JP2008309120A - 排気管継手 - Google Patents

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Keisaku Yoshida
圭作 吉田
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Abstract

【課題】 排気管に治具や追加加工を行うことなく、接続用リングの軸方向の移動を所定範囲に規制でき、これにより両フランジの接続作業を効率良く行うことができる排気管継手の提供。
【解決手段】 触媒コンバータ1の端部4と第2排気管2を接続するための排気管継手であって、第1排気管2の縮径した端部4に設けられる第1フランジ5と、第1排気管2の縮径した傾斜部3と第1フランジ5に軸方向の移動を所定範囲に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられる筒状の接続用リング6と、第2排気管2の端部13に設けられる第2フランジ14と、第1フランジ5と第2フランジ14との間に挟持されるシール部材17と、接続用リング6と第2フランジ14を締結して両フランジでシール部材17を締め付ける締結手段(ボルト18、ナット19)を備えることとした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、排気管継手に関する。
従来、接続用リングを有する排気管のフランジと触媒コンバータのフランジとをボルト・ナットで締結した排気管継手の技術が公知になっており、このような排気管継手では、接続用リングが排気管のフランジに対して周方向に回転可能に設けられているため、接続用リングのボルト挿入孔の周方向位置を排気管のフランジのボルト挿通孔に合致させた状態として、ここにボルトを挿通してナットで締結できるようになっている(特許文献1参照)。
特開平7−259551号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、接続用リングが排気管のフランジ側に設けられているため、製造工程から組立工程へ移行する搬送時や両フランジの接続時の傾斜状態により、接続用リングが排気管のフランジから遠い位置に移動してしまい、その都度、接続用リングを所定位置に移動させなればならないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、排気管に治具や追加加工を行うことなく、接続用リングの軸方向の移動を所定範囲に規制でき、これにより両フランジの接続作業を効率良く行うことができる排気管継手を提供することである。
また、本実施例1では、両フランジの締結手段をボルト・ナット構造とした場合におけるボルトの挿入角度を調整可能な排気管継手を提供することを目的としている。
本発明の請求項1記載の発明では、第1排気管と第2排気管を接続するための排気管継手であって、第1排気管の縮径した端部に設けられる第1フランジと、前記第1排気管の縮径した傾斜部と第1フランジに軸方向の移動を所定範囲に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられる筒状の接続用リングと、前記第2排気管の端部に設けられる第2フランジと、前記第1フランジと第2フランジとの間に挟持されるシール部材と、前記接続用リングと第2フランジを締結して前記両フランジでシール部材を締め付ける締結手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、第1排気管と第2排気管を接続するための排気管継手であって、第1排気管の縮径した端部に設けられる第1フランジと、前記第1排気管の縮径した傾斜部と第1フランジに軸方向の移動を所定範囲に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられる筒状の接続用リングと、前記第2排気管の端部に設けられる第2フランジと、前記第1フランジと第2フランジとの間に挟持されるシール部材と、前記接続用リングと第2フランジを締結して前記両フランジでシール部材を締め付ける締結手段を備えるため、排気管に治具や追加加工を行うことなく、接続用リングの軸方向の移動を所定範囲に規制でき、これにより両フランジの接続作業を効率良く行うことができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の排気管継手が採用された排気系を説明する図、図2は本実施例1の排気管継手の側断面図、図3は同分解側断面図、図4は本実施例1の接続用リングを排気ガス下流側から見た図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の排気管継手が採用される排気系は、エンジンA1と、触媒コンバータ1と、サブマフラA2と、メインマフラA3がエキゾーストマニホールドA4、排気管2、各排気管A5〜A7によって連通接続された構成となっている。
以下、触媒コンバータ1の排気ガス下流側端部(以下、触媒コンバータ1の端部4を称す)と排気管2の排気ガス上流側端部(以下、排気管2の端部13と称す)との接続構造について詳述する。
図2、3に示すように、本実施例1の排気管継手では、触媒コンバータ1の排気ガス下流側が傾斜部3を有して縮径されると共に、この縮径された端部4に環状の第1フランジ5が外嵌した状態でその全周が溶接X1により固定されている。
また、第1フランジ5と傾斜部3との間には、略筒状の接続用リング6が外嵌した状態で設けられている。なお、接続用リング6は第1フランジ5の取付けの前工程において触媒コンバータ1に対して取り付けられている。
具体的には、接続用リング6は、段付きの筒状に形成される他、排気ガス上流側の第1段部7の中心には、円形の開口部8が形成されている。
また、第1段部7から排気ガス下流側へ段差を有して上下方向へ略円弧状に拡径した第2段部9,10には一対のボルト挿通孔11,12がそれぞれ設けられている。
さらに、図4に示すように、接続用リング6の開口部8の直径D1は触媒コンバータ1の端部4の径D2(図3参照)よりも幾分大きく形成される他、両第2段部9,10間の寸法D3は第1フランジ5の外径D4(図3参照)よりも幾分大きく形成されている。
これによって、図3に示すように、接続用リング6は、触媒コンバータ1の傾斜部3と第1フランジ5に軸方向の移動を所定範囲L1に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられている。
一方、排気管2の端部13には、接続用リング6の外形と略同じ外形を有する環状の第2フランジ14が外嵌した状態で全周に亘って溶接X2により固定される他、接続用リング6のボルト挿通孔11,12と合致する位置にはボルト挿通孔15,16がそれぞれ形成されている。
その他、前述した各構成部材は全て金属製となっている。
また、触媒コンバータ1の内部には筒状の間隔保持部材1aを介して円柱状のセラミック製触媒担体1bが収容されている。なお、触媒担体はセラミック製触媒担体に限らず、金属製触媒担体を採用しても良い。
そして、図2に示すように、第1フランジ5と第2フランジ14との間に金属製で環状のシール部材17を挟持させ、且つ、接続用リング6の両段部7,9の内側と第1フランジ5の一部外周を略外嵌させた状態として、第2フランジ14のボルト挿通孔15,16から接続用リング6のボルト挿通孔11,12にボルト18を挿入してナット19で締結することにより、これら両フランジ5,14でシール部材17を締め付けて密着させた状態で触媒コンバータ1と排気管2が連通接続されている。
ここで、従来の発明にあっては、接続用リングが排気管のフランジ側に設けられているため、製造工程から組立工程へ移行する搬送時や両フランジの接続時の傾斜状態により、接続用リングが排気管のフランジから遠い位置に摺動して移動してしまい、その都度、接続用リング6を所定位置に移動させなればならないという問題点があった。
これに対し、本実施例1では、前述したように、接続用リング6は、触媒コンバータ1の傾斜部3と第1フランジ5に軸方向の移動を所定範囲L1に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられているため、接続用リング6が第1フランジ5から遠くに移動してしまう虞がなく、両フランジ5,14の接続作業を効率的に行うことができる。
また、排気管2側に接続用リング6を設けた場合に比べて接続前の搬送時における脱落を確実に防止でき、好適となる。
さらに、接続用リング6は所定範囲L1で規制されるため、メンテナンス時には接続用リング6を傾斜部3側に移動させてシール部材17の点検・交換を容易に行うことができ、接続用リング6を全く移動できない場合に比べてメンテナンス性を大幅に向上できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気管継手にあっては、触媒コンバータ1の端部4と第2排気管2を接続するための排気管継手であって、第1排気管2の縮径した端部4に設けられる第1フランジ5と、第1排気管2の縮径した傾斜部3と第1フランジ5に軸方向の移動を所定範囲に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられる筒状の接続用リング6と、第2排気管2の端部13に設けられる第2フランジ14と、第1フランジ5と第2フランジ14との間に挟持されるシール部材17と、接続用リング6と第2フランジ14を締結して両フランジでシール部材17を締め付ける締結手段(ボルト18、ナット19)を備えるため、排気管2に治具や追加加工を行うことなく、接続用リング6の軸方向の移動を所定範囲に規制でき、これにより両フランジの接続作業を効率良く行うことができる。
以下、実施例2を説明する。
本実施例2において、前記実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図5は本発明の実施例2の接続用リングを排気ガス下流側から見た図、図6は図5のS6−S6線における断面図、図7は本実施例2の作用を説明する図である。
図5、6に示すように、本実施例2では、接続用リング6を上下に分断するように厚み方向へ薄い脆弱部20,21をそれぞれ形成している点が実施例1と異なる。
なお、本実施例3は、接続用リング6の排気ガス上流側からスリット22を形成して排気ガス下流側に脆弱部20,21を設けているが、排気ガス下流側からスリットを形成して排気ガス上流側に脆弱部を設けても良い。
従って、実施例1の効果に加えて、図7に示すように、接続用リング6を脆弱部20,21で屈折させてボルト挿入孔12,13の角度を調整でき、これにより、排気管2のボルト挿通孔15,16の角度(ボルト挿入角度)が周辺部位の製造誤差や組み付け誤差、または車種やタイプにより多少異なる場合でも対応でき、好適となる。
なお、図7は第2段部10側を屈折させてボルト挿通孔13のボルト挿入角度を変更した場合を図示しているが、この限りではない。
また、補足ではあるが、接続用リング6はボルト・ナットの締結持にその応力によって所望の角度に屈折させるため、屈折のための別工程を必要としない。また、ボルト・ナットの締結後において脆弱部20,21が破断しても何ら支障はない。
以下、実施例3を説明する。
本実施例3において、前記実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図8は本発明の実施例3の接続用リングを排気ガス下流側から見た図である。
図8に示すように、本実施例3では、接続用リング6のボルト挿通孔30,31をボルト18の径よりも大きく形成したという点が実施例1と異なる。
従って、実施例1の効果に加えて、排気管2のボルト挿通孔15,16の位置が周辺部位の製造誤差や組み付け誤差、または車種やタイプにより多少異なる場合でも対応でき、好適となる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では、触媒コンバータ1と排気管2の接続について説明したが、触媒コンバータ1とエキゾーストマニホールドA4との接続に適用しても良い。
また、各構成部材の具体的な材質については適宜設定できる。
本発明の実施例1の排気管継手が採用された排気系を説明する図である。 本実施例1の排気管継手の側断面図である。 本実施例1の排気管継手の分解側断面図である。 本実施例1の接続用リングを排気ガス下流側から見た図である。 本発明の実施例2の接続用リングを排気ガス下流側から見た図である。 図5のS6−S6線における断面図である。 本実施例2の作用を説明する図である。 本発明の実施例3の接続用リングを排気ガス下流側から見た図である。
符号の説明
X1、X2 溶接
A1 エンジン
A2 サブマフラ
A3 メインマフラ
A4 エキゾーストマニホールド
A5、A6、A7 排気管
1 触媒コンバータ
1a 間隔保持部材
1b セラミック製触媒担体
2 排気管
3 傾斜部
4 端部
5 第1フランジ
6 接続用リング
7 第1段部
8 開口部
9、10 第2段部
11、12 ボルト挿通孔
13 端部
14 第2フランジ
15、16 ボルト挿通孔
17 シール部材
18 ボルト
19 ナット
20、21 脆弱部
22 スリット
30、31 ボルト挿通孔

Claims (4)

  1. 第1排気管と第2排気管を接続するための排気管継手であって、
    第1排気管の縮径した端部に設けられる第1フランジと、
    前記第1排気管の縮径した傾斜部と第1フランジに軸方向の移動を所定範囲に規制され、且つ、軸周り方向に回転可能な状態で設けられる筒状の接続用リングと、
    前記第2排気管の端部に設けられる第2フランジと、
    前記第1フランジと第2フランジとの間に挟持されるシール部材と、
    前記接続用リングと第2フランジを締結して前記両フランジでシール部材を締め付ける締結手段を備えることを特徴とする排気管継手。
  2. 請求項1記載の排気管継手において、
    前記締結手段をボルト・ナットによる締結構造とし、
    前記接続用リングに形成されるボルト挿通孔をボルトの径よりも大きく形成したことを特徴とする排気管継手。
  3. 請求項1記載の排気管継手において、
    前記締結手段をボルト・ナットによる締結構造とし、
    前記接続用リングに厚み方向へ薄い脆弱部を形成すると共に、この脆弱部で該接続用リングを屈折させてボルトの挿入角度を調整可能としたことを特徴とする排気管継手。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれかに記載の排気管継手において、
    前記第1排気管の端部を触媒コンバータの縮径部の端部としたことを特徴とする排気管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112814773A (zh) * 2019-11-15 2021-05-18 马自达汽车株式会社 内燃机搭载车辆的排气管结构及内燃机搭载车辆制造方法

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