JP2008306349A - ネットワーク対応画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力状態と通常状態との状態遷移を効率化し、省電力移行を適切に行い、消費電力をより低減させ、かつ利用者の利便性を向上させることができるネットワーク対応画像形成装置およびその制御方法を提供すること目的とする。
【解決手段】複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置であって、前記画像形成機能処理ユニットについて省電力移行条件が成立したことを確認した後に、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立を検査するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置、および、その制御方法に関する。
従来、ネットワーク対応画像形成装置などの電子装置では、一定時間以上使用されない場合に、装置における最小限必要な部分以外への電源を遮断することで省電力運転を行う技術が広く知られている。特に、近年、環境問題などが重要視される中、省電力化に対する要求が高まっている。
例えば、特許文献1には、省エネモードへの移行条件を満たした場合でも、第1ボードまたは第2ボードに処理中または処理待ちのプリントデータやイメージデータが存在するときには、省電力モードへの移行を禁止し、それ以外のときには省電力モードへの移行条件に従って省電力モードに移行するようにしたものが開示されている。
また、特許文献2には、通常動作制御手段と省電力制御手段を備え、通常動作時よりも消費電力を低く抑える省電力状態においては、省電力制御手段があらかじめ定められた最小限の動作制御を行うとともに装置外部から送信されるパケットを監視して、あらかじめ定められた条件を満足するパケットを受信する場合に省電力状態から通常動作への復帰制御を行うことによって、通信制御装置における省電力状態での消費電力を、単に通常動作制御部の動作を効率化する場合に比べて格段に低下させることができるようにしたものが開示されている。
特開2005−311884号公報 特開2006−259906号公報
しかしながら、ネットワーク対応画像形成装置では、プリントデータ以外にも多数のパケットが機器に到達する。機器に到達するパケットが自分宛ての場合、必要に応じて省エネモードから復帰して応答を返す必要がある。特許文献1はこのような環境には適用できないという問題がある。
一方、特許文献2は、このような特許文献1の問題点を解消できる発明である。その手段は、装置外部から送信されるパケットを監視して、あらかじめ定められた条件を満足するパケットを受信する場合に省電力状態から通常状態への復帰制御を行うというものである。
ところが、一般的にネットワーク処理部は使用するプロトコルや用途ごとに異なるモジュールまたはプロセスに分割されていて、その動作内容は個々のモジュールごとに異なるため、パケットの有無だけでは省電力状態に移行するかどうかを判定することは困難である。パケットの有無を元に間違った判断を下してしまうと、ネットワーク対応画像形成装置がネットワークで接続されている外部の装置に対して応答を返すことなく省電力状態に移行してしまい、結果として使用者の利便性を著しく損ねてしまうという問題が生じることがある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、省電力状態と通常状態との状態遷移を効率化し、省電力移行を適切に行い、消費電力をより低減させ、かつ利用者の利便性を向上させることができるネットワーク対応画像形成装置およびその制御方法を提供すること目的とする。
本発明は、複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置であって、前記画像形成機能処理ユニットについて省電力移行条件が成立したことを確認した後に、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立を検査するようにしたものである。
また、前記ネットワーク通信ユニットの前記複数の通信機能のおのおのについて省電力移行条件の成立を検査し、全ての前記通信機能について省電力移行条件が成立すると、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記複数の通信機能は、省電力移行条件が成立した場合には、その旨を前記ネットワーク通信ユニットへ通知し、前記ネットワーク通信ユニットは、全ての前記複数の通信機能から省電力移行条件が成立している旨を通知されている状態では、当該ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクション型の通信を行う場合、当該通信機能は、確立された接続がない場合に、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求を処理中ではない場合に、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求が応答を必要としない場合には、当該受け付けた要求を処理中であっても、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置の制御方法であって、前記画像形成機能処理ユニットについて省電力移行条件が成立したことを確認した後に、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立を検査するようにしたものである。
また、前記ネットワーク通信ユニットの前記複数の通信機能のおのおのについて省電力移行条件の成立を検査し、全ての前記通信機能について省電力移行条件が成立すると、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記複数の通信機能は、省電力移行条件が成立した場合には、その旨を前記ネットワーク通信ユニットへ通知し、前記ネットワーク通信ユニットは、全ての前記複数の通信機能から省電力移行条件が成立している旨を通知されている状態では、当該ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクション型の通信を行う場合、当該通信機能は、確立された接続がない場合に、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求を処理中ではない場合に、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
また、前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求が応答を必要としない場合には、当該受け付けた要求を処理中であっても、省電力移行条件が成立したと判断するようにしたものである。
したがって、本発明によれば、ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立の検査を最後に行うようにしているので、ネットワーク経由でのアクセスが発生する環境においても省電力効果を高めることが可能となるという効果を得る。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる通信ネットワークの一例を示している。
この通信ネットワークは、ネットワーク対応画像形成装置MFPと、複数の端末装置TM1〜TMnを、ローカルエリアネットワークNTを介して接続して構成されている。
また、ネットワーク対応画像形成装置MFPは、原稿画像の複写物を形成する複写機能、原稿画像を読み取るスキャナ機能、アナログ公衆網を用いたファクシミリ通信を行うファクシミリ機能、ローカルエリアネットワークNTを介して端末装置TM1〜TMnからの印刷ジョブの要求を受け付けるネットワーク印刷サーバ機能(A,Bの2種類)、スキャナ機能で読み取った原稿画像データを電子メールを用いて配信するスキャン・ツー・イーメール機能、各種Webサービスを行うためのWebサーバ機能などの通信機能を備えている。
ここで、Webサービスとしては、自端末に保存している画像データについてのダウンロードサービス、操作マニュアルデータのダウンロードサービス、および、自端末へのユーザ設定操作(遠隔操作)などがある。
また、ネットワーク対応画像形成装置MFPは、複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットUN1と、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットUN2と、ローカルエリアネットワークNTに接続してネットワークデータをやりとりするためのネットワークインタフェースUM、省電力制御を行うための省電力制御部MMS、装置各部へ電源を供給するための電源ユニットUPS、印刷物を形成するためのプリント機能を実現するためのプリンタユニットUP、原稿画像を読み取って画像データを形成するためのスキャナ機能を実現するためのスキャナユニットUS、アナログ公衆網を用いたファクシミリ通信を行うためのファクシミリ機能を実現するためのファクシミリ通信ユニットUF、および、ネットワーク対応画像形成装置MFPをユーザが操作するための各種操作キーおよび各種表示器からなる操作表示装置UOを備えている。
また、画像形成機能処理ユニットUN1は、プリンタユニットUPを用いて印刷機能動作を行うプリンタ主制御部SS1、プリンタユニットUPおよびスキャナユニットUSを用いて複写機能動作を行うコピー主制御部SS2、プリンタユニットUP、スキャナユニットUS、および、ファクシミリ通信ユニットUFを用いてファクシミリ通信機能動作を行うファクシミリ主制御部SS3、操作表示装置UOの制御を行う操作パネル主制御部SS4、および、この画像形成機能処理ユニットUN1の全体の制御を行うためのコントローラ主制御部CC1からなる。
また、ネットワーク通信ユニットUN2は、プロトコルAを用いたデータ通信により印刷ジョブを処理するネットワーク印刷サーバ(A)SV1、プロトコルBを用いたデータ通信により印刷ジョブを処理するネットワーク印刷サーバ(B)SV2、SNMP(Simple Network Management Protocol;RFC1065〜1067を参照)を用いて装置内部状態を要求元へ送信するネットワーク情報管理サーバSV3、種々のWebサービスを処理するためのWebサーバSV4、および、このネットワーク通信ユニットUN2の全体の制御を行うためのネットワーク主制御部CC2からなる。
以上の構成で、省電力状態へ移行する際の動作を図2を参照しながら説明する。ここで、省電力状態への移行のトリガーは、例えば、「操作表示装置UOへのユーザ操作が設定時間以上継続してされない」、「待機状態が設定時間以上継続した」、あるいは、「操作表示装置UOの省エネ(省電力)スイッチ(図示略)が操作された」などを適用することができる。なお、「設定時間」とは、システム固有の時間、あるいは、ユーザにより設定入力された時間である。
この場合、コントローラ主制御部CC1は、まず、プリンタ主制御部SS1とコピー主制御部SS2とファクシミリ主制御部SS3と操作パネル主制御部SS4に対して省電力状態に移行してもいいかどうかを問い合わせる。この問い合わせは逐次実行してもよいし、並列に実行してもよい。パフォーマンスを向上させるためには並列に実行することが好ましい。この問い合わせの手段はプロセス間通信などによって実現できる(1−b)。

プリンタ主制御部SS1、コピー主制御部SS2、ファクシミリ主制御部SS3、操作パネル主制御部SS4はジョブの有無などにより自身の処理状態を判定して、省電力状態への移行が可能かどうかを判定し、判定結果をコントローラ主制御部CC1に対して応答する(1−c)。
このときに問い合わせに対する応答の中に1つでも省電力状態への移行不可が含まれている場合、コントローラ主制御部CC1は画像形成装置全体の省電力状態への移行を中止する(1−d)。
また、問い合わせに対する応答がすべて省電力状態への移行可である場合、コントローラ主制御部CC1はネットワーク主制御部CC2に対して省電力状態に移行してもいいかどうかを問い合わせる(1−e)。
ネットワーク主制御部CC2は、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1とネットワーク印刷サーバ(B)SV2とネットワーク情報管理サーバSV3とWebサーバSV4に対して省電力状態に移行してもいいかどうかを問い合わせる(1−f)。この問い合わせは逐次実行してもよいし、並列に実行してもよい。パフォーマンスを向上させるためには並列に実行することが望ましい。この問い合わせの手段はプロセス間通信などによって実現できる。 ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、WebサーバSV4は、ネットワーク接続通信の有無や他の制御部との連携の有無などにより自身の処理状態を判定して、省電力状態への移行が可能かどうかを判定し、判定結果をネットワーク主制御部CC2に対して応答する(1−g)。
このときに問い合わせに対する応答の中に1つでも省電力状態への移行不可が含まれている場合、ネットワーク主制御部CC2はコントローラ主制御部CC1に対して省電力状態への移行不可を応答する(1−h)。
また、問い合わせに対する応答がすべて省電力状態への移行可である場合、ネットワーク主制御部CC2はコントローラ主制御部CC1に対して省電力状態への移行可を応答する(1−i)。
ネットワーク主制御部からコントローラ主制御部に対する応答が不可の場合、コントローラ主制御部は画像形成装置全体の省電力状態への移行を中止する。
ネットワーク主制御部からコントローラ主制御部に対する応答が可の場合、コントローラ主制御部はプリンタ主制御部SS1とコピー主制御部SS2とファクシミリ主制御部SS3と操作パネル主制御部SS4に対して省電力状態への移行確定を通知する(1−k)。この通知を受けて、プリンタ主制御部SS1、コピー主制御部SS2、ファクシミリ主制御部SS3、操作パネル主制御部SS4は省電力状態に移行する前に行う必要のある処理を実行し、その後にコントローラ主制御部CC1に対して省電力状態への移行確定通知を受理した旨を応答する。
コントローラ主制御部CC1はプリンタ主制御部SS1とコピー主制御部SS2とファクシミリ主制御部SS3と操作パネル主制御部SS4のすべてからの省電力状態への移行確定通知受理応答を受けた後に、省電力制御部MMSに制御を移行させ、画像形成機能処理ユニットUN1とネットワーク通信ユニットUN2の電源をオフにする(1−l)。
また、コントローラ主制御部CC1は、省電力制御部MMSに制御を移行する際、省電力状態の解除条件を通知する。
例えば、ローカルエリアネットワークNTを介して受信するパケットの監視については、
・ 自機器のIPアドレス
・ IPv6アドレスのプレフィックス情報
・ 応答すべきMulticastパケットのアドレス
・ 応答可能なマルチプロトコルのフレームタイプ
を含むパケットを受信した場合には、省電力状態を解除して、通常電力状態へ復帰するように通知する。
また、操作表示装置UOの「省エネスイッチ」が再度操作されて、省エネモードの解除がユーザにより操作された場合には、省電力状態を解除して、通常電力状態へ復帰するように通知する。
また、このような省電力状態の解除を行うために、ネットワークインタフェースUMと操作表示装置UOには電源が供給されて、省電力解除のために必要な情報を省電力制御部MMSが受け取れるようにしておく。また、そのために、省電力状態では、ネットワークインタフェースUMが受信したパケットデータは省電力制御部MMSへと送られ、また、省エネスイッチの操作信号は、操作表示装置UOから省電力制御部MMSへと送られる。
このようにして、本実施例では、ネットワーク主制御部CC2から問い合わせを行うことにより、省電力状態に移行しようとしているという情報をリアルタイムにネットワーク印刷サーバ(A)SV1などに通知することが可能になる。印刷サーバ(A)SV1などが省電力状態への移行可を応答した後に、印刷サーバ(A)SV1などがそれ以降の定常処理を実行しないように振舞いを変えることが可能となり、より効率のよい省電力が実現できるというメリットがある。
図3は、この場合のコントローラ主制御部CC1の処理の一例を示している。
まず、画像形成機能処理ユニットUN1の各主制御部SS1〜SS4に対して、省電力状態への移行可否を問い合わせる(処理101)。この問合わせに対して、各主制御部SS1〜SS4から通知された全ての結果が「可」であるかどうかを調べる(判断102)。判断102の結果がNOになるときには、省電力状態への移行を行わない。
また、判断102の結果がYESになるときには、ネットワーク主制御部CC2に対して、省電力状態への移行可否を問い合わせる(処理103)。そして、ネットワーク主制御部CC2より応答された結果が「可」であるかどうかを調べる(判断104)。判断104の結果がNOになるときには、省電力状態への移行を行わない。
判断104の結果がYESになるときには、画像形成機能処理ユニットUN1の各主制御部SS1〜SS4に対して、省電力状態への移行確定を通知し(処理105)、省電力制御部MMSに制御を移行させる(処理106)。
図4は、この場合のネットワーク主制御部CC2の処理の一例を示している。
コントローラ主制御部CC1より省電力状態に移行してもいいかどうかを問い合わせを受信すると、各サーバSV1〜SV4に対して、省電力状態への移行可否を問い合わせる(処理201)。この問合わせに対して、各サーバSS1〜SS4から通知された全ての結果が「可」であるかどうかを調べる(判断202)。
判断202の結果がYESになるときには、コントローラ主制御部CC1に対して、「省電力状態への移行可」を通知し(処理203)、判断202の結果がNOになるときには、コントローラ主制御部CC1に対して、「省電力状態への移行不可」を通知する(処理204)。
ところで、上述した実施例では、ネットワーク主制御部CC2は、コントローラ主制御部CC1より省電力状態移行可否の問合わせを受信したときに、各サーバSV1〜SV4に対して、省電力移行可否の問合わせを送信して、各サーバSV1〜SV4より、その応答を受信しているが、各サーバSV1〜SV4が、常時、省電力状態への移行可否を判断してその判断結果をネットワーク主制御部CC2へ通知するようにすることもできる。
その場合、コントローラ主制御部CC1より省電力状態移行可否の問合わせを受信すると、ネットワーク主制御部CC2は、即座に省電力状態への移行可否を応答することができるので、省電力機能をより円滑に活用することができる。
すなわち、この場合は、図5に示すように、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4は、個別に自身の省電力状態への移行可否が変化するタイミングにおいて、ネットワーク主制御部CC2に対して省電力状態への移行可否情報を通知する。この省電力状態への移行可否情報の通知の手段はプロセス間通信または共有メモリを用いることにより実現できる。
ネットワーク主制御部CC2は、現時点において、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4から通知されている個々の省電力状態への移行可否情報を取りまとめる。
ここで、その中に1つでも省電力状態への移行不可が含まれている場合、ネットワーク主制御部CC2は、コントローラ主制御部CC1より省電力状態移行可否の問合わせを受信すると、コントローラ主制御部CC1に対して省電力状態への移行不可を応答する。
また、すべてが省電力状態への移行可である場合、ネットワーク主制御部CC2は、コントローラ主制御部CC1より省電力状態移行可否の問合わせを受信すると、コントローラ主制御部CC1に対して省電力状態への移行可を応答する。
この場合は、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4などの処理が単純であるため、処理パフォーマンスを向上でき、しかも保守性に優れる。
図5は、この場合のネットワーク主制御部CC2の処理の一例を示している。
まず、ネットワーク主制御部CC2は、各サーバSV1〜SV4から省電力状態への移行可否結果を収集している(処理301)。
そして、コントローラ主制御部CC1より省電力状態移行可否の問合わせを受信すると、処理301で収集した移行可否の結果が、全て「可」であるかどうかを調べる(判断302)。
判断302の結果がYESになるときには、コントローラ主制御部CC1に対して、「省電力状態への移行可」を通知し(処理303)、判断302の結果がNOになるときには、コントローラ主制御部CC1に対して、「省電力状態への移行不可」を通知する(処理304)。
また、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4のおのおのについて省電力状態への移行可否の情報を収集する場合、特定のサーバについては、サーバからネットワーク主制御部CC2へ省電力状態への移行可否の情報を通知し、それ以外のサーバについては、ネットワーク主制御部CC2から省電力状態への移行可否を問い合わせるというように、それぞれのサーバの特性に応じた省電力状態への移行可否の情報を収集態様を適用することが好ましい。
ところで、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4の各サーバで適用されるプロトコルは、コネクション型ネットワークプロトコルとコネクションレス型ネットワークプロトコルの2つに大別される。コネクション型ネットワークプロトコルとしては、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)を使用するHTTP(HyperText Transfer Protocol),SMTP(Simple Mail Transfer Protocol),FTP(File Transfer Protocol)などがある。また、コネクションレス型ネットワークプロトコルとしては、例えば、UDP(User Datagram Protocol)を使用するSNMP,DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol),DNS(Domain Name System)などがある。
そして、図7に示すように、コネクション型ネットワークプロトコル制御部(ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、および、WebサーバSV4)は確立しているコネクションがない場合、省エネ状態移行可と判断する。また、コネクションの有無は、確立しているコネクション数をカウントしておくことで判断できる。
すなわち、コネクションを確立した際はコネクション管理用のカウンタをカウントアップし、コネクションを切断した際はコネクション管理用のカウンタをカウントダウンする。
コネクション管理用のカウンタの値が「0」の場合、確立しているコネクションがないと判断できる。
図8は、コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理の一例を示している。
初期化の後(処理401)、省電力状態移行不可の状態となる(処理402)。これ以降は、接続を監視し(処理403)、接続要求がない場合には(判断404の結果がNO)、省電力状態移行判定処理(処理405)を実行し、処理403へ戻る。
また、接続要求があった場合で、判断404の結果がYESになるときには、省電力状態移行不可の状態となり(処理406)、所定の接続処理を行い(処理407)、サブスレッドへ処理を渡し(処理408)、処理403へ戻る。
図9は、サブスレッドの一例を示している。
まず、コネクション数をカウントアップして値を1つ増やし(処理410)、要求を受信することを監視し(処理411)、要求を受信すると(判断412の結果がYES)、処理中の要求数をカウントアップして(処理413)、要求処理を実行し(処理414)、要求に対する応答を送信し(処理415)、処理中の要求数をカウントダウンする(処理416)。
ここで、接続を切断する状態であるかどうかを調べ(判断417)、判断417の結果がNOになるときには、処理411へ戻る。また、判断417の結果がYESになるときには、接続を切断して(処理418)、コネクション数をカウントダウンして値を1つ減らす(処理419)。
図10は、処理405で実行する省電力状態移行判定処理の一例を示している。
まず、確立しているコネクションがあるかどうかを調べ(判断421)、判断421の結果がYESになるときには、省電力状態移行不可と判定し(処理422)、判断421の結果がNOになるときには、省電力状態移行可と判定する(処理423)。
ところで、コネクション型ネットワークプロトコルにおいて、コネクションが確立されているが、要求が処理中でない場合がある。例えば、HTTP1.1で定義されたKeep−Alive(持続的接続)という仕組みがあり、この場合、コネクションが確立している状態において、必ずしもクライアントからの要求を処理しているわけではない。
そこで、このような事態に対処できるようにするためには、図11に示すように、コネクション型ネットワークプロトコル制御部は確立しているコネクションがある場合であっても、使用されているコネクションがない場合、省エネ状態移行可と判断する。
ここで、コネクションが使用されているかいないかは、処理中の要求の有無で判断する。コネクションの有無は、図7に示した場合と同様の方法で判断することができるので説明は省略する。また、処理中の要求の有無は、処理中の要求をカウントしてくことで判断できる。
そこで、要求を受け付けた際は要求管理用のカウンタをカウントアップし、処理が完了した際は要求管理用のカウンタをカウントダウンする。したがって、要求管理用のカウンタの値が「0」の場合、処理中の要求がないと判断できる。
図12は、この場合の省電力状態移行判定処理の一例を示している。
まず、確立しているコネクションがあるかどうかを調べ(判断431)、判断431の結果がYESになるときには、さらに、処理中の要求があるかどうかを調べる(判断432)。
そして、判断432の結果がYESになるときは、省電力状態移行不可と判定し(処理433)、判断432の結果がNOになるとき、および、判断431の結果がNOになるときには、省電力状態移行可と判定する(処理434)。
次に、コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部(ネットワーク情報管理サーバSV3)の処理について説明する。
基本的には、図13に示すように、コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部は処理中の要求がない場合、省エネ状態移行可と判断する。また、処理中の要求の有無は、図11と同様の方法で判断することができるので、その具体的な説明は省略する。
図14は、コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理の一例を示している。
初期化の後(処理501)、省電力状態移行不可の状態となる(処理502)。これ以降は、接続を監視し(処理503)、接続要求があった場合には(判断504の結果がYES)、省電力状態移行不可の状態となり(処理505)、アクセス攻撃判定処理(処理506)を実行する。このアクセス攻撃判定処理は、受け付けた要求が応答の必要がないものであると判断されるアクセス攻撃を判定するためのものであり、例えば、同一IPから短時間に大量の要求を受信する等、周知の判断処理を適用することができる。なお、アクセス攻撃と同様に、応答の必要がない要求とは、例えば、アクセス制限されているユーザから要求がきた場合や、パスワードクラッキングされた場合などがある。
そして、アクセス攻撃であると判断されなかった場合で判断507の結果がNOになるときには、サブスレッドへ処理を渡し(処理508)、処理403へ戻る。
また、処理508でアクセス攻撃であると判定された場合で、判断507の結果がYESになるとき、および、判断504の結果がNOになるときには、省電力状態移行判定処理(処理509)を実行し、処理503へ戻る。
図15は、サブスレッドの一例を示している。
まず、処理中の要求数をカウントアップして(処理511)、要求処理を実行し(処理512)、要求に対する応答を送信し(処理513)、処理中の要求数をカウントダウンする(処理514)。
図16は、処理509で実行する省電力状態移行判定処理の一例を示している。
まず、処理中の要求があるかどうかを調べ(判断521)、判断521の結果がYESになるときには、省電力状態移行不可と判定し(処理522)、判断521の結果がNOになるときには、省電力状態移行可と判定する(処理523)。
ところで、ネットワーク印刷サーバ(A)SV1、ネットワーク印刷サーバ(B)SV2、ネットワーク情報管理サーバSV3、および、WebサーバSV4(コネクション型ネットワークプロトコル制御部、および、コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部)は、要求処理後も継続的に要求が来ることが予想される場合は、確立中のコネクション、または処理中の要求がない場合でも、省エネ状態移行を不可とする。
そのためには、継続的に要求がくる可能性があるものを、例えば、図17(a),(b)に示すように、事前にリストアップしておき、要求処理後継続的に要求が来ることが予想されるか否かの判断はその情報をもとに行う。
例えば、Webブラウザから、HTTPプロトコルを使って機器情報を取得したり設定を変更したりする場合、ログインページ、トップページなど上位のページにアクセスしたあとは、下位のページへアクセスする可能性が高い。したがって、ログインページ、トップページなど上位のページへのアクセス要求を処理した直後は、処理中の要求がない場合であっても、省エネ状態移行を不可とする。
また、SNMPを処理する場合、SNMPのGetNext(要求)はMIB(Management Information Base)のツリーをたどる要求であるので、連続してくる可能性が高い。
そして、省エネ状態移行判定時に、直前に処理した要求が図17(a),(b)のリストにある場合は、省エネ状態移行を不可とする。
ただし、1つの要求を処理してから所定の時間T(s)経過した要求は、連続処理の監視の処理の対象外とする。つまり、要求の受信間隔がT(s)を経過していれば、連続して要求が来ないと判断する。
図18は、この場合のコネクション型ネットワークプロトコル制御部の省電力状態移行判定処理の一例を示している。
まず、確立しているコネクションがあるかどうかを調べ(判断601)、判断601の結果がYESになるときには、さらに、処理中の要求があるかどうかを調べる(判断602)。判断603の結果がYESになるときは、省電力状態移行不可と判定する(処理603)。
判断602の結果がNOになるときには、直前に処理した要求を確認し(処理604)、所定時間T(s)以上経過しているかどうかを調べる(判断605)。判断605の結果がNOになるときには、連続処理に含まれる要求であるかどうかを、図17(a)のリストを参照して判断する(判断606)。判断606の結果がYESになるときには、処理603へ移行し、省電力状態移行不可と判定し、それ以降の処理を実行する。
また、判断606の結果がNOになるとき、および、判断605の結果がYESになるとき、および、判断601の結果がNOになるときには、省電力状態移行可と判定する(処理607)。
図19は、この場合のコネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の省電力状態移行判定処理の一例を示している。
まず、処理中の要求があるかどうかを調べる(判断621)。判断621の結果がYESになるときは、省電力状態移行不可と判定する(処理622)。
判断621の結果がNOになるときには、直前に処理した要求を確認し(処理623)、所定時間T(s)以上経過しているかどうかを調べる(判断624)。判断624の結果がNOになるときには、連続処理に含まれる要求であるかどうかを、図17(b)のリストを参照して判断する(判断625)。判断625の結果がYESになるときには、処理622へ移行し、省電力状態移行不可と判定し、それ以降の処理を実行する。
また、判断625の結果がNOになるとき、および、判断624の結果がYESになるときには、省電力状態移行可と判定する(処理628)。
なお、SNMPについて補足説明を行う。
SNMPは、周知のように、機器情報を持ち、SNMPマネージャへ応答を返すSNMPエージェントと、SNMPエージェントから機器情報を収集して、要求元へ応答するSNMPマネージャから構成される。
したがって、省電力状態移行を判断するとき、SNMPエージェントおよびSNMPマネージャの両方がアイドルになっていることを判定する必要がある。
以上説明したように、本実施例では、ネットワーク主制御部CC2に対する問い合わせを最後に行うことにより、ネットワーク経由でのネットワーク対応画像形成装置MFPに対するアクセスが発生する環境においても省電力効果を高めることが可能となる。
すなわち、ネットワーク対応画像形成装置MFPにネットワークパケットが到達する頻度はネットワーク対応画像形成装置MFPの使用者が直接操作(コピー、ファクシミリ送信など)する頻度よりも格段に高いため、ネットワークが省電力状態に移行可能かどうかを調べるのは最後にする方が効率がよい。
また、各サーバについて省電力状態移行判定を行っているので、正確な省電力状態制御を行えることにより、ネットワーク対応画像形成装置MFPの使用者の利便性を向上することが可能となる。
本発明の一実施例にかかる通信ネットワークの一例を示したブロック図。 省電力状態へ移行する際の動作の一例を示したシーケンス図。 コントローラ主制御部CC1の処理の一例を示したフローチャート。 ネットワーク主制御部CC2の処理の一例を示したフローチャート。 ネットワーク主制御部CC2の動作の他の例を説明するためのシーケンス図。 ネットワーク主制御部CC2の処理の他の例を示したフローチャート。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理の一例を説明するためのシーケンス図。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理(メインスレッド)の一例を示したフローチャート。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理(サブスレッド)の一例を示したフローチャート。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理(省電力状態移行判定処理)の一例を示したフローチャート。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理の他の例を説明するためのシーケンス図。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理(省電力状態移行判定処理)の他の例を示したフローチャート。 コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理の一例を説明するためのシーケンス図。 コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理(メインスレッド)の一例を示したフローチャート。 コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理(サブスレッド)の一例を示したフローチャート。 コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理(省電力状態移行判定処理)の一例を示したフローチャート。 継続的に要求がくる可能性を判定する際に参照するテーブルの一例を示した概略図。 コネクション型ネットワークプロトコル制御部の処理(省電力状態移行判定処理)の別な例を示したフローチャート。 コネクションレス型ネットワークプロトコル制御部の処理(省電力状態移行判定処理)の別な例を示したフローチャート。
符号の説明
MFP ネットワーク対応画像形成装置
CC1 コントローラ主制御部
CC2 ネットワーク主制御部
UN1 画像形成機能処理ユニット
UN2 ネットワーク通信ユニット

Claims (12)

  1. 複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置であって、
    前記画像形成機能処理ユニットについて省電力移行条件が成立したことを確認した後に、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立を検査することを特徴とするネットワーク対応画像形成装置。
  2. 前記ネットワーク通信ユニットの前記複数の通信機能のおのおのについて省電力移行条件の成立を検査し、全ての前記通信機能について省電力移行条件が成立すると、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像形成装置。
  3. 前記複数の通信機能は、省電力移行条件が成立した場合には、その旨を前記ネットワーク通信ユニットへ通知し、
    前記ネットワーク通信ユニットは、全ての前記複数の通信機能から省電力移行条件が成立している旨を通知されている状態では、当該ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像形成装置。
  4. 前記通信機能がコネクション型の通信を行う場合、当該通信機能は、確立された接続がない場合に、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項2または請求項3記載のネットワーク対応画像形成装置。
  5. 前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求を処理中ではない場合に、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項2または請求項3記載のネットワーク対応画像形成装置。
  6. 前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求が応答を必要としない場合には、当該受け付けた要求を処理中であっても、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項5記載のネットワーク対応画像形成装置。
  7. 複数の画像形成機能を備えた画像形成機能処理ユニットと、複数の通信機能を備えたネットワーク通信ユニットを有し、所定の省電力移行条件が成立すると、省電力状態へ移行するネットワーク対応画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成機能処理ユニットについて省電力移行条件が成立したことを確認した後に、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件の成立を検査することを特徴とするネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
  8. 前記ネットワーク通信ユニットの前記複数の通信機能のおのおのについて省電力移行条件の成立を検査し、全ての前記通信機能について省電力移行条件が成立すると、前記ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項7記載のネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
  9. 前記複数の通信機能は、省電力移行条件が成立した場合には、その旨を前記ネットワーク通信ユニットへ通知し、
    前記ネットワーク通信ユニットは、全ての前記複数の通信機能から省電力移行条件が成立している旨を通知されている状態では、当該ネットワーク通信ユニットについて省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項7記載のネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
  10. 前記通信機能がコネクション型の通信を行う場合、当該通信機能は、確立された接続がない場合に、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項8または請求項9記載のネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
  11. 前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求を処理中ではない場合に、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項8または請求項9記載のネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
  12. 前記通信機能がコネクションレス型の通信を行う場合、当該通信機能は、受け付けた要求が応答を必要としない場合には、当該受け付けた要求を処理中であっても、省電力移行条件が成立したと判断することを特徴とする請求項11記載のネットワーク対応画像形成装置の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011123836A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 管理装置及びプログラム
JP2013219510A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Konica Minolta Inc 画像形成システム、および遠隔制御方法
JP2014106835A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

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