JP2008307850A - 録画システム - Google Patents

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顕季 山田
Yusuke Hashii
雄介 橋井
Fumihiro Gotou
史博 後藤
Masao Kato
真夫 加藤
Tetsuya Suwa
徹哉 諏訪
Mitsuhiro Ono
光洋 小野
Fumitaka Goto
文孝 後藤
Arata Miyagi
新 宮城
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Abstract

【課題】デジタルカメラとダイレクトに通信できるプリンタにおいて、CDレーベルへの印刷時の操作を簡略化し、印刷ミスを低減するプリントシステムを提供する。
【解決手段】矩形状の記録媒体を前記記録手段に供給する矩形記録媒体供給手段と、同心円状の記録媒体を記録手段に供給する同心円記録媒体供給手段と、矩形記録媒体供給手段と同心円記録媒体供給手段とを切り替える供給手段切り替え手段と、供給手段切り替え手段の切り替え状態に基づいて記録手段の記録設定を変更する標準記録設定変更手段とを備え、記録設定変更手段は、供給手段切り替え手段の切り替え状態が矩形記録媒体供給手段であった場合には記録手段の記録設定を矩形記録媒体用の第1の記録設定とし、供給手段切り替え手段の切り替え状態が同心円記録媒体供給手段であった場合には記録手段の記録設定を同心円記録媒体用の第2の記録設定とする。
【選択図】図6

Description

本発明はデジタルカメラとダイレクトに通信可能なプリント装置及びシステムに関するものである。なお、昨今のデジタルカメラは動画も撮影する機能を有するものがあるが、少なくともその基本は静止画撮影であるので、かかる機能を有する装置をもデジタルカメラ(DSC)と称することとする。
通常、デジタルカメラで撮影した映像を、プリントする場合、そのデジタルカメラに記憶された画像をパーソナルコンピュータ(以下、PC)で読取り、PC上のアプリケーションを用いて、接続されたプリンタで印刷するという作業を踏む。
つまり、画像データの流れとしては、DSC→PC→プリンタという手順になり、PCの所有を必須としている。また、DSCに記憶されている画像を印刷するのに、一々PCを起動しなければならないという問題もある。
かかる点に着目し、DSCとプリンタとをダイレクトに接続し、DSCが通常備えている表示器上でプリント指示を与える提案(以下、フォトダイレクトプリントという)を既にいくつか行っている。
上記フォトダイレクトプリントシステムを採用することのメリットは、PCを起動せずとも、手軽に印刷できる点は勿論であるが、PCを必須とするものでもないから、システム構築が安価にできる点が挙げられる。また、プリンタにDSCを接続した際、各種指示、特に、印刷させようとする画像を確認するための手段として、DSCが通常備える表示器を利用するので、プリンタ側に画像確認のための格別な表示器を必要とせず、更に、コストを更に削減できることも見逃せないメリットとなる。
また従来、インクジェットプリンタの機能の一つとしてCDレーベル印刷機能があった。これはCDのレーベル面にインクジェットプリンタのインクを受容する受容層を形成したインクジェット印刷用CDの表面にCDの内径・外径によって規定される同心円状に切り出した画像を直接インクジェット記録する事で、任意のフルカラーCDレーベルを印刷する事が出来る機能である。
一般的にこのCDのレーベル印刷はプリンタと接続されたPC上のアプリケーションとして提供され、ユーザはそのPCアプリケーションを使用してCDレーベルを印刷していた。
また、PCを用いないプリンタ単独使用の状況においても、液晶ディスプレイ等の表示機器を含む操作パネルを搭載したプリンタでは、PC上のアプリケーションと同様の作業を上記操作パネル上で行うことでCDレーベルの印刷を実現してきた。
又、従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開2001-31522号公報 特開2006-142643号公報
しかし、上記フォトダイレクトプリントシステムにおいては、直接「CDレーベル印刷」を指示する機能をサポートした標準的なシステムは存在しなかった。
そこで、上記操作パネルを搭載したプリンタ上で上記フォトダイレクトプリントシステムを使用して、プリンタの操作パネル上の設定を「CDレーベル印刷」とし、DSCの操作パネル上の設定を「プリンタお任せ」とする事でCDレーベル印刷を実現してきた。
しかし、上記手法では、
ステップ1:プリンタの印刷トレイに光ディスクをセットする
ステップ2:プリンタのUI操作を行い、「光ディスク」を選択する
ステップ3:DSCのUI操作を行い、「プリンタお任せ」を選択する
ステップ4:DSCのUI操作を行い、プリントを指示する
ステップ5:プリンタはDSCから写真データを取得する
ステップ6:プリンタは写真データを元にレーベル面への印刷画像データを作成する
ステップ7:プリンタは光ディスクへのレーベル面への印刷を行う
という様に処理が行われるが、ステップ1〜4でユーザはプリンタとDSCの両方を操作して印刷ジョブを開始する必要があり、いずれのステップで間違いが発生してもユーザの期待する印刷結果とならない危険性が有る。
例えばステップ1〜ステップ2で「光ディスク」のセット選択をし忘れると、紙メディアに光ディスク用の内径・外径によって規定される同心円状に切り出したレイアウトで印刷してしまう危険性がある。同様にステップ3で「プリンタお任せ」以外を選択してしまうと、光ディスクのレーベル面に写真用紙向けの矩形レイアウトで印刷してしまい、レーベル面以外の領域に印字をしてしまいインクで汚してしまう危険性もある。
更に、本質的な課題として、上記従来例はステップ2〜ステップ3においてプリンタとDSCの両方の機器のUI操作を必要とし、ユーザの混乱を招きやすく、その為の人為的な操作ミスを誘発してしまい易い、という事が挙げられる。
本願発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、デジタルカメラとダイレクトに通信できるプリンタにおいて、CDレーベルへの印刷時の操作を簡略化し、印刷ミスを低減するプリント装置及びその制御方法、並びに、プリントシステムを提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため、例えば本発明のプリント装置は以下の構成を備える。即ち、
画像を記録媒体上に記録するプリント装置であって、
デジタルカメラとダイレクトに通信する通信手段と、
前記通信手段を用いてデジタルカメラの保持する画像を記録媒体上に記録する記録手段と、
矩形状の記録媒体を前記記録手段に供給する矩形記録媒体供給手段と、
同心円状の記録媒体を前記記録手段に供給する同心円記録媒体供給手段と、
前記矩形記録媒体供給手段と前記同心円記録媒体供給手段とを切り替える供給手段切り替え手段と、
前記供給手段切り替え手段の切り替え状態に基づいて前記記録手段の記録設定を変更する標準記録設定変更手段と、
を備え、前記記録設定変更手段は、
前記供給手段切り替え手段の切り替え状態が前記矩形記録媒体供給手段であった場合には前記記録手段の記録設定を前記矩形記録媒体用の第1の記録設定とし、
前記供給手段切り替え手段の切り替え状態が前記同心円記録媒体供給手段であった場合には前記記録手段の記録設定を前記同心円記録媒体用の第2の記録設定とする、
ことを特徴とするプリント装置。
また、上記に記載のプリント装置であって、
前記第1の記録設定は回転・拡大・縮小・切り出しのうち少なくとも1つの処理を行い、
前記第2の記録設定は拡大・縮小・切り出しのうち少なくとも1つの処理および同心円の外径の外側および内径の内側を非印字領域とする処理を行う、
ことを特徴とするプリント装置。
また、上記に記載のプリント装置であって、
前記記録設定変更手段は、
前記記録手段の標準の記録設定を変更する、
ことを特徴とするプリント装置。
以上の説明した様に、デジタルカメラ3012から送られる「印刷ジョブの設定」およびPDプリンタ1000内部で設定される「デフォルト印字モード」もしくはPDプリンタ1000内部で検知される「CDトレイガイドの開閉状態」の状況に応じて自動的に回転・拡大・縮小・切り出しの処理を切り替える事で、ユーザの意図に反したCDレーベル印刷結果の発生可能性を低減する事が出来る。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を説明する。
<基本構成の説明>
先ず、本実施形態における基本部分について説明する。なお、以下、プリンタがデジタルスチルカメラ(DSC)とダイレクトに通信可能な環境において、DSC内の記憶媒体に記憶された映像を印刷する方式をフォトダイレクトプリント方式と呼ぶことにする。
図1は実施形態におけるフォトダイレクトプリンタ(PDプリンタという)の装置外観図であり、図2はこのPDプリントでCDレーベル印刷を行う為にCDトレイガイドを開いた状態、図3はDSCをプリンタにダイレクト接続する様を示している。
図1において、このPDプリント装置1000は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能と、デジタルカメラからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
PDプリント装置1000の外殻をなす本体は、ケースM1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、PDプリント装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録シートが排出可能となると共に、排出された記録シートを順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。1007は自動給送部で、記録シートを装置本体内へと自動的に給送する。1012は後述するデジタルカメラを接続するための端子である。通常、デジタルカメラはパーソナルコンピュータ(PC)と接続する手段として、USB(Universal Serial Bus)を使用することが多いので、本実施形態でも端子1012はUSBインターフェース形態を採用したが、勿論、これ以外の通信手段でも構わない。また、デジタルカメラとの接続は、その接続作業を簡便なものとするため、図示の如く、前面から行えるようにした。
一方、本PDプリント装置1000はパーソナルコンピュータ(PC)からの印刷をも実現するためのインターフェースを備える。通常、PCとは一旦接続した後は、格別な事情がない限りは接続状態が維持されたままであるので、そのインターフェース端子は背面に設けた。このPC間との接続インターフェースはセントロニクス社仕様のパラレルインターフェース、USBインターフェース等でよいが、少なくとも双方向通信機能をサポートするものとした。
また、1006はCDレーベル印刷用のCDトレイガイドであり、通常は図1の様に折りたたまれた状態となっている。この状態ではCDレーベル印刷は実行出来ず、自動給送部1007から送られる記録シート上への記録のみ行える。
図2はCDレーベル印刷用のCDトレイガイド1006が開かれた状態を示す。CDトレイガイド1006が図2の様に開かれると、連動してプリントエンジンは必要な紙間に設定される。1006aはCDトレイであり、1006bはインクジェット印刷用CDである。
CDトレイ1006aにインクジェット印刷用CD1006bを設置してCDトレイガイド1006に挿入することにより、インクジェット印刷用CD1006bのレーベル面に印刷を行う事が出来る。
なお、ここでは特に図示しないが、CDトレイガイド1006を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、CDトレイガイド1006の開閉状態を検出し得るようになっている。
図3は本実施の形態に係るPDプリント装置1000とデジタルカメラ3012とを接続した状態を示している。
図において、ケーブル5000(USBケーブル)は、PDプリント装置1000のコネクタ1012に接続するためのコネクタ5001と、デジタルカメラ3012の接続用コネクタ5003と接続するためのコネクタ5002とを備えている。なお、デジタルカメラ3012をPCと接続する場合には、PCが有するUSBコネクタに、上記コネクタ5001を接続することで、撮像した画像をPCに転送することができる。
また、デジタルカメラ3012は、内部のメモリに保存している画像データを、接続用コネクタ5003を介して出力可能に構成されている。なお、デジタルカメラ3012の構成としては、内部に記憶手段としてのメモリを備えるものや、取外し可能なメモリを装着するためのスロットを備えたものなど、種々の構成を採用することができる。このように、図3に示すケーブル5000を介してPDプリント装置1000とデジタルカメラ3012とを接続することにより、デジタルカメラ3012からの画像データを直接PDプリント装置1000で印刷することができる。
図4は実施形態におけるPDプリンタ1000の制御系のブロック構成図である。
図示において、1は装置全体の制御を司るCPU、2はCPU1の動作処理手順(プログラム)やフォントを記憶しているROM、3はCPU1のワークエリアとして使用されるRAMである。4は操作パネル(図1における1005に相当)である。5はPCとの接続を行うためのインターフェースであり、7はデジタルスチルカメラとの接続を行うインターフェース(USBのホスト側)である。6はプリンタエンジン部であり、実施形態では、熱エネルギーを利用してインク液を吐出するプリントエンジンであるが、記録方式はこれにより限定されるものではない。
図5はDSC(デジタルスチルカメラ)3012のブロック構成図である。同図において、31はDSC全体の制御を司るCPUであり、32はCPU31の処理手順を記憶しているROMである。33はCPU33のワークエリアとして使用されるRAMであり、34は各種操作を行うスイッチ群である。35は液晶表示器であり、撮像した画像を確認したり、各種設定を行う際のメニューを表示するために使用される。36は光学ユニットであり、主としてレンズ及びその駆動系で構成される。37はCCD素子であり、38はCPU31の制御下において光学ユニット36を制御するドライバである。39は記憶媒体(メモリカード)40を接続するためのコネクタであり、41はPC或いは実施形態におけるPDプリンタ1000と接続するためのUSBインターフェース(USBのスレーブ側)である。
以上が実施形態におけるPDプリンタ及びDSCの構成の説明である。以下、かかる構成に基づく、実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図6は第1の実施形態における処理フローその1を説明する図である。
このフローチャートは、PDプリンタ1000の内部処理の説明であり、フォトダイレクトプリントシステムとしての処理とは独立に行われる、図1中不図示のCDトレイガイド1006の開閉状態検知手段の検知結果のフォトダイレクトプリントシステム上の「デフォルト印字モード」への反映処理を示す。
これはプリンタの電源がOnされてからOffされるまで常時行っても良いが、基本的にはDSCが接続されている間だけ行う様にしてもその目的は達せられる。また、DSCからの印刷ジョブが発行される毎に1回だけ行う様にしても十分その目的は達せられる。
まずステップS601でCDトレイガイドの状態が「閉」状態にあるか「開」状態にあるかを検知する。
ステップS602では検知結果が「閉」状態であるか否かを判定する。判定結果がYesの場合にはステップS603へと進む。ステップS603ではCDトレイガイドが閉まっている、つまりユーザとしてはCDレーベル印刷を意図していないと予想されるのでフォトダイレクトプリントシステムの「デフォルト印字モード」を「写真用紙・L判」と設定し、処理を終了する。
ステップS602での判定結果がNoの場合にはステップS604へと進む。ステップS604ではCDトレイガイドが開いている、つまりユーザとしてはCDレーベル印刷を意図していると予想されるのでフォトダイレクトプリントシステムの「デフォルト印字モード」を「インクジェット用CD・外径12cm・内径4cm」と設定し、処理を終了する。
以上の様に処理を行うことで、CDトレイガイドの状況に応じてユーザの意図を予想し、フォトダイレクトプリントの「デフォルト印刷モード」を設定する事で、従来例のステップ2における「ユーザによるプリンタUI操作」を省く事が出来る。
図7は第1の実施形態における処理フローその2を説明する図である。
このフローチャートは、PDプリンタ1000の内部処理の説明であり、フォトダイレクトプリントシステムとしての処理中、図6のフローチャートで設定された「デフォルト印字モード」がどう機能するかを説明する図である。
まずステップS701でPDプリンタ1000は印刷ジョブをデジタルカメラ3012から受信する。続いてステップS702でPDプリンタ1000は印刷ジョブ中に指定された写真画像をデジタルカメラ3012から取得する。この写真画像の取得自体は必ずしもこのステップで行う必要は無く、他のタイミングで有っても、また複数のタイミングに分割して行ってもいずれの手法を用いても良い。
続いてステップS703で受信した印刷ジョブの印字モードが「デフォルト印字モード」であるか否かを判定する。判定結果が「Yes」の場合にはステップS704に進む。ステップS704では図6のフローチャートで設定された「デフォルト印字モード」が「写真用紙・L判」であるか否かを判定する。判定結果が「Yes」の場合にはステップS705へと進む。ステップS705ではステップS702で取得した写真画像をL判サイズにフィッティングさせる為に回転・拡大・縮小を行う。続いてステップS706ではステップS705で回転・拡大・縮小を行った写真画像に対してL判サイズの矩形で切り出しを行う。そしてステップS711へとすすみ、ステップS706で切り出した写真画像を印刷データに変換して出力を行い、処理を終了する。
図8に第1の実施形態における処理フローその2のステップS705〜ステップS706の詳細を説明する図その1を示す。ここでデジタルカメラ3012は1280万画素(横4398x縦2912画素)とする。
まず、横長の元画像に対し、Lサイズの出力矩形は縦長(600DPI:横2100x縦3000画素)なので、回転処理を行い、縦長(横2912x縦4398画素)とする。次に、Lサイズの出力矩形は回転した元画像より画素数が少ない(出力矩形画素数は回転した元画像に対して横72%・縦68%の画素数)ので、回転した元画像を出力矩形にフィットするように縮小を行う。回転した元画像と出力矩形は縦横比が同じでは無いので、相対比率の大きい横方向(72%に縮小)の比率で縮小を行う。縮小画像は出力矩形に対して相対比率の大きい縦方向に剰余画素が存在する(横2100x縦3172画素)ので、剰余画素分の切り出し(上下共に86画素分・合計172画素分)を行う。図中斜線部が切り出しによって捨てられる画像領域である。切り出し画像は出力矩形と同じ画素数(横2100x縦3000画素)となる。
図9に第1の実施形態における処理フローその2のステップS705〜ステップS706の詳細を説明する図その2を示す。ここでデジタルカメラ3012は530万画素(横2592x縦1944画素)とする。
まず、横長の元画像に対し、Lサイズの出力矩形は縦長(600DPI:横2100x縦3000画素)なので、回転処理を行い、縦長(横1944x縦2592画素)とする。次に、Lサイズの出力矩形は回転した元画像より画素数が多い(出力矩形画素数は回転した元画像に対して横108%・縦116%の画素数)ので、回転した元画像を出力矩形にフィットするように拡大を行う。回転した元画像と出力矩形は縦横比が同じでは無いので、相対比率の大きい縦方向(116%に拡大)の比率で縮小を行う。拡大画像は出力矩形に対して相対比率の小さい横方向に剰余画素が存在する(横2250x縦3000画素)ので、剰余画素分の切り出し(左右共に75画素分・合計150画素分)を行う。図中斜線部が切り出しによって捨てられる画像領域である。切り出し画像は出力矩形と同じ画素数(横2100x縦3000画素)となる。
ステップS704の判定結果が「No」だった場合にはステップS707へと進む。ステップS707ではステップS702で取得した写真画像をインクジェット用CDの外形12cmにフィッティングさせる為に拡大・縮小を行う。続いてステップS708ではステップS707で拡大・縮小を行った写真画像に対してインクジェット用CDの外形12cm・内径4cmで規定される同心円の内外部分に対して白化を行う。そしてステップS711へとすすみ、ステップS708で切り出した写真画像を印刷データに変換して出力を行い、処理を終了する。
図10に第1の実施形態における処理フローその2のステップS707〜ステップS708の詳細を説明する図その1を示す。ここでデジタルカメラ3012は1280万画素(横4398x縦2912画素)とする。
まず、インクジェット用CDレーベルの出力同心円外径は12cm(600DPI:2835画素)であり、元画像より画素数が少ない(出力同心円外径画素数は元画像に対して横64%・縦97%の画素数)ので、元画像を出力同心円外径にフィットするように縮小を行う。元画像は必ずしも正方形では無いので、相対比率の大きい縦方向(97%に縮小)の比率で縮小を行う。縮小画像は出力同心円外径に対して相対比率の小さい横方向に剰余画素が存在する(横4281x縦2835画素)ので、剰余画素分の矩形切り出し(左右共に723画素分・合計1446画素分)を行う。図中斜線部が切り出しによって捨てられる画像領域である。矩形切り出し画像は出力同心円外径と同じ画素数(横2835x縦2835画素)の正方形となる。次に矩形切り出しされた画像に対し、インクジェット用CDレーベルの出力同心円外径12cm(600DPI:2835画素)および内径4cm(600DPI:944画素)で規定される同心円の内外部分の白化を行う。図中網点部が白化が行われる画像領域である。これはインクジェット用CDレーベルの内径の内側・外形の外側部分に印刷情報が存在するとレーベル面以外の部分をインクで汚染してしまうので、それを防止する為に印刷画像を修正してインクで汚染しない様にする為の処理である。
同心円内外白化が行われた画像はCDレーベル面の印刷可能領域と同じ形状となる。
図11に第1の実施形態における処理フローその2のステップS707〜ステップS708の詳細を説明する図その2を示す。ここでデジタルカメラ3012は530万画素(横2592x縦1944画素)とする。
まず、インクジェット用CDレーベルの出力同心円外径は12cm(600DPI:2835画素)であり、元画像より画素数が多い(出力同心円外径画素数は元画像に対して横109%・縦146%の画素数)ので、元画像を出力同心円外径にフィットするように拡大を行う。元画像は必ずしも正方形では無いので、相対比率の大きい縦方向(146%に拡大)の比率で拡大を行う。拡大画像は出力同心円外径に対して相対比率の小さい横方向に剰余画素が存在する(横3781x縦2835画素)ので、剰余画素分の矩形切り出し(左右共に473画素分・合計946画素分)を行う。図中斜線部が切り出しによって捨てられる画像領域である。矩形切り出し画像は出力同心円外径と同じ画素数(横2835x縦2835画素)の正方形となる。次に矩形切り出しされた画像に対し、インクジェット用CDレーベルの出力同心円外径12cm(600DPI:2835画素)および内径4cm(600DPI:944画素)で規定される同心円の内外部分の白化を行う。図中網点部が白化が行われる画像領域である。
同心円内外白化が行われた画像はCDレーベル面の印刷可能領域と同じ形状となる。
ステップS703の判定結果が「No」だった場合にはステップS709へと進む。ステップS709ではステップS702で取得した写真画像をステップS701で受信した印刷ジョブで指定された出力サイズにフィッティングさせる為に回転・拡大・縮小を行う。続いてステップS710ではステップS709で回転・拡大・縮小を行った写真画像に対して指定された出力サイズに切り出しを行う。そしてステップS711へとすすみ、ステップS710で切り出した写真画像を印刷データに変換して出力を行い、処理を終了する。
ステップS709〜ステップS710の処理内容の詳細はステップS704〜ステップS705と方針として同じであり、出力矩形サイズが異なるだけであるので省略する。
以上の様に処理を行うことで、デジタルカメラ3012から送られる「印刷ジョブの設定」およびPDプリンタ1000内部で設定される「デフォルト印字モード」の状況に応じて自動的に回転・拡大・縮小・切り出しの処理を切り替える事で、ユーザの意図に反したCDレーベル印刷結果の発生可能性を低減する事が出来る。
また、通常デジタルカメラ3012の操作UI上の初期状態では印字モードが「デフォルト印字モード」となっている場合が多いので、その場合には、
ステップ1:プリンタの印刷トレイに光ディスクをセットする
ステップ2:DSCのUI操作を行い、プリントを指示する
ステップ3:プリンタはDSCから写真データを取得する
ステップ4:プリンタは写真データを元にレーベル面への印刷画像データを作成する
ステップ5:プリンタは光ディスクへのレーベル面への印刷を行う
という様に、ユーザの操作ステップ数としては最小のステップ数でCDレーベル印刷を実現する事が出来る。
(第2の実施形態)
第1の実施形態ではフォトダイレクトプリントシステムの「デフォルト印字モード」の設定と印刷ジョブの実行を別処理として説明したが、本実施の形態では印刷ジョブの実行と「デフォルト印字モード」の設定を一連の処理として行う例を説明する。
図12は第2の実施形態における処理フローを説明する図である。本フローは第1の実施形態と異なり、フォトダイレクトプリントシステムの「デフォルト印字モード」の設定が行われていない状態から開始される。
図中ステップS1201〜ステップS1203、ステップS1205〜ステップS1211の処理内容は第1の実施形態の図7中のステップS701〜ステップS703、ステップS705〜ステップS711と同じであるので説明を省略する。
本実施の形態においては、ステップS1203の結果が「Yes」だった場合にはステップS1212へと進む。ステップS1212ではCDトレイガイドの状態が「閉」状態にあるか「開」状態にあるかを検知する。(第1の実施形態の図6中のステップS601と同じ処理)
ステップS1204では検知結果が「閉」状態であるか否かを判定する。判定結果が「Yes」の場合にはステップS1205へと進み、以後処理を継続する。
ステップS1204の判定結果が「No」の場合にはステップS1207へと進み、以後処理を継続する。
また、CDトレイガイドの開閉検出方法としては上記回転レバーとマイクロスイッチによる物の限定されるものではなく、接触型・非接触型を問わず、「ユーザによるUI操作ではなく、CDトレイガイドの開閉によってユーザのCDレーベル印刷意図を予想する」という目的を達成出来る方式であれば、いずれの方式を用いても構わない。
また、CDレーベルの外径・内径を便宜上それぞれ12cm・4cmとして説明したが、特にこのサイズに限定される物ではなく、いずれのサイズを用いても構わない。
また、本説明中ではCDレーベルと記述したが、特にCDに限定する必要は無く、本発明の目的を実現出来るのであればDVDのレーベルであっても、その次世代のレーベルであっても構わない。
また、回転・縮小・拡大・切り出し・白化の処理についても、特に本説明中で開示して手法に限るわけではなく、CDレーベル印刷と写真印刷を好適に行える形態であれば、いずれの手法を用いても構わない。
また、写真印刷の「デフォルト印字モード」で「写真用紙:L判」を用いて説明したが、特にこの用紙種類・サイズに限定される物ではなく、本発明の目的を実現出来るのであればいずれの用紙種類・サイズを用いても構わない。
以上の様に処理を行うことで、デジタルカメラ3012から送られる「印刷ジョブの設定」およびPDプリンタ1000内部で検知される「CDトレイガイドの開閉状態」の状況に応じて自動的に回転・拡大・縮小・切り出しの処理を切り替える事で、第1の実施形態と同様にユーザの意図に反したCDレーベル印刷結果の発生可能性を低減する事が出来る。
実施形態におけるCDトレイガイド閉状態でのプリント装置の外観図である。 実施形態におけるCDトレイガイド開状態でのプリント装置の外観図である。 実施形態におけるデジタルカメラとプリント装置との接続を行う場合の図である。 実施形態におけるプリント装置のブロック構成図である。 実施形態におけるデジタルカメラのブロック構成図である。 第1の実施形態における処理フローその1を説明する図である。 第1の実施形態における処理フローその2を説明する図である。 第1の実施形態における処理フローその2のステップS705〜ステップS706の詳細を説明する図その1である。 第1の実施形態における処理フローその2のステップS705〜ステップS706の詳細を説明する図その2である。 第1の実施形態における処理フローその2のステップS707〜ステップS708の詳細を説明する図その1である。 第1の実施形態における処理フローその2のステップS707〜ステップS708の詳細を説明する図その2である。 第2の実施形態における処理フローを説明する図である。

Claims (3)

  1. 画像を記録媒体上に記録するプリント装置であって、
    デジタルカメラとダイレクトに通信する通信手段と、
    前記通信手段を用いてデジタルカメラの保持する画像を記録媒体上に記録する記録手段と、
    矩形状の記録媒体を前記記録手段に供給する矩形記録媒体供給手段と、
    同心円状の記録媒体を前記記録手段に供給する同心円記録媒体供給手段と、
    前記矩形記録媒体供給手段と前記同心円記録媒体供給手段とを切り替える供給手段切り替え手段と、
    前記供給手段切り替え手段の切り替え状態に基づいて前記記録手段の記録設定を変更する標準記録設定変更手段と、
    を備え、前記記録設定変更手段は、
    前記供給手段切り替え手段の切り替え状態が前記矩形記録媒体供給手段であった場合には前記記録手段の記録設定を前記矩形記録媒体用の第1の記録設定とし、
    前記供給手段切り替え手段の切り替え状態が前記同心円記録媒体供給手段であった場合には前記記録手段の記録設定を前記同心円記録媒体用の第2の記録設定とする、
    ことを特徴とするプリント装置。
  2. 請求項1に記載のプリント装置であって、
    前記第1の記録設定は回転・拡大・縮小・切り出しのうち少なくとも1つの処理を行い、
    前記第2の記録設定は拡大・縮小・切り出しのうち少なくとも1つの処理および同心円の外径の外側および内径の内側を非印字領域とする処理を行う、
    ことを特徴とするプリント装置。
  3. 請求項1ないし2に記載のプリント装置であって、
    前記記録設定変更手段は、
    前記記録手段の標準の記録設定を変更する、
    ことを特徴とするプリント装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017196856A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法およびプログラム

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