JP2008308663A - 水性インク、インクセット、画像形成方法、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 顔料及び樹脂を含有する顔料インクと共に用いる水性インクであって、前記水性インクが、前記顔料の分散状態を不安定化する反応性成分を含有し、最大泡圧法による前記水性インクの、寿命時間30m秒における動的表面張力が41mN/m以上であり、且つ寿命時間500m秒における動的表面張力が28mN/m以上38mN/m以下であることを特徴とする水性インク。
【選択図】 図1
Description
先ず、反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力を規定する意味について、以下に述べる。本発明者らは、インクジェット記録方法に適用可能なインクとして、さまざまな顔料インクと反応性インクとを用いて、本発明の課題を解決することができる反応性インクの特性について検討を行った。具体的には、従来から着目されているような、寿命時間10m秒や1000m秒等におけるインクの動的表面張力の特性をコントロールすることについて検討を行った。しかし、従来から着目されているようなどのような動的表面張力の条件としても、本発明の課題を解決する上では効果が得られないことがわかった。
上記で述べたように、本発明においては、反応性インクが顔料の分散状態を不安定化する反応性成分を含有し、最大泡圧法による反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力が41mN/m以上であることが必要である。更に、本発明の反応性インクは、画像の定着性や、記録媒体の裏面にインクが抜けること(裏抜け)を抑制するために、以下に述べる寿命時間500m秒における動的表面張力の特性を有することが必要である。
又、反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力が高すぎる、具体的には51mN/mを越えると、インクの記録媒体への浸透にかかる時間が長くなる。この結果、記録媒体の表面上でインクが広がり、反応性インクで形成した文字品位等が低下する場合がある。このため、反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力は51mN/m以下であることが好ましい。
以下、本発明の各インクについて、インクの特徴や、インクを構成する各成分について説明する。
反応性インクは、顔料インク中の顔料の分散状態を不安定化する反応性成分を含有し、更に下記の動的表面張力の特性を有する必要がある。即ち、前記反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力が41mN/m以上であり、且つ寿命時間500m秒における動的表面張力が28mN/m以上38mN/m以下であることが必要である。尚、上記で説明したように、前記反応性インクの寿命時間30m秒における動的表面張力は51mN/m以下であることが好ましい。
反応性インクは、色材を含有しないインクであっても、又は色材を含有するインクであっても、何れの場合でも本発明の効果を得ることができる。色材を含有する反応性インクとする場合、反応性インクの色材は、公知のものであっても、新規に合成されたものであっても、適宜選択して用いることができる。反応性インク中の色材の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.05質量%以上15.0質量%以下であることが好ましい。
C.I.ダイレクトイエロー:8、11、12、27、28、33、39、44、50、58、85、86、87、88、89、98、100、110、132、173等。C.I.アシッドイエロー:1、3、7、11、17、23、25、29、36、38、40、42、44、76、98、99等。
C.I.ダイレクトレッド:2、4、9、11、20、23、24、31、39、46、62、75、79、80、83、89、95、197、201、218、220、224、225、226、227、228、229、230等。C.I.アシッドレッド:6、8、9、13、14、18、26、27、32、35、42、51、52、80、83、87、89、92、106、114、115、133、134、145、158、198、249、265、289等。C.I.フードレッド:87、92、94等。C.I.ダイレクトバイオレット:107等。
C.I.ダイレクトブルー:1、15、22、25、41、76、77、80、86、90、98、106、108、120、158、163、168、199、226、307等。C.I.アシッドブルー:1、7、9、15、22、23、25、29、40、43、59、62、74、78、80、90、100、102、104、112、117、127、138、158、161、203、204、221、244等。
C.I.ダイレクトブラック:17、19、22、31、32、51、62、71、74、112、113、154、168、195等。C.I.アシッドブラック:2、48、51、52、110、115、156等。C.I.フードブラック:1、2等。
本発明においては、上記の色調のインクの他にも必要に応じて、レッド、グリーン、ブルー等の所謂特色インクを共に用いることができる。以下にこれらのインクに用いることができる色材の具体例を挙げる。勿論、本発明はこれらに限られるものではない。
C.I.アシッドオレンジ:7、8、10、12、24、33、56、67、74、88、94、116、142等。C.I.アシッドレッド:111、114、266、374等。C.I.ダイレクトオレンジ:26、29、34、39、57、102、118等。C.I.フードオレンジ:3等。C.I.リアクティブオレンジ:1、4、5、7、12、13、14、15、16、20、29、30、84、107等。C.I.ディスパースオレンジ:1、3、11、13、20、25、29、30、31、32、47、55、56等。C.I.アシッドグリーン:1、3、5、6、9、12、15、16、19、21、25、28、81、84等。C.I.ダイレクトグリーン:26、59、67等。C.I.フードグリーン:3等。C.I.リアクティブグリーン:5、6、12、19、21等。C.I.ディスパースグリーン:6、9等。C.I.アシッドブルー:62、80、83、90、104、112、113、142、203、204、221、244等。C.I.リアクティブブルー:49等。C.I.アシッドバイオレット:17、19、48、49、54、129等。C.I.ダイレクトバイオレット:9、35、47、51、66、93、95、99等。C.I.リアクティブバイオレット:1、2、4、5、6、8、9、22、34、36等。C.I.ディスパースバイオレット:1、4、8、23、26、28、31、33、35、38、48、56等。
反応性インクは、浸透剤として界面活性剤を含有することが好ましい。そして、配合されたインクが、上記で説明した動的表面張力変化を持つように調節されていることが必要である。このような界面活性剤は、例えば、以下のものを用いることができる。下記に挙げる界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体、脂肪酸ジエタノールアミド、アセチレングリコール系化合物等。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルフォン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルフォン酸塩等。アルファスルホ脂肪酸エステル塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキルフェノールスルフォン酸塩、アルキルナフタリンスルフォン酸塩、アルキルテトラリンスルフォン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等。
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド等。
アルキルカルボキシベタイン等。
フッ素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤等。
HLB=20×(界面活性剤の親水基の式量)/(界面活性剤の分子量) (1)
HLB値が9.0未満であると、界面活性剤の親水性が低すぎるため、インクを保存する場合等に、界面活性剤がインク中に溶解した状態を保てない場合がある。一方、HLB値が16.5より大きいと、界面活性剤の親水性が高すぎるため、寿命時間500m秒の動的表面張力を下げることが難しい場合がある。
反応性インクは、水及び水溶性有機化合物の混合溶媒である水性媒体を含有することが好ましい。本発明のインクには、上記で説明したインクの動的表面張力の特性を有するように調節されていれば、何れの水溶性有機化合物も用いることができる。インク中の水溶性有機化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、1.0質量%以上50.0質量%以下、更には3.0質量%以上40.0質量%以下であることが好ましい。
エタノール、イソプロパノール、2−プロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、ペンタノール、ヘキサノール等の炭素原子数1乃至6のアルコール類。N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のカルボン酸アミド類。アセトン、メチルエチルケトン、2−メチル−2−ヒドロキシペンタン−4−オン等のケトン類又はケトアルコール類。テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類。エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,2−又は1,3−プロピレングリコール、1,2−又は1,4−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等のアルキレングリコール類。グリセリン、1,3−ブタンジオール、1,2−又は1,5−ペンタンジオール、1,2−又は1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール等の多価アルコール類。エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノエチル(又はブチル)エーテル等の多価アルコールのアルキルエーテル類。2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルモルホリン等の複素環類。ジメチルスルホキシド、チオジグリコール等の含硫黄化合物類。
反応性インクは、保湿性維持のために前記成分の他に、尿素、尿素誘導体、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の保湿性化合物を含有してもよい。反応性インク中の保湿性化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上20.0質量%以下、更には、3.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。更に、反応性インクは、所望の物性値を持つインクとするために前記成分以外にも必要に応じて種々の化合物を含有してもよい。具体的には、例えば、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防カビ剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、水溶性ポリマー等の種々の添加剤を含有してもよい。
本発明においては、反応性インクの静的表面張力が、20mN/m以上40mN/m以下、更には25mN/m以上35mN/m以下であることが好ましい。
(色材)
本発明においては、顔料インクに用いることが顔料は、樹脂を分散剤として用いた樹脂分散型顔料であることが必要である。本発明における樹脂分散型顔料とは、樹脂(分散剤)により分散された顔料のことである。樹脂分散型顔料を含有する顔料インクを、上記で説明した反応性インクと共に用いることで、近年要求されている高いレベルの画像の堅牢性、即ち、耐擦過性及び耐マーカー性等に優れた画像を得ることができる。本発明者らは、この理由を以下のように考えている。即ち、上記で説明した動的表面張力の特性を有する反応性インクと、樹脂分散型顔料を含有する顔料インクとを組み合わせて用いることで、記録媒体の表面上でこれらのインクが互いに液体の状態で接触して、均一な反応が起こる。このとき、顔料と同様に樹脂も記録媒体の表面近傍に均一に分布して存在するようになるため、優れた耐擦過性及び耐マーカー性が得られるものと考えている。
ブラックの顔料インクに用いる顔料はカーボンブラックが挙げられる。カーボンブラックは、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等を用いることができる。具体的には、例えば、以下の市販品等を用いることができる。これらの顔料は1種又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。勿論、本発明はこれらに限られるものではない。
レイヴァン:7000、5750、5250、5000ULTRA、3500、2000、1500、1250、1200、1190ULTRA−II、1170、1255(以上、コロンビア製)。ブラックパールズ:L、リーガル:400R、330R、660R、モウグル:L、モナク:700、800、880、900、1000、1100、1300、1400、2000、ヴァルカン:XC−72R(以上、キャボット製)。カラーブラック:FW1、FW2、FW2V、FW18、FW200、S150、S160、S170、プリンテックス:35、U、V、140U、140V、スペシャルブラック:6、5、4A、4(以上、デグッサ製)。No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上、三菱化学製)。
カラーの顔料インクに用いる顔料は有機顔料が挙げられる。有機顔料は、具体的には、以下のものを用いることができる。これらの顔料は1種又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。勿論、本発明はこれらに限られるものではない。
トルイジンレッド、トルイジンマルーン、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ピラゾロンレッド等の水不溶性アゾ顔料。リトールレッド、ヘリオボルドー、ピグメントスカーレット、パーマネントレッド2B等の水溶性アゾ顔料。アリザリン、インダントロン、チオインジゴマルーン等の建染染料からの誘導体。フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系顔料。キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ等のキナクリドン系顔料。ペリレンレッド、ペリレンスカーレット等のペリレン系顔料。イソインドリノンイエロー、イソインドリノンオレンジ等のイソインドリノン系顔料。ベンズイミダゾロンイエロー、ベンズイミダゾロンオレンジ、ベンズイミダゾロンレッド等のイミダゾロン系顔料。ピランスロンレッド、ピランスロンオレンジ等のピランスロン系顔料。インジゴ系顔料。縮合アゾ系顔料。チオインジゴ系顔料。フラバンスロンイエロー、アシルアミドイエロー、キノフタロンイエロー、ニッケルアゾイエロー、銅アゾメチンイエロー、ペリノンオレンジ、アンスロンオレンジ、ジアンスラキノニルレッド、ジオキサジンバイオレット等。
C.I.ピグメントイエロー:12、13、14、17、20、24、74、83、86、93、109、110、117、120、125、128、137、138、147、148、151、153、154、166、168等。C.I.ピグメントオレンジ:16、36、43、51、55、59、61等。C.I.ピグメントレッド:9、48、49、52、53、57、97、122、123、149、168、175、176、177、180、192、215、216、217、220、223、224、226、227、228、238、240等。C.I.ピグメントバイオレット:19、23、29、30、37、40、50等。C.I.ピグメントブルー:15、15:3、15:1、15:4、15:6、22、60、64等。C.I.ピグメントグリーン:7、36等。C.I.ピグメントブラウン:23、25、26等。
分散剤は、水溶性を有する樹脂であれば何れのものも用いることができる。本発明においては特に、親水性基の作用により顔料を水性媒体に安定に分散することができる高分子分散剤を用いることが好ましい。分散剤は、重量平均分子量が、1,000以上30,000以下、更には3,000以上15,000以下であることが好ましい。顔料インク中の分散剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。又、顔料インク中の顔料の含有量及び分散剤の含有量の比率(P/B比=顔料の含有量/分散剤の含有量)は、0.02以上150以下であることが好ましい。
スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体。スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体。スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸−マレイン酸ハーフエステル共重合体。ベンジルメタクリレート−メタクリル酸共重合体。又はこれらの共重合体の塩等。
顔料インクは、水及び水溶性有機化合物の混合溶媒である水性媒体を含有することが好ましい。水は脱イオン水(イオン交換水)を用いることが好ましい。顔料インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、50.0質量%以上95.0質量%以下であることが好ましい。
顔料インクは、保湿性維持のために前記成分の他に、尿素、尿素誘導体、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の保湿性化合物を含有してもよい。顔料インク中の保湿性化合物の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上20.0質量%以下、更には、3.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。更に、顔料インクは、所望の物性値を持つインクとするために前記成分以外にも必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、消泡剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤等の添加剤を含有しても良い。
本発明においては、顔料インクの静的表面張力が、30mN/m以上60mN/m以下、更には35mN/m以上50mN/m以下であることが好ましい。
本発明においては、上記で説明した反応性インクや顔料インクの他に、その他のインクを組み合わせて用いることができる。本発明におけるその他のインクとは、例えば、多価金属等を含有しない、即ち、顔料インクと反応しないインク(非反応性インク)を含む。非反応性インクの色材は、公知のものであっても、新規に合成されたものであっても、適宜選択して用いることができる。具体的には、上記反応性インクの色材として用いることができるもの等を用いることができる。非反応性インク中の色材の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.05質量%以上15.0質量%以下であることが好ましい。又、非反応性インクの水性媒体や添加剤等は、上記で説明した反応性インクや顔料インクと同様のものを用いることができる。
本発明のインクセットは、複数のインクを有してなるものであり、少なくとも、上記で説明した反応性インク及び顔料インクを有することを特徴とする。インクセットは更に、上記で説明した非反応性インクの少なくとも1種や、それ以外のインクを有しても良い。本発明におけるインクセットとは、複数のインクをそれぞれ独立に収容してなるインクカートリッジの状態や、複数のインクをそれぞれ収容してなる複数のインク収容部を組み合わせて一体的に構成したインクカートリッジの状態、を含むものである。尚、前記インクカートリッジは、更に記録ヘッドが一体的に形成された構成を有するものであっても良い。又は、前記複数のインクをそれぞれ独立に収容してなるインクカートリッジが、インクジェット記録装置に対して着脱可能に構成されてなる状態も、本発明のインクセットに含まれるものとする。いずれにしても、本発明のインクセットは、少なくとも反応性インクと顔料インクとを組み合わせて用いることができるように構成されていれば良く、上記の形態に限られるものではなく、どのような形態であっても良い。
本発明にかかる画像形成方法は、顔料及び樹脂を含有する顔料インクと、少なくとも1種の水性インクとを用いて画像を形成する画像形成方法であって、前記顔料インク及び水性インクとして、上記で説明した顔料インク及び反応性インクを用い、前記顔料インクで形成する画像と、前記水性インクで形成する画像とが、少なくとも一部の領域で重なるように画像を形成することを特徴とする。
(顔料分散液Aの調製)
比表面積が210m2/gでDBP吸油量が74ml/100gであるカーボンブラック10部、酸価が200で重量平均分子量が10,000のスチレン−アクリル酸共重合体を10質量%水酸化ナトリウム水溶液で中和した樹脂20部、水70部を混合した。この混合物を、サンドグラインダーを用いて1時間分散した後、遠心分離処理を行って粗大粒子を除去し、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フィルム製)にて加圧ろ過を行った。上記の方法により、カーボンブラックが分散剤(樹脂)により分散された状態の顔料分散液Aを得た。得られた顔料分散液A中における顔料濃度は10質量%、分散剤(樹脂)濃度は20質量%、顔料分散液AのpHは10.0であり、顔料の重量平均粒子径は120nmであった。
C.I.ピグメントブルー15:3(ファストゲンブルーFGF、大日本インキ化学製)10部、酸価が200で重量平均分子量が10,000のスチレン−アクリル酸共重合体を10質量%水酸化ナトリウム水溶液で中和した樹脂20部、水70部を混合した。この混合物を、サンドグラインダーを用いて1時間分散した後、遠心分離処理を行って粗大粒子を除去し、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧ろ過を行った。この混合物を、サンドグラインダーを用いて1時間分散した後、遠心分離処理を行って粗大粒子を除去し、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フィルム製)にて加圧ろ過を行った。上記の方法により、顔料が分散剤(樹脂)により分散された状態の顔料分散液Bを得た。得られた顔料分散液B中における顔料濃度は8質量%、分散剤(樹脂)濃度は20質量%、顔料分散液BのpHは10.0であり、顔料の重量平均粒子径は107nmであった。
界面活性剤のHLB値を求めた。具体的には、各界面活性剤の主成分について、グリフィン法(下記式(1))を用いて、HLB値を計算した。結果を表1に示す。
HLB=20×(界面活性剤の親水基の式量)/(界面活性剤の分子量) (1)
又、表1には、各界面活性剤の主成分の構造、及び、かかる界面活性剤の構造が、一般式(1)に該当する場合には、m、n、a、及びm+nの値、又、一般式(2)に該当する場合には、x、y、b、及びx+yの値も併せて示した。
下記表2〜5に示す成分を混合し、十分に撹拌して溶解又は分散した後、顔料インクはポアサイズ3.0μm、それ以外のインクはポアサイズ0.2μmのミクロフィルター(富士フィルム製)にて加圧ろ過を行い、インクを調製した。尚、表2〜5中、エマルミン CC−100、及びエマルミンCO−50は三洋化成工業製の界面活性剤である。又、EMALEX 1610、EMALEX 1615、及びEMALEX 1825は日本エマルジョン製の界面活性剤である。又、NIKKOL BT−7、及びNIKKOL BT−12は日光ケミカルズ製の界面活性剤である。又、アセチレノールE100は川研ファインケミカル製の界面活性剤である。
顔料インクを20g、及び、下記表6に示す反応性インク又は非反応性インク20gを混合して、十分に撹拌して混合インクを調製した後、混合インクを約24時間静置した。その後、混合インク中における、沈殿物や凝集物の有無を目視で確認して反応性の評価を行った。評価結果を表6に示す。
(動的表面張力の測定)
上記で得られた各反応性インク及び非反応性インクについて、(1)寿命時間30m秒及び(2)500m秒におけるインクの動的表面張力を測定した。測定には、最大泡圧法により動的表面張力の測定を行う装置(Bubble Pressure Tesiometer BP2;KRUSS製)を用いた。動的表面張力の評価結果を表7に示す。
下記表8の左側に示す先打ちインク及び後打ちインクを組み合わせて用いて、顔料インクを付与する領域に、他のインクを重ねて付与する画像形成方法により、ベタ画像を形成した。画像形成装置は、インクジェット記録装置BJF850(キヤノン製)を改造したものを用いた。記録媒体は、PPC用紙オフィスプランナー、EN100、高発色普通紙スーパーホワイトペーパーSW101(以上、キヤノン製)の3種類の普通紙を用いた。尚、各インクは、下記表8に記載した、先打ちインク、後打ちインク、の順序で記録媒体に重ねて付与した。又、画像の形成は、1パスの片方向記録で行った。この際のインクの付与量は、1/600インチ平方あたりに、顔料インクを約28ng、その他のインクを約4.5ngとした。
A:画像濃度が1.3以上である
B:画像濃度が1.3未満である
シアンのベタ画像の場合の評価基準
A:画像濃度が1.1以上である
B:画像濃度が1.1未満である。
下記表8の左側に示す先打ちインク及び後打ちインクを組み合わせて用いて、顔料インクを付与する領域に、他のインクを重ねて付与する画像形成方法により、ベタ画像を形成した。画像形成装置は、インクジェット記録装置BJF850(キヤノン製)を改造したものを用いた。記録媒体は、PPC用紙オフィスプランナー、EN100、高発色普通紙スーパーホワイトペーパーSW101(以上、キヤノン製)の3種類の普通紙を用いた。尚、各インクは、下記表8に記載した、先打ちインク、後打ちインク、の順序で記録媒体に重ねて付与した。又、画像の形成は、1パスの片方向記録で行った。この際のインクの付与量は、1/600インチ平方あたりに、顔料インクを約28ng、その他のインクを約4.5ngとした。
A:記録媒体の非記録部分に汚れがほとんど付着していない
B:記録媒体の非記録部分に汚れの付着があるが、許容できるレベルである
C:記録媒体の非記録部分に汚れが顕著に付着がしている。
2 給紙部
3 排出部
4 搬送部
5 記録ヘッド回復部
6 キャリッジ軸
7 キャリッジ
8 記録ヘッドセットレバー
9 キャリッジカバー
10 記録ヘッドカートリッジ
11 コンタクトフレキシブルプリントケーブル(コンタクトFPC)
12 顔料インク用記録ヘッド
13 カラーインク用記録ヘッド
14 吐出口列
15 コンタクト部
Claims (8)
- 顔料及び樹脂を含有する顔料インクと共に用いる水性インクであって、
前記水性インクが、前記顔料の分散状態を不安定化する反応性成分を含有し、
最大泡圧法による前記水性インクの、寿命時間30m秒における動的表面張力が41mN/m以上であり、且つ寿命時間500m秒における動的表面張力が28mN/m以上38mN/m以下であることを特徴とする水性インク。 - 最大泡圧法による前記水性インクの、寿命時間30m秒における動的表面張力が51mN/m以下である請求項1に記載の水性インク。
- 前記水性インクが、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテルを含有する請求項1又は2に記載の水性インク。
- 前記反応性成分が、多価金属である請求項1乃至4の何れか1項に記載の水性インク。
- 複数のインクを有するインクセットであって、
前記インクセットが、少なくとも、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水性インク、及び、請求項1乃至5の何れか1項に記載の顔料インクを含むことを特徴とするインクセット。 - 顔料及び樹脂を含有する顔料インクと、少なくとも1種の水性インクとを用いて画像を形成する画像形成方法であって、
前記水性インクが、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水性インクであり、
前記顔料インクが、請求項1乃至5の何れか1項に記載の顔料インクであり、
前記顔料インクで形成する画像と、前記水性インクで形成する画像とが、少なくとも一部の領域で重なるように画像を形成することを特徴とする画像形成方法。 - 顔料及び樹脂を含有する顔料インクと、少なくとも1種の水性インクとを用いて画像を形成する画像形成装置であって、
前記水性インクが、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水性インクであり、
前記顔料インクが、請求項1乃至5の何れか1項に記載の顔料インクであり、
前記顔料インクで形成する画像と、前記水性インクで形成する画像とが、少なくとも一部の領域で重なるように画像を形成する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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