JP2008500140A - 骨折固定及び部位安定化システム - Google Patents

骨折固定及び部位安定化システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008500140A
JP2008500140A JP2007527487A JP2007527487A JP2008500140A JP 2008500140 A JP2008500140 A JP 2008500140A JP 2007527487 A JP2007527487 A JP 2007527487A JP 2007527487 A JP2007527487 A JP 2007527487A JP 2008500140 A JP2008500140 A JP 2008500140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
structural framework
further characterized
sheath
size
fracture site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007527487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008500140A5 (ja
Inventor
トーマス, エイチ. メイヤーズ,
ダグラス, エム. ローラン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MYERS SURGICAL SOLUTIONS LLC
Original Assignee
MYERS SURGICAL SOLUTIONS LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MYERS SURGICAL SOLUTIONS LLC filed Critical MYERS SURGICAL SOLUTIONS LLC
Publication of JP2008500140A publication Critical patent/JP2008500140A/ja
Publication of JP2008500140A5 publication Critical patent/JP2008500140A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7216Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression
    • A61B17/7225Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression for bone compression
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7233Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone
    • A61B17/7258Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone with laterally expanding parts, e.g. for gripping the bone
    • A61B17/7275Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone with laterally expanding parts, e.g. for gripping the bone with expanding cylindrical parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00004(bio)absorbable, (bio)resorbable, resorptive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00867Material properties shape memory effect

Abstract

骨折を、骨の骨髄内の管内に設置された貫通する拡大可能な構造骨組の経皮的な固定及び安定化を達成するためのシステムが開示されている。一実施形態における該システムは、該構造骨組が中で強化ケージの機能を果たす骨セメント等の外科的流体の柱と、骨折部位に配置され、該骨組と流体を少なくとも部分的に囲む鞘とを含む。該流体は制限器により支持されてよく、閉じ込められている空気を取り除くための振動プローブで攪拌されてよい。構造骨組は自己展開式、つまり内力によって開放でき、それは回収自在である。該骨組、流体または鞘は、該骨折部位に伝達される抗生物質、製剤、または他の治療化合物を含んでよい。本要約書は、請求項の意味または範囲の境界を定めるためではなく、読者に本出願の主題について知らせるために提供される。
【選択図】図1

Description

以下の開示は、概して人間及び他の動物における骨の状態の治療に関し、さらに詳細には特に長骨の骨折部位の固定及び安定化に関する。
体肢骨格の骨の骨折部を固定するための現在のシステム及び方法はギブス、副木装置または外部固定フレームによる骨折部の不動化、プレートとネジによる内部固定、あるいは骨髄内装置の挿入による骨折の間接的な固定を伴う。
これら従来技術の内のいくつかは、現在、骨折部位全体に圧縮力をかけるために圧迫プレート及びネジ手段を使用している。しかしながら、この種の手段の挿入には、通常、骨折部位でじかに骨の外側皮質の上で大きな外科的切開を行うことが必要である。プレートとネジを取り付けるには、通常、骨折部位の上にある軟組織の障害、骨折血腫の障害、及び骨折骨片への血液の供給を危うくする骨の骨膜のストリッピングが必要になる。さらに、圧縮力だけをかけても、人間の大腿骨、脛骨、遠位とう骨等の特に長骨での骨の骨折部を固定し、安定化させるには十分ではない。
骨折部位を治療するもう一つのシステムは、例えば、1984年にWalkerに発行された米国特許第4,457,301号に説明されているように、通常は骨のどちらかの端部に位置する切開部を通して、1本または複数本の釘を骨折した骨の骨髄内の管の中に差し込む骨髄内の釘固定を含む。骨髄内釘固定は、外部でのギブス及びいくつかの他の骨折安定化方法に優るいくつかの優位点を提供する。釘固定の生体力学的な優位点は骨の中心軸に沿った負荷の分配、骨折部位の近位及び遠位での骨折の捩り安定化、及び圧縮力と曲げ力に対する釘の抵抗を含む。生物学的な優位点は骨折部位での軟組織外皮の保護、骨折部位に対する血液供給の保護、及び骨片の微動による骨折部周辺での豊富な仮骨の形成を含む。また、外科的な優位点は外傷を受けていない組織を通り、骨折部から遠く離れた小さな切開、固定手段の挿入の容易さ、及び骨折削減のための手段自体の使用を含む。
しかしながら、骨髄内釘固定には多くの不利な点もある。骨髄内の管の拡孔と拡孔を行わない釘の配置の両方とも骨折部への骨髄内の血液供給を危うくする。管に用具類を取り付ける行為自体が、血管に塞栓を生じさせ、脂肪分と髄質分を脈管系の中に流出させ、健康に悪影響を及ぼす可能性があることが示されている。通常、釘の挿入には管の下方への直接的な視線が必要になる。直接的視線を取得するには、多くの場合、髄管の中への入口の開始点を露出するために骨の近位端または遠心端のどちらかでの切開、及び関節または腱/靭帯の付着の妨害が必要となる。釘の挿入のための開始点を露出することは、最終的にはインプラントの除去または他の外科的な処置を必要とする術後の合併症の重大な原因である。さらに、子供における長骨の端部は、骨の成長の中心でもある。これらの骨端のプレートを通る穿孔またはガウジングは成長停止を引き起こす可能性があり、奇形または長さの不一致につながる可能性がある。
連動するネジを釘によって配置するには個別の切開、技術的な熟練、及び処置時間の延長が必要になる。さらに、骨インプラント構造物の安定性は連動ネジのサイズと強度に完全に依存している。骨髄内の釘固定のもう1つの不利な点とは、骨髄内の手段が髄管を「嵌合し、充填する」ことができないという点である。骨と釘の断面形状の不一致によりすべての接触力が近位および遠位の連動ネジにかかる。小さな非拡孔釘の失敗は、釘と骨内膜表面の間で接線方向の接触があるためである可能性が高く、連動ネジを生体力学的に不利にする。さらに、多くの場合、チタニウムまたはステンレス鋼から作られているこれらのインプラントの生体力学的な特性は周囲の骨の生体力学的な特性と共通点がない。インプラントの弾性率と等方性の特長の違いが、インプラントの端部での応力集中部、ひいてはこれらの界面での再骨折という最終的な失敗につながることがある。
したがって、当該技術分野には、骨折生物学の混乱を最小に留め、骨髄管の外傷が縮小され、生体力学的な特性が向上し、より小さい切開で骨の骨折部位を安定化させる、より侵襲的ではなく、より効果的な方法に対する必要性が存在する。また、当該技術には骨端成長板を損傷することなく子供の骨折部位を安定化させる必要性もある。当該技術には、回復を促進するために、種々の生物学的な媒介物質のどれかを直接骨折部位に効率的に送達する方法に対する関連する必要性もある。
特定の実例であり、例示的な装置、システム及び方法が、続く説明及び添付図面の図と関連して本書に説明されている。説明されている例は、開示されている材料を裏付ける原理を当てはめる種々の方法の内のいくつかを表しているにすぎないため、例は同等物を含むことを意図する。他の優位点及び新規特長は、図面と関連して考慮されるときに続く詳細な説明から明らかになる。
以下の要約は広範囲に及ぶ概要ではなく、装置、方法、システム、プロセス等の重要な要素または重大な要素を特定すること、あるいはこのような要素の範囲を示すことを目的としていない。本要約は続くさらに詳細な説明に対する序文として簡略な形式で概念的な緒言となる。
特定の実例となる例の装置、方法、システム、プロセス等は以下の説明及び添付図面と関連して本書に説明されている。これらの例は、装置、方法、システム、プロセス等を裏付ける原理が利用され、したがって同等物を含むことを主旨とする、種々の方法のほんのいくつかだけを表しているにすぎない。他の利点および新規の特長は、図面と関連して検討されるときに、続く詳細な説明から明らかになる。
前記及び他の必要性は、骨髄内の管を有する骨の中の骨折部位を治療するためのシステムで使用するための構造骨組を提供する本発明により満たされる。構造骨組は、管の中に挿入するために適した細長いサイズ及び形状、骨折部位に及ぶほど十分な長さ、及び管の内面に当接するように適応される外形を特徴としてよい。
別の態様では、本発明は骨髄内の管を有する骨の中の骨折部位を治療するためのシステムで使用する鞘を提供する。鞘は管の中に挿入するのに適したサイズと形状、骨折部位に及ぶほど十分な長さ、及び管を通って伸張する構造骨組を受け入れるような大きさと形状に作られた細長い管状の構造を特徴としてよい。
本発明の別の態様では、前述された構造骨組と鞘がともに骨髄内の管を有する骨の中に骨折部位の治療システムで使用するために提供されている。別の態様では、本発明は、骨折部位全体で追加の支えを与えるために構造骨組と協調する、硬化性の外科的流体も提供する。
別の態様では、本発明は本発明のシステムを骨髄内の管の中に導入する方法をさらに含む。
これらの目的及び他の目的は本発明により達成され、類似する番号が類似する要素を指定する添付図面に関連して好適実施形態の続く詳細な説明から明らかになる。
本発明は、添付図面の図とともに解釈される以下の説明を参照することにより達成される。
はじめに
例示的なシステム、方法、及び装置は、図面を参照してここで説明されるが、複数の図を通して類似した要素を指すために類似した参照数詞が使用されている。以下、説明のために、システム、方法、装置等の十分な理解を容易にするため、数多くの特定の詳細が述べられている。しかしながら、説明されている例にこれらの特定の詳細がなくても実施されてよいことが明らかであってよい。他の例では、共通の構造及び装置が説明を簡略化するためにブロック図形式で示されている。
新しいシステム、装置及び方法は人間の大腿骨または脛骨等の長骨の治療との関連でさらに具体的に説明されるが、他の人間または動物の骨が同じまたは類似したやり方で治療されうることは言うまでもない。本発明の態様は体の他の領域での診断または治療目的にも有利に適用されうる。
用語「含む」が詳細な説明または例示的な発明の概念のリストで利用される限りでは、請求項の中で暫定的な用語として利用されるときにその用語が解釈されるように用語「備える」と同様に含むことが意図される。さらに、用語「または」が例示的な本発明の概念のリスト(例えばAまたはB)で利用される限りでは、「AまたはBあるいは両方」を意味することが意図される。著者が「両方ともではないが、AまたはBだけ」を示すことを意図するときには、著者は言い回し「両方ともではないが、AまたはB」を利用する。したがって、本書での用語「または」の使用は排他的な使用ではなく、包括的な使用である。Garner、現代法律使用法624の辞書(A Dictionary Of Modern Legal Usage 624)(第2版、1995年)を参照すること。
多くの変型及び他の実施形態が説明及び図面に提示されている教示の利点を有する当業者の頭に思い浮かぶ可能性がある。したがって、本発明が、開示されている特定の実施形態に限定されず、変型及び代替実施形態が本開示及び請求項の範囲内に含まれることが意図されることが理解されるべきである。例えば、本発明は特定の実施形態に示され、説明されている特定の構造、断面、形状、または連結配列に制限されないことが意図されている。他の構造、断面、形状、連結配列、及び特長は主張されている主題から逸脱することなく本発明で使用されてよい。特定の用語が本書で使用される可能性があるが、それらは一般的且つ記述的な意味でのみ使用され、限定のためには使用されない。
内部強化システム
図1に示されるように一実施形態では、本発明のシステム10は、撓みやすい鞘30により少なくとも部分的に囲まれ、ポリマーセメント等の外科的な流体40の柱で充填された、骨100の骨髄内の管120の中に配置される構造骨組20を含んでよい。図示されているように、システム10は骨折部位110に及ぶように配置されてよい。システム10は、皮膚の切開70及び骨の中の開口部つまり破れ目80を通して骨髄内の管120の中に、管120を通るほぼ中心線に沿って進んでよい経路90に沿って導入されてよい。いったん所定の場所にくると、セメントまたは他の外科的な流体40は硬化し、構造骨組20とともに骨折部位の固定及び安定化を実現する。外科的流体40は、流体40が骨折部位110の中に溶け出さないようにするために骨折部位110の近くに配置される鞘30によって少なくとも部分的に収容されてよい。
図1に示されているように、構造骨組20は骨髄内の空洞120の中に設置するために構成されてよい。図1に示されている例示的な骨100は、その中心軸近くで骨の内部を通過する骨髄内の管120を含む。成人では、足の脛骨等の長骨内の管120は通常、中空であってよい。成人長骨における髄質の生成は概して経時的に止まるため、骨髄内への手段の導入は通常髄質の生成を危うくしない。長骨は、その大きさや長さに関わりなく、強さ、構造、及び可動性を提供する硬く、密度の高い骨である。例えば、それらの形状と機能のために長骨として分類されてよい指の中の骨がある。一般的には、長骨は黄色い骨髄と赤い骨髄とを含み、赤血球を生成する。本発明の装置及び方法は長骨の骨折部の固定及び安定化に適している可能性があるが、該方法及び装置は他の骨と構造を安定化するためにも使用されてよい。
一実施形態では、本発明のシステム10の1つまたは複数の要素は、抗生物質、製剤、または感染を防ぎ、治癒を促進し、痛みを和らげる、あるいはそれ以外の場合骨折部位110の状態を改善する他の化合物を含んでよい。このような製剤または化合物は、安定化及び治癒の過程の間に所望されるときに骨折部位110に局所的に投与量を提供するために経時的にシステム10の硬い構造物から溶出することを目的としてよい。例えば、本発明のシステム10及び方法は、例えば該装置の材料の部分、またはその一部として治癒を容易にする1つまたは複数の送達薬品または作用薬を、システム要素が骨折部位110に及ぶように配置されているときにこのような薬品または作用薬の時限放出性の送達を実現するために備えてよい。これらの態様のいくつかがさらに詳細に説明される。
一般的には、本発明のシステム10は、対向する骨折端部を整復する、圧迫する、伸延する、位置合わせする、あるいはそれ以外の操作をするために他の方法が実行された後に骨折部位110の固定及び安定化を実現するために使用されてよい。
図2は、骨折部位110及び本発明のシステム10のより接近した説明図である。説明のために、隣接する骨端部の間の空間が拡大されている。図示されているように、構造骨組20は、骨100の骨内膜表面122を圧迫する、あるいはそれ以外の場合当接するように構成されてよい。構造骨組20は、その設置及び拡大の間、骨髄内の管120の中に砕けて入った可能性がある、あるいはそれ以外の骨髄内の管120に侵入した可能性のある1個または複数個の骨片112を移動させる、あるいは位置合わせするのを支援してよい。骨片112の復元は多くの場合骨折治癒の過程の重要な態様である。この態様において、本発明の拡大する発明システム10を導入すると、外向きの力および骨髄内の管120の中から圧力をかけることにより骨折部の整復に役立つ可能性がある。
図2に示されるように、鞘30は骨折部位110に及ぶように配置されてよい。他の機能の中で、鞘30は、外科的流体40(不図示)が骨折部位110の中に溶け出すことを防ぐことができる。また、鞘30は、拡大する構造骨組20及び外科的流体40の充填柱とともに、さらに有利な位置に向かって1つまたは複数の骨片112を移動する、または位置合わせするのを容易にできる。
システム10及び方法の他の実施形態は、本書に説明され、示されているように可能であってよい。図1及び図2に描かれているシステム10は、構造の組み合わせを含んでいるが、システム10がこのような構造の内の1つまたは複数を、個別に、あるいは他の構造と組み合わせてのどちらかで備えてよいことが意図される。さらにこのような構造または構造の組み合わせは、入れ子式、重複、終端間、左右あるいは構造の係合及び強化を実現する他の配列の任意の数の構造を含んでよい。
構造骨組
構造骨組では、安定性を提供するため、及び骨折部位に治癒を促進するために、構造が骨に支援を提供するように構成されてよい、及び/または骨及び骨折部位に作用する力の再分配を容易にしてよいことが意味される。構造骨組は、骨及び/または骨折部位にかかる圧縮力、張力、捩り力、曲げ力及び剪断力に抗するあるいはそれらを再分配するように構成されてよい。
限定ではなく例証として、図1に描かれている構造骨組20は部分的に中空の、概して円筒形の管のような形状であってよく、メッシュ状の材料から作られてよい。他の長さ、形状及び密度が考えられるため、本発明の構造骨組20は、示され、説明されている特定の構造に限定されることを意図されない。例えば、構造骨組20は、図3に概して示されるように断面で実質的に管状である、概して中空の形状を有する概して細長い本体を備えてよい。構造骨組20は、図3に示されているように骨の骨髄内の管120の中への挿入に適した断面サイズ及び形状を備える。断面形状は円形、三角形、矩形、不規則性、あるいはそのなんらかの組み合わせであってよく、少なくとも部分的に、骨折部位110に及び、骨折部位110に隣接する管120の断面形状に基づいて変化してよい。
図1に描かれているように、構造骨組20は、メッシュ状の材料から構築されてよい。構造骨組20は、螺旋形、渦巻き形、正弦曲線、線形の変形、無作為なパターン、またはその組み合わせを含む多様な形状のファブリック、コイルまたは巻き線の1つの層または複数の層を含んでよい。一実施形態では、構造骨組20は、メッシュ、マトリクス、格子、または拡大を可能にする他の形状から構築されてよい。材料は金属、プラスチック、または移植片として使用するのに適した他のいかなる材料であってよい。一実施形態では、材料は概して変形可能であってよいが、設置後にその拡大した形状を保持することができてもよい。考えられる金属は、ステンレス鋼合金、チタン合金、ニチノール等のニッケルチタン合金、コバルト合金、マグネシウム合金等を含む。考えられるプラスチックは、ポリ」エチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル酸塩、過フッ化炭化水素、シリコーン、ポリアセタール、ポリサルフォン、ポリカーボネート等を含む。構造骨組20は、吸収性縫合糸のために使用される材料等の生体吸収性材料から作られてよく、骨組20自体が抗生物質または他の製剤を含んでよい。
構造骨組20はただ1つの材料から構築されてよい、あるいはそれはともに入れ子になり、織り交ぜられ、連結され、蝶着されている、あるいはそれ以外の場合、1つの共同骨組20に結合されている多くの部品から構成されてよい。複数部品の構造骨組20は、大幅に異なる形状、特性、材料及び特徴を有する部品を含んでよい。骨組20の複数の実施形態が本書に説明されている。
拡大:構造骨組20は、それを潰れた状態で挿入してから、管120の内部で拡大した状態に開くことができるように拡大可能であってよい。構造骨組20は、例えば図5、図6、図8及び図9に描かれているように、それが解放時に開くように付勢されるよう構築されてよい。構造骨組20は、図7に描かれているように、例えば、膨張性バルーンまたは内部隔壁により力ずくで開放されてもよい。
係止:一実施形態では、構造骨組20はその最終的な所望される形状にいったん拡大すると適所に係止するように作られてよく、その結果拡大した構造骨組20は、それをつぶす傾向のあるそれにかけられる力に抗してよい。構造骨組20の係止態様は、いったん拡大されると陥凹に抵抗する全体的なメッシュ設計を提供することにより達成されてよい。代わりに、構造骨組20は、陥凹に対する抵抗が所望される重大な場所に配置される1つまたは複数の係止リング等の追加の統合される要素を含んでよい。
陥凹:構造骨組20は管120を充填するように拡大し、治癒の間に適所で係止し、後に除去のために潰れるように構成されてもよい。この態様では、本方法または骨組20を拡大するために使用される工具は、管120からの除去のためにより小さなサイズに骨組を後に潰すための方法または工具を含んでよい。
図2と図3に示されているように、構造骨組20は、骨髄の管120の中に潰れた、あるいはそれ以外の骨髄の管120に侵入した1つまたは複数の骨片112の移動及び再配置を容易にするほど十分な力で拡大するような大きさに形作られてよい。例えば、負傷のメカニズムが破砕力であり、1つまたは複数の骨片112が骨髄内の管120の中に押し込まれるとき、一実施形態の構造骨組20はこのような骨片112を放射状に外向きに、及び概して対向する骨折端部とより位置合わせされている位置に動かすために使用され、それにより骨折治癒過程の間の断片112の復元を促進してよい。この態様において、構造骨組20は、骨髄内の管120の内部でステントのように動作してよい。
構造骨組20は、骨折部位110において、または骨折部位110の近くの皮質性の骨壁つまり骨内膜122の中の隙間または空隙を充填するために拡大するような大きさに形作られてよい。例えば、1つまたは複数の骨片112が骨折部位110から分離し、圧迫されず、位置合わせされず、あるいはそれ以外の場合骨折部位110のさらに近くに戻されない場合に、本発明の構造骨組20は拡大し、存在していない断片によってかつて占められていた空間を充填してよい。この態様では、拡大可能且つ撓みやすい構造骨組20は骨髄内の管120の空間を越えて骨折部位110を充填し、さらに追加の支援を提供できる。
本発明の一態様では、図5及び図6に示されているように、概して140で示されている装置は、例えば鞘30及び外科的流体40等の追加の構造を必要とせずに骨折部位に支援を与えるように構成されてよい構造骨組20を備える。図5と図6に示される構造骨組20は、前述された材料、構造またはパターンのどれかで構成されてよく、好ましくは、材料が、骨組20が固定装置または他の構造による作用を受けていないときには、通常は拡大断面サイズと形状に向かって移動できるようにする形状記憶特性を有するという点で自己展開式となるように適応される。
例証として、図5と図6には骨組20を、骨組20の骨髄内の管120の中への挿入の間に、及び骨折部位110に向かう骨組20の移動中に概して適切である第1の断面サイズで保持するための固定装置142が示されている。固定装置142は、図5に示されるように、遠心端144と、近位端146、及び構造骨組20を潰れた位置で係合するための内面148とを備える。装置140は、概して150で示される、遠心端152と近位端154を備える送達器具も含み、図37に示されているようにガイドワイヤ156をさらに含んでよい。
図6では、骨組20が骨折部位110に留まる一方で、固定装置142は概して近位方向に引き下げられてよい。固定装置142の内部から出現する骨組20は、その形状記憶または付勢特徴のために、第1の断面サイズより大きい第2の断面サイズに拡大を開始してよい。骨組20の外面は拡大し、骨髄内の管120の内部骨内膜表面122と当接する。
図7では、通常は160で示される代替装置が構造骨組20と、他の態様で利用される形状記憶特性の代わりに、その中に配置される拡大可能部材162と備える。拡大可能部材162は送達部材150、カテーテル、ガイドワイヤまたは他の器具の遠心端で利用されてよい。管120の中に挿入する間、好ましくは、骨組20は拡大可能部材140上に配置され、その中に拡大可能部材162を受け入れる。図7では、拡大可能部材164は、いったん骨組20が骨折部位110に配置されると拡大される。図7では、拡大可能部材162は、送達部材150内に形成される膨張ルーメン164を介して開口部166によって膨張源(不図示)に動作可能なように連結されているバルーンであってよい。代わりに、拡大可能部材140は、例えば関節接合部材、引っ張り棒、調節つまみ、付勢部材、または独自の形状記憶特性を示す材料等の多様な方法を利用して拡大されてよい。
図8と図9において、概して170で示される代替装置は、前述されたように構造骨組20と鞘30から構成されてよく、図8と図9において鞘30が構造骨組20の内部の中に配置されているとして示されているのを除き、このようにしてこれらの構造を特定するために同一の番号が使用される。図9に示されるように、構造骨組20は、好ましくは、構造骨組が、それが概して172で示されている固定装置によって抑止されていないときに通常拡大するように自己展開式である材料から作られている。
図9では、固定装置172は、その中に構造骨組装置170を受け入れるために概して一定の断面の剛体で中空の管状または円筒形状を有してよい。好ましくは、固定装置172は、例えば構造骨組装置170を管120の中に、及び骨折部位110に向かって設置する間に骨組を、通常第2の断面サイズより小さい第1の断面サイズで保持する。固定装置172は、構造骨組装置170がその第2の拡大した断面サイズまで拡大できるようにするために近位方向で引き下げられる、あるいは移動されてよい。図9では、構造骨組装置170と固定装置172は、中空の内部を通して差し込まれているガイド機構174とともに示されており、ガイド機構の端部は本発明の他の態様で説明されているように骨組170の位置決めを支援するために使用されてよい、その各端部から伸張している。
図10は、概して200で示されている構造骨組20の第2の実施形態を示している。構造骨組装置200は、1つの複合材、またはさまざまな機能を果たすために複数の材料及び/または構造の組み合わせから構成されてよい。図10に示されるように、構造骨組装置200は、好ましくは構造骨組装置200の拡大を助けるまたは可能にするファブリック、メッシュ、格子、マトリクス等の少なくとも1つの第1の部分202から構成されてよく、好ましくは構造骨組装置200の可撓性または湾曲を助長するコイル、巻き線、または渦巻き線の少なくとも1つの第2の部分204からも構成される。部分202、204は、同じ長さまたは異なる長さの代替繰り返しパターンに配置されてよい、あるいは代わりに部分202、204は構造骨組装置200の全長に沿った選択された場所に配置されてよい。他のパターンが明らかとなり、挿入及び設置の間に構造骨組装置200によって誘導されなければならない経路に依存してよい。
人工関節周囲骨折固定:一実施形態では、本発明のシステム10は人工関節周囲骨折を固定し、安定化させる上で有用であってよい。図11Aに示されているように、人工関節周囲骨折510は人工関節500の近くまたは回りで発生する。このような骨折は頻度を増し、概して固定し、安定化させるのが困難である。人工関節500は骨髄内の管120の中に存在するため、通常、骨髄内の釘固定の方法は選択できない。図11Aに示されている骨100は人間の脛骨である。人工関節周囲骨折510部位は、図示されているように股関節置換人工関節500の柄の遠心端の近くで発生した。
図11Bは、人工関節周囲骨折部位510全体に設置されている構造骨組20の別の実施形態を描いている。描かれているシステムは人工関節周囲骨折部位510に及ぶ鞘30を含んでもよいし、含まなくてもよい。構造骨組20は、図11Bに示されているように、人工関節500の遠心端を越えて伸張してよい。図示されている制限器45上方の管120は外科的流体40で充填されてよい。外科的流体40が骨組20と人工関節500の一部の両方を取り囲む場合、硬化した流体40は人工関節周囲骨折部位510を安定化させるほど十分な強度と耐久性を提供できる。
一実施形態では、構造骨組20は、人工関節500の自由端つまり柄をくるむ、囲む、またはそれ以外の場合当接するように構成されてよい。構造骨組20は特定の人工関節500に骨組20を接続し、安定性を向上させることを特に目的とした追加の要素または連結具を含んでよい。この態様では、構造骨組20は人工関節500の一種の延長部として動作してよく、それによってその元の長さを越えて、骨折部位510全体で人工関節500の強度と範囲を拡張する。図11Bに描かれているシステム10は、人工関節が存在しない骨の骨折部位のために本書に説明されているものとはやはり幾分異なる設置手順を必要とする可能性がある。
図12から図15は、概して210で示されている構造骨組20の追加の実施形態を描いている。他の形状も考えられてよく、部分的には構造骨組210が挿入される管の形状に依存してよいが、構造骨組210は概して、図示されているように、実質的に円形の形状に配置されてよい複数の細長い部材212から構成されてよい。中空の管、シャフト、または他の構造のような他の断面も可能であるが、図12と図13に示されているように、それぞれの個々の細長い部材212は断面が詰まっていなくてもよい。加えて、細長い部材212は円筒形の断面形状を有してよく、他の断面形状も可能である。
図12から図13では、構造骨組210は、概して214で示されている、隣接する細長い部材212の少なくとも一部の間で側面方向に伸張するエラストマー部材をさらに備える。任意の数のこのような部材214が構造骨組210の全長に沿って配置されてよいが、一例として1つのエラストマー部材214は、2つの細長い部材212の端部の間を伸張して示されている。図12に示されているように、連結部216は、構造骨組210が拡大されていない位置にあるときには折り畳まれてよい、あるいはそれ以外の場合潰れてよい。この点で、エラストマー部材214は好ましくは、図12と図13に示されているように、拡大されていない位置と拡大されている位置の間で細長い部材212を互いに向かってまたは互いから離して移動できるようにする弾力材から構成されている。他の開示された態様に従って、構造骨組210は自己展開特徴を有してよいか、あるいはバルーン等の膨張可能な部材を使用して開放されてよい。
限定ではなく例証として、図13のエラストマー部材214は、連結部216と、連結部216の各端部に配置される2つのスリーブ218とを備えてよい。各スリーブ218は別個の細長い部材212を受け入れてよい、あるいはそれ以外の場合、留め具または締まり嵌めを用いて、あるいは機械的な締め具を使用してそこに接続されてよい。このような部材214またはそれらの構成部品の任意の1つは構造骨組210の残りを構成する材料として同じ材料または異なる材料から構成されてよい。代わりに、エラストマー部材214は、細長い部材212の拡大または互いから離れる付勢を可能にするために、バネ、コイル、または他の適切な構造から構成されてもよい。
図14と図15に示されているように、構造骨組210は、図14に描かれているような拡大されていない状態にある間に骨折部位を有する骨100の骨髄内の管の中に差し込まれてよい。骨組210は、図15の断面に描かれているように、骨組210が骨髄内の管120の中で適切に配置されているときには拡大可能であってよい。
図16と図17は、概して230で描かれている構造骨組20の追加の実施形態を描いている。構造骨組230は、図16と図17の構造骨組230が細長い部材232と、遠心端近くの場所の隣接する細長い部材232の間で伸張する少なくとも1つのエラストマー部材234を備えているという点で図12から図15に示されている実施形態(210)に類似している。図16から図17は、構造骨組230の一体化した部分として形成されるエラストマー部材234を描いており、他の構造も考えられるが、このような部材234の各端部は接合部で細長い部材232に連結されている。図16から図17は、一般的に三角形の形状を有する細長い部材232も描いている。本書に説明されているように、他の形状の細長い部材232が可能である。
図18から図20は、概して240で示されている構造骨組20のさらに別の実施形態を描いている。前述された実施形態と同様に、構造骨組240は、好ましくは拡大部材にまたは構造骨組240自体の形状記憶特性のどちらかによって骨組240の拡大を可能にする任意の材料から作られてよい。図12から図17に示されている実施形態(210)と同様に、図18から図20に描かれている構造骨組240は、図18に示されているように骨組240に沿って伸張する細長い部材242を備える。骨組240は、図18に示されているように骨組240の全長に沿って離間されている隣接する細長い部材242の間で伸張する複数の連結部材244をさらに備える。図18の概略図に示されているように骨組240が拡大すると、細長い部材242と連結部材244の間の接続または接合部は、骨組240の拡大に対処するために屈曲または曲げを可能にし、このようにして、隣接する部材242間の側面方向の距離を増加できる。
図21から図23では、概して250で示されている構造骨組20の別の実施形態が描かれており、構造骨組250の拡大を可能にするための代替連結装置を示している。構造骨組250は1つの第1の細長い部材252と、複数の第2の細長い部材254とから構成されてよい。図22では、第1の細長い部材252は、図21に示されるように骨組250の遠心端と近位端の間の長手方向軸253に沿って伸張する中空の管状の形状を有してよい。第1の細長い部材252は、ワイヤ、コイル、管または他の同様な材料、あるいはこのような材料の組み合わせから構成されてよい。図22に示されるように、複数の第2の細長い部材254は、好ましくは第1の細長い部材252から放射状に外向きに離間され、側面方向で互いから離間されている。
図22では、複数の第2の細長い部材254は、骨組250が拡大されていない位置に配置されているときに骨組の近位端にある第1の細長い部材252から長手方向に沿って偏位されて示されている。他の縦方向の構成が考えられるが、図22の近位端に対向する遠心端(不図示)も偏位されるように第1、第2の細長い部材252、254は好ましくは長手方向の範囲で類似している。第1の細長い部材と第2の細長い部材252,254の各々は本書に説明されている材料のいずれかから構成されてもよい。
図21から図23では、複数の連結部材256は、複数の第2の細長い部材254にそれを接続するために第1の細長い部材252の回りに配置されてよい。図21に示されているように、連結部材256はその遠心端と近位端の間で骨組250の長さに沿った1つまたは複数の場所で第1の細長い部材252の回りに離間されてよい。図22では、各連結部材256が、好ましくは一方の端部にある第1のピボットまたはヒンジ258によって第1の細長い部材252に接続され、第2の細長い部材254の内の1つの別の端部で第2のピボットまたはヒンジ260によって接続される。連結部材256は、ワイヤ、テープ、ストリング、バネ、チェーン、または他の類似する部材であってよい。図22に示されているように、個々の連結部材256は、ヒンジ258、260に係合する単一の材料から巻き付けられる、または撚り合わせられてよい、あるいは代わりに連結部材256はヒンジ258、260の間に配置される別々の材料であってよい。
図22と図23に示されているように、連結部材256は、非拡大位置(図22に示されている)と拡大位置(図23に示されている)の間で骨組250の拡大中に第1の細長い部材と第2の細長い部材252、254の間の相対移動を可能にするように構成されてよい。骨組250が図23に示されている位置まで拡大すると、第1の細長い部材252が下方に、または遠位方向で移動される(または第2の細長い部材254は上方へ、つまり近位方向に移動する)。また、連結部材256は、第1の細長い部材と第2の細長い部材252、254の間の相対的な移動に対処するためにピボット258、260で旋回移動する。連結部材256のこのような旋回移動により、第1の細長い部材と第2の細長い部材252、254を、それらが図21と図23に示されるように、それらのそれぞれの端分で長手方向で相対的に位置合わせされるように配置でき、それらは第1の部材と第2の部材252、254の間に側面方向で配置される連結部材256によって側面方向で分離される。骨組250は、図23を基準にして上方につまり近位方向で第1の細長い部材252を移動することによって(あるいは、下方につまり遠心方向で第2の細長い部材254を移動することによって)その非拡大位置(図22に示される)に返される、または逆転されてよい。
図24から図27では、1つの第1の細長い部材272と複数の第2の細長い部材274を含む代替の構造骨組270が描かれている。構造骨組270は、骨組270が好ましくは、骨組270の全長に沿って接続領域278で隣接する第2の細長い部材274の間で接続される複数の横材276を含むという点を除き、図21から図23に描かれている実施形態(250)に構造及び移動において類似している。横材276は任意の形状または構成を有してよいが、それらはV字形、及び代替の構成では反転V字形を有するとして図24から図27に示されている。隣接する形状の端部はともに接合され、頂点は骨組270の全長に沿ってわずかに離間され、骨組270の拡大を可能にする。他の形状及び構成も考えられ、本書に示されている形状及び構成に限定されていないことが意図されている。
図21から図23の実施形態(250)のように、図24から図27に示されている代替構造骨組270は、前述されたように、非拡大位置(図24と図26に示されている)から拡大位置(図25と図27に示されている)に移動されてよい。このような拡大は第1の細長い部材と第2の細長い部材272、274の間の相対的な移動、及びそれぞれが第1の細長い部材と第2の細長い部材272、274の間で旋回可能に接続されている連結部材280の旋回移動を可能にする。
プロング:図3に示されているように、本書に説明されている構造骨組20の実施形態に対する1つの変型は、骨髄内の管120の内壁への確実な取り付けを実現するために、構造骨組20の外面上にまたは外面に沿って配置される1つの、または多くの小さなプロング24つまり把持部材も含んでよい。骨内膜122は、骨の骨髄腔の内側を覆う血管結合組織の層である。図3に示されているように、構造骨組20のプロング24は、骨100の骨内膜表面122に当接するように成形されてよく、その結果構造骨組20は骨髄内の管120の内側で適所に留まる。
骨内膜表面122は概してきめが粗く、種々のプロング形状及びサイズのいずれも使用できるようにする。プロング24は、図3に描かれているように構造骨組20自体のメッシュの交差する端縁によって形成されてよいか、あるいはプロング24は織り込まれた、あるいはそれ以外の場合構造骨組20の中に取り付けられるまたは一体化される追加の構造であってよい。一実施形態では、プロング24は構造骨組20の表面全体に配置されてよい。別の実施形態では、プロング24は、撓みやすい鞘30によって覆われていない構造骨組20の露出した端部だけに配置されてよい。一実施形態では、プロング24は、効率的な取り付けのための所望される位置で構造骨組20の中または周辺に配置される別個の要素の上に設けられてよい。一般的には、プロング24は、構造骨組20が、いったん適所につくと、移動する、あるいは失敗することなく骨折部位全体でかけられる予想される生体力学的な力に耐えることができるように骨内膜表面122のしっかりした、安定した把持を実現するように構成されてよい。
ひずみゲージシステム:一実施形態では、本発明のシステム10は、骨折部位110の周辺の移動または偏向を測定するためのひずみゲージシステムを含んでよい。ひずみゲージシステムは、構造骨組20の上または近く、及び骨折部位全体に配置されるひずみゲージと、送信機と、受信機とを含んでよい。「骨折部位全体」は、第1の端部が第1の骨端部に隣接し、あるいは第1の骨端部の近くに、及び第2の端部が対向する第2の骨端部に近くにある状態でひずみゲージが配置されることを意味する。送信機は無線であってよく、それは患者の骨または体の中に設置されてよい。受信機も無線であってよい。ひずみゲージシステムは骨端部の間の相対的な移動を検知するために有用であってよい。両方の骨端部が再接続するので、相対運動の減少は治癒の進展を示すであろう。患者は、相対的な移動が特定の所定の限度まで減少すると、正常な活動に戻るために退院してよい。また、ひずみゲージが特定の限度を超えた相対的な移動を示す場合、患者は活動を制約されてよい。
電気的な刺激:一実施形態では、本発明のシステム10は、骨折部位110において、及び骨折部位110の回りでの骨の融合及び治癒を促進するために電気的な骨形成スティミュレータを含んでよい。スティミュレータは移植可能であってよく、電流が骨折に直接的に、あるいは垂直に伝達されるように構造骨組20に直接的に接続される電極を含んでよい。スティミュレータは非侵襲性であってよく、骨折部位110の近くまたは回りで体の外部に着用されるバンドを含んでよい。

図1から図4を概して参照し直すと、本書に説明されている本発明の1つまたは複数の実施形態は撓みやすい鞘30を含んでよい。図4は、構造骨組20の回りに配置された鞘30の斜視図である。構造骨組20と鞘30はそれぞれ、他方が存在しない場合にあるいは代わりに互いと組み合わされて特性及び優位点を有し、これらの構造は単独でまたは組み合わされたときに応用性を見つけ出してよい。
限定ではなく例証として、図1に示されるように、鞘30は構造骨組20と組み合わされて応用性を見つけ出し、構造骨組20の全長のかなりの部分を覆ってよい。鞘30は通常、撓みやすく、成形しやすく、変形自在であってよく、その結果それは充填時に、それが設置される内部空間の形状を取る。鞘30はコラーゲン、ダクロン(Dacron)のようなポリエステル織物、ポリ乳酸ポリマー(PLA)繊維、または任意の他の適切なしなやかな、生物学的に不活性な物質であってよい。鞘30は恒久的であってよいか、あるいはそれは生体吸収性材料から作られてよい。鞘30は単一の層または複数の層から作られてよい。
鞘30のファブリックまたは材料は編まれ、織られて、ブレイズに編まれ、フォーム成形されてよいか、あるいはそれ以外の場合所望される多孔性に構築されてよい。多孔性は十分に低いため、鞘30は外科的流体40つまりセメント、生物学的なメディエーター50のような封じ込められた材料、あるいは骨の形成、治癒、及び一般的な骨の健康を促進するとことで知られている他の材料の小さな粒子を保持してよいが、一実施形態では、鞘30の多孔性は流体と溶液の進入と放出を可能にし、血管、繊維組織、骨梁等の侵襲性の成長を可能にする。ファブリックは複数の孔を形成する。細孔の大きさは、鞘30の中に注入されるまたは詰め込まれる材料を封じ込める一方で、鞘30を通した、及び回りでの組織の成長を可能にするように選択されてよい。
鞘30は、生物学的なメディエーター50でコーティングされてよい、あるいはそれ以外の場合、生物学的な媒介物質を注入されてよい。骨折治癒の将来は、頻繁に、生物学的なメディエーター50の骨折部位への直接的な送達を必要とする。メディエーター50は遺伝子組み換えが行われた細胞、サイトカイン、骨移植または骨移植代替物、骨形態形成蛋白質、ヒドロキシアパタイト、骨芽細胞、骨髄小孔細胞、幹細胞のような造骨剤、または骨の形成にとっての他の前駆物質、骨伝導マトリクス、または他の骨伝導化学物質等の人工的な生体適合性の化学物質または物質を含んでよい。用語、生体適合性は、このような物質または化学物質が骨の成長を可能にし、妨害されることなく骨の成長を可能にするという点で骨伝導性である、あるいはこのような物質または化学物質が骨の成長を誘導する、刺激する、またはそれ以外の場合促進するという点で骨誘導性である物質または化学物質を含むことを意味する。抗生物質または製剤のような他の物質は、生体を混乱させることなく骨折部位に直接的に送達される場合も有利である可能性がある。
別の実施形態では、鞘30は、直接的に骨折部位110に送達される生物学的なメディエーター50のための三次元培養マトリックスの機能を果たしてよい。
外科的流体
一実施形態では、本発明の外科的流体40はPMMA(ポリメチルメタクリレート)のような高分子骨セメント、リン酸カルシウムセメント、骨移植代替物、コラーゲン基質コロイド、または硬化時に十分な強度を与える任意の他の物質であってよい。流体40は生体吸収性であってよく、あるいは生体吸収性でなくてよく、それは抗生物質または他の製剤を含んでよい。
一般的には、外科的流体40は、図1に示されているように骨折部位110に及び硬化した柱を形成するために選択され、挿入されてよい。硬化した外科的流体40は、構造骨組20と骨の骨内膜表面122を部分的に囲み、それ以外の場合構造骨組20と骨内膜表面122に付着し、それにより骨に支持構造を与える。硬化した外科的流体40の1つの機能は、骨の上に予想される生体力学的な力を伝達し、これらの力を骨100から構造骨組20に伝達し、それにより治癒の過程の間骨折部位110に支持及び安定性を与えることである。硬化した外科的流体40の別の機能とは、予想される生体力学的な力が掛けられるときに、構造骨組20の構成部品の座屈または側面方向の移動を防止することにより構造骨組20自体に支持を与えることである。
外科的流体40は、サージカルシンプレックスP(Surgical Simplex P)、パラコス(Palacos)、ジマーレギュラー(Zimmer Regular)、ジマー低粘性(Zimmer Low Viscosity)(LVC)、CMW−1、CMW−3、オステオパル(OsteoPal)、オステオボンド(Osteobond)、Enduranc6rm骨セメント、または類似製品等の非吸収性PMMA製品であってよい。外科的流体40は、ゲンタマイシンを含むパラコス(Palacos)、トブラマイシンを含むサージカルシンプレックスP、あるいは類似製品等の抗生物質を含む非吸収性PMMAであってよい。外科的流体40は、ノリアンSRS(Norian SRS)、リン酸カルシウムセメント(CPC)、リン酸カルシウム水硬性セメント(CPHC)、クエン酸ナトリウム変成リン酸カルシウムセメント、ヒドロキシアパタイト(HA)セメント、ヒドロキシアパタイトリン酸カルシウムセメント(CPC)、ベータTCP−MCPM−CSHセメント[ベータリン酸三カルシウム(ベータ−TCP)、第一リン酸カルシウム一水和物(MCPM)及び硫酸カルシウム半水化物(CSH)]、生物活性MgO-CaO−SiO2−P205−CaF2ガラスビーズ及び高分子量ポリメチルメタクリレート(hPMMA)を含む生物活性骨セメント(GBC)、リン酸三カルシウム(TCP)、リン酸四カルシウム(TTCP)及び密度の高いTCP顆粒を含むリン酸二カルシウム(DCPD)、デルタアルミナ粉末またはアルファアルミナ粉末(デルタ−APCまたはアルファ−APC)を含むhPMMA、類似製品、または硬化時に十分な強度を提供する任意の他の物質であってよい。
外科的流体40は、その最も粘性が低い状態で骨髄内の管120の中に導入され、通常、構造骨組20の内側の空間を充填し、構造骨組20のファブリックまたはメッシュに注入する、あるいは構造骨組20のファブリックまたはメッシュを包含してよい。流体40は、骨内膜の骨に互いに入り込んでもよい。システム10が鞘30を含む場合には、外科的流体40は、流体が硬化する間、骨折部位で鞘30により封じ込められてよい。しかしながら、硬化中、流体40は、流体の中または上にかかる圧力変動が構造骨組20を通り、その回りでの所望される流量を生じさせるようにわずかに変形可能であってよい。いったん硬化されると、流体40は、強化ケージの一種として構造骨組20を含む硬化された柱を形成し、硬化した柱に支持及び安定性を追加する。鞘30は、一実施形態では、骨折部位110に及ぶ硬化した柱の一部を取り囲んでよい。
一実施形態では、本発明は、それが硬化を始めると外科的流体40からあらゆる空気の細孔を除去するための振動プローブ60を含んでよい。振動プローブ60を使用する空気の除去は、近位と遠位両方で、骨折部位近くでかけられてよい捩り応力に対するさらに優れた抵抗のために、セメント柱の改善された相互嵌合を提供してよい。別の実施形態では、流体40は空気の細孔を取り除き、相互嵌合を改善するために加圧されてよい。別の実施形態では、外科的流体40自体が、硬化時のその生体力学的な強度及び耐久性を改善する化合物または添加物を含むように変性されてよい。
流体制限器
図1に示されるように、一実施形態の本発明のシステム10は、多量の外科的流体40を支持するために骨髄内の管120の中に配置される流体制限器45を含んでよい。図示されているように、一般的に垂直な状態にある骨の場合、制限器45はベースと呼ばれてよく、大量の外科的流体40は外科的流体40の柱と呼ばれてよい。代替実施形態では、流体40は、制限器45が存在しなくても骨髄内の管120を通常充填できてよい。
制限器45は、図39に示されるように通常円筒形であってよい、あるいはそれは充填される特定の骨または空間に適切な任意の他の形状を取ってよい。制限器45は、1つまたは複数の概して環状の同心プラットホームから構成されてよい。制限器45は剛体または可撓であってよい。図39に描かれている通常円筒形の制限器45は、それが図3に描かれているもののように通常非円筒形の骨髄内の管120の中に納まるように可撓であってよい。制限器45は、本書に説明されている物質を含む種々の物質のいずれかから構築されてよく、水等の流体の中に設置されるときに拡大するエラストマー材料または親水性材料から構成されてよい。制限器45は生体吸収性であってよい。制限器45は恒久的または一時的であってよい。
制限器45は、外科的流体40が管の中でそれ自体を支えるほど十分な粘度に硬化するまで膨張時に適所に保持される膨張性バルーンまたは隔壁であってよく、その時点で制限器45は潰れ、引き下げられてよい。バルーン制限器45は挿入のために潰され、所望される位置に配置され、生理食塩水または空気で膨張されてよい。バルーン材料は、制限器45が非対称的に拡大するのを可能にし、その結果膨張時、それは、図3に描かれているもののような、通常非対称の骨髄内の管120を充填する。バルーン材料は、特定の形状を有する特殊な管120を収容するために、おそらく異なる材料の種々のパネルまたはセクションを含んでよい。制限器45は配置され、膨張された後、外科的流体40またはセメントが部位に注入されてよい。外科的流体が十分な粘度に硬化した後、制限器45は排出される、あるいはそれ以外の場合潰され、引き下げられてよい。
一実施形態では、制限器45は、鞘30の一体部分に取り付けられる、あるいは一体部分として形成されてよく、その結果制限器45及び鞘30はともに通常、制限器45をベースつまり底部とする開放した容器を形成する。
誘導器具
図37に図示されているように、一実施形態における本発明のシステム10はガイドワイヤ156と、送達器150と、本発明の構造骨組20の操作を容易にするための回収工具290を含んでよい。
ガイドワイヤ156は、骨髄内の管120の中に設置されてよく、本発明のシステム10の多様な要素の設置中に誘導のために使用されてよい。ガイドワイヤ156は、挿入及び操作を容易にするために通常可撓であってよい。ガイドワイヤ156は、ワイヤ、テープ、管、シャフト、または他の類似した細長い構造であってよい。一実施形態では、ガイドワイヤ156は直径約3ミリメートルであってよい。ガイドワイヤ156は、弾性の増加が所望される特定の点での曲げまたは関節接合を容易にするために、その全長に沿って間隔を置いて配置される1つまたは複数のヒンジ式の部分を含んでよい。
ガイドワイヤ156は近位端と通常対向する遠心端を備えてよい。近位端はハンドルを含んでよい、あるいはそれ以外の場合把持可能であってよい。遠心端は、制限器45の移動及び設置を駆動する、あるいはそれ以外の場合容易にするために、図38に示されるように先端に配置されるボール157を含んでよい。制限器45は、図39に示されるように、ボール157を受け入れるような大きさに形作られる凹部つまり座46を含んでよい。制限器45は穴157とガイドワイヤ156の遠心端の一部の両方ともを受け入れるような大きさに形作られる穴47も含んでよい。
ガイドワイヤ156の遠心端は、図38に示されるように、一実施形態では、さらに詳細に説明されるように構造骨組20の拡大を達成するような大きさに形作られる1つまたは複数のフィン158も含んでよい。
送達器150は、図37と図41に示されるように、構造骨組20の操作を容易にするために使用されてよい。一実施形態では、送達器150は、近位端154と通常対向する遠心端152を備えてよい。近位端154はハンドルを含んでよい、あるいはそれ以外の場合把持可能であってよい。遠心端152は、構造骨組20の一端に当接し、押すような大きさに形作られてよい。送達器150は、その全長に沿って通常中心の開口部を形成し、その結果送達器150はガイドワイヤ156上に設置されてよい。ガイドワイヤ156が通常中心の開口部を通過する状態で、送達器150と構造骨組20は設置のために管の中に誘導されてよい。
フィンによる拡大:図41は、通常潰れた状態にある構造骨組20を描いている。図43は、ガイドワイヤ156の遠心端に近づく構造骨組20とその上に配置される該1つまたは複数のフィンを描いている。一実施形態では、該1つまたは複数のフィン158は、送達器150が制限器45に向かって骨組20の最終的な押しを実行するために使用されるときに、構造骨組20を開放するような大きさに形作られている。図43と図44に示されるように、フィン158は、骨組20が、骨組20が制限器45に向かって移動するときにその通常は拡大した状態で推し進められるように構造骨組20の通常内部の部分に係合してよい。図42は、通常拡大した状態で構造骨組20を描いている。
関節で繋がれた部分による拡大:図41は通常潰れた状態にある構造骨組20を描いている。図45は、その設置位置にある、またはその設置位置の近くの構造骨組20の近位端つまり上端を描いている。一実施形態では、構造骨組20は、骨組20の近位端つまり上端に、または近位端つまり上端の近くに配置され、送達器150が骨組20の最終的な下方への押しを実行するために使用されるときに構造骨組20を開放するような大きさに形作られる、関節で繋がれた部分25を含んでよい。図45と図46に示されるように、送達器150の遠心端152は、送達器150によって力がかけられると、関節で繋がれた部分25の多様な構造部材が骨組20を開放させ、その通常は拡大した状態にするように関節で繋がれた部分25と係合してよい。図46と図42は、通常拡大した状態にある構造骨組20を描いている。
回収工具290は、図37と図48に示されているように、構造骨組20の操作を容易にするために使用されてもよい。一実施形態では、回収工具290は近位端と、通常対向する遠心端とを備えてよい。近位端はハンドルを含んでよい、あるいはそれ以外の場合把持可能であってよい。遠心端は先端に配置されるフック292を含んでよい。フック292は、構造骨組20あるいは本発明のシステム10の1つまたは複数の他の要素を係合するために使用されてよい。フック292は、一実施形態では、構造骨組20、あるいは1つまたは複数の要素に係合し、管120から取り除くために使用されてよい。
代替工具:別の実施形態では、図28から図33に示されるように、本発明のシステム10は、本発明の構造骨組20の操作を容易にするために設置工具300と、Y字コネクタ310と、膨張計器320と、シリンジ300とを含んでよい。
図28から図29に示されるように、構造骨組20は設置工具300の遠心端の上に設置されてよく、ともにそれらは骨髄内の管120の中に入れられてよい。工具300は、本発明のシステム10の多様な要素の設置中、誘導のために使用されてよい。工具300は、挿入と操作を容易にするために通常、可撓であってよく、それは中空であってよい。工具300は、管、シャフト、ワイヤまたは他の類似する細長い構造であってよい。
工具300は、近位端と通常対向する遠心端とを備えてよい。近位端はハンドルを含んでよい、あるいはそれ以外の場合把持可能であってよい。図28から図29に示されるように、Y字形コネクタ310が近位端上に配置されてよい、あるいは近位端に取り付けられてよい。遠心端は尖っていない、つまり丸みを帯びた形状を有してよい。工具300内の中空部分は遠心端で終端してよい。
図29から図30に示されるように、膨張工具320は、その潰れた状態(図29)からその拡大した状態(図30)へ構造骨組20を拡大するために使用されてよい。膨張工具320は、図示されているようにY字コネクタ310の第1の入口に接続してよい。
図31から図32に示されるように、外科的流体40を骨髄内の管120の中に注入するために流体注入手段つまりシリンジ330が使用されてよい。シリンジ330は、図示されているようにY字形コネクタ310の第2の入口に接続されてよい。ここに描かれている実施形態では、制限器45はない。代わりに、外科的流体40は管120の下部を充填する。図31から図32は外科的流体の逆方向の注入を描いており、注入が管120の通常、遠心端で開始し、近位端に向かって進行することを意味している。図32に示されるように、シリンジ300と設置工具300は、逆行性注入が進むにつれて引き下げられてよい。図33は、注入後の外科的溶液40の柱を示している。
システムの例示的な用途
使用される構造骨組20のサイズと形状だけではなく、実行される操作と手技も望ましくは、治療される部位の形態学と幾何学形状を考慮に入れて(医師、外科医、医師の助手、または他の資格のある医療提供者等の)医療専門家によって選択される。関与する骨、関節、及び軟組織の形状、ならびにこのような操作と手技によって影響を及ぼされる可能性がある局所構造は、通常、自らの専門的知識及び部位とその病気または負傷についての知識を使用して医療専門家によって理解される。医療専門家は、例えば単純写真X線、蛍光透視X線、MRIスキャン、CTスキャン等を使用する影響を及ぼされる骨の形態学の分析、及び移植を画像に合わせて正確な大きさに作る鋳型に基づいて、望ましくは構造骨組20とその設置の所望される形状とサイズを選択することもできる。構造骨組20とシステム10の関連要素の形状、サイズ及び設置は、望ましくは取り囲む骨及び/または組織を基準にした骨折の強度及び最終的な曲げを最適化するために選択される。
一実施形態では、本発明の方法は経皮的(皮膚を通過する)外科的方法を含んでよい。経皮的な方法は整形外科で多くの優位点を提供する。小さな切開は血液損失の減少、術後の痛みの緩和、手術時間の短縮、及び患者が麻酔を受ける時間の短縮を可能にする。また、リハビリが加速され、入院期間が短縮され、骨折生物学は骨折部位の広範囲な解離を排除することによって保存される。それらが患者に対する不当なリスクなしに達成できるのであれば、大部分の処置にさらに優れた結果を提供するために最小に侵襲性の方法が示されてきた。
図1に通常示されるように、本発明のシステム10の要素は、骨折した、または病気になった骨100の骨髄内の管120に差し込まれてよい、あるいはそれ以外の場合導入されてよい。図1の破線は、通常、患者にとって外部の位置から、皮膚の切開70を通って、骨の開口部つまり破れ目80を通って、骨髄内の管120を通るほぼ中心線に沿って骨折部位110に向かってつながる挿入経路90を表す。
本発明の方法または方法は、メス、及び切開70と、皮膚と骨の間の他の組織を通る経路を生じさせるための他の切開器具、1つまたは複数のドリル、及び皮質骨を破り、破れ目80を生じさせるためのドリルの刃先、及び挿入経路90に沿って骨折部位110に向かってシステム10の器具と要素を通すための1つまたは複数のカニューレが挿入される送達システムとを含む、骨髄内の管120へのアクセスを生じさせるための種々の計装を含んでよい。システム10の多様な要素及び計装は、外科医が外科手術中の蛍光透視誘導を受けて方法を達成するように放射線不透過性であってよい。
本発明の技法及び方法は、図37に示されているガイドワイヤ156等の1本または複数の可撓ガイドワイヤ、可撓送達管または管120の中に拡大可能なバルーンまたは隔壁を通すような大きさに形作られるカニューレ、及び制限器、構造骨組20、振動プローブ、および他の使用する構成要素を骨折部位110との間で通すような大きさに形作られる他のカニューレを含んでよい。外科的流体40は、可撓ホースと、挿入経路90に沿って移動するような大きさに形作られるノズル付きの流体注入手段つまりシリンジを使用して骨折部位110に導入されてよい。外科的流体40は、遠心端でのエクスポート付きの複数の内孔の管組織を介して、またはガイドワイヤが取り除かれた後にガイドワイヤのために使用される内孔を通して、構造骨組20を設置するために使用される同じ設置工具を使って導入されてもよい。
挿入及び除去:一実施形態では、図1及び図37から図50の説明図を参照して、本発明の方法は通常、医療専門家等のユーザによる以下の一般的なステップの内の1つまたは複数の実行を含んでよい。
一般的には、医療専門家は公知の物理的な標識を基準にして、病気または骨折部位110の位置を突き止めることによって開始してよい。骨折部位110の位置に基づいて、医療専門家は、骨と切開70のための対応する部位の中に破れ目80を置くために適した位置を選択してよい。一実施形態では、医療専門家は骨髄内の管の中に接近するために関節鏡を使用してよい。関節鏡検査法は、関節または他の空洞、及び骨折部位の内部の直接的な視覚化を提供する。関節鏡が使用され、骨折部位110自体を調べるためだけではなく、骨の中に破れ目80を入れるために適切な位置を見つけ出してよい。関節鏡誘導は、特に髄管へのインラインアクセスが所望され、骨折した骨の近位面または遠位面で関節へのアクセスが必要とされる場合に、種々の特定の骨折タイプのための魅力的な工具でありうる。
医療専門家は、皮膚に切開70を行い、破れ目80のための選択された部位の位置を決定してよい。ドリルは皮質骨を通って骨髄内の管120の中に破れ目80を生じさせるために使用されてよい。一実施形態では、破れ目80は直径ほぼ4分の1インチであってよく、図1に描かれているように、骨100を基準にして約四十五度の角度に向けられてよい。
一実施形態では、破れ目80は、誘導工具、構造骨組20及び関連要素の挿入だけではなく骨髄内の管の関節鏡の視覚化を可能にするために配置されてよい。脛骨では、アクセスホールつまり破れ目80は、顆の間の大腿骨切痕に穴を開けられてよい。上腕骨では、アクセスホールつまり破れ目80は、上腕骨頭を通して穴を開けられてよい。関節鏡挿入は、それが骨髄内の管の中への軸に沿ったアクセス(真っ直ぐな経路)を提供するために有利であってよい。軸に沿ったアクセスを用いると、構造骨組20は、おそらくそれが実質的に線形の経路に沿って差し込まれてよいためより撓みやすくない。ただし、骨端部を通るアクセスは、それが成長板を備えてよいため、一般的には子供には勧められない。関節鏡の誘導、視覚化及び挿入は、前述されたものを含む、種々の特殊な骨折タイプのための魅力的な工具でありうる。
本発明のシステム10は、図37に示されるように、一実施形態では、ガイドワイヤ156と、送出し経路150と、本発明の構造骨組20の操作を容易にするための回収工具290とを含んでよい。医療専門家はガイドワイヤ156だけを、骨髄内の管120の中に差し込んでよい。代わりに、医療専門家はガイドワイヤ156の末端を制限器45の中に、または制限器45を通して挿入してよく、図40に示されるように、骨髄内の管120の中に該組み合わせを差し込んでよい。制限器45は、好ましくは骨折部位110から離れた適切な場所に設置されてよい。
医療専門家は、構造骨組20、装置140、代替装置160、構造骨組装置200、構造骨組210、230、250、270等の本書に説明されている装置のどれか1つであってよい挿入用の装置を選択してよい。挿入される装置は構造骨組20と呼ばれる。一般的には、選択される構造骨組20は、好ましくは骨折部位110の近くの骨髄内の管120のサイズに嵌るような大きさに形作られる。
選択される装置が本書に説明されるように構造骨組20と鞘30の両方ともを含む場合には、医療専門家は、鞘30とともに構造骨組の選択部分を覆ってよいか、あるいは代わりに構造骨組20の一部の中に鞘30を挿入してよい。構造骨組20は鞘30ですでに覆われて供給されてよい。鞘30は、骨折部位110に及ぶような長さで大きさを決められてよい。構造骨組20を基準にした鞘30の位置は、骨折部位110の位置、構造骨組20の長さ、及び設置時に骨組20の予想位置を使用して推定されてよい。設置時、鞘30は、好ましくは図1に示されるように骨折部所110に及ぶ。
医療専門家は、構造骨組20の操作を容易にするために、図37と図41に示されるように送達器150を使用してよい。ガイドワイヤ156は、骨組20が通常、骨折部位110に向かって移動されてよいように、構造骨組20の一般的に開放した中心部の中に差し込まれてよい。同様に、ガイドワイヤ156は、送達器150を通る通常開放した通路の中に差し込まれてよく、その結果、計器150は骨折部位110に向かってガイドワイヤ156に沿って移動してもよい。送達器150の遠心端152は、構造骨組20を骨髄内の管120の中に、骨髄内の管120に沿って押し込むあるいはそれ以外の場合操作するために使用されてよい。
医療専門家は、構造骨組20が図41に描かれるように制限器45に達するまで、ガイドワイヤ156によって支援される挿入経路90に沿って構造骨組20を骨折部位110に向かって差し込んでよい。構造骨組20は、鞘30が骨折部位110に及び、被鞘のない部分が、図1に示されるように骨折部位110の対向する側面で骨髄内の管120の中に伸張するように配置されてよい。
構造骨組20を拡大するステップは、自己展開式骨組20が拡大できるようにするために(図5と図6に示されるように)固定装置142の取り外しによって、骨組20の内部でバルーンまたは隔壁を膨張させることによって、ガイドワイヤ154(図43と図44)の遠位端近くに配置される1つまたは複数のフィン158に向かって構造骨組20を押すために送達器150を使用することによって、あるいは骨組20(図45と図46)の近位端つまり上端において、または近位端つまり上端の近くで関節で繋げられた部分25に対して送達器150の遠心端を押し付けることによってを含む、本書に説明されるように達成されてよい。一般的に、構造骨組20は、1つまたは複数のプロング24が、その上に設けられている場合、図3に示されるように骨内膜表面122に当接するまで拡大されてよい。構造骨組20は、次にその拡大した位置で係止されてよい。
非自己展開式の構造骨組20の不注意な拡大を防止するために、及び拡大が特に所望されるとき以外の常に骨組20を保護するために固定装置142も使用されてよい。
外科的流体40は、次に、骨髄内の管120の中に医療専門家によって導入されてよい。充填は管120の下部で、または制限器が使用されている場合、制限器45によって設けられる基部で開始されてよい。外科的流体40は設置されている装置、またはその一部だけを完全に充填するために注入されてよい。
医療専門家は、プローブ端部が外科的流体40の体の中に配置されるまで挿入経路90に沿って振動プローブを挿入してよい。振動プローブは外科的流体40からあらゆる空気の細孔を取り除き、流体40を攪拌し、流体の層流を促進するために、及び構造骨組20と取り囲む骨内膜の表面の中へ、及び骨内膜の表面を通る相互嵌合を促進するために使用されてよい。
ガイドワイヤ156は、恒久的に取り外される、または適所に残されてよい。ガイドワイヤ156は、(図47に示されるような)破れ目80または骨の表面において、または近くで、あるいは切開70の近くで切断されてよく、管120の内部で適所に残されてよい。破れ目80及び/または切開70が閉じられてよい。一時的な外部安定化は、外科的流体40が硬化した柱の中に硬化する間に実現されてよい。
以上の一般的なステップは、本発明のシステム10を設置する方法の方法及びステップの幅広い説明として提供される。整形外科の当業者により理解されるように、多くの追加ステップまたは補足ステップが、本発明の方法または方法の一部として多くの補足作業または支持作業のどれかを達成するために、多様な順序で実行されてよい。
システムにかかる力:本発明のシステム10及び方法は、外部の副木またはギブスが必要とされることがない治癒段階の間に、十分な固定、安定化及び骨折部位全体にかかる予想される生体力学的な力に対する抵抗を実現しうる。本発明の一態様では、硬化した柱は構造骨組20と、骨内膜表面122に当接するプロング24とともに、圧縮と伸張、捩り及び剪断における力に耐えるほど十分であってよい。この態様及び他では、本発明は外部ギブスに対する代替策を提供する。
このような力に関して、図34から図36は、システム10に作用してよい複数の力を概略で示す。一般的には、本発明のシステム10の要素は、このような力が構造骨組20及び/または外科用流体40によって実質的に抵抗される、あるいは他の場所に実質的に逸らされる、または移されうるように骨折部位110にかかる力の移動を支援しうる。システム10は、治癒段階の間に骨折部位110にかかるこのような力の影響を最小限に抑え、回復及び骨の成長を容易にする。図34から図36では、力がかけられている方向を示すために矢印を使用して力が描かれている。
図34では、図示されている力の矢印は骨折部位110を有する骨に作用する圧縮力(絞り)と関連する。図34では、圧縮負荷(上部垂直矢印)は最初に上部関節から骨幹に伝達される。負荷は次に、骨折部位110に通常、近位の場所でシステム骨界面における剪断力を介して骨幹からシステム10(つまり、構造骨組20及び/または硬化した外科的流体40)に伝達される。力のある部分は近傍の骨片との接触のために骨折部位110を通って伝達されるが、外科的流体40と構造骨組20は、好ましくは骨折部位110全体で圧縮負荷を運ぶ。骨折部位の下部で、または遠位で力はシステム骨界面で剪断力を通して骨幹に戻され、最終的に低い方の接合部を通して戻される。
図35を参照すると、骨に作用している捩り力(撚り)が示されている。捩りに対する最小の程度の抵抗が、骨片の間の摩擦という形で骨折部位110で提供される。捩り力は、システム骨界面での剪断力によって骨幹からシステム10に伝達される。捻りは骨折部位110全体で伝達され、負荷は好ましくは構造骨組20及び/または外科的流体40によって運ばれる。図35の骨折部位の下、または遠位で、捻りはシステム‐骨界面での剪断力を解して骨幹に伝達し直される。
ここで図36を参照すると、示されている力の矢印は骨に作用する側面方向の力(横向きの)と関連している。システム10は、側面方向の力を耐える、分配する、逸らす、あるいはそれ以外の場合伝搬する上で骨折部位110を支援してよい。側面方向の力が右(図示されるように)から骨にかけられるとき、力は骨の曲げを引き起こす傾向がある。側面方向の力は、側面方向の力がかけられる側面に対する圧縮力(絞り)、及び骨の対抗する側にかかる引っ張り力(伸縮)を誘発する。通常、骨の中心の長手方向軸は通常最小またはゼロである。骨折部位のまたは骨折部位の近くの骨片は圧縮負荷のいくらかに抵抗してよい。(骨幹の負荷がかかる側での)圧縮力は好ましくはおもに、骨幹とシステム10の間の界面での剪断力を通して伝達される。(対抗する側面にかかる)引っ張り力は、構造骨組20及び/または外科的流体40により抵抗され、システム10が実質的にこのような力を帯びるまたは伝搬するように骨−システム界面で剪断力を介して伝達される。
一般的には、本発明のシステム10の要素は、一実施形態では、任意の単独の構成要素が独力で達成するであろうより広い範囲まで骨折固定と安定化を達成するために協調する。外科的流体40の硬化した柱の中に埋め込まれている構造骨組20を部分的にくるむ鞘30の組み合わせは、1つまたは複数の類似した要素を使用してよい他の方法より優れた固定及び安定化を提供する強調構造を形成する。この態様では、本発明は、説明されている方法または方法を使用して取り付けられ、固定と安定化の改善を実現するためにともに協調する、複数の構成部品の合成を通して技術の前進を表す。
本発明のシステム10は、後の除去を必要とせずに適所に留まってよい。事実上、システム10は、細胞増殖、カルス形成、骨の結合(骨化)及びリモデリングを含む骨折の治癒の後の段階の治療であってよい。一実施形態では、本発明のシステム10が、骨折治癒の過程が進行し、新しい骨が通常の使用の力に耐えることのできる形状及び密度を達成した後に、最終的に二次的な役割を実行する。
回収:一実施形態では、システム10の使用は、治癒段階後に構成要素を取り除くことを含んでよい。限定ではなく一例として、図48から図50は、システム10の特定の構成要素の回収及び除去を描いている。回収及び除去を達成するために、アクセス開口部450が骨の端部を通って、あるいは代わりに作られてよく、このような除去は当初システム10の挿入のために使用された破れ目80を通して達成されてよい。図37と図48に示されるように、回収工具290は、構造骨組20と関連構成部品の操作を容易にするために使用されてよい。回収工具290は、近位端と、通常は対向する遠心端とを備えてよい。近位端はハンドルを含んでよい、あるいはそれ以外の場合把持可能であってよい。遠心端は先端に配置されるフック292を含んでよい。フック292は、構造骨組20または1つまたは複数の他の要素と係合するために使用されてよい。
図48に示されるように、回収工具290の遠心端は、ガイドワイヤ156を係合するために開口部450または破れ目80を通して差し込まれてよい。回収工具290は回転される、捻られる、あるいはそれ以外の場合、ガイドワイヤ156を把持するために操作されてよい。図49に示されるように、ガイドワイヤ156は、回転される、捻られる、操作される、あるいはそれ以外の場合回収工具290のフック292によって容易に把持可能である形状に改変されてもよい。図50に示されているように、構造骨組20は、その除去を支援するために、引っ張り力(伸縮)がかけられると潰れるように適応されてよい。一例では、構造骨組20は、通常近位方向のガイドワイヤ156の移動により、骨組20がその非拡大位置まで収縮する、あるいはそれ以外の場合潰れるように、それが適応されてよいという点で図24から図27に描かれている代替構造骨組270に類似してよい。骨組20、ガイドワイヤ145、及び制限器45は、開口部450を通してともに除去されてよい。
結論
本書のシステム、装置、及び方法は、例を説明することによって描かれてきたが、及び例はかなり詳しく説明されたが、説明は網羅的ではない。骨折部位を治療するためのシステム、装置及び方法を説明するために構成要素または方法論のあらゆる考えられる組み合わせを説明することが可能ではないことは言うまでもない。当業者は、追加の組み合わせ及び置換が可能であることを認識する。従って、本願は添付請求項の範囲内に入る改変、変型、及び変形を包含することを目的とする。さらに、前記説明は、本発明の範囲を限定することを目的としていない。むしろ、本発明の範囲は、例示的な発明の概念及びそれらの同等物の添付リストによってのみ決定されるべきである。
本発明の一実施形態による骨折部位及び安定化システムの説明図である。 本発明の一実施形態による骨折部位及び安定化システムのより接近した説明図である。 本発明の一実施形態によるシステムを示す、骨折部位での骨及び骨髄内の管の断面図である。 本発明の一実施形態による、構造骨組を取り囲む鞘の斜視図である。 本発明の一実施形態による、骨折部位の近くに配置され、固定装置によって覆われた構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、固定装置の近位での移動の後に拡大する骨組を示す図5に示される構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、骨折部位の近くに配置され、内力によって拡大可能な改良された構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による断面図で示される内部鞘付きの構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、保持スリーブの近位移動の後に拡大する骨組を示す、図8に示される構造骨組の透視側面図である。 本発明の一実施形態による構造骨組の改良された構造の斜視図である。 人工関節周囲骨折部位及び人工関節の説明図である。 本発明の一実施形態による人工関節周囲骨折部位及び安定化システムの説明図である。 本発明の一実施形態による構造骨組の別の実施形態の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で示されている図12の構造骨組の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による、骨の中への挿入を示す図12に示される構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、図12から図14で挿入され、拡大された構造骨組を示す骨とその骨髄内の管の断面図である。 本発明の一実施形態による別の構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で示されている、骨組を除いた、図16に示される構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、構造骨組のための追加の実施形態の斜視図である。 本発明の一実施形態による構造骨組の概略斜視図である。 本発明の一実施形態による、図19に示される構造骨組の概略前面図である。 本発明の一実施形態による拡大されていない状態で示されている構造骨組のさらに別の実施形態の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大されていない状態で示され、明確にするために削除された連結部材の部分を示している図21に示す構造骨組の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で示されている図21と図22に示される構造骨組の斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大されていない状態で示されている構造骨組の追加の実施形態の斜視図である。 本発明の一実施形態による、拡大されている状態で示されている図24に示される構造骨組の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による、平面26−26に沿って、拡大されていない状態の、図24に示されている構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、平面27−27に沿って、拡大された状態での、図24に示されている構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による骨の中に挿入されている構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、挿入され、拡大されていない状態で示されている、図28に示す構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、挿入され、拡大された状態で示されている、図29に示される構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、外科的流体の逆方向挿入を示す図28から図30に類似する断面図である。 本発明の一実施形態による、外科的流体の逆方向挿入を示す図28から図31に類似する断面図である。 本発明の一実施形態による、図28から図32に示される、取り付けられら構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、圧縮力(絞り力)が骨にかけられるときの力の伝達を示す、骨折部位全体に配置される構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、捩り力(捻り力)が骨にかけられるときの力の伝達を示す、骨折部位全体に配置される構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による、側面方向の力(曲げ力)が骨にかけられるときの力の伝達を示す、骨折部位全体に配置される構造骨組の断面図である。 本発明の一実施形態による安定化システムのための誘導ツールの斜視図である。 本発明の一実施形態による図37に示されるガイドワイヤの遠位末端の拡大された斜視図である。 本発明の一実施形態による図37に描かれていた流体制限器の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態によるガイドワイヤと流体制限器の挿入を示す骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による構造骨組の挿入を示す骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で構造骨組を示す骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による構造骨組、ガイドワイヤ、及び流体制限器の遠位末端の拡大側面図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で示される、構造骨組を除く図43に類似する拡大側面図である。 本発明の一実施形態による、拡大されていない状態の構造骨組の近位端の拡大側面図である。 本発明の一実施形態による、拡大された状態で示されている、構造骨組を除く図45に類似した拡大側面図である。 本発明の一実施形態による、構造骨組の設置後、及び骨の表面近くでガイドワイヤが切断された後の骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による回収工具を示す骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による、その拡大された状態での構造骨組を把持する回収工具を示す骨折部位の断面図である。 本発明の一実施形態による、拡大されていない状態での構造骨組を把持する回収工具を示し、安定化システムの取り外しを示す断面図である。

Claims (81)

  1. 骨髄内の管(120)を有する骨(100)の中の骨折部位(110)を治療するためのシステムにおいて、
    前記管(120)の中への挿入に適した細長い大きさ及び形状と、
    前記骨折部位(110)に及ぶのに十分な長さと、
    前記管(120)の内面と当接するように適応された外形と、
    を特徴とする構造骨組(20)。
  2. 前記構造骨組(20)が、第1の断面サイズから、前記第1のサイズより大きい第2の断面サイズに拡大可能であることをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  3. 前記構造骨組(20)が前記第2のサイズへの拡大に向けて付勢され、その結果、前記構造骨組(20)が前記第1のサイズで留まるために固定装置を必要とすることをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  4. 前記構造骨組(20)が、拡大時に前記構造骨組(20)を前記第1のサイズから前記サイズに拡大する拡大可能部材を受け入れるように構成されることをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  5. 拡大後に、前記構造骨組(20)が前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができることをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  6. 拡大後に、前記構造骨組(20)が前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができ、前記管(120)から回収可能であることをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  7. 前記構造骨組(20)がいったん拡大されると前記第2のサイズで留まるために付勢されることをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  8. 前記構造骨組(20)がいったん前記第2のサイズに拡大されると潰す力に抵抗することをさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  9. 前記第2のサイズで前記構造骨組(20)を維持し、潰す力に抵抗するように構成される係止部材をさらに特徴とする、請求項2に記載の構造骨組(20)。
  10. 通常中空であり、実質的に管状の形状をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  11. 前記構造骨組(20)が生体適合性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  12. 前記構造骨組(20)が生体吸収性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  13. 前記構造骨組(20)が治療薬を運ぶことをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  14. ともに入れ子にされた複数の別々の構成要素をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組。
  15. 1つまたは複数の連結部材により互いに接続されている複数の細長い部材をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  16. 通常中心の細長いシャフトと、
    それぞれが1つまたは複数の連結部材により接続されている、複数の他の細長い部材と、
    をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  17. その遠心端近くに1つまたは複数のフィン(158)をその上に配置される、ガイドワイヤ(156)を受け入れる大きさに形作られる通常、中心の細長いシャフトと、
    それぞれが1つまたは複数の連結部材により前記シャフトに接続される複数の他の細長い部材と、
    前記1つまたは複数のフィン(158)に対する遠位移動が前記複数の他の細長い部材を前記シャフトから遠ざけ、それにより前記構造骨組(20)を拡大するように配置される前記1つまたは複数の連結部材と、
    をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  18. 前記管(120)の内面に当接するように構成される複数のプロング(24)をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  19. 前記構造骨組(20)が、前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部にそって鞘(30)を受け入れるような大きさに形作られ、前記鞘(30)が前記骨折部位に及ぶほど十分な長さを有することをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  20. 前記管(120)内での人工関節(500)との係合に適した細長い大きさ及び形状と、
    人工関節周囲骨折部位(510)に及び、前記人工関節(500)に係合するために十分な長さと、
    をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  21. 前記構造骨組(20)に接続される第1の端部と、前記管(120)内での人工関節(500)との係合ための大きさに形作られる通常対向する前記第2の端部を有する拡張部材と、
    をさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  22. 前記骨折部位(110)全体に配置されるひずみゲージと、送信機と、受信機とをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  23. 前記骨折部位(110)近くに配置される電気的な骨形成スティミュレータをさらに特徴とする、請求項1に記載の構造骨組(20)。
  24. 骨髄内の管(120)を有する骨(100)の中の骨折部位(110)を治療するためのシステムにおいて、
    前記管(120)の中への挿入に適した大きさと形状と、
    前記骨折部位(110)に及ぶほど十分な長さと、
    前記管(120)を通して伸張する構造骨組(20)を受け入れる大きさに形作られる細長い管状の構造と、
    を特徴とする鞘(30)。
  25. 前記細長い管状の構造が、前記構造骨組(20)の一部が前記鞘(30)の各端部を通って、各端部を越えて伸張できるような大きさに形作られ、前記構造骨組(20)が前記管(120)の内面に当接するように適応される外形を有することをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  26. 前記細長い管状の構造が前記構造骨組(20)内で受け入れられるような大きさに形作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  27. 前記鞘(30)が弾性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  28. 前記鞘(30)が、複数の孔を形成する材料から作られ、
    前記孔サイズが外科的流体(40)に実質的に不浸透性となるように選択され、それにより前記骨折部位(110)の中への前記流体(40)の侵入を削減することと、
    をさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  29. 複数の層をさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  30. 前記鞘(30)が生体適合性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  31. 前記鞘(30)が骨伝導性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  32. 前記鞘(30)が骨誘導性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  33. 前記鞘(30)が生体吸収性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  34. 前記鞘(30)が治療薬を運ぶことをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  35. 前記鞘(30)が、前記鞘(30)の外面に配置される治療薬を切り分けることをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  36. 前記鞘(30)が、前記鞘(30)全体で三次元行列内に配置される治療薬を運ぶことをさらに特徴とする、請求項24に記載の鞘(30)。
  37. 骨髄内の管(120)を有する骨(100)の中の骨折部位(110)を治療するためのシステムであって、それが、
    前記管(120)の中への挿入に適した大きさと形状を有し、前記骨折部位(110)に及びほど十分な長さを有し、前記管(120)の内面に当接するように適応される輪郭を有する構造骨組(20)と、
    前記管(120)の中への挿入に適した大きさと形状を有し、前記骨折部位(110)に及ぶほど十分な長さを有し、前記構造骨組(20)を受け入れる大きさに形作られる細長い管状の構造を有する鞘(30)と、
    を備えることを特徴とする前記システム(10)。
  38. 前記鞘(30)が、前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部を覆い、その結果前記鞘(30)が前記骨折部位(110)に及ぶことをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  39. 前記鞘(30)が、前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部に沿って前記構造骨組(20)の中に設置されてよく、その結果前記鞘(30)が前記骨折部位(110)に及ぶことをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  40. 前記鞘(30)が、前記構造骨組(20)の拡大に対処するために弾性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  41. 概して中空の、実質的には管状の形状によってさらに特徴付けられる、請求項37に記載のシステム(10)。
  42. 前記システム(10)が治療薬を運ぶことをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  43. 前記管(120)の内面に当接するような大きさに形作られる複数のプロング(24)をさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  44. 前記構造骨組(20)が、第1の断面サイズから、前記第1の断面サイズより大きい第2の断面サイズに拡大可能であることをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  45. 前記構造骨組(20)が前記第2のサイズへの拡大のために付勢され、その結果前記構造骨組(20)が前記第1のサイズに留まるために固定装置を必要とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  46. 前記構造骨組(20)は、拡大時に、前記第1のサイズから前記サイズに前記構造骨組(20)を拡大する拡大可能部材を受け入れるように構成されることをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  47. 拡大後に、前記構造骨組(20)が前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができることをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  48. 拡大後に、前記構造骨組(20)が前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができ、前記管(120)から回収可能であることをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  49. 前記構造骨組(20)がいったん拡大されると前記第2のサイズに留まるために付勢されることをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  50. 前記構造骨組(20)が、いったん前記第2のサイズに拡大されると、潰す力に抵抗することをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  51. 前記基構造骨組(20)が、前記第2のサイズで前記構造骨組(20)を維持し、潰す力に抗するように構成される係止部材を含むことをさらに特徴とする、請求項44に記載のシステム(10)。
  52. 前記構造骨組(20)が前記管(120)内での人工関節(500)との係合のために適した細長い大きさと形状を有し、人工関節周囲骨折部位(510)に及び、前記人工関節(500)に係合するのに十分な長さを有することをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  53. 前記構造骨組(20)が、前記構造骨組(20)に接続される第1の端部と、前記管(120)内での人工関節(500)との係合のための大きさに形作られる通常対向する第2の端部とを有する拡大部材をさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  54. 前記構造骨組(20)に接続され、前記骨折部位(110)全体に配置されるひずみゲージと、送信機と、受信機と、
    をさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  55. 前記骨折部位(110)の近くに配置される電気的な骨形成スティミュレータをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  56. 前記構造骨組(20)が、
    その遠心端近くに1つまたは複数のフィン(158)がその上に配置されるガイドワイヤ(156)を受け入れるような大きさに形作られる、通常中心の細長いシャフトと、
    それぞれが1つまたは複数の連結部材により前記シャフトに接続される複数の他の細長い部材と、
    前記1つまたは複数のフィン(158)に対する遠位運動が、前記複数の他の細長い部材を前記シャフトから遠ざけ、それにより前記構造骨組(20)を拡大するように配置される前記1つまたは複数の連結部材と、
    を備えることをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  57. 前記鞘(30)が、複数の孔を形成する材料から作られ、
    前記孔サイズが、外科的流体(40)に実質的に不浸透性となるように選択され、それにより前記骨折部位(110)の中への前記流体(40)の侵入を削減する、
    ことをさらに特徴とする、請求項37に記載のシステム(10)。
  58. 骨髄内の管(120)を有する骨(100)の中で骨折部位(110)を治療するためのシステムであって、それが
    前記管(120)の中への挿入に適した大きさと形状を有し、前記骨折部位(110)に及ぶほど十分な長さを有し、前記管(120)の内面に係合するように適応される外形を有する構造骨組(20)と、
    前記管(120)の中への挿入に適した大きさと形状を有し、前記骨折部位(110)に及ぶほど十分な長さを有し、前記構造骨組(20)を受け入れるような大きさに形作られる細長い管状の構造を有する鞘(30)と、
    前記骨折部位(110)全体に追加のサポートを提供するために前記構造骨組(20)と協調する硬化可能な外科的流体(40)と、
    を備えることを特徴とする前記システム(10)。
  59. 前記硬化可能な外科的流体(40)が前記鞘(30)内の空間を実質的に充填し、前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部を実質的に充填することをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  60. 前記鞘(30)が、複数の孔を形成する材料から作られ、
    前記孔サイズが前記外科的流体(40)に実質的に不浸透性であり、それによって前記骨折部位(10)の中への前記流体(40)の侵入を削減すること、
    をさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  61. 前記鞘(30)が前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部を覆い、その結果前記鞘(30)が前記骨折部位(110)に及ぶことをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  62. 前記鞘(30)が、前記構造骨組(20)の全長の少なくとも一部に沿って前記構造骨組(20)の内部に設置されてよく、その結果前記鞘(30)が前記骨折部位(110)に及ぶことをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  63. 前記鞘(30)が、前記構造骨組(20)の拡大に対処するために弾性材料から作られることをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  64. 前記構造骨組(20)と鞘(30)が、前記硬化可能な外科的流体(40)の注入を受け取ることができる、通常中空の、実質的に管状の形状をともに形成することをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  65. それが、
    前記管(120)内の部位に設置され、大量の前記硬化可能な外科的流体(40)が前記部位を越えて拡張するのを制限する大きさに形作られる制限器(45)と、
    を備えることをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  66. 前記システム(10)が治療薬を運ぶことをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  67. 前記管(120)の内面に当接するような大きさに形作られる複数のプロング(24)をさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  68. 前記構造骨組(20)が、第1の断面サイズから、前記第1のサイズより大きい第2の断面サイズに拡大可能であることをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  69. 前記構造骨組(20)が、前記第2のサイズへの拡大のために付勢され、その結果前記構造骨組(20)が、前記第1のサイズで留まるために固定装置を必要とすることをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  70. 前記構造骨組(20)が、拡大時に前記構造骨組(20)を前記第1のサイズから前記サイズに拡大する拡大可能部材を受け入れるように構成されることをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  71. 拡大後に、前記構造骨組(20)が、前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができることをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  72. 拡大後に、前記構造骨組(20)が、前記第2のサイズから前記第1のサイズに潰すことができ、前記管(120)から回収可能であることをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  73. 前記構造骨組(20)がいったん拡大されると前記第2のサイズに留まるために付勢されることをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  74. 前記構造骨組(20)が、前記第2のサイズにいったん拡大されると潰す力に抵抗することをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  75. 前記構造骨組(20)が、前記第2のサイズで前記構造骨組(20)を維持し、潰す力に抵抗するように構成される係止部材を含むことをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  76. 前記骨組(20)がいったん前記第2のサイズに拡大されると、前記構造骨組(20)と前記硬化可能な外科的流体(40)がともに潰す力に抵抗することをさらに特徴とする、請求項68に記載のシステム(10)。
  77. 前記構造骨組(20)が、前記管(120)内の人工関節(500)との係合のために適した細長い大きさと形状を有し、人工関節周囲骨折部位(510)に及び、前記人工関節(500)に係合するほど十分な長さを有することをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  78. 前記構造骨組(20)が、前記構造骨組(20)に接続される第1の端部と、前記管(120)内の人工関節(500)との係合のための大きさに形作られる通常対向する第2の端部を有する拡大部材をさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  79. 前記構造骨組(20)に接続され、前記骨折部位(110)全体に配置されるひずみゲージと、送信機と、受信機と、
    をさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  80. 前記骨折部位(110)の近くに配置される電気的な骨形成スティミュレータをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
  81. 前記構造骨組(20)が、
    その遠心端の近くに1つまたは複数のフィン(158)がその上に配置されるガイドワイヤ(156)を受け入れるような大きさに形作られる通常中心の、細長いシャフトと、
    それぞれが1つまたは複数の連結部材によって前記シャフトに接続される複数の他の細長い部材と、
    前記1つまたは複数のフィン(158)に対する遠位運動が前記複数の他の細長い部材を前記シャフトから遠ざけ、それにより前記構造骨組(20)を拡大するように配置される前記1つまたは複数の連結部材と、
    を備えることをさらに特徴とする、請求項58に記載のシステム(10)。
JP2007527487A 2004-05-21 2005-05-20 骨折固定及び部位安定化システム Pending JP2008500140A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US57356104P 2004-05-21 2004-05-21
PCT/US2005/017807 WO2005112804A1 (en) 2004-05-21 2005-05-20 Fracture fixation and site stabilization system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008500140A true JP2008500140A (ja) 2008-01-10
JP2008500140A5 JP2008500140A5 (ja) 2008-06-26

Family

ID=34982115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007527487A Pending JP2008500140A (ja) 2004-05-21 2005-05-20 骨折固定及び部位安定化システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20080255560A1 (ja)
EP (1) EP1753354B1 (ja)
JP (1) JP2008500140A (ja)
AT (1) ATE481044T1 (ja)
CA (1) CA2609175A1 (ja)
DE (1) DE602005023605D1 (ja)
WO (1) WO2005112804A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011509716A (ja) * 2008-01-14 2011-03-31 マイケル ピー. ブレンゼル, 骨折修復のための装置および方法
JP2012531995A (ja) * 2009-07-06 2012-12-13 スミス アンド ネフュー ピーエルシー 遠隔測定整形外科インプラント
JP2013517875A (ja) * 2010-01-26 2013-05-20 ユニベルシテ ジャン モネ 胸壁の骨接合術用装置
WO2013146788A1 (ja) 2012-03-27 2013-10-03 国立大学法人名古屋大学 ポリヒドロキシアルカノエートを含む材料から作製された3次元構造体、骨充填材の調製用キット、及び髄内釘
US8906022B2 (en) 2010-03-08 2014-12-09 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for securing a bone implant
US8961518B2 (en) 2010-01-20 2015-02-24 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for bone access and cavity preparation
US9730739B2 (en) 2010-01-15 2017-08-15 Conventus Orthopaedics, Inc. Rotary-rigid orthopaedic rod
US10076342B2 (en) 2013-12-12 2018-09-18 Conventus Orthopaedics, Inc. Tissue displacement tools and methods
US10918426B2 (en) 2017-07-04 2021-02-16 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for treatment of a bone
WO2021157145A1 (ja) * 2020-02-05 2021-08-12 富士フィルター工業株式会社 骨折治療用のインプラント、及び骨折治療用のインプラントの製造方法

Families Citing this family (112)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9060809B2 (en) * 2001-10-18 2015-06-23 Orthoip, Llc Lagwire system and method for the fixation of bone fractures
US8828067B2 (en) 2001-10-18 2014-09-09 Orthoip, Llc Bone screw system and method
GB0329654D0 (en) 2003-12-23 2004-01-28 Smith & Nephew Tunable segmented polyacetal
US9452001B2 (en) * 2005-02-22 2016-09-27 Tecres S.P.A. Disposable device for treatment of infections of human limbs
US8568413B2 (en) * 2008-12-18 2013-10-29 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Bone fixation device, tools and methods
US9060820B2 (en) 2005-05-18 2015-06-23 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Segmented intramedullary fracture fixation devices and methods
US8961516B2 (en) 2005-05-18 2015-02-24 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Straight intramedullary fracture fixation devices and methods
CA2608693A1 (en) 2005-05-18 2006-11-23 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Minimally invasive actuable bone fixation devices, systems and methods of use
US20100137923A1 (en) * 2005-11-10 2010-06-03 Zimmer, Inc. Minimally invasive orthopaedic delivery devices and tools
AU2007243358B2 (en) * 2006-04-26 2012-07-26 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for delivery of reinforcing materials to bone
US7806900B2 (en) 2006-04-26 2010-10-05 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for delivery of reinforcing materials to bone
JP2009535504A (ja) * 2006-04-28 2009-10-01 バイオマグネシウム システムズ リミテッド 生分解性マグネシウム合金およびその使用
FR2901993A1 (fr) * 2006-06-12 2007-12-14 Levon Doursounian Cheville a expansion bipolaire pour l'osteosynthese des factures des os longs
US7811284B2 (en) 2006-11-10 2010-10-12 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for internal bone fixation
US7879041B2 (en) 2006-11-10 2011-02-01 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for internal bone fixation
EP2094177A2 (en) 2006-11-22 2009-09-02 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
CA2679365C (en) 2006-11-30 2016-05-03 Smith & Nephew, Inc. Fiber reinforced composite material
US8784425B2 (en) * 2007-02-28 2014-07-22 Smith & Nephew, Inc. Systems and methods for identifying landmarks on orthopedic implants
US8739801B2 (en) 2007-02-28 2014-06-03 Smith & Nephew, Inc. System and method for identifying a landmark
US8814868B2 (en) 2007-02-28 2014-08-26 Smith & Nephew, Inc. Instrumented orthopaedic implant for identifying a landmark
US20100318085A1 (en) * 2007-03-13 2010-12-16 Smith & Nephew, Inc. Internal fixation devices
EP2129309A2 (en) 2007-03-22 2009-12-09 Novalign Orthopaedics, Inc. Segmented intramedullary structure
US9815240B2 (en) 2007-04-18 2017-11-14 Smith & Nephew, Inc. Expansion moulding of shape memory polymers
WO2008131197A1 (en) 2007-04-19 2008-10-30 Smith & Nephew, Inc. Multi-modal shape memory polymers
WO2008130954A2 (en) 2007-04-19 2008-10-30 Smith & Nephew, Inc. Graft fixation
US20080269746A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Osteolign, Inc. Conformable intramedullary implant with nestable components
WO2009009772A1 (en) * 2007-07-11 2009-01-15 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation devices and methods incorporating a membrane
US9427289B2 (en) 2007-10-31 2016-08-30 Illuminoss Medical, Inc. Light source
US8403968B2 (en) 2007-12-26 2013-03-26 Illuminoss Medical, Inc. Apparatus and methods for repairing craniomaxillofacial bones using customized bone plates
AU2015203145B2 (en) * 2008-01-14 2017-11-23 Conventus Orthopaedics Inc. Apparatus and Methods for Fracture Repair
US7842040B2 (en) 2008-01-18 2010-11-30 Illuminoss Medical, Inc. Internal bone fixation system with integrated mixer
US9220514B2 (en) 2008-02-28 2015-12-29 Smith & Nephew, Inc. System and method for identifying a landmark
WO2009152273A1 (en) * 2008-06-10 2009-12-17 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
EP2344058A4 (en) * 2008-07-23 2014-03-19 Univ Louisville Res Found DEVICE AND METHOD FOR PREVENTING FRACTURES OF THE HIP
GB0813659D0 (en) * 2008-07-25 2008-09-03 Smith & Nephew Fracture putty
CA2738478A1 (en) 2008-09-26 2010-04-01 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Bone fixation device, tools and methods
US20100094292A1 (en) * 2008-10-14 2010-04-15 Zimmer, Inc. Modular intramedullary nail
US8210729B2 (en) 2009-04-06 2012-07-03 Illuminoss Medical, Inc. Attachment system for light-conducting fibers
US8512338B2 (en) 2009-04-07 2013-08-20 Illuminoss Medical, Inc. Photodynamic bone stabilization systems and methods for reinforcing bone
US8202301B2 (en) * 2009-04-24 2012-06-19 Warsaw Orthopedic, Inc. Dynamic spinal rod and implantation method
US9031637B2 (en) * 2009-04-27 2015-05-12 Smith & Nephew, Inc. Targeting an orthopaedic implant landmark
US8945147B2 (en) 2009-04-27 2015-02-03 Smith & Nephew, Inc. System and method for identifying a landmark
WO2010129141A2 (en) * 2009-04-27 2010-11-11 Smith & Nephew, Inc. System and method for identifying a landmark
US8562550B2 (en) * 2009-05-27 2013-10-22 Linares Medical Devices, Llc Interior and exterior cast assemblies for repairing a bone fracture and including interior inflatable or mechanically expandable inserts as well as exterior wrap around and adhesively secured braces
WO2011071567A1 (en) 2009-08-19 2011-06-16 Illuminoss Medical, Inc. Devices and methods for bone alignment, stabilization and distraction
USD674093S1 (en) 2009-08-26 2013-01-08 Smith & Nephew, Inc. Landmark identifier for targeting a landmark of an orthopaedic implant
US8086734B2 (en) 2009-08-26 2011-12-27 International Business Machines Corporation Method of autonomic representative selection in local area networks
EP2298201A1 (en) * 2009-08-31 2011-03-23 Ozics Oy Arrangement for internal bone support
US8545499B2 (en) * 2009-09-28 2013-10-01 Zimmer, Inc. Expandable intramedullary rod
JP6081353B2 (ja) 2010-06-03 2017-02-15 スミス アンド ネフュー インコーポレイテッド 整形外科用インプラント
US8684965B2 (en) 2010-06-21 2014-04-01 Illuminoss Medical, Inc. Photodynamic bone stabilization and drug delivery systems
WO2014190289A2 (en) * 2013-05-23 2014-11-27 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants
EP2629780A4 (en) 2010-10-20 2014-10-01 206 Ortho Inc IMPLANTABLE POLYMER FOR BONE AND VASCULAR LESIONS
WO2015095745A1 (en) 2010-10-20 2015-06-25 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants, and novel composite structures which may be used for medical and non-medical applications
US11291483B2 (en) 2010-10-20 2022-04-05 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants
US11207109B2 (en) 2010-10-20 2021-12-28 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants, and novel composite structures which may be used for medical and non-medical applications
US11484627B2 (en) 2010-10-20 2022-11-01 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants, and novel composite structures which may be used for medical and non-medical applications
US11058796B2 (en) 2010-10-20 2021-07-13 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants, and novel composite structures which may be used for medical and non-medical applications
US10525169B2 (en) 2010-10-20 2020-01-07 206 Ortho, Inc. Method and apparatus for treating bone fractures, and/or for fortifying and/or augmenting bone, including the provision and use of composite implants, and novel composite structures which may be used for medical and non-medical applications
EP2654584A1 (en) 2010-12-22 2013-10-30 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for treating conditions and diseases of the spine
US20120165659A1 (en) * 2010-12-22 2012-06-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Radiopaque implant
US8890511B2 (en) 2011-01-25 2014-11-18 Smith & Nephew, Inc. Targeting operation sites
US8709092B2 (en) 2011-02-16 2014-04-29 Genesis Medical Devices, LLC Periprosthetic fracture management enhancements
CN103635153A (zh) 2011-05-06 2014-03-12 史密夫和内修有限公司 瞄准整形外科装置的标记
BR112013032144A2 (pt) 2011-06-16 2016-12-13 Smith & Nephew Inc alinhamento cirúrgico utilizando referências
WO2012177759A1 (en) 2011-06-20 2012-12-27 Rdc Holdings, Llc System and method for repairing joints
US8998925B2 (en) 2011-06-20 2015-04-07 Rdc Holdings, Llc Fixation system for orthopedic devices
JP2014533965A (ja) 2011-07-19 2014-12-18 イルミンオス・メディカル・インコーポレイテッドIlluminOss Medical, Inc. 骨の再構築および安定化のための装置および方法
WO2013013072A1 (en) * 2011-07-19 2013-01-24 Illuminoss Medical, Inc. Photodynamic articular joint implants and methods of use
US9351834B2 (en) 2011-09-12 2016-05-31 Biomet Manufacturing, Llc Negative-positive pressurizable implant
WO2013059609A1 (en) 2011-10-19 2013-04-25 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for joint stabilization
US20130110115A1 (en) * 2011-10-26 2013-05-02 Medulaplasty LLC Minimally invasive method and devices for repairing loosened prosthetic implants
EP2819620A4 (en) 2012-02-29 2015-11-04 206 Ortho Inc METHOD AND APPARATUS FOR TREATING BONE FRACTURES, INCLUDING THE USE OF COMPOSITE IMPLANTS
US9554836B2 (en) * 2012-06-29 2017-01-31 The Cleveland Clinic Foundation Intramedullary bone stent
US8939977B2 (en) 2012-07-10 2015-01-27 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for separating bone fixation devices from introducer
US20140114382A1 (en) * 2012-09-10 2014-04-24 Keun-Young Anthony Kim Stimulating bone growth and controlling spinal cord pain
EP2897542A4 (en) * 2012-09-23 2016-07-20 Impetus Innovations Inc SEGMENTED RECONSTRUCTIVE BRAND NAIL AND DISPOSAL SYSTEM
US9687281B2 (en) 2012-12-20 2017-06-27 Illuminoss Medical, Inc. Distal tip for bone fixation devices
US9585695B2 (en) 2013-03-15 2017-03-07 Woven Orthopedic Technologies, Llc Surgical screw hole liner devices and related methods
WO2015073642A1 (en) * 2013-11-13 2015-05-21 Mx Orthopedics, Corp. Staples for generating and applying compression within a body
US9770278B2 (en) 2014-01-17 2017-09-26 Arthrex, Inc. Dual tip guide wire
WO2015175637A1 (en) 2014-05-13 2015-11-19 Matthew Becker Modular device for preventing compression and instability in a segmental defect repair scaffold
US9907593B2 (en) 2014-08-05 2018-03-06 Woven Orthopedic Technologies, Llc Woven retention devices, systems and methods
US8956394B1 (en) 2014-08-05 2015-02-17 Woven Orthopedic Technologies, Llc Woven retention devices, systems and methods
US20160074071A1 (en) 2014-09-16 2016-03-17 Woven Orthopedic Technologies, Llc Methods of using woven retention devices and systems
US9814499B2 (en) 2014-09-30 2017-11-14 Arthrex, Inc. Intramedullary fracture fixation devices and methods
USD740427S1 (en) 2014-10-17 2015-10-06 Woven Orthopedic Technologies, Llc Orthopedic woven retention device
WO2017024277A1 (en) 2015-08-05 2017-02-09 Woven Orthopedic Technologies, Llc Tapping devices, systems and methods for use in bone tissue
US10251663B2 (en) 2016-01-11 2019-04-09 Kambiz Behzadi Bone preparation apparatus and method
US11534314B2 (en) 2016-01-11 2022-12-27 Kambiz Behzadi Quantitative assessment of prosthesis press-fit fixation
US11375975B2 (en) 2016-01-11 2022-07-05 Kambiz Behzadi Quantitative assessment of implant installation
US11458028B2 (en) 2016-01-11 2022-10-04 Kambiz Behzadi Prosthesis installation and assembly
US11331069B2 (en) 2016-01-11 2022-05-17 Kambiz Behzadi Invasive sense measurement in prosthesis installation
US11298102B2 (en) 2016-01-11 2022-04-12 Kambiz Behzadi Quantitative assessment of prosthesis press-fit fixation
US11109802B2 (en) 2016-01-11 2021-09-07 Kambiz Behzadi Invasive sense measurement in prosthesis installation and bone preparation
US11234840B2 (en) 2016-01-11 2022-02-01 Kambiz Behzadi Bone preparation apparatus and method
US11399946B2 (en) 2016-01-11 2022-08-02 Kambiz Behzadi Prosthesis installation and assembly
US11241248B2 (en) 2016-01-11 2022-02-08 Kambiz Behzadi Bone preparation apparatus and method
US11751807B2 (en) 2016-01-11 2023-09-12 Kambiz Behzadi Invasive sense measurement in prosthesis installation and bone preparation
DE102016003838A1 (de) * 2016-03-29 2017-10-05 Merete Holding Gmbh Implantierbare Ausgleichsmanschette für eine Endoprothese
DE102016003837A1 (de) 2016-03-29 2017-10-05 Merete Holding Gmbh Implantierbare Ausgleichsmanschette für eine Endoprothese
US10864083B2 (en) 2016-04-07 2020-12-15 Kambiz Behzadi Mechanical assembly including exterior surface preparation
US11458021B2 (en) 2016-04-07 2022-10-04 Kambiz Behzadi Anisotropic materials in medical devices
US11406504B2 (en) 2016-06-12 2022-08-09 Kambiz Behzadi Mechanical assembly including exterior surface preparation
US11839549B2 (en) 2016-04-07 2023-12-12 Kambiz Behzadi Materials in orthopedics and fracture fixation
US20170290667A1 (en) * 2016-04-07 2017-10-12 Kambiz Behzadi Mechanical assembly including exterior surface preparation
CN105919663A (zh) * 2016-06-08 2016-09-07 河北医科大学第三医院 一种具有仿生内固定作用的弹性髓内钉
FR3054430B1 (fr) * 2016-07-27 2018-07-27 Centre Hospitalier Universitaire De Bordeaux Stent intra-osseux
WO2018107114A1 (en) 2016-12-09 2018-06-14 Woven Orthopedic Technologies, LLC. Retention devices, lattices and related systems and methods
WO2020006239A1 (en) 2018-06-27 2020-01-02 Illuminoss Medical, Inc. Systems and methods for bone stabilization and fixation
US20210386461A1 (en) * 2018-10-12 2021-12-16 Sanford Health A Rib Fracture Fixation Device and Methods for Use Thereof
US11376044B2 (en) * 2020-02-28 2022-07-05 Set Point Solutions, LLC Systems and methods using micro-electromagnets secured to bone structure for stabilization, fixation, and accelerated healing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028443A1 (en) * 1999-10-22 2001-04-26 Mark Levy Expandable orthopedic device

Family Cites Families (87)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1054659B (de) * 1955-02-19 1959-04-09 Dr Med Kurt Herzog Rohrfoermiger Knochennagel
US3710789A (en) * 1970-12-04 1973-01-16 Univ Minnesota Method of repairing bone fractures with expanded metal
IL53703A (en) * 1977-12-28 1979-10-31 Aginsky Yacov Intramedullary nails
US4313434A (en) * 1980-10-17 1982-02-02 David Segal Fracture fixation
US4453539A (en) * 1982-03-01 1984-06-12 The University Of Toledo Expandable intramedullary nail for the fixation of bone fractures
US4457301A (en) * 1982-06-18 1984-07-03 Howmedica Inc. Intramedullary fixation device
US4522200A (en) * 1983-06-10 1985-06-11 Ace Orthopedic Company Adjustable intramedullar rod
US4735625A (en) * 1985-09-11 1988-04-05 Richards Medical Company Bone cement reinforcement and method
US4888024A (en) * 1985-11-08 1989-12-19 Powlan Roy Y Prosthetic device and method of fixation within the medullary cavity of bones
US4854312A (en) * 1988-04-13 1989-08-08 The University Of Toledo Expanding intramedullary nail
US5281225A (en) * 1989-06-07 1994-01-25 Guglielmo Vicenzi Intramedullary pin with self-locking end for metadiaphyseal fractures of long bones
US5116335A (en) * 1989-09-18 1992-05-26 Hannon Gerard T Intramedullary hybrid nail and instrumentation for installation and removal
US5059193A (en) * 1989-11-20 1991-10-22 Spine-Tech, Inc. Expandable spinal implant and surgical method
US5100404A (en) * 1990-09-04 1992-03-31 Beth Israel Hospital Intramedullary nailing method and apparatus
US5102413A (en) * 1990-11-14 1992-04-07 Poddar Satish B Inflatable bone fixation device
CS277533B6 (en) * 1990-12-29 1993-03-17 Krajicek Milan Fixed osteaosynthesis appliance
US5211664A (en) * 1992-01-14 1993-05-18 Forschungsinstitut, Davos Laboratorium Fur Experimentelle Chirugie Shell structure for bone replacement
US5433718A (en) * 1992-08-20 1995-07-18 Brinker; Mark Antibiotic eluding intramedullary nail apparatus
US5383932A (en) * 1993-04-27 1995-01-24 Johnson & Johnson Professional, Inc. Absorbable medullary plug
US5480400A (en) * 1993-10-01 1996-01-02 Berger; J. Lee Method and device for internal fixation of bone fractures
US5423850A (en) * 1993-10-01 1995-06-13 Berger; J. Lee Balloon compressor for internal fixation of bone fractures
US6197065B1 (en) * 1993-11-01 2001-03-06 Biomet, Inc. Method and apparatus for segmental bone replacement
US6241734B1 (en) * 1998-08-14 2001-06-05 Kyphon, Inc. Systems and methods for placing materials into bone
DE69534156T2 (de) * 1994-01-26 2005-09-29 Kyphon Inc., Sunnyvale Verbesserte aufblasbare Einrichtung für eine Verwendung in chirurgischen Protokollen in Bezug auf die Fixierung von Knochen
US6716216B1 (en) * 1998-08-14 2004-04-06 Kyphon Inc. Systems and methods for treating vertebral bodies
US6248110B1 (en) * 1994-01-26 2001-06-19 Kyphon, Inc. Systems and methods for treating fractured or diseased bone using expandable bodies
DE4424883A1 (de) * 1994-07-14 1996-01-18 Merck Patent Gmbh Femurprothese
US5626580A (en) * 1994-07-15 1997-05-06 Brosnahan; Robert Multi-section intramedullary nail
ES2135635T3 (es) * 1994-10-14 1999-11-01 Synthes Ag Aparato de fijacion y/o de alineacion longitudinal para osteosintesis.
US5725595A (en) * 1994-11-08 1998-03-10 Orthopaedic Innovations, Inc. Cannulated cementless hip stem prosthesis
ATE204729T1 (de) * 1995-02-17 2001-09-15 Sulzer Orthopaedie Ag Vorrichtung zum anbringen einer markraumsperre im markraum eines röhrenknochens
US6364909B1 (en) * 1995-07-18 2002-04-02 Iowa State University Research Foundation, Inc. Method of restructuring bone
US5766174A (en) * 1995-09-26 1998-06-16 Orthologic Corporation Intramedullary bone fixation device
US5858020A (en) * 1995-12-05 1999-01-12 Metagen, Llc Modular prosthesis
GR1003032B (el) * 1996-07-10 1998-12-16 Ενδομυελικος, ευκαμπτος μηχανισμος θεραπειας καταγματων με χρηση διαξονικης προεντασεως.
US5876459A (en) * 1996-08-30 1999-03-02 Powell; Douglas Hunter Adjustable modular orthopedic implant
US5766176A (en) * 1996-09-11 1998-06-16 Walter Lorenz Surgical, Inc. Formable mesh
AU6019898A (en) * 1997-01-09 1998-08-03 Cohesion Technologies, Inc. Devices for tissue repair and methods for preparation and use thereof
US6106528A (en) * 1997-02-11 2000-08-22 Orthomatrix, Inc. Modular intramedullary fixation system and insertion instrumentation
CA2283190A1 (en) * 1997-03-07 1998-09-11 Mordechay Beyar Systems for percutaneous bone and spinal stabilization, fixation and repair
CA2292521C (en) * 1997-06-09 2007-10-30 Kyphon Inc. Systems for treating fractured or diseased bone using expandable bodies
US6428578B2 (en) * 1998-03-18 2002-08-06 Sct Incorporated Modular prosthesis and connector therefor
US6440138B1 (en) * 1998-04-06 2002-08-27 Kyphon Inc. Structures and methods for creating cavities in interior body regions
EP1083836B1 (en) * 1998-06-01 2010-10-13 Kyphon SÀRL Expandable preformed structures for deployment in interior body regions
RU2296526C2 (ru) * 1998-10-26 2007-04-10 Икспэндинг Ортопедикс Инк. Расширяемое ортопедическое устройство
US6554833B2 (en) * 1998-10-26 2003-04-29 Expanding Orthopedics, Inc. Expandable orthopedic device
US6296645B1 (en) * 1999-04-09 2001-10-02 Depuy Orthopaedics, Inc. Intramedullary nail with non-metal spacers
US6126663A (en) * 1999-04-15 2000-10-03 Hair; John Hunter Expandable bone connector
US6610317B2 (en) * 1999-05-27 2003-08-26 Acusphere, Inc. Porous paclitaxel matrices and methods of manufacture thereof
US6183470B1 (en) * 1999-07-02 2001-02-06 Bristol-Myers Squibb Company Instrumentation for the prevention of embolisms during total joint arthroplasty
EP1227765B1 (en) * 1999-11-11 2005-05-04 SYNTHES AG Chur Radially expandable intramedullary nail
US8007498B2 (en) * 1999-12-09 2011-08-30 Mische Hans A Methods and devices for treatment of bone fractures
AU2217001A (en) * 2000-01-03 2001-07-16 Orthocscope Ltd. Intramedullary support strut
US6425923B1 (en) * 2000-03-07 2002-07-30 Zimmer, Inc. Contourable polymer filled implant
US7815649B2 (en) * 2000-04-07 2010-10-19 Kyphon SÀRL Insertion devices and method of use
US7001395B2 (en) * 2000-06-08 2006-02-21 Hajianpour Mohammed A Medullary plug including an external shield and an internal valve
US20050043757A1 (en) * 2000-06-12 2005-02-24 Michael Arad Medical devices formed from shape memory alloys displaying a stress-retained martensitic state and method for use thereof
US6749614B2 (en) * 2000-06-23 2004-06-15 Vertelink Corporation Formable orthopedic fixation system with cross linking
US6875212B2 (en) * 2000-06-23 2005-04-05 Vertelink Corporation Curable media for implantable medical device
US6551321B1 (en) * 2000-06-23 2003-04-22 Centerpulse Orthopedics Inc. Flexible intramedullary nail
US6899713B2 (en) * 2000-06-23 2005-05-31 Vertelink Corporation Formable orthopedic fixation system
KR100889416B1 (ko) * 2000-10-25 2009-03-20 키폰 에스에이알엘 골절 회복용 캐뉼러를 사용하여 골절된 골을 회복시키기위한 시스템 및 방법
US6648893B2 (en) * 2000-10-27 2003-11-18 Blackstone Medical, Inc. Facet fixation devices
US6544265B2 (en) * 2000-11-08 2003-04-08 The Cleveland Clinic Foundation Apparatus for implantation into bone related applications
US6551319B2 (en) * 2000-11-08 2003-04-22 The Cleveland Clinic Foundation Apparatus for implantation into bone
US6592589B2 (en) * 2000-12-06 2003-07-15 Mohammed Ali Hajianpour Device and method for plugging a bone channel with an expandable medullary plug
US6589281B2 (en) * 2001-01-16 2003-07-08 Edward R. Hyde, Jr. Transosseous core approach and instrumentation for joint replacement and repair
GB0102141D0 (en) * 2001-01-27 2001-03-14 Davies John B C Improvements in or relating to expandable bone nails
US6694667B2 (en) * 2001-08-22 2004-02-24 Scott B. Davis Method and apparatus for dispensing filament such as tippet fishing line
US20030074075A1 (en) * 2001-08-27 2003-04-17 Thomas James C. Expandable implant for partial disc replacement and reinforcement of a disc partially removed in a discectomy and for reduction and maintenance of alignment of cancellous bone fractures and methods and apparatuses for same
US6793659B2 (en) * 2001-10-12 2004-09-21 Regents Of The University Of Minnesota Intramedullary rod for wrist fixation
US6692530B2 (en) * 2001-10-17 2004-02-17 Hammill Manufacturing Co. Split sleeve modular joint
US20030139802A1 (en) * 2001-12-06 2003-07-24 Wulfman Edward I. Medical device
US20050080425A1 (en) * 2002-03-18 2005-04-14 Mohit Bhatnagar Minimally invasive bone manipulation device and method of use
US6902583B2 (en) * 2002-04-25 2005-06-07 Medicinelodge, Inc. Tripartite attachment mechanism and method for a modular prosthesis
US7001386B2 (en) * 2002-07-23 2006-02-21 Advanced Orthopaedic Solutions, Inc. Intramedullary nail for long bone fractures
US7488337B2 (en) * 2002-09-30 2009-02-10 Saab Mark A Apparatus and methods for bone, tissue and duct dilatation
US6863692B2 (en) * 2002-11-14 2005-03-08 Zimmer Technology, Inc. Implant sleeve and method
EP1575459B1 (en) * 2002-11-21 2008-05-21 Warsaw Orthopedic, Inc. Systems for interbody spinal stabilization with expandable devices
US6887276B2 (en) * 2002-12-13 2005-05-03 Medicine Lodge, Inc Modular implant for joint reconstruction and method of use
US20060052788A1 (en) * 2003-02-04 2006-03-09 Thelen Sarah L Expandable fixation devices for minimally invasive surgery
GB0317921D0 (en) * 2003-07-31 2003-09-03 Tandon Vineet D Intramedullary nail
US20050055024A1 (en) * 2003-09-08 2005-03-10 James Anthony H. Orthopaedic implant and screw assembly
US7799085B2 (en) * 2003-11-18 2010-09-21 Depuy Products, Inc. Modular implant system with fully porous coated sleeve
AU2005249515B2 (en) * 2004-05-28 2011-11-10 Smith & Nephew, Inc. Fluted intramedullary stem
US8366782B2 (en) * 2004-08-05 2013-02-05 Depuy Products, Inc. Modular orthopaedic implant system with multi-use stems
WO2006034436A2 (en) * 2004-09-21 2006-03-30 Stout Medical Group, L.P. Expandable support device and method of use

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028443A1 (en) * 1999-10-22 2001-04-26 Mark Levy Expandable orthopedic device

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027890A (ja) * 2008-01-14 2016-02-25 コンベンタス オーソピディックス, インコーポレイテッド 骨折修復のための装置および方法
US8287538B2 (en) 2008-01-14 2012-10-16 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for fracture repair
JP2017140483A (ja) * 2008-01-14 2017-08-17 コンベンタス オーソピディックス, インコーポレイテッド 骨折修復のための装置および方法
US11399878B2 (en) 2008-01-14 2022-08-02 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for fracture repair
JP2014039860A (ja) * 2008-01-14 2014-03-06 Conventus Orthopaedics Inc 骨折修復のための装置および方法
JP2011509716A (ja) * 2008-01-14 2011-03-31 マイケル ピー. ブレンゼル, 骨折修復のための装置および方法
US10603087B2 (en) 2008-01-14 2020-03-31 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for fracture repair
US9788870B2 (en) 2008-01-14 2017-10-17 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for fracture repair
US9517093B2 (en) 2008-01-14 2016-12-13 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for fracture repair
JP2012531995A (ja) * 2009-07-06 2012-12-13 スミス アンド ネフュー ピーエルシー 遠隔測定整形外科インプラント
US9730739B2 (en) 2010-01-15 2017-08-15 Conventus Orthopaedics, Inc. Rotary-rigid orthopaedic rod
US9848889B2 (en) 2010-01-20 2017-12-26 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for bone access and cavity preparation
US8961518B2 (en) 2010-01-20 2015-02-24 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for bone access and cavity preparation
US9216038B2 (en) 2010-01-26 2015-12-22 Université Jean Monnet Device for osteosynthesis of the thoracic wall
JP2013517875A (ja) * 2010-01-26 2013-05-20 ユニベルシテ ジャン モネ 胸壁の骨接合術用装置
US8906022B2 (en) 2010-03-08 2014-12-09 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for securing a bone implant
US9993277B2 (en) 2010-03-08 2018-06-12 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for securing a bone implant
JPWO2013146788A1 (ja) * 2012-03-27 2015-12-14 国立大学法人名古屋大学 ポリヒドロキシアルカノエートを含む材料から作製された3次元構造体、骨充填材の調製用キット、及び髄内釘
US10433892B2 (en) 2012-03-27 2019-10-08 National University Corporation Nagoya University Three-dimensional structure produced from a material containing polyhydroxyalkanoate, kit for preparation of bone filler, and intramedullary rod
EP2832377A4 (en) * 2012-03-27 2015-09-02 Univ Nagoya Nat Univ Corp THREE-DIMENSIONAL STRUCTURE CREATED FROM MATERIAL COMPRISING POLYHYDROXYALCANOATE, PREPARATION KIT FOR BONE FILLING MATERIAL AND CENTROMEDULAR NAIL
WO2013146788A1 (ja) 2012-03-27 2013-10-03 国立大学法人名古屋大学 ポリヒドロキシアルカノエートを含む材料から作製された3次元構造体、骨充填材の調製用キット、及び髄内釘
US10076342B2 (en) 2013-12-12 2018-09-18 Conventus Orthopaedics, Inc. Tissue displacement tools and methods
US10918426B2 (en) 2017-07-04 2021-02-16 Conventus Orthopaedics, Inc. Apparatus and methods for treatment of a bone
WO2021157145A1 (ja) * 2020-02-05 2021-08-12 富士フィルター工業株式会社 骨折治療用のインプラント、及び骨折治療用のインプラントの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATE481044T1 (de) 2010-10-15
CA2609175A1 (en) 2005-12-01
WO2005112804A9 (en) 2006-03-23
US20080255560A1 (en) 2008-10-16
EP1753354A1 (en) 2007-02-21
DE602005023605D1 (de) 2010-10-28
EP1753354B1 (en) 2010-09-15
WO2005112804A1 (en) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1753354B1 (en) Fracture fixation and site stabilization system
JP5619875B2 (ja) 拡張型骨インプラント
EP1011464B1 (en) Systems for percutaneous bone and spinal stabilization, fixation and repair
US7846162B2 (en) Minimally invasive actuable bone fixation devices
CN101854886B (zh) 假体装置及其使用方法
US9283006B2 (en) Osteosynthetic shape memory material intramedullary bone stent and method for treating a bone fracture using the same
US7670339B2 (en) Expandable orthopedic device
ES2751997T3 (es) Aparato de reparación de fracturas
US20100087821A1 (en) Fracture fixation device with support rods and sheath
US20110306975A1 (en) Arrangement for internal bone support
WO1995015732A1 (en) Fixation of orthopedic devices
CA2744329A1 (en) Intramedullary repair system for vertebra fractures
WO2009036466A1 (en) Material control device for inserting material into a targeted anatomical region
RU2301048C2 (ru) Бедренный эндопротез
RU2452426C1 (ru) Стержень для фиксации положения и формы трубчатых костей
AU2015203145A1 (en) Apparatus and Methods for Fracture Repair
RU2402298C1 (ru) Способ интрамедуллярной фиксации отломков с широким диаметром костномозгового канала длинной кости
CN209864178U (zh) 用于植入个体骨体内或骨体间的支撑物、植入组件及系统
Munib et al. A paradigm shift of the conventional intramedullary devices to new biological osteosynthetic devices: Bone stents
Vivek EXPANDABLE SELF-LOCKING NAIL IN THE MANAGEMENT OF CLOSED DIAPHYSEAL FRACTURES OF FEMUR AND TIBIA
RU2406462C1 (ru) Способ лечения длительносрастающихся, несросшихся переломов и ложных суставов длинных костей
IL120243A (en) Bone fixation and stabilization device and method of using same

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080502

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100126

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110310

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110317

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110414

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110816