JP2008306553A - デジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法 - Google Patents
デジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
負帰還リニアライザ方式を用いたデジタル無線機において、変調波入力時にフォワードゲイン調整で使用するコンパレータより高速に切り替わる矩形波が出力され、変調波信号に干渉し、送信性能に影響を及ぼすという問題点がある。
【解決手段】
負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機において、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力端子に第1の所定値信号レベルを設定する手段と、上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較する比較手段および上記比較手段の出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するフォワードゲイン制御部とを有し、上記入力部に変調信号が入力される時、上記比較手段の出力レベルを固定する手段を有するように構成される。
【選択図】図1
負帰還リニアライザ方式を用いたデジタル無線機において、変調波入力時にフォワードゲイン調整で使用するコンパレータより高速に切り替わる矩形波が出力され、変調波信号に干渉し、送信性能に影響を及ぼすという問題点がある。
【解決手段】
負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機において、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力端子に第1の所定値信号レベルを設定する手段と、上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較する比較手段および上記比較手段の出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するフォワードゲイン制御部とを有し、上記入力部に変調信号が入力される時、上記比較手段の出力レベルを固定する手段を有するように構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法に関し、特に、フォワードゲインの調整を行う負帰還方式リニアライザを用いたデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法に関するものである。
線形デジタル変調方式の無線機、例えば16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)や、π/4シフトQPSK(Quadri Phase Shift Keying)等を利用した無線システムにおいては、電力増幅器の非線形歪みを補償することが必須技術であり、各種の非線形歪み補償方式、所謂、リニアライザが用いられている。その中でも負帰還方式のリニアライザは、広く利用されている。これについて図4を用いて説明する。図4は、従来の負帰還方式のリニアライザの原理を説明するための構成図である。
図4において、401は、信号入力端子、402は、加算器、403は、フォワード部、404は、歪み成分入力端子、405は、歪み加算器、406は、信号出力端子、407は、フィードバック部である。入力端子401から関数x(t)の信号が与えられて加算器402の加算(+)入力側に入力され、加算器402の出力は、フォワード部403で増幅され、歪み加算器405に入力される。また、この図4ではフォワード部403で発生する関数D(t)の歪み成分を、歪み成分入力端子404から歪み加算器405に与えている。
次に、歪み加算器405の出力は、信号出力端子406から関数y(t)の信号を出力すると共に、フィードバック部407に与えられる。フィードバック部407の出力は、加算器402の減算(−)入力側に入力される。
さて、図4において、フォワード部403で増幅されるゲイン量(フォワードゲイン)をA、フィードバック部407で増幅されるゲイン量(フィードバックゲイン)をβ、オープンループ利得をA・βとおくと、(1)式のように表すことができる。
y(t)=(1/β)×x(t)+(1/A・β)×D(t)・・・・・・・・(1)
また、A・β≫ 1の条件下での出力信号y(t)は、(2)式のように表すことができる。
また、A・β≫ 1の条件下での出力信号y(t)は、(2)式のように表すことができる。
y(t)=(1/β)×x(t)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
従って、(1)式から出力信号y(t)の出力レベルは、フィードバックゲインβで決まり、歪み成分D(t)は、(A・β)-1に改善されることが分かる。また、(2)式から出力信号y(t)の出力レベルは、フィードバックゲインβのみで決まり、フィードバックゲインβを変化させると出力y(t)が変化することがわかる。
従って、(1)式から出力信号y(t)の出力レベルは、フィードバックゲインβで決まり、歪み成分D(t)は、(A・β)-1に改善されることが分かる。また、(2)式から出力信号y(t)の出力レベルは、フィードバックゲインβのみで決まり、フィードバックゲインβを変化させると出力y(t)が変化することがわかる。
図5は、従来方式のフォワードゲイン制御部を持った負帰還方式のリニアライザを用いたデジタル無線機の送信部の概略構成を示すブロック図である。図5において、501は、デジタル変調信号入力端子、502は、加算器、503は、フォワード部、504は、信号出力端子、505は、フィードバック部である。また、506は、コンパレータ(比較手段ともいう。)、507は、比較値設定部、508は、比較値を設定するメモリ、509は、フォワードゲイン制御部である。
次に、上記デジタル無線機のフォワードゲインの初期調整方法について、図6を用いて説明する。なお、図6は、入力信号レベルとコンパレータ506の出力信号レベルとの関係を示す図である。まず、デジタル変調信号入力端子501より無変調信号、例えば、固定値V1(デジタル値)を入力する。これを図6(A)に示す。なお、図6(A)の縦軸は、信号レベル、横軸は、時間を表し、入力端子501に印加される固定値V1(デジタル値)をアナログ的に示している。
この与えられた固定値V1は、加算器502の加算(+)入力側に入力され、加算器502の出力は、フォワード部503に入力される。フォワード部503の出力は、信号出力端子504から出力信号を出力すると共に、フィードバック部505に与えられる。フィードバック部505の出力は、加算器502の減算(-)入力側に入力される。この時、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβを設計値としたときのフォワード部503への入力レベル(比較値V2:理論値)を比較値設定部507のメモリ508に設定しておく。ここで、比較値V2の求め方を説明する。例えば、フォワード部503への入力レベル(この入力レベルは、加算器502からコンパレータ506への入力レベルに等しい。)は、例えば、フォワード部503の入力端子にオシロスコープ等の入力レベル検出器を接続し、検出された入力レベルを、操作者が、例えば、手動で比較値設定部507のメモリ508に設定すればよい。あるいは、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβが設計値であるので、前もってシミューレーション演算で求めることもできる。図6(B)は、比較値設定部507のメモリ508に設定される比較値V2(デジタル値)をアナログ的に示している。
次に、コンパレータ506では、比較値設定部507のメモリ508で設定された比較値V2とフォワード部503への入力レベル、即ち、加算器502の出力信号レベル値が比較され、フォワードゲイン調整部509を介してフォワード部503のゲインが制御される。即ち、コンパレータ506では、比較値設定部507のメモリ508で設定された比較値V2と加算器502の出力信号レベル値とが一致するようにフォワードゲイン制御部509を介してフォワード部503のフォワードゲインが調整され、両方の値が一致した時点でフォワードゲイン制御部509の動作を終了する。この時のコンパレータ506の出力を図6(C)に示す。図6(C)に示すようにコンパレータ506の出力レベルは、H(High)レベルで一定となる。即ち、入力端子501には、固定値V1が入力され、メモリ508には、比較値V2(一定値)が設定されているので、コンパレータ506の出力レベルは、H(High)レベルで一定となる。
この一致した時点での調整値をフォワードゲイン制御部509で保持しておく。そして、調整後のデジタル無線機の通常送信時には、この保持した調整値を用いて動作させている。
しかしながら、上述した調整後のデジタル無線機の通常送信時において、入力端子501には、変調信号が入力されるので、コンパレータ506の出力が変動する。
而して、上述したデジタル無線機では、例えば、コンパレータ506の出力線511と加算器502の入力線512との間では、両者のカップリングにより、例えば、図5に示すような浮遊容量510が存在する。従って、コンパレータ506の出力レベルが変動すると、この変動分が浮遊容量510を介して入力端子501に供給されるレベルの低い変調信号に干渉し、ノイズとして加わるため、送信性能に影響を及ぼすこととなる。これについて図7を用いて説明する。
図7は、入力変調信号とコンパレータ506の出力信号レベルとの関係を示す図である。図7(A)は、入力端子501に供給される入力変調信号x(t)を示す。図7(B)は、先に説明した比較値設定部507のメモリ508で設定された比較値V2(理論値)を示す。図7(C)は、この場合のコンパレータ506の出力信号レベルであり、入力変調信号x(t)の変化に対応して変化していることが明らかである。このコンパレータ506の出力変動分が入力端子501に供給されるレベルの低い変調信号に干渉し、ノイズとして加わるため、送信性能に影響を及ぼすこととなる。従って、このようなノイズを除去しうるデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法の実現が望まれている。
前述の従来技術では、コンパレータにおいて固定値とフォワード部への入力レベルを比較しているため、入力端子に変調波が供給された場合、コンパレータの出力変動分が入力端子に供給されるレベルの低い変調信号に干渉し、送信性能に影響を及ぼしている。
本発明の目的は、送信性能の安定したデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法を提供することである。
本発明の他の目的は、入力されるレベルの低い変調信号に干渉するノイズをなくしたデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、フォワードゲインの調整を行う負帰還方式リニアライザを用いるデジタル無線機で、送信性能を安定化したデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法を提供することである。
本発明のデジタル無線機は、入力部と、上記入力部からの信号を増幅するフォワード部と、上記フォワード部からの信号を出力する出力端子と、上記フォワード部からの出力信号の一部をフィードバック部を介して上記入力部に帰還する負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機において、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力端子に第1の所定値信号レベルを設定する手段と、上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較する比較手段および上記比較手段の出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するフォワードゲイン制御部とを有し、上記入力部に変調信号が入力される時、上記比較手段の出力レベルを固定する手段を有するように構成される。
また、本発明のデジタル無線機において、上記比較手段の出力レベルを固定する手段は、第1の比較値設定手段と第2の比較値設定手段を有し、上記第1の比較値設定手段は、上記フォワード部の入力レベルにほぼ等しい入力レベル設定手段で構成され、上記第2の比較値設定手段は、上記比較手段の出力を最大値または最小値に規定する比較値設定手段で構成され、上記入力部に変調信号が入力される時、上記第2の比較値設定手段の最大値または最小値に規定する比較値を上記比較手段に設定するように構成される。
また、本発明のデジタル無線機において、上記比較手段の出力レベルを固定する手段は、第1の比較値設定手段と第2の比較値設定手段を有し、上記第1の比較値設定手段は、上記フォワード部の入力レベルにほぼ等しい入力レベル設定手段で構成され、上記第2の比較値設定手段は、上記第1の比較値設定手段で設定された比較値とは、異なった比較値を設定する第3の所定値設定手段で構成され、上記入力部に変調信号が入力される時、上記比較部に上記第1の比較値設定手段の信号レベルと上記第2の比較値設定手段の信号レベルの差の信号レベルが入力されるように構成される。
更に、本発明は、入力部と、上記入力部からの信号を増幅するフォワード部と、上記フォワード部からの信号を出力する出力端子と、上記フォワード部からの出力信号の一部をフィードバック部を介して上記入力部に帰還する負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機において、フォワードゲイン調整方法は、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力部に第1の所定値信号レベルを設定するステップと、上記入力部に上記第1の所定値信号レベルを入力した場合の上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較するステップと、上記比較するステップで得られる出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するステップと、上記入力部に変調信号を入力するステップと、上記入力部に変調信号が入力された場合、上記比較するステップで得られる出力を一定に保持するステップを有する。
以上説明したように、本発明によれば、送信性能の安定したデジタル無線機を実現することができる。また、入力されるレベルの低い変調信号に干渉するノイズをなくしたデジタル無線機、特に、フォワードゲインの調整を行う負帰還方式リニアライザを用いるデジタル無線機で、送信性能を安定化したデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法を実現できる特徴がある。
本発明に係る実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図1において、101は、比較値設定部、102は、切替えスイッチ、103は、フォワードゲイン制御部、104は、メモリA(第1の比較値設定手段ともいう。)、105は、メモリB(第2の比較値設定手段ともいう。)を示す。このメモリAには、図6(B)で示した比較値V2(理論値)が記憶(設定)されている。また、メモリBには、後述するようにコンパレータ506の入力規定の最低値または最高値が記憶(設定)されている。なお、図5と同じものには同じ符号が付されている。
次に、上記デジタル無線機のフォワードゲインの初期調整方法について説明する。まず、フォワードゲイン制御部103からのON/OFF信号により切替えスイッチ102の端子をa側に接続する。これによってコンパレータ506の一方の入力には、比較値設定部101のメモリA104に設定されている比較値V2(理論値)が切替えスイッチ102を介して供給される。この状態で、デジタル変調信号入力端子501より無変調信号、例えば、固定値V1(デジタル値)(第1の所定値信号レベルともいう。)を入力する。これは、従来例で説明した図6(A)と同じである。
この与えられた固定値V1は、加算器502の加算(+)入力側に入力され、加算器502の出力は、フォワード部503に入力される。フォワード部503の出力は、信号出力端子504から出力信号を出力すると共に、フィードバック部505に与えられる。フィードバック部505の出力は、加算器502の減算(-)入力側に入力される。なお、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβを設計値としたときのフォワード部503への入力レベル(比較値V2:理論値)が比較値設定部101のメモリA104に設定されていることは、図5で説明した場合と同じである。
次に、コンパレータ506では、比較値設定部101のメモリA104で設定された比較値V2とフォワード部503への入力レベル、即ち、加算器502の出力信号レベル値が比較され、フォワードゲイン調整部103を介してフォワード部503のゲインが制御される。即ち、コンパレータ506では、比較値設定部101のメモリA104で設定された比較値V2と加算器502の出力信号レベル値とが一致するようにフォワードゲイン制御部103を介してフォワード部503のフォワードゲインが調整され、両方の値が一致した時点でフォワードゲイン制御部103の動作が終了する。この時のコンパレータ506の出力は、前述した図6(C)に示すものと同じである。この一致した時点での調整値をフォワードゲイン制御部103で保持しておく。
次に、フォワードゲイン調整後のデジタル無線機の通常送信時について説明する。フォワードゲイン調整後のデジタル無線機の通常送信時には、フォワードゲイン制御部103からのON/OFF信号により切替えスイッチ102の端子をb側に接続する。これによってコンパレータ506の一方の端子には、メモリBに設定されている比較値V3、例えば、コンパレータ506の入力規定の最低値が入力される。これについて図8を用いて説明する。
図8は、デジタル変調信号入力端子501に供給される入力信号レベルとコンパレータ506の出力信号レベルとの関係を示す図である。まず、デジタル変調信号入力端子501に入力変調信号x(t)が供給される。図8(A)は、入力端子501に供給される入力変調信号x(t)を示す。なお、図8(A)の縦軸は、信号レベル、横軸は、時間を表し、入力端子501に印加される入力変調信号x(t)(デジタル値)をアナログ的に示している。
この入力変調信号x(t)は、加算器502の加算(+)入力側に入力され、加算器502の出力は、フォワード部503に入力される。フォワード部503の出力は、信号出力端子504から出力信号を出力すると共に、フィードバック部505に与えられる。フィードバック部505の出力は、加算器502の減算(-)入力側に入力される。
次に、コンパレータ506の一方の入力端子には、比較値設定部101のメモリB105で設定されている比較値V3、例えば、コンパレータ506の入力規定の最低値が入力される。これを図8(B)に示す。なお、図8(B)の縦軸は、信号レベル、横軸は、時間を表し、比較値設定部101のメモリB105で設定されている比較値V3(最低値)(デジタル値)をアナログ的に示している。
ここで、コンパレータ506の一方の入力端子に入力される比較値設定部101のメモリB105で設定されている比較値V3(最低値)とは、コンパレータ506の入力規定の最低値を定める電圧を意味し、これがメモリB105からコンパレータ506の一方の入力端子に入力されると、コンパレータ506の出力は、H(High)レベルの一定レベルが出力される。図8(C)は、この場合のコンパレータ506の出力レベルを示している。なお、図8(C)の縦軸は、信号レベル、横軸は、時間を表し、コンパレータ506の出力、Hレベル(デジタル値)をアナログ的に示している。なお、比較値設定部101のメモリB105に設定される比較値V3を最高値に設定すると、コンパレータ506の出力は、L(Low)レベルとなる。即ち、デジタル変調信号入力端子501より変調波が入力された時もコンパレータ506一定レベル(HまたはLレベル)の信号が出力されるので、従来のようにコンパレータ506の出力変動分が入力端子501に供給されるレベルの低い変調信号に干渉することもなく、送信性能に何ら影響を及ぼさない。なお、上記デジタル無線機のフォワードゲインの初期調整での調整値は、フォワードゲイン制御部103で保持されているので、デジタル無線機の通常送信時には、初期調整での調整値に基づいて無線機の送信動作が行われる。
次に、本発明の具体的な構成の一実施例を図2を用いて説明する。図2は、図1に示される一実施例の具体的構成を示すブロック図である。図2において、201は、ベースバンド信号発生部である。ベースバンド信号発生部201は、デジタル信号源211、マッピング部212およびフィルタ部213−1、213−2で構成されている。202は、固定値設定部(第1の所定値信号レベル設定手段ともいう。)、203−1、203−2は、切替部である。204は、デジタル無線機の送信用アンテナ、205は、方向性結合部、206は、基準信号発生部、207は、第1のPLL(Phase Locked Loop)周波数シンセサイザ、208は、第2のPLL周波数シンセサイザ、209は、位相制御部である。
フォワード部503は、ループフィルタ221−1、221−2、直交変調部222、第1のバンドパスフィルタ部223、第1のミキサ部224、第2のバンドパスフィルタ部225、第1の可変ATT(可変減衰部)226および電力増幅部227で構成されている。また、フィードバック部505は、第2の可変ATT(可変減衰部)231、第2のミキサ部232および直交復調部233で構成されている。なお、図1と同じものには同じ符号が付されている。
次に、このデジタル無線機の動作を説明する。まず、切替部203−1、203−2がそれぞれベースバンド信号発生部201に接続されている状態について説明する。デジタル信号源211の出力は、マッピング部212に接続される。マッピング部212は、デジタル無線機によって指定された変調方式に従って入力信号をマッピングする。マッピングされた信号は、マッピング部212により同相成分信号Iと直交成分信号Qとして出力され、同相成分信号Iは、フィルタ部213−1を通り不要な成分が除去され、また、直交成分信号Qは、フィルタ部213−2を通り不要な成分を除去される。これにより、ベースバンド信号の同相信号成分Iと直交成分信号Qとが、ベースバンド信号発生部201からそれぞれ出力される
ベースバンド信号発生部201から出力された同相成分Iは、切替部203−1を介して加算部502−1の加算(+)入力端子側に入力され、加算部502−1で帰還側の同相信号iを減算して出力する。一方、直交成分Qは、切替部203−2を介して加算部502−2の加算(+)入力端子側に接続され、加算部502−2で帰還側の直交成分信号qを減算して出力する。加算部502−1の出力は、ループフィルタ部221−1に与えられ、ここで、帯域制限され、直交変調部222に与えられる。同様に、加算部502−2の出力は、ループフィルタ部221−2に与えられ、ここで、帯域制限され直交変調部222に与えられる。
ベースバンド信号発生部201から出力された同相成分Iは、切替部203−1を介して加算部502−1の加算(+)入力端子側に入力され、加算部502−1で帰還側の同相信号iを減算して出力する。一方、直交成分Qは、切替部203−2を介して加算部502−2の加算(+)入力端子側に接続され、加算部502−2で帰還側の直交成分信号qを減算して出力する。加算部502−1の出力は、ループフィルタ部221−1に与えられ、ここで、帯域制限され、直交変調部222に与えられる。同様に、加算部502−2の出力は、ループフィルタ部221−2に与えられ、ここで、帯域制限され直交変調部222に与えられる。
直交変調部222は、入力したベースバンド信号の同相成分信号Iと直交成分信号Qを、第1のPLL周波数シンセサイザ207から与えられ第1の局部発振信号によって、中間周波数帯に変換し、被変調波信号を第1のバンドパスフィルタ部223に与える。第1のバンドパスフィルタ部223は、入力した被変調波から不要周波数成分を除去し、第1のミキサ部224に与える。第1のミキサ部224は、入力した信号を第2のPLL周波数シンセサイザ208から与えられた第2の局部発振信号によって所望の周波数に変換して第2のバンドパスフィルタ部225に与える。第2のバンドパスフィルタ部225は、入力した被変調波から不要周波数成分を除去し、第1の可変ATT226を介して電力増幅部227に与える。電力増幅部227では、入力された信号を所定の出力レベルまで信号を増幅し、方向性結合部205を介してアンテナ204から出力する。
更に、この無線機は、負帰還方式リニアライザを構成しているため、方向性結合器205により電力増幅部227の出力信号の一部を分波し、第2の可変ATT231に供給している。第2の可変ATT231を通った信号は、第2のミキサ部232に与えられる。第2のミキサ部232は、第2のPLL周波数シンセサイザ208から与えられた第2の局部発振信号によって第2の可変ATT231から入力される信号の周波数を中間周波数まで周波数変換し、直交復調部233に与える。また、位相制御部209は、入力した第1の局部発振信号の位相を制御して、移相した信号を直交復調部233に与える。直交復調部233は、位相制御部209から与えられる周波数信号により、入力した中間周波数信号を直交復調して出力し、ベースバンド信号の同相成分信号iを加算部502−1に与え、また、直交成分信号qを加算部502−2に与える。
以上説明したように、加算部502−1及び502―2では、入力信号I、Qが帰還信号i、qによりそれぞれ減算され負帰還がかけられる。このような動作により非線形歪み補償された変調信号が得られる。
次に、図2に示すデジタル無線機のフォワードゲインの初期調整方法について説明する。まず、フォワードゲイン初期調整を行うにあたり、フォワードゲイン制御部103から出力されるON/OFF信号により、切替スイッチ部102(または、選択部)をa側(フォワードゲインON)に接続し、比較値設定部101のメモリA104に接続する。このメモリA104には、先の図1で説明したように、例えば、図6(B)で示される比較値V2(理論値)が記憶されている。この比較値V2(理論値)は、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβを設計値としたときのフォワード部503への入力レベルを比較値設定部101のメモリA104に設定しておく。比較値V2の求め方は、例えば、加算部502−1の出力端子にオシロスコープ等の出力レベル検出器を接続し、検出された出力レベルを、操作者が、例えば、手動で比較値設定部101のメモリ104に設定すればよい。あるいは、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβが設計値であるので、前もってシミュレーション演算で求めることもできる。
また、同時に、切替部203−1は、ベースバンド信号発生部201とは、切離され、固定値設定部202に接続される。そして、切替部103−2は、ベースバンド信号発生部201とは、切離され、オープン(無信号)の状態にある。この状態で、固定値設定部202からは、固定値V1が入力される。これは、図6(A)に示される無変調信号V1(固定値)に相当する。なお、本実施例では、フォワードゲインの初期調整方法として、図2では、加算部502−1の出力である同相成分信号Iを用いて説明するが、別の方法として、加算部502−2の出力である直交成分信号Qを用いても同様に構成できることはいうまでもない。
この状態で、コンパレータ506では、比較値設定部101のメモリA104で設定された比較値V2とフォワード部503への入力レベル、即ち、加算器502−1の出力信号レベル値が比較され、その出力がフォワードゲイン制御部103に供給される。フォワードゲイン制御部103は、コンパレータ506の出力信号に基づいて可変ATT226の減衰量を制御する。更に、詳述すると、コンパレータ506では、比較値設定部101のメモリA104で設定された比較値V2と加算器502−1の出力信号レベル値とが一致するようにフォワードゲイン制御部103が可変ATT226の減衰量を制御する。可変ATT226の減衰量が調整され、両方の値が一致した時点でフォワードゲイン制御部103の動作を終了する。この時のコンパレータ506の出力を図6(C)に示す。図6(C)に示すようにコンパレータ506の出力レベルは、H(High)レベルで一定である。この一致した時点での調整値をフォワードゲイン制御部103で保持しておく。そして、調整後のデジタル無線機の通常送信時には、この保持した調整値を用いて動作させる。
次に、調整後のデジタル無線機の通常送信時の動作について説明する。調整後のデジタル無線機の通常送信時の動作では、切替部203−1は、固定値設定部202からベースバンド信号発生部201に接続され、また、切替部203−2もベースバンド信号発生部201に接続される。一方、フォワードゲイン制御部103から出力されるON/OFF信号により、切替スイッチ部102(または、選択部)をb側に接続し、比較値設定部101のメモリB105に接続する。このメモリB105には、比較値V3、例えば、コンパレータ506の入力規定の最低値または最高値が記憶されている。これについて図8を用いて説明する。
先に説明したように、ベースバンド信号発生部201からの入力変調信号x(t)が切替部203−1を介して加算部502−1に、図8(A)のようにコンパレータ506の一方の端子に供給される。コンパレータ506のもう一方の端子には、メモリB105から比較値V3が供給される。例えば、図8(B)に示される比較値V3(最低値)が供給される。この比較値V3(最低値)とは、コンパレータ506の入力規定の最低値を表し、コンパレータ506の一方の端子に、この比較値V3(最低値)が入力されると、他方の端子に入力変調信号x(t)が入力されたとしても、常に、コンパレータ506の出力レベルは、図8(C)に示すようにH(high)レベルの一定値が出力され、コンパレータ506の他方の端子に入力される入力変調信号x(t)の変化に無関係の一定値が出力される。なお、比較値設定部101のメモリB105に設定される比較値V3を最高値に設定すると、コンパレータ506の出力は、L(Low)レベルとなる。
このようにベースバンド信号発生部201から変調波が入力された時もコンパレータ506から一定レベル(HまたはLレベル)の信号が出力されるので、従来のようにコンパレータ506の出力変動分がフォワード部503に供給されるレベルの低い変調信号に干渉することもなく、送信性能に何ら影響を及ぼさない。なお、上記デジタル無線機のフォワードゲインの初期調整での調整値は、フォワードゲイン制御部103で保持されているので、デジタル無線機の通常送信時には、初期調整での調整値で設定したフォワードゲインに基づいて無線機の送信動作が行われる。
次に、本発明の他の一実施例を図3を用いて説明する。図3において、301は、比較値設定部、302は、切替スイッチ、303は、固定値設定部(第3の所定値設定手段ともいう。)、304は、メモリ(第1の比較値設定手段と同じ。)である。なお、図1と同じものには同じ符号が付されている。なお、メモリ304には、図1で説明したメモリA104で設定した比較値V2(理論値)と同じ比較値V2(理論値)が記憶されている。また、固定値設定部303には、所定の固定値、即ち、一定値であって、コンパレータ506の入力レベル範囲内の一定値であればよい。
まず、デジタル無線機のフォワードゲインの初期調整方法について説明する。フォワードゲイン制御部103より出力されるフォワードゲインON/OFF信号により、切替部302を端子a側(フォワードゲインON)に接続し、図1で説明した場合と同様にフォワードゲインの初期調整を行う。即ち、コンパレータ506の一方の入力には、比較値設定部301のメモリ304に設定されている比較値V2(理論値)が供給される。これは、図6(B)の場合と同じである。この状態で、デジタル変調信号入力端子501より無変調信号、例えば、固定値V1(デジタル値)を入力する。これは、図1の実施例で説明した図6(A)と同じである。
与えられた固定値V1は、加算器502の加算(+)入力側に入力され、加算器502の出力は、フォワード部503に入力される。フォワード部503の出力は、信号出力端子504から出力信号を出力すると共に、フィードバック部505に与えられる。フィードバック部505の出力は、加算器502の減算(-)入力側に入力される。なお、フォワード部503のフォワードゲインAおよびフィードバック部505のフィードバックゲインβを設計値としたときのフォワード部503への入力レベル(比較値V2:理論値)が比較値設定部301のメモリ304に設定されている。
従って、コンパレータ506では、比較値設定部301のメモリ304で設定された比較値V2と加算器502の出力信号が切替スイッチ302を介してコンパレータ506に印加される。コンパレータ506では、比較値設定部301のメモリ304で設定された比較値V2と加算器502の出力信号レベル値とが一致するようにフォワードゲイン制御部103を介してフォワード部503のフォワードゲインが調整され、両方の値が一致した時点でフォワードゲイン制御部103の動作が終了する。この時のコンパレータ506の出力は、前述した場合と同様に図6(C)に示すものと同じである。この一致した時点での調整値をフォワードゲイン制御部103で保持しておく。
次に、フォワードゲイン調整が終了すると、フォワードゲイン制御部103から出力されるフォワードゲインON/OFF信号により、切替スイッチ302を端子b側(フォワードゲインOFF)に接続する。これによって、コンパレータ506の一方の端子には、固定値設定部303からの固定値が供給される。なお、固定値設定部303に設定される固定値は、比較値設定部301のメモリ304に設定されるV2(理論値)とは、異なる固定値を設定しておく。また、固定値設定部303に設定される固定値は、メモリ304に設定される比較値V2との差がコンパレータの比較電圧範囲内になるような固定値が設定される。なお、図3に示される一実施例の具体的な構成は、図2に示されるベースバンド信号発生部201、フォワード部503およびフィードバック部505と同様であるので、詳細な説明は省略する。
上記のように構成すると、コンパレータ506の入力の一方には、比較値設定部301のメモリ304の比較値V2(一定値)が供給され、コンパレータ506の入力の他方には、固定値設定部303の固定値が供給されるので、コンパレータ506の出力レベルは、常に一定となる。従って、入力端子501から変調波が入力された場合もコンパレータ506から一定レベルの信号が出力されるので、従来のようにコンパレータ506の出力変動分がフォワード部503に供給されるレベルの低い変調信号に干渉することもなく、送信性能に何ら影響を及ぼすことはない。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法の実施例に限定されるものではなく、上記以外のデジタル無線機およびデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
101、301、507:比較値設定部、102、302:切替スイッチ、103、509:フォワードゲイン制御部、104:メモリA、105:メモリB、201:ベースバンド信号発生部、202、303:固定値設定部、203:切替部、204:アンテナ、205:方向性結合部、206:基準信号発生部、207、208:PLLシンセサイザ、209:位相制御部、211:信号源、212:マッピング部、213:フイルタ部、221:ループフイルタ部、222:直交変調部、223、225:BPF、224、232:ミキサ部、226、231:可変ATT、227:PA、233:直交復調部、401、501:入力端子、402、405、502:加算器、403、503:フォワード部、404:歪め成分入力端子、406、504:出力端子、407、505:フィードバック部、506:コンパレータ、508:メモリ、510:浮遊容量。
Claims (2)
- 入力部と、上記入力部からの信号を増幅するフォワード部と、上記フォワード部からの信号を出力する出力端子と、上記フォワード部からの出力信号の一部をフィードバック部を介して上記入力部に帰還する負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機において、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力端子に第1の所定値信号レベルを設定する手段と、上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較する比較手段および上記比較手段の出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するフォワードゲイン制御部とを有し、上記入力部に変調信号が入力される時、上記比較手段の出力レベルを固定する手段を有することを特徴とするデジタル無線機。
- 入力部と、上記入力部からの信号を増幅するフォワード部と、上記フォワード部からの信号を出力する出力端子と、上記フォワード部からの出力信号の一部をフィードバック部を介して上記入力部に帰還する負帰還方式リニアライザを有するデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法は、フォワードゲインの初期調整時に、上記入力部に第1の所定値信号レベルを設定するステップと、上記入力部に上記第1の所定値信号レベルを入力した場合の上記フォワード部の入力レベルと第2の所定値信号レベルとを比較するステップと、上記比較するステップで得られる出力に基づいて上記フォワード部のゲインを制御するステップと、上記入力部に変調信号を入力するステップと、上記入力部に変調信号が入力された場合、上記比較するステップで得られる出力を一定に保持するステップを有することを特徴とするデジタル無線機のフォワードゲイン調整方法。
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