JP2008312096A - 音響再生装置及びテレビ受像機 - Google Patents

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寿子 村田
Jitsuki Haishi
実希 羽石
Shota Morikawa
将太 森川
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Abstract

【課題】スピーカを通常位置より聴取者の近くに置いても本来の音質及び音場感を表現する。
【解決手段】スピーカ位置検出手段はスピーカシステムの位置が通常モードかNFLモードかを検出する(S4)。通常モードの場合(S4→Yes)は音場生成を行うことなく、ステレオ2チャネルのときには再生を行う音響信号をそのままスピーカシステムに出力し、マルチチャネルのときには再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスしてスピーカシステムに出力する(S8、S9)。NFLモードの場合(S4→No)は音場パタン選択手段にてチャンネル数から音場パタンを選択し(S5)、次いで空間音場生成手段にてNFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるような空間音場が生成され(S6)、次いでクロストークキャンセル手段にてRスピーカ→L耳、Lスピーカ→R耳のクロストークがキャンセルされる(S7)。
【選択図】図6

Description

本発明は、ステレオ再生を行うための左右のスピーカシステムを有する音響再生装置及びテレビ受像機に関する。
テレビ受像機は、ディスプレイの技術の発展によって大画面化が進んでいる。画面を最大限大きくして、画面を支えるフレームを極力小さくするフレームレスデザインが流行である。そのためスピーカは、従来よりも薄く小型になってきた。しかし視聴距離は、画面の大きさに比例するので、従来に比べ確実に遠くなっている。ユーザがテレビ音声を明瞭度良く聞くためには、従来よりも大きい音量で再生するか、ヘッドフォンで聞くか、あるいは別売のアクティブスピーカを手元に置き、テレビ音声のライン出力を増幅させるしかない。高齢者とともに暮らす家庭では、聴力の落ちた高齢者に合わせてテレビを見ていると大変うるさいので、高齢者用に小型のスピーカを用意しているとの話をよく耳にする。
またフレームレスデザインのテレビは、スピーカを画面の下側に設置する方法が取られている。これは、画面の両側に設置すると画面の大きさを強調できないからである。このためステレオスピーカの間隔が狭くなり、いわゆるステレオ感がなくなってしまう。この解決法としては、すでに下記の特許文献1で知られるような音像定位技術がある。
一方、音楽雑誌では最近の消費者事情を反映して“小音量再生”なる特集を組んでいる。例えば下記の非特許文献1では、“近所の方が気になって、ボリュームを上げられない“人のために「ニアフィールドリスニング」を紹介している。これは通常考えられているよりもスピーカに接近して音楽を聴くもので、室の反射音含め、周囲から入ってくる騒音が混ざらないようにすることで目的とする音楽信号音のみを聴くという方法である。この方法によれば“音楽のエキスを損なうことなく音量のレベルは低く保てる”とある。
特表2000−506691号公報 stereo「特集・無敵の小音量再生」音楽の友社、2005年2月号
しかしながら、上記の「ニアフィールドリスニング」を用い、別のスピーカを手元に置いてテレビ音声を聞く場合、あくまで補助としての役目であるので、テレビ放送の本来の音質及び音場感(ステレオ感やマルチチャンネル放送のサラウンド感)が伝わらない課題があった。「ニアフィールドリスニング」は、音楽を忠実に聴く場合には適しているが、音像が目の前にあるスピーカの位置に来るため、通常音楽を聴く場合と比べると不自然な音場であった。具体的には、通常の1〜2mほど離した通常位置での聴取は、部屋の反射音を伴っているため、空間的な拡がりを感じているが、スピーカを聴取者の近くに置いても、音像は遠く(通常位置)にあるような音場感を出す必要があった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、スピーカを通常位置より聴取者の近くに置いても本来の音質及び音場感を表現することができる音響再生装置を提供することを目的とする。
また本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、ヘッドフォンや別売のスピーカを用意せずに、テレビ受像機のスピーカで、今までどおりの音量又はそれよりも小音量で、音場感、サラウンド感を伴った音声を再生することができるテレビ受像機を提供することを目的とする。
本発明の音響再生装置は、上記目的を達成するために、ステレオ再生を行うための左右のスピーカシステムを有する音響再生装置において、
再生を行う音響信号のチャネル数を検出するチャネル数検出手段と、
前記左右のスピーカシステムが通常のステレオ再生位置である第1の位置に配置されているか、又は前記第1の位置より視聴者に近接した位置である第2の位置に配置されているかを検出するスピーカ位置検出手段と、
前記スピーカ位置検出手段により第2の位置に配置されていると検出された場合、前記第2の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力する手段とを備えた。
本発明のテレビ受像機は、上記目的を達成するために、
テレビ受像機本体に装着されてステレオ再生を行うための第1の位置と、前記テレビ受像機本体から取り外して前記第1の位置より視聴者に近接した位置である第2の位置に配置可能な左右のスピーカシステムと、
再生を行う音響信号のチャネル数を検出するチャネル数検出手段と、
前記左右のスピーカシステムが前記第1の位置に配置されているか、又は前記第2の位置に配置されているかを検出するスピーカ位置検出手段と、
前記スピーカ位置検出手段により第2の位置に配置されていると検出された場合、前記第2の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力する手段とを、
備えた。
本発明の音響再生装置によれば、スピーカを通常位置より聴取者の近くに置いてもチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるので、本来の音質及び音場感を表現することができる。
また、本発明のテレビ受像機によれば、ヘッドフォンや別売のスピーカを用意せずに、テレビ受像機のスピーカで、今までどおりの音量又はそれよりも小音量で、音場感、サラウンド感を伴った音声を再生することができる。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る音響再生装置の第1の実施の形態としてテレビ受像機を示す外観図、図2は図1のテレビ受像機の音響再生部を示すブロック図である。本発明の効果を最大限発揮できるための最良の形態は、本テレビ受像機が視聴距離が今までよりはるかに遠くなる大画面ディスプレイを持つテレビ受像機であり、特にステレオ放送、マルチチャンネル放送、DVDプレーヤ再生によるサラウンド音場を楽しむ場合に好適である。
図1において、図1(a)はスピーカ1L、1Rがテレビ本体100に装着された通常状態を示し、図1(b)はスピーカ1L、1Rがテレビ本体100から取り外され、ユーザ101の近くに設置されて視聴する状態(ニアフィールドリスニング、以下、NFL)を示す。図1のテレビ受像機は、図2に示すように、図1の2個のスピーカ1L、1Rを備えたスピーカシステム1と、ディスプレイ2と、TVチューナ3と、映像・音声復号手段4と、スピーカ位置検出手段5と、チャンネル数検出手段6と、音場パタン選択手段7と、空間音場生成手段8と、クロストークキャンセル手段9とアンプ10で構成されている。
スピーカ位置検出手段5は、スピーカシステム1が図1(a)に示す通常位置か、又は図1(b)に示すNFL位置かを検出し、例えばユーザ101が不図示のリモートコントローラ(リモコン)により通常モード/NFLモードを選択したり、又はテレビ本体100側にスピーカシステム1が接触/離間するリミット・スイッチを設けることにより実現することができる。チャンネル数検出手段6は、再生を行う音声信号のチャンネル数を検出し、音場パタン選択手段7はチャンネル数検出手段6により検出されたチャンネル数に応じた音場パタンを選択する。空間音場生成手段8は、図1(a)に示す通常位置から再生する場合に、ステレオ2チャネルのときには再生を行う音響信号をそのままスピーカシステム1に出力して、マルチチャネルのときには再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスしてスピーカシステム1に出力し、また、図1(b)に示すNFL位置から再生した場合に、音場パタン選択手段7により選択された音場パタンに応じて、各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるような空間音場を生成する。また、クロストークキャンセル手段9は、図1(b)に示すNFL位置の場合に、Lスピーカから右耳まで、及びRスピーカから左耳までのいわゆるクロストークパスをキャンセルする。
図3は、NFL音場パタン選択手段7のチャンネルと音場パタン番号の対応表であり、チャンネル検出手段6により検出された、テレビ放送番組の音声チャンネル数=1ch、2ch、5.1chに応じて、適切な音場パタン(番号1=モノラル音場、番号2=ステレオ音場、番号5=マルチチャンネル音場)が選択される。ここで1チャンネルとは、1チャンネルモノラル信号の他、モノラル二重音声放送の2チャンネル、モノラル2ヶ国語放送の2チャンネルを含む。
図4は一部がDSP(デジタルシグナルプロセッサ)により実現される空間音場生成手段8の回路図の一例であって、再生を行うLch、Rchの入力信号に対して直接音+初期反射音+残響音のステレオ音場を再現するための処理回路である。畳み込み器(DLspLe)81La、(DLspRe)83Lbは、Lchの入力信号に対して、あるコンサートホールに設置されたLのスピーカからホール中心に座るユーザの耳元までの「直接音」の伝達特性を係数とした畳み込み器である。畳み込み器(DRspLe)81Ra、(DRspLe)83Rbは、Rchの入力信号に対して、同じくコンサートホールのRのスピーカからホール中心に座るユーザの耳元までの「直接音」の伝達特性を係数とした畳み込み器である。添え字LaはLスピーカから左耳、LbはLスピーカから右耳、RaはRスピーカから左耳、RbはRスピーカから右耳の伝達特性を示す。
畳み込み器(ELspLe)82La、(ELspRe)84Lbは、Lchの入力信号に対して、同じくコンサートホールのLのスピーカからユーザの耳元までの「初期反射音」の伝達特性を係数とした畳み込み器であり、畳み込み器(ERspLe)82Ra、(ERspRe)84Rbは、Rchの入力信号に対して、同じくコンサートホールのRのスピーカからユーザの耳元までの「初期反射音」の伝達特性を係数とした畳み込み器である。添え字は81,83と同じである。
Lch側の加算器85Laは、畳み込み器(DLspLe)81La、(ELspLe)82Laがそれぞれ出力する「直接音」と「初期反射音」を加算し、加算器85Lbは、畳み込み器(DLspRe)83Lb、(ERspRe)84Rbがそれぞれ出力する「直接音」と「初期反射音」を加算する。Rch側の加算器85Raは、畳み込み器(DRspLe)81Ra、(ERspLe)82Raがそれぞれ出力する「直接音」と「初期反射音」を加算し、加算器85Rbは、畳み込み器(DRspLe)83Rb、(ERspRe)84Rbがそれぞれ出力する「直接音」と「初期反射音」を加算する。加算器86Lは、加算器85La、85Raの各出力を加算し、加算器86Rは、加算器85Lb、85Rbの各出力を加算する。リバーブ器(Reverb)87L、87Rは、それぞれ加算器86L、86Rの各出力からコンサートホールのLch、Rchの「残響音」を生成して付加し、Lch、Rchの各出力Lout、Routを得る。
図5は、一部がDSP(デジタルシグナルプロセッサ)により実現されるクロストークキャンセル手段9の回路図の一例である。畳み込み器(Hs_inv)91a、91bは、それぞれLスピーカから左耳まで、Rスピーカから右耳までの、いわゆる直接パスのそれぞれ逆補正を行う畳み込み器である。畳み込み器(Fb)93a、93bは、直接パスとの比を係数とする畳み込み器であり、加算器92a、92bはそれぞれ、畳み込み器91a、91bの出力から畳み込み器(Fb)93a、93bの出力を減算することにより、クロストーク信号をキャンセルする加算器である。スピーカとユーザとが正面に相対していれば左右対称として、畳み込み器91aと91b、畳み込み器93aと93bは同じ係数を使用できる。
つぎに、図6のフローチャートを用いて一連の動作について説明する。本テレビ受像機のTVチューナ3で放送信号を受信すると(ステップS1)、放送信号は映像・音声復号手段4で復号され(ステップS2)、映像信号は図示しない映像処理手段を介してディスプレイ2に表示される。音声信号はチャンネル数検出手段6に印加されて、何チャンネル放送であるか検出される(ステップS3)。このとき、モノラル音声2チャンネルと二ヶ国語放送は、モノラル1チャンネルと同様に、1チャンネルとして検出されるようになっている。
つぎに、スピーカ位置検出手段5は、スピーカシステム1が図1(a)に示すようにテレビ本体100に装着された通常モードか(又は図1(b)に示すNFLモードか)を検出する(ステップS4)。通常モードの場合は(ステップS4→Yes)、音場生成を行うことなく、ステレオ2チャネルのときには、再生を行う音響信号をそのままスピーカシステム1に出力して、マルチチャネルのときには、再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスしてスピーカシステム1に出力する(ステップS8、S9)。他方、図1(b)に示すNFLモードを検出した場合は(ステップS4→No)、音場パタン選択手段7にて検出チャンネル数から音場パタンを選択し(ステップS5)、次いで空間音場生成手段8にて、NFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるような空間音場が生成され、(ステップS6)、次いでクロストークキャンセル手段9にてRスピーカ→L耳、Lスピーカ→R耳のクロストークがキャンセルされる(ステップS7)。そしてアンプにて増幅し(ステップS8)、スピーカにて再生する(ステップS9)。
2チャンネルの場合、図3より音場パタン2のステレオ音場が選択され(ステップS5)、空間音場生成手段8ではステレオ音場のためのNFL用の空間音場生成がなされる(ステップS6)。図4を用いてステレオ音場のNFL用の空間音場生成方法について説明する。ここではコンサートホールのステレオ音場を例に挙げると、空間音場生成手段8は、耳元で聞いてもコンサートホールでステレオ音声を聴取したような信号を生成する。したがって、Lch信号について、Lスピーカから両耳に到達する「直接音」と「初期反射音」の伝達特性をLch信号にそれぞれ畳み込む。同じようにRch信号についてもRスピーカから両耳に到達する「直接音」と「初期反射音」の伝達特性を畳み込む。そして左耳に受音する信号をすべて加算、右耳に受音する信号をすべて加算すれば、「直接音」と「初期反射音」の両耳での応答が求まる。「残響音」はリバーブ器87L、87Rにて生成する。この理由は、「残響音」まで畳み込み器で生成すると膨大な処理量となり、DSPが数個必要となってしまうからである。また「残響音」の変化は「直接音」、「初期反射音」に比べて知覚しにくいからである。これらがリバーブ器87L、87Rを用いる理由である。
空間音場生成手段8にて両耳での受音信号を生成すると、クロストークキャンセル手段9にて、生成された信号が耳元で再生されるためのクロストークキャンセル処理が行われる(S7)。図5に示すクロストークキャンセル手段9の回路はフィードバック型と呼ばれるものであるが、フィードフォワード型でもよい。また、スピーカとユーザとの聴取関係をキャンセルするための方法であれば、これ以外の方法でもよい。実際には、聴取パタンとして、ソファーテーブルにスピーカを置き、ユーザはソファに座るパタン、床にスピーカを置き、ユーザはソファに座るパタン、ダイニングテーブルにスピーカを置き、ユーザは椅子に座るパタンなどの位置関係から決まる伝達関数をいくつか持っておき、図示しない入力手段でユーザにもっとも近い聴取パタンを選ばせるとよい。この方法によれば、通常のスピーカシステムに比べ、スピーカがユーザの近くにある分、ボリュームを上げずに済み、またスピーカが近くにあっても臨場感あふれる音場を楽しむことができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態として、さらに多様な音場を再現するテレビ受像機について、図7を用いて説明する。図1と同じ機能、同じ手段は、同じ符号で示してある。図7は図1と比べて、電子番組ガイド(EPG)の番組情報検出手段11と、ユーザが操作する入力手段12が新たに追加されたものである。EPGの番組情報は、放送番組の内容や属性を示すデータで、2ヶ国語放送、ステレオ放送、マルチチャンネル放送などの音声種別や、ニュース、ドラマなどの番組種別などが判別できる。
前述した図6を参照して第2の実施の形態について説明する。TVチューナ3にて放送を受信(ステップS1)するところから、スピーカ位置検出手段5でテレビ受像機から取り外されているかどうかを検出する(ステップS4)ところまでは第1の実施の形態と同じである。図1(a)に示す通常状態の場合は(ステップS4→Yes)、音場生成を行うことなく、ステレオ2チャネルのときには、再生を行う音響信号をそのままスピーカシステム1に出力して、マルチチャネルのときには、再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスしてスピーカシステム1に出力する(ステップS8、S9)。図1(b)に示すように、スピーカシステム1がテレビ受像機本体100から取り外されたことを検出した場合は(ステップS4→No)、音場パタン選択手段7にて音場パタンを選択するが(ステップS5)、音場パタンを選択するにあたっては、チャンネル数検出手段により検出されたチャンネル数と、番組情報検出手段11により検出された番組情報、ユーザの判断により、最終的には入力手段12によって決定され、音場パタンが選択される。
図8にディスプレイ2に表示される音場選択場面の一例を示し、ユーザはこの音場選択場面から所望の音場パタンを選択する。この音場選択場面の例は、放送番組が「映画劇場」、「マルチチャンネル(5.1ch)方式」であって、ユーザが選択可能な音場パタンは、音場パタン番号=0(チャンネル数=1、スピーカ通常位置)と、音場パタン番号=1(チャンネル数=1、モノラル音場)、音場パタン番号=2(チャンネル数=1、ヘッドフォン音場)、音場パターン番号=3(チャンネル数=2、ステレオ音場)、音場パタン番号=4(チャンネル数=2、ステレオ音場(コンサートホール)、音場パタン番号=5(チャンネル数=5.1、マルチチャンネル音場(映画館)である。
ここで、高齢者のいる家族が食卓を囲み、ニュース番組を視聴する際は、音声を明瞭度良く聴きたいであろう。このときは、スピーカシステム1が取り外されている状態であっても音場パタン番号=0を選択すれば、空間音場生成をオフ、クロストークキャンセルをオフとして、音像を「スピーカ通常位置」にすることにより、スピーカシステム1を近くに置いて別売のアクティブスピーカのような使い方をすることができる。また、英語学習をしているユーザが、2ヶ国語放送番組において、左からは英語、右からは日本語で明瞭度良く聴きたい場合は、まるでヘッドフォンをかけて(しかし、頭にかけるのはわずらわしい)学習しているかのように左の耳元、右の耳元で再生されると都合がよい。この場合は、音場パタン番号=2を選択すると、空間音場生成をオフ、クロストークキャンセルをオンとする。
また、2011年には地上デジタル放送に完全に切り替わり、映画などはマルチチャンネル放送が多くなってくる。大迫力で映画を見たいと思うが、「近所迷惑が心配」、「スピーカをたくさん置けない」ような場合には、スピーカシステム1を取り外して近くに設置し、マルチチャンネル音場の音場パタン番号=5を選択すればよい。この場合には、空間音場生成手段8は図4の処理において、映画館の各伝達特性に切り替えて、L、Rに加えて、Center、SL、SRについても、NFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるように音場生成処理すると、ユーザはスピーカシステム1が近くにあっても、まるで映画館で見ているような音場を楽しむことができる。
以上のように、第2の実施の形態では、放送番組の番組情報から最適な聴取方法をユーザが選択できるので、空間音場生成手段8とクロストークキャンセル手段9の組み合わせにより、自由度の高い聞き方ができる。
<第3の実施の形態>
図9は第3の実施の形態として、DVDプレーヤ及び小型スピーカ付き・ディスプレイなしの音響再生装置の小型スピーカ1a(スピーカ1L、1R)を示し、ここでは、小型スピーカ1aとは、持ち運び可能な大きさ、重さの形態ものを言う。図9(a)は小型スピーカ1aと聴取者101の関係が近距離である場合(NFLモード)、図9(b)は近距離でない場合(通常モード)を示す。また、図10において、スピーカ1L、1Rの側面に磁石102が貼ってあり、ある程度の距離に置くと互いに密着するようになっている。また、小型スピーカ1aの位置を検出するために、スピーカ1L、1Rの正面にセンサを取り付けて、どれくらいの近さに聴取者がいるのかを判断するようにしてもよい。センサには超音波センサ、レーザセンサ、ミリ波レーダセンサなどの距離センサや、赤外線センサを用いることができる。また、ユーザ101が不図示のリモートコントローラ(リモコン)により通常モード/NFLモードを選択するようにしてもよい。
図11は音響再生装置のブロック図である。この音響再生装置は、DVDプレーヤ部3aと、映像・音声複合化手段4と、復号された信号から音声チャンネル数を検出するチャンネル数検出手段6と、小型スピーカ1と聴取者101との関係が近距離聴取可能かどうかを検知する近距離検知手段5aと、チャンネル検出手段6で検出された音声チャンネル数の音声信号を仮想音源から再生するための音像定位手段8aと、スピーカ1aと聴取者101との位置関係からなる聴取関係をキャンセルするクロストークキャンセル手段9と、スピーカ1を駆動するアンプ10、一対のスピーカ1L、1Rを音響再生装置から着脱して互いに近接配置させることができる小型スピーカ1aで構成されている。音像定位手段8aは、図2に示した空間音場生成手段8と同じ構成であり、図9(a)に示すように小型スピーカ1aが近距離である場合(NFLモード)、NFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるように音像定位処理を行う。
つぎに、図12のフローチャートを用いて一連の動作について説明する。本音響再生装置のDVDプレーヤ部3aにおいてDVD等を再生すると(ステップS1)、出力されたストリームは映像・音声復号化手段4で復号され、音声信号はチャンネル数検出手段6及び音像定位手段8aへ出力される(ステップS2)。音声信号はチャンネル数検出手段3にて何チャンネルであるか検出される(ステップS3)。一方、近距離検知手段4は、例えばスピーカ1の正面のセンサにてスピーカ1と聴取者101との関係が近距離聴取であるかどうかを判断する(ステップS4)。近距離聴取であった場合は(ステップS4→Yes)、音像定位手段8aにて、NFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるように音像定位処理し(ステップS6a)、次いでクロストークキャンセル手段6にてクロストークキャンセル処理が行われる(ステップS7)。近距離聴取でなかった場合は(ステップS4→No)、音場生成を行うことなく、ステレオ2チャネルのときには、再生を行う音響信号をそのままスピーカシステム1に出力して、マルチチャネルのときには、再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスしてスピーカシステム1に出力する(ステップS8、S9)。この方法によれば、通常位置のスピーカシステムに比べ、スピーカがユーザの近くにある分、ボリュームを上げずに済み、またスピーカが近くにあっても臨場感あふれる音場を楽しむことができる。
<第4の実施の形態>
図13は本発明に係る音響再生装置の第4の実施の形態をテレビ受像機に接続したシステムを示す。図13における破線より上のTVチューナ3と、映像・音声復号手段4とディスプレイ2は、テレビ受像機(TV)側の回路であり、破線より下の小型スピーカ1aと、チャンネル数検出手段6と、近距離検知手段5aと、音像定位手段8aと、スクロストークキャンセル手段9とアンプ10は、第4の実施の形態の音響再生装置の回路である。
図14を参照して第4の実施の形態の音響再生装置について説明する。まずテレビ受像機側のTVチューナ3にて放送を受信し(ステップS11)、ストリームが映像・音声復号化手段2で復号されると、音声信号は音響再生装置側のチャンネル数検出手段3及び音像定位手段5へ出力される(ステップS12)。音声信号はチャンネル数検出手段3にて何チャンネルであるか検出される(ステップS13)。
次に、図9(a)に示すような近距離聴取である場合は(ステップS14→Yes)、全チャンネルについてNFL位置から再生した場合に各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるように音像定位処理を行う(ステップS15)。例えば全チャンネルにおける仮想音源は聴取者から2mの距離に位置するようにする。次いで、近距離にあわせたフィルタを用いてクロストークキャンセル手段9にてクロストーク信号をキャンセルする(ステップS17)。他方、図9(b)に示すように近距離聴取でなかった場合は(ステップS14→NO)、マルチチャンネルか否かを判断し(ステップS14a)、マルチチャンネルでない場合にはステップS15以下に進む。マルチチャンネルの場合に、スピーカ1から聴取者まで距離があるため、前方チャンネルについては仮想音源がその方向から聞こえるような音像定位処理をせず、後方チャンネルのみ各チャネルの方向の仮想音源がその方向から聞こえるような音像定位処理を行う(ステップS16)。次いで、通常距離に合わせたフィルタを用いてクロストークキャンセル手段9にてクロストーク信号をキャンセルする(ステップS18)。最後にアンプ10にて増幅し、小型スピーカ1aから再生される(ステップS19、S20)。以上のように第4の実施の形態でも同様に、近距離聴取か通常距離かで聴取距離に応じた音場生成ができる。
<第5の実施の形態>
図15は、第5の実施の形態として第2、第4の実施の形態を組み合わせた構成を示す。第5の実施の形態によれば、テレビ受像機側から番組情報を検出するので、第2の実施の形態と同様に、番組情報から最適な音場を提供することができる。
本発明に係る音響再生装置の第1の実施の形態としてテレビ受像機を示す外観図である。 図1のテレビ受像機の音響再生部を示すブロック図である。 音声チャネル数と音場の関係を示す説明図である。 図2の空間音場生成手段を詳しく示すブロック図である。 図2のクロストークキャンセル手段を詳しく示すブロック図である。 図1のテレビ受像機の音響再生処理を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る音響再生装置の第2の実施の形態としてテレビ受像機を示すブロック図である。 図2のテレビ受像機が表示する音場選択画面を示す説明図である。 本発明に係る音響再生装置の第3の実施の形態のスピーカシステムを示す説明図である。 図9のスピーカシステムを示す説明図である。 本発明に係る音響再生装置の第3の実施の形態を示すブロック図である。 図11の音響再生装置の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る音響再生装置の第4の実施の形態を示すブロック図である。 図13の音響再生装置の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る音響再生装置の第5の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1L、1R スピーカ
1 スピーカシステム
1a 小型スピーカ
2 ディスプレイ
3 TVチューナ
4 映像・音声復号手段
5 スピーカ位置検出手段
6 チャンネル数検出手段
7 音場パタン選択手段
8 空間音場生成手段
9 クロストークキャンセル手段
10 アンプ

Claims (7)

  1. ステレオ再生を行うための左右のスピーカシステムを有する音響再生装置において、
    再生を行う音響信号のチャネル数を検出するチャネル数検出手段と、
    前記左右のスピーカシステムが通常のステレオ再生位置である第1の位置に配置されているか、又は前記第1の位置より視聴者に近接した位置である第2の位置に配置されているかを検出するスピーカ位置検出手段と、
    前記スピーカ位置検出手段により第2の位置に配置されていると検出された場合、前記第2の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力する手段とを、
    備えた音響再生装置。
  2. 前記スピーカ位置検出手段により第1の位置に配置されていると検出された場合、前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数がステレオ2チャネルのときには前記再生を行う音響信号をそのまま前記スピーカシステムに出力し、マルチチャネルのときには前記再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスして前記スピーカシステムに出力することを特徴とする請求項1に記載の音響再生装置。
  3. 前記スピーカ位置検出手段により第1の位置に配置されていると検出された場合、前記第1の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力することを特徴とする請求項1に記載の音響再生装置。
  4. テレビ受像機本体に装着されてステレオ再生を行うための第1の位置と、前記テレビ受像機本体から取り外して前記第1の位置より視聴者に近接した位置である第2の位置に配置可能な左右のスピーカシステムと、
    再生を行う音響信号のチャネル数を検出するチャネル数検出手段と、
    前記左右のスピーカシステムが前記第1の位置に配置されているか、又は前記第2の位置に配置されているかを検出するスピーカ位置検出手段と、
    前記スピーカ位置検出手段により第2の位置に配置されていると検出された場合、前記第2の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力する手段とを、
    備えたテレビ受像機。
  5. 前記スピーカ位置検出手段により第1の位置に配置されていると検出された場合、前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数がステレオ2チャネルのときには前記再生を行う音響信号をそのまま前記スピーカシステムに出力し、マルチチャネルのときには前記再生を行う音響信号をステレオ2チャネルにダウンミックスして前記スピーカシステムに出力することを特徴とする請求項4に記載のテレビ受像機。
  6. 前記スピーカ位置検出手段により第1の位置に配置されていると検出された場合、前記第1の位置で再生したときに前記チャネル数検出手段により検出されたチャネル数に応じた各方向の仮想音源がその方向から聞こえるように、前記再生を行う音響信号を空間音場処理して前記スピーカシステムに出力することを特徴とする請求項4に記載のテレビ受像機。
  7. 請求項4から6までいずれか1つに記載のテレビ受像機において、
    テレビ放送の電子番組ガイドに基づいて前記再生を行う音響信号のチャネル数を表示するとともに、ユーザが選択可能な音場を表示する手段と、
    前記空間音場処理手段は、前記表示されたチャネル数と、前記表示された音場のうち前記ユーザにより選択された音場に応じて、前記再生を行う音響信号を空間音場処理することを特徴とするテレビ受像機。
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