JP2008305615A - 放電ランプ保持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型放電ランプでも、容易に固定できる放電ランプ用保持機構を提供する。
【解決手段】端部に口金4が装着された放電ランプと、ランプを垂直に立て、着脱できるランプホルダ5からなり、口金4とランプホルダ5が、仮固定機構で仮固定され、本固定機構で本固定される放電ランプ保持機構であって、口金側仮固定機構には、ホルダ側仮固定機構に係合する口金側嵌合部と、口金側挿入部422が形成され、ホルダ側仮固定機構には、口金側仮固定機構に嵌合するためのホルダ側嵌合部と、ホルダ側被挿入部532が形成され、口金4とランプホルダ5は、口金側嵌合部とホルダ側嵌合部とが嵌合されると共に、口金側基体部の先端面とホルダ側基体部の基端面とが当接するよう仮固定された状態で、口金側挿入部422とホルダ側被挿入部532との間隙が、口金側嵌合部とホルダ側嵌合部との間隙よりも大であることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、放電ランプ保持機構に関し、特に、ホルダへの取り付け作業が困難な大型の放電ランプに対する放電ランプ保持機構に関する。
近年、半導体や液晶の露光、その他の微細加工の分野でフォトリソグラフィの光源としてショートアーク型放電ランプを用いた露光技術が利用されている。
フォトリソグラフィにおける光源は、フォトレジストが感度を有する波長365nm(i線)の光を効率よく放射する放電ランプが適用され、また、液晶やプリント基板の露光では、波長350nm〜450nmの光を放射する放電ランプが適用される。放電ランプは発光物質として水銀が封入されるとともに、始動用ガスとしてアルゴン、キセノンなどの希ガスが封入される。
光源装置は、露光すべき面積が大きくなる一方で、処理時間(スループット)は短くなる傾向にあり、光源である放電ランプも、入力を増加させることで露光量を増加させる傾向にある。
しかし、ランプ入力の増大はランプを物理的に大型化させることになり、反射ミラーへの組み付ける作業が一段と煩雑化する。特に、ランプが大型化すると、寸法的にも重量的にも作業者への負担が増大することになる。
図14は、このような放電ランプを使った光源装置を示す。
光源装置は、ランプハウス100の中に、放電ランプ10、反射ミラー20およびランプホルダ5を備えて構成される。反射ミラー20は凹面形状で、上側開口部21を上部に向けて設置され、反射ミラー20の下側開口部22の下方にランプホルダ5が設置され、それはホルダ固定台30に取り付けられている。反射ミラー20の中に口金4が装着された放電ランプ10が垂直方向に立てるように取り付けられる。放電ランプ10を取り付けるには、反射ミラー20の下側開口部22からリード線15を先に通し、その後、放電ランプ10を挿入し、反射ミラー20の内部空間において片手で保持しつつ、もう一方の片手で反射ミラー20の外側で、放電ランプ10に装着された口金4に対してランプホルダ5をネジ止めする。
このような構造の場合、反射ミラー20の下側開口部22からリード線15を通す際に、反射ミラー20に傷をつける恐れがある。また、上記ネジ止めは、片手で放電ランプ10を保持しつつ、もう一方の片手で反射ミラー20の外側で行わなければならないため、非常に煩雑である。
実公平7−13171号公報
本発明は、大型化した放電ランプであっても、容易に放電ランプを固定することができる放電ランプ用保持機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明に係る放電ランプ用保持機構は、少なくとも一方の端部に口金が装着された放電ランプと、この放電ランプを垂直方向に立てるとともに着脱することのできるよう保持するランプホルダとからなり、
前記放電ランプの口金は、放電ランプの管軸に沿って伸びて放電ランプの端部に被さるよう装着される口金側基体部と、当該口金側基体部よりも管軸に対し直交する方向の幅が小さく形成された、当該口金側基体部の先端面から突出するとともに前記ランプホルダに向けて管軸に沿って伸びる柱状の口金側仮固定機構と、当該口金側基体部の先端側の外周面に形成された口金側本固定機構とを備え、
前記ランプホルダは、前記口金側仮固定機構と係合するための、管軸に沿って伸びる凹所よりなるホルダ側仮固定機構を備えるホルダ側基体部と、前記口金側本固定機構と係合するための、当該ホルダ側基体部の外周面に設けられ、当該ホルダ側基体部を中心として周方向に回転する筒状のホルダ側本固定機構とを備え、
前記口金と前記ランプホルダとが、前記口金側仮固定機構と前記ホルダ側仮固定機構とを係合することにより仮固定されるとともに、前記口金側本固定機構と前記ホルダ側本固定機構とを係合することにより本固定される放電ランプ保持機構であって、
前記口金側仮固定機構には、管軸方向に離間した2箇所に、基端側嵌合部と先端側嵌合部とが形成されると共に、当該基端側嵌合部と当該先端側嵌合部との間に口金側挿入部が形成され、
前記ホルダ側仮固定機構には、ランプホルダの中心軸方向に離間した2箇所に、前記基端側嵌合部と前記先端側嵌合部のそれぞれに嵌合するための基端側嵌合用凹部と先端側嵌合用凹部とが形成されると共に、当該基端側嵌合用凹部と当該先端側嵌合用凹部との間に、前記口金側挿入部を挿入するためのホルダ側被挿入部が形成され、
前記口金と前記ランプホルダとは、以下の関係1に示す関係を満たすことを特徴とする。
(関係1)
前記ホルダ側被挿入部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記口金側挿入部における管軸に直交する方向の幅との差をDとし、
前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記基端側嵌合部における管軸に直交する方向の幅との差をEとし、
前記先端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部における管軸に直交する方向の幅との差をFとしたとき、
DがE及びFの何れもより大である。
さらに、本発明の放電ランプ用保持機構は、前記の関係1に加え、以下の関係2に示す関係を満たすことを特徴とする。
(関係2)
前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部の管軸に直交する方向の幅との差をAとし、
前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記口金側挿入部の管軸に直交する方向の幅との差をBとし、
前記ホルダ側被挿入部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部の管軸に直交する方向の幅との差をCとしたとき、
A、B及びCの何れもがE及びFの何れもより大である。
前記口金側本固定機構は、前記口金側基体部の先端側の側縁に口金側螺子部が形成され、前記ホルダ側本固定機構は、その内周面にホルダ側螺子部が形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の放電ランプ用保持機構は、前記口金および前記ランプホルダは、導電性部材よりなり、前記口金側基体部の先端面と前記ホルダ側基体部の基端面とが当接した状態で前記口金と前記ランプホルダとが本固定されることにより、電気的給電機構が形成されることを特徴とする。
さらに、本発明の放電ランプ用保持機構は、前記ランプホルダには、前記ホルダ側基体部の基端面から前記口金側基体部に向けて突出する突起部が形成され、前記口金には、前記口金側基体部の先端面に前記突起部に係合するための凹所が形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の放電ランプ用保持機構は、定格電流が50A以上であることを特徴とする。
本発明に係る放電ランプ用保持機構は、口金側仮固定機構とホルダ側仮固定機構を動作させることで、放電ランプを手放しても保持できる(仮固定)ので、従来のように、片手でランプを保持しつつ、他方の片手でランプを固定させる困難を必要としない。
しかも、口金側仮固定機構には、管軸方向に離間した2箇所に口金側嵌合部が形成され、ホルダ側仮固定機構には、各口金側嵌合部に対応する管軸方向に離間した2箇所にホルダ側嵌合部が形成されているので、ランプホルダに対して放電ランプを仮固定する作業において、仮固定が終了したことを確実に認識することができるため、仮固定する作業の効率が向上する。
また、口金とランプホルダとは、上記の関係1を満たす構成であるので、ホルダ側仮固定機構の内部において口金側仮固定機構が管軸に対し直交する方向に自在に動くことができるので、仮固定の作業を行う際に口金側仮固定機構の中心軸がホルダ中心軸から偏芯した状態となったとしても、放電ランプを損傷することなく口金側仮固定機構をホルダ側仮固定機構に確実に係合することができる。
さらに本発明に係る放電ランプ用保持機構は、前記の関係1に加え、前記の関係2を満たす構成であるので、ホルダ側仮固定機構の内部において口金側仮固定機構が管軸に対し直交する方向に自在に動くことがさらに容易となるので、仮固定の作業を行う際に放電ランプが損傷することをより確実に防止することができる。
さらに、口金側本固定機構の先端側の外周面に口金側螺子部が形成され、ホルダ側本固定機構の内周面にホルダ側螺子部が形成されているので、それぞれの螺子部を螺合することにより放電ランプの口金とランプホルダとを確実に本固定することができる。
さらには、口金およびランプホルダが導電性部材よりなり、口金側基体部の先端面とホルダ側基体部の基端面とが当接した状態で口金とランプホルダとが本固定されることによって、口金とランプホルダとの電気的給電機構が形成されているので、従来のように、リード線を用いる必要がないので、反射ミラーに対して放電ランプを取付ける際に反射ミラーを傷つける虞がない。
さらにまた、ランプホルダには、ホルダ側基体部の基端面から口金側基体部に向けて突出する突起部が形成され、口金には、口金側基体部の先端面に前記突起部に係合するための凹所が形成されているので、ホルダ側本固定機構を回転させてホルダ側本固定機構を口金側本固定機構に対して固定する本固定作業の際に、口金が周方向に回転することがないために本固定の作業効率が向上する。
図1は、露光装置の保持台30に取り付けられたランプホルダ5に放電ランプ10が装着され、両者が固定された状態の放電ランプ保持機構を示す。
放電ランプ10(以下、単に「ランプ」ともいう)は、反射ミラー20の下側開口部22を通過して、ランプホルダ5に取り付けられる。ここで、口金4を装着したランプ10とホルダ5を放電ランプ保持機構とし、ランプ10、反射ミラー20、ランプホルダ5を光源装置と称する。ランプホルダ5は、例えばネジ止めにより露光装置の保持台30に固定される。また、ランプホルダ5の下部にはピン31が設けられ、保持台30の側面に押し当てられている。なお、反射ミラー20は、図示略の機構により露光装置などに固定される。
図2は、ホルダ5に固定される前の状態の放電ランプ10を示す図面である。放電ランプ10は、例えば、石英ガラスからなる発光管部11を管軸方向の中央に有し、その両端にロッド状の封止部12が伸びるように一体的に形成されている。発光管部11は球形、あるいは管軸方向(図面の上下方向)に細長く伸びる紡錘形になっており、その内部は気密空間が形成されて、発光物質である水銀や始動用ガスであるキセノンやアルゴンが封入される。また、発光管部11の内部には陽極13と陰極14が対向配置しており、その先端同士の間隔が放電ギャップとして形成される。放電ギャップは電極間距離でもあり、例えば、5mm程度となる。下方側の封止部12の先端には円筒状の口金4が装着する。なお、図における上方側の封止部の先端にも円筒状の口金4が装着されるが、本発明では必須ではない。
このランプ10は、何れかの電極を上方に、他方の電極を下方に位置させる垂直配置をしており、この実施例では陰極14を下方に、陽極13を上方に配置している。
図1に戻り、反射ミラー20は、例えばガラス基材の反射面に多層膜をコーティングしたもので、全体が凹面形状でランプ10からの放射光を良好に反射する。反射ミラー20は楕円集光鏡が用いられることが多く、その場合は、放電ランプ10のアークと、反射ミラー20の第一焦点を一致させる必要がある。このアークは、一般に、放電ギャップ間に形成されるので、反射ミラー20の第一焦点に放電ギャップが位置するようにランプを設置する。反射ミラー20の向きは上に開のものを示したが、下(ホルダ側)に開のものもある。
ランプ10や反射ミラー20は、近年、大型化している。前述のとおり、この発明の放電ランプ保持機構は、ランプや反射ミラーが大型化した場合に、特に有用となる。
ランプ10について、数値例を示すと、ランプ電力は定格値3KW〜40KW、ランプ電流は定格値50A〜200A、発光管部11の最大外径(電極の伸びる方向に垂直な方向の径)は50mm〜250mmである。また、ランプの重量は0.5kg〜10kgである。反射ミラー20について、数値例を示すと、上側開口部21はφ300mm〜1000mmであり、ランプが伸びる方向の奥行きは200mm〜800mmである。
図3は、図1に示す光源装置を、図1とは異なる方向から眺めた状態を示し、反射ミラー20の一部を切り欠いて反射ミラー20の内部構造を表現している。
反射ミラー20は、大径の上側開口部21と小径の下側開口部22を有する。下側開口部22は、ランプ10の封止部12あるいは口金4が通過できるだけの大きさを少なくとも必要とする。下側開口部22があまりに大きいと、ランプ10の放射光が、下側開口部22から漏れてしまい光の利用効率が低下する。
図4は、本発明の放電ランプの封止部に装着される口金の構成を説明するための拡大図である。
口金4は、全体として円筒状に形成され放電ランプ10の管軸に沿って伸びて封止部12に装着される口金側基体部41と、口金側基体部41に連続して形成され、管軸に沿って伸びる柱状の口金側仮固定機構42とを備えている。口金側基体部41は、ランプ10の封止部12に装着される口金側胴部411と、この口金側胴部411の先端側に連続して、口金側胴部411よりも管軸に対し直交する方向の幅(以下、単に幅ともいう)が大きくなるよう鍔状に形成された口金側フランジ部412とを備えている。口金側基体部41と口金側仮固定機構42とは、物理的に一部材によって構成されており、例えば真鍮などの導電性部材により構成されている。
口金側フランジ部412は、先端側に平坦な口金側給電面413を備えると共に、その外周面に口金側螺子部414が形成されている。図4に示す例では、このフランジ部412に形成された口金側螺子部414が口金側本固定機構である。口金側給電面413は、放電ランプ10の管軸に対し直交する方向に広がっており、ランプホルダ5のホルダ側給電面と面接触することにより、ランプ10と口金4との給電機構を形成する。
口金側仮固定機構42は、口金側基体部41よりも幅の小さい柱状に形成され、口金側基体部41に形成された口金側給電面413の概ね中心位置に設けられ、ランプホルダ側に向けて管軸に沿って凸状に伸びている。口金側仮固定機構42は、ランプホルダ5の基端側嵌合用凹部531に嵌合するための、口金側給電面413に連続して形成された円柱状の基端側嵌合部421と、ランプホルダ3のホルダ側被挿入部532に挿通するための、基端側嵌合部421に連続して基端側嵌合部421よりも幅の小さい円柱状に形成された口金側挿入部422と、ランプホルダ3の先端側凹部533に嵌合するための、口金側挿入部422に連続して口金側挿入部422よりも幅の小さい円柱状に形成された先端側嵌合部423とを備えている。すなわち、口金側仮固定機構42は、口金側挿入部422を挟んで管軸方向に離間した2箇所に口金側嵌合部が形成されている。
口金側給電面413上の2箇所には、ランプホルダ3のホルダ側給電面315に設けられた各突起部517を係合するための各凹所415が形成されている。口金側給電面413に設けられた凹所415に突起部517を係合することにより、後述するようにランプ10とランプホルダ5とを本固定する作業の際に、ランプ10に装着された口金4が周方向に回転することを防止することができる。
さらに、口金側給電面413上の2箇所には、ランプホルダ5の突起部520を係合することで、ランプホルダ5との関係で適合しない口金4を備える放電ランプ10がランプホルダ5に固定されることを防止するための、凹所416が形成されている。
図5は、本発明に係るランプホルダの構成を説明するための図である。図5はランプホルダをその中心軸方向に切断した断面を斜め方向から見た図である。
ランプホルダ5は、口金側基体部41と係合するためのホルダ側基体部51と、ホルダ側基体部51の基端側に取付けられ、ホルダ側基体部51を中心として回転する回転部52とを備えている。ホルダ側基体部51は、露光装置の保持台30に電気的に接続される円柱状のホルダ側胴部511と、ホルダ側胴部511の基端側に連続して、ホルダ側胴部511の基端部518よりも大きい幅を有するよう鍔状に形成されたホルダ側フランジ部512とを備えている。
ホルダ側胴部511は、ホルダ側フランジ部512よりやや下方の位置に、回転部52が下方に落下することを防止するための回転部留513が形成されている。回転部留513は、ホルダ側胴部511の基端部518よりも幅がやや大きくなるよう形成されている。この回転部留513のやや上方の位置に、回転部52と口金4とが完全に本固定されたときの回転部52の位置を示す目印514が形成されている。目印514は、ホルダ側胴部511の周方向に環状の切欠きを設けたもの、ホルダ側胴部511の外周面に環状に染料を塗布したものなど、目視により視認できるものであれば良い。ホルダ側胴部511の先端部515は、露光装置の保持台30に取付けられて保持台30に電気的に接続されている。ホルダ側フランジ部512の基端側には、平坦なホルダ側給電面516が形成されている
ホルダ側胴部511およびホルダ側フランジ部512は、例えば、銅、真鍮などや、これらの基材にニッケル、銀、金などの低酸化性、耐薬品性のものをコーティングした導電性材料から構成されている。導電性を有するホルダ側基体部51のホルダ側給電面516と、導電性を有する口金側基体部51の口金側給電面413とを面接触させることにより、口金4とランプホルダ5とが電気的に接続することができる。従って、従来のように、リード線を使用することなく、口金側給電面413とホルダ側給電面516とを面接触させるのみで、ランプホルダ5を介して放電ランプ10に対して給電することが可能になる。
ホルダ側フランジ部512には、口金側給電面413に設けられた各凹所415に挿入するための2つの突起部517が、ホルダ側給電面516上の2箇所から口金側基体部41に向けて凸状に伸びるよう形成されている。各突起部517を口金基体部41の各凹所415にそれぞれ係合することにより、回転部32を回して口金4とランプホルダ5とを本固定する作業の際に、各突起部517により口金4が周方向に回転することが規制されるため、本固定の作業の効率が向上する。
さらに、ホルダ側フランジ部512には、口金側給電面413に設けられた各凹所416に挿入するための2つの突起部520が、ホルダ側給電面516上の2箇所から口金側基体部41に向けて凸状に伸びるよう形成されている(図5は、断面であるので1箇所のみに突起部520が形成されている)。各凹所416に対して各突起部520をそれぞれ係合することにより、互いに適合することが可能な関係にある口金4とランプホルダ5とのみを固定することができ、ランプホルダ5との関係で適合しない口金4を備える放電ランプ10がランプホルダ5に対して固定される虞がない。
ホルダ側フランジ部512は、概ね中心の位置に、ランプホルダ5の中心軸に沿ってホルダ側胴部511の先端部515側に向けて伸びる凹部よりなるホルダ側仮固定機構53を備えている。ホルダ側仮固定機構53は、口金4の基端側嵌合部421に嵌合するための基端側嵌合用凹部531と、口金側挿入部422を挿入するための、基端側嵌合用凹部531よりもホルダ側基体部51の中心軸に直交する方向の幅が大であるホルダ側被挿入部532と、口金4の先端側嵌合部423に嵌合するための、ホルダ側基体部51の中心軸に直交する方向の幅がホルダ側被挿入部532よりも小であり、かつ、基端側嵌合用凹部531と一致する先端側嵌合用凹部533とを備えている。すなわち、ホルダ側仮固定機構53は、ホルダ側被挿入部532を挟んでホルダ側基体部51の中心軸方向に離間した2箇所に、口金側仮固定機構42を嵌合するためのホルダ側嵌合用凹部が形成されている。
ここで、口金側仮固定機構42とホルダ側仮固定機構53の仕様について以下に説明する。基端側嵌合部421は、基端側嵌合用凹部531に対して嵌め合いの関係になるよう、ホルダ側基体部51の中心軸に直交する方向の幅(以下、単に幅ともいう)が、基端側嵌合用凹部531よりも0〜1%(通常は0.05〜0.3%)小さく形成されている。口金側挿入部422は、ホルダ側被挿入部532に対して嵌め合いの関係にならないよう、幅がホルダ側被挿入部532よりも0.5〜100%(通常は5〜20%)小さく形成されている。先端側嵌合部423は、先端側嵌合用凹部533に対して嵌め合いの関係になるよう、幅が先端側嵌合用凹部533よりも0〜1%(通常は0.05〜0.3%)小さく形成されている。このような仕様を有することにより、口金4とランプホルダ5とを仮固定した際に、口金4が径方向に動いて偏芯しないようにすることができるとともに、口金4を管軸方向において適切な位置に固定することができるので、放電ランプ10の管軸方向の位置決めをすることができる。
さらに、前記の放電ランプ保持機構の例によれば、口金側仮固定機構42とホルダ側仮固定機構53とは、以下の関係を満たすよう構成されている。
基端側嵌合用凹部531の幅D1と先端側嵌合部423の幅d3との差をAとし、
基端側嵌合用凹部531の幅D1と口金側挿入部422の幅d2との差をBとし、
ホルダ側被挿入部532の幅D2と先端側嵌合部423の幅d3との差をCとし、
ホルダ側被挿入部532の幅D2と口金側挿入部422の幅d2との差をDとし、
基端側嵌合用凹部531の幅D1と基端側嵌合部421の幅d1との差をEとし、
先端側嵌合用凹部533の幅D3と先端側嵌合部423の幅d3との差をFとしたとき、
A、B、C及びDの何れもがE及びFの何れもより大である。
このような構成を備えることにより、後述するように、放電ランプ10に装着された口金4をランプホルダ5に挿入して仮固定する作業を行う際に、口金4の中心軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜した状態で口金が挿入されたとしても、傾斜が極端に大きくない限りは放電ランプ10の封止部12が破損する虞がない。
回転部52は、回転本体部521がホルダ側フランジ部512の外周面に取付けられており、回転本体部521の基端側の一部分がホルダ側給電面516を超えて管軸方向に伸び出しているもので、ホルダ側基体部51を中心として周方向に手動により回転するものである。回転本体部521の先端側には、回転本体部521よりも小さい外径を有する回転縮径部522が連続して形成されており、回転縮径部522がホルダ側胴部511の基端部518の外周面に取付けられている。回転部32は、周方向に回転することによって、回転縮径部522の基端面523がホルダ側フランジ部512の先端面519に当接する位置と、回転縮径部522の先端面524が回転部留513に当接する位置との間にわたって、上下方向に可動するこができる。
回転本体部521の内周面には、口金4に形成された口金側螺子部414に螺合するためのホルダ側螺子部525が形成されている。回転部521の外周面には、手動による回転作業がやりやすいように、例えばローレット加工が施されている。ホルダ側本固定機構は、ホルダ側螺子部525を備える回転部52により構成されている。
図6は、ランプホルダ5に対して放電ランプ10に装着された口金4を固定するための手順を説明するための図である。口金4をランプホルダ5に固定するときの手順は(a)〜(c)の順であり、口金4をランプホルダ5から取り外すときの手順は(c)〜(a)の順となる。(a)は口金4がランプホルダ5に挿入される直前の状態を示す。(b)は口金4がランプホルダ5に挿入されて仮固定が完了した状態を示す。(c)は口金4とランプホルダ5との本固定が完了した状態を示す。
図6(b)に示すように、口金4の口金側給電面413がランプホルダ5のホルダ側給電面516に当接するまで放電ランプ10をランプホルダ5側に移動させることにより、先端側嵌合部423が先端側嵌合用凹部533に嵌合され、口金側挿入部422がホルダ側被挿入部532に挿入され、基端側嵌合部421が基端側嵌合用凹部531に嵌合された状態にするとともに、ホルダ側給電面516から凸状に伸びる各突起部517を、口金側給電面413に形成された各凹所415に挿入された状態にすることで、ランプホルダ5に対して口金4を仮固定する作業が完了する。口金側仮固定機構42は、ホルダ側仮固定機構53に対し、先端側嵌合部423の外端面424が先端側嵌合用凹部533の底面535に当接していない状態で係合されている。仮固定が完了した後は、放電ランプ10が口金4を介してランプホルダ5によって保持されるため、作業者の手で放電ランプ10を支える必要がなくなる。
このように、口金側給電面413をホルダ側給電面516に当接させることにより、放電ランプ10の管軸方向の位置が決定されるとともに、先端側嵌合部423を先端側嵌合用凹部533に対して嵌合し、かつ、基端側嵌合部421を基端側嵌合用凹部531に対して嵌合することにより、放電ランプ10の管軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜することが規制され、しかも、口金4が管軸に対し直交する方向に移動することが規制される。
前記したように、口金側仮固定機構42の管軸方向に離間した2箇所に形成された基端側嵌合部421と先端側嵌合部423とが、それぞれ、ホルダ側仮固定機構53のホルダ中心軸方向に離間した2箇所に形成された基端側嵌合用凹部531と先端側嵌合用凹部533とに嵌合されている。これにより、口金側仮固定機構42が、ホルダ側仮固定機構53における奥側の位置と入り口側の位置の2箇所において、放電ランプが管軸に対し直交する方向に動くことが規制されて、放電ランプ10がランプホルダ5に対して可動する範囲が狭くなるので、作業者はこの状態を認識することで仮固定作業が終了したことを認識することができる。
さらには、口金側仮固定機構42とホルダ側仮固定機構53とは、前記したように(段落0032)、A,B,C,Dの何れもがE,Fの何れもより大であるという関係を満たすよう構成されているので、図7〜10を用いて説明するように、口金4の中心軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜した状態で口金が挿入されたとしても、傾斜が極端に大きくない限りは放電ランプ10の封止部12が破損する虞がない。
図7は、口金4の口金側仮固定機構42がランプホルダ5のホルダ側仮固定機構53に係合される前の状態を示す。図8は、口金側仮固定機構42が、その中心軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜してランプホルダ5のホルダ側仮固定機構53に係合される状態を示す。図9は、口側側仮固定機構42の先端側嵌合部423の一部が、ホルダ側仮固定機構53の先端側嵌合用凹部533に嵌合されるとともに、基端側嵌合部421の一部が、基端側嵌合用凹部531に嵌合される状態を示す。図10は、口側側仮固定機構42の先端側嵌合部423が、ホルダ側仮固定機構53の先端側嵌合用凹部533に完全に嵌合されるとともに、基端側嵌合部421が、基端側嵌合用凹部531に完全に嵌合される状態を示す。
すなわち、図8に示すように、口金側仮固定機構42の中心軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜した状態で、ホルダ側仮固定機構53に対し口金側仮固定機構42が挿入されたとしても、ランプホルダ5における基端側嵌合用凹部531とホルダ側被挿入部532とにおいて、口金4における先端側嵌合部423と口金側挿入部422とが管軸に対し直交する方向に自在に動くことのできるスペースがあるために、口金側仮固定機構42の傾斜が極端に大きくない限りは放電ランプ10の封止部12に応力が加わることがないため、放電ランプ10の封止部12が破損するという不具合を生じる虞がない。
そして、図9に示すように、先端側嵌合部423の一部が先端側嵌合用凹部533に嵌合されるとともに、基端側嵌合部421の一部が基端側嵌合用凹部531に嵌合されることで、各々の中心軸に直交する幅方向における放電ランプ10の位置が決まり、その状態で口金側給電面413をホルダ側給電面516に当接させることで、管軸方向における放電ランプ10の位置が決まり、仮固定作業が完了する。
これに対し、図11に示すように、口金側仮固定機構42´とホルダ側仮固定機構53´とが、口金側仮固定機構42´の全長にわたってホルダ側仮固定機構53に嵌合される場合によれば、口金側仮固定機構42´がホルダ側仮固定機構53´において管軸に対し直交する方向に自在に動くスペースがないため、仮固定の作業の際に僅かでも口金側仮固定機構42の中心軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜するようなことがあれば、放電ランプ10の封止部12に応力が加わることになって、封止部12が破損する危険性が高い。
図6(c)に戻り、口金4とランプホルダ5とを本固定する作業について説明する。仮固定の終了後には、口金側螺子部414とホルダ側螺子部525とを螺合することによって、放電ランプ10に装着された口金4をランプホルダ5に固定する作業が必要となる。口金4とランプホルダ5とを仮固定したのみでは、露光装置に対して振動が加わったりしたときに、放電ランプが転倒して破損する虞があり危険だからである。同図に示す例では、口金側螺子部414が雄螺子であり、ホルダ側螺子部525が雌螺子であるが、この逆にしても良い。
図6(c)に示すように、回転部52を周方向に回転させ、回転本体部521の内周面に形成されたホルダ側螺子部525が口金側螺子部414に螺合するとともに、回転縮径部522の基端面523をホルダ側フランジ部512の先端面519に当接するまで回転部52を上昇させることによって、ランプホルダ5に対する口金4の本固定の作業が完了する。
本固定の作業においては、仮固定の段階でホルダ側給電面516から凸状に伸びる各突起部517が口金側給電面413に形成された各凹所415に係合されているので、ホルダ側螺子部525と口金側螺子部414とを螺合するのに回転部52を回転させる際に、口金4および放電ランプ10が周方向に回転する虞がない。
本固定後には、口金側給電面413とホルダ側給電面516とが当接することで、口金側給電面413がホルダ側給電面516を下方側に押圧し、回転縮径部522の基端面523がホルダ側フランジ部512の先端面519に当接することで、基端面532が先端面519を上方側に押圧することになるので、口金側給電面413およびホルダ側給電面516とが離間することなく、口金4をホルダ側基体部51上に載置した状態で強固に固定することができる。従って、本固定後には、口金4とランプホルダ5とが導通した状態になるとともに、放電ランプ10が転倒する心配がない。
本固定の作業の終了時には、回転本体部521及び回転縮径部522とホルダ側胴部511との間に隠れていて視認することのできなかった目印514が、ホルダ側胴部511の外周面上に出現することになり、作業者は目印514を視認することによって本固定の作業が完了したことを認識することができる。
寿命末期の放電ランプ10を取り外す際には、図6の(c)〜(a)の手順をおこなうことになる。すなわち、回転部52を本固定時と逆方向に回転させて、口金側螺子部414をホルダ側螺子部525から解除するとともに、回転縮径部522の先端面524が回転部留513に当接するまで回転部52を下方側に移動させ、図6(b)に示す仮固定の状態にする。そして、ランプホルダ5に対して口金4が仮固定された状態にある放電ランプ10を上方側に引き抜くことにより、寿命末期の放電ランプ10をランプホルダ5から取り外すことができる。
以上のような本発明の放電ランプ保持機構によれば、基本的には、口金側仮固定機構42をホルダ側仮固定機構53に挿入して口金4とランプホルダ5とが仮固定された状態にすることで、作業者は放電ランプから手を離すことができる。従って、重量の大きい放電ランプ10をランプホルダ5に固定する場合に、放電ランプを一方の手で支えつつ他方の手で放電ランプを固定するという煩雑な作業を行う必要がないので、放電ランプを取付ける作業の効率が向上する。
また、口金側給電面413とホルダ側給電面516とを接触させることにより、口金4とランプホルダ5とを導通することができるので、ランプホルダ5を介して放電ランプ10に対して給電することができる。そのため、例えば50〜250A(アンペア)もの大電流を流す必要のある大型の放電ランプを使用する場合であっても、口金4とランプホルダ5とを本固定することで口金側給電面413とをホルダ側給電面516とを強固に面接触させることができるので、確実に放電ランプに大電流を供給することができる。しかも、従来の放電ランプ10のように給電用のリード線を必要としないので、放電ランプ10をランプホルダ5に固定する際に、反射ミラー20の反射面に傷を付けることがないので、反射面の光反射特性を損なう虞がない。
さらに、本発明の放電ランプ保持機構によれば、ランプホルダ5に対して口金4を仮固定する作業の際に、放電ランプ10の管軸がランプホルダ5の中心軸に対して傾斜した状態で口金4がランプホルダ5に挿入されたとしても、放電ランプ10の封止部12に破損する虞がなく、しかも、作業者が仮固定の作業が完了したことを容易に認識することができる。
以下に、図12、13を用いて本発明の他の実施形態を説明する。図12、13に示す実施形態においては、口金側仮固定機構およびホルダ側仮固定機構の構成を除くその他の構成が前記した図4、5に示す実施形態と共通し、さらに、仮固定、本固定の作業手順についても図6に示す実施形態と共通している。
図12は、本発明の他の実施形態を説明するための図である。図12(a)〜(c)に示す形態は、それぞれ図4に示す口金側仮固定機構の構成と同様に、前記した(段落0032)A,B,C及びDの何れもがE,Fの何れもより大であるという関係と、先端側嵌合部の幅d3が基端側嵌合部の幅d1よりも小である、という関係を共に満たしている。
図12(a)に示す形態は、口金側仮固定機構42aが、口金側給電面413aの中央から突出する円柱状の基端側嵌合部421aと、基端側嵌合部421aよりも幅の小さい円柱状となるよう基端側嵌合部421aに連続して形成された口金側挿入部422aとを備え、口金側挿入部422aの先端側に先端側嵌合部423aを備えている。すなわち、口金側仮固定機構42aは、口金側挿入部422aの幅が先端側嵌合部423aと一致するよう形成されている。
ホルダ側仮固定機構53aは、基端側嵌合部421aに嵌合するための、ホルダ側給電面516aの中央に形成された基端側嵌合用凹部531aと、口金側挿入部422aを挿入するための、基端側嵌合用凹部531aと同一の幅を有するホルダ側被挿入部532aと、先端側嵌合部423aを嵌合するための、ホルダ側被挿入部532aよりも幅の小さい先端側嵌合用凹部533aとが形成されている。口金側仮固定機構42aは、口金側仮固定機構53aに対し、先端側嵌合部423aの外端面425aが先端側嵌合用凹部533aの底面535aに当接することのないよう係合される。
図12(b)に示す形態は、口金側仮固定機構42bが、口金側給電面413bの中央から突出する基端部420bに連続して、径方向に鍔状に広がる基端側嵌合部421bと、基端側嵌合部421bよりも幅の小さい円柱状となるよう基端側嵌合部421bに連続して形成された口金側挿入部422bと、口金側挿入部422bの先端側に口金側挿入部422bと同一の幅を有するよう形成された先端側嵌合部423bと、先端側嵌合部423bよりも幅の小さい円柱状となるよう先端側嵌合部423bに連続して形成された先端部424bとを備えている。
ホルダ側仮固定機構53bは、基端側嵌合部421bを嵌合するための、ホルダ側給電面516bの中央に形成された基端側嵌合用凹部531bと、口金側挿入部422bを挿入するための、基端側嵌合用凹部531bと同一の幅を有するホルダ側被挿入部532bと、先端側嵌合部423bを嵌合するための、ホルダ側被挿入部532bよりも幅の小さい先端側嵌合用凹部533bとを備えている。口金側仮固定機構42bは、ホルダ側仮固定機構53bに対し、先端部424bの外端面425bが先端側嵌合用凹部533bの底面535bに当接することのないよう係合される。
図12(c)に示す形態は、口金側仮固定機構42cが、口金側給電面413cの中央側から突出する基端部420cに連続して径方向に鍔状に広がる基端側嵌合部421cと、基端側嵌合部421cよりも幅の小さい円柱状となるよう基端側嵌合部421cに連続して形成された口金側挿入部422cと、口金側挿入部422cに連続して径方向に鍔状に広がる先端側嵌合部423cとを備えている。
ホルダ側仮固定機構53cは、基端側嵌合部421cを嵌合するための基端側嵌合用凹部531cと、口金側挿入部422cを挿入するための、基端側嵌合用凹部531cと同一の幅を有するホルダ側被挿入部532cと、先端側嵌合部423cを嵌合するための、ホルダ側被挿入部532cよりも幅の小さい先端側嵌合用凹部533cとを備えている。
図13は、本発明の他の実施形態を説明するための図である。図13(a)に示す形態は、それぞれ、前記(段落0032)したB,C,Dの何れもがE,Fの何れもより大である、という関係を満たしており、図13(b)に示す形態は、前記したB,C,Dの何れもがE,Fの何れもより大である、という関係を満たしている。さらに、図13(a),(b)に示す形態は、口金側仮固定機構42における基端側嵌合部421の幅d1が先端側嵌合部423の幅d3に一致していることに特徴を有している。
図13(a)に示す形態は、口金側仮固定機構42dが、口金側給電面413dの中央側から突出する基端部420dに連続して径方向に鍔状に広がる基端側嵌合部421dと、基端側嵌合部421dよりも幅の小さい円柱状となるよう基端側嵌合部421dに連続して形成された口金側挿入部422dと、口金側挿入部422dに連続して、基端側嵌合部421dと同一の幅を有するよう径方向に鍔状に広がる先端側嵌合部423dとを備えている。
ホルダ側仮固定機構53dは、ホルダ側給電面516dの中央に形成された凹所よりなるもので、基端側嵌合部421dを嵌合するための基端側嵌合用凹部531dと、口金側挿入部422dを挿入するための、基端側嵌合用凹部531dよりも幅の大きいホルダ側被挿入部532dと、先端側嵌合部423dを嵌合するための先端側嵌合用凹部533dとが、この順で連続して形成されている。
図13(b)に示す形態は、口金側仮固定機構42eが、口金側給電面413eの中央から凸状に伸びる、放電ランプの管軸方向の全長にわたって同一の幅を有する柱状のものよりなるもので、基端側嵌合部421eと、口金側挿入部422eと、先端側嵌合部423eとがこの順に連続して形成されている。
ホルダ側仮固定機構は53eは、基端側嵌合部421eを嵌合するための、ホルダ側給電面516eの中央に形成された基端側嵌合用凹部531eと、口金側挿入部422eを挿入するための、基端側嵌合用凹部531eよりも幅の大きいホルダ側被挿入部532eと、先端側嵌合部423eを嵌合するための、ホルダ側被挿入部532eよりも幅の小さい先端側嵌合用凹部533eとを備えている。基端側嵌合用凹部531eは、先端側嵌合部423eおよび口金側挿入部422eよりも幅が大きくなるよう形成されている。
このような図12、13に示す実施形態によれば、口金側仮固定機構42a〜42e、ホルダ側仮固定機構53a〜53eのそれぞれが、管軸方向(ホルダの中心軸方向)に離間した2箇所において嵌合されるとともに、前記した(段落0032)B,C,DがE,Fの何れもより大であるという関係を満たすために、図4、5に示す実施形態と同様の効果を期待することができる。
本発明に係る放電ランプ保持機構を有する光源装置を示す。 本発明に係る放電ランプを示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構を有する光源装置を示す。 本発明に係る口金を示す。 本発明に係るランプホルダを示す。 本発明に係る口金とランプホルダとを固定する手順を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の作用の説明を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の作用の説明を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の作用の説明を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の作用の説明を示す。 比較例に係る放電ランプ保持機構を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の他の実施例を示す。 本発明に係る放電ランプ保持機構の他の実施例を示す。 従来に係る放電ランプ保持機構を有する光源装置を示す。
符号の説明
10 放電ランプ
11 発光管部
12 封止部
13 陽極
14 陰極
20 反射ミラー
4 口金
41 口金側基体部
411 口金側胴部
412 口金側フランジ部
413 口金側給電面
414 口金側螺子部
415 凹所
42 口金側仮固定機構
421 基端側嵌合部
422 口金側挿入部
423 先端側嵌合部
5 ランプホルダ
51 ホルダ側基体部
511 ホルダ側胴部
512 ホルダ側フランジ部
513 回転部留
514 目印
516 ホルダ側給電面
517 突起部
52 回転部
521 回転本体部
522 回転縮径部
525 ホルダ側螺子部
53 ホルダ側仮固定機構
531 基端側嵌合用凹部
532 ホルダ側被挿入部
533 先端側嵌合用凹部

Claims (6)

  1. 少なくとも一方の端部に口金が装着された放電ランプと、この放電ランプを垂直方向に立てるとともに着脱することのできるよう保持するランプホルダとからなり、
    前記放電ランプの口金は、放電ランプの管軸に沿って伸びて放電ランプの端部に被さるよう装着される口金側基体部と、当該口金側基体部よりも管軸に対し直交する方向の幅が小さく形成された、当該口金側基体部の先端面から突出するとともに前記ランプホルダに向けて管軸に沿って伸びる柱状の口金側仮固定機構と、当該口金側基体部の先端側の外周面に形成された口金側本固定機構とを備え、
    前記ランプホルダは、前記口金側仮固定機構と係合するための、管軸に沿って伸びる凹所よりなるホルダ側仮固定機構を備えるホルダ側基体部と、前記口金側本固定機構と係合するための、当該ホルダ側基体部の外周面に設けられ、当該ホルダ側基体部を中心として周方向に回転する筒状のホルダ側本固定機構とを備え、
    前記口金と前記ランプホルダとが、前記口金側仮固定機構と前記ホルダ側仮固定機構とを係合することにより仮固定されるとともに、前記口金側本固定機構と前記ホルダ側本固定機構とを係合することにより本固定される放電ランプ保持機構であって、
    前記口金側仮固定機構には、管軸方向に離間した2箇所に、基端側嵌合部と先端側嵌合部とが形成されると共に、当該基端側嵌合部と当該先端側嵌合部との間に口金側挿入部が形成され、
    前記ホルダ側仮固定機構には、ランプホルダの中心軸方向に離間した2箇所に、前記基端側嵌合部と前記先端側嵌合部のそれぞれに嵌合するための基端側嵌合用凹部と先端側嵌合用凹部とが形成されると共に、当該基端側嵌合用凹部と当該先端側嵌合用凹部との間に、前記口金側挿入部を挿入するためのホルダ側被挿入部が形成され、
    前記口金と前記ランプホルダとは、以下の関係1に示す関係を満たすことを特徴とする放電ランプ保持機構。
    (関係1)
    前記ホルダ側被挿入部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記口金側挿入部における管軸に直交する方向の幅との差をDとし、
    前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記基端側嵌合部における管軸に直交する方向の幅との差をEとし、
    前記先端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部における管軸に直交する方向の幅との差をFとしたとき、
    DがE及びFの何れもより大である。
















  2. 前記口金と前記ランプホルダとは、以下の関係2に示す関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ保持機構。
    (関係2)
    前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部の管軸に直交する方向の幅との差をAとし、
    前記基端側嵌合用凹部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記口金側挿入部の管軸に直交する方向の幅との差をBとし、
    前記ホルダ側被挿入部におけるランプホルダの中心軸に直交する方向の幅と、前記先端側嵌合部の管軸に直交する方向の幅との差をCとしたとき、
    A、B及びCの何れもがE及びFの何れもより大である。
  3. 前記口金側本固定機構は、前記口金側基体部の先端側の外周面に口金側螺子部が形成され、
    前記ホルダ側本固定機構は、その内周面にホルダ側螺子部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ保持機構。
  4. 前記口金および前記ランプホルダは、導電性部材よりなり、前記口金側基体部の先端面と前記ホルダ側基体部の基端面とが当接した状態で前記口金と前記ランプホルダとが本固定されることにより、電気的給電機構が形成されることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ保持機構。
  5. 前記ランプホルダには、前記ホルダ側基体部の基端面から前記口金側基体部に向けて突出する突起部が形成され、
    前記口金には、前記口金側基体部の先端面に前記突起部に係合するための凹所が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ保持機構。
  6. 前記放電ランプは、定格電流が50A以上であることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ保持機構。
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