JP4990985B2 - プロキシ・モバイルipルーティング - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、モバイルIPの分野に関し、特に、プロキシ・モバイルIPネットワーク内のルーティング・トラフィックに関する。
背景
IETF RFC 3344に記載されるモバイルIP(MIP)を用いると、モバイル通信デバイスのユーザは、各自がどのネットワーク内に所在するかに関わらず、あるネットワークから別のネットワークへと永続的なIPアドレスを維持しながら移動することが可能となる。これにより、ユーザは、移動中も接続を維持することが可能となる。例えば、ユーザがボイス・オーバIP(VoIP)セッションに参加している場合に、MIPサポートがなければ、ユーザがあるネットワークから別のネットワークに移動するセッション中にユーザのIPアドレスが変更される可能性がある。その結果、VoIPセッションに問題が生じることになる。
モバイル・ノード(MN)には2つのIPアドレス、即ち、永続的なホーム・アドレスと、気付アドレス(care‐of address:CoA)とが割り振られる。CoAは、ユーザが現在訪問しているネットワーク内のノードと関連付けられる。MNと通信する際は、MNのホーム・アドレスにパケットが送信される。これらのパケットは、現在のCoAを認識しているホーム・ネットワーク内のホーム・エージェントによって傍受される。その後、ホーム・エージェントは、元のIPヘッダを保持したまま各パケットを新しいIPヘッダと共にMNのCoAにトンネルする。各パケットが受信されると、MNは、新しいIPヘッダを削除して元のIPヘッダを取得する。MNは、訪問先ネットワークの外部エージェント(foreign agent)を介してパケットを別のノードに直接送信する。外部エージェントは、各訪問MNのCoAを含めた訪問MNに関する情報を維持する。
プロキシ・モバイルIP v6(PMIPv6)に関するIETF draft‐sgundave‐mip6‐proxymip6‐01 には、プロキシ・モバイル・エージェント(Proxy Mobile Agent:PMA)機能が記載されている。この機能は、MNがそれ自体のホーム・ネットワーク上に所在する場合と同様に振る舞うようにするためにホーム・リンク特性をエミュレートするものであり、この機能を用いると、通常であればMIPv6がサポートされないネットワーク上でもモビリティのサポートが可能となる。
PMAは通常、アクセス・ルータ側に実装される。PMAは、MNに代わってモビリティ関連シグナリングを送受信する。MNがPMAを有するアクセス・ルータに接続されたとき、当該MNは、アクセス認証手続きの一環としてそれ自体のIDをネットワーク・アクセス識別子(Network Access Identifier:NAI)の形で提示する。MNが認証されると、PMAは、ポリシー・ストアからユーザのプロファイルを取得する。PMAは、ユーザ・プロファイル及びNAIを認識した時点で、MNのホーム・ネットワークをエミュレートすることが可能となる。続いて、MNは、PMAからそれ自体のホーム・アドレスを取得する。PMAは、バインディング更新(Binding Update)メッセージを使用してMNのホーム・エージェントにMNの現在位置も知らせる。バインディング更新メッセージは、MNのNAIを使用する。バインディング更新メッセージが受信されると、ホーム・エージェントは、PMAとの間のトンネルをセット・アップし、PMAにバインディング応答(Binding Acknowledgement)を送信する。バインディング応答を受信すると、PMAは、ホーム・エージェントとの間のトンネルをセット・アップする。MNからのすべてのトラフィックは、このトンネルを介してホーム・エージェントにルーティングされる。
ホーム・エージェントは、MNに送信されたパケットを受信し、受信したパケットを上記のトンネルを介してPMAに転送する。パケットが受信されると、PMAは、トンネル・ヘッダを削除して当該パケットをMNに送信する。PMAは、アクセス・リンク上のデフォルト・ルータとして働く。MNから送信されたパケットは、PMAを介してホーム・エージェントに送信され、ホーム・エージェントは、そのパケットを最終的な宛先へと送信する。
IPv6のモビリティ・サポート(IETF RFC 3775 (2004年6月))には、MNから又はMNへ送られたメッセージに関してMNによって開始される経路最適化(route optimization)が記載されている。しかしながら、MIPv6の改良版であるプロキシMIPv6仕様では、MN内のモビリティ管理プロトコルが何ら想定されていない。MIPv6で規定される経路最適化技法をPMIPv6に適用する場合は、修正が必要となる。
PMIPv6ではMN内のモビリティ管理プロトコルが想定されていないので、MNに代わってPMAがMIPv6で定義される信号を処理することになる。したがって、MNに代わって経路最適化シグナリングを処理するにあたってはPMAが適格であるが、現時点ではPMAが経路最適化をどのように処理すべきかについて何らの提案も説明もなされていない。自明な解決策は、MIPv6で規定される経路最適化の原理を応用することであろう。図1に示すように、この解決策を使用した場合、PMA(本例ではPMA1)は、PMA1のIPv6アドレスを気付アドレスとして含む応答ノード(Corresponding Node:CN)(MNの通信相手)に経路最適化要求(例えば、MIPv6のバインディング更新)を送信する。
図2に示すように、この解決策では、MNを有するユーザがあるアクセス・ネットワークから別のアクセス・ネットワークに移動するとき、すなわち、古いPMA(PMA1)を介してネットワーク接続することはできず、新しいPMA(PMA2)を介してネットワーク接続するときに、問題が生じることになる。経路最適化は、MNがPMA1を介して接続されているときに実行される。MIPv6では、MNはハンドオーバを認識すると、新しい経路最適化を要求することができる。しかしながら、MNがPMAを介して接続される場合は、PMAによってMNのHAがエミュレートされるため、MNはハンドオーバを認識せず、また、PMA2へのハンドオーバ後に新しい経路最適化を要求することもない。CNからMNへのダウンリンク・パケットは、CNのソース・アドレス及びMNの宛先アドレスを有するため、PMA1に送信される。したがって、MNはCNから到達不能となる。
MIPv6を使用する場合には、MNは、ハンドオーバを認識すると、新しい経路最適化を開始することができる。PMIPv6を使用する場合には、PMAは、MNのハンドオーバを認識しなければ、新しい経路最適化を開始することができない。MNがPMIPv6ドメイン内で移動している場合、MNのIPアドレスは変更されず、したがって、MNがMIPv6クライアントである場合にも、MNからCNに新しい経路最適化要求に関する信号、又は現在の経路最適化のキャンセルに関する信号が送信されることはない。
PMA1からPMA2へのMNのハンドオーバに関する別の問題は、パケット損失である。ハンドオーバ中のパケット損失は、すべてのモバイル・プロトコルにとって問題であり、また、最適化経路を介したパケット送信は、パケットによって辿られる最適化経路(optimized route)の制御がアンカー・ポイント(HA)で行われないので、パケット損失のリスクを増加させることになる。
[要約]
本発明の第1の態様によれば、プロキシ・モバイルIP通信ネットワーク内の通信トラフィックをルーティングする方法であって、モバイル・ノードは、第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属(attach)され、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記モバイル・ノードと応答ノードとの間の最適化経路が確立され、前記モバイル・ノードは後に前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから分離(detach)され、第2のプロキシ・モバイル・エージェントに付属される、当該方法は、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定することと、前記判定の結果、前記経路最適化をキャンセルする要求を前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから前記応答ノードに送信することと、を含む。
前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する前記ステップは、前記モバイル・ノードのホーム・エージェントにおける前記モバイル・ノードのバインディング・キャッシュ・エントリが変更されたことを判定するステップを含むことが好ましい。
前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する一手法は、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて、前記応答ノードから送信されたパケットを受信することと、前記パケットを前記モバイル・ノード及び前記モバイル・ノードのホーム・エージェントに転送することと、前記パケットが前記ホーム・エージェントから前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに返された場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されていることを判定し、前記パケットが前記ホーム・エージェントから前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに返されない場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを判定することと、を含む。
前記モバイル・ノードと前記ホーム・エージェントの両方に対するパケットの転送は、「バイキャスト(bi‐casting)」と呼ばれる。本方法の一利点は、前記ホーム・エージェントに送信される前記パケットは、前記モバイル・ノードが宛先に指定されているので、前記ホーム・エージェントは、パケットを前記プロキシ・モバイル・エージェントに自動的に戻すことである。これは前記ホーム・エージェントの通常の挙動であり、したがって前記ホーム・エージェント又は前記モバイル・ノードの修正は必要ない。
前記方法は、前記モバイル・ノードと前記応答ノードとの間の前記最適化経路を確立する前に、前記モバイル・ノード及び前記応答ノードが同一のプロキシ・モバイルIPドメインに属することを確立することと、経路最適化要求を前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから前記第2のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記応答ノードに送信することと、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて前記要求の肯定確認応答が受信されたときに、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて前記第2のプロキシ・モバイル・エージェントのソース・アドレスを含むバインディング・キャッシュ・エントリを作成することと、を含むことができる。
前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する一代替方法は、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに知らせる信号を前記ホーム・エージェントから受信することを含む。前記ホーム・エージェントからの当該信号の送信は、前記ホーム・エージェントにおける前記モバイル・ノードの前記バインディング・キャッシュ・エントリの変更がトリガとなることができる。バイキャスト方法を利用する本方法の一利点は、ネットワーク上のトラフィックが減少することである。
前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する別の手法は、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから到達可能でないことを示すリンク・レイヤ・プロトコルからの指示(indication)が前記プロキシ・モバイル・エージェントにおいて受信されたときである。この場合も、バイキャストを利用する方法と比較してネットワーク上のトラフィック量が減少する。
前記方法は、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する前に、前記モバイル・ノード宛てのパケットを前記モバイル・ノードと、ホーム・エージェントと、少なくとも1つの隣接プロキシ・モバイル・エージェントとに転送することを更に含むことができる。これにより、各パケットは、前記モバイル・ノードが後に付属される可能性が高いプロキシ・モバイル・エージェントに確実に送信されるようになる。
前記モバイル・ノードは、モビリティ・アウェア・アクセス・ネットワーク(mobility‐aware access network)を介して前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに接続されることが好ましい。これにより、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントは、前記モバイル・ノードが後に第2のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されたときに、その事実を認識することが可能となる。
前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことが判定されたときは、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから前記ホーム・エージェントへのパケットの転送をキャンセルすることが好ましい。
前記経路最適化をキャンセルする前記要求は、前記応答ノードにおいて前記モバイル・ノードのバインディング・キャッシュ・エントリを削除する要求とすることができる。前記バインディング・キャッシュ・エントリが削除されると、前記応答ノードは、それ自体のデフォルトの挙動に復帰し、前記モバイル・ノードのホーム・エージェントにすべてのパケットを送信する。
本発明の第2の態様によれば、プロキシ・モバイル・エージェントであって、モバイル・ノードが前記プロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する手段と、前記判定の結果、経路最適化をキャンセルする要求を応答ノードに送信する送信機と、を備えるプロキシ・モバイル・エージェントが提供される。
前記プロキシ・モバイル・エージェントは、前記応答ノードから送信されるパケットを受信する受信機、前記パケットを前記モバイル・ノード及び前記モバイル・ノードのホーム・エージェントに送信する送信機、及び、前記送信された前記パケットが前記ホーム・エージェントから返された場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されていることを判定し、送信された前記パケットが前記ホーム・エージェントから返されない場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを判定する手段、を更に備えることができる。
前記パケットを前記モバイル・ノードと前記ホーム・エージェントの両方に「バイキャスト」することにより、本発明は、前記モバイル・ノードを宛先とするすべてのパケットを前記プロキシ・モバイル・エージェントに返す前記ホーム・エージェントの挙動を活用する。本実施形態を使用すれば、前記モバイル・ノードが前記プロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを前記プロキシ・モバイル・エージェントに認識させるために、前記ホーム・エージェントの修正は必要とされない。
前記プロキシ・モバイル・エージェントは、前記モバイル・ノード及び前記応答ノードが同一のプロキシ・モバイルIPドメインに属することを判定する手段、経路最適化要求を前記プロキシ・モバイル・エージェントから別のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記応答ノードに送信する送信機、前記要求肯定確認応答を受信する受信機、及び、前記別のプロキシ・モバイル・エージェントのソース・アドレスを含むバインディング・キャッシュ・エントリを作成する手段、を備えることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、プロキシ・モバイルIP通信ネットワークで使用されるホーム・エージェントであって、モバイル・ノードが第1のプロキシ・モバイル・エージェントから第2のプロキシ・モバイル・エージェントへのハンドオーバを実行したことを判定する手段、及び、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに対して、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったこと信号を送信する送信機、を備えるホーム・エージェントが提供される。
図1は、プロキシ・モバイル・エージェントを使用した経路最適化の概略を示す。 モバイル・ノードが古いプロキシ・モバイル・エージェントから新しいプロキシ・モバイル・エージェントにハンドオーバした後のルーティングの概略を示す。 プロキシ・モバイル・エージェントにおけるハンドオーバ検出用シグナリングの概略を示す。 プロキシ・モバイル・エージェントからモバイル・ノード及びホーム・エージェントにダウンリンク・パケットをバイキャストする様子の概略を示す。 ホーム・エージェントからプロキシ・モバイル・エージェントに返されたパケットを破棄する様子の概略を示す。 古いプロキシ・モバイル・エージェントから新しいプロキシ・モバイル・エージェントへのハンドオーバの概略を示す。 モバイル・ノードが新しいプロキシ・モバイル・エージェントにハンドオーバした後に行われる、古いプロキシ・モバイル・エージェントによる経路最適化のキャンセルの概略を示す。 同一のプロキシ・モバイル・エージェントに付属された2つのモバイル・ノード間の経路最適化の概略を示す。 図8のモバイル・ノードの一方が古いプロキシ・モバイル・エージェントから新しいプロキシ・モバイル・エージェントに移動する際のシグナリングの概略を示す。 図9に示されるハンドオーバが成功した後のシグナリングの概略を示す。 同一のプロキシMIPドメインに属する2つのモバイル・ノード間のシグナリングの概略を示す。 両方のモバイル・ノードが同一のプロキシMIPドメインに属する場合の経路最適化要求の概略を示す。 両方のモバイル・ノードが同一のプロキシMIPドメインに属する場合の別の経路最適化要求の概略を示す。 図12及び図13に示されるモバイル・ノードの一方が第3のプロキシ・モバイル・エージェントにハンドオーバした後のシグナリングの概略を示す。 一代替実施形態に係るハンドオーバ前の経路最適化シグナリングの概略を示す。 図15に示される実施形態に係るハンドオーバ後の経路最適化シグナリングの概略を示す。 プロキシ・モバイル・エージェントからモバイル・ノードに到達可能であるときのトラフィック・フローの概略を示す。 プロキシ・モバイル・エージェントから図17のモバイル・ノードに到達可能でないことが判定された後のトラフィック・フローの概略を示す。 モビリティ・アウェア・アクセス・ネットワーク内のモバイル・ノードの移動の概略を示す。 図19のモバイル・ノードが新しいプロキシ・モバイル・エージェントにハンドオーバした後に行われるシグナリングの概略を示す。
[詳細な説明]
図3に示すように、プロキシ・モバイル・エージェントPMA1は、MNとCNの間の経路最適化に関与する。経路最適化が実行されると、ダウンリンク・パケットは、応答ノード(CN)からホーム・エージェント(HA)ではなくPMA1を介してモバイル・ノード(MN)に送信されることになる。次に、PMA1で受信されたダウンリンク・パケットは、MNとHAの両方に送信される(これをバイキャストと呼ぶ)。図3に示すように、PMA1からHAに送信されたダウンリンク・パケットは、PMA1に返される。というのも、これらのパケットは、MNにアドレス指定されており、HAは、これらのパケットがMNの付属先となるPMA(本例ではPMA1)を通過するものと認識しているからである。ハンドオーバ後、MNが移動してPMA2に付属されたときに、HAはMNがPMA2を介して接続されるものと認識しているので、HAに送信されたダウンリンク・パケットは、PMA2に転送される。
PMA1は、ダウンリンク・パケットがHAから返されないことを検出し、したがってMNがPMA1に付属されなくなったことを認識する。これは、MNが現時点で別のPMAに付属されていることを示している。このような検出は、それまで実行されていたCNとの間の経路最適化のキャンセル等のハンドオーバ関連手続きをPMA1が実行するトリガとなる。CNからPMA1を介したMNへの単方向トラフィックが送信される場合はアップリンク・パケットが検出されないので、PMA1は、アップリンクにおけるMNからのパケットの不足を検出してMNがPMA1に付属されなくなったことを検出することはない。更に、CNとMNの間の通信が双方向である場合にも、CNからMNへのパケット送信中に行われるMNのPMA2へのハンドオーバは、PMA1によってMNからの後続のアップリンク・パケットが予期されるまで検出されない。
バイキャストの別の利点は、PMA1に送信されたダウンリンク・パケットがHAに送信され、MNがPMA2に付属されることにより当該MNのバインディング・キャッシュ・エントリがHAによって変更された後、PMA2に直ちに転送される故に、PMA1からPMA2へのハンドオーバ中のパケット損失リスクが低下することである。
次に図4を参照すると、バイキャスト手順がより詳細に示されている。PMA1は、ダウンリンク・パケットがCNからPMA1に送信されるように経路最適化を実行する。ダウンリンク・パケットのヘッダは、CNのソース・アドレスと、MNの宛先アドレスとを含む。これらのパケットがPMA1において受信されると、ステップ1に示すようにMN及びHAにバイキャストされる。ステップ2に示すように、HAは、各パケットのヘッダ内の宛先がMNであるので、それらのパケットをPMA1に返す。図5に示すように、各パケットは、PMA1に返されたときに破棄される。パケットが破棄される理由は、それらが既にPMA1からMNに送信済みであるためである。
図6に示すように、MNは、新しいアクセス・ネットワークに移動するときにPMA1からPMA2へのハンドオーバを実行する。このハンドオーバの結果、HAは、MNの気付アドレス(CoA)をPMA1からPMA2に変更する。CNからPMA1に送信されたダウンリンク・パケットは、MN(もはやPMA1に付属されておらず、したがってPMA1からのダウンリンク・パケットが受信されないMN)及びHAにバイキャストされる。PMA2がMNの新しいCoAを有するので、HAは、MNにアドレス指定されたパケットをPMA2に送信する。それらのパケットはその後PMA2からMNに送信される。
PMA1からHAに送信されたパケットは、HAからPMA1には返されず、したがってPMA1は、MNがPMA1に付属されなくなったことを認識する。このことは、図7に示されるようにPMA1が経路最適化のキャンセルを開始するトリガとなる。
図7には、PMA1からPMA2へのMNのハンドオーバ後にPMA1によって実行される経路最適化キャンセル手順が概略的に示されている。ハンドオーバ後、HAは、MN宛てのバイキャスト・パケットをPMA2に転送し始める。PMA1は、MN宛てのバイキャスト・パケットがHAから返されないことから、当該MNがPMA1に付属されなくなったことを理解する。図7のステップ2に示すように、PMA1は、MNの経路最適化をキャンセルする要求をCNに送信する。CNは、ダウンリンク・パケットをPMA1に直接送信するバインディング・キャッシュを削除し、HAへのダウンリンク・パケットの転送を再開する。
図8は、同一のPMAに付属された2つのモバイル・ノードが互いに通信する経路最適化の特別な例を示す。2つのモバイル・ノードMN1及びMN2は共に、PMA1に付属されている。HA1はMN1のホーム・エージェントであり、HA2はMN2のホーム・エージェントである。PMA1は、MN1及びMN2がHA1又はHA2を経由せずに互いに直接通信することができるように経路最適化を実行する。
PMA1は、MN1から受信されたパケット(ソース=MN1、宛先=MN2)をMN2とHA2の両方にバイキャストするとともに、上述のとおり同一のパケットが既にMN2に送信されているため、HA2から返されたパケットを破棄する。同様に、PMA1は、MN2から受信されたパケット(ソース=MN2、宛先=MN1)をMN1とHA1の両方にバイキャストする。前述の場合と同様に、HA1から返されたパケットは、同一のパケットが既にMN1に送信されているため、PMA1によって破棄される。
MN2は、別のアクセス・ネットワークに移動するとPMA2に付属され、PMA1には付属されなくなる。このシナリオを図9に示す。ハンドオーバ後、MN2からMN1に送信されたパケットは、まずHA2に送信され、次いでHA1に、その後PMA1に送信される。PMA1は、それらのパケットをMN1に転送する。MN1からMN2に送信されたパケットは、PMA1を介してHA2に送信される。しかしながら、MN2はこの時点でPMA2に付属されているので、PMA1からHA2送信されたパケットは、PMA1には返されず、PMA2に送信される。それ故、PMA1は、MN2がPMA1に付属されなくなったことを認識し、したがって、図10に示されるように、非最適化経路(non‐optimaized route)を介してパケットを送信する。非最適化経路では、MN1からMN2に送信されるパケットがPMA1、HA1、HA2、及びPMA2を経由してMN2に転送され、MN2からMN1に送信されるパケットがPMA2、HA2、HA1、及びPMA1を経由してMN1に転送される。
2つのモバイル・ノードが同一のプロキシMIPドメインに属する状態は、ドメイン・ローカル通信として知られており、このような状態を図11に示す。MN1がMN2と通信するとき、PMA1は、両方のモバイル・ノードが同一のプロキシMIPドメインに属することからMN1及びMN2が同一のプロキシMIPドメインに属することを認識し、また、PMA1は、各モバイル・ノードに割り当てられるアドレス範囲も認識する。
このような認識がトリガとなって、図12に示されるように、PMA1は経路最適化要求を送信する。
この経路最適化要求は、PMA2によって傍受され理解されることを保証するために、通常のモバイルIPv6バインディング更新とは異なるフォーマットとされる。このフォーマットは、プロキシ・バインディング更新(Proxy Binding Update)又は任意の適切な等価物とすることができる。経路最適化要求は、MN2を宛先とする。経路最適化要求は特別なフォーマットで送信されるので、PMA2によって傍受される。経路最適化要求が通常のMIPv6バインディング更新である場合は、PMA2からMN2に転送される。
PMA2は、経路最適化要求に肯定確認応答をもって応答する。PMA1は肯定確認応答を受信すると、PMA1は、MN2をバインディング更新リストに追加する。MN2のエントリは、バインディング更新リスト内の通常のエントリとは異なり、PMA1からバインディング・キャッシュ削除要求が送信されるターゲットがPMA2であることから、PMA2のソース・アドレスを含む。したがって、このバインディング・キャッシュは、MN2上ではなくPMA2上で作成される。
上述の場合と同様に、PMA2は、図13に示されるように経路最適化要求をMN1に送信する。
その後、MN2は、PMA2から新しいプロキシ・モバイル・エージェントであるPMA3にハンドオーバすることができる。このハンドオーバ後の状況を図14に示す。上述のとおり、PMA2は、MN2宛てのパケットが、HA2にバイキャストされた後PMA3に転送される故に、HA2から返されないことを理解するので、MN2がPMA2からのハンドオーバを実行したことを認識する。したがって、PMA2は、バインディング・キャッシュからMN2のエントリを削除する要求をPMA1に送信する。PMA1は、バインディング・キャッシュから当該エントリを削除するとともに、バインディング更新リストからMN2をクリアする。PMA1は、バインディング・キャッシュが削除されているのでMN2宛てのパケットをHA1に転送する。これらのパケットは、MN2に転送され前に、HA2に送信され、次いでPMA3に送信される。
本実施形態は、他のノード(MN、HA、CN、及び他のPMA)のサポートを必要とせず、レイヤ2の機能を必要としない。ホーム・エージェント、モバイル・ノード、又は現行のプロキシMIPv6仕様を修正する必要はない。本発明は、PMA間のハンドオーバ中の低パケット損失を実現する。いくつかの実施形態では、以前のプロキシ・モバイル・エージェントに対するシグナリングが必要とされない。モバイル・ノードは、ハンドオーバの完了直後に、以前のプロキシ・モバイル・エージェントからパケットを受信し始める。
モバイル・ノードが別のプロキシ・モバイル・エージェントに移動したことをプロキシ・モバイル・エージェントが認識できるようになる代替的なバイキャスト手法が存在する。例えば、PMIPv6のHAは、MNが現在のPMAに移動する前に付属されていた以前のPMAのIDを認識している。HAは、以前のPMAに対してMNが現在新しいPMAに付属されていることを知らせる信号を送信することができる。これによりバイキャストが必要とされなくなるため、トラフィック量が減少する。
図15は、PMA1からPMA2へのハンドオーバ前の経路最適化を示す。PMA1は、経路最適化要求をHAに送信し、HAは、CNに対してMN宛てのパケットをPMA1に転送するよう要求する。この要求は、モバイルIPv6バインディング更新の形をとることも、他の任意の適切なプロトコルを使用することもできる。
MNがPMA1からPMA2にハンドオーバした後、HAは、MNが現在PMA2に付属されていることをPMA1に知らせる。この情報に応答して、PMA1は、経路最適化をキャンセルする要求をCNに送信する。CNは、MNのバインディング・キャッシュ・エントリを削除し、この削除の結果、図16に示されるように、MN宛てのすべてのパケットをHAに送信する。
上述のバイキャストは、(例えばリンク・レイヤ・プロトコルからの指示により)モバイル・ノードがPMAの範囲を離れた後到達不能となったことがPMAによってディタクトされ得る場合は、必要とされない可能性もある。図17は、MNが到達可能であるときのユーザ・トラフィック・フローを示す。本例ではバイキャストが必要とされないため、PMA1は、MN宛てのパケットをHAに転送しない。CNから送信されたMN宛てのパケットは、PMA1に送信され、MNに直接転送される。
MNは、新しいプロキシ・モバイル・エージェントであるPMA2に付属されたときは、PMA1から到達不能となる。PMA1は、MNが到達不能であることを検出し、したがってMNへのダウンリンク・パケットの直接送信を停止する。その代わりに、PMA1は、ダウンリンク・パケットをHAに送信し、各ダウンリンク・パケットはPMA2に転送され、その後MNに転送される。PMA1は、CNに対して経路最適化をキャンセルする要求も送信する。図18に示されるように、CNは、MNのバインディング・キャッシュ・エントリを削除し、MN宛てのパケットをHAに送信する。
図19に示されるように、モビリティ・アウェア・アクセス・ネットワークにおいて、このアクセスネットワークは、モバイル・ノードの付属先となるPMAの動向を追跡することができる。ハンドオーバ中のパケット損失も低減され得る。PMA1は、ダウンリンク・パケットをMN及びHAだけでなく他の隣接PMAにも送信する。図19では、PMA1は、MN宛てのダウンリンク・パケットをMN、HA、PMA2、及びPMA3に送信する。PMA間にはトンネルがセット・アップされることが想定される。PMA2及びPMA3は、MNがどちらのプロキシ・モバイル・エージェントにも付属されていないので、MN宛てのダウンリンク・パケットを破棄する。
図20には、MNがPMA2に移動し、PMA2に付属される場合が示されている。PMA1は、アクセス・ネットワークがモビリティを認識するため、MNがPMA2に移動したことを検出する。その後、PMA1は、ダウンリンク・パケットをPMA2にのみ送信し、HA及びPMA3へのダウンリンク・パケットの送信は停止する。PMA1は、CNに対して経路最適化をキャンセルする要求も送信する。経路最適化をキャンセルする要求が受信されると、CNは、MNのバインディング・キャッシュ・エントリを削除し、MN宛てのパケットをHAに送信し、HAは、それらのパケットをPMA2を介してMNに転送する。
PMA2は、MNがPMA2に移動してきたことも検出し、したがってMNへのダウンリンク・パケットの送信を開始する。(CNからの)ダウンリンク・パケットはPMA1から転送されるので、PMA2は、それらのダウンリンク・パケットがPMA1から最適化経路を介して送信されたことを認識する。これがトリガとなって、PMA2は、CNに対して経路最適化要求を行う。
バイキャストを利用する実施形態だけでなく、上述のようなバイキャストに依存しない実施形態を使用することが可能である。例えば、バイキャストを利用する実施形態は、モバイル・ノードの移動が何らかの理由で検出されない場合のフォール・バック・ソリューションとして使用することができる。バイキャストを利用する実施形態と比較すると、PMAとHAの間で送信されるトラフィックが減少し、ハンドオーバ中のパケット損失が低減され得る。
上述の各実施形態には、本発明の範囲から逸脱しない限り様々な修正を施すことができることが当業者には理解されるだろう。

Claims (7)

  1. プロキシ・モバイルIP通信ネットワーク内の通信トラフィックをルーティングする方法であって、モバイル・ノードは、第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属され、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記モバイル・ノードと応答ノードとの間の最適化経路が確立され、前記モバイル・ノードは後に前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから分離され、第2のプロキシ・モバイル・エージェントに付属される、当該方法は、
    前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて、前記応答ノードから送信されたパケットを受信することと、
    前記パケットを前記モバイル・ノード及び前記モバイル・ノードのホーム・エージェントに転送することと、
    前記パケットが前記ホーム・エージェントから前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに返された場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されていることを判定し、前記パケットが前記ホーム・エージェントから前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに返されない場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを判定することと、
    前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことが判定された結果、前記経路最適化をキャンセルする要求を前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから前記応答ノードに送信することと、
    を含む。
  2. 前記モバイル・ノードと前記応答ノードとの間の前記最適化経路を確立する前に、
    前記モバイル・ノード及び前記応答ノードが同一のプロキシ・モバイルIPドメインに属することを確立することと、
    経路最適化要求を前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントから前記第2のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記応答ノードに送信することと、
    前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて前記要求の肯定確認応答を受信すると、前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントにおいて前記第2のプロキシ・モバイル・エージェントのソース・アドレスを含むバインディング・キャッシュ・エントリを作成することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントが、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなった時点を判定する前に、前記モバイル・ノード宛てのパケットを、前記モバイル・ノード、ホーム・エージェント、及び、少なくとも1つの隣接プロキシ・モバイル・エージェントに転送することを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことが判定された結果、前記ホーム・エージェントへのパケットの転送をキャンセルすることを更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記経路最適化をキャンセルする前記要求は、前記応答ノードにおいて前記モバイル・ノードのバインディング・キャッシュ・エントリを削除する要求である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  6. 応答ノードから送信されるパケットを受信する受信機能と、
    前記パケットをモバイル・ノード及び前記モバイル・ノードのホーム・エージェントに送信する第1の送信機能と、
    前記送信されたパケットが前記ホーム・エージェントから返された場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されていることを判定し、前記送信されたパケットが前記ホーム・エージェントから返されない場合には、前記モバイル・ノードが前記第1のプロキシ・モバイル・エージェントに付属されなくなったことを判定する手段と、
    前記判定の結果、経路最適化をキャンセルする要求を応答ノードに送信する第2の送信機能と、
    を備えるプロキシ・モバイル・エージェント。
  7. 前記モバイル・ノード及び前記応答ノードが同一のプロキシ・モバイルIPドメインに属することを判定する手段、
    経路最適化要求を前記プロキシ・モバイル・エージェントから別のプロキシ・モバイル・エージェントを介して前記応答ノードに送信する第3の送信機能
    前記要求の肯定確認応答を受信する第2の受信機能、及び、
    前記別のプロキシ・モバイル・エージェントのソース・アドレスを含むバインディング・キャッシュ・エントリを作成する手段、
    を備える請求項に記載のプロキシ・モバイル・エージェント。
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