウジングすなわち機械システムの流体、シャフトの速さすなわち速度、機械システム内の圧力などに耐えると共にそれに適する素材から形成できる。本発明によれば、静止ハウジング部材22および32は、好ましくは、エラストマー、ポリウレタン、PTFE素材あるいはその他の好適な素材から形成される。静止ハウジング23用の素材は、好ましくは、動的シール要素12および14の半径方向荷重を提供するのに適したものである。好ましい手法によれば、シール部材の一つ以上はポリウレタンから形成される。
ハウジング部材によって加えられる力は、部材形状によって、そして使用される特定の素材によって、変更したり、調整したり、あるいは選択したりすることができる。たとえば、シーリング部材22および32は、異なる方式のシーリングをもたらすために異なる素材から形成できる。ある手法によれば、シール部材すなわち内側ハウジング22は、動的シーリング機能を形成し、それを助け、あるいはそれを維持するよう可撓領域の弾性動作を可能とする素材から任意選択で形成でき、一方、シール部材すなわち内側ハウジング32は、静的シーリング機能を実現するのに適した、より硬質な素材から形成できる。さらに、シール要素12および14は、動的シーリング機能を提供するために、速度および磨耗要件に基づいて選択された素材から形成される。したがって複合シールアセンブリ10は、可変な静的および動的シーリング機能を提供するために異なる素材を利用できる。
本発明の好ましい実施形態では、シールアセンブリ10の一つ以上の部材は、複合シールアセンブリ10の配置、交換、モニタリングあるいは検査を容易にするために割ることができる。特に、複合シールアセンブリ10の割りシール要素12および14の配置、交換および検査は、機械システムの完全な分解を必要とせずに、そしてシャフト18の端部からシール要素を抜き取ることを必要とせずに実施できる。各割り目によって、対応する割り面を介して境界面においてつながる各部材12,14,22および/または32のアーチ形シールセグメントが形成されている。
部材12,14,22および32の割り目はそれぞれ、流体の軸方向漏れを阻止するために互い違いに配置できる。たとえば、図7A、図7Bおよび図7Cに示すように、内側ハウジング部材32の割り目327は、外側ハウジング部材の割り目227と互い違いに配置できる。第1のシーリング要素12の割り目127は、同様に、第2のシーリング要素(図示せず)の割り目および/または割り目227および327と互い違いに配置できる。内側ハウジング部材32は、第1および第2の割り面327a,327bを形成するよう境界面において割られており、これら割り面327a,327bは内側ハウジング部材32を組み付けたとき互いに当接する。外側ハウジング部材22は、第1および第2の割り面227a,227bを形成するよう境界面において割られており、これら割り面227a,227bは、外側ハウジング部材が組み立てられたとき一つになるよう機械的荷重が加えられて互いに当接する。シールが装填されたとき、ハウジング部材22および32間の締まり嵌めだけでなく、静止装備品とシャフトとの間にシールアセンブリ10が嵌め込まれることにより、外面周りで上記シールが押し付けられ、そして割り面同士が両者間に軸方向および半径方向シーリングをもたらすよう互いに押し付けられる。
図7Bに示すように、割り目227と327との間の食い違い配置により、内側ハウジング部材32の第1の割り面327aは、外側ハウジング部材32の第1の割り面227aに対して突出し、半径方向に突出する相互連結縁部328を形成している。図7Cに示すように、外側ハウジング部材22の第2の割り面227bは、対応する量だけ、内側ハウジング部材の第2の割り面327bを越えて突出し、窪んだ相互連結縁部228を形成している。組み立てられた静止ハウジング20の第1の割り面227a,327aによって形成される複合面、すなわち半径方向に突出する相互連結縁部は、それゆえ、組み立てられた静止ハウジング20の第2の割り面227b,327bによって形成される複合面、すなわち窪んだ相互連結縁部に対して相補的形状をなしている。静止ハウジング20が組み立てられたとき、凹部228は突出縁部328を収容し、組み立てられた状態の静止ハウジングセグメントの相互噛み合いを促進する。
アーチ形シールセグメントを形成するために一つ以上のシール部材を境界面において割ることができるが、これは、組み立てられた際にシールセグメントの相互噛み合いを促進するよう概ね非平面的あるいは非直線的構成を有する相補的な係合相互接続縁部を介して境界面においてつながる。適切かつ十分な流体シーリングをもたらすために、その他の形状の割り縁部も採用できる。
あるいは、シール要素12,14および/または静止ハウジング部材22,32は、シールセグメントを別個のシールセグメントに完全に分離させることができるよう、第2の境界面において割ることができる。当業者にはまた、さらなる流体シーリングを提供するために、シール要素12および14を、さらなる食い違いポイントにおいて割って配置できることも明白であろう。
代替実施形態によれば、シール10の構成部材は一体であってもよく、そして上記特性および機能をもたらすようなサイズおよび形状とされてもよい。当業者には、たとえば、シール要素12,14が単一のシーリング要素からなっていてもよいことが、そして/または静止ハウジング23が、図示すると共に先に説明したような一つに結合された外側および内側ハウジング部材ではなく、単一の構成要素からなっていてもよいことは明白であろう。当業者には、シールアセンブリ10の構成要素を1箇所以上で割ることができることは明白であろう。
好ましくは、上記複合シールは、複数の構成要素から組み立てられているにもかかわらず、各構成要素を装備品内に別個に配置するのではなく、単一の要素として取り扱い、設置することができる。これによって、本発明のシールアセンブリを使用しかつそれを設置する際に時間が節約される。
本発明の複合シールアセンブリ10は、従来型シールアセンブリに対して顕著な利点を有する。取り外し可能なシーリング要素を備えた静止ハウジングを用いたことにより、シーリング要素を、磨耗した際に容易に交換できるようになる。可撓領域によって、流体シールを確実なものとするためにシーリング要素がシャフトと一定の接触状態で維持されることが保証される。シール10は、装備品の分解を必要とせずに、簡単に取り付けたり、取り外したりできる。
本発明の複合シールアセンブリ10の代表的実施形態について回転シャフトに関連付けて説明してきたが、当業者には、複合シールアセンブリ10が、(たとえば往復動ロッドの周りに流体シーリングをもたらすことを含む)さまざまな環境および用途において使用できることは明白であろう。
それゆえ本発明は、上記説明から明らかとなったものの中でも、先に言及した目的を効果的に達成することは明らかであろう。本発明の範囲から逸脱することなく、上述した構造にある種の変更を加えることができるので、上記説明に包含されるかあるいは図示される全ての事項は例証として解釈され、限定的な意味では解釈されないことを意図するものである。
特許請求の範囲は、本明細書に開示した本発明の全ての一般的および具体的特徴を包含し、発明の範囲に関する全ての記載は、表現上の問題として、両特徴間の範疇に収まると言うことができることもまた理解されたい。
本発明の内容による複合シールアセンブリの斜視図である。 図1Aの複合シールアセンブリの一部分の切取内部拡大図である。 シャフト上に組み付けられた、図1の複合シールアセンブリの側断面図である。 図1の複合シールアセンブリの断面図である。 複合シールアセンブリの静止ハウジングの断面図である。 図4の静止ハウジングの外側ハウジング部材の断面図である。 図4の静止ハウジングの内側ハウジング部材の断面図である。 本発明の一実施形態による複数の割り部材を含む、割り複合シールアセンブリの側面図である。 静止ハウジング部材同士の間の第1の割り境界面において、組み立てられた割り複合シールアセンブリを示す図である。 静止ハウジング部材同士の間の第2の割り境界面において、組み立てられた割り複合シールアセンブリを示す図である。
符号の説明
10 シールアセンブリ
12 第1の環状シール要素
14 第2の環状シール要素
18 シャフト
22 外側ハウジング部材
23 静止ハウジング
24 環状溝
26 軸方向前側アーム
28 軸方向後側アーム
29 連結部
32 内側ハウジング部材
34 環状突出部
36 本体部
38 可撓領域
53 環状溝
58 グランド
62,64 シーリング面
127 割り目
200 環状間隙
201 第1の間隙
202 第2の間隙
227 割り目
227a 第1の割り面
227b 第2の割り面
228 相互連結縁部
262 外面
264 内面
266 底面
282 外面
284 内面
286 半径方向内側底面
294 半径方向内面
296 半径方向外面
298 外面
298a,298b 突起
327 割り目
327a 第1の割り面
327b 第2の割り面
328 相互連結縁部
342 前側壁
344 背面壁
348 上面壁
362 外面
364 内壁
366 底面
382 溝
382a〜382c 第1〜3の壁
384 フレキシブルアーム
386 突出部

Claims (39)

  1. 長手方向軸線に沿って延在するシャフトと静止面との間にシールを形成するための複合シールアセンブリであって、
    前記シャフトと接触するための動的シーリング面を有する第1の環状シール要素であって、前記動的シーリング面は第1の環状シール要素と前記シャフトとの間にシールを形成するようになっている第1の環状シール要素と、
    半径方向内側端部に、その内部に前記第1の環状シール要素を収容するための圧縮可能な環状間隙を有し、かつ半径方向外側端部に、前記静止面と接触するための静的シーリング面を有する静止ハウジングと、を具備してなることを特徴とする複合シールアセンブリ。
  2. 前記シャフトと接触するための動的シーリング面を有する第2の環状シール要素をさらに具備してなり、この第2の環状シール要素は、前記環状間隙内に、前記第1の環状シーリング要素に軸方向に隣接した状態で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  3. 前記第1および第2の環状シール要素は、実質的に、略矩形断面を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  4. 前記静止ハウジングは、
    前記静的シーリング面を形成する外側ハウジング部材と、
    前記外側ハウジング部材内に収容された内側ハウジング部材と、を具備してなることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  5. 前記外側ハウジング部材および前記内側ハウジング部材は、前記静止ハウジングの半径方向内側端部において、両者の間に前記環状間隙を協同で形成するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の複合シールアセンブリ。
  6. 前記環状間隙は、前記第1および第2のシール要素の組み合わされた幅よりも小さな幅を有することを特徴とする請求項2に記載の複合シールアセンブリ。
  7. 前記環状間隙は、前記第1および第2のシール要素を収容するために変形するよう構成されており、摩擦嵌合によって前記シーリング要素を保持するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の複合シールアセンブリ。
  8. 前記外側ハウジング部材と前記内側ハウジング部材とは、締まり嵌めによって結合されていることを特徴とする請求項4に記載の複合シールアセンブリ。
  9. 前記外側ハウジング部材は、前記内側ハウジング部材の対応する突出部を受け容れるための環状溝を具備してなることを特徴とする請求項8に記載の複合シールアセンブリ。
  10. 前記静止ハウジングは、前記第1の環状シーリング要素に対して半径方向荷重を作用させて、前記第1のシーリング要素を前記シャフトと係合状態となるよう付勢するための可撓領域を具備してなることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  11. 前記可撓領域は、
    前記第1の環状シーリング要素が前記環状間隙内に収容された際に、前記第1の環状シーリング要素に当接すると共にこの第1の環状シーリング要素に対して半径方向荷重を作用させるための、前記環状間隙の半径方向外側境界を画定している突出部と、
    前記突出部を前記静止ハウジングに対して連結するためのフレキシブルアームと、を具備してなることを特徴とする請求項10に記載の複合シールアセンブリ。
  12. 前記突出部は、前記静止ハウジングに形成された軸方向に延在する溝と前記環状間隙との間で延在すると共に、前記突出部は、第1の半径方向に延在する間隙によって前記静止ハウジングの軸方向前側端部から離間されており、かつ第2の半径方向に延在する間隙によって前記静止ハウジングの軸方向後側端部から離間されていることを特徴とする請求項11に記載の複合シールアセンブリ。
  13. 前記環状シーリング要素は、第1の割り境界面において割られていることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  14. 前記第2の環状シール要素は、第2の割り境界面において割られていることを特徴とする請求項2に記載の複合シールアセンブリ。
  15. 前記第2の割り目は、前記第1の割り境界面と互い違いに配置されていることを特徴とする請求項14に記載の複合シールアセンブリ。
  16. 前記静止ハウジングは分割されていることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  17. 前記外側ハウジング部材は第1の割り境界面において割られており、かつ前記内側ハウジング部材は、前記第1の割り境界面と互い違いに配置された第2の割り境界面において割られていることを特徴とする請求項4に記載の複合シールアセンブリ。
  18. 前記静的シーリング面は、前記静止ハウジングの半径方向外面に形成された溝内に配設されたOリングを具備してなることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  19. 前記シーリング要素の前記動的シーリング面は、前記シーリング要素が前記環状間隙内に収容されたとき、前記静止ハウジングの前記半径方向内側端部を越えて突出するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の複合シールアセンブリ。
  20. 長手方向軸線に沿って延在するシャフトと静止面との間にシールを形成するための複合シールアセンブリであって、
    前記シャフトに当接するための第1の動的シーリング面を有する第1の環状シーリング要素であって、前記第1の動的シーリング面は第1の環状シーリング要素と前記シャフトとの間にシールを形成するようになっている第1の環状シーリング要素と、
    前記第1の動的シーリング面を前記シャフトと接触状態となるよう付勢するために半径方向荷重を作用させる静止ハウジングと、を具備してなることを特徴とする複合シールアセンブリ。
  21. 前記静止ハウジングは外側ハウジング部材と内側ハウジング部材とを具備してなり、前記外側ハウジング部材と前記内側ハウジング部材とは協同で、前記第1の環状シーリング要素を収容するための環状間隙を形成するようになっていることを特徴とする請求項20に記載のシールアセンブリ。
  22. 前記内側ハウジング部材は、前記第1の環状シーリング要素に対して前記半径方向荷重を作用させるための突出部に対して連結されたフレキシブルアームを具備してなることを特徴とする請求項21に記載のシールアセンブリ。
  23. シャフトと静止面との間にシールを形成するための複合シールアセンブリであって、
    前記静止面に対して流体密シールを形成するための半径方向外面を有する外側ハウジング部材と、
    締まり嵌めによって前記外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材と、を具備してなり、
    前記外側ハウジング部材と前記内側ハウジング部材とは協同して、前記シャフトに対するシーリングのために配置される一つ以上のシール要素を収容するための間隙を形成するようになっていることを特徴とするシールアセンブリ。
  24. 前記内側ハウジング部材は可撓領域を具備してなり、この可撓領域は、動的シーリング領域を形成するために、前記シャフトに対して密着している端部と反対側の端部で前記シール要素と係合するよう構成されていることを特徴とする請求項23に記載のシールアセンブリ。
  25. 前記内側ハウジング部材と前記外側ハウジング部材とは協同で前記静止面と共に静的シールを形成するようになっていることを特徴とする請求項24に記載のシールアセンブリ。
  26. シャフトと静止面との間にシールを形成するためのシールアセンブリであって、
    前記シャフトと共に流体密シールを形成するために前記シャフトと係合するよう構成された端部を有するシール要素と、
    前記静止面に対する静的シールをもたらすための半径方向外面を有する外側ハウジング部材と、
    前記シール要素を配設するための間隙を形成するよう前記外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材と、を具備してなり、
    前記内側ハウジング部材は、使用時に前記シール要素が前記シャフトと係合することを可能とする動的シーリング領域を形成するために、前記シャフトに対して密着する端部とは逆側の端部で前記シール要素と係合するよう構成された可撓領域を含むことを特徴とするシールアセンブリ。
  27. シャフトと静止面との間にシールを形成するためのシールアセンブリであって、
    矩形断面を有すると共に前記シャフトに対して密着するよう構成された端部を有する第1のシール要素と、
    矩形断面を有すると共に前記シャフトに対して密着するよう構成された端部を有する第2のシール要素と、
    前記静止面に対するシーリングのための半径方向外面を有する外側ハウジング部材と、
    前記第1および第2のシール要素を配設するための間隙を形成するよう前記外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材と、を具備してなることを特徴とするシールアセンブリ。
  28. 前記内側ハウジング部材は可撓領域を具備してなり、この可撓領域は、使用時に前記第1および第2のシール要素が前記シャフトと係合することを可能とする動的シールを形成するよう、前記シャフトに対して密着する端部と逆側の端部で前記第1および第2のシール要素と係合するよう構成されていることを特徴とする請求項27に記載のシールアセンブリ。
  29. 前記内側ハウジング部材はさらに、間隙によって環状突出部から分離させられたフレキシブルアームを具備してなり、このフレキシブルアームおよび前記間隙は前記可撓領域の一部を形成していることを特徴とする請求項28に記載のシールアセンブリ。
  30. シャフトをシールするための方法であって、
    静止ハウジングに形成された環状間隙内に環状シーリング要素を嵌め込むステップと、
    前記環状シーリング要素の動的シーリング面を、それが前記シャフトと接触状態となるよう付勢するステップと、を具備することを特徴とする方法。
  31. 内側ハウジング部材の環状突出部を外側ハウジング部材の環状溝内に嵌め込み、これによって前記内側ハウジング部材と外側ハウジング部材との間に前記環状間隙が形成されるよう前記静止ハウジングを組み立てるステップをさらに具備することを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 長手方向軸線に沿って延在するシャフトと静止面との間にシールを形成するための複合シールであって、
    前記静止面に対して静的シールを形成するための半径方向外面を含む外側ハウジング部材であって、第1の境界面において割られた外側ハウジング部材と、
    前記シャフトに対するシーリングのための動的シーリング面を含む動的シーリング要素を収容するための間隙を形成するよう前記外側ハウジング部材に対して結合された内側ハウジング部材であって、前記第1の境界面と互い違いに配置されると共に前記第1の境界面から離間させられた第2の境界面において割られた内側ハウジング部材と、を具備してなることを特徴とする複合シール。
  33. 前記間隙内に嵌め込まれた動的シーリング要素をさらに具備してなることを特徴とする請求項32に記載の複合シール。
  34. 前記動的シーリング要素は第3の境界面において割られていることを特徴とする請求項33に記載の複合シール。
  35. 前記第3の境界面は、前記第1および第2の境界面と互い違いに配置されていることを特徴とする請求項34に記載の複合シール。
  36. 前記内側ハウジング部材は、前記外側ハウジング部材に対して堅固に結合されていることを特徴とする請求項32に記載の複合シール。
  37. 前記第1の境界面は、
    前記外側ハウジング部材の第1の割り面と、
    前記第1の割り面に当接するよう構成された、前記外側ハウジング部材の第2の割り面と、を形成していることを特徴とする請求項36に記載の複合シール。
  38. 前記第2の境界面は、前記内側および外側ハウジング部材が組み立てられた際に、
    前記第1の割り面に対して突出する第3の割り面と、
    前記第2の割り面に対して引っ込められた第4の割り境界面と、を形成することを特徴とする請求項37に記載の複合シール。
  39. 前記第3の割り面と前記第2の割り面とは第1の相互連結縁部を形成すると共に、
    前記第4の割り面と前記第2の割り面とは、前記第1の相互連結縁部と互いに噛み合う第2の相互連結縁部を形成し、前記第1および第2の境界面において、シールの分離を阻止するようになっていることを特徴とする請求項38に記載の複合シール。
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