JP2008312171A - 経路設定方法、アクセス網切り替え方法、アクセス網切り替え装置、移動機及び代理アクセス網切り替え装置 - Google Patents

経路設定方法、アクセス網切り替え方法、アクセス網切り替え装置、移動機及び代理アクセス網切り替え装置 Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟且つ効率的なアクセス網の切り替えを行うこと、又はアクセス網を切り替える装置の情報を隠蔽することを目的とする。
【解決手段】移動機と、移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置と、アクセス網を切り替えて移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置とを有する移動通信システムにおいて、移動機がアクセス装置の通信エリアに入ったときに、移動機がアクセス装置と通信するための第1の経路を設定する。第1の経路が設定されたときに、アクセス装置がアクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する。所定の条件を満たすときに、アクセス網切り替え装置がアクセス網を切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動通信の分野に関し、特に、経路設定方法、アクセス網切り替え方法、アクセス網切り替え装置、移動機及び代理アクセス網切り替え装置に関する。
IPネットワーク上で移動機にモビリティを提供する方式として、MIP(Mobile IP)が検討されている。MIPでは、移動機はホームアドレスと気付アドレスとの2つのIPアドレスを使用することにより、通信を継続する。ホームアドレス(Home Address)はIPネットワーク上で移動機に割り当てられた不変のIPアドレスである。気付アドレス(Care-of Address)はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)のようなIPアドレス構成方法に従って付与される。移動機は、気付アドレスを取得すると、この気付アドレスをBinding Updateとしてモビリティアンカー装置(ホームエージェント)に通知する。モビリティアンカー装置は、ホームアドレスと気付アドレスとを対応付けて管理しておき、最終的には気付アドレスを使って移動機との通信を継続する。このように、MIPでは、移動機が移動に伴う経路の変更を指示するため、ネットワーク内に移動機用のベアラは設定されない。
一方、移動通信システムには、ネットワーク内に移動機用のベアラを設定することで、経路を切り替えるネットワークが存在する。例えば、GTP(GPRS Tunneling Protocol)及びPMIP(Proxy Mobile IP)と呼ばれるプロトコルが適用されるネットワークでは、コア網内に移動機用のベアラが設定される(非特許文献1、2参照)。なお、ベアラとは、ユーザデータを伝送するために設定された通信経路のことをいい、各ベアラは、それを特徴付ける特性(通信品質等)により定義される。
このような移動通信システムの構成例を図1に示す。典型的には、移動通信システムはコア網とアクセス網との階層構造になっている。コア網は、主に呼制御・サービス制御を行い、アクセス網は、無線技術又は有線技術を制御・終端する。コア網には、呼制御として異なるアクセス網を切り替えることにより、ハンドオーバ等のモビリティを実現するモビリティアンカー装置10が存在する。例えば、モビリティアンカー装置10は、外部ネットワークからユーザデータが到達したときに、移動機の位置に応じてアクセス網を切り替えることにより、ユーザデータを移動機に中継する。また、GTP及びPMIPでは、コア網のエッジ部分にアクセス装置20が存在する。アクセス装置20は、移動機30がアクセス網に接続するときの接続制御を行う装置である。GTP及びPMIPでは、モビリティアンカー装置とアクセス装置との間にベアラが設定される。
PMIPが適用されるアクセス網内で移動機30が通信を行う場合に、移動機30はMIPの場合と同様に経路切り替え信号(Proxy Binding Update)を行う。この信号によって、アクセス装置20は、モビリティアンカー装置10に対してベアラ生成信号を送信する。ベアラの生成が完了すると、モビリティアンカー装置10は適切なアクセス網に切り替える。GTPが適用されるアクセス網内で移動機30が通信を行う場合にも、基本的にPMIPと同じような手順で経路が確立される。
TS23.401 TS23.402
図1に示すように、モビリティアンカー装置10は、GTPが適用されるアクセス網と、PMIPが適用されるアクセス網と、MIPが適用されるアクセス網とを同時に収容することが可能である。このような移動通信システムにおいて、MIP技術を用いて、移動機30がモビリティアンカー装置10に対して経路切り替え信号を送信することで、モビリティアンカー装置10は、移動機30が在圏するアクセス網に切り替えることができる。MIPが適用されるアクセス網では、モビリティアンカー装置10は、経路切り替え信号を受信したときに、そのアクセス網に経路を切り替える。また、GTP又はPMIPが適用されるアクセス網では、モビリティアンカー装置10は、経路切り替え信号を受信したときに、そのアクセス網に対してベアラ生成を行って、経路を切り替える。
MIPが適用されるアクセス網1からPMIPが適用されるアクセス網2に移動機30が移動するときのアクセス網切り替え手順を図2に示す。移動機30がアクセス網1の通信エリアに在圏するときに、モビリティアンカー装置10は、ホームアドレス及び気付アドレスを用いて移動機30と通信する(S101)。移動機30がアクセス網2の通信エリアに入ると、移動機30はアクセス網2に対して認証等の接続制御を行う(S103)。移動機30がアクセス網2に入ると、自分の位置をモビリティアンカー装置に通知するために、移動機30は経路切り替え信号を送信する。この信号を契機として、アクセス装置20はベアラ生成信号(Proxy Biding Update)をモビリティアンカー装置10に送信し(S105)、モビリティアンカー装置10とアクセス装置20との間にベアラを設定する(S107)。ベアラの設定が完了すると、モビリティアンカー装置10は、アクセス網1からアクセス網2に経路を切り替える(S109)。
上記のように、モビリティアンカー装置10は、PMIP信号とMIP信号とを同等に扱う。従って、MIPが適用されるアクセス網からPMIPが適用されるアクセス網に移動機30が移動して、モビリティアンカー装置10がベアラ生成信号(Proxy Binding Update)を受信した時点で、ベアラ設定を行うと共にアクセス網を切り替える。
すなわち、上記の移動通信システムでは事前にベアラ設定を行うことができない。このため、PMIP又はGTPが適用されるアクセス網に移動機が移動したときに、ベアラ設定と共にハンドオーバが生じることになり、ハンドオーバ処理に時間がかかる。
また、常にハンドオーバがベアラ設定時に行われるため、ネットワーク或いは移動機でハンドオーバの契機を制御することができない。このため、移動機がアクセス網の境界近くに在圏するときに、頻繁にハンドオーバが生じる可能性がある。
更に、移動機は経路切り替え信号やホームアドレスを通知するためにモビリティアンカー装置と通信するが、上記の移動通信システムでは、モビリティアンカー装置の情報を隠蔽することができない。
本発明は、上記の課題のうち少なくとも1つを解決するためになされたものであり、柔軟且つ効率的なアクセス網の切り替えを行うこと、又はアクセス網を切り替える装置の情報を隠蔽することを目的とする。
本発明に係る経路設定方法は、
移動機と、該移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置と、アクセス網を経由して該移動機との通信を行うための経路を設定する経路設定装置とを有する移動通信システムにおける、経路設定方法であって:
前記移動機が前記アクセス装置の通信エリアに入ったときに、前記移動機が前記アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定ステップ;
前記第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置が前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定ステップ;及び
所定の条件を満たすときに、前記経路設定装置が前記移動機までの経路を設定する経路設定ステップ;
を有することを特徴の1つとする。
本発明に係るアクセス網切り替え方法は、
移動機と、該移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置と、アクセス網を切り替えて該移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置とを有する移動通信システムにおける、アクセス網切り替え方法であって:
前記移動機が前記アクセス装置の通信エリアに入ったときに、前記移動機が前記アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定ステップ;
前記第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置が前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定ステップ;及び
所定の条件を満たすときに、前記アクセス網切り替え装置がアクセス網を切り替える切り替えステップ;
を有することを特徴の1つとする。
また、本発明に係るアクセス網切り替え装置は、
移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置に接続されており、アクセス網を切り替えて該移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置であって:
前記移動機と前記アクセス装置との間に第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置と通信するための第2の経路を設定する経路設定部;及び
所定の条件を満たすときに、アクセス網を切り替える経路切り替え部;
を有することを特徴の1つとする。
また、本発明に係る移動機は、
アクセス網を切り替えてアクセス網切り替え装置との通信を行う移動機であって:
アクセス網に接続するために接続制御を行うアクセス装置の通信エリアに入ったときに、該アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定部;
前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定部;
所定のアクセス網切り替え条件を満たすときに、前記アクセス網切り替え装置に経路切り替え信号を送信する経路切り替え指示部;
を有することを特徴の1つとする。
また、本発明に係る移動機は、
アクセス網を切り替えてアクセス網切り替え装置との通信を行う移動機であって:
アクセス網に接続するために接続制御を行うアクセス装置の通信エリアに入ったときに、該アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定部;
前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定部;
前記アクセス網切り替え装置で予め決められた条件を満たすときに切り替えられたアクセス網を経由して、ユーザデータを処理するユーザデータ制御部;
を有することを特徴の1つとする。
また、本発明に係る代理アクセス網切り替え装置は、
アクセス網を切り替えて移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置に接続される代理アクセス網切り替え装置であって:
移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置を経由して、前記移動機から経路切り替え信号を受信した場合に、経路切り替え信号を前記アクセス網切り替え装置に送信又は転送する送信部;
を有することを特徴の1つとする。
本発明の実施例によれば、柔軟且つ効率的なアクセス網の切り替えを行うこと、又はアクセス網を切り替える装置の情報を隠蔽することが可能になる。
本発明の実施例について、図面を参照して以下に説明する。
本発明の一実施例に係るアクセス網切り替え手順を図3に示す。図3には、MIPが適用されるアクセス網1からPMIPが適用されるアクセス網2に移動機30が移動するときのアクセス網切り替え手順が示されている。移動機30がアクセス網1の通信エリアに在圏するときに、モビリティアンカー装置10は、ホームアドレス及び気付アドレスを用いて移動機30と通信する(S201)。移動機30がアクセス網2の通信エリアに入ると、移動機30はアクセス網2に対して認証等の接続制御を行う(S203)。アクセス網の接続制御が終了すると、アクセス装置20は、ベアラ生成信号(Proxy Binding Update)をモビリティアンカー装置10に送信し(S205)、モビリティアンカー装置10とアクセス装置20との間にベアラを設定する(S207)。移動機30は、ハンドオーバ条件を満たしたときに、モビリティアンカー装置10に対して経路切り替え信号(Binding Update)を送信する(S209)。この信号を契機として、モビリティアンカー装置10は、アクセス網1からアクセス網2に経路を切り替える(S211)。
このように、本発明の一実施例によれば、ベアラ生成とアクセス網の切り替えとを区別することが可能になる。図3に示す手順は、MIPが適用されるアクセス網からGTPが適用されるアクセス網に移動機が移動するときにも適用可能である。更に、GTPが適用されるアクセス網からPMIPが適用されるアクセス網に移動機が移動するとき、及びPMIPが適用されるアクセス網からGTPが適用されるアクセス網に移動機が移動するときにも適用可能である。すなわち、図3に示す手順は、アクセス装置とモビリティアンカー装置との間にベアラが設定されるアクセス網に移動機が移動する場合に適用可能である。
なお、以下に説明するように、モビリティアンカー装置10は、移動機30からの経路切り替え信号によらずに、自分の判断で(モビリティアンカー装置で予め決められた条件に従って)経路を切り替えることも可能である。例えば、ベアラ生成信号を受信して所定の時間が経過したときに、モビリティアンカー装置10がアクセス網を切り替えてもよい。
<第1実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第1実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図4を参照して説明する。図4は、MIPが適用されるアクセス網1からPMIPが適用されるアクセス網2に移動機が移動するときの切り替え手順を詳細に示している。
まず、MIPが適用されるアクセス網1で移動機が通信を開始するときに、移動機は、モビリティアンカー装置により割り当てられたホームアドレスを取得する(S301)。更に、アクセス網にあるDHCPのようなIPアドレス付与装置により割り当てられた気付アドレスを取得する(S303)。これらの2つのアドレスを使用して、移動機とモビリティアンカー装置との間にMIPトンネルが設定され(S305)、通信が開始する(S307)。
次に、PMIPが適用されるアクセス網2の通信エリアに移動機が移動したときに、移動機は、アクセス網2により割り当てられたローカルアドレスを取得し(S309)、アクセス網2に対する認証等の接続制御を行う(S311)。このローカルアドレスを使用して、移動機とアクセス装置との間にIPSecトンネルが設定される(S313)。ローカルアドレスは、IPSecトンネルを設定するためにのみ使用されるアドレスである。次に、移動機はコア網に対する認証等の接続制御を行う(S315)。この中で、移動機はモビリティアンカー装置の情報や、ホームアドレス等を送信してもよい。また、コア網接続制御(S315)において、アクセス装置はハンドオーバ条件を移動機に通知してもよい。コア網の接続制御が完了すると、アクセス装置はモビリティアンカー装置に対してベアラ生成信号を送信し(S317)、ベアラ設定が行われる(S319)。アクセス装置は、ベアラ生成信号として、PMIPで規定されているProxy Binding Updateを用いてホームアドレスとアクセス装置アドレスとをモビリティアンカー装置に通知してもよい。このようにして、モビリティアンカー装置は、アクセス網の切り替え前にベアラを設定することができる。
移動機がアクセス網2の通信エリアに入り、ハンドオーバ条件を満たしたときに、移動機は経路切り替え信号をモビリティアンカー装置に送信する(S321)。移動機は、経路切り替え信号として、MIPで規定されているBinding Updateを用いて、ホームアドレスをモビリティアンカー装置に通知してもよい。モビリティアンカー装置は、受信した経路切り替え信号(Binding Update)を経路切り替え信号として処理し、アクセス網を切り替える(S323)。すなわち、モビリティアンカー装置は、経路切り替え信号(Binding Update)を受信した時点で新しくベアラを設定しない。モビリティアンカー装置は、アクセス網を切り替えた後に、切り替え完了通知(ACK)を移動機に送信してもよい。アクセス網が切り替えられると、ハンドオーバが完了し、移動機はアクセス装置を介してモビリティアンカー装置と通信することができる(S325)。
なお、アクセス装置は移動機が他のアクセス網にハンドオーバした後でも、モビリティアンカー装置との間に設定されたベアラを残しておいてもよい。この場合には、コア網接続制御(S315)において、アクセス装置は前のベアラが残されているかを確認する。前のベアラが残されている場合には、ベアラ接続制御(S317)及びベアラ設定(S319)は行わなくてもよい。
更に、アクセス装置とモビリティアンカー装置との間に複数のベアラが設定されてもよい。例えば、コア網接続制御(S315)において、複数のベアラを用意するメッセージを送信し、アクセス装置とモビリティアンカー装置との間に複数のベアラが用意されてもよい。複数のベアラが用意された場合、移動機は、経路切り替え信号(S321)を送信するときに、複数のベアラをまとめて切り替える信号を送信してもよく、設定された複数のベアラのうち特定の(1つ又は複数の)ベアラに切り替える信号を送信してもよい。
<第2実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第2実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図5を参照して説明する。図4は、MIPが適用されるアクセス網1からGTPが適用されるアクセス網2に移動機が移動するときの切り替え手順を詳細に示している。
基本的な手順は図5と同じであるが、GTPでは、IPSecトンネル設定に関する手順(S309及びS313)が存在しない。移動機はコア網に対する認証等の接続制御を行い(S315)。この中で、移動機はモビリティアンカー装置の情報や、ホームアドレス等を送信してもよい。コア網の接続制御が完了すると、アクセス装置はモビリティアンカー装置に対してベアラ生成信号を送信し(S317)、ベアラ設定が行われる(S319)。ベアラ設定が終了すると、モビリティアンカー装置は移動機にベアラ設定完了通知を送信する(S320)。なお、ベアラ設定が終了したときに、モビリティアンカー装置の代わりにアクセス装置が移動機にベアラ設定完了通知を送信してもよい。以降は、第1実施例と同様にハンドオーバが行われる。
<第3実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第3実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図6を参照して説明する。図6は第1実施例の変形例である。
典型的には、第1実施例のようにベアラ設定完了後に、移動機は経路切り替え信号を送信する。しかし、ベアラ設定前又はベアラ設定中に移動機が即座にハンドオーバを行う可能性がある。すなわち、ベアラ設定前にモビリティアンカー装置は移動機から経路切り替え信号を受信する(S321)。このような場合に、モビリティアンカー装置がアクセス装置に対してベアラ接続を試みる(S317)。ベアラ設定が完了すると(S319)、モビリティアンカー装置は移動機にベアラ設定完了通知を送信し(S320)、アクセス網を切り替える(S323)。なお、ベアラ設定完了通知(S320)において、経路切り替え信号(S321)の応答(ACK)を送信してもよい。
<第4実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第4実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図7を参照して説明する。図7は第1実施例の変形例である。
前述のように、モビリティアンカー装置は、移動機からの経路切り替え信号によらずに、自分の判断で経路を切り替えることも可能である。このときには、経路切り替え信号の送信(S321)が存在しない。例えば、ベアラ生成信号を受信して所定の時間が経過したときに、モビリティアンカー装置10がアクセス網を切り替える(S323)。このように、ハンドオーバはモビリティアンカー装置の判断で行われてもよく、また、アクセス装置の判断で行われてもよい。
なお、コア網接続制御(S315)において、ハンドオーバがモビリティアンカー装置又はアクセス装置の判断で行われることを移動機に通知してもよい。
<第5実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第5実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図8を参照して説明する。図8は第1実施例の変形例である。
移動機は、コア網接続制御(S315)において、アクセス装置又はモビリティアンカー装置からハンドオーバ条件を受信する。ハンドオーバ条件は、ハンドオーバを実施する条件を示す制御情報である。例えば、ハンドオーバ条件は所定時間後に無線状況が良好なときにハンドオーバを実施するという条件でもよい。ハンドオーバ条件として、時間に関する条件、無線品質に関する条件(通信速度等)、位置に関する条件、アクセス網の種別に関する条件、無線強度に関する条件等が考えられる。移動機では、受信したハンドオーバ条件を満たすときに、経路切り替え信号を送信する(S321)。以降は、第1実施例と同様にハンドオーバが行われる。
<第6実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第6実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図9を参照して説明する。図8は第5実施例の変形例である。
移動機は、コア網接続制御(S315)の代わりに、ベアラ設定完了通知と共にハンドオーバ条件を受信してもよい(S320)。移動機では、受信したハンドオーバ条件を満たすときに、経路切り替え信号を送信する(S321)。以降は、第5実施例と同様にハンドオーバが行われる。
<モビリティアンカー装置の構成及び処理フロー>
次に、モビリティアンカー装置の構成及び処理フローについて、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、モビリティアンカー装置10のブロック図である。モビリティアンカー装置10は、パケット送受信インタフェース部101と、パケット種別判定部102と、ルーチング制御部103と、MIP経路切り替え部105と、MIPユーザデータ制御部107と、ベアラユーザデータ制御部109と、ベアラ制御部111と、ユーザアドレス制御部113と、ユーザアドレス格納部115と、ハンドオーバ条件指示部117とを有する。
パケット送受信インタフェース部101は、アクセス網又は外部ネットワークに対してパケットの送受信を行う。特に、パケット送受信インタフェース部101は、ユーザデータを送受信すると共に、アクセス装置からベアラ生成信号を受信し、また、移動機からアクセス網を経由して経路切り替え信号を受信する。
パケット種別判定部102は、パケット送受信インタフェース部101で受信したパケットがユーザデータであるか、MIPの経路切り替え信号であるか、PMIP又はGTPのベアラ生成信号又は経路切り替え信号であるかを判定する。受信したパケットがユーザデータである場合、ユーザデータはルーチング制御部103に渡される。受信したパケットがベアラ生成信号又は経路切り替え信号である場合、プロトコルに応じてMIP経路切り替え部又はベアラ制御部に渡される。
ルーチング制御部103は、パケット種別判定部102からユーザデータを受け取り、MIPユーザデータ制御部107又はベアラユーザデータ制御部109にユーザデータを渡す。このユーザデータは、ルーチング制御部103で管理されているルーチングテーブルに従ってルーチングされる。
受信したパケットがMIPの経路切り替え信号であるとパケット種別判定部102で判定された場合、MIP経路切り替え部105で移動機への経路が設定又は更新される。具体的には、移動機への経路がルーチング制御部103のルーチングテーブルに設定(追加、変更又は削除)される。或いは、既に設定されているベアラが有効化又は無効化されてもよい。
MIPの場合には、最終的に移動機の気付アドレスで通信するため、モビリティアンカー装置は、アドレス情報が格納されているユーザアドレス格納部115の情報を参照する。なお、ユーザアドレス制御部113は、移動機のホームアドレスと気付アドレスとを対応付けて管理し、ユーザアドレス格納部115がこれらのアドレス情報を格納している。
一方、受信したパケットがPMIP又はGTPのベアラ生成信号である場合、ベアラ制御部111がアクセス装置との間にベアラを設定する。
また、受信したパケットがPMIP又はGTPを使うアクセス網への経路切り替え信号である場合、ベアラ制御部111でアクセス網が切り替えられる。具体的には、移動機への経路がルーチング制御部103のルーチングテーブルで設定(追加、変更又は削除)される。或いは、既に設定されているベアラが有効化又は無効化されてもよい。
ハンドオーバ条件指示部117は、ハンドオーバ条件を移動機に指示する。また、モビリティアンカー装置の判断で一定条件を満たした場合にハンドオーバを行う場合に、ハンドオーバ条件指示部117がこのような制御を行ってもよい。ハンドオーバ条件指示部117は、ハンドオーバ条件を直接に移動機に指示してもよく、ハンドオーバ条件を制御信号の一部に入れて、ベアラ制御部111を介して移動機に指示してもよい。なお、ハンドオーバ条件指示部はアクセス装置に設けられてもよい。
図11は、モビリティアンカー装置10における詳細な処理フローである。
まず、モビリティアンカー装置が移動機からモビリティシグナリング(Proxy Binding Update又はBinding Updateのようなベアラ生成信号又は経路切り替え信号)を受信すると(S401)、移動機と既に通信中であるか否かを確認する(S401)。既に通信中である場合は、移動機がアクセス網を移動した場合に相当する。すなわち、ハンドオーバの処理を行う。
モビリティシグナリングを受信したときにモビリティアンカー装置が移動機と既に通信中である場合(S401:Yes)、モビリティシグナリングが移動機からの経路切り替え信号(Binding Update)であるか否かが判定される(S403)。移動機からの経路切り替え信号でない場合には(S403:No)、アクセス装置からのベアラ生成信号(Proxy Binding Update)であるか否かが判定される(S405)。アクセス装置からのベアラ生成信号である場合(S405:Yes)、モビリティアンカー装置は、既に該当のベアラが設定されているか否かを確認し(S406)、ベアラが設定されていない場合にはベアラを設定する(S407)。既に該当のベアラが設定されている場合には、モビリティアンカー装置はACKのような正常処理終了通知を送信する(S408)。モビリティシグナリングがアクセス装置からのベアラ生成信号でない場合(S405:No)、モビリティアンカー装置は不正な信号として破棄する(S409)。
モビリティシグナリングが移動機からの経路切り替え信号(Binding Update)である場合(S403:Yes)、アクセス装置経由で経路切り替え信号を受信したか否かが判定される(S411)。アクセス装置経由で経路切り替え信号を受信している場合は、アクセス網がPMIP又はGTPである場合に相当する。従って、ベアラが設定されているか否かが判定され(S413)、ベアラが設定されている場合には、PMIP又はGTPのアクセス網に切り替える(S415)。ベアラが設定されていない場合、モビリティアンカー装置は該当のベアラが設定中か否かを判定する(S416)。ベアラが設定中である場合には、モビリティアンカー装置は、ベアラの設定が終了するまで待機して、PMIP又はGTPのアクセス網に切り替える(S418)。ベアラが設定中でない場合には、モビリティアンカー装置は不正な信号として破棄する(S417)。別法として、ベアラが設定されていない場合、モビリティアンカー装置がアクセス装置に対してベアラを設定してもよい。
モビリティアンカー装置がアクセス装置を経由せずに経路切り替え信号を受信した場合(S411:No)は、アクセス網がMIPである場合に相当する。従って、モビリティアンカー装置は移動機のホームアドレスを確認し(S419)、ホームアドレスが登録されていない場合には不正な信号として破棄する(S417)。ホームアドレスが登録されている場合には(S419:Yes)、モビリティアンカー装置は、既に該当の経路が設定されているか否かを確認し(S420)、設定されていない場合には、MIPのアクセス網を設定して切り替える(S421)。既に該当の経路が設定されている場合には、モビリティアンカー装置はACKのような正常処理終了通知を送信する(S422)。
モビリティシグナリングを受信したときにモビリティアンカー装置が移動機とまだ通信中でない場合(S401:No)は、移動機がアクセス網内で通信を開始する場合に相当する。この場合、モビリティシグナリングが移動機からの信号(Binding Update)であるか否かが判定される(S423)。移動機からの信号である場合、モビリティアンカー装置は移動機のホームアドレスを確認し(S425)、ホームアドレスが登録されている場合には、移動機への経路を設定する(S427)。ホームアドレスが登録されていない場合には、不正な信号として破棄する(S429)。
モビリティシグナリングが移動機からの信号(Binding Update)でない場合(S423:No)、モビリティシグナリングがアクセス装置からの信号か否かが判定される(S431)。アクセス装置からの信号である場合、モビリティアンカー装置はアクセス装置とベアラを設定し、アクセス装置を経由して移動機までの経路を設定する(S433)。アクセス装置からの信号でない場合には、不正な信号として破棄する(S429)。
<移動機の構成>
次に、移動機の構成について、図12を参照して説明する。図12は、移動機30のブロック図を示す。移動機30は、無線インタフェース部301と、アクセス網制御部303と、コア網制御部305と、ハンドオーバ指示部307と、ハンドオーバ判断部309と、MIPユーザデータ制御部311と、上位アプリケーションインタフェース部313とを有する。
無線インタフェース部301は、アクセス網に接続してデータを送受信する。アクセス網接続制御部303は、アクセス網に接続するための認証等の接続制御を行う。コア網接続制御部305は、コア網に接続するための認証等の接続制御を行う。
ハンドオーバ指示部307は、ハンドオーバ判断部309で判断されたハンドオーバ条件を満たすときに、経路切り替え信号をモビリティアンカー装置に送信する。例えば、ハンドオーバ判断部309でアクセス網を移動した所定時間の後に無線状況が良好であると判断されたときに、ハンドオーバ指示部307は、経路切り替え信号をモビリティアンカー装置に送信する。
MIPユーザ制御部311は、上位アプリケーションインタフェース313に対してユーザデータの受け渡しを行う。
<第7実施例に係るアクセス網切り替え手順>
本発明の第7実施例に係るアクセス網切り替え手順について、図13及び図14を参照して説明する。第7実施例では、移動機に対してモビリティアンカー装置10の情報を隠蔽するために、代理(Proxy)モビリティアンカー装置(又は仮想モビリティアンカー装置)40を設ける。すなわち、移動機からモビリティシグナリングを送信する宛先は、代理モビリティアンカー装置40になる。モビリティアンカー装置10は、代理モビリティアンカー装置40からモビリティシグナリングを受信して、アクセス網の切り替えを行う。
図13には、MIPが適用されるアクセス網1からPMIPが適用されるアクセス網2に移動機30が移動するときのアクセス網切り替え手順が示されている。移動機30がアクセス網1の通信エリアに在圏するときに、モビリティアンカー装置10は、代理モビリティアンカー装置40を経由して、移動機30と通信する(S201')。移動機30がアクセス網2の通信エリアに入ると、移動機30はアクセス網2に対して認証等の接続制御を行う(S203')。アクセス網の接続制御が終了すると、アクセス装置20は、ベアラ生成信号(Proxy Binding Update)をモビリティアンカー装置10に送信し(S205')、モビリティアンカー装置10とアクセス装置20との間にベアラを設定する(S207')。移動機30は、ハンドオーバ条件を満たしたときに、代理モビリティアンカー装置40に対して経路切り替え信号(Binding Update)を送信する(S209')。代理モビリティアンカー装置40は、モビリティアンカー装置10に対して経路の切り替えを指示する(S210')。この信号を契機として、モビリティアンカー装置10は、アクセス網1からアクセス網2に経路を切り替える(S211')。
このように、代理モビリティアンカー装置40を設けることで、移動機30の通信相手は代理モビリティアンカー装置40になる。従って、移動機30は代理モビリティアンカー装置40の情報を認識しさえすればよく、モビリティアンカー装置の情報が隠蔽される。
図13の構成における詳細な切り替え手順を図14に示す。
まず、MIPが適用されるアクセス網1で移動機が通信を開始するときに、移動機は、モビリティアンカー装置により割り当てられたホームアドレスを代理モビリティアンカー装置経由で取得する(S301'、S302')。更に、アクセス網にあるDHCPのようなIPアドレス付与装置により割り当てられた気付アドレスを取得する(S303')。これらの2つのアドレスを使用して、移動機と代理モビリティアンカー装置との間にMIPトンネルが設定される(S305')。同時に、代理モビリティアンカー装置とモビリティアンカー装置との間にもトンネルが設定される(S306')。これによって、移動機は代理モビリティアンカー装置を経由してモビリティアンカー装置と通信する。
次に、PMIPが適用されるアクセス網2の通信エリアに移動機が移動したときに、移動機は、アクセス網により割り当てられたローカルアドレスを取得し(S309')、アクセス網2に対する認証等の接続制御を行う(S311')。このローカルアドレスを使用して、移動機とアクセス装置との間にIPSecトンネルが設定される(S313')。ローカルアドレスは、IPSecトンネルを設定するためにのみ使用されるアドレスである。次に、移動機はコア網に対する認証等の接続制御を行う(S315')。この中で、移動機は代理モビリティアンカー装置の情報や、ホームアドレス等を送信してもよい。コア網の接続制御が完了すると、アクセス装置はモビリティアンカー装置に対してベアラ生成信号(Proxy Binding Update)を送信し(S317')、ベアラ設定が行われる(S319')。
移動機がアクセス網2の通信エリアに入り、ハンドオーバ条件を満たしたときに、移動機は経路切り替え信号(Binding Update)を代理モビリティアンカー装置に送信する(S321')。代理モビリティアンカー装置は、経路切り替え信号を受信すると、モビリティアンカー装置に対してアクセス網を切り替える指示を行う(S322')。この指示は、経路切り替え信号の単なる中継でもよく、別の制御信号でもよい。この指示を受信して、モビリティアンカー装置はアクセス網を切り替える(S323')。アクセス網が切り替えられると、ハンドオーバが完了し、移動機はアクセス装置を介してモビリティアンカー装置と通信することができる(S325')。
<代理モビリティアンカー装置の構成>
図15は、代理モビリティアンカー装置40のブロック図である。代理モビリティアンカー装置40は、パケット種別判定部402と、パケット送受信インタフェース部401と、ルーチング制御部403と、MIP経路切り替え部405と、MIPユーザデータ制御部407と、トンネル設定部411と、ユーザアドレス制御部413と、ユーザアドレス格納部415とを有する。
パケット送受信インタフェース部401は、アクセス網又はモビリティアンカー装置に対してパケットの送受信を行う。特に、パケット送受信インタフェース部401は、MIPのユーザデータを送受信すると共に、移動機からアクセス網を経由して経路切り替え信号を受信する。
パケット種別判定部402は、パケット送受信インタフェース部401で受信したパケットがMIPのユーザデータであるか、MIPの経路切り替え信号であるか、PMIP又はGTPを使うアクセス網への経路切り替え信号であるかを判定する。受信したパケットがユーザデータである場合、ユーザデータはルーチング制御部403に渡される。受信したパケットがMIPの経路切り替え信号である場合、トンネル設定部411に渡される。受信したパケットがPMIP又はGTPを使うアクセス網への経路切り替え信号である場合、モビリティアンカー装置に経路切り替えを指示する。
ルーチング制御部403は、パケット種別判定部402からMIPのユーザデータを受け取り、MIPユーザデータ制御部407にユーザデータを渡す。このユーザデータは、ルーチング制御部403で管理されているルーチングテーブルに従ってルーチングされる。
受信したパケットがMIPを使うアクセス網への経路切り替え信号であるとパケット種別判定部402で判定された場合、MIP経路切り替え部405で移動機への経路が設定される。具体的には、移動機への経路がルーチング制御部403のルーチングテーブルに設定(追加、変更又は削除)される。或いは、既に設定されているベアラが有効化又は無効化されてもよい。また、ユーザデータをモビリティアンカー装置に中継するために、トンネル設定部411がモビリティアンカー装置と代理モビリティアンカー装置との間にトンネルを設定する。MIPの場合には、経路切り替え信号(Binding Update)を受けた代理モビリティアンカー装置が移動機へのルーチング処理を行う。従って、図10のモビリティアンカー装置のMIP経路切り替え部105に対応するMIP経路切り替え部405と、MIPユーザデータ制御部107に対応するMIPユーザデータ制御部407と、ユーザアドレス制御部113に対応するユーザアドレス制御部413と、ユーザアドレス格納部115に対応するユーザアドレス制御部413とが代理モビリティアンカー装置40に存在する。
一方、パケット送受信インタフェース部101で受信したパケットがPMIP又はGTPを使うアクセス網への経路切り替え信号である場合、経路切り替え信号はモビリティアンカー装置に転送又は送信される。経路切り替え信号は、単にモビリティアンカー装置に転送されてもよく、別の制御情報に変換されて送信されてもよい。モビリティアンカー装置が経路切り替え信号を受信すると、PMIP又はGTPのアクセス網に切り替える。
本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々の変更及び応用が可能である。例えば、第2実施例〜第7実施例では、PMIPによる接続制御を例に挙げて説明したが、GTPにも同様に適用可能である。更に、本発明の実施例は、アクセス装置とモビリティアンカー装置との間にベアラ設定を行うアクセス網に適用可能である。
なお、モビリティアンカー装置及びアクセス装置という用語は本発明の実施例を説明するために用いている用語であり、モビリティアンカー装置は、アクセス網を経由して移動機との通信を行うための経路を設定する装置、又はアクセス網を切り替えて移動機との通信を行う装置を意味する。また、アクセス装置は、移動機とアクセス網との間の接続制御を行い、移動機とモビリティアンカー装置との間に移動機が通信するための経路を設定する装置を意味する。更に、IPSecトンネルやベアラのような通信経路を示す用語も、本発明の実施例を説明するために用いている用語であり、他のプロトコルに従って設定された経路も含まれる。
移動通信システムの構成例を示す図 図1の移動通信システムにおけるアクセス網切り替え手順を示す概念図 本発明の一実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す概略図 本発明の第1実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の第2実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(GTPによる接続制御を行う場合) 本発明の第3実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の第4実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の第5実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の第6実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の一実施例に係るモビリティアンカー装置を示すブロック図 本発明の一実施例に係るモビリティアンカー装置における処理フローを示す図 本発明の一実施例に係る移動機を示すブロック図 本発明の第7実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す概略図 本発明の第7実施例に係るアクセス網切り替え手順を示す図(PMIPによる接続制御を行う場合) 本発明の一実施例に係る代理モビリティアンカー装置を示すブロック図
符号の説明
10 モビリティアンカー装置
101 パケット送受信インタフェース部
102 パケット種別判定部
103 ルーチング制御部
105 MIP経路切り替え部
107 MIPユーザデータ制御部
109 ベアラユーザデータ制御部
111 ベアラ制御部
113 ユーザアドレス制御部
115 ユーザアドレス格納部
117 ハンドオーバ条件指示部
20 アクセス装置
30 移動機
301 無線インタフェース部
303 アクセス網制御部
305 コア網制御部
307 ハンドオーバ指示部
309 ハンドオーバ判断部
311 MIPユーザデータ制御部
313 上位アプリケーションインタフェース部
40 代理モビリティアンカー装置
401 パケット送受信インタフェース部
402 パケット種別判定部
403 ルーチング制御部
405 MIP経路切り替え部
407 MIPユーザデータ制御部
411 トンネル設定部
413 ユーザアドレス制御部
415 ユーザアドレス格納部

Claims (11)

  1. 移動機と、該移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置と、アクセス網を経由して該移動機との通信を行うための経路を設定する経路設定装置とを有する移動通信システムにおける、経路設定方法であって:
    前記移動機が前記アクセス装置の通信エリアに入ったときに、前記移動機が前記アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定ステップ;
    前記第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置が前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定ステップ;及び
    所定の条件を満たすときに、前記経路設定装置が前記移動機までの経路を設定する経路設定ステップ;
    を有する経路設定方法。
  2. 移動機と、該移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置と、アクセス網を切り替えて該移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置とを有する移動通信システムにおける、アクセス網切り替え方法であって:
    前記移動機が前記アクセス装置の通信エリアに入ったときに、前記移動機が前記アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定ステップ;
    前記第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置が前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定ステップ;及び
    所定の条件を満たすときに、前記アクセス網切り替え装置がアクセス網を切り替える切り替えステップ;
    を有するアクセス網切り替え方法。
  3. 前記移動機が経路切り替え信号を前記アクセス網切り替え装置に送信する送信ステップ;
    を更に有し、
    前記切り替えステップは、前記アクセス網切り替え装置が前記移動機から前記経路切り替え信号を受信したときにアクセス網を切り替える、請求項2に記載のアクセス網切り替え方法。
  4. 前記第2の経路がまだ設定されていないときに、前記アクセス網切り替え装置が前記移動機から経路切り替え信号を受信した場合に、
    前記切り替えステップは、前記アクセス網切り替え装置が前記第2の経路を設定し、アクセス網を切り替える、請求項3に記載のアクセス網切り替え方法。
  5. 前記移動機がアクセス網切り替え条件を前記アクセス網切り替え装置又は前記アクセス装置から受信する受信ステップ;
    前記アクセス網切り替え条件を満たすときに、前記移動機が経路切り替え信号を送信する送信ステップ;
    を更に有し、
    前記切り替えステップは、前記アクセス網切り替え装置が前記移動機から前記経路切り替え信号を受信したときにアクセス網を切り替える、請求項2に記載のアクセス網切り替え方法。
  6. 前記移動機が経路切り替え信号を代理アクセス網切り替え装置を経由して前記アクセス網切り替え装置に送信する送信ステップ;
    を更に有し、
    前記切り替えステップは、前記アクセス網切り替え装置が前記代理アクセス網切り替え装置から経路切り替え信号を受信したときにアクセス網を切り替える、請求項2に記載のアクセス網切り替え方法。
  7. 移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置に接続されており、アクセス網を切り替えて該移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置であって:
    前記移動機と前記アクセス装置との間に第1の経路が設定されたときに、前記アクセス装置と通信するための第2の経路を設定する経路設定部;及び
    所定の条件を満たすときに、アクセス網を切り替える経路切り替え部;
    を有するアクセス網切り替え装置。
  8. 前記経路切り替え部は、前記アクセス網切り替え装置で予め決められた条件を満たすときに、アクセス網を切り替える、請求項7に記載のアクセス網切り替え装置。
  9. アクセス網を切り替えてアクセス網切り替え装置との通信を行う移動機であって:
    アクセス網に接続するために接続制御を行うアクセス装置の通信エリアに入ったときに、該アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定部;
    前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定部;
    所定のアクセス網切り替え条件を満たすときに、前記アクセス網切り替え装置に経路切り替え信号を送信する経路切り替え指示部;
    を有する移動機。
  10. アクセス網を切り替えてアクセス網切り替え装置との通信を行う移動機であって:
    アクセス網に接続するために接続制御を行うアクセス装置の通信エリアに入ったときに、該アクセス装置と通信するための第1の経路を設定する第1経路設定部;
    前記アクセス網切り替え装置と通信するための第2の経路を設定する第2経路設定部;
    前記アクセス網切り替え装置で予め決められた条件を満たすときに切り替えられたアクセス網を経由して、ユーザデータを処理するユーザデータ制御部;
    を有する移動機。
  11. アクセス網を切り替えて移動機との通信を行うアクセス網切り替え装置に接続される代理アクセス網切り替え装置であって:
    移動機とアクセス網との間の接続制御を行うアクセス装置を経由して、前記移動機から経路切り替え信号を受信した場合に、経路切り替え信号を前記アクセス網切り替え装置に送信又は転送する送信部;
    を有する代理アクセス網切り替え装置。
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