JP5101903B2 - オーディオスピーカ及び振動システムをオーディオスピーカの駆動ユニットに組み込む方法 - Google Patents

オーディオスピーカ及び振動システムをオーディオスピーカの駆動ユニットに組み込む方法 Download PDF

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Description

本願は2006年2月14日に出願の米国特許仮出願第60/766,831号の利益を主張するものである。
本発明は、オーディオスピーカに関する。特に、本発明は、オーディオスピーカに組み込まれたボイスコイル用の液体緩衝メカニズムを使用したオーディオスピーカに関する。本発明はまた、振動システムをオーディオスピーカの駆動ユニットに組み込む方法に関する。
オーディオスピーカは、振動板の運動によって空気を動かすことで可聴音を出す。振動板は再生する音に関連した電流が流されるボイスコイルに取り付けられ、ボイスコイルの制御のもとに運動する。ボイスコイルは磁性構造体の環状エアギャップに配置される。磁性構造体はエアギャップ中に半径方向の磁束をもたらす永久磁石を有する。コイルを流れる電流はこの半径方向磁束と相互作用して、コイルに軸方向力を作用させ、それにより、コイルおよび取り付けた振動板が変位する。
エアギャップ内でのボイスコイルの位置合わせは、オーディオスピーカの性能にとって重要である。ボイスコイルがエアギャップの側部に当たって少しでもこすれると、音響品質に悪影響を及ぼすうなりと歪みが生じる。さらに、こすれにより絶縁体がコイル巻線から剥離されるだけでなく、サスペンションシステムに所望しない応力がかかる。これは早期のスピーカ不良を引き起こす。スピーカメーカは、エアギャップ内のボイスコイルを整列させるために、スパイダと呼ばれる可撓性の繊維状要素を一般に採用する。スパイダを内包するにはスピーカ内に空間を追加する必要があり、そうした空間は、ツイータや非常に小さいフルレンジスピーカなどのオーディオスピーカでは確保できない。
オーディオスピーカによっては、25年を超えてエアギャップに磁性流体(フェローフルイド:ferrofluidとも呼ばれる)が充填されてきた。これらの磁性流体は、ツイータ、ミッドレンジャ、ウーファ、コンプレッションドライバ、および自動車用スピーカに性能上の大きな利点をもたらす。磁性流体は、ボイスコイルの制振、伝熱、高調波歪みの低減、およびエアギャップ内のボイスコイルの中心配置などの種々の理由から使用される。
磁性流体に特有の態様は、半径方向力をボイスコイルに作用させるその能力であり、これはセンタリング力(ボイスコイルを磁気ギャップの中心に保持する力、以下、単にセンタリング力と称する。)として知られるようになった。この力の大きさは、磁性流体の磁化とスピーカのエアギャップ内の磁束密度とに依存する。磁化および磁束密度が高いほど半径方向力は大きい。ボイスコイルが、ギャップを形成する金属部分、例えば、磁極片やフロントプレートに当たってこすれることなく、オーディオ信号に応答してギャップ内で振動するように、半径方向力はボイスコイルを適切に整列した状態に維持する。
1978年11月3日〜6日に開催されたオーディオ技術学会の第61回大会で発表され、1980年のオーディオ技術学会刊行物に掲載の非特許文献1において、著者は、コイルの両側のギャップに磁性流体を充填した1インチドーム型ツイータに対して、磁性流体の半径方向力についての数式を導いた。今や多くのツイータメーカがコイルの両側のギャップを満たすことによる磁性流体のセンタリング力を利用しており、そのため、機械的センタリング装置、すなわちスパイダを全く必要としなくなった。
残念なことに、エアギャップに磁性流体を使用すると別の問題が発生する。エアギャップはスピーカ磁石と磁性構造体の種々の構成要素との間の空洞に連結される。エアギャップ中の磁性流体は、ボイスコイルと磁性構造体の間でOリング封止材のように作用する。空洞は、基本的にフロントプレート正面の空気層から遮断されている。ボイスコイルが動くか、または温度が上昇すると、それにより、この空洞内の空気圧が上がり易くなる。磁性流体からなるOリング状封止材の耐圧強度を超える段階まで圧力が上昇した場合、空気が封止材を突き抜けて噴出し、それにより、比較的大量の磁性流体がギャップから吹き飛ばされるか、または流れ出る。特許文献1はこの問題に対する1つの解決策に取り組んだ。
特許文献1は、従来から使用されている波形ディスクサスペンションではなくて、ボイスコイル用の粘性磁性流体サスペンションを有するラウドスピーカを開示している。特別に設計された通気路が磁石アセンブリに形成されていて、内部圧力が上昇するのを防止するか、または磁性流体が磁気ギャップから吹き飛ばされる二次的雰囲気状態を内部圧力が作り出すのを防止する。その特許はまた、600ガウス〜800ガウス程度の高い磁化値の磁性流体を使用してボイスコイルの両側のギャップを満たすことで、要求がより厳しい広可動域ウーファであっても機械的センタリング装置を削除できることを開示している。
ボイスコイルを囲むエアギャップに磁性流体を使用する場合に生じる他の問題には、ボイスコイルの両側にある磁性流体の量の均等化(ギャップ全体を満たすことは問題となる恐れがあるため)と、ボイスコイルに付属したダストキャップ下の空気圧の均等化とが含まれる。これらの問題に対処するために、特許文献2に開示されているように、複数の通過開口がボイスコイルのドーム端部に隣接してボイスコイルに組み入れられた。
特許文献2は可動コイル型のダイナミックトランスデューサを開示している。電磁トランスデューサ(ボイスコイル)は、磁界を発生させかつ磁界が横断するエアギャップを与える部材、エアギャップに広がる所定量の磁性流体、およびギャップを貫通して移動できるように支持された可動コイル担体に取り付けた可動コイルを有する。可動コイル担体は、コイル担体がエアギャップを移動するうちの少なくとも一部の間、磁性流体と通じるように配置された少なくとも1つの通路を設けられる。この通路は、磁性流体がエアギャップの方向に担体の一方の側から他方に流れるのを可能にする。これは、ボイスコイルの両側の磁性流体を均等化する。
したがって、必要とされるものは、磁性流体を均等化する通過開口を必要とせずに、ボイスコイルを中心に置く目的で磁性流体を使用するオーディオスピーカである。さらに必要とされるものは、磁性流体を均等化する通過開口を必要とせずにまたはスパイダを使用せずに、ボイスコイルを中心に置く目的で磁性流体を使用するオーディオスピーカである。
米国特許第5,335,287号明細書(1994年、アタナス) 米国特許第4,414,437号明細書(1983年、トロエルニヒト他) ボッテンベルグおよびその他著「スピーカ設計パラメータの磁性流体特性への依存度」、1980年、オーディオ技術学会誌
本発明の目的は、磁性流体を均等化する通過開口を必要とせずに、ボイスコイルを中心に置く目的で磁性流体を使用するオーディオスピーカを提供することである。本発明の別の目的は、磁性流体を均等化する通過開口を必要とせずにまたはスパイダなどの機械的センタリング装置を使用せずに、ボイスコイルを中心に置く目的で磁性流体を使用するオーディオスピーカを提供することである。本発明のさらなる目的は、揮発性が小さく、これまで広可動域ウーファに必要とされたよりも低い磁化の磁性流体をボイスコイルを中心に置く目的で使用するオーディオスピーカを提供することである。
本発明は、駆動ユニット、振動システム、およびボイスコイルの片側と環状ギャップの面の間でのみ環状ギャップに配置された磁性流体をオーディオスピーカに設けることによって、上記および他の目的を達成する。駆動ユニットは、環状ギャップが中央磁性支柱を囲む形の磁性構造体を形成する主要部分を備えた支持フレームを有する。振動システムは、振動板およびボイスコイルを有する。ボイスコイルは、振動板の片側に取り付けられ、環状ギャップ内に移動可能にはめ込まれる。振動板は、その外縁部で支持フレームに軟性をもって連結される。ボイスコイルはボビンを有し、ボビンの外側面には電気巻線がある。電気巻線は環状ギャップの中央に軸方向に置かれるのが好ましい。
本発明の主要な特徴は、センタリング力を発生させてボイスコイルが環状ギャップの中央に置かれた状態を維持するために、磁性流体をボイスコイルの片側だけに配置したことと、スパイダなどの機械的センタリング装置を必要としないことである。磁性流体は、ボイスコイルの脇の磁束密度が高い方の空間に配置される。本発明の他の重要な態様は、磁性流体がボイスコイルの片側から他方に移動するのを防止するための必要条件である。
なお、磁気ギャップもしくはエアギャップは、磁界がより強いギャップ部分を有すると考えることができ、磁界が強い方のギャップ部分は、磁界が弱い方のギャップ部分に向かってギャップを横切るにつれて強度が弱くなる。磁性流体は、当然、磁界が強い方のギャップ部分に存在する。しかし、ギャップ部分が分離されていない場合、磁性流体は、弱い方の磁界中に置かれた磁極片の隅に位置する磁界が弱い方のギャップ部分に移動する。本発明のボイスコイルのボビンは、ギャップ部分の分離を維持し、磁性流体の移動を防止するように構造化される。
1つの実施形態では、駆動ユニットの磁性構造体は、中央磁性支柱を設けたベースプレート、環状の永久磁石、および環状のトッププレートを有する組み立て品である。環状の永久磁石は、ベースプレートと環状のトッププレートの間に挟まれる。ベースプレートおよび中央磁性支柱は磁性材料からなる単一の部品で作られてもよいし、互いに一体に結合されて逆T字形の磁極片を形成する2つまたはそれ以上の部品であってもよい。環状の永久磁石は軸方向に分極され、磁石の片面は1つの極性を有し、他方の面は反対の極性を有する。
中央磁性支柱は、ベースプレートから突出して環状磁石内に形成された中央空間と環状のトッププレートを貫通し、中央配置の磁極片を形成する。ベースプレート、環状のトッププレート、および中央磁性支柱は磁化可能な材料から形成され、環状の永久磁石とともに、環状ギャップを有する磁気回路を形成する。ボイスコイルを環状ギャップ内の所定の位置に置くと、ボイスコイルの外側面と環状トッププレートの内側面の間の空間は、ボイスコイルの内側面と中央磁性支柱の外側面の間の空間より磁束密度が高くなる。
本発明の実施形態では、磁性流体はボイスコイルの外側面と環状トッププレートの内側面の間に置かれる。このように配置することで、磁性流体をボイスコイルの両側に置いた先行技術のオーディオスピーカにもたらされる微小のセンタリング力より大きいセンタリング力が得られる。
本発明の別の実施形態では、オーディオスピーカの磁性構造体は、好ましくは円筒状の壁と底部を備えた磁性ハウジングを有する。中央磁性支柱は底部から突出して磁性ハウジングの円筒状壁によって形成された中央空間を貫通し、永久磁石と上部磁極片を含む中央配置の磁極片を形成する。前記の実施形態の磁石と同様に、中央磁性支柱にある永久磁石は軸方向に分極され、磁石の一方の面は1つの極性を有し、他方の面は反対の極性を有する。磁性ハウジングおよび上部磁極片は、磁化可能な材料で形成される。磁性ハウジングおよび中央磁性支柱は、上部磁極片の外側面と円筒状壁の内側面の間に環状ギャップを有する磁気回路を形成する。
ボイスコイルを環状ギャップ内の所定の位置に置くと、ボイスコイルの内側面と中央磁性支柱にある上部磁極片の外側面との間の空間は、ボイスコイルの外側面と磁性構造体の円筒状壁の内側面との間の空間より磁束密度が高くなる。これは、永久磁石が中央磁性支柱の一部をなすことに起因する。本発明のこの実施形態では、磁性流体はボイスコイルの内側面と中央磁性支柱の外側面との間に置かれる。
本発明で使用する磁性流体は、好ましくは約100ガウスから約600ガウスの範囲の磁化を有する。磁化の選択は、十分なセンタリング力を得るために最も適した磁性流体とすることでなされる。例えば、ボイスコイルの可動域が広くかつ磁界が弱いオーディオスピーカは、より高い磁化値の磁性流体を必要とする。ボイスコイルの可動域が狭くかつ磁界が強いオーディオスピーカは、より低い磁化値の磁性流体を必要とする。
磁性流体は、ボイスコイルの脇の磁束密度が大きい方の空間に配置されると、ボイスコイルのもう一方の側に移動することができないことも重要である。磁性流体の移動を防止する1つの方法は、ボイスコイルを構成するボビンを長くすることである。ボビンの長さは、ボイスコイルが振動するときのボイスコイルの最大偏位時に、磁性流体がボイスコイルの端部をまわって移動することができないように十分長くするべきである。さらに、空気圧を均等化するために、通過開口がボビンの壁を貫通して設けられる場合に、通過開口は、ボイスコイルが振動するときのボイスコイルの最大偏位時に、磁性流体が通過開口の縁部と接触しないように配置されなければならない。磁性流体が通過開口を通って移動するのを可能にすると、本発明によってもたらされた、センタリング力を最大にするという利点を損なうことにもなる。
なお、本発明の利点は、磁気エアギャップを有する他のスピーカの実施形態にうまく採り入れることができる。1つの例は、磁石の外径面が1つの極性を有し、内径面が反対の極性を有する半径方向に分極された磁石を有する実施形態である。本発明の重要な態様は、スピーカの設計とは無関係に、ボイスコイルの脇の磁束密度が高い方の磁気ギャップの部分に磁性流体が常に加えられることである。
本発明の好ましい実施形態が図1〜図2に示されている。図1は、オーディオスピーカ10の1つの実施形態の簡略化した断面図である。オーディオスピーカ10は、駆動ユニット20、振動システム60、および磁性流体80を有する。駆動ユニット20は、支持フレーム22および主要部分24を有する。主要部分24は、中央磁性支柱40を囲む環状ギャップ28を画定する磁性構造体26を有する。
この実施形態では、磁性構造体26は中央磁性支柱40を備えたベースプレート30、環状永久磁石32、および環状トッププレート34を有する組み立て品である。ベースプレート30および中央磁性支柱40は、磁性材料からなる単一部品で作られてもよいし、一体に結合された2つまたはそれ以上の部品であってもよい。環状永久磁石32は軸方向に分極されており、磁石32の一方の面は1つの極性を有し、磁石32の他方の面は反対の極性を有する。磁石32はベースプレート30と環状トッププレート34の間に挟まれている。
中央磁性支柱40は、ベースプレート30から突出して環状磁石32および環状トッププレート34内に形成された中央空間を貫通し、中央配置の磁極片を形成する。ベースプレート30、環状トッププレート34、および支柱40は磁性材料で形成され、環状磁石32とともに、支柱40の側面42と環状トッププレート34の内側端部35の間に環状ギャップ28を有する磁気回路を形成している。
振動システム60は、振動板62およびボイスコイル64を有する。ボイスコイル64は、ボビン66とボビン66の外側面67に巻かれた電気巻線70とを有する。ボイスコイル64は近接端部65aで振動板62に連結され、一方、末端65bは中央磁性支柱40を囲んでいる。電気巻線70は、環状ギャップ28の中心に軸方向に配置されるのが好ましい。巻線70は励磁を切られた状態で示されている。交流信号が電気巻線70に印加されると、ボイスコイル64は中立位置から両方向に軸に沿って振動する。
本発明の主要な特徴は、粘性磁性流体80を環状ギャップ28内でボイスコイル64の片側だけに配置したことにある。磁性流体80は、約100ガウスから約600ガウスの範囲の、好ましくは約200ガウスから約500ガウスの範囲の、さらに好ましくは約300ガウスから約400ガウスの範囲の磁化を有する。図1に示した実施形態では、磁性流体80はボイスコイル64の外側面67と環状トッププレート34の内側面である内側端部35の間に配置されている。別の方法では、磁性流体80は、ボイスコイル64の内側面68と磁性支柱40の外側面42の間に配置される。ただし、この実施例では、外側面67と環状トッププレート34の内側端部35の間の空間は、ボビン66の内側面68と磁性支柱40の側面42の間の環状ギャップ空間より磁束密度が高くなっている。
発明者は、ボイスコイル64の磁束密度が高い方の一方の側だけに粘性磁性流体80を配置すると、ボイスコイルを中心に置くためにボイスコイルの両側で磁性流体を使用するオーディオスピーカの場合よりも、ボイスコイル64に作用するセンタリング力が大きくなることを発見した。それどころか、ボイスコイルの両側で磁性流体を使用するオーディオスピーカでは、磁性流体は微小のセンタリング力を与える。さらに、ボイスコイル64の磁束密度が低い方の側だけに磁性流体を配置すると、センタリング力は全く出現しない。
本発明の他の特徴は、磁性流体80がボイスコイル64の磁束密度が高い側からボイスコイル64の磁束密度が低い側に移動できないことである。したがって、ボイスコイル64のボビン66は、磁性流体が磁束密度の低い側に到達するのを防止する材料および構造で構成されなければならない。
従来のボビンは、両面間に縦の割れ目を有し、円筒形状に形成される平らな材料片で作られる。さらに、従来のボビンには、空気圧の均等化を可能にし、かつ/またはボイスコイルの両側に配置された磁性流体の均等化を可能にするために、ボビンを貫通する通過開口を有するものもある。
本発明では、磁性流体はボイスコイル64の片側だけに保持されなければならないので、磁性流体80が移動するのを防止するために、ボビン66が壁に切れ目のない管でなければならないか、または縦の割れ目がその割れ目を封止して事実上切れ目のない面を形成する材料で覆われなければならない。さらに、本発明のボビン66は、ボイスコイル64の振動中に、磁性流体80がボイスコイル64の一方の側から他方に偶発的に移動するのをすべて防止するだけ十分に長くなければはならない。通過開口を本発明で使用してもよいが、ボイスコイル64の振動が最大のときに磁性流体80が通過開口の縁部に到達しないように、通過開口は、磁性流体80から十分離れて配置されなければならない。磁性流体80が通過開口を通って移動できるようにすると、本発明の利点を損なうことになる。
ここで図2を見ると、本発明の別の実施形態が示されている。この実施形態の場合、オーディオスピーカ100は、駆動ユニット120、振動システム160、および磁性流体180を有する。駆動ユニット120は、支持フレーム部分(図示せず)と中央磁性支柱140を囲む環状ギャップ138を画定する磁性構造体126とを有する。
この実施形態では、磁性構造体126は、好ましくは円筒状壁128および底部132を設けた磁性ハウジング127を有する組み立て品である。中央磁性支柱140は、永久磁石142と永久磁石142の上面にある磁極片144とを有する。永久磁石142は、図1のそれに対応するものと同様に、軸方向に分極されており、磁石142の一方の面は1つの極性を有し、磁石142の他方の面は反対の極性を有する。中央磁性支柱140は底部132から突出し、円筒状壁128によって形成された中央空間を貫通して中央配置の磁極片を形成している。磁性ハウジング127および磁極片144は磁化可能な材料で作られ、磁石142とともに、磁極片144の外側面145と円筒状壁128の内側面129の間に環状ギャップ138を有する磁気回路を形成している。
振動システム160は、振動板161、ダストキャップ162、およびボイスコイル164を有する。ボイスコイル164は、ボビン166とボビン166の外側面167に巻かれたコイル巻線170とを有する。この実施形態では、磁性流体180は、磁極片144の外側面145とボイスコイル164の内側面168との間に配置されている。磁極片144の外側面145とボイスコイル164の内側面168との間の空間はボイスコイル164の磁束密度が高い方の側である。これは、永久磁石142が中央磁性支柱140の一部を形成しているためにそうなる。ボビン166の外側面167と円筒状壁128の内側面129との間の環状ギャップ空間は磁束密度がより小さくなっている。
本発明は、ツイータ、ミッドレンジ、ウーファ、フルレンジなどすべてのタイプのオーディオスピーカに適用できる。エアギャップの磁界およびボイスコイルの可動域(すなわちボイスコイルの全振幅)は、スピーカのタイプごとに異なる。約100ガウスから約600ガウスの範囲の磁化を有する磁性流体が十分なセンタリング力を得るのに最も適することが分かった。一般的に、ボイスコイルの可動域が広くかつ磁界が弱いオーディオスピーカは、より高い磁化値、すなわち示した範囲の上位の磁化値を有する磁性流体を必要とする。可動域が狭くかつ磁界が強いオーディオスピーカは、より低い磁化値、すなわち示した範囲の下位の磁化値を有する磁性流体を必要とする。
本発明の好ましい実施形態を本明細書で説明したが、上記の説明は単なる例示に過ぎない。さらに、当業者ならば、本明細書に開示した本発明の修正を思いつくであろうし、そうした修正はすべて、添付の特許請求の範囲によって定義されたとおりに本発明の範囲内であるとみなされる。
本発明の1つの実施形態の簡略化した断面図であり、環状磁石を備えたオーディオスピーカを示している。 本発明の別の実施形態の簡略化した実施形態を示す断面図であり、駆動ユニットの中央支柱に組み込まれた磁石を有するオーディオスピーカを示している。
符号の説明
10、100…オーディオスピーカ
20、120…駆動ユニット
22…支持フレーム
24…主要部分
26、126‥磁性構造体
28、138…環状ギャップ
30…ベースプレート
32…環状永久磁石
34…環状トッププレート
40、140…中央磁性支柱
60、160…振動システム
62…振動板
64、164…ボイスコイル
66、166…ボビン
67、167…外側面
80、180…磁性流体
142…永久磁石
168…内側面

Claims (14)

  1. 中央磁性支柱を囲む環状ギャップを画定する磁性構造体を形成する主要部分が設けられた支持フレームを有する駆動ユニットと、
    振動板とボイスコイルとを有する振動システムであって、前記ボイスコイルは前記振動板の片側に取り付けられ、前記振動システムは前記支持フレームに固定され、前記ボイスコイルは前記環状ギャップに移動可能にはめ込まれた振動システムと、
    前記環状ギャップ内で、前記ボイスコイルの片側と前記環状ギャップを画定する面との間の磁束密度が高い方の空間だけに配置された磁性流体とを備え
    前記中央磁性支柱は、その一部が永久磁石で形成されており、
    前記ボイスコイルの前記片側は、前記ボイスコイルの内側面と前記中央磁性支柱の外側面との間とするオーディオスピーカ。
  2. 前記磁性流体は100ガウスから600ガウスの範囲の磁化を有する請求項1に記載のオーディオスピーカ。
  3. 前記磁性流体は200ガウスから500ガウスの範囲の磁化を有する請求項2に記載のオーディオスピーカ。
  4. 前記磁性流体は300ガウスから400ガウスの範囲の磁化を有する請求項3に記載のオーディオスピーカ。
  5. 前記ボイスコイルは、前記磁性流体が前記ボイスコイルの末端で前記ボイスコイルの前記片側から前記ボイスコイルの第2の側に移動するのを防止するのに十分な長さのボビンを有する請求項1に記載のオーディオスピーカ。
  6. 前記ボイスコイルの前記ボビンは切れ目のない面を有する請求項に記載のオーディオスピーカ。
  7. 振動システムをオーディオスピーカの駆動ユニットに組み込む方法であって、
    中央磁性支柱を囲む環状ギャップを画定する磁性構造体を形成する主要部分が設けられた支持フレームを有し、永久磁石が前記中央磁性支柱の一部を形成している駆動ユニットにおいて、前記環状ギャップに置かれたボイスコイルの外側面と前記磁性構造体の内側面との間より磁束密度の高い空間として、前記ボイスコイルの内側面と前記中央磁性支柱の外側面との間に形成された空間だけに、所定量の磁性流体を、前記ボイスコイルの外側面と前記磁性構造体の内側面との間の側へと前記ボイスコイルが移動するのを防止して構成されるように、配置し、
    前記振動システムを、前記振動システムの前記ボイスコイルが前記環状ギャップに移動可能にはめ込まれるように、前記駆動ユニットと整列させ、
    前記振動システムを前記駆動ユニットに固定することを含む方法。
  8. さらに、100ガウスから600ガウスの範囲の磁化を有する磁性流体を調達することを含む請求項に記載の方法。
  9. さらに、200ガウスから500ガウスの範囲の磁化を有する磁性流体を調達することを含む請求項に記載の方法。
  10. 前記磁性流体調達ステップは、300ガウスから400ガウスの範囲の磁化を有する磁性流体を選択することを含む請求項に記載の方法。
  11. 可動域がより広くかつ磁界がより弱いボイスコイルを前記オーディオスピーカが有する場合に、前記磁性流体調達ステップは、より高い磁化を有する磁性流体を選択することを含む請求項に記載の方法。
  12. 可動域がより狭くかつ磁界がより強いボイスコイルを前記オーディオスピーカが有する場合に、前記磁性流体調達ステップは、より低い磁化を有する磁性流体を選択することを含む請求項に記載の方法。
  13. さらに、前記ボイスコイルの末端部で、前記ボイスコイルの磁束密度が高い方の前記片側から、前記ボイスコイルの磁束密度が低い方の第2の側に前記磁性流体が移動するのを防止するのに十分な長さのボビンを有する前記ボイスコイルを形成することを含む請求項に記載の方法。
  14. さらに、前記ボイスコイルの振動中に前記磁性流体が移動するのを防止するために、前記磁性流体から十分に離れて配置された通過開口を有する前記ボイスコイルを形成することを含む請求項に記載の方法。
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