JP2008309433A - 空調室内機 - Google Patents

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Yasuki Hirokado
泰樹 廣門
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Abstract

【課題】本発明の課題は、空調に合わせた音により仮想的な空調効果を付与して、快適性と省エネルギー性に優れた空調室内機を実現することである。
【解決手段】空調室内機1は、空調対象空間に配され、空調を行う空調室内機であって、室内機制御部11と、音制御部12と、スピーカ13とを備える。室内機制御部11は、制御信号を受信し、同制御信号に応じた空調操作指令信号を生成し送信する。音制御部12は、同制御信号を判別し、判別した結果に応じて所定の音情報を制御する。スピーカ13は、同所定の音情報に基づき外部に向けて音を発する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調室内機、特に音源を備えた空調室内機に関する。
従来、空調室内機の空気吹出し口周辺からはファンの風切り音等が発生する。これらの音は通常利用者にとって騒音であるとして、その音を消すための様々な消音対策(アクティブノイズコントロール等)が施されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等を参照)。
特開平05−44985号公報 特開平06−323564号公報 特開平07−325588号公報
しかし、風切り音等が聞こえない状態であると、利用者は一たん暑いと感じると必要以上に設定温度を下げたり風量を上げたりする傾向にあり、過剰にエネルギーを消費させてしまう。特に海外においては、風切り音が好まれる国もある。
本発明の課題は、空調に合わせた音により仮想的な空調効果を付与して、快適性と省エネルギー性に優れた空調室内機を実現することである。
第1発明に係る空調室内機は、空調対象空間に配され、空調を行う空調室内機であって、室内機制御部と、音制御部と、スピーカと、を備える。室内機制御部は、制御信号を受信し、制御信号に応じた空調操作指令を生成し送信する。音制御部は、前記制御信号を判別し、判別した結果に応じて所定の音情報を制御する。スピーカは、音情報に基づき外部に向けて音を発する。ここで、制御信号は、例えば、設定温度を上げ下げする、風量を上げ下げする、風向きを変更する等を含む。また、音情報を制御するとは、音を発生させること、音を停止させること、人間にとって不快な音域(例えば一定の高周波領域の音)を消す等して加工することを含む。音情報は、予め蓄積したものであっても、自身の室内機の風切り音を取得したものであってもよい。また、音の種類は、風切り音等空調機から発せられる音であってもよいし、人間にとって心地よいとされる音(例えば1/fの揺らぎ音)等であってもよい。
この構成により、空調の制御信号に合わせて音が発せられるため、実際の空調効果に加えて音による仮想的な空調効果を得られることができ、その相互作用により快適性が得られるとともに、省エネルギー性が担保させる。
第2発明に係る空調室内機は、第1発明の空調室内機であって、音情報は、風切り音を発するための情報である。この構成により、仮想的な空調効果として利用者に清涼感・安心感等を与えることができる。
第3発明に係る空調室内機は、第1発明の空調室内機であって、制御信号は利用者により直接入力された制御信号である。利用者により直接入力された制御信号とは、リモートコントローラ等を介して操作されたことにより発信された制御信号である。この構成により、利用者が自己の操作に対応して音が発せられることになるため、仮想的な空調効果として特に清涼感・安心感等を与えることができる。
第4発明に係る空調室内機は、第1発明の空調室内機であって、制御信号は、自動制御により生成された制御信号である。この構成により、温度センサー、湿度センサー、CO2センサー等からの信号に基づく自動制御に合わせて音が発せられるため、より幅広く利用者に仮想的な空調効果としての清涼感・安心感等を与えることができる。
第5発明に係る空調室内機は、第1発明の空調室内機であって、音制御部は更に、制御信号の内容に応じて音を発生させる時間又は大きさを設定する。この構成により、例えば、設定温度の上げ幅、下げ幅が大きいとき、或いは利用者からの設定温度の上げ操作、下げ操作の頻度が激しいとき等、より大きく長い時間音を発することによって、仮想的な空調効果としての清涼感・安心感等を与えることができる。
第1発明に係る空調室内機では、空調の制御信号に合わせて音が発せられるため、実際の空調効果に加えて音による仮想的な空調効果を得られることができ、その相互作用により快適性が得られるとともに、省エネルギー性が担保させる。
第2発明に係る空調室内機では、仮想的な空調効果として利用者に清涼感・安心感等を与えることができる。
第3発明に係る空調室内機では、利用者が自己の操作に対応して音が発せられることになるため、仮想的な空調効果として特に清涼感・安心感等を与えることができる。
第4発明に係る空調室内機では、自動制御に合わせて音が発せられるため、より幅広く利用者に仮想的な空調効果としての清涼感・安心感等を与えることができる。
第5発明に係る空調室内機では、例えば、設定温度の上げ幅、下げ幅が大きいとき、或いは利用者からの設定温度の上げ操作、下げ操作の頻度が激しいとき等、より大きく長い時間音を発することによって、仮想的な空調効果としての清涼感・安心感等を与えることができる。
<空調室内機の構成>
本発明の実施形態に係る空調室内機1の内部構成を概略的に示した図を、図1に示す。
空調室内機1は、外に設置された室外機と冷媒管及び信号線等(図示省略)を介して接続されている。また、ここでは図示を省略しているが、空調室内機1は、内部において室内熱交換器、送風ファン、ファンモータ、制御盤などを備えている。
図1に示すように、本実施携帯に係る空調室内機1は、室内機制御部11と、音制御部12と、スピーカ13とを有する。
室内機制御部11は、室内機1内部の制御盤に配されており、リモートコントローラ等のコントローラ2からの制御信号を入力し、空調操作指令信号を、室内機内部及び外部における操作対象である部(操作対象部)に出力する。なお、各操作対象部とは、室内機内部のファンやフラップを駆動するモータ、室外機の制御部、各制御弁等、温度や湿度調整を行う操作部である。
音制御部12は、判別部12aとメモリ12bとを含む。判別部12aは室内機制御部11からの制御信号をとり、同制御信号に応じてメモリ12bから読み出した音情報に基づきスピーカ13より音を発生させる。具体的には、判別部12aは、その制御信号が設定温度を下げるものであるかどうかを判定し、是であればその音情報よりスピーカから外部に音を発するよう制御する。メモリ12bは、人間の耳に心地よい程度に調整された風切り音である音情報を蓄積する。
スピーカ13は、判別部12aから音情報を音として外部に発する。なお、スピーカ13は音情報がよく伝わるように吹出口近辺に設定されている。
<空調室内機の音制御の動作>
次に、上記構成を備えた空調室内機における音制御の動作について、図1及び図2のフローチャートを参照しながら説明する。
利用者によりコントローラ2から入力された制御信号は、音制御部12は、室内機制御部11より制御信号を受信する(S101ステップ)。音制御部12の判定部12aは、その制御信号が設定温度を下げるものであるかどうかを判定する(S102ステップ)。設定温度を下げるものであれば、メモリ12bより音情報を読み出し、スピーカを介して音を出させる(S103ステップ)。
上記音制御の動作を行う結果、空調室内機1は、図3に示すように、吹出口より送風とともに風切り音を出す。なお、送風は必ずしも行われなくともよく、風切り音のみであってもよい。
また、音制御部12にタイマー機能を設け、音の発する時間を制限してもよい。例えば、設定温度の変更があって制御開始後の最初の数分のみ風切り音を出すようにしてもよい。
<空調室内機の特徴>
本実施の形態による空調室内機1では、室内機制御部11は、制御信号を受信し、制御信号に応じた空調操作指令を生成し送信し、音制御部12の判別部12aは、同制御信号が設定温度を下げるものかどうかを判別すると、設定温度を下げるものであれば風切り音をメモリ12bより読み出し、スピーカ13を介して風切り音を外部に向けて発する。したがって、空調の制御信号に合わせて風切り音が発せられるため、実際の空調効果に加えて音による仮想的な空調効果を得られることができ、その相互作用により快適性が得られる。すなわち、利用者は、風切り音を聞くことにより、通常の空調効果に加えて清涼感・安心感等を得ることができる。この結果、利用者は必要以上に設定温度を下げることがなくなり、省エネルギー性が向上する。
<変形例>
(A)
上記実施の形態においては、音制御部12は、利用者がコントローラ2を介して入力した制御信号に基づき音制御を行うものであったが、自動制御による制御信号によっても同様の音制御を行ってもよい。自動制御の制御信号は、例えば、空調室内機1の内部或いは別に設けられたセンサー類(温度センサー、湿度センサー、CO2センサー)等が感知した信号に基づき生成されたものである。これにより、自動制御に合わせて音が発せられるため、より幅広く利用者に清涼感・安心感等を与えることができる。
(B)
上記実施の形態においては、音制御部12は、制御信号が設定温度を下げるものであるか否かのみを基準として音を発するという制御を行っているが、更にレベルに分けた制御を行うことも可能である。
具体的には、音制御部12は、制御信号の設定温度の下げ幅を更に判定し、その下げ幅に応じて音を発する時間や大きさを決定することができる。すなわち、設定温度の下げ幅が大きければ、利用者における不快感がおおきいと推定することができる。したがって、設定温度の下げ幅が大きければ大きいほど、音を大きく、長く発することにより、より確実に利用者に清涼感・安心感等を与えることができる。
この場合、設定温度の下げ幅と音の発する大きさや時間とを対応させたテーブルをメモリ12b等に保存しておく。音制御部12は、テーブルの情報を参照して、室内機制御部11より受信した制御信号から判定した下げ幅に応じた大きさや時間で音を発生させる。
(C)
制御信号は、設定温度を下げる場合に限定されないことはいうまでもなく、冷房の場合であれば、風量を上げるための制御信号であってもよい。また、暖房の場合は、設定温度を上げることも含まれる。また、風向きを変えるための制御信号も含まれる。
(D)
音の種類は、風切り音に限定されず、人間にとって心地よいとされる音(例えば1/fの揺らぎ音)を含む音やその他の音であってもよい。
(E)
図1においては室内機制御部11と音制御部12とを別にして示しているが、これらは一つのIC等に設けられてもよい。また、室内機制御部11に判別部12aを設けてもよい。
(F)
空調室内機1の内部にマイクを取り付け、空調室内機1の実際の風切り音を録音したものを音情報として利用してもよい。そのような場合、音制御部12は、内部にフィルタ等を設けて、人間にとって不快な音域(例えば、一定の高周波領域の音)を除いたものを音情報として処理し、蓄積してもよい。
また、空調室内機1にマイクを取り付ける場合、音情報は蓄積せず、増幅器等を介して直接実際の風切り音を発するようにしてもよい。
(G)
上記実施の形態においては、音を付加する制御のみを行っているが、従来の消音制御(アクティブノイズコントロール等)と選択的に行うようにしてもよい。例えば、音を発する制御を行っているときに、利用者がコントローラ2を介して消音の制御信号を送信すると、音制御部12はその消音の制御信号に応じて、音を停止させるようにする。一方、室内機制御部11は、更に消音制御を行う。或いはその逆に、室内機制御部11が消音制御を行っているときに、音制御に対応する制御信号(例えば、設定温度を下げる制御信号)が送信されると、室内機制御部11は、消音制御の中止信号を発信し、音制御部12の音制御を優先させるようにしてもよい。音制御と消音制御のいずれを優先させるかは、利用者の嗜好等を考慮して設定してもよい。
本発明に係る空調室内機は、空調に合わせた音により仮想的な空調効果を付与して、快適性と省エネルギー性に優れた空調室内機として有用である。
本発明の実施形態に係る空調室内機の概略構成図 本発明の実施形態に係る空調室内機による音制御の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態に係る空調室内機による音制御の状態を示す図
符号の説明
1 空調室内機
2 コントローラ
11 室内機制御部
12 音制御部
12a 判別部
12b メモリ
13 スピーカ

Claims (5)

  1. 空調対象空間に配され、空調を行う空調室内機(1)であって、
    制御信号を受信し、前記制御信号に応じた空調操作指令信号を生成し送信する室内機制御部(11)と、
    前記制御信号を判別し、判別した結果に応じて所定の音情報を制御する音制御部(12)と、
    前記音情報に基づき外部に向けて音を発するスピーカ(13)と、
    を備える、空調室内機 。
  2. 前記音情報は、風切り音を発するための情報である、
    請求項1記載の空調室内機。
  3. 前記制御信号は、利用者により直接入力された制御信号である、
    請求項1記載の空調室内機。
  4. 前記制御信号は、自動制御により生成された制御信号である、
    請求項1記載の空調室内機。
  5. 前記音制御部(12)はさらに、前記制御信号の内容に応じて前記音を発生させる時間又は大きさを設定する、
    請求項1記載の空調室内機。
JP2007159418A 2007-06-15 2007-06-15 空調室内機 Pending JP2008309433A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015172477A (ja) * 2014-02-19 2015-10-01 三菱電機株式会社 送風機及びこれを用いた空気調和機

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