JP2008310207A - 画像形成方法、フルカラートナー、キャリア、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電子写真感光体の線速(X)が、250〜800mm/secの範囲で、使用するトナーが、少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカを含む外添剤が添加されており、
クリーニング工程を電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードで行い、該クリーニングブレードのエッジに堆積する粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)を、0.001X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすようにする。
【選択図】図9
Description
少なくとも電子写真感光体表面を帯電する帯電工程、帯電した電子写真感光体表面に書き込み露光を行う露光工程、形成された静電潜像をトナーを用いて現像し電子写真感光体表面にトナー像を形成する現像工程、形成されたトナー像を中間転写体上に転写する一次転写工程、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写する二次転写工程、転写材上のトナー像を定着する定着工程、電子写真感光体表面の転写残トナーをクリーニングするクリーニング工程を有するフルカラー画像形成方法であって、
前記電子写真感光体の線速(X)が、250〜800mm/secの範囲で、
前記トナーが、少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカを含む外添剤が添加されており、
前記クリーニング工程を前記電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードで行い、該クリーニングブレードのエッジに堆積する粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)が、0.0018X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすことを特徴とする。
少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカを含む外添剤が添加されており、
前記電子写真感光体の線速(X)が250〜800mm/secの範囲で、
前記クリーニング工程を前記電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードで行い、該クリーニングブレードのエッジに堆積する粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)が、0.0018X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすことを特徴とする。
また、本発明のフルカラートナーによれば、高速のフルカラー画像形成方法に使用されても、長期に渡り良好なクリーニング性を得ることができる。
更にまた、本発明の画像形成装置によれば、高速でフルカラー画像形成を行った場合でも長期にわたり良好なクリーニング性を保持することができる。
電子写真感光体の線速(X)が250〜800mm/secであり、トナーが少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカからなる外添剤が添加されており、クリーニング手段が電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードを有しており、クリーニングブレードエッジに堆積した粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)が、0.0018X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすフルカラー画像形成方法により、高速のフルカラー画像形成方法において長期に渡り十分なクリーニング性と再現性の良い高画質な画像を得ることができた。
製法としては、懸濁重合法、乳化重合会合法(乳化重合凝集法)、溶解懸濁法(ポリマー懸濁法)などがあげられるが、これらに限定されるものではない。
油溶性重合開始剤、重合性単量体中に着色剤、離型剤等を分散し、界面活性剤、その他固体分散剤等が含まれる水系媒体中で後に述べる乳化法によって乳化分散する。その後重合反応を行い粒子化し、余剰にある界面活性剤等を洗浄除去してトナー粒子を得る。
水溶性重合開始剤、重合性単量体を水中で界面活性剤を用いて乳化し、通常の乳化重合の手法によりラテックスを合成する。別途着色剤、離型剤等を水系媒体中分散した分散体を用意し、混合の後にトナーサイズまで凝集させ、加熱融着させることによりトナーを得る。ラテックスとして懸濁重合法に使用されうる単量体と同様のものを用いればトナー粒子表面に官能基を導入できる。
水系媒体としては、水単独でもよいが、水と混和可能な溶剤を併用することもできる。水と混和可能な溶剤としては、アルコール(メタノール、イソプロパノール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などが挙げられる。
交番電圧を重畳した直流電圧を印加することにより、直流電圧のみを印加する場合に比べて電子写真感光体の表面電位を所望の値に安定化させることができるため、より均一帯電させることが可能となる。
<重量平均粒径(D4)、体積平均粒径(Dv)、及び個数平均粒径(Dn)>
トナーの重量平均粒径(D4)、体積平均粒径(Dv)、及び個数平均粒径(Dn)は、粒度測定器(「マルチサイザーIII」、ベックマンコールター社製)を用い、アパーチャー径100μmで測定し、解析ソフト(Beckman Coulter Multisizer 3 Version3.51)にて解析を行なった。具体的にはガラス製100mlビーカーに10wt%界面活性剤(アルキルベンゼンスフォン酸塩:ネオゲンSC−A、第一工業製薬社製)を0.5ml添加し、各トナー0.5g添加しミクロスパーテルでかき混ぜ、次いでイオン交換水80mlを添加した。得られた分散液を超音波分散器(W−113MK−II本多電子社製)で10分間分散処理した。前記分散液を前記マルチサイザーIIIを用い、測定用溶液としてアイソトンIII(ベックマンコールター製)を用いて測定を行なった。測定は装置が示す濃度が8±2%に成るように前記トナーサンプル分散液を滴下した。本測定法は粒径の測定再現性の点から前記濃度を8±2%にすることが重要である。この濃度範囲であれば粒径に誤差は生じない。
トナーの平均円形度は、平均円形度SR=(粒子投影面積と同じ面積の円の周囲長/粒子投影像の周囲長)×100%で定義される。フロー式粒子像分析装置(「FPIA−2100」;シスメックス社製)を用いて計測し、解析ソフト(FPIA−2100 Data Processing Program for FPIA version00−10)を用いて解析を行なった。具体的には、ガラス製100mlビーカーに10wt%界面活性剤(アルキルベンゼンスフォン酸塩:ネオゲンSC−A,第一工業製薬社製)を0.1〜0.5ml添加し、各トナー0.1〜0.5g添加しミクロスパーテルでかき混ぜ、次いでイオン交換水80mlを添加した。得られた分散液を超音波分散器(本多電子社製)で3分間分散処理した。前記分散液を前記FPIA−2100を用いて濃度を5000〜15000個/μlが得られるまでトナーの形状及び分布を測定した。
現像ユニット補給前のNewトナー3gを、自動加圧成型機(T−BRE−32 Maekawa社製)にて、荷重6.0t、加圧時間60secにて直径4cm、厚さ2mmのペレットを成型し、ペレットエッジのバリや表面の付着物を取り除いて測定サンプルとする。
また、クリーニングブレードエッジに堆積した粉体中に存在するシリカ量(Sia)は、ランニング100枚出力後のブレードエッジに堆積した粉体を回収して、上記方法にて同様に求める。
<重量平均粒径>
キャリアの重量平均粒径Dwは、個数基準で測定された粒子の粒径分布(個数頻度と粒径との関係)に基づいて算出されたものである。この場合の重量平均粒径Dwは、式(1)で表わされる。
Dw={1/Σ(nD3)}×{Σ(nD4)} … (1)
式(1)中、Dは、各チャネルに存在する粒子の代表粒径(μm)を示し、nは、各チャネルに存在する粒子の総数を示す。なお、チャネルとは、粒径分布図における粒径範囲を等分に分割するための長さを示すもので、本発明においては、2μmを採用した。また、各チャネルに存在する粒子の代表粒径としては、各チャネルに保存する粒子の粒径の下限値を採用した。
Dp=(1/ΣN)×(ΣnD) … (2)
式(2)中、Nは、計測した全粒子数を示し、nは、各チャネルに存在する粒子の総数を示し、Dは、各チャネル(2μm)に保存する粒子の粒径の下限値を示す。
[1]粒径範囲:8〜100μm
[2]チャネル長さ(チャネル幅):2μm
[3]チャネル数:46
[4]屈折率:2.42
本発明の画像形成方法に用いるトナーは、ポリマー懸濁法に近く、少なくとも、活性水素基を有する化合物と反応可能な部位を有する重合体、ポリエステル、着色剤、離型剤とを有機溶媒中にそれぞれ溶解又は分散させたトナー材料液を、水系媒体中で架橋及び/又は伸長反応させて得られる。
(変性ポリエステル)
本発明に係るトナーはバインダー樹脂として変性ポリエステル(i)を含む。変性ポリエステル(i)としては、ポリエステル樹脂中にエステル結合以外の結合基が存在したり、またポリエステル樹脂中に構成の異なる樹脂成分が共有結合、イオン結合などで結合した状態をさす。具体的には、ポリエステル末端に、カルボン酸基、水酸基と反応するイソシアネート基などの官能基を導入し、さらに活性水素含有化合物と反応させ、ポリエステル末端を変性したものを指す。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。
なお、2価アルコール(DIO)、及び3価以上の多価アルコール(TO)としては、上記粉砕法で使用したものと同様のものを使用することができる。
なお、2価カルボン酸(DIC)、及び3価以上の多価カルボン酸(TC)としては、上記粉砕法で使用したのと同様のものを使用することができる。
なお、多価アルコール化合物(PO)、及び多価カルボン酸(PC)としては、上記粉砕法で使用されたものの他、重縮合により活性水素基を有するポリエステルを形成できるものであれば、他のものを使用することも可能である。
3価以上の多価アミン化合物(B2)としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。
アミノアルコール(B3)としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。
アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。
アミノ酸(B5)としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸などが挙げられる。
B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記B1〜B5のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)から得られるケチミン化合物、オキサゾリジン化合物などが挙げられる。
これらアミン類(B)のうち好ましいものは、B1およびB1と少量のB2の混合物である。
変性ポリエステル(i)の重量平均分子量は、通常1万以上、好ましくは2万〜1000万、さらに好ましくは3万〜100万である。この時のピーク分子量は1000〜10000が好ましく、1000未満では伸長反応しにくくトナーの弾性が少なくその結果耐ホットオフセット性が悪化する。また10000を超えると定着性の低下や粒子化や粉砕において製造上の課題が高くなる。
変性ポリエステル(i)の数平均分子量は、後述の変性されていないポリエステル(ii)を用いる場合は特に限定されるものではなく、前記重量平均分子量とするのに得やすい数平均分子量でよい。(i)単独の場合は、数平均分子量は、通常20000以下、好ましくは1000〜10000、さらに好ましくは2000〜8000である。20000を超えると低温定着性及びフルカラー装置に用いた場合の光沢性が悪化する。
本発明においては、前記変性されたポリエステル(i)単独使用だけでなく、この(i)と共に、未変性ポリエステル(ii)をバインダー樹脂成分として含有させることもできる。(ii)を併用することで、低温定着性及びフルカラー装置に用いた場合の光沢性が向上し、単独使用より好ましい。
着色剤としては公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。着色剤の含有量はトナーに対して通常1〜15重量%、好ましくは3〜10重量%である。
マスターバッチの製造またはマスターバッチとともに混練されるバインダー樹脂としては、先にあげた変性、未変性ポリエステル樹脂の他にポリスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族叉は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどが挙げられ、単独あるいは混合して使用できる。
また、トナーバインダー、着色剤とともにワックスを含有させることもできる。本発明で用いるワックスとしては公知のものが使用でき、例えばポリオレフィンワッックス(ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなど);長鎖炭化水素(パラフィンワッックス、サゾールワックスなど);カルボニル基含有ワックスなどが挙げられる。
本発明のトナーは、必要に応じて帯電制御剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サリチル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。
本発明で得られた着色粒子の流動性や現像性、帯電性を補助するための外添剤としては、酸化物微粒子の他に、無機微粒子や疎水化処理無機微粒子を併用することができる。本発明では、先述のように、クリーニング性を向上させるため、少なくとも一次平均粒径が80〜500nmのシリカが添加されることが好ましいが、主たる外添剤として疎水化処理された一次粒子の平均粒径が5nm〜70nmの無機微粒子を少なくとも1種類以上含むことがより望ましい。さらに疎水化処理された一次粒子の平均粒径が5nm以上20nm以下の無機微粒子を少なくとも1種類以上含み、かつ、30nm以上70nm以下の無機微粒子を少なくとも1種類以上含むことがより望ましい。また、BET法による比表面積は、20〜500m2/gであることが好ましい。
(1)着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。
水系媒体は、水単独でも良いし、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などの有機溶媒を含むものであってもよい。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択されるが、通常10分〜40時間、好ましくは2〜24時間である。反応温度は、通常、0〜150℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
荷電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。これにより、小粒径であって、粒径分布のシャープなトナーを容易に得ることができる。
さらに、有機溶媒を除去する工程で強い攪拌を与えることで、真球状からラクビーボール状の間の形状を制御することができ、さらに、表面のモフォロジーも滑らかなものから梅干形状の間で制御することができる。
また、被覆材料としては、アミノ系樹脂、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等があげられる。またポリビニルおよびポリビニリデン系樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂およびスチレンアクリル共重合樹脂等のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂およびポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ弗化ビニル樹脂、ポリ弗化ビニリデン樹脂、ポリトリフルオロエチレン樹脂、ポリヘキサフルオロプロピレン樹脂、弗化ビニリデンとアクリル単量体との共重合体、弗化ビニリデンと弗化ビニルとの共重合体、テトラフルオロエチレンと弗化ビニリデンと非弗化単量体とのターポリマー等のフルオロターポリマー、およびシリコーン樹脂等が使用できる。
また必要に応じて、導電粉等を被覆樹脂中に含有させてもよい。導電粉としては、金属粉、カーボンブラック、酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛等が使用できる。これらの導電粉は、平均粒子径1μm以下のものが好ましい。平均粒子径が1μmよりも大きくなると、電気抵抗の制御が困難になる。
本発明において感光体の潜像を現像するに際しては、交互電界を印加することが好ましい。
図1に示した現像器(700)において、現像時、現像スリーブ(710)には、電源(720)により現像バイアスとして、直流電圧に交流電圧を重畳した振動バイアス電圧が印加される。背景部電位と画像部電位は、上記振動バイアス電位の最大値と最小値の間に位置している。これによって現像部(730)に向きが交互に変化する交互電界が形成される。この交互電界中で現像剤のトナーとキャリアが激しく振動し、トナーが現像スリーブ(710)およびキャリアへの静電的拘束力を振り切って感光体(740)に飛翔し、感光体の潜像に対応して付着する。
本発明の画像形成方法において使用される帯電装置としては、例えば図2及び図3に示した帯電装置を用いることができる。
図2に接触式の帯電装置を用いた画像形成装置の一例の概略構成を示した。被帯電体である像担持体としての感光体(感光ドラム)(1)は矢印の方向に所定の速度(プロセススピード)で回転駆動される。この感光ドラム(1)に接触させた帯電部材である帯電ローラ(2)は芯金(21)とこの芯金の外周に同心一体にローラ上に形成した導電ゴム層(22)を基本構成とし、芯金(21)の両端を不図示の軸受け部材などで回転自由に保持させると供に、不図示の加圧手段によって感光ドラム(1)に所定の加圧力で押圧させており、本図の場合は、この帯電ローラ(2)は感光ドラム(1)の回転駆動に従動して回転する。帯電ローラ(2)は、直径9mmの芯金(21)上に100000Ω・cm程度の中抵抗ゴム層(22)を被膜して直径16mmに形成されている。
帯電ローラの芯金(21)と図示の電源(3)とは電気的に接続されており、電源により帯電ローラに対して所定のバイアスが印加される。これにより感光体の周面が所定の極性、電位に一様に帯電処理される。
図3に接触式の帯電装置を用いた画像形成装置の一例の概略構成を示した。被帯電体である像担持体としての感光体(感光ドラム)(1)は矢印の方向に所定の速度(プロセススピード)で回転駆動される。この例においては、感光体(1)に対して、ファーブラシによって構成されるブラシローラ(4)が、ブラシ部の弾性に抗して所定の押圧力をもって所定のニップ幅で接触させてある。
図3において、接触式の帯電装置が磁気ブラシによって構成されるブラシローラであり、このブラシローラがブラシ部の弾性に抗して所定の押圧力をもって所定のニップ幅で接触させてある。
本発明の現像剤は、例えば図4に示すようなプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において使用することができる。
本発明においては、上述の感光体、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やプリンタ等の画像形成装置本体に対して着脱可能に構成する。
本発明の画像形成方法において使用される定着装置としては、例えば図5に示した帯電装置を用いることができる。
図5に示す定着装置は、誘導加熱手段(6)の電磁誘導により加熱される加熱ローラ(1)と、加熱ローラ(1)と平行に配置された定着ローラ(2)(対向回転体)と、加熱ローラ(1)と定着ローラ(2)とに張り渡され、加熱ローラ(1)により加熱されるとともに少なくともこれらの何れかのローラの回転により矢印A方向に回転する無端帯状の耐熱性ベルト(トナー加熱媒体)(3)と、ベルト(3)を介して定着ローラ(2)に圧接されるとともにベルト(3)に対して順方向に回転する加圧ローラ(4)(加圧回転体)とから構成されている。
内層から表層に向かって下記4層となる。
・基体(樹脂層:ポリイミド(PI)樹脂など)
・発熱層(導電材料として、Ni、Ag、SUS等):(3a)
・中間層(弾性層で均一定着を狙う):(3b)
・表層(離型層)(弗素樹脂材料で、離型効果とオイルレスを狙う):(3c)
本発明の画像形成方法が実施される画像形成装置としては、例えば図7、図8に示した画像形成装置を用いることができる。
図7において、各現像装置(200Bk、200C、200M、200Y)と各クリーニング装置(300Bk、300C、300M、300Y)とは、各々トナー移送管(250Bk、250C、250M、250Y)で接続されている(図6中の破線)。そして、各トナー移送管(250Bk、250C、250M、250Y)の内部には、スクリュー(図示せず)が入っており、各クリーニング装置(300Bk、300C、300M、300Y)で回収されたトナーが、各現像装置(200Bk、200C、200M、200Y)へ移送されるようになっている。
この図示例では、3つのなかで第2の支持ローラ(15)の左に、画像転写後に中間転写体(10)上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置(17)を設ける。
示差走査熱量計を用いて測定する。具体的には、次のような手順で、島津製作所製TA−60WS、及びDSC−60を用い、次に示す測定条件で測定した。
〔測定条件〕
サンプル容器:アルミニウム製サンプルパン(フタあり)
サンプル量:5mg
リファレンス:アルミニウム製サンプルパン(アルミナ10mg)
雰囲気:窒素(流量50ml/min)
〔温度条件〕
開始温度:20℃
昇温速度:10℃/min
終了温度:150℃
保持時間:なし
降温温度:10℃/min
終了温度:20℃
保持時間:なし
昇温速度:10℃/min
終了温度:150℃
測定した結果は、前記島津製作所製データ解析ソフト(Ta−60、バージョン1.52)を用いて解析を行った。解析方法は2度目の昇温のDSC微分曲線であるDrDSC曲線の最も低温側に最大ピークを示す点を中心として±5℃の範囲を指定し、解析ソフトのピーク解析機能を用いてピーク温度を求める。次に、DSC曲線で前記ピーク温度+5℃、及び−5℃の範囲で解析ソフトのピーク解析機能を用いて、DSC曲線の最大吸熱温度を求める。ここで示された温度がトナーのガラス転移温度(Tg)に相当する。
イオン性有機化合物の融点の測定には、理学電機社製TG−DSCシステムTAS−100を使用した。まず試料約10mgをアルミ製試料容器に入れ、それをホルダユニットにのせ、電気炉中にセットする。室温から昇温速度10℃/minで180℃まで加熱する。融点は、TAS−100システム中の解析システムを用いて、融点近傍の吸熱カーブの接線とベースラインとの接点から算出した。
試料0.5gを100mlのメスフラスコに精秤し、これにアセチル化試薬5mlを正しく加えた。その後、100℃±5℃の浴中に浸して加熱した。1〜2時間後フラスコを浴から取り出し、放冷後水を加えて振り動かして無水酢酸を分解した。次いで、分解を完全にするため、再びフラスコを浴中で10分間以上加熱し放冷後、有機溶剤でフラスコの壁をよく洗浄した。この液を前記電極を用いてN/2水酸化カリウムエチルアルコール溶液で電位差滴定を行い水酸基価を求めた(JIS K0070−1966に準ずる)。
三角フラスコにワックス1〜1.5gを精秤し、これにキシレン20mlを加えた後、加熱溶解する。溶解後ジオキサン20mlを加え、液が濁り又はかすみを生じない間にN/10水酸化カリウム標準メタノール溶液で1%フェノールフタレイン溶液を指示薬としてできるだけ早く滴定する。同時に空試験を行なう。
計算式は下記式1のとおりである。
酸価=[5.61×(A−B)×f]/S
但し、
A:本試験に要したN/10水酸化カリウム標準メタノール溶液のml数
B:空試験に要したN/10水酸化カリウム標準メタノール溶液のml数
f:N/10水酸化カリウム標準メタノール溶液のファクター
S:試料(g)
ポリエステル樹脂の質量平均分子量はGPC(gel permeation chromatography)によって以下の条件で測定した。
・装置:GPC−150C(ウォーターズ社製)
・カラム:KF801〜807(ショウデックス社製)
・温度:40℃
・溶媒:THF(テトラヒドロフラン)
・流速:1.0mL/分
・試料:濃度0.05〜0.6%の試料を0.1mL注入した。
以上の条件で測定したポリエステル樹脂の分子量分布から単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量校正曲線を使用してポリエステル樹脂の質量平均分子量を算出した。
数平均分子量は、GPC−150C(ウォーターズ社製)及びカラムKF801〜807(ショウデックス社製)を用いて測定した。このとき、溶媒としては、THF(テトラヒドロフラン)を用い、温度40℃、流速1.0ml/分で測定した。試料としては、0.05〜0.6重量%の樹脂溶液を用い、0.1ml注入した。また、THF100mlに樹脂1gを添加した時の不溶分が75重量%以上である場合は、溶媒として、DMF(ジメチルホルムアミド)を用いた。なお、数平均分子量は、単分散ポリスチレン標準試料を用いて作成した分子量校正曲線から算出した。
まず、評価に用いたトナーの具体的な作製例について説明する。本発明で用いるトナーは、これらの例に限定されるものではない。
〜有機微粒子エマルションの合成〜
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、水683部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製)11部、メタクリル酸166部、アクリル酸ブチル110部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、3800回転/分で30分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し4時間反応させた。さらに、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75℃で6時間熟成してビニル系樹脂(メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液[微粒子分散液1]を得た。[微粒子分散液1]をLA−920で測定した体積平均粒径は、110nmであった。[微粒子分散液1]の一部を乾燥して樹脂分を単離した。該樹脂分のTgは58℃であり、重量平均分子量は13万であった。
水990部、[微粒子分散液1]83部、ドデシルジフェニルェーテルジスルホン酸ナトリウムの48.3%水溶液(エレミノールMON−7):三洋化成工業製)37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
N,N,N−トリメチル−[3−(4−ペルフルオロノネニルオキシベンズアミド)プロピル]アンモニウム、ヨージド製品名フタージェント310(ネオス社製)10部、メタノール297部を容器に入れ、50℃に加熱し透明になるまで攪拌する。得られたフッ素系活性剤メタノール溶液を、攪拌しているイオン交換水693部に滴下し、滴下終了後50℃で30分攪拌して、[フッ素系活性剤水溶液1]を得た。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物229部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物529部、テレフタル酸208部、アジピン酸46部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃で7時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応した後、反応容器に無水トリメリット酸44部を入れ、180℃、常圧で3時間反応し、[低分子ポリエステル1]を得た。[低分子ポリエステル1]は、数平均分子量2300、重量平均分子量6700、Tg43℃、酸価25であった。
冷却管、撹拌機および窒索導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃で7時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応した[中間体ポリエステル1]を得た。[中間体ポリエステル1]は、数平均分子量2200、重量平均分子量9700、Tg54℃、酸価0.5、水酸基価52であった。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、イソホロンジアミン170部とメチルエチルケトン75部を仕込み、50℃で4時間半反応を行い、[ケチミン化合物1]を得た。[ケチミン化合物1]のアミン価は417であった。
水1200部、カーボンブラック(Printex35 デクサ製)540部〔DBP吸油量=42ml/100mg、pH=9.5〕、 ポリエステル樹脂1200部を加え、ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)で混合し、混合物を2本ロールを用いて130℃で1時間混練後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、[マスターバッチ1]を得た。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、[低分子ポリエステル1]378部、カルナバWAX10O部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで容器に[マスターバッチ1]500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を得た。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数13,000rpmで25分間混合し[乳化スラリー1]を得た。
[分散スラリー1]100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(2):(1)の濾過ケーキに10%水酸化ナトリウム水溶液100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。
(3):(2)の濾過ケーキに10%塩酸100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過する操作を2回行い[濾過ケーキ1]を得た。
(5):[濾過ケーキ1]630部、イオン交換水2928部を容器に入れ、スリーワンモータ(新東科学製)で攪拌(回転数:400rpmで5分)して30℃に加熱する。回転数・温度を保ちながら[フッ素系活性剤水溶液1]11部を滴下する。滴下終了後60分間攪拌し、濾過を行い[フッ素系活性剤処理後濾過ケーキ1]を得た。
[トナー1]において、外添処理の時間を7分から5分にして[トナー2]を作製した。
[トナー1]において、外添処理の回転数を2390rpmから2010rpmに、時間を7分から4分にして[トナー3]を作製した。
[トナー3]において、〜乳化−脱溶剤〜の工程を以下に変更した以外は全く同様にトナーを作製した。
得られたトナー母体100部に、平均粒径15nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)を0.5部と、平均粒径15nmの酸化チタン微粉体(イソブチルトリメトキシシラン処理)0.6部と、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)2.0部とを加え、ヘンシェル20C(三井鉱山製)を用い回転数2010rpmで4分混合して外添処理をしてからフルイがけをして[トナー4]を作製した。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数13,000rpmで20分間混合し[乳化スラリー2]を得た。
[トナー1]において、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を平均粒径90nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部に変更した以外は全く同様にして[トナー5]を作製した。
[トナー1]において、平均粒径15nmの酸化チタン微粉体(イソブチルトリメトキシシラン処理)0.6部を0.4部に、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を平均粒径490nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部に変更した以外は全く同様にして[トナー6]を作製した。
[トナー3]において、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を4.9部に変更した以外は全く同様にして [トナー7]を作製した。
[トナー1]において、〜乳化−脱溶剤〜の工程を以下に変更した以外は全く同様にトナーを作製した。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で7,000rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数16,000rpmで35分間混合し[乳化スラリー3]を得た。
[トナー1]において、〜乳化−脱溶剤〜の工程を以下に変更した以外は全く同様にトナーを作製した。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数10,000rpmで25分間混合し[乳化スラリー4]を得た。
[トナー1]において、〜乳化−脱溶剤〜の工程を以下に変更した以外は全く同様にトナーを作製した。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で4,500rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数11,000rpmで25分間混合し[乳化スラリー5]を得た。
[トナー1]において、〜乳化−脱溶剤〜の工程を以下に変更した以外は全く同様にトナーを作製した。
[顔料・WAX分散液1]749部、[プレポリマー1]を115部、[ケチミン化合物1]2.9部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で7,000rpmで2分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数17,000rpmで40分間混合し[乳化スラリー6]を得た。
[トナー1]において、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を平均粒径70nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部に変更した以外は全く同様にして[トナー12]を作製した。
[トナー1]において、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を0.4部に変更した以外は全く同様にして[トナー13]を作製した。
[トナー1]において、平均粒径140nmのシリカ微粉体(ヘキサメチルジシラザン処理)0.6部を5.3部に変更した以外は全く同様にして[トナー14]を作製した。
次に、評価に用いたキャリアの具体的な作製例について説明する。本発明で用いるキャリアは、これらの例に限定されるものではない。
[キャリアAの作製]
アクリル樹脂溶液(固形分50wt%) 21.0部
グアナミン溶液(固形分70wt%) 6.4部
アルミナ粒子[0.3μm、固有抵抗1014(Ω・cm)] 7.6部
シリコン樹脂溶液 65.0部
[固形分23wt%(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
アミノシラン 1.0部
[固形分100wt%(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
トルエン 60部
ブチルセロソルブ 60部
をホモミキサーで10分間分散し、アルミナ粒子を含むアクリル樹脂及びシリコーン樹脂のブレンド被覆膜形成溶液を得た。芯材として焼成フェライト粉[(MgO)1.8(MnO)49.5(Fe2O3)48.0:平均粒径;35μm]を用い、上記被覆膜形成溶液を芯材表面に膜厚0.15μmになるようにスピラコーター(岡田精工社製)により塗布し乾燥した。得られたキャリアを電気炉中にて150℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き106μmの篩を用いて解砕し、キャリアを得た。結着樹脂膜厚測定は、透過型電子顕微鏡にてキャリア断面を観察することにより、キャリア表面を覆う被覆膜を観察することができるため、その膜厚の平均値をもって膜厚とした。こうして、重量平均粒径35μmのキャリアAを得た。
キャリアAにおいて、芯材の焼成フェライト粉[(MgO)1.8(MnO)49.5(Fe2O3)48.0:平均粒径;35μm]の平均粒径を20μmに変更した以外は、キャリアAと同様にして重量平均粒径20μmのキャリアBを得た。
キャリアAにおいて、芯材の焼成フェライト粉[(MgO)1.8(MnO)49.5(Fe2O3)48.0:平均粒径;35μm]の平均粒径を45μmに変更した以外は、キャリアAと同様にして重量平均粒径45μmのキャリアCを得た。
上記トナー1〜14と上記フェライトキャリアA〜Cを用い、キャリア100重量部に対しトナー7重量部を容器が転動して攪拌される型式のターブラミキサーを用いて均一混合し帯電させて現像剤を作製した。
評価に用いたクリーニングブレードの物性を表3に示す。本発明で用いるブレードは、これらの例に限定されるものではない。
クリーニングブレードを電子写真感光体に当接させる条件を表4に示す。
富士ゼロックス社製のDocuColor 8000 Digital Pressを改造して線速を調整可能にした機械を評価機に使用した。評価機の線速条件を表5に示す。
富士ゼロックス社製のDocuColor 8000 Digital Pressを改造した評価機にて、A4サイズ、画像面積率5%となるテスト画像を出力するランニング試験を行った。
ランニング10万枚、100万枚終了後にそれぞれ感光体を取り出し、クリーニングブレードを通過した感光体上の転写残トナーを日東電工(株)のプリンタックC(厚さ25μm)で採取し白紙に貼付け、938スペクトロデンシトメータ(X−Rite社製)を用い、観察用光源D50、視野角2°にてIDを10点測定して平均値を算出し、ブランクとの差が0.005以下を◎、0.006〜0.010を○、0.011〜0.015を△、0.016以上を×として評価した。
ランニング10万枚、100万枚終了後にそれぞれ感光体を取り出し、感光体表面を目視で観察評価した。判断基準は以下の通りである。
◎:感光体上にはフィルミングおよびメダカの発生がなく、全く問題なかった。
○:感光体上にフィルミングおよびメダカの発生がわずかに見られたが、画像上には見えず、実用上問題なかった。
△:感光体上にフィルミングおよびメダカの発生があるが、画像上ではわずかにしか確認できず、あまり目立たない程度であった。
×:感光体上にフィルミングおよびメダカの発生があり、画像上でも確認でき、実用上問題があった。
ランニング10万枚、100万枚終了後にそれぞれ帯電ローラを取り出し、帯電ローラの汚れ具合を目視にて判定した。汚れが全くなく良好なものを◎、わずかに汚れがあるが問題ないものを○、少し汚れがあるが使用できるものを△、汚れがひどく使用に耐えられないものを×とした。
700 現像器
710 現像スリーブ
720 電源
730 現像部
740 感光体
(図2について)
1 感光体
2 帯電ローラ
3 電源
21 芯金
22 導電ゴム層
(図3について)
1 感光体
3 電源
4 ブラシローラ
41 芯金
42 ブラシ部
(図4について)
1 プロセスカートリッジ
11 感光体
12 帯電手段
13 現像手段
14 クリーニング手段
(図5について)
1 加熱ローラ
2 定着ローラ(対向回転体)
3 耐熱性ベルト(トナー加熱媒体)
4 加圧ローラ(加圧回転体)
5 温度検知部材
11 記録媒体
T トナー像
(図6について)
3a 発熱層
3b 中間層
3c 表層
(図7について)
100 本体
130Bk 画像形成部(黒)
130C 画像形成部(シアン)
130M 画像形成部(マゼンダ)
130Y 画像形成部(イエロー)
140 給紙部
150 定着装置
200Bk 現像装置(黒)
200C 現像装置(シアン)
200M 現像装置(マゼンダ)
200Y 現像装置(イエロー)
210Bk 感光体(黒)
210C 感光体(シアン)
210M 感光体(マゼンダ)
210Y 感光体(イエロー)
220 中間転写ベルト
300Bk クリーニング装置(黒)
300C クリーニング装置(シアン)
300M クリーニング装置(マゼンダ)
300Y クリーニング装置(イエロー)
(図8について)
10 中間転写体
17 中間転写体クリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム画像形成装置
21 露光手段
22 2次転写手段
25 定着装置
40、40Y、40C、40M 感光体
62 1次転写装置
100 複写装置本体
Claims (19)
- 少なくとも電子写真感光体表面を帯電する帯電工程、帯電した電子写真感光体表面に書き込み露光を行う露光工程、形成された静電潜像をトナーを用いて現像し電子写真感光体表面にトナー像を形成する現像工程、形成されたトナー像を中間転写体上に転写する一次転写工程、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写する二次転写工程、転写材上のトナー像を定着する定着工程、電子写真感光体表面の転写残トナーをクリーニングするクリーニング工程を有するフルカラー画像形成方法であって、
前記電子写真感光体の線速(X)が、250〜800mm/secの範囲で、
前記トナーが、少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカを含む外添剤が添加されており、
前記クリーニング工程を前記電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードで行い、該クリーニングブレードのエッジに堆積する粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)が、0.0018X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすことを特徴とするフルカラー画像形成方法。 - 前記トナーは、平均円形度が0.95〜0.99であることを特徴とする請求項1に記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記トナーの表面には、少なくとも一次平均粒径が80〜500nmのシリカが添加されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記トナーは、水系媒体中で作製されたトナーであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記現像工程で使用されるキャリアは、重量平均粒径が15〜40μmであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記クリーニングブレードは、当接圧0.15〜0.4N/cmで前記電子写真感光体表面に当接していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記クリーニングブレードは、70〜80°であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記クリーニングブレードは、25℃における反発弾性率が20〜60%であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記画像形成方法は、タンデム方式の電子写真画像形成プロセスにより行われることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記定着工程は、磁性金属で構成され、電磁誘導により加熱される加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡され、前記加熱ローラにより加熱されると共に、これらのローラによって回転する無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに圧接されると共に、前記トナー加熱媒体に対して順方向に回転して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有する定着手段により行われることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記帯電工程は、少なくとも交番電圧を重畳した直流電圧を印加する帯電手段により行われることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 前記帯電工程における帯電は、電子写真感光体に帯電部材を接触させ、該帯電部材に電圧を印加することによって帯電を行なう帯電装置により行われることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のフルカラー画像形成方法。
- 少なくとも電子写真感光体表面を帯電する帯電工程、帯電した電子写真感光体表面に書き込み露光を行う露光工程、形成された静電潜像をトナーを用いて現像し電子写真感光体表面にトナー像を形成する現像工程、形成されたトナー像を中間転写体上に転写する一次転写工程、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写する二次転写工程、転写材上のトナー像を定着する定着工程、電子写真感光体表面の転写残トナーをクリーニングするクリーニング工程を有するフルカラー画像形成方法に使用されるトナーであって、
少なくとも樹脂および着色剤を含有し、重量平均粒径が2〜6μmで、トナーの表面に少なくともシリカを含む外添剤が添加されており、
前記電子写真感光体の線速(X)が250〜800mm/secの範囲で、
前記クリーニング工程を前記電子写真感光体表面に対してカウンター方向に当接するクリーニングブレードで行い、該クリーニングブレードのエッジに堆積する粉体中に存在するシリカ量(Sia)と補給前のトナー中に存在するシリカ量(Sib)との比(Sia/Sib)が、0.0018X+0.7455≦(Sia/Sib)≦0.0009X+3.2727の関係を満たすことを特徴とするフルカラートナー。 - 前記トナーの平均円形度が、0.95〜0.99であることを特徴とする請求項13に記載のフルカラートナー。
- 前記シリカの一次平均粒径が、80〜500nmであることを特徴とする請求項13又は14に記載のフルカラートナー。
- 前記トナーは、水系媒体中で作製されたトナーであることを特徴とする請求項13ないし15のいずれかに記載のフルカラートナー。
- 請求項13ないし16のいずれかに記載のトナーと混合して使用されるキャリアであって、重量平均粒径が15〜40μmであることを特徴とするキャリア。
- 少なくともトナー像を担持するための電子写真感光体と、電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、帯電された電子写真感光体表面に書き込み露光を行う露光手段と、形成された静電潜像をトナーにより現像し電子写真感光体表面にトナー像を形成する現像手段と、電子写真感光体表面に形成されたトナー像を中間転写体上に転写する一次転写手段と、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写する二次転写手段と、該転写材上のトナー像を定着する定着手段と、電子写真感光体表面の転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段とを備えた画像形成装置であって、請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成方法が実施されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項18に記載のフルカラー画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジであって、トナー像を担持するための電子写真感光体と、現像手段、該電子写真感光体を帯電する帯電手段、該電子写真感光体表面の転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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