JP2008309191A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振装置の高コスト化を招いたり、制振性能を制限させたりすることなく、長寿命化を図る。
【解決手段】防振装置10の第1取付け部11は、内部に主液室14および副液室15を有する筒状の本体部17と、この本体部17を径方向外方から囲繞する外郭筒部18と、を備え、本体部17の周壁部には、主液室14に開口する側面開口部28が形成されるとともに、この側面開口部28を閉塞する板状の第2ゴム弾性体29が、外郭筒部18の外部に対して気密に保たれた状態で張設され、この第2ゴム弾性体29の少なくとも一部は外郭筒部18の内周面と非接触となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関するものである。
この種の防振装置として、従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される第1取付け部と、振動発生部および振動受部のいずれか他方に連結される第2取付け部と、これらの第1、第2取付け部同士を弾性的に連結する第1ゴム弾性体と、この第1ゴム弾性体を隔壁の一部として液体が封入され、かつ第1ゴム弾性体の変形により内容積が変化する主液室と、隔壁の少なくとも一部が変形可能に形成され、かつ液体が封入される副液室と、主液室と副液室とを連通するオリフィスと、を備えた構成が知られている。ここで、第1取付け部は、内部に前記主液室および副液室を有する筒状の本体部を備え、この本体部の周壁部に、主液室に開口する側面開口部が形成されるとともに、この側面開口部を閉塞する板状の第2ゴム弾性体が張設されている。
以上より、第1取付け部若しくは第2取付け部に振動が作用したときに、第1、第2ゴム弾性体を弾性変形若しくは振動させる等することにより、振動を吸収および減衰できるようになっている。
特開平5−10377号公報
ところで、前記従来の防振装置では、第2ゴム弾性体の外表面が外気と接触していたので、この第2ゴム弾性体がオゾン劣化し易く、防振装置の制振性能が早期に低下してしまうおそれがあった。
そこで、このような問題を解決するために、例えば、第2ゴム弾性体を第1ゴム弾性体とは異なる耐オゾン性に優れたゴム材料で形成したり、あるいはその厚さを厚くしたりすることが考えられる。
しかしながら、前者では防振装置の高コスト化を招き、後者では第2ゴム弾性体の剛性が高くなって防振装置の制振性能が制限されるおそれがあった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、高コスト化を招いたり、制振性能を制限させたりすることなく、長寿命化を図ることができる防振装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の防振装置は、振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される第1取付け部と、振動発生部および振動受部のいずれか他方に連結される第2取付け部と、これらの第1、第2取付け部同士を弾性的に連結する第1ゴム弾性体と、この第1ゴム弾性体を隔壁の一部として液体が封入され、かつ第1ゴム弾性体の変形により内容積が変化する主液室と、隔壁の少なくとも一部が変形可能に形成され、かつ液体が封入される副液室と、主液室と副液室とを連通するオリフィスと、を備えた防振装置であって、前記第1取付け部は、内部に前記主液室および副液室を有する筒状の本体部と、この本体部を径方向外方から囲繞する外郭筒部と、を備え、前記本体部の周壁部には、前記主液室に開口する側面開口部が形成されるとともに、この側面開口部を閉塞する板状の第2ゴム弾性体が、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれた状態で張設され、この第2ゴム弾性体の少なくとも一部は前記外郭筒部の内周面と非接触となっていることを特徴とする。
この発明では、第2ゴム弾性体が外郭筒部の外部に対して気密に保たれているので、この第2ゴム弾性体が外気に接触してオゾン劣化し易くなるのを防ぐことが可能になる。したがって、例えば、第2ゴム弾性体を第1ゴム弾性体とは異なる耐オゾン性に優れたゴム材料で形成したり、その厚さを厚くしたりすることなく、この防振装置の長寿命化を図ることができる。
しかも、第2ゴム弾性体の少なくとも一部が外郭筒部の内周面と非接触となっているので、第1取付け部若しくは第2取付け部に振動が作用した際に生ずる第2ゴム弾性体の弾性変形若しくは振動が、外郭筒部の内周面によって阻害されるのを抑えることが可能になり、防振装置の制振性能が制限されるのを防ぐことができる。
ここで、前記第1ゴム弾性体は前記本体部の内周面に接着されるとともに、この第1ゴム弾性体および前記第2ゴム弾性体は同じゴム材料で一体に形成されてもよい。
この場合、第1ゴム弾性体および第2ゴム弾性体が同じゴム材料で一体に形成されているので、これらの各部材を高精度かつ容易に形成することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されるとともに、この防振装置の高コスト化を抑えることができる。
また、前記本体部の外周面において前記側面開口部の開口周縁部には、前記外郭筒部の内周面に気密状態で当接した囲繞ゴム弾性体が設けられ、前記第2ゴム弾性体は、少なくとも前記囲繞ゴム弾性体によって前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれてもよい。
この場合、第2ゴム弾性体を外郭筒部の外部に対して確実に気密に保つことが可能になる。
さらに、前記囲繞ゴム弾性体においてこの防振装置の中心軸線方向における一端部に、この中心軸線方向に開口するシール開口部が形成され、かつこの囲繞ゴム弾性体の両周端部には、前記本体部の外周面に沿ってその周方向に連続して延在したバンドゴム弾性体が連結され、このバンドゴム弾性体および前記囲繞ゴム弾性体が外郭筒部の内周面に気密状態で当接し、かつ前記本体部および外郭筒部それぞれにおける前記中心軸線方向の一端部同士が気密状態で嵌合することによって、前記第2ゴム弾性体が、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれてもよい。
また、これに代えて、前記囲繞ゴム弾性体においてこの防振装置の中心軸線方向における両端部にはそれぞれ、前記本体部の外周面に沿ってその周方向に連続して延在したバンドゴム弾性体が連結され、かつこの囲繞ゴム弾性体の周端部には、前記本体部の周方向に開口するシール開口部が形成され、前記バンドゴム弾性体および囲繞ゴム弾性体が前記外郭筒部の内周面に気密状態で当接することによって、前記第2ゴム弾性体は、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれてもよい。
これらの場合、前述の作用効果が確実に奏功されることになる。さらに、第2ゴム弾性体は、囲繞ゴム弾性体によりその全周にわたって囲繞されているのではなく、少なくとも一部が、前記シール開口部を通して、本体部と外郭筒部との間の、バンドゴム弾性体を隔壁の一部とする気密空間内に開放されているので、囲繞ゴム弾性体を設けたことによって、第2ゴム弾性体の変形や振動が抑えられ防振装置の制振性能が制限されるのを防ぐことが可能になる。
また、前記本体部の内部においてオリフィスの一部を含む空間内に往復動可能に設けられ、かつこの往復動で前記オリフィスを開閉する開閉部材と、前記主液室と開閉部材との間に配置され、かつ前記主液室から開閉部材側へのみ液体を流動させる逆止弁と、前記開閉部材を逆止弁側に向けて付勢する弾性部材と、が備えられ、この防振装置に振動が加わるのに伴って生じる第1ゴム弾性体の変形によって、前記主液室が拡縮してその内容積が変化するとともに、この主液室の内容積の変化に伴って生じる液圧変動により前記開閉部材が往復動して、前記オリフィスを開閉させる構成とされてもよい。
この発明によれば、防振装置の高コスト化を招いたり、制振性能を制限させたりすることなく、長寿命化を図ることができる。
以下、本発明に係る防振装置の第1実施形態を、図1および図2を参照しながら説明する。この防振装置10は、振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される第1取付け部11と、振動発生部および振動受部のいずれか他方に連結される第2取付け部12と、これらの第1、第2取付け部11、12同士を弾性的に連結するブロック状の第1ゴム弾性体13と、この第1ゴム弾性体13を隔壁の一部として液体が封入され、かつ第1ゴム弾性体13の変形により内容積が変化する主液室14と、隔壁の少なくとも一部が変形可能に形成され、かつ液体が封入される副液室15と、主液室14と副液室15とを連通するオリフィス16、27と、を備えている。
なお、これらの各部材はそれぞれ、中心軸線Oと同軸に設けられている。また、前記液体としては、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイル等が挙げられる。
第1取付け部11は、内部に主液室14および副液室15を有する筒状の本体部17と、この本体部17を径方向外方から囲繞する外郭筒部18と、を備えている。なお、図示の例では、外郭筒部18の一端開口部に、取付け板18aがその径方向外方に向けて突設されており、この取付け板18aが車両に取り付けられるようになっている。
ここで、本実施形態では、第1ゴム弾性体13は、本体部17の一端開口部を閉塞するように設けられている。図示の例では、第1ゴム弾性体13は、本体部17の内周面における一端開口部に接着されている。さらに、この本体部17には、その他端開口部を閉塞するようにダイヤフラム19が設けられており、この本体部17の内部は、第1ゴム弾性体13およびダイヤフラム19で閉塞されている。このうちダイヤフラム19は、副液室15の隔壁の一部となっている。
本体部17の内側に、前記中心軸線O方向に間隔をあけて配置された一対の仕切り板22a、22bが嵌合されている。一対の仕切り板22a、22b同士の間には、例えばゴム材若しくは合成樹脂材等からなる円板状の弁体23が設けられている。弁体23において、主液室14側の表面はその外周縁部から径方向内方に向かうに従い漸次深くなるように凹み、副液室15側の裏面はその外周縁部から径方向内方に向かうに従い漸次厚さが厚くなるように傾斜している。そして、弁体23は、その表面の全体が一対の仕切り板22a、22bのうち主液室14側に配置された上仕切り板22aの表面に押し付けられて平面とされ、かつ裏面の径方向中央部が一対の仕切り板22a、22bのうち副液室15側に配置された下仕切り板22bの表面に押し付けられて、一対の仕切り板22a、22b同士の間に配置されている。
上仕切り板22aの表面において弁体23が当接した部分には、その外周縁よりも径方向内方に、複数の貫通孔が形成されている。また、下仕切り板22bの表面において弁体23と対向する部分には、その外周縁を跨って複数の貫通孔が形成されている。
以上より、主液室14内の液圧が大きくなりこの液圧が弁体23の表面側から作用すると、この弁体23の外周部が副液室15側に弾性状態で折り曲げられ、上仕切り板22aに形成された貫通孔が開口し、この貫通孔と下仕切り板22bに形成された貫通孔とが、仕切り板22a、22b同士の間の空間を通して連通する。
一方、液圧が弁体23の裏面側から作用すると、この弁体23の表面が上仕切り板22aにさらに押し付けられる。
すなわち、弁体23および仕切り板22a、22bにより、主液室14から後述する開閉部材25側へのみ液体を流動させ、開閉部材25側から主液室14への液体の流動を規制する逆止弁24が構成されている。
ここで、オリフィス16、27を有するオリフィス形成部材26は筒状とされて、本体部17の内側において、下仕切り部22bとダイヤフラム19との間に位置する部分に嵌合している。このオリフィス形成部材26には、その内部を前記中心軸線O方向で仕切り、かつ副液室15の隔壁の一部を構成する壁部26aが設けられている。この壁部26aと、オリフィス形成部材26の内周面において壁部26aよりもダイヤフラム19側に位置する部分と、が副液室15の隔壁の一部をなしている。
さらに、オリフィス形成部材26の内側において、壁部26aと下仕切り板22bとの間に位置する部分には、筒状の開閉部材25が前記中心軸線O方向に摺動可能に設けられている。この開閉部材25の前記中心軸線O方向における下仕切り部22b側の端部には、その径方向に延びる頂板25aが連結されている。そして、開閉部材25が前記中心軸線O方向に移動したときに、この頂板25aが下仕切り板22bに接触および離間してこの下仕切り板22bに形成された貫通孔を開閉するようになっている。
ここで、開閉部材25が摺動するオリフィス形成部材26の内周面において壁部26a側の端部には、2つのオリフィス16、27のうちのアイドルオリフィス16に連通する図示されない連通孔が形成されており、開閉部材25は、前記中心軸線O方向に移動したときにこの連通孔をも開閉し、アイドルオリフィス16を介して主液室14と副液室16とを連通および遮断するようになっている。
また、開閉部材25の頂板25aとオリフィス形成部材26の壁部26aとの間には、開閉部材25を下仕切り部22b(逆止弁24)側に向けて付勢する例えばコイルスプリング等の弾性部材35が設けられている。
そして、この防振装置10に振動が加わるのに伴って生じる第1ゴム弾性体13の変形によって、主液室14が拡縮してその内容積が変化するとともに、この主液室14の内容積の変化に伴って生じる液圧変動により開閉部材25が前述のように前記中心軸線O方向に往復動して、前記連通孔を開閉させ、アイドルオリフィス16を介して主液室14と副液室15とを連通および遮断できるようになっている。
なお、2つのオリフィス16、27のうちのシェイクオリフィス27は、液圧変動によらず常時、主液室14と副液室15とを連通させている。
以上より、防振装置10にアイドル振動が加わった場合には、主液室14の液圧変動により生ずる力よりも、開閉部材25を逆止弁24に向けて付勢する弾性部材35の予圧縮荷重の方が大きいため、開閉部材25の頂板25aは下仕切り板22bと当接して、この下仕切り板22bに形成された貫通孔が閉じられ、かつ主液室14と副液室15とが前記連通孔およびアイドルオリフィス16を介して連通し、液体が往来することにより、この液体がアイドルオリフィス16内で液柱共振等して防振装置10の動ばね定数が低減され、アイドル振動が吸収されるようになっている。なお、この際、主液室14と副液室15とはシェイクオリフィス27をも通して連通しており、振動は液体がこのオリフィス27も往来することにより吸収されるようになっている。
一方、この防振装置10にシェイク振動が加わった場合には、主液室14の液圧変動により生ずる力が、前記予圧縮荷重よりも大きくなるため、弁体23が前述のように折り曲げられ、液体が主液室14から流出する。そして、この液体に押された開閉部材25が、弾性部材35の付勢力に抗しつつ副液室15側に移動させられ、オリフィス形成部材26の壁部26aに当接する。これにより、前記連通孔が閉じられてアイドルオリフィス16を通した主液室14と副液室15との連通が遮断され、シェイクオリフィス27のみを通して主液室14と副液室15とが連通する。これにより、このシェイクオリフィス27内を液体が往来して液柱共振等することにより、シェイク振動が吸収されるようになっている。
そして、本実施形態では、本体部17の周壁部に、主液室14に開口する側面開口部28が形成されるとともに、この側面開口部28を閉塞する板状の第2ゴム弾性体29が、外郭筒部18の内周面と非接触とされて張設されている。図示の例では、側面開口部28は、この本体部17の周壁部の側面視四角形状とされている。なお、第2ゴム弾性体29は、ダイヤフラム19の厚さ以上の厚さで形成されており、防振装置10に振動が加わったときに、本体部17の径方向に弾性変形若しくは振動することにより、振動を吸収するようになっている。また、第2ゴム弾性体29は、その外表面が本体部17の内周面と面一となるように設けられている。さらに、第2ゴム弾性体29は、平板状体とされその全体が外郭筒部18の内周面と非接触となっている。
また、本体部17の外周面において側面開口部28の開口周縁部には、外郭筒部18の内周面に気密状態で当接した囲繞ゴム弾性体30が設けられている。本実施形態では、この囲繞ゴム弾性体30は、本体部17の外周面に接着している。また、囲繞ゴム弾性体30において、この防振装置10の中心軸線O方向における一端部に、この中心軸線O方向に開口するシール開口部31が形成されている。すなわち、シール開口部31は、囲繞ゴム弾性体30の前記一端部を前記中心軸線O方向に貫通している。
本実施形態では、囲繞ゴム弾性体30は、側面開口部28を画成する4辺上に沿って連続して設けられた4つの辺部により構成されており、これらの辺部のうち、前記中心軸線O方向の一端部に位置し、かつ本体部17の周方向に沿って延びる上辺部を、その厚さが薄くなるように形成することによって、シール開口部31が構成されている。以上より、囲繞ゴム弾性体30を構成する前記4つの辺部のうち、前記上辺部以外の3つ辺部が外郭筒部18の内周面に気密状態で当接し、シール開口部31を有する前記上辺部は、外郭筒部18の内周面に非接触となっている。
さらに、この囲繞ゴム弾性体30の周端部、すなわち本実施形態では、前記4つの辺部のうち、本体部17の周方向で互いに対向して配置され、かつ前記中心軸線O方向に沿って延びる2つの辺部にはそれぞれ、前記周方向においてこれらの辺部が互いに対向する方向の反対方向に向けて連続して延在し、これらの2つの辺部を前記反対方向側から連結するバンドゴム弾性体32が設けられている。すなわち、バンドゴム弾性体32は、本体部17の外周面において囲繞ゴム弾性体30が設けられている周方向位置を除いた部分の全周にわたって接着されている。
なお、図示の例では、バンドゴム弾性体32は、前記2つの辺部それぞれの前記中心軸線O方向の中央部同士を連結している。
また、本実施形態では、第1ゴム弾性体13、囲繞ゴム弾性体30および第2ゴム弾性体29、さらにバンドゴム弾性体32は、例えば天然ゴム等を主成分とする同一のゴム材料で一体に形成されている。なお、図示の例では、本体部17の内周面には、第1ゴム弾性体13が接着された部分を除いた部分の全域に膜状の被覆ゴム弾性体33が接着されており、この被覆ゴム弾性体33のうち、前記側面開口部28を本体部17の内側から閉塞する部分が、前記第2ゴム弾性体29となっている。
ここで、本実施形態ではさらに、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の一端部同士も気密状態で嵌合しており、これにより、前述のようにバンドゴム弾性体32および囲繞ゴム弾性体30が外郭筒部18の内周面に気密状態で当接していることと相俟って、第2ゴム弾性体29が、外郭筒部18の外部に対して気密に保たれている。すなわち、第2ゴム弾性体29は、本体部17の外周面と外郭筒部18の内周面との間において、本体部17と外郭筒部18との前述した嵌合部分、バンドゴム弾性体32および囲繞ゴム弾性体30で囲まれた気密空間内に配置されている。
なお、本体部17は外郭筒部18に圧入されている。
以上説明したように、本実施形態による防振装置10によれば、第2ゴム弾性体29が外郭筒部18の外部に対して気密に保たれているので、この第2ゴム弾性体29が外気に接触してオゾン劣化し易くなるのを防ぐことが可能になる。したがって、第2ゴム弾性体29を、例えば第1ゴム弾性体13とは異なる耐オゾン性に優れたゴム材料(例えばクロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレン共重合体ゴム(EPR、EPDM)等)で形成したり、その厚さを厚くしたりすることなく、この防振装置10の長寿命化を図ることができる。
しかも、第2ゴム弾性体29が外郭筒部18の内周面と非接触状態で設けられているので、第1取付け部11若しくは第2取付け部12に振動が作用した際に生ずる第2ゴム弾性体29の弾性変形若しくは振動が、外郭筒部18の内周面によって阻害されるのを抑えることが可能になり、防振装置10の制振性能が制限されるのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、第1ゴム弾性体13、囲繞ゴム弾性体30および第2ゴム弾性体29が同じゴム材料で一体に形成されているので、これらの各部材を高精度かつ容易に形成することが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されるとともに、この防振装置10の高コスト化を抑えることができる。
さらに、第1ゴム弾性体13が本体部17の内周面に接着されるとともに、囲繞ゴム弾性体30およびバンドゴム弾性体32が本体部17の外周面に接着されているので、防振装置10の製造時において本体部17を外郭筒部18に容易に圧入することが可能になり、この防振装置10の高コスト化を確実に防ぐことができる。
さらに、本実施形態では、第2ゴム弾性体29は、囲繞ゴム弾性体30によりその全周にわたって囲繞されているのではなく、少なくとも一部が、シール開口部31を通して、本体部17と外郭筒部18との間の、バンドゴム弾性体32を隔壁の一部とする気密空間内に開放されているので、囲繞ゴム弾性体30を設けたことによって、第2ゴム弾性体29の変形や振動が抑えられ防振装置10の制振性能が制限されるのを防ぐことが可能になる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図3および図4に示されるように、バンドゴム弾性体32を、囲繞ゴム弾性体30において前記中心軸線O方向における両端部にそれぞれ、本体部17の外周面に沿ってその周方向に連続して延在させて連結し、シール開口部31を、囲繞ゴム弾性体30の周端部に、この本体部17の周方向に開口させるように形成してもよい。
図示の例では、バンドゴム弾性体32は、囲繞ゴム弾性体30を構成する前記4つの辺部のうち、前記上辺部、およびこの上辺部に前記中心軸線O方向で対向して配置された下辺部それぞれの両周端部同士を連結している。これにより、本体部17の外周面において前記中心軸線O方向に互いに間隔あけた位置にそれぞれ、全周にわたって連続して外郭筒部18の内周面に気密状態で当接するバンドゴム弾性体32および囲繞ゴム弾性体30が設けられている。また、シール開口部31は、囲繞ゴム弾性体30の周端部を前記周方向に貫通している。
以上より、外郭筒部18の内周面において前記中心軸線O方向で互いに間隔をあけた2箇所にそれぞれ、囲繞ゴム弾性体30およびバンドゴム弾性体32が、その全周にわたって連続して気密状態で当接することによって、第2ゴム弾性体29を、シール開口部31を通して本体部17と外郭筒部18との間の気密空間内に開放させた状態で、外郭筒部18の外部に対して気密に保つようになっている。
この構成においても、図1および図2で示した前記実施形態と同様の作用効果が奏功されることになる。
さらに、図1から図4に示す防振装置10に代えて、例えば図5および図6に示すように、バンドゴム弾性体32を設けずに、本体部17の外周面において側面開口部28の開口周縁部にその全周にわたって囲繞ゴム弾性体30を設け、この囲繞ゴム弾性体30を外郭筒部18の内周面に気密状態で当接させるようにしてもよい。
なお、図示の例では、第2ゴム弾性体29は、その外表面が本体部17の内周面よりも径方向内方に位置されるようにして設けられている。また、外郭筒部18の外周面はさらにブラケット筒部34に嵌合されており、このブラケット筒部34のブラケット34aが車体に取り付けられるようになっている。さらに、本体部17および外郭筒部18の前記中心軸線O方向の他端部(ダイヤフラム19側)同士が嵌合している。
以上の構成においても、第2ゴム弾性体29を、外郭筒部18の外部に対して気密に保つことが可能になる。
また、第2ゴム弾性体29は、その外表面が本体部17の外周面と面一となるように設けてもよいし、本体部17の外周面よりも径方向外方に突出させて設けてもよい。さらにまた、本体部17の側面開口部28を前記側面視四角形状としたが、例えば円形状や多角形状等としてもよい。
さらに、囲繞ゴム弾性体30、およびバンドゴム弾性体32をそれぞれ、本体部17の外周面に接着したが、本体部17が外郭筒部18に囲繞された状態で、これらの本体部17の外周面および外郭筒部18の内周面に、囲繞ゴム弾性体30およびバンドゴム弾性体32が気密に当接する構成であれば、本体部17の外周面に接着しなくてもよい。
また、前記実施形態では、第1ゴム弾性体13、囲繞ゴム弾性体30および第2ゴム弾性体29、さらにバンドゴム弾性体32を同じゴム材料で一体に形成したが、それぞれを別部材として形成してもよい。そして、このうち第2ゴム弾性体29のみを、例えば耐オゾン性に優れたゴム材料(例えばクロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレン共重合体ゴム(EPR、EPDM)等)で形成してもよい。
さらに、前記実施形態では、本体部17の内部に、開閉部材25、弾性部材35およびアイドルオリフィス16を設けたが、これらを設けなくてもよい。また、アイドルオリフィス16を開閉させる構成は、前記実施形態に限らず、例えば電気的なアクチュエータ若しくは電磁バルブ等を本体部17内に設けてもよい。
また、図3および図4に示す実施形態では、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の一端部(第1ゴム弾性体13側)同士を嵌合させたが、図5および図6に示すようにダイヤフラム19側の他端部同士を嵌合させてもよい。あるいは、図5および図6に示す実施形態では、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の他端部(ダイヤフラム19側)同士を嵌合させたが、図1から図4に示すように第1ゴム弾性体13側の一端部同士を嵌合させてもよい。
さらに、囲繞ゴム弾性体30およびバンドゴム弾性体32は設けずに、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の両端部同士を気密状態で嵌合させることにより、第2ゴム弾性体29を外郭筒部18の外部に対して気密に保つようにしてもよい。さらにまた、図1から図6に示す実施形態において、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の両端部同士を気密状態で嵌合させてもよい。
また、図1および図2に示す実施形態に代えて、シール開口部31を、囲繞ゴム弾性体30において前記中心軸線O方向における他端部(ダイヤフラム19側)に形成し、本体部17および外郭筒部18それぞれにおける前記中心軸線O方向の他端部同士を気密状態で嵌合するようにしてもよい。
さらにまた、図1から図6で示した実施形態では、第2ゴム弾性体29を平板状体に形成しその全体を外郭筒部18の内周面と非接触としたが、この第2ゴム弾性体29の少なくとも一部が外郭筒部18の内周面と非接触となっていれば、前記各実施形態に限られるものではない。例えば、図7に示されるように、第2ゴム弾性体29の中央部に凸部29aを突設し、この第2ゴム弾性体29において、凸部29aのみを外郭筒部18の内周面に接触させ、その他の部分は外郭筒部18の内周面と非接触にしてもよい。
この場合、防振装置10の組み立て時に、この防振装置10の制振性能を容易に微調整することが可能になる。
防振装置の高コスト化を招いたり、制振性能を制限させたりすることなく、長寿命化を図ることができる。
本発明に係る第1実施形態として示した防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置において外郭筒部を除いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る第2実施形態として示した防振装置の縦断面図である。 図3に示す防振装置において外郭筒部を除いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る第3実施形態として示した防振装置の縦断面図である。 図5に示す防振装置において外郭筒部を除いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る第4実施形態として示した防振装置の一部拡大縦断面図である。
符号の説明
10 防振装置
11 第1取付け部
12 第2取付け部
13 第1ゴム弾性体
14 主液室
15 副液室
16、27 オリフィス
17 本体部
18 外郭筒部
24 逆止弁
25 開閉部材
28 側面開口部
29 第2ゴム弾性体
30 囲繞ゴム弾性体
31 シール開口部
32 バンドゴム弾性体
35 弾性部材
O 中心軸線

Claims (6)

  1. 振動発生部および振動受部のいずれか一方に連結される第1取付け部と、
    振動発生部および振動受部のいずれか他方に連結される第2取付け部と、
    これらの第1、第2取付け部同士を弾性的に連結する第1ゴム弾性体と、
    この第1ゴム弾性体を隔壁の一部として液体が封入され、かつ第1ゴム弾性体の変形により内容積が変化する主液室と、
    隔壁の少なくとも一部が変形可能に形成され、かつ液体が封入される副液室と、
    主液室と副液室とを連通するオリフィスと、を備えた防振装置であって、
    前記第1取付け部は、内部に前記主液室および副液室を有する筒状の本体部と、この本体部を径方向外方から囲繞する外郭筒部と、を備え、
    前記本体部の周壁部には、前記主液室に開口する側面開口部が形成されるとともに、この側面開口部を閉塞する板状の第2ゴム弾性体が、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれた状態で張設され、この第2ゴム弾性体の少なくとも一部は前記外郭筒部の内周面と非接触となっていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    前記第1ゴム弾性体は前記本体部の内周面に接着されるとともに、この第1ゴム弾性体および前記第2ゴム弾性体は同じゴム材料で一体に形成されていることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1または2に記載の防振装置であって、
    前記本体部の外周面において前記側面開口部の開口周縁部には、前記外郭筒部の内周面に気密状態で当接した囲繞ゴム弾性体が設けられ、
    前記第2ゴム弾性体は、少なくとも前記囲繞ゴム弾性体によって前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれていることを特徴とする防振装置。
  4. 請求項3記載の防振装置であって、
    前記囲繞ゴム弾性体においてこの防振装置の中心軸線方向における一端部に、この中心軸線方向に開口するシール開口部が形成され、かつこの囲繞ゴム弾性体の両周端部には、前記本体部の外周面に沿ってその周方向に連続して延在したバンドゴム弾性体が連結され、
    このバンドゴム弾性体および前記囲繞ゴム弾性体が外郭筒部の内周面に気密状態で当接し、かつ前記本体部および外郭筒部それぞれにおける前記中心軸線方向の一端部同士が気密状態で嵌合することによって、前記第2ゴム弾性体が、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれていることを特徴とする防振装置。
  5. 請求項3記載の防振装置であって、
    前記囲繞ゴム弾性体においてこの防振装置の中心軸線方向における両端部にはそれぞれ、前記本体部の外周面に沿ってその周方向に連続して延在したバンドゴム弾性体が連結され、かつこの囲繞ゴム弾性体の周端部には、前記本体部の周方向に開口するシール開口部が形成され、前記バンドゴム弾性体および囲繞ゴム弾性体が前記外郭筒部の内周面に気密状態で当接することによって、前記第2ゴム弾性体は、前記外郭筒部の外部に対して気密に保たれていることを特徴とする防振装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の防振装置であって、
    前記本体部の内部においてオリフィスの一部を含む空間内に往復動可能に設けられ、かつこの往復動で前記オリフィスを開閉する開閉部材と、
    前記主液室と開閉部材との間に配置され、かつ前記主液室から開閉部材側へのみ液体を流動させる逆止弁と、
    前記開閉部材を逆止弁側に向けて付勢する弾性部材と、が備えられ、
    この防振装置に振動が加わるのに伴って生じる第1ゴム弾性体の変形によって、前記主液室が拡縮してその内容積が変化するとともに、この主液室の内容積の変化に伴って生じる液圧変動により前記開閉部材が往復動して、前記オリフィスを開閉させる構成とされたことを特徴とする防振装置。
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