JP2008306403A - 画像再生装置、画像再生方法及びプログラム - Google Patents

画像再生装置、画像再生方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの手間を省きながら一連の画像を各々の画像の内容に応じた表示時間で自動スライドショー表示させる。
【解決手段】複数の画像データからなる画像ファイルを入力する入出力コネクタ部11及び入出力I/F12と、入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析し、その解析結果に応じて当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定し、、調整し時間に基づいて画像ファイルを構成する個々の画像データを投影系13〜22で再生させるCPU27、プログラムメモリ28及びメインメモリ29とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレゼンテーションに使用するデータプロジェクタ等に好適な画像再生装置、画像再生方法及びプログラムに関する。
一般にプレゼンテーションソフトウェアにおける自動スライドショー機能では、どのスライド画像も一定時間毎に順次表示を切換えるものとなっている。そのため、表示される画像の内容によっては、視聴者が内容を理解する以前に画像が次の画像に切り替えられてしまう場合や、反対に内容が容易に理解できるにも拘わらずなかなか次の画像に切り替わらず、時間をもて余してしまう場合などがあり得る。
このような事態に対処する技術として、スライドショーの対象となる複数の対象画像を予め設定されている表示制御情報に応じて逐次切り換えて再生表示する際に、対象画像に対応付けられている関連情報に基づいて当該対象画像の再生状態を変更するべく、各対象画像にタイトル名や被写体名等に基づいて設定した「お気に入り度」と称される関連情報を付加するようにした技術があった。(例えば、特許文献1)
特開2006−157324号公報
上記特許文献1に記載された技術は、ユーザ自身が手動で設定した「お気に入り度」と称される関連情報に基づいて適宜表示時間を本来より長く変更するようにしてものであり、あくまでユーザが手動で関連情報としての「お気に入り度」を設定しなくてはならないため、その手間が煩雑となる。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、でき得る限りユーザの手間を省きながら一連の画像を各々の画像の内容に応じた表示時間で自動スライドショー表示させることが可能な画像再生装置、画像再生方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力手段と、上記画像入力手段で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析手段と、上記画像解析手段での解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整手段と、上記調整手段で調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータの数を抽出し、上記調整手段は、上記画像解析手段で抽出したフォントデータの数が多いほど当該画像データの再生時間を標準より長くなるように調整することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータのサイズを抽出し、上記調整手段は、上記画像解析手段で抽出したフォントデータのサイズが小さいほど当該画像データの再生時間を標準より長くなるように調整することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータ及び図形データの少なくとも一方のデータ量を算出し、上記調整手段は、上記画像解析手段で算出したデータ量の画像データに対する割合により当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記画像解析手段は、画像データ中の背景部分とフォントデータ及び図形データの少なくとも一方とを分離し、上記調整手段は、上記画像解析手段で分離した背景部分とフォントデータ及び図形データの少なくとも一方とのコントラスト値により当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力手段と、上記画像入力手段で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時手段と、上記計時手段で得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶手段と、上記記憶手段で再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、上記再生制御手段により記憶手段に記憶された過去の再生時間に基づいて再生される画像データの再生延期及び再生短縮を指示する指示手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項7記載の発明において、上記記憶手段は、同一の画像ファイルを構成する個々の画像データの2回目以降の再生時に各画像データ毎の再生時間の平均値を記憶することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項1または6記載の発明において、画像ファイルを構成する複数の画像データの再生時間の総和を基に個々の画像データの再生時間を再調整する再調整手段をさらに具備し、上記再生制御手段は、上記再調整手段で調整された再生時間に基づいて個々の画像データを再生させることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力工程と、上記画像入力工程で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析工程と、上記画像解析工程での解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整工程と、上記調整工程で調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力工程と、上記画像入力工程で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時工程と、上記計時工程で得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶工程と、上記記憶工程で再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力して再生する画像再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、上記入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析ステップと、上記画像解析ステップでの解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整ステップと、上記調整ステップで調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、複数の画像データからなる画像ファイルを入力して再生する画像再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、上記入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時ステップと、上記計時ステップで得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶ステップと、上記記憶ステップで再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、でき得る限りユーザの手間を省きながら一連の画像を各々の画像の内容に応じた表示時間で連続して自動スライドショー表示させることが可能となる。
(第1の実施形態)
以下本発明をDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、同実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の電子回路の機能構成を示すブロック図である。
同図で、11は入出力コネクタ部であり、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、RGB入力端子、及びUSB(Universal Serial Bus)端子からなる。
入出力コネクタ部11より入力される各種規格の画像信号は、入出力インタフェース(I/F)12、システムバスSBを介して画像変換部13で投影に適した所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、投影駆動部14へ送られる。
この際、OSD(On Screen Display)用の各種キャラクタやポインタ等の記号も必要に応じて画像信号上に重畳加工された状態で投影駆動部14へ送られる。
投影駆動部14は、送られてきた画像信号をビデオRAM15に展開して記憶させた上で、このビデオRAM15の記憶内容からビデオ信号を生成する。投影駆動部14は、このビデオ信号のフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子(SOM)であるマイクロミラー素子16を表示駆動する。
一方、リフレクタ17内に配置された、例えば超高圧水銀灯を用いた光源ランプ18が高輝度の白色光を出射する。光源ランプ18の出射した白色光は、カラーホイール19を介して時分割で原色に着色され、インテグレータ20で輝度分布が均一な光束とされた後にミラー21で全反射して上記マイクロミラー素子16に照射される。
そして、マイクロミラー素子16での反射光で光像が形成され、形成された光像が光学レンズユニット22を介して、投影対象となるここでは図示しないスクリーンに投影表示される。
光学レンズユニット22は、マイクロミラー素子16で形成された光像を拡大してスクリーン等の対象に投影するものであり、合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
すなわち、光学レンズユニット22中の図示しないフォーカスレンズ及びズームレンズは共に光軸方向に沿って前後に移動することで制御されるもので、それらレンズはステッピングモータ(M)23の回動駆動により移動する。
なお、上記カラーホイール19の終端部に対向するようにマーカセンサ24が近接配置され、このマーカセンサ24がカラーホイール19に設けられた図示しないマーカの通過を検出して検出信号を上記投影駆動部14へ送出する。
投影駆動部14は、マーカセンサ24からの検出信号によりマイクロミラー素子16での駆動タイミングを調整する。
また、上記光源ランプ18の点灯駆動、上記カラーホイール19用のモータ(M)25の回転駆動、及び上記ステッピングモータ23の回動駆動をいずれも投影光処理部26が実行する。
上記各回路の動作すべてをCPU27が制御する。このCPU27は、動作プログラムや各種定型データ等を記憶した不揮発性メモリでなるプログラムメモリ28、RAMでなるメインメモリ29を用いてこのデータプロジェクタ装置10内の制御動作を実行する。
上記CPU27にはさらに、上記システムバスSBを介してキースイッチ部30、インジケータ部31、及び音声処理部32が接続される。
キースイッチ部30は、電源キー、モード切換キー、キャンセルキー、フォーカスキー、ズームキー、カーソル(「↑」「↓」「←」「→」)キー、エンターキー等からなる。
これらキースイッチ部30の各キーを用いてユーザが任意の操作を行なうと、そのキー操作に応じた操作信号がCPU27へ入力され、CPU27はキースイッチ部30からの入力に応じて制御動作を実行する。
インジケータ部31は、例えば複数個のLEDで構成され、各種動作状態等を点灯色と点滅パターンの組合せにより表示する。
音声処理部32は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、このデータプロジェクタ装置10の本体ケーシングの例えば背面に設けられるスピーカ33を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図2は、入出力コネクタ部11のUSB端子に図示しないUSBフラッシュメモリを接続し、データプロジェクタ装置10が有するビューワソフトウェア(以下「ビューワ」と称する)を起動して当該USBフラッシュメモリに記憶された画像ファイルを選択し、自動スライドショーモードで再生させる場合の処理内容を示すフローチャートである。この図2の処理は、全てCPU27がプログラムメモリ28に記憶されているビューワを含む動作プログラムに基づいて実行する。
処理当初には、レンズユニット22より投影されるビューワのガイド表示にしたがってキースイッチ部30のカーソルキー、エンターキー等を操作することで再生する画像ファイルを選択する(ステップA01)。
次に同じくビューワのガイド表示にしたがって再生モードを選択する(ステップA02)。ここでは、後述する自動スライドショーモードの他に、ユーザが手動で画像の切換えを指示するマニュアルモード、画像ファイル内の各画像データをアトランダムな順序で選択して一定時間ずつ切換えながら再生するシャッフルスライドショーモード、その他の再生モードも選択可能とするが、本発明には直接関係しないのでその詳細については説明を省略する。
しかして、選択された再生モードが自動スライドショーモードであるか否かを判断し(ステップA03)、そうでない場合には、上述した如くその選択した再生モードに応じた再生処理を実行する。
一方、ステップA03で自動スライドショーモードを選択したと判断した場合には、次いで画像ファイル内に格納されている複数の画像データ中から1つを選択し(ステップA04)、選択した画像データを解析して画像中からフォント(文字)データ、一般的な図形データ、予め登録していた特定の図形データがあればそれらを全て抽出する(ステップA05)。
なお、上記フォントデータの抽出に際しては、各フォント単位の矩形範囲を切出してその数とサイズとを抽出するまでの処理を行なうまでとし、切出した各フォントを文字認識技術により文字コード化する処理は行わないものとする。
上記解析結果に従い、まず画像データ中にフォントデータがあったか否かを判断する(ステップA06)。
フォントデータがあったと判断した場合にのみ、フォントデータの数とサイズとにより当該画像データの再生時間のランクをアップする(ステップA07)。
このビューワでは、例えば最短で1秒から、最長で30分までの計15段階の再生時間ランクを用意し、ユーザが標準となる画像の再生時間ランクを任意に設定可能であるものとする。
しかるに、上記ステップA07では、画像データ中にフォントデータが一定値より多ければ再生時間のランクを1つあげる更新を行なうと共に、フォントデータのサイズが一定値より小さければ、これも再生時間のランクを1つあげる更新を行なう。
その後、上記ステップA07での処理の実行の有無に拘わらず、次に上記解析結果から画像データ中に特定の図形データを除く一般的な図形データがあったか否かを判断する(ステップA08)。
ここで一般的な図形データがあったと判断した場合にのみ、図形データのサイズと色数により当該画像データの再生時間のランクをアップする(ステップA09)。
すなわちステップA09では、画像データ中の図形データのサイズが一定値より大きければ再生時間のランクを1つあげる更新を行なうと共に、図形データを構成する色数が一定値より多ければ、これも再生時間のランクを1つあげる更新を行なう。
その後、上記ステップA09での処理の実行の有無に拘わらず、次に上記解析結果から画像データ中に特定の図形データがあったか否かを判断する(ステップA10)。
ここで特定の図形データとは、例えばユーザが事前に登録していたロゴ図形や地図の図形等を示し、形状のパターンマッチング技術などにより容易に一致判断を行なうことができるものであり、特定の図形データがあったと判断した場合にのみ、当該画像データの再生時間のランクをアップ(ステップA11)。
その後、上記ステップA11での処理の実行の有無に拘わらず、次に上記解析結果から画像データ中の背景部分とフォントデータ、図形データ等とのコントラストが低いか否かを判断する(ステップA12)。
ここでコントラストの判断は、背景部分の代表色とフォントデータや図形データ等の代表色とを求め、そのコントラスト値が一定値より低いか否かにより判断するもので、コントラストが低いと判断した場合にのみ、当該画像データの再生時間のランクをアップする(ステップA13)。
以上で画像データの解析結果に応じた再生時間の調整を終えたものとして、その累積結果に応じた総合的なランクを設定し、画像データ名と関連付けてメインメモリ29に保持した上で、他にもまだ解析を行なっていない画像データがあるか否かを判断する(ステップA14)。
ここでまだ解析を行なっていない画像データがあると判断すると、再び上記ステップA04からの処理に戻り、新たに解析を行っていない画像データを選択した上で同様の処理を実行する。
こうして上記ステップA04〜A14の処理を繰返し実行することで、当該画像ファイルを構成する全ての画像データに対して解析とその結果に基づく再生時間の調整を実行する。
そして、画像ファイルを構成する最後の画像データに対する同様の処理を終了すると、上記ステップA14でこれを判断し、例えば画像ファイル全体での再生時間が設定されている場合などのように、必要に応じて画像ファイル全体で各画像データの再生時間のランク設定を再調整する(ステップA15)。
その後、上記ランク設定を行なった各画像データの再生時間に応じて自動スライドショーモードでの再生動作に移行し(ステップA16)、以上でこの図2の処理を終了する。
なお、自動スライドショーモードでの再生に際しては、予め設定した内容により、選択された画像ファイルを1通り再生して再生を終了する場合と、選択した画像ファイルの最後の画像データの再生を終えると再びその画像ファイルの先頭の画像データに戻って繰返し画像ファイルの再生を行なう場合とが選択できるものとする。
このように本実施形態によれば、標準となる画像データの再生時間のランク設定や特定の図形データの選択などの事前の各種設定を除けば、ユーザは単に画像ファイルを選択した上で自動スライドショーモードでの再生を指示するのみで、一連の画像を各々の画像の内容に応じた表示時間で連続して自動スライドショー表示させることが可能となる。
また、上記事前の各種設定に関しても、データプロジェクタ装置10のデフォルト設定をそのまま用いるものとすれば、ユーザは一切の手間を省くことができる。
なお、上記実施形態では、画像データの解析の一手法として、画像中のフォントデータの数を抽出し、抽出したフォントデータの数が一定より多ければ当該画像データの再生時間を長くなるようにランクを上げる設定を行なうものとした。
これにより、当該画像を見る人が画像中の文字を確実に読み終える前に画像が切換えられてしまうような事態を未然に防ぐことができる。
同様に、上記実施形態では、画像データの解析の一手法として、画像中のフォントデータのサイズを抽出し、抽出したフォントデータのサイズが一定より小さければ当該画像データの再生時間を長くなるようにランクを上げる設定を行なうものとした。
これにより、当該画像を見る人が画像中の文字を確実に視認し終える前に画像が切換えられてしまうような事態を未然に防ぐことができる。
また、上記実施形態では、画像データの解析の一手法として、画像中の背景部分とフォントデータ及び図形データの部分とでそれぞれの代表色を求め、それらのコントラスト値が一定より低ければ当該画像データの再生時間を長くなるようにランクを上げる設定を行なうものとした。
これにより、特に明るい環境下でデータプロジェクタ装置10を設置して投影が実行される場合などでも、当該画像を見る人が画像の内容を確実に視認できるようにする。
なお、上記実施形態では示さなかったが、画像中のフォントデータ及び図形データの少なくとも一方のデータ量を算出し、算出したデータ量の画像データに対する割合により当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定するものとしてもよい。
こうすることで、込み入った画像であることを比較的容易に判断して、当該画像を見る人が画像の内容を確実に視認できるようにする。
また、上記実施形態では、個々の画像データの再生時間を設定し終えた後、必要によりその画像ファイル全体の再生時間から再度個々の画像データの再生時間を再調整するものとした。
これにより、画像ファイル全体での再生時間が制限されている場合などにも対応して、各画像データをその内容に適した時間で再生させることができる。
さらに、上記実施形態では示さなかったが、画像中に複数の画像が時分割で切換え表示される、所謂アニメーション効果の表示などの特殊効果表示がある場合には、その存在を検出して当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定するものとしてもよい。
こうすることで、特にアピールしたい内容等をより印象づけて視聴者に見ていただくことができる。
(第2の実施形態)
以下本発明をDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、同実施形態に係るプロジェクタ装置10の電子回路の機能構成については、上記図1に示したものと基本的に同様であるものとし、同一部分には同一符号を用いることとして、その図示と説明とを省略する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図3及び図4は、入出力コネクタ部11のUSB端子に図示しないUSBフラッシュメモリを接続し、データプロジェクタ装置10が有するビューワソフトウェア(以下「ビューワ」と称する)を起動して当該USBフラッシュメモリに記憶された画像ファイルを選択し、自動スライドショーモードで再生させる場合の処理内容を示すフローチャートである。これら図3及び図4の処理は、全てCPU27がプログラムメモリ28に記憶されているビューワを含む動作プログラムに基づいて実行する。
処理当初には、レンズユニット22より投影されるビューワのガイド表示にしたがってキースイッチ部30のカーソルキー、エンターキー等を操作することで再生する画像ファイルを選択する(ステップB01)。
次に同じくビューワのガイド表示にしたがって再生モードを選択する(ステップB02)。ここでは、後述する自動スライドショーモードの他に、ユーザが手動で画像の切換えを指示するマニュアルモード、画像ファイル内の各画像データをアトランダムな順序で選択して一定時間ずつ切換えながら再生するシャッフルスライドショーモード、その他の再生モードも選択可能とするが、本発明には直接関係しないのでその詳細については説明を省略する。
そして、選択された再生モードが自動スライドショーモードであるか否かを判断し(ステップB03)、そうでない場合には、上述した如くその選択した再生モードに応じた再生処理を実行する。
一方、ステップB03で自動スライドショーモードを選択したと判断した場合には、次いでその画像ファイル名に対応して記憶されている再生回数情報を読出し、その値が「0」であるか否かを判断する(ステップB04)。
これはすなわち、その画像ファイルを過去に一度も同ビューワにより再生したことがなく、各画像データの再生時間が記憶されていないかどうかを判断するものである。
ここで再生回数情報の値が「0」であり、まだ再生したことがないと判断すると、その再生時間を記憶するリハーサルを兼ねた再生を行なうものとして、画像データ名の順序に応じて画像データを1つ選択する(ステップB05)。
次いで、再生時間をカウントするためのカウンタ(以下「第1カウンタ」と称する)による計時を開始させると同時に(ステップB06)、その画像を読出して上記レンズユニット22より投影させる投影動作を開始させる(ステップB07)。
こうして投影による計時動作を行ないながら、例えばキースイッチ部30のカーソルキー中の「→」キーが操作されたか否かにより、次の画像データへの切換えを指示するキー操作がなされたか否かを繰返し判断することで、当該キー操作がなされるのを待機する。
そして、当該キー操作がなされ、次の画像データへの切換えが指示されたと判断した時点で、上記第1カウンタによる計時を停止すると同時に(ステップB09)、それまでの画像投影を停止する(ステップB10)。
そして、停止した第1カウントの計時値をそれまで投影していた画像の再生時間として入出力コネクタ部11に接続されているUSBフラッシュメモリ内の当該画像データに関連付けて記憶設定した後(ステップB11)、それ以上再生すべき画像データがないかどうかにより、再生動作を終了するかどうかを判断する(ステップB12)。
ここでまだ再生すべき画像データが存在し、画像ファイルの再生は終了していないと判断すると、再び上記ステップB05からの処理に戻り、まだ再生を行っていない他の画像データに関しても同様の再生動作と再生時間の記憶設定とを行なう。
こうして画像ファイルを構成する画像データの数だけステップB05〜B12の処理を繰返し実行し、画像ファイルを構成する最後の画像データへの処理を終えると、ステップB12でこれを判断する。
そして、入出力コネクタ部11に接続されているUSBフラッシュメモリ内の当該画像ファイルに対して再生回数情報として「1」を新たに記憶設定し(ステップB13)、以上で一連の再生処理を終了する。
図5は、入出力コネクタ部11のUSB端子に接続された、ファイル名「工場データ2007」なる画像ファイルの記憶内容を例示するものである。コンピュータシステム上は複数のJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)ファイルを纏めた上位階層のデータフォルダとなるもので、その付帯情報として再生回数情報「1」が付加される。
また、画像ファイルを構成する複数の画像データ(JPEG)データにはそれぞれ、上述した再生動作に伴う再生時間が図示する如く関連付けて記憶されることとなる。
ここでは、各画像データのデータ名が「工場データ2007−001」「工場データ2007−002」‥‥「工場データ2007−050」となっていることから、この画像ファイルが計50個の画像データから構成されていることがわかる。
次に、このように入出力コネクタ部11のUSB端子に接続された画像ファイルを選択して2回目以降再生する場合の動作についても説明する。
上記同様にビューワの起動により図3及び図4の処理を開始し、レンズユニット22より投影されるビューワのガイド表示にしたがってキースイッチ部30のカーソルキー、エンターキー等を操作することで再生する画像ファイルを選択する(ステップB01)。
次に同じくビューワのガイド表示にしたがって再生モードを選択する(ステップB02)。
そして、選択された再生モードが自動スライドショーモードであるか否かを判断し(ステップB03)、そうでない場合には、上述した如くその選択した再生モードに応じた再生処理を実行する。
一方、ステップB03で自動スライドショーモードを選択したと判断した場合には、次いでその画像ファイル名に対応して記憶されている再生回数情報を読出し、その値が「0」であるか否かを判断する(ステップB04)。
ここで再生回数情報の値が「0」ではなく「1」であり、すでに再生を行なったことがあると判断すると、すでに記憶されている再生時間に基づいた再生を行なうものとして、画像データ名の順序に応じて画像データを1つ選択する(ステップB14)。
次いで、再生時間をカウントするためのカウンタ(以下「第1カウンタ」と称する)による計時を開始させると同時に(ステップB15)、再生を停止させるための時間をカウントするダウンカウンタ(以下「第2カウンタ」と称する)に上記再生時間を設定してダウンカウントを開始する(ステップB16)。
合わせて、その画像データを読出して、その画像を上記レンズユニット22より投影させる投影動作を開始させる(ステップB17)。
こうして投影による計時動作を行ないながら、第2カウンタのカウント値が一定値、例えば残り10秒以下となったか否か(ステップB18)、画像切換えの延長を指示するための例えばカーソルキー中の「↓」キーが操作されたか否か(ステップB20)、第2カウンタのカウント値が「0」となったか否か(ステップB22)、そして次の画像データへの切換えを指示するための例えばカーソルキー中の「→」キーが操作されたか否か(ステップB23)を繰返し判断することで、これらの状態のいずれかとなるのを待機する。
しかして、第2カウンタのカウント値が一定値、例えば残り10秒以下となった場合には、上記ステップB18でこれを判断し、次の画像データへの切換えタイミングが間近であることをガイドメッセージとして重畳するべく画像中にOSD表示し(ステップB19)、その後に上記ステップB20に至る。
また、画像切換えの延長を指示するための例えばカーソルキー中の「↓」キーが操作されたと判断した場合には、上記ステップB20でこれを判断し、ダウンカウントを行なう第2カウンタのカウント値をその時点のカウント値から一定値、例えば60秒分プラスする更新設定を行ない(ステップB21)、その後に上記ステップB22に至る。
さらに、上記ステップB22でダウンカウントを行なう第2カウンタのカウント値が「0」となったと判断した場合、及び上記ステップB23で次の画像データへの切換えを指示するための例えばカーソルキー中の「→」キーが操作された次の画像データへの切換えを指示するための例えばカーソルキー中の「→」キーが操作されたと判断した場合には、その時点で上記第1カウンタによる計時を停止すると同時に(ステップB24)、それまでの画像投影を停止する(ステップB25)。
そして、停止した第1カウントの計時値と、当該画像データに関連付けて記憶されている再生時間、及び再生回数情報の値により新たに再生時間の平均値を算出して、その算出した平均値を当該画像データに関連付けて更新記憶させる(ステップB26)。
このとき、第1カウンタの計時値がt1、関連付けて記憶されている再生時間がt2、再生回数情報がnであれば、演算
(t1+t2*n)/(n+1)
を行なうことで新たな平均値が算出できる。
さらに、それ以上再生すべき画像データがないかどうかにより、今回の再生動作を終了するかどうかを判断する(ステップB27)。
ここでまだ再生すべき画像データが存在し、画像ファイルの再生は終了していないと判断すると、再び上記ステップB14からの処理に戻り、今回の再生動作でまだ再生を行なっていない他の画像データに関しても同様の再生動作と今回の再生時間を加味した平均値による更新記憶とを行なう。
こうして画像ファイルを構成する画像データの数だけステップB14〜B27の処理を繰返し実行し、画像ファイルを構成する最後の画像データへの処理を終えると、ステップB27でこれを判断する。
そして、入出力コネクタ部11に接続されているUSBフラッシュメモリ内の当該画像ファイルに対して再生回数情報としてそれまでの値nを「+1」更新設定し(ステップB28)、以上で一連の再生処理を終了する。
このように本実施形態によれば、初めの1回はユーザ自身による画像の切換え指示が必要となるものの、例えばプレゼンテーション画像のように事前のリハーサルを1回目として各画像の再生時間を記憶させておくことで、2回目以降は基本的に1回目を踏襲してユーザの手間を全く省きながら一連の画像を各々の画像の内容に応じた表示時間で自動スライドショー表示させることが可能となる。
なお、上記実施形態では、単に記憶した再生時間に基づいて画像の切換えを行なうのみならず、再生の延期及び再生の短縮を指示するキー操作も受け付けてそれを実行するものとした。
これにより、以前の再生時間を活用しながらも、その時点で必要とされる状況に対応した、即時性が高くユーザの要求に的確に応え得る再生動作が実現できる。
この場合、単に再生の延期及び再生の短縮を行なうだけではなく、それらの指示によって延長もしくは短縮された再生時間を用いてそれまでの平均値を算出し、算出した再生時間の平均値を更新記憶するものとした。
これにより、同一の画像ファイルを用いてプレゼンテーション時に何度も自動スライドショーモードで表示するような場合、ユーザのプレゼンテーション内容の習熟と合わせて再生時間を自動的に学習し、より最適な再生時間での再生とセンサを実現できる。
さらに、上記実施形態ではあえて採用しなかったが、第1の実施形態でも説明した如く、個々の画像データの再生時間を設定し終えた後、必要によりその画像ファイル全体の再生時間から再度個々の画像データの再生時間を再調整するものとしてもよい。
このような再調整を行なうことにより、例えばプレゼンテーションで画像ファイル全体での再生時間が制限されている場合などにも対応して、各画像データをその内容に適した時間で再生させることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態はいずれも、DLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合について説明したが、本発明は投影装置に限定するものではなく、例えば透過型のカラー液晶パネルを表示素子として投影動作を実行する液晶方式のプロジェクタ装置、あるいはモノクロのオー・ヘッド・プロジェクタ(OHP)等の各種プロジェクタ装置、デジタルカメラやフォトビューワ装置、画像の再生機能を有する携帯音楽プレーヤや携帯電話端末等、各種の画像再生可能な電子機器でも同様に適用することが可能である。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件により適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るデータプロジェクタ装置の回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係る画像ファイルデータ再生時の処理内容を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る画像ファイルデータ再生時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る画像ファイルデータ再生時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る画像ファイルデータの記憶構成例を示す図。
符号の説明
10…データプロジェクタ装置、11…入出力コネクタ部、12…入出力インタフェース(I/F)、13…画像変換部、14…投影駆動部、15…ビデオRAM、16…マイクロミラー素子、17…リフレクタ、18…光源ランプ、19…カラーホイール、20…インテグレータ、21…ミラー、22…レンズユニット、23…ステッピングモータ(M)、24…マーカセンサ、25…モータ(M)、26…投影光処理部、27…CPU、28…プログラムメモリ、29…メインメモリ、30…キースイッチ部、31…インジケータ部、32…音声処理部、33…スピーカ、SB…システムバス。

Claims (13)

  1. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力手段と、
    上記画像入力手段で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析手段と、
    上記画像解析手段での解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整手段と、
    上記調整手段で調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像再生装置。
  2. 上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータの数を抽出し、
    上記調整手段は、上記画像解析手段で抽出したフォントデータの数が多いほど当該画像データの再生時間を標準より長くなるように調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  3. 上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータのサイズを抽出し、
    上記調整手段は、上記画像解析手段で抽出したフォントデータのサイズが小さいほど当該画像データの再生時間を標準より長くなるように調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  4. 上記画像解析手段は、画像データ中のフォントデータ及び図形データの少なくとも一方のデータ量を算出し、
    上記調整手段は、上記画像解析手段で算出したデータ量の画像データに対する割合により当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  5. 上記画像解析手段は、画像データ中の背景部分とフォントデータ及び図形データの少なくとも一方とを分離し、
    上記調整手段は、上記画像解析手段で分離した背景部分とフォントデータ及び図形データの少なくとも一方とのコントラスト値により当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  6. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力手段と、
    上記画像入力手段で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時手段と、
    上記計時手段で得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段で再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御手段と
    を具備したことを特徴とする画像再生装置。
  7. 上記再生制御手段により記憶手段に記憶された過去の再生時間に基づいて再生される画像データの再生延期及び再生短縮を指示する指示手段をさらに具備したことを特徴とする請求項6記載の画像再生装置。
  8. 上記記憶手段は、同一の画像ファイルを構成する個々の画像データの2回目以降の再生時に各画像データ毎の再生時間の平均値を記憶することを特徴とする請求項7記載の画像再生装置。
  9. 画像ファイルを構成する複数の画像データの再生時間の総和を基に個々の画像データの再生時間を再調整する再調整手段をさらに具備し、
    上記再生制御手段は、上記再調整手段で調整された再生時間に基づいて個々の画像データを再生させる
    ことを特徴とする請求項1または6記載の画像再生装置。
  10. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力工程と、
    上記画像入力工程で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析工程と、
    上記画像解析工程での解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整工程と、
    上記調整工程で調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御工程と
    を有したことを特徴とする画像再生方法。
  11. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力する画像入力工程と、
    上記画像入力工程で入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時工程と、
    上記計時工程で得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶工程と、
    上記記憶工程で再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御工程と
    を有したことを特徴とする画像再生方法。
  12. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力して再生する画像再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの画像内容を解析する画像解析ステップと、
    上記画像解析ステップでの解析結果に応じて、当該画像データの標準の再生時間に対する調整時間を設定する調整ステップと、
    上記調整ステップで調整された時間に基づいて上記画像ファイルを構成する個々の画像データを再生させる再生制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 複数の画像データからなる画像ファイルを入力して再生する画像再生装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記入力した画像ファイルを構成する個々の画像データの再生時間を計時する計時ステップと、
    上記計時ステップで得た再生時間を対応する画像データを示す情報と関連付けて記憶する記憶ステップと、
    上記記憶ステップで再生時間が関連付けて記憶されている上記画像ファイルを構成する個々の画像データをその再生時間に基づいた時間だけ再生させる再生制御工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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