JP2008305788A - カード用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カード装着の際にカードが収容される収容穴内を検視できるようにして、サイズ及び肉厚などが異なるカードを安心して簡単に装着でき、しかもカードの誤装着をなくすることができるカード用コネクタを提供。
【解決手段】前方及び上方が開放された有底のカード収容穴が形成されカード収容穴内にカードが装着可能な電気絶縁体からなるコネクタハウジングと、コネクタハウジングのカード収容穴の開放部を覆う開閉カバー3とを備え、開閉カバーは、カードの装着状態を検知する検知部材及びフレームに係止されて閉成状態にロックするカバーロック機構を備え、開閉カバーの後方をフレームに回動自在に枢着されるとともにフレームに水平方向に移動自在に固定されており、カード収容穴内にカードを装着後開閉カバーを閉じて、検知部材をカードの後端部に位置させてカードの装着状態を検知するとともに開閉カバーを後退させて開閉カバーを閉成状態にロックする。
【選択図】図12

Description

本発明はパーソナルコンピュータや携帯型端末などの各種電子機器に取付けられて使用されるカード用コネクタに係り、詳しくは、外形サイズ及び肉厚が異なるメモリカード等の小型カードの差し込みが可能なカード用コネクタに関するものである。
カード用コネクタは、例えば、パーソナルコンピュータや携帯型端末などの各種電子機器に取付けて、CPU或いはメモリ用ICなどを内蔵したカード、例えば、マイクロMMC(Multi Media Card)カード或いはマイクロSD(Super Density)カードなどの小型カードを差込んでこれら機器の機能を拡張するのに使用されている。
この種のカード用コネクタの代表的なものの1つは、例えば、下記特許文献1に開示されている。このカード用コネクタは、前方にカード差込口及び内部にカード収容穴を有するコネクタハウジングと、このカード収容穴の奥部に装着された複数本のコンタクト端子とを備え、差込口からサイズ及び肉厚が異なる2種類のカードを差込むことができる構成となっている。また、このハウジングには、カード検知スイッチが設けられて、それぞれのカードの装着状態が検知できるようになっている。
また、他の代表的なカード用コネクタは、下記特許文献2に開示されている。このコネクタは、前方及び上方が開放されたカード収容穴を設けたコネクタハウジングと、この収容穴の奥部に装着された複数本のコンタクト端子と、コネクタハウジングの上方開放部口を覆う蓋体とを備え、前方の開放部からサイズなどが異なる2種類のカードを差込むことができる構成となっている。
特開2003−197296号公報 米国特許第6,642,614号明細書
これらのコネクタによれば、コネクタハウジングの前方に差込口が形成されて、この差込口からサイズ及び肉厚が異なる2種類のカードを差込み、カードのコンタクトをコネクタのコンタクト端子に電気的に接続させることができる。
しかしながら、これらのカード用コネクタは、いずれも組み立てられると差込口からカード収容穴の内部構造、例えば収容穴の形状及びコンタクト端子の配列状態などを検視することができなくなる。このため、ユーザーは、差込口にカードを差込む際に、カードに印刷された説明書き或いはマニュアルなどを確認し、それらの指示に従って差込口へ差込んでいる。ところが、このような確認作業は、面倒で煩わしく、ときどきこのような確認作業を行うことなくカードを差し込んで、この差し込みの途中でその挿入がストップされたときに差込口から抜き出して、方向或いは表裏を逆にして再度差込みを試みることが行われている。この差込みでも適正な接続がなされないときは、更にカードの前後を変更するなどした差込み作業が続行されている。このような接続作業は、面倒で煩わしいものとなり、しかもこのような不適切な差込みが強行されるとコネクタ或いはカードのいずれかが損傷或いは破損等してしまうことがある。この点、上記特許文献1に開示されたコネクタは、カードの装着状態を検知する検知スイッチが設けられているので、適正な装着状態を検知することができる。しかしながら、このような適正な装着がなされるまでは、上記の試行錯誤による接続作業が行われるので上記課題は解消されない。また、上記特許文献2に開示されたカード用コネクタは、上方の開口を蓋体で覆うようになっているのでカード収容穴の形成が容易になる。しかしながら、この蓋体はコネクタハウジングに接着剤などで接合されるので、組み立てられた状態では、同じ課題を有していることになる。
また、これらのカード用コネクタは、異なる肉厚のカードに適用される共用コネクタとなっているので、この肉厚の差によって、それぞれのカードのコンタクトとコネクタのコンタクト端子までの距離が異なってしまう。このため、肉厚の厚いカードに合わせてコンタクト端子の弾性力を調整すると、肉厚が薄いカードのときにはコンタクト端子に所要の弾性力を与えることができなくなり、逆に、薄いカードに合わせてコンタクト端子の弾性力を調整すると、厚いカードのときに、コンタクト端子が過度に変位して応力限界を超えてしまいコンタクト端子が塑性変形してしまうことがある。
また、肉厚だけでなくそのサイズ、すなわち外形の大きさが異なると、カード収容穴は、大型サイズ及び肉厚の厚いカードに合わせた大きさに形成される。そうすると、大型カードに適合するカード収容穴に小型サイズ及び薄肉厚のカードが収容されると、カード収容穴内では、両カードのサイズ及び肉厚の差分に相当する隙間が発生する。このため、小型サイズ及び薄肉厚のカードは、カード収容穴内で不安定な状態で収容されることになり、コネクタに何らかの衝撃などが加わると簡単に移動してしまい、その結果、カードとコネクタ間で接触不良を起し故障の原因となることがある。
そこで、本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、カード装着の際にカードが収容される収容穴内を検視できるようにして、サイズ及び肉厚などが異なるカードを安心して簡単に装着でき、しかもカードの誤装着をなくすることができるカード用コネクタを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、装着したカードが不用意に脱落しないようにしたカード用コネクタを提供することにある。
本発明のまた他の目的は、カードの誤装着をなくすることができるカード用コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のカード用コネクタは、対向する一対の第1、第2フレーム及び該第1、第2フレームの一端部を繋いだ第3フレームで三方が囲まれ、前方及び上方が開放された有底のカード収容穴が形成され、該カード収容穴内にカードが装着可能な電気絶縁体からなるコネクタハウジングと、
該コネクタハウジングの前記カード収容穴内に配設されたコンタクト端子と、
前記コネクタハウジングの前記カード収容穴の開放部を覆う開閉カバーと、を備え、
前記開閉カバーは、前記カードの装着状態を検知する検知部材及び前記第1、第2フレームのいずれか一方に係止されて前記開閉カバーを閉成状態にロックするカバーロック機構を備え、前記開閉カバーの後方を前記第1、第2フレームに回動自在に枢着されるとともに該第1、第2フレームに水平方向に移動自在に固定されており、
前記カード収容穴内に前記カードが装着された後に前記開閉カバーを閉じて、前記検知部材を前記カードの後端部に位置させて前記カードの装着状態を検知するとともに前記開閉カバーを後退させて前記カバーロック機構で前記開閉カバーを閉成状態にロックすることを特徴とする。
また、上記発明において、前記カード収容穴は、サイズ及び肉厚が異なるカードを収容できる形状に形成されており、前記カード収容穴内には前記カードのコンタクトと接触される前記コンタクト端子が装着されていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記カード収容穴は、サイズ及び肉厚が異なる2種類の第1、第2カードを収容できる形状に形成されており、前記コンタクト端子は、前記カード収容穴内に設けられた前記第1、第2カードのそれぞれの接点と接触される第1、第2コンタクト端子からなることを特徴とする。
また、上記発明において、前記第1コンタクト端子は、前記コネクタハウジングの前記第3フレームに固定され、前記第2コンタクト端子は前記コネクタハウジングの底部に固定されていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記開閉カバーは、前記第1、第2フレームの外方側壁面を覆う一対の第1、第2側板と、これらの側板の上端を繋いで前記カード収容穴の上方の開放部を覆う天井板と、前記カード収容穴の前方の開放部を覆う前方蓋板と、を有する金属板で形成されており、前記前方蓋板が前記検知部材になっていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記コネクタハウジングは、前記第1、第2フレームのいずれか一方に前記カードの装着状態を検知する第1スイッチ手段及び前記開閉カバーの開閉状態を検知する第2スイッチ手段が設けられていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記第1スイッチ手段は、固定接点を有する第1固定コンタクト端子と、前記固定接点に接離される可動接点及びカードの装着により前記可動接点を前記固定接点から切離する作動部を有する第1可動コンタクト端子と、からなり、前記第2スイッチ手段は、固定接点を有する第2固定コンタクト端子と、前記固定接点に接離される可動接点及び前記開閉カバーの開閉操作に連動して前記可動接点を前記固定接点から切離する作動突起を有する第2可動コンタクト端子とで構成されていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記第2可動コンタクト端子の前記作動突起は、前記開閉カバーの閉成操作に連動して前記第2スイッチ手段を一連のOFF−ON−OFF動作させて、最後のOFF状態で前記作動突起が前記フレームに設けた係止穴に係止されて前記開閉カバーが閉成状態にロックされることを特徴とする
また、上記発明において、前記カードは第1、第2カードからなり、前記第1カードは前記第2カードに比して長尺に形成され、前記第3フレームには前記第1カードの先端部が挿入される開口部が形成されており、前記第1カードが装着されたときに該第1カードの先端部が前記開口部に挿入されて位置決め固定されることを特徴とする。
また、上記発明において、前記コネクタハウジングの後方には金属製のシールドカバーが装着され、前記開閉カバーを金属材で形成し、前記開閉カバーが前記シールドカバーに枢着されていることを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより以下に示すような優れた効果を奏する。すなわち、本発明によれば、カード用コネクタは、カードを装着するときに開閉カバーが開成されるので、この開成状態においてカード収容穴の内部を検視することが可能になる。したがって、カード装着時に装着するカードの形状及び接点の位置とカード収容穴の形状及びコンタクト端子の配列との照合が可能になり、この照合後に、カードを装着することにより、カードを誤装着することなく安心して簡単に装着できる。また、このカード装着の際に、装着されるカードが正規の位置まで差込まれていないと、検知部材がカードの後端部に衝突してカバーの閉成ができなくなるので、コネクタとカードとの不完全接続を無くすることができる。更に、開閉カバーは、カバーロック機構により閉成状態にロックされるので、カードが装着された状態で不用意に開成されてカードが脱落することがなくなる。
また、本発明の好ましい態様によれば、カード収容穴は、サイズ及び肉厚が異なるカードを収容できる形状に形成すると共に、このカード収容穴内にカードのコンタクトと接触するコンタクト端子を装着することにより、カード用コネクタをサイズ及び肉厚の異なる複数種類のカードの共用コネクタとして使用することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、このコネクタを、サイズ及び肉厚が異なる2種類のカード、例えば、マイクロSDカード及びマイクロMMCカード用として使用することが可能になる。
また、本発明の好ましい態様によれば、開閉カバーは、第1、第2フレームの外方側壁面を覆う一対の第1、第2側板と、これらの側板の上端を繋いでカード収容穴の上方の開放部を覆う天井板と、カード収容穴の前方の開放部を覆う前方蓋板とを有する金属板で形成されて、この前方蓋板が検知部材となっているので、開閉カバーは、所定大きさの金属板を打ち抜き板金加工により簡単に作製できる。また、前方蓋板が検知部材になって開閉カバーの閉成時にカード収容穴の前方開放部が覆われるので、収容穴内への塵などの侵入が阻止されて安定した接続状態を維持できる。更に、この開閉カバーは、金属板で形成されているので、コネクタハウジングに取付けられるとコネクタを電磁遮蔽することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1スイッチ手段により、カードが正規の状態に装着されているか否かを簡単に検知でき、また、第2スイッチ手段により、開閉カバーの開閉状態を検知できるので、カードの不完全装着及び開閉カバーの不完全閉成を未然に防止することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2スイッチ手段により、開閉カバーの開閉状態を検知できるとともに、開閉カバーをロックすることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1カードの装着時に、この第1カードの先端部が第3フレームに形成された開口部に挿入されて位置決め固定される。したがって第1カードがカード収容穴内で正確に位置決め固定される。
また、本発明の好ましい態様によれば、コネクタハウジングは、金属製のシールドカバー及び開閉カバーで覆われるので、コネクタが簡単に電磁遮蔽される。また、開閉カバーをシールドカバーに枢着させることにより、コネクタの組み立てが簡単になる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのカード用コネクタを例示するものであって、本発明をこのカード用コネクタに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1に示すように、カード用コネクタ(以下、コネクタという)1は、サイズ及び肉厚が僅かに異なる2種類の第1カード及び第2カード、例えば、マイクロSD(Super Density)カード13及びマイクロMMC(Multi Media Card)カード15に適用される。そこで、先ず、これらのカードの概要を説明する。
マイクロSDカード13は、長手方向の長さL、前後端部13a、13bの幅長W、W(W<W)及び肉厚tを有する長方形の板状体からなり、内部にICチップが収容されて、外周囲が電気絶縁性の合成樹脂でモールドされた成型体で形成されている。このマイクロSDカード13の側方の一辺(第1の側辺)13に位置決め突起13c及び係止溝13eが設けられ、他の辺13は直線状になっている。また、このマイクロSDカード13の表面には、内部のICチップに接続された複数個のコンタクト13dが設けられている。
マイクロMMCカード15もマイクロSDカード13とほぼ同じ形状を有し、長手方向の長さL、前後端部15a、15bの幅長W、W(W<W)及び肉厚tを有するモールド成型体からなり、このマイクロMMCカード15も、一辺(第1の側辺)15に位置決め突起15cが設けられ、他辺(第2の側辺)15が直線状をなし、表面に複数個のコンタクト15dが設けられている。なお、マイクロSDカード13のコンタクト13dは図1においてはマイクロSDカード13の裏面に設けられている。また、係止溝13eは不図示のガイド部材等の装着に使用される。これらのマイクロSD及びマイクロMMCカード13、15の幅長、長さ及び肉厚の関係は、W>W、L>L、t>tとなっている。
コネクタ1は、これらのマイクロSD及びマイクロMMCカード13、15が装着されるカード収容穴24を有するコネクタハウジング(以下、ハウジングという)2と、このハウジング2に収容されてそれぞれのカードのコンタクト13d、15dに電気的に接触される第1、第2コンタクト端子5、6と、ハウジング2の上面に装着される開閉カバー3及びシールドカバー4と、を有している。
以下、これらのハウジング2、開閉カバー3、シールドカバー4、及び第1、第2コンタクト端子5、6の構成を説明する。
図3及び図4は、ハウジング2の構成の理解を容易にするために、ハウジング2を異なる角度から斜視して図示したもので、ハウジング2は、一対の対向する第1、第2フレーム21、22及びこれらの第1、第2フレーム21、22の端部を繋ぐ第3フレーム23で囲まれており、前方、上方及び下方の一部の三方が開放された浅底のカード収容穴24を有する電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。このハウジング2は、その表面が前方から後方に向けて途中で2つに区分されて、前方は開閉カバー3で覆われる開閉カバー装着部i及び後方はシールドカバー4が装着されるシールドカバー装着部iiとなっている。
一対の第1、第2フレーム21、22は、マイクロMMCカード15の最も幅広の幅長Wより僅かに幅広の間隔を空けて設けられ、最も長いマイクロSDカード13の長さLより僅かに長い長さを有し、所定太さの角型の柱状体で形成されている。すなわち、第1フレーム21は、図3B及び図4Aに示すように、表裏壁面21、21及び内外壁面21、21を有する角柱体で形成されている。また、第2フレーム22も同様に、表裏壁面22、22及び内外壁面22、22を有する角柱体で形成されている。更に、第3フレーム23も表裏壁面23、23及び内外壁面23、23を有する所定太さの角柱体で形成されている。
第1フレーム21は、第2フレーム22より若干太く、図3B及び図4Bに示すように、この第1フレーム21の前後方向の2箇所に第1、第2スイッチ装着部S1、S2が設けられている。第1スイッチ装着部S1には、マイクロSD及びマイクロMMCカード13、15の装着状態を検知するスイッチ部材が取付けられ、第2スイッチ装着部S2には開閉カバー3の開閉状態を検知するスイッチ部材が取付けられる。
第1スイッチ装着部S1は、図4Bに示すように、第1フレーム21の裏壁面21から表壁面21へ向かって所定の深さに切り欠いた凹状窪21と、この凹状窪21に連通した2本の取付け溝21、21とからなり、これらは第3フレーム23の近傍に設けられている。また、取付け溝21は、第1フレーム21の裏壁面21に形成され、その溝幅は後述する可動コンタクト端子7が差込まれる幅長となっている。この第1フレーム21の表壁面21には可動コンタクト端子7の取付けタブ7が挿入される挿通溝212'が形成されている(図4A参照)。また、取付け溝21は第1フレーム21の裏壁面21に形成されており、その溝幅は後述する固定コンタクト端子8が差込まれる幅長となっている。
また、第2スイッチ装着部S2は、図4Bに示すように、第1フレーム21の外壁面21から所定深さ窪んだ凹状窪21と、この凹状窪21に連通した2本の取付け溝21、21とで形成されている。この第2スイッチ装着部S2には、開閉カバー3の開閉状態を検知するスイッチ部材が取付けられる。更に、この第1フレーム21の外壁面21は、その前方部が外側へ膨出し、後方の第3フレーム23の近傍部は段差を経て前方部より一段後退した平坦面21D'となっており、この平坦面21D'にシールドカバー4が係止される係止突起21が形成されている。
第1フレーム21の内壁面21は、図3A及び図3Bに示すように、その前方部は内壁面21に対向する第2フレーム22の内壁面22との間に所定の幅長WH4を有しているが、第1スイッチ装着部S1の近傍に傾斜面21C'が形成されることで、この傾斜面21C'より後方部(つまり奥部)がカード収容穴24側に突出し、以って奥部では第2フレーム22の内壁面22との間が縮幅され、幅長WH3となっている。傾斜面21C'はマイクロSD及びマイクロMMCカード13、15が誤った状態で装着された際には、このマイクロSD及びマイクロMMCカード13、15の位置決め突起13c、15cが衝突して更なる押し込みをブロックし、誤装着を阻止するものである。反対に、マイクロSD及びマイクロMMCカード13、15が適正な状態で装着された際には、その押し込みをスムーズにするガイド面となるものである。第1フレーム21の裏壁面21には、その前方に取付けタブが装着される取付け溝21が形成されている。
一方、第2フレーム22の外壁面22は、図3Bに示すように、その前方部が外側へ膨出し、後方の第3フレーム23の近傍部は段差を経て前方部より一段後退した平坦面22D'となっており、この平坦面にシールドカバー4が係止される係止突起22が形成されている。外壁面22の前方部には、取付けタブが装着される取付け溝22が形成されている。
更に、この第2フレーム22には、前方に開閉カバー3をロックする係止部Lが形成されている。この係止部Lは、図3B及び図4に示すように、第2フレーム22を所定幅長で切り欠いた切り溝22と、裏壁面22面にこの切り溝22に連通するように形成された係止溝22とで形成されている。
第3フレーム23は、図4Aに示すように、表壁面23及び外壁面23に第1コンタクト端子5が装着される幅長の複数本の取付け溝23が略等間隔に形成されている。また、内壁面23には、幅狭のマイクロSDカード13の前端部13aが挿入される大きさの開口23が形成されている(図3B参照)。この開口23は、マイクロSDカード13の前端部13aが差し込まれる大きさ、すなわち、長手方向の幅長がマイクロSDカード13の幅長Wより若干長く、高さがこのマイクロSDカード13の肉厚tより若干高く形成されて、この開口へマイクロSDカード13の前端部13aが差し込まれたときに、このカードの位置決め固定がなされる。
第1、第2フレーム21、22間は、図3及び図4Aに示すように、第3フレーム23から各第1、第2フレーム21、22の前方に向かって底板25で連結されている。すなわち、各第1、第2フレーム21、22の裏壁面21、22が所定厚の底板25で連結されている。この底板25は、両フレーム21、22間を連結する奥底板25と、この奥底板25から各フレーム21、22に沿って分割されて延出された側底板25、25とで形成されている。奥底板25には、第2コンタクト端子6が取付けられる複数本の取付け溝25が略等間隔に形成されている。
このように第1、第2フレーム21、22及び第3フレーム23で三方が囲まれることによりカード収容穴24が形成されるが、図3Aに示すように、第1、第2フレーム21、22の内壁面21、22間の間隔WH4及び内壁面22と傾斜面21C'との間隔WH3は、幅広のマイクロMMCカード15を挿入できるようにマイクロMMCカード15の幅長W、Wより若干広く形成されている。また、前端部から開口23の奥部へ至る長さLH1は、マイクロSDカード13が差込めるようにマイクロSDカード13の長さLとほぼ等しく形成されている。なお、前端部から第3フレーム23の内壁面23までの長さLH2は、マイクロMMCカード15の長さLとほぼ等しく形成されている。
開閉カバー3は、図5に示すように、ハウジング2のカード収容穴24を覆うもので、カード収容穴24の上方開放部を覆う天井板31と、この天井板31の両側端から下方へ折曲されてハウジング2の各側壁面を覆う一対の側板32、33と、同様に天井板31の前方から下方へ折曲されてカード収容穴24の前方開放部を覆う前方蓋板34とを有し、金属板の打ち抜き折曲加工で形成されている。両側板32、33と前方蓋板34との間には隙間34、34が形成されている。一対の側板32、33は後方へ所定長さ延出されて、これらの延出部32、33には枢着部AX、AXが設けられている。一方の枢着部AXは、後述するシールドカバー4の枢軸突起42に枢着される枢着穴32と、この枢軸突起42が係止される係止溝32とで構成されている。また、他方の枢着部AXも枢着部AXと同じ構造の枢着穴33、係止溝33を有している。
また、一方の側板32には、前方近傍に係合穴32が形成されている。この係合穴32は、スイッチ部材9の係止突起9が挿入されて係止される大きさになっている。更に、他方の側板33には、その前方に第2フレーム22の係止部Lに係止される係止爪33が設けられている。この係止爪33は側板33の一部に形成した2本の切り溝33、33で区分されて側板33の下端部が対向するもう一方の側板32の方向へ折曲された鉤状に形成されている(図5B及び図5C参照)。この係止爪33は、係止部Lに係止されて開閉カバー3を閉成状態にロックする。枢着部AX、AXと係止爪33はロック機構を構成している。延出部32、33は弾性を有し、ハウジング2に開閉カバー3を取付ける際は、ハウジング2に取付けられたシールドカバー4の側板42、43に圧接挟持される。この開閉カバー3は、金属板材で形成されているので、ハウジング2に装着されたときにコネクタ1をシールドする電磁遮蔽部材となる。
シールドカバー4は、図6に示すように、ハウジング2のシールドカバー装着部iiに取付けられるもので、この装着部分の上方を覆う細長な天井板41と、この天井板41の両端から下方へ折曲された一対の側板42、43とを有し、金属板の打ち抜き折曲加工により形成されている。天井板41には、複数本のスリット41が略等間隔に形成されている。この間隔は、ハウジング2に装着される第1コンタクト端子5と対応し、これらのスリット41の幅長は、第1コンタクト端子5とシールドカバー4とが非接触となるような間隔になっている。
次に、側板42、43の構造について説明する。なお、この側板42、43は同じ形状を有しているので、一方の側板42の形状のみについて説明する。側板42には、ハウジング2の係止突起21に係止される係止穴42と、開閉カバー3の枢着部AXに枢着される枢軸突起42と、基板、例えばプリント配線基板へ取付けられる一対の取付けタブ42、42とが形成されている。他の側板43も同様の係合穴43、枢軸突起43及び一対の取付けタブ43、43が形成されている。これらの側壁42、43は弾性を有し、開閉カバー3のハウジング2への取付けの際は、ハウジング2の各外壁面21、22の平坦面21D'、22D'に圧接挟持される。また、このシールドカバー4を金属板材で形成することにより、ハウジング2に装着したときに、外部ノイズをシールドする電磁遮蔽部材とすることができる。
図7は第1、第2コンタクト端子5、6を示している。第1コンタクト端子5は、一端にマイクロMMCカード15のコンタクト15dと接触される接点5と、他端にリード線に半田接続される接続部5と、この接続部5の近傍に設けられたハウジング2への固定部5とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。この第1コンタクト端子5は、ハウジング2の第3フレーム23に取付けられて、マイクロMMCカード15のコンタクト15dと電気的に接続される。第2コンタクト端子6は、一端にマイクロSDカード13のコンタクト13dと電気的に接続される接点6と、他端にリード線に半田接続される接続部6と、この接続部6の近傍に設けられたハウジング2への固定部6とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。この第2コンタクト端子6は、ハウジング2の奥底板25に取付けられて、マイクロSDカード13のコンタクト13dと接続される。
図8は第1スイッチ手段SWを構成する第1スイッチ部材を示している。この第1スイッチ手段SWは、可動接点を有する可動コンタクト端子7と、固定接点を有する固定コンタクト端子8とで構成されている。可動コンタクト端子7は、先端に設けた可動接点7と、この接点から若干離れた個所に設けられて各カード13、15の第1の側辺13、15に当接される突出湾曲部7と、これらの可動接点7及び突出湾曲部7に弾性を付与する湾曲部7と、後端に設けたリード線と半田接続される接続部7と、この接続部7の近傍に設けてハウジング2へ固定される取付けタブ7とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。突出湾曲部7は、第1スイッチ手段SWの作動部となっている。固定コンタクト端子8は、先端に設けられた固定接点8と、後端に設けたリード線と半田接続される接続部8と、この接続部8の近傍に設けてハウジング2へ固定される取付けタブ8とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。
図9は第2スイッチ手段SWを構成する第2スイッチ部材を示している。この第2スイッチ手段SWは、可動接点を有する可動コンタクト端子9と、固定接点を有する固定コンタクト端子10で構成されている。可動コンタクト端子9は、先端に設けた係止突起9と、この係止突起9の近傍に設けた可動接点9と、リード線に半田接続される接続部9と、この接続部9の近傍に設けられてハウジング2へ固定される取付けタブ9とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。係止突起9は、開閉カバー3の側板32の内面に当接してこの可動コンタクト端子9の可動接点9を固定コンタクト端子10の固定接点10に接触させると共に開閉カバー3をロックする働きをする。固定コンタクト端子10は、先端に設けられた固定接点10と、リード線に半田接続される接続部10と、この接続部10の近傍に設けられてハウジング2へ固定される取付けタブ10とを有し、所定の幅長、長さ及び肉厚を有する良導電性の弾性帯状金属片で形成されている。
図10は一対の取付けタブを示している。これらの取付けタブは、左右の取付けタブ11、11からなり、ハウジング2の底部に取付けてコネクタ1を基板、例えばプリント配線基板へ固定するものである。これらの取付けタブのうち、左取付けタブ11は、ハウジング2の装着穴へ挿入するハウジング固定部11と、このハウジング固定部11の一端から延出され、基板へ半田により固定される基板固定部11とを有し、略L字状をした金属片で形成されている。他方の右取付けタブ11も同じようにハウジング固定部11及び基板固定部11を有するもので、左右取付けタブ11、11はハウジング固定部11に対する基板固定部11、11の延出方向が異なっている。
次に、図1〜図14を参照して、これらの部品を使用したコネクタ1の組み立て手順を説明する。先ず、図3及び図4に示すハウジング2に図7に示す第1、第2コンタクト端子5、6を取付ける。第1コンタクト端子5の取付けは、その固定部5をハウジング2の第3フレーム23の取付け溝23内への圧入固定することにより行われる。この取付けにより、第1コンタクト端子5は、図14Bに示すように、その接点5がカード収容穴24内へ位置し、接続部5が第3フレーム23の後方へ突出した状態となる。第2コンタクト端子6は、奥底板25の取付け溝25に取付けられる。この第2コンタクト端子6の取付けは、その固定部6を奥底板25の背面から取付け溝25を通して上方へ向かうようにインサート成形することにより行われる。この取付けにより、第2コンタクト端子6は、図14Bに示すように、その接点6がカード収容穴24内へ位置し、接続部6が奥底板25の下面へ突出した状態となる。
続いて、このハウジング2の第1、第2スイッチ装着部S1、S2に、図8及び図9に示す第1、第2スイッチ部材を取付ける。第1スイッチ装着部S1への第1スイッチ部材の取付けは、可動コンタクト端子7を一方の取付け溝21に、固定コンタクト端子8を他方の取付け溝21にそれぞれ差込んで固定する。同様に第2スイッチ装着部S2への第2スイッチ部材の取付けは、可動コンタクト端子9を取付け溝21に、固定コンタクト端子10を取付け溝21へそれぞれ差込んで固定する。第1、第2スイッチ装着部S1、S2に第1、第2スイッチ部材を取付けることにより、図2に示す第1、第2スイッチ手段SW、SWが形成される。すなわち、第1スイッチ手段SWは、可動コンタクト端子7の可動接点7が固定コンタクト端子8の固定接点8に接触し、突出湾曲部7がカード収容穴24内へ突出した状態となる。また、第2スイッチSWは、可動コンタクト端子9の可動接点9が固定コンタクト端子10の固定接点10から離れた、すなわち切離された状態で対峙し、係止突起9が外方へ突出した状態となる。
次いで、図6に示すシールドカバー4をハウジング2の後方シールドカバー装着部iiに取付ける。このシールドカバー4の取付けは、対向する両側板42、43の間隔を両側板の弾性に抗して広げてハウジング2の側壁21D'、22D'に当接し、両側板42、43の係合穴42、43をハウジング2の係止突起21、22に係合させて固定することにより行われる。その後、このシールドカバー4に図5に示す開閉カバー3を取付ける。この開閉カバー3の取付けは、開閉カバー3の両側板の延出部32、33を両側板の弾性に抗して広げて、これらの延出部32、33に設けた枢着穴32、33をシールドカバー4の枢軸突起42、43に嵌め込み回動自在に取付けることにより行われる。開閉カバー3のハウジング2への取付けにより、図11に示すように、開閉カバー3は開閉が自在となり、この開閉カバー3の開成時にカード収容穴24の内部を検視することが可能になる。その後、ハウジング2底部の取付け溝21、22に図11に示す左右取付けタブ11、11を取付けて、コネクタ1の組み立てを完了する。組み立てたコネクタ1は、不図示のプリント配線基板などに取付けられて使用される。
図1、図2及び図11〜図14を参照して、カード収容穴24へのマイクロSD及びマイクロMMCカード13、15の装着及び開閉カバー3の閉成プロセスを説明する。先ず、以下には一方のマイクロMMCカード15をカード収容穴24内へ装着する場合について説明する。
初めに、マイクロMMCカード15を装着する前に開閉カバー3を開成する。この開閉カバー3の開成により、カード収容穴24の内部が露出されてその内部が検視できる状態になる。そこで、装着するマイクロMMCカード15のコンタクト15d及び位置決め突起15cと、カード収容穴24内の第1コンタクト端子5の配列状態及び穴形状を対比照合する。この照合結果に基づき、図1に示したマイクロMMCカード15のコンタクト15dを上方に位置させる。なお、マイクロMMCカード15の表裏が逆になっているときは、コンタクト15dが上方へ向くように変更する。
次いで、マイクロMMCカード15の位置決め突起15cを設けた第1の側辺15を第1フレーム21の内壁面21に、裏面をカード収容穴24の側底板25にそれぞれ当接させ、同時に第2の側辺15を第2フレーム22の側底板25及び内壁面22に当接させて挿入する。この挿入過程において、マイクロMMCカード15の前端部15aが開口23へ接近すると、マイクロMMCカード15の第1の側辺15が可動コンタクト端子7の突出湾曲部7に当接して、外方へ押動されて可動コンタクト端子7の可動接点7が固定コンタクト端子8の固定接点8から切離させて第1スイッチSWがOFFされる。この第1スイッチ手段SW1のOFFにより、マイクロMMCカード15が装着されたことが電気的に検知できる(図2参照)。したがって、カードの装着は、装着するマイクロMMCカード15のコンタクト15d及び位置決め突起15cと、カード収容穴24内の第1コンタクト端子5の配列状態及び穴形状を対比照合した後に挿入することが可能になり、誤装着することなく極めて簡単に装着することができる。
マイクロMMCカード15をカード収容穴24へ差込んだ後に開閉カバー3を閉成する。この閉成操作時に、マイクロMMCカード15が適正な位置まで差込まれていないと、図11Aに示すように、マイクロMMCカード15の後端部15bがカード収容穴24の前方の開放口から外へ飛び出してしまう。その結果、この飛び出した部分に開閉カバー3の前方蓋板34が衝突して開閉カバー3の閉成ができなくなる。したがって、この開閉カバー3のマイクロMMCカード15への衝突により、マイクロMMCカード15が不完全装着であることが簡単に検知できる。その後、マイクロMMCカード15が正規の位置まで差込まれると、開閉カバー3の閉成が可能になり開閉カバー3を閉成する。この開閉カバー3の閉成により、前方蓋板34が前方の開口部を覆うので、塵などの異物の侵入を阻止することができる。図12AはマイクロSDカード13が装着された状態を示し、図12BはマイクロMMCカード15が装着された状態を示している。
この開閉カバー3の閉成操作に連動して、第2スイッチ手段SWが一連のOFF−ON−OFF動作をする。すなわち、開閉カバー3の閉成前は、第2スイッチ手段SWがOFF状態になっている(図11Bの(B1)参照)。この状態で開閉カバー3を閉成すると、閉成の最初の段階で開閉カバー3の側板32の内壁面が第2スイッチ手段SWの係止突起9に当接して、この係止突起9が内方へ押し込まれ、第2スイッチ手段SWがOFFからONへ切り換わる(図11Bの(B2)参照)。同時に開閉カバー3の側板32、33に設けられた係合穴32に係止突起9が入り込み、開閉カバー3が閉成状態にロックされる(図11Bの(B3)参照)。
また、この開閉カバー3の閉成操作により、図13C及び図14Bの(B3)に示すように、係止爪33がハウジング2の切り溝22に嵌り込む。次いで、開閉カバー3を後方へスライド移動させると、開閉カバー3の係止溝32へシールドカバー4の枢軸突起42が入り込む。このスライド移動により係止爪33が係止溝22に係止されて開閉カバー3の開成がロックされる(図12B、図13D参照)。加えて、このスライド移動によって、係止突起9は係合穴32内を移動するので、開閉カバー3のロック状態はそのまま維持される。その結果、このコネクタ1によれば、カードの装着時に開閉カバー3の閉成操作により機械的にカードの不完全装着状態を検知できると共に、2個の第1、第2スイッチ手段SW、SWの作動により電気的にカードの装着状態及び開閉カバー3のロック状態を検知できる。更に、この開閉カバー3は、ハウジング2への係止、及び第2スイッチ手段SWの係止突起9と開閉カバー3の係合穴32との係止によりその作動がロックされる。
次に、カード収容穴24へマイクロSDカード13を装着する場合について説明する。
先ず、マイクロSDカード13をカード収容穴24内へ装着する前に開閉カバー3を開成する。開閉カバー3を開成すると、カード収容穴24の内部が露出されるので、マイクロSDカード13は、マイクロMMCカード15の装着と略同じプロセスで装着される。すなわち、マイクロSDカード13は、位置決め突起13が設けられた第1の側辺13を第1フレーム21の内壁面21に、裏面をカード収容穴24の側底板25にそれぞれ当接させ、同時に第2の側辺13を第2フレーム22の側底板25及び内壁面22に当接させて挿入する。この挿入により、マイクロSDカード13の前端部13aが開口23内へ入り込み位置決め固定される。
同時に、マイクロSDカード13の第1の側辺13が可動コンタクト端子7の突出湾曲部7に当接して、外方へ移動させてこのコンタクト端子7の可動接点7を固定コンタクト端子8の固定接点8から切離して第1スイッチ手段SWをOFFさせる。この第1スイッチ手段SWのOFFにより、マイクロSDカード13が装着されたことを電気的に検知できる。このようにマイクロSDカード13をカード収容穴24内へ挿入した後に開閉カバー3を閉成する。この閉成操作についてもマイクロMMCカード15のときと同じプロセスで行われる。閉成操作がなされると、図13A及び図14Bの(B2)に示すように、係止爪33がハウジング2の切り溝22に嵌り込む。次いで、開閉カバー3を後方へスライド移動させると、開閉カバーの係止溝32へシールドカバー4の枢軸突起42が入り込む。このスライド移動により係止爪33が係止溝22に係止されて開閉カバー3がロックされる(図12A、図13B参照)。
なお、上記実施形態のカード用コネクタ1は、マイクロSDカード13及びマイクロMMCカード15に適用するものとして説明したが、これらのカードに限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係るカード用コネクタの使用形態を説明する概要図である。 図1のカード用コネクタのII−II線断面図である。 コネクタハウジングを示し、図3Aは平面図、図3Bは斜視図である。 コネクタハウジングを示し、図4Aは図3Bのハウジングを別の角度から見た斜視図、図4Bは背面図である。 開閉カバーの斜視図である。 シールドカバーの斜視図である。 一対のコンタクト端子を示し、図7Aは第1コンタクト端子の斜視図、図7Bは第2コンタクト端子の斜視図である。 第1スイッチ部材を示し、図8Aは可動コンタクト端子の斜視図、図8Bは固定コンタクト端子の斜視図である 第2スイッチ部材を示し、図9Aは可動コンタクト端子、図9Bは固定コンタクト端子の斜視図である。 取付けタブを示し、図10Aは左取付けタブの斜視図、図10Bは右取付けタブの斜視図である。 開閉カバーの閉成操作を説明するもので、図11Aは斜視図、図11Bは図11AのX1B部分の側面図である。 カードを装着した状態を示し、図12AはマイクロSDカードを装着した状態の斜視図、図12BはマイクロMMCカードを装着した状態の斜視図である。 マイクロSD及びマイクロMMCカードの装着と開閉カバーのロック状態を説明するもので、図13AはマイクロSDカードが装着される前における開閉カバー非ロック状態の背面斜視図、図13BはマイクロSDカードが装着されて開閉カバーがロックされた状態の背面斜視図、図13CはマイクロMMCカードが装着される前における開閉カバー非ロック状態の背面斜視図、図13DはマイクロMMCカードが装着されて開閉カバーがロックされた状態の背面斜視図である。 カード用コネクタへのカードの装着状態を説明する説明図であって、図14Aは斜視図、図14Bは図14AのXIVB−XIVB線の断面図である。
符号の説明
1 カード用コネクタ(コネクタ)
2 コネクタハウジング(ハウジング)
3 開閉カバー
4 シールドカバー
5、6 コンタクト端子
7、9 可動コンタクト端子
8、10 固定コンタクト端子
13、15 カード
21、22 フレーム
24 カード収容穴

Claims (10)

  1. 対向する一対の第1、第2フレーム及び該第1、第2フレームの一端部を繋いだ第3フレームで三方が囲まれ、前方及び上方が開放された有底のカード収容穴が形成され、該カード収容穴内にカードが装着可能な電気絶縁体からなるコネクタハウジングと、
    該コネクタハウジングの前記カード収容穴内に配設されたコンタクト端子と、
    前記コネクタハウジングの前記カード収容穴の開放部を覆う開閉カバーと、を備え、
    前記開閉カバーは、前記カードの装着状態を検知する検知部材及び前記第1、第2フレームのいずれか一方に係止されて前記開閉カバーを閉成状態にロックするカバーロック機構を備え、前記開閉カバーの後方を前記第1、第2フレームに回動自在に枢着されるとともに該第1、第2フレームに水平方向に移動自在に固定されており、
    前記カード収容穴内に前記カードが装着された後に前記開閉カバーを閉じて、前記検知部材を前記カードの後端部に位置させて前記カードの装着状態を検知するとともに前記開閉カバーを後退させて前記カバーロック機構で前記開閉カバーを閉成状態にロックすることを特徴とするカード用コネクタ。
  2. 前記カード収容穴は、サイズ及び肉厚が異なるカードを収容できる形状に形成されており、前記カード収容穴内には前記カードのコンタクトと接触される前記コンタクト端子が装着されていることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
  3. 前記カード収容穴は、サイズ及び肉厚が異なる2種類の第1、第2カードを収容できる形状に形成されており、前記コンタクト端子は、前記カード収容穴内に設けられた前記第1、第2カードのそれぞれの接点と接触される第1、第2コンタクト端子からなることを特徴とする請求項2に記載のカード用コネクタ。
  4. 前記第1コンタクト端子は、前記コネクタハウジングの前記第3フレームに固定され、前記第2コンタクト端子は前記コネクタハウジングの底部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のカード用コネクタ。
  5. 前記開閉カバーは、前記第1、第2フレームの外方側壁面を覆う一対の第1、第2側板と、これらの側板の上端を繋いで前記カード収容穴の上方の開放部を覆う天井板と、前記カード収容穴の前方の開放部を覆う前方蓋板と、を有する金属板で形成されており、前記前方蓋板が前記検知部材になっていることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
  6. 前記コネクタハウジングは、前記第1、第2フレームのいずれか一方に前記カードの装着状態を検知する第1スイッチ手段及び前記開閉カバーの開閉状態を検知する第2スイッチ手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載されたカード用コネクタ。
  7. 前記第1スイッチ手段は、固定接点を有する第1固定コンタクト端子と、前記固定接点に接離される可動接点及びカードの装着により前記可動接点を前記固定接点から切離する作動部を有する第1可動コンタクト端子と、からなり、前記第2スイッチ手段は、固定接点を有する第2固定コンタクト端子と、前記固定接点に接離される可動接点及び前記開閉カバーの開閉操作に連動して前記可動接点を前記固定接点から切離する作動突起を有する第2可動コンタクト端子とで構成されていることを特徴とする請求項6に記載のカード用コネクタ。
  8. 前記第2可動コンタクト端子の前記作動突起は、前記開閉カバーの閉成操作に連動して前記第2スイッチ手段を一連のOFF−ON−OFF動作させて、最後のOFF状態で前記作動突起が前記フレームに設けた係止穴に係止されて前記開閉カバーが閉成状態にロックされることを特徴とする請求項7に記載のカード用コネクタ。
  9. 前記カードは第1、第2カードからなり、前記第1カードは前記第2カードに比して長尺に形成され、前記第3フレームには前記第1カードの先端部が挿入される開口部が形成されており、前記第1カードが装着されたときに該第1カードの先端部が前記開口部に挿入されて位置決め固定されることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
  10. 前記コネクタハウジングの後方には金属製のシールドカバーが装着され、前記開閉カバーを金属材で形成し、前記開閉カバーが前記シールドカバーに枢着されていることを特徴とする請求項1に記載のカード用コネクタ。
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