JP2008308177A - 薬液容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小形で端正な全体形状として使い勝手をよくする。
【解決手段】薬液を入れる容器10と、上向きの中空軸23aを有する下キャップ20と、横向きの滴下ノズル32を有し、中空軸23aのまわりに回転する上キャップ30とを組み合わせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、片手操作によりキャップを開閉し、薬液を滴下させて使用することができる薬液容器に関する。
薬液を目に滴下して使用する点眼容器は、点眼剤を入れる容器と、容器の口部を閉じるキャップとを備え、キャップを取り外して容器の口部を露出させ、口部の滴下ノズルから点眼剤を滴下させて使用する形式が一般的である。しかし、キャップを容器から取り外して分離させると、キャップを落として汚損させたり紛失したりすることがある上、キャップの開閉に両手操作を強いられるため不便である。
そこで、ヒンジ式のキャップを容器と一体に組み合わせるものが提案されている(特許文献1)。このものは、ヒンジを介してキャップを容器の側端面の上部に連結し、キャップを180°以上回転させて開放することにより、容器の口部の滴下ノズルを外部に露出させて点眼することができる。
また、容器の上部に装着するキャップにスライド式の操作部、揺動式の滴下ノズルを組み込むものも知られている(特許文献2)。キャップ内の滴下ノズルは、ボールバルブを介して容器の口部に連通しており、操作部をキャップの円弧状の頂部に沿ってスライド操作することにより、滴下ノズルを横向きの閉鎖位置、上向きの開放位置に揺動駆動することができ、開放位置において滴下ノズルからの点眼剤を点眼することができる。
特開2002−362603号公報 特開2005−144123号公報
かかる従来技術の前者によるときは、180°以上に開くキャップは、ヒンジを介して容器と一体に連結されているから、点眼時において、目の上部近くに位置して目障りである上、全体形状が不格好であり、使い勝手が良くないという問題があった。また、後者によるときは、揺動式の滴下ノズルは、ボールバルブを介して容器の口部に組み付けなければならない上、スライド式の操作部との連動機構を要するため、全体構造が複雑であるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、下キャップと、滴下ノズル付きの水平回転形の上キャップとを組み合わせることによって、小形で端正な全体形状にして使い勝手がよく、全体構造も簡単にまとめることができる薬液容器を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、薬液を入れる容器と、容器の上部に装着し、上向きの中空軸を有する下キャップと、下キャップに搭載し、中空軸のまわりに回転する上キャップとを備えてなり、中空軸には、容器の口部に連通する横向きの排出口を形成し、上キャップは、横向きの滴下ノズルを有し、中空軸のまわりに正逆に所定角度だけ回転させることにより、滴下ノズルを排出口に連通させる開位置と、滴下ノズルを排出口から遮断する閉位置とをとることをその要旨とする。
なお、上キャップは、下キャップ側の規制片と、上キャップ側の規制壁とを介して回転範囲を規制することができる。
また、下キャップは、上キャップの閉位置において滴下ノズルの先端を閉じる閉塞板を備えてもよく、上キャップの閉位置において滴下ノズルの先端部を隠蔽する庇部を備えてもよい。
さらに、容器、下キャップ、上キャップは、上キャップの閉位置において端正な一体形状を形成することができる。
かかる発明の構成によるときは、下キャップは、全体外形を容器の外形に合わせて段付きの下向き箱形に形成し、下段部分に上向きの中空軸を形成することができ、上キャップは、中空軸を介して下キャップの下段部分に搭載する下向き箱形に形成し、全体外形を下キャップに合わせることができる。そこで、容器、下キャップ、上キャップは、全体形状を容器の外形に合わせて小形端正にまとめ、点眼容器として使用する場合であっても、良好な使用感を容易に実現することができる。また、上キャップは、中空軸のまわりに正逆に回転させることにより、滴下ノズルを中空軸の排出口に連通させ、排出口から遮断するために、中空軸を嵌めるソケット部を形成するだけでよく、全体構造も極めて簡単である。なお、中空軸の下部は、下キャップの下段部分を上から下に貫通し、容器の口部に圧入する筒部に形成し、排出口を容器の口部に連通させる。ただし、上キャップを閉位置から開位置に駆動するための所定角度は、片手操作による良好な操作性を実現するために、約45°〜90°の範囲に設定することが好ましい。
容器は、偏平な両側面を手指で押圧して弾性変形させ、内部の薬液を排出するために、たとえばポリエチレンテレフタレートのような耐薬品性の適度の弾性ある材料により一体成形し、下キャップ、上キャップは、それぞれ熱可塑性の高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどにより一体成形する。また、容器は、薬液の量が外部から見えるように、透明または透光性を有することが好ましく、下キャップ、上キャップは、不透明であってもよい。さらに、容器、下キャップ、上キャップは、同色系の色調に揃えてもよく、異なる色調にしてもよい。
上キャップは、回転範囲を規制することにより、閉位置、開位置に正確に回転して位置決めすることができる。なお、上キャップの回転範囲は、下キャップ側の規制片と、上キャップ側の一対の規制壁とを介して規制することができる。上キャップを正逆に回転させると、一方の規制壁が規制片の一方の側端面に当接し、上キャップを回転不能に停止させるからである。
下キャップの閉塞板は、上キャップの閉位置において滴下ノズルの先端を閉じ、使用後の滴下ノズル内に薬液が残留しても、それが外部に不用意に流出することを防止する。また、下キャップの庇部は、上キャップの閉位置において滴下ノズルの先端部を隠蔽し、滴下ノズルの先端部が汚れたり、滴下ノズルに手指などが掛かって上キャップが不用意に回転したりすることがない。
容器、下キャップ、上キャップは、上キャップを閉位置にして全体として端正な一体形状を形成することにより、ポケットやバッグなどに入れて便利に携帯することができる。ただし、ここでいう「端正な」とは、容器、下キャップ、上キャップの接合部分に表われる隙間や、上キャップを回転させるための円弧状の凹所や指掛け用の凹部などを除いて、極端な突出部がなく、全体としてほぼ滑らかな表面形態になっていることをいう。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
薬液容器は、薬液を入れる容器10と、容器10の上部に装着する下キャップ20と、下キャップ20に搭載する上キャップ30とを備えてなる(図1)。ただし、図1(A)、(B)は、それぞれ略長方形断面の容器10の長辺方向、短辺方向の中央縦断面図である。なお、以下の事例は、薬液として液体の点眼剤を用いる点眼容器を例示している。
容器10は、略長方形断面の胴部11の上端に口部12を開口している(図2)。ただし、図2(A)、(B)は、それぞれ容器10の上面図、同図(A)のX−X線矢視相当半断面図である。
胴部11は、四周の角部を丸めるとともに、偏平な両側面を僅かに膨出させている。また、胴部11の上端部には、段部11cを介して係合凹部11a、係合リブ11bが全周に亘って形成され、口部12の中間部外周には、全周に亘って係合リブ12aが形成されている。
下キャップ20は、全体形状を容器10に合わせるとともに、上段部分21、下段部分22を有する上下2段の下向き箱形に形成されている(図3)。ただし、図3(A)〜(E)は、それぞれ下キャップ20の上面図、下面図、同図(A)のX−X線矢視相当断面図、同図(A)のY−Y線矢視相当断面図、同図(C)のZ−Z線矢視相当断面図である。
上段部分21には、三角形のマーク21aが中心線上に表示されている。また、下段部分22の一隅部の近くには、一方の側面にかけて浅い緩やかな凹部22aが上下方向に形成されている。下段部分22には、上向きの中空軸23aを上端に有する筒部23が上下に貫通して形成されており、中空軸23a、筒部23は、下キャップ20の中心に位置している。中空軸23aには、横向きの排出口23bが形成されている。
下段部分22の上面には、中空軸23a、筒部23と同軸のガイド筒24が立設されている。ガイド筒24の上端には、ガイド筒24の一部を延長するようにして円弧状の規制片24aが形成されており、規制片24aは、上段部分21と反対側に位置している。なお、ガイド筒24の上端は、筒部23の上端より高く、規制片24aの上端、中空軸23aの上端、上段部分21の上面は、この順に高くなっている。
上段部分21の下面には、旗状の閉塞板25が垂設されている。また、上段部分21、下段部分22は、幅狭の縦壁26を介して連結されている。
下段部分22の下面には、筒部23を挟むようにして、前後一対の円弧状のガイド片27、27が垂設されている。ガイド片27、27は、筒部23と同軸の円筒の一部として形成され、筒部23の下端より下にまで延長されている。
下キャップ20の下端部内面には、全周に亘って薄肉の段部28が形成されている。また、段部28の下端は、内向きに斜めに切り上げられ、段部28の下端部には、長短の係合リブ28a、28a、28b、28bが水平方向に形成されている。
上キャップ30は、下キャップ20の下段部分22の上面形状にほぼ適合する下向き箱形に形成されている(図4)。ただし、図4(A)〜(D)は、それぞれ上キャップ30の上面図、下面図、同図(A)のX−X線、Y−Y線矢視相当断面図である。
上キャップ30の上面には、下キャップ20側のマーク21aに対応するマーク31a、31bが直角方向に表示されている。また、上キャップ30のマーク31a、31bの間の一隅部は、大径の円弧状に丸められており、マーク31a、31bの対角線上の他の一隅部の近くには、下キャップ20側の凹部22aに対応する凹部31cが一方の側面にかけて上下方向に形成されている。凹部31cと同側の他の一隅部は、ほぼ直角に仕上げられ、その対角線上の他の一隅部は、やや小径の円弧状に丸められている。
上キャップ30の長手方向の中心線上には、横向きの滴下ノズル32が形成されている。滴下ノズル32の先端部は、上キャップ30の一方の短辺側の側面に突出しており、先端部に向けてテーパ状に開拡する滴下ノズル32の基部は、上キャップ30の天面に垂設するソケット部33の周側面に開口している。なお、円筒状のソケット部33の下端部内面は、下向きに滑らかに開拡されている。
ソケット部33のまわりには、ガイド筒34が同軸状に垂設されている。ガイド筒34は、ソケット部33より長く、上キャップ30の下端近くにまで延長されている。
上キャップ30内には、滴下ノズル32と背向する位置に仕切壁35が垂設されている。仕切壁35の下端は、ガイド筒34に向けて斜めに切り上げられている。仕切壁35は、滴下ノズル32側の上キャップ30の三方の周側壁とともに、ガイド筒34からほぼ等距離だけ離れてガイド筒34を囲んでいる。また、上キャップ30内には、所定の相対角度の規制壁36、36が、ガイド筒34と一方の周側壁との間、ガイド筒34と仕切壁35との間に垂設されている。各規制壁36の下端は、ソケット部33の下端よりやや上に位置している。
下キャップ20は、筒部23の下半部を容器10の口部12に圧入し、口部12を筒部23とガイド片27、27との間に差し込むようにして、容器10の上部に装着されている(図1、図5(A))。ただし、図5(A)、(B)は、それぞれ図1(A)の要部拡大図、図5(A)のX−X線矢視相当断面図である。
下キャップ20は、容器10の段部11cを介し、容器10の胴部11とほぼ連続する外形形状を形成している。ただし、各ガイド片27の下部内側には、口部12側の係合リブ12aに対応する係合リブ27aが形成されており、係合リブ27aの下側は、外向きの斜面に形成されている。また、筒部23の外周中間部には、低いシールリブ23eが全周に亘って形成されており、シールリブ23eの下側は、滑らかに縮径されている。そこで、筒部23は、シールリブ23eを介して口部12に水密に圧入され、下キャップ20は、ガイド片27、27の係合リブ27a、27aが口部12側の係合リブ12aに弾発的に係合し、下端の係合リブ28a、28a、28b、28bが容器10の係合リブ11bに弾発的に係合することにより、容器10と一体に組み立てられている。
上キャップ30は、下キャップ20の中空軸23aをソケット部33に嵌め込むことにより、下キャップ20の下段部分22上に搭載されている。なお、下キャップ20のガイド筒24は、上キャップ30のガイド筒34の外側に位置し、前者の内周の係合リブ24bは、後者の外周の係合リブ34aに弾発的に係合している。また、上キャップ30は、滴下ノズル32が下キャップ20の閉塞板25に対向する閉位置(図5)と、閉位置から反時計方向に1/4回転する開位置(図6)との範囲内で、中空軸23aのまわりに水平回転可能である。ただし、図6(A)〜(C)は、それぞれ上キャップ30を開位置にして図示する図1(B)の要部拡大図、図6(A)のX−X線矢視相当断面図、図6(B)の要部拡大図である。
図5の閉位置において、上キャップ30の滴下ノズル32は、中空軸23aの排出口23bと同一高さ位置にあるが、開口方向が90°ずれているため、排出口23bから遮断されている。また、滴下ノズル32の先端は、下キャップ20の閉塞板25に摺接し、閉塞板25の表面の低いドーム状の膨出部25aを介して閉じられている。さらに、滴下ノズル32の先端部は、下キャップ20の上段部分21の先端に突設する庇部21bの下に入り込み、庇部21bを介して外部から隠蔽されている。なお、このとき、下キャップ20の上段部分21上のマーク21aは、上キャップ30上の滴下ノズル32の方向を示す一方のマーク31aに対応している。
図6の開位置において、上キャップ30の滴下ノズル32は、横向きに外部に露出し、中空軸23aの排出口23bに連通するとともに、排出口23b、中空軸23aの軸孔23c、筒部23を介して容器10の口部12に連通する。なお、このとき、上キャップ30上の別のマーク31bが下キャップ20のマーク21aに対応する。
一方、中空軸23aの外面には、排出口23bを含むようにして、帯状の大径部23d、23dが軸対称に上下方向に形成されており(図6(C)、図5(A))、中空軸23a、ソケット部33は、大径部23d、23dを介して摺接することにより、排出口23bから液漏れを生じることなく、小さな回転トルクにより相対回転させることができる。また、上キャップ30の回転範囲は、下キャップ20側の規制片24aと、上キャップ30側の規制壁36、36とを介して規制される(図5(B)、図6(B))。すなわち、上キャップ30の閉位置、開位置において、それぞれ規制片24aの片側の側端面が規制壁36、36の一方に当接する。なお、下キャップ20のガイド筒24の外周には、帯状に突出する摺接部24c、24cが軸対称に上下方向に形成されており、上キャップ30を閉位置、開位置に回転させると、摺接部24c、24cが上キャップ30の周側壁の内面または仕切壁35に摺接し、上キャップ30の回転抵抗を大きくして適切な操作感を実現する。
かかる薬液容器は、上キャップ30を閉位置にすることにより、全体として端正な一体形状を形成することができる(図7(A))。また、このとき、下キャップ20、上キャップ30の指掛け用の凹部22a、31cは、上下に連続している。
上キャップ30が閉位置の容器10を右手で把持し(図7(B))、上キャップ30の凹部31cに親指を掛けて上キャップ30を反時計方向に1/4回転させると(同図の矢印方向)、上キャップ30を開位置にして滴下ノズル32を外部に露出させ、滴下ノズル32を容器10の内部にまで連通させることができる。そこで、親指、人差指で容器10を摘み(図8(A))、滴下ノズル32を下向きにして目の上に保持し、容器10に力を加えて弾性変形させると、容器10内の点眼剤を滴下ノズル32から滴下させて点眼することができる。また、点眼後は、全体を正立させて上キャップ30を時計方向に1/4回転させ(図8(B)の矢印方向)、上キャップ30を元の閉位置に戻せばよい。
以上の説明において、上キャップ30を閉位置にするときの全体形状は、使い勝手がよく、小形端正である限り、図示以外の任意の形態に変形することができる。たとえば容器10の底部を下側に滑らかに膨出させ、上キャップ30の上部から下キャップ20の上段部分21にかけて上側に滑らかに膨出させることにより、全体として滑らかな偏平小判形に整えることができる。また、このとき、上下両端部を滑らかに薄くすること、左右の両側端部を断面円弧状に丸めることも可能である。
他の実施の形態
上キャップ30は、中空軸23aのまわりに反時計方向に1/4回転させるに代えて、60°だけ回転させて閉位置から開位置に駆動することができる(図9)。ただし、図9(A)、(B)は、それぞれ図5(B)相当図、図6(B)相当図である。
上キャップ30の滴下ノズル32は、上キャップ30の長手方向の中心線から30°偏移させて形成されている。また、下キャップ20の閉塞板25は、閉位置の滴下ノズル32に対向するように形成されており、上キャップ30の一方の規制壁36は、適切に配設位置が変更されている。そこで、このときの上キャップ30は、中空軸23aのまわりに60°だけ回転させることにより、閉位置(図9(A))と開位置(図9(B))との間に双方向に切り換えることができる。
また、上キャップ30は、図9とほぼ同様の変更を施すことにより、閉位置、開位置間の回転角度を約45°〜90°の範囲に設定することができる。ただし、開位置における滴下ノズル32の方向は、いずれの回転角度の場合であっても、容器10の長辺方向に直交させることが好ましい。容器10内の点眼剤を滴下させる際に、容器10を弾性変形させる方向を点眼剤の滴下方向に一致させることにより、使い勝手を向上させることができるからである。
以上の説明において、容器10内の薬液は、点眼剤に限らず、コンタクトレンズの装着液や、希釈使用するうがい薬などのように、滴下させて使用する任意の液体の薬剤であってもよい。
全体構成説明図 要部構成説明図(1) 要部構成説明図(2) 要部構成説明図(3) 要部構成説明図(4) 要部構成説明図(5) 使用状態説明図(1) 使用状態説明図(2) 他の実施の形態を示す使用状態説明図
符号の説明
10…容器
12…口部
20…下キャップ
21b…庇部
23a…中空軸
23b…排出口
24a…規制片
25…閉塞板
30…上キャップ
32…滴下ノズル
36…規制壁

特許出願人 伸晃化学株式会社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (5)

  1. 薬液を入れる容器と、該容器の上部に装着し、上向きの中空軸を有する下キャップと、該下キャップに搭載し、前記中空軸のまわりに回転する上キャップとを備えてなり、前記中空軸には、前記容器の口部に連通する横向きの排出口を形成し、前記上キャップは、横向きの滴下ノズルを有し、前記中空軸のまわりに正逆に所定角度だけ回転させることにより、前記滴下ノズルを前記排出口に連通させる開位置と、前記滴下ノズルを前記排出口から遮断する閉位置とをとることを特徴とする薬液容器。
  2. 前記上キャップは、前記下キャップ側の規制片と、前記上キャップ側の規制壁とを介して回転範囲を規制することを特徴とする請求項1記載の薬液容器。
  3. 前記下キャップは、前記上キャップの閉位置において前記滴下ノズルの先端を閉じる閉塞板を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の薬液容器。
  4. 前記下キャップは、前記上キャップの閉位置において前記滴下ノズルの先端部を隠蔽する庇部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の薬液容器。
  5. 前記容器、下キャップ、上キャップは、前記上キャップの閉位置において端正な一体形状を形成することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の薬液容器。
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