JP2008312362A - リニア振動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、高効率のリニア振動アクチュエータを提供する。
【解決手段】可動部ヨーク41が永久磁石42A,42Bの軸方向一側部及び他側部に延ばされて、固定部ヨーク31の端面31A,31Bに対して隙間βを介して対向する端面41A,41Bを有し、磁気回路構成を閉磁型とする。永久磁石42A,42Bの内周側にポールピース43A,43Bを取り付け、コイル32に流れる電流により発生する磁束M6,M7を、固定部ヨーク31の一端面から可動部ヨーク41を通過して固定部ヨーク31の他端面に入る流れと、固定部ヨーク31の一端面からポールピース43A,43Bを通過して固定部ヨーク31の他端面に入る流れの2通りに分け、永久磁石42A,42Bにより発生する磁束M4,M5との相乗作用で可動部40の2箇所に推力を発生させる。
【選択図】図3

Description

本発明はリニア振動アクチュエータに関する。
従来、携帯電話機の振動呼び出し機能の振動源として使用されるリニア振動アクチュエータが知られている。このリニア振動アクチュエータの構造を図9に示す。図9において、リニア振動アクチュエータ1は、中心線CL1を中心に軸対称構造を呈し、中心部に配置された固定部2と、この固定部2の外周側に配置されたリング状の可動部3とを備える。固定部2は、磁性体で断面エ字状に形成された固定部ヨーク4と、この固定部ヨーク4の中心に有するピン5と、固定部ヨーク4の外周部に巻かれたコイル6とを有する。可動部3は、磁性体でリング状に形成された可動部ヨーク7と、この可動部ヨーク7の内周側に取り付けられた永久磁石8とを有し、これら固定部2と可動部3とで振動の推力を得る開磁型の磁気回路を構成する。永久磁石8は、リングを軸方向に2分割された円弧状磁石であり、これら2つの磁石が接することなく離間した状態で配置されると共に、内周側が同一極となり、外周側と異極となるように単極に着磁される(例えば内周側をN極、外周側をS極)。
また、リニア振動アクチュエータ1は、保護ケース9を備える。保護ケース9は、固定部2と可動部3の周側及び上側を覆う金属製で有天筒状に形成されたカバー10と、このカバー10の下側開口を閉鎖する耐熱樹脂製で平板状の底板11とを有し、外部より加えられる衝撃や熱から収納する固定部2と可動部3を保護すると共に、リニア振動アクチュエータ1を容易に取り扱えるようにする。
ここで、底板11の中心には軸受部12が設けられ、底板11の側縁にはカバー固定部13が設けられ、底板11の下面には金属ランド14が露出されており、固定部2は、ピン5の下端部を固定部ヨーク4の下側から突出し、このピン5を軸受部12により底板11の上側に垂直に立設固定して、保護ケース9内の中心部に固定されると共に、コイル6のリード線が金属ランド14に電気的に接続される。可動部3は、上側のバネ15によって可動部ヨーク7の上側を固定部ヨーク4の上側に連結すると共に、下側のバネ15によって可動部ヨーク7の下側を固定部ヨーク4の下側に連結し、保護ケース9内の固定部10の外周側に、隙間(磁気ギャップ)16を介して、固定部4の軸方向に沿う上下に振動可能に支持される。
このようなリニア振動アクチュエータ1は、携帯電話機の基板17に実装され、着信に伴って金属ランド14からコイル6に交流或いはパルスを流すと、磁気回路に発生する磁束M3又はM4(図10,図11参照)に従い、可動部3が上下に振動する。次に、この動作を説明する。
図9に示す初期状態では、可動部3はバネ15によって中立位置に保持されており、コイル6に電流を流さない非通電状態での磁束の流れは、永久磁石8により発生する磁束のみである。すなわち永久磁石8の内周磁極面から出た磁束が固定部ヨーク4の上端部から可動部ヨーク7の上端部を通過して永久磁石8の外周磁極面に入る流れの磁束M1と、永久磁石8の内周磁極面から出た磁束が固定部ヨーク4の下端部から可動部ヨーク7の下端部を通過して永久磁石8の外周磁極面に入る流れの磁束M2であるが、これら2つの磁束M1,M2は、可動部3の振動方向に沿って対称となりバランスが取れているため、可動部3には推力は発生しない。
そして、図10は、リニア振動アクチュエータ1の通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に上方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示し、図11は、リニア振動アクチュエータ1の通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に下方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す。図10に示す状態で、コイル6に電流A1を流すと、固定部ヨーク4に磁束M3が発生し、この磁束M3は、永久磁石8により発生している磁束M1と同方向に向き、磁束M2とは逆方向に向いているため、固定部ヨーク4の上端部と可動部ヨーク7の上端部の間の隙間16で磁束M1,M3が相互に強め合い、固定部ヨーク4の下端部と可動部ヨーク7の下端部の間の隙間16で磁束M2,M3が相互に弱め合い、バランスが崩れて、可動部3には、磁束が強め合う方向の上方向へ引っ張られる形で推力F1が生じ、図10の上方向へ変位し、リニア振動アクチュエータ1における固定部2と可動部3との位置関係は、図11に示すようになる(最大変位)。
次に、図11に示す状態で、コイル6に図10に示した電流A1と逆方向の電流A2を流すと、固定部ヨーク4に磁束M4が発生し、この磁束M4は、永久磁石8により発生している磁束M1とは逆方向に向き、磁束M2と同方向に向いているため、固定部ヨーク4の上端部と可動部ヨーク7の上端部の間の隙間16で磁束M1,M4が相互に弱め合い、固定部ヨーク4の下端部と可動部ヨーク7の下端部の間の隙間16で磁束M2,M4が相互に強め合い、図10の場合とは逆にバランスが崩れて、可動部3には、磁束が強め合う方向の下方向へ引っ張られる形で推力F2が生じ、図11の下方向へ変位し、リニア振動アクチュエータ1における固定部2と可動部3との位置関係は、図11に示した状態とは上下逆になる(最大変位)。
以上のように従来のリニア振動アクチュエータ1においては、コイル6に流される電流の向きに応じて固定部ヨーク4に発生する1つの磁束の流れが切り換わり、永久磁石8により発生している磁束との相乗作用で、固定部2と可動部3の間の1箇所において磁束を強め合い、他の1箇所において磁束を弱め合い、可動部3の1箇所に磁束が強め合う方向へ引っ張られる形で推力が生じ、基板17に対して垂直方向に振動し、基板17の実装面方向に対して振動を発生することができるので、可動部の振動方向か基板17の実装面に対して平行な方向で、基板17の実装面に対して平行な方向に振動を発生するリニア振動アクチュエータに比べ、携帯電話機の使用者が体感し易い呼出し振動の振動源になっている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−154315号公報
上述した従来のリニア振動アクチュエータは、磁気回路構成が開磁型であるため、磁束を有効に推力発生へと結び付けることができず、また、可動部の1箇所でしか推力を発生させることができず、高効率の振動を小型に実現することが困難であった。
上述のような課題を解決するため本発明のリニア振動アクチュエータは、中心部に配置された固定部と、この固定部の外周側に配置されたリング状の可動部とを備え、固定部は、磁性体で断面エ字状に形成された固定部ヨークと、この固定部ヨークに巻かれたコイルとを有し、可動部は、磁性体でリング状に形成された可動部ヨークと、この可動部ヨークの内周側に取り付けられた永久磁石とを有し、加えて可動部ヨークが永久磁石の軸方向一側部及び他側部に延ばされて、前記固定部ヨークの端面に対して隙間を設けて対向する端面を有すると共に、永久磁石の内周側に磁性体で形成されたポールピースが取り付けられ、コイルに流れる電流により発生する磁束を、固定部ヨークの一端面から可動部ヨークを通過して固定部ヨークの他端面に入る流れと、固定部ヨークの一端面からポールピースを通過して固定部ヨークの他端面に入る流れとの2通りに分けることを特徴とする。
また、可動部ヨークの永久磁石の軸方向一側部及び他側部に延びる部分は、ポールピースの軸方向一側部及び他側部まで延ばされ、永久磁石及びポールピースとの間に隙間を設けることが望ましい。
また、可動部ヨークとポールピースとの隙間α、固定部ヨークと可動部ヨークとの隙間βは、α>βとなるように設定されていることが望ましい。
本発明によれば、磁気回路構成を閉磁型とすることで、発生する磁束を有効に使用することができ、また、コイルに流れる電流により発生する磁束を2通りに分けることで、永久磁石により発生する磁束との相乗作用で可動部の2箇所に推力を発生させることができ、小型、高効率のリニア振動アクチュエータを得ることができるという顕著な効果を奏する。
また、可動部ヨークとポールピースとの隙間α、固定部ヨークと可動部ヨークとの隙間βを、α>βとなるように設定することで、ポールピースから可動部ヨークに逃げる磁束が少なくなり(磁束は隙間の狭い方に流れ易いため)、ポールピースと固定部ヨークの相互作用に磁束がより効率的に働き、より小型、高効率のリニア振動アクチュエータを得ることができるという顕著な効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1、図2に本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20の構造を示す。
本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20は、中心線CLを中心に軸対称構造を呈し、中心部に配置された円筒状の固定部30と、この固定部30の外周側に配置されたリング状の可動部40とを備え、固定部30は、磁性体(SPCE等)で断面エ字状に形成されたボビン型の固定部ヨーク31と、固定部ヨーク31に巻かれたコイル32とを有し、可動部40は、固定部ヨーク31と同じ磁性体でリング状に形成された可動部ヨーク41と、この可動部ヨーク41の内周側に取り付けられた永久磁石42A,42Bと、この永久磁石42A,42Bの内周側に取り付けられた、固定部ヨーク31と同じ磁性体で形成されたポールピース43A,43Bとを有し、これら固定部2と可動部3とで推力を得る磁気回路を構成している。
ここで、固定部ヨーク31は、1本のピン33の上端側と下端側のそれぞれに、円板34をその中心に有する中心孔を介して嵌合固定した3ピース構造で、断面エ字状のボビン型に形成され、上側の円板34の外周表面が固定部ヨーク31の外周上側の端面31Aになり、下側の円板34の外周表面が固定部ヨーク31の外周下側の端面31Bになる。円板34にはコイル32のリード線引き出し孔35が設けられる。コイル32は、耐熱性樹脂や金属の薄膜フィルムからなる円筒状の絶縁体36の外周面にコイル線を巻き付けて形成したもので、ピン33の外周に上下の円板34で挟まれて位置決めされた状態で取り付けらている。固定部ヨーク31の上側と下側にはピン33の各端部が突出されている。ななお、固定部ヨーク31の上側の端面31A及び下側の端面31Bは、固定部30の外径となる同一円筒面内に位置し、コイル32の外径は固定部30の外径と同じか、やや小径に設定される。
可動部ヨーク41は、永久磁石8A,8Bの上側(軸方向一側部)及び下側(軸方向他側部)に延ばされて、固定部ヨーク31の各端面31A,31Bに対して隙間(磁気ギャップ)βを介して対向する内周上側の端面41A及び内周下側の端面41Bを有し、これにより、磁気回路を閉磁型に構成している。また、閉磁型の磁気回路構成とポールピース43A,43Bとによって、コイル32に流れる電流により発生する磁束を、固定部ヨーク31の一端面31A又は31Bから可動部ヨーク41を通過して固定部ヨーク31の他端面31B又は31Aに入る流れと、固定部ヨーク31の一端面31A又は31Bからポールピース43A,43Bを通過して固定部ヨーク31の他端面31B又は31Aに入る流れの2通りに分けるように構成している(図3参照)。
このような可動部ヨーク41は、永久磁石8A,8Bの外周側と上側を囲うΓ字状断面を持ったヨーク本体44の開放された下側をリング状の蓋45で閉じた2ピース構造で、内周側を開口したコ字状断面を持ったリング状に形成され、ヨーク本体44上側の水平部端面が可動部ヨーク41の上側の端面41Aになり、蓋45の内周端面が可動部ヨーク41の下側の端面41Bになる。ヨーク本体44には垂直部内周表面の対称位置から細幅の隔壁46が突設される。永久磁石42A,42Bは、リングを軸方向に2分割された円弧状磁石であり、可動部ヨーク41の隔壁46で2つに仕切られたコ字状断面内側の一方に一方の磁石42Aが嵌合され、他方に他方の磁石42Bが嵌合され、これら2つの磁石42A,42Bが接することなく離間した状態で配置されると共に、内周側が同一極となり、外周側と異極となるように単極に着磁される(例えば内周側をN極、外周側をS極)。ポールピース43A,43Bは、リングを軸方向に2分割された円弧状磁性体であり、コ字状断面内側の一方に嵌合された磁石42Aの内周側に一方のポールピース43Aが嵌合され、他方に嵌合された磁石42Bの内周側に他方のポールピース43Bが嵌合され、これら2つのポールピース43A,43Bが接することなく離間した状態で配置される。
ここで、ヨーク本体44上側の水平部及び蓋45、すなわち可動部ヨーク41の永久磁石8A,8Bの上側及び下側に延びる部分は、ポールピース43A,43Bの上側(軸方向一側部)及び下側(軸方向他側部)まで延ばされ、永久磁石8A,8B及びポールピース43A,43Bとの間に隙間αを設ける。この隙間αは可動部ヨーク41の永久磁石8A,8Bの上側及び下側に延びる部分の根元部でなくされ、永久磁石8A,8B及びポールピース43A,43Bの上下方向(軸方向)の位置決めを行なう。なお、可動部ヨーク41の上側の端面41A及び下側の端面41B,隔壁46の端面,ポールピース43A,43Bの内周面は、可動部40の内径となる同一円筒面内に位置する。
そして、可動部ヨーク41の永久磁石8A,8B及びポールピース43A,43Bの上側及び下側に延びる部分と永久磁石8A,8B及びポールピース43A,43Bとの隙間α,固定部ヨーク31の外径と可動部ヨーク41の内径との隙間βは、α>βとなるように設定されている。
また、本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20は、保護ケース60を備え、保護ケース60は、固定部30と可動部40、すなわち磁気回路の周側及び上側を覆う金属や高耐熱樹脂製で有天筒状に形成されたカバー61と、このカバー61の下側開口を閉鎖する絶縁体である高耐熱樹脂製で平板状の底板62とを有し、外部より加えられる衝撃や熱から収納する磁気回路を保護すると共に、リニア振動アクチュエータ20を容易に取り扱えるようにする。
ここで、カバー61の天面中心部と底板62の中心部にはそれぞれ軸受部63が設けられ、底板62にはコイル32のリード線引き出し孔64が設けられ、底板62の周縁にはカバー固定用のカシメ部65が設けられ、底板62の下面には金属ランド66が露出されており、固定部30は、ピン33を各軸受部63を介してカバー61の天面と底板62の間に垂直に立設固定して、保護ケース60内の中心部に固定されると共に、コイル32のリード線が各リード線引き出し孔35,64を通して保護ケース60の底側に引き出され、金属ランド62に電気的に接続される。可動部40は、上側の薄バネ板70Aによって可動部ヨーク41の上側を固定部ヨーク31の上側に連結すると共に、下側の薄バネ板70Bによって可動部ヨーク41の下側を固定部ヨーク31の下側に連結し、保護ケース60内の固定部30の外周側に、隙間βを介して、固定部30の軸方向に沿う上下に振動可能に支持される。
なお、金属ランド66は、リニア振動アクチュエータ20の外部接続端子の一例であり、リニア振動アクチュエータ20の実装形態に応じてピン状、板バネ状、コイルバネ状等の外部接続端子を用いることができる。また、薄バネ板70A,70Bは、可動部40を固定部30の外周側に、隙間βを介して、固定部30の軸方向に沿う上下に振動可能に支持するための弾性支持部材の一例であり、コイルバネを用いてもよい。弾性支持部材の材質は高耐熱性の金属や樹脂を用いる。さらに、可動部40は、弾性支持部材70A,70Bにより上側と下側の両側を固定部30に連結、支持したが、下側だけで固定部30に連結、支持することも可能である。
上述のように構成された本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20は、例えば携帯電話機の振動呼び出し機能の振動源として使用する場合、携帯電話機の基板17に実装(金属ランド66の場合は表面実装)され、着信に伴って金属ランド66からコイル32に交流或いはパルスを流すと磁気回路に発生する磁束M6又はM7(図3,図4参照)に従い、可動部40が上下に振動する。次に、この動作を説明する。
図1に示す初期状態では、可動部40は、薄バネ板70A,70Bによって中立位置に保持されており、コイル32に電流を流さない非通電状態での磁束の流れは、永久磁石42A,42Bにより発生する磁束のみである。すなわち永久磁石42A,42Bの内周磁極面から出た磁束がポールピース43A,43Bの上端部、隙間β、固定部ヨーク30の上端部を通過して可動部ヨーク4の上側端面41Aから可動部ヨーク4に入った後、可動部ヨーク4を通過して永久磁石42A,42Bの外周磁極面に入る流れの磁束M4と、永久磁石42A,42Bの内周磁極面から出た磁束がポールピース43A,43Bの下端部、隙間β、固定部ヨーク30の下端部を通過して可動部ヨーク4の下側端面41Bから可動部ヨーク4に入った後、可動部ヨーク4を通過して永久磁石8の外周磁極面に入る流れの磁束M5であるが、これら2つの磁束M4,M5は、可動部40の振動方向(上下方向)に沿って対称となりバランスが取れているため、可動部40には推力は発生しない。
そして、図3は本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20の通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部40に上方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示し、図4は本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20の通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部40に下方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す。図3に示す状態で、コイル32に電流A1を流すと、固定部ヨーク31に磁束M6が発生する。この磁束M6は、固定部ヨーク31内においてはコイル32上側の上端部で内向き、コイル32内周側の中心部で下向き、コイル32下側の下端部で外向きに流れ、固定部ヨーク31の下側端面31Bから固定部ヨーク31の外周側に出て、固定部ヨーク31の外周側から固定部ヨーク31の上側端面31Aに入る流れの磁束となるが、閉磁型の磁気回路構成とポールピース43A,43Bとによって、固定部ヨーク31の下側端面31Bから出る磁束M6は、この固定部ヨーク31の下側端面31Bと隙間βを介して対向している可動部ヨーク41の下側端面41Bとポールピース43A,43Bの下端部に向かう流れに分けられるため、磁束M6は、固定部ヨーク31外周側においては可動部ヨーク41にその下側端面41Bから入り、可動部ヨーク41を通過してその上側端面41Aから出た後、隙間βを介して対向する固定部ヨーク31の上側端面31Aに入る流れの磁束M6Aと、ポールピース43A,43Bにその下端部から入り、ポールピース43A,43Bを通過してその上端部から出た後、隙間βを介して対向する固定部ヨーク31の上側端面31Aに入る流れの磁束M6Bとの2通りに分けられる。
ここで、磁束M6Aは、永久磁石42A,42Bにより発生している磁束M4とは逆方向に向き、磁束M5と同方向に向いているため、固定部ヨーク31の上側端面31Aと可動部ヨーク41の上側端面41の間の隙間βで磁束M6A,M4が相互に弱め合い、固定部ヨーク31の下側端面31Bと可動部ヨーク41の下側端面41Bの間の隙間βで磁束M6A,M5が相互に強め合う。一方、磁束M6Bは、永久磁石42A,42Bにより発生している磁束M4と同方向に向き、磁束M5とは逆方向に向いているため、固定部ヨーク31の上側端面31Aとポールピース43A,43Bの上端部の間の隙間βで磁束M6B,M4が相互に強め合い、固定部ヨーク31の下側端面31Bとポールピース43A,43Bの間の隙間βで磁束M6B,M5が相互に弱め合う。これにより、バランスが崩れて可動部40は磁束が強め合う方向の上方向へ引っ張られる形で内周上部と内周下部の2箇所でそれぞれ推力が生じ、その和の推力F3によって図3の上方向へ変位し、リニア振動アクチュエータ20における固定部30と可動部40との位置関係は、図4に示すようになる(最大変位)。
次に、図4に示す状態で、コイル32に図3に示した電流A1と逆方向の電流A2を流すと、固定部ヨーク31に磁束M7が発生し、この磁束M7は、固定部ヨーク31内においてはコイル32上側の上端部で外向き、コイル32内周側の中心部で上向き、コイル32下側の下端部で内向きに流れ、固定部ヨーク31の上側端面31Aから固定部ヨーク31の外周側に出て、固定部ヨーク31の外周側から固定部ヨーク31の下側端面31Bに入る流れの磁束となるが、閉磁型の磁気回路構成とポールピース43A,43Bとによって、固定部ヨーク31の上側端面31Aから出る磁束M7は、この固定部ヨーク31の上側端面31Aと隙間βを介して対向している可動部ヨーク41の上側端面41Aとポールピース43A,43Bの上端部に向かう流れに分けられるため、磁束M7は、固定部ヨーク31外周側においては可動部ヨーク41にその上側端面41Aから入り、可動部ヨーク41を通過してその下側端面41Bから出た後、隙間βを介して対向する固定部ヨーク31の下側端面31Bに入る流れの磁束M7Aと、ポールピース43A,43Bにその上端部から入り、ポールピース43A,43Bを通過してその下端部から出た後、隙間βを介して対向する固定部ヨーク31の下側端面31Bに入る流れの磁束M7Bの2通りに分けられる。
ここで、磁束M7Aは、永久磁石42A,42Bにより発生している磁束M4と同方向に向き、磁束M5とは逆方向に向いているため、固定部ヨーク31の上側端面31Aと可動部ヨーク41の上側端面41の間の隙間βで磁束M7A,M4が相互に強め合い、固定部ヨーク31の下側端面31Bと可動部ヨーク41の下側端面41Bの間の隙間βで磁束M7A,M5が相互に弱め合う。一方、磁束M7Bは、永久磁石42A,42Bにより発生している磁束M4とは逆方向に向き、磁束M5と同方向に向いているため、固定部ヨーク31の上側端面31Aとポールピース43A,43Bの上端部の間の隙間βで磁束M7B,M4が相互に弱め合い、固定部ヨーク31の下側端面31Bとポールピース43A,43Bの間の隙間βで磁束M7B,M5が相互に強め合う。これにより、図3に示した状態とは逆にバランスが崩れて可動部40は磁束が強め合う方向の下方向へ引っ張られる形で内周上部と内周下部の2箇所でそれぞれ推力が生じ、その和の推力F4によって図4の下方向へ変位し、リニア振動アクチュエータ20における固定部30と可動部40との位置関係は、図4に示した状態とは上下逆になる(最大変位)。
また、可動部ヨーク41とポールピース43A,43Bとの隙間α、固定部ヨーク31と可動部ヨーク41との隙間βは、α>βとなるように設定されているので、ポールピース43A,43Bから可動部ヨーク41に逃げる磁束が少なくなり(磁束は隙間の狭い方に流れ易いため)、ポールピース43A,43Bと固定部ヨーク31の相互作用に磁束M4,M5,M6A,M6Bが効率的に働き、磁束M4,M5,M6A,M6Bをロスなく有効に推力F3,F4の発生へと結び付けることができる。
以上のように本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20においては、コイル32に流される電流の向きに応じて固定部ヨーク31と可動部ヨーク41との間と固定部ヨーク31とポールポース43A,43Bとの間に発生する2通りの磁束の流れが切り換わり、永久磁石42A,42Bにより発生している磁束M4,M5との相乗作用で、固定部30と可動部40の間の2箇所において磁束を強め合い、他の2箇所において磁束を弱め合い、可動部40の2箇所に磁束が強め合う方向へ引っ張られる形で推力F3,F4が生じるので、小型、高効率のリニア振動アクチュエータになっている。
また、可動部40は、これに生じたF3,F4によって基板17に対して垂直方向に振動し、基板17の実装面方向に対して振動を発生することができるので、可動部の振動方向が基板17の実装面に対して平行な方向で、基板17の実装面に対して平行な方向に振動を発生するリニア振動アクチュエータに比べ、携帯電話機の使用者が体感し易い呼出し振動の振動源になっている。
また、図5に本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20における静推力−変位特性のFEM解析結果を示し、図6に本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20における静推力−電流特性のFEM解析結果(但し、変位x=0mm)を示し、図12に図9に示した従来のリニア振動アクチュエータ1における静推力−変位特性のFEM解析結果を示し、図13に図9に示した従来のリニア振動アクチュエータ1における静推力−電流特性のFEM解析結果(但し、変位x=0mm)を示す。この結果から、本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20における静推力−変位特性は、従来のリニア振動アクチュエータ1における静推力−変位特性よりも、変位x=0付近で平坦な特性となっているが、従来のリニア振動アクチュエータ1における静推力−変位特性のように全体的に右肩下がりの特性を示した。また、最大変位(x=±5mm)での静推力は略同レベルの値となった。さらに、従来のリニア振動アクチュエータ1の推力定数は1.4N/mであり、本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20の推力定数は2.3N/mであった。したがって、本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ20は、従来のリニア振動アクチュエータ1よりも、磁気回路に発生する磁束を有効に使うことができ、高効率の振動を小型に実現し、小型、高効率のリニア振動アクチュエータになってることがわかる。
次に、本発明の他の実施の形態について図7を参照して説明する。図7は本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ80の構造を示す。なお、図7では図1に示したリニア振動アクチュエータ20と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。また、図1に示したリニア振動アクチュエータ20の保護カバー60及び薄バネ板70A,70Bの図示を省略している。
本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ80は、固定部ヨーク31の上下端部(磁極部)と可動部ヨーク41の上下端部(磁極部)にそれぞれテーパーを設けている点で、図1に示したリニア振動アクチュエータ20と異なり、固定部ヨーク31の上側端面31Cと下側端面31Dが、中心線CLと垂直な1本の軸線を対称軸として軸対称に傾斜した傾斜面でなり、可動部ヨーク41の上側端面41Cと下側端面41Dが、固定部ヨーク31の上側端面31Cと下側端面31Dとの対称軸と同じ軸線を軸対称として軸対称に傾斜し、固定部ヨーク31の上側端面31Cと下側端面31Dと平行な傾斜面でなる。
図8は本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ80における静推力−変位特性とテーパーを設けていないこと以外は本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ80と同一構造にした比較例のリニア振動アクチュエータ(図示省略)における静推力−変位特性とのFEM解析比較結果を示す。この結果から、本実施の形態に係るリニア振動アクチュエータ80における静推力−変位特性は、比較例のリニア振動アクチュエータにおける静推力−変位特性よりも、傾きが小さく、平坦性を持つ特性を示した。すなわち固定部ヨーク31の上下端部(磁極部)と可動部ヨーク41の上下端部(磁極部)にそれぞれテーパーを付けたことにより、静推力−変位特性が変位±0.25mm内で発散系にならず、バネ70A,70Bへの負担を軽減でき、バネ70A,70Bとの共振を利用して確実に振動させることができる。なお、本実施の形態では、固定部ヨーク31の軸方向の長さT1が可動部ヨーク41の軸方向の長さよりも短い場合のテーパーの付け方を示したが、固定部ヨーク31の軸方向の長さT1が可動部ヨーク41の軸方向の長さよりも長い場合は逆テーパーとなる。
本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータの構造を示す断面側面図である。 本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータの構造を示す断面平面図である。 本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータの通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に上方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す図である。 本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータの通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に下方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す図である。 本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータにおける静推力−変位特性のFEM解析結果を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るリニア振動アクチュエータにおける静推力−電流特性のFEM解析結果を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るリニア振動アクチュエータの磁気回路部の構造を示す断面側面図である。 本発明の他の実施の形態に係るリニア振動アクチュエータと比較例のリニア振動アクチュエータとの静推力−変位特性のFEM解析比較結果を示す図である。 従来のリニア振動アクチュエータの構造を示す断面側面図である。 従来のリニア振動アクチュエータの通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に上方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す図である。 従来のリニア振動アクチュエータの通電時における磁気回路の磁束の流れであって、可動部に下方向の推力が働いた状態の磁束の流れを示す図である。 従来のリニア振動アクチュエータにおける静推力−変位特性のFEM解析結果を示す図である。 従来のリニア振動アクチュエータにおける静推力−電流特性のFEM解析結果を示す図である。
符号の説明
20,80 リニア振動アクチュエータ
30 固定部
31 固定部ヨーク
31A,31B、31C,31D 固定部ヨークの端面
32 コイル
40 可動部
41 可動部ヨーク
41A,41B、41C,41D 可動部ヨークの端面
42A,42B 永久磁石
43A,43B ポールピース
M4,M5,M6A,M6B,M7A,M7B 磁束
α 隙間
β 隙間

Claims (3)

  1. 中心部に配置された固定部と、この固定部の外周側に配置されたリング状の可動部とを備え、固定部は、磁性体で断面エ字状に形成された固定部ヨークと、この固定部ヨークに巻かれたコイルとを有し、可動部は、磁性体でリング状に形成された可動部ヨークと、この可動部ヨークの内周側に取り付けられた永久磁石とを有し、加えて可動部ヨークが永久磁石の軸方向一側部及び他側部に延ばされて、前記固定部ヨークの端面に対して隙間を設けて対向する端面を有すると共に、永久磁石の内周側に磁性体で形成されたポールピースが取り付けられ、コイルに流れる電流により発生する磁束を、固定部ヨークの一端面から可動部ヨークを通過して固定部ヨークの他端面に入る流れと、固定部ヨークの一端面からポールピースを通過して固定部ヨークの他端面に入る流れとの2通りに分けることを特徴とするリニア振動アクチュエータ。
  2. 可動部ヨークの永久磁石の軸方向一側部及び他側部に延びる部分は、ポールピースの軸方向一側部及び他側部まで延ばされ、永久磁石及びポールピースとの間に隙間を設けることを特徴とする請求項1に記載のリニア振動アクチュエータ。
  3. 可動部ヨークとポールピースとの隙間α、固定部ヨークと可動部ヨークとの隙間βは、α>βとなるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載のリニア振動アクチュエータ。
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