JP2008502153A - 脆性材料を劈開するための方法及び装置 - Google Patents

脆性材料を劈開するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】脆性材料の棒体の部分を劈開するための改良方法及び装置の提供。
【解決手段】脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置が提供される。装置は、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、劈開中に棒体の端部に係合させるためのフォロアと、を備えている。また、脆性材料の棒体を劈開するための方法も提供される。方法は、棒体にクラックを設ける開始段階と、ブレードを棒体に貫通させて駆動し、棒体の端部から脆性材料の一部分を取り外す段階と、を備えている。ひとつの実施形態において、ブレードは制御された速度にて棒体に貫通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、概略的には、劈開に関し、より詳しくは、脆性材料を薄い部分に劈開するための方法及び装置に関する。
半導体その他の類似材料の平坦な「ウエハ」は、太陽電池及びその他のソリッドステート・エレクトロニクス、及び微小電子機械装置(MEMS)など、様々な装置のための基板として役に立つ。現在、それらを得るには、原石や材料の鋳造ブロックを鋸でひいて、得られたスライスを研磨しているのが通例である。鋸でひく過程は、多くの浪費をもたらし、コストがかかる。このように高いコストによって、太陽電池装置など、ある種の製品の市場は限定される。薄い部分を得るために結晶を研削及び研磨するという在来の技術は、結晶に欠陥と不純物を導入する。追加的な過程によって薄い部分を作ろうとする代替的な方法については、高品質の材料を得られることが未だ証明されていない。今日までに案出された、薄い部分に劈開する方法とは、延長物を結晶に接着するもので、極めて小さな部分だけに対して良好であって、接着剤を取り除くのが厄介で時間がかかる。極めて薄い部分に劈開するための従来のひとつの主要な問題点は、劈開中における2つの部分の挙動が極めて異なることである。結晶における本体はかなり堅いまま残されるが、薄い部分はそれほどの力に耐えられず、従って、劈開ブレードは横に向きを変えて、完全に劈開される前に、薄い部分を破壊してしまう。
従って、脆性材料を劈開するための改良された方法及び装置に対するニーズが存在する。
本発明の観点によれば、脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置が提供される。装置は、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、劈開中に棒体の端部に係合させるためのフォロアと、を備えている。また、脆性材料の棒体を劈開するための方法も提供される。
以下、本発明の様々な実施形態について、添付図面を参照して説明する。図面において、寸法関係は正確になっていないこと、および、複数の図面において同一又は対応する要素には同一の符号を付していることに留意されたい。説明文と図面は、本発明の特定の実施形態の説明を容易にすることだけを意図していることに留意されたい。それらは、本発明を網羅的に述べることを意図していないし、発明の範囲を制限することも意図していない。さらに、本発明の特定の実施形態に関連させて記述された観点は、必ずしもその実施形態に制限されるわけではなく、本発明の任意のその他の実施形態に適用することができる。
本発明の実施形態による装置10は、例えば、脆性材料の棒体の部分を劈開するために使用される(図1)。本願において、脆性材料とは、一般的に、破壊又は破砕される前に、わずかな量の変形だけしか示さないような材料を意味する。シリコン及びその他の一般的な半導体/基板材料(例えばガリウム砒素及びサファイアなど)は通例、硬質及び/又は脆性である。しかし、単結晶の形態になると、これらの脆性材料のシートは劈開可能になって、本発明の実施形態に従って形成可能になる。従って、本願において「薄い」シート又は「薄い」部分とは、一般的に、破砕する前に、材料が塊であるときに比べて大きい変形量に耐えられるほど充分に薄い、脆性材料のスライス又はピースを意味する。一般的に、好ましくは厚さ200ミクロン未満のシリコンウエハは、本発明の実施形態によれば、薄いシートである。本発明の他の実施形態においては、厚みのより大きい又は小さいシリコンを使用することができる。いくつかの実施形態においては、厚みが50〜200ミクロンのシリコンウエハが作製される。本発明の実施形態によれば、その他の厚みのものも作製される。
装置10は、底部支持要素ないしベース12と、複数の側部フレーム要素14と上部プラテン16とを備えてなる、直立構造部とを具備している。図1には、煩雑さを避けるために図示していないけれども、装置10は、ブレードの位置決め及び整列を助けるために、一対の顕微鏡を具備すると良い。装置10は、フレキシブル・バンド、ケーブル、又はチェーン、又はラックピニオン(図示せず)を具備しており、フォロア24を駆動するための直動運動に変換させる。
装置10はさらに、ブレード18と、棒体の劈開部分を作製するために脆性材料の棒体ないし原石に少なくとも部分的にブレードを貫通させるように駆動すべく、ブレード18に結合されたアクチュータ20と、劈開中に棒体22の端部26に係合するためのフォロア24とを具備する。装置10は、脆性材料22の原石を供給するための押込ロッド28などの押込機構を具備している。不図示の任意の適当なアクチュータやモータを押込ロッド28に結合して、原石22を、装置10における切断機構へ向けて移動させることができる。ガイド機構には、前方ガイド30、後方ガイド32、及び垂直ガイド34が含まれ、これらは、劈開のための位置に原石22をガイドするために提供されている。微動調整スライダ36が設けられ、前方ガイド30は好ましくは、スライダ36の1又は複数の固定された位置に固定され、後方ガイド32は、スライダ36に対して摺動可能に取り付けられる。特に、微動調整スライダ36は、切断の深さを確立するために、原石22の位置を調整することができ、また、ある種の実施形態においては、切断が進むにつれてブレードの位置を調整する(図14参照)。前方ガイド30は、微動調整スライダ36の一部分として構成しても良い。後方ガイド32は、原石押込機構28の一部分として構成され、微動調整スライダ36に沿って移動する。微動調整スライダ36は、直動式のステージであって、ベース12に結合された静止レール35と、静止レール35に対して並進可能に支持された可動レール37とを具備している。微動調整スライダ36は、押込ロッド28によって原石22を大まかな位置に供給した後、正確で最終的な調整を提供することで、ブレード18に対して原石22を位置決めする。微動調整スライダ36は、モータ駆動として自動的に制御しても良い。ロッドクランプ押込ロッド38は、ロッドクランプアクチュータないしモータ40に結合されており、ガイド30及び32及びスライダ36の上の所定位置に、原石22をしっかりと保持ないしクランプする。パッド39は、ロッドクランプ押込ロッド38の下端部分に結合されて、原石22に係合する。プレート17は、ブレード18とフォロア調整組立体64とを支持するが、これについては後述する。プレート17は、リニアベアリング50に沿って昇降する。
ブレード18は好ましくは、劈開作業による過度の摩耗に耐えられるように、充分な硬度を有する。好ましくは、ブレード18は、劈開荷重下における座屈に耐えられるように、充分な強度を有する。例として、代表的な劈開荷重は、10mm幅のシリコン面への劈開において、およそ3〜5ニュートンである。シリコンなどの脆性材料の劈開に適した例示的な材料には、TINコーティングを施した又は施さない硬化工具鋼や、ジルコニア、タングステンカーバイド、及びサファイアなどが含まれる。必要な力とブレード材料の強度に依存するが、ブレードの先端部の厚みは代表的に、座屈を回避するために、20ミクロンのオーダーである。
ひとつの好ましい実施形態においては、ブレード18は、図1〜図6及び図15に示すように、刃先に沿って凹状の湾曲面が付けられたブレードである。ブレード18は、例えばV字形など、任意の適当な形態ないし形状でも良い。図15に詳しく示すように、刃先に沿って凹状の湾曲面が付けられたブレード18は、前縁42と、前縁42から遠ざかるように延びた凹曲面44を有している。凹曲面44は、劈開中に、劈開された材料に屈曲をもたらす。凹曲面44のカーブは、脆性材料が所定の厚みにおいて破損せずに屈曲できるように選択される。凹曲面の半径は、劈開される材料の強度と、劈開される部分の厚みとに依存する。ブレード18における凹曲面44は、後述されるフォロア24における凸曲面78の円弧に近似した円弧を有することが好ましい。円弧は、ブレード18の底面全体にわたって延びるか、または、少なくとも劈開されるスライスの幅の長さだけ延びる。例えば、65ミクロンの厚みのシリコンは、代表的に、およそ62mmの最小曲率半径を有する。ブレード18における切断面は、ブレードが劈開するときの摩擦を減少させるため、永久的な膜や潤滑材で処理される。
アクチュータ20は、ブレード18に結合されて、ブレード18に力を加え、ブレード18を原石22に向けて駆動し、好ましくは原石に貫通させる。アクチュータ20には、ロードセル46が結合されて、ブレード18に加えられる力を測定する。望ましくは、ブレード18をゆっくりと制御されたやり方で駆動して、ブレードの破損を避けると共に、劈開が逸脱する機会を減少させる。シリコンなどの硬質で脆性である材料は、劈開されるとき、材料の内部に著しい緊張を発生させるので、材料の劈開速度、つまり材料を通って伝播するクラックの速度は、音速に近い速度や、キロメートル秒速のオーダーになる。しかしながら、薄い部分を切断する場合には、薄い部分の歪は急速に弛緩するので、それぞれの個別の劈開部分は1mmのオーダーの距離に限定される。従って、目的とする(例えば100mmの正方形のオーダーの)断面を達成するには、クラックを繰り返して進ませることが必要である。劈開中にブレードが前にジャンプすると、ブレード及び劈開されている材料の歪が突然に解放されることに起因して、ブレードはスライス/フォロア装置を過負荷状態にして、クラックがスライスから逸脱する見込みが高くなり、結果的にスライスは台無しになる。ブレードをゆっくりと制御されたやり方で動かすことは、後述するように、フォロアの位置を合致させるためにも好ましい。
物理的な支持体ないし裏打ちプレート48を使用して、劈開中、特に、劈開の開始段階中に、ブレード18をガイドする(図1及び図2)。裏打ちプレート18は、ガイド34上を上下に昇降できるリニアベアリング50などのベアリングによって支持される。裏打ちプレート18は、取付具47を用いてベアリング50に結合される。例としては、裏打ちプレート48は、原石22の上面52に対して実質的に垂直である表面49を具備していて、裏打ちプレート48は、劈開中に、ブレード18を整列及び支持する。裏打ちプレート48は、詳しくは後述するように、溝部の内部へ延びる唇部を具備する。
フォロア24は、劈開中に原石22の端部26に係合するように適合している。フォロア24は、劈開中に、ゆっくりと制御されたやり方にて、ブレード18をガイドするように機能する。フォロア24は、アタッチメント54に結合されており、複数のボルトやその他の固定具55などの任意の適当な手段によって、しっかりと堅固にアタッチメント54に結合される。アタッチメント54は、任意の適当な手段によってフォロア支持組立体61に結合されており、図示の如く、シャフト62の下端に延設されたピボットシャフトないしピン60の手段によって、ピボット可能ないし回転可能に、組立体61に結合されている。支持組立体61は、シャフト62と、シャフト62の上端に固定された調整組立体64と、アタッチメント54とフォロア24との角度運動をシャフト62に対して制限するための回転停止調整具66とを具備している。調整組立体64は、例えば棒部材63とボルト65とによって、シャフト62をプレート17に固定するように機能し、ボルト67によってシャフト62の高さを調整することができ、ピン60による回転軸線は、スライスが生じる屈曲の箇所に位置している。組立体64はさらに、シャフト62を垂直に動かすことができ、従って、ピン60とフォロア24とは、ブレード18と同調して、ブレード18に対して平行な経路に沿って動く。フォロア24は、いくつかの摩擦の組み合わせによって、ピン60を中心として回転し、それらには、フォロア面76と原石22の端面26との間の摩擦、スライスの上部からフォロア24の上部部分つまり表面77に働く圧力、及び/又は、明示的な駆動機構、すなわち、チェーンやケーブル又はフレキシブルバンドを上部プラテン16に取り付けられて備え、ピン60に取り付けられたプーリー、または、ピン60に取り付けられたピニオンギア及びベース12に取り付けられたラックギア、または、適当な時に適当な速度でピン60を回転させるように制御される適当なモータなどが含まれる。表面44と表面78との間の摩擦は、表面44と表面78との片方又は両方に摩擦防止コーティングを施してコントロールするか、及び/又は、フォロア24の上部部分がブレード18に対して緩く当接するようなサイズとして、ブレード18に束縛されないようにする。ブレード18が進むと、調整組立体64も同じく下方へ移動して、シャフト62を下降させる。フォロア面と原石22の端面26との間の摩擦は、アタッチメント54とフォロア24とをピンを中心として回転させようとする。従って、ブレード18が進むと、フォロア24は、脆性材料の劈開された部分に当接したまま、下降すると共に回転する。図2及び図3に示すように、フォロア24は、劈開中には、ピン60の中心軸線によって定められた、回転軸線68を中心として回転する。ピン60の位置、すなわち回転軸線68の位置は、ブレード18が進むと、図2に示した第1の位置68Aから下降して、図3に示した第2の位置68Bへと移動する。
図2及び図3に示したひとつの実施形態においては、フォロア24は、円弧に似た凸曲面を少なくともひとつ有してなる転動フォロアである。好ましい実施形態においては、フォロア24は、原石22の端部26に係合すべく適合された第1の凸曲面76と、劈開中にブレード18に係合すべく適合された第2の凸曲面78とを具備している。放射状に延びた表面77は、第1の凸曲面76から第2の凸曲面78にまで延びている。放射状に延びた表面77は、脆性材料の部分に係合し、脆性材料の部分の厚みと実質的に等しいような半径を有する。第2の凸曲面78は、ブレード18の凹曲面44のカーブに近似したカーブを備え、表面78は、ブレード18の円弧44の長さと近似した円弧にわたって延びていることが好ましい。第1の凸曲面76は、第1の半径80を有し、第2の凸曲面78は、好ましくは表面44の半径に近似した、第2の半径82を有している。第1の半径80の長さは、劈開される材料の強度と、劈開される部分の厚みとに依存する。表面76の円弧の長さは、フォロア24の移動の全範囲にわたって、原石22の部分84の表面をカバーできるだけの充分な長さを有することが好ましい。第1の半径80と第2の半径82及び劈開される部分の厚み84については、第2の凸曲面78がブレード18の凹曲面44に係合し、一方、第1の凸曲面76は脆性材料の劈開された部分84に係合するように選択される。例としては、第1の半径80は、第2の半径82に比べて、劈開される部分84の厚みに近似した寸法差だけ、小さくなっている。
フォロア24は、本発明の範囲内において、別の実施形態を有する。例えば、フォロア24は、可撓性の層又は帯片86であって、帯片を原石に対して促すように、可動部材が帯片86に対して力を加える(図4及び図5参照)。可撓性の層86は、任意的事項であり、必須ではないことを認識されたい。可動部材は、図4及び図5に示すような回転可能なローラー88や、図6及び図7に示して後述されるような摺動ブロック90など、任意の適当なタイプで良い。ローラー88は、例えばピン60によって、シャフト62の下端にピボット可能に結合されており、帯片86に対する摩擦によって回転可能に動作するもので、そのために、例えばローラー88と帯片86との間にいくらかの粗いコーティングを施すか又は小さなギアを設けるなどしており、ローラー88は、ローラー88とブレード18とがアクチュータ20の力の下で下方へ下降すると、軸線68を中心として、図4及び図5において、時計まわり方向に回転する。ローラー88は、ラックピニオン機構や、ベルト駆動(図示せず)によって動作させても良い。可撓性の帯片86は、脆性材料の劈開された部分84に係合すべく適合されてなる第1の部分と、ブレード18に係合すべく適合されてなる第2の部分94とを有する。第1の部分92は、第1の厚みを有し、第2の部分は、第2の厚みを有する。例としては、第1の厚みは、第2の厚みに比べて、劈開された部分84の厚みに近似した寸法差だけ、小さくなっている。劈開中に、ローラー88が下降して軸線68を中心として回転すると、ブレード18が進んで、ローラー88は可撓性の帯片86を押圧して原石22及びブレード18に係合させ、脆性材料の劈開された部分84に働く外方への力を制御し、ブレード18を適切な劈開のために整列させて保つ。
本発明の別の実施形態においては、図6及び図7に示すように、フォロア24の帯片86は、衝撃吸収層96を具備し、かかる層はエラストマーの層であって、毎回の連続するクラックによる衝撃を減衰させる。いくつかの実施形態においては、エラストマーの層96は、第1及び第2の薄い鋼シート98及び99などの、第1の可撓性シートと第2の可撓性シートとの間にサンドイッチされる。好ましい実施形態においては、第1のシート98は、図4及び図5に示した帯片86と同じもので、第1の部分92と第2の部分94とを有している。変形例としては、仮にエラストマーが充分に堅いならば、エラストマーの層96は直接、原石22に係合させても良く、その場合には、エラストマーの層に第1の部分92と第2の部分94とを形成することが好ましい。
摺動ブロック90を使用して、可撓性の帯片86に対して力を加えても良い(図6及び図7)。ブレード18が下降すると、摺動ブロック90も下降して、摺動ブロックは好ましくは、シャフト62の下端に結合され、より好ましくは、シャフト62の下端にしっかりと堅固に固定される。ブロック90には、ベアリング面91が設けられ、可撓性の帯片86と摺動可能に係合すべく、低摩擦係数のプラスチックから形成されている。変形例としては、流体ベアリングや、その他の一般的に使用されている平坦なベアリング、または、任意のその他の適当な手段を用いて、ブロック90におけるベアリング面91を形成しても良い。
動作に際しては、ロッドクランプ38を上昇させて、脆性材料の原石22を、押込ロッド28などの押込機構によって、劈開のための所望の位置へと押し動かす。この押し込みは、前後の原石ガイド30及び32によってガイドされる。原石22の位置は、微動調整スライダ36によって調整される。原石22が劈開すべき位置にあるとき、その端部面26はフォロア24に対して押圧され、ブレード18に対して適切に位置決めされ、所望の深さ、つまり所望の厚みの原石の部分が劈開されるようになっている。
次に、ロッドクランプモータ40を動作させて、ロッドクランプ38を原石22に係合させて、劈開のための所望の位置に原石を保持する。原石22とフォロア26との間に、劈開のために、いくらかの空間が必要又は望ましいならば、微動調整スライダ36の送りを戻して(ブレード18から遠ざけて)かかる空間を得る。ロッドクランプ押込ロッド38の長さと可撓性とによって、原石22はしっかりとクランプされたままに維持される。
劈開アクチュータ20を動作させて、ブレード18を下方へ駆動すると、クラックの形成が開始される。これは、ブレードに働く力が緩むことによって観察可能である。次に、微動調整スライダ36を、さらに戻し、ブレード18の背面が、初期の劈開に沿って移動できるようにする。次に、ブレード18をさらに進める。ブレード18が進むと、フォロア調整組立体64も同じく下降して、このため、フォロアシャフト62を下降させ、上述した任意の手段によってピン60上のフォロアを回転させて、結果的にフォロア24を回転させる。
劈開の終了時には、スライスは2つの方法のいずれかの方法によって取り除かれる。上からは、真空ピンセットなどの道具を用いて、スライスを把持する。微動調整スライダ36をさらに戻して、スライスを解放し、スライスを回収する。下からは、ブレード18を引っ込めてから、微動調整スライダ36をさらに戻して、スライスを解放させる。これらの技術を組み合わせて用いるか、または、その他の取り出し技術を用いる。
別の観点においては、本発明は、脆性材料の棒体を劈開する方法を提供する。一般に、方法は、棒体にクラックを設ける開始段階と、ブレードを棒体に貫通させて駆動し、棒体の端部から脆性材料の一部分を取り外す段階と、を備えている。
図8には、本発明の実施形態による、脆性材料の棒体22をブレード18で劈開する、劈開過程を示している。この実施形態においては、劈開ブレード18は、結晶面、好ましくは弱い結晶面において、脆性材料に突き当てられる。例えば、シリコンについては、(111)の結晶面が最も弱く、(110)の平面もほぼ同様に良好である。
制御された速度にて、脆性材料を通して劈開が進行する。クラックの伝播が急速であると、意図した破砕平面から逸れてしまい、代表的には、一連の小さなクラックの増加をもたらす。劈開ブレード18は、充分に硬く、充分に強靭で、棒体材料から意図するシート材料を引き剥せるように、適切に形成されているべきである。
いくつかの実施形態においては、ブレード18における裏側ないし背面19は、棒体22の主たる部分に面しており、劈開の平面に対して実質的に垂直であり、原石の上面52に対して平行であるので、劈開されるスライスに押し込まれるブレードには、ほとんど又はまったく、力が作用しない。好ましい実施形態においては、ブレードにおける他方の側ないし反対面21は、力に耐えられる充分な強度をもたせるのに充分な角度をもつが、これは過大な角度ではなく、劈開されたスライスが過剰な曲げを受けて破損しないようになっている。
劈開のための適切な開始点を確立するために、図9に示すように、劈開される棒体22には、溝部100を形成することが好ましい。溝部100を用いてブレード18を位置決めすることで、脆性材料の塊に面したブレード18の表面19の下にクラックを形成することができ、劈開が逸れてスライスを台無しにする原因となる、ブレードの外方への屈曲を防止ないし最小化する。また、開始溝部によれば、ブレードの最先端に加わる圧力が低減され、強度についての要求条件が緩和され、ブレードの(鋭利さの)寿命が長くなる。
いくつかの実施形態においては、開始溝部は、劈開される棒体の端部に面した垂直面101と、棒体の塊に面している傾斜面103とから形成される。開始溝部は、鋭利なノッチや、V字形、又は「キーホール」のノッチの形態を呈する。図9に示すように、「キーホール」のノッチ100は、拡大した底部ないし応力緩和部102を有しており、クラックは、垂直な側部の下から開始する。図10に示した鋭利なノッチ105は、垂直な側部の下からクラックの形成を開始させるために、ノッチの鋭利な点に生じる応力集中を頼りにしている。本発明のノッチは、機械的に、化学的に、または、その他の方法によって作製される。例えば、所望の形状の開始溝部は、ダイヤモンドツールによって、または、リアクティブイオンエッチングなどによって作製される。
棒体の上面に開始溝部を設けることに加え、クラックをより確実にガイドする助けとして、棒体の側部及び底部に溝部を設けることも役立つ。
図11A及び図11Bに示すように、本発明のひとつの実施形態においては、棒体22にクラック107が形成された後に、ブレード18を調整する。この実施形態においては、ブレード18は、左右対称のV字形を有し、クラックの形成を開始するためのブレード強度を最大限にしている。クラックが形成されたならば、図11Bに示す如く、棒体22の端部へ向けてブレード18を傾斜させ、脆性材料の塊に面しているブレード面19を、ロッド面26に対して平行にする。
本発明のいくつかの実施形態においては、棒体22に形成される溝部100は、50〜100ミクロンの間隔を隔てている。開始溝部100を、ブレード18の下方に整列させてから、棒体22を所定位置にクランプする。その後に、ブレード18に力を加える。劈開されたスライスが分離したならば、例えばいくつかの実施形態においては吸気棒やガスジェットなど、任意の適当な方法によってスライスは取り出される。この過程は、棒体22が短くなり過ぎて、更なる劈開を支持できなくなるまで、繰り返される。そうしたら、劈開するために、別の棒体を配置する。
図12に示した本発明の実施形態においては、棒体22の端部26にフォロア24が係合しており、スライスにおける劈開された部分に働く外方への力を制限している。フォロア24は、ローラー88などの任意の適当な部材を具備し、ゆっくりと制御されたやり方にて、劈開中にブレード18をガイドする。ローラー88は、劈開点において、劈開された材料を支え、棒体22の本体から遠ざかる力を制限し、スライスが割れたり破損したりするのを防ぐ助けとなる。
本発明の他の実施形態においては、ブレード18をガイドするために、物理的な支持体ないし裏打ちプレート48を使用する(図13A〜図13D参照)。これに関して、棒体22にV字形の溝部が形成されたとき、裏打ちプレート48は、溝部100の内部へ延在する付属唇部104を具備していて、この唇部は好ましくはV字形になっていて、一時的に垂直面106を提供する。一時的な垂直面106は、V字形の溝部100の底部を形成する鋭利な点に、ブレード18を整列させる。ブレード18が下降するとき、裏打ちプレート48はブレード18を支持する。
いくつかの実施形態においては、溝部及び/又はクラックに腐食性の薬品を適用して、脆性材料における歪結合を優先的に破壊する。このように、腐食性の薬品を使用すると、必要な力は小さくなって、クラックの速度は音速に比べてはるかに小さな速度に制限され、その結果、クラックはより制御可能になる。任意の適当な腐食性の薬品を使用することができる。例えば、水酸化カリウム(KOH)の溶液はシリコンのための腐食性の薬品として使用される。代わりに、脆性材料における歪結合を壊すために、電気化学作用を用いても良い。これを達成するには、ブレードに導電層を埋設すれば良い。
本発明のさらに別の実施形態においては、クラックの形成が開始した後に、ブレード18の位置を調整ないし移行する。図14A〜図14Dに示すように、実際にクラックが形成された線110は、ブレード18の垂直面の下にある、棒体22の内部へと下方へ延びた仮想線112とは異なった位置にある。クラックが形成されて、ブレードが棒体22への貫通を開始した後、ブレード18は、図14Bと図14Cとの間の変化に見られるように、スライスへ向けてわずかに移行されて、その下降経路を続けたとき、ブレード18が外方へ押圧することはない。
本発明について開示された様々な実施形態及び方法によれば、脆性材料の棒体の片方の端部から開始して、脆性材料の薄い部分が劈開される。本発明は、半分に劈開する場合にも適用でき、原石22の長手軸線21に対して垂直な経路に沿って、次々と半分に劈開しても良いことを理解されたい(図1参照)。半分が非常に薄くなれば、それらは、従来の手段によっては劈開のために支持できなくなる。薄い半分の片方の表面に第1のフォロアを使用し、薄い半分の他方の表面に第2のフォロアを使用する。上述したブレード、フォロア、及び溝部は、半分に劈開する末期の段階においても等しく適用可能であって、従来の劈開だけによって達成可能なよりも、はるかに薄い部分を得ることができる。
本発明のひとつの観点によれば、端部を有する脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置であって、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、劈開中に棒体の端部に係合させるためのフォロアと、を備えている装置が提供される。
装置において、ブレードは、前縁と、前縁から遠ざかって延びる凹曲面とを有している。装置において、ブレードの凹曲面にはカーブが設けられ、フォロアは凸曲面を有すると共に、その凸曲面には、ブレードにおける凹曲面のカーブに近似したカーブが設けられている。装置において、フォロアは、追加的な凸曲面を有し、最初に指名した凸曲面から追加的な凸曲面へと延びる半径方向に延びる表面を備えている。装置において、棒体における劈開部分は厚みを有し、最初に指名した凸曲面は第1の半径を有し、追加的な凸曲面は第1の半径に比べて小さい第2の半径を有し、第1の半径と第2の半径との差は、棒体における劈開部分の厚みに近似している。装置において、棒体における劈開部分は厚みを有し、フォロアは、可動部材と、可動部材によって棒体に押し当てられる少なくともひとつの材料層とを具備し、少なくともひとつの材料層は、第1の厚みを備えた第1の部分と、第1の厚みに比べて薄い第2の厚みを備えた第2の部分とを有し、第1の厚みと第2の厚みとの差は、棒体における劈開部分の厚みに近似している。装置において、可動部材は、回転軸を中心として回転可能な部材である。装置において、アクチュータは、ブレードを進行方向に駆動し、可動部材は、ブレードの進行方向に対して平行な方向に並進可能な部材である。装置において、少なくともひとつの材料層は、エラストマーの層を具備している。装置において、棒体の端部は棒体を横切って延びる平坦面を有し、フォロアは、凸曲面から延びていて、棒体の端部の平坦面に対して平行である平坦面を具備している。
本発明の別の観点によれば、脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置であって、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、前縁と、前縁から遠ざかって延びる凹面領域とを有しているブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、を備えている装置が提供される。装置において、凹面領域は凹曲面から形成されている。
本発明の別の観点によれば、劈開装置であって、劈開すべき部分を有する脆性材料の棒体と、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するための支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、を備えている装置が提供される。装置は、劈開中に棒体の端部に係合するフォロアをさらに備えている。
本発明の別の観点によれば、端部を有する脆性材料の棒体を劈開するための方法であって、棒体にクラックを設ける開始段階と、ブレードを棒体に貫通させて駆動し、棒体の端部から脆性材料の一部分を取り外す段階と、を備えている方法が提供される。
方法において、駆動する段階は、制御された速度にてブレードを棒体に貫通させる段階を具備している。方法において、開始段階は、棒体の端部から50〜200ミクロンの範囲の距離にて、クラックの形成を開始する段階を具備している。方法において、脆性材料には、結晶質の材料を含む。方法において、脆性材料は、シリコン、ガリウム砒素、ゲルマニウム、シリコン・ゲルマニウム、及びサファイアからなるグループから選択された材料である。方法において、開始段階は、脆性材料の棒体の中に、ブレードを駆動する段階を具備している。方法は、クラックの形成を開始すべく棒体に対してブレードを駆動する前に、物理的な支持に沿ってブレードを案内する段階をさらに備えている。方法は、ブレードをクラックに沿って駆動する前に、クラックに対してブレードを整列させる段階をさらに備えている。方法は、開始段階の前に、棒体の表面に溝部を形成する段階をさらに備えている。方法において、形成する段階は、脆性材料の結晶面に沿って溝部を形成する段階を具備している。方法において、溝部は、棒体の表面に対して実質的に垂直に延びる表面を備えている。方法において、溝部は、キーホール溝部である。方法は、物理的な支持に沿ってブレードを案内する段階をさらに備え、物理的な支持の少なくとも一部分は、溝部の内部へ延入し、棒体の表面に対して実質的に垂直である案内面を提供している。方法は、棒体の端部に対して力を加える段階をさらに備えている。方法において、力を加える段階は、棒体の端部に沿ってフォロア部材を動かす段階を具備している。
本発明によって提供される装置及び方法のひとつの利点は、鋸屑を出すことなく、脆性材料を薄い部分に劈開できることである。
本発明の特定の実施形態について例示の目的から説明したけれども、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、様々な改変を行うことができることを理解されたい。
図1は、本発明の実施形態による脆性材料を劈開する装置を模式的に示した側立面図である。 図2は、図1の装置におけるブレードの第1の位置について模式的に示した拡大立面図である。 図3は、図2の装置におけるブレードの第2の位置について模式的に示した拡大立面図である。 図4は、本発明の別の実施形態による脆性材料を劈開する装置について、その第1の位置を、図2と同様に示した側立面図である。 図5は、図4の装置について、その第2の位置を、図3と同様に示した側立面図である。 図6は、本発明のさらに別の実施形態による脆性材料を劈開する装置について、その第1の位置を、図2と同様に示した側立面図である。 図7は、図6の装置について、その第2の位置を、図3と同様に示した側立面図である。 図8は、本発明のひとつの方法に従った、劈開工程の開始段階を示した模式図である。 図9は、本発明の別の方法に従った、劈開工程の開始段階を示した模式図である。 図10は、本発明のさらに別の方法に従った、劈開工程の開始段階を示した模式図である。 図11Aは、本発明のさらに他の方法に従った劈開工程の開始段階中において、第1の位置にあるブレードを示した模式図である。 図11Bは、図11Aに示した劈開工程において、第2の位置にあるブレードを示した模式図である。 図12Aは、本発明の他の実施形態による脆性材料を劈開する装置について、その第1の位置を、図2と同様に示した側立面図である。 図12Bは、図12Aの装置について、その第2の位置を、図3と同様に示した側立面図である。 図13Aは、本発明の方法に従った、脆性材料を劈開するための溝部、ブレード、及び裏打ちプレートを示した模式図である。 図13Bは、本発明の方法に従った、劈開工程の開始段階を示した模式図である。 図13Cは、本発明の方法によって、図13Bに示した段階において形成されたクラックが伝播する様子を示した模式図である。 図13Dは、本発明の方法によって、劈開過程が伝播する様子を示した模式図である。 図14Aは、本発明の方法に従った、脆性材料を劈開するためのブレードと裏打ちプレートを示した模式図である。 図14Bは、本発明の方法に従った、劈開工程の開始段階を示した模式図である。 図14Cは、本発明の方法によって、図14Bに示した段階において形成されたクラックが伝播する様子を示した模式図である。 図14Dは、本発明の方法によって、劈開過程が伝播する様子を示した模式図である。 図15は、本発明の実施形態によるブレードを模式的に示した拡大斜視図である。

Claims (31)

  1. 端部を有する脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置であって、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、劈開中に棒体の端部に係合させるためのフォロアと、を備えていることを特徴とする装置。
  2. ブレードは、前縁と、前縁から遠ざかって延びる凹曲面とを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. ブレードの凹曲面にはカーブが設けられ、フォロアは凸曲面を有すると共に、その凸曲面には、ブレードにおける凹曲面のカーブに近似したカーブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. フォロアは、追加的な凸曲面を有し、最初に指名した凸曲面から追加的な凸曲面へと延びる半径方向に延びる表面を備えていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 棒体における劈開部分は厚みを有し、最初に指名した凸曲面は第1の半径を有し、追加的な凸曲面は第1の半径に比べて小さい第2の半径を有し、第1の半径と第2の半径との差は、棒体における劈開部分の厚みに近似していることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 棒体における劈開部分は厚みを有し、フォロアは、可動部材と、可動部材によって棒体に押し当てられる少なくともひとつの材料層とを具備し、少なくともひとつの材料層は、第1の厚みを備えた第1の部分と、第1の厚みに比べて薄い第2の厚みを備えた第2の部分とを有し、第1の厚みと第2の厚みとの差は、棒体における劈開部分の厚みに近似していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  7. 可動部材は、回転軸を中心として回転可能な部材であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. アクチュータは、ブレードを進行方向に駆動し、可動部材は、ブレードの進行方向に対して平行な方向に並進可能な部材であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 少なくともひとつの材料層は、エラストマーの層を具備していることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 棒体の端部は棒体を横切って延びる平坦面を有し、フォロアは、凸曲面から延びていて、棒体の端部の平坦面に対して平行である平坦面を具備していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  11. 脆性材料の棒体は、最初に指名した端部とは反対側に他方の端部を有し、装置は、棒体における他方の端部に係合すべく適合された、追加的なフォロアを備えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 脆性材料の棒体の部分を劈開するための装置であって、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するように適合された支持体と、前縁と、前縁から遠ざかって延びる凹面領域とを有しているブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、を備えていることを特徴とする装置。
  13. 凹面領域は凹曲面から形成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 劈開装置であって、劈開すべき部分を有する脆性材料の棒体と、劈開すべき位置に棒体の部分を保持するための支持体と、ブレードと、棒体に劈開部分を作るため、棒体の少なくとも一部分に貫通させてブレードを駆動するように、ブレードに結合されたアクチュータと、を備えていることを特徴とする装置。
  15. 劈開中に棒体の端部に係合するフォロアをさらに備えていることを特徴とする請求項14に記載の劈開装置。
  16. 端部を有する脆性材料の棒体を劈開するための方法であって、棒体にクラックを設ける開始段階と、ブレードを棒体に貫通させて駆動し、棒体の端部から脆性材料の一部分を取り外す段階と、を備えていることを特徴とする方法。
  17. 駆動する段階は、制御された速度にてブレードを棒体に貫通させる段階を具備していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 開始段階は、棒体の端部から50〜200ミクロンの範囲の距離にて、クラックの形成を開始する段階を具備していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 脆性材料には、結晶質の材料を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 脆性材料は、シリコン、ガリウム砒素、ゲルマニウム、シリコン・ゲルマニウム、及びサファイアからなるグループから選択された材料であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  21. 開始段階は、脆性材料の棒体の中に、ブレードを駆動する段階を具備していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. クラックの形成を開始すべく棒体に対してブレードを駆動する前に、物理的な支持に沿ってブレードを案内する段階をさらに備えていることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. ブレードをクラックに沿って駆動する前に、クラックに対してブレードを整列させる段階をさらに備えていることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 開始段階の前に、棒体の表面に溝部を形成する段階をさらに備えていることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  25. 形成する段階は、脆性材料の結晶面に沿って溝部を形成する段階を具備していることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 溝部は、棒体の表面に対して実質的に垂直に延びる表面を備えていることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 溝部は、キーホール溝部であることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  28. 物理的な支持に沿ってブレードを案内する段階をさらに備え、物理的な支持の少なくとも一部分は、溝部の内部へ延入し、棒体の表面に対して実質的に垂直である案内面を提供していることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  29. 棒体の端部に対して力を加える段階をさらに備えていることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  30. 力を加える段階は、棒体の端部に沿ってフォロア部材を動かす段階を具備していることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 脆性材料の歪結合を破壊するために、溝部に腐食性の薬品を適用する段階をさらに備えていることを特徴とする請求項24に記載の方法。
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